(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の画像表示制御装置の回路ブロック図である。同図において、本例の画像表示制御装置1は、CPU2、ROM3、RAM4、キー・ペン入力部5、カードデータ読込部6、カラー表示部7、及びプリンタ部8で構成されている。CPU2はROM3に記憶されたプログラムを読み出し、本例の画像表示制御装置1の制御を行う。また、RAM4には後述するバッファやメモリ領域が設定され、ワークエリアとしてCPU2の制御に使用される。
【0012】
キー・ペン入力部5は、例えばキーボード及びペン入力で構成され、キー操作又はペン入力の操作信号をCPU2に送信し、CPU2は上記プログラムに従って、上記操作信号が指示する処理を行う。
【0013】
また、カードデータ読込部6はメモリカード等の可搬型記憶媒体に記憶された画像データの読み込み処理を行い、例えばデジタルカメラによって撮影した写真の画像データを大量に記憶する可搬型記憶媒体から写真画像データを本例の画像表示制御装置1に読み込む。
【0014】
カラー表示部7は可搬型記憶媒体から読み込んだ写真画像データを表示し、例えば印刷対象の画像データの選択を行う際、所定枚の画像データのサムネイル表示を行う。また、プリンタ部8はサーマルヘッド等で構成され、ユーザによって選択された画像データの印刷処理を行う。
【0015】
図2は上記RAM4のメモリ構成を説明する図であり、4A〜4ZZの記憶エリアで構成されている。例えば、記憶エリア4Aは可搬型記憶媒体からカードデータ読込部6によって読み込んだJPEG画像ファイルの格納バッファである。また、記憶エリア4Bも可搬型記憶媒体からカードデータ読込部6によって読み込んだサムネイル画像データを画像絵画変換して得た、絵画フォトサムネイル画像用の格納バッファである。
【0016】
記憶エリア4Cは上記記憶エリア4Aに格納したJPEG画像ファイルを、例えばRGBの画像データに展開するバッファであり、また記憶エリア4Bに格納した絵画フォトサムネイル画像をRGBの画像データに展開するバッファである。また、記憶エリア4Dは、上記記憶エリア4Cに展開した画像データを、例えば印刷用にリサイズする際使用する画像印刷バッファである。
【0017】
記憶エリア4Eの絵画プリント作成メニュー情報は、絵画変換写真の作成メニュー情報である。また、記憶エリア4Fのデジタルカメラ写真Exif(Exchangeable Image File Format)情報検索メモリ(以下、写真Exif情報検索メモリで示す)は、上記カードデータ読込部6から読み込んだ画像データが高速連写画像や合成連写画像であるかを調査する等に使用するメモリである。
【0018】
記憶エリア4Gの絵画効果メモリは、例えば画像データを絵画変換した絵画画像情報を記憶するメモリである。また、記憶エリア4Hの写真連写グループ情報メモリは、高速連写画像や合成連写画像の写真連写グループの情報を記憶するメモリである。
【0019】
記憶エリア4Iの写真連写シリアル番号メモリは、高速連写画像や合成連写画像に含まれる写真画像のシリアル番号を記憶するメモリである。また、記憶エリア4Jの写真連写作成種別メモリは、高速連写画像や合成連写画像の作成種類情報を記憶するメモリである。
【0020】
記憶エリア4Kのfps情報メモリは、合成連写画像または高速連写画像のfps(フレームレート)値を記憶するメモリである。また記憶エリア4Lの合成連写・高速連写JPEG写真選択リスト代表情報配列メモリは、合成連写及び高速連写JPG画像の中の代表画像を記憶するメモリである。
【0021】
連写画像データには、撮影間隔の情報fps(frame per second)が含まれているので、通常のカメラで単発に撮影した画像データとは、容易に識別出来る。連写画像のfps値は、少なくとも1fps以上(通常は、数十fps以上の値)になるため、手動撮影の連続撮影間隔(例えば、数秒間隔に1枚しか撮影出来ない)とは、全く異なるため、連写画像もしくは合成連写画像のデータは、fps値を識別することにより判別が出来る。また、手動カメラによる単発撮影の画像データであれば、個々の画像データに含まれるタイムスタンプ情報を確認しても手動で単発撮影されたデータであることは容易に識別することは出来る。
