(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記Web閲覧履歴記憶手段によって記憶した前記Web閲覧履歴のうち予め設定された期間に記憶した少なくとも一部のWeb閲覧履歴に対応するWebワード情報を、前記Web閲覧時間情報に基づき、前記Webページを表示した曜日及び時間帯毎に分類するWebワード情報分類手段と、
前記Webワード情報分類手段で分類されたWebワード情報であるWeb分類ワード情報を記憶するWeb分類ワード情報記憶手段と、を備え、
前記Webワード情報抽出手段は、前記Web分類ワード情報記憶手段によって記憶した前記Web分類ワード情報のうちから、前記表示条件に合致したと判定したときの日時に対応する曜日及び時間帯に属するWebワード情報を抽出することを特徴とする請求項1に記載の電子書籍表示装置。
前記Webワード情報分類手段は、予め設定された周期で前記Web分類ワード情報記憶手段によって記憶した前記Web分類ワード情報を更新することを特徴とする請求項2に記載の電子書籍表示装置。
前記Webキーワード抽出手段は、前記Webページ表示手段による前記Webページの表示開始からの経過時間が予め設定した閲覧認定時間以上になったと判定すると、前記閲覧認定時間以上の表示時間に対応するWebページから前記Webワード情報を抽出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子書籍表示装置。
前記表示条件判定手段は、前記操作部を介した操作入力の無い時間が予め設定された非操作判定時間以上になったと判定すると、前記表示条件に合致したと判定することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電子書籍表示装置。
広告配信要求の受信に応じて当該広告配信要求に含まれる電子書籍の情報に対応した広告コンテンツを配信する広告配信サーバに対して、前記電子書籍抽出手段で抽出した電子書籍の情報を含む広告配信要求を送信する広告配信要求送信手段と、
前記広告配信サーバから送信された前記広告配信要求に対応する広告コンテンツを受信する広告コンテンツ受信手段と、を備え、
前記蔵書情報表示手段は、前記電子書籍の情報に加えて、前記広告コンテンツ受信手段で受信した広告コンテンツを表示することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電子書籍表示装置。
電子書籍記憶手段、電子書籍表示手段、Webページ表示手段、Webキーワード抽出手段、Web閲覧履歴記憶手段、表示条件判定手段、Webワード情報抽出手段、電子書籍抽出手段、及び蔵書情報表示手段を備える電子書籍表示装置を用いた蔵書情報表示方法であって、
前記電子書籍記憶手段が、電子書籍を記憶する電子書籍記憶ステップと、
前記電子書籍表示手段が、ユーザの操作に応じた信号を入力する操作部を介したユーザからの指示入力に応じて前記電子書籍記憶ステップによって記憶した電子書籍をユーザが閲読可能に表示する電子書籍表示ステップと、
前記Webページ表示手段が、前記操作部を介したユーザからの指示入力に応じてWebサーバにアクセスし、当該Webサーバの提供するWebページをユーザが閲覧可能に表示するWebページ表示ステップと、
前記Webキーワード抽出手段が、前記Webページ表示ステップで表示した前記Webページから、当該Webページのキーワード情報であるWebワード情報を抽出するWebキーワード抽出ステップと、
前記Web閲覧履歴記憶手段が、前記Webキーワード抽出ステップで抽出した前記Webワード情報と、少なくとも前記Webページを表示した日時の情報を含むWeb閲覧時間情報とを含むWeb閲覧履歴を記憶するWeb閲覧履歴記憶ステップと、
前記表示条件判定手段が、前記電子書籍表示装置の動作状態に基づき、当該動作状態が予め設定された表示条件に合致したか否かを判定する表示条件判定ステップと、
前記Webワード情報抽出手段が、前記表示条件判定ステップで前記表示条件に合致したと判定すると、前記Web閲覧履歴記憶ステップによって記憶した前記Web閲覧履歴のうちから、少なくとも前記表示条件に合致したと判定したときの日時に対応するWebワード情報を抽出するWebワード情報抽出ステップと、
前記電子書籍抽出手段が、前記電子書籍記憶ステップによって記憶した電子書籍のうちから、前記Webワード情報抽出ステップで抽出した前記Webワード情報に対応する電子書籍を抽出する電子書籍抽出ステップと、
前記蔵書情報表示手段が、前記動作状態が前記表示条件を満足している期間において、前記電子書籍抽出ステップで抽出した電子書籍の情報を表示する蔵書情報表示ステップと、を含むことを特徴とする蔵書情報表示方法。
【発明を実施するための形態】
【0022】
(第1実施形態)
以下、図面に基づき、本発明にかかる電子書籍表示装置、蔵書情報表示プログラム及び蔵書情報表示方法の第1実施形態を説明する。
図1〜
図13は、本発明にかかる電子書籍表示装置、蔵書情報表示プログラム及び蔵書情報表示方法の第1実施形態を示す図である。
(構成)
図1は、第1実施形態にかかる蔵書情報表示システム1の一構成例を示す概要図である。
【0023】
図1に示すように、蔵書情報表示システム1は、電子書籍表示装置100と、インターネット300と、Webサーバ400_1〜400_n(nは2以上の自然数)と、広告配信サーバ500と、を含んで構成される。
また、電子書籍表示装置100と、Webサーバ400_1〜400_nと、広告配信サーバ500とは、公知のインターネット300を介して、相互にデータ通信可能に接続されている。
【0024】
電子書籍表示装置100は、電子書籍を蓄積する機能と、ユーザからの指示入力に応じて、蓄積した電子書籍をユーザが閲読可能に表示する機能と、を有している。更に、電子書籍表示装置100は、ユーザからの指示入力に応じて、インターネット300を介してWebサーバ400_1〜400_nのいずれか1にアクセスする。そして、アクセスしたWebサーバの提供するWebページをユーザが閲覧可能に表示する機能を有している。更に、電子書籍表示装置100は、Webページの閲覧履歴を記憶する機能と、閲覧履歴に基づき予め設定した表示タイミングでユーザの行動スタイルに合った蔵書の情報を表示する機能とを有している。
【0025】
Webサーバ400_1〜400_nは、インターネットプロバイダ等の管理下にあるサーバから構成されており、テキスト、音声、画像、動画等のコンテンツを公開している多数のWebサイトを提供するサーバである。以下、区別する必要が無い場合に、Webサーバ400_1〜400_nを、単に、Webサーバ400と称す。
広告配信サーバ500は、電子書籍に含まれるキーワード情報(以下、書籍ワード情報と称す)に対応する広告コンテンツを記憶した広告コンテンツデータベース(以下、データベースを単にDBと称す)を備えている。広告配信サーバ500は、電子書籍表示装置100からの書籍ワード情報を含む広告配信要求を受信すると、広告配信要求に含まれる書籍ワード情報に対応する広告コンテンツを広告コンテンツDBから検索する。そして、検索した広告コンテンツを電子書籍表示装置100に送信する。
【0026】
次に、
図2に基づき、電子書籍表示装置100のハードウェア構成について説明する。
図2は、電子書籍表示装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、電子書籍表示装置100は、CPU(Central Processing Unit)60と、RAM(Random Access Memory)62と、ROM(Read Only Memory)64と、入出力インターフェース(I/F)66と、バス68とを含んで構成されるコンピュータシステムを備えている。CPU60、RAM62、ROM64及びI/F66は、バス68に接続されており、バス68を介してこれら接続デバイス間のデータの送受信を可能としている。
【0027】
電子書籍表示装置100は、更に、I/F66を介して、記憶装置70と、表示装置72と、入力装置74と、通信装置76と、に接続されている。
CPU60は、ROM64又は記憶装置70に予め記憶された各種専用のコンピュータプログラムをRAM62に読み込み、RAM62に読み込まれたプログラムに記述された命令に従って、各種リソースを駆使して、後述する蔵書情報表示処理を実行する。
【0028】
記憶装置70は、各種専用のコンピュータプログラム、プログラムの実行において用いられるデータ等の、上記蔵書情報表示処理に必要なデータを記憶する。
具体的に、記憶装置70は、電子書籍、Web閲覧履歴、Web分類ワード情報(後述)などのデータを記憶する。
ここで、記憶装置70は、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置、FDドライブ、HDドライブ等の磁気記憶型記憶装置、CDドライブ、DVDドライブ、BRDドライブ等の光学的読取/書込方式記憶装置、MOドライブ等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶装置等の、コンピュータで記憶データを読み取り可能でかつデータを書き込み可能な記憶装置であれば何でもよい。
【0029】
表示装置72は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電気泳動方式ディスプレイなどの周知の表示装置であり、CPU60からの指令に応じて、電子書籍、Webページ、蔵書情報等の画像の表示を行う。
