(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第2の文字列の取得では、前記コンピュータにより前記第1の文字列を前記第2の言語に翻訳する、または、前記コンピュータと通信する他のコンピュータに前記第1の文字列の翻訳を依頼して前記他のコンピュータから前記第2の文字列を取得する、請求項1乃至4の何れか1項に記載の料理内容提供方法。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態の情報処理システムを示す図である。第1の実施の形態の情報処理システムは、料理を提供する店舗で利用されるシステムである。第1の実施の形態の情報処理システムは、情報処理装置1と端末装置2とを含む。情報処理装置1および端末装置2は、ネットワーク3に接続されている。ネットワーク3は、有線ネットワークでもよいし、無線ネットワークでもよい。情報処理装置1は、店舗や店舗外の施設に設けられたサーバコンピュータでもよい。端末装置2は、ユーザが利用するクライアントコンピュータでもよい。例えば、端末装置2は、店舗のテーブルに設けられたタブレット装置でもよいし、ユーザが所持するスマートフォンなどの携帯端末装置でもよい。
【0014】
情報処理装置1は、記憶部1aおよび演算部1bを有する。記憶部1aは、RAM(Random Access Memory)などの揮発性記憶装置でもよいし、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置でもよい。演算部1bは、例えば、プロセッサである。プロセッサには、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などを含み得る。また、演算部1bは、マルチプロセッサであってもよい。
【0015】
また、端末装置2は、記憶部2a、演算部2bおよび表示部2cを有する。記憶部2aは、RAMでもよいし、HDDやフラッシュメモリなどでもよい。演算部2bは、CPU、DSP、ASC、FPGAなどのプロセッサである(マルチプロセッサでもよい)。表示部2cは、情報処理装置1から提供された画面情報に基づいて、GUI(Graphical User Interface)を表示するディスプレイを含む。表示部2cは、表示画面(表示部2cに表示されている画像)に対するユーザの操作入力を受け付けるタッチパネルなどの入力部も備えている(図示を省略している)。
【0016】
記憶部1aは、管理情報1aaおよび辞書情報1abを記憶する。管理情報1aaは、料理に対応する識別情報と料理内容を示す第1の言語による文字列情報との対応関係を示す情報である。管理情報1aaは、予め記憶部1aに記憶される。ここで、システムの運用管理を日本人が行う場合、第1の言語は、例えば日本語である。また、文字列情報で示される文字列は、例えば、食材、調理方法、味付け、嗜好などを示す。文字列情報で示される1つの文字列は、2つの単語を含む語または1つの単語が好ましく、1つの単語であることがより好ましい。後述するように、誤訳を一層低減できるからである。
【0017】
例えば、管理情報1aaには、識別情報“A1”と文字列情報“えび”との対応関係を示す情報が登録される。識別情報“A1”は、“天ぷら”という名称の料理の識別情報である。この場合、文字列“えび”は、料理“天ぷら”に含まれる1つの食材を示す単語である。管理情報1aaには、識別情報に対応付けて複数の単語が登録されていてもよい。例えば、管理情報1aaには、識別情報“A1”に対応づけて、“いか”などの複数の食材を示す単語が登録されていてもよい(1つの属性に対して複数の内容が登録されていてもよい)。また、例えば、管理情報1aaには、識別情報“A1”に対応づけて、“揚げ物”(調理方法)、“塩”(味付け)などの複数の種類の属性に対応する単語が登録されていてもよい。
【0018】
辞書情報1abは、第1の言語の文章を異なる言語の文章へ翻訳する処理に用いられる情報である。例えば、第1の言語の文章と同等の意味をもつ異なる言語の文章を作成するための情報である。
【0019】
演算部1bは、端末装置2にGUIを表示させるための表示情報を提供する。表示情報は、例えば、HTML(HyperText Markup Language)ファイルで作成されてもよい。その場合、演算部1bはWebサーバとして機能すると考えてもよい。
【0020】
同様に、演算部2bは、情報処理装置1から取得したHTMLファイルに基づいて表示部2cにGUIを表示させるWebブラウザとして機能すると考えてもよい。演算部1b,2bは、互いに通信して、次の処理を実行する。
【0021】
