【実施例】
【0472】
調製および実施例
それぞれの一般的手順に使用した一般的合成方法は、指定された一般的手順を用いて合成した化合物の説明に従い、およびそれを含むものである。下記の具体的な条件および試薬のいずれも、本発明の範囲を限定するものと解釈すべきではなく、例示のみを目的として提供されるものである。全ての出発物は、化学名の後に別段の断りがない限り、Sigma−Aldrich(FlukaおよびDiscovery CPRを含む)から市販されている。記載した試薬/反応剤名は、市販されている容器に名付けられているままか、またはIUPAC会議、CambridgeSoft(登録商標)ChemDraw Ultra 9.0.7、CambridgeSoft(登録商標)Chemistry E−Notebook 9.0.127、またはAutoNom 2000により生み出されたままかである。塩として指定した化合物(例えば塩酸塩、酢酸塩)は、1モル当量より多い塩を含んでいてよい。市販されているエナンチオマー的に純粋な出発物または立体化学的に明確にされている中間体を用いることにより、もしくはX線回折により、絶対立体化学が決定されてきた本発明の化合物は、実施例番号の後ろに星印を付けることにより表示している。
【0473】
調製番号1:cis−3−(4−シアノベンジルオキシ)シクロブタンカルボン酸
【0474】
【化163】
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【0475】
ステップA:cis−エチル3−ヒドロキシシクロブタンカルボキシレート
【0476】
【化164】
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【0477】
エチル3−オキソシクロブタンカルボキシレート(2.90g、20.4mmol、Parkway)のEtOH(30mL)中溶液を、周囲温度でNaBH
4(0.77g、20mmol)で処理した。反応物を約1時間撹拌し、次いで2N HCl水溶液を加えてpHを約2に調節した。反応物を真空中で濃縮した。反応物をDCM(50mL)およびブライン(50mL)で分配した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、次いで真空中で濃縮した。得られた残渣をDCM中20−40%EtOAcを用いるシリカゲル(80g)上で精製して、cis−エチル3−ヒドロキシシクロブタンカルボキシレート(2.75g、66%)を透明油として得た:
1H NMR(DMSO−d
6)δ5.17(d,1H)、4.09−3.99(m,2H)、3.99−3.90(m,1H)、2.57−2.47(m,1H)、2.42−2.29(m,2H)、1.98−1.89(m,2H)、1.17(m,3H)。
【0478】
ステップB:cis−エチル3−(4−シアノベンジルオキシ)シクロブタンカルボキシレート
【0479】
【化165】
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【0480】
cis−エチル3−ヒドロキシシクロブタンカルボキシレート(0.17g、1.2mmol)のDMF(4mL)中溶液に、K
2CO
3(0.24g、1.8mmol)を、続いて4−(ブロモメチル)ベンゾニトリル(0.28g、1.4mmol)を加えた。反応物を約25℃で約16時間撹拌した。反応物をEtOAc(50mL)とブライン(50mL)との間で分配した。層を分離し、有機層を更にブライン(50mL)で洗浄した。次いで有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮して、cis−エチル3−(4−シアノベンジルオキシ)−シクロブタンカルボキシレート(0.29g、95%)を油として得た:
1H NMR(DMSO−d
6)δ7.82(d,J=8.5Hz、2H)、7.63(d,J=8.4Hz、2H)、4.75(s,2H)、4.02(q,J=7.1Hz、2H)、3.93(m,1H)、2.58−2.45(m,1H)、2.41−2.28(m,2H)、1.98−1.85(m,2H)、1.20−1.08(t,J=7.1Hz、3H)。
【0481】
ステップC:cis−3−(4−シアノベンジルオキシ)シクロブタンカルボン酸
【0482】
【化166】
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【0483】
cis−エチル3−(4−シアノベンジルオキシ)シクロブタンカルボキシレート(0.44g、1.70mmol)の1,4−ジオキサン(10mL)中溶液に、NaOH水溶液(1N、2.0mL)を加えた。反応物を約25℃で約16時間撹拌した。反応物を10%AcOH水溶液(20mL)とEtOAc(25mL)との間で分配した。層を分離し、水層を更にEtOAc(25mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(20mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、次いで真空中で濃縮して、cis−3−(4−シアノベンジルオキシ)−シクロブタンカルボン酸(0.24g、60%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.67分;MSm/z:232(M+H)
+。
【0484】
調製番号2
*:(1S,3R)−1−[3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)−イソチアゾリジン−2−イル−1,1−ジオキシド]シクロペンタン
【0485】
【化167】
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【0486】
ステップA:3−クロロ−N−((1S,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)プロパン−1−スルホンアミド
【0487】
【化168】
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【0488】
(1S,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン塩酸塩(0.05g、0.11mmol、調製番号B.1およびHClからEを用いて調製した)およびTEA(0.03mL、0.21mmol)のDCM(5mL)中懸濁液に、約0℃で3−クロロプロパン−1−スルホニルクロリド(0.02g、0.11mmol)を滴下添加した。反応混合物を約0℃で約1.5時間撹拌した。反応混合物を5%クエン酸水溶液(10mL)で希釈し、層を分離した。有機層を飽和NaHCO
3水溶液(10mL)、水(10mL)、ブライン(10mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、3−クロロ−N−((1S,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)プロパン−1−スルホンアミド(0.052g、91%)を茶褐色残渣として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.18分;MSm/z:537(M+H)
+。
【0489】
ステップB:(1S,3R)−1−[3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)−イソチアゾリジン−2−イル−1,1−ジオキシド]シクロペンタン
【0490】
【化169】
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【0491】
3−クロロ−N−((1S,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)プロパン−1−スルホンアミド(0.11g、0.21mmol)のDMF(5mL)中溶液に、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(0.04mL、0.27mmol粗製物)を加えた。反応混合物を周囲温度で約16時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去して、(1S,3R)−1−[3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)−イソチアゾリジン−2−イル−1,1−ジオキシド]シクロペンタン(0.106g、99%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.04分;MSm/z:501(M+H)
+。
調製番号3
*:1−((1R,3S)−3−(1H−ピロール−1−イル)シクロペンチル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【0492】
【化170】
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【0493】
2,5−ジメトキシテトラヒドロフラン(0.14g、1.1mmol)の水(3mL)中溶液を約100℃で約1.5時間加熱した。溶液を周囲温度に冷却した。(1S,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロ−ペンタンアミン塩酸塩(0.10g、0.21mmol、調製番号B.1およびHClからEを用いて調製した)およびNaOAc(0.05g、0.61mmol)のDCM(5mL)中懸濁液を、水溶液に加えた。反応混合物を周囲温度で約1時間撹拌し、続いて更に2,5−ジメトキシテトラヒドロフラン(0.14g、1.1mmol)を加えた。反応混合物を約40℃に約15時間加熱した。更に2,5−ジメトキシテトラヒドロフラン(0.14g、1.1mmol)を加え、反応混合物を約40℃で約8時間、次いで約35℃で約48時間撹拌した。反応物をDCM(10mL)および水(10mL)で希釈した。層を分離し、有機層を水(2×10mL)およびブライン(10mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧下に除去して、1−((1R,3S)−3−(1H−ピロール−1−イル)シクロペンチル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.095g、99%)を黄色残渣として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.42分;MSm/z:447(M+H)
+。
【0494】
調製番号4
*:1−((1S,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−1H−ピロール−3−カルボニトリル
【0495】
【化171】
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【0496】
ステップA:1−((1S,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−1H−ピロール−3−カルバルデヒド
【0497】
【化172】
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【0498】
