特許第5981657号(P5981657)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5981657
(24)【登録日】2016年8月5日
(45)【発行日】2016年8月31日
(54)【発明の名称】ラインタイプの照明装置
(51)【国際特許分類】
   F21S 8/04 20060101AFI20160818BHJP
   F21V 21/00 20060101ALI20160818BHJP
   F21V 23/00 20150101ALI20160818BHJP
   F21S 2/00 20160101ALI20160818BHJP
   F21V 23/06 20060101ALI20160818BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20160818BHJP
【FI】
   F21S8/04 110
   F21V21/00 140
   F21V21/00 130
   F21V23/00 160
   F21S2/00 230
   F21V23/06
   F21Y115:10
【請求項の数】20
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2015-532985(P2015-532985)
(86)(22)【出願日】2014年3月4日
(65)【公表番号】特表2015-533017(P2015-533017A)
(43)【公表日】2015年11月16日
(86)【国際出願番号】KR2014001777
(87)【国際公開番号】WO2014137142
(87)【国際公開日】20140912
【審査請求日】2015年3月24日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0023205
(32)【優先日】2013年3月5日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】515028791
【氏名又は名称】リンノ., リミテッド
【氏名又は名称原語表記】LINNO., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100118913
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 邦生
(74)【代理人】
【識別番号】100112737
【弁理士】
【氏名又は名称】藤田 考晴
(74)【代理人】
【識別番号】100136168
【弁理士】
【氏名又は名称】川上 美紀
(72)【発明者】
【氏名】ヒュン ヨン パク
【審査官】 柿崎 拓
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3150503(JP,U)
【文献】 特開2008−218186(JP,A)
【文献】 特開2012−099414(JP,A)
【文献】 特開2005−222803(JP,A)
【文献】 米国特許第05810468(US,A)
【文献】 特開2008−300242(JP,A)
【文献】 特開2011−070810(JP,A)
【文献】 特開2011−187973(JP,A)
【文献】 特開2002−093204(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2008/0106892(US,A1)
【文献】 特開2010−170868(JP,A)
【文献】 実開平06−079021(JP,U)
【文献】 実開昭59−082903(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 8/02−8/04
F21S 2/00
F21S 4/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ラインタイプの照明装置において、
設置台上面に固定されて一面が開口された収容空間が内部に形成されているハウジング、および該ハウジングの前記収容空間の内側に長さ方向に配置される電源供給端子を有する設置レールと、
前記電源供給端子に電気的に接続する電源接続端子、および該電源接続端子と電気的に連結される発光素子を有し、前記ハウジングの前記収容空間に着脱可能に組み立てられる少なくとも1つのラインタイプの照明モジュールと、
前記ハウジングの前記収容空間の開口を閉じるように前記ハウジングに着脱可能に組み立てられる透光カバーとを備え
前記設置レール側には第1結合部が形成され、
前記照明モジュールには前記第1結合部に対応する位置に第2結合部が設けられ、
前記第1結合部および前記第2結合部は前記照明モジュールが前記ハウジングの前記収容空間に収容された状態で相互に噛み合うことを特徴とするラインタイプの照明装置。
【請求項2】
前記設置レールが、前記ハウジングの端部に組み立てられるエンドギャップをさらに有し、
該エンドギャップには、導電性材質からなる前記ハウジングと外部接地ラインとを連結する接地プラグが形成されることを特徴とする請求項1に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項3】
前記エンドギャップが前記ハウジングの前記電源接続端子と外部電源ラインとを連結する電源プラグをさらに有することを特徴とする請求項2に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項4】
前記電源供給端子が、前記ハウジングの前記収容空間内で開口側に対向する面に長さ方向に配置され、
前記電源接続端子は、前記照明モジュールが前記ハウジングに結合した状態で、前記電源接続端子の側面部が前記電源供給端子の側面部に接触するように前記照明モジュールの上面に配置されることを特徴とする請求項1に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項5】
前記電源供給端子が、前記ハウジングの前記収容空間内に収容される絶縁部材によって、前記ハウジングと電気的に絶縁されることを特徴とする請求項1に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項6】
前記第1結合部および前記第2結合部には、相互に対向する面に互いに噛み合う突起部がそれぞれ形成され、
前記第2結合部の前記突起部の両端部には、前記第2結合部の分離を案内するための傾斜面が形成されることを特徴とする請求項に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項7】
前記電源供給端子は、前記ハウジングの前記収容空間内に収容される絶縁部材のレール溝に収容されて前記ハウジングと電気的に絶縁され、
前記レール溝には、前記電源接続端子に向かう側面部に前記電源供給端子を露出させる開口溝が形成されることを特徴とする請求項に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項8】
前記電源供給端子および前記電源接続端子は、それぞれ一対からなって相互に並んで離隔配置され、
