【課題を解決するための手段】
【0009】
一実装において、自律型カバレッジロボットと回転自在に係合した圧縮可能な弾性ローラは、その上で外表面から外方に延在する1つまたは複数の羽根を有する弾性管状部材を含む。弾性管状部材は、その中に一体形成された、可撓性の管状部材の内表面と管状部材の長軸に沿って配置されたハブとの間に延在する、複数の弾性の曲線スポークを有する。ハブは、硬質の駆動軸と確実に係合するために、その中に形成された1つまたは複数の係合要素を有する。一実施形態では、係合要素は、硬質の駆動軸の外表面に沿って形成された隆起したキー要素を受領するために、ハブの周囲の中に形成された1対の受容体である。係合要素は、トルクを駆動軸から弾性の曲線スポークを介して弾性管状部材に移動できる。
【0010】
ある特定の実施形態では、曲線スポークは可撓性の管状部材の長軸長さの約5%〜約50%、より具体的には可撓性の管状部材の長軸長さの約10%〜約30%、より具体的には可撓性の管状部材の長軸長さの約10%〜約20%の範囲内で延在する。
【0011】
一実施形態では、圧縮可能なローラは、可撓性の管状管と硬質の駆動軸との間に配置された弾性の圧縮可能な材料をさらに含む。弾性の圧縮可能な材料は、たとえば、熱可塑性ポリウレタン(TPU)フォーム、エチル酢酸ビニル(EVA)、またはポリプロピレンフォームであってもよく、また一部の実施例では、弾性の圧縮可能な材料は、そうでなければ弾性の圧縮可能な材料を除去するはずである剪断力に抵抗するために、硬質軸に恒久的に取り付けられてもよい。一実施例では、曲線スポークは断面が蛇行形状であり、したがって外力(たとえば径方向力)を取り除くと曲線スポークの完全伸長に自動的にはね返る。曲線スポークおよびハブは、管状部材の長軸長さ全体に沿って配置されてもよいが、長軸長さの一部を占めることのみが必要である。たとえば、一実施例では、曲線スポークおよびハブは、弾性の管状部材の長さの約10%〜約20%のみを占めてもよく、それに沿って圧縮可能な弾性材料が配置され得る、閉塞されない長さの80%以上を残し、管状部材の長軸に沿って管状部材の中心部を中心に集中されてもよい。
【0012】
一態様では、1つまたは複数の羽根は、弾性管状部材で一体形成され、弾性管状部材の一端部から他方の端部に延在するV字形シェブロンを画定する。一実施形態では、1つまたは複数の羽根は、弾性管状部材の周囲を中心に等距離に離間される。一実施形態では、羽根は、1つのシェブロンの端部が隣接したシェブロンの中心先端と同一平面上にあるように位置合わせされる。この配置は、羽根とそれと圧縮可能なローラが係合する接触面との間に常に接触を提供する。このような途切れない接触は、そうでないと接触状態と非接触状態とによって異なることによって生成される騒音を取り除く。一実施例では、1つまたは複数の羽根は、管状ローラの外表面から放射軸に対して30°〜60°の角αで回転方向に向かって傾斜して延在する(
図20参照)。一実施形態では、羽根の角αは放射軸に対して45°である。羽根を回転方向に傾斜させることにより、羽根の基部で応力を低減させることができ、それにより羽根が弾性管状部材から引き離される可能性を低減させるまたは取り除く。1つまたは複数の羽根は、清掃表面上の屑に接触し、屑を圧縮可能な弾性ローラの回転方向に向ける。
【0013】
一実施例では、羽根はV字形シェブロンであり、V字の脚は管状部材の表面上を追跡する直線経路に対して5°〜10°の角Θであり、弾性管状部材の一端部から他方の端部に延在する(
図22参照)。一実施形態では、V字形シェブロンの2つの脚は、7°の角Θである。角Θを10°未満に制限することにより、圧縮可能なローラは成形工程によって、より容易に製造可能である。10°より急勾配の角度は、80Aより硬いデュロメータを有するエラストマーに対して製造可能性の不具合を生み出す可能性がある。一実施形態では、管状部材および曲線スポークおよびハブは、60A〜80Aの範囲のデュロメータの弾性材料から射出成形される。この範囲より柔軟なデュロメータ材料は、早期摩耗および壊滅的破裂を示すことがあり、より硬いデュロメータの弾性材料は実質的な障害(すなわち、回転に対する抵抗)を生み出し、疲労破砕および応力破砕をもたらすことになる。一実施形態では、弾性管状部材はTPUから製造され、弾性管状部材の壁は約1mmの厚さを有する。一実施形態では、弾性管状部材の内径は約23mmであり、外径は約25mmである。複数の羽根を有する弾性管状部材の一実施形態では、複数の羽根の先端によって一掃された外側周囲の直径は30mmである。
【0014】
1つまたは複数の羽根は、一実施形態では、弾性管状部材の外表面から弾性管状ローラの直径の少なくとも10%である高さ分、延在しているので、1つまたは複数の羽根は、コード状要素が弾性管状部材の外表面の周囲を直接覆うことを防止できる。したがって、1つまたは複数の羽根は、毛髪または他の紐状の屑が圧縮可能なローラのコアの周囲を堅く覆い、清掃の有効性を低減することを防止できる。V字形シェブロンのような羽根を画定することにより、毛髪および他の屑がローラの端部からローラの中心に向かって配向させる働きをさらにし、その中でV字形シェブロンの点が配置される。一実施形態では、V字形シェブロンの点は自律型カバレッジロボットの掃除機流入口の中心とまっすぐ一直線に配置される。