(1S,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン塩酸塩(0.175g、0.373mmol、調製番号B.1およびHClからEを用いて調製した)およびNaOAc(0.100g、1.22mmol)のDCM(3mL)および水(2mL)中懸濁液に、2,5−ジメトキシテトラヒドロフラン−3−カルバルデヒド(0.600g、3.37mmol)を加えた。反応物を約40℃に約24時間加熱した。反応混合物をDCM(30mL)で希釈し、水(4×20mL)で洗浄した。有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧下に除去して、茶褐色残渣を得た。粗製物をDCM中20−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、1−((1S,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−1H−ピロール−3−カルバルデヒド(0.059g、33%)を黄色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.10分;MSm/z:475(M+H)
+。
【0499】
ステップB:1−((1S,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−1H−ピロール−3−カルボニトリル
【0500】
【化173】
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【0501】
1−((1S,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−1H−ピロール−3−カルバルデヒド(0.050g、0.105mmol)のTHF(2mL)中溶液に、ヨウ素(0.083g、0.327mmol)およびNH
4OH水溶液(28−30重量/容量%、0.733mL、5.27mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約24時間撹拌した。反応混合物を飽和Na
2SO
3水溶液(30mL)およびEtOAc(30mL)で希釈した。層を分配し、有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧下に除去して、1−((1S,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−1H−ピロール−3−カルボニトリル(0.05g、100%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.33分;MSm/z:472(M+H)
+。
【0502】
調製番号5:3,3−ジフルオロ−N−(4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)アゼチジン−1−スルホンアミド
【0503】
【化174】
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【0504】
ステップA:1−(1H−イミダゾール−1−イルスルホニル)−3−メチル−1H−イミダゾール−3−イウムトリフルオロメタンスルホネート
【0505】
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
【0506】
1,1’−スルホニルジイミダゾール(3.50g、17.7mmol)のDCM(75mL)中溶液に、約0℃でメチルトリフルオロメタンスルホネート(1.94mL、17.7mmol)を加えた。反応混合物を約0℃で約1時間撹拌し、次いで周囲温度に加温し、約5時間撹拌した。固体を真空濾過により集め、DCM(10mL)で洗浄して、1−(1H−イミダゾール−1−イルスルホニル)−3−メチル−1H−イミダゾール−3−イウムトリフルオロメタンスルホネート(6.35g、98%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=0.082分;MSm/z213(M+H)
+。
【0507】
ステップB:1−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イルスルホニル)−1H−イミダゾール
【0508】
【化176】
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【0509】
3,3−ジフルオロアゼチジン塩酸塩(1.00g、7.72mmol)およびDIEA(1.5mL、8.6mmol)のMeCN(5mL)中溶液を約5分間撹拌し、次いで1−(1H−イミダゾール−1−イルスルホニル)−3−メチル−1H−イミダゾール−3−イウムトリフルオロメタンスルホネート(4.20g、11.6mmol)のMeCN(10mL)中溶液に約0℃で加えた。反応混合物を約0℃で約1時間撹拌し、次いで周囲温度に加温し、約16時間撹拌した。次いで反応混合物を減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中5−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、1−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イルスルホニル)−1H−イミダゾール(0.95g、55%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.16分;MSm/z224(M+H)
+。
【0510】
ステップC:1−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イルスルホニル)−3−メチル−1H−イミダゾール−3−イウムトリフルオロメタンスルホネート
【0511】
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
【0512】
1−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イルスルホニル)−1H−イミダゾール(0.500g、2.24mmol)のDCM(5mL)中溶液に、約0℃でメチルトリフルオロメタンスルホネート(0.27mL、2.46mmol)を約3分かけて滴下添加した。反応混合物を約0℃で約2時間撹拌した。固体を真空濾過により集め、DCM(10mL)で洗浄し、真空下に乾燥して、1−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イルスルホニル)−3−メチル−1H−イミダゾール−3−イウムトリフルオロメタンスルホネート(0.79g、90%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.12分;MSm/z238(M+H)
+。
【0513】
ステップD:3,3−ジフルオロ−N−(4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)アゼチジン−1−スルホンアミド
【0514】
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
【0515】
4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]−オクタン−1−アミン(0.20g、0.46mmol、実施例番号9、ステップF)のMeCN(5mL)中溶液に、1−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イルスルホニル)−3−メチル−1H−イミダゾール−3−イウムトリフルオロメタンスルホネート(0.19g、0.50mmol)を加えた。反応混合物を約70℃に約24時間加熱した。溶媒を減圧下に除去した。残渣をEtOAc(30mL)と水(10mL)との間で分配した。層を分離し、有機層を水(10mL)およびブライン(2×10mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧下に除去した。粗製物をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、3,3−ジフルオロ−N−(4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)アゼチジン−1−スルホンアミド(0.119g、38%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.32分;MSm/z592(M+H)
+。
【0516】
調製番号6:1−メチルシクロプロパン−1−スルホニルクロリド
【0517】
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
【0518】
ステップA:ブチルシクロプロパンスルホネート
【0519】
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
【0520】
シクロプロパンスルホニルクロリド(5.00g、35.6mmol)のn−BuOH(20mL)中溶液に、−20℃でピリジン(5.75mL、71.1mmol)を滴下添加した。得られた混合物を約16時間撹拌し、周囲温度にゆっくり加温した。溶媒を減圧下に除去し、残渣をDCMと水(それぞれ50mL)との間で分配した。有機相をブライン(40mL)で更に洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、ブチルシクロプロパンスルホネート(4.7g、74%)を黄色油として得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ4.2(t,2H)、2.82(m,1H)、1.64(m,2H)、1.35(m,2H)、1.08(m,2H)、1.01(m,2H)、0.89(t,3H)。
【0521】
ステップB:ブチル1−メチルシクロプロパン−1−スルホネート
【0522】
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
【0523】
ブチルシクロプロパンスルホネート(1.5g、8.4mmol)のTHF(8mL)中溶液に、約−78℃でn−BuLi(ヘキサン中1.6M、5.26mL、8.42mmol)およびヨードメタン(0.684mL、10.9mmol)を同時に加え、得られた混合物を約−78℃で約2時間、次いで周囲温度で約2時間撹拌した。飽和NH
4Cl水溶液(7mL)を加えることにより反応物をクエンチし、層を分離した。水層をEtOAc(15mL)で逆抽出し、合わせた有機抽出物を無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(30分かけてヘプタン中5から25%EtOAc)に供して、ブチル1−メチルシクロプロパン−1−スルホネート(0.8g、49%)を無色油として得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ4.17(t,2H)、1.62(m,2H)、1.43(s,3H)、1.35(m,2H)、1.22(m,2H)、0.94(m,2H)、0.88(t,3H)。
【0524】
ステップC:1−メチルシクロプロパン−1−スルホニルクロリド
【0525】
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
【0526】