【0022】
記憶エリア4Mの合成連写・高速連写絵画変換ファイル名配列保存情報メモリは、上記グループ毎に絵画変換ファイル名を保存するメモリである。また、記憶エリア4Nの合成連写・高速連写グループ群連写枚数配列メモリは、上記グループの総画像枚数を記憶するメモリである。
【0023】
記憶エリア4Oの写真選択リスト配列メモリは、後述する処理によって選択された画像のリスト配列を記憶するメモリである。また、記憶エリア4Pの写真リスト総数メモリは、合成連写画像や高速連写画像を含む写真総枚数を記憶するメモリである。
【0024】
記憶エリア4Qのデータ日時ブロック配列メモリは、ファイル日付を取得し記憶するメモリであり、記憶エリア4Rのデータ撮影スピードモードブロック配列メモリは、ファイル内部に存在するExif情報に基づいて、通常撮影や高速連写等の撮影間隔を記憶するメモリである。
【0025】
記憶エリア4Sの絵画画像モードブロック配列メモリは、画像の絵画画風を保存するメモリであり、記憶エリア4Tの高速画像開始終了メモリ配列は、高速連写など一連のグループ画像の開始と終了のメモリ配列を記憶するメモリである。
【0026】
記憶エリア4Uのタッチ初速スピード設定メモリは、フリック操作(表示切替操作)に於ける初速値を記憶するメモリであり、記憶エリア4Vの更新切り替えタイミング時間設定メモリは、フリック操作に於ける画面更新間隔を記憶するメモリである。フリック操作とは、タッチパネル式の表示画面を所定方向に向けて指やタッチペンなどで接触しながら所定の距離を素早く動かした後そのまま離す操作のことである。
【0027】
記憶エリア4Wのキーペンバッファメモリは、前述のキー・ペン入力部5への操作情報に対応したコードを保持するメモリであり、記憶エリア4Xの液晶表示バッファメモリは、表示形式に変換されたカラーデータを保持するメモリであり、記憶エリア4Yの印刷枚数メモリは、合成連写画像印刷で印刷する枚数を記憶するメモリである。
【0028】
記憶エリア4Zの印刷品位メモリは、高速連写画像印刷や合成連写画像印刷で印刷品位を記憶するメモリであり、記憶エリア4ZZの印刷用紙タイプメモリは、高速連写画像印刷や合成連写画像印刷で印刷用紙情報を記憶するメモリである。
【0029】
以上の構成において、以下に本例の処理動作を説明する。
図3に示すフローチャートは、可搬型記憶媒体に記憶された画像データをカードデータ読込部6によって読み込み、ユーザが印刷を所望する画像データの選択を行い、選択された画像データの印刷処理を行う、本例の基本処理動作を説明するフローチャートである。
【0030】
先ず、カードデータ読込部6によって、可搬型記憶媒体から画像ファイルを読み込み、ファイル名順リストを作成する(ステップ(以下、Sで示す)1)。
図4はこの処理を具体的に説明するフローチャートである。可搬型記憶媒体から読み出したJPEG画像ファイルは前述のRAM4の記憶エリア4Aに記憶され、先ずこのJPEG画像ファイル名の取得処理を行う(S1−1)。
図5(a)はRAM4の記憶エリア4Aに記憶されたJPEG画像ファイルの概念図であり、例えば同図に示すようにA〜Cは合成連写の画像データを含むファイルであり、Dは高速連写の画像データを含むファイルであり、jpgやJPGで示すファイルは撮影日時等の所定の条件に従って纏められた画像データを含むファイルである。
【0031】
次に、ファイル属性の読み込み処理を行う(S1−2)。前述の記憶エリア4Fの写真Exif情報検索メモリには、上記JPEG画像ファイルに含まれる全ての画像データのExif情報が記憶され、この情報を読み込む。
【0032】
