特許第5984606号(P5984606)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許5984606-入力軸受付き波動歯車ユニット 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5984606
(24)【登録日】2016年8月12日
(45)【発行日】2016年9月6日
(54)【発明の名称】入力軸受付き波動歯車ユニット
(51)【国際特許分類】
   F16H 1/32 20060101AFI20160823BHJP
【FI】
   F16H1/32 B
【請求項の数】2
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2012-221908(P2012-221908)
(22)【出願日】2012年10月4日
(65)【公開番号】特開2014-74450(P2014-74450A)
(43)【公開日】2014年4月24日
【審査請求日】2015年6月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】390040051
【氏名又は名称】株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ
(74)【代理人】
【識別番号】100090170
【弁理士】
【氏名又は名称】横沢 志郎
(72)【発明者】
【氏名】矢島 喜一
(72)【発明者】
【氏名】高嶺 香里
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 眞憲
【審査官】 瀬川 裕
(56)【参考文献】
【文献】 特開平09−250607(JP,A)
【文献】 特開2002−243000(JP,A)
【文献】 特開2002−021948(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16H 1/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状ケーシング(2)と、
この筒状ケーシング(2)の入力側開口端(2a)に固定した端板(3)と、
前記筒状ケーシング(2)の出力側開口端(2b)に回転自在の状態で取り付けた出力用円盤(4)と、
前記筒状ケーシング(2)の内側に組み込まれているカップ型の波動歯車機構(5)と、
前記端板(3)に形成した中心貫通穴(3a)を貫通して延びる入力軸(6)と、
前記波動歯車機構(5)のカップ形状の可撓性外歯歯車(15)を前記出力用円盤(4)に締結固定する固定機構と、
前記入力軸(6)を支持する第1入力軸受(7)および第2入力軸受(8)と、
を有し、
前記波動歯車機構(5)の前記可撓性外歯歯車(15)は、前記出力用円盤(4)における前記端板(3)の側を向く内側端面に同軸に重ねた円環状ボス(15c)を備え、
前記固定機構は、前記円環状ボス(15c)における前記端板(3)の側を向く円環状端面に同軸に重ねた円環状の軸受ハウジング(21)と、この軸受ハウジング(21)を、前記円環状ボス(15c)を挟み、前記出力用円盤(4)に締結固定する複数本の締結ボルト(22)とを備え、
前記入力軸(6)は、モータ軸連結用の軸装着穴(6a)を備えた中空軸部(6b)と、この中空軸部(6b)における前記軸受ハウジング(21)の側の封鎖軸端部から同軸に突出して当該軸受ハウジング(21)の内部まで延びる中実軸部(6c)とを備え、
前記波動歯車機構(5)の波動発生器(16)は、前記入力軸(6)と、この入力軸(6)の前記中空軸部(6b)の外周に装着された剛性カム板(16a)と、この剛性カム板(16a)の外周面に装着したウエーブベアリング(16b)とを備え、
前記第1入力軸受(7)は、前記端板(3)の前記中心貫通穴(3a)の内周面と前記中空軸部(6b)の外周面との間に装着され、
前記第2入力軸受(8)は、前記円環状ボス(15c)に対して前記出力用円盤(4)とは反対側である前記波動歯車機構(5)の前記可撓性外歯歯車の内部において、前記軸受ハウジング(21)の内周面と前記中実軸部(6c)の外周面との間に装着されていることを特徴とする入力軸受付き波動歯車ユニット(1)。
【請求項2】
請求項1において、
前記出力用円盤(4)は、前記円環状ボス(15c)の中心貫通穴(15e)と同一内径の中心貫通穴(4a)を備え、
前記軸受ハウジング(21)は、前記円環状ボス(15c)の前記中心貫通穴(15e)および前記出力用円盤(4)の前記中心貫通穴(4a)に圧入固定する圧入円筒(21a)を備えている入力軸受付き波動歯車ユニット(1)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータを簡単に組み付け可能な入力軸受付き波動歯車ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