【0015】
圧縮可能なローラのこれらの構造要素は、圧縮可能なローラを通過して真空風道の中に入る対象と接触できるが、隙間空間を最小にする。圧縮可能なローラと清掃ヘッドモジュールとの間の狭い空間(たとえば、1mmの間隙)は、真空気流を真空風道から清掃表面に集中させ、それによって気流速度を維持する。ローラの圧縮率により、それらの狭い隙間空間より大きい対象が、1つまたは複数の羽根により真空風道の中に向けられることが可能になる。圧縮可能なローラは弾性的に拡張し、一旦対象が圧縮可能なローラを通過して真空風道の中に入ると完全な構造伸張を取戻し、それによって接触力を取り除く。
【0016】
本教示の様々な実施形態によれば、清掃ヘッドのフレームまたはケージは清掃ヘッドを包囲し、清掃ヘッドのロボット掃除機シャーシへの取り付けを促進する。以上に論じた四棒リンク機構は、清掃ヘッドのそのフレーム内での動き(すなわち、「浮動」)を促進する。本教示による清掃ヘッドを有するロボット掃除機が作動される際、清掃ヘッドの底表面は床に実質的に平行のままであることが好ましく、一部の実施形態では、特に硬い表面(たとえば、硬材またはタイル)から圧縮可能な表面(たとえば、カーペット)に移動中に、前部ローラが清掃表面の中にめり込むことを防止するために、前部ローラは、作動中に後部ローラよりわずかに高く位置されることが好ましい。清掃ヘッドは、たとえば、敷居、通気孔、またはビニル床からカーペットへの移動のような床の不規則性に適合するために、作動中に垂直に動く。示された四棒リンク機構は、清掃ヘッドをフレーム内で支持するために単純な機構を提供し、清掃ヘッドが床に対してその平行な位置を崩す手法で枢動することなく、清掃ヘッドがロボット掃除機の作動中に垂直に調節できるように、清掃ヘッドをフレームに対して動かすことができる。
【0017】
フレームは、本明細書に示された清掃ヘッド部がフレームおよびシャーシに対して動くときに、ロボット掃除機のシャーシに対して固定されたままであることが意図される。
【0018】
別の実施例では、自律型カバレッジロボットは前方部および後方部を有するシャーシを有する。駆動システムはシャーシに装着され、ロボットを清掃表面の上で操作するように構成される。清掃組立体はシャーシの前方部上に装着され、屑を清掃表面から獲得するためにその中に装着された2つの逆回転ローラを有し、前方ローラの長軸はその上に後方ローラの長軸が位置する第2の水平面の上に配置された第1の水平面内に位置する。清掃組立体は、前方部でシャーシに、後方部で清掃組立体に取り付けられたリンク機構により、シャーシに可動に装着される。ロボットが硬い表面から圧縮可能な表面に移動する際、リンク機構は清掃組立体を清掃表面から持ち上げる。リンク機構は、前部ローラが後方ローラより速い速度で持ち上げるように、しかし清掃表面に実質的に平行に清掃組立体を持ち上げる。
【0019】
ロボットは、シャーシの後方部上に装着された閉囲されたごみ容器モジュールを有し、閉囲されたごみ容器モジュールは、封止された真空プレナム(これは空気流入口を含むことができる)を介して2つの逆回転ローラと連通する収集量を画定する。封止された真空プレナムは、2つの逆回転ローラの上に配置された第1の開口、および収集量への入り口ポートに隣接して配置された第2の開口を有する。プレナムは、収集量に入る実質的に水平なエラストマー部またはヒンジ部を備える。実質的な水平部は、リンク機構が清掃表面における高差に適応するために清掃組立体を持ち上げる際、下方の勾配を生み出すために曲がるまたは枢動する。一実施形態では、実質的に水平なエラストマー部は、ローラにより清掃表面から持ち上げられた屑がプレナムの中に移動し、閉囲されたごみ容器の中に向けられるように、垂直寸法で少なくとも5mm曲がる。
【0020】
ある特定の実施形態では、エラストマー部は約1mm〜約10mm、より具体的には約2mm〜約8mm、より具体的には約4mm〜約6mm(たとえば、5mm)の範囲で曲がる。
【0021】
一実施形態では、リンク機構は、静止状態から最大拳上角度が10°未満であるように、様々な速度で持ち上げる(前部ローラは後部ローラより速い速度で持ち上がる)。
【0022】
前方ローラは、硬材などの硬い清掃表面上で、前方ローラが表面の上に浮遊し、後方ローラのみが接触するように、後方ローラより高く配置される。ロボットは硬い清掃表面からカーペットなどの厚い圧縮可能な表面に移動する度に、リンク機構は2つの逆回転ローラを含む全清掃組立体を上方に、清掃表面と実質的に水平に上昇させる。加えて、リンク機構は、前方ローラが後方ローラより速く持ち上がるように、清掃組立体の前方を清掃組立体の後方より速い速度で持ち上げる。この不均等な拳上率は、たとえば、硬材の床とカーペットとの間の移動に適応する一方で、電流の流れを低減させる。電流の流れは、ロボットの駆動車輪と同じ方向に回転する前方車輪がカーペットの中にめり込んだ場合は、急増するはずである。
【0023】
