【文献】
Huawei, China Mobile, China Unicom, CATT,lu-CS based CS fallback architecture,S2-081755,2008年 2月18日
【文献】
3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Services and System Aspects,Circuit Switched Fallback in Evolved Packet System;Stage2,TS23.272V1.0.0,2008年 3月20日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記レガシーASは、前記レガシーASがハンドオーバパラメータを前記LTE ASから受信するという条件で、前記CSフォールバックのインジケーションを、前記NASに送信するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のWTRU。
前記ASは、前記RRCメッセージにおける確立原因を、CSサービスを開始することを示す値に設定するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本明細書において以後、用語の「WTRU」を参照する場合、制限されないが、ユーザー機器、移動局、固定または移動の加入者ユニット、ページャー、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、コンピューター、またはワイヤレス環境において動作する性能がある他のあらゆる種類のユーザーデバイスを含む。本明細書において以後、用語の「基地局」を参照する場合、制限されないが、Node B、enhanced Node B(eNB)、サイトコントローラー、アクセスポイント(AP)、またはワイヤレス環境において動作する性能がある他のあらゆる種類のインターフェーシングデバイスを含む。本明細書において説明される実施形態において、MSC/VCRは、MCS、VLR、またはその両方を含むことができる。
【0016】
図2は、CSフォールバックを実行するように構成された例示的なWTRUおよびe−Node B(eNB)の図である。WTRU205は、プロセッサ210、トランスミッター215、レシーバー220、およびアンテナ225を備える。プロセッサ210は、モバイルノード(MN)230、NAS235、およびAS240を備えるプロトコルスタックを含む。NAS235は、接続管理サブレイヤー245およびモビリティ管理サブレイヤー250に分割される。接続管理サブレイヤー245は、コール制御(CC)ユニット255およびEPSセッション管理(ESM)ユニット260を含む。モビリティ管理サブレイヤー250は、モビリティ管理(MM)ユニット265およびEPSモビリティ管理(EMM)270ユニットを含む。AS240は、CSをサポートするレガシーなAS275およびLTE AS280を含む。MN230は、オプションとして、CSコールクライアント282、クライアント制御/選択ユニット284、およびVoIPクライアント286を含むことができる。
【0017】
図2を参照すると、e−Node B285(eNB)は、プロセッサ287、トランスミッター288、レシーバー289、およびアンテナ290を備える。enb285は、ネットワーク内のGERAN/UTRANユニット291、MSC/VLRユニット292、E−UTRANユニット293、およびMMEユニット294と通信するように構成される。
【0018】
本明細書において説明される方法および装置によれば、LTEネットワークは、WTRUにSR(Single−Radio)−VCCをサポートするかどうかを示す能力を有する。このサポートは、自動的に、ネットワークがVoIPをサポートして、ボイスセッションを回線交換(CS)ドメインにハンドオーバーする能力を有することを端末に示す。この表示を、ブロードキャストチャネルまたはあらゆるRRC/NASメッセージ上に提供できる。この表示を、例えば単一ビットを設定することによって遂行できる。あるいはまた、さらに多くのビットを使用して、例えばVoIPのサポートおよび/またはIMSのサポートおよび/またはSR−VCCのサポートなど、各々の機能を別個に示すことができる。
【0019】
あるいはまた、ネットワークは、UMTS IC Card(UICC)(図示せず)のUSIMを事前構成するか、またはOMAデバイス管理プロトコルを通じてUSIMを構成して、例えば、R7で導入された3GPP User Equipment Capabilities(SDoUE)機能の選択的なディスエーブルを使用して、その能力を示すことができる。次に、WTRUは、そのUSIMを通じて、または管理オブジェクト(MO)を通じてネットワーク機能を読み取る。
【0020】
方法およびWTRUは、WTRUがSingle−Radio VCCをサポートするかどうかをネットワークに示す性能を有することができる。このサポートは、WTRUがVoIPをサポートし、IMSイネーブルであり、ボイスセッションをCSドメインにハンドオーバーする能力を有することを自動的にネットワークに示すことができる。この表示を、あらゆるRRC/NASメッセージに提供できる。この表示を、例えば単一ビットを設定することによって遂行できる。あるいはまた、さらに多くのビットが使用して、例えばVoIPのサポートおよび/またはIMSのサポートおよび/またはSingle−Radio VCCのサポートなど、各々の機能を別個に示すことができる。
【0021】
以下の4つのハイレベルの例示的な状況は、マルチモード端末に対して生じる。以下の例において、CSフォールバックがネットワークによってサポートされる必須機能であることを仮定する。第1の状況は、SR−VCCおよびVoIPに対するLTEネットワークおよびWTRUのサポートに対して生じる。この事例において、WTRUがLTEネットワーク上にあり、モバイル発信(MO)コールを有する場合、WTRUはそのVoIPクライアントを使用してコールをセットアップする。WTRUは、CSコールクライアントを使用し、ネットワークにより示されたとおりにフォールバックすることができる。フォールバック手順を使用するという決定を、ネットワークかWTRUかのいずれかによって行うことができる。例えば、WTRUにその他の進行中のPSサービスがあるか、またはネットワーク通信可能範囲にあるかどうかの決定は、CSおよびPSリソースの可用性に基づくことができる。決定は、WTRUによって行われて、例えばボイスコールに予想されるQoSに基づくことができる。低速のVoIPのみが使用可能である場合、WTRUは、コール品質を高めるためにCSにフォールバックすることを決定することができる。
【0022】
第2の状況は、WTRUがLTE上でSR−VCCおよびVoIPをサポートするが、LTEネットワークはLTEのSR−VCCおよび/またはVoIPをサポートしない場合に生じる。この事例において、WTRUがLTEネットワーク上にあり、MOコールを有する場合、WTRUはそのCSコールクライアントを使用してコールをセットアップし、後に定義されるようにCSフォールバック手順を使用する。この例において、WTRUは、ブロードキャストチャネルまたはNASメッセージングで受信した情報に基づいてネットワーク機能を認識する。
【0023】
第3の状況は、WTRUがLTE上でSR−VCCおよび/またはVoIPをサポートしないが、LTEネットワークはLTEのSR−VCCおよび/またはVoIPをサポートする場合に生じる。この例において、WTRUがLTEネットワーク上にあり、MOコールを有する場合、WTRUはそのCSコールクライアントを使用してコールをセットアップし、後に定義されるようにCSフォールバック手順を使用する。
【0024】
第4の状況は、WTRUおよびネットワークのいずれもLTE上でSR−VCCおよび/またはVoIPをサポートしない場合に生じる。この例において、WTRUがLTEネットワーク上にあり、MOコールを有する場合、WTRUはそのCSコールクライアントを使用してコールをセットアップし、後に定義されるようにCSフォールバック手順を使用する。
【0025】
さらに、これらの4つの例示的な方法は、上に定義されたとおりに機能通知を受信することを含む。この機能通知を、正しいコールクライアントの選択を可能にするために上位レイヤーアプリケーションに提供することができる。さらに、新しいアテンション(AT)コマンドおよびモデム(AS/NAS)とアプリケーション間のこの情報の交換のための他のプリミティブを、この方法に含むことができる。
【0026】
CSにフォールバックする決定、またはCSもしくはPSドメインコールクライアントを使用してコールを開始する決定は、WTRUのIMS登録状況に基づくことができて、WTRUまたはネットワークによって行われてもよい。したがって、方法は、EMM制御によりWTRUにおいてコールセットアップを実行することを含むことができる。この例において、ネットワークはIMSサポートがなく、初期アタッチ手順中にWTRU NASのEMMサブレイヤーをMMEにアタッチすることを仮定する。この方法の一環として、さらに、MMサブレイヤーを、Location Area Updateを実行することにより、CSドメイン内のMSC/VLRにアタッチすることができる。したがって、WTRUのMMサブレイヤーは、MM IDLE_NORMAL SERVICE状態であり、更新ステータスはU1である。ただし、U1は前回のロケーション更新の試行が成功したことを示す。一般に、更新ステータスは、NASサブレイヤーの状態、およびそれらがロケーション更新手順の結果として変更されているかどうかを示すことができる。
