(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5976727
(24)【登録日】2016年7月29日
(45)【発行日】2016年8月24日
(54)【発明の名称】電子機器
(51)【国際特許分類】
G03G 21/14 20060101AFI20160817BHJP
B65H 3/46 20060101ALI20160817BHJP
H03K 5/1252 20060101ALI20160817BHJP
G03G 21/00 20060101ALI20160817BHJP
【FI】
G03G21/14
B65H3/46 310
H03K5/01 G
G03G21/00 510
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-133801(P2014-133801)
(22)【出願日】2014年6月30日
(65)【公開番号】特開2016-12052(P2016-12052A)
(43)【公開日】2016年1月21日
【審査請求日】2016年3月18日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000006150
【氏名又は名称】京セラドキュメントソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100097113
【弁理士】
【氏名又は名称】堀 城之
(74)【代理人】
【識別番号】100162363
【弁理士】
【氏名又は名称】前島 幸彦
(72)【発明者】
【氏名】藤原 研介
【審査官】
松本 泰典
(56)【参考文献】
【文献】
特開昭63−204336(JP,A)
【文献】
特開2008−301032(JP,A)
【文献】
特開平02−052780(JP,A)
【文献】
特開平06−102724(JP,A)
【文献】
特開2007−324398(JP,A)
【文献】
特開2006−170799(JP,A)
【文献】
特開2011−203454(JP,A)
【文献】
特開2013−195285(JP,A)
【文献】
特開2007−201619(JP,A)
【文献】
特開2002−240392(JP,A)
【文献】
特開2007−098775(JP,A)
【文献】
特開2005−252945(JP,A)
【文献】
特開平9−118472(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G03G 21/14
B65H 3/46
G03G 21/00
H03K 5/1252
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
センサーと、当該センサーから出力される検出信号に基づいて制御を行う制御部とを備えた電子機器であって、
ヒーターと、
該ヒーターに電力を供給する電源回路と、
該電源回路から前記ヒーターへの電源ラインと並走するノイズ検出ラインと、
前記電源ラインから前記ノイズ検出ラインに伝播されたACラインノイズを検出するノイズ判定部とを具備し、
前記制御部は、前記ノイズ判定部によって前記ACラインノイズが検出されたタイミングから予め設定された無効期間、前記センサーから出力される検出信号を無効化することを特微とする電子機器。
【請求項2】
前記ノイズ検出ラインは、前記センサーのセンサー出力ラインよりも高いインピーダンスに設定されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項3】
前記ノイズ判定部は、前記ACラインノイズとして検出するノイズ検出回路と、
該ノイズ検出回路によって前記ACラインノイズが検出されたタイミングから前記無効期間、オン状態となるセンサー出力無効信号を生成する無効信号生成回路とを具備することを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒーターと、フォトセンサー等のセンサーとを備えた電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
電子機器である画像形成装置では、湿気を含んだ記録紙を使用すると、紙送りが正常に稼動せず、ジャムの発生頻度が高くなることが知られている。そこで、給紙カセットにカセットヒーターが設け、給紙カセットに収納された記録紙を除湿することが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−252945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、カセットヒーターには、商用交流電源から電源回路を介して電力が供給されるが、商用交流電源の事情により電源ラインにノイズが発生する場合がある。このノイズは、ACラインノイズとして搬送スイッチ(給紙カセットからの記録紙の給送を検出するフォトセンサー等のセンサー)のセンサー出力ラインに影響を及ぼし、センサー出力が誤検出される虞がある。
電源ラインとセンサー出力ラインとを並走させないように対策を行うこともできるが、省スペース化を行う場合には、電源ラインとセンサー出力ラインとの距離を十分に確保することが困難である。