入力軸受付き波動歯車ユニットとしては、特許文献1に開示されているカップ形状の可撓性外歯歯車を備えたユニット型波動歯車装置が知られている。このユニット型波動歯車装置においては、波動発生器の剛性カム板の一方の端面に入力軸が形成され、剛性カム板の他方の端面に軸部が形成されている。入力軸は、ユニットケース端板に取り付けた第1軸受によって支持され、反対側の軸部の先端は、可撓性外歯歯車の円盤状のボスに取り付けた第1入力軸受によって支持されている。
【0003】
これら一対の入力軸受によって波動発生器は軸方向に固定されており、剛性内歯歯車と波動発生器が軸方向に位置決めされた状態となっている。したがって、モータのモータ軸にユニット型波動歯車装置を連結してアクチュエータを構成する際には、入力軸にモータ軸を連結固定するだけでよく、組み付け作業が簡単である。
【0004】
また、ユニット型波動歯車装置では、カップ形状の可撓性外歯歯車の円盤状のボスにおける一方の端面に軸受装着用の凹部を形成し、他方の端面に出力軸を一体形成してある。構造を簡素化し、部品点数を低減することで、組立作業を簡単に行うことができる。
【0005】
特許文献2には、波動歯車装置とモータとが一体化された構成のアクチュエータが開示されている。このアクチュエータに組み込まれている波動歯車装置では、ハウジングの端板の中心貫通穴に、装置軸線に沿った一方向から、カップ形状の可撓性外歯歯車の円環状のボスをねじ込み固定し、このボスに装置軸線に沿った同一方向から円環状の軸受ベアリングを圧入固定し、この軸受ベアリングに軸受を装着している。また、モータ軸と波動歯車装置の入力軸とが単一の中空軸として形成されている。中空軸の一端が軸受ベアリングに装着した軸受によって支持され、波動歯車装置とモータの間を仕切っている仕切壁に取り付けた軸受によって、中空軸の軸方向の途中の部位が支持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2002−21948号公報
【特許文献2】特開2002−243000号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ここで、特許文献1に開示のユニット型波動歯車装置では、切削加工によって製造される可撓性外歯歯車のボスに軸受装着用の凹部等が形成されている。このため、可撓性外歯歯車の加工工数が増加する。特許文献2に開示のアクチュエータにおいては、ハウジングの端板の中心貫通穴に、装置軸線に沿った方向から、カップ形状の可撓性外歯歯車の円環状のボスをねじ込み固定し、このボスに同一方向から円環状の軸受ベアリングを圧入固定している。このため、軸受部分が軸線方向に長くなり、装置を軸方向に短縮化するには不利である。また、端板にねじ込み固定するネジ部を備えたボスを加工する必要があるので、可撓性外歯歯車の加工工数も増加する。
【0008】
本発明の課題は、製作及び組み付けが簡単な軸受機構によって入力軸が支持されている入力軸受付き波動歯車ユニットを提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために、本発明の入力軸受付き波動歯車ユニットは、
筒状ケーシングと、
この筒状ケーシングの入力側開口端に固定した端板と、
前記筒状ケーシングの出力側開口端に回転自在の状態で取り付けた出力用円盤と、
前記筒状ケーシングの内側に組み込まれているカップ型の波動歯車機構と、
前記端板に形成した中心貫通穴を貫通して延びる入力軸と、
前記波動歯車機構のカップ形状の可撓性外歯歯車を、前記出力用円盤に締結固定する固定機構と、
前記入力軸を支持する第1入力軸受および第2入力軸受と
を有し、
前記可撓性外歯歯車は、前記出力用円盤における前記端板の側を向く内側端面に同軸に重ねた円環状ボスを備え、
前記固定機構は、前記円環状ボスにおける前記端板の側を向く円環状端面に同軸に重ねた円環状の軸受ハウジングと、この軸受ハウジングを、前記円環状ボスを挟み、前記出力用円盤に締結固定する複数本の締結ボルトとを備え、
前記入力軸は、モータ軸連結用の軸装着穴を備えた中空軸部と、この中空軸部における前記軸受ハウジングの側の封鎖軸端部から同軸に突出して当該軸受ハウジングの内部まで延びる中実軸部とを備え、
前記波動歯車機構の波動発生器は、前記入力軸と、この入力軸の前記中空軸部の外周に装着された剛性カム板と、この剛性カム板の外周面に装着したウエーブベアリングとを備え、
前記第1入力軸受は、前記端板の前記中心貫通穴の内周面と前記中空軸部の外周面との間に装着され、
前記第2入力軸受は、前記円環状ボスに対して前記出力用円盤とは反対側である前記波動歯車機構の前記可撓性外歯歯車の内部において、前記軸受ハウジングの内周面と前記中実軸部の外周面との間に装着されていることを特徴とする。