まず、演算部1bは、表示画面4に対応する表示情報を端末装置2に送信する。表示画面4は、ユーザが使用する言語の選択入力を受け付けるGUIである。例えば、表示画面4には、“日本語”、“English”などの言語名を各言語で重畳表示したボタンが表示される。ユーザは何れかのボタンをタッチすることで、自身が使用する言語を選択できる。なお、表示画面4には、各言語名がプルダウンで表示されてもよいし、各言語に対応する国旗などの画像が表示されてもよい。演算部2bは、ユーザ(来店した客)がテーブルに着いて最初に端末装置2へのユーザの操作を受け付けた際に、表示画面4の表示情報を情報処理装置1から取得して表示部2cに表示させてもよい。演算部2bは、表示画面4で選択された第2の言語を示す情報を情報処理装置1に送信する。
【0022】
すると、演算部1bは、端末装置2から第2の言語の選択を受け付ける。演算部1bは、選択された第2の言語の情報を端末装置2の識別情報に対応づけて記憶部1aに格納する。演算部1bは、表示画面4aに対応する表示情報を端末装置2に送信する。表示画面4aは、店舗で提供される料理のメニューの選択入力を受け付けるGUIである。演算部2bは、表示部2cに表示画面4aを表示させる。
【0023】
表示画面4aは、第1の言語による料理名や料理の説明などの文字列を含む。表示画面4aは、該当の料理の外観画像(料理画像と称する)を含む。より具体的には、表示画面4aでは、“天ぷら”や“串焼き”などの複数の料理の料理名に対応付けて、各料理の料理画像が表示される。また、表示画面4aの表示情報は、料理“天ぷら”の料理画像と識別情報“A1”との対応関係の情報を含む。
【0024】
演算部2bは、表示画面4aに対するユーザの操作入力を受け付ける。例えば、ユーザは、表示画面4aに含まれる複数の料理画像の中から料理内容を知りたい料理を選択することができる。例えば、ユーザは、料理“天ぷら”の料理内容を知りたい場合、“天ぷら”の料理画像を指などでタッチすることで、料理“天ぷら”を選択できる。演算部2bは、選択された料理に対応付けられた識別情報を情報処理装置1に送信する。例えば、演算部2bは、天ぷらに対応付けられた識別情報A1を情報処理装置1に送信する。
【0025】
演算部1bは、料理メニューに含まれる選択された料理に対応する識別情報を端末装置2から受信すると、管理情報1aaを参照して、受信した識別情報に対応する第1の文字列の情報を検索する。例えば、演算部1bは、識別情報A1を端末装置2から受信すると、管理情報1aaを参照して、識別情報A1に対応する第1の文字列“えび”の情報を検索する。
【0026】
演算部1bは、第1の文字列の情報を第2の言語に翻訳した第2の文字列の情報を取得する。例えば、演算部1bは、辞書情報1abを用いて第1の文字列の情報を第2の言語に翻訳した第2の文字列の情報を取得する。より具体的には、演算部1bは、第1の言語が日本語であり、表示画面4において第2の言語としてフランス語が選択された場合、日本語で表わされた第1の文字列を、辞書情報1abによりフランス語に翻訳した第2の文字列を取得する。なお、演算部1bは、例えば記憶部1aを参照して、端末装置2で選択された第2の言語を特定できる。ここで、辞書情報1abは、情報処理装置1以外の他の装置(ネットワーク3に接続された他の装置)に記憶されていてもよい。例えば、演算部1bは、第1の文字列を第1の言語から第2の言語へ翻訳するよう当該他の装置に依頼し、当該他の装置から第2の文字列の情報を取得してもよい。
【0027】
演算部1bは、第2の文字列を表示するための表示情報を生成する。例えば、演算部1bは、第2の文字列をWebブラウザで表示できるようにしたHTMLファイルを生成する。演算部1bは、生成した表示情報を端末装置2に送信する。これにより、表示部2cには、第2の言語で翻訳した料理内容を含む表示画面4bが表示される。例えば、表示画面4において第2の言語として、フランス語が選択された場合、表示画面4bには、食材欄(例えば、フランス語で“食材”を示す文字列と共に)に“天ぷら”の食材である“えび”をフランス語で翻訳した“crevette”が表示される。また、表示画面4bには、料理“天ぷら”の料理画像を拡大表示した画像も表示される。演算部1bは、このように拡大表示させる料理画像の情報を端末装置2に提供してもよい。
【0028】
ここで、端末装置に料理内容を提供するために、各言語に翻訳された料理メニューや料理内容を含む情報をコンピュータに予め格納しておくことも考えられる。しかし、料理メニューなどの全ての情報について各言語に応じたコンテンツを予め作成するのは手間がかかり、作業コストが比較的大きいという問題がある。第1の実施の形態によれば、システムの運用管理者は、自身が利用する言語で1つのコンテンツを作成しておけば済み、各言語に応じたコンテンツの作成を強いられずに済む。よって、システムの運用管理者の作業コストを軽減できる。
【0029】
また、端末装置から要求を受けた後に料理メニューや料理内容を含む全ての情報を所定の言語で翻訳すると、翻訳量が多いため誤訳が発生する可能性が高まるという問題がある。第1の実施の形態によれば、選択された料理の料理内容に対応する文字列が翻訳される。こうして翻訳対象を絞り込むことで誤訳の可能性を低減できる。また、翻訳箇所を絞り込むことで、料理メニューの全ての情報を翻訳するよりも、翻訳時間が短くて済み、ユーザに対するメニュー提供までの時間を短縮できるという利点もある。このように、情報処理装置1によれば、外国語などの異言語を使用する人物に対して料理内容を提供する際の利便性を向上できる。
