(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記表示部は前記蓄積項目を前記表示部の画面に対して前記リスト表示領域と近い辺を軸へ予め設定された角度ほど傾いた形態で前記リスト蓄積領域に表示することを特徴とする、請求項9記載の端末。
前記表示部は前記蓄積項目の個数によって前記リスト蓄積領域の明度を決定して表示したり、前記リスト蓄積領域に前記蓄積項目の個数ほどの線を表示することを特徴とする、 請求項13に記載の端末。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施例を添付された図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
実施例を説明することにおいて本発明が属する技術分野によく知られており、本発明と直接的に関連がない記述内容に対しては説明を省略する。これは不必要な説明を省略することによって本発明の要旨を濁さなくより明確に伝達するためである。
【0015】
同様の理由で添付図面において一部構成要素は誇張されたり省略されたり概略的に示された。また、各構成要素の大きさは実際の大きさを全的に反映するものではない。各図面で同一又は対応する構成要素には同一参照番号を付与した。
【0016】
本発明においてリストとは端末の画面に表示される2つ以上の項目の手順的な集合を言う。リストを構成する項目はデータ要素である。例えば、現在実行されている各アプリケーションはリストを構成する項目となることができる。また、携帯用電話の各連絡先の情報はリストを構成する項目となることができる。多くのページから構成された電子ブック(e−book)は各ページがリストを構成する項目となることができる。その外にすべてのデータ要素、客体などがリストを構成する項目となることができる。
【0017】
以下、本発明の実施例によってリスト表示方法及びこれを行う端末を説明するための図面を参考して本発明に対して説明する。
【0018】
図2は本発明の第1実施例による端末のブロック構成図である。
【0019】
図2に示したように、本発明の第1実施例による端末は通信部210、オーディオ処理部220、タッチスクリーン部230、キー入力部240、貯蔵部250及び制御部260を含むことができる。
【0020】
通信部210は端末の通信のための当該のデータの送受信機能を行う。通信部210は送信される信号の周波数を上昇変換及び増幅するRF送信機と、受信される信号を低雑音増幅して周波数を下降変換するRF受信機などから構成されることができる。また、通信部210は有線又は無線チャンネルを通じてデータを受信して制御部260で出力し、制御部260から出力されたデータを有線又は無線チャンネルを通じて送信することができる。
【0021】
オーディオ処理部220はコーデック(CODEC)から構成されることができ、コーデックはパケットデータなどを処理するデータコーデックと音声などのオーディオ信号を処理するオーディオコーデックから構成されることができる。オーディオ処理部220はデジタルオーディオ信号をオーディオコーデックを通じてアナログオーディオ信号に変換してスピーカー(SPK)を通じて再生し、マイク(MIC)から入力されるアナログオーディオ信号をオーディオコーデックを通じてデジタルオーディオ信号に変換する。
【0022】
本発明の第1実施例による端末は通信部210及びオーディオ処理部220を含むことができるが、通信が必要ではない端末やオーディオ処理の不必要な端末は通信部210又はオーディオ処理部220を含まないこともある。以下に記述される本発明の実施例が必ず通信部210又はオーディオ処理部220を備える端末機200にだけ適用されることではない。
【0023】
タッチスクリーン部230はタッチセンサー部231及び表示部232を含む。タッチセンサー部231は使用者のタッチ入力を感知する。タッチセンサー231部は静電容量方式(capacitive overlay)、圧力式抵抗膜方式(resistive overlay)、赤外線感知方式(infrared beam)などのタッチ感知センサーから構成されたり、圧力感知センサー(pressure sensor)から構成されることもできる。上記センサーの以外にも物体の接触又は圧力を感知することができるすべての種類のセンサー機器が本発明のタッチセンサー部231から構成されることができる。タッチセンサー部231は使用者のタッチ(又はタップ)入力を感知し、感知信号を発生させて制御部260に送信する。上記感知信号にはタッチ又はタップが起きた位置を記述するタッチ地点の座標データが含まれる。使用者がタッチ位置移動動作を入力した場合にタッチセンサー部231はタッチ位置移動経路の座標データを含む感知信号を発生させて制御部260に送信する。
【0024】
特に、タッチセンサー部231は本発明の実施例によってリストをスクロールしたりリストを表示するための使用者入力を感知することができる。タッチ(マルチタッチ含み)、ドラッグなどがこのような入力の例になることができる。