入力装置74は、操作ボタン、タッチ式の入力デバイス(タッチパネル等)、キーボード、マウスなどのヒューマンインターフェースデバイスであり、ユーザの操作に応じた入力を受け付ける。例えば、携帯電話、タブレット型端末、ノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC)等であれば、操作ボタンやタッチパネル等を備えている。また、デスクトップ型のPCであれば、キーボード、マウス等を備えている。
【0030】
通信装置76は、LAN、WAN、インターネット等のネットワーク上の外部装置と通信するためのデバイスであり、本実施形態では、LANカード等と呼ばれる周知のネットワークアダプタや、携帯電話の送受信機等が該当する。通信装置76は、例えば、ネットワークケーブルLを介してルータやハブ等に接続され、これらを介して、電子書籍表示装置100をネットワーク(本実施形態ではインターネット)に接続する。なお、周知の無線LAN等の、無線によって無線LAN用のアクセスポイントを介してネットワークに接続する構成であってもよい。また、携帯電話の送受信機の場合、基地局を介してインターネット等のネットワーク上の外部機器と通信する構成となる。
【0031】
なお、この電子書籍表示装置100は、例えば、インターネット300に接続可能な送受信機能を備えた、携帯電話、タブレット型端末、ノートPC、デスクトップ型PCなどに実装されるものとして構成される。
RTC(real-time clock)78は、現在時刻を追跡する機能を有するICチップであり、CPU60からの要求に応じて、現在時刻(本実施形態では、年・月・日・時刻・曜日)をCPU60に入力する。RTC78は、内蔵電池によって電子書籍表示装置100の電源が切られている間も動作する。また、電子書籍表示装置100の電源が入っている場合は、電子書籍表示装置100から電源供給を受ける。
【0032】
なお、本実施形態では、電子書籍表示装置100を、携帯電話の機能を有するタブレット型端末(例えば、スマートフォン)として説明する。
次に、
図3に基づき、電子書籍表示装置100の機能構成について説明する。
図3は、電子書籍表示装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、電子書籍表示装置100の機能構成部110は、通信部10と、Webページ表示部11と、Webキーワード抽出部12と、Web閲覧履歴記憶部13と、Web分類ワード更新部14と、電子書籍記憶部15と、電子書籍表示部16と、表示条件判定部17と、蔵書抽出部18と、蔵書情報表示部19と、広告コンテンツ取得部20と、を備えている。
【0033】
通信部10は、通信装置76を介した、各種データの外部装置への送信と外部装置からの各種データの受信とを制御する機能を有している。
具体的に、通信部10は、各機能構成部からのデータ送信依頼に応じて、通信装置76を介して基地局200と通信する。そして、基地局200を介してインターネット300に接続されたWebサーバ400、広告配信サーバ500などの外部装置にデータを送信する機能を有している。更に、通信部10は、通信装置76を介して、インターネット300に接続された外部装置から基地局200を介して受信したデータを対応する各機能構成部に出力する機能を有している。
【0034】
Webページ表示部11は、公知のWebブラウザと同等の機能を有している。具体的に、入力装置74を介したユーザからの起動指示に応じて起動すると、入力装置74を介したユーザからの指示入力(検索キーワード、URLの入力等)に応じて、通信部10を介して指示入力に対応するWebサーバ400にアクセスする。更に、Webページ表示部11は、アクセスしたWebサーバ400から通信部10を介してWebページのデータを受信する。Webページ表示部11は、受信したWebページのデータ(HTMLデータ、XHTMLデータ等を含む)に基づき該Webページをユーザが閲覧可能に表示装置72に表示する。
【0035】
Webキーワード抽出部12は、Webページ表示部11によって表示装置72にWebページが表示されたことに応じて、RTC78から表示開始時刻の情報を取得する。その後、表示開始時刻からの経過時間を計測し、表示開始時刻からの経過時間が、予め設定された閲覧認定時間以上になったか否かを判定する。Webキーワード抽出部12は、閲覧認定時間以上になったと判定すると、表示装置72に表示されているWebページの情報からキーワード情報を抽出する。
【0036】
本実施形態では、表示されているWebページのHTML、XHTML等のマークアップ言語で記述されたソースデータから、メタタグによって記述されたキーワード情報(以下、Webワード情報と称す)を抽出する。また、Webキーワード抽出部12は、Webページ表示部11から、表示中のWebページの識別情報(例えばURL)を取得する。Webキーワード抽出部12は、抽出したWebワード情報と、当該Webワード情報を抽出時の時刻情報(以下、閲覧時間情報と称す)と、Webページの識別情報とをWeb閲覧履歴記憶部13に出力する。
【0037】
なお、閲覧時間情報は、Webページの表示開始時刻の情報を用いてもよいし、閲覧認定時間以上と判定したときの時刻情報を用いてもよいし、認定時間以上と判定後に新たにRTC78から取得したものを用いてもよい。また、Webキーワード情報を抽出後に新たにRTC78から取得したものを用いてもよい。
Web閲覧履歴記憶部13は、Webキーワード抽出部12から取得した、Webワード情報と、閲覧時間情報と、Webページの識別情報とを対応付けて、記憶装置70に予め設定されたWeb閲覧履歴記憶用の領域に記憶する。以下、Webワード情報と、閲覧時間情報と、Webページの識別情報との組をWeb閲覧履歴と称す。これにより、Web閲覧履歴記憶部13は、記憶装置70にWeb閲覧履歴DB700を構成する。
【0038】
Web分類ワード更新部14は、ユーザの指示入力に応じて予め生成された設定ファイルの設定内容に基づき、Web閲覧履歴DBに登録されているWeb閲覧履歴を、設定ファイルで設定された分類内容で分類する。本実施形態では、Web閲覧履歴を曜日別かつ時間帯別に分類する。
また、本実施形態において、設定ファイルは、閲覧認定時間の他、分類内容に関する設定、後述する非操作判定時間等を設定することができる。ここで、分類内容に関する設定としては、Web分類ワード情報DBの更新間隔(例えば、1週間等)、分類対象となるWeb閲覧履歴の有効期間(例えば、過去1年分等)がある。更に、時間帯の開始時刻(例えば、午前6:00)、時間帯幅(例えば、3時間)、曜日別且つ時間帯別に分類されたWebワード情報の登録上限数(例えば、10)などがある。
【0039】
本実施形態では、ユーザのWeb閲覧履歴から、ユーザの行動スタイルに係る情報を抽出する。具体的に、ユーザが何曜日のどの時間帯において、どのような内容のWebページを閲覧しているのかといった行動スタイルを抽出する。そのために、Web閲覧履歴におけるWebワード情報を、曜日別かつ時間帯別に分類する。
例えば、Web分類ワード更新部14によって、1週間毎に、現在から過去1年分のWeb閲覧履歴を、曜日ごとに、かつ開始時刻6:00から3時間間隔の時間帯ごとに分類する。例えば、2011年の1年間を例に挙げると、2011年の例えば水曜日については、52日間あり、この52日間のユーザのWeb閲覧履歴が時間帯別に分類されることになる。
【0040】
本実施形態では、Web分類ワード更新部14は、更に、曜日別かつ時間帯別に分類したWebワード情報を出現回数の多い順にソートする。そして、曜日別かつ時間帯別に分類したWebワード情報から、ソートされた順位における上位から設定ファイルで設定された登録上限数(例えば、10個)までのWebワード情報を抽出する。Web分類ワード更新部14は、このように曜日別かつ時間帯別に分類された上限数以下のWebワード情報(以下、Web分類ワード情報と称す)を、各曜日及び各時間帯に対応付けて記憶装置70のWeb分類ワード情報用の記憶領域に記憶する。このとき、Web分類ワード更新部14は、データを上書きで記憶する。これにより、記憶装置70にWeb分類ワード情報DB710を構成すると共に、過去に作成したDBがある場合にWeb分類ワード情報DB710を更新する。
【0041】
一方、電子書籍記憶部15は、入力装置74を介したユーザからの指示入力等に応じて、自装置100で取得した電子書籍を記憶装置70の電子書籍記憶用の領域に記憶する。その際、電子書籍記憶部15は、電子書籍がメタ情報(タイトル、著者名等を含む)を有していない場合に、電子書籍(表紙など)から、タイトル、著者名等のキーワードを抽出し、抽出したキーワードを含むメタ情報(以下、書籍ワード情報と称す)を付加する。
【0042】
なお、メタ情報に代えて、蔵書のインデックス情報を作成してもよい。この場合は、インデックス情報を書籍ワード情報とする。このようにして、電子書籍記憶部15は、記憶装置70に蔵書DB720を構成する。
電子書籍表示部16は、入力装置74を介したユーザからの指示入力に応じて、蔵書DBから指示入力に対応する電子書籍を読み出し、読み出した電子書籍をユーザが閲読可能に表示装置72に表示する。
【0043】
表示条件判定部17は、自装置100の動作状態が、予め設定された表示条件に合致したか否かを判定する。具体的に、表示条件判定部17は、自装置100が、予め設定された時間以上放置されているか否かを判定することで表示条件に合致したか否かを判定する。本実施形態では、表示条件判定部17は、入力装置74を介したユーザからの操作入力が途絶えている時間(以下、非操作時間と称す)を計測する。そして、計測した非操作時間が、予め設定ファイルで設定された非操作判定時間以上になったときに、表示条件に合致したと判定する。表示条件判定部17は、表示条件に合致したと判定すると、RTC78から現在時刻の情報を取得し、判定結果と現在時刻の情報とを含む判定結果情報を蔵書抽出部18に出力する。なお、本実施形態において、現在時刻の情報は、年月日・曜日・時刻(時・分・秒)の情報を含むものとする。