一実施形態では、清掃組立体は清掃ヘッドフレームおよびローラ筐体を有し、清掃ヘッドフレームは、それにローラ筐体が可動に連結されるシャーシ部を画定する。別の実施例では、自律型移動ロボットは、制御システムと連通してその中に装着された駆動システムを有するシャーシを含む。シャーシは、屑をシャーシに装着された清掃組立体からシャーシに装着された屑収集容器に送達するために、それを通って配置される真空風道を有する。真空風道は、清掃組立体と屑収集容器との間に延在し、屑収集容器内部に配置されたインペラ部材と流体連通する。シャーシに連結された清掃ヘッドモジュールは、それと回転自在に係合した、互いに隣接し、真空風道への流入口の下に配置された前部ローラおよび後部ローラを有する。一実施形態では、前部ローラおよび後部ローラは、流入口と位置合わせされた長軸に平行である。一実施例では、前部ローラおよび後部ローラの両方は圧縮可能である。別の実施例では、前部ローラおよび後部ローラのうちの1つは圧縮可能なローラである。
【0024】
一実施例では、清掃ヘッド組立体は、その上で自律型移動ロボットが動く清掃表面の真上の前部ローラに隣接して配置された少なくとも2つの隆起した先端部をさらに含む。各先端部は、隣接する先端部から真空風道内の最短断面寸法以下の距離で分離される。加えて、少なくとも1つは圧縮可能な前部ローラと後部ローラとの間で変形可能な最大距離は、真空風道の最短断面寸法以下である。したがって、最短断面の真空風道の寸法より大きいあらゆる屑は、真空風道内に留まる対象がないように、少なくとも2つの先端部により真空風道から押し出されることになる。一実施例では、少なくとも2つの先端部は、前部ローラの長さに沿って清掃ヘッドを横切り均一に分散される複数の先端部である。別の態様では、清掃ヘッド組立体は、清掃表面に実質的に水平に配置され、清掃表面と前部および後部ローラとの間に位置された1対の「ノーカー」、すなわち突起を含む。各突起は、ローラの陥没可能でない端部に沿って内方に延在し、それによって対象がローラの端部の間に留まることを防止する。たとえば、突起は電気コードが前部ローラと後部ローラとの間を移動すること、および駆動モータが停止することを防止する。
【0025】
一実施例では、清掃ヘッドモジュールと回転自在に係合する圧縮可能なローラは、その上に外表面から外方に延在する1つまたは複数の羽根を有する弾性管状部材を含む。弾性管状部材は、その中に一体形成された、可撓性の管状部材の内表面と管状部材の長軸に沿って配置されたハブとの間に延在する複数の弾性の曲線スポークを有する。ハブは、硬質の駆動軸と確実に係合するために、その中に形成された1つまたは複数の係合要素を有する。一実施形態では、係合要素は、硬質の駆動軸の外表面に沿って形成された、隆起したキー要素を受け取るために、ハブの周囲の中に形成された1対の受容体である。係合要素により、トルクが駆動軸から弾性の曲線スポークを介して弾性管状部材に移動することができる。
【0026】
一実施形態では、圧縮可能なローラは、可撓性の管状部材と硬質の駆動軸との間に配置された弾性の圧縮可能な材料をさらに含む。弾性の圧縮可能な材料は、たとえば、TPUフォーム、EVAフォーム、またはポリプロピレンフォームであってもよく、一部の実施例では、弾性の圧縮可能な材料は、そうでなければ弾性の圧縮可能な材料を除去するはずである、剪断力に抵抗するために硬質軸に恒久的に取り付けられてもよい。他の実施例では、弾性の圧縮可能な材料は、そうでなければ弾性の圧縮可能な材料を除去するはずである、剪断力に抵抗するために可撓性の管状部材の内表面に恒久的に取り付けられてもよい。一実施例では、曲線スポークは断面が蛇行形状であり、したがって外力(たとえば径方向力)を取り除くと曲線スポークの完全伸長に自動的にはね返る。曲線スポークおよびハブは、管状部材の長軸長さ全体に沿って配置されてもよいが、長軸長さの一部を占めることのみが必要である。たとえば、一実施例では、曲線スポークおよびハブは、弾性の管状部材の長さの約10%〜約20%のみを占めてもよく、それに沿って圧縮可能な材料が配置され得る、閉塞されない長さの80%以上を残し、管状部材の長軸に沿って中心点を中心に集中されてもよい。
【0027】
一態様では、1つまたは複数の羽根は、弾性管状部材で一体形成され、弾性管状部材の一端部から他方の端部に延在するV字形シェブロンを画定する。一実施形態では、1つまたは複数の羽根は、弾性管状部材の外周を中心に等距離に離間される。一実施形態では、羽根は、1つのシェブロンの端部が隣接したシェブロンの中心先端と同一平面上にあるように位置合わせされる。この配置は、羽根とそれと圧縮可能なローラが係合する接触面との間に常に接触を提供する。このような途切れない接触は、そうでないと接触状態と非接触状態とによって異なることによって生成される騒音を取り除く。一実施例では、1つまたは複数の羽根は、管状ローラの外表面から放射軸に対して30°〜60°の角αで回転方向に向かって傾斜して延在する。一実施形態では、羽根の角αは放射軸に対して45°である。羽根を回転方向に傾斜させることにより、羽根の基部で応力を低減させ、それにより羽根が弾性管状部材から引き離される可能性を低減させるまたは取り除く。1つまたは複数の羽根は、清掃表面上の屑に接触し、屑を圧縮可能なローラの回転方向に向ける。