【0030】
なお、管理情報1aaに予め登録する文字列の内容を工夫することで誤訳の可能性を更に低減することも考えられる。例えば、料理内容を文章で登録しておくと、演算部1bや他の装置が辞書情報1abを用いて翻訳を実行した際に、誤訳の可能性が高まる。一方、前述のように、管理情報1aaに、料理内容を示す文字列として食材、調理方法、味付け、嗜好などを示す名詞や形容詞などの単語を登録しておく。すると、翻訳処理において単語単位の翻訳で済むことになり、誤訳が発生する可能性を一層低減できる。
【0031】
なお、表示画面4の内容(言語選択)と表示画面4aの内容(料理メニュー)とを同じ表示画面に含めて表示部2cに表示させてもよい。この場合、端末装置2は、選択された第2の言語と選択された料理に対応する識別情報とを同じタイミングで情報処理装置1に送信してもよい。
【0032】
[第2の実施の形態]
図2は、第2の実施の形態の情報処理システムを示す図である。第2の実施の形態の情報処理システムは、管理サーバ100、端末装置200および管理端末300を有する。例えば、情報処理システムは、飲食店で利用されるシステムである。管理サーバ100および管理端末300は、ネットワーク90に接続されている。ネットワーク90は、LAN(Local Area Network)でもよいし、WAN(Wide Area Network)やインターネットなどの広域ネットワークでもよい。端末装置200は、アクセスポイント(AP:Access Point)91を介してネットワーク90にアクセス可能である。AP91は、端末装置200と無線通信可能な無線ルータまたは無線基地局である。例えば、無線基地局は、(ネットワーク90に接続された)移動通信網と接続される。その場合、端末装置200は、当該無線基地局を介して、管理サーバ100にアクセスし得る。
【0033】
管理サーバ100は、端末装置200のWebブラウザに所定のGUIなどを提供するサーバコンピュータである。また、管理サーバ100は、料理メニューに対応する料理内容の情報を記憶しており、料理内容を翻訳する機能を有する。ここで、料理内容とは、食材、味付け(調味料)、料理方法および嗜好などである。
【0034】
端末装置200は、ユーザ80が利用する端末装置である。端末装置200は、スマートフォンと呼ばれるものでもよい。また、例えば、端末装置200は、PC(Personal Computer)やタブレット型の端末装置でもよいし、飲食店に設置されている端末装置でもよい。
【0035】
管理端末300は、Webサイトを管理する管理者が利用するコンピュータである。管理端末300は、Webページに表示される料理メニューなどの情報の更新・削除を行う。
【0036】
なお、管理サーバ100は、第1の実施の形態の情報処理装置1の一例であり、端末装置200は、第1の実施の形態の端末装置2の一例である。
図3は、管理サーバのハードウェア例を示す図である。管理サーバ100は、プロセッサ101、RAM102、HDD103、画像信号処理部104、入力信号処理部105、媒体リーダ106および通信インタフェース107を有する。
【0037】
プロセッサ101は、管理サーバ100全体を制御する。プロセッサ101は、複数のプロセッシング要素を含むマルチプロセッサであってもよい。プロセッサ101は、例えばCPU、DSP、ASICまたはFPGAなどである。また、プロセッサ101は、CPU、DSP、ASIC、FPGAなどのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
【0038】
RAM102は、管理サーバ100の主記憶装置である。RAM102は、プロセッサ101に実行させるOSのプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部を一時的に記憶する。また、RAM102は、プロセッサ101による処理に用いる各種データを記憶する。
【0039】
HDD103は、管理サーバ100の補助記憶装置である。HDD103は、内蔵した磁気ディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD103には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。管理サーバ100は、フラッシュメモリやSSD(Solid State Drive)などの他の種類の補助記憶装置を備えてもよく、複数の補助記憶装置を備えてもよい。
【0040】
画像信号処理部104は、プロセッサ101からの命令に従って、管理サーバ100に接続されたディスプレイ11に画像を出力する。ディスプレイ11としては、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなど各種のディスプレイを用いることができる。管理サーバ100は、ディスプレイ11を一体に備えてもよい。
