(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0018】
[0025]ここで、図面を参照しながら様々な態様について説明する。以下の説明では、説明のために、1つまたは複数の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。ただし、そのような態様は、これらの具体的な詳細なしに実施され得ることは明らかであろう。
【0019】
[0026]説明する態様は、画像に関連する情報へのアクセスを要求および提供する方法および装置に関する。本方法および装置は、実際の画像を通信する代わりに、通信において使用するための特徴テンプレートを生成することを含む、画像の安全な通信に関係する態様を含み得る。この場合、たとえば、特徴テンプレートは、画像に対するデータの縮小セットを含み、データの縮小セットは画像と相関する。したがって、画像に関係する通信における特徴テンプレートの使用を通して、画像は事実上、覆われ、もしくは隠され、またはさもなければ盗み取り(eavesdropping)から保護される。さらに、本方法および装置は、画像に関係する関連情報の信頼できる配布に関係する態様を含み得る。この場合、たとえば、本方法および装置は、関連情報を要求しているデバイスを認証し、認証に基づいて1つまたは複数のレベルの関連情報を提供することができる。したがって、本態様は、プライバシーの懸念に対処すること、ならびに画像に対応する関連情報の配布に対する制御を可能にすることができる。
【0020】
[0027]特に、たとえば、説明する態様は、画像についての受信された特徴テンプレートを画像の以前記憶された特徴テンプレートと比較するサーバと、要求側デバイスからの要求に対する信頼を確立するための情報(たとえば、認証情報)とを、受信された特徴テンプレートに対するマッチングをサーバが有するかどうか、および画像に関連する情報を要求しているデバイスがそのような関連情報の全部またはある部分を受信すべきかどうかを決定するために提供することができる。一例では、受信された特徴テンプレートおよび記憶された特徴テンプレートは、特徴データの固有のセットを含み、これはたとえば、人の顔を特徴付けるデータなどのバイオメトリック情報を含み得る。したがって、ある場合には、第1の人(たとえば、画像の被写体)に関連する顔を含む画像についての特徴テンプレートは、1人または複数の人々に関連する(および第1の人を潜在的に含む)顔を含む画像の以前記憶された特徴テンプレートと比較され得る。したがって、また本例では、関連情報は、顔が画像に含まれる個人(たとえば、画像の被写体)を識別する情報と、個人に関する他の情報とを含み得る。
【0021】
[0028]さらに、この例では、第1の個人は、サーバに関連するサービスに登録することによって、第1の個人の顔を含む画像に関する関連情報を本装置および方法が共有するのを積極的に認めることをオプトインし得る。一態様では、第1の個人の登録は、登録パラメータと、第1の個人の顔を含む画像と、画像に関する関連情報とを含み得る。したがって、サーバは、第1の個人の顔の画像についての特徴テンプレートを作成し、登録パラメータおよび画像に関する関連情報と特徴テンプレートを相関付け、記憶することができる。別の態様では、登録は、登録パラメータと、第1の画像情報と、第1の画像に関する関連情報とを含むことができ、この場合に第1の画像情報は、第1の画像の特徴テンプレートである。関連情報は、たとえば、第1の個人についての識別情報(たとえば、第1の個人の名前またはニックネーム)、第1の個人のウェブサイトのURL、連絡先詳細情報、たとえば電話番号、電子メールアドレス、およびソーシャルメディアプロフィール、ならびに/または第1の個人の顔の別の(好ましい)画像を含み得る。サーバは、画像に関する関連情報をデバイスと共有するかどうかを、登録パラメータ、サーバに関連するサービスの設定、および関連情報を要求するデバイスに関連する情報(たとえば、デバイスのユーザである別の個人に関する情報)に基づいて決定する。デバイスに関連する情報は、本態様の目的上、デバイスが信頼できるかどうかを決定するためにサーバによって使用される認証情報であり得る。
【0022】
[0029]画像から特徴テンプレートを作成することによって、画像に関する情報(たとえば、特徴テンプレート)は、プライバシーの境界、感度、および/または何らかの法的制限に反することなく通信ネットワークで共有され得る。言い換えれば、たとえば、バイオメトリック特徴データ(たとえば、顔)などの特徴データを含む画像を安全でないネットワークで共有するのは望ましくないことがある。さらに、バイオメトリック特徴データ(たとえば、見知らぬ人に知られていない誰かの顔)を含む画像を取得した見知らぬ人がその画像を共有すること、および/または取得された画像もしくは画像内のバイオメトリック特徴データに関連する情報にアクセスできるようになることも望ましくないことがある。したがって、バイオメトリック特徴データを有する画像を取得したデバイスと、デバイスによって取得された画像と同じバイオメトリック特徴データを有し得る画像に関する関連情報を記憶したサーバとの間で信頼を確立するシステムが望まれ得る。
【0023】
[0030]したがって、本例では、サーバは、デバイス(たとえば、または相応してデバイスのユーザ)が信頼できるかどうかを決定するように構成され得る。言い換えれば、サーバは、対応する特徴テンプレートを介して、デバイスによって取得され受信された画像とマッチングする記憶された画像に関する関連情報へのアクセスをデバイスが受信すべきかどうかを決定するように構成され得る。サーバは、そのような関連情報についての要求をデバイスから受信し、応答して、アクセス指示を提供するように構成され得る。アクセス指示は、関連情報をデバイスが入手できるかどうかをデバイスに通知することができる。関連情報を入手できない場合、デバイスはサーバから否定応答を受信し得る。関連情報を全体的にまたは部分的に入手できる場合、デバイスは、肯定応答と関連情報の一部(たとえば、サブセット)または関連情報の全部(たとえば、関連情報の一式または全量)とを受信することができる。
【0024】
[0031]サーバは、デバイスと関連情報が共有できるかどうか、また関連情報のうちのどれだけが共有できるかを、デバイスに与えられた信頼のレベルに基づいて決定することができる。デバイスは、取得された画像とともに、デバイスのユーザについてのログイン資格証明などの認証情報を提供することによって、デバイスが信頼できることをサーバに示すことができる。サーバは、オプトイン参加者(たとえば、画像に顔が現れ得るか、または画像の被写体であり、一定の個人との関連情報の共有を承諾した人)からの登録情報およびサーバ設定に照らして認証情報を考慮することができる。
【0025】
[0032]説明する態様は、2人の間の交流を容易にするためにある個人が別の個人に関する情報を求める様々なシナリオにおいて望ましいものであり得る。たとえば、第1の個人が、たとえば、レセプションなどの公的または私的イベントに出席していることがある。他の人々は、第1の個人の見知らぬ人、知り合い、または親友および同僚であることがあり、同じくレセプションにいる可能性が高い。あるそのような人(たとえば、第2の個人)が第1の個人を見つけ、第1の個人に以前会っているのではないかと思うことがあるが、第2の個人は、第1の個人の名前またはどのようにして2人が以前会ったかを思い出せないことがある。したがって、第2の個人が、2人の間の社会的交流を容易にするために、第1の個人に近づく前に第1の個人に関する情報を知る方法を有することが望ましいことがある。第2の個人は、部屋の端から第1の個人の写真を撮るためにデバイス(たとえば、スマートフォンなど)を使用することができる。デバイスは、本態様によれば、第2の個人が画像の被写体、たとえば第1の個人に関する情報を第1の個人のバイオメトリック特徴データ(たとえば、第1の個人の顔)を含む画像に基づいて要求することを可能にするように構成され得る。そのような情報を提供するように構成され得るサービスに第1の個人がオプトインしていると仮定し、さらに、デバイスがサービスによって適切に認証される(たとえば、信頼できる)と仮定すると、デバイスは第1の個人に関する情報を受信することができる。たとえば、画像の被写体(たとえば、第1の個人)に関する情報についての要求に応答して、デバイスは第1の個人の名前および雇用主を受信することができる。そのような情報は、第2の個人が第1の個人にどこで会ったかを思い出すことを可能にし得る。たとえば、第1の個人が特定の雇用主の下で働いていることを知ることによって、第2の個人は、2人が同じ業界にいることを認識し、業界会議で以前会ったことを思い出すことがある。その結果、第2の個人は、自分の名前を使用し、2人の以前の交流に関する詳細情報を備えて、自信を持って第1の個人に近づき、第1の個人と交流することができる。
【0026】
[0033]
図1を参照すると、通信システムの一態様は、デバイス102と、デバイス104と、サーバ106とを含む。一態様では、デバイス102は、サーバ106に関連するサービスにオプトインし得るユーザ(たとえば、「オプトイン参加者」)によって操作されるデバイスであり得る。一態様では、サーバ106に関連するサービスはソーシャルネットワークである。
【0027】
[0034]デバイス102は、第1の画像111と、登録パラメータを含み得る登録情報112と、第1の画像111に対応する関連情報とをサーバ106に提供するように構成され得る。たとえば、第1の画像111は、オプトイン参加者に関連する特徴データ(たとえば、顔または他のバイオメトリック特徴データ)の抽出元となり得る画像であり得る。登録情報112は、関連情報113を要求している第2のデバイス(たとえば、デバイス104)と関連情報113が共有されるべきかどうか、また関連情報113のうちのどれだけが共有されるべきかを決定するようにサーバ106を構成するために使用され得るパラメータを含むことができる。関連情報113は、たとえば、オプトイン参加者についての識別情報、連絡先詳細情報、および/もしくはオプトイン参加者の顔の顔の別の(好ましい)画像、または参加者が別のデバイスと共有することを希望し得る任意の他の情報を含むことができる。
【0028】
[0035]サーバ106は特徴テンプレート構成要素530を含み、特徴テンプレート構成要素530は、通信構成要素(図示せず)を介してデバイス102から第1の画像111を受信し、抽出された特徴データに基づいて第1の画像111についての特徴テンプレート、たとえば、第1の画像111に対応するデータの縮小セットを有する被覆特徴テンプレート(SFT)115を作成するように構成され得る。第1の画像についてのSFTは、SFT(第1の画像)115と呼ばれ得る。特徴テンプレート構成要素530は、特徴テンプレート、たとえばSFT(第1の画像)115をメモリ520に記憶するように構成され得る。
【0029】
[0036]サーバ106は登録構成要素510を含み、登録構成要素510は、通信構成要素(図示せず)を介してデバイス102から登録情報112と関連情報113とを受信するように構成され得る。登録構成要素510は、登録情報112と関連情報113とをSFT(第1の画像)と相関付け、登録情報112と関連情報113とをメモリ520に記憶するように構成され得る。
【0030】
[0037]デバイス104は、特徴データを含む画像を受信するように構成され得る。その画像は「第2の画像」と呼ばれ得る。デバイス104は、第2の画像から特徴データ(たとえば、顔)を抽出し、特徴テンプレート、たとえば、SFT(第2の画像)121と呼ばれ得る第2の画像についての被覆特徴テンプレート(SFT)を作成するように構成され得る。デバイス104は、識別情報と第2の画像内の特徴データに関連する他の情報とを要求し得る。したがって、デバイス104は、SFT(第2の画像)121を含み得る関連情報要求125をサーバ106に提供するように構成され得る。デバイス104はまた、たとえば、認証情報122など、デバイス104についての要求に対する信頼を確立するための情報(たとえば、認証情報)をサーバ106に提供するように構成され得る。認証情報122は、一態様では、サーバ106に関連するサービスについてのログイン資格証明を含み得る。したがって、サーバ106は、サーバ106とデバイス104との間の信頼を確立するためにデバイス104を認証し得る。
【0031】
[0038]サーバ106はSFT比較構成要素540を含み、SFT比較構成要素540は、通信構成要素(図示せず)を介してデバイス104からSFT(第2の画像)121を受信し、SFT比較構成要素540がメモリ520から取り出し得る以前記憶されたSFTとSFT(第2の画像)121を比較するように構成され得る。本例では、SFT比較構成要素540は、SFT(第1の画像)115がSFT(第2の画像)121に対するマッチングを有すると決定し得る。