前記電源供給端子および前記電源接続端子のうちのいずれか一方が、他方間の離隔された空間に挿入されるように配置されることを特徴とする請求項4に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項9】
前記電源接続端子は、前記電源供給端子間の離隔された空間に挿入され、前記一対の電源接続端子間には、弾性材質の弾性部材が挿入されて前記電源接続端子を前記電源供給端子に向かって弾性支持することを特徴とする請求項に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項10】
前記照明モジュールには、前記一対の電源接続端子を囲んで、前記電源供給端子間の前記離隔された空間に収容される突出挿入部が突出形成され、該突出挿入部の電源供給端子と対向する面に開口孔が形成され、
前記電源接続端子には、前記開口孔を介して前記突出挿入部の外側に突出して、前記電源供給端子に接触する接触突起が形成されることを特徴とする請求項に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項11】
前記設置レールが前記ハウジングの側面部に着脱可能に結合する側面部材をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項12】
前記側面部材の下端には、前記設置台上面の設置溝周辺の外側に密着する掛かり顎部が折曲形成されることを特徴とする請求項11に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項13】
前記設置レールは、両側面に弾性片が傾斜配置された状態で前記ハウジングの上面に固定され、前記設置台上面の前記設置溝周辺の内側に密着する固定部材をさらに有することを特徴とする請求項12に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項14】
前記固定部材が調節部材によって前記設置台上面の厚さ方向に位置調節されることを特徴とする請求項12に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項15】
前記側面部材および前記ハウジングの結合面には、着脱可能に相互に噛み合う第1締結部と第2締結部とが前記ハウジングの長さ方向に並んで離隔配置されることを特徴とする請求項14に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項16】
前記設置レールは、挿入本体と前記電源接続端子を備える連結部材とをさらに有し、
前記挿入本体は、隣接配置される前記一対のハウジングの前記収容空間にそれぞれ垂直方向に着脱可能に挿入され、
前記電源接続端子が前記挿入本体に固定されて両側前記ハウジングの前記電源供給端子にそれぞれ接続することを特徴とする請求項1に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項17】
前記連結部材の前記挿入本体および前記電源接続端子は、複数設けられて隣接配置される前記一対のハウジングの前記収容空間にそれぞれ挿入され、
複数設けられた前記電源接続端子が導電性ケーブルによってそれぞれ連結されることを特徴とする請求項16に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項18】
前記連結部材は、両側端部の枠が前記挿入本体の端部の枠にそれぞれ固定される可撓性チューブをさらに備えることを特徴とする請求項17に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項19】
前記挿入本体および前記ハウジングの相互に対向する面には、前記挿入本体が前記ハウジングの前記収容空間に挿入された状態で相互に噛み合う第1結合部と第2結合部とが形成されることを特徴とする請求項16に記載のラインタイプの照明装置。
【請求項20】
前記照明モジュールが前記ハウジングの前記収容空間に挿入された状態で、前記照明モジュールと前記ハウジングとの間には、前記挿入本体が収容される離隔空間が形成されることを特徴とする請求項16に記載のラインタイプの照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラインタイプの照明装置に関する。より詳しくは、照明モジュールを設置するための設置レールを構成するにおいて、複数のハウジングを簡便に連結し、構造的な連結過程で電気的な連結を同時にすることにより、簡便に施工することができるラインタイプの照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的な照明灯(lamp)として使用している蛍光灯は、照度が低く、エネルギー効率が劣るという短所があるため、近年はこれらより相対的に照度が高く消費電力が低い照明灯として発光ダイオード(以下、「LED」と総称する)を利用する照明モジュールが多く使用されている。
【0003】
しかし、このようなLED照明モジュールは、ほとんど既存の蛍光灯の外形をそのまま維持しつつ、既存の蛍光灯用の灯具に蛍光灯の代わりに取り替えて使用できるように構成されている。したがって、着脱時に照明モジュールの両側端部に設けられた端子を灯具のソケットに挿し込んだ状態で回転させる方式で灯具に結合または分離する、既存の蛍光灯とソケットとの結合構造が有する不便さをそのまま維持するしかない問題点がある。
【0004】
また、このようなLED照明モジュールを用いてラインタイプの照明を構成する場合には、照明モジュールが配置される領域とソケット部分が配置される領域との間に照度差が発生して連続するライン形態の照明を提供することができない問題がある。
【0005】
また、ラインタイプの照明を構成するために、バータイプのLED照明モジュールが提案されたこともあったが、このようなLED照明モジュールは、電源を供給するためのソケットが側面に位置する。したがって、複数のLED照明モジュールが一列に並んで配置された状態で、いずれか1つのLED照明モジュールを分離するためには、一端のLED照明モジュールから該当LED照明モジュールまですべて分離し、該当LED照明モジュールを交替した後は、先に分離したLED照明モジュールを再び結合しなければならないという問題点がある。
【0006】
また、従来のラインタイプの照明装置は、施工対象面の角に一対の照明モジュール設置用のレールが所定の夾角を有するように配置された状態で、設置レールの各端部をそれぞれ傾斜方向に切断して接する状態で施工した後、両側の設置レールの電源供給端子を電気的に連結するための配線作業を別途に行った。
【0007】
しかし、このような作業は、レールの各端部を現場で傾斜方向に切断し、各設置レールの電源供給端子を連結するための配線を施工しなければならないため、設置過程が複雑で施工が難しい問題がある。
【0008】
一方、このような問題を解消するために設置レール連結用の角部材をあらかじめ製作して、設置レールの端部を傾斜方向に切断する過程を省略する施工方法が提案されたが、このような角部材は60°,90°,120°などの形態であらかじめ製作されて提供されるものであるため、角部材の角度に応じて照明配置をしなければならない限界がある。
【0009】
