【実施例】
【0115】
なお、以下の実施例や比較例にて得られた積層フィルムの特性等は、表に示されている。
【0116】
<実施例1>
はじめに、樹脂組成物1を次の通り調整した。
【0117】
・シリカ粒子(B):
中空シリカであるスルーリア1420(日揮触媒化成株式会社製中空シリカ:数平均粒子径60nm)を用いた。
【0118】
・アクリル樹脂(D):
攪拌機、温度計、還流冷却管の備わった通常のアクリル樹脂反応槽に、溶剤としてイソプロピルアルコール100部を仕込み、加熱攪拌して100℃に保持した。
【0119】
この中に、(メタ)アクリレート(d−1)として、n=19のノナデシルメタクリレート40部、(メタ)アクリレート(d−2)として、2個の環を有するイソボルニルメタクリレート40部、その他(メタ)アクリレートとして、2−ヒドロキシエチルアクリレート20部、t−ブチルパーオキシ2エチルヘキサエート5部からなる混合物を3時間かけて滴下した。そして、滴下終了後、100℃で1時間加熱し、次にt−ブチルパーオキシ2エチルヘキサエート1部からなる追加触媒混合液を仕込んだ。次いで、100℃で3時間加熱した後冷却し、アクリル樹脂(D)を得た。得られたアクリル樹脂(D)の構造式を以下に示す。
【0120】
【化6】
【0121】
・水系溶媒 :純水。
【0122】
・粒子(BD)とアクリル樹脂(D)の混合体:
水系溶媒中に、上記シリカ粒子(B)と上記アクリル樹脂(D)を順に添加し、以下の方法で分散せしめ、粒子(BD)とアクリル樹脂(D)の混合体を得た。(前記(ii)の方法。)シリカ粒子(B)およびアクリル樹脂(D)の添加量比(質量比)は、(B)/(D)=30/70とした(なお質量比は、小数点第1位を四捨五入して求めた)。分散処理は、ホモミキサーを用いて行い、周速10m/sで5時間回転させることによって行った。また、最終的に得られた混合体における、粒子(BD)とアクリル樹脂(D)の質量比は、(BD)/(D)=30/70であった(なお、質量比は小数点第1位を四捨五入して求めた)。
【0123】
なお、得られた粒子(BD)を、日立卓上超遠心機(日立工機株式会社製:CS150NX)により遠心分離を行い(回転数3000rpm、分離時間30分)、シリカ粒子(B)(及びシリカ粒子(B)の表面に吸着したアクリル樹脂(D))を沈降させた後、上澄み液を除去し、沈降物を濃縮乾固させた。濃縮乾固した沈降物をX線光電子分光法(XPS)により分析した結果、シリカ粒子(B)の表面にアクリル樹脂(D)が存在することが確認された。つまり、シリカ粒子(B)の表面には、アクリル樹脂(D)が吸着・付着しており、得られた粒子(BD)がシリカ粒子(B)の表面にアクリル樹脂(D)を有する粒子に該当することが判明した。
【0124】
・樹脂組成物1:
水系溶媒に、上記の粒子(BD)とアクリル樹脂(D)の混合体を添加し、混合し、樹脂組成物を得た。(樹脂組成物における、粒子(BD)とアクリル樹脂(D)の質量比は、(BD)/(D)=30/70である)。
【0125】
・積層フィルム
次いで、実質的に粒子を含有しないPETペレット(極限粘度0.63dl/g)を充分に真空乾燥した後、押し出し機に供給し285℃で溶融し、T字型口金よりシート状に押し出し、静電印加キャスト法を用いて表面温度25℃の鏡面キャスティングドラムに巻き付けて冷却固化せしめた。この未延伸フィルムを90℃に加熱して長手方向に3.4倍延伸し、一軸延伸フィルム(Bフィルム)とした。
【0126】
次に樹脂組成物1を一軸延伸フィルムのコロナ放電処理面にバーコートを用いて塗布厚み約12μmで塗布した。樹脂組成物を塗布した一軸延伸フィルムの幅方向両端部をクリップで把持して予熱ゾーンに導き、雰囲気温度75℃とした後、引き続いてラジエーションヒーターを用いて雰囲気温度を110℃とし、次いで雰囲気温度を90℃として、樹脂組成物を乾燥させ、樹脂層を形成せしめた。引き続き連続的に120℃の加熱ゾーン(延伸ゾーン)で幅方向に3.5倍延伸し、続いて230℃の熱処理ゾーン(熱固定ゾーン)で20秒間熱処理を施し、結晶配向の完了した積層フィルムを得た。得られた積層フィルムにおいてPETフィルムの厚みは100μm、樹脂層の厚みは約0.15μmであった。得られた積層フィルムの特性等を表に示す。初期ヘイズ、最小反射率が低く、透明性、接着性、オリゴマー抑制性、視認性に優れるものであった。
【0127】
次に上記にて得られた積層フィルムをIMフィルムとして用いた透明導電積層体の評価を行った。透明導電積層体は、前記の[透明導電層の形成]の方法に従い、透明導電層を形成し、次いで[透明導電積層体の透明導電層のパターニング]の方法に従いパターンを形成し、作製した。得られた透明導電積層体の特性等を表に示す。得られた透明導電積層体は、透明導電層のパターンが見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0128】
<実施例2>
シリカ粒子(B)を、孔を有するシリカ粒子であるナノポーラスシリカFSM(太陽化学株式会社製 数平均粒子径60nm)、に変更した以外は、実施例1と同様の方法で積層フィルムを得た。
【0129】
得られた積層フィルム、透明導電積層体の特性などを表に示す。
実施例1と比較して、積層フィルムは、孔を有するシリカ粒子を用いたことで、最小反射率、初期ヘイズが若干高くなり、透明性、視認性が若干低下したものの良好であり、同等の接着性、オリゴマー抑制性を示した。また、得られた透明導電積層体は、透明導電層のパターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0130】
