特許第5978316号(P5978316)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5978316
(24)【登録日】2016年7月29日
(45)【発行日】2016年8月24日
(54)【発明の名称】フォトセンサユニット
(51)【国際特許分類】
   G01J 1/04 20060101AFI20160817BHJP
   G01J 1/02 20060101ALI20160817BHJP
   G01V 8/12 20060101ALI20160817BHJP
   G02B 3/00 20060101ALI20160817BHJP
【FI】
   G01J1/04 A
   G01J1/02 P
   G01V9/04 A
   G02B3/00 A
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-553090(P2014-553090)
(86)(22)【出願日】2013年12月11日
(86)【国際出願番号】JP2013083179
(87)【国際公開番号】WO2014097940
(87)【国際公開日】20140626
【審査請求日】2015年5月22日
(31)【優先権主張番号】特願2012-277828(P2012-277828)
(32)【優先日】2012年12月20日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000170598
【氏名又は名称】株式会社アルファ
(73)【特許権者】
【識別番号】000003997
【氏名又は名称】日産自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100128864
【弁理士】
【氏名又は名称】川岡 秀男
(74)【代理人】
【識別番号】100093986
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 雅男
(72)【発明者】
【氏名】小野 高志
(72)【発明者】
【氏名】平井 航
【審査官】 蔵田 真彦
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭63−193102(JP,A)
【文献】 特開2002−214361(JP,A)
【文献】 特開平10−239451(JP,A)
【文献】 特開2009−150690(JP,A)
【文献】 特開2012−162908(JP,A)
【文献】 特開2009−20763(JP,A)
【文献】 特開平6−68755(JP,A)
【文献】 特開平11−44578(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01J 1/00−1/60
G01V 8/10−8/26
G02B 3/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユニットケース内に収容される複数の発光素子からの照射光をユニットケース外の検出領域に集光して照射し、該検出領域からの反射光を前記ユニットケース内の受光素子に集光して検出するフォトセンサユニットであって、
前記ユニットケースの開口にはフォトセンサ用レンズが固定され、
前記フォトセンサ用レンズは、一面側単一凸レンズ面により形成されるとともに、対向面には、前記単一凸レンズ面と光軸が共通する受光用凸レンズ面と、該受光用凸レンズ面の光軸に平行な光軸を有する複数の投光用凸レンズ面とが一体形成され
前記ユニットケース内には、全ての発光素子と受光素子が表面実装され、受光用凸レンズ面の後側焦点位置に受光素子を、各投光用凸レンズ面の前側焦点位置に発光素子を配置する単一の実装基板が固定されるフォトセンサユニット。
【請求項2】
前記投光用凸レンズ面が受光用凸レンズ面を中心とする円周上に配置される請求項1記載のフォトセンサユニット
【請求項3】
前記受光用凸レンズ面と投光用凸レンズ面との境界に溝が形成される請求項1または2に記載のフォトセンサユニット
【請求項4】
車両に取り付けられる請求項1ないし3のいずれかに記載のフォトセンサユニットと、
受光素子における受光レベルにより検出対象が検出された際にドアの操作準備動作を開始するドア制御部と、
を有する車両のドア制御装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はフォトセンサユニットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