【0044】
蔵書抽出部18は、表示条件判定部17からの判定結果情報に基づき、Web分類ワード情報DB710から、表示条件に合致したと判定したときの現在時刻の情報に対応するWebワード情報を取得する。更に、蔵書抽出部18は、蔵書DB720から、取得したWebワード情報と一致する書籍ワード情報を有する電子書籍を抽出する。蔵書抽出部18は、抽出した電子書籍の情報を蔵書情報表示部19に出力する。
【0045】
ここで、取得したWebワード情報と一致する書籍ワード情報を有するとは、例えば、Webワード情報と同じ書籍ワード情報を全て有する電子書籍、予め設定された数以上のWebワード情報と一致する書籍ワード情報を有する電子書籍などが該当する。
また、本実施形態において、蔵書抽出部18は、電子書籍の情報として書籍ワード情報を蔵書情報表示部19に出力する。なお、この構成に限らず、抽出した電子書籍の総数や、蔵書情報表示部19の蔵書情報の表示形態などの条件に応じて、書籍ワード情報に加え、電子書籍の全情報、電子書籍へのリンク情報(格納場所へのルート情報など)、一部の情報(例えば、表紙の情報)など、出力する情報を変更してもよい。また、電子書籍の閲読途中(表示中)である場合は、閲読中の電子書籍の書籍ワード情報、閲読中のページ内にある例えば、出現数の多い単語の情報等を蔵書情報表示部19に送信するようにしてもよい。
【0046】
蔵書情報表示部19は、蔵書抽出部18から取得した電子書籍の情報における書籍ワード情報を広告コンテンツ取得部20に出力する。そして、広告コンテンツ取得部20から書籍ワード情報に対応する広告コンテンツを取得する。蔵書情報表示部19は、蔵書抽出部18からの電子書籍の情報と、広告コンテンツ取得部20からの広告コンテンツとに基づき、蔵書情報を生成する。
【0047】
具体的に、蔵書情報表示部19は、蔵書情報として、抽出された電子書籍をユーザにレコメンド(推薦)表示するための蔵書画像に、広告コンテンツを付加した画像の情報を生成し、生成した蔵書情報を表示装置72に表示する。
例えば、抽出された電子書籍が1冊の場合は、当該電子書籍の表紙画像が蔵書DB720に記憶されていれば、当該表紙画像を蔵書画像として読み出す。一方、当該電子書籍の表紙画像が蔵書DB720に記憶されていなければ、当該電子書籍のタイトル及び著者名の文字を含む書籍の表紙を摸した蔵書画像を生成する。また、例えば、抽出された電子書籍が2冊以上でかつ予め設定した冊数以下の場合は、タイトル及び著者名を含む書籍の背表紙を摸した蔵書画像を生成する。また、抽出した電子書籍が予め設定された冊数以上の場合は、タイトルと著者名の一覧表画像を蔵書画像として生成する。
【0048】
蔵書情報表示部19は、更に、蔵書画像に広告コンテンツを付加した画像の画像表示信号を生成する。そして、生成した画像表示信号を、表示装置72に出力する。これにより、表示装置72には、ユーザの行動スタイルに応じた蔵書及び広告コンテンツの情報を含む画像が表示される。
広告コンテンツ取得部20は、蔵書情報表示部19からの電子書籍の情報に含まれる書籍ワード情報を含む広告配信要求を、通信部10を介して、広告配信サーバ500に送信する。これにより、広告配信サーバ500からは、広告配信要求に含まれる書籍ワード情報に対応する広告コンテンツが送信される。
広告コンテンツ取得部20は、広告配信サーバ500から送信された広告コンテンツを通信部10を介して取得する。そして、取得した広告コンテンツを蔵書情報表示部19に出力する。
【0049】
(蔵書表示処理)
次に、
図4に基づき、CPU60がROM64に記憶された専用のコンピュータプログラムに従って実行する蔵書表示処理の処理手順を説明する。
図4は、蔵書表示処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
CPU60において、蔵書表示処理が実行されると、
図4に示すように、まず、ステップS100に移行する。
ステップS100では、CPU60において、RAM62に予め設定されたアドレス範囲の領域に作業領域を確保して、ステップS102に移行する。
ステップS102では、CPU60において、ユーザの指示入力等によって予め設定された設定ファイルを作業領域に読み込んで、ステップS104に移行する。
【0050】
ステップS104では、Webキーワード抽出部12において、Webページ表示部11が起動されたか否かを判定する。そして、Webページ表示部11が起動されたと判定した場合(Yes)は、ステップS106に移行し、Webページ表示部11が起動されていないと判定した場合(No)は、ステップS108に移行する。
ステップS106に移行した場合は、Webキーワード抽出部12及びWeb閲覧履歴記憶部13において、Web閲覧履歴記憶処理を実行して、ステップS108に移行する。
【0051】
ステップS108では、Web分類ワード更新部14において、RTC78から現在時刻の情報を取得する。更に、RAM12又は不図示の不揮発性メモリから前回の更新日時の情報を取得する。なお更に、現在時刻と前回の更新日時とを比較し、両者の間隔が予め設定ファイルで設定された更新間隔以上になっているか否かを判定する。そして、更新間隔以上になっており、更新時刻になったと判定した場合(Yes)は、ステップS110に移行する。一方、更新間隔未満であり、更新時刻になっていないと判定した場合(No)は、ステップS112に移行する。
【0052】
例えば、電子書籍表示装置100が、一般に電源をオフにしない利用形態となる携帯電話等の情報処理端末に実装される場合は、揮発性のメモリでも情報を保持し続けることができる。従って、例えば、RAM62等の揮発性のメモリに前回の更新時刻の情報を記憶保持しておくことが可能である。この場合、Web分類ワード更新部14は、RAM62から前回の更新時刻の情報を取得する。一方、電子書籍表示装置100が、デスクトップPCやノートPCに実装される場合は、デスクトップPCやノートPCは、一般に使用後は電源をオフにする。そのため、例えば、1週間毎に更新するといった場合に、前回の更新日時を不揮発性のメモリ(例えば、ハードディスク等)に記憶する。そして、Web分類ワード更新部14は、不揮発性のメモリから前回の更新時刻の情報を取得する。
【0053】
ステップS110に移行した場合は、Web分類ワード更新部14において、分類ワード更新処理を実行して、ステップS112に移行する。
ステップS112では、表示条件判定部17において、入力装置74からの入力信号の有無に基づき、操作入力があるか否かを判定する。そして、操作入力が無いと判定した場合(Yes)は、ステップS114に移行し、操作入力があると判定した場合(No)は、ステップS120に移行する。
【0054】
ステップS114に移行した場合は、表示条件判定部17において、RTC78から現在時刻を取得し、取得した現在時刻と開始時刻との差分の時間(非操作時間)を算出して、ステップS116に移行する。
ステップS116では、表示条件判定部17において、非操作時間が、予め設定ファイルで設定された非操作判定時間以上となったか否かを判定する。そして、非操作判定時間になったと判定した場合(Yes)は、ステップS118に移行し、非操作判定時間以上になっていないと判定した場合(No)は、ステップS126に移行する。
【0055】
ステップS118に移行した場合は、表示条件判定部17において、蔵書検索表示開始指示を蔵書抽出部18に出力して、ステップS126に移行する。
一方、ステップS112において、操作入力があったと判定してステップS120に移行した場合は、表示条件判定部17において、開始時刻を更新して、ステップS122に移行する。
【0056】
ステップS122では、表示条件判定部17において、蔵書情報の表示中か否かを判定する。そして、表示中であると判定した場合(Yes)は、表示終了指示を蔵書情報表示部19に出力して、ステップS124に移行し、表示中ではないと判定した場合(No)は、ステップS126に移行する。
ステップS124に移行した場合は、蔵書情報表示部19において、蔵書情報の表示を終了して、ステップS126に移行する。
【0057】
ステップS126では、CPU60において、プログラムが終了したか否かを判定し、終了したと判定した場合(Yes)は、一連の処理を終了し、終了していないと判定した場合(No)は、ステップS108に移行する。
【0058】
(Web閲覧履歴記憶処理)
次に、
図5に基づき、ステップS108において実行するWeb閲覧履歴記憶処理の処理手順を説明する。
図5は、Web閲覧履歴記憶処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
ステップS108において、Web閲覧履歴記憶処理が実行されると、
図5に示すように、まず、ステップS200に移行する。
ステップS200では、Webキーワード抽出部12において、Webページが表示されたか否かを判定する。そして、Webページが表示されたと判定した場合(Yes)は、ステップS202に移行し、Webページが表示されていないと判定した場合(No)は、ステップS218に移行する。
【0059】
ステップS202に移行した場合は、RTC78からWebページの表示開始時刻として現在時刻の情報を取得して、ステップS204に移行する。