【0041】
入力信号処理部105は、管理サーバ100に接続された入力デバイス12から入力信号を取得し、プロセッサ101に出力する。入力デバイス12としては、マウスやタッチパネルなどのポインティングデバイスやキーボードなどの各種の入力デバイスを用いることができる。管理サーバ100には、複数の種類の入力デバイスが接続されてもよい。管理サーバ100は、入力デバイス12を一体に備えてもよい。
【0042】
媒体リーダ106は、可搬型の記録媒体13に記録されたプログラムやデータを読み取る装置である。記録媒体13として、例えば、フレキシブルディスク(FD:Flexible Disk)やHDDなどの磁気ディスク、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク、光磁気ディスク(MO:Magneto-Optical disk)を使用できる。また、記録媒体13として、例えば、フラッシュメモリカードなどの不揮発性の半導体メモリを使用することもできる。媒体リーダ106は、例えば、プロセッサ101からの命令に従って、記録媒体13から読み取ったプログラムやデータをRAM102またはHDD103に格納する。
【0043】
通信インタフェース107は、ネットワーク90を介して、端末装置200および管理端末300と通信を行う。通信インタフェース107は、有線通信インタフェースでもよいし、無線通信インタフェースでもよい。
【0044】
図4は、端末装置のハードウェア例を示す図である。端末装置200は、プロセッサ201、RAM202、フラッシュメモリ203、ディスプレイ204、入力デバイス205、読み取り部206および無線部207を有する。各ユニットは端末装置200のバスに接続されている。
【0045】
プロセッサ201は、端末装置200の情報処理を制御する。プロセッサ201は、例えばCPU、MPU、DSP、ASIC、FPGAまたはPLDなどである。プロセッサ201は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ201は、CPU、MPU、DSP、ASIC、FPGA、PLDのうちの2以上の要素の組合せであってもよい。
【0046】
RAM202は、端末装置200の主記憶装置である。RAM202は、プロセッサ201に実行させるOSのプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部を一時的に記憶する。また、RAM202は、プロセッサ201による処理に用いる各種データを記憶する。
【0047】
フラッシュメモリ203は、端末装置200の補助記憶装置である。フラッシュメモリ203には、OSのプログラム、アプリケーションプログラムおよび各種データが格納される。
【0048】
ディスプレイ204は、プロセッサ201からの命令に従って、画像を出力する。例えば、ディスプレイ204は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどである。
【0049】
入力デバイス205は、入力された信号をプロセッサ201に出力する。例えば、入力デバイス205は、ボタンおよびタッチパネルなどである。
読み取り部206は、QR(Quick Response)コード(登録商標)などを読み取る。無線部207は、AP91との間で無線通信を行えるインタフェースである。例えば、AP91が無線ルータであれば、無線部207は無線LANインタフェースである。
【0050】
ここで、端末装置200は、飲食店が運用するWebサイトにアクセスする。例えば、端末装置200は、URL(Uniform Resource Locator)を指定してWebサイトにアクセスする。例えば、端末装置200は、料理メニューが記載されている紙媒体などに付されているQRコードを読み取り部206で読み込んでQRコードからURLを取得し、Webサイトにアクセスすることもある。
【0051】
端末装置200がWebサイトにアクセスすると、ディスプレイ204に言語を示す情報が表示される。例えば、ディスプレイ204には、“日本語”、“English”などが表示される。ユーザ80の操作(例えば、ディスプレイ204をタップ)により、言語を示す情報の中から1つの言語が選択されると、ディスプレイ204に料理メニューと料理に対応する画像などが表示される。ユーザ80の操作により、画像の中から1つの画像が選択されると、ディスプレイ204に選択した画像の料理内容を上記で選択した言語で翻訳された料理内容が表示される。
【0052】
図5は、情報処理システムの機能例を示す図である。管理サーバ100は、記憶部110、受信部120、検索部130、翻訳部140および出力制御部150を有する。