特に、空間の天井枠に沿ってラインタイプの照明を設置するにおいて、設置台上面の角の角度と角部材の角度と差が発生する場合には、一方の角から誤差が発生して反対側に進行するほど誤差範囲が拡大され、照明ラインが空間の枠と漸進的に離隔されるため施工品質が低下する問題がある。
【0010】
また、前記のような角部材を用いても、各設置レールの電源供給端子を電気的に連結するための配線工事を別途に実施しなければならない問題は、依然として常在することになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
したがって、本発明の目的は、このような従来の問題点を解決するためのものであって、設置レールと照明モジュールとが簡便に組み立ておよび分離することができるとともに、構造的連結および電気的接続が安定的になされることができるラインタイプの照明装置を提供することである。
【0012】
本発明の他の目的は、ハウジングの端部にエンドギャップを単純に結合することによって、電源供給端子と外部電源ラインとが連結され、ハウジングと外部接地ラインとが連結されることによって、電気配線や施工の不便さおよび感電の危険を最小限に抑えることができるラインタイプの照明装置を提供することである。
【0013】
また、本発明の他の目的は、ハウジングの内部に配置される電源供給端子が開口部に向かって露出しないようにすることによって、作業者が作業中に感電することを防止することができるラインタイプの照明装置を提供することである。
【0014】
また、本発明の他の目的は、照明モジュールに設けられる一対の電源接続端子が相互電気的に連結されることを防止するとともに、電源接続端子が電源供給端子に向かって弾性支持されることによって、電気事故の危険を最小限に抑えることができるラインタイプの照明装置を提供することである。
【0015】
また、本発明の他の目的は、照明モジュールが垂直方向に挿入および分離されるため、複数の照明モジュールを一列に配置してラインタイプの照明を構成した状態で、いずれか1つの照明モジュールを分離または再挿入することが容易であるため、簡便に維持・保守することができるラインタイプの照明装置を提供することである。
【0016】
また、本発明の他の目的は、照明モジュールを設置するための設置レールを構成するにおいて、複数のハウジングが簡便に連結され、構造的な連結過程で電気的な連結を同時にすることによって、簡便に施工することができるラインタイプの照明装置を提供することである。
【0017】
また、本発明の他の目的は、角のようにハウジングが所定の夾角を有するように配置される場合にも、ハウジングの夾角に応じて自由に電気的に連結されることができるラインタイプの照明装置を提供することである。
【0018】
また、本発明の他の目的は、複数設けられる挿入本体の第2接続端子をそれぞれ連結する導電性ケーブルが露出しないようにすることによって、製品の品位を向上させることができるラインタイプの照明装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0019】
前記目的は、設置台上面に固定されて一面が開口された収容空間が内部に形成されているハウジング、および該ハウジングの前記収容空間の内側に長さ方向に配置される電源供給端子を有する設置レールと、前記電源供給端子に電気的に接続する電源接続端子、および該電源接続端子と電気的に連結される発光素子を有し、前記ハウジングの前記収容空間に着脱可能に組み立てられる少なくとも1つのラインタイプの照明モジュールと、前記ハウジングの前記収容空間の開口を閉じるように前記ハウジングに着脱可能に組み立てられる透光カバーとを備えることを特徴とするラインタイプの照明装置によって達成される。
【0020】
ここで、前記設置レールが、前記ハウジングの端部に組み立てられるエンドギャップをさらに有し、前記エンドギャップには、導電性材質からなる前記ハウジングと外部接地ラインとを連結する接地プラグが形成されることが望ましい。
また、前記エンドギャップは、ハウジングの電源接続端子と外部電源ラインを連結する電源プラグをさらに含むことが望ましい。
【0021】
また、前記電源供給端子が、前記ハウジングの前記収容空間内で開口側に対向する面に長さ方向に配置され、前記電源接続端子は、前記照明モジュールが前記ハウジングに結合した状態で、前記電源接続端子の側面部が前記電源供給端子の側面部に接触するように前記照明モジュールの上面に配置されることが望ましい。
【0022】
また、前記電源供給端子が、前記ハウジングの前記収容空間内に収容される絶縁部材によって、前記ハウジングと電気的に絶縁されることが望ましい。
【0023】
また、前記設置レール側には第1結合部が形成され、前記照明モジュールには前記第1結合部に対応する位置に第2結合部が設けられ、前記第1結合部および前記第2結合部は前記照明モジュールが前記ハウジングの前記収容空間に収容された状態で相互に噛み合うことが望ましい。
【0024】
また、前記第1結合部および前記第2結合部には、相互に対向する面に互いに噛み合う突起部がそれぞれ形成され、前記第2結合部の前記突起部の両端部には、前記第2結合部の分離を案内するための傾斜面が形成されることが望ましい。
【0025】
また、前記電源供給端子は、前記ハウジングの前記収容空間内に収容される絶縁部材のレール溝に収容されて前記ハウジングと電気的に絶縁され、前記レール溝には、前記電源接続端子に向かう側面部に電源供給端子を露出させる開口溝が形成されることが望ましい。
【0026】
また、前記電源供給端子および前記電源接続端子は、それぞれ一対からなって相互に並んで離隔配置され、前記電源供給端子および前記電源接続端子のうちのいずれか一方が、他方間の離隔された空間に挿入されるように配置されることが望ましい。
【0027】
また、前記電源接続端子は、前記電源供給端子間の離隔された空間に挿入され、前記一対の電源接続端子間には、弾性材質の弾性部材が挿入されて前記電源接続端子を前記電源供給端子に向かって弾性支持することが望ましい。
【0028】
また、前記照明モジュールには、前記一対の電源接続端子を囲んで、前記電源供給端子間の離隔された空間に収容される突出挿入部が突出形成され、該突出挿入部の電源供給端子と対向する面に開口孔が形成され、前記電源接続端子には、前記開口孔を介して前記突出挿入部の外側に突出して、前記電源供給端子に接触する接触突起が形成されることが望ましい。
【0029】
また、前記設置レールが前記ハウジングの側面部に着脱可能に結合する側面部材をさらに含むことが望ましい。
【0030】
また、前記側面部材の下端には、前記設置台上面の設置溝周辺の外側に密着する掛かり顎部が折曲形成されることが望ましい。
また、前記設置レールは、両側面に弾性片が傾斜配置された状態で前記ハウジングの上面に固定され、前記設置台上面の前記設置溝周辺の内側に密着する固定部材をさらに有することが望ましい。
【0031】
また、前記固定部材が調節部材によって前記設置台上面の厚さ方向に位置調節されることが望ましい。
【0032】
また、前記側面部材および前記ハウジングの結合面には、着脱可能に相互に噛み合う前記第1締結部と前記第2締結部とが前記ハウジングの長さ方向に並んで離隔配置されることが望ましい。
【0033】