【0027】
図3は、アイドルモードにおけるモバイル発信(MO)コールの方法300の信号フローチャートである。WTRUがLTEでアイドルモードにある間に、コールがCSドメインで開始される場合、NAS235のMMサブレイヤー259は、要求についてNAS235のEMMサブレイヤー270に通知する。
【0028】
図3を参照すると、「MNCC_SETUP_REQ」プリミティブは、MN230によって、通常のボイスコールのMO確立を開始するためにWTRUに定義されたMNCC−SAP上でCC255に送信される305。「MNCC_SETUP_REQ」プリミティブの受信に応答して、「MMCC_EST_REQ」プリミティブは、CC255によって、MM接続を確立するためWTRU205に定義されたMMCC−SAP上でMM265に送信される310。「MMEMM_NOTIFY_REQ」プリミティブは、EMM270にMO CSコールまたはMO CSサービスを通知するために、MM265によってEMM270に送信される315。「MMEMM_NOTIFY_REQ」は、基本概念を変更することなく何らかの他の名前で呼ぶことができる。
【0029】
次に、EMM270は、サービス要求をLTE AS280に送信する320。サービス要求は、例えば、MO CSサービス要求、またはMME294とのS1シグナリング接続を確立する同様の目的を持つあらゆる他のNAS EMM/ESMメッセージであるとすることができる。送信されるメッセージに含まれるのは、表示「CSサービス」または同様の目的を持つ他の原因値である。EMM270は、必要に応じて、EMMメッセージ(図示せず)の暗号化および/または保全性保護を実行した後、このメッセージをLTE AS280に送信する320。EMM270は、送信されるNASメッセージとは別のCSサービス開始の表示をLTE AS280に提供して、例えばこれが会話型であるかストリーミングであるかどうかなどの記述を提供することもできる。
【0030】
あるいはまた、MMレイヤー250は、LTE AS280のRRCレイヤーに、開始されるMO CSサービス(図示せず)を直に示すことができる。この表示は、サービスの記述(例えば、会話型、バックグラウンド)を含むことができる。
【0031】
別の代替において、LTE AS280は、セル再選択手順を開始して、GERAN/UTRANアクセスの選択優先度を優先順位付けする(すなわち、CSサービスをサポートする無線アクセス技術(RAT)を優先させる)ことができる。GERANまたはUTRANが選択されると、WTRU205は、CSセルへのフォールバックの表示を以下で開示されるNAS235に提供するか、またはあらゆる後のステップに進むことができる。
【0032】
戻って
図3を参照すると、LTE AS280は、RRC接続を取得するための手順を開始する325。これは、RACHアクセスおよびRRC CONNECTION REQUESTを含むことができる。LTE AS280は、RRC CONNECTION REQUESTにおいて確立原因を、CSサービス開始を示す値に設定できる。LTEはPS専用のアクセス技術であるが、ASはまた、RRC CONNECTION REQUESTにおいてドメインインジケータ情報要素(IE)をCSドメインに設定できる。さらに、確立原因は、CSサービスの詳細(例えば、「Originating Streaming Call」、「Originating Background Call」など)を提供できる。
【0033】
代替(図示せず)において、「EVENT NOTIFICATION」と呼ばれる新しいRRCメッセージを、RRC接続が確立された後にWTRU205によって送信できる。このメッセージは、MO CSサービス要求が受信されたことをeNB285に示す。次に、RRCは、このメッセージを送信した後に、タイマーを開始することができる。タイマーが、HANDOVER FROM E−UTRANコマンドもしくは同等のメッセージ、または上記で定義されるあらゆる他のメッセージが受信される前に満了する場合、WTRU205は、アイドルモードに移行し、CSサービスが使用可能なセルに再選択することができる。
【0034】
原因値が「Originating CS service」に設定されて、または同様の目的の原因によりRRC CONNECTION REQUESTが受信されると、eNB285は、SRB(Signaling Radio Bearer)をセットアップするためにRRC CONNECTION SETUPメッセージを送信することができる330。SETUPメッセージは、例えば、単一ビットであるとすることができて、CSサービスのeNB開始の再配置の表示を含むことができる。この表示が存在する場合、または他のパラメーターに基づく場合、WTRU205のRRCレイヤーは、上位レイヤーNASメッセージを送信するためにアップリンク(UL)DIRECT TRANSFER手順の開始を試行しないよう決定できる。T300タイマーは、RRC CONNECTION REQUESTが伝送されると開始される。タイマーは、WTRU205がRRC CONNECTION SETUPを受信したときに停止される。タイマーが満了して、WTRU205がRRC CONNECTION SETUPを受信しない場合、次にWTRU205はRRC CONNECTION REQUESTを再送信するか、またはすでに十分な数のRRC CONNECTION REQUESTを送信した場合にネットワークとの確立手順をアボートすることができる。
【0035】
WTRU205は、メッセージを受信したときにタイマーT300を停止することができ、他のタイマーT1を開始することもできるが、これはWTRU205がアイドル状態に戻る前に待機する必要のある時間を決定するのに役立つ。あるいはまた、eNB285は、RRC CONNECTION REJECTメッセージ、またはターゲットRAT、ターゲット周波数、もしくはターゲットセルを示すWTRUのリダイレクション情報を含むことができる他のRRCメッセージを送信することができる。この代替において、さらにメッセージは、再配置の開始を示すことができる。WTRU205は、このメッセージを受信すると、タイマーT300を停止して、アイドルモードに移行し、示されている場合、示されたRAT、周波数、またはセルに再選択する。これが実行された後、WTRU RRCは、以下に説明するさまざまな表示を送信することができる。別の代替は、「EVENT NOTIFICATION RESPONSE」と呼ばれる新しいRRCメッセージを送信することを含み、これはEVENT NOTIFICATIONが受信されたことをWTRU205に示す。このRRCメッセージを、原理を変更することなく何らかの他の名前で呼ぶことができる。そのように、WTRU205がEVENT NOTIFICATION RESPONSEメッセージを受信する場合、WTRU205は、タイマーT300を停止して、WTRU205がアイドルモードに切り替える前に待機する必要のある時間を決定するのに役立つ別のタイマーを開始することができる。
【0036】
上記の代替のいかなる組み合わせが使用されてもよい。RRC接続およびSRBがセットアップされている場合、eNB285は、WTRU205を再配置するセルを決定することができるように、測定手順を開始することができる。したがって、WTRU205はまた、測定を実行して、測定レポートをeNB285に送信することもできる。
【0037】
次に、eNB285は、UPLINK NAS TRANSPORTメッセージをWTRU NASメッセージと共にMME294に送信するか345、または確立原因がCSサービス開始に設定されたRRC CONNECTION REQUESTを受信した後に、RELOCATION REQUIREDメッセージをCSサービス開始の記述と共にMME294に送信することができる。
【0038】
次に、MME294は、ターゲットMSC/NB/BSとのCSサービス開始のためのリソースを確保した後、RELOCATION COMMANDを送信する350。あるいは、MME294はまた、WTRU205にNASメッセージ(例えば、SERVICE REJECT)を送信することもできる。
【0039】
次に、eNB285は、HANDOVER FROM E−UTRAN COMMANDをWTRU205に送信する355。ハンドオーバーコマンドは、ターゲットRAT、ターゲット周波数、またはターゲットセルをWTRU205に示すことができる。あるいは、eNB285は、異なる名前を持つが、同様の目的を果たすRRCメッセージを送信することができる。このRRCメッセージは、上位レイヤーNASメッセージを含むことができる。
【0040】