【0032】
[0039]登録構成要素510はまた、通信構成要素(図示せず)を介してデバイス104から認証情報122を受信するように構成され得る。一態様では、(たとえば、本例ではSFT(第1の画像)115とSFT(第2の画像)121との間の)マッチングが見出されると、登録構成要素510は、サーバ106が第1の画像に関する関連情報(たとえば、関連情報113)をデバイス104と共有し得るかどうかを決定するように構成され得る。別の態様では、SFT比較構成要素540は、関連情報113をデバイス104と共有するかどうかについての決定を下すように構成され得る。いずれの場合も、決定は、一例では、認証情報122と組み合わせて登録情報112に基づいて下され得る。別の態様では、サーバ106に関連するサービスについての設定または他の要素などの追加情報も、決定を下す際に考慮され得る。
【0033】
[0040]サーバ106は、デバイス104にアクセス指示131を提供するように構成され得る。一例では、サーバ106がSFT(第2の画像)121に対するマッチングを識別することができない場合、デバイス104に提供されるアクセス指示131は否定応答であり得る。一例では、サーバ106が、本例ではSFT(第1の画像)115などのSFT(第2の画像)121に対するマッチングを識別したが、認証情報122に基づいてデバイス104と関連情報113を共有することが許可されていないと決定した場合、デバイス104に提供されるアクセス指示131は、やはり否定応答であり得る。
【0034】
[0041]別の例では、サーバ106が、本例ではSFT(第1の画像)115などのSFT(第2の画像)121に対するマッチングを識別し、デバイス104と関連情報113を共有し得ると決定した場合、デバイス104に提供されるアクセス指示131は肯定応答であり得る。さらに、サーバ106は、たとえば、登録情報112、認証情報122、および/または随意に他の要素の組合せに基づいて、デバイス104と関連情報113の一部が共有され得るか、全部が共有され得るか、それともいずれも共有され得ないかを決定することができる。したがって、サーバ106は、デバイス104に関連情報132を随意に提供することができる。
【0035】
[0042]
図2を参照すると、メッセージフロー200の一態様は、(オプトイン参加者によって操作される)デバイス102、(信頼できるかどうかを決定するために認証され得る)デバイス104、ならびにデバイス102および/またはデバイス104と通信しているサーバ106の間で、信頼できる顔認識に基づいて画像に関連する情報へのアクセスを要求および提供することを支援する。オプトイン参加者は、たとえばデバイス102を使用して、サーバ106に関連するサービスに登録する。一態様では、デバイス102はワイヤレスデバイスであり得る。別の態様では、デバイス102は、ワイヤード接続またはワイヤレス接続を介してサーバ106に接続され得る、コンピュータ、ラップトップ、ネットブック、タブレット、スマートフォンなどのような任意のタイプの接続された電子デバイスであり得る。一例では、サーバ106に関連するサービスはソーシャルネットワークであり得る。
【0036】
[0043]一態様では、登録は、登録パラメータと、オプトイン参加者に関連する特徴データを含む第1の画像(たとえば、オプトイン参加者の顔を含む画像)と、第1の画像に関する関連情報とを含み得る。登録は210に示すように、デバイス102によってサーバ106に提供され得る。登録パラメータは、デバイス104と、識別情報(たとえば、オプトイン参加者の身元)と他の情報とを含む関連情報の全部が共有され得るか、一部が共有され得るか、それともいずれも共有され得ないかを決定するようにサーバ106を構成するために使用され得る。登録パラメータはまた、要求側デバイスの認証、サーバ106に関連するサービスの性質(たとえば、サービス設定)、関連する法律もしくは規則、および/または外部要素(たとえば、日時)に応じて、第1の画像に関する関連情報の一部を共有するか、全部を共有するか、それともいずれも共有しないかを決定するようにサーバ106を構成することができる。
【0037】
[0044]登録と、第1の画像と、第1の画像に関する関連情報とをデバイス102から受信すると、サーバ106は212に示すように、第1の画像から特徴データを抽出する。一態様では、抽出されたデータはパラメトリックデータであり得る。パラメトリックデータは、たとえば、幾何学的特徴データまたは光度統計データを含むことができる。一例では、パラメトリックデータは、主成分分析(PCA)アルゴリズムによって決定された第1の画像内の選択された特徴のEigenベクトルであり得る。別の例では、パラメトリックデータは、ローカルバイナリパターン(LBP)ヒストグラムによって決定されたLBP特徴ベクトルであり得る。また別の例では、パラメトリックデータは、線形判別分析(LDA)行列によって決定された第1の画像内の選択された特徴のFisherベクトルであり得る。
【0038】
[0045]214において、サーバ106は第1の画像についての特徴テンプレートを作成する。特徴テンプレートは被覆特徴テンプレート(SFT)であり得る。第1の画像についてのSFTは、SFT(第1の画像)と呼ばれ得る。SFTは、たとえば、一方向ハッシュなどの被覆プロセスを使用して、第1の画像の特徴および/または212において抽出された特徴データに基づいて生成され得る。SFT(第1の画像)は216に示すように、サーバ106によって登録および第1の画像に関する関連情報と相関付けられ、登録および第1の画像に関する関連情報とともに記憶される。
【0039】
[0046]デバイス104は220に示すように、特徴データを含む画像を取得することができる。この画像は、第2の画像と呼ばれ得る。一態様では、デバイス104はワイヤレスデバイスであり得る。別の態様では、デバイス104は、ワイヤード接続またはワイヤレス接続を介してサーバ106に接続され得る、コンピュータ、ラップトップ、ネットブック、タブレット、スマートフォンなどのような任意のタイプの接続された電子デバイスであり得る。
【0040】
[0047]222において、デバイス104は、第2の画像から特徴データを抽出し、224において、第2の画像についての特徴テンプレートを作成する。特徴テンプレートは被覆特徴テンプレート(SFT)であり得る。第2の画像についてのSFTは、SFT(第2の画像)と呼ばれ得る。212および214に関して上述したように、抽出されたデータはパラメトリックデータであり得る。パラメトリックデータは、幾何学的特徴データまたは光度統計データを含むことができる。一例では、パラメトリックデータは、主成分分析(PCA)アルゴリズムによって決定された第1の画像内の選択された特徴のEigenベクトルであり得る。別の例では、パラメトリックデータは、ローカルバイナリパターン(LBP)ヒストグラムによって決定されたLBP特徴ベクトルであり得る。また別の例では、パラメトリックデータは、線形判別分析(LDA)行列によって決定された第1の画像内の選択された特徴のfisherベクトルであり得る。SFT(第1の画像)とSFT(第2の画像)との間の比較を可能にするために、222において抽出された特徴データおよび224において第2の画像について作成されたSFTは、212において抽出された特徴データおよび216において第1の画像について作成されたSFTと同様であり得る。
【0041】
[0048]デバイス104は226においてSFT(第2の画像)をサーバ106に提供する。また226において、デバイス104は、要求に対する信頼を確立するための情報(たとえば、認証情報)をサーバ106に送る。デバイスに関する情報は、たとえば、サーバ106に関連するサービス(たとえば、ソーシャルネットワーク)についての認証要求(たとえば、ログイン情報)を含むことができる。要求側デバイスに関する情報はまた、たとえば、デバイスのユーザに関する情報、たとえば名前、連絡先詳細情報、およびソーシャルメディアプロフィールなどの識別情報、知人(たとえば、「友人」もしくは「縁故」)、所属(たとえば、地理的ロケーション、お気に入りのスポーツチーム、雇用主、学校)、ならびに/またはデバイスが(たとえば、法執行もしくはサーバ106に関連するサービスの従業員に関連する)特別な種類のデバイスに属しているかどうかを含み得る。
【0042】
[0049]SFT(第2の画像)と要求に対する信頼を確立するための情報(たとえば、認証情報)とをデバイス104から受信すると、サーバ106は228に示すように、サーバ106に記憶された被覆特徴テンプレート(SFT)とSFT(第2の画像)を比較する。比較に基づいて、サーバ106は、たとえば、肯定応答または否定応答などのアクセス指示をデバイス104に送る。216に関して上述したように、SFT(第1の画像)は、サーバ106に以前記憶されたので、SFT(第2の画像)との比較に利用可能である。サーバ106が230aに示すように、SFT(第2の画像)とマッチングする記憶されたSFTを識別することができない場合、サーバ106は232aにおいて、デバイス104に否定応答を返信する。
【0043】
[0050]サーバ106が230bに示すように、本例としてSFT(第1の画像)などのSFT(第2の画像)に対してマッチングするSFTを識別した場合、サーバ106は、第1の画像に関する関連情報をデバイス104と共有することを承諾されているかどうかを決定する。上述のように、また一態様では、サーバ106は、226においてデバイス104によってサーバ106に提供された要求に対する信頼を確立するための情報(たとえば、認証情報)を、210においてデバイス102によってサーバ106に提供された登録パラメータと比較することによって、第1の画像に関する関連情報の一部を共有することを承諾されているか、全部を共有することを承諾されているか、それともいずれも共有することを承諾されていないかを決定することができる。たとえば、登録パラメータは、サーバ106がデバイス104と情報を共有するためには、デバイス104が特定の組織に属していなければならないと規定し得る。したがって、サーバ106は、デバイス104についての認証情報を、そのデバイスが特定の組織に属しているかどうかを決定するために調べることができる。別の例では、登録パラメータは、オプトイン参加者と(たとえば、共通の「友人」または「知人」を有する)同じ縁故「範囲」のうちの1つまたは複数の中にデバイス104が存在しなければならないと規定し得る。したがって、サーバ106は、オプトイン参加者と同じ縁故「範囲」のうちの1つまたは複数の中にデバイス104が存在するかどうかを決定するために、デバイス104の認証情報を調べることができる。別の態様では、サーバ106は、サーバ106に関連するサービスの設定と認証情報を比較することに基づいて、第1の画像に関する関連情報の一部を共有することを承諾されているか、全部を共有することを承諾されているか、それともいずれも共有することを承諾されていないかを決定することができる。たとえば、法執行デバイスが識別情報と取得された画像に関係する他の情報とをサーバ106から受信することを現地の法律または規則が許している場合、サーバ106は、認証情報に基づいて、デバイス104が法執行機関に関連付けられるかどうかを決定する。
【0044】
[0051]別の態様では、デバイス102によって提供された登録パラメータは、第1の画像に関する関連情報のうちのどれだけがデバイス104と共有され得るかに関連する段階を定め得る。たとえば、登録パラメータは、デバイス104が特定の縁故「範囲」のメンバーである(たとえば、認証によって決定されるように、オプトイン参加者およびデバイス104のユーザが共通の知人を有する)場合に、第1の画像に関する関連情報の全部を共有し、デバイス104が特定の地理的ロケーションに属している(たとえば、認証によって決定されるように、オプトイン参加者およびデバイス104のユーザが同じ町に住んでいる)場合に、第1の画像に関する関連情報の一部を共有し、デバイス104が雇用主などの特定の組織に属している(たとえば、認証によって決定されるように、オプトイン参加者およびデバイス104のユーザが同じ雇用主を有する)場合に、第1の画像に関する関連情報のいずれも共有しないことを規定し得る。
【0045】
[0052]230bにおいて、サーバ106が本例としてSFT(第1の画像)などのSFT(第2の画像)に対してマッチングするSFTを識別したが、第1の画像に関する関連情報を共有することを承諾されていないと決定した場合、サーバ106は232bにおいて、デバイス104に否定応答を返信する。この例では、マッチングが見出されたが、マッチングに関する関連情報を受信するにあたっては信頼できなかったことをデバイス104は通知されないことがあり、むしろ、デバイス104は否定応答を受信するだけとなる。