<実施例3〜4>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)を、表1に記載の、n=9のデシルメタクリレート(実施例3)、n=34のペンタトリアコンチルメタクリレート(実施例4)、に変更した以外は、実施例1と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0131】
得られた積層フィルム、透明導電積層体の特性などを表に示す。
実施例1と比較して、積層フィルムは、n=9、34のメタクリレートを用いたことで、それぞれ樹脂層形成時のシリカ粒子(B)の分散性が低下(実施例3:n=9のデシルメタクリレートを用いた実施例)、アクリル樹脂同士が凝集し(実施例4:n=34のペンタトリアコンチルメタクリレートを用いた実施例)、初期ヘイズが若干高くなり、透明性、オリゴマー抑制性が若干低下したものの良好であり、同等の接着性、視認性を示した。また、透明導電積層体は、実施例1と同等の優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0132】
<実施例5>
シリカ粒子(B)を、孔を有するシリカ粒子であるナノポーラスシリカFSM(太陽化学株式会社製 数平均粒子径60nm)に変更した以外は、実施例4と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
実施例4と比較して、積層フィルムは、孔を有するシリカ粒子を用いたことで、最小反射率、初期ヘイズが若干高くなり、透明性、視認性、オリゴマー抑制性が若干低下したものの良好であり、同等の接着性を示した。また透明導電積層体において、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0133】
<実施例6〜7>
シリカ粒子(B)を、
数平均粒子径30nmの中空シリカであるスルーリアTR113(日揮触媒化成株式会社製中空シリカ:数平均粒子径30nm)(実施例6)、
数平均粒子径120nmの中空シリカであるスルーリア1420−120(日揮触媒化成株式会社製中空シリカ:数平均粒子径120nm)シリカ粒子(B)(実施例7)に、
それぞれ変更した以外は、実施例1と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0134】
実施例6は、実施例1と比較して、積層フィルムは、数平均粒子径30nmのシリカ粒子を用いたことで、最小反射率が高くなったものの、初期ヘイズが小さくなり、透明性に優れ、同等の接着性、視認性、オリゴマー抑制性を示した。また透明導電積層体において、パターンはほとんど見えず同等の優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0135】
実施例7は、実施例1と比較して、積層フィルムでは、数平均粒子径120nmのシリカ粒子を用いたことで、初期ヘイズが若干高くなったものの、最小反射率が小さく、透明性が若干低下するものの良好であり、同等の接着性、オリゴマー抑制性、視認性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0136】
<実施例8>
シリカ粒子(B)を、孔を有するシリカ粒子であるナノポーラスシリカFSM−120(太陽化学株式会社製 数平均粒子径120nm)に変更した以外は、実施例7と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0137】
実施例7と比較して、積層フィルムは、孔を有するシリカ粒子を用いたことで、最小反射率、初期ヘイズが若干高く、透明性、視認性が若干低下するものの良好であり、同等の接着性、オリゴマー抑制性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0138】
<実施例9〜10>
シリカ粒子(B)とアクリル樹脂(D)の質量比を表1の記載の数値に変更した以外は、実施例1と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0139】
実施例1と比較して、積層フィルムは、シリカ粒子(B)の添加量を少なくした場合(実施例9)は、最小反射率が若干高くなったものの、初期ヘイズが低くなり、視認性、オリゴマー抑制性が若干低下するものの良好であり、優れた透明性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。 実施例1と比較して、積層フィルムでは、シリカ粒子(B)の添加量を多くした場合(実施例10)は、初期ヘイズは若干高く、最小反射率が若干低くなり、透明性、接着性は若干低下するものの良好であり、同等の視認性、オリゴマー抑制性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0140】
<実施例11>
シリカ粒子(B)を、孔を有するシリカ粒子に変更した以外は、実施例10と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0141】
