特許第5985246号(P5985246)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5985246
(24)【登録日】2016年8月12日
(45)【発行日】2016年9月6日
(54)【発明の名称】車両用前照灯
(51)【国際特許分類】
   F21S 8/12 20060101AFI20160823BHJP
   F21S 8/10 20060101ALI20160823BHJP
   F21W 101/10 20060101ALN20160823BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20160823BHJP
【FI】
   F21S8/12 110
   F21S8/10 180
   F21S8/12 123
   F21S8/12 125
   F21S8/12 153
   F21S8/12 151
   F21W101:10
   F21Y115:10
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-112192(P2012-112192)
(22)【出願日】2012年5月16日
(65)【公開番号】特開2013-239362(P2013-239362A)
(43)【公開日】2013年11月28日
【審査請求日】2015年4月6日
(73)【特許権者】
【識別番号】000001133
【氏名又は名称】株式会社小糸製作所
(74)【代理人】
【識別番号】110001416
【氏名又は名称】特許業務法人 信栄特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】高田 賢一
【審査官】 當間 庸裕
(56)【参考文献】
【文献】 特開2009−099413(JP,A)
【文献】 特開2006−216551(JP,A)
【文献】 特開2005−108554(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 8/10−8/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両前後方向の光軸を有する投影レンズと、
略上向きに発光する第1半導体発光素子と、前記第1半導体発光素子からの光を前方へ向けて前記光軸寄りに反射させて前記投影レンズの後方焦点近傍に収束させる第1リフレクタと、を含む第1光学系と、
略下向きに発光する第2半導体発光素子と、前記第2半導体発光素子からの光を前方へ向けて前記光軸寄りに反射させて前記投影レンズの後方焦点近傍に収束させる第2リフレクタと、を含む第2光学系と、
前端が後方焦点近傍に配置され、前記第1光学系から前記投影レンズを通して投影される第1配光パターンの第1カットオフラインと前記第2光学系から前記投影レンズを通して投影される第2配光パターンの第2カットオフラインとを形成する遮光部材と、
前記第2半導体発光素子からの光を前方へ向けて反射させて前記投影レンズを通さずに少なくとも前記第1カットオフラインと前記第2カットオフラインとの間の領域を含む第3配光パターンを形成する第3リフレクタと、を備え
前記第2リフレクタは、楕円面を基調とする反射面を有し、
前記第2リフレクタは、前記第1リフレクタよりも後方側に配置され、
前記第3リフレクタは、前記第2リフレクタと連続的に形成されている、
とを特徴とする車両用前照灯。
【請求項2】
請求項に記載の車両用前照灯であって、
前記第2リフレクタと前記第3リフレクタとの境界の下端位置と、前記投影レンズの下端位置は、前記光軸に沿う方向に一致していることを特徴とする車両用前照灯。
【請求項3】
請求項1または2に記載の車両用前照灯であって、
前記遮光部材の前端部は、前端縁部に向かって厚さが薄くなる先鋭形状であることを特徴とする車両用前照灯。
【請求項4】
請求項1からの何れか一項に記載の車両用前照灯であって、
前記遮光部材は板状の部材であり、前記第1半導体発光素子を上面に支持し前記第2半導体発光素子を下面に支持する板状の支持部と一体であることを特徴とする車両用前照灯。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、走行する車両の前方を照射する車両用前照灯に関する。
【背景技術】
【0002】
光源を上下に背中合わせで配置し、上側の発光素子のみ発光させてロービーム配光パターンを形成し、上下両方の発光素子を発光させ、ロービーム配光パターンに加えて上側にも光を照射して上下両方の発光素子の光によりハイビーム配光パターンを形成する車両用前照灯が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−108554号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のような車両用前照灯では、ロービーム配光パターンのカットオフラインをシェードで形成するので、そのシェードの先端部分の厚さにより、ハイビーム配光パターンを形成した時に、上側の発光素子からの照射領域と下側の発光素子からの照射領域との間に、光が照射されない暗部が生じることがある。