【0046】
[0053]230cにおいて、サーバ106が本例としてSFT(第1の画像)などのSFT(第2の画像)に対してマッチングするSFTを識別し、第1の画像に関する関連情報を共有することを承諾されていると決定した場合、サーバ106は232cに示すように、デバイス104に肯定応答と関連情報とを返信する。
【0047】
[0054]一態様では、サーバ106は234に示すように、デバイス104に関する情報をデバイス102に随意に提供することができる。たとえば、サーバ106は、登録パラメータ、サーバ106に関連するサービスの設定などを通して、デバイス102に対し、デバイスによってサーバ106に提供されたSFTとSFT(第1の画像)との間のマッチングがSFT比較で生じたときに通知するように構成され得る。デバイス102に提供された情報は、たとえば、第1の画像へのマッチングが識別されたことの通知、第1の画像に関する関連情報が共有されたことの通知、および/または要求に関する情報を含み得る。
【0048】
[0055]
図3を参照すると、本明細書で説明するように、オプトイン参加者に関連付けられる(たとえば、オプトイン参加者によって操作される)ことがあり、サーバ106に接続されることがあるデバイス102の一態様が、サーバ106に関連するサービスにオプトイン参加者が登録することを可能にするように構成され得る。一態様では、デバイス102はワイヤレスデバイスであり得る。別の態様では、デバイス102は、ワイヤード接続またはワイヤレス接続を介してサーバ106に接続され得る、コンピュータ、ラップトップ、ネットブック、タブレット、スマートフォンなどのような任意のタイプの接続された電子デバイスであり得る。
【0049】
[0056]デバイス102は画像構成要素310を含み、画像構成要素310は、デバイス102に関連する画像を受信し、記憶し、共有するように構成され得る。一例では、画像はデバイス102において、たとえば搭載カメラを使用して生成され得る。別の例では、画像はデバイス102に、たとえば、別のデバイス(たとえば、コンピュータ)へのワイヤード接続またはワイヤレス接続、(たとえば、電子メールメッセージからの)電子通信、(たとえば、ウェブサイトからの)ダウンロードなどを介してインポートされ得る。一態様では、オプトイン参加者は、画像構成要素310の画像のうちの少なくとも1つの被写体であり得る。たとえば、画像構成要素310の第1の画像は、オプトイン参加者に関連する特徴データ(たとえば、顔)を含むことができる。画像構成要素310は、登録構成要素320、関連情報構成要素230、および通信構成要素350と通信するように構成され得る。画像構成要素310はまた、随意の特徴テンプレート構成要素340と通信するように構成され得る。
【0050】
[0057]デバイス102は登録構成要素320を含み、登録構成要素320は、サービスについての登録情報を受信し、記憶し、共有するように構成され得る。一態様では、サービスはサーバ106に関連付けられ得る。一例では、サービスはソーシャルネットワークであり得る。一例では、オプトイン参加者は、登録情報をデバイス102のユーザインターフェースを介して登録構成要素320に直接提供することによって、サービスに登録することができる。そのようなユーザインターフェースは、たとえば、限定はしないが、キーボード、ナンバーパッド、マウス、タッチセンシティブディスプレイ、ナビゲーションキー、ファンクションキー、マイクロフォン、音声認識構成要素、ユーザから入力を受信することが可能な任意の他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む、1つまたは複数の入力デバイスを含み得る。別の例では、登録情報は、たとえば、オプトイン参加者がすでにアカウントを有する別のサービス(たとえば、ソーシャルネットワークまたは他のインターネットアカウント)からそのような情報をインポートすることによって、登録構成要素320に間接的に提供され得る。登録構成要素320は、画像構成要素310、関連情報構成要素330、および通信構成要素350と通信するように構成され得る。
【0051】
[0058]デバイス102は関連情報構成要素330を含み、関連情報構成要素330は、サービスへの登録および1つまたは複数の画像に関連する情報を受信し、記憶し、共有するように構成され得る。一例では、オプトイン参加者は、画像に関連付けられることを希望する情報を(たとえば、サービスへの登録の一部として)提供することができる。別の例では、オプトイン参加者は、画像に関連付けられることを希望する情報を共有することに関連するパラメータを(たとえば、サービスへの登録の一部として)提供することができる。関連情報構成要素330は、画像構成要素310、登録構成要素320、および通信構成要素350と通信するように構成され得る。
【0052】
[0059]一態様では、登録は、登録パラメータと、オプトイン参加者に関連する特徴データを含む第1の画像(たとえば、オプトイン参加者の顔の顔を含む画像)と、第1の画像に関する関連情報とを含み得る。登録パラメータは、デバイス(たとえば、デバイス104)と、識別情報(たとえば、オプトイン参加者の身元)と他の情報とを含む関連情報の全部が共有され得るか、一部が共有され得るか、それともいずれも共有され得ないかを決定するように、サーバ106に関連するサービスなどのサービスを構成するために使用され得る。登録パラメータはまた、デバイス104の認証、サーバ106に関連するサービスの性質(たとえば、サービス設定)、関連する法律もしくは規則、および/または外部要素(たとえば、日時)に応じて、第1の画像に関する関連情報の一部を共有するか、全部を共有するか、それともいずれも共有しないかを決定するようにサーバ106を構成することができる。
【0053】
[0060]登録構成要素320はさらに、パラメータと、第1の画像と、関連情報とを受信するように構成され得る。登録構成要素320は、パラメータを直接的または間接的にオプトイン参加者からデバイス102のユーザインターフェース(図示せず)を介して、および/または(たとえば、登録情報が別のデバイスからインポートされた場合に)通信構成要素350から受信するように構成され得る。登録構成要素320は、第1の画像を(たとえば、デバイス102内にすでに記憶されている画像をオプトイン参加者が選択した場合に)画像構成要素310および/または(たとえば、画像が最初に画像構成要素210に記憶されることなく外部ソースから受信されている場合に)通信構成要素350から受信するように構成され得る。登録構成要素320は、関連情報を(たとえば、登録および第1の画像に関連付けられることをオプトイン参加者が選択した情報、たとえば、オプトイン参加者の名前の名前、連絡先情報などがすでにデバイス102に記憶されている場合に)関連情報構成要素330および/または(たとえば、別のサービスまたはロケーションから関連情報がインポートされている場合に)通信構成要素350から受信するように構成され得る。
【0054】
[0061]登録構成要素320はまた、互いにパラメータ、第1の画像、および関連情報の間の相関を記憶するように構成され得る。一例では、相関は、デバイス102内での、登録の関連する態様が記憶されており、アクセスされることがある、画像構成要素310、関連情報構成要素330、および登録構成要素320の中のロケーションのリストであり得る。登録構成要素320はまた、登録パラメータを記憶するように構成され得る。一態様では、登録構成要素320は、通信構成要素350を介してサーバ106に第1の画像および関連情報とともに登録情報を提供するように構成され得る。
【0055】
[0062]デバイス102は随意に、特徴テンプレート構成要素340を含むことができる。特徴テンプレート構成要素340は、画像構成要素310および通信構成要素350と通信するように構成され得る。一態様では、特徴テンプレート構成要素240は、(たとえば、登録構成要素320によって)登録および関連情報と相関付けられているものとして識別された第1の画像を受信するように構成され得る。特徴テンプレート構成要素340は、第1の画像から特徴データを抽出するように構成され得る。一態様では、抽出されたデータはパラメトリックデータであり得る。パラメトリックデータは、たとえば、幾何学的特徴データまたは光度統計データを含むことができる。一例では、パラメトリックデータは、主成分分析(PCA)アルゴリズムによって決定された第1の画像内の選択された特徴のEigenベクトルであり得る。別の例では、パラメトリックデータは、ローカルバイナリパターン(LBP)ヒストグラムによって決定されたLBP特徴ベクトルであり得る。また別の例では、パラメトリックデータは、線形判別分析(LDA)行列によって決定された第1の画像内の選択された特徴のFisherベクトルであり得る。
【0056】
[0063]一態様では、特徴テンプレート構成要素340はまた、第1の画像についての特徴テンプレートを作成するように構成され得る。特徴テンプレートは被覆特徴テンプレート(SFT)であり得る。第1の画像についてのSFTは、SFT(第1の画像)と呼ばれ得る。SFTは、たとえば、一方向ハッシュなどの被覆プロセスを使用して、第1の画像の特徴および/または以前抽出された特徴データに基づいて生成され得る。SFT(第1の画像)は、第1の画像自体の追加または代替として、登録および第1の画像に関する関連情報と相関付けられ、登録および第1の画像に関する関連情報とともに記憶され得る。したがって、また本態様では、デバイス102は登録構成要素320を介して、第1の画像を提供するのではなく、通信構成要素350を介してサーバ106に登録と、関連情報と、SFT(第1の画像)とを提供するように構成され得る。
【0057】
[0064]デバイス102が特徴テンプレート構成要素340を含まない態様では、サーバ106は、本明細書で説明するように第1の画像についての特徴テンプレートを作成するように構成され得る。
【0058】
[0065]一態様では、通信構成要素350は随意に、たとえば
図1のデバイス104などのデバイスに関する情報をサーバ106から受信するように構成され得る。たとえば、サーバ106は、登録パラメータ、サーバ106に関連するサービスの設定などを通して、デバイス102に対し、SFTとSFT(第1の画像)との間のマッチングがSFT比較で生じたときに通知するように構成され得る。デバイス102に提供された情報は、たとえば、第1の画像へのマッチングが識別されたことの通知、第1の画像に関する関連情報が共有されたことの通知、および/またはデバイス104に関する情報を含み得る。一態様では、デバイス102は、本明細書で説明するようにユーザインターフェースを介してデバイス102のユーザ(たとえば、オプトイン参加者)にこの情報を提供するように構成され得る。
【0059】
[0066]
図4を参照すると、デバイス104の一態様がサーバ106に接続されている。一態様では、デバイス104はワイヤレスデバイスであり得る。別の態様では、デバイス104は、ワイヤード接続またはワイヤレス接続を介してサーバ106に接続され得る、コンピュータ、ラップトップ、ネットブック、タブレット、スマートフォンなどのような任意のタイプの接続された電子デバイスであり得る。デバイス104は、特徴データを含む画像を取得するように構成され得る。この画像は、第2の画像と呼ばれ得る。
【0060】
[0067]デバイス104は画像構成要素410を含み、画像構成要素410は、デバイス104に関連する画像を受信し、記憶し、共有するように構成され得る。一例では、画像はデバイス104において、たとえば搭載カメラを使用して生成され得る。別の例では、画像はデバイス104に、たとえば、別のデバイス(たとえば、コンピュータ)へのワイヤード接続またはワイヤレス接続、(たとえば、電子メールメッセージからの)電子通信、(たとえば、ウェブサイトからの)ダウンロードなどを介してインポートされ得る。一態様では、オプトイン参加者は、画像構成要素410の画像のうちの少なくとも1つの被写体であり得る。たとえば、画像構成要素410の画像は、オプトイン参加者に関連する特徴データ(たとえば、オプトイン参加者の顔)を含むことができる。画像構成要素410は、関連情報要求構成要素420および特徴テンプレート構成要素340と通信するように構成され得る。画像構成要素410はまた、通信構成要素450と通信するように構成され得る。
【0061】