【0025】
表示部232は液晶表示装置(LCD、Liquid Crystal Display)、有機発光ダイオード(OLED、Organic Light Emitting Diodes)、能動型有機発光ダイオード(AMOLED、Active Matrix Organic Light Emitting Diodes)などに形成されることができ、端末のメニュー、入力されたデータ、機能設定情報及びその他の多様な情報を使用者に視覚的に提供する。表示部232は端末のブーティング画面、待機画面、メニュー画面、通話画面、その他のアプリケーション画面を出力する機能を行う。
【0026】
本発明の第1実施例による端末は上記のようにタッチスクリーンを含んで構成されることができるが、以下に記述される本発明の実施例が必ずタッチスクリーンを備える端末にだけ適用されることではないことに留意すべきである。本発明がタッチスクリーンを具備しない携帯端末機に適用される場合、
図2に示されるタッチスクリーン部230は表示部232の機能のみを行うように変形適用されることができる。
【0027】
特に、本発明の実施例による表示部232は画面領域にリスト表示領域とリスト蓄積領域を割り当てることができる。また表示部232はリスト表示領域に表示項目を表示してリスト蓄積領域に蓄積項目に対する情報を表示することができる。ここで画面領域は表示部232が情報を表示することができる画面全体の領域を言う。また、表示項目はリスト表示領域に表示される項目である。リスト蓄積領域には蓄積項目に関する情報が表示される。蓄積項目に比べて当該の表示項目の情報が多い部分表示されることができる。リスト蓄積領域には蓄積項目の個数又は蓄積項目に関するその他の情報が表示されることができる。リスト蓄積領域には蓄積項目に関する情報が蓄積された形態で表示されることができる。表示部の動作については
図3乃至
図11を参照して詳しく後述する。
【0028】
キー入力部240とは端末を制御するための使用者のキー操作を入力受けて入力信号を生成して制御部260に伝達する。キー入力部240は数字キー、方向キーを含むキーパッドから構成されることができ、端末の一面に所定の機能キーで形成されることができる。本発明の実施例によってタッチスクリーン部230だけですべての操作が可能な携帯端末機の場合にはキー入力部240が省略されることもできる。
【0029】
1つ以上のメモリー類型から構成されることができる貯蔵部250は端末の動作に必要なプログラム及びデータを貯蔵する役目を行い、プログラム領域とデータ領域に区分されることができる。プログラム領域は端末の全般的な動作を制御するプログラム及び端末をブーティングさせる運営体制(OS、Operating System)、マルチメディアコンテンツ再生などに必要な応用プログラム、端末のその他のオプション機能、例えば、カメラ機能、音再生機能、イメージ又は動映像再生機能に必要な応用プログラムなどを貯蔵することができる。データ領域は端末の使用によって発生するデータが貯蔵される領域として、イメージ、動映像、フォンブック、オーディオデータなどを貯蔵することができる。特に、貯蔵部250は表示部232によって表示されるリストに対する情報及びそのリストの各項目に対する情報を貯蔵することができる。貯蔵されたリストに対する情報及び各項目に対する情報は必要によって表示部232によって表示される。
【0030】
プロセッサー、プロセッシング部、コンピューターなどを含むことができる制御部260は携帯端末機の各構成要素に対する全般的な動作を制御する。特に、本発明の第1実施例による制御部260はリスト分類部261を含む。
【0031】
リスト分類部261は貯蔵部250に貯蔵されたり通信部210を通じる通信を通じて利用可能な1つ以上の特定のリストを表示することに係る入力に応答して動作する。また、リスト分類部261はリスト表示の必要性を感知すると、リストに含まれる項目をリスト表示領域に相応する表示項目及びリスト蓄積領域に相応する蓄積項目で分類する。このように分類された表示項目は表示部232によってリスト表示領域に表示される。また、表示部232はリスト蓄積領域に蓄積項目に関する情報を表示する。リスト分類部261の詳細な構成及び動作に対しては
図3乃至
図11を参照して詳しく後述する。
【0032】
図3は本発明の第1実施例によるリスト表示過程のフローチャートである。
【0033】
段階310でリスト分類部261はリストを表示するための要請が受信されたのか判断する。リスト表示の必要な状況は、例えば使用者から住所録の表示を要請する入力を受信する場合になることができる。また、既にリスト表示となっている途中に使用者からリストをスクロールする入力を受信する場合もリスト表示が必要な状況である。端末で2つ以上のアプリケーションが同時に遂行される場合に当該のアプリケーションの制御に相応する画面がそれぞれ存在すると仮定することができる。この場合に、各アプリケーションの制御に相応する各画面が実行アプリケーションリストの項目となることができる。制御画面が必要な2つ以上のアプリケーションが行わればリスト分類部261は各制御画面を項目として持つリスト表示の必要性を感知することができる。