ブチル1−メチルシクロプロパン−1−スルホネート(0.80g、4.2mmol)およびチオシアン酸カリウム(0.404g、4.16mmol)の1,4−ジオキサン/水(1:1、10mL)中混合物を約8時間加熱還流した。反応物を周囲温度に冷却し、溶媒を減圧下に濃縮して、粗製のカリウム1−メチルシクロプロパン−1−スルホネートを得、これを塩化チオニル(7mL)中に懸濁した。DMF(0.05mL)を加え、混合物を約8時間加熱還流し、次いで冷却した。揮発物を減圧下に除去し、残渣をDCM(20mL)に溶解し、水(15mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、1−メチルシクロプロパン−1−スルホニルクロリド(0.56g、86%)を黄色油として得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ1.82(br s,2H)、1.79(s,3H)、1.15(m,2H)。
【0527】
調製番号7:エチル4−(シクロプロパンスルホンアミド)−2−エチル−1−フルオロシクロペンタンカルボキシレート
【0528】
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
【0529】
エチル4−(シクロプロパンスルホンアミド)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(0.630g、2.18mmol、調製番号Y.1およびシクロプロパンスルホニルクロリドからKを用いて調製した)のTHF(14.5mL)中溶液を約−78℃に冷却し、次いでLDA(THF/ヘキサン中1.8M、3.63mL、6.53mmol)を約30分かけて反応混合物に滴下添加した。反応混合物を約−78℃で約50分間撹拌した後、N−フルオロ−N−(フェニルスルホニル)ベンゼンスルホンアミド(2.06g、6.53mmol)のTHF(7.3mL)中溶液を約30分かけて滴下添加した。反応混合物を約−78℃で約1時間撹拌し、次いで周囲温度に加温し、約16時間撹拌した。飽和NH
4Cl水溶液(100mL)を加えた。反応混合物をEtOAc(50mL)で分配した。水層をEtOAc(2×50mL)で更に抽出した。合わせた有機層を減圧下に濃縮した。残渣をヘプタン中0−60%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、エチル4−(シクロプロパンスルホンアミド)−2−エチル−1−フルオロシクロペンタンカルボキシレート(0.41g、46%)を透明油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.12分;MSm/z:306(M−H)
−。
【0530】
調製番号8:(1S,2R,4R)−エチル2−メチル−4−(フェニルアミノ)シクロペンタンカルボキシレートおよび(1R,2S,4S)−エチル2−メチル−4−(フェニルアミノ)シクロペンタンカルボキシレート
【0531】
【化184】
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【0532】
エチル4−ヒドロキシ−2−メチルシクロペンタンカルボキシレート(1.81g、10.5mmol、実施例番号7、ステップGおよびNaBH
4からPを用いて調製した)およびピリジン(1.28mL、15.8mmol)のTHF(52.5mL)中溶液を約0℃に冷却した。メタンスルホニルクロリド(0.90mL、12mmol)を滴下添加した。反応混合物を周囲温度で約16時間撹拌し、次いで水(50mL)とDCM(30mL)との間で分配した。層を分離し、水層をDCM(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、白色固体を得た。得られた固体をアニリン(78.0g、841mmol)と混合し、約90℃で約16時間加熱した。反応混合物を減圧下に濃縮し、DCM中20−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、賦形剤として29mol%アニリンを含む(1S,2R,4R)−エチル2−メチル−4−(フェニルアミノ)シクロペンタンカルボキシレートおよび(1R,2S,4S)−エチル2−メチル−4−(フェニルアミノ)シクロ−ペンタンカルボキシレート(2.73g、75%)を暗色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.67分;MSm/z:248(M+H)
+。
【0533】
調製番号9:1−tert−ブチル3−エチル4−エチル−5,6−ジヒドロピリジン−1,3(2H)−ジカルボキシレート
【0534】
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
【0535】
ステップA:1−tert−ブチル3−エチル4−(ジエトキシホスホリルオキシ)−5,6−ジヒドロピリジン−1,3(2H)−ジカルボキシレート
【0536】
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
【0537】
1−tert−ブチル3−エチル4−オキソピペリジン−1,3−ジカルボキシレート(11.50g、42.4mmol、ASDI)のMTBE(500mL)中溶液に、約−78℃でNaHMDS(THF中1M、53.0mL、53.0mmol)を加えた。約1時間後、ジエチルホスホロクロリデート(7.62mL、53.0mmol)を反応混合物に加えた。約30分後、反応混合物を周囲温度に加温し、約16時間撹拌した。反応混合物を飽和NH
4Cl水溶液(100mL)とEtOAc(50mL)との間で分配した。層を分離した。水層をEtOAc(2×50mL)で更に抽出した。合わせた有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をヘプタン中0−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、1−tert−ブチル3−エチル4−(ジエトキシホスホリルオキシ)−5,6−ジヒドロピリジン−1,3(2H)−ジカルボキシレート(8.55g、49%)を黄色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.35分;MSm/z:408(M+H)
+。
【0538】
ステップB:1−tert−ブチル3−エチル4−エチル−5,6−ジヒドロピリジン−1,3(2H)−ジカルボキシレート
【0539】
【化187】
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【0540】
CuI(4.21g、22.12mmol)のTHF(61.4mL)中スラリー液に、約0℃でエチルマグネシウムブロミド(THF中1.0M、44.2mL、44.2mmol)を滴下添加した。約30分後、反応混合物を約−78℃に冷却し、1−tert−ブチル3−エチル4−(ジエトキシホスホリルオキシ)−5,6−ジヒドロピリジン−1,3(2H)−ジカルボキシレート(7.51g、18.43mmol)のTHF(61mL)中溶液をゆっくり加えた。反応混合物を約−78℃で約1時間撹拌し、次いで約0℃に加温した。反応混合物を約0℃で約15時間撹拌し、次いで周囲温度に加温し、約1時間撹拌した。反応混合物を約−78℃に冷却し、飽和NH
4Cl水溶液(100mL)をゆっくり加えた。反応混合物を周囲温度に加温し、約16時間撹拌した。混合物をEt
2O(100mL)で抽出した。水層をEt
2O(2×50mL)で更に抽出した。有機層を合わせ、飽和NH
4Cl水溶液(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮し、ヘプタン中0−30%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、1−tert−ブチル3−エチル4−エチル−5,6−ジヒドロピリジン−1,3(2H)−ジカルボキシレート(0.785g、15%)を透明油として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ4.23(d,J=7.1Hz、2H)、4.12(s,2H)、3.48(t,J=5.8Hz、2H)、2.52(q,J=7.5Hz、2H)、2.28(t,J=5.8Hz、2H)、1.51(s,9H)、1.32(t,J=7.1Hz、3H)、1.09(t,J=7.5Hz、3H)。
【0541】
調製番号10:1−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)−1,6−ジヒドロピラゾロ[3,4−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン
【0542】
【化188】
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【0543】
ステップA:tert−ブチル2−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)ヒドラジンカルボキシレート
【0544】
【化189】
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【0545】
1−ベンジルピペリジン−3−オン塩酸塩(1.00g、4.10mmol)、tert−ブチルヒドラジンカルボキシレート(0.596g、4.51mmol)およびAcOH(0.470mL、8.21mmol)のDCE(20mL)中混合物を周囲温度で約1時間撹拌し、次いでNaCNBH
3(0.258g、4.10mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約16時間撹拌した。飽和NaHCO
3水溶液(50mL)を加えることにより反応混合物をクエンチした。有機層を分離し、減圧下に濃縮し、RP−HPLC(表1、方法h)により精製して、tert−ブチル2−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)ヒドラジンカルボキシレート(1.25g、100%)を透明油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.66分;MSm/z:306(M+H)
+。
【0546】
ステップB:1−ベンジル−3−ヒドラジニルピペリジン塩酸塩
【0547】
【化190】
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【0548】
tert−ブチル2−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)ヒドラジンカルボキシレート(1.25g、4.10mmol)のHCl水溶液(6N、6.83mL、41.0mmol)中溶液を周囲温度で約8時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去して、粗製の1−ベンジル−3−ヒドラジニルピペリジン塩酸塩(1.45g、112%)を白色固体として得、これを更には精製せずに使用した:LC/MS(表1、方法b)R
t=0.66分;MSm/z:206(M+H)
+。
【0549】
ステップC:1−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)−1,6−ジヒドロピラゾロ[3,4−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン
【0550】
【化191】
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【0551】