[0068]デバイス104は関連情報要求構成要素420を含み、関連情報要求構成要素420は、デバイス104から関連情報要求を受信するように構成され得る。関連情報要求は、ユーザインターフェースを介して関連情報要求構成要素420によって受信され得る。そのようなユーザインターフェースは、たとえば、限定はしないが、キーボード、ナンバーパッド、マウス、タッチセンシティブディスプレイ、ナビゲーションキー、ファンクションキー、マイクロフォン、音声認識構成要素、ユーザから入力を受信することが可能な任意の他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む、1つまたは複数の入力デバイスを含み得る。関連情報要求構成要素420は、たとえば、本明細書で説明する第2の画像などの画像を受信し、デバイス104からの関連情報についての要求と第2の画像を相関付けるために、画像構成要素410と通信するように構成され得る。ただし、要求がサーバ106に送信される前に、第2の画像が最初に覆われることがある。
【0062】
[0069]デバイス104は認証情報構成要素430を含み、認証情報構成要素430は、デバイス104についての識別情報を受信し、記憶し、共有するように構成され得る。一態様では、そのような情報は、たとえば、デバイス104に関連する固有の認証情報、デバイス104上で実行されるソフトウェアに関連する固有の認証情報、デバイス104の(現在の)ロケーション、デバイス104についてのワイヤレス通信ネットワーク加入情報などを含み得る。別の態様では、そのような認証情報は、たとえば、デバイス104のユーザに関する情報を含み得る。たとえば、識別詳細情報は、サーバ106に関連するサービス(たとえば、ソーシャルネットワーキングサービス)についてのログイン資格証明を含み得る。別の例では、認証情報は、デバイス104と別のサービス(たとえば、異なるソーシャルネットワークまたは別のインターネットアカウント)との間の関連性、またはたとえば、名前および/もしくは連絡先情報などのような、デバイス104のユーザに関する情報を示し得る。認証情報構成要素430は、関連情報についての要求が認証情報を含み得る態様では、関連情報要求構成要素にそのような認証情報を提供するために関連情報要求構成要素420と通信するように構成され得る。
【0063】
[0070]デバイス104は特徴テンプレート構成要素440を含み、特徴テンプレート構成要素440は、画像構成要素410と通信し、第2の画像を受信するように構成され得る。特徴テンプレート構成要素440は、第2の画像から特徴データを抽出し、第2の画像についての特徴テンプレートを作成するように構成され得る。特徴テンプレートは被覆特徴テンプレート(SFT)であり得る。第2の画像についてのSFTは、SFT(第2の画像)と呼ばれ得る。本明細書で説明するように、抽出されたデータはパラメトリックデータであり得る。パラメトリックデータは、幾何学的特徴データまたは光度統計データを含むことができる。一例では、パラメトリックデータは、主成分分析(PCA)アルゴリズムによって決定された第1の画像内の選択された特徴のEigenベクトルであり得る。別の例では、パラメトリックデータは、ローカルバイナリパターン(LBP)ヒストグラムによって決定されたLBP特徴ベクトルであり得る。また別の例では、パラメトリックデータは、線形判別分析(LDA)行列によって決定された第1の画像内の選択された特徴のfisherベクトルであり得る。SFT(第1の画像)とSFT(第2の画像)との間の比較を可能にするために、特徴テンプレート構成要素340によって抽出された特徴データおよび第2の画像について作成されたSFTは、デバイス102の特徴テンプレート構成要素340および/またはサーバ106の特徴テンプレート構成要素530によって第1の画像について、抽出された特徴データおよび作成されたSFTと同様であり得る。特徴テンプレート構成要素440は、サーバ106への関連情報についての要求の一部として含まれるように、SFT(第2の画像)を関連情報要求構成要素420に提供するように構成され得る。
【0064】
[0071]関連情報要求構成要素420はさらに、関連情報についての要求と相関する第2の画像についての特徴テンプレート(たとえば、SFT(第2の画像))を受信するために、特徴テンプレート構成要素440と通信するように構成され得る。関連情報要求構成要素420は、通信構成要素450を介してサーバ106に関連情報要求を提供するように構成され得る。一態様では、関連情報についての要求は、SFT(第2の画像)を含み得る。
【0065】
[0072]一態様では、関連情報要求構成要素420は、デバイス104および/またはデバイス104のユーザに関連する識別情報を受信するために,認証情報構成要素430と通信するように構成され得る。一例では、認証情報は、サービス(たとえば、サーバ106に関連するサービス)についての資格証明を含み得る。このシナリオでは、また一態様では、関連情報要求構成要素420によって通信構成要素450を介してサーバ106に提供された関連情報についての要求は、認証情報を含み得る。
【0066】
[0073]デバイス104は通信構成要素450を含み、通信構成要素450は、関連情報についての要求を関連情報要求構成要素420から受信し、要求をサーバ106に提供するように構成され得る。一態様では、通信構成要素450はまた、サーバ106から情報を受信するように構成され得る。たとえば、通信構成要素450は、関連情報についての要求に応答して、たとえば、肯定応答または否定応答などのアクセス指示を受信するように構成され得る。通信構成要素450はまた、関連情報についての要求の一部としてサーバ106に送られたSFT(第2の画像)に対するマッチングである画像に関する関連情報の一部を受信するか、全部を受信するか、またはいずれも受信しないように構成され得る。一態様では、デバイス104は、本明細書で説明するようにユーザインターフェースを介してデバイス104に応答と任意の関連情報とを提供するように構成され得る。
【0067】
[0074]
図5を参照すると、サーバ106の一態様は、たとえば、ソーシャルネットワークなどのサービスに関連付けられ、デバイス102およびデバイス104に接続される。
【0068】
[0075]サーバ106は登録構成要素510を含み、登録構成要素510は、通信構成要素550を介してオプトイン参加者によって操作されるデバイス102から、サーバ106に関連するサービスへの登録を受信するように構成され得る。本明細書で説明するように、また一態様では、登録は、登録パラメータと、オプトイン参加者に関連する特徴データを含む第1の画像(たとえば、オプトイン参加者の顔を含む画像)と、第1の画像に関する関連情報とを含み得る。別の態様では、やはり本明細書で説明するように、登録は、登録パラメータと、第1の画像についての特徴テンプレート(たとえば、SFT(第1の画像))と、SFT(第1の画像)に関する関連情報とを含み得る。
【0069】
[0076]登録パラメータは、デバイス104と、SFT比較構成要素540を介して、識別情報(たとえば、オプトイン参加者の身元)と他の情報とを含む関連情報の全部が共有され得るか、一部が共有され得るか、それともいずれも共有され得ないかを決定するように、サーバ106を構成するために使用され得る。登録パラメータはまた、デバイス104の性質、サーバ106に関連するサービスの性質(たとえば、サービス設定)、関連する法律もしくは規則、および/または外部要素(たとえば、日時)に応じて、第1の画像に関する関連情報の一部を共有するか、全部を共有するか、それともいずれも共有しないかを決定するようにサーバ106を構成することができる。一態様では、登録構成要素510は、特徴テンプレート構成要素530に第1の画像を提供するように構成され得る。
【0070】
[0077]サーバ106は特徴テンプレート構成要素530を含み、特徴テンプレート構成要素530は、第1の画像から特徴データを抽出するように構成され得る。一態様では、抽出されたデータはパラメトリックデータであり得る。パラメトリックデータは、たとえば、幾何学的特徴データまたは光度統計データを含むことができる。一例では、パラメトリックデータは、主成分分析(PCA)アルゴリズムによって決定された第1の画像内の選択された特徴のEigenベクトルであり得る。別の例では、パラメトリックデータは、ローカルバイナリパターン(LBP)ヒストグラムによって決定されたLBP特徴ベクトルであり得る。また別の例では、パラメトリックデータは、線形判別分析(LDA)行列によって決定された第1の画像内の選択された特徴のFisherベクトルであり得る。
【0071】
[0078]特徴テンプレート構成要素530はまた、第1の画像についての特徴テンプレートを作成するように構成され得る。特徴テンプレートは被覆特徴テンプレート(SFT)であり得る。第1の画像についてのSFTは、SFT(第1の画像)と呼ばれ得る。SFTは、たとえば、一方向ハッシュなどの被覆プロセスを使用して、第1の画像の特徴および/または抽出された特徴データに基づいて生成され得る。一態様では、特徴テンプレート構成要素530は、追加処理のために登録構成要素510にSFT(第1の画像)を提供するように構成され得る。別の態様(図示せず)では、特徴テンプレート構成要素530は、SFT(第1の画像)をメモリ520内のSFTデータストア522に直接提供するように構成され得る。
【0072】
[0079]登録構成要素510は、受信された登録パラメータと、第1の画像および/またはSFT(第1の画像)と、関連情報とをメモリ520に通信するように構成され得る。より詳細には、また一態様では、登録構成要素510は、登録パラメータと、第1の画像および/またはSFT(第1の画像)と、関連情報とを相関付け、相関を記憶のために登録データストア524に提供するように構成され得る。登録データストア524は、そのような相関を受信し、記憶し、共有するように構成され得る。一態様では、登録データストア524は、相関するSFTおよび関連情報についてのロケーションに関連して登録パラメータを記憶することができる。
【0073】
[0080]一態様では、登録構成要素510は、SFTデータストア522にSFT(第1の画像)を提供するように構成され得る。SFTデータストア522は、特徴テンプレートを受信し、記憶し、共有するように構成され得る。一態様では、SFTデータストア522は、記憶された特徴テンプレートをSFT比較構成要素540と共有するように構成され得る。
【0074】
一態様では、登録構成要素510は、関連情報データストア526に関連情報を提供するように構成され得る。
【0075】
サーバ106は関連情報データストア526を含み、関連情報データストア526は、関連情報を受信し、記憶し、共有するように構成され得る。一態様では、関連情報データストア526は、関連情報をSFT比較構成要素540と共有するように構成され得る。
【0076】
[0081]サーバ106は通信構成要素550を含み、通信構成要素550は、画像についての特徴テンプレート(たとえば、SFT(第2の画像))と、一態様では要求に対する信頼を確立するための情報(たとえば、認証情報)とを含み得る、関連情報についての要求をデバイス104から受信するように構成され得る。通信構成要素550は、SFT(第2の画像)と、一態様では認証情報とをSFT比較構成要素540に提供するように構成され得る。デバイス104からの認証情報はまた、たとえば、サーバ106に関連するサービス(たとえば、ソーシャルネットワーク)についてのログイン情報を含み得る。別の例では、デバイス104についての認証情報は、たとえば、デバイス104のユーザに関する情報、たとえば、識別情報、(たとえば、名前、連絡先詳細情報、およびソーシャルメディアプロフィール)、知人(たとえば、「友人」もしくは「縁故」)、所属(たとえば、地理的ロケーション、お気に入りのスポーツチーム、雇用主、学校)、ならびに/またはデバイス104が(たとえば、法執行もしくはサーバ106に関連するサービスに関連する)特別な種類のデバイスに属しているかどうかを含み得る。
【0077】
[0082]サーバ106はSFT比較構成要素540を含み、SFT比較構成要素540は、特徴テンプレートを比較するように構成され得る。一例では、SFT比較構成要素540は、デバイス104から受信されたSFT(第2の画像)を、サーバ106においてSFTデータストア522に以前記憶された被覆特徴テンプレート(SFT)と比較することができる。比較に基づいて、SFT比較構成要素540は、たとえば、肯定応答または否定応答などのアクセス指示を生成することができる。SFT比較構成要素540は、通信構成要素550を介してデバイス104にアクセス指示を通信することができる。
【0078】
[0083]SFT比較構成要素540は、SFT(第2の画像)とマッチングする記憶されたSFTを識別することができない場合に、否定応答を生成するように構成され得る。
【0079】