ステップS204では、Webキーワード抽出部12において、新規のWebページが表示されたか否かを判定する。そして、新規のWebページが表示されたと判定した場合(Yes)は、ステップS202に移行する。一方、新規のWebページが表示されていないと判定した場合(No)は、ステップS206に移行する。
【0060】
ステップS206では、Webキーワード抽出部12において、Webページが閉じられたか否かを判定する。そして、Webページが閉じられたと判定した場合(Yes)は、ステップS200に移行する。一方、Webページが閉じられていないと判定した場合(No)は、ステップS208に移行する。
ステップS208では、Webキーワード抽出部12において、Webページ表示部11が終了されたか否かを判定する。そして、終了されたと判定した場合(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。一方、終了されていないと判定した場合(No)は、ステップS210に移行する。
【0061】
ステップS210に移行した場合は、Webキーワード抽出部12において、Webページの閲覧時刻の情報(閲覧時間情報)として、RTC78から現在時刻の情報を取得して、ステップS212に移行する。
ステップS212では、Webキーワード抽出部12において、表示開始時刻と現在時刻との差分の時間を算出し、算出した差分時間が閲覧認定時間以上であるか否かを判定する。そして、閲覧認定時間以上であると判定した場合(Yes)は、ステップS214に移行し、閲覧認定時間以上ではないと判定した場合(No)は、ステップS204に移行する。
【0062】
ステップS214では、Webキーワード抽出部12において、閲覧認定時間以上表示されているWebページからメタ情報を抽出する。また、Webページ表示部11からメタ情報の抽出対象であるWebページの識別情報としてURL情報を取得する。そして、ステップS202で取得した閲覧時間情報と、抽出したメタ情報(Webワード情報)と、取得したURL情報とを、Web閲覧履歴記憶部13に出力して、ステップS216に移行する。
【0063】
ステップS216では、Web閲覧履歴記憶部13において、Webキーワード抽出部12から取得した、閲覧時間情報と、Webワード情報と、URL情報とを対応付けて、記憶装置70のWeb閲覧履歴用の記憶領域に記憶して、ステップS204に移行する。
一方、ステップS200において、Webページが表示されていないと判定してステップS218に移行した場合は、Webキーワード抽出部12において、Webページ表示部11が終了したか否かを判定する。そして、Webページ表示部11が終了されたと判定した場合(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰し、Webページ表示部11が終了されていないと判定した場合(No)は、ステップS200に移行する。
【0064】
(分類ワード情報更新処理)
次に、
図6に基づき、ステップS110において実行される分類ワード情報更新処理の処理手順を説明する。
図6は、分類ワード情報更新処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
ステップS110において、分類ワード情報更新処理が実行されると、
図6に示すように、まず、ステップS300に移行する。
ステップS300では、Web分類ワード更新部14において、Web閲覧履歴DB700から、予め設定ファイルで設定された有効期間に対応するWeb閲覧履歴を抽出して、ステップS302に移行する。ここで、ユーザの趣味趣向は、時間の経過と共に変遷する可能性があるので、本実施形態では、古すぎる情報を使わないように有効期間を設定している。
【0065】
ステップS302では、Web分類ワード更新部14において、ステップS300で抽出したWeb閲覧履歴における閲覧時間情報に基づき、予め設定ファイルで設定された分類内容でWebワード情報を分類して、ステップS304に移行する。
本実施形態では、閲覧時間情報、設定ファイルで設定された開始時刻、時間帯幅の情報に基づき、曜日別かつ時間帯別にWebワード情報を分類する。
【0066】
ステップS304では、Web分類ワード更新部14において、分類された種類毎にWebワード情報を集計して、ステップS306に移行する。具体的に、同じWebワード情報の出現数を計算する。
ステップS306では、Web分類ワード更新部14において、分類された種類毎にWebワード情報を出現数の多い順にソートして、ステップS308に移行する。
【0067】
ステップS308では、Web分類ワード更新部14において、分類された種類毎に、上位から順に、予め設定ファイルで設定された登録上限数のWebワード情報を抽出して、ステップS310に移行する。
ステップS310では、Web分類ワード更新部14において、分類された種類に対応付けて、ステップS308で抽出したWebワード情報をWeb分類ワード情報DB710に記憶する。その後、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。
【0068】
(蔵書検索表示処理)
次に、
図7に基づき、ステップS118の蔵書検索表示処理の処理手順を説明する。
図7は、蔵書検索表示処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
ステップS118において、蔵書検索表示処理が実行されると、
図7に示すように、まず、ステップS400に移行する。
ステップS400では、蔵書抽出部18において、表示条件判定部17からの開始指示があったか否かを判定する。そして、開始指示があったと判定した場合(Yes)は、ステップS402に移行し、開始指示がなかったと判定した場合(No)は、開始指示があるまで判定処理を繰り返す。
【0069】
ステップS402に移行した場合は、蔵書抽出部18において、RTC78から現在時刻の情報を取得して、ステップS404に移行する。
ステップS404では、蔵書抽出部18において、分類ワード情報DB710から、現在の時刻情報の示す曜日及び時刻に対応する曜日及び時間帯に属するWebワード情報を取得する。その後、ステップS406に移行する。
【0070】
ステップS406では、蔵書抽出部18において、蔵書DB720から、ステップS404で抽出したWebワード情報をメタ情報に含む電子書籍を抽出して、ステップS408に移行する。
ステップS408では、蔵書抽出部18において、ステップS406で抽出した電子書籍の情報を蔵書情報表示部19に出力して、ステップS410に移行する。
【0071】
ステップS410では、蔵書情報表示部19において、電子書籍の情報に含まれる書籍ワード情報を含む広告配信要求を、通信部10を介して、広告配信サーバ500に送信する。そして、広告配信サーバ500から送信された、広告コンテンツを通信部10を介して取得して、ステップS412に移行する。
ステップS412では、蔵書情報表示部19において、蔵書抽出部18から取得した、電子書籍の情報に基づき、蔵書情報を生成して、ステップS414に移行する。
【0072】
ステップS414では、蔵書情報表示部19において、蔵書情報の画像表示信号を生成し、生成した画像表示信号を表示装置72に出力して、ステップS416に移行する。
ステップS416では、蔵書情報表示部19において、表示条件判定部17からの終了指示があったか否かを判定する。そして、終了指示があったと判定した場合(Yes)は、ステップS418に移行し、終了指示がなかったと判定した場合(No)は、終了指示があるまで判定処理を繰り返す。
ステップS418に移行した場合は、蔵書情報表示部19において、蔵書情報の表示を終了して、一連の処理を終了する。
【0073】
(動作)
次に、
図8〜
図13に基づき、本実施形態の電子書籍表示装置100の動作を説明する。
ここで、
図8は、設定ファイルの一例を示す図である。
図9は、閲覧認定時間を判定時の判定タイミングの一例を示す図である。
図10は、Web閲覧履歴の一例を示す図である。
図11は、Web分類ワード情報の一例を示す図である。
図12は、広告コンテンツDBの登録内容の一例を示す図である。
図13(a)〜(e)は、蔵書情報の表示画像例を示す図である。
【0074】
ここでは、電子書籍表示装置100に、例えば、
図8に示す内容の設定ファイルが予め設定されている(RAM12に記憶されている)とする。
電子書籍表示装置100は、蔵書情報表示処理プログラムを起動すると、まず、RAM12に作業領域を確保し(S100)、次に、確保した作業領域に設定ファイルを読み込む(S102)。
【0075】
一方、電子書籍表示装置100は、入力装置74を介したユーザからの指示入力に応じて、Webページ表示部11を起動すると(S104のYes)、Web閲覧履歴記憶処理を実行する(S106)。
Web閲覧履歴記憶処理が実行され、ユーザが入力装置74を介して、例えば、Webページのお気に入りリスト(不図示)にあるいずれかのページ名を選択したとする。これにより、Webページ表示部11では、選択されたページ名に対応するURLが取得される。
【0076】
Webページ表示部11は、取得したURLに対応するWebサーバ400にアクセスし、アクセスしたWebサーバ400の提供する目的のWebページへと接続する。これにより、電子書籍表示装置100の表示装置72には、例えば、
図9に示すように、Webページ800が表示される(S200のYes)。