記憶部110は、例えば、RAM102またはHDD103に確保した記憶領域として実装される。記憶部110は、管理テーブル111および辞書テーブル112を記憶する。管理テーブル111には、料理に関する情報(例えば、料理に対応する料理キーなど)が登録される。料理キーは、料理を一意に特定する識別情報である。なお、管理テーブル111には、料理に関する情報が管理端末300により予め登録される。辞書テーブル112には、翻訳するために用いられる情報が登録される。例えば、辞書テーブル112には、ある日本語の単語と当該名詞を複数の言語それぞれに翻訳した単語との対応関係を示す情報が登録される。
【0053】
受信部120、検索部130、翻訳部140および出力制御部150は、例えば、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実装される。
受信部120は、端末装置200で選択された言語の情報を受信する。また、受信部120は、端末装置200で選択された画像の料理に対応する料理キーを受信する。
【0054】
検索部130は、端末装置200から言語の情報を受信すると、管理テーブル111を参照し、端末装置200のWebブラウザで表示するための料理メニューと料理に対応する画像を検索する。検索部130は、端末装置200から料理キーを受信すると、管理テーブル111を参照し、端末装置200で選択された画像の料理内容を検索する。
【0055】
翻訳部140は、辞書テーブル112に登録されている情報を用いて、検索部130が検索した料理内容を受信部120が受信した言語に翻訳する。
出力制御部150は、料理メニューなどの表示情報を生成し、端末装置200に提供する。例えば、出力制御部150は、料理メニューと料理に対応する画像ファイルなどを基にHTMLファイルを作成し、端末装置200に送信する。当該HTMLファイルは、料理の画像および料理の識別情報(料理キー)と、端末装置200に表示された何れかの画像が選択されると当該画像に対応する料理キーを端末装置200に送信させるコマンドとを含む。また、例えば、出力制御部150は、翻訳部140が翻訳した料理内容などを含むHTMLファイルを作成し、端末装置200に送信する。
【0056】
なお、翻訳機能を管理サーバ100に設けるものとしたが、管理サーバ100は、他のサーバが有する翻訳エンジンに翻訳を依頼し、翻訳結果を取得してもよい。その場合、辞書テーブル112を管理サーバ100に設けなくてよい。また、翻訳部140は、他のサーバが有する翻訳エンジンに対して、翻訳元の言語と、翻訳対象の文字列と、翻訳先の言語とを指定して、当該翻訳エンジンに該当の文字列の翻訳を依頼する。そして、翻訳部140は、当該翻訳エンジンから、該当の文字列の翻訳結果を取得する。
【0057】
端末装置200は、WebサイトにアクセスするWebブラウザの機能を有する。端末装置200は、管理サーバ100から受信した情報をWebブラウザで表示する。
端末装置200は、Webブラウザにより表示された言語の情報のうち、ユーザによる1つの言語の選択入力を受け付ける。端末装置200は、選択された言語の情報を管理サーバ100に送信する。また、端末装置200は、Webブラウザにより表示された料理の画像のうち、ユーザによる1つの料理の画像の選択入力を受け付ける。端末装置200は、選択された画像の料理に対応する料理キーを管理サーバ100に送信する。
【0058】
管理端末300は、管理テーブル111に料理に関する情報などを登録する。また、管理端末300は、管理テーブル111に登録した情報の更新・削除を行う。
図6は、料理内容登録用のGUIの例を示す図である。GUI301は、管理者への料理内容の登録を支援する。GUI301は、管理端末300に接続されたディスプレイに表示される。GUI301に表示される情報は、管理サーバ100から提供されたものである(例えば、管理端末300は、Webブラウザとして機能し、Webブラウザを用いてGUI301を管理端末300に接続されたディスプレイに表示させる)。GUI301で設定した内容は、管理テーブル111に登録される。
【0059】
GUI301には、料理名および単価の入力項目が表示される。管理者は、管理端末300を用いて、料理名および単価の入力項目に料理名および単価を入力する。また、GUI301には、料理の食材、調理方法、味付け、嗜好の情報が表示される。食材、調理方法、味付け、嗜好の各一覧の内容にはチェックボックスが対応付けられており、登録したい内容のチェックボックスにチェックを入力できるようになっている。こうして、登録内容を容易に入力可能となる。
【0060】
料理画像の箇所には、料理画像が表示される。料理画像の箇所に表示されている画像は、管理端末300から管理サーバ100にアップロードされる画像の候補である。例えば、GUI301に設けられた画像選択ボタンを押下操作することで、管理端末300に格納された料理画像のうちアップロード候補とする料理画像を選択するためのダイアログを表示させることができる。管理サーバ100は、アップロードされた画像の解像度を、元の画像よりも低減した画像(料理メニューにサムネイルとして表示させるサムネイル画像)も作成して、両方の画像情報を管理テーブル111に保持する。
【0061】