【0034】
追加で、使用者から別途の入力がない場合にもリスト分類部261はリスト表示の必要性を感知することができる。例えば端末が特定時刻に住所録を表示するように予め設定されている場合、当該の時刻になれば(例えば、毎日午前8時すべき事のリスト)リスト分類部261は相応するリストの表示を始めることができる。また、時刻以外の他の条件、例えば温度、湿度、周辺の明るさなどが予め設定された条件を満足させる場合、リスト分類部261はリスト表示の必要性を感知することができる。リスト分類部261がリスト表示の必要性を感知することができなかった場合、リスト表示過程は段階310に帰ってリスト表示の必要性を感知するまで待機する。
【0035】
リスト分類部261がリスト表示の必要性を感知した場合、段階320でリスト分類部261は表示されるべきリストの項目を表示項目と蓄積項目で分類する。表示項目は伝統的な観点で表示部232に表示されるべき項目である。例えば、最近通話リストを表示する場合、特定個数、言わば10個の最近の通話内訳が表示項目となることができる。以外の通話内訳は蓄積項目で分類される。しかし、以後に使用者のスクロール入力を受信すればそのスクロール入力によって表示項目と蓄積項目の分類が変わる。したがってスクロール入力になる毎に表示項目と蓄積項目の分類は変わる。他の例えば、住所録検索をした場合、検索語、又は検索番号に相応する住所項目と当該の住所項目に引接して後行する9個の住所項目が表示項目となることができる。残り住所項目は蓄積項目となることができる。伝統的な観点では蓄積項目に対する情報は表示部232に表示されなかったが、本願発明の実施例によれば蓄積項目に対する情報も表示部232に表示されることができる。
【0036】
他の側面で、リスト表示領域内の項目の数字は各表示項目の要求される大きさ及びディスプレーの特性に基礎して決定することができる。例えば、ディスプレー大きさ320x120解像度は各表示項目の要求される大きさが32x160の場合、10個以下の項目を含むことができる。リスト表示領域の大きさは少なくとも1つのリスト蓄積領域の大きさに基礎して減少されることができる。例えば、ディスプレー大きさが320x160であり、2つのリスト蓄積領域がそれぞれ32x160の場合、最大8個の32x160大きさの項目がリスト表示領域に含まれることができる。しかし、要求される表示項目大きさが16x160であれば、最大16個の項目がリスト表示領域に表示されることができる。
【0037】
他の側面で、リスト表示領域内の項目の数は固定され、各項目の大きさ(解像度)が上述した方法と類似の方式で決定することもできる。
【0038】
段階330で表示部232は表示項目をリスト表示領域に表示する。表示項目をリスト表示領域に表示する方式は従来の表示方法と類似に行われることができる。例えば、住所リストが表示される場合、住所項目に含まれた情報の中で予め設定された情報、例えば名前情報及び短縮番号情報が表示されることができる。
【0039】
段階340で表示部232は蓄積項目に関する情報をリスト蓄積領域に表示する。実施例にしたがってリスト蓄積領域に蓄積項目自体は表示されないこともあり、蓄積項目の個数だけが表示されることもできる。又は、リスト蓄積領域に蓄積項目が蓄積された形態に表示されることもできる。蓄積項目に関する情報の表示に対しては
図4乃至
図11を参照して詳しく後述する。
【0040】
図4は本発明の第2実施例によるリスト表示過程のフローチャートである。
【0041】
図4の段階310乃至段階330は
図3の段階310乃至段階330に相応するのでここでは詳細な説明を省略する。
【0042】
段階440は
図3の段階340の詳細実施例である。
【0043】
段階440で表示部232は蓄積項目を蓄積された形態で表示する。表示部232が蓄積項目を蓄積された形態で表示する方式に対しては
図5A乃至
図7を参照して第3実施例乃至第5実施例に対する説明で詳しく後述する。
【0044】
図5A及び
図5Bは本発明の第3実施例によるリスト表示画面である。
【0045】
表示部232は画面領域540のうちの一部をリスト表示領域570及びリスト蓄積領域550で割り当てる。画面外領域560は説明の便宜上表示されたが、実際使用者には見えない。
【0046】
図3及び