また、前記設置レールは、挿入本体と前記電源接続端子を備える連結部材とをさらに有し、前記挿入本体は、隣接配置される前記一対のハウジングの前記収容空間にそれぞれ垂直方向に着脱可能に挿入され、前記電源接続端子が前記挿入本体に固定されて両側前記ハウジングの前記電源供給端子にそれぞれ接続することが望ましい。
【0034】
また、前記連結部材の前記挿入本体および前記電源接続端子は、複数設けられて隣接配置される前記一対のハウジングの前記収容空間にそれぞれ挿入され、複数設けられた前記電源接続端子は、導電性ケーブルによってそれぞれ連結されることが望ましい。
【0035】
また、前記連結部材は、両側端部の枠が前記挿入本体の端部の枠にそれぞれ固定される可撓性チューブをさらに備えることが望ましい。
【0036】
また、前記挿入本体および前記ハウジングの相互に対向する面には、前記挿入本体が前記ハウジングの前記収容空間に挿入された状態で相互に噛み合う第1結合部と第2結合部とが形成されることが望ましい。
【0037】
また、前記照明モジュールが前記ハウジングの前記収容空間に挿入された状態で、前記照明モジュールと前記ハウジングとの間には、前記挿入本体が収容される離隔空間が形成されることが望ましい。
【発明の効果】
【0038】
本発明によれば、設置レールと照明モジュールとが簡便に組み立ておよび分離することができるとともに、構造的連結および電気的接続が安定的になされることができるラインタイプの照明装置が提供される。
【0039】
また、ハウジングの端部にエンドギャップを単純に結合することによって、電源供給端子と外部電源ラインとが連結され、ハウジングと外部接地ラインとが連結されることによって、電気配線や施工の不便さおよび感電の危険を最小限に抑えることができるラインタイプの照明装置が提供される。
【0040】
また、ハウジングの内部に配置される電源供給端子が開口部に向かって露出しないようにすることによって、作業者が作業中に感電することを防止することができるラインタイプの照明装置が提供される。
【0041】
また、照明モジュールに設けられる一対の電源接続端子が相互電気的に連結されることを防止するとともに、電源接続端子が電源供給端子に向かって弾性支持されることによって、短絡やスパーク発生の危険を最小限に抑えることができるラインタイプの照明装置が提供される。
【0042】
また、照明モジュールがハウジングの収容空間に垂直方向に挿入および分離されるため、複数の照明モジュールを一列に配置してラインタイプの照明を構成した状態で、いずれか1つの照明モジュールを分離または再挿入することが容易であるため、簡便に維持・保守することができるラインタイプの照明装置が提供される。
【0043】
また、照明モジュールを設置するための設置レールを構成するにおいて、複数のハウジングが簡便に連結され、構造的な連結過程で電気的な連結を同時にすることによって、簡便に施工することができるラインタイプの照明装置が提供される。
【0044】
また、角のようにハウジングが所定の夾角を有するように配置される場合においても、ハウジングの夾角に応じて自由に電気的に連結することができるラインタイプの照明装置が提供される。
【0045】
また、複数設けられる挿入本体の第2接続端子をそれぞれ連結する導電性ケーブルが露出しないようにすることによって、製品の品位を向上させることができるラインタイプの照明装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0046】
図1】本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置の斜視図である。
図2】本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置の分解斜視図である。
図3】本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置による設置レールの分解斜視図である。
図4】本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置による照明モジュールの分解斜視図である。
図5】本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置の側断面図である。
図6図5の「A」部分の拡大図である。
図7】本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置の正断面図である。
図8図7のA−A’線の断面図である。
図9-10】本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置の設置レールから照明モジュールを分離する過程を示す作用図である。
図11】本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置の電源供給端子から電源接続端子が離脱する過程を示す作用図である。
図12】本発明の第2実施形態に係るラインタイプの照明装置の分解斜視図である。
図13】本発明の第2実施形態に係る連結部材の分解斜視図である。
図14】本発明の第2実施形態に係るラインタイプの照明装置の側断面図である。
図15】本発明の第2実施形態に係るラインタイプの照明装置の平断面図である。
図16】本発明の第3実施形態に係るラインタイプの照明装置の側面部材の適用状態を示す断面図である。
図17-18】本発明の第3実施形態に係るラインタイプの照明装置の適用例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0047】
説明に先立ち、様々な実施形態において、同一の構成を有する構成要素については、同一の符号を使用して代表的に第1実施形態で説明し、その他の実施形態では第1実施形態と異なる構成について説明することにする。
【0048】
以下、添付した図面を参照して、本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置について詳細に説明する。
【0049】
添付図面のうち、図1は本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置の斜視図であり、図2は本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置の分解斜視図であり、図3は本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置に係る設置レールの分解斜視図であり、図4は本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置による照明モジュールの分解斜視図である。
【0050】
図面に示すような本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置は、大きく設置台上面に設置される設置レール100と、設置レール100に着脱可能に組み立てられる複数の照明モジュール200と、設置レール100の開口領域を閉じる透光カバー300とを備えて構成される。
【0051】
設置レール100は、ハウジング110と、該ハウジング110内に固定される絶縁部材120と、該絶縁部材120に固定されてハウジング110と電気的に絶縁される電源供給端子130と、ハウジング110の端部を閉じるエンドギャップ140とを備えて構成される。
【0052】
