(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5982235
(24)【登録日】2016年8月5日
(45)【発行日】2016年8月31日
(54)【発明の名称】電池端子の接続装置
(51)【国際特許分類】
H01M 10/48 20060101AFI20160818BHJP
H01M 2/20 20060101ALI20160818BHJP
【FI】
H01M10/48 P
H01M2/20 Z
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-203233(P2012-203233)
(22)【出願日】2012年9月14日
(65)【公開番号】特開2014-59988(P2014-59988A)
(43)【公開日】2014年4月3日
【審査請求日】2015年7月27日
(73)【特許権者】
【識別番号】000203977
【氏名又は名称】日鉄住金テックスエンジ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100090697
【弁理士】
【氏名又は名称】中前 富士男
(74)【代理人】
【識別番号】100176142
【弁理士】
【氏名又は名称】清井 洋平
(74)【代理人】
【識別番号】100127155
【弁理士】
【氏名又は名称】来田 義弘
(74)【代理人】
【識別番号】100163267
【弁理士】
【氏名又は名称】今中 崇之
(72)【発明者】
【氏名】松永 哲也
(72)【発明者】
【氏名】湊 泰徳
(72)【発明者】
【氏名】村上 公一
(72)【発明者】
【氏名】外村 仁
【審査官】
古河 雅輝
(56)【参考文献】
【文献】
特開2002−190328(JP,A)
【文献】
特開平11−160404(JP,A)
【文献】
特開平11−275765(JP,A)
【文献】
特開2002−093393(JP,A)
【文献】
特開2000−100480(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01M 2/10
H01M 2/20− 2/34
H01M 10/00−10/04
H01M 10/06−10/34
H01M 10/42−10/48
H02J 7/00− 7/12
H02J 7/34− 7/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
幅方向の一側に、所定間隔で位置決め用の切欠きが形成された長尺の連結バーと、
前記切欠きに基部がそれぞれ嵌入して前記連結バーに所定間隔で位置決めして取付けられ、先部は電池の端子に裏側から当接する端子当接部を有し、中間部には前記連結バーに平行な対となる第1の貫通孔が形成された絶縁材料からなる複数の基準ブロックと、
前記複数の基準ブロックの対となる前記第1の貫通孔を貫通して設けられた第1、第2の連結シャフトと、
対となる第2の貫通孔を介して前記第1、第2の連結シャフトに摺動可能に設けられ、隣り合う前記基準ブロックの隙間をそれぞれ移動可能に配置された絶縁材料からなるピンブロックと、
前記第1、第2の連結シャフトに取付けられ、前記各ピンブロックを対応する前記端子当接部の方向に付勢するスプリングと、
前記各ピンブロックの先側に設けられて、前記電池の端子に表側から当接可能なそれぞれ複数の電流測定端子ピン及び電圧測定端子ピンと、
前記連結バーの幅方向の他側から突出して設けられ、前記各ピンブロックをそれぞれ前記第1、第2の連結シャフトに沿って移動させ、前記電流測定端子ピン及び前記電圧測定端子ピンを前記端子当接部から離すレバーとを有する接続ユニットを、前記電池の電極の位置に応じて少なくとも所定間隔で一対備えることを特徴とする電池端子の接続装置。
【請求項2】
請求項1記載の電池端子の接続装置において、前記接続ユニットは、長さ方向両側にそれぞれ第3、第4の貫通孔を備えた取付け金具を有して、前記第3、第4の貫通孔を挿通する支持部材に取付け位置を調整可能に保持されていることを特徴とする電池端子の接続装置。
【請求項3】
請求項2記載の電池端子の接続装置において、前記接続ユニットの両側に設けられた前記取付け金具には、これらを連結する補強金具が設けられていることを特徴とする電池端子の接続装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1に記載の電池端子の接続装置において、前記基準ブロックの先部は、対となる前記ピンブロックに対して反対方向に屈曲し、前記電池の端子の挿入のガイドとなることを特徴とする電池端子の接続装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1に記載の電池端子の接続装置において、前記レバーの基側はテーパー状となって、該レバーを駆動する治具の挿入が容易となっていることを特徴とする電池端子の接続装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池の充電又は放電の試験を行う場合に使用する電池端子の接続装置に係り、特に接触不良による測定誤差を防止し、しかも複数の電池に同時に接続可能な電池端子の接続装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に記載のような電池の充放電を行う場合、例えば、特許文献2〜4に記載のように、電池を複数並べて、電池本体から突出した各端子電極に、クリップ状の接続端子を挟んで、試験装置と電池端子とを接続していた。この場合、一つの接続端子から電流と電圧を同時測定すると、電圧効果によって誤差が生じるので、電圧を検知する端子と電流を検知する端子を独立に設けるものもあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−149863号公報