Webキーワード抽出部12は、Webページ800が表示されたことに応じて、RTC78から表示開始時刻の情報(年・月・日・曜日・時刻の情報)を取得する(S202)。そして、取得した表示開始時刻の情報をRAM12に記憶する。以降は、新規のWebページが表示されるか、Webページが閉じられるか、Webページ表示部11が終了されるまで、Webページ800の表示開始時刻からの経過時間を計測する(S204〜S210)。具体的に、Webキーワード抽出部12は、経過時間として、表示開始時刻を設定後に、取得した現在時刻から表示開始時刻を減算した差分の時間を算出する。そして、算出した経過時間が閲覧認定時間以上になったか否かを判定する(S212)。ここでは、
図8に示すように、閲覧認定時間が「5秒」に設定されている。従って、Webキーワード抽出部12は、経過時間が「5秒」以上になったか否かを判定する。
【0077】
例えば、
図9のWebページ800t1に示すように、Webページ800の表示時間が「3秒」であったとする。つまり、Webページ800が「3秒」で閉じられるか、新規Webページに切り替えられるか、プログラム自体が終了されたかのいずれかが発生したとする。この場合、Webキーワード抽出部12は、経過時間「3秒」は閲覧認定時間の「5秒」よりも短いため、閲覧認定時間以上では無いと判定する(S212のNo)。
【0078】
一方、例えば、
図9のWebページ800t2に示すように、Webページ800の表示時間が10秒であったとする。この場合、Webキーワード抽出部12は、表示時間が「5秒」以上になった時点で、経過時間が閲覧認定時間以上になったと判定する(S210のYes)。これにより、Webキーワード抽出部12は、RAM12から表示開始時刻の情報を閲覧時間情報として取得する。次に、Webページ800t2のHTMLソースから、メタタグ内に記述されたキーワード情報(Webワード情報)を抽出する(S214)。更に、Webキーワード抽出部12は、Webページ表示部11から、Webページ800t2のURLの情報を取得する。そして、閲覧時間情報、Webワード情報及びURLをひとまとめにしてWeb閲覧履歴記憶部13に出力する。
【0079】
Web閲覧履歴記憶部13は、Webキーワード抽出部12から取得した、閲覧時間情報、URL及びWebワード情報を、記憶装置70のWeb閲覧履歴DB700に記憶(登録)する(S216)。Web閲覧履歴DBには、例えば、
図10に示すように、各閲覧時間情報と、各閲覧時間情報に対応するURL及びメタ情報(Webワード情報)とが対応付けられて記憶される。従って、Web閲覧履歴DB700からは、任意の時刻に対応する閲覧時間情報のWebワード情報を検索することが可能である。
【0080】
そして、ユーザのWebページの閲覧が終了し、Webページ表示部11が終了されると(S208又はS218のYes)、次に、Web分類ワード更新部14において、現在時刻が更新時刻になったか否かが判定される(S108)。ここでは、
図8に示すように、更新間隔が「1週間」に設定されている。従って、Web分類ワード更新部14は、RAM62又は別の不揮発性メモリ(不図示)に記憶されている前回の更新時刻の情報を取得する。次に、RTC78から現在時刻の情報を取得し、両者の差分を算出する。Web分類ワード更新部14は、この差分に基づき、前回の更新時刻から1週間以上が経過しているか否かを判定する。ここでは、1週間以上が経過していると判定したとする(S108のYes)。なお、更新間隔が1週間の場合は、前回と同じ曜日になったか否かを判定してもよい。
【0081】
Web分類ワード更新部14は、設定ファイルで設定された有効期間分のWeb閲覧履歴をWeb閲覧履歴DB700から抽出する。そして、抽出したWeb閲覧履歴を、作業領域へと読み込む(S300)。ここでは、
図8に示すように、有効期間が1年間と設定されている。従って、Web分類ワード更新部14は、現在から過去1年分のWeb閲覧履歴を、Web閲覧履歴DB700から抽出する。なお、Web閲覧履歴DB700に、1年分未満のWeb閲覧履歴しか登録されていない場合は、全てのWeb閲覧履歴を抽出する。
【0082】
次に、Web分類ワード更新部14は、抽出したWeb閲覧履歴に含まれる各閲覧時間情報と、設定ファイルに設定されている開始時刻及び時間帯幅とに基づき、Web閲覧履歴に含まれるWebワード情報を、曜日別かつ時間帯別に分類する。
ここでは、
図8に示すように、開始時刻が「6:00」、時間帯幅が「3時間」に設定されている。従って、Web分類ワード更新部14は、作業領域に読み込んだ1年分のWeb閲覧履歴から、まず、日曜日の6:00〜8:59の時間帯に属する閲覧時間情報に対応するWebワード情報を抽出する。次に、抽出したWebワード情報を出現数の多い順にソートする。そして、ソート後のWebワード情報のうち、上位から設定ファイルに設定されている登録上限数までのWebワード情報を抽出する。ここでは、
図8に示すように、登録上限数が10個と設定されているので、上位10個までのWebワード情報を抽出する。Web分類ワード更新部14は、抽出したWebワード情報を日曜日の6:00〜8:59の時間帯のグループに設定する。
【0083】
引き続き、Web分類ワード更新部14は、日曜日の9:00〜11:59の時間帯に属する閲覧時間情報に対応するWebワード情報を抽出し、日曜日の6:00〜8:59のときと同様に、出現数の上位10個までのWebワード情報を抽出する。Web分類ワード更新部14は、抽出したWebワード情報を日曜日の9:00〜11:59の時間帯のグループに設定する。同様の処理を、12:00〜14:59、15:00〜17:59、・・・、21:00〜23:59、24:00〜2:59、3:00〜5:59の各時間帯に対して行う。
【0084】
そして、日曜日に対する上記分類処理と同様の処理を、月曜日〜金曜日に対応するWeb閲覧履歴に対しても行う。
これにより、例えば、
図11に示すように、過去1年分のWeb閲覧履歴が、曜日別かつ時間帯別に分類される。
図11に例示するWeb分類ワードから、ユーザは、例えば日曜日の6:00〜8:59の時間帯において、天気予報、花粉、ゴルフといったキーワードをメタ情報に持つWebページを比較的高い確率で閲覧していることが解る。本実施形態では、このようにして、ユーザの行動スタイルを判断(推定)する。
Web分類ワード更新部14は、分類結果であるWeb分類ワード情報を、Web分類ワード情報DB710に上書きで記憶する。つまり、過去のWeb分類ワード情報を更新する形で記憶する。
【0085】
一方、電子書籍表示装置100は、表示条件判定部17において、入力装置74を介したユーザからの操作入力が無いと判定すると(S112のYes)、RTC78から現在時刻の情報を取得する。表示条件判定部17は、取得した現在時刻の情報に基づきその時刻を開始時刻に設定する。以降は、操作入力が無いと判定する毎にRTC78から時刻情報を取得し、取得時刻と開始時刻との差分を非操作時間として算出する(S114)。加えて、算出した非操作時間と設定ファイルに設定された非操作判定時間とを比較する。ここでは、
図8に示すように、非操作判定時間が「3分」に設定されている。従って、電子書籍表示装置100は、非操作時間と非操作判定時間の「3分」とを比較し、非操作時間が「3分」以上であるか否かを判定する(S116)。ここでは、「3分」以上であると判定されたとする(S116のYes)。
【0086】
これにより、表示条件判定部17は、表示条件に合致したと判定し、蔵書抽出部18に、蔵書検索表示処理の開始指示を出力する(S118)。この表示条件の判定は、所謂、公知のスクリーンセーバーの起動条件の判定と同等となる。
蔵書抽出部18は、表示条件判定部17からの開始指示を取得すると(S400のYes)、RTC78から現在時刻の情報を取得する(S402)。そして、Web分類ワード情報DB710から、取得した現在時刻の情報に含まれる曜日及び時刻に対応するグループに属するWebワード情報を取得する(S404)。例えば、現在時刻が日曜日の12:30であれば、
図11の例から、「カレー、グルメ、・・・」といったWebワード情報を取得する。
【0087】
次に、蔵書抽出部18は、蔵書DB720から、取得したWebワード情報に対応する書籍ワード情報を有する電子書籍を抽出する(S406)。ここでは、Webワード情報と1つでも一致する書籍ワード情報を有する電子書籍を抽出する。これにより、例えば、グルメ関係の電子書籍が抽出されたとする。蔵書抽出部18は、抽出した電子書籍の書籍ワード情報(例えば、タイトル、著者名、出版社名、キーワード等)を、蔵書情報表示部19に出力する(S408)。
【0088】
蔵書情報表示部19は、蔵書抽出部18からの書籍ワード情報を取得すると、まず、書籍ワード情報を含む広告配信要求を生成し、生成した広告配信要求を広告配信サーバ500に送信する。
広告配信サーバ500は、電子書籍表示装置100からの広告配信要求を受信すると、受信した広告配信要求に含まれる書籍ワード情報に基づき、広告コンテンツを検索する。具体的に、広告配信サーバ500は、例えば、
図12に示すように、広告IDの付与された広告コンテンツと、書籍ワード情報(キーワード)と、優先度とが対応付けられて登録された広告コンテンツDBを備えている。従って、広告配信サーバ500は、広告コンテンツDBから、広告配信要求に含まれる書籍ワード情報に対応する広告コンテンツを検索する。そして、検索した広告コンテンツを電子書籍表示装置100に送信する。なお、検索した広告コンテンツの数が、予め設定した送信上限数以上となった場合、優先度の高いものを優先して送信する。
【0089】