ハウジング110は、下部が開口された「コ」字状の断面構造からなり、下部が開口された収容空間111が内部に形成される。ハウジング110は、アルミニウムのような導電性の金属材質からなり、天井と同じ設置台上面に長さ方向に設置される。
【0053】
絶縁部材120は、絶縁材質からなり、ハウジング110の内部収容空間111に設置され、収容空間111と向かい合う面には左右に並んで離隔された位置に一対のレール溝121が長さ方向に形成され、一対のレール溝121の間には収容溝122が設けられ、両側端部には長さ方向に溝形態の第1結合部123が形成される。レール溝121は電源供給端子130を囲む形態からなり、収容溝122と向かい合う面には、電源供給端子130を露出させる開口溝121aが形成される。
【0054】
電源供給端子130は、陽極の電極を供給するために一対に設けられて、絶縁部材120のレール溝121にそれぞれ収容され、絶縁部材120の開口溝121aを介して収容溝122に向かって露出する。
【0055】
エンドギャップ140は、ハウジング110の一端部に結合して端部開口側を閉じるものであって、ハウジング110の端部に挿入される部分には、ハウジング110に接触する接地プラグ141と、電源接続端子240に接触する電源プラグ142とが形成され、接地プラグ141は外部接地ラインと連結され、電源プラグ142は外部電源ラインと連結される。
【0056】
照明モジュール200は、ハウジング110に着脱可能に設置されて電源供給端子130から電源の供給を受けて発光するものであって、複数設けられてハウジング110の収容空間111に一列に配置される。
【0057】
これらの照明モジュール200は、上部開口部211および下部開口部212が上下にそれぞれ配置されて、ハウジング110の収容空間111に収容される本体210と、該本体210の上部開口部211を介して本体210の内部空間に固定される回路基板220と、該回路基板220に固定されるSMPS230(SMPS;Switching Mode Power Supply)と、回路基板220の上側に垂直方向に固定設置されて、SMPS230と電気的に連結される電源接続端子240と、絶縁部材120の第1結合部123に噛み合う突起形態の第2結合部261が上面に形成されて、本体210の上部開口部211を閉じる上部カバー260と、本体210の下部開口部212の底面部に長さ方向に離隔配置され、回路基板220と電気的に連結される複数の発光素子270とを備えて構成される。
【0058】
本体210は、上部本体と下部本体とに分割構成され、上部本体が金属材質で構成されて構造的剛性を維持するようにし、下部本体がプラスチックのような絶縁材質で構成され、使用者の感電危険を最小限に抑えることが望ましい。
【0059】
一方、本体210の上面に組み立てられる上部カバー260には、照明モジュール200がハウジング110の内部収容空間111に収容されることによって電源供給端子130間にある収容溝122に挿入される突出挿入部262が突出形成され、該突出挿入部262には、電源供給端子130と対向する面に開口孔262aが形成される。
【0060】
電源接続端子240は、一対で構成された電源供給端子130にそれぞれ電気的に接続するように一対で構成され、一対の電源供給端子130に対応する位置に配置される。これらの電源接続端子240の下端部は回路基板220に固定され、上端部は突出挿入部262の内側に固定されていない状態で配置される。また、電源接続端子240の上端部には、突出挿入部262の開口孔262aを介して外側に突出し、電源供給端子130に接触する接触突起241が形成される。
【0061】
一方、一対で構成された電源接続端子240間には、弾力を有するシリコンのような弾性部材250が配置され、該弾性部材250は、一対の電源接続端子240が電気的に連結されることを防止する一方、電源接続端子240が電源供給端子130に向かうように弾性支持する。
【0062】
一方、上部カバー260は、照明モジュール200がハウジング110の収容空間111に組み立てられた状態で、絶縁部材120と所定間隔離隔されるように配置され、上部カバー260の第2結合部261は、本体210の端部から本体210の中央に向かって所定間隔離隔された位置に配置される。また、第1結合部123および第2結合部261は、相互に対向する面には、互いに噛み合う突起部123a,261aがそれぞれ形成され、第2結合部261の突起部261aの両端部には、第2結合部261の分離を案内するための傾斜面261bが形成される。
【0063】
一方、第2結合部261は、照明モジュール200の長さが短い場合には、本体210の中央部分に配置されることができ、照明モジュールの長さが長い場合には、本体210の両側端部から中央部分に向かって所定間隔離隔された位置にそれぞれ配置されることができる。
【0064】
透光カバー300は、ハウジング110の開口を覆って収容空間111を閉じるものであって、複数の照明モジュール200から提供される照明光の均一度を向上させることができるように光拡散材質からなるか、表面に光拡散用のプリズムパターンが形成されることが望ましい。
【0065】
添付図面のうち、図5は本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置の側断面図であり、図6図5の「A」部分の拡大図であり、図7は本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置の正断面図であり、図8図7のA−A’線の断面図である。
【0066】
まず、図5および図6に示すように、設置レール100のハウジング110は、設置台上面Cに直接固定され、ハウジング110の内側面のうちの開口領域と向かい合う内側面には、絶縁部材120が固定される。絶縁部材120の底面中央両側に離隔配置されたレール溝121には、電源供給端子130がそれぞれ挿入される。
【0067】
ハウジング110の開口を介して収容空間111に照明モジュール200を挿入すると、照明モジュール200の照明本体210の上端部両側に形成された第2結合部261が絶縁部材120の第1結合部123にそれぞれ挿入されながら互いに噛み合って、照明モジュール200とハウジング110との結合された状態が維持される。
【0068】
照明モジュール200がハウジング110の収容空間111に挿入された状態では、照明モジュール200の上部カバー260に設けられた突出挿入部262が絶縁部材120に固定されている一対の電源供給端子130間にある収容溝122に挿入される。
【0069】
照明モジュール200は、本体210の上側内部空間に電源供給部230が固定された回路基板220が配置され、上部開口部211が上部カバー260により閉じられ、下側内部空間に発光素子270が長さ方向に配置される。
【0070】
電源接続端子240は、下端部が回路基板220に固定された状態で、上端部が上部カバー260の突出挿入部262内に自由端の形態で配置され、電源接続端子240の上端部に設けられた接触突起241が、突出挿入部262の側面に形成された開口孔262aを介して突出挿入部262の外側に突出する。
【0071】