特許文献1に記載の車両用前照灯では、シェードの先端が薄くなっているが、このシェードの先端が投影レンズの後方焦点近傍に配置されており、この箇所の光を投影レンズで拡大して前方に照射することになるので、シェードの先端が薄くても、ある程度は暗部が生じてしまうため、視認性の低下が避けられなかった。
【0005】
本発明の目的は、ハイビーム配光パターンを形成した時における視認性を向上させることが可能な車両用前照灯を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明によれば次に示す手段が提供される。
(1)
上記課題を解決することのできる本発明の車両用前照灯は、
車両前後方向の光軸を有する投影レンズと、
略上向きに発光する第1半導体発光素子と、前記第1半導体発光素子からの光を前方へ向けて前記光軸寄りに反射させて前記投影レンズの後方焦点近傍に収束させる第1リフレクタと、を含む第1光学系と、
略下向きに発光する第2半導体発光素子と、前記第2半導体発光素子からの光を前方へ向けて前記光軸寄りに反射させて前記投影レンズの後方焦点近傍に収束させる第2リフレクタと、を含む第2光学系と、
前端が後方焦点近傍に配置され、前記第1光学系から前記投影レンズを通して投影される第1配光パターンの第1カットオフラインと前記第2光学系から前記投影レンズを通して投影される第2配光パターンの第2カットオフラインとを形成する遮光部材と、
前記第2半導体発光素子からの光を前方へ向けて反射させて前記投影レンズを通さずに少なくとも前記第1カットオフラインと前記第2カットオフラインとの間の領域を含む第3配光パターンを形成する第3リフレクタと、を備えていることを特徴とする。
【0007】
(2)
前記(1)に記載の車両用前照灯において、前記第3リフレクタは、前記第2リフレクタと連続的に形成されていることを特徴とする車両用前照灯。
【0008】
(3)
前記(2)に記載の車両用前照灯において、前記第2リフレクタと前記第3リフレクタとの境界の下端位置と、前記投影レンズの下端位置は、前記光軸に沿う方向に一致していることを特徴とする車両用前照灯。
【0009】
(4)
前記(1)から(3)の何れか一つに記載の車両用前照灯において、前記遮光部材の前端部は、前端縁部に向かって厚さが薄くなる先鋭形状であることを特徴とする車両用前照灯。
【0010】
(5)
前記(1)から(4)の何れか一つに記載の車両用前照灯において、前記遮光部材は板状の部材であり、前記第1半導体発光素子を上面に支持し前記第2半導体発光素子を下面に支持する板状の支持部と一体であることを特徴とする車両用前照灯。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る車両用前照灯によれば、第1光学系のみを点灯させたときは、第1カットオフラインが明確な第1配光パターン(ロービーム配光パターン)を形成できる。また、第1光学系および第2光学系を点灯させたときは、第1配光パターンと第2配光パターンに加え、暗部が生じやすい第1配光パターンと第2配光パターンとの間の領域を含む第3配光パターンの光を付加的に照射することができる。これにより、第1光学系と第2光学系を点灯させてハイビーム配光パターンを形成した時の視認性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の実施形態に係る車両用前照灯の一例を示す断面図である。
図2図1における車両用前照灯のA−A断面図である。
図3】車両用前照灯によって形成される配光パターンの一例を示す図であって、(a)は第1配光パターンを示す模式図、(b)は第2配光パターンを示す模式図、(c)は第3配光パターンを示す模式図である。
図4】車両用前照灯による照射領域の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明に係る車両用前照灯の実施形態の例について、図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る車両用前照灯の断面図であり、図2図1における車両用前照灯のA−A断面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態に係る車両用前照灯10は、前方が開口したランプボディ11と、このランプボディ11の開口を覆うように取り付けられる素通し状のアウターカバー12とを備えている。この車両用前照灯10は、車両の前部に設けられて車両前方を照らす前照灯である。
【0014】
なお、本例において、前方とは、車両用前照灯10におけるアウターカバー12側(図1の左方向)であり、後方とは、前方と反対のランプボディ11側(図1の右方向)である。
【0015】
アウターカバー12は、ランプボディ11に接着により固定されて取り付けられている。このアウターカバー12をランプボディ11に取り付けることで、車両用前照灯10の内部に、密閉された灯室Sが形成されている。
【0016】