図4を参照して上述したように表示部232はリスト表示領域570に表示項目を表示する。第1段階510ではD乃至I項目がリスト表示領域570に表示される。項目B及びC、J及びKがリスト蓄積領域550内に表示される。項目A及びLは後述したようにリスト表示領域及びリスト蓄積領域のうちでどの所でも表示されない。使用者のスクロール入力に応答し、要素520で示したハッシュされた円及び方向矢印が示すように、スクロールが引き続くことによって、リスト表示領域570に表示されるC乃至H項目が要素510の項目D乃至Hを取り替えて、要素530で表示されるA乃至F項目が要素520でのC乃至H項目を取り替える。すなわち、要素520に見えるタッチ(及びドラッグ)操作に応答し、項目B及びAがリスト蓄積領域550からリスト表示領域570に移動され、項目H及びGはリスト蓄積領域550に移動される。要素530で、項目Aの前には項目がないので、リスト蓄積領域550は空けられる。
【0047】
すなわち、リスト表示領域の項目を取り替える項目は、この実施例で入力の方向の反対側リスト蓄積領域から選択される。
【0048】
表示部232はリスト蓄積領域550に蓄積項目を蓄積された形態で表示する。
図5A及び
図5Bの実施例で蓄積項目は画面に対して予め設定された角度ほど傾いた形態で、遠近感を感じるように表示される。すなわち、蓄積項目は蓄積項目の傾くことによって使用者から遠いことに表示される辺が使用者から近いことに表示される辺より長い形態で表示されることができる。特に、蓄積項目はリスト表示領域570と近い辺を軸へ傾いた形態で表示される。例えば第1段階510からリスト表示領域570の上側に位置するA乃至C項目はD項目に近い辺を軸にして画面を穿って下る方向又はページが見える方向、すなわちZ軸の反対方向で傾いた形態で表示される。また、蓄積項目は1つの蓄積領域に表示される蓄積項目が2つ以上の場合、互いに重なった形態で表示される。蓄積項目が多くない場合、蓄積項目の情報の中で一部が互いに重ならない部分を通じて表示されることができる。例えば第1段階510でB項目及びC項目の字(B、C)の一部が表示されることができる。蓄積項目が互いに重なる時、表示項目により最も近い項目が表示項目からより遠い項目より後方(Z軸の反対方向)に位置するように重なることができる。
【0049】
リスト蓄積領域550の面積は一定するが、リスト蓄積領域550に表示される蓄積項目の個数は時によって変わることができる。リスト蓄積領域550に表示される蓄積項目の個数が多い場合、リスト蓄積領域550に表示される蓄積項目の個数が少ない場合に比べて蓄積項目がよりびっしりと配置された形態で表示されることができる。特に、ある1つのリスト蓄積領域550に表示される蓄積項目がない場合、当該のリスト蓄積領域550は空けられた状態に表示されることができる。このようなリスト蓄積領域550の項目の表示の説明は以後の実施例でも同様である。
【0050】
図5Bは上述した座標方向を見せるディスプレーの斜視図であり、リスト表示領域540内にない項目は折られた要素として表示される。しかし、このような表現は単純にリスト蓄積領域内の項目がディスプレーの表現で省略され、このリスト蓄積領域内に項目がある時、小さな部分だけが使用者に見えることを現わすためのことである。
【0051】
上述したようにリスト分類部261はスクロール入力やその他の条件によってリストの項目を表示項目及び蓄積項目で分類し、表示部232はそれによって表示項目及び蓄積項目を表示する。このような過程は後述する
図6乃至
図11でも同様に遂行される。
【0052】
図5A及び
図5Bの実施例のようにリスト蓄積領域550は2つが存在することができ、上側のリスト蓄積領域550には表示項目より先行する項目が表示され、下側のリスト蓄積領域550には表示項目より後行する項目が表示されることができる。しかし、必ず2つのリスト蓄積領域550が必要なものではなく2つの中で1つだけが存在しても関係ない。リスト蓄積領域550が1つだけ存在する場合に対しては
図9及び
図10を参照して詳しく後述する。
【0053】
図6は本発明の第4実施例によるリスト表示画面である。
【0054】
表示部232は画面領域のうちで一部をリスト表示領域650及びリスト蓄積領域660で割り当てる。この場合、リスト蓄積領域はリスト表示領域650に対して水平するように位置する。この実施例ではリスト表示領域560に1つの表示項目だけが同時に表示される(要素610)。
【0055】
一番目要素610ではC項目がリスト表示領域650に表示され、複数の項目(A及びB)は左側リスト蓄積領域660に表示され、1つの項目(D)は右側リスト蓄積領域660に表示される。
【0056】
以後、使用者のスクロールによって(ハッシュされた円及び方向矢印によって指示されるように)項目Bはリスト蓄積領域660からひかれ出て項目Cはリスト蓄積領域660に移動される。この実施例で要素620ではC項目とB項目の一部がリスト表示領域650に表示される。スクロールが続けば、要素630ではリスト表示領域650にB項目が全部表示され、要素640では結局A項目が表示される。項目C及びBは要素620で見える右側へのスクロールに応答して右側リスト蓄積領域660に移動される。
【0057】
表示部232はさらにリスト蓄積領域660に蓄積項目を蓄積された形態で表示する。