電源供給端子130は、レール溝121に収容された状態で離隔空間122と向かい合う面に形成された開口溝121aを介して露出する。したがって、突出挿入部262の外側に突出した電源接続端子240の接触突起241が開口溝121aを介して露出した電源供給端子130の側面部に接触しながら、電源接続端子240および電源供給端子130が電気的に連結される。
【0072】
一対の電源接続端子240は、電源接続端子240間の空間に弾力的に挿入されている弾性部材250により電源供給端子130に向かって、それぞれ弾性支持されるため、密着した状態を維持することになり、絶縁材質の弾性部材250により一対の電源接続端子240が互いに電気的な絶縁状態を維持することになる。
【0073】
上記のように照明モジュール200は、ハウジング110の内部収容空間111に挿入された状態で、第1結合部123と第2結合部261とが互いに噛み合って結合された状態を維持することになり、電源接続端子240が電源供給端子130に接触して電源の印加を受ける。電源接続端子240を介して照明モジュール200に供給された電源は、SMPS230を経て発光素子270に伝達される。
【0074】
本実施形態によれば、照明モジュール200を設置レール100のハウジング110の内側収容空間111に垂直方向に単純に押込むことによって組み立てられるとともに電源が印加されて点灯するように構成されているため、照明モジュール200の設置および分解が容易である。特に、照明モジュール200は、ハウジング110の収容空間111に組み立てられた状態においても、収容空間111の長さ方向に自由に移動可能であるため、照明モジュール200が点灯された状態でも簡便に位置移動することができる。
【0075】
また、照明モジュール200の第2結合部261は、ハウジング110の第1結合部123と噛み合う状態で照明モジュールの分離方向、すなわち垂直方向に結合力を提供するため、照明モジュール200がハウジング110から任意に離脱して、設置台上面から落下することが防止される。
【0076】
また、電源接続端子240は、突出挿入部262の内側に収容されているため、照明モジュール200をハウジング110に設置または分離する過程で外力によって電源接続端子240が損傷することが防止される。
【0077】
続いて、図7および図8に示すように、設置レール100のハウジング110端部には、エンドギャップ140が組み立てられて、ハウジング110の側端部を閉じる。上記のように、ハウジング110の側端部にエンドギャップ140の端部を挿入すると、一対の電源プラグ142がハウジング110にあらかじめ設置された一対の電源供給端子130にそれぞれ電気的に接続し、同時に接地プラグ141がハウジング110の内壁面にそれぞれ電気的に接続する。
【0078】
したがって、外部電源ラインに連結されている電源プラグ142を介して電源供給端子130に電源を印加し、接地プラグ141を介して導電性材質からなるハウジング110を外部接地ラインと連結して接地する。
【0079】
添付図面のうち、図9および図10は本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置の設置レールから照明モジュールを分離する過程を示す作用図である。
【0080】
まず、図9に示すように、設置レール100に照明モジュール200が結合された状態で、照明モジュール200は、第2結合部261が設置レール100側の第1結合部123に噛み合って結合状態が維持される。
【0081】
第1結合部123および第2結合部261は、相互に対向する面にそれぞれ形成された突起部123a,261aが互いに噛み合っているため、照明モジュール200がハウジング110から任意に分離することが防止される。(図5参照)
【0082】
一方、照明モジュール200の長さが長い場合には、照明モジュール200の両端部に第2結合部261を配置し、安定的に結合された状態を維持することができる。
【0083】
この際、突起形態からなった第2結合部261は、溝形態からなった第1結合部123に結合された状態であり、照明モジュール200の上部カバー260の上側面は絶縁部材120の下側面から離隔された状態であり、照明モジュール200の第2結合部261は、本体210の端部から本体210の中央に向かって所定間隔離隔された位置に配置されている。
【0084】
図10に示すように設置レール100から照明モジュール200を分離しようとする場合には、片手で第2結合部261が照明本体110の端部から離隔配置されている一側端部を上側方向に加圧し、もう一方の手では照明本体210の他側端部を引き下ろすと、照明モジュール200の他側端部の第2結合部261が第1結合部123から分離しながら照明モジュール200が一側端部の第2結合部261を中心に回動して照明モジュール200の他側端部が設置レール100から離脱するようになる。この際、照明モジュール200の一側端部では、第2結合部261と第1結合部123とが噛み合う状態を維持しているため、照明モジュール200が落下することが防止される。
【0085】
続いて、照明モジュール200の他側端部を持って照明モジュール200を分離方向に引っ張ると、照明本体210の一側端部の第2結合部261が第1結合部123から分離するため、設置レール100から照明モジュール200を簡単に分離することができる。
【0086】
特に、使用者が照明モジュール200の一端部を分離方向に引っ張る場合には、第2結合部261の突起部261aの端部に形成された傾斜面261bによって、第2結合部261の突起部261aが第1結合部123の突起部123aから離脱することになり、照明モジュール200をハウジング110から簡単に分離することができる。
【0087】
すなわち、照明モジュール200が垂直方向に挿入および分離するため、複数の照明モジュール200を一列に密着配置して照明の連続性を提供するラインタイプの照明を構成した状態で、いずれか1つの照明モジュール200を分離または再挿入することが容易であるため、簡便に維持・保守することができる。また、作業者が設置レール100から照明モジュール200を分離したり結合したりする過程で身体の部分と接触する部分がすべて絶縁材質からなるため、感電事故の危険を最小限に抑えることができる。
【0088】
本発明の実施形態によれば、照明モジュール200をハウジング110の収容空間111内部に向かって垂直方向に押込む作用のみで照明モジュール200が設置レール100と構造的に連結され、電気的な接続も共になされるため、照明モジュール200の設置が非常に簡便である。また、照明モジュール200がハウジング110の収容空間111内に収容された状態では、長さ方向に移動可能な状態となるため、使用者の必要に応じて、照明モジュール200の位置を簡単に移動することが可能となる。また、照明モジュール200を設置レール100から分離する場合には、照明モジュール200の両側端部をそれぞれ順に分離方向に引っ張ることのみで分離が可能である。
【0089】
添付図面のうち、図11は本発明の第1実施形態に係るラインタイプの照明装置の電源供給端子から電源接続端子が離脱する過程を示す作用図である。
【0090】
上記のように、照明モジュール200を分離方向に引っ張って設置レール100から分離した状態で、絶縁部材120のレール溝121にそれぞれ収容された電源供給端子130は、レール溝121に設けられた開口溝121aを介してレール溝121間の離隔空間122に向かってのみ露出するため、感電の危険を最小限に抑えることができる。