これにより、電子書籍表示装置100は、通信部10を介して広告配信サーバ500からの広告コンテンツを受信する。通信部10は、受信した広告コンテンツを蔵書情報表示部19に出力する。蔵書情報表示部19は、このようにして広告コンテンツを取得すると(S410)、次に、書籍ワード情報と、広告コンテンツとに基づき、蔵書情報を生成し、生成した蔵書情報を表示する(S412)。具体的に、蔵書情報表示部19は、抽出された電子書籍の冊数に応じた表示態様の蔵書画像を生成し、生成した蔵書画像に広告コンテンツを付加してなる蔵書情報を生成する。そして、生成した蔵書情報の画像表示信号を生成し、生成した画像表示信号を表示装置72に出力する(S414)。これにより、表示装置72には、例えば、
図13(a)〜(e)のいずれかに示す画像が表示される。
【0090】
図13(a)の表示態様は、表示する蔵書の数が比較的少ない場合の表示態様例である。具体的に、
図13(a)の左図に示すように、電子書籍「Book no.1」の表紙をコピーした表紙画像(蔵書画像)の下に、「Book no.1」の書籍ワード情報に関連する2つの広告コンテンツA及びBを表示する態様となる。また、
図13(a)の表示態様では、複数の書籍が抽出された場合に、一定時間毎に、表紙画像を次の電子書籍の表紙画像へと切り替える。
図13(a)の右図は、切り替え後の画像例であり、「Book no.2」の表紙画像の下に、「Book no.2」の書籍ワード情報に関連する2つの広告コンテンツC及びDを表示する態様となっている。
【0091】
また、
図13(b)は、表示する蔵書の数が1冊(「Book no.1」)だけの場合の表示態様例である。蔵書の数が1冊の場合、
図13(b)に示すように、蔵書画像をそのページをめくりながら表示する態様となる。この場合も、
図13(a)の表示態様と同様に表紙画像の下に、電子書籍の書籍ワード情報に関連する2つの広告コンテンツA及びBを表示する。
【0092】
また、
図13(c)は、比較的多数の電子書籍が抽出された場合の表示態様例である。
図13(c)の左図では、各電子書籍のタイトル「Book no.1〜10」にそれぞれ対応した10冊の書籍の背表紙を模擬した背表紙画像を表示する態様となる。この場合は、配列された背表紙画像の隙間等に「Book no.1〜10」の書籍ワード情報に関連する広告コンテンツを表示する。
図13(c)の左図では、画面いっぱいに背表紙画像が表示されているため、中央部の隙間に広告コンテンツGを表示している。また、この表示態様において、一画面内に抽出した蔵書の全ての背表紙画像を表示しきれない場合は、一定時間毎に、背表紙画像を次の電子書籍群の背表紙画像へと順次切り替える。
図13(c)の右図は、切り替え後の画像例であり、各電子書籍のタイトル「Book no.11〜20」の背表紙画像を表示している。そして、中央部の隙間に、「Book no.11〜20」の書籍ワード情報に関連する広告コンテンツHを表示している。
【0093】
また、蔵書の抽出数だけではなく、蔵書の種別に応じて表示態様を変更することも可能である。
図13(d)は、雑誌、コミックス、上下巻の小説などのシリーズものの電子書籍が抽出された場合の表示態様例である。
図13(d)は、シリーズものの複数の書籍に対して、各書籍を斜視した場合の書籍形状を模擬した立体画像を生成する。そして、複数の立体画像を画像の遠近方向に重ねて表示する態様となる。その際に、立体画像の上部に各書籍の巻数や号数の情報を表示する。また、この場合も、
図13(d)の右下に示すように、シリーズものの蔵書の書籍ワード情報に対応する広告コンテンツEを表示する。
【0094】
また、
図13(e)は、抽出した電子書籍(蔵書)に重み付けをし、重みに応じた表示面積で、各蔵書のタイトルを表示する表示態様の一例である。
図13(e)の例では、背表紙を含む書籍形状を模擬した立体画像を重みに応じた面積で表示している。例えば、ユーザが興味を示している事柄に対応するWebワード情報に重要度を設定し、このWebワード情報に基づき抽出した蔵書に、設定した重要度に基づく重み付けをする。
【0095】
また、図示しないが、抽出された蔵書の数が背表紙で表示するには困難なほど多数の場合は、書籍の形状を模擬した画像表示等をせずに、例えば、タイトルの一覧を表示する表示態様とすることも可能である。
このようにして、入力装置74が操作されない期間が3分以上続くと、公知のスクリーンセーバーのように、現在の表示画像とは異なる画像を表示装置72に表示する。本実施形態では、その画像として、ユーザの現在時刻の行動スタイルに合った電子書籍(蔵書)を推薦(レコメンド)する画像と、この推薦書籍に関連した広告画像とを含む蔵書情報を表示する。
【0096】
例えば、推薦書籍が「カレーライス」を特集したグルメ雑誌であれば、その書籍の表紙をコピーした表紙画像と、「カレールー」の広告コンテンツとを含む蔵書情報を表示する。
なお、本実施形態では、例えば、推薦書籍が複数ある場合に、
図13(a)の表示態様で、一定時間毎に順番に各推薦書籍に対応する蔵書情報を表示する。また、推薦書籍が1冊の場合は、
図13(b)の表示態様で、一定時間毎に自動でページをめくるように動作させる。従って、同じ画像が表示し続けることが無いため、公知のスクリーンセーバーと同等の表示装置の保護機能を再現することが可能である。
【0097】
一方、蔵書情報の表示中において、入力装置74が操作されると、表示条件判定部17において、操作入力があったと判定される(S112のNo)。これにより、表示条件判定部17は、開始時刻を更新する(S120)。更に、表示条件判定部17は、蔵書情報の表示中であるので(S122のYes)、蔵書情報の表示終了指示を、蔵書情報表示部19に出力する(S124)。
【0098】
蔵書情報表示部19は、表示条件判定部17から表示終了指示を取得すると(S416のYes)、蔵書情報の表示を終了する(S418)。つまり、蔵書情報を表示する前の元の表示画像に復帰する。
以上説明したように、本実施形態における電子書籍表示装置100であれば、ユーザの閲覧したWebページのメタ情報と、閲覧時の年月日・曜日・時刻と、URLとを含むWeb閲覧履歴をWeb閲覧履歴DB700に記憶することができる。このとき、表示時間が予め設定された閲覧認定時間以上のWebページからメタ情報を抽出するようにした。
【0099】
これにより、閲覧せずに単に表示しただけのWebページのメタ情報を抽出するのを防ぐことが可能となる。
更に、Web閲覧履歴DB700から予め設定された有効期間分のWeb閲覧履歴を読み出し、読み出したWeb閲覧履歴を予め設定された分類内容で分類することができる。具体的に、予め設定された開始時刻及び時間帯幅に基づき、Web閲覧履歴を曜日別かつ時間帯別に分類することができる。そして、この分類結果のデータであるWeb分類ワード情報をWeb分類ワード情報DB710に記憶することができる。
【0100】
これにより、曜日別かつ時間帯別のユーザのWebページの閲覧内容からユーザの行動スタイルを判断することが可能となる。
また、分類対象とするデータに有効期間を設定し、予め設定した更新間隔(周期)でWeb分類ワード情報DB710を更新するようにした。これにより、ユーザが興味を失った分野のWebワード情報が分類されるのを防ぐと共に、更新間隔の周期でユーザの最新の行動スタイルを反映させたWeb分類ワード情報を生成することが可能となる。
【0101】
更に、入力装置74の操作が行われていない期間である非操作時間を測定し、測定した非操作時間が予め設定された非操作判定時間以上になったか否かを判定することができる。そして、非操作時間が非操作判定時間以上になったと判定すると、判定時の現在時刻に対応するWebワード情報を、Web分類ワード情報DB710から取得し、取得したWebワード情報に対応する電子書籍を蔵書DB720から抽出することができる。更に、抽出した電子書籍の情報に対応する広告コンテンツを広告配信サーバ500から取得し、電子書籍の情報及び広告コンテンツに基づき、電子書籍を推薦する蔵書画像に、広告コンテンツを付加した蔵書情報を生成することができる。更に、生成した蔵書情報を表示装置72に表示することができる。
【0102】
これにより、電子書籍表示装置100が非操作判定時間以上、操作されていないと判定した場合に、判定時の時刻に対応するユーザの行動スタイルに合った蔵書の情報を含む蔵書情報を表示することが可能となる。従って、ユーザが興味を有する事柄に関連する蔵書の推薦画像を適切なタイミングで表示することが可能となる。加えて、この蔵書に含まれる書籍ワード情報に関連する広告を表示することが可能となる。
【0103】
ここで、上記第1実施形態において、入力装置74が、操作部を構成し、Webページ表示部11が、Webページ表示手段を構成する。
また、上記第1実施形態において、Webキーワード抽出部12が、Webワード情報抽出手段を構成し、Web閲覧履歴記憶部13が、Web閲覧履歴記憶手段を構成する。
また、上記第1実施形態において、Web分類ワード更新部14が、Web分類ワード情報分類手段を構成し、Web分類ワード更新部14及び記憶装置70のWeb分類ワード情報DB710が、Web分類ワード情報記憶手段を構成する。
【0104】
また、上記第1実施形態において、電子書籍記憶部15及び記憶装置70の蔵書DBが、電子書籍記憶手段を構成し、電子書籍表示部16が、電子書籍表示手段を構成し、表示条件判定部17が、表示条件判定手段を構成する。
また、上記第1実施形態において、蔵書抽出部18が、Webワード情報抽出手段及び電子書籍抽出手段を構成し、蔵書情報表示部19が、蔵書情報表示手段を構成する。
【0105】
