(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5981899
(24)【登録日】2016年8月5日
(45)【発行日】2016年8月31日
(54)【発明の名称】現像剤回収装置および画像形成装置
(51)【国際特許分類】
G03G 15/08 20060101AFI20160818BHJP
G03G 15/00 20060101ALI20160818BHJP
G03G 21/00 20060101ALI20160818BHJP
【FI】
G03G15/08 390B
G03G15/00 550
G03G21/00 538
【請求項の数】6
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-192496(P2013-192496)
(22)【出願日】2013年9月18日
(65)【公開番号】特開2015-60013(P2015-60013A)
(43)【公開日】2015年3月30日
【審査請求日】2015年7月22日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006150
【氏名又は名称】京セラドキュメントソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100184631
【弁理士】
【氏名又は名称】大久保 隆
(74)【代理人】
【識別番号】100183575
【弁理士】
【氏名又は名称】老田 政憲
(74)【代理人】
【識別番号】100170896
【弁理士】
【氏名又は名称】寺薗 健一
(72)【発明者】
【氏名】原田 佳織
(72)【発明者】
【氏名】米田 真作
【審査官】
菅藤 政明
(56)【参考文献】
【文献】
特開2005−55689(JP,A)
【文献】
特開2005−242195(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G03G 15/08
G03G 15/00
G03G 21/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
一端が現像器の近傍に設けられる吸引ダクトと、
上記吸引ダクトの他端に接続され、該吸引ダクトを介して上記現像器周辺の現像剤を吸引して回収する回収ボックスとを備え、
上記吸引ダクトの途中には、開閉可能に構成され、上記吸引ダクトの外部から該吸引ダクト内の現像剤を吸引する吸引口が設けられ、
上記吸引ダクトは、途中で屈曲し、その屈曲部より上記現像器側の部分がダクト上流部となり上記回収ボックス側の部分がダクト下流部となっており、
上記吸引口は、上記屈曲部に設けられ、上記ダクト上流部およびダクト下流部のうち上記ダクト上流部へ向かって開口しており、
上記吸引ダクトの屈曲部では、上記ダクト上流部内に挿通される筒部と、上記吸引口が設けられ、上記筒部の外方端に接続されるフランジ部とを有し、該フランジ部を押して上記筒部を上記ダクト上流部の軸方向に移動させることによって上記筒部が上記ダクト下流部を閉鎖する吸引機構が設けられている、現像剤回収装置。
【請求項2】
一端が現像器の近傍に設けられる吸引ダクトと、
上記吸引ダクトの他端に接続され、該吸引ダクトを介して上記現像器周辺の現像剤を吸引して回収する回収ボックスとを備え、
上記吸引ダクトの途中には、開閉可能に構成され、上記吸引ダクトの外部から該吸引ダクト内の現像剤を吸引する吸引口が設けられ、
上記吸引口には、掃除機の吸引ノズルが嵌り込むアダプタが設けられている、現像剤回収装置。
【請求項3】
請求項2記載の現像装置において、
上記吸引ダクトは、途中で屈曲し、その屈曲部より上記現像器側の部分がダクト上流部となり上記回収ボックス側の部分がダクト下流部となっており、
上記吸引口は、上記屈曲部に設けられ、上記ダクト上流部およびダクト下流部のうち上記ダクト上流部へ向かって開口している、現像剤回収装置。
【請求項4】
請求項3記載の現像装置において、
上記吸引ダクトの屈曲部では、上記ダクト上流部内に挿通される筒部と、上記吸引口が設けられ、上記筒部の外方端に接続されるフランジ部とを有し、該フランジ部を押して上記筒部を上記ダクト上流部の軸方向に移動させることによって上記筒部が上記ダクト下流部を閉鎖する吸引機構が設けられている、現像剤回収装置。
【請求項5】
請求項1乃至4の何れか1項に記載の現像剤回収装置において、
上記吸引ダクトには、上記吸引口を開閉する蓋が設けられている、現像剤回収装置。
【請求項6】