[0084]SFT比較構成要素540が、本例として、SFTデータストア522に以前記憶されたSFT(第1の画像)などの、SFT(第2の画像)に対してマッチングするSFTを識別した場合、SFT比較構成要素は、第1の画像に関する関連情報をデバイス104と共有することを承諾されているかどうかを決定することができる。SFT比較構成要素540は、SFT(第2の画像)に対するマッチングが識別されたときに、関連情報を共有することを承諾されているかどうかを決定するための情報を要求するために、登録データストア524と通信するように構成され得る。一態様では、SFT比較構成要素540は、パラメータ、サービス設定、ならびに/または関連する法律および/もしくは規則に関する情報を登録データストア524から受信し、それに基づいて、またデバイス104についての要求に対する信頼を確立するための情報(たとえば、認証情報)に基づいて比較を実行することができる。別の態様では、SFT比較構成要素540は、マッチングする画像に関する関連情報の一部を共有できる、全部を共有できる、またはいずれも共有できないという指示を登録データストア524から受信するだけであり得る。したがって、登録データストア524または別の構成要素は、決定を下すように構成され得る。
【0080】
[0085]たとえば、登録パラメータは、サーバ106がデバイス104と情報を共有するためには、認証によって決定されるように、デバイス104が特定の組織に属していなければならないと規定し得る。したがって、サーバ106は、SFT比較構成要素540を介して、デバイス104が特定の組織に属しているかどうかを決定するために認証情報を調べることができる。別の例では、登録パラメータは、オプトイン参加者と(たとえば、共通の「友人」または「知人を有する)同じ縁故「範囲」のうちの1つまたは複数の中にデバイス104のユーザが存在しなければならないと規定し得る。したがって、サーバ106は、オプトイン参加者と同じ縁故「範囲」のうちの1つまたは複数の中にデバイス104が存在するかどうかを決定するために、認証によって決定されるように、デバイス104に関する情報を調べることができる。別の態様では、サーバ106は、サーバ106に関連するサービスの設定と、デバイス104からサーバ106に提供された認証情報を比較することに基づいて、第1の画像に関する関連情報の一部を共有することを承諾されているか、全部を共有することを承諾されているか、それともいずれも共有することを承諾されていないかを決定することができる。たとえば、法執行に関連するデバイスが識別情報と取得された画像に関係する他の情報とをサーバ106から受信することを現地の法律または規則が許している場合、サーバ106は、認証に基づいて、デバイス104が法執行機関に関連付けられるかどうかを決定する。
【0081】
[0086]別の態様では、デバイス102によって提供された登録パラメータは、第1の画像に関する関連情報のうちのどれだけをデバイス104と共有するかに関連する段階を定め得る。たとえば、登録パラメータは、デバイス104が特定の縁故「範囲」のメンバーである(たとえば、認証によって決定されるように、オプトイン参加者およびデバイス104のユーザが共通の知人を有する)場合に、第1の画像に関する関連情報の全部を共有し、デバイス104が特定の地理的ロケーションに属している(たとえば、認証によって決定されるように、オプトイン参加者およびデバイス104のユーザが同じ町に住んでいる)場合に、第1の画像に関する関連情報の一部を共有し、デバイス104が雇用主などの特定の組織に属している(たとえば、認証によって決定されるように、オプトイン参加者およびデバイス104のユーザが同じ雇用主を有する)場合に、第1の画像に関する関連情報のいずれも共有しないことを規定し得る。
【0082】
[0087]SFT比較構成要素540が本例としてSFT(第1の画像)などのSFT(第2の画像)に対してマッチングするSFTを識別したが、第1の画像に関する関連情報を共有することを承諾されていないと決定した場合、SFT比較構成要素540は否定応答を生成することができる。
【0083】
[0088]SFT比較構成要素540が本例としてSFT(第1の画像)などのSFT(第2の画像)に対してマッチングするSFTを識別し、第1の画像に関する関連情報を共有することを承諾されていると決定した場合、SFT比較構成要素540は肯定応答を生成することができる。SFT比較構成要素540はまた、通信構成要素550を介してデバイス104に通信するための該当する関連情報を取り出すために、関連情報データストア526と通信するように構成され得る。
【0084】
[0089]SFT比較構成要素540は、それの応答(たとえば、肯定または否定)と任意の関連情報(たとえば、一部、全部、またはなし)とを通信構成要素550に通信するように構成され得る。通信構成要素550は、応答と関連情報(ある場合)とをデバイス104に送るように構成され得る。
【0085】
[0090]一態様では、サーバ106は随意に、デバイス102に関する情報を提供するように構成され得る。たとえば、サーバ106は、登録パラメータ、サーバ106に関連するサービスの設定などを通して、デバイス102に対し、SFTとSFT(第1の画像)との間のマッチングがSFT比較で生じたときに通知するように構成され得る。デバイス102に提供された情報は、たとえば、第1の画像へのマッチングが識別されたことの通知、第1の画像に関する関連情報が共有されたことの通知、および/またはデバイス104に関する情報を含み得る。
【0086】
[0091]
図6を参照すると、画像に関連する情報へのアクセスをデバイス104によって要求するための方法600が示されている。
【0087】
[0092]610において、方法600は、画像から特徴データを抽出することを含み得る。たとえば、デバイス104の特徴テンプレート構成要素440は、画像(たとえば、第2の画像)から特徴データを抽出することができる。第2の画像は、本明細書で説明するように、デバイス104において(たとえば、搭載カメラを使用して)生成されていること、またはデバイス104にインポートされている(たとえば、コンピュータからアップロードされている、電子メールもしくはウェブサイトからダウンロードされている)ことがある。
【0088】
[0093]一態様では、特徴データはパラメトリックデータであり得る。パラメトリックデータは、たとえば、幾何学的特徴データまたは光度統計データを含むことができる。一例では、パラメトリックデータは、主成分分析(PCA)アルゴリズムによって決定された第1の画像内の選択された特徴のEigenベクトルであり得る。別の例では、パラメトリックデータは、ローカルバイナリパターン(LBP)ヒストグラムによって決定されたLBP特徴ベクトルであり得る。また別の例では、パラメトリックデータは、線形判別分析(LDA)行列によって決定された第1の画像内の選択された特徴のFisherベクトルであり得る。
【0089】
[0094]620において、方法600は、抽出された特徴データに基づいて画像についての特徴テンプレートを作成することを含み得る。たとえば、特徴テンプレート構成要素440は、抽出された特徴データに基づいて画像(たとえば、第2の画像)についての特徴テンプレートを作成することができる。一態様では、特徴テンプレートは被覆特徴テンプレート(SFT)であり得る。第1の画像についてのSFTは、SFT(第2の画像)と呼ばれ得る。SFTは、たとえば、一方向ハッシュなどの被覆プロセスを使用して抽出された、第2の画像の特徴および/または抽出された特徴データに基づいて生成され得る。一態様では、SFT(第1の画像)とSFT(第2の画像)との間の比較を可能にするために、抽出された特徴データおよび第2の画像について作成されたSFTは、抽出された特徴データおよびオプトイン参加者によって提供された第1の画像について作成されたSFTと同様であり得る。
【0090】
[0095]630において、方法600は、サーバに特徴テンプレートを提供することを含み得る。たとえば、特徴テンプレート構成要素440は、サーバ106の通信構成要素550を介してサーバ106に、第2の画像についての特徴テンプレート(たとえば、SFT(第2の画像))を提供することができる。一態様では、本明細書で説明するように、第2の画像に関する関連情報についての要求に関連して、サーバ106にSFT(第2の画像)が提供され得る。
【0091】
[0096]640において、方法600は随意に、デバイスに関連する認証情報をサーバに提供することを含み得る。たとえば、デバイス104の関連情報要求構成要素420は、デバイス104の認証情報構成要素430から認証情報を受信し、関連情報要求の一部として、通信構成要素450を介してサーバ106に認証情報を提供するように構成され得る。認証情報は、デバイス104に関する情報を含み得る。
【0092】
[0097]650において、方法600は、画像に関する関連情報についてのアクセス指示をサーバから受信することを含み得る。たとえば、デバイス104は、通信構成要素450を介してサーバ106から肯定応答または否定応答などのアクセス指示を受信することができる。一態様では、アクセス指示は肯定応答または否定応答であり得る。アクセス指示が肯定応答である場合、サーバ106は、デバイス104にマッチングに関する関連情報の一部を提供すること、全部を提供すること、またはいずれも提供しないこともある。
【0093】
[0098]一態様では、アクセス指示および関連情報(ある場合)が、マッチングするSFTを有する画像の被写体であるオプトイン参加者の登録、サーバ106に関連するサービスの設定、関連する法律および/または規則、ならびに認証情報において提供されたデバイス104に関する情報に基づいて、デバイス104に提供され得る。
【0094】
[0099]方法600を一連の行為として図示し説明するが、いくつかの行為は、1つまたは複数の態様によれば、本明細書で図示し説明する順序とは異なる順序で、および/または他の行為と同時に行われるので、方法は行為の順序によって限定されないことを理解し、諒解されたい。たとえば、方法は、状態図など、一連の相互に関係する状態またはイベントとして代替的に表現され得ることを諒解されたい。さらに、1つまたは複数の態様による方法を実施するために、図示のすべての行為が必要とされるとは限らない。
【0095】
[00100]
図7を参照すると、画像に関連する情報へのアクセスをサーバ106によって提供するための方法700が示されている。
【0096】
[00101]710において、方法700は、第1の画像情報と、登録と、第1の画像に関する関連情報とを第1のデバイスから受信することを含み得る。たとえば、デバイス102は、デバイス102の通信構成要素350を介してサーバ106の登録構成要素510に、第1の画像情報と、登録と、関連情報とを提供し得る。一態様では、第1の画像情報は、特徴データ(たとえば、顔)を含み得る第1の画像であり得る。別の態様では、第1の画像情報は、第1の画像の代替または追加としてデバイス102によってサーバ106に送られ得る、第1の電子メールについての特徴テンプレート(たとえば、SFT(第1の画像)であり得る。一態様では、第1の画像情報は、オプトイン参加者などの第1のデバイス(たとえば、デバイス102)のユーザに関連する特徴データ(たとえば、顔)を含むこと、またはそのような特徴データであることがある。
【0097】
[00102]720において、方法700は随意に、第1の画像から特徴データを抽出することを含み得る。たとえば、サーバ106の特徴テンプレート構成要素530は、第1の画像情報が第1の画像である場合に、第1の画像から特徴データを抽出することができる。第1の画像情報が第1の特徴テンプレートである場合、方法700は710から740に進むことができる。一態様では、抽出されたデータはパラメトリックデータであり得る。パラメトリックデータは、たとえば、幾何学的特徴データまたは光度統計データを含むことができる。一例では、パラメトリックデータは、主成分分析(PCA)アルゴリズムによって決定された第1の画像内の選択された特徴のEigenベクトルであり得る。別の例では、パラメトリックデータは、ローカルバイナリパターン(LBP)ヒストグラムによって決定されたLBP特徴ベクトルであり得る。また別の例では、パラメトリックデータは、線形判別分析(LDA)行列によって決定された第1の画像内の選択された特徴のFisherベクトルであり得る。
【0098】
[00103]730において、方法700は随意に、抽出された特徴データに基づいて第1の画像についての特徴テンプレートを作成することを含み得る。たとえば、特徴テンプレート構成要素530は、第1の画像情報が第1の画像である場合に、抽出された特徴データに基づいて第1の画像についての特徴テンプレートを作成することができる。第1の画像情報が第1の特徴テンプレートである場合、方法700は710から740に進むことができる。特徴テンプレートは被覆特徴テンプレート(SFT)であり得る。第1の画像についてのSFTは、SFT(第1の画像)と呼ばれ得る。SFTは、たとえば、一方向ハッシュなどの被覆プロセスを使用して、第1の画像の特徴および/または抽出された特徴データに基づいて生成され得る。