【特許文献2】特開2000−58135号公報
【特許文献3】特開2011−119075号公報
【特許文献4】特開2012−3959号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献2〜4に記載の電池端子の接続装置は、各電池の電極を挟持するツールがクリップ状の接続端子であり、更に、電池端子とは広い面積で接触するので、接続端子の表面に汚れや酸化皮膜があった場合、確実に電極金属と当接できないおそれがあり、測定に誤差を生じるという問題があった。
また、電池の形状は種々あって、電池端子の接続装置を特定の電池に適用させると、対応できない電池が多々存在し、電池の形状に応じて電池端子の接続装置を用意する必要があるという問題もあった。
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、電池の接続端子への接触が確実で、測定誤差が少ない電池端子の接続装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的に沿う
本発明に係る電池端子の接続装置は、幅方向の一側に、所定間隔で位置決め用の切欠きが形成された長尺の連結バーと、
前記切欠きに基部がそれぞれ嵌入して前記連結バーに所定間隔で位置決めして取付けられ、先部は電池の端子に裏側から当接する端子当接部を有し、中間部には前記連結バーに平行な対となる第1の貫通孔が形成された絶縁材料からなる複数の基準ブロックと、
前記複数の基準ブロックの対となる前記第1の貫通孔を貫通して設けられた第1、第2の連結シャフトと、
対となる第2の貫通孔を介して前記第1、第2の連結シャフトに摺動可能に設けられ、隣り合う前記基準ブロックの隙間をそれぞれ移動可能に配置された絶縁材料からなるピンブロックと、
前記第1、第2の連結シャフトに取付けられ、前記各ピンブロックを対応する前記端子当接部の方向に付勢するスプリングと、
前記各ピンブロックの先側に設けられて、前記電池の端子に表側から当接可能なそれぞれ複数の電流測定端子ピン及び電圧測定端子ピンと、
前記連結バーの幅方向の他側から突出して設けられ、前記各ピンブロックをそれぞれ前記第1、第2の連結シャフトに沿って移動させ、前記電流測定端子ピン及び前記電圧測定端子ピンを前記端子当接部から離すレバーとを有する接続ユニットを、前記電池の電極の位置に応じて少なくとも所定間隔で一対備える。
【0007】
本発明に係る電池端子の接続装置において、前記接続ユニットは、長さ方向両側にそれぞれ第3、第4の貫通孔を備えた取付け金具を有して、前記第3、第4の貫通孔を挿通する支持部材に取付け位置を調整可能に保持されているのが好ましい。
【0008】
そして、
本発明に係る電池端子の接続装置において、前記接続ユニットの両側に設けられた前記取付け金具には、これらを連結する補強金具が設けられているのが好ましい。
【0009】
本発明に係る電池端子の接続装置において、前記基準ブロックの先部は、対となる前記ピンブロックに対して反対方向に屈曲し、前記電池の端子の挿入のガイドとなるのが好ましい。
【0010】
本発明に係る電池端子の接続装置において、前記レバーの基側はテーパー状となって、該レバーを駆動する治具の挿入が容易となっているのが好ましい。
【0011】
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る電池端子の接続装置においては、電池の端子に当接する端子が電流測定端子ピン及び電圧測定端子ピンとによって構成されているので、接触力を集中させることが可能となり、これによって接触抵抗が減少する。
また、電流測定端子ピン及び電圧測定端子ピンはそれぞれ複数有するので、仮に一つのピンが接触不良を起こしても、他のピンが電路を形成し、測定不良を起こすことなく、電池のテストを行うことができる。
【0013】
本発明に係る電池端子の接続装置においては、各接続ユニットの間隔及び配置が自由にできるので、電池の形状、電池の端子の距離に応じて調整することができる。
また、各接続ユニットのレバーは個別に開閉動作ができるので、電池の端子が曲がる等して、うまく接続できなかった場合に、目的のレバーを開閉することで、個別に電池を取外し、端子の曲がりを修正できる。
また、各レバーは並んでいるので、レバーと同一間隔で配置された治具でこれらのレバーの同時開閉もできる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の一実施の形態に係る電池端子の接続装置の接続ユニットの一部底面図である。