【0091】
一方、照明モジュール200の電源接続端子240は、下端部が回路基板220側に固定された状態で、上端部が突出挿入部262の内側に固定されていない状態で収容され、電源接続端子240の上端部は、一対の電源接続端子240間に配置された弾性体によって、電源供給端子130に向かって弾性支持される状態となる。
【0092】
すなわち、電源接続端子240の接触突起241は、突出挿入部262がレール溝121間にある離隔空間122に挿入または離脱する過程で、突出挿入部262の開口孔262a内側方向に向かって移動可能な状態となる。したがって、接触突起241の外側面に圧力が加えると、接触突起は突出挿入部262の開口孔262aの内側方向に向かって陥没し、この過程で接触突起241の後方を支持する弾性部材250が弾性圧縮される。一方、接触突起241の外側面に加える圧力が解除されると、弾性部材250が弾性復元しながら接触突起241を突出方向に押し出す。
【0093】
上記のように、一対の電源接続端子240は、弾性部材250によって互いに絶縁され、各電源接続端子240の接触突起241が弾性部材250の弾性力によって、突出方向に弾性支持されるため、照明モジュール200が設置レール100に挿入された状態では、接触突起241が電源供給端子130に弾力的に接触した状態を維持することになる。したがって、設置レール100の収容空間111内で照明モジュール200を長さ方向に移動しても照明モジュール200に安定した電源供給状態を維持することができることになる。
【0094】
次に、本発明の第2実施形態に係るラインタイプの照明装置について説明する。
【0095】
添付図面のうち、図12は本発明の第2実施形態に係るラインタイプの照明装置の分解斜視図であり、図13は本発明の第2実施形態に係る連結部材の分解斜視図であり、図14は本発明の第2実施形態に係るラインタイプの照明装置の側断面図であり、図15は本発明の第2実施形態に係るラインタイプの照明装置の平断面図である。
【0096】
図12および図13に示すように、本発明の第2実施形態に係るラインタイプの照明装置は、設置レール100が複数のハウジング110で構成され、複数のハウジング110間を連結する連結部材150を設けて、各ハウジング110に設置された電源供給端子130を電気的に連結する点で、前述した第1実施形態と差異がある。
【0097】
連結部材150は、隣接配置される一対のハウジング110の収容空間111にそれぞれ垂直方向に着脱可能に挿入される挿入本体151と、該挿入本体151の上面に下端部が固定されてハウジング110の電源供給端子130に接続する電源接続端子152と、挿入本体151の上面両側から垂直方向に突出して絶縁部材120の第1結合部115に結合する第2結合部153と、電源供給端子130と対面する側面部に電源接続端子152が露出する開口孔154aが形成されて、電源接続端子152の上端を囲む突出挿入部154と、電源接続端子152の後方に配置されて、電源接続端子152を弾性支持する絶縁材質の弾性部材157と、複数の挿入本体151にそれぞれ固定された電源接続端子152を連結する導電性ケーブル155と、ジャバラ形態のしわを有するチューブ形態からなり両側端部が挿入本体151の端部の枠にそれぞれ固定され、一対の挿入本体151を連結する可撓性チューブ156とを備えて構成される。
【0098】
一方、本実施形態においては、電源接続端子152、第2結合部153および突出挿入部154は、照明モジュール200の電源接続端子240、第2結合部261および突出挿入部264と同様になされるため、これに対する具体的な説明は省略する。
【0099】
図14および図15を参照して、連結部材150の結合構造および連結部材150とハウジング110との結合構造をみると、次の通りである。
【0100】
設置台上面の角と同じ所定の夾角を有するように配置または、一列に配置される複数のハウジング110は、ハウジング110の連結部位に配置される連結部材150によってそれぞれ電気的に接続される。
【0101】
すなわち、複数設けられる挿入本体151がハウジング110の連結部位で両側ハウジング110の収容空間111にそれぞれ挿入されると、挿入本体151がハウジング110側に結合されるとともに電源接続端子152が電源供給端子130に接触しながら電気的に接続される。
【0102】
図14を参照して、より具体的にみると、電源接続端子152は、下端部が挿入本体151に固定された状態で上端部が電源供給端子130に弾力的に接続される。この際、電源接続端子152は、弾性部材157によって電源供給端子130に向かって弾性支持された状態になるため、電源供給端子130と安定した電源接続をなすことになる。また、挿入本体151の上面両側にそれぞれ長さ方向に突出形成された第2結合部153は、ハウジング110側の第1結合部123にそれぞれ挿入されて結合状態を維持するため、第1結合部123から第2結合部153が任意に分離することを防止する。
【0103】
続いて、図15に示すように、両側の挿入本体151がそれぞれ、隣接配置された一対のハウジング110の端部にそれぞれ挿入されると、各挿入本体151の電源接続端子152は、導電性ケーブル155によって連結されるため、複数のハウジング110に設けられる電源供給端子130が連結部材150によって電気的に連結される。この際、連結部材150は、導電性ケーブル155によって角度が自由に調節されるため、従来のように、設置台上面Cの施工誤差によって施工品質が低下することを防止することができる。
【0104】
また、導電性ケーブル155は、両端部の枠が挿入本体151にそれぞれ固定された可撓性チューブ156の内側に収容されるため、設置レール110が施工された状態で不必要に導電性ケーブル155が外部に露出し、製品の品位が低下することを防止することができる。特に、前記のような連結部材150は、従来の「L」字状の角の連結部材のようにハウジング110の夾角をあらかじめ設定された角度に制限しないため、様々な形態の照明を演出したり配置したりすることが可能になる。
【0105】
また、本実施形態に係る連結部材150は、ハウジングを設置台上面Cに先に設置した後、ハウジング110の連結部位にそれぞれ垂直方向に挿入し、一対のハウジング110を電気的に連結することが可能であるため、複数のハウジング110を連結した状態で一度に設置台上面Cに設置しなければならない不便さを改善することができる。
【0106】
一方、直線区間で複数のハウジング110を連結する場合には、図12に示すように、ハウジング110に長さ方向に摺動可能に結合される固定ブラケット190および連結ブリッジ191の両端部がそれぞれ隣接配置された一対のハウジング110の端部に連結されることにより、直線区間のハウジング110が段差なしで構造的剛性を維持しながら連結されることができる。この際、一対のハウジング110間に配置される連結部材150は、両側の挿入本体151が導電性ケーブル155により連結されて、夾角が自由に調節されるため、直線区間のハウジング110間に配置することも可能である。また、固定ブラケット190と連結ブリッジ191のうちの少なくともいずれか1つは、導電性材質で構成して複数のハウジング110が電気的に連結されて接地されるように構成することも可能である。