【0028】
一実施例では、羽根はV字形シェブロンであり、V字の脚は管状部材の表面上を追跡する直線経路に対して5°〜10°の角Θであり、弾性管状部材の一端部から他方の端部に延在する。一実施形態では、V字形シェブロンの2つの脚は、7°の角Θである。一実施形態では、管状部材および曲線スポークおよびハブは、60A〜80Aの範囲のデュロメータの弾性材料から射出成形される。この範囲より柔軟なデュロメータ材料は、早期摩耗および壊滅的破裂を示すことがあり、より硬いデュロメータの弾性材料は実質的な障害(すなわち、回転に対する抵抗)を生み出し、疲労破砕および応力破砕をもたらすことになる。一実施形態では、弾性管状部材はTPUから製造され、弾性管状部材の壁は約1mmの厚さを有する。一実施形態では、弾性管状部材の内径は約23mmであり、外径は約25mmである。複数の羽根を有する弾性管状部材の一実施形態では、複数の羽根の先端によって一掃された外側周囲の直径は30mmである。
【0029】
1つまたは複数の羽根は、一実施形態では、弾性管状部材の外表面から弾性管状ローラの直径の少なくとも10%である高さ分、延在しているので、1つまたは複数の羽根は、コード状要素が弾性管状部材の外表面の周囲を直接覆うことを防止する。したがって、1つまたは複数の羽根は、毛髪または他の紐状の屑が圧縮可能なローラのコアの周囲を堅く覆い、清掃の有効性を低減することを防止できる。V字形シェブロンのような羽根を画定することにより、毛髪および他の屑がローラの端部からローラの中心に向かって配向させる働きをさらにし、その中でV字形シェブロンの点が配置される。一実施形態では、V字形シェブロンの点は自律型カバレッジロボットの掃除機流入口の中心とまっすぐ一直線に配置される。
【0030】
圧縮可能なローラのこれらの構造要素は、圧縮可能なローラを通過して真空風道の中に入る対象と接触できるが、隙間空間を最小にする。圧縮可能なローラと清掃ヘッドモジュールとの間の狭い空間(たとえば、1mmの間隙)は、真空気流を真空風道から清掃表面に集中させ、それによって気流速度を維持する。ローラの圧縮率により、それらの狭い隙間空間より大きい対象が、1つまたは複数の羽根により真空風道の中に向けられることが可能になる。圧縮可能なローラは弾性的に拡張し、一旦対象が圧縮可能なローラを通過して真空風道の中に入ると完全な構造伸張を取戻し、それによって接触力を取り除く。
【0031】
2つの圧縮可能なローラを有する一実施形態では、単一の圧縮可能なローラを有する実施形態と比較して、2倍の大きさの対象が、2つの圧縮可能なローラの間を通って真空風道の中に入ってもよい。たとえば、互いに向かい合い、それぞれが複数の羽根を有する2つの圧縮可能なローラを有する一実施形態では、弾性管状部材の外表面は、7mmの間隔で離間されている。それぞれの圧縮可能なローラ上の羽根は、弾性管状部材の外表面から3mmの距離を延ばし、各ローラ上の羽根は、それらの最も近接した接触点で1mm離間される。この実施形態では、14mmの大きさの対象は、14mm以上の最短寸法を有する真空プレナムに進む途中に圧縮可能なローラを圧縮してもよい。弾性管状部材の外表面の間の間隔は制御されるが、圧縮可能なローラの羽根の間の間隙が異なるのは、1つまたは複数の羽根のそれぞれの位置のタイミングが調整される必要がないためである。
【0032】
ある特定の実施形態では、ローラの間の間隙は約7mmであり、羽根は互いの1mm内に近づき、各羽根は約3mmの高さを有し、ローラの圧縮性に起因して、このような実施形態は、約14mmの大きさの品目およびたとえば、約7mm〜約21mmのサイズの範囲の品目が、ローラの間を通過し掃除機流入口およびごみ容器内に堆積するための中央プレナムの中に入れることができるように構成される。ある特定の実施形態では、ローラ間の空間は5mm〜10mm、より具体的には6mm〜8mm(たとえば、7mm)の範囲であることが可能である。羽根の高さは、たとえば1mm〜5mm、好ましくは2mm〜4mm(たとえば、3mm)の範囲であることが可能である。隣接したローラの羽根の間の間隔は、たとえば、
1/
2mm〜5mm、より具体的には
1/
2mm〜2mm(たとえば、1mm)の範囲であることが可能である。
【0033】
ある特定の実施形態では、羽根を備えるローラは、約30〜31mmの直径を有することができ、羽根の無い約25mmの直径の管を有することができ、このような実施形態では、隣接したローラの中心軸は約33mm離れている。羽根の無いローラ管の外径は、たとえば、約15mm〜約50mm、より具体的には約20mm〜約40mm、より具体的には約25mm〜約30mmであることが可能である。
【0034】
ある特定の実施形態では、陥没可能な弾性の形状が変化するローラは、各ローラの形状が変化してローラの直径の1/3より大きい屑がローラの間を通り、好ましくはローラの直径の
1/
2より大きい屑がローラを通過することができるように、相互変形または曲がることができる。
【0035】