図6の実施例で蓄積項目は画面に対して予め設定された角度ほど傾いた形態で、遠近感を感じるように表示される。特に、蓄積項目はリスト表示領域650と近い辺を軸へ傾いた形態に表示される。すなわち、蓄積項目は蓄積項目の傾くことによって使用者から遠いことに表示される辺の使用者から近いことに表示される辺より長い形態で表示されることができる。例えば、要素610からリスト表示領域650の左側に位置するA及びB項目はC項目に近い辺を軸として画面を穿って出る方向に傾いた形態に表示される。また、蓄積項目は一蓄積領域に表示される蓄積項目が2つ以上の場合、互いに重なった形態に表示される。蓄積項目が多くない場合、蓄積項目の情報のうちで一部が互いに重ならない部分を通じて表示されることができる。例えば要素610でA項目及びB項目の字(A、B)の一部が表示されることができる。蓄積項目が互いに重なる時、表示項目により近い項目が表示項目からより遠い項目より上側(画面を穿って出る方向)に位置するように重なることができる。それによって最も上位に位置する、すなわち表示領域と最も引接したB項目はたとえ傾いた形態であるが陰る部分が無しに全体が表示されることができる。
【0058】
要素620に対する図面のように、使用者のスクロール入力によってリスト蓄積領域660にあった項目がリスト表示領域650に移動し、リスト表示領域650にあった項目がリスト蓄積領域660に移動する。この時、まるでカードが重なり、重なっているカードが広がることと同様の視覚效果を提供することができる。
【0059】
一般的に、リスト蓄積領域660の面積は一定するが、リスト蓄積領域660に表示される蓄積項目の個数は変わることができる。リスト蓄積領域660に表示される蓄積項目の個数が多い場合、リスト蓄積領域660で表示される蓄積項目の個数が少ない場合に比べて蓄積項目がよりびっしりと配置された形態で表示されることができる。
【0060】
図7本発明の第5実施例によるリスト表示画面である。
【0061】
表示部232は画面領域のうちで一部をリスト表示領域750及びリスト蓄積領域760で割り当てる。第5実施例ではリスト表示領域750に1つの表示項目だけが同時に表示される。
【0062】
この実施例において、要素710ではE項目がリスト表示領域750に表示され、他の項目は表示要素Eの後にリスト蓄積領域760(左側及び右側)に積もる。以後、使用者のスクロールによって(ハッシュされた円及び方向矢印が指示するように)要素720ではD項目がリスト表示領域750に表示される。スクロール動作が続くことによって要素730ではC項目がリスト表示領域750に表示され、要素740ではA項目がリスト表示領域750に表示される。リストの終り(項目Aに表現される)に到逹するまでスクロ-ルリングは続くことができることが認知されるので項目Bの表示は省略される。リストの終わり(項目A)が表示される時、右側リスト蓄積領域760は空けられて左側リスト蓄積領域はすべての蓄積された項目を保有する。
【0063】
スクロ-ルリングは項目をタッピングしてスクロ-ルリング方向に動くことによって各項目に対して個別的に遂行されることができることは理解される。又は、スクロ-ルリングは1つの単一したスクロール入力(例えば、フリック、ここで移動の速度及び方向が分析され、いくら多い移動が遂行されるのか判断するために利用される。)に応答して自動的に遂行される。
【0064】
表示部232はリスト蓄積領域760に蓄積項目を蓄積された形態で表示する。
図7の実施例で蓄積項目は表示項目の後方(画面を穿って入る方向)に位置した形態で、遠近感を感じるように表示される。特に、表示項目に近い蓄積項目であればあるほどより前方(画面を穿って出る方向)に位置する形態に表示される。したがって、表示項目に近い蓄積項目であればあるほどより大きく表示される。また、左右方向においても表示項目に近い蓄積項目であればあるほどリスト表示領域750に近くに位置したことに表示される。このような表示方式を総合すると、まるで階段のような方式で蓄積項目が表示されることができる。
【0065】
リスト蓄積領域760の面積は一定するが、リスト蓄積領域760に表示される蓄積項目の個数は時によって変わることができる。リスト蓄積領域760に表示される蓄積項目の個数が多い場合、リスト蓄積領域760に表示される蓄積項目の個数が少ない場合に比べて蓄積項目がよりびっしりと配置された形態で表示されることができる。蓄積された項目の密度はリスト蓄積領域内の各項目が少なくとも一部見えるように決定されることができる。しかし、密度は各項目の一部を見せてくれることができないほどに非常に大きいかも知れない。この場合、リスト蓄積領域内の項目の数はリスト蓄積領域内の各項目の最小部分が見えるように制限されることができる。
【0066】
図8は本発明の第6実施例によるリスト表示過程のフローチャートである。
【0067】
図8の段階310乃至段階330は
図3の段階310乃至段階330に相応するのでここでは詳細な説明を省略する。
【0068】