請求項1乃至5の何れか1項に記載の現像剤回収装置を備えている、画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、現像剤回収装置および画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示されているように、画像形成装置における現像器で飛散したトナー(現像剤)を吸引して回収する現像剤回収装置が知られている。この現像剤回収装置は、吸引口が現像器の近傍に設けられるトナー吸引ダクトと、トナー吸引ダクトに接続され、現像器の飛散トナーをトナー吸引ダクトを介して吸引し回収するトナー回収部とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−298782号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した現像剤回収装置では、トナー吸引ダクト内にトナー(現像剤)が堆積してしまうという問題があった。つまり、現像器で飛散したトナー(現像剤)を完全にトナー回収部に回収するのは困難であり、トナー吸引ダクト内にトナー(現像剤)が残ってしまうという問題があった。トナー吸引ダクト内にトナー(現像剤)が堆積すると、トナー吸引ダクト内の吸引抵抗が増大して、飛散トナー(現像剤)の回収率が低下してしまう。
【0005】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、現像剤の回収率低下を抑制し得る現像剤回収装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明
の一局面に係る現像剤回収装置は、一端が現像器の近傍に設けられる吸引ダクトと、 上記吸引ダクトの他端に接続され、該吸引ダクトを介して上記現像器周辺の現像剤を吸引して回収する回収ボックスとを備え、上記吸引ダクトの途中には、開閉可能に構成され、上記吸引ダクトの外部から該吸引ダクト内の現像剤を吸引する吸引口が設けられ
、上記吸引ダクトは、途中で屈曲し、その屈曲部より上記現像器側の部分がダクト上流部となり上記回収ボックス側の部分がダクト下流部となっており、上記吸引口は、上記屈曲部に設けられ、上記ダクト上流部およびダクト下流部のうち上記ダクト上流部へ向かって開口しており、上記吸引ダクトの屈曲部では、上記ダクト上流部内に挿通される筒部と、上記吸引口が設けられ、上記筒部の外方端に接続されるフランジ部とを有し、該フランジ部を押して上記筒部を上記ダクト上流部の軸方向に移動させることによって上記筒部が上記ダクト下流部を閉鎖する吸引機構が設けられている。
【0007】
本発明の他の局面に係る現像剤回収装置は、一端が現像器の近傍に設けられる吸引ダクトと、上記吸引ダクトの他端に接続され、該吸引ダクトを介して上記現像器周辺の現像剤を吸引して回収する回収ボックスとを備え、上記吸引ダクトの途中には、開閉可能に構成され、上記吸引ダクトの外部から該吸引ダクト内の現像剤を吸引する吸引口が設けられ、 上記吸引口には、掃除機の吸引ノズルが嵌り込むアダプタが設けられている。
【0008】
また、本発明
の他の局面に係る画像形成装置は、上述した現像剤回収装置を備えている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、吸引ダクトにおいて外部から吸引ダクト内の現像剤を吸引する吸引口が設けられているので、吸引ダクト内に堆積した現像剤を吸引することが可能である。これによって、吸引ダクト内の流通抵抗の増大を抑制することができるので、現像剤の回収率の低下を抑制することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】
図1は、実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【
図2】
図2は、実施形態に係るトナー回収装置の構成を示す斜視図である。
【
図3】
図3は、吸引機構のフランジ部の構成を蓋が装着された状態で示す斜視図である。
【
図4】
図4は、吸引機構のフランジ部の構成を蓋が外された状態で示す斜視図である。
【
図5】
図5は、実施形態に係るトナー回収装置の構成を模式的に示す図である。
【
図6】
図6は、実施形態に係るトナー回収装置の構成を模式的に示す図である。
【
図7】
図7は、実施形態に係るトナー回収装置の構成を模式的に示す図である。
【
図8】
図8は、実施形態の変形例に係るトナー回収装置の構成を模式的に示す図である。
【
図9】
図9は、実施形態の変形例に係るトナー回収装置の構成を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
【0012】
本実施形態の画像形成装置1は、例えばレーザプリンタや複合機であり、用紙を搬送しながら、端末等(図示省略)から送信される画像データに基づいて用紙に画像を形成するように構成されている。
図1に示すように、画像形成装置1は、給紙部2と、画像形成部3と、定着部4と、排紙部5とを備えている。
【0013】