次に、上記Exif情報を読み込み中の(選択中の)画像データが連写モードであるか判断する(S1−3)。ここで、連写モードでなければ(S1−3がNO)、画風メモリを絵画モードとして保存する(S1−5)。
【0033】
一方、連写モードであれば(S1−3がYES)、連写グループの撮影スピードを保存する(S1−4)。この連写モードは上記高速連写又は合成連写の何れかであり、高速連写及び合成連写のグループ画像の連写速度を保存する。その後、上記と同様、画風メモリを絵画モードとして保持する(S1−5)。
【0034】
上記処理は記憶エリア4Aに格納されたJPEG画像ファイルの全てについて行われ(S1−6がNO、S1−1〜S1−6)、記憶エリア4Aに格納されたJPEG画像ファイルの全ての処理が完了すると(S1−6がYES)、ファイル名順リストが完成する。
【0035】
図5(b)は作成されたファイル名順リストの一部を示すものである。この例の場合、CIMG0001.jpg〜CIMG0010.jpgまでの画像データは撮影速度が通常のJPEG画像ファイルであり、CIMG0011.jpg〜CIMG0016.jpgまでの画像データは撮影速度がspeed0の高速連写画像ファイル、例えば高速連写画像ファイルDである。また、CIMG0017.jpg〜CIMG0021.jpgまでの画像データは撮影速度がspeed1の合成連写画像ファイル、例えば合成連写画像ファイルAであり、 CIMG0022.jpg〜CIMG0027.jpgまでの画像データは撮影速度がspeed2の合成連写画像ファイル、例えば合成連写画像ファイルBである。
【0036】
尚、
図5(b)に示すファイル名順リストに記憶された絵画モードは上記処理(S1−5)によって登録された画風情報である。例えば、画風情報として絵画色鉛筆や、絵画色水彩、絵画色パステル等の情報が登録され、画風情報を含まない場合には絵画なしの情報が登録される。また、
図5(b)のファイル名順リストの撮影速度は上記処理(S1−4)によって登録された情報である。
【0037】
次に、
図3に示す基本処理のフローチャートに戻り、撮影モードと高速連写枚数をブロック一覧に設定し(S2)、カード一覧からユーザが印刷を所望する画像に対して印刷枚数と絵画編集設定を行ない、写真設定リスト配列メモリに代入する(S3)。
【0038】
図6は上記処理を具体的に説明するフローチャートである。先ず、画像一覧表示画面作成処理を行う(ステップ(以下、STで示す)1)。この処理は、写真選択リスト配列メモリに格納されている写真ファイル名から画面表示できるサムネイル程度の大きさに画像一覧を作成する処理である。
【0039】
また、上記処理において、合成連写や高速連写においては当該グループに多数の画像データを含む為、代表画像を選択する。
図7は合成連写や高速連写の場合の代表画像を選択する処理を説明するフローチャートである。先ず、画像データのファイル名の取得処理を行い(ST1−1)、画像内部の調査処理を行う(ST1−2)。すなわち、前述の記憶エリア4Fの写真Exif検索メモリを参照し、当該ファイルが合成連写又は高速連写であるか判断する。ここで、合成連写又は高速連写である場合(ST1−3がYES)、合成連写又は高速連写のグループに合致した代表メモリに当該代表画像を保存する(ST1−4)。例えば、合成連写の先頭画像を代表画像に設定し、また高速連写の先頭画像を代表画像に設定し、保存する。
【0040】
尚、合成連写又は高速連写でない場合(ST1−3がNO)、代表画像を選択する必要がないので次のファイル名を取得し、上記と同様の処理を行う。
したがって、上記処理を繰り返すことによって、合成連写や高速連写に含まれる画像グループの場合、グループの代表画像が1枚選択され、後述する画像一覧表示画面に代表画像が表示される。
【0041】
図8は上記処理によって作成された画像一覧表示画面の表示例である。この表示は前述のカラー表示部7に表示され、12枚(縦3列×横4列)の画像データが表示される。この画像データには、合成連写や高速連写の場合、当該画像グループの代表画像のみが表示される。
【0042】