また、電源回路や電源ラインに、コンデンサー等で構成されたノイズフィルターや、差動アンプの差動増幅処理を用いたノイズフィルター(例えば、特許文献1参照)を備え、ACラインノイズを取り除くことも考えられるが、ACラインノイズのような高周波ノイズは、低価格なノイズフィルターでは完全に取り除くことは難しい。
【0005】
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、従来技術の問題を解決し、ヒーターに電力を供給する電源ラインに発生するACラインノイズによるセンサー出力の誤検出を防止することができる電子機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電子機器は、センサーと、当該センサーから出力される検出信号に基づいて制御を行う制御部とを備えた電子機器であって、ヒーターと、該ヒーターに電力を供給する電源回路と、該電源回路から前記ヒーターへの電源ラインと並走するノイズ検出ラインと、前記電源ラインから前記ノイズ検出ラインに伝播されたACラインノイズを検出するノイズ判定部とを具備し、前記制御部は、前記ノイズ判定部によって前記ACラインノイズが検出されたタイミングから予め設定された無効期間、前記センサーから出力される検出信号を無効化することを特微とする。
さらに、本発明の電子機器において、前記ノイズ検出ラインは、前記センサーのセンサー出力ラインよりも高いインピーダンスに設定されていても良い。
さらに、本発明の電子機器において、前記ノイズ判定部は、前記ACラインノイズとして検出するノイズ検出回路と、該ノイズ検出回路によって前記ACラインノイズが検出されたタイミングから前記無効期間、オン状態となるセンサー出力無効信号を生成する無効信号生成回路とを備えていても良い。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ヒーターに電力を供給する電源ラインに発生するACラインノイズを検出し、ACラインノイズを検出したタイミングから予め設定された無効期間、センサー出力を無効化することで、ACラインノイズによるセンサー出力の誤検出を防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明に係る電子機器の実施の形態の構成例を示す概略断面図である。
【
図2】
図1に示す電子機器の概略構成を示すブロック図である。
【
図3】
図2に示す電源回路及びノイズ判定部の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施の形態の電子機器は、複写機等の画像形成装置100であり、
図1を参照すると、原稿読取部120と、原稿給送部130と、記録部140とを備えている。原稿読取部120は、記録部140の上部に配設され、原稿給送部130は、原稿読取部120の上部に配設されている。また、画像形成装置100の前面側には、画像形成装置100の設定や動作指示を行うタッチパネル装置10が配設されている。なお、本件の画像形成装置100は、複写機で説明したが、スキャナー、複合機等が含まれるのは、言うまでもない。
【0010】
原稿読取部120は、スキャナー121と、プラテンガラス122と、原稿読取スリット123とを備える。スキャナー121は、露光ランプやLED等の発光手段と、CCD(Charge Coupled Device)センサー等の読み取り手段とを備え、原稿給送部130による原稿MSの搬送方向に移動可能に構成されている。プラテンガラス122は、ガラス等の透明部材により構成された原稿台である。原稿読取スリット123は、原稿給送部130による原稿MSの搬送方向と直交方向に形成されたスリットを有する。
【0011】
プラテンガラス122に載置された原稿MSを読み取る場合には、スキャナー121は、プラテンガラス122に対向する位置に移動され、プラテンガラス122に載置された原稿MSを走査しながら原稿MSを読み取って画像データーを取得し、取得した画像データーを記録部140に出力する。また、原稿給送部130により搬送された原稿MSを読み取る場合には、スキャナー121は、原稿読取スリット123と対向する位置に移動され、原稿読取スリット123を介し、原稿給送部130による原稿MSの搬送動作と同期して原稿MSを読み取って画像データーを取得し、取得した画像データーを記録部140に出力する。
【0012】
原稿給送部130は、原稿載置部131と、原稿排出部132と、原稿搬送機構133とを備えている。原稿載置部131に載置された原稿MSは、原稿搬送機構133によって、1枚ずつ順に繰り出されて、原稿読取部120の原稿読取スリット123に対向する位置へ搬送され、その後、原稿排出部132に排出される。なお、原稿給送部130は、可倒式に構成され、原稿給送部130を上方に持ち上げることで、プラテンガラス122の上面を開放させることができる。
【0013】
記録部140は、画像形成部150を備えると共に、給紙部160と、搬送路170と、搬送ローラー181と、排出ローラー182と、排出トレイ190とを備えている。
【0014】