実施例10と比較して、積層フィルムは、孔を有するシリカ粒子を用いたことで、最小反射率、初期ヘイズが若干高くなり、透明性、接着性が若干低下するものの良好であり、同等の視認性、オリゴマー抑制性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0142】
<実施例12〜13>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)を、表1に記載の、n=9のデシルメタクリレート(実施例12)、n=34のペンタトリアコンチルメタクリレート(実施例13)、にそれぞれ変更した以外は、実施例6と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0143】
実施例6と比較して、積層フィルムは、n=9のデシルメタクリレート、n=34のペンタトリアコンチルメタクリレートを用いたことで、それぞれ樹脂層形成時のシリカ粒子(B)の分散性が低下(n=9)、アクリル樹脂同士が凝集し(n=34)、初期ヘイズが若干高くなり、オリゴマー抑制性が若干低下するものの良好であり、同等の透明性、接着性、視認性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0144】
<実施例14〜15>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)を、表1に記載の、n=9のデシルメタクリレート(実施例14)、n=34のペンタトリアコンチルメタクリレート(実施例15)、にそれぞれ変更した以外は、実施例7と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0145】
実施例7と比較して、積層フィルムはn=9のデシルメタクリレート、n=34のペンタトリアコンチルメタクリレートを用いたことで、それぞれ樹脂層形成時のシリカ粒子(B)の分散性が低下(n=9)、アクリル樹脂同士が凝集し(n=34)、初期ヘイズが若干高くなり、オリゴマー抑制性が若干低下するものの良好であり、同等の接着性、視認性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0146】
<実施例16〜17>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)を、表1に記載の、n=9のデシルメタクリレート(実施例16)、n=34のペンタトリアコンチルメタクリレート(実施例17)、にそれぞれ変更した以外は、実施例9と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0147】
実施例9と比較して、積層フィルムはn=9のデシルアクリレート、n=34のペンタトリアコンチルメタクリレートを用いたことで、それぞれ樹脂層形成時のシリカ粒子(B)の分散性が低下(n=9)、アクリル樹脂同士が凝集し(n=34)、初期ヘイズが若干高くなるものの、同等の透明性、接着性、視認性、オリゴマー抑制性を示した。また透明導電積層体では、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0148】
<実施例18〜19>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)を、表1に記載の、n=9のデシルメタクリレート(実施例18)、n=34のペンタトリアコンチルメタクリレート(実施例19)、にそれぞれ変更した以外は、実施例10と同様の方法で積層フィルム、IMフィルムを得た。
【0149】
実施例10と比較して、積層フィルムはn=9のデシルメタクリレート、n=34のペンタトリアコンチルメタクリレートを用いたことで、それぞれ樹脂層形成時のシリカ粒子(B)の分散性が低下(n=9)、アクリル樹脂同士が凝集し(n=34)、初期ヘイズが若干高くなり、オリゴマー抑制性が若干低下するものの良好であり、同等の接着性、視認性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0150】
<実施例20〜21>
シリカ粒子(B)を、
数平均粒子径30nmの中空シリカであるスルーリアTR113(日揮触媒化成株式会社製中空シリカ:数平均粒子径30nm)(実施例20)、
数平均粒子径120nmの中空シリカであるスルーリア1420−120(日揮触媒化成株式会社製中空シリカ:数平均粒子径120nm)(実施例21)に、
それぞれ変更した以外は、実施例9と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0151】
実施例9と比較して、積層フィルムは、数平均粒子径30nmのシリカ粒子を用いたことで、最小反射率が若干高く視認性が若干低下するものの、初期ヘイズが若干低くなり、透明性に優れ、同等の接着性、オリゴマー抑制性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0152】
実施例9と比較して、積層フィルムは、数平均粒子径120nmのシリカ粒子を用いたことで、初期ヘイズが若干高く透明性が若干低下するものの、最小反射率が小さく視認性に優れ、同等の接着性、オリゴマー抑制性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0153】
<実施例22〜23>
シリカ粒子(B)を、