次に、上記表示状態において、スクロール操作を行い(ST2)、フリック次画面先頭検索処理を行う(ST3)。例えば、
図8に示す画像一覧表示画面において矢印で示す方向にフリックを行い、次の12枚の画像一覧表示画面を表示する。そして、ユーザは画像一覧表示画面を確認し、印刷を行う画像の選択を行なう(ST4)。上記処理を繰り返すことによって、JPEG画像ファイルから印刷を希望する画像の選択処理を行い、また同時に印刷枚数の指定も行う。以下に、具体的な処理方法について説明する。
【0043】
図9(a)は、前述の記憶エリア4AのJPEG画像ファイルから読み出した、例えば252枚の画像データの一覧であり、グループ属性の一覧である。このグループ属性は高速連写及び合成連写と通常撮影の場合の撮影間隔の差に注目して採用する属性である。すなわち、前述のように高速連写及び合成連写の撮影間隔は、通常のカメラで単発に撮影した場合に比べて極めて高速であり、前述のfps値によって判断できる。したがって、本例において、フリック操作によるサムネイル画像をスクロールする際、上記撮影間隔の相違を利用して、高速連写や合成連写に基づく画像データと通常カメラで撮影した画像データを区別するべく、上記グループ属性を定義する。尚、このグループ属性は、高速連写と合成連写とで、付与される属性が異なると共に、日時が異なる撮影操作毎に区別出来るよう撮影操作毎に異なる属性を付与することもできる。
【0044】
具体的には、例えば
図9(a)に示すように、グループ属性として、高速連写によって撮影した画像にフラグ“0”を設定し、合成連写によって撮影した画像にフラグ“2”を設定する。一方、上記以外の通常撮影の画像に、例えばフラグ“1”を設定し、上記グループ属性と異なるフラグの設定を行う。
尚、この一覧表示は前述の
図8に示す画像一覧表示画面に対応しており、a、b、・・・は、それぞれ12枚の画像データのグループ属性を示し、最後の12枚の画像データのグループ属性を示すuまで、合計252枚の画像データの情報である。
【0045】
例えば、
図9(a)に示す12枚の画像データaの場合、最初の6枚の画像データにフラグ“0”の高速連写に基づくグループ属性が設定され、残りの6枚がフラグ“1”の連写に基づくグループ属性に属さないフラグ設定が行われている。また、次のbの場合、12枚全ての画像データがフラグ“1”であり、連写に基づくグループ属性に属さないフラグ設定である。さらに、次のcの場合、最初の4枚がフラグ“1”の連写に基づくグループ属性に属さないフラグ設定であり、次の2枚の画像データがフラグ“0”の高速連写に基づくグループ属性の設定が行われ、残りの6枚がフラグ“2”の合成連写に基づくグループ属性の設定が行われている。以下、同図(a)に示す通りである。
【0046】
一方、
図9(b)は上記と同じ記憶エリア4AのJPEG画像ファイルから読み出した、252枚の画像データの撮影日時間隔を対象とする一覧表である。本例において、この撮影日時間隔に基づき、この一覧表の各画像に設定されるフラグを撮影日時間隔属性とする。この撮影日時間隔属性は、
図10(a)に示す規則に従って設定されている。例えば、フラグ“0”は前後の撮影の日時間隔が1分以内の場合であり、フラグ“1”は前後の撮影の日時間隔が1時間以内の場合であり、フラグ“2”は前後の撮影の日時間隔が4時間以内の場合であり、フラグ“4”は前後の撮影の日時間隔が1日以内の場合であり、フラグ“5”は前後の撮影の日時間隔が3日以内の場合であり、以下
図10(a)に示す通りである。尚、上記撮影日時間隔属性の中で、特に前後の撮影の日時間隔が1日以内である場合(フラグ“2”の場合)、日付跨ぎと呼び、前後の撮影の日時間隔が1年以内である場合(フラグ“16”の場合)、年跨ぎと呼ぶ。
【0047】
この一覧表示も前述の画像一覧表示画面に対応しており、
図9(b)に示すa、b、・・・は、それぞれ12枚の画像データの撮影日時間隔属性を示し、最後の12枚の撮影日時間隔属性を示すuまで、合計252枚の画像データの情報である。
【0048】