【0099】
[00104]740において、方法700は、第1の画像についての特徴テンプレートと、登録と、第1の画像に関する関連情報とを記憶し相関付けることを含み得る。一態様では、第1の画像についての特徴テンプレートは、サーバ106によってデバイス102から受信された第1の画像情報であり得る。別の態様では、第1の画像についての特徴テンプレートは、方法700の720および730において生成された第1の特徴テンプレートであり得る。たとえば、登録構成要素510は、特徴テンプレート構成要素530からSFT(第1の画像)を受信し、SFT(第1の画像)を登録および関連情報と相関付けることができる。登録構成要素510は、相関を登録データストア524に、SFT(第1の画像)をSFTデータストア522に、関連情報を関連情報データストア526に提供することができ、これらのデータストアはすべてサーバ106に属する。
【0100】
[00105]750において、方法700は、第2の画像についての特徴テンプレートを第2のデバイスから受信することを含み得る。たとえば、サーバ106は通信構成要素550を介して、デバイス104からSFT(第2の画像)を受信することができる。SFT(第2の画像)は、通信構成要素550によってサーバ106のSFT比較構成要素540に提供され得る。一態様(図示せず)では、サーバ106はまた、SFT(第2の画像)とともに、デバイス104に関連する認証情報を受信することができる。
【0101】
[00106]760において、方法700は、他の画像についての以前記憶された特徴テンプレートと第2の画像についての特徴テンプレートを、以前記憶された特徴テンプレートの中でマッチングする特徴テンプレートを識別するために比較することを含み得る。たとえば、SFT比較構成要素540は、以前記憶された特徴テンプレートとSFT(第2の画像)を、以前記憶された特徴テンプレートをSFTデータストア522から取り出すことによって比較することができる。一例では、SFT(第1の画像)は、SFTデータストア522に以前記憶されていて、SFT比較構成要素540によってSFT(第2の画像)と比較された以前記憶された特徴テンプレートの中にあることがある。さらに、本例では、SFT(第1の画像)は、SFT比較構成要素540によって、SFT(第2の画像)とマッチングすると決定され得る。
【0102】
[00107]770において、方法700は、マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報が第2のデバイスと共有され得るかどうかを決定することを含み得る。たとえば、SFT比較構成要素540は、SFT(第1の画像)に関する関連情報がデバイス104と共有され得るかどうかを、登録データストア524から登録情報を取り出すことによって決定することができる。一態様では、デバイス104が認証情報をサーバ106に提供した場合に、SFT比較構成要素540は、SFT(第1の画像)に関する関連情報をデバイス104と共有し得るかどうかを、デバイス104からの要求に対する信頼を確立するための情報(たとえば、認証情報)、登録パラメータ、サーバ106に関連するサービスについての設定、ならびに/または関連する法律および規則の間の比較に基づいて決定するように構成され得る。
【0103】
[00108]780において、方法700は、マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報についてのアクセス指示を第2のデバイスに返信することを含み得る。一態様では、SFT比較構成要素540は通信構成要素550を介して、たとえば、否定応答または肯定応答などのアクセス指示をデバイス104に返信することができる。肯定応答の場合、SFT比較構成要素540は、マッチングするSFTについての相関するアクセス情報の全部または一部(たとえば、サブセット)をデバイス104に提供することもできる。
【0104】
[00109]方法700を一連の行為として図示し説明するが、いくつかの行為は、1つまたは複数の態様によれば、本明細書で図示し説明する順序とは異なる順序で、および/または他の行為と同時に行われるので、方法は行為の順序によって限定されないことを理解し、諒解されたい。たとえば、方法は、状態図など、一連の相互に関係する状態またはイベントとして代替的に表現され得ることを諒解されたい。さらに、1つまたは複数の態様による方法を実施するために、図示のすべての行為が必要とされるとは限らない。
【0105】
[00110]
図8を参照すると、コンピュータデバイス800の一態様が、デバイス102、デバイス104、および/またはサーバ106の様々な構成要素のうちのいずれか1つの本明細書で説明するそれぞれの機能を実行するように特別にプログラムまたは構成され得る。たとえば、一態様では、コンピュータデバイス800は、いずれも
図1〜
図4に示されている、デバイス102の画像構成要素310、登録構成要素320、随意の特徴テンプレート構成要素340、および/もしくは関連情報構成要素330、デバイス104の画像構成要素410、関連情報要求構成要素420、認証情報構成要素430、および/もしくは特徴テンプレート構成要素440、ならびに/またはサーバ106の登録構成要素510、特徴テンプレート構成要素530、および/もしくはSFT比較構成要素540を含むことができる。
【0106】
[00111]コンピュータデバイス800は、本明細書で説明する構成要素および機能のうちの1つまたは複数に関連する処理機能を実行するように特別に構成されたプロセッサ810を含む。プロセッサ810は、プロセッサまたはマルチコアプロセッサの単一または複数のセットを含むことができる。さらに、プロセッサ810は統合処理システムおよび/または分散処理システムとして実装され得る。たとえば、プロセッサ810は、デバイス102の画像構成要素310、登録構成要素320、関連情報構成要素330、および/または(随意の)特徴テンプレート構成要素340の説明する機能を実行するように構成され得る。別の例では、プロセッサ810は、デバイス104の画像構成要素410、認証情報要求構成要素420、認証情報構成要素430、および/または特徴テンプレート構成要素440の説明する機能を実行するように構成され得る。また別の例では、プロセッサ810は、サーバ106の登録構成要素510、特徴テンプレート構成要素530、および/またはSFT比較構成要素540の説明する機能を実行するように構成され得る。
【0107】
[00112]コンピュータデバイス800は、たとえば、本明細書で説明するそれぞれのエンティティのそれぞれの機能を実行するために、たとえば、本明細書で使用するデータおよび/またはアプリケーションのローカルバージョンおよび/またはプロセッサ810によって実行される命令もしくはコードを記憶するための、メモリ820をさらに含む。メモリ820は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、テープ、磁気ディスク、光ディスク、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、およびそれらの任意の組合せなど、コンピュータによって使用可能な任意のタイプのメモリを含むことができる。たとえば、メモリ820は、サーバ106のメモリ520に関して本明細書で説明するように、画像、登録情報、関連情報、および/または特徴テンプレートを記憶するように構成され得る。
【0108】
[00113]さらに、コンピュータデバイス800は、本明細書で説明するように、ハードウェア、ソフトウェア、およびサービスを利用して、1つまたは複数の相手との通信を確立し、維持することを行う通信構成要素830を含む。通信構成要素830は、コンピュータデバイス800上の構成要素間、ならびにコンピュータデバイス800と、通信ネットワーク上に位置するデバイス、および/またはコンピュータデバイス800に直列もしくはローカルに接続されたデバイスなどの外部デバイスとの間の通信を伝え得る。たとえば、通信構成要素830は、1つまたは複数のバスを含むことができ、外部デバイスとインターフェースするように動作可能な、それぞれ送信機および受信機、またはトランシーバに関連する、送信チェーン構成要素と受信チェーン構成要素とをさらに含むことができる。たとえば、通信構成要素830は、デバイス102の通信構成要素350、デバイス104の通信構成要素450、および/またはサーバ106の通信構成要素550の本明細書で説明する機能を実行するように構成され得る。
【0109】
[00114]さらに、コンピュータデバイス800はデータストア840をさらに含むことができ、データストア840は、本明細書で説明する態様に関連して採用される情報、データベース、およびプログラムの大容量ストレージを与えるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組合せであり得る。たとえば、データストア840は、プロセッサ810によって現在実行されていないアプリケーションのためのデータリポジトリであり得る。たとえば、データストア840は、サーバ106のSFTデータストア522、登録データストア524、および/または関連情報データストア526に関して本明細書で説明するように、画像、登録情報、関連情報、および/または特徴テンプレートを記憶するように構成され得る。
【0110】
[00115]コンピュータデバイス800は、さらに、コンピュータデバイス800のユーザから入力を受信するように動作可能であり、ユーザへの提示のための出力を生成するようにさらに動作可能なユーザインターフェース構成要素850を含み得る。ユーザインターフェース構成要素850は、限定はしないが、キーボード、ナンバーパッド、マウス、タッチセンシティブディスプレイ、ナビゲーションキー、ファンクションキー、マイクロフォン、音声認識構成要素、ユーザから入力を受信することが可能な任意の他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む、1つまたは複数の入力デバイスを含み得る。さらに、ユーザインターフェース構成要素850は、限定はしないが、ディスプレイ、スピーカー、触覚フィードバック機構、プリンタ、出力をユーザに提示することが可能な任意の他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む、1つまたは複数の出力デバイスを含み得る。たとえば、ユーザインターフェース構成要素750は、入力をデバイス102(たとえば、画像、登録情報および関連情報)および/もしくはデバイス104(たとえば、画像および/もしくは認証情報)から受信し、ならびに/または出力をデバイス102(たとえば、デバイス104からの要求に対する信頼を確立するための情報(たとえば、認証情報))および/もしくはデバイス104(たとえば、アクセス指示および/もしくは関連情報)に提供するように構成され得る。
【0111】
[00116]本出願で使用する「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、限定はしないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを含むものとする。たとえば、構成要素は、限定はしないが、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラムおよび/またはコンピュータであり得る。例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティングデバイスの両方が構成要素であり得る。1つまたは複数の構成要素がプロセスおよび/または実行スレッド内に存在することができ、1つの構成要素は1つのコンピュータ上に配置され得、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散され得る。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらの構成要素は、信号を介して、ローカルシステム、分散システム内の別の構成要素と相互作用し、および/またはインターネットなどのネットワーク上で他のシステムと相互作用する1つの構成要素からのデータのような、1つまたは複数のデータパケットを有する信号に従うことなどによって、ローカルプロセスおよび/またはリモートプロセスを介して通信し得る。
【0112】