4−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルバルデヒド(0.40g、2.21mmol、Adesis)および1−ベンジル−3−ヒドラジニルピペリジン塩酸塩(1.39g、4.43mmol)をn−BuOH(11.1mL)中に懸濁した。混合物を約90℃で約3時間加熱し、次いで約120℃で約5時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、溶媒を減圧下に除去した。残渣をDCM中0−5%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、1−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)−1,6−ジヒドロピラゾロ[3,4−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.105g、14%)を茶褐色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.53分;MSm/z:332(M+H)
+。
【0552】
調製番号11:cis−3−tert−ブチル1−メチル4−エチルシクロペンタン−1,3−ジカルボキシレート
【0553】
【化192】
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【0554】
ステップA:cis−2−エチル−4−(メトキシカルボニル)シクロペンタンカルボン酸
【0555】
【化193】
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【0556】
塩化ルテニウム(III)水和物(0.203g、0.900mmol)を、5−エチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン(5.00g、40.9mmol、ChemSampCo)および過ヨウ素酸ナトリウム(35.0g、164mmol)の水(117mL)、MeCN(78mL)およびEtOAc(78mL)中混合物に加えた。反応混合物を周囲温度で約16時間撹拌した。反応混合物を濾過し、Et
2O(2×100mL)で抽出した。水層をEt
2O(3×100mL)で更に抽出した。有機層を合わせ、ブライン(100mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をAc
2O(20mL、24mmol)に溶解し、約4時間加熱還流した。反応混合物を周囲温度に冷却し、溶媒を減圧下に除去した。MeOH(40mL)を加え、反応混合物を約6時間加熱還流した。溶媒を減圧下に除去して、cis−2−エチル−4−(メトキシカルボニル)シクロペンタンカルボン酸(4.84g、59%)を茶褐色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.91分;MSm/z:201(M+H)
+。
【0557】
ステップB:cis−3−tert−ブチル1−メチル4−エチルシクロペンタン−1,3−ジカルボキシレート
【0558】
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
【0559】
cis−2−エチル−4−(メトキシカルボニル)シクロペンタンカルボン酸(4.50g、22.47mmol)のSOCl
2(8.20mL、112mmol)中混合物を周囲温度で約16時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去した。得られた残渣をt−BuOH(22.5mL)に溶解した。反応混合物を周囲温度で約16時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去した。残渣を水(50mL)およびDCM(100mL)に溶解した。有機層を分離し、飽和NaHCO
3水溶液(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、cis−3−tert−ブチル1−メチル4−エチルシクロペンタン−1,3−ジカルボキシレート(3.94g、68%)を暗茶褐色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.86分;MSm/z:257(M+H)
+。
【0560】
調製番号12:1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ブト−3−エン−1−アミン塩酸塩
【0561】
【化195】
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【0562】
ステップA:(E)−2−スチリル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【0563】
【化196】
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【0564】
2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(3.1g、8.8mmol、実施例番号1、ステップB)、PdCl
2(dppf)・DCM(0.719g、0.880mmol)および(E)−スチリルボロン酸(2.60g、17.6mmol)のTHF(3mL)および水(2mL)中溶液に、Na
2CO
3(2.33g、22.0mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで約5分間脱気した。反応混合物を約50℃で加熱した。約24時間後、更にPdCl
2(dppf)・DCM(0.719g、0.880mmol)、(E)−スチリルボロン酸(2.60g、17.6mmol)およびNa
2CO
3(2.33g、22.0mmol)を反応混合物に加えた。約50℃で約48時間加熱した後、反応混合物を周囲温度に冷却し、DCM(200mL)および水(200mL)で希釈した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。5%DCMを含むヘプタン中20−60%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、(E)−2−スチリル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジンを黄色固体として得た(1.2g、36%):LC/MS(表1、方法a)R
t=2.99分;MSm/z:376(M+H)
+。
【0565】
ステップB:5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルバルデヒド
【0566】
【化197】
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【0567】
(E)−2−スチリル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(1.2g、3.2mmol)の1,4−ジオキサン(20mL)および水(2.0mL)中溶液に、過ヨウ素酸ナトリウム(2.73g、12.8mmol)を、続いて四酸化オスミウム(t−BuOH中2.5重量%、4.01mL、0.320mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約1日間撹拌し、次いで更に過ヨウ素酸ナトリウム(2.73g、12.78mmol)および四酸化オスミウム(t−BuOH中2.5重量%、4.01mL、0.320mmol)を加えた。約2日間撹拌した後、10%Na
2S
2O
3水溶液(100mL)およびEtOAc(100mL)の溶液を加えた。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して固体を得、これをヘプタンで摩砕してベンズアルデヒドを除去した。得られた固体を真空中で乾燥して、5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルバルデヒドを茶褐色固体として得た(0.77g、80%):LC/MS(表1、方法a)R
t=2.01分;MSm/z:334(M+H)
+。
【0568】
ステップC:1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ブト−3−エン−1−オール
【0569】
【化198】
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【0570】
5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルバルデヒド(5.1g、17mmol)のTHF(100mL)および水(33.3mL)中溶液に、3−ブロモプロプ−1−エン(2.86mL、33.9mmol)を、続いてインジウム(3.89g、33.9mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約15時間撹拌し、次いでHCl水溶液(1N、150mL)およびEtOAc(150mL)を加えた。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮し、ヘプタン中20−60%EtOAcで溶離するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ブト−3−エン−1−オール(4g、69%)を濃厚油として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.30分;MSm/z:344(M+H)
+。
【0571】
ステップD:2−(1−アジドブト−3−エニル)−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【0572】
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
【0573】
1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ブト−3−エン−1−オール(0.14g、0.41mmol)のDCM(10mL)中溶液に、塩化チオニル(0.045mL、0.61mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約8時間撹拌し、次いでEtOAcおよび飽和NaHCO
3水溶液(それぞれ10mL)を加えた。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮した。粗製のクロリドをDMF(10mL)に溶解し、アジ化ナトリウム(0.159g、2.45mmol)を反応混合物に加えた。反応混合物を周囲温度で約15時間撹拌し、次いでEtOAcおよび飽和NaHCO
3水溶液(それぞれ10mL)を反応混合物に加えた。有機層を分離し、真空中で濃縮し、ヘプタン中10−60%EtOAcで溶離するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、2−(1−アジドブト−3−エニル)−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(0.153g、87%)を油として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.84分;MSm/z:369(M+H)
+。
【0574】
ステップE:1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ブト−3−エン−1−アミン塩酸塩
【0575】
【化200】