本教示のある特定の実施形態では、羽根の高さは、ローラ間の完全分離の2/3未満を占め、好ましくはローラの完全分離の
1/
2未満、さらに好ましくは完全分離の約1cmを超える。
【0036】
一実装において、自律型カバレッジロボットと回転自在に係合したローラは、可撓性の管状部材の内表面と管状部材の長軸に沿って配置されたハブとの間に延在する、複数の弾性の曲線スポークをその中に有する弾性管状部材を含む。ハブは、硬質の駆動軸と確実に係合するために、その中に形成された1つまたは複数の係合要素を有する。一実施形態では、係合要素は、硬質の駆動軸の外表面に沿って形成された隆起したキー要素を受領するために、ハブの周囲の中に形成された1対の受容体である。係合要素は、トルクを駆動軸から弾性の曲線スポークを介して弾性管状部材に移動できる。
【0037】
一実施形態では、圧縮可能なローラは、可撓性の管状シートと硬質の駆動軸との間に配置された弾性の圧縮可能な材料をさらに含む。弾性の圧縮可能な材料は、TPUフォーム、EVAフォーム、またはポリプロピレンフォームであってもよく、また一部の実施例では、弾性の圧縮可能な材料は、そうでなければ弾性の圧縮可能な材料を除去するはずである剪断力に抵抗するために、硬質軸に恒久的に取り付けられてもよい。一実施例では、曲線スポークは断面が蛇行形状であり、したがって外力(たとえば径方向力)を取り除くと曲線スポークの完全伸長に自動的にはね返る。曲線スポークおよびハブは、管状部材の長軸長さ全体に沿って配置されてもよいが、長軸長さの一部を占めることのみが必要である。たとえば、一実施例では、曲線スポークおよびハブは、弾性管状部材の長さの約10%〜約20%のみを占めてもよく、それに沿って圧縮可能な弾性材料が配置され得る、閉塞されない長さの80%以上を残し、管状部材の長軸に沿って管状部材の中心点を中心に集中されてもよい。
【0038】
一態様では、弾性の圧縮可能な材料は、駆動軸の長さに沿ってハブから駆動軸の一端部または両端部から内方の場所に延在し、弾性管状部材はそれによって少なくとも1つの中空ポケットをローラのいずれかの端部または両端部に残す。一実施形態では、ローラの各端部は、第1の中空ポケットおよび第2の中空ポケットをその中に有する。第1の中空ポケットは弾性管状部材、および駆動軸から弾性管状部材の内側半径より短い距離で径方向に外方に延在し、弾性管状部材の端部と実質的に平行に位置合わせされる第1のガード部材(またはフランジ)によって囲まれる実質的に円筒の容積である。したがって、第1のガード部材は、中空ポケットの中に移動する毛髪の房を収容するのに十分な大きさの間隙で、弾性管状部材の内表面から分離される。一実施例では、ローラは、弾性管状部材の端部の中に挿入され、駆動軸の長軸と同心円状に位置合わせされた、1つまたは複数の同心壁、またはシュラウドを有する端部キャップをさらに含む。一実施形態では、外部シュラウド部材は内部シュラウド部材より長い。キャップの外部シュラウド部材は、毛髪が第1の中空ポケットの中に移動するように、シュラウドと弾性管状部材との間隙に適合するが、完全に閉塞しない。次いで第1の中空ポケットの中へ移動する毛髪は、内部および外部のシュラウド部材によって囲まれる第2の中空ポケットの中にさらに移動してもよく、第1および第2のガード部材は駆動軸から径方向に延在し、内部シュラウド部材の端部と位置合わせされた駆動軸の端部上に配置される。
【0039】
第1の中空ポケットおよび第2の中空ポケットは、毛髪が回転式駆動要素、たとえば歯車を妨害することを防止するように、毛髪を収集する。一旦第1および第2の中空ポケットが毛髪で満たされると、追加の毛髪は拒否され、回転式駆動要素に向かう移動が防止される。第1および第2の中空ポケット内部に収集された毛髪は、さらにローラの中に移動しようとする追加の毛髪を寄せ付けない静電荷を構築する。ローラの駆動端部および非駆動端部の両方は、毛髪を収集し回転式要素の妨害を防止する、同様に構築された第1および第2の中空ポケットを有する。
【0040】
別の実施例では、自律型移動ロボットは、制御システムと連通してその中に装着された駆動システムを有するシャーシを含む。シャーシは、屑をシャーシに装着された清掃ヘッド組立体からシャーシに装着された屑収集容器に送達するために、それを通って配置された真空風道を有する。真空風道は、清掃組立体と屑収集容器との間に延在し、屑収集容器内部に配置されたインペラ部材と流体連通する。シャーシに連結された清掃ヘッドモジュールは、それと回転自在に係合した、互いに隣接し、真空風道への流入口の下に配置された管状前部ローラおよび管状後部ローラを有する。前部ローラの長軸はその上に後部ローラの長軸が位置する第2の水平面の上に配置された第1の水平面内に位置し、後部ローラは清掃表面と接触するために、清掃ヘッド組立体の下部ケージの下に延在する。前部ローラおよび後部ローラは、真空風道から配向された真空吸引が、狭い空隙の真下の清掃表面上の点に集中させるように、間隙によって分離される。一実施形態では、狭い間隙は約1mmおよび約2mmで、または約1mm〜約2mmの距離に及ぶ。一態様では、前部ローラと後部ローラの間隙の断面領域は、掃除機流入口の断面領域と実質的に等しいかまたはそれより狭い。これは、真空の集中を前部ローラと後部ローラとの間隙の真下の清掃表面にさらに維持する。一実施形態では、前部ローラおよび後部ローラの上に配置された真空風道流入口を横切る平面断面の領域に対する間隙の領域の割合は1対1であり、10対1までに及んでもよい。一実施形態では、前部ローラおよび後部ローラの上に配置された真空風道流入口を横切る平面断面の領域に対する間隙の領域の割合は4対1である。