ハンドオーバーコマンドの受信に応答して、LTEのRRCレイヤーは、CSセルへのフォールバックの表示をNAS235に提供することができる360。この表示はまた、プリミティブを使用してあらゆる受信したNASメッセージを送信するために使用されてもよい。LTEアクセス280のRRCレイヤーはまた、ハンドオーバーで受信したパラメーターをターゲットアクセスに示すこともできる365。ターゲットアクセスは、これらのパラメーターを使用して、ターゲットセルと同期化することができる。ターゲットアクセスはまた、プリミティブを使用して、パラメーターを受信したこと、またはLTEアクセスへの正常なハンドオーバーを確認することもできる。EMMエンティティ270は、端末が現在A/GbまたはIuモードでCSドメインで動作していることをMMレイヤー265に示すことができる370。RRC、またはターゲットアクセスの等価のレイヤーは、CSセルへのフォールバックの表示をプリミティブを介してNAS235に提供することができる375。
【0041】
ハンドオーバーコマンドの受信への応答は、あらゆる順序であってもよく、順次であることを目的とせず、あらゆる組み合わせで実行されてもよい。これらのステップのNASレイヤー235は、特に、EMM270およびMM265エンティティのいずれか、または両方を示す。また、LTE RRCおよびMMサブレイヤー250ならびにEMMエンティティ270およびターゲットのRRC等価物の間のプリミティブを定義することが可能であってもよい。これらのプリミティブは、受信、開始、または完了したCSフォールバックコマンドを通知するために使用されてもよい。
【0042】
WTRU NAS235は、A/GbまたはIuモードで動作しており380、MMレイヤーはアクティブである。そのように、WTRU NAS235は、通常どおり、今現在のアクセスであるターゲットアクセスのアクセス層とのコールセットアップ手順を開始することができる385。RRC、またはターゲット(今現在の)アクセスの等価のレイヤーは、MO CSコール要求を受信するためにその定義された手順を開始することができる390。
【0043】
図4は、進行中のパケットセッションでのアクティブモードにおけるMO Callセットアップのための方法400を示す信号フローチャートである。この例は、アイドルモードにおけるモバイル発信(MO)コールの方法を含む。WTRUがLTEでアイドルモードにある間に、コールがCSドメインで開始された場合、NAS235のMMサブレイヤー265は、要求を(NASの)EMMサブレイヤー270に通知する。
【0044】
図4を参照すると、「MNCC_SETUP_REQ」プリミティブは、MN230によって、正常ボイスコールのMO確立を開始するためWTRU205に定義されたMNCC−SAP上でCC255に送信される405。「MNCC_SETUP_REQ」プリミティブの受信に応答して、「MMCC_EST_REQ」プリミティブは、CCによって、MM接続を確立するためWTRU205に定義されたMNCC−SAP上でMM265に送信される410。「MMEMM_NOTIFY_REQ」は、EMM270にMO CSコールまたはMO CSサービスを通知するために、MM265によってEMM270に送信される415。「MMEMM_NOTIFY_REQ」は、基本概念を変更することなく何らかの他の名前で呼ばれてもよい。
【0045】
次に、EMM270は、サービス要求をLTE AS280に送信する420。サービス要求は、例えば、MO CSサービス要求、またはMME294とのS1シグナリング接続を確立する同様の目的を持つあらゆる他のNAS EMM/ESMメッセージであってもよい。送信されるメッセージに含まれるのは、表示「CSサービス」または同様の目的を持つその他の原因値である。EMM270は、必要に応じて、EMMメッセージの暗号化および/または保全性保護を実行した後、このメッセージをLTE AS280に送信する。EMM270は、送信されるNASメッセージとは別のCSサービス開始の表示をLTE AS280に提供し、さらに記述(例えば、会話型、ストリーミングなど)を提供することもできる。あるいは、MMレイヤー265は、LTE AS280のRRCレイヤーに、開始されるMO CSサービス(図示せず)を直接示すことができる。この表示は、例えば会話型またはバックグラウンドであるかなどの、サービスの記述を含むことができる。
【0046】
次に、LTE AS280は、例えば「Originating Streaming Call」または「Originating Background Call」などのCSサービスの記述と共に、MO OSサービス要求をeNB285に通知する425。「EVENT NOTIFICATION」と呼ばれるRRCメッセージは、MO CSサービス要求が受信されたことをeNB285に示す。次に、RRCは、このメッセージを送信した後に、タイマーを開始することができる。タイマーが、HANDOVER FROM E−UTRAN COMMANDもしくは同等のメッセージ、または以下で定義されるあらゆる他のメッセージが受信される前に満了する場合、WTRU205は、アイドルモードに移行し、使用可能なCSサービスを持つセルに再選択することができる。
【0047】
代替として、MO CSサービス要求の通知は、例えば測定レポートまたはUL DIRECT TRANSFERの一環として、あらゆる他のRRCメッセージで搬送されてもよく、CSサービスの詳細を含むことができる。CSサービスの詳細は、例えば、「Originating Streaming Call」または「Originating Background Call」などを含むことができる。
【0048】
eNB285がMO OSサービス要求の通知を受信すると、eNB285は、Relocation手順の開始を確認するために「EVENT NOTIFICATION CONFIRM」メッセージを送信することができる430。このメッセージはまた、他のRATの近隣セルで測定を実行するようWTRU205に示すこともできる。あるいは、eNB285は、MEASUREMENT COMMANDを送信して、他のRATの近隣セルで測定を実行するようWTRU205に示すこともできる。もう1つの代替は、eNB285が他のRRCメッセージを送信するためのものである。WTRU205はまた、測定を実行して、測定レポートをeNB285に送信することもできる。
【0049】
次に、eNB285は、UPLINK NAS TRANSPORTメッセージをWTRU NASメッセージと共にMME294に送信するか435、またはCSサービス開始の通知を受信した後に、RELOCATION REQUIREDメッセージをCSサービス開始の記述と共にMME294に送信することができる。
【0050】
次に、MME294は、FORWARD RELOCATION REQUESTメッセージを、サービス提供汎用パケット無線サービス(GPRS)サポートノード(SGSN:Serving General Packet Radio Service Support Node)442に送信する440。次に、SGSN442は、FORWARD RELOCATION REQUESTに応答して、PS HANDOVER REQUESTを基本サービスセット(BSS:Basic Service Set)に送信する445。次に、BSSは、PS HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージをSGSN442に返信する450。次に、SGSN442は、FORWARD RELOCATION RESPONSEメッセージをMME294に送信する455。440〜455において説明した手順の目的は、LTEにおいて進行中のPSセッションのリソース確保、および関連するセキュリティ、MM、およびその他のコンテキストの転送を達成することである。
【0051】
MME294がFORWARD RELOCATION RESPONSEを受信すると、MME294は、RELOCATION COMMANDをeNB285に送信する460。MME294には、ターゲットMSC/NB/BSとのCSサービス開始のためのリソースを確保した後に、これを送信するオプションがある。さらに、MME294は、例えば、SERVICE REJECTメッセージなどのNASメッセージをWTRU205に送信することもできる。
【0052】
次に、eNB285は、HANDOVER FROM E−UTRAN COMMANDをWTRU205に送信する465。ハンドオーバーコマンドは、ターゲットRAT、ターゲット周波数、またはターゲットセルをWTRU205に示すことができる。あるいは、eNB285は、異なる名前を持つが、同様の目的を果たすRRCメッセージを送信することができる。このRRCメッセージは、上位レイヤーNASメッセージを含むことができる。
【0053】
ハンドオーバーコマンドを受信すると、LTE AS280のRRCレイヤーは、CSセルへのフォールバックの表示をNAS235に提供することができるが470、これはまたあらゆる受信したNASメッセージを送信するために使用されてもよい。LTEアクセス280のRRCレイヤーは、ハンドオーバーで受信したパラメーターをターゲットアクセスに示すこともできる475。ターゲットアクセスは、これらのパラメーターを使用して、ターゲットセルと同期化することができる。ターゲットアクセスはオプションで、パラメーターを受信したこと/LTEアクセス280への正常なハンドオーバーを確認することもできる。EMMエンティティ270は、端末が現在A/GbまたはIuモードによりCSドメインで動作していることをMMレイヤー265に示すことができるが480、これはプリミティブを介して行われてもよい。RRC、またはターゲットアクセスの等価のレイヤーは、CSセルへのフォールバックの表示をNAS235に提供することができる485。