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【0576】
2−(1−アジドブト−3−エニル)−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(3.90g、10.6mmol)のTHF(60mL)および水(30mL)中溶液に、トリフェニルホスフィン(3.33g、12.7mmol)を加えた。反応混合物を約50℃で約15時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、真空中で濃縮した。残渣をEtOAc(30mL)に溶解し、pHが約1で維持されるまでHCl(気体)を加え、続いてEt
2Oを加えて沈殿物を生成させた。約15時間撹拌した後、沈殿物を濾取して、1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ブト−3−エン−1−アミン塩酸塩(2.5g、62%)を黄褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.80分;MSm/z:343(M+H)
+。
【0577】
調製番号13:N−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチル)シクロヘキサンカルボキサミド
【0578】
【化201】
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【0579】
(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩(0.50g、1.476mmol、実施例番号5、ステップC)のDCM(10mL)中スラリー液に、シクロヘキサンカルボニルクロリド(0.221mL、1.623mmol)を、続いてDIEA(0.644mL、3.69mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約4時間撹拌し、次いで飽和NaHCO
3水溶液(20mL)およびDCM(20mL)を反応混合物に加えた。有機層を分離し、真空中で濃縮し、DCM中20−80%EtOAcで溶離するシリカゲル(40g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、N−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.49g、80%)を無色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.40分;MSm/z:413(M+H)
+。
【0580】
調製番号14
*:(2R,4S)−tert−ブチル4−(シクロプロパンスルホンアミド)−2−メチルピロリジン−1−カルボキシレート
【0581】
【化202】
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【0582】
炭素担持20重量%Pd(OH)
2(0.605g、0.862mmol)のEtOH(75mL)中スラリー液に、(2R,4S)−tert−ブチル4−アジド−2−メチルピロリジン−1−カルボキシレート(3.9g、17mmol、Rosen、T.;Chu、D.T.W.;Lico、I.M.;Fernandes、P.B.;Marsh、K.;Shen、L.;Cepa、V.G.;Pernet、A.G.J.Med.Chem.1988年、31巻、1598−1611頁に記載されている通りに合成した)のEtOH(25mL)中溶液を加えた。反応混合物を水素でパージし、風船を用いて水素雰囲気を維持した。反応混合物を周囲温度で約2時間撹拌し、次いで濾過し、真空中で濃縮した。残渣をDCM(100mL)に溶解し、約0℃に冷却し、TEA(6.01mL、43.1mmol)を、続いてシクロプロパンスルホニルクロリド(2.67g、19.0mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約15時間撹拌し、飽和NaHCO
3水溶液(50mL)を反応混合物に加え、有機層を分離し、真空中で濃縮し、ヘプタン中20−80%EtOAcで溶離するシリカゲル(80g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、(2R,4S)−tert−ブチル4−(シクロプロパンスルホンアミド)−2−メチルピロリジン−1−カルボキシレート(2.55g、48%)を油として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.98min(ELSD);MSm/z:305(M+H)
+。
【0583】
調製番号15
*:(2R,4S)−tert−ブチル4−(シクロプロパンスルホンアミド)−2−エチルピロリジン−1−カルボキシレート
【0584】
【化203】
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【0585】
炭素担持20重量%Pd(OH)
2(0.044g、0.062mmol)のEtOH(30mL)中スラリー液に、(2R,4S)−tert−ブチル4−アジド−2−エチルピロリジン−1−カルボキシレート(1.5g、6.2mmol、Rosen、T.;Chu、D.T.W.;Lico、I.M.;Fernandes、P.B.;Marsh、K.;Shen、L.;Cepa、V.G.;Pernet、A.G.J.Med.Chem.1988年、31巻、1598−1611頁に記載されている通りに合成した)のEtOH(10mL)中溶液を加えた。反応混合物を水素でパージし、風船を用いて水素雰囲気を維持した。反応混合物を周囲温度で約4時間撹拌し、次いで濾過し、真空中で濃縮した。残渣をピリジン(30mL)に溶解し、シクロプロパンスルホニルクロリド(1.05g、7.49mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約15時間撹拌し、次いでEtOAc(50mL)と飽和CuSO
4水溶液(50mL)との間で分配した。有機層を分離し、ブライン(30mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮し、ヘプタン中20−80%EtOAcで溶離するシリカゲル(80g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、(2R,4S)−tert−ブチル4−(シクロプロパンスルホンアミド)−2−エチルピロリジン−1−カルボキシレート(0.95g、48%)を油として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.12min(ELSD);MSm/z:319(M+H)
+。
【0586】
調製番号16:tert−ブチル1−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピロリジン−3−イルカルバメート
【0587】
【化204】
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【0588】
tert−ブチル1−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモチオイル)−ピロリジン−3−イルカルバメート(0.54g、1.0mmol、調製番号J.1)のTHF(15mL)中溶液に、DIEA(0.444mL、2.54mmol)を、続いて水銀(II)トリフルオロアセテート(0.478g、1.12mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約2時間撹拌し、次いで飽和NaHCO
3水溶液(30mL)およびEtOAc(30mL)を加えた。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮した。粗製物をDCM中10−40%EtOAcで溶離するシリカゲル(40g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチル1−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピロリジン−3−イルカルバメート(0.411g、81%)を黄色ガラス状物として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.50分;MSm/z:497(M+H)
+。
【0589】
調製番号17:N−(4−(3−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)シクロプロパンスルホンアミド
【0590】
【化205】
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【0591】
N−(4−(3−アリル−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ビシクロ−[2.2.2]オクタン−1−イル)シクロプロパンスルホンアミド(0.27g、0.47mmol、4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸[Prime Organics]を用いてのE、シクロプロピルスルホニルクロリドを用いてのK、調製番号12、HATUおよびDIEAからH、ローソン試薬および水銀(II)トリフルオロアセテートを用いてのQを用いて調製した)の1,4−ジオキサン(10mL)および水(1mL)中溶液に、N−メチルモルホリン−N−オキシド(0.22g、1.8mmol)を、続いて四酸化オスミウム(水中4重量%、0.36mL、0.047mmol)を加えた。反応混合物を約15時間撹拌し、次いでDCM(20mL)および水(10mL)を反応混合物に加えた。有機層を分離し、真空中で濃縮し、DCM中10−50%MeCNで溶離するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、N−(4−(3−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)シクロプロパンスルホンアミド(0.009g、3%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.90分;MSm/z:612(M−H)
−。
【0592】
調製番号18:2−ヒドラジニル−6−メチル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【0593】
【化206】
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【0594】
ステップA:5−ブロモ−3−(プロプ−1−イニル)ピラジン−2−アミン
【0595】
【化207】
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【0596】