【0041】
加えて、一部の実施形態では、下部ケージの下部表面は、清掃表面の上に1mm以下の距離で配置され、それによって清掃ヘッド組立体の下、(清掃表面の上に浮動する)前部ローラの下、および前部ローラと後部ローラとの間の間隙を通る集中された真空をさらに維持する。
【0042】
一実施形態では、真空風道は、ローラの上に配置された掃除機流入口から屑収集容器に隣接して配置された風道流出口に、実質的に一定の角度のない断面を有する。別の実施形態では、掃除機流入口は、ローラの全長に沿って入る屑を捕捉するために、前部ローラおよび後部ローラの長軸に沿って外方に開く。掃除機流入口は、掃除機流入口から延在する真空風道のより小さい断面容積に向かって傾斜し、真空風道のより小さい断面容積の中に屑を方向転換させる。同様に、風道流出口は、屑を風道流出口に直接隣接した単一のマウンド内に放出するより、むしろ屑を屑収集容器の全幅を通して分散するために開かれてもよい。真空風道の大部分を通してより狭い狭窄状態を維持すること、また掃除機流入口および風道流出口のみを開くことにより、風道速度は真空風道を通り、真空風道内の喉部または屈曲部を含み最大化される。真空風道全体を通して高い気流速度を維持することにより、屑をそこに積もらせ気流を塞ぐより、むしろ真空風道の喉部を通過させることが可能になる。
【0043】
一実施形態では、前部ローラおよび後部ローラは、真空風道の流入口と位置合わせされた長軸に平行であり、両方のローラはその外表面から外方に延在する1つまたは複数の羽根を有する。一実施形態では、1つまたは複数の羽根はローラの外表面から、一実施形態では、弾性管状ローラの直径の少なくとも10%である高さで延在し、前部ローラ上の羽根は、後部ローラ上の羽根から1mmの距離で離間される。羽根の間の間隙を維持することにより、気流が前部ローラと後部ローラとの間を通ることが可能になり、その間隙を最小にすることにより、前部ローラおよび後部ローラの真下ならびに前部ローラと後部ローラとの間の清掃表面の気流速度を維持する。
【0044】
1つまたは複数の羽根は、毛髪または紐などのコード状要素がローラの外表面の周囲を直接覆うこと、また清掃の有効性を低減することを防止する。一実施形態では、1つまたは複数の羽根はV字形シェブロンである。V字形シェブロンのような羽根を画定することにより、毛髪および他の屑がローラの端部からローラの中心に向かって配向させる働きをさらにし、その中でV字形シェブロン点が配置される。一実施形態では、V字形シェブロンの点は自律型カバレッジロボットの掃除機流入口の中心とまっすぐ一直線に配置される。
【0045】
別の実施例では、自律型移動ロボットは、制御システムと連通してその中に装着された駆動システムを有するシャーシを含む。シャーシは、屑をシャーシに装着された清掃ヘッド組立体からシャーシに装着された屑収集容器に送達するために、それを通って配置された真空風道を有する。真空風道は、清掃ヘッド組立体と屑収集容器との間に延在し、屑収集容器内部に配置されたインペラ部材と流体連通する。シャーシに連結された清掃ヘッドモジュールは、それと回転自在に係合した、互いに隣接し、真空風道への流入口の下に配置された管状前部ローラおよび管状後部ローラを有する。前部ローラの長軸はその上に後部ローラの長軸が位置する第2の水平面の上に配置された第1の水平面内に位置し、後部ローラは清掃表面と接触するために、清掃ヘッド組立体の下部ケージの下に延在する。前部ローラおよび後部ローラは、真空風道から配向された真空吸引が、空隙の真下の清掃表面上の点に集中させるように、間隙によって分離される。一実施形態では、空隙は約1mmおよび約2mmで、または約1mm〜約2mmの距離に及ぶ。清掃ヘッドモジュールは、各ローラの外周の125°〜175°で清掃ヘッドモジュールの内表面と前部ローラおよび後部ローラの外表面との間を1mm以下の間隔で包囲する。一実施形態では、清掃ヘッドモジュールは、1mm以下の距離で各ローラの外周表面の150°を包囲する。したがって、真空気流は、ローラの間に実質的に向けられ、清掃表面からローラによって持ち上げられた屑は、清掃ヘッドモジュールのローラの間に積もるより、むしろローラの間の空隙を通って真空風道の中に流れる。
【0046】
加えて、一部の実施形態では、清掃ヘッドの下部ケージの下部表面は、清掃表面の上に1mm以下の距離で配置され、それによって清掃ヘッド組立体の下、(清掃表面の上に浮動する)前部ローラの下、および前部ローラと後部ローラとの間の間隙を通る集中された真空をさらに維持する。
【0047】