数平均粒子径30nmの中空シリカであるスルーリアTR113(日揮触媒化成株式会社製中空シリカ:数平均粒子径30nm)(実施例22)、
数平均粒子径120nmの中空シリカであるスルーリア1420−120(日揮触媒化成株式会社製中空シリカ:数平均粒子径30nm)(実施例23)に、
それぞれ変更した以外は、実施例10と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0154】
実施例10と比較して、数平均粒子径30nmのシリカ粒子を用いたことで、最小反射率が若干高く視認性が若干低下するもの、初期ヘイズが若干低く透明性に優れ、同等の接着性、オリゴマー抑制性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0155】
実施例10と比較して、積層フィルムは数平均粒子径120nmのシリカ粒子を用いたことで、初期ヘイズが若干高く透明性が若干低下するものの、最小反射率が小さく視認性に優れ、同等の接着性、オリゴマー抑制性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0156】
<実施例24〜25>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)を、表1に記載の、n=9のデシルメタクリレート(実施例24)、n=34のペンタトリアコンチルメタクリレート(実施例25)、にそれぞれ変更した以外は、実施例20と同様の方法で積層フィルム、IMフィルムを得た。
【0157】
実施例20と比較して、積層フィルムはn=9のデシルメタクリレート、n=34のペンタトリアコンチルメタクリレートを用いたことで、それぞれ樹脂層形成時のシリカ粒子(B)の分散性が低下(n=9)、アクリル樹脂同士が凝集し(n=34)、初期ヘイズが高く透明性が若干低下するものの、最小反射率が小さく視認性に優れ、同等の接着性、オリゴマー抑制性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0158】
<実施例26〜27>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)を、表1に記載の、n=9のデシルメタクリレート(実施例26)、n=34のペンタトリアコンチルメタクリレート(実施例27)、にそれぞれ変更した以外は、実施例21と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0159】
実施例21と比較して、積層フィルムはn=9のデシルメタクリレート、n=34のペンタトリアコンチルメタクリレートを用いたことで、樹脂層形成時のシリカ粒子(B)の分散性が若干低下し、初期ヘイズが高く透明性が若干低下し、最小反射率が高く視認性が若干低下するものの、同等のオリゴマー抑制性、接着性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0160】
<実施例28〜29>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)を、表1に記載の、n=9のデシルメタクリレート(実施例28)、n=34のペンタトリアコンチルメタクリレート(実施例29)、にそれぞれ変更した以外は、実施例22と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0161】
実施例22と比較して、積層フィルムは、n=9のデシルメタクリレート、n=34のペンタトリアコンチルメタクリレートを用いたことで、樹脂層形成時のシリカ粒子(B)の分散性が若干低下し、初期ヘイズが若干高くなり、透明性、オリゴマー抑制性が若干低下したものの、良好な接着性、視認性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0162】
<実施例30〜31>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)を、表1に記載の、n=9のデシルメタクリレート(実施例30)、n=34のペンタトリアコンチルメタクリレート(実施例31)、にそれぞれ変更した以外は、実施例23と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0163】
実施例23と比較して、積層フィルムは、n=9のデシルメタクリレート、n=34のペンタトリアコンチルメタクリレートを用いたことで、樹脂層形成時のシリカ粒子(B)の分散性が若干低下し、初期ヘイズが若干高く透明性、オリゴマー抑制性が若干低下するものの、同等の接着性、視認性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0164】
<実施例32>
はじめに、樹脂組成物2を次の通り調整した。
【0165】
・樹脂組成物2
樹脂組成物1に、オキサゾリン系化合物(e’−1)を添加し、混合し、樹脂組成物2を得た。(樹脂組成物2における、粒子(BD)とアクリル樹脂(D)とオキサゾリン系化合物(e’−1)の質量比は、(BD)/(D)/(e’−1)=27/64/9である。)。
【0166】
・積層フィルム、透明導電積層体
樹脂組成物として、オキサゾリン系化合物(e’−1)を含有した次の樹脂組成物2を用いた以外は、実施例1と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0167】