給紙部2は、用紙を画像形成部3へ供給するカセット給紙部や手差しトレイである。画像形成部3は、現像器11や感光ドラム12などを備えている。画像形成部3では、光走査装置(図示省略)によって感光ドラム12に静電潜像が形成され、その静電潜像が現像器11によって現像されて現像剤の像であるトナー像になる。このトナー像は、給紙部2から供給された用紙に転写される。定着部4は、定着ローラおよび加圧ローラ(何れも図示省略)を備え、画像形成部3で用紙に転写されたトナー像をその用紙に定着させる。こうして、用紙に画像が形成される。排紙部5は、定着部4から画像形成された用紙が供給される排紙トレイ(図示省略)を有している。
【0014】
さらに、画像形成装置1は、トナーコンテナ20とトナー回収装置30を備えている。トナーコンテナ20は、現像器11に供給する現像剤としてのトナーが収容されている。トナーコンテナ20は、トナー搬送部材であるスクリュー軸21を有しており、スクリュー軸21の回転によってトナーを現像器11に供給する。トナー回収装置30(現像剤回収装置)は、現像器11で飛散したトナー(現像剤)を吸引して回収するものである。
〈トナー回収装置〉
【0015】
トナー回収装置30の構成について
図2〜
図7を参照しながら説明する。トナー回収装置30は、吸引ダクト31と回収ボックス35を備えている。
【0016】
吸引ダクト31は、入口端である一端が現像器11の近傍に設けられ、出口端である他端が回収ボックス35に接続されたトナーの吸引通路である。吸引ダクト31は、途中で屈曲しており、その屈曲部34より現像器11側の部分がダクト上流部32となり、回収ボックス35側の部分がダクト下流部33となっている。吸引ダクト31の屈曲部34は、本実施形態では略直角に曲がっているが、屈曲の角度はこれに限らない。
【0017】
回収ボックス35は、現像器11周辺のトナー、即ち現像器11で飛散したトナーを吸引して回収するものである。具体的に、
図5〜
図7に示すように、回収ボックス35は吸引ファン36を備えており、吸引ファン36の吸引作用により現像器11で飛散したトナーが空気と共に吸引ダクト31を通って回収ボックス35に吸い込まれる。また、回収ボックス35にはフィルター37が設けられており、回収ボックス35に吸い込まれたトナーはフィルター37に吸着する。なお、回収ボックス35に吸い込まれた空気はフィルター37を通過して外部に排出される。こうして、現像器11で飛散したトナーが回収ボックス35に回収される。
【0018】
吸引ダクト31の途中には、吸引ダクト31の外部から該吸引ダクト31内のトナーを吸引する吸引口43が設けられている。
【0019】
具体的に、吸引ダクト31の屈曲部34には上記吸引口43を有する吸引機構40が設けられている。吸引機構40は、筒部41とフランジ部42を備えている。筒部41は、ダクト上流部32内に挿通されている。筒部41は、ダクト上流部32の軸方向(
図5〜
図7において上下方向)に移動可能に構成されている。フランジ部42は、吸引口43が設けられており、筒部41の外方端(
図5〜
図7において下端部)に接続されている。フランジ部42には、吸引口43を閉鎖する蓋44が設けられている。つまり、吸引口43は開閉可能に構成されている。
【0020】
吸引機構40は、フランジ部42を押して筒部41をダクト上流部32の軸方向に移動させることによって、筒部41がダクト下流部33を閉鎖するように構成されている。また、吸引機構40では、吸引口43がダクト上流部32およびダクト下流部33のうちダクト上流部32へ向かって開口している。
次に、トナー回収装置30の動作について
図5〜
図7を参照しながら説明する。
【0021】
先ず、現像器11で飛散したトナーを回収ボックス35に回収する場合(トナー回収動作)、ダクト下流部33は吸引機構40の筒部41によって閉鎖されておらず開放されている。また、吸引口43は蓋44によって閉鎖されている。この状態で、吸引ファン36を駆動すると、現像器11で飛散したトナーが空気と共に吸引ダクト31を通って回収ボックス35に吸い込まれる(
図5に示す矢印参照)。ここで、吸引口43は蓋44で閉鎖されているので、吸引ファン36による吸引力を効果的に現像器11周辺へ向けて作用させることができる。こうして、現像器11で飛散したトナーが回収される。
【0022】
上記のトナー回収動作では、吸引ダクト31に吸引されたトナーの全部を回収ボックス35内まで到達させるのは困難であり、一部のトナーは吸引ダクト31の内壁に付着して堆積する。そこで、本実施形態ではダクト清掃動作が行われる。
【0023】
ダクト清掃動作では、
図6に示すように、吸引口43の蓋44を取り外して、掃除機の吸引ノズルNをフランジ部42に押し当てる。続いて、フランジ部42を吸引ノズルNで押す(
図6に示す白抜き矢印参照)。そうすると、
図7に示すように、筒部41がダクト上流部32の軸方向に移動して、ダクト下流部33が筒部41によって閉鎖される。この状態で、掃除機を駆動すると、吸引ダクト31内に堆積しているトナーが空気と共に掃除機に吸い込まれる(
図7に示す矢印参照)。ここで、ダクト下流部33が閉鎖されているので、掃除機による吸引力を回収ボックス35内に作用させることなく集中的にダクト上流部32へ作用させることができる。こうして、吸引ダクト31内に堆積したトナーが除去される。なお、ダクト清掃動作では、吸引ダクト31内に堆積したトナーだけでなく、現像器11周辺に堆積したトナーをも吸引可能である。