【0054】
ハンドオーバーコマンドへの応答は、あらゆる順序であってもよく、順次であることを目的とせず、あらゆる組み合わせで実行されてもよい。NAS235は、特に、EMM270およびMM265エンティティのいずれか、または両方を示す。また、LTE RRCおよびMMサブレイヤー250ならびにEMMエンティティ270およびターゲットのRRC等価物の間のプリミティブを定義することが可能であってもよい。これらのプリミティブは、受信/開始/完了したCSフォールバックコマンドを通知するために使用されてもよい。
【0055】
WTRU NAS235は、A/GbまたはIuモードで動作しており490、MMレイヤー250はアクティブである。そのように、WTRU NAS235は、通常どおり(現在のアクセスである)ターゲットアクセスのアクセス層とのコールセットアップ手順を開始することができる。RRC、またはターゲット(今現在の)アクセスの等価のレイヤーは、MO CSコール要求を受信するためにその定義された手順を開始することができる495。
【0056】
図5は、アイドルモードにおけるMTコールセットアップを含むモバイル着信(MT)コールの例示のコールセットアップの方法500を示す信号フローチャートである。
図5を参照すると、CSサービスの着信ページは、MSC/VLR292において受信される505。MSC/VLR292は、Gs様のインターフェースを介してCSページを、WTRU205に代わって前回のLA Updateを実行したMME294に送信する510。次に、MME294は、CSページ要求を、S1インターフェースを介してeNB(E−UTRAN)293に送信する515。次に、eNB285は、WTRU205にページングする520。ページ要求は、Domain IndicatorをCSドメインに設定することができ、ページングの原因はCSサービスを示すことができ、ページング要求はまたサービスの記述(例えば、会話型、バックグラウンドなど)を提供することもできる。
【0057】
次に、LTE RRCは、着信ページング要求およびページング原因について、NAS235のEMMエンティティ270に通知する525。EMMエンティティ270は、CSサービスの着信ページング要求について、MMエンティティ265に通知する530。次に、MMエンティティ265は、確認またはページング応答で応答する535。
【0058】
あるいは、LTE RRCは、ページング原因がCSドメインに設定されている場合および/またはページング要求が着信CSサービスに対するものである場合、MMエンティティ265にページング要求を直接通知することができる。次に、MMエンティティ265は、535において定義されるように応答することができる。ステップ525〜535のいずれもオプションであってもよく、ステップのタイミングは上記に定義されているタイミングと異なっていてもよいことに留意されたい。
【0059】
あるいは、LTE AS280は、セル再選択手順を開始し、GERAN/UTRANアクセスの選択優先度を優先順位付けして、CSサービスをサポートするRATを優先させることができる。GERANまたはUTRANが選択されると、WTRU205は、CSへのフォールバックの表示を以下で開示されるNAS235に提供するか、またはあらゆる以下のステップにスキップすることができる。このオプションの代替のこの順序は変更されてもよいことに留意されたい。
【0060】
次に、EMMエンティティ270は、PSシグナリング接続を確立するようLTE AS280に示す540。この表示は、プリミティブを介して行われてもよい。この表示はまた、例えば、SERVICE REQUESTメッセージまたはあらゆる他のNASメッセージで行われてもよい。Service Requestの原因値は、Page Responseに設定されてもよい。
【0061】
代替として、WTRU205は、そのService Requestで、またはページに応答してあらゆる他のNAS/RRCメッセージで、着信CSコールを受け入れるかどうかを、ネットワークに示すことができる。この表示は、WTRUをCS対応のRATにハンドオーバーすることをネットワークが決定する際に、ネットワークによって使用されてもよい。この表示は、着信コールについてユーザーにプロンプト表示した後、およびオプションで、ネットワークが低速アクセスになるのでユーザーの決定を受け取ることをユーザーに警告した後に、ネットワークに提供されてもよい。ユーザーがCS対応のRATにリダイレクトされることを望まない場合、これは上記で定義されるメッセージでネットワークに示され、ネットワークは、WTRU205をCS対応のRATに移動しないよう選択することができる。
【0062】
次に、LTE AS280は、RRC接続を取得するための手順を開始する545。これには、RACHアクセスおよびRRC CONNECTION REQUESTを含むことができる。LTE AS280は、RRC CONNECTION REQUESTの確立原因を、CSサービス開始を示す値に設定することができる。LTE AS280はまた、LTEがPS専用アクセスであることにもかかわらず、RRC CONNECTION REQUESTのドメインインジケータIEをCSドメインに設定することもできる。確立原因は、例えば、「Terminating Streaming Call」または「Terminating Background Call」などを含むCSサービスの詳細を提供することができる。
【0063】
あるいは、「EVENT NOTIFICATION」と呼ばれる新しいRRCメッセージは、RRC接続が確立された後に送信されてもよい。このメッセージは、MT CSサービス要求が受信されたことをeNB285に示す。RRCは、このメッセージを送信した後に、タイマーを開始することができる。タイマーが、HANDOVER FROM E−UTRAN COMMAND、同等のメッセージ、または以下で定義されるあらゆる他のメッセージが受信される前に満了する場合、WTRU205は、アイドルモードに移行し、CSサービスが使用可能なセルに再選択することができる。
【0064】
原因値が「Terminating CS service」に設定されて、または同様の目的の他のメッセージによりRRC CONNECTION REQUESTが受信されると、eNB285は、シグナリング無線ベアラ(SRB)をセットアップするためにRRC CONNECTION SETUPメッセージを送信することができる555。SETUPメッセージは、CSサービスのeNB開始の再配置の表示を含むことができる。この表示は、単一ビットであってもよい。この表示が存在する場合、またはその他のパラメーターに基づいて、WTRU205のRRCレイヤーは、上位レイヤーNASメッセージを送信するためにUL DIRECT TRANSFER手順の開始を試行しないよう決定することができる。WTRU205は、メッセージを受信したときにタイマーT300を停止することができ、WTRU205がアイドルモードに戻る前に待機する必要のある時間を決定する際に役立つ他のタイマーT1を開始することができる。
【0065】
あるいは、eNB285は、RRC CONNECTION REJECTメッセージ、またはターゲットRAT、ターゲット周波数、もしくはターゲットセル、および再配置の開始を示すWTRU205のリダイレクション情報を含む場合もあるその他のRRCメッセージを送信することができる。WTRU205は、このメッセージを受信すると、タイマーT300を停止して、アイドルモードに移行し、表示されている場合、表示されたRAT、周波数、またはセルに再選択する。この時点において、WTRU RRCは、以下で説明するようにRELOCATION COMMANDを送信することができる。
【0066】
もう1つの代替において、「EVENT NOTIFICATION RESPONSE」と呼ばれる新しいRRCメッセージが送信されるが、これはEVENT NOTIFICATIONが受信されたことをWTRU205に示す。このRRCメッセージは、原理を変更することなく何らかの他の名前で呼ばれてもよい。WTRU205は、EVENT NOTIFICATION RESPONSEメッセージを受信したときにタイマーT300を停止することができ、WTRU205がアイドルモードに入る前に待機する必要のある時間を決定する際に役立つ他のタイマーを開始することができる。
【0067】
上記の代替のいかなる組み合わせが使用されてもよい。RRC接続およびSRBがセットアップされている場合、eNB285は、WTRU205を再配置するセルを決定することができるように、測定手順をオプションで開始することができる。したがって、WTRU205は、測定を実行して、測定レポートをeNB285に送信することができる。
【0068】