[00117]さらに、本明細書では、ワイヤード端末またはワイヤレス端末とすることができる端末に関して、様々な態様について説明する。端末は、システム、デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、モバイルデバイス、リモート局、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれることもある。ワイヤレス端末は、セルラー電話、衛星電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスであり得る。さらに、本明細書では基地局に関して、様々な態様について説明する。基地局は、ワイヤレス端末と通信するために利用され得、アクセスポイント、ノードB、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。
【0113】
[00118]さらに、「または」という用語は、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を意味するものとする。すなわち、別段に規定されていない限り、または文脈から明らかでない限り、「XはAまたはBを採用する」という句は、自然包括的並べ替えのいずれかを意味するものとする。すなわち、「XはAまたはBを採用する」という句は、以下の場合、すなわち、XがAを採用する場合、XがBを採用する場合、またはXがAとBの両方を採用する場合のうちのいずれかによって満足される。その上、本出願と添付の特許請求の範囲とで使用されるとき、冠詞「a」と「an」とは、別段に規定されていない限り、または単数形を対象とすべきであると文脈から明らかでない限り、通常、「1つまたは複数」を意味すると解釈されるべきである。
【0114】
[00119]本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、TD−SCDMA、LTE、および他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。さらに、cdma2000は、IS−2000規格と、IS−95規格と、IS−856規格とをカバーする。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを採用し、アップリンク上ではSC−FDMAを採用する、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP:3rd Generation Partnership Project)と称する団体からの文書に記載されている。さらに、cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。さらに、そのようなワイヤレス通信システムは、不対無資格スペクトル、802.xxワイヤレスLAN、BLUETOOTH(登録商標)および任意の他の短距離または長距離ワイヤレス通信技法をしばしば使用するピアツーピア(たとえば、モバイルツーモバイル)アドホックネットワークシステムをさらに含むことができる。
【0115】
[00120]様々な態様または特徴が、いくつかのデバイス、構成要素、モジュールなどを含み得るシステムに関して提示される。様々なシステムは、追加のデバイス、構成要素、モジュールなどを含んでもよく、および/または各図に関連して論じるデバイス、構成要素、モジュールなどのすべてを含まなくてもよいことを理解および諒解されたい。これらの手法の組合せも使用され得る。
【0116】
[00121]本明細書で開示した態様に関して説明した様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替手段として、プロセッサは、任意の従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイス同士の組合せとして、たとえばDSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、1つもしくは複数のマイクロプロセッサとDSPコアとの併用、または他の任意のそのような構成として、実装され得る。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、上記で説明したステップおよび/またはアクションのうちの1つまたは複数を実行するように動作可能な1つまたは複数のモジュールを備え得る。
【0117】
[00122]さらに、本明細書で開示した態様に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に存在し得る。記憶媒体はプロセッサに結合されてよく、それにより、プロセッサは記憶媒体に対して情報を読み書きすることができる。代替として、記憶媒体はプロセッサに統合されてもよい。さらに、いくつかの態様では、プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に存在し得る。加えて、ASICはユーザ端末中に存在し得る。代わりに、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中の個別構成要素として存在し得る。さらに、いくつかの態様では、方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、コンピュータプログラム製品に組み込まれ得る、機械可読媒体および/またはコンピュータ可読媒体上のコードおよび/または命令の1つまたは任意の組合せ、あるいはそのセットとして存在し得る。
【0118】
[00123]1つまたは複数の態様では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶され得るか、あるいはコンピュータ可読媒体上で送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であってよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と呼ばれ得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、通常、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるものとする。
【0119】
[00124]上記の開示は、例示的な態様および/または実施形態について論じているが、添付の特許請求の範囲によって定義された説明した態様および/または実施形態の範囲から逸脱することなく、様々な変更および改変が本明細書で行われ得ることに留意されたい。さらに、記載の態様および/または実施形態の要素は、単数形で説明または特許請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。加えて、任意の態様および/または実施形態の全部または一部は、別段の規定がない限り、任意の他の態様および/または実施形態の全部または一部とともに利用され得る。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
デバイスによって、画像に関連する情報へのアクセスを要求するための方法であって、
画像から特徴データを抽出することと、
前記抽出された特徴データに基づいて前記画像についての特徴テンプレートを作成することと、
サーバに前記特徴テンプレートを提供することと、
前記画像に関する関連情報についてのアクセス指示を前記サーバから受信することと
を備える方法。
[C2]
要求に対する信頼を確立するための情報を前記サーバに提供することをさらに備え、ここにおいて、前記情報は、前記デバイスに関連する認証情報を備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記アクセス指示を受信することは、前記認証情報に少なくとも部分的に基づいて受信することを備える、C2に記載の方法。
[C4]
前記アクセス指示を受信することは、前記認証情報に少なくとも部分的に基づいて肯定応答と前記関連情報とを前記サーバから受信することをさらに備える、C2に記載の方法。
[C5]
前記アクセス指示を受信することは、前記認証情報に少なくとも部分的に基づいて肯定応答と前記関連情報のサブセットとを受信することをさらに備える、C2に記載の方法。
[C6]
前記アクセス指示を受信することは、前記認証情報に少なくとも部分的に基づいて否定応答を受信することをさらに備える、C2に記載の方法。
[C7]
前記画像から特徴データを抽出することは、パラメトリックデータを抽出することを備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記特徴テンプレートは被覆特徴テンプレート(SFT)である、C1に記載の方法。
[C9]
デバイスによって、画像に関連する情報へのアクセスを要求するためのコンピュータプログラム製品であって、
コンピュータ可読媒体を備え、前記コンピュータ可読媒体が、
コンピュータに、画像から特徴データを抽出させるための少なくとも1つの命令と、
前記コンピュータに、前記抽出された特徴データに基づいて前記画像についての特徴テンプレートを作成させるための少なくとも1つの命令と、
前記コンピュータに、サーバに前記特徴テンプレートを提供させるための少なくとも1つの命令と、
前記コンピュータに、前記画像に関する関連情報についてのアクセス指示を前記サーバから受信させるための少なくとも1つの命令と
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C10]
デバイスによって、画像に関連する情報へのアクセスを要求するための装置であって、
画像から特徴データを抽出するための手段と、
前記抽出された特徴データに基づいて前記画像についての特徴テンプレートを作成するための手段と、
サーバに前記特徴テンプレートを提供するための手段と、
前記画像に関する関連情報についてのアクセス指示を前記サーバから受信するための手段と
を備える装置。
[C11]
デバイスによって、画像に関連する情報へのアクセスを要求するための装置であって、
画像から特徴データを抽出し、前記抽出された特徴データに基づいて前記画像についての特徴テンプレートを作成するように構成された特徴テンプレート構成要素と、
サーバに前記特徴テンプレートを提供し、前記画像に関する関連情報についてのアクセス指示を前記サーバから受信するように構成された関連情報要求構成要素と
を備える装置。
[C12]
要求に対する信頼を確立するための情報を前記サーバに提供するように構成された前記関連情報要求構成要素をさらに備え、ここにおいて、前記情報は、前記デバイスに関連する認証情報を備える、C11に記載の装置。
[C13]
前記アクセス指示を受信するように構成された前記関連情報要求構成要素は、前記認証情報に少なくとも部分的に基づいて受信するように構成された前記関連情報要求構成要素を備える、C12に記載の装置。
[C14]
前記アクセス指示を受信するように構成された前記関連情報要求構成要素は、前記認証情報に少なくとも部分的に基づいて肯定応答と前記関連情報とを前記サーバから受信するように構成された前記関連情報要求構成要素をさらに備える、C12に記載の装置。
[C15]
前記アクセス指示を受信するように構成された前記関連情報要求構成要素は、前記認証情報に少なくとも部分的に基づいて肯定応答と前記関連情報のサブセットとを受信するように構成された前記関連情報要求構成要素をさらに備える、C12に記載の装置。
[C16]
前記アクセス指示を受信するように構成された前記関連情報要求構成要素は、前記認証情報に少なくとも部分的に基づいて否定応答を受信するように構成された前記関連情報要求構成要素をさらに備える、C12に記載の装置。
[C17]
前記画像から特徴データを抽出するように構成された前記特徴テンプレート構成要素は、パラメトリックデータを抽出するように構成された前記特徴テンプレート構成要素を備える、C12に記載の装置。
[C18]
前記特徴テンプレートは被覆特徴テンプレート(SFT)である、C11に記載の装置。
[C19]
サーバによって、画像に関連する情報へのアクセスを提供するための方法であって、
第1の画像情報と、登録情報と、第1の画像に関する関連情報とを第1のデバイスから受信することと、
前記第1の画像情報に関連する特徴テンプレートと、登録と、前記第1の画像に関する前記関連情報とを記憶し相関付けることと、
第2の画像についての第2の特徴テンプレートを第2のデバイスから受信することと、
以前記憶された特徴テンプレートと前記第2の画像についての前記第2の特徴テンプレートを、前記以前記憶された特徴テンプレートの中でマッチングする特徴テンプレートを識別するために比較することと、
マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報が前記第2のデバイスと共有され得るかどうかを決定することと、
前記マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報についてのアクセス指示を前記第2のデバイスに返信することと
を備える方法。
[C20]