【0010】
波動発生器の入力軸は、その入力側の部位および出力側の部位において、それぞれ第1入力軸受および第2入力軸受によって支持されている。よって、波動発生器は、これら第1、第2入力軸受によって、軸方向において固定されており、モータ組み付け時に、これらの部材の軸方向の位置決めが実質的に不要である。
【0011】
また、可撓性外歯歯車の円環状ボスは、出力側端板と軸受ハウジングの間に挟まれている。これら三部材は、この状態で、締結ボルトによって締結固定されている。円環状ボスは、ねじ切り加工、軸受用の凹部加工などが不要である。よって、可撓性外歯歯車の加工工数の増加を抑制できる。また、三部材を締結ボルトで共締めしているので、これら三部材の固定機構を少ない部品点数で構成できる。したがって、製作及び組み付けが簡単な軸受機構によって入力軸6が支持されている入力軸受付き波動歯車ユニットが得られる。
【0012】
ここで、三部材を精度良く組み付けるためには次のようにすればよい。可撓性外歯歯車の円環状ボスの中心貫通穴と出力用円盤に形成した中心貫通穴とを、同一内径の貫通穴とする。また、軸受ハウジングに、円環状ボスの中心貫通穴および出力用円盤の中心貫通穴に圧入固定される圧入円筒を一体形成しておく。このようにすれば、圧入円筒によって、三部材を芯ずれ無く締結固定できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の実施の形態に係る波動歯車ユニットを示す縦断面図および出力側の端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る波動歯車ユニットを説明する。図1(a)は、本実施の形態に係る波動歯車ユニットにモータを組み付けた状態を示す縦断面図である。図1(b)はその出力側の端面図である。
【0015】
波動歯車ユニット1は、円筒状ケーシング2と、この円筒状ケーシング2の入力側開口端2aに固定した端板3と、円筒状ケーシング2の反対側の出力側開口端2bに回転自在の状態で取り付けた出力用円盤4を備えている。
【0016】
これら円筒状ケーシング2、端板3および出力用円盤4の内部には、カップ型の波動歯車機構5が組み込まれている。また、端板3には中心貫通穴3aが形成されており、この中心貫通穴3aには、入力軸6が同軸状態に貫通している。
【0017】
入力軸6は、端板3の中心貫通穴3aの内周面に装着した第1入力軸受7によって回転自在の状態で支持されている。また、入力軸6は、波動歯車機構5の内部において第2入力軸受8によって回転自在の状態で支持されている。端板3の外側端面3bには、円環状の取付けフランジ9を介して、モータ10が同軸に組み付けられ、モータ軸10aは入力軸6に対して同軸に連結固定される。モータ10および波動歯車ユニット1によって回転アクチュエータAが構成される。
【0018】
モータ10を回転駆動すると、モータ回転が波動歯車機構5によって減速され、減速回転が出力用円盤4から取り出される。出力用円盤4に連結固定される負荷側の部材(図示せず)が回転駆動される。
【0019】
波動歯車ユニット1の各部の構成を詳細に説明する。円筒状ケーシング2は、その入力側開口端2aの部位が大径フランジ部となっており、この円環状端面に、全体として円盤形状の端板3の外周側の部位が、締結ボルト11によって固定されている。円筒状ケーシング2の出力側開口端2bには、クロスローラベアリング12を介して出力用円盤4が回転自在の状態で取り付けられている。クロスローラベアリング12の外輪12aは、円筒状ケーシング2の出力側開口端2bの円環状端面に対して、締結ボルト13によって固定されている。外輪12aの内側に同軸に配置されている出力用円盤4の外周縁部分がクロスローラベアリング12の内輪として機能する。すなわち、出力用円盤4の円形外周面にはローラ12bの内輪側の軌道面12cが形成されている。
【0020】
波動歯車機構5は、円環状の剛性内歯歯車14と、カップ形状の可撓性外歯歯車15と、波動発生器16を備えている。剛性内歯歯車14は、円筒状ケーシング2の入力側開口端2aの内周面部分に固定されている。可撓性外歯歯車15は、円筒状胴部15aと、この円筒状胴部15aの一端から半径方向の内側に延びている円環状のダイヤフラム15bと、このダイヤフラム15bの内周縁に連続して内側に延びている円環状ボス15cを備えている。円筒状胴部15aの他方の端は開口端となっており、この開口端の外周面部分に外歯15dが形成されている。
【0021】
可撓性外歯歯車15は、外歯15dが形成されている開口端の側が入力側(モータ組み付け側)を向く状態に配置されている。外歯15dは、剛性内歯歯車14の内歯14aに対峙した位置にあり、内歯14aにかみ合い可能である。
【0022】