投光レンズ部と受光レンズ部を一体に形成したフォトセンサ用レンズとしては、特許文献1に記載のものが知られている。この従来例において、レンズは対向面が平面からなる直方体形状を有しており、ケース内方に面する平面部には該ケース内部に配置される発光素子と受光素子に対応する凸レンズ面を設けて形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009-150690号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述した従来例において、対物側が平面により形成されているために、ケース内に発光素子を複数配置し、各々に対応させた場合、各発光素子に対応する凸レンズ面の光軸(本明細書において、「凸レンズ面の光軸」とは、凸レンズ面を一面に有する平凸レンズに対する光軸を指すものとする。)と受光素子に対応する凸レンズ面の光軸とは一致しないために、発光素子を多くしてもターゲットへの照射光量を効率的に増加させることができないという問題がある。
【0005】
この問題を解決するためには、発光素子に対応する凸レンズ面の対物面(ターゲットに面する側の面)を凸レンズ面として、各発光素子の照射光を受光素子に対応する凸レンズ面の光軸上に集焦させることも可能であるが、光源側の凸レンズ面の対物側に各々凸レンズ面を形成することは、レンズの構造が複雑になるという問題が発生する。
【0006】
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、複数の発光素子を使用し、簡単な構造で、発光素子により照射効率を可及的に高めることのできるフォトセンサ用レンズを使用したフォトセンサユニットの提供を目的とする。
【0007】
また、本発明の他の目的は、上記フォトセンサユニットを使用した車両のドア制御装置の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば上記目的は、
ユニットケース1内に収容される複数の発光素子2からの照射光をユニットケース1外の検出領域3に集光して照射し、該検出領域3からの反射光を前記ユニットケース1内の受光素子4に集光して検出するフォトセンサユニットであって、
前記ユニットケース1の開口にはフォトセンサ用レンズ17が固定され、
前記フォトセンサ用レンズ17は、一面側単一凸レンズ面5により形成されるとともに、対向面には、前記単一凸レンズ面5と光軸が共通する受光用凸レンズ面6と、該受光用凸レンズ面6の光軸に平行な光軸を有する複数の投光用凸レンズ面7とが一体形成され、
前記ユニットケース1内には、全ての発光素子2と受光素子4が表面実装され、受光用凸レンズ面6の後側焦点位置に受光素子4を、各投光用凸レンズ面7の前側焦点位置に発光素子2を配置する単一の実装基板14が固定されるフォトセンサユニットを提供することにより達成される。
【0009】
図4(c)に示すように、投光用凸レンズ面7による平凸レンズ7aの前側焦点位置(f7)に点光源である発光素子2を配置すると、投光用凸レンズ面7による平凸レンズ7a内には光軸7bに平行な平行光線が形成される。この平行光線は、単一凸レンズ面5との境界で屈折して該単一凸レンズ面5の後側焦点位置(f5)に概ね集焦する。単一凸レンズ面5は全体として同一曲率により形成されているために、各発光素子2からの照射光は当該単一凸レンズ面5の後側焦点位置(f5)近傍に集焦することとなり、該後側焦点位置(f5)への照射光量を効果的に増加させることが可能になる。
【0010】
この結果、後側焦点位置(f5)、あるいはこの近傍に設定される検出領域3への供給光量が増加するために、検出領域3内に挿入された被検知体11からの反射光量も増加する。被検知体11からの反射光は、単一凸レンズ面5からレンズ体内に導入された後、受光用凸レンズ面6が形成する平凸レンズ6aの後側焦点位置(f6)に集焦されるために、当該焦点位置(f6)に配置される受光素子4への供給光量も増加し、検出精度が高くなる。
【0011】
投光用凸レンズ面7と受光用凸レンズ面6の配置は、適宜設定可能であるが、
前記投光用凸レンズ面7が受光用凸レンズ面6を中心とする円周上に配置されるフォトセンサ用レンズを構成した場合には、球面収差等の影響を相互に補完することにより単一凸レンズ面5の後側焦点位置(f5)への投光量を確保することが可能になる。
【0012】
また、
前記受光用凸レンズ面6と投光用凸レンズ面7との境界に溝8が形成されるフォトセンサ用レンズを構成した場合には、投光用凸レンズ面7への発光素子2からの入射光が迷光となって受光用凸レンズ面6に入光し、受光素子4に読み取られることがなくなるために、検出精度が高くなる。
【0013】
溝8は受光用凸レンズ面6と投光用凸レンズ面7との境界に設ければ足りるが、受光用凸レンズ面6の周囲を全周に渡って形成することもできる。
【0015】
上述したように、ユニットケース1内の発光素子2からの照射光は、上記フォトセンサ用レンズにより単一凸レンズ面5の後側焦点位置(f5)に集焦し、あるいは、球面収差等の影響、さらには、発光素子2を各投光用凸レンズ面7の前側焦点位置(f7)から僅かにずらせて配置することにより、単一凸レンズ面5の後側焦点(f5)近傍に集中させることが可能になる。この結果、図5に示すように、発光素子2からの照射光の集光位置を検出領域3に設定すると、検出領域3への照射光量を発光素子2の数に応じて効率的に増加させることが可能になり、受光素子4での検知精度も向上する。