段階840で表示部232は蓄積項目の個数によってリスト蓄積領域を設定して表示する。段階840の具体的な実施例は
図9乃至
図11を参照して後述する。
【0069】
図9は本発明の第7実施例によるリスト表示画面である。示された例で、リストの項目は電子ブック(e−book)のページ(又はページの一部)を表現することができる。電子ブックは本技術分野で広く知られ、電子ブックリーダーら、例えばアマゾンキンドル(AMAZON KINDLE)、バーンズ・アンド・ノーブル(Barnes and Noble)ヌック(NOOK)は広く知られた電子ブックリーダーである。AMAZONとKINDLEはアマゾンテクノロジーズ株式会社(Amazon Technologies、Inc.)の商標であり、NOOKはフィッションLLC(Fission LLC)の商標であり、Barnes and Nobleはバーンズ・アンド・ノーブル株式会社の登録商標である。
【0070】
図9の要素910を参照すれば、表示部232は画面領域をリスト表示領域950とリスト蓄積領域960で分割する。この実施例ではリスト蓄積領域960がリスト表示領域950の右側に1つだけが存在する。
図9の実施例で表示項目に後行する項目が蓄積項目となる。
図9に表示されるリスト蓄積領域960は後行する項目の個数によってその表示内容が変わる。他の実施例によれば表示項目に先行する項目が蓄積項目となり、リスト表示領域950の左側のリスト蓄積領域に含まれることもできる。本のページをめくることと同じくページをめくる毎に奇数、偶数ページが転換されて、それによってリスト蓄積領域960の位置及び表示内容が転換されることもできる。
【0071】
表示部232はリスト表示領域950に表示項目を表示する。要素910では200ページの中で一番目ページがリスト表示領域950に表示されることができる。以後、使用者のスクロールによって(ハッシュされた円及び方向矢印によって指示されるように)電子ブックの追加的ページがリスト蓄積領域960からリスト表示領域950に移動されることができる。例えば、使用者がページをスクロールすることを続くことによって要素920では120番目ページがリスト表示領域950に表示される。類似にスクロール入力によって要素930では195番目ページがリスト表示領域950に表示され、第4段階940では200番目ページがリスト表示領域950に表示される。
【0072】
この実施例で、表示部232はリスト蓄積領域960に蓄積項目の個数ほどの線を表示する。要素940の場合、蓄積項目がないのでリスト蓄積領域960に線が全然表示されない。しかし、要素930の場合、表示ページに後行するページが5ページなのでリスト蓄積領域960に5個の線が表示される。この方式によれば、第1段階910と第2段階920ではそれぞれ199個、80個の線が表示されるべきである。しかし、現実的にリスト蓄積領域960に割り当てられる面積と解像度が制限され、このような線を充分に表示することができない場合であれば、線個数代わりに明暗で蓄積項目の個数を現わすことができる。すなわち、蓄積項目の個数の多いほど低い明度の色で設定してリスト蓄積領域960を表示することができる。例えば第1段階910では199個の蓄積項目に相応するように明度が非常に低い黒い色(RGBカラーで(0、0、0))でリスト蓄積領域960を満たすことができる。第2段階920では80個の蓄積項目に相応するように中間ほど明度の灰色(RGBカラーで(150、150、150))でリスト蓄積領域960を満たすことができる。リスト蓄積領域960を満たす色相と彩度は使用者の設定に変わることができる。また、使用者の設定によっては
図9の実施例と反対に蓄積項目の個数の多いほど明度が高い色でリスト蓄積領域960を満たすこともできる。
【0073】
図9の実施例を活用すれば使用者が電子ブックを読みながらリスト蓄積領域960に表示された色や線の個数を利用してまるで実際本を見ることのように残ったページ数を推測することができる。
【0074】
図10は本発明の第8実施例によるリスト表示画面である。
【0075】
図10の実施例で電子ブックの各ページがリストの項目となる。
【0076】
図10の実施例では蓄積項目の個数が少ない場合にもリスト蓄積領域1060の明度を利用して蓄積項目の個数を表示する。
【0077】
この実施例で、以前に説明したように表示部232は画面領域をリスト表示領域1050とリスト蓄積領域1060で分割する。
図10の実施例ではリスト蓄積領域1060が1つだけが存在する。
図10の実施例で表示項目に後行する項目が蓄積項目となる。しかし、使用者が右側から左側にスクロールすることによってリスト表示領域1050にあった項目を集める第2蓄積領域1060が含まれることもできる。この例でリスト蓄積領域1060は後行する項目の個数によってその明度が変わる。ただ、実施例にしたがって
図10の実施例とは反対に表示項目に先行する項目が蓄積項目となることもできる。実際の本を見ることと同じくページをめくる毎に奇数、偶数ページが転換され、それによってリスト蓄積領域1060の位置及び表示内容が転換されることもできる。