実施例1と比較して、積層フィルムは、オキサゾリン系化合物(e’―1)を用いても、最小反射率が若干高く視認性が若干低下するものの、接着性に優れ、同等の透明性、視認性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0168】
<実施例33>
はじめに、樹脂組成物3を次の通り調整した。
【0169】
・樹脂組成物3
樹脂組成物1に、カルボジイミド系化合物(e’−2)を添加し、混合し、樹脂組成物3を得た。(樹脂組成物3における、粒子(BD)とアクリル樹脂(D)とカルボジイミド系化合物(e’−2)の質量比は、(BD)/(D)/(e’−2)=27/64/9である。)。
【0170】
・積層フィルム、透明導電積層体
樹脂組成物として、カルボジイミド系化合物(e’―2)を含有した次の樹脂組成物3を用いた以外は、実施例1と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0171】
実施例1と比較して、積層フィルムは、カルボジイミド系化合物(e’―2)を用いても、最小反射率が若干高く視認性が若干低下するものの、接着性に優れ、同等の透明性、視認性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0172】
<実施例34>
はじめに、樹脂組成物4を次の通り調整した。
【0173】
・樹脂組成物4
樹脂組成物1に、オキサゾリン系化合物(e’―1)およびカルボジイミド系化合物(e’−2)を添加し、混合し、樹脂組成物4を得た。(樹脂組成物4における、粒子(BD)とアクリル樹脂(D)とオキサゾリン系化合物(e’−1)およびカルボジイミド系化合物(e’−2)の質量比は、(BD)/(D)/(e’−1)/(e’−2)=25/59/8/8である。)。
【0174】
・積層フィルム、透明導電積層体
樹脂組成物として、オキサゾリン系化合物(e’―1)およびカルボジイミド系化合物(e’−2)を含有した次の樹脂組成物4を用いた以外は、実施例1と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0175】
実施例1と比較して、積層フィルムは、(e’―1)、(e’−2)を用いても、最小反射率が若干高く視認性が若干低下するものの、接着性に優れ、同等の透明性、視認性を示した。また透明導電積層体においては、パターンがほとんど見えず優れた視認性を示しており、本発明の積層フィルムがIMフィルムとして好適に用いることが出来ることがわかった。
【0176】
<比較例1>
実施例1におけるシリカ粒子(B)を、
中実のシリカ粒子であるスノーテックスXL(日産化学工業株式会社製:数平均粒子径60nm)に変更した以外は、実施例1と同様の方法で積層フィルム、IMフィルムを得た。
【0177】
実施例1と比較して、積層フィルムは、中実のシリカ粒子を用いたことで、透明性、積層体との接着性、オリゴマー抑制性は良好なものの、最小反射率が高くなり、視認性(反射防止性)に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが少し見え、視認性に劣るものであった。
【0178】
<比較例2>
実施例4におけるシリカ粒子(B)を、
中実のシリカ粒子であるスノーテックスXL(日産化学工業株式会社製:数平均粒子径60nm)に変更した以外は、実施例4と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0179】
実施例4と比較して、積層フィルムは、中実のシリカ粒子を用いたことで、透明性、積層体との接着性、オリゴマー抑制性は良好なものの、最小反射率が高くなり、視認性(反射防止性)に欠けるものであった。また透明導電積層体では、パターンが少し見え、視認性に劣るものであった。
【0180】
<比較例3>
実施例1におけるシリカ粒子(B)を、
中実のシリカ粒子であるスノーテックスMP(日産化学工業株式会社製:数平均粒子径120nm)に変更した以外は、実施例1と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0181】
実施例1と比較して、積層フィルムは、中実のシリカ粒子を用いたことで、透明性、積層体との接着性、オリゴマー抑制性は良好なものの、最小反射率が高くなり、視認性(反射防止性)に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが少し見え、視認性に劣るものであった。
【0182】
<比較例4>
実施例10におけるシリカ粒子(B)を、
中実のシリカ粒子であるスノーテックスXL(日産化学工業株式会社製:数平均粒子径60nm)に変更した以外は、実施例10と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0183】
実施例10と比較して、積層フィルムは、中実のシリカ粒子を用いたことで、透明性、積層体との接着性、オリゴマー抑制性は良好なものの、最小反射率が高くなり、視認性(反射防止性)に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが少し見え、視認性に劣るものであった。
【0184】
<比較例5〜6>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)の代わりに、