3,5−ジブロモピラジン−2−アミン(10.0g、39.5mmol)のTHF(200mL)中溶液に、ヨウ化銅(I)(0.377g、1.98mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(1.39g、1.98mmol)およびTEA(16.5mL、119mmol)を加えた。反応混合物を約0℃に冷却し、Arで脱気した。反応混合物を約5分間撹拌し、次いで反応混合物をプロピンでパージし、風船によりプロピン圧を維持した。反応混合物を約0℃で約30分間撹拌し、次いで周囲温度に加温した。反応混合物を約2時間撹拌し、次いでEtOAc(100mL)および水(100mL)を反応混合物に加えた。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮した。粗製混合物をDCM中10−60%EtOAc(乾燥充填)で溶離するシリカゲル(120g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、5−ブロモ−3−(プロプ−1−イニル)ピラジン−2−アミン(7.05g、84%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.79分;MSm/z:212、214(1:1)(M+H)
+。
【0597】
ステップB:2−ブロモ−6−メチル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【0598】
【化208】
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【0599】
NaH(鉱油中60%分散液、2.00g、49.9mmol)のNMP(100mL)中スラリー液に、5−ブロモ−3−(プロプ−1−イニル)ピラジン−2−アミン(7.05g、33.2mmol)のNMP(20mL)中溶液をゆっくり加えた。反応混合物を周囲温度で約20分間撹拌し、次いでp−トルエンスルホニルクロリド(6.97g、36.6mmol)のNMP(20mL)中溶液を加えた。反応混合物を周囲温度で約20時間撹拌し、次いでHCl水溶液(1N、100mL)を反応混合物に加えた。得られた固体を濾取した。茶褐色固体をDCM/EtOAc(1:1、30mL)で摩砕し、濾取して、2−ブロモ−6−メチル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(9.0g、74%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.68分;MSm/z:366、368(1:1)(M+H)
+。
【0600】
ステップC:tert−ブチル2−(6−メチル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート
【0601】
【化209】
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【0602】
トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.250g、0.273mmol)および2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(0.232g、0.546mmol)を1,4−ジオキサン(15mL)中で合わせた。溶媒を吹き込んでフラスコを排気し、次いで窒素で(3回)注意深く再充填した。次いで窒素を反応混合物中に直接吹き込んだ。次いで混合物を約80℃で約10分間加熱し、次いで加熱源から除去した。2−ブロモ−6−メチル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(1.0g、2.73mmol)、tert−ブチルヒドラジンカルボキシレート(0.541g、4.10mmol)およびNaOt−Bu(0.501mL、4.10mmol)を加え、反応物を約80℃で約1時間加熱した。反応物を周囲温度に冷却し、溶媒を減圧下に除去した。黒色残渣をEtOAc(50mL)に溶解し、濾過した。濾液を飽和NH
4Cl水溶液(50mL)、EDTA(1.0M水溶液、50mL)および飽和NaHCO
3水溶液(50mL)で洗浄した。溶液を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。物質をヘプタン中25−100%EtOAcで溶離するシリカゲル(80g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチル2−(6−メチル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート(0.160g、14%)を茶褐色油として得た:LCMS(表1、方法a)R
t=2.51分;MSm/z:418(M+H)
+。
【0603】
ステップD:2−ヒドラジニル−6−メチル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【0604】
【化210】
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【0605】
tert−ブチル2−(6−メチル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート(0.16g、0.38mmol)を密封バイアル中1,4−ジオキサン(1.9mL)中で撹拌して茶褐色溶液を得た。HCl(1,4−ジオキサン中4M、0.958mL、3.83mmol)を加え、反応物を周囲温度で約20時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去した。残渣を飽和NaHCO
3水溶液(10mL)とEtOAc(10mL)との間で分配した。層を分離し、水層をEtOAc(2×10mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(20mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮して、2−ヒドラジニル−6−メチル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(0.089g、73%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.92分;MSm/z:318(M+H)
+。
【0606】
調製番号19:
調製番号19.1:(1S,3R,4S)−3−メチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン
調製番号19.2:(1S,3R,4S)−3−メチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン
【0607】
【化211】
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【0608】
N−((1S,3R,4S)−3−メチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセトアミド(1.52g、3.36mmol、実施例番号7、ステップHおよびPd/CからY、G、AA[表2、方法3、R
t=6.1分、旋光度=ND]、NaOHを用いてのZ、実施例番号1ステップD、HATUおよびTEAを用いてのA、ならびにTEAを用いてのBを用いて調製した)と1,4−ジオキサン(25mL)との混合物に、HCl水溶液(6N、25mL、150mmol)を加えた。反応物を約100℃で約14時間加熱し、次いで周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮した。得られた茶褐色残渣にMeOH(30mL)を加え、溶液を減圧下に濃縮した。得られた残渣にMeOH(5mL)を加え、続いてEt
2O(20mL)をゆっくり加えた。最初に濁った溶液が生成し、次いで暗色油/ゴム状物が生成し、混合物を減圧下に濃縮した。得られた茶褐色残渣に、MeOH(30mL)、別の反応からの(1S,3R,4S)−3−メチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタン−アミン(1.35g、2.50mmol、UV純度75%)およびシリカゲル(7g)を加えた。混合物を減圧下に濃縮し、DCM中0−100%(DCM/[MeOH中2M NH
3](9:1))の勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、カラムをMeOH次いでMeOH/NH
4OH水溶液(9:1)で更にフラッシュして、(1S,3R,4S)−3−メチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン[調製番号19.1](0.092g、5%)を暗茶褐色固体として:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.35分;MSm/z:257(M+H)
+、およびDCMと飽和NaHCO
3水溶液(それぞれ50mL)との間で分配した茶褐色残渣2.9gを得た。層を分離し、水層を更にDCM(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、(1S,3R,4S)−3−メチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン[調製番号19.2](1.94g、78%)を茶色がかった灰色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.80分;MSm/z:411(M+H)
+。
【0609】
調製番号20:3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルベンゾエート
【0610】
【化212】
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【0611】
3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルベンゾエート(5.00g、7.84mmol、安息香酸を用いてのIIおよびBを用いる実施例番号4ステップJから調製した)のMeOH(16mL)中混合物に、シアン化カリウム(0.74mL、17.2mmol)のMeOH(16mL)中溶液を加えた。反応物を周囲温度で約16時間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮して残渣を得た。残渣を水(20mL)とDCM(20mL)との間で分配した。層を分離し、水層をDCM(3×10mL)で抽出した。次いで抽出物を飽和NaHCO
3水溶液で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、粗製の油を得た。粗製物をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルベンゾエート(2.30g、78%)を赤色がかった固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.08分;MSm/z:376(M+H)
+。
【0612】
調製番号21:tert−ブチル4−(アミノメチル)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート
【0613】
【化213】
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【0614】
ステップA:tert−ブチル2−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンタンカルボキシレート
【0615】
【化214】
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【0616】
3−tert−ブチル1−メチル4−エチルシクロペンタン−1,3−ジカルボキシレート(3.88g、15.1mmol、調製番号11、ステップB)のEt