【0016】
さらに、上述したフォトセンサユニットは、
受光素子4における受光レベルにより検出対象が検出された際にドアの操作準備動作を開始するドア制御部10とともに使用して車両のドア制御装置に使用することができる。
なお、本発明によれば、
ユニットケース1内に収容される複数の発光素子2からの照射光をユニットケース1外の検出領域3に集光し、該検出領域3からの反射光を前記ユニットケース1内の受光素子4に集光するフォトセンサ用レンズであって、
一面側を単一凸レンズ面5により形成するとともに、
対向面には、前記単一凸レンズ面5と光軸が共通する受光用凸レンズ面6と、該受光用凸レンズ面6の光軸に平行な光軸を有する複数の投光用凸レンズ面7とが一体形成されるフォトセンサ用レンズや、
ユニットケース1内に収容される発光素子2からの照射光をユニットケース1外に照射し、ユニットケース1外部からの反射光をユニットケース1内の受光素子4により検出するフォトセンサユニットであって、
前記ユニットケース1の開口に上述のフォトセンサ用レンズを固定するとともに、
該レンズの受光用凸レンズ面6の後側焦点位置に受光素子4を、各投光用凸レンズ面7の前側焦点位置に発光素子2を配置したフォトセンサユニットを提供することも可能である。

【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、複数の発光素子を使用して反射型フォトセンサを形成する場合、簡単な構造で、発光素子により照射効率を可及的に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】フォトセンサユニットを示す図で、(a)は側面図、(b)は(a)の1B方向矢視図である。
図2図1の断面図で、(a)は図1(a)の2A-2A線断面図、(b)は図1(b)の2B-2B線断面図である。
図3】隔壁部材を示す図で、(a)は斜視図、(b)は隔壁部材と実装基板、およびフォトセンサ用レンズの位置関係を示す図、(c)は図2(a)の3C-3C線断面図である。
図4】フォトセンサ用レンズを示す図で、(a)は側面図、(b)は(a)の4B方向矢視図、(c)は(b)の4C-4C線断面図である。
図5】フォトセンサユニットの検出領域を示す図である。
図6】本発明が適用された車両を示す図で、(a)は車両を後方から見た図、(b)は車両の側面図、(c)は(a)の6C-6C線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1以下に本発明のフォトセンサユニットを示す。フォトセンサユニット(A)は、車両9に固定されるユニットケース1と、ユニットケース1内に格納される発光素子2、および受光素子4を有して構成される。
【0020】
ユニットケース1は、固定用フランジ12aを備えたブラケット12と、ブラケット12に固定されるインナーケース13とから構成される。インナーケース13は透明な合成樹脂材により一端が閉塞された筒形状に形成されており、ブラケット12の前端開口から開放端を挿入して装着される。
【0021】
上記発光素子2には赤外線等の不可視光パルスを投光する赤外線LEDが、受光素子4にはフォトダイオードが使用され、これら発光素子2と受光素子4とは同一の実装基板14上に表面実装される。
【0022】
発光素子2と受光素子4とは図3に示すように、受光素子4が実装基板14の中心部に配置されるとともに、発光素子2が受光素子4を中心とする円周上に等間隔で配置される。
【0023】
上記発光素子2からの照射光(検出光)が直接受光素子4に入射することを防止するために、ユニットケース1内には隔壁部材15が装着される。図3(a)に示すように、隔壁部材15は、不透明な合成樹材により形成され、外周が実装基板14の外周にほぼ一致する矩形枠部15aと、矩形枠部15aの中心に配置される上下に開放された遮蔽筒部15bと、遮蔽筒部15bを矩形枠部15aに連結するための仕切り壁15cとを有する。
【0024】
図3(c)に示すように、上記隔壁部材15を実装基板14に装着した状態において受光素子4の周囲が遮蔽筒部15bに囲まれて、検出対象からの反射光用の通過空間としてユニットケース1内の他の空間から区画される。図2に示すように、遮蔽筒部15bの内周壁面には、受光素子4が実装される実装基板14上から上方に行くに従って漸次拡径されるテーパ部15dが形成されており、遮蔽筒部15b内壁でのミラー効果による反射光の集光効率の向上が図られる。
【0025】
一方、ユニットケース1内の矩形枠部15a内の空間は、仕切り壁15cにより区画されて発光素子2から照射される検出光の通過空間として使用される。本例において、検出光の通過空間は発光素子2の数量に合わせて4個形成され、発光素子2は各通過空間の中心部に配置される。
【0026】