次に、eNB285は、UPLINK NAS TRANSPORTメッセージをWTRU NASメッセージと共にMME294に送信するか、またはCSサービス終了の通知を受信した後に、RELOCATION REQUIREDメッセージをオプションでCSサービス終了の記述と共にMME294に送信することができる。
【0069】
MME294は、ターゲットMSC、ターゲットNB、またはターゲットBSとのCSサービス終了のためのリソースをオプションで確保した後、RELOCATION COMMANDを送信する565。あるいは、さらに、MME294は、例えばSERVICE REJECTメッセージなどのNASメッセージをWTRU205に送信できる。
【0070】
次に、eNB285は、HANDOVER FROM E−UTRAN COMMANDをWTRU205に送信する570。ハンドオーバーコマンドは、ターゲットRAT、ターゲット周波数、またはターゲットセルをWTRU205に示すことができる。あるいは、eNB285は、異なる名前を持つが、同様の目的を果たすRRCメッセージを送信することができる。このRRCメッセージは、上位レイヤーNASメッセージを含むことができる。
【0071】
ハンドオーバーコマンドに応答して、LTE AS280のRRCレイヤーは、CSセルへのフォールバックの表示をNAS235に提供することができる575。この表示はまた、あらゆる受信したNASメッセージを送信するために使用されてもよく、プリミティブを介して行われてもよい。LTEアクセス280のRRCレイヤーは、ハンドオーバーで受信したパラメーターをターゲットアクセスに示すこともがきる580。ターゲットアクセスは、これらのパラメーターを使用して、ターゲットセルと同期化することができる。ターゲットアクセスはオプションで、パラメーターを受信したこと、またはLTEアクセス280への正常なハンドオーバーを確認することもできるが、これはプリミティブを介して行われてもよい。次に、EMMエンティティ270は、端末が現在A/GbまたはIuモードでCSドメインで動作していることをMMレイヤー250に示すことができる585。RRC、またはターゲットアクセスの等価のレイヤーは、CSセルへのフォールバックの表示をNAS235に提供することができる590。
【0072】
ハンドオーバーコマンドへの例示の応答は、あらゆる順序であってもよく、順次であることを目的とせず、あらゆる組み合わせで実行されてもよい。これらのステップのNASレイヤー235は、特に、EMM270およびMM265エンティティのいずれか、または両方を示す。また、LTE RRCおよびMMサブレイヤー250ならびにEMMエンティティ270およびターゲットのRRC等価物の間のプリミティブを定義することが可能であってもよい。これらのプリミティブは、受信、開始、または完了したCSフォールバックコマンドを通知するために使用されてもよい。
【0073】
WTRU NAS235は、A/GbまたはIuモードで動作しており595、MMレイヤー250はアクティブである。そのように、WTRU NAS235は、通常どおり、現在のアクセスである、ターゲットアクセスのアクセス層とのコールセットアップ手順を開始することができる。RRC、またはターゲット(今現在の)アクセスの等価のレイヤーは、MO CSコール要求を受信するためにその定義された手順を開始する597。
【0074】
図6は、進行中のパケットセッションでのアクティブモードにおけるMTコールセットアップの例示の方法600を示す信号フローチャートである。
図6を参照すると、MSC/VLR292は、CSサービスの着信ページを受信する605。受信したページに応答して、MSC/VLR292は、Gs様のインターフェースを介してCSページを、WTRU205に代わって前回のLA Updateを実行したMME294に送信する610。次に、MME294は、CSページング要求を、S1インターフェースを介してeNB(E−UTRAN)293に送信する615。次に、eNB285は、ターゲットセルを識別するためにWTRU205からの測定レポートをトリガした後、RELOCATION REQUIREDメッセージをMME294に送信する620。
【0075】
次に、MME294は、FORWARD RELOCATION REQUESTメッセージをSGSN627に送信する625。SGSN627は、PS HANDOVER REQUESTをBSS/RNCに送信する630。次に、BSS/RNCは、PS HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージをSGSN627に送信するが635、これはFORWARD RELOCATION RESPONSEメッセージをMME294に送信する640。625〜640において説明した手順の目的は、LTEにおいて進行中のPSセッションのリソース確保、および関連するセキュリティ、MM、およびその他のコンテキストの転送を達成することである。
【0076】
次に、MME294は、RELOCATION COMMANDを送信する645。RELOCATION COMMANDに応答し、次にeNB285は、HANDOVER FROM E−UTRAN COMMANDをWTRU205に送信する650。ハンドオーバーコマンドは、ターゲットRAT、ターゲット周波数、またはターゲットセルをWTRU205に示すことができる。あるいは、eNB285は、異なる名前を持つが、同様の目的を果たすRRCメッセージを送信することができる。このRRCメッセージは、上位レイヤーNASメッセージを含むことができる。RRCメッセージは、ハンドオーバーの理由がCSサービス終了要求に対して受信したページであることを示す原因値を有することができる。
【0077】
ハンドオーバーコマンドの受信に応答して、LTE AS280のRRCレイヤーは、CSセルへのフォールバックの表示をNAS235に提供することができる655。この表示は、あらゆる受信したNASメッセージを送信するために使用されてもよい。これは、原因値が着信CSサービスページ要求であることを示すことができる。LTEアクセス280のRRCレイヤーは、ハンドオーバーで受信したパラメーターをターゲットアクセスに示すことができる660。ターゲットアクセスは、これらのパラメーターを使用して、ターゲットセルと同期化することができる。ターゲットアクセスは、パラメーターを受信したことまたはLTEアクセス280への正常なハンドオーバーを確認することができる。これはまた、原因値が着信CSサービスページ要求であることを示すことができる。
【0078】
EMMエンティティ270は、端末が現在A/GbまたはIuモードでCSドメインで動作していることをMMレイヤー265に示すことができる665。これは、原因値が着信CSサービスページ要求であることを示すプリミティブを介して行われてもよい。RRC、またはターゲットアクセスの等価のレイヤーは、CSセルへのフォールバックの表示をNAS235に提供することができる670。これはまた、原因値が着信CSサービスページ要求であることを示すことができる。
【0079】
ハンドオーバーコマンドに対する例示の応答は、あらゆる順序であってもよく、順次であることを目的とせず、あらゆる組み合わせで実行されてもよい。これらのステップのNASレイヤー235は、特に、EMM270およびMM265エンティティのいずれか、または両方を示す。また、LTE RRCおよびMMサブレイヤー250ならびにEMMエンティティ270およびターゲットのRRC等価物の間のプリミティブを定義することが可能であってもよい。これらのプリミティブは、受信、開始、または完了したCSフォールバックコマンドおよびあらゆる原因値の通知として使用されてもよい。
【0080】
WTRU NAS235は、A/GbまたはIuモードで動作しており680、MMレイヤー250はアクティブである。WTRU NAS235は、通常どおり、現在のアクセスである、ターゲットアクセスのアクセス層とのコールセットアップ手順を開始することができる。これはまた、コールセットアップ要求の理由がCSページであることを示すこともできる。次に、RRC、またはターゲット(今現在の)アクセスの等価のレイヤーは、MT CSコール要求を受信するためにその定義された手順を開始する690。
【0081】
上記のステップのいずれかにおいて、例えば、HANDOVER FROM EUTRAN COMMANDを受信すると、WTRU205は、着信CSコールを受け入れることを望むかどうかをあらゆる他のNAS/RRCメッセージでネットワークに示すことができる。この表示は、WTRU205をCS対応のRATにハンドオーバーすることをネットワークが決定する際に、ネットワークによって使用されてもよい。この表示は、着信コールについてユーザーにプロンプト表示した後、およびネットワークが低速アクセスになるのでユーザーの決定(例えば、了解、了解できない)を受け取ることをユーザーに警告した後に、ネットワークに提供されてもよい。例えば、ユーザーがCS対応のRATにリダイレクトされることを了解しない場合、これは(上記で定義される)メッセージでネットワークに示され、ネットワークは、WTRU205をCS対応のRATに移動しないように選択することができる。
【0082】