【
図2】(A)、(B)はそれぞれ同電池端子の接続装置の側面図である。
【
図3】(A)は一部を省略した同電池端子の接続装置の正面図、(B)は一部を省略した同電池端子の接続装置の側面図である。
【
図4】同電池端子の接続装置の接続ユニットの一部平面図である。
【
図5】変形例に係る電池端子の接続装置の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
続いて、添付した図面を参照しながら、本発明を具体化した実施の形態について説明する。
図1、
図4に示すように、本発明の一実施の形態に係る電池端子の接続装置10は、幅方向の一側に、所定間隔で複数の位置決め用の切欠き11が形成された長尺の連結バー12(例えば、金属製)と、絶縁材料の一例であるエポキシ等の合成樹脂からなり、切欠き11に基部がそれぞれ嵌入して所定間隔で連結バー12に位置決めしてボルト13によってねじ固定された基準ブロック14とを有している。
【0016】
各基準ブロック14は、先部は試験を行おうする電池15の端子16に当接する端子当接部17を有し、中間部には連結バー12に平行な対となる第1の貫通孔18、19(
図1拡大図参照)が形成されている。
【0017】
複数の基準ブロック14の対となる第1の貫通孔18、19には、第1、第2の連結シャフト20、21が貫通して設けられ、第1、第2の連結シャフト20、21の両端部は連結バー12の長さ方向端部に設けられた取付け金具22、23に固定されている。
【0018】
一方、第1、第2の連結シャフト20、21には、第2の貫通孔18a、19aを介して絶縁材料の一例であるエポキシ等からなるピンブロック25が嵌入している。このピンブロック25は、隣り合う基準ブロック14の間に摺動可能に配置され、第1、第2の連結シャフト20、21にそれぞれ装着されたスプリング27、28によって、電池15の端子16に当接する端子当接部17の方向に付勢されている。なお、
図4に示すように、この電池15の端子16は表側の導電部16aと裏側の補強部16bを有しているが、一枚の金属導体によって構成される場合もあり、いずれの場合であっても本発明は適用される。
【0019】
各ピンブロック25の先部には、電池15の端子16に表側から接するそれぞれ2個(複数)の電流測定端子ピン30、31及び電圧測定端子ピン32、33(以下、これらを総称して「端子ピン34」という)が貫通状態で固定されている。そして、この端子ピン34に当接する基準ブロック14の端子当接部17は板状となってその先部にはピンブロック25に対して反対方向に屈曲したガイド部35が形成され、電池15の端子16が容易に、端子ピン34と端子当接部17が開いた状態で嵌入できるようになっている。
【0020】
従って、電池15の端子16は、端子当接部17と端子ピン34の間に装入され、端子ピン34が付勢された状態で、端子16の表面が端子ピン34に当接している。この端子ピン34は、電流測定端子ピン30、31及び電圧測定端子ピン32、33とからなっているので、より強い荷重で、端子16に端子ピン34が当接し、仮にゴミや酸化膜等で一方のピンの接触が悪くなった場合でも、他方のピンが端子16に接続するようになっている。
【0021】
電流測定端子ピン30、31及び電圧測定端子ピン32、33は、第1、第2の連結シャフト20、21に沿って平行移動するピンブロック25を貫通して設けられ、ピンブロック25からの突出長が短い側が端子16に接する部分(以下、表側という)に、ピンブロック25からの突出長が長い側がコードに接続されるようになっている。この実施の形態において、電流測定端子ピン30、31及び電圧測定端子ピン32、33はそれぞれ独立のコードが使用され、電流測定端子ピン30、31のコードは途中で1本となり、電圧測定端子ピン32、33のコードも途中で1本となり、所定の測定器に接続されるようになっている。
【0022】
図1の底面図に示すように、各ピンブロック25の一側で、平面視して第1、第2の連結シャフト20、21の中間位置には、平面視して矩形の切欠き36が設けられている。そして、この切欠き36にレバー38の先部に設けられた断面円形の突出部39が嵌入し、レバー38の中間部は連結バー12に回動ピン38aによって取付けられている。レバー38の基部は連結バー12の幅方向の他側から突出している。従って、ピンブロック25は常時はスプリング27、28によって押圧されて、基準ブロック14に押し付けられているが、レバー38を
図1の矢印a方向に回動すると、ピンブロック25が第1、第2の連結シャフト20、21に沿って移動し、基準ブロック14から離反して端子当接部17と端子ピン34との間に隙間が発生する構造となっている。
【0023】
連結バー12に沿って、基準ブロック14、この基準ブロック14と対となるピンブロック25、及びこれを第1、第2の連結シャフト20、21に沿って移動させるレバー38を備えて、電池15の一つの端子16に接続する端子連結手段40を形成する。そして、連結バー12及び第1、第2のシャフト20、21の両側には取付け金具22、23を有し、複数の端子連結手段40と組み合わせて一つの接続ユニット41を構成している。
【0024】