【0024】
以上のように、本実施形態のトナー回収装置30によれば、吸引ダクト31の途中に、吸引ダクト31の外部から吸引ダクト31内のトナーを吸引する吸引口43を設けるようにしたため、トナー回収動作によって吸引ダクト31内に堆積したトナーを吸引除去することが可能である。これによって、吸引ダクト31内の流通抵抗の増大を抑制することができるので、トナーの回収率の低下を抑制することが可能である。
【0025】
吸引ダクト31では、現像器11側へいくに従って、即ち吸引ファン36から遠ざかるほど、吸引ファン36によって作用する吸引力が小さくなるため、トナーの堆積が顕著になる。これに対し、本実施形態のトナー回収装置30によれば、吸引口43を吸引ダクト31の屈曲部34に設け、その吸引口43をダクト上流部32およびダクト下流部33のうちダクト上流部32へ向かって開口させるようにしたため、ダクト上流部32について現像器11側から吸引口43までのトナーおよび空気の流れが略直線状になる。そのため、ダクト上流部32においてトナーおよび空気の流通抵抗をできるだけ小さくすることが可能である。よって、ダクト上流部32および現像器11周辺に堆積したトナーを効果的に吸引除去することが可能になる。
【0026】
また、本実施形態のトナー回収装置30によれば、フランジ部42を押して筒部41をダクト上流部32の軸方向に移動させることによって筒部41がダクト下流部33を閉鎖するようにしたため、掃除機による吸引力を回収ボックス35内に作用させることなく集中的にダクト上流部32へ作用させることが可能になる。これによって、ダクト上流部32および現像器11周辺に堆積したトナーを一層効果的に吸引除去することが可能である。
【0027】
また、本実施形態のトナー回収装置30では、吸引口43が開閉可能に構成されているので、現像器11の飛散トナーを回収する動作時(トナー回収動作時)に、吸引口43を閉鎖することでトナーが吸引口43から外部へ流出するのを防止することが可能である。また、本実施形態では、蓋44で吸引口43を開閉するためその開閉動作が容易である。
【0028】
また、本実施形態のトナー回収装置30では、
図4に示すように、フランジ部42に吸引ノズルNのアダプタ45が設けられている。アダプタ45は、吸引ノズルNの先端が嵌り込んで吸引口43を覆うように、平面視円形状に凹んでいる。このようなアダプタ45を設けることにより、吸引口43を覆うように吸引ノズルNをフランジ部42に押し当てることが容易となる。また、吸引口43が吸引ノズルNで確実に覆われるので、掃除機の吸引力を効果的に吸引ダクト31内に作用させることが可能である。
−実施形態の変形例−
【0029】
本変形例のトナー回収装置30は、上記実施形態において吸引機構40の構成を変更したものである。具体的に、
図8および
図9に示すように、本変形例の吸引機構40は、筒部41が省略されて、吸引口43を有するフランジ部42が屈曲部34に設けられている。
【0030】
本変形例のトナー回収動作では、
図8に示すように、吸引口43が蓋44で閉鎖された状態で吸引ファン36が駆動される。そうすると、上記実施形態と同様、現像器11で飛散したトナーが空気と共に吸引ダクト31を通って回収ボックス35に吸い込まれる(
図8に示す矢印参照)。こうして、現像器11で飛散したトナーが回収される。
【0031】
本変形例のダクト清掃動作では、
図9に示すように、吸引口43の蓋44を取り外して、掃除機の吸引ノズルNをフランジ部42に押し当てる。この状態で、掃除機を駆動すると、吸引ダクト31および現像器11周辺に堆積しているトナーが空気と共に掃除機に吸い込まれる(
図9に示す矢印参照)。
【0032】
本変形例においても、吸引口43がダクト上流部32およびダクト下流部33のうちダクト上流部32へ向かって開口しているため、ダクト清掃動作時では、ダクト上流部32について現像器11側から吸引口43までのトナーおよび空気の流れが略直線状になる。したがって、ダクト上流部32においてトナーおよび空気の流通抵抗をできるだけ小さくすることができ、その結果、ダクト上流部32および現像器11周辺に堆積したトナーを効果的に吸引除去することが可能である。その他の構成、作用および効果は上記実施形態と同様である。
【産業上の利用可能性】
【0033】
以上説明したように、本発明は、現像器で飛散した現像剤を吸引して回収する現像剤回収装置およびそれを備えた画像形成装置について有用である。
【符号の説明】
【0034】
1 画像形成装置
11 現像器
30 トナー回収装置(現像剤回収装置)
31 吸引ダクト
32 ダクト上流部
33 ダクト下流部
34 屈曲部
35 回収ボックス
40 吸引機構
41 筒部
42 フランジ部
43 吸引口
44 蓋
45 アダプタ
N 吸引ノズル