図7は、ボイスクライアント選択を処理するための例示の方法700を示すフローチャートである。この方法700によれば、最初に、MNは、そのシグナリングメッセージを送信するためにLTE NASおよびLTA ASを使用する。MNはボイスサービスの要求を、NAS/ASメッセージ/IEを使用してネットワークに示す710。ネットワークE−UTRAN/MMEは、GERAN/UTRANおよび/またはMSC/VLRと協議すると、ボイスコールがE−UTRAN(すなわちPS VoIPクライアント)またはUTRAN/GERAN(すなわち、CSボイスコールクライアント)を介してサービスを提供されるべきかどうかを決定して720、次にその決定をNAS/ASメッセージ/IEを使用してMNに示す。MNのコールクライアントを、受信したNAS/ASメッセージ/IEの通りに選択する730。MNのRATを、受信したNAS/ASメッセージ/IEの通りに選択する740。
【0083】
図8は、アイドルモードにおけるMOコールセットアップの例示の方法800を示す信号フローチャートである。
図8を参照すると、「SMREG−PDP−ACTIVATE−REQ」プリミティブ(またはそのLTE等価物)は、WTRU205がMO PSサービスのPDPコンテキストアクティブ化(またはそのLTE等価物)を開始するために定義されたSMREG−SAP(またはそのLTE等価物)上でMNクライアント制御/選択ユニット284によってESM260に送信される805。次に、「GMMSM−UNITDATA−REQ」プリミティブ(またはそのLTE等価物)は、PDPコンテキストアクティブ化要求(またはそのLTE等価物)を含むGMMSM−SAP上でESM260によってEMM270に送信される810。
【0084】
次に、EMM270は、サービス要求、またはMME294とのS1シグナリング接続を確立する同様の目的を持つあらゆる他のNAS EMM/ESMメッセージを送信することができる815。新しい原因値は、「ボイスサービス」または同様の目的を持つその他の原因値を示すことができる送信済みメッセージに含まれる。EMM270は、必要に応じて、EMMメッセージの暗号化および/または保全性保護を実行した後、このメッセージをLTE AS280に提供する。EMM270はまた、送信されるNASメッセージとは別のボイスサービス開始の表示をLTE AS280に提供して、例えばこれが会話型またはストリーミングであるかどうかの記述を提供することもできる。
【0085】
次に、LTE AS280は、RRC接続を取得するための手順を開始する820。これには、RACHアクセスおよびRRC CONNECTION REQUESTを含むことができる。この例において、LTE AS280は、RRC CONNECTION REQUESTの確立原因を、会話型ボイスサービス開始を示す値に設定することができる。確立原因は、「Originating Streaming Call」または「Originating Background Call」を含むボイスサービスの詳細を提供することができる。RRC CONNECTION REQUESTメッセージは、WTRU205がCSフォールバックをサポートするかどうかを示す情報要素を含むことができる。
【0086】
あるいは、「EVENT NOTIFICATION」と呼ばれるRRCメッセージは、RRC接続が確立された後にWTRU205によって送信されてもよい。このメッセージは、MOボイスサービス要求が受信されたことをeNB285に示す。このRRCメッセージは、原理を変更することなく何らかの他の名前で呼ばれてもよい。RRCは、このメッセージを送信した後に、タイマーを開始することができる。タイマーが、HANDOVER FROM E−UTRAN COMMANDもしくは同等のメッセージ、または以下で定義されるあらゆる他のメッセージが受信される前に満了する場合、WTRU205は、アイドルモードに移行し、CSサービスが使用可能なセルに再選択することができる。
【0087】
原因値が「Originating Voice service」に設定されて、または同様の目的の原因によりRRC CONNECTION REQUESTが受信されると、ネットワーク(すなわち、E−UTRAN293および/またはMME294)は、ボイスサービスがCSドメインで(すなわち、UTRAN/GERAN RATを介して)、またはPSドメインで(すなわち、E−UTRAN RATを介して)提供されるべきかどうかを決定する830。そのような決定は、オペレータもしくはユーザーの基本設定、または例えばロードバランシング基準、RAT通信可能範囲基準などの他の基準に基づいてもよく、または他のPSサービスが使用されるかどうか、またはWTRU205により使用中であるかに基づいてもよい。次に、MME294は、再配置コマンド833を送信する。
【0088】
ネットワークの決定に応答して、eNB285は次に、SRBをセットアップするためにRRC CONNECTION SETUPメッセージを送信することができる835。SETUPメッセージは、CSサービスのeNB開始の再配置の表示を含むことができる。この表示は、1ビットであってもよい。この表示が存在する場合、またはその他のパラメーターに基づいて、WTRUのRRCレイヤーは、上位レイヤーNASメッセージを送信するためにUL DIRECT TRANSFER手順の開始を試行しないよう決定することができる。WTRU205は、メッセージを受信したときにタイマーT300を停止することができ、他のタイマーT1を開始することもできるが、これはWTRU205がアイドル状態に戻る前に待機する必要のある時間を決定する上で役立つ。
【0089】
あるいは、eNB285は、RRC CONNECTION REJECTメッセージ、またはターゲットRAT、ターゲット周波数、もしくはターゲットセル、および再配置の開始を示すWTRU205のリダイレクション情報を含む場合もあるその他の(新しいか、または別の)RRCメッセージを送信することができる。WTRU205は、このメッセージを受信すると、タイマーT300を停止して、アイドルモードに移行し、示されている場合、示されたRAT、周波数、またはセルに再選択する。この時点において、WTRU RRCは、クライアント制御/選択ユニット284に通知を送信することができる。
【0090】
もう1つの代替において、「EVENT NOTIFICATION RESPONSE」と呼ばれるRRCメッセージは、EVENT NOTIFICATIONが受信されたことをWTRU205に示す。このRRCメッセージは、原理を変更することなく何らかの他の名前で呼ばれてもよい。WTRU205は、EVENT NOTIFICATION RESPONSEメッセージを受信したときにタイマーT300を停止することができ、WTRU205がアイドルモードに切り替える前に待機する必要のある時間を決定する際に役立つ他のタイマーを開始することができる。
【0091】
上記の代替のいかなる組み合わせが使用されてもよい。RRC接続およびSRBがセットアップされている場合、eNB285は、WTRU205を再配置するセルを決定することができるように、測定手順をオプションで開始することができる。したがって、WTRU205は、測定を実行して、測定レポートをeNB285に送信することができる。
【0092】
次に、MME294は、WTRU CS Call ClientまたはVoIP(すなわちPS)クライアントがボイスサービスに使用されるべきであるかどうかをWTRU NAS235(例えば、ESM260)に知らせるために、NASメッセージまたはNAS情報要素(IE)を送信することができる840。WTRU NAS/ESM260は、どのクライアントがボイスに使用されるべきであるかを示す新しいプリミティブを介してクライアント制御/選択ユニット284に通知する845。次に、クライアント制御/選択ユニット284は、それに応じて、選択されたボイスクライアントに通知する847。
図8において、CSコールクライアントが選択されていることが仮定される。あるいは、WTRU NAS/ESM260は、クライアント制御/選択機能284とインターフェースをとることなく、選択されたボイスクライアントに直接通知することができる。
【0093】
ネットワークが、例えばUTRAN/GERANを介して、CSネットワークでボイスコールを使用可能にすることを決定した場合、LTE AS280のRRCレイヤーは、CSセルへのフォールバックの表示をNAS235に提供することができる850。この表示は、あらゆる受信したNASメッセージを送信するために使用されてもよい。LTEアクセス280のRRCレイヤーは、ハンドオーバーで受信したパラメーターをターゲットアクセスに示すことができる855。ターゲットアクセスは、これらのパラメーターを使用して、ターゲットセルと同期化することができる。ターゲットアクセスはオプションで、パラメーターを受信したこと、またはLTEアクセス280への正常なハンドオーバーを確認することもできる。この表示は、プリミティブを介して行われてもよい。次に、EMMエンティティ270は、端末が現在A/GbまたはIuモードでCSドメインで動作していることをMMレイヤー265に示すことができる860。この表示は、プリミティブを介して行われてもよい。RRC、またはターゲットアクセスの等価のレイヤーは、CSセルへのフォールバックの表示をNAS235に提供することができる865。この表示は、プリミティブを介して行われてもよい。
【0094】