一態様では、前部ローラと後部ローラの間隙の断面領域は、掃除機流入口の断面領域と実質的に等しいかまたはそれより狭い。これは、真空の集中を前部ローラと後部ローラとの間隙の真下の清掃表面にさらに維持する。一実施形態では、前部ローラおよび後部ローラの上に配置された真空風道流入口を横切る平面断面の領域に対する間隙の領域の割合は1対1であり、10対1までに及んでもよい。一実施形態では、前部ローラおよび後部ローラの上に配置された真空風道流入口を横切る平面断面の領域に対する間隙の領域の割合は4対1である。
【0048】
一実施形態では、前部ローラおよび後部ローラは、真空風道の流入口と位置合わせされた長軸に平行であり、両方のローラは外部ローラの表面から外方に延在する1つまたは複数の羽根を有する。一実施形態では、1つまたは複数の羽根はローラの外表面から、一実施形態では、弾性管状ローラの直径の少なくとも10%である高さで延在し、前部ローラ上の羽根は、後部ローラ上の羽根から1mmの距離で離間される。羽根の間の間隙を維持することにより、気流が前部ローラと後部ローラとの間を通ることが可能になり、その間隙を最小にすることにより、前部ローラおよび後部ローラの真下ならびに前部ローラと後部ローラとの間の清掃表面の気流速度を維持する。
【0049】
一実施例では、羽根はV字形シェブロンであり、V字の脚は各ローラの表面上を追跡する直線経路に対して5°〜10°の角Θであり、ローラの一端部から他方の端部に延在する。1つまたは複数の羽根は、毛髪または紐などのコード状要素がローラの外表面の周囲を直接覆うこと、また清掃の有効性を低減することを防止する。一実施形態では、1つまたは複数の羽根はV字形シェブロンである。V字形シェブロンのような羽根を画定することにより、毛髪および他の屑がローラの端部からローラの中心に向かって配向させる働きをさらにし、その中でV字形シェブロン点が配置される。一実施形態では、V字形シェブロンの点は自律型カバレッジロボットの掃除機流入口の中心とまっすぐ一直線に配置される。
【0050】
別の実施例では、自律型移動ロボットは、制御システムと連通してその中に装着された駆動システムを有するシャーシを含む。シャーシは、屑をシャーシに装着された清掃ヘッド組立体からシャーシに装着された屑収集容器に送達するために、それを通って配置された真空風道を有する。真空風道は、清掃ヘッド組立体と屑収集容器との間に延在し、屑収集容器内部に配置されたインペラ部材と流体連通する。シャーシに連結された清掃ヘッドモジュールは、それと回転自在に係合した、互いに隣接し、真空風道への流入口の下に配置された管状前部ローラおよび管状後部ローラを有する。前部ローラの長軸はその上に後部ローラの長軸が位置する第2の水平面の上に配置された第1の水平面内に位置し、後部ローラは清掃表面と接触するために、清掃ヘッド組立体の下部ケージの下に延在する。前部ローラおよび後部ローラは、真空風道から配向された真空吸引が、空隙の真下の清掃表面上の点に集中させるように、1mm以下の間隙によって分離される。清掃ヘッドモジュールは、各ローラの外周の125°〜175°で清掃ヘッドモジュールの内表面と前部ローラおよび後部ローラの外表面との間を1mm以下の間隔で包囲する。一実施形態では、清掃ヘッドモジュールは、1mm以下の距離で各ローラの外周表面の150°を包囲する。したがって、真空気流は、ローラの間に実質的に向けられ、清掃表面からローラによって持ち上げられた屑は、清掃ヘッドモジュールのローラの間に積もるより、むしろローラの間の空隙を通って真空風道の中に流れる。
【0051】
加えて、一部の実施形態では、清掃ヘッドの下部ケージの下部表面は、清掃表面の上に1mm以下の距離で配置され、それによって清掃ヘッド組立体の下、(清掃表面の上に浮動する)前部ローラの下、および前部ローラと後部ローラとの間の間隙を通る集中された真空をさらに維持する。
【0052】
一実施形態では、ロボットは、屑収集容器の間に配置されたエアフィルタ、およびインペラの軸方向の吸入口およびエアフィルタの長軸が実質的に同一平面であるように、インペラの軸方向の吸入口をさらに含む。加えて、実施形態では、取外し可能なエアフィルタの蓋は、エアフィルタおよびインペラ吸入口をカプセル化する。取外し可能なエアフィルタの蓋およびエアフィルタの下に画定された容積は、気流が連続したままで、全容積を通り屑収集容器の中に入る気流の縮小および/または収縮がないように、インペラ吸入口の断面領域に等しい横断面領域を有する。
【0053】
一実施形態では、前部ローラおよび後部ローラは、真空風道の流入口と位置合わせされた長軸に平行であり、両方のローラは外部ローラの表面から外方に延在する1つまたは複数の羽根を有する。一実施形態では、1つまたは複数の羽根はローラの外表面から、一実施形態では、弾性管状ローラの直径の少なくとも10%である高さで延在し、前部ローラ上の羽根は、後部ローラ上の羽根から1mmの距離で離間される。羽根の間の間隙を維持することにより、気流が前部ローラと後部ローラとの間を通ることが可能になり、その間隙を最小にすることにより、前部ローラおよび後部ローラの真下ならびに前部ローラと後部ローラとの間の清掃表面の気流速度を維持する。
【0054】