2O(150mL)中溶液を約−40℃に冷却した。LAH(THF中2N、8.32mL、16.6mmol)を滴下添加した。反応混合物を約−40℃で約1時間撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO
3水溶液(50mL)とEtOAc(3×50mL)との間で分配した。合わせた有機抽出物を減圧下に濃縮した。粗製物を0−100%EtOAc/ヘプタンの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチル2−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンタンカルボキシレート(1.00g、29%)を茶褐色油として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.37分;MSm/z:229(M+H)
+。
【0617】
ステップB:tert−ブチル2−エチル−4−((メチルスルホニルオキシ)メチル)シクロペンタンカルボキシレート
【0618】
【化215】
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【0619】
tert−ブチル2−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンタンカルボキシレート(0.220g、0.964mmol)のDCM(5mL)中溶液に、約0℃でTEA(0.16mL、1.15mmol)およびメタンスルホニルクロリド(0.083mL、1.06mmol)を加えた。反応混合物を約25℃に加温し、約25℃で約16時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)とDCM(20mL)との間で分配した。水溶液をDCM(2×20mL)で洗浄した。合わせた有機抽出物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、tert−ブチル2−エチル−4−((メチルスルホニルオキシ)メチル)シクロペンタンカルボキシレート(0.295g、100%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.55分;MSm/z:307(M+H)
+。
【0620】
ステップC:tert−ブチル4−(アミノメチル)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート
【0621】
【化216】
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【0622】
tert−ブチル2−エチル−4−((メチルスルホニルオキシ)メチル)シクロペンタンカルボキシレート(0.295g、0.964mmol)のDMF(5mL)中溶液に、アジ化ナトリウム(0.313g、4.82mmol)を加えた。反応物を約50℃で約16時間加熱し、次いで約15−20℃に冷却した。水(40mL)を反応混合物に加えた。水溶液をDCM(3×30mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、暗茶褐色油を得た。茶褐色油をTHF(6.5mL)および水(3.5mL)に溶解した。トリフェニルホスフィン(0.316g、1.205mmol)を加えた。反応混合物を約25℃で約15時間撹拌した。有機溶媒を減圧下に除去し、残渣を飽和NaHCO
3水溶液(20mL)とDCM(20mL)との間で分配した。有機相を減圧下に濃縮した。得られた残渣をDCM中0−20%(MeOH中20%(MeOH中7Nアンモニウム))の勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、tert−ブチル4−(アミノメチル)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(0.102g、46%)を茶褐色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.72分;MSm/z:228(M+H)
+。
【0623】
調製番号22:エチル2−エチル−4−ホルミルシクロペンタンカルボキシレート
【0624】
【化217】
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【0625】
ステップA:2−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンタンカルボン酸
【0626】
【化218】
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【0627】
2−エチル−4−(メトキシカルボニル)シクロペンタンカルボン酸(8.34g、41.7mmol、調製番号11、ステップA)のTHF(208mL)中溶液に、約−20℃でLiBH
4(0.907g、41.7mmol)を加えた。反応混合物を約−20℃で約1時間撹拌した。反応混合物を約25℃に加温し、次いで約25℃で約16時間撹拌した。更にLiBH
4(0.907g、41.7mmol)を加えた。反応混合物を約25℃で約4時間撹拌した。水(10mL)をゆっくり加えて反応をクエンチした。固体を真空濾過により除去した。濾液を減圧下に濃縮した。得られた残渣を水(50mL)とDCM(3×50mL)との間で分配した。合わせた有機抽出物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、2−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンタンカルボン酸(7.29g、100%)を得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.44分;MSm/z:173(M+H)
+。
【0628】
ステップB:エチル2−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンタンカルボキシレート
【0629】
【化219】
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【0630】
HClガスを2−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンタンカルボン酸(7.29g、42.3mmol)のEtOH(60mL)中溶液に約25℃で約10分間吹き込んだ。反応混合物を約25℃で約72時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去した。粗製残渣を水(30mL)とDCM(3×30mL)との間で分配した。合わせた有機抽出物を減圧下に濃縮した。粗製物を0−100%EtOAc/ヘプタンの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、エチル2−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンタンカルボキシレート(4.89g、58%)を黄色油として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ4.23−4.02(m,2H)、3.74−3.47(m,2H)、2.96−2.83(m,1H)、2.31−2.17(m,1H)、2.15−1.98(m,2H)、1.97−1.84(m,1H)、1.79−1.66(m,1H)、1.65−1.50(m,1H)、1.49−1.37(m,1H)、1.30−1.21(m,5H)、1.04−0.82(m,3H)。
【0631】
ステップC:エチル2−エチル−4−ホルミルシクロペンタンカルボキシレート
【0632】
【化220】
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【0633】
エチル2−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンタンカルボキシレート(4.84g、24.2mmol)のDCM(100mL)中溶液に、ピリジニウムクロロクロメート(10.42g、48.3mmol)を加えた。反応混合物を約25℃で約3時間撹拌した。シリカゲル(1g)を加えた。混合物を約25℃で約30分間撹拌した。固体を真空濾過により除去し、DCM(100mL)で濯いだ。濾液を減圧下に濃縮した。得られた残渣を0−40%EtOAc/ヘプタンの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、エチル2−エチル−4−ホルミルシクロペンタンカルボキシレート(3.03g、63%)を透明油として得た:
1H NMR(DMSO−d
6)δ9.66−9.47(m,1H)、4.12−3.94(m,2H)、2.94−2.73(m,2H)、2.19−1.90(m,4H)、1.55−1.65(m,1H)、1.37−1.23(m,1H)、1.23−1.06(m,4H)、0.96−0.82(m,3H)。
【0634】
調製番号23:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(8−メチル−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−N−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)シクロプロパンスルホンアミド
【0635】
【化221】
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【0636】
炭酸セシウム(0.274g、0.841mmol)、トリシクロヘキシルホスフィン(トルエン中20重量%溶液、0.094g、0.067mmol)、Pd
2(dba)
3(0.039g、0.042mmol)およびトリメチルボレート(0.069g、0.547mmol)を、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(8−ヨード−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−N−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.32g、0.421mmol、調製番号GGG.1からKKを用いて調製した)の1,4−ジオキサン(8mL)中溶液に加えた。混合物を脱気し、約85℃で約2時間加熱した。溶媒を除去し、残渣をEtOAcと水(それぞれ20mL)との間で分配した。有機相をブライン(15mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。得られた混合物をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中40から100%EtOAc)により精製して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(8−メチル−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−N−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.21g、77%)を黄色非晶性固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=3.39分;MSm/z:650(M+H)
+。
【0637】