n=8のノニルメタクリレート(比較例5)、
n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレート(比較例6)を、
それぞれ用いた以外は、実施例1と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0185】
実施例1と比較して、n=8のノニルメタクリレート、n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレートをそれぞれ用いたことで、積層体との接着性は良好なものの、シリカ粒子(B)が凝集しやすくなり、初期ヘイズ、最小反射率が高くなり、透明性、オリゴマー抑制性、視認性(反射防止性)に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが少し見え、視認性に劣るものであった。
【0186】
<比較例7〜8>
シリカ粒子(B)を、
中空シリカであるスルーリアTR112(日産化学工業株式会社製:数平均粒子径25nm)(比較例7)、
中空シリカであるシリナックス(日鉄鉱業株式会社製:数平均粒子径125nm)(比較例8)に、
それぞれ変更した以外は、実施例1と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0187】
実施例1と比較して、積層フィルムは、数平均粒子径25nmのシリカ粒子を用いたことで、接着性、オリゴマー抑制性は良好であったものの、透明性が低下し、視認性(反射防止性)に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが少し見え、視認性に劣るものであった。
【0188】
実施例1と比較して、積層フィルムでは、数平均粒子径125nmのシリカ粒子を用いたことで、接着性、オリゴマー抑制性は良好であったものの、透明性、視認性(反射防止性)に欠けるものであった。またIMフィルムでは、パターンが少し見え、視認性に劣るものであった。
【0189】
<比較例9〜10>
シリカ粒子(B)とアクリル樹脂(D)の質量比を表1の記載の数値に変更した以外は、実施例1と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0190】
実施例1と比較して、積層フィルムは、シリカ粒子(B)の添加量を少なくした場合(比較例9)は、透明性、接着性は良好であったものの、視認性、オリゴマー抑制性に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが少し見え、視認性に劣るものであった。
【0191】
実施例1と比較して、積層フィルムは、シリカ粒子(B)の添加量を多くした場合(比較例10)は、透明性が低く、視認性(反射防止性)に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが少し見え、視認性に劣るものであった。
【0192】
<比較例11〜12>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)の代わりに、
n=8のノニルメタクリレート(比較例11)、
n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレート(比較例12)を、
それぞれ用いた以外は、比較例7と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0193】
実施例12、13とそれぞれ比較して、n=8のノニルメタクリレート、n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレートをそれぞれ用いたことで、接着性は同等であるものの、シリカ粒子(B)が凝集しやすくなり、透明性、オリゴマー抑制性、視認性に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが強く見え、視認性に劣るものであった。
【0194】
<比較例13〜14>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)の代わりに、
n=8のノニルメタクリレート(比較例13)、
n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレート(比較例14)を、
それぞれ用いた以外は、比較例8と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0195】
実施例14、15とそれぞれ比較して、積層フィルムは、n=8のノニルメタクリレート、n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレートをそれぞれ用いたことで、積層体との接着性は良好なものの、シリカ粒子(B)が凝集しやすくなり、接着性は同等であるものの、透明性、オリゴマー抑制性、視認性に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが強く見え、視認性に劣るものであった。
【0196】
<比較例15〜16>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)の代わりに、
n=8のノニルメタクリレート(比較例15)、