また、上記第1実施形態において、ステップS200〜S216が、Webワード情報抽出ステップに対応し、ステップS218が、Web閲覧履歴記憶ステップに対応する。
また、上記第1実施形態において、ステップS112〜S116が、表示条件判定ステップに対応し、ステップS402〜S404が、ワード情報抽出ステップに対応し、ステップS406が、電子書籍抽出ステップに対応する。
また、上記第1実施形態において、ステップS414が、蔵書情報表示ステップに対応する。
【0106】
(第2実施形態)
次に、
図14に基づき、本発明にかかる電子書籍表示装置、蔵書情報表示プログラム及び蔵書情報表示方法の第2実施形態を説明する。
図14は、本発明にかかる電子書籍表示装置、蔵書情報表示プログラム及び蔵書情報表示方法の第2実施形態を示す図である。
(構成)
本実施形態は、Web閲覧履歴に加えて、ユーザの電子書籍の閲読履歴を記憶し、Web閲覧履歴と書籍閲読履歴との双方を用いてユーザの行動スタイルに適した蔵書の検索及び蔵書情報の表示を行う点が、上記第1実施形態と異なる。
【0107】
以下、上記第1実施形態と同様の構成については、同様の符号を付して適宜説明を省略し、異なる点を詳細に説明する。
図14は、本実施形態に係る電子書籍表示装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態に係る電子書籍表示装置100の機能構成部120は、
図14に示すように、上記第1実施形態の機能構成部110に加えて、書籍キーワード抽出部21と、書籍閲読履歴記憶部22と、書籍分類ワード更新部23と、を備えている。
【0108】
書籍キーワード抽出部21は、電子書籍表示部16によって表示装置72に電子書籍が表示されたことに応じて、RTC78から表示開始時刻の情報を取得する。その後、表示開始時刻からの経過時間を計測し、表示開始時刻からの経過時間が、予め設定された閲読認定時間以上になったか否かを判定する。書籍キーワード抽出部21は、閲読認定時間以上になったと判定すると、表示装置72に表示されている電子書籍のデータから書籍ワード情報を抽出する。書籍キーワード抽出部21は、抽出した書籍ワード情報と、当該書籍ワード情報を抽出時の時刻情報(以下、閲読時間情報と称す)とを書籍閲読履歴記憶部22に出力する。
【0109】
本実施形態では、上記第1実施形態の設定ファイルに、閲読認定時間の設定内容が加わる。それ以外の、更新間隔、開始時刻、時間帯幅、登録上限数などは共通としてもよいし、別途設定してもよい。
なお、閲読時間情報は、閲読認定時間以上と判定したときの時刻情報を用いてもよいし、閲読認定時間以上と判定後に新たにRTC78から取得したものを用いてもよい。また、書籍キーワード情報を抽出後に新たにRTC78から取得したものを用いてもよい。
【0110】
書籍閲読履歴記憶部22は、書籍キーワード抽出部21から取得した、書籍ワード情報と、閲読時間情報とを対応付けて、記憶装置70に予め設定された書籍閲読履歴記憶用の領域に記憶する。以下、書籍ワード情報と、閲読時間情報との組を書籍閲読履歴と称す。これにより、書籍閲読履歴記憶部22は、記憶装置70に書籍閲読履歴DB730を構成する。
【0111】
書籍分類ワード更新部23は、ユーザの指示入力に応じて予め生成された設定ファイルの設定内容に基づき、書籍閲読履歴DB730に登録されている書籍閲読履歴の書籍ワード情報を、設定ファイルで設定された分類内容で分類する。本実施形態では、上記第1実施形態のWebワード情報の分類方法と同様の方法で、書籍ワード情報を曜日別かつ時間帯別に分類する。
【0112】
これにより、ユーザのWeb閲覧履歴に加えて、書籍閲読履歴から、ユーザの行動スタイルに係る情報(キーワード)を抽出する。具体的に、書籍閲読履歴から、ユーザが何曜日のどの時間帯において、どのような内容の電子書籍を閲読しているのかといったことが解る情報を抽出する。そのために、書籍閲読履歴における書籍ワード情報を、曜日別かつ時間帯別に分類する。
【0113】
本実施形態では、書籍分類ワード更新部23は、更に、曜日別かつ時間帯別に、分類したWebワード情報を出現回数の多い順にソートする。そして、曜日別かつ時間帯別に、分類されたWebワード情報から、ソートされた順位における上位から設定ファイルで設定された登録上限数(例えば、10個)までの書籍ワード情報を抽出する。書籍分類ワード更新部23は、このように曜日別かつ時間帯別に分類された上限数(例えば10個以下)の書籍ワード情報(以下、書籍分類ワード情報と称す)を、各曜日及び各時間帯に対応付けて記憶装置70の書籍分類ワード情報用の記憶領域に記憶する。このとき、書籍分類ワード更新部23は、データを上書きで記憶する。これにより、記憶装置70に書籍分類ワード情報DB740を構成すると共に、過去に作成したDBがある場合に書籍分類ワード情報DB740を更新する。
【0114】
また、本実施形態の蔵書抽出部18は、Web分類ワード情報DB710から、表示条件に合致したときの現在時刻の情報に対応するWebワード情報を取得する。加えて、書籍分類ワード情報DB740から、表示条件に合致したときの現在時刻の情報に対応する書籍ワード情報を取得する。そして、蔵書抽出部18は、蔵書DB720から、取得したWebワード情報及び書籍ワード情報に対応する電子書籍を抽出する。
【0115】
(動作)
電子書籍表示装置100は、入力装置74を介したユーザからの指示入力に応じて、電子書籍表示部16を起動すると、書籍閲読履歴記憶処理を実行する。
書籍閲読履歴記憶処理が実行され、ユーザが入力装置74を介して、蔵書DBから所望の電子書籍を選択したとする。これにより、電子書籍表示部16では、選択された電子書籍をユーザが閲読可能に表示装置72に表示する。
書籍キーワード抽出部21は、電子書籍が表示されたことに応じて、RTC78から表示開始時刻の情報を取得する。以降は、新規の電子書籍が表示されるか、電子書籍が閉じられるか、電子書籍表示部16が終了されるまで、電子書籍の表示開始時刻からの経過時間を計測する。そして、経過時間が閲読認定時間以上になったか否かを判定する。書籍キーワード抽出部21は、経過時間が閲読認定時間以上になったと判定すると、RTC78から現在時刻の情報(年・月・日・曜日・時刻の情報)を閲読時間情報として取得する。次に、表示している電子書籍から、書籍ワード情報を抽出する。書籍キーワード抽出部21は、閲読時間情報、及び書籍ワード情報をひとまとめにして書籍閲読履歴記憶部22に出力する。
【0116】
書籍閲読履歴記憶部22は、書籍キーワード抽出部21から取得した、閲読時間情報、及び書籍ワード情報を、記憶装置70の書籍閲読履歴DB730に記憶(登録)する。書籍閲読履歴DB730には、各閲読時間情報と、各閲読時間情報に対応する書籍ワード情報とが対応付けられて記憶される。従って、書籍閲読履歴DB730からは、任意の時刻に対応する閲読時間情報の書籍ワード情報を検索することが可能である。
【0117】
そして、ユーザの電子書籍の閲読が終了し、電子書籍表示部16が終了されると、次に、書籍分類ワード更新部23において、現在時刻が更新時刻になったか否かが判定される。ここでは、Web分類ワード情報の更新間隔と同様に、更新間隔が「1週間」設定されているとする。従って、書籍分類ワード更新部23は、RAM62又は別の不揮発性メモリ(不図示)に記憶されている前回の更新時刻の情報を取得する。次に、RTC78から現在時刻の情報を取得し、両者の差分を算出する。書籍分類ワード更新部23は、この差分に基づき、前回の更新時刻から1週間以上が経過しているか否かを判定する。ここでは、1週間以上が経過していると判定したとする。
【0118】
書籍分類ワード更新部23は、予め設定ファイルで設定された有効期間分の書籍閲読履歴を書籍閲読履歴DB730から抽出する。そして、抽出した書籍閲読履歴を、RAM62に確保した作業領域へと読み込む。
次に、書籍分類ワード更新部23は、抽出した書籍閲読履歴に含まれる各閲読時間情報と、予め設定ファイルに設定されている開始時刻及び時間帯幅とに基づき、Web分類ワード情報と同様に、書籍閲読履歴に含まれる書籍ワード情報を、曜日別かつ時間帯別に分類する。
【0119】
これにより、過去1年分の書籍閲読履歴が、曜日別かつ時間帯別に分類される。本実施形態では、Web分類ワード情報に加えて、書籍分類ワード情報からも、ユーザの行動スタイルを判断する。
書籍分類ワード更新部23は、分類結果である書籍分類ワード情報を、書籍分類ワード情報DB740に上書きで記憶する。つまり、過去の書籍分類ワード情報を更新する形で記憶する。
【0120】
蔵書抽出部18は、表示条件判定部17からの開始指示を取得すると、RTC78から現在時刻の情報を取得する。そして、Web分類ワード情報DB710から、取得した現在時刻の情報に含まれる曜日及び時刻に対応するグループに属するWebワード情報を取得する。更に、蔵書抽出部18は、書籍分類ワード情報DB740から、取得した現在時刻の情報に含まれる曜日及び時刻に対応するグループに属する書籍ワード情報を取得する。
【0121】
次に、蔵書抽出部18は、蔵書DB720から、取得したWebワード情報及び書籍ワード情報に対応する書籍ワード情報を有する電子書籍を抽出する。ここでは、取得したWebワード情報及び書籍ワード情報に含まれるキーワードと1つでも一致する書籍ワード情報を有する電子書籍を抽出する。これにより、例えば、グルメ関係の電子書籍が抽出されたとする。蔵書抽出部18は、抽出した電子書籍の書籍ワード情報(例えば、タイトル、著者名、出版社名、キーワード等)を、蔵書情報表示部19に出力する。
以降の蔵書情報表示部19の動作は、上記第1実施形態と同様となるので説明を省略する。
【0122】