波動発生器16は、入力軸6と、この入力軸6の外周面に装着した剛性カム板16aと、この剛性カム板16aの外周面に装着したウエーブベアリング16bとを備えている。剛性カム板16aはオルダムカップリング16cからなる調芯機構を介して入力軸6に取り付けられている。ウエーブベアリング16bは、半径方向に撓み可能な外輪および内輪を備えたボールベアリングである。本例の剛性カム板16aは楕円形輪郭のものであり、ウエーブベアリング16bは、剛性カム板16aと、可撓性外歯歯車15の円筒状胴部15aにおける外歯形成部分の内周面との間に装着されている。したがって、可撓性外歯歯車15の外歯形成部分は楕円状に撓められており、楕円状の形状の長軸方向の両端に位置する外歯の部分が、剛性内歯歯車14の内歯にかみ合っている。
【0023】
可撓性外歯歯車15は出力用円盤4に同軸に固定されている。すなわち、可撓性外歯歯車15の円環状ボス15cの出力側の円環状端面は出力用円盤4の内側端面に固定されている。円環状ボス15cを出力用円盤4に固定している固定機構は、円環状ボス15cにおける内側の円環状端面に同軸に重ねた円環状の軸受ハウジング21と、この軸受ハウジング21を、円環状ボス15cを挟み、出力用円盤4に締結固定する複数本の締結ボルト22とを備えている。軸受ハウジング21の内周面に、入力軸6の軸端部を支持している第2入力軸受8が装着されている。
【0024】
このように、可撓性外歯歯車15の円環状ボス15cは、出力用円盤4と軸受ハウジング21の間に挟まれている。また、これら三部材は、この状態で、締結ボルト22によって締結固定されている。可撓性外歯歯車15の円環状ボス15cには、ねじ切り加工、軸受用の凹部加工などが不要であり、可撓性外歯歯車の加工工数の増加を抑制できる。また、三部材を締結ボルト22で共締めしているので、これら三部材の固定機構を少ない部品点数で構成できる。したがって、製作及び組み付けが簡単な軸受機構によって入力軸6が支持されている波動歯車ユニットが得られる。
【0025】
ここで、出力用円盤4には、可撓性外歯歯車15の円環状ボス15cの中心貫通穴15eと同一内径の中心貫通穴4aが形成されている。軸受ハウジング21には圧入円筒21aが形成されている。圧入円筒21aは、軸受ハウジング21の出力側の円環状端面の内周縁部分から出力側に同軸状態で突出している。圧入円筒21aは、円環状ボス15cの中心貫通穴15eおよび出力用円盤4の中心貫通穴4aに圧入固定される。圧入円筒21aによって、三部材15、21、4を軸ずれ無く締結固定できる。
【0026】
次に、入力軸6は、モータ軸連結用の軸装着穴6aを備えた中空軸部6bと、これよりも小径の中実軸部6cとを備えている。中実軸部6cは、中空軸部6bにおける軸受ハウジング21の側の封鎖軸端部から同軸に突出している。中実軸部6cの軸端部は、軸受ハウジング21の内部に同軸状態で延びている。軸受ハウジング21の内側に装着した第2入力軸受8は、入力軸6の中実軸部6cの軸端部を支持している。
【0027】
入力軸6の中空軸部6bには波動発生器16が装着されている。中空軸部6bは、端板3の中心貫通穴3aを貫通して入力側に突出している軸端部を備えている。この軸端部の端は開口しており、モータ軸装着穴となっている。モータ軸10aが当該モータ軸装着穴から軸方向に挿入され、当該中空軸部6bに同軸に連結固定される。端板3の中心貫通穴3aの内周面には第1入力軸受7が装着されており、入力軸6の中空軸部6bを支持している。なお、第1入力軸受7の外側にはオイルシール23が装着されている。
【0028】
このように、波動発生器16が装着されている入力軸6は、第1入力軸受7および第2入力軸受8によって支持されている。よって、波動発生器16は、その軸方向の位置が固定されている。モータ組み付け時に、波動発生器16の軸方向の位置決めが実質的に不要である。よって、モータ組み付け作業が容易である。
【符号の説明】
【0029】
1 波動歯車ユニット
2 円筒状ケーシング
2a 入力側開口端
2b 出力側開口端
3 端板
3a 中心貫通穴
3b 外側端面
4 出力用円盤
4a 中心貫通穴
5 波動歯車機構
6 入力軸
6a 軸装着穴
6b 中空軸部
6c 中実軸部
7 第1入力軸受
8 第2入力軸受
9 取り付け用フランジ
10 モータ
10a モータ軸
A 回転アクチュエータ
11 締結ボルト
12 クロスローラベアリング
12a 外輪
12b ローラ
12c 内輪側の軌道面
13 締結ボルト
14 剛性内歯歯車
14a 内歯
15 可撓性外歯歯車
15a 円筒状胴部
15b ダイヤフラム
15c 円環状ボス
15d 外歯
15e 中心貫通穴
16 波動発生器
16a 剛性カム板
16b ウエーブベアリング
16c オルダムカップリング
21 軸受ハウジング
21a 圧入円筒
22 締結ボルト
23 オイルシール
図1