GUI301には、確定ボタンが表示されている。確定ボタンを押下することで、GUI301で設定した内容が、管理サーバ100に送信され、管理テーブル111に登録される。また、GUI301には、更新ボタンと削除ボタンが表示されている。食材などの情報の更新または削除を行いたい場合に更新ボタンと削除ボタンが用いられる。管理端末300は、上記の内容を管理サーバ100に送信する際に、該当の料理を提供する店舗名や店舗キーも管理サーバ100に通知してもよい。
【0062】
なお、一例として食材、調理方法、味付け、嗜好といった属性を登録するものとしたが、他の属性を登録可能としてもよい。管理サーバ100では、どのような属性を登録対象とするかを事後的に変更可能である。更に、各属性について登録可能な内容に対応するチェックボックスについても、店舗で提供される料理に応じて変更可能である(例えば、食材について、“魚”を増やしたり、“羊”を減らしたりすることも可能である)。
【0063】
図7は、管理テーブルの例を示す図である。管理テーブル111は、記憶部110に格納される。管理テーブル111は、店舗キー、日本語(店舗名)、ローマ字(店舗名)、料理キー、日本語(料理名)、ローマ字(料理名)、単価、食材、調理方法、味付け、嗜好、料理画像およびサムネイル画像の項目を含む。
【0064】
店舗キーの項目には、レコードを特定するための識別情報が登録される。日本語(店舗名)の項目には、日本語の店舗名が登録される。ローマ字(店舗名)の項目には、ローマ字の店舗名が登録される。
【0065】
料理キーの項目には、レコードを特定するための識別情報が登録される。日本語(料理名)の項目には、日本語の料理名が登録される。ローマ字(料理名)の項目には、ローマ字の料理名が登録される。単価の項目には、金額が登録される。
【0066】
食材の項目には、食材を示す日本語の文字列の情報が登録される。調理方法の項目には、調理方法を示す日本語の文字列の情報が登録される。味付けの項目には、料理の味付けを示す日本語の文字列の情報が登録される。嗜好の項目には、嗜好を示す日本語の文字列の情報が登録される。1つの食材、調理方法、味付け、嗜好を示す文字列は、1つの単語である。ただし、“少し”などの程度を示す副詞に相当する1つの単語が更に付加されることもある(この程度であれば、翻訳への影響は小さいと考えられるため)。また、食材などに対して、複数の単語が登録されることもある。その場合、例えば、各単語をカンマ“,”区切りで管理する。
【0067】
料理画像の項目には、料理の画像が登録される。サムネイル画像の項目には、料理画像を縮小した画像が登録される。
例えば、管理テーブル111には、店舗キーが“rk1”、日本語(店舗名)が“和食屋1”、ローマ字(店舗名)が“washoku ya 1”、料理キーが“pk1”、日本語(料理名)が“手羽先唐揚げ”、ローマ字(料理名)が“tebasaki kara age”、単価が“¥450”、食材が“鶏(羽)”、調理方法が“揚げ物”、味付けが“塩,コショウ”、嗜好が“少し辛い”、料理画像が“cp1”およびサムネイル画像が“scp1”という情報が登録される。
【0068】
これは、店舗キー“rk1”のレコードには、日本語(店舗名)“和食屋1”が存在し、“和食屋1”のローマ字(店舗名)が“washoku ya 1”であることを示す情報が登録される。料理キー“pk1”のレコードには、日本語(料理名)“手羽先唐揚げ”、ローマ字(料理名)“tebasaki kara age”、単価“¥450”が登録されていることを示す。“手羽先唐揚げ”の調理方法が“揚げ物”、味付けが“塩,コショウ”、嗜好が“少し辛い”であることを示す。“手羽先唐揚げ”の料理画像が“cp1”であり、料理画像が“cp1”のサムネイル画像が“scp1”であることを示す。
【0069】
ここで、第2の実施の形態における料理内容とは、管理テーブル111の食材、調理方法、味付け、嗜好の項目に登録される情報である。また、料理内容は、食材、調理方法、味付け、嗜好の項目の情報に限定されない。例えば、料理の内容を示す他の項目が管理テーブル111に追加された場合、当該項目に登録される情報も料理内容に含まれる。
【0070】
図8は、料理内容提供処理の例を示すフローチャートである。以下、
図8に示す処理をステップ番号に沿って説明する。例えば、
図8は、端末装置200が、飲食店の料理メニューに付されているQRコードを読み取ることにより、処理が始まる。
【0071】
(S11)端末装置200は、Webサイトにアクセスする。これにより、ディスプレイ204には、Webサイトのトップページが表示される。トップページには、複数の言語を示す情報が含まれる。複数の言語を示す情報は、辞書テーブル112を用いて翻訳可能な言語である。例えば、トップページは、出力制御部150により、辞書テーブル112を用いて翻訳可能な言語を含む情報として作成される。なお、ディスプレイ204に表示されないが、トップページには、管理テーブル111の店舗キーが含まれている。
【0072】
(S12)端末装置200は、複数の言語の中から、ユーザ80による1つの言語の選択を受け付ける。例えば、端末装置200は、ユーザ80による“English”の選択を受け付ける。端末装置200は、ユーザ80が選択した言語の情報と店舗キーを管理サーバ100に送信する。