給紙部160は、記録紙Pを収納する複数の給紙カセット161a〜dと、給紙カセット161a〜dから記録紙Pを1枚ずつ搬送路170に繰り出す給紙ローラー162と、給紙カセット161a〜dに収納された記録紙Pの除湿を行うカセットヒーター163と、給紙ローラー162によって給紙カセット161a〜dから繰り出された記録紙Pを検出する搬送スイッチ4とを備えている。給紙ローラー162、搬送ローラー181及び排出ローラー182が搬送部として機能し、記録紙Pが搬送される。給紙ローラー162によって給紙カセット161a〜dから繰り出された記録紙Pは、搬送スイッチ4によって検出され、搬送ローラー181によって所定のタイミングで画像形成部150に搬送される。なお、搬送スイッチ4としては、フォトセンサーが用いられている。そして、画像形成部150によって記録が施された記録紙Pは、排出ローラー182によって機外に出力される。記録が施された記録紙Pは、排出ローラー182に導かれ、排出トレイ190に出力される。
【0015】
画像形成部150は、感光体ドラム151と、帯電部152、露光部153と、現像部154と、転写部155と、クリーニング部156と、定着部157とを備えている。露光部153は、レーザー装置やミラー等を備えた光学ユニットであり、画像データーに基づいてレーザー光を出力して、帯電部152によって帯電された感光体ドラム151を露光し、感光体ドラム151の表面に静電潜像を形成する。現像部154は、トナーを用いて感光体ドラム151に形成された静電潜像を現像する現像ユニットであり、静電潜像に基づいたトナー像を感光体ドラム151上に形成させる。転写部155は、現像部154によって感光体ドラム151上に形成されたトナー像を記録紙Pに転写させる。定着部157は、転写部155によってトナー像が転写された記録紙Pを加熱してトナー像を記録紙Pに定着させる。
【0016】
次に、画像形成装置100のハードウェア構成例について
図2を参照して説明する。
タッチパネル装置10、原稿読取部120、原稿給送部130、画像形成部150及び搬送部(給紙ローラー162、搬送ローラー181、排出ローラー182)は、制御部1に接続され、制御部1によって動作制御される。また、制御部1には、記憶部2と、画像処理部3と、ノイズ判定部6とが接続されている。
【0017】
制御部1は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。ROMには画像形成装置100の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部1は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、タッチパネル装置10から入力された所定の指示情報や搬送スイッチ4から出力される検出信号に応じて記録紙Pの搬送制御を及び画像形成制御を行う。
【0018】
記憶部2は、半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、原稿読取部120によって原稿を読み取ることで取得された画像データーが記憶される。
【0019】
画像処理部3は、画像データーに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、拡大縮小処理や、濃度調整、階調調整等の画像改善処理が行われる。
【0020】
ノイズ判定部6は、カセットヒーター163用の電源回路5からカセットヒーター163に電力を供給する電源ライン50に発生するACラインノイズを検出する。
【0021】
電源回路5は、
図3を参照すると、ノイズフィルター51と、突入電流防止回路52と、入力整流平滑回路53と、コンバーター回路54と、出力平滑回路55とを備えている。ノイズフィルター51は、商用交流電源から入力される入力交流電圧に重畳されたノイズを取り除く、コンデンサー等で構成された回路である。突入電流防止回路52は、ノイズフィルター51の後段に設けられ、電源投入時の突入電流を抑える抵抗やサーミスタ等の電子部品で構成された回路である。入力整流平滑回路53は、突入電流防止回路52の後段に設けられ、入力交流電圧を脈流に整流した後に平滑するダイオードブリッジや平滑コンデンサー等で構成された回路である。コンバーター回路54は、入力整流平滑回路53の後段に設けられ、入力整流平滑回路53によって整流平滑された直流電圧を所望の出力電圧に変換する回路である。そして、出力平滑回路55は、コンバーター回路54の後段に設けられ、コンバーター回路54によって変換された出力電圧を平滑する平滑コンデンサー等で構成された回路である。
【0022】
ノイズ判定部6には、
図3に示すように、電源回路5からカセットヒーター163に電力を供給する電源ライン50に並走するノイズ検出ライン60が接続されている。ノイズ検出ライン60は、接地端子との間に介装された抵抗63によって、搬送スイッチ4のセンサー出力を制御部1に伝えるセンサー出力ライン40よりも高いインピーダンスに設定されている。また、ノイズ検出ライン60は、センサー出力ライン40により近い位置で電源ライン50と並走するように設けられている。これにより、センサー出力ライン40に影響を及ぼすACラインノイズが電源ライン50に発生した場合には、電源ライン50からノイズ検出ライン60にもACラインノイズが確実の伝播されることになる。