要求に対する信頼を確立するための情報を前記第2のデバイスから受信することをさらに備え、ここにおいて、前記情報は、前記第2のデバイスに関連する認証情報を備える、C19に記載の方法。
[C21]
マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報が前記第2のデバイスと共有され得るかどうかを決定することは、前記第1の画像に関する関連情報が前記サーバによって前記第2のデバイスと共有され得るかどうかを決定するために、前記認証情報を前記登録と比較することを備える、C20に記載の方法。
[C22]
マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報が前記第2のデバイスと共有され得るかどうかを決定することは、前記第1の画像に関する前記関連情報のある量が前記サーバによって前記第2のデバイスと共有され得ると決定するために、前記認証情報を前記登録と比較することを備える、C20に記載の方法。
[C23]
前記マッチングする特徴テンプレートに関する前記関連情報が前記第2のデバイスと共有され得るかどうかを決定することは、前記認証情報に少なくとも部分的に基づいて、前記関連情報の全部が前記第2のデバイスと共有され得ると決定することを備え、
アクセス指示を前記第2のデバイスに返信することは、肯定応答と前記マッチングする特徴テンプレートに関する前記関連情報の全部とを前記第2のデバイスに返信することを備える、C20に記載の方法。
[C24]
前記マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報が前記第2のデバイスと共有され得るかどうかを決定することは、前記認証情報に少なくとも部分的に基づいて、前記関連情報のサブセットが前記第2のデバイスと共有され得ると決定することを備え、
アクセス指示を前記第2のデバイスに返信することは、肯定応答と前記マッチングする特徴テンプレートに関する前記関連情報の前記サブセットとを前記第2のデバイスに返信することを備える、C20に記載の方法。
[C25]
前記マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報が前記第2のデバイスと共有され得るかどうかを決定することは、前記認証情報に少なくとも部分的に基づいて、前記マッチングする特徴テンプレートに関する前記関連情報のいずれも前記第2のデバイスと共有され得ないと決定することを備え、
アクセス指示を前記第2のデバイスに返信することは、否定応答を返信することを備える、C20に記載の方法。
[C26]
第1の画像情報を受信することは、第1の画像を受信することを備え、前記方法は、
前記第1の画像から第1の特徴データを抽出することと、
前記抽出された第1の特徴データに基づいて前記第1の画像についての第1の特徴テンプレートを作成することとをさらに備え、ここにおいて、前記第1の画像情報に関連する特徴テンプレートと、前記登録と、前記第1の画像に関する前記関連情報とを記憶し相関付けることは、前記第1の特徴テンプレートと、前記登録と、前記第1の画像に関する前記関連情報とを記憶し相関付けることを備える、C19に記載の方法。
[C27]
第1の画像情報を受信することは、第1の特徴テンプレートを受信することを備え、
前記第1の画像情報に関連する特徴テンプレートと、前記登録と、前記第1の画像に関する前記関連情報とを記憶し相関付けることは、前記第1の特徴テンプレートと、前記登録と、前記第1の画像に関する前記関連情報とを記憶し相関付けることを備える、C19に記載の方法。
[C28]
特徴データを抽出することは、パラメトリックデータを抽出することを備える、C19に記載の方法。
[C29]
前記第1の特徴テンプレートおよび前記第2の特徴テンプレートは被覆特徴テンプレート(SFT)である、C19に記載の方法。
[C30]
サーバによって、画像に関連する情報へのアクセスを提供するためのコンピュータプログラム製品であって、
コンピュータ可読媒体を備え、前記コンピュータ可読媒体が、
コンピュータに、第1の画像情報と、登録情報と、第1の画像に関する関連情報とを第1のデバイスから受信させるための少なくとも1つの命令と、
コンピュータに、前記第1の画像情報に関連する特徴テンプレートと、登録と、前記第1の画像に関する前記関連情報とを記憶させ相関付けさせるための少なくとも1つの命令と、
コンピュータに、第2の画像についての第2の特徴テンプレートを第2のデバイスから受信させるための少なくとも1つの命令と、
コンピュータに、以前記憶された特徴テンプレートと前記第2の画像についての前記第2の特徴テンプレートを、前記以前記憶された特徴テンプレートの中でマッチングする特徴テンプレートを識別するために比較させるための少なくとも1つの命令と、
コンピュータに、マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報が前記第2のデバイスと共有され得るかどうかを決定させるための少なくとも1つの命令と、
コンピュータに、前記マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報についてのアクセス指示を前記第2のデバイスに返信させるための少なくとも1つの命令と
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C31]
サーバによって、画像に関連する情報へのアクセスを提供するための装置であって、
第1の画像情報と、登録情報と、第1の画像に関する関連情報とを第1のデバイスから受信するための手段と、
前記第1の画像情報に関連する特徴テンプレートと、登録と、前記第1の画像に関する前記関連情報とを記憶し相関付けるための手段と、
第2の画像についての第2の特徴テンプレートを第2のデバイスから受信するための手段と、
以前記憶された特徴テンプレートと前記第2の画像についての前記第2の特徴テンプレートを、前記以前記憶された特徴テンプレートの中でマッチングする特徴テンプレートを識別するために比較するための手段と、
マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報が前記第2のデバイスと共有され得るかどうかを決定するための手段と、
前記マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報についてのアクセス指示を前記第2のデバイスに返信するための手段と
を備える装置。
[C32]
サーバによって、画像に関連する情報へのアクセスを提供するための装置であって、
第1の画像情報と、登録情報と、第1の画像に関する関連情報とを第1のデバイスから受信し、
前記第1の画像情報に関連する特徴テンプレートと、登録と、前記第1の画像に関する前記関連情報とを記憶し相関付けるように構成された登録構成要素と、
第2の画像についての第2の特徴テンプレートを第2のデバイスから受信し、以前記憶された特徴テンプレートと前記第2の画像についての前記第2の特徴テンプレートを、前記以前記憶された特徴テンプレートの中でマッチングする特徴テンプレートを識別するために比較し、
マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報が前記第2のデバイスと共有され得るかどうかを決定し、
前記マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報についてのアクセス指示を前記第2のデバイスに返信するように構成された被覆特徴テンプレート(SFT)比較構成要素と
を備える装置。
[C33]
要求に対する信頼を確立するための情報を前記第2のデバイスから受信するように構成された前記被覆特徴テンプレート(SFT)比較構成要素をさらに備え、ここにおいて、前記情報は、前記第2のデバイスに関連する認証情報を備える、C32に記載の装置。
[C34]
マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報が前記第2のデバイスと共有され得るかどうかを決定するように構成された前記被覆特徴テンプレート(SFT)比較構成要素は、前記第1の画像に関する関連情報が前記サーバによって前記第2のデバイスと共有され得るかどうかを決定するために、前記登録構成要素から前記登録を取り出し、前記認証情報を前記登録と比較するように構成された前記被覆特徴テンプレート(SFT)比較構成要素を備える、C33に記載の装置。
[C35]
マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報が前記第2のデバイスと共有され得るかどうかを決定するように構成された前記被覆特徴テンプレート(SFT)比較構成要素は、前記第1の画像に関する前記関連情報のある量が前記サーバによって前記第2のデバイスと共有され得ると決定するために、前記登録構成要素から前記登録を取り出し、前記認証情報を前記登録と比較するように構成された前記被覆特徴テンプレート(SFT)比較構成要素を備える、C33に記載の装置。
[C36]
前記マッチングする特徴テンプレートに関する前記関連情報が前記第2のデバイスと共有され得るかどうかを決定するように構成された前記被覆特徴テンプレート(SFT)比較構成要素は、前記認証情報に少なくとも部分的に基づいて、前記関連情報の全部が前記第2のデバイスと共有され得ると決定するように構成された前記被覆特徴テンプレート(SFT)比較構成要素を備え、
アクセス指示を前記第2のデバイスに返信するように構成された前記被覆特徴テンプレート(SFT)比較構成要素は、肯定応答と前記マッチングする特徴テンプレートに関する前記関連情報の全部とを前記第2のデバイスに返信するように構成された前記被覆特徴テンプレート(SFT)比較構成要素を備える、C33に記載の装置。
[C37]
前記マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報が前記第2のデバイスと共有され得るかどうかを決定するように構成された前記被覆特徴テンプレート(SFT)比較構成要素は、前記認証情報に少なくとも部分的に基づいて、前記関連情報のサブセットが前記第2のデバイスと共有され得ると決定するように構成された前記被覆特徴テンプレート(SFT)比較構成要素を備え、
アクセス指示を前記第2のデバイスに返信するように構成された前記被覆特徴テンプレート(SFT)比較構成要素は、肯定応答と前記マッチングする特徴テンプレートに関する前記関連情報の前記サブセットとを前記第2のデバイスに返信するように構成された前記被覆特徴テンプレート(SFT)比較構成要素を備える、C33に記載の装置。
[C38]
前記マッチングする特徴テンプレートに関する関連情報が前記第2のデバイスと共有され得るかどうかを決定するように構成された前記被覆特徴テンプレート(SFT)比較構成要素は、前記認証情報に少なくとも部分的に基づいて、前記マッチングする特徴テンプレートに関する前記関連情報のいずれも前記第2のデバイスと共有され得ないと決定するように構成されたプロセッサを備え、
アクセス指示を前記第2のデバイスに返信するように構成された前記被覆特徴テンプレート(SFT)比較構成要素は、否定応答を返信するように構成された前記被覆特徴テンプレート(SFT)比較構成要素を備える、C33に記載の装置。
[C39]
第1の画像情報を受信するように構成された前記登録構成要素は、第1の画像を受信するように構成された前記登録構成要素を備え、前記装置は、
前記第1の画像から第1の特徴データを抽出し、
前記抽出された第1の特徴データに基づいて前記第1の画像についての第1の特徴テンプレートを作成するように構成された特徴テンプレート構成要素をさらに備え、ここにおいて、前記第1の画像情報に関連する特徴テンプレートと、前記登録と、前記第1の画像に関する前記関連情報とを記憶し相関付けるように構成された前記登録構成要素は、前記第1の特徴テンプレートと、前記登録と、前記第1の画像に関する前記関連情報とを記憶し相関付けるように構成された前記登録構成要素を備える、C32に記載の装置。
[C40]
第1の画像情報を受信するように構成された前記登録構成要素は、第1の特徴テンプレートを受信するように構成された前記登録構成要素を備え、
前記第1の画像情報に関連する特徴テンプレートと、前記登録と、前記第1の画像に関する前記関連情報とを記憶し相関付けるように構成された前記登録構成要素は、前記第1の特徴テンプレートと、前記登録と、前記第1の画像に関する前記関連情報とを記憶し相関付けるように構成された前記登録構成要素を備える、C32に記載の装置。
[C41]
特徴データを抽出するように構成された前記特徴テンプレート構成要素は、パラメトリックデータを抽出するように構成された前記特徴テンプレート構成要素を備える、C39に記載の装置。
[C42]
前記第1の特徴テンプレートおよび前記第2の特徴テンプレートは被覆特徴テンプレート(SFT)である、C39に記載の装置。