例えば、aの場合、最初の6枚の画像データがフラグ“0”であり、撮影日時間隔が1分以内であり、残りの6枚がフラグ“1”であり撮影日時間隔が1時間以内である。また、次のbの場合、12枚全ての画像データがフラグ“1”であり、1時間以内の撮影日時間隔であることが分かる。さらに、次のcの場合、最初の4枚がフラグ“1”の1時間以内の撮影日時間隔であり、次の8枚の画像データがフラグ“0”の1分以内の撮影日時間隔である。以下、同図に示す通りであり、例えばpの場合、最初の1枚がフラグ“4”であり、撮影日時間隔が1日以内(日付跨ぎ)であり、2枚目のフラグは“1”であり、撮影日時間隔が1時間あり、更に3枚目のフラグは“2”であり、撮影日時間隔が4時間あり、以下同図に示す通りである。
【0049】
図11は上記
図9(a)に示すグループ属性と、同図(b)に示す撮影日時間隔属性を組み合わせたフラグ情報の一覧である。尚、この設定は同一撮影操作により記録された連写画像データのグループ属性の場合を、
図10(b)に示すようにフラグ“32”に設定するものである。
【0050】
この表示状態において、例えばユーザはフリック操作を行い、印刷を所望する画像を検索する。
図12はこの処理を説明するフローチャートである。
ユーザがフリック操作を行うと、先ずフリック操作のスクロール方向とページカウンタの取得処理を行う(ステップ(以下、STPで示す)1)。このスクロール方向は、例えば前述の
図8に示す右方向であり、ページカウンタは例えば現表示の画像一覧表示画面の先頭の画像データを指示する、例えば“1”である。
【0051】
次に、現在ページの開始状態でページカウンタを加算し、管理情報の連続状態分を+αし、次のページの一覧表示画面(以下、ページブロックで示す)を設定する(STP2)。本例では上記αは12に設定され、1回のフリック毎に12画像毎に右方向にスクロールされ、例えば画面a→画面b→画面c→・・・の順に画像一覧表示画面がスクロールされる。この間、開始頁が高速連写途中であるか判断し(STP3)、また開始頁の前に日付跨ぎがあるか判断し(STP4)、更に開始頁の前に年跨ぎがあるか判断する(STP5)。
【0052】
例えば、
図11に示す例では、画面e〜оの開始頁は同一撮影操作により連写記録された高速連写の途中の画像データである。このことは、上記開始頁のフラグ情報が“32”であることから判断される(STP3がYES)。したがって、この場合現在頁を高速連写終了後の次頁のブロックに設定する(STP6)。例えば、
図11に示す例では、次の開始頁を画面pとする。
【0053】
このように処理することにより、1回のフリック操作において、高速連写や合成連写による短時間に繰り返し撮影された変化の少ない同様な写真画像を表示させることなくスクロール(表示ページの切替)することができ、少ないフリック操作回数で所望画像への切替え表示を行うことができる。
したがって、ユーザは少ないフリック操作により迅速に印刷を希望する画像を表示し、当該画像に対する印刷指定を行うことができる。
【0054】
また、
図11の画面rに示すように、日付跨ぎを示すフラグ“4”が設定された画像データがある場合、例えばフリック操作によって画面sが表示されようとする時、この画面sの開始頁の前に日付跨ぎの画像データが存在する為(STP4がYES)、現在頁を日付跨ぎのフラグ開始まで遡り次頁のブロックを設定する(STP7)。すなわち、この場合次のブロックとして、上記日付跨ぎのフラグが設定された画像を先頭画像とする一覧表示画面を表示する。
【0055】
また、
図11の画面tに示すように、年跨ぎを示すフラグ“16”が設定された画像データがある場合、例えばフリック操作によって次の画面uを表示しようとする時、この画面uの開始頁の前に年跨ぎの画像が存在する為(STP5がYES)、現在頁を年跨ぎのフラグ開始まで遡り次頁のブロックを設定する(STP8)。すなわち、この場合次のブロックとして、上記年跨ぎのフラグが設定された画像を先頭画像とする一覧表示画面を表示する。