【0023】
ノイズ判定部6はハイパスフィルター61と、積分回路62とを備えている。高周波ノイズであるACラインノイズは、低価格のフィルターで完全に取り除くことは難しい。そこで、ハイパスフィルター61を用いて、電源ライン50からノイズ検出ライン60に伝播されたACラインノイズを検出する。すなわち、高周波ノイズであるACラインノイズは、ハイパスフィルター61を通過する。そして、積分回路62は、ハイパスフィルター61を通過したACラインノイズを積分することで、ACラインノイズの検出から所定時間ハイレベルとなるパルス信号を生成し、生成したパルス信号をセンサー出力無効信号として制御部1に入力する。
【0024】
制御部1は、センサー出力無効信号がハイレベルの間、すなわち、ACラインノイズが検出されたタイミングから予め設定された無効期間は、搬送スイッチ4から出力される検出信号を無効化する。一般的に、ACラインノイズは、短期間に連続して発生することが多く、この連続して発生するACラインノイズがセンサー出力や制御部1に影響を及ぼし、センサー出力が誤検出されてしまう。そこで、本実施の形態では、ACラインノイズが検出されたタイミングから予め設定された無効期間は、搬送スイッチ4から出力される検出信号を無効化しているため、連続して発生するACラインノイズによってセンサー出力や制御部1が影響されず、ACラインノイズによるセンサー出力の誤検出が防止される。
【0025】
以上説明したように本実施の形態は、センサーである搬送スイッチ4と、搬送スイッチ4から出力される検出信号に基づいて制御を行う制御部1とを備えた電子機器である画像形成装置100であって、カセットヒーター163と、カセットヒーター163に電力を供給する電源回路5と、電源回路5からカセットヒーター163への電源ライン50と並走するノイズ検出ライン60と、電源ライン50からノイズ検出ライン60に伝播されたACラインノイズを検出するノイズ判定部6とを具備し、制御部1は、ノイズ判定部6によってACラインノイズが検出されたタイミングから予め設定された無効期間、搬送スイッチ4から出力される検出信号を無効化する。
この構成により、搬送スイッチ4に電力を供給する電源ライン50に発生するACラインノイズを検出し、ACラインノイズを検出したタイミングから予め設定された無効期間、センサー出力を無効化することで、連続して発生するACラインノイズによってセンサー出力が影響されないため、ACラインノイズによるセンサー出力の誤検出を防止することができる。
【0026】
さらに、本実施の形態において、ノイズ検出ライン60は、搬送スイッチ4のセンサー出力ライン40よりも高いインピーダンスに設定されている。
この構成により、搬送スイッチ4のセンサー出力ライン40に影響を及ぼすACラインノイズを確実にノイズ検出ライン60に伝播させることができ、より確実にACラインノイズを検出することができる。
【0027】
さらに、本実施の形態において、ノイズ判定部6は、ACラインノイズとして検出するノイズ検出回路として機能するハイパスフィルター61と、ハイパスフィルター61によってACラインノイズが検出されたタイミングから無効期間、オン状態となるセンサー出力無効信号を生成する無効信号生成回路として機能する積分回路62とを備えている。
この構成により、安価な構成でACラインノイズを検出することができる。
なお、上記実施の形態においては、ノイズ判定部6はハイパスフィルター61と、積分回路62とを備えて構成されるが、ハイパスフィルター61と、積分回路62との間にダイオードを備えてもよい。このように構成すると、ハイパスフィルター61からの出力の両極性側にACラインノイズが現れる場合には、ダイオードによりその片方の極性側のACラインノイズを除去して積分回路62に入力することができる。そのため、積分回路62において反対極性側のACラインノイズにより積分信号が減算(相殺)されること等を防止でき、好ましいパルス信号を出力することができる。
【0028】
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
【符号の説明】
【0029】
1 制御部
2 記憶部
3 画像処理部
4 搬送スイッチ
5 電源回路
6 ノイズ判定部
10 タッチパネル装置
40 センサー出力ライン
50 電源ライン
51 ノイズフィルター
52 突入電流防止回路
53 入力整流平滑回路
54 コンバーター回路
55 出力平滑回路
60 ノイズ検出ライン
61 ハイパスフィルター
62 積分回路
63 抵抗
100 画像形成装置
120 原稿読取部
121 スキャナー
122 プラテンガラス
123 原稿読取スリット
130 原稿給送部
131 原稿載置部
132 原稿排出部
133 原稿搬送機構
140 記録部
150 画像形成部
151 感光体ドラム
152 帯電部
153 露光部
154 現像部
155 転写部
156 クリーニング部
157 定着部
160 給紙部
161a〜d 給紙カセット
162 給紙ローラー
163 カセットヒーター
170 搬送路
181 搬送ローラー
182 排出ローラー
190 排出トレイ