この車両用前照灯10は、灯室S内に、投影レンズ20と、第1光学系21と、第2光学系22とを有している。投影レンズ20は、車両前後方向の光軸Axを有するものであり、この投影レンズ20の後方に、第1光学系21および第2光学系22が配置されている。
【0017】
投影レンズ20は、後方側が平面形状の入射面20aとされ、前方側が凸形状のレンズ面20bとされており、入射面20aから入射した光を集光してレンズ面20bから出射させる。
【0018】
ランプボディ11の後面板11aには、3本のボルト25a,25b,25cによって第1支持板26が支持されている。この第1支持板26には、第2支持板(支持部)27が一体的に形成されている。この第2支持板27は、車両前後方向の光軸Axに沿って略水平に延在されて第1光学系21と第2光学系22との間に配置されている。この第2支持板27は、その先端が遮光部材28として機能するものである。この遮光部材28の前端部は、前端縁部に向かって厚さが薄くなる先鋭形状とされていることが好ましい。また、第1支持板26には、ランプボディ11の後面板11a側に、後述する第1半導体発光素子31および第2半導体発光素子35からの熱を放出するための放熱フィン29が設けられている。
【0019】
第1光学系21は、ロービーム配光パターンを形成する光学系であり、第1半導体発光素子31と、第1リフレクタ32とを有している。第1半導体発光素子31は、LED(Light Emitting Diode)からなるものであり、第2支持板27の上面に固定されて略上向きに発光する。第1リフレクタ32は、楕円面を基調とする自由曲面からなる内面を有しており、第1半導体発光素子31からの光を前方へ向けて光軸Ax寄りに反射させて投影レンズ20の後方焦点F近傍に収束させる。
【0020】
第2光学系22は、第1光学系21とともにハイビーム配光パターンを形成する光学系であり、第2半導体発光素子35と、第2リフレクタ36とを有している。第2半導体発光素子35は、LEDからなるものであり、第2支持板27の下面に固定されて略下向きに発光する。第2リフレクタ36は、楕円面を基調とする自由曲面からなる内面を有しており、第2半導体発光素子35からの光を前方へ向けて光軸Ax寄りに反射させて投影レンズ20の後方焦点F近傍に収束させる。
【0021】
第2光学系22を構成する第2半導体発光素子35は、第1光学系21を構成する第1半導体発光素子31よりも後方側に配置されていることが好ましい。このように、第1半導体発光素子31と第2半導体発光素子35とを、前後方向に異なる位置に配置することで、これらの第1半導体発光素子31および第2半導体発光素子35で発生する熱的影響を減少させることができる。なお、これらの第1半導体発光素子31および第2半導体発光素子35の配置に伴い、第2光学系22を構成する第2リフレクタ36は、第1光学系21を構成する第1リフレクタ32よりも後方側に配置されている。
【0022】
また、第2リフレクタ36の下方側には、第3リフレクタ41が設けられている。この第3リフレクタ41は、放物面を基調とする自由曲面からなる放物面形状の内面を有しており、第2光学系22の第2半導体発光素子35からの光を前方へ向けて反射させて光軸Axと略平行な平行光として照射させるものである。この第3リフレクタ41で反射された第2半導体発光素子35からの光は、投影レンズ20を通さず前方側へ照射される。なお、第3リフレクタ41の内面からなる反射面は、放物面形状でなくてもよい。
【0023】
この第3リフレクタ41は、第2リフレクタ36と一体である必要はないが、第2リフレクタ36と連続的に形成されていることが好ましい。また、第2リフレクタ36と第3リフレクタ41との境界の下端位置と、投影レンズ20の下端位置は、光軸Axに沿う方向に一致していることが好ましい。
【0024】
なお、第2支持板27が形成された第1支持板26は、3本のボルト25a,25b,25cのねじ込み量を調整することで上下左右に向きの調整が可能とされている。具体的には、上方側のボルト25aのねじ込み量を調整することで、上下方向への向きの調整が行われ、下方両側のボルト25b,25cのねじ込み量を調整することで、左右方向への向きの調整が行われる。そして、この第1支持板26の向きを調整することで、第2支持板27に搭載されている第1半導体発光素子31および第2半導体発光素子35の向きの調整を行い、第1光学系21および第2光学系22の光軸調整を行うことができる。この光軸調整は、例えば車両用前照灯10を車両へ取り付ける際に行われる。
【0025】
上記構造の車両用前照灯10において、第1光学系21から投影レンズ20を通して投影される第1配光パターンおよび第2光学系22から投影レンズ20を通して投影される第2配光パターンは、前端が投影レンズ20の後方焦点F近傍に配置された遮光部材28によって、それぞれ第1カットオフラインおよび第2カットオフラインが形成される。
【0026】
これにより、第1光学系21から投影レンズ20を通して投影される照射光は、図3(a)に示すように、遮光部材28によって上側が第1カットオフラインCL1でカットされた第1配光パターンLp1の領域に照射される。また、第2光学系22から投影レンズ20を通して投影される照射光は、図3(b)に示すように、遮光部材28によって下側が第2カットオフラインCL2でカットされた第2配光パターンLp2の領域に照射される。