さらに、図2に示すように、上記隔壁部材15の下端面にはOリング16が装着されて隔壁部材15と実装基板14との境界部からの漏光が完全に防止され、結果、受光素子4の実装面から、隔壁部材15の前端までの領域は、発光素子2の投光光により照射される領域から完全に隔離される状態となるために、投光光が直接受光素子4に入ることが確実に防止される。
【0027】
また、上記隔壁部材15の上端部にはフォトセンサ用レンズ17が装着される。
【0028】
図4に示すように、フォトセンサ用レンズ17はアクリル樹脂により平面視正方形形状に形成されており、上面側(対物側)に表面のほぼ全面にわたって単一凸レンズ面5を有するとともに、反対面(光源側)に1個の受光用凸レンズ面6と、複数の投光用凸レンズ面7とを有する。
【0029】
各凸レンズ面5、6、7は、球面により形成されており、上記受光用凸レンズ面6は隔壁部材15の遮蔽筒部15bの内径にほぼ等しい口径を有してフォトセンサ用レンズ17の中心位置に配置される。この受光用凸レンズ面6と、単一凸レンズ面5とは、球面を形成する回転軸を共有するように位置し、これら単一凸レンズ面5と受光用凸レンズ面6の各々を平凸レンズとした場合の光軸となる上記共有回転軸が隔壁部材15の遮蔽筒部15bの中心軸に合致するように位置決めされて取り付けられる。
【0030】
フォトセンサ用レンズ17の位置決めを行うために、隔壁部材15の上端には、フォトセンサ用レンズ17の四隅部に当接する位置決め支柱15eが設けられる。
【0031】
一方、投光用凸レンズ面7は、光軸が上記受光用凸レンズ面6の光軸と平行で、かつ、口径が、隔壁部材15の仕切り壁15cにより区画される区画の一辺長にほぼ等しくなるように形成され、各々の光軸上に各発光素子2が位置するように配置される。投光用凸レンズ面7と受光用凸レンズ面6との境界部には、溝8が形成されており、投光用凸レンズ面7から導入された照射光の受光用凸レンズ面6の領域への侵入が防止される。
【0032】
したがって、この実施の形態において、投光用凸レンズ面7の前側焦点位置(f7)に発光素子2を位置させると、発光素子2からの照射光は、投光用凸レンズ面7により平行光に変換されてフォトセンサ用レンズ17内を進行した後、単一凸レンズ面5により該単一凸レンズ面5の後側焦点位置(f5)に集光される。
【0033】
この結果、図5に示すように、フォトセンサユニット(A)を固定した状態で単一凸レンズ面5の後側焦点位置(f5)近傍に検出領域3を設定しておくと、該検出領域3の検出光の光量を増加させることが可能で、かつ、当該検出領域3に進入した被検知体11からの反射光は、単一凸レンズ面5、および受光用凸レンズ面6により集光されて受光素子4に効率的に供給されるために、高い検出精度を実現することができる。
【0034】
図6に上述したフォトセンサユニット(A)を使用したドア制御装置を示す。
【0035】
ドア制御装置は、ダンパ装置等の駆動装置18により駆動されるパワーバックドアの開閉動作を制御するためのバックドア制御装置として構成されるもので、車両9のバックドア19に固定されるフォトセンサユニット(A)と、駆動装置18を制御するためのドア制御部10とを有する。
【0036】
フォトセンサユニット(A)は、検出光が投光される所定の検出領域3内への被検知体11の進入を検出すると、検出信号を出力するように構成されており、ライセンスプレートフィニッシャ20に囲まれたライセンスプレート取り付け凹部21の天井壁部に固定される。なお、図6において22はライセンスプレートを示す。
【0037】
また、本例において、フォトセンサユニット(A)の検出領域3の中心をライセンスプレート取り付け凹部21内に位置させるために、検出光の光軸はやや車両9内方側に傾けられる(角度θ)。これにより、ライセンスプレート取り付け凹部21外での検出能が低下するために、車両9に利用者以外のヒト、動物、ゴミ等が接近した状態でフォトセンサユニット(A)が不用意に反応することが防止できる。
【0038】
本例においてドア制御部10は、上記フォトセンサユニット(A)から検出信号が出力されると、まず、利用者が所持する電子キーの認証、バックドアの状態検出、施解錠動作等の準備動作を行った後、駆動装置18を駆動させる。電子キーの認証は、図外の認証装置と交信して電子キーから出力される認証コードを認証することにより行われ、認証が成立すると、バックドア19が閉扉状態にあることを条件にバックドア19を解錠操作した後、駆動装置18を駆動させて開扉動作が開始される。
【0039】
したがってこの実施の形態において、荷物等で手がふさがっている状態であっても、検出領域3として設定されたライセンスプレート取り付け凹部21内、あるいはその近傍に荷物等を近付けるだけでフォトセンサユニット(A)は荷物等を被検知体11として検出し、バックドア19の開放操作が行えるために、利便性が向上する。
【符号の説明】
【0040】
1 ユニットケース
2 発光素子
3 検出領域
4 受光素子
5 単一凸レンズ面
6 受光用凸レンズ面
7 投光用凸レンズ面
8 溝
9 車両
10 ドア制御部
図1
図2
図3
図4
図5
図6