【0078】
表示部232はリスト表示領域1050に表示項目を表示する。1010乃至1040表示される表示項目は
図9の910乃至940で表示される表示項目と同様であるのでここでは詳しい説明を省略する。
【0079】
表示部232は蓄積項目の個数に相応する明度を決定してリスト蓄積領域1060を表示する。第4段階1040の場合、蓄積項目がないのでリスト蓄積領域1060は最も高い明度である白色(RGBカラーで(255、255、255))で表示される。第3段階1040の場合、表示ページに後行するページが5ページなのでリスト蓄積領域1060は比較的白に近い灰色(RGBカラーで(240、240、240))で表示される。第1段階1010では199個の蓄積項目に相応するように明度が非常に低い黒い色(RGBカラーで(0、0、0))でリスト蓄積領域1060を満たすことができる。第2段階1020では80個の蓄積項目に相応するように中間ほど明度の灰色(RGBカラーで(150、150、150))でリスト蓄積領域1060を満たすことができる。リスト蓄積領域1060を満たす色相と彩度は使用者の設定に変わることができる。また、使用者の設定によっては
図9の実施例と反対に蓄積項目の個数の多いほど明度が高い色でリスト蓄積領域1060を満たすこともできる。
【0080】
図10の実施例を活用すれば使用者が電子ブックを読みながらリスト蓄積領域1060に表示された色の明暗を利用してまるで実際の本を見ることのように残ったページ数を推測することができる。
【0081】
図9及び
図10が電子ブックのページを読むために右側から左側にスクロ-ルリングすることで電子ブックを読むことを参照したが、ヘブライ語、アラビア語の本のような左から右側に書かれた電子ブックや中国語本のような垂直方向に書かれた電子ブックにも上述した過程が適用されることができる。このような変形例で、リスト蓄積領域(960、1060)はリスト表示領域(950、1050)の左側又は上側境界に含まれることができる。
【0082】
図11は本発明の第9実施例によるリスト表示画面である。
【0083】
表示部232は画面領域をリスト表示領域1140とリスト蓄積領域1150で分割する。ただ、ここでリスト蓄積領域1150に割り当てられる面積は蓄積項目の個数によって変わる。
【0084】
表示部232は表示項目をリスト表示領域1140に表示する。1110段階では項目 44乃至50がリスト表示領域1140に表示され、112段階では項目20乃至項目26がリスト表示領域1140に表示される。1130段階では項目1乃至項目7がリスト表示領域1140に表示される。
【0085】
表示部232はリスト蓄積領域1150に蓄積項目の個数に相応する面積を割り当てる。例えば、(蓄積項目の個数)x(0.1mm)ほどの高さを有し、画面領域の幅ほどの幅を持つ面積をリスト蓄積領域1150に割り当てることができる。1110段階では上側リスト蓄積領域1150に相応する蓄積項目が43個である。したがって上側リスト蓄積領域1150の高さが4.3mmとなる。1120段階では上側リスト蓄積領域1150に相応する蓄積項目が19個である。したがって上側リスト蓄積領域1150の高さが1.9mmとなる。最後に1130段階では上側リスト蓄積領域1150に相応する蓄積項目がない。したがって上側リスト蓄積領域1150の高さが0mmとなる。すなわち、上側リスト蓄積領域1150が割り当てられない形態になる。下側リスト蓄積領域1150にも同様に下側リスト蓄積領域1150に相応する面積が割り当てられることができる。使用者がリスト蓄積領域1150をリスト表示領域1150と区分するようにするために表示部232はリスト蓄積領域1150を予め設定された色や模様で満たして表示することができる。使用者はリスト蓄積領域1150の面積を基礎で各リスト蓄積領域1150に該当する蓄積項目の個数を推測することができる。
図11の実施例によれば、リスト蓄積領域1150内の任意の項目は実際に表現されなく蓄積された項目の量を指示するリスト蓄積領域1150の高さだけが表示されることもできる。このような場合にも、特定の理由で、7、20、26及び50等の項目が縮小された形態で表示されることができ、項目7、20、26及び50は実際に表示される。したがって、項目7、20、26及び50はリスト表示領域1140内にある。
【0086】