【0073】
(S13)受信部120は、端末装置200で選択された言語の情報と店舗キーを受信する。受信部120は、受信した言語の情報と端末装置200の識別情報(例えば、IP(Internet Protocol)アドレスなど)とを対応付けて記憶部110に格納する。
【0074】
(S14)検索部130は、管理テーブル111を参照し、店舗キーのレコードを検索する。出力制御部150は、店舗キーに対応する管理テーブル111の料理キー、日本語(料理名)、ローマ字(料理名)、単価、サムネイル画像のファイル名などの情報を含む料理メニュー一覧(HTMLファイル)を生成する。出力制御部150は、料理メニュー一覧を端末装置200に送信する。
【0075】
(S15)端末装置200は、Webブラウザで料理メニュー一覧を表示する。これにより、ディスプレイ204には、複数のサムネイル画像を含む料理メニュー一覧が表示される。料理キーなどの一部の情報は、料理メニュー一覧に表示されなくてよい。
【0076】
(S16)端末装置200は、複数のサムネイル画像の中から、ユーザ80による1つのサムネイル画像の選択を受け付ける。端末装置200は、ユーザ80が選択したサムネイル画像の料理に対応付けられている料理キーを管理サーバ100に送信する。
【0077】
(S17)受信部120は、端末装置200から料理キーを受信する。
(S18)検索部130は、管理テーブル111を参照し、受信した料理キーに対応する食材、調理方法、味付け、嗜好の項目の情報(料理内容)を検索する。例えば、端末装置200から受信した料理キーが“pk1”の場合、検索部130は、検索により、食材“鶏(羽)”、調理方法“揚げ物”、味付け“塩、コショウ”、嗜好“少し辛い”を特定する。
【0078】
(S19)翻訳部140は、辞書テーブル112に登録されている情報を用いて、料理内容を示す文字列をステップS13で受信した言語に翻訳し、翻訳後の文字列を取得する。前述のように、翻訳部140は、翻訳エンジンを備えた他のサーバに、ステップS18で取得した文字列の翻訳を依頼し、翻訳後の文字列を当該他のサーバから取得してもよい。
【0079】
(S20)出力制御部150は、翻訳された料理内容と、ステップS17で受信した料理キーに対応する管理テーブル111の日本語(料理名)、ローマ字(料理名)、単価、料理画像のファイル名などの情報を含む料理内容情報(HTMLファイル)を生成する。
【0080】
(S21)出力制御部150は、料理内容情報を端末装置200に送信する。
(S22)端末装置200は、Webブラウザで料理内容情報を表示する。これにより、ディスプレイ204には、ステップS12で選択された言語に翻訳された食材、調理方法、味付けおよび嗜好を示す文字列が表示される。端末装置200は、食材などに対して、複数の単語を表示させる場合、例えば、カンマ区切りで、各単語を列挙して表示してもよい。そして、処理を終了する。
【0081】
また、料理内容の各項目に登録される情報(日本語)に対応する英語を管理テーブル111に登録してもよい。そして、翻訳時には、英語の単語を管理テーブル111から取得して、翻訳してもよい。英語は日本語よりも多くの地域(国を含む)で用いられており、英語から異言語への翻訳用の辞書情報も充実しているため、英語から異言語に翻訳する方が、日本語から異言語に翻訳するよりも、翻訳の精度を向上できるからである。あるいは、使用する翻訳エンジンに応じて、日本語から異言語への翻訳を用いるか、英語から異言語への翻訳を用いるかの、システムの管理者による選択を許容してもよい。こうすれば、翻訳エンジンに応じて、翻訳の精度がより高いと見込める方の言語を翻訳元として選べるようになる。
【0082】
図9は、HTMLファイルの具体例を示す図である。HTMLファイル70は、ステップS20で出力制御部150により作成されたものである。
図9では、HTMLファイル70に行番号を付している。
【0083】
3行目には、文字コードを示す情報が設定されている。具体的には、文字コードが“shift_jis”であることが設定されている。例えば、出力制御部150は、翻訳した文字列を端末装置200に表示させるための適切な文字コードを、HTMLファイル70により、端末装置200に通知することができる。
【0084】
7〜14行目には、料理内容(味付け)を翻訳した情報が設定されている。具体的には、日本語の“醤油”をフランス語に翻訳した“la sauce de soja”が、11行目に設定されている。
【0085】
図10は、料理内容提供処理の具体例を示す図である。
図10(A)は、複数の言語を示す情報を含むGUI204aがディスプレイ204に表示されている状態を示している。端末装置200は、ユーザ80によるフランス語の選択を受け付けると、フランス語が選択されたことを管理サーバ100に通知する。管理サーバ100は、フランス語の情報を受信する。
【0086】