一実施例では、羽根はV字形シェブロンであり、V字の脚は各ローラの表面上を追跡する直線経路に対して5°〜10°の角Θであり、ローラの一端部から他方の端部に延在する。1つまたは複数の羽根は、毛髪または紐などのコード状要素がローラの外表面の周囲を直接覆うこと、また清掃の有効性を低減することを防止する。一実施形態では、1つまたは複数の羽根はV字形シェブロンである。V字形シェブロンのような羽根を画定することにより、毛髪および他の屑がローラの端部からローラの中心に向かって配向させる働きをさらにし、その中でV字形シェブロン点が配置される。一実施形態では、V字形シェブロンの点は自律型カバレッジロボットの掃除機流入口の中心とまっすぐ一直線に配置される。
【0055】
別の実施例では、自律型移動ロボットは、制御システムと連通してその中に装着された駆動システムを有するシャーシを含む。シャーシは、屑をシャーシに装着された清掃ヘッド組立体からシャーシに装着された屑収集容器に送達するために、それを通って配置された真空風道を有する。真空風道は、清掃ヘッド組立体と屑収集容器との間に延在し、屑収集容器内部に配置されたインペラ部材と流体連通する。シャーシに連結された清掃ヘッドモジュールは、流体気流がローラの上に配置された真空風道流入口から真空風道の前方部を通り、屑収集容器と結合された真空風道の後方部の中に上方に移動するように、それと回転自在に係合した、互いに隣接し、真空風道への流入口の下に配置された管状前部ローラおよび管状後部ローラを有する。
【0056】
実施形態では、真空風道(たとえば、
図3に示された掃除機流入口392)から延びる前方部は、頂部内表面が屑、特に重い屑を真空風道の後方部の中に方向転換させるように傾斜される。前方部の長軸は、垂直軸に対して90°未満、好ましくは約45°に傾斜される。
【0057】
実施形態では、真空風道流入口から延びる前方部は、後方部に向かって湾曲される。前方部は、たとえば、様々な半径を有する部分放物線を形成してもよい。放物線の頂点は、掃除機流入口と位置合わせされた垂直軸の後方の後部ローラの上に配置されてもよい。湾曲した真空風道の上部表面の内壁は、屑を真空風道の後方部の中に偏向させる。
【0058】
真空風道の前方部および後方部は、単一の一体型構成部品として形成されてもよいが、一部の実施形態では、後方部は、硬質の前方部に封止された連結部で接合されたエラストマー部材である。一実施形態では、封止された連結部は圧縮嵌合であり、硬質の前方部はエラストマー後方部の中に挿入され、径方向の圧縮力によって取り付けられる。別の実施形態では、封止された連結部はエラストマーのオーバーモールドである。封止された連結部は、真空の喪失を防止する封止された真空経路を形成する。実施形態では、後方部は、開口を封止された構成内の屑収集容器に当接するフランジ内で終了する。したがって、真空風道は平滑な封止された真空気流を可能にする。一実施形態では、エラストマー後方部は、Mediprene(商標)などの熱可塑性プラスチック材料またはSantoprene(商標)などの熱可塑性加硫物(TPV)から製造される。一実施形態では、硬質の前方部は、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)またはナイロンなどのプラスチック材料から製造され、その材料は帯電防止特性を有し、毛髪の蓄積に抵抗する。
【0059】
前部ローラの長軸は、その上に背部ローラの長軸が位置する第2の水平面の上に配置された第1の水平面に位置し、後部ローラは清掃表面と接触するために、清掃ヘッド組立体の下部ケージの下に延在する。一部の実施形態では、下部ケージの下部表面は、清掃表面の上に1mm以下の距離で配置され、それによって清掃ヘッド組立体の下、(清掃表面の上に浮動する)前部ローラの下、および前部ローラと後部ローラとの間の間隙を通る集中された真空をさらに維持する。
【0060】
一実施形態では、前部ローラおよび後部ローラは、真空風道の流入口と位置合わせされた長軸に平行であり、両方のローラは外部ローラの表面から外方に延在する1つまたは複数の羽根を有する。一実施形態では、1つまたは複数の羽根はローラの外表面から、一実施形態では、弾性管状ローラの直径の少なくとも10%である高さで延在し、前部ローラ上の羽根は、後部ローラ上の羽根から1mmの距離で離間される。羽根の間の間隙を維持することにより、気流が前部ローラと後部ローラとの間を通ることが可能になり、その間隙を最小にすることにより、前部ローラおよび後部ローラの真下ならびに前部ローラと後部ローラとの間の清掃表面の気流速度を維持する。
【0061】
本教示の対象および利点は、以下の記述に一部が説明され、一部は記述から明らかになり、または本教示の実施によってわかることがある。本教示の対象および利点は、特に添付の特許請求の範囲において指摘された要素および組合せを用いて理解され達成されよう。
【0062】
前述の概要および以下の詳述はどちらも、例示および説明に過ぎず、主張されたように本教示を限定しないことを理解されたい。
【0063】
添付図面は、本明細書の一部に組み込まれ本明細書の一部を構成し、本教示の実施形態を示し、概要とともに本教示の原理を説明する働きをする。