n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレート(比較例16)を、
それぞれ用いた以外は、比較例9と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0197】
実施例16、17とそれぞれ比較して、積層フィルムは、n=8のノニルメタクリレート、n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレートをそれぞれ用いたことで、接着性は同等であるものの、シリカ粒子(B)が凝集しやすくなり、透明性、オリゴマー抑制性、視認性に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが強く見え、視認性に劣るものであった。
【0198】
<比較例17〜18>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)の代わりに、
n=8のノニルメタクリレート(比較例17)、
n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレート(比較例18)を、
それぞれ用いた以外は、比較例10と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0199】
実施例18、19とそれぞれ比較して、n=8のノニルメタクリレート、n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレートをそれぞれ用いたことで、接着性は同等であるものの、シリカ粒子(B)が凝集しやすくなり、透明性、オリゴマー抑制性、視認性に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが強く見え、視認性に劣るものであった。
【0200】
<比較例19〜20>
シリカ粒子(B)を、
中空シリカであるスルーリアTR112(日産化学工業株式会社製:数平均粒子径25nm)(比較例19)、
中空シリカであるシリナックス(日鉄鉱業株式会社製:数平均粒子径125nm)(比較例20)に、
それぞれ変更した以外は、比較例9と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0201】
実施例20、21とそれぞれ比較して、n=8のノニルメタクリレート、n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレートをそれぞれ用いたことで、接着性、オリゴマー抑制性は同等であるものの、シリカ粒子(B)が凝集しやすくなり、透明性、視認性に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、比較例19では、パターンが強く見え、視認性に劣るものであった。比較例20ではパターンが少し見え、視認性に劣るものであった。
【0202】
<比較例21〜22>
シリカ粒子(B)を、
中空シリカであるスルーリアTR112(日産化学工業株式会社製:数平均粒子径25nm)(比較例21)、
数平均粒子径125nmの中空シリカであるシリナックス(日鉄鉱業株式会社製:数平均粒子径125nm)(比較例22)に、
それぞれ変更した以外は、比較例10と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0203】
実施例22、23とそれぞれ比較して、n=8のノニルメタクリレート、n=35のヘイキサトリアコンチルメタクリレートをそれぞれ用いたことで、接着性は同等であるものの、シリカ粒子(B)が凝集しやすくなり、透明性、オリゴマー抑制性、視認性に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが少し見え、視認性に劣るものであった。
【0204】
<比較例23〜24>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)の代わりに、
n=8のノニルメタクリレート(比較例23)、
n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレート(比較例24)を、
それぞれ用いた以外は、比較例19と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0205】
実施例24、25とそれぞれ比較して、n=8のノニルメタクリレート、n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレートをそれぞれ用いたことで、接着性は同等であるものの、シリカ粒子(B)が凝集しやすくなり、透明性、オリゴマー抑制性、視認性に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが強く見え、視認性に劣るものであった。
【0206】
<比較例25〜26>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)の代わりに、
n=8のノニルメタクリレート(比較例25)、
n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレート(比較例26)を、