【0056】
尚、高速連写や合成連写のグループ内の画像データを選択する場合には、上記フリック操作によって対応する代表画像を表示し、更に当該代表画像を指示することによって対応する高速連写画像や合成連写画像を表示し、所望の画像の印刷指定を行うことができる。
【0057】
また、上記処理によって選択した画像の印刷枚数と絵画編集設定も行う。ここで、選択した画像が高速連写画像や合成連写画像であり、当該グループに含まれる画像データに対して同じ絵画変換を行う場合には以下の設定を行う。
【0058】
図13はこの処理を説明するフローチャートであり、先ず、グループ画像一覧表示開始位置の選択を行う(ステップ(以下、Wで示す)1)。この処理は、先ず取消キーの入力を判断し(W2)、ここで取消キーの入力があれば(W2がYES)、以後当該グループ画像において絵画変換処理を行うことなく、次のグループの処理に移行する。一方、取消キーの入力が行われることなく(W2がNO)、実行キーの入力があると(W3がYES)、絵画変換処理を開始する画像位置が決定する(W4)。尚、実行キーの入力も無い場合(W3がNO)、上記と同様、次のグループの処理に移行する。
【0059】
次に、グループ画像一覧表示終了位置の選択を行う(W5)。この処理も、先ず取消キーの入力を判断し(W6)、ここで取消キーの入力があれば(W6がYES)、次のグループの処理に移行する。この場合、絵画変換の指定は、例えば開始した1枚の画像データのみの選択となる。
【0060】
一方、取消キーの入力が行われることなく(W6がNO)、実行キーの入力があると(W7がYES)、絵画変換処理の終了位置が決定する(W8)。以上の処理によって高速連写や合成連写の場合の絵画編集設定が終了する。
【0061】
次に、
図3に示す基本処理のフローチャートに戻り、選択した画像の伸長処理を行い(S4)、絵画画風変換の判断を行う(S5)。ここで、選択された画像が前述の
図5に示す絵画モードに設定されている場合(S5がYES)、設定された画風の絵画変換を行う(S6)。例えば、CIMG0004.jpgの画像データが選択された場合、絵画モードとして色鉛筆の画風設定が行われており、対応する画風の絵画変換処理が行われる。また、CIMG0005.jpgの画像データが選択された場合、絵画モードとして水彩の画風設定が行われており、対応する画風の絵画変換処理が行われる。尚、高速連写や合成連写において前述の絵画変換の設定が行われている場合、設定された開始位置から終了位置の画像データに対して絵画変換処理が行われる。
【0062】
上記絵画変換処理が終了すると、印刷処理を行う(S7)。例えば、選択された画像データに対して色鉛筆や水彩等の画風に変換された画像データがプリンタ部8によって用紙等の記録媒体に印刷出力される。尚、絵画画風変換の設定が無い画像データについては(S5がNO)、例えば写真画像のまま印刷出力される。
【0063】
尚、上記本実施形態の説明ではカラー表示部7に表示する画像を
図8に示すように12画像としたが、この数に限定される訳ではなく、他の画像数であってもよく、例えば1枚ずつ表示するように構成してもよい。
【0064】
また、上記実施形態の説明では、撮影日時間隔属性に基づく処理において、日付跨ぎ又は年跨ぎの場合において、当該日付跨ぎ又は年跨ぎのフラグが設定された画像まで遡る構成としたが、日付跨ぎ又は年跨ぎの場合に限らず、撮影日時間隔属性として前後の撮影の日時間隔が12時間以内の場合、例えば半日跨ぎとして当該フラグが設定された画像まで遡る構成としてもよい。また、例えば撮影日時間隔属性として前後の撮影の日時間隔が7日以内の場合、例えば週跨ぎとして当該フラグが設定された画像まで遡る構成としてもよく、その他任意の撮影日時間隔において設定可能である。
【0065】
本発明はいくつかの実施形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下、本件特許出願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