管理サーバ100は、管理テーブル111を参照し、日本語(料理名)、ローマ字(料理名)、単価、サムネイル画像を含む料理メニュー一覧を端末装置200に送信する。
図10(B)は、“天ぷら”に関する情報と“天ぷら”のサムネイル画像などを含むGUI204bがディスプレイ204に表示されている状態を示している。なお、“天ぷら”には、料理キー“pk2”が対応付けられている。端末装置200は、ユーザ80による“天ぷら”のサムネイル画像の選択を受け付けると、料理“天ぷら”に対応する料理キー“pk2”を管理サーバ100に通知する。管理サーバ100は、“天ぷら”に対応付けられている料理キー“pk2”を受信する。
【0087】
管理サーバ100は、辞書テーブル112を用いて、料理キー“pk2”に対応する食材、調理方法、味付け、嗜好の項目の情報をフランス語に翻訳する。管理サーバ100は、管理テーブル111の料理キー“pk2”に対応する日本語(料理名)、ローマ字(料理名)、単価、料理画像に関する情報と翻訳した料理内容とを含む料理内容情報を作成する。管理サーバ100は、料理内容情報を端末装置200に送信する。ただし、前述のように、管理サーバ100は、翻訳エンジンを備える他のサーバに翻訳を依頼してもよい。
【0088】
図10(C)は、フランス語に翻訳された料理内容と“天ぷら”の料理画像などを含むGUI204cがディスプレイ204に表示されている状態を示している。
なお、端末装置200は、
図10(C)で表示される翻訳された料理内容を料理メニューの画面(GUI204b)に重畳して表示してもよい(ポップアップ表示)。
【0089】
ここで、端末装置200に料理内容を提供するために、各言語に翻訳された料理メニューや料理内容を含む情報をコンピュータに予め格納しておくことも考えられる。しかし、料理メニューなどの全ての情報について各言語に応じたコンテンツを予め作成するのは手間がかかり、作業コストが比較的大きいという問題がある。第2の実施の形態によれば、管理端末300を利用する管理者は、自身が利用する言語で1つのコンテンツを作成しておけば済み、各言語に応じたコンテンツの作成を強いられずに済む。よって、管理者の作業コストを軽減できる。
【0090】
また、端末装置200から要求を受けた後に料理メニューの全ての内容を所定の言語で翻訳すると、料理メニュー内の文章なども翻訳の対象となるため誤訳が発生する可能性が高まるという問題がある。第2の実施の形態によれば、選択された料理の料理内容に対応する文字列が翻訳される。こうして翻訳対象を絞り込むことで誤訳の可能性を低減できる。また、翻訳箇所を絞り込むことで、料理メニューの全ての情報を翻訳するよりも、翻訳時間が短くて済み、ユーザ80に対するメニュー提供までの時間を短縮できるという利点もある。このように、管理サーバ100によれば、外国語などの異言語を使用する人物に対して料理内容を提供する際の利便性を向上できる。
【0091】
特に、第2の実施の形態では、料理内容(食材、調理方法、味付け、嗜好の項目の情報)を翻訳する。第2の実施の形態のように、管理テーブル111に予め登録しておく内容を名詞や形容詞などの単語とすることで、文章を翻訳する場合に比べて誤訳の可能性を低減できる。
【0092】
第2の実施の形態では、管理テーブル111に登録されている日本語の料理内容を各言語に翻訳する場合を例示した。これに限らず、管理テーブル111に日本語以外の料理内容を登録して、各言語に翻訳することも可能である。
【0093】
なお、第1の実施の形態の情報処理は、演算部1bとして用いられるプロセッサに、プログラムを実行させることで実現できる。第2の実施の形態の情報処理は、プロセッサ101にプログラムを実行させることで実現できる。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録できる。
【0094】
例えば、プログラムを記録した記録媒体を配布することで、プログラムを流通させることができる。また、受信部120、検索部130、翻訳部140および出力制御部150に相当する機能を実現するプログラムを別個のプログラムとし、各プログラムを別個に配布してもよい。受信部120、検索部130、翻訳部140および出力制御部150の機能が別個のコンピュータにより実現されてもよい。コンピュータは、例えば、記録媒体に記録されたプログラムを、RAM102やHDD103に格納し(インストールし)、当該記憶装置からプログラムを読み込んで実行してもよい。
【解決手段】情報処理装置1は、記憶部1aと演算部1bとを有する。記憶部1aは、料理に対応する識別情報と料理の内容を示す第1の言語による文字列の情報とを対応づけた管理情報1aaを記憶する。演算部1bは、第2の言語の選択を端末装置2から受け付け、メニューに含まれる料理に対応する識別情報を端末装置2から受信すると、管理情報1aaを参照して、受信した識別情報に対応する第1の文字列の情報を検索し、第1の文字列を第2の言語に翻訳した第2の文字列の情報を取得し、第2の文字列を含む画像の表示に用いられる表示情報を生成し、表示情報を端末装置2に送信する。