それぞれ用いた以外は、比較例20と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0207】
接着性は同等であるものの、シリカ粒子(B)が凝集しやすくなり、透明性、オリゴマー抑制性、視認性に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが強く見え、視認性に劣るものであった。
【0208】
<比較例27〜28>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)の代わりに、
n=8のノニルメタクリレート(比較例27)、
n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレート(比較例28)を、
それぞれ用いた以外は、比較例21と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0209】
実施例28、29とそれぞれ比較して、積層フィルムは、n=8のノニルメタクリレート、n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレートをそれぞれ用いたことで、接着性は同等であるものの、シリカ粒子(B)が凝集しやすくなり、透明性、オリゴマー抑制性、視認性に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが少し見え、視認性に劣るものであった。
【0210】
<比較例29〜30>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)の代わりに、
n=8のノニルメタクリレート(比較例29)、
n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレート(比較例30)を、
それぞれ用いた以外は、比較例22と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0211】
実施例30、31とそれぞれ比較して、n=8のノニルメタクリレート、n=35のヘキサトリアコンチルメタクリレートをそれぞれ用いたことで、接着性は同等であるものの、シリカ粒子(B)が凝集しやすくなり、透明性、オリゴマー抑制性、視認性に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが強く見え、視認性に劣るものであった。
【0212】
<比較例31>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)の代わりに、n=8のノニルメタクリレート(比較例27)を、用いた以外は、実施例32と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0213】
実施例32と比較して、n=8のノニルメタクリレートをそれぞれ用いたことで、積層体との接着性は優れるものの、シリカ粒子(B)が凝集しやすくなり、透明性、オリゴマー抑制性、視認性に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが少し見え、視認性に劣るものであった。
【0214】
<比較例32>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)の代わりに、n=8のノニルメタクリレート(比較例27)を、用いた以外は、実施例33と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0215】
実施例33と比較して、積層フィルムは、n=8のノニルメタクリレートをそれぞれ用いたことで、積層体との接着性は優れるものの、シリカ粒子(B)が凝集しやすくなり、透明性、オリゴマー抑制性、視認性に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが少し見え、視認性に劣るものであった。
【0216】
<比較例33>
(メタ)アクリレートモノマー(d−1)の代わりに、n=8のノニルメタクリレート(比較例27)を、用いた以外は、実施例34と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0217】
実施例34と比較して、積層フィルムは、n=8のノニルメタクリレートをそれぞれ用いたことで、積層体との接着性は優れるものの、シリカ粒子(B)が凝集しやすくなり、透明性、オリゴマー抑制性、視認性に欠けるものであった。また透明導電積層体においては、パターンが少し見え、視認性に劣るものであった。
【0218】
<比較例34〜35>
樹脂層の厚みを65nm(比較例34)、155nm(比較例35)、にそれぞれ変更した以外は、実施例1と同様の方法で積層フィルム、透明導電積層体を得た。
【0219】
実施例1と比較して、積層フィルムは、膜厚が70nm未満である場合、また膜厚が120nmを超える場合は、ともに透明性、積層体との接着性、オリゴマー抑制性は良好なものの、最小反射率が高く反射防止性が不良であった。また透明導電積層体においては、パターンが強く見え、視認性に劣るものであった。
【0220】
【表1-1】
【0221】
【表1-2】
【0222】
【表1-3】
【0223】
【表1-4】
【0224】
【表2-1】
【0225】
【表2-2】
【0226】
【表2-3】
【0227】
【表2-4】