【0066】
付記1
連続撮影された連写画像及び合成連写画像の少なくともいずれかを含む複数の画像データを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された複数の画像データの画像を所定数同時に表示する表示部と、
前記連写画像及び合成連写画像の画像データに同じ撮影操作により撮影された連写画像であることを示すグループ属性を設定する設定部と、
前記表示部に表示される前記所定数の画像の表示をスクロールさせて他の前記所定数の画像の表示に切り替える表示切替操作部と、
前記表示切替操作に応じて前記表示部に表示されようとする前記所定数の画像データに、前記表示切替操作が行われる前に前記表示部に表示されていた画像のいずれかに設定された前記グループ属性と同じグループ属性が設定されている場合、前記同じグループ属性が設定されている画像を表示させることなくスクロールし、前記グループ属性が設定されていない前記所定数の画像を前記表示部に表示する表示制御部と、
を有することを特徴とする画像表示制御装置。
【0067】
付記2
前記記憶部には前記連写画像及び合成連写画像に含まれない画像の画像データも記憶され、該画像データには前に撮影した画像との撮影日時間隔に基づく撮影日時間隔属性が設定され、前記表示切替操作によって前記表示部に表示されようとする前記所定数の画像の画像データの前に前記撮影日時間隔属性が設定された画像データがある場合、前記撮影日時間隔属性が設定された画像まで遡り、該撮影日時間隔属性が設定された画像を表示開始画像として前記所定数の画像を前記表示部に表示することを特徴とする付記1に記載の画像表示制御装置。
【0068】
付記3
前記撮影日時間隔属性は日付跨ぎであり、前記表示切替操作によって前記表示部に表示される前記所定数の画像の画像データの前に前記日付跨ぎの撮影日時間隔属性が設定された画像データがある場合、前記日付跨ぎの撮影日時間隔属性が設定された画像まで遡り、該撮影日時間隔属性が設定された画像を表示開始画像として前記所定数の画像を前記表示部に表示することを特徴とする付記2に記載の画像表示制御装置。
【0069】
付記4
前記撮影日時間隔属性は年跨ぎであり、前記表示切替操作によって前記表示部に表示される前記所定数の画像の画像データの前に前記年跨ぎの撮影日時間隔属性が設定された画像データがある場合、前記年跨ぎの撮影日時間隔属性が設定された画像まで遡り、該撮影日時間隔属性が設定された画像を表示開始画像として前記所定数の画像を前記表示部に表示することを特徴とする付記2に記載の画像表示制御装置。
【0070】
付記5
前記表示切替操作後に前記表示部に表示される複数の画像の中から印刷を行う画像を選択することを特徴とする付記1、2、3、又は4に記載の画像表示制御装置。
【0071】
付記6
連続撮影された連写画像及び合成連写画像の少なくともいずれかを含む複数の画像データを記憶部に記憶する処理と、
前記記憶部に記憶された複数の画像データの画像を表示部に所定数同時に表示する処理と、
前記連写画像及び合成連写画像の画像データに同じ撮影操作により撮影された連写画像であることを示すグループ属性を設定する処理と、
前記表示部に表示される前記所定数の画像の表示をスクロールさせて他の前記所定数の画像の表示に切り替える表示切替操作処理と、
前記表示切替操作に応じて前記表示部に表示されようとする前記所定数の画像データに、前記表示切替操作が行われる前に前記表示部に表示されていた画像のいずれかに設定された前記グループ属性と同じグループ属性が設定されている場合、前記同じグループ属性が接地されている画像を表示させることなくスクロールし、前記グループ属性が設定されていない前記所定数の画像を前記表示部に表示する処理と、
を行うことを特徴とする画像表示制御方法。
【0072】
付記7
前記表示切替操作は、前記表示部のタッチパネル表示画面を短時間接触するフリック操作であることを特徴とする付記1乃至5記載の画像表示制御装置。