以上説明したように、本実施形態における電子書籍表示装置100であれば、ユーザの閲読した電子書籍のメタ情報(書籍ワード情報)と、閲読時の年月日・曜日・時刻とを含む書籍閲読履歴を書籍閲読履歴DB730に記憶することができる。このとき、電子書籍の表示時間が予め設定された閲読認定時間以上の電子書籍から書籍ワード情報を抽出するようにした。
【0123】
これにより、閲読せずに単に表示しただけの電子書籍から書籍ワード情報を抽出するのを防ぐことが可能となる。
更に、書籍閲読履歴DB730から予め設定された有効期間分の書籍閲読履歴を読み出し、読み出した書籍閲読履歴に含まれる書籍ワード情報を予め設定された分類内容で分類することができる。具体的に、予め設定された開始時刻及び時間帯幅に基づき、書籍ワード情報を曜日別かつ時間帯別に分類することができる。そして、この分類結果のデータである書籍分類ワード情報を書籍分類ワード情報DB740に記憶することができる。
【0124】
これにより、曜日別かつ時間帯別のユーザの電子書籍の閲読内容からユーザの行動スタイルを判断することが可能となる。
また、分類対象とするデータの有効期間を設定することにより、ユーザが興味を失った分野の書籍ワード情報をも分類することを防ぐことが可能となる。
また、分類対象とするデータに有効期間を設定し、予め設定した更新間隔(周期)で書籍分類ワード情報DB740を更新するようにした。これにより、ユーザが興味を失った分野の書籍ワード情報が分類されるのを防ぐと共に、更新間隔の周期でユーザの最新の行動スタイルを反映させた書籍分類ワード情報を生成することが可能となる。
【0125】
以上より、ユーザの行動スタイルを決定づけるキーワードを、Webページの閲覧履歴からだけでなく、電子書籍の閲読履歴からも収集することができるので、より確度の高いキーワードを収集することが可能となる。
ここで、上記第2実施形態において、書籍キーワード抽出部21が、書籍ワード情報抽出手段を構成し、書籍閲読履歴記憶部22及び書籍閲読履歴DB730が、書籍閲読履歴記憶手段を構成する。
【0126】
(変形例)
(1)上記第1実施形態では、Web閲覧履歴DB700と、Web分類ワード情報DB710と、蔵書DB720とを、電子書籍表示装置100の備える記憶装置70に記憶する構成とした。この構成に限らず、Web閲覧履歴DB700と、Web分類ワード情報DB710と、蔵書DB720とを、インターネット300に接続された蔵書情報管理サーバの備える記憶装置に構築する構成としてもよい。この場合、電子書籍表示装置100は、蔵書情報管理サーバに構築した各種DBから情報を取得して、Web分類ワード情報の更新処理、蔵書情報の検索・表示処理を実行する。このことは、上記第2実施形態の書籍閲読履歴DB730と、書籍分類ワード情報DB740とについても同様である。
【0127】
例えば、
図15に示すように、上記第1実施形態の蔵書情報表示システム1に、ノートPC型の電子書籍表示装置101と、蔵書情報管理サーバ600とを追加し、蔵書情報表示システム2を構成したとする。ここで、
図15中の200は、携帯電話の基地局である。なお、電子書籍表示装置100と101のユーザは同一人物であるとする。そして、このユーザは、例えば、自宅ではノートPCに実装された電子書籍表示装置101を利用し、外では、タブレット型の端末(例えば、スマートフォン)に実装された電子書籍表示装置100を利用する。このように、ユーザは所在に応じて、異なるタイプの電子書籍表示装置を使い分ける。
【0128】
このような場合に、上記各実施形態のように、端末毎にその端末での利用に応じたWeb閲覧履歴や書籍閲読履歴を抽出すると、各端末において、利用時間以外の時間における有効なキーワードを得ることができない。また、電子書籍(蔵書)も各端末に分散して記憶されることになる。これに対して、本変形例(1)では、インターネット300に接続された蔵書情報管理サーバ600に、Web閲覧履歴DB700と、Web分類ワード情報DB710と、蔵書DB720とを構築することができる。従って、各端末におけるWeb閲覧履歴、書籍閲読履歴、電子書籍を、蔵書情報管理サーバ600に集約することが可能となる。
【0129】
これによって、より的確なキーワード情報を取得することができると共に、ユーザの行動スタイルに、より適した蔵書の情報を当該ユーザに提供することが可能となる。
また、Web閲覧履歴DB700と、Web分類ワード情報DB710と、蔵書DB720とを、蔵書情報管理サーバ600の備える記憶装置に構築する構成とするだけではなく、各電子書籍表示装置においても各DBを構築する。そして、蔵書情報管理サーバ600の各DBの記憶内容と、各電子書籍表示装置の各DBの記憶内容とを同期をとって同じ内容となるように更新する構成としてもよい。これによって、各電子書籍表示装置は、蔵書情報表示処理を行う前に各DBの内容を同期をとって更新することで、自装置のDBを用いて処理を行うことが可能となる。
【0130】
(2)上記各実施形態では、非操作時間が非操作判定時間以上になったと判定すると、判定時刻に対応するWebワード情報、書籍ワード情報を取得し、取得したWebワード情報及び書籍ワード情報に対応する電子書籍の情報を、入力装置74が再び操作されるまでの間、表示する構成とした。この構成に限らず、例えば、電子書籍表示装置100が、予め設定された時間以上操作されていないと判定すると、節電モードに移行する機能を有しているとする。このような場合は、電子書籍表示装置100が、節電モードから復帰したタイミングで蔵書情報を表示する構成としてもよい。例えば、スリープモードなどの節電モードに移行後、ユーザの入力装置74の操作(例えば、タッチパネルのタッチ操作、ボタン操作)によって移行前の状態に復帰したタイミングで蔵書情報を表示する。また、例えば、ユーザの入力装置74を介した復帰操作に応じて、画面上に蔵書情報表示用のボタン(アイコン等も含む)を表示し、ユーザが入力装置74を介して(例えば、タッチパネルのタッチ操作によって)当該ボタンを押下したタイミングで蔵書情報を表示する。
【0131】
一般に、デスクトップ型のPCは電源が常に供給されているので、しばらく操作をしていないと、最初にディスプレイを保護するためのスクリーンセーバーが起動し、その後も操作をしていない状態が継続することで、節電モードに移行することが一般的である。一方、携帯型の情報処理端末に本発明に係る電子書籍表示装置100を実装した場合、携帯型の情報処理端末は、電池による電源供給が主体となるため、しばらく操作をしていないと最初から節電モードへと移行するのが一般的である。従って、携帯型の情報処理端末に実装した場合は、節電モードから復帰するときに蔵書情報を表示した方が節電の観点から有効である。
【0132】
(3)上記各実施形態では、非操作時間が非操作判定時間以上になったと判定すると、判定時刻に対応するWebワード情報、書籍ワード情報を取得し、取得したWebワード情報及び書籍ワード情報に対応する電子書籍の情報を、入力装置74が再び操作されるまでの間、表示する構成とした。この構成に限らず、例えば、電気泳動方式の表示デバイスを有する電子ペーパー等に本発明に係る電子書籍表示装置100を実装したとする。この場合、電気泳動方式の表示デバイスは、一度表示した画像を表示し続けるのに電源を必要としない。従って、節電モードへと移行するときに、最後に表示した画像を電源の消費無しにそのまま表示し続けることが可能である。つまり、本発明に係る電子書籍表示装置100を、電気泳動方式の表示デバイスを有する情報処理端末に実装する場合は、節電モードに移行するときに最後に表示する画像として蔵書情報を表示する構成としてもよい。
【0133】
(4)上記第2実施形態では、Web分類ワード情報DB710と書籍分類ワード情報DB740とを別々のDBとして構成した。この構成に限らず、両者を併せた分類ワード情報DBを構成してもよい。
(5)上記各実施形態では、Webページのメタタグで記述されたキーワードを抽出する構成とした。この構成に限らず、Webページのページ内のテキストデータ等から出現頻度の高い単語をキーワード(Webワード情報)として抽出するなど他の構成としてもよい。
【0134】
(6)上記第2実施形態では、電子書籍の種別に関係なくキーワードを抽出する構成としたが、この構成に限らない。例えば、有料の電子書籍からのみキーワードを抽出する構成としてもよい。この構成であれば、ユーザの興味・感心がより高いキーワードを収集することが可能となる。
(7)上記各実施形態では、Web分類ワード情報、書籍分類ワード情報を生成時において、各ワード情報を出現回数の多い順にソートする構成とした。この構成に限らず、例えば、Webページの表示時間の長い順、電子書籍の閲読時間の長い順にソートする構成とするなど、他の構成としてもよい。表示時間や閲読時間でソートする場合は、これらの時間を測定して、Web閲覧履歴及び書籍閲読履歴に加える。
【0135】
(8)上記各実施形態では、蔵書画像に加えて、広告コンテンツを表示する構成としたが、この構成に限らず、蔵書画像のみを表示する構成としてもよい。
また、上記実施形態は、本発明の好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、上記の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。また、上記の説明で用いる図面は、図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺は実際のものとは異なる模式図である。
また、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。