取付け金具22、23には、連結バー12に対して垂直に配置された第3、第4の貫通孔43、44を有し、
図2、
図3に示すように、上下に貫通して配置された左右対となる支持部材の一例である垂直ロッド45、46が嵌入している。貫通孔43、44と垂直ロッド45、46は僅少の隙間を有し、取付け金具22、23が垂直ロッド45、46に対して上下動可能であるが、垂直ロッド45、46に装着された取付け金具22、23が傾かない構造となっている。
【0025】
各取付け金具22、23の一側には、ローレット加工された操作摘み48を有するボルト49が螺合し、垂直ロッド45、46に取付け金具22、23を介して取付けられた接続ユニット41を所定位置に保持して固定できる構造となっている。
通常電池15は、プラスとマイナスの2つの端子16を有するので、
図2(B)、
図3(A)、
図3(B)に示すように、この電池端子の接続装置10は、各電池15の2つの端子16に接続する所定高さ位置に配置された上下2の接続ユニット41を用いる。なお、この実施の形態に係る電池端子の接続装置10は、複数の端子連結手段40が横方向に並べて配置されているので、その数に応じて複数の電池15を図示しない支持部材によって固定して配置する。
【0026】
図2(A)、
図2(B)、
図3(A)、
図3(B)において、51はベース部材、51aは開閉機構の一部、52は枠部材を示す。
図2(A)は、対となる接続ユニット41の距離を大きくした場合の例で、
図2(A)、(B)において、53、54は配線ダクトを示す。なお、電池15を電池端子の接続装置10に接続する場合は、電池15をb’方向に移動させて、端子16を端子連結手段40で挟持することになる。
【0027】
図1、
図4に示すように、レバー38の基側は平面視してテーパー状となって、隣り合うレバー38の間にこのレバー38を駆動する治具56が容易に装入できる構造となっている。この実施の形態においては、主要部を省略して記載した
図3(A)、(B)に示すように、治具56は連結バー12に沿って所定距離移動させるエアシリンダー等を用いた図示しない駆動手段を有している。
図4は駆動手段によってレバー38が駆動され、固定配置される端子当接部17と端子ピン34の端部との隙間が開いており、電池15の端子16が装入可能となる。
【0028】
図4に示す状態で、治具56をc方向に移動させると、レバー38が連結バー12に対して垂直位置まで戻り(
図1、
図5参照)、端子16が端子当接部17と端子ピン34とによって把持される。この場合、端子ピン34の接触面積は小さいので、大きな荷重が端子16にかかり、導電率、接触率が向上する。更に、端子ピンにそれぞれ複数の電流測定端子ピン30、31及び電圧測定端子ピン32、33を用いているので、仮に一本のピンの接続が悪い場合でも、他のピンが接続され、このピンのみの接触不良等を防止できる。
【0029】
また、
図4に示すように、対向する取付け金具22、23の間を補強金具62が連結するのが好ましい。この場合、補強金具62は断面L字状又は溝形状とするのが好ましい。これにより、連結バー12で連結されている各部材の強度を高めることができ、より精度の高い装置とすることができる。
【0030】
図5は、試験を行おうするとする電池58がその両側に端子を有し、電池58の両側に配置された接続ユニット41を用いている場合の変形例に係る電池端子の接続装置59を示す。図に示すように、電池58を載せる図示しないパレットを載せる底面カバー60は、軽量化のため、複数の抜き孔61が設けられている。底面カバー60に装着される電池58は図示しない位置決め手段によって所定位置に配置され、接続ユニット41を用いて、電池58の試験ができるようになっている。
【0031】
本発明は前記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲でその構成を変更することもできる。
例えば、前記実施の形態においては、基準ブロックの端子当接部の先側を湾曲させたが、直線状であってもよく、単なる面取りであってもよい。
また、前記実施の形態においては、端子ピンはそれぞれ2個の電流測定端子ピン、電圧測定端子ピンを有しているが、それぞれ3以上としてもよい。また、電池を固定し、接続ユニットを動く構造としてもよい。
【符号の説明】
【0032】
10:電池端子の接続装置、11:切欠き、12:連結バー、13:ボルト、14:基準ブロック、15:電池、16:端子、16a:導電部、16b:補強部、17:端子当接部、18、19:第1の貫通孔、18a、19a:第2の貫通孔、20:第1の連結シャフト、21:第2の連結シャフト、22、23:取付け金具、25:ピンブロック、27、28:スプリング、30、31:電流測定端子ピン、32、33:電圧測定端子ピン、34:端子ピン、35:ガイド部、36:切欠き、38:レバー、38a:回動ピン、39:突出部、40:端子連結手段、41:接続ユニット、43:第3の貫通孔、44:第4の貫通孔、45、46:垂直ロッド、48:操作摘み、49:ボルト、51:ベース部材、51a:開閉機構の一部、52:枠部材、53、54:配線ダクト、56:治具、58:電池、59:電池端子の接続装置、60:底面カバー、61:抜き孔、62:補強金具