ネットワークの決定に対する例示の応答は、あらゆる順序であってもよく、順次であることを目的とせず、あらゆる組み合わせで実行されてもよい。これらのステップのNASレイヤー235は、特に、EMM270およびMM265エンティティのいずれか、または両方を示す。また、LTE RRCおよびMMサブレイヤー250ならびにEMMエンティティ270およびターゲットのRRC等価物の間のプリミティブを定義することが可能であってもよい。これらのプリミティブは、受信、開始、または完了したCSフォールバックコマンドを通知するために使用されてもよい。
【0095】
WTRU NAS235は、A/GbまたはIuモードで動作しており870、MMレイヤー250はアクティブである。次に、WTRU NAS235は、通常どおり、現在のアクセスである、ターゲットアクセスのアクセス層とのコールセットアップ手順を開始することができる。RRC、またはターゲット(今現在の)アクセスの等価のレイヤーは、MO CSコール要求を受信するためにその定義された手順を開始する880。
【0096】
上記で説明された概念と類似する概念は、対応する前段において説明された概念と組み合わせることにより、後段でサポートされ適応されてもよい。それらの概念は、例えば、進行中のパケットセッションによるアクティブモードでのMOコールセットアップ、アイドルモードにおけるMTコールセットアップ、および進行中のパケットセッションによるアクティブモードでのMTコールセットアップを含む。
【0097】
特徴および要素は特定の組み合わせにおいて上述したが、各々の特徴または要素は、他の特徴および要素を用いることなく単独で使用するか、または他の特徴および要素の有無にかかわらずさまざまな組み合わせで使用することができる。本明細書において提供される方法またはフローチャートは、汎用コンピューターまたはプロセッサにより実行するためにコンピューター可読記憶媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアにおいて実施することができる。コンピューター可読記憶媒体の例は、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよび取り外し可能ディスクなどの磁気媒体、磁気光学媒体、CD−ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含む。
【0098】
適切なプロセッサは、例として、汎用プロセッサ、特殊用途プロセッサ、標準的なプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特殊用途向け集積回路(ASIC)、FPGA(Field Programmable Gate Array)回路、あらゆるタイプの集積回路(IC)、および/または状態機械を含む。
【0099】
ソフトウェアと関連するプロセッサは、WTRU、ユーザー機器、端末、基地局、無線ネットワークコントローラ(RNC)、またはあらゆるホストコンピュータにおいて使用する無線周波数送レシーバーを実施するために使用することができる。WTRUは、カメラ、ビデオカメラモジュール、テレビ電話、スピーカーホン、振動デバイス、スピーカー、マイクロホン、テレビ送レシーバー、ハンドフリーヘッドセット、キーボード、ブルートゥース(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、液晶ディスプレイ(LCD)表示ユニット、OLED(organic light−emitting diode)表示ユニット、デジタル音楽プレイヤー、メディアプレイヤー、テレビゲームプレイヤーモジュール、インターネットブラウザ、および/またはあらゆるワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)またはUltra Wide Band(UWB)モジュールなどのハードウェアおよび/またはソフトウェアに実施させるモジュールと共に使用することができる。
【0100】
(実施形態)
1. CSフォールバックを実行するかどうかを決定し、
CSフォールバックを実行する要求を示すサービス要求を送信する
よう構成されたNASと、
NASからCSサービス要求を受信し、
CSサービス要求の表示をRRCメッセージにおいて送信し、
CSサービス要求に応答してハンドオーバーコマンドを受信する
よう構成されたASと
を備えたプロセッサ
を備えたWTRU。
2.NASは、IMS登録状況に基づいて決定を実行するよう構成される実施形態1のWTRU。
3.NASは、WTRUがCSドメインにアタッチされるという条件の下にサービス要求を送信するよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
4.ASは、E−UTRANに表示を送信するよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
5.RRCメッセージはCSサービス情報を含む上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
6.プロセッサは、SR−VCCをサポートするよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
7.プロセッサは、VoIPをサポートするよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
8.プロセッサは、WTRUがSR−VCCをサポートするかどうかをネットワークに示すよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
9.プロセッサは、WTRUがVoIPをサポートすることをネットワークに示すよう構成される実施形態8のWTRU。
10.プロセッサは、WTRUがIMSイネーブルであることをネットワークに示すよう構成される実施形態8−9のWTRU。
11.プロセッサは、ボイスセッションをCSドメインにハンドオーバーするよう構成される実施形態8−10のWTRU。
12.コールをセットアップするよう構成されたCSコールクライアント
をさらに備えた上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
13.プロセッサは、EMM制御によりコールをセットアップするよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
14.プロセッサは、ブロードキャストチャネル上のまたはNASメッセージングにおけるネットワーク機能情報を受信するよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
15.プロセッサは、MOボイスコールを開始するよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
16.NASは、サービス要求を暗号化するよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
17.NASは、サービス要求を保全性保護するよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
18.ASは、CSフォールバックの表示をNASに送信するようさらに構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
19.ASは、
レガシーなASと、
NASからサービス要求を受信して、CSサービス要求の表示をRRCメッセージにおいてE−UTRANに送信して、ハンドオーバーコマンドを受信するよう構成されたLTE ASと
を備えた上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
20.レガシーなASは、レガシーなASがハンドオーバーパラメーターをLTE ASから受信するという条件の下にCSフォールバックの表示をNASに送信するよう構成される実施形態19のWTRU。
21.LTE ASは、セル再選択手順を開始するよう構成される実施形態20のWTRU。
22.LTEは、選択優先度を優先順位付けするよう構成される実施形態21のWTRU。
23.LTE ASは、RRC接続を取得するための手順を開始するよう構成される実施形態19のWTRU。
24.LTE ASは、サービス要求に確立原因を設定するよう構成される実施形態19のWTRU。
25.LTE ASは、確立原因にCSサービスの詳細を含むよう構成される実施形態24のWTRU。
26.LTE ASは、サービス要求にドメインインジケータ情報要素(IE)をCSドメインに設定するよう構成される実施形態19のWTRU。
27.RRCメッセージは、CSサービス要求が受信されたことを示す実施形態19のWTRU。
28.アイドルモードへの移行またはセル再選択のための満了期限を定義するよう構成されたタイマー
をさらに備えた上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
29.LTE ASは、ハンドオーバー中に受信したパラメーターをターゲットアクセスに示すよう構成される実施形態19のWTRU。
30.NASは、
EMMにCSコールを通知するよう構成されたMMユニット