【0027】
このように、遮光部材28は、配光パターンにカットオフラインを形成するシェードとしての機能を有している。また、この遮光部材28は、その表面が反射面とされていることが好ましい。これにより、この遮光部材28は、第1半導体発光素子31および第2半導体発光素子35からの光を反射させることで、投影レンズ20へ入射する光量を増加させて光利用効率を向上させることができる。
【0028】
また、第2光学系22の第2半導体発光素子35からの光の一部は、第3リフレクタ41で前方へ向けて反射されて投影レンズ20を通さない照射光とされ、この照射光は、図3(c)に示すように、横長の第3配光パターンLp3の領域に照射される。この第3リフレクタ41で前方へ導かれた第3配光パターンLp3の照射光は、少なくとも第1カットオフラインCL1と第2カットオフラインCL2との間への照射領域を含んでいる。
【0029】
上記構成の車両用前照灯10では、車両前方へロービーム配光パターンを形成する場合は、第1光学系21のみを点灯させる。このように、第1光学系21のみを点灯させたときは、第1カットオフラインCL1が明確な第1配光パターンLp1が形成される(図3(a)参照)。
【0030】
また、車両前方へハイビーム配光パターンを形成する場合は、第1光学系21および第2光学系22を点灯させる。このように、第1光学系21および第2光学系22を点灯させたときは、第1配光パターンLp1に加えて、第2カットオフラインCL2が明確な第2配光パターンLp2が形成されて(図3(b)参照)、図4に示すように、ハイビーム配光パターンが形成される。このとき、仮に第1配光パターンLp1と第2配光パターンLp2だけであれば第1配光パターンLp1と第2配光パターンLp2との間の領域には暗部Dが生じやすくなる。本実施形態では、第1配光パターンLp1と第2配光パターンLp2に加え、暗部Dが生じやすい第1配光パターンLp1と第2配光パターンLp2との間の領域にも第3リフレクタ41からの第3配光パターンLp3の光が照射される。
【0031】
このように、本実施形態に係る車両用前照灯10によれば、第1光学系21のみを点灯させたときは、第1カットオフラインCL1が明確なロービームの第1配光パターンLp1を形成できる。また、第1光学系21および第2光学系22を点灯させたときは、第1配光パターンLp1と第2配光パターンLp2に加え、暗部Dが生じやすい第1配光パターンLp1と第2配光パターンLp2との間の領域を含む第3配光パターンLp3の光も付加的に照射して、ハイビーム配光パターンを形成することができる。これにより、ハイビーム配光パターンを形成した時の視認性を向上させることができる。
【0032】
また、第2リフレクタ36に対して第3リフレクタ41を連続的に形成して隙間なく設ければ、第2リフレクタ36および第3リフレクタ41の領域に入射する第2半導体発光素子35からの光を無駄なく使用することができ、光の利用効率を高めることができる。
【0033】
なお、第2リフレクタ36を投影レンズ20よりも下側に延びるように延長させた場合、その延長領域に入射した光は角度的に投影レンズ20を介した制御が困難である。これに対して、第2リフレクタ36と第3リフレクタ41との境界の下端位置と、投影レンズ20の下端位置を光軸Axに沿う方向に一致させれば、第2リフレクタ36で反射される光を良好に投影レンズ20へ導くことができ、光の利用効率を高めることができる。また、投影レンズ20を通さない光を第3リフレクタ41により前方へ照射するので、光の利用効率を高めることができる。
【0034】
また、遮光部材28の前端部を、前端縁部に向かって厚さが薄くなる先鋭形状とすることで、第1カットオフラインCL1と第2カットオフラインCL2との間隔を極力狭くすることができ、暗部Dの領域を減らしてハイビーム配光パターン形成時の視認性をより向上させることができる。
【0035】
また、第1半導体発光素子31を上面に支持するとともに第2半導体発光素子35を下面に支持する板状の第2支持板27とカットオフラインを形成する遮光部材28とを一体としたので、遮光部材28を別途設ける必要がなく、構造の簡略化を図ることができる。
【0036】
以上、本発明をその実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に多様な変更または改良を加えることができることは、当業者にとって明らかである。
【符号の説明】
【0037】
10:車両用前照灯、20:投影レンズ、21:第1光学系、22:第2光学系、27:第2支持板(支持部)、28:遮光部材、31:第1半導体発光素子、32:第1リフレクタ、35:第2半導体発光素子、36:第2リフレクタ、41:第3リフレクタ、Ax:光軸、CL1:第1カットオフライン、CL2:第2カットオフライン、Lp1:第1配光パターン、F:後方焦点、Lp2:第2配光パターン、Lp3:第3配光パターン
図1
図2
図3
図4