この時、処理流れ図の図面の各ブロックと流れ図の図面の組合はコンピュータープログラムインストラクションによって遂行される可能性があることを理解することができるでしょう。これらコンピュータープログラムインストラクションは汎用コンピューター、特殊用コンピューター又はその他プログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサーに搭載されることができるので、コンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサーを通じて遂行されるそのインストラクションが流れ図ブロックで説明された機能を遂行する手段を生成するようになる。これらコンピュータープログラムインストラクションは特定方式で機能を具現するためにコンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備を志向することができるコンピューター利用可能又はコンピューター判読可能メモリーに貯蔵されることも可能であるので、そのコンピューター利用可能又はコンピューター判読可能メモリーに貯蔵されたインストラクションは流れ図ブロックで説明された機能を遂行するインストラクション手段を内包する製造品目を生産することも可能である。コンピュータープログラムインストラクションはコンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備上に搭載されることも可能なので、コンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備上で一連の動作段階が遂行されてコンピューターで実行されるプロセスを生成してコンピューター又はその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備を遂行するインストラクションは流れ図ブロックで説明された機能を行うための段階を提供することも可能である。
【0087】
また、各ブロックは特定された論理的機能を行うための1つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメント又はコードの一部を現わすことができる。また、何種類代替実行例ではブロックで言及された機能が手順を外れて発生することも可能であることを注目すべきである。例えば、相次いで示されている2つのブロックは実は実質的に同時に遂行されることも可能であり、又はそのブロックが時々該当する機能によって逆順に遂行されることも可能である。
【0088】
この時、本の実施例で使用される「〜部」という用語はソフトウェア又はFPGA又はASICのようなハードウェア構成要素を意味し、「〜部」はどんな役目を遂行する。
【0089】
しかし、「〜部」はソフトウェア又はハードウェアに限定される意味ではない。「〜部」はアドレシングすることができる貯蔵媒体にあるように構成されることもでき、1つ以上又はその以上のプロセッサーを再生させるように構成されることもできる。したがって、一例として「〜部」はソフトウェア構成要素、客体志向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素及びタスク構成要素のような構成要素と、プロセス、関数、属性、プロシージャ、サブルーチン、プログラムコードのセグメント、ドライバー、ファームウェア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイ、及び変数を含む。構成要素と「〜部」のうちで提供される機能はより小さな数の構成要素及び「〜部」に結合されるとか追加的な構成要素と「〜部」でより分離することができる。それだけでなく、構成要素及び「〜部」はデバイス又は保安マルチメディアカード内の1つ又はその以上のCPUを再生させるように具現されることもできる。
【0090】
本発明の一実施はいによる端末は携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、ナビゲーション(navigation)、デジタル放送受信機、PMP(Portable MultimediAPlayer)などのような携帯用電子機器装置を含むことができる。
【0091】
本発明が属する技術分野の通常の知識を有する者は本発明がその技術的思想や必須な特徴を変更しなくても他の具体的な形態で実施されることができるということを理解することができるでしょう。よって、上述した実施例はすべての面で例示的なもので限定的ではないことで理解しなければならない。本発明の範囲は上記詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって現わし、特許請求の範囲の意味及び範囲、そしてその均等概念から導出されるすべての変更又は変形された形態が本発明の範囲に含まれることに解釈されなければならない。
【0092】
一方、本明細書と図面には本発明の好ましい実施例に対して開示した。たとえ特定用語が使用されたが、これはただ本発明の記述内容を容易に説明して発明の理解を助けるための一般的な意味で使用されたものだけ、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施例の外にも本発明の技術的思想に基づいた他の変形例が実施可能であるということは本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に自明なものである。