を備え、EMMは、サービス要求の通知をASに送信して、WTRUがCSドメインにおいて動作しているという表示をMMに送信するよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
31.EMMは、CSサービス開始の表示を提供するよう構成される実施形態30のWTRU。
32.EMMは、NASメッセージとは別のCSサービス開始の表示を提供するよう構成される実施形態31のWTRU。
33.EMMは、サービスの記述を表示に含むよう構成される実施形態31−32のWTRU。
34.サービスの記述は、会話型またはバックグラウンドである実施形態33のWTRU。
35.ASは、RRCメッセージに、確立原因を、CSサービス開始を示す値に設定するよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
36.ASは、確立原因にCSサービスの詳細を提供するよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
37.IMS登録状況に基づいてCSにフォールバックするかどうかを決定するように構成されたMN
をさらに備えた上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
38.ページ要求を受信するよう構成されたレシーバー
をさらに備えた上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
39.レシーバーは、ページ要求におけるドメインインジケータを受信するよう構成される実施形態38のWTRU。
40.レシーバーは、ページ要求におけるサービス記述情報を受信するよう構成される実施形態38−39のWTRU。
41.LTE ASは、ページ要求に関してNASに通知するよう構成される実施形態38−40のWTRU。
42.NASは、ページ要求をMMに通知するよう構成される実施形態38−41のWTRU。
43.EMMは、PSシグナリング接続を確立するようLTE ASに指示するよう構成される実施形態38−42のWTRU。
44.EMMは、サービス要求メッセージまたはNASメッセージを使用して、PSシグナリング接続を確立するようLTE ASに指示するよう構成される実施形態43のWTRU。
45.EMMは、サービス要求の原因値をページ応答に設定するよう構成される実施形態38−44のWTRU。
46.プロセッサは、CSコールを受け入れることをサービス要求においてネットワークに示すよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
47.プロセッサは、進行中のパケットセッションによるアクティブモードにおいてMOコールセットアップを開始するよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
48.プロセッサは、アイドルモードにおいてMTコールセットアップを開始するよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
49.プロセッサは、進行中のパケットセッションによるアクティブモードにおいてMTコールセットアップを開始するよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
50.プロセッサは、アイドルモードにおいてMOコールセットアップを開始するよう構成される上記実施形態のいずれかにおけるWTRU。
51.WTRUによって実行されるCSフォールバックの方法であって、
CSフォールバックを実行するかどうかを決定すること、
WTRUのNASからCSサービス要求を受信することであって、サービス要求はCSフォールバックを実行する要求を示す、指示すること、
CSサービス要求の表示をRRCメッセージにおいて送信すること、および、
CSサービス要求に応答してハンドオーバーコマンドを受信すること
を備えた方法。
52.決定は、IMS登録状況に基づく実施形態51の方法。
53.CSサービス要求を受信することは、WTRUがCSドメインにアタッチされるという条件の下である実施形態51−52の方法。
54.RRCメッセージは、E−UTRANに送信される実施形態51−53の方法。
55.RRCメッセージは、CSサービス情報を含む実施形態51−54の方法。
56.WTRUがネットワークへのSR−VCCをサポートするかどうかを示すこと
をさらに備えた実施形態51−55の方法。
57.WTRUがネットワークへのVoIPをサポートするかどうかを示すこと
をさらに備えた実施形態51−56の方法。
58.WTRUがIMSイネーブルであることをネットワークに示すこと
をさらに備えた実施形態51−57の方法。
59.コールをセットアップすること
をさらに備えた実施形態51−58の方法。
60.EMM制御によりコールをセットアップすること
をさらに備えた実施形態51−58の方法。
61.ブロードキャストチャネル上のまたはNASメッセージングにおけるネットワーク機能情報を受信すること
をさらに備えた実施形態51−60の方法。
62.アイドルモードにおいてMOコールセットアップを開始すること
をさらに備えた実施形態51−61の方法。
63.進行中のパケットセッションによるアクティブモードにおいてMOコールセットアップを開始すること
をさらに備えた実施形態51−62の方法。
64.アイドルモードにおいてMTコールセットアップを開始すること
をさらに備えた実施形態51−63の方法。
65.進行中のパケットセッションによるアクティブモードにおいてMTコールセットアップを開始すること
をさらに備えた実施形態51−64の方法。
66.サービス要求を暗号化すること
をさらに備えた実施形態51−65の方法。
67.サービス要求を保全性保護すること
をさらに備えた実施形態51−66の方法。
68.セル再選択手順を開始すること
をさらに備えた実施形態51−67の方法。
69.選択優先度を優先順位付けすること
をさらに備えた実施形態51−68の方法。
70.RRC接続を取得する手順を開始すること
をさらに備えた実施形態51−69の方法。
71.サービス要求に確立原因を設定すること
をさらに備えた実施形態51−70の方法。
72.確立原因はCSサービスの詳細を含む実施形態71の方法。
73.サービス要求におけるドメインインジケータ情報要素(IE)をCSドメインに設定すること
をさらに備えた実施形態51−71の方法。
74.RRCメッセージは、CSサービス要求が受信されたことを示す実施形態51−73の方法。
75.アイドルモードへの移行またはセル再選択のための満了期限を設定すること
をさらに備えた実施形態51−74の方法。
76.ハンドオーバー中に受信したパラメーターをターゲットアクセスに示すこと
をさらに備えた実施形態51−75の方法。
77.CSサービス開始の表示を提供すること
をさらに備えた実施形態51−76の方法。
78.NASメッセージとは別のCSサービス開始の表示を提供すること
をさらに備えた実施形態77の方法。
79.CSサービスの記述を表示に含むこと
をさらに備えた実施形態77−78の方法。
80.CSサービスの記述は、会話型またはバックグラウンドである実施形態79の方法。
81.ページ要求を受信すること
をさらに備えた実施形態51−80の方法。
82.ページ要求は、ドメインインジケータを含む実施形態81の方法。
83.ページ要求は、サービス記述情報を含む実施形態81−82の方法。
84.ページ要求についてNASに通知すること
をさらに備えた実施形態81−83の方法。
85.PSシグナリング接続を確立するようLTE ASに指示すること
をさらに備えた実施形態81−84の方法。
86.サービス要求メッセージまたはNASメッセージを使用して、PSシグナリング接続を確立するようLTE ASに指示する実施形態85の方法。
87.サービス要求の原因値をページ応答に設定すること
をさらに備えた実施形態51−86の方法。
88.WTRUがCSコールを受け入れることをサービス要求においてネットワークに示すこと
をさらに備えた実施形態51−87の方法。
89.CSフォールバックの表示をNASに送信すること
をさらに備えた実施形態51−88の方法。
90.EMMをCSコールに通知すること、
サービス要求の通知をWTRUのASに送信すること、および、
WTRUがCSドメインにおいて動作しているという表示をMMユニットに送信すること
をさらに備えた実施形態51−89の方法。
91.決定は、CSリソース可用性に基づく実施形態51−90の方法。
92.決定は、PSリソース可用性に基づく実施形態51−91の方法。
93.決定は、WTRUが他の進行中のPSサービスを有するかどうかに基づく実施形態51−92の方法。
94.決定は、ネットワーク通信可能範囲に基づく実施形態51−93の方法。
95.決定は、ボイスコールの期待されるQoSに基づく実施形態51−94の方法。
96.決定は、コール品質に基づく実施形態51−95の方法。
97.ネットワーク機能情報を受信すること
をさらに備えた実施形態51−96の方法。
98.コールクライアント選択を可能にするネットワーク機能情報を上位レイヤーに提供すること
をさらに備えた実施形態97の方法。
99.EMM制御によりコールセットアップを実行すること
をさらに備えた実施形態51−98の方法。