【0107】
次に、本発明の第3実施形態に係るラインタイプの照明装置について説明する。
添付図面のうち、図16は本発明の第3実施形態に係るラインタイプの照明装置の側面部材の適用状態を示す断面図であり、図17および図18は本発明の第3実施形態に係るラインタイプの照明装置の適用例を示す断面図である。
【0108】
まず、図16に示すように、設置レール100のハウジング110側面には、ハウジング110の設置形態に応じて様々な形態の側面部材160が着脱可能に組み立てられるように構成することができる。すなわち、アルミニウムのような導電性金属材質からなるハウジング110の側面には、ハイグロス(high glossy)のようなコーティング層が表面に形成された単純プレート状の第1側面部材160aと下端部に掛かり顎部162が折曲形成されて「L」字の端面の形状を有する第2側面部材160bのうちのいずれか1つが選択的に組み立てられるようにすることができる。
【0109】
第1側面部材160aは、ハウジング110が室内空間に露出するように設置される場合に、ハウジング110の側面に設置されるものであって、色や表面材質などが外装仕上げ用に選択され、設置レール100の外観を多様な雰囲気で仕上げるように構成される。
【0110】
第2側面部材160bは、ハウジング110が設置台上面に埋込み設置される場合に、ハウジング110の側面に設置されるものであって、下端部に水平方向に折曲形成された掛かり顎部162が設置台上面Cの設置溝C1の外側周辺に支持され、ハウジング110の挿入位置を案内し、ハウジング110と設置溝C1との間にある離隔された隙間を閉じる。
【0111】
一方、第1側面部材160aと第2側面部材160bのハウジング110と対向する面には、一対の第2締結部161が並んでいる方向に離隔配置され、ハウジング110の外側の側面には、第2締結部161と噛み合う第1締結部112がそれぞれ形成される。
【0112】
図17は、本発明ラインタイプの照明装置が露出型で設置された状態を示すものであって、ハウジング110の側面には、単純プレート状の第1側面部材160aが固定されている。すなわち、第1側面部材160aの内側面に形成された第2締結部161がハウジング110の側面に形成された第1締結部112に噛み合いながら、第1側面部材160aがハウジング110の側面部に結合された状態となる。
【0113】
一方、図面のように、第1側面部材160aをハウジング110の側面に上下方向に配置して多様な色で構成することも可能である。また、ハウジング110は、上側面を設置台上面Cに直接締結固定するか、図面のように、ワイヤなどの結束機構を介して設置台上面Cにあらかじめ設置される固定ブラケット190をハウジング110の上側面に着脱可能に固定し、設置レール100を設置台上面Cに垂れ下がった状態で設置することも可能である。
【0114】
特に、ハウジング110を導電性金属材質で構成して、ハウジング110に接地ラインを連結した状態で、ハウジングの外側面を第1側面部材160aで装飾するものであるため、従来のようにハウジング110の外表面全体に粉体塗装した後、熱処理しなければならないわずらわしい塗装過程を省略することができる。
【0115】
図18は、本発明ラインタイプの照明装置が埋込み型で設置された状態を示すものであって、ハウジング110の側面には、下端部に掛かり顎部162が折曲形成されて「L」字の断面の形状を有する第2側面部材160bが固定されている。これらの第2側面部材160bは、第1側面部材160aと同様に第2結合部162がハウジング110に設けられた第1結合部112に結合されてハウジング110側に固定される。
【0116】
ハウジング110の上側面には、両側に傾斜配置された弾性片171を有する固定部材170が調節部材180によってハウジング110の上側面から垂直方向、すなわち設置台上面Cの厚さ方向に移動可能に配置され、弾性片171の端部には、弾性片171が弾性復元された状態で設置台上面Cの内側面と略垂直をなす支持片172が形成される。
【0117】
前記のようなハウジング110の上面に固定部材170が結合された状態から、ハウジング110を設置台上面Cの設置溝C1に押込むと、固定部材170の傾斜配置された弾性片171がハウジング110の側面部に向かって密着しながら弾性圧縮されてから、弾性片171の末端部が設置溝C1を通過する瞬間弾性復元されながらハウジング110の側面から離隔される方向に拡がる。
【0118】
このような状態において、ハウジング110の上面を垂直方向に貫通して固定部材170にネジ結合されている調節部材180を回転させると、固定部材170が調節部材180の回転によって下降しながら設置台上面Cの内側面に密着することになり、このような作用によって第2側面部材160bの掛かり顎部162が設置台上面Cの外側面に密着するため、ハウジング110が設置台上面Cに堅固に固定された状態となる。
【0119】
また、弾性片171の端部に形成されて設置台上面の内側面に支持される支持片172は、設置台上面Cの内側面と略垂直の夾角をなすように配置されているため、弾性片171が任意に位置移動しながら固定部材170と掛かり顎部162との間の間隔が変更されることを防止することができる。
【0120】
特に、設置溝C1とハウジング110との間に形成される隙間は、弾性片171の通過のために必須に要求され、隙間を決定する設置溝C1の大きさは、施工形態や方法などに応じ、異なって設定されることができる。したがって、掛かり顎部162の長さが互いに異なる第2側面部材160bを複数設けて、設置溝C1とハウジング110との間に形成される隙間に対応する掛かり顎部162を有する第2側面部材160bを選択して、ハウジング110の側面部に結合することが可能であるため、隙間の大きさに応じて様々な種類のハウジング110を別に製作しなくても良いという効果がある。
【0121】
一方、ハウジング110を設置台上面Cの設置溝C1から分離しようとする場合には、調節部材180を逆方向に回転させると、調節部材180にネジ結合された固定部材170が上側方向に移動しながらハウジング110の上側面から分離されるため、簡便にハウジングを設置台上面Cから分離することができる。
【0122】
本発明の権利範囲は、前述した実施形態に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲内で様々な形態の実施形態に具現することができる。特許請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく、当該発明の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば誰でも変形可能な多様な範囲まで本発明の請求範囲の記載の範囲内にあるものとみなす。
【産業上の利用可能性】
【0123】
本発明は、ラインタイプの照明装置に関する。より詳しくは、照明モジュールを設置するための設置レールを構成するにおいて、複数のハウジングが簡便に連結し、構造的な連結過程で電気的な連結を同時することにより、簡便に施工することができるラインタイプの照明装置に関する。
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