調製番号24:ジエチル2−(4−(シクロプロパンスルホンアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−2−オキソエチルホスホネート
【0638】
【化222】
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【0639】
ステップA:メチル4−(シクロプロパンスルホンアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボキシレート
【0640】
【化223】
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【0641】
メチル4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボキシレート(500mg、2.73mmol)(Yeh、V.S.C.;Kurukulasuriya、R.;Madar、D.;Patel、J.R.;Fung、S.;Monzon、K.;Chiou、W.;Wang、J.;Jacobson、P.;Sham、H.L.;Link、J.T.Bioorg.and Med.Chem.Let、2006年、16巻、20号、5408−5413頁)のDCM(10mL)中溶液に、室温でTEA(0.76mL、5.46mmol)およびDMAP(50mg、0.41mmol)を加えた。シクロプロパンスルホニルクロリド(764mg、5.46mmol、Matrix)を注射器により滴下添加した。反応混合物を室温で約15時間撹拌した。混合物を水(10mL)で洗浄し、水層をDCM(2×10mL)で抽出し、有機層を合わせ、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮した。粗製物をヘキサン中20−35%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、メチル4−(シクロプロパンスルホンアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボキシレート(410mg、収率52%)を得た。LC/MS(表1、方法p)R
t=1.68分;MSm/z:288(M+H)
+。
【0642】
ステップB:ジエチル(4−(シクロプロパンスルホンアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)メチルホスホネート
【0643】
【化224】
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【0644】
ジエチルメチルホスホネート(1.27g、8.36mmol)の溶液をTHF(20mL)に溶解し、窒素下ドライアイス−アセトン浴中で約−78℃に冷却した。次いでn−BuLi(9.77mmol、3.9mL、ヘキサン中2.5M)を約5分かけて滴下添加した。温度を約−70℃未満に維持しながら、反応混合物を約3時間撹拌した。次いで温度を約−78℃で維持しながら、メチル4−(シクロプロパンスルホンアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボキシレート(800mg、2.79mmol)のTHF(10mL)中溶液を加えた。溶液を約15時間撹拌し、温度を室温にゆっくり上げた。反応混合物に飽和NH
4Cl水溶液(30mL)を加え、EtOAc(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濃縮して、ジエチル(4−(シクロプロパンスルホンアミド)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)メチルホスホネート(1.30g、収率100%)を得た。粗生成物を更には精製せずに次のステップに使用した。LC/MS(表1、方法p)R
t=1.62分;MSm/z:408(M+H)
+。
【0645】
調製番号25:3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノン
【0646】
【化225】
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【0647】
ステップA:エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート
【0648】
【化226】
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【0649】
丸底フラスコに、DCM(22mL)中のエチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(1.5g、8.1mmol、実施例番号22、ステップB)を仕込んだ。フラスコに、エチレングリコール(0.91mL、16mmol)、トリエチルオルトホルメート(2.0mL、12mmol)およびp−トルエンスルホン酸1水和物(0.31g、1.6mmol)を加えた。反応混合物を室温で約24時間撹拌した。溶液を減圧下に濃縮して茶褐色油を得、これをEtOAcに溶解し、ヘプタン中0−50%EtOAcの勾配で溶離するフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(Silicycle25gカラム)により精製した。生成物を含むフラクションを合わせ、減圧下に濃縮乾固して、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレートを薄黄色油として得た(1.6g、83%):LC/MS(表1、方法c)MSm/z229(M+H)
+;
1H NMR(CDCl)δ4.14(q,2H)、3.90(m,4H)、2.99(q,1H)、2.32−2.27(m,1H)、2.26−2.11(m,1H)、2.05−1.99(m,1H)、1.96−1.91(m,1H)、1.83−1.78(m,1H)、1.46−1.39(m,1H)、1.31−1.24(m,1H)、1.26(t,3H)、0.90(t,3H)。
【0650】
ステップB:8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボン酸
【0651】
【化227】
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【0652】
丸底フラスコに、エチル8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボキシレート(0.32g、1.4mmol)および1N水酸化ナトリウム水溶液(14.0mL、14.0mmol)を仕込んだ。溶液を室温で終夜撹拌した。溶液にDCM(30mL)を加え、続いて20%クエン酸水溶液(約20mL)を加えてpHを約2にした。層を分離し、水溶液をDCM(2×30mL)およびDCM/EtOAc(1:1、30mL)で抽出した。合わせた抽出物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボン酸を透明無色油として得た(0.27g、96%):LC/MS(表1、方法c)R
t=1.20分;MSm/z:201(M+H)
+。
【0653】
ステップC:8−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボヒドラジド
【0654】
【化228】
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【0655】
50mL丸底フラスコに、2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(0.350g、1.16mmol、実施例番号1、ステップD)、8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボン酸(0.250g、1.25mmol)およびDCM(6.0mL)を仕込んだ。反応混合物にHATU(0.483g、1.27mmol)およびTEA(0.64mL、4.6mmol)を加え、得られた黄色懸濁液を室温で約3時間撹拌した。反応溶液にDCM(25mL)を加え、溶液を水およびブライン(それぞれ20mL)で洗浄した。有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、茶褐色油を得た。粗生成物を25分かけてDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するフラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(25gSilicycleカラム)により精製した。生成物を含むフラクションを減圧下に濃縮して、8−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボヒドラジドを発泡体として得た(0.50g、89%):LC/MS(表1、方法c)R
t=1.49分;MSm/z:486(M+H)
+。
【0656】
ステップD:1−(8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【0657】
【化229】
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【0658】
丸底フラスコに、8−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボヒドラジド(4.90g、10.1mmol)および1,4−ジオキサン(50mL)を仕込んだ。フラスコにDIEA(8.81mL、50.5mmol)を加え、続いて塩化チオニル(0.770mL、10.6mmol)を加えた。混合物を約75℃に約90分間加熱した。更に塩化チオニル(0.074mL、1.0mmol)を加え、約1時間加熱を続けた。反応物を室温に冷却し、終夜撹拌した。溶液をDCM(75mL)で希釈し、水(50mL)で洗浄した。層を分離し、有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、暗茶褐色油を得た。粗生成物をヘプタン中0−60%アセトンの勾配で、ヘプタン中60%アセトンで保持して溶離するフラッシュシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。生成物を含むフラクションを合わせ、濃縮して物質を得、これをヘプタン中0−60%アセトンの勾配で溶離する第2のカラム(Silicycle、40gカラム)上に仕込んだ。生成物を含むフラクションを合わせ、減圧下に濃縮して、1−(8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンを黄褐色粉体として得た(3.0g、64%):LC/MS(表1、方法c)R
t=1.44分;MSm/z:468(M+H)
+。
【0659】
ステップE:3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノン
【0660】
【化230】
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【0661】
丸底フラスコに、1−((7S,8R)−8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(3.56g、7.61mmol)およびTHF(20mL)を仕込んだ。溶液にHCl水溶液(6N、3.81mL、22.8mmol)を加え、混合物を室温で約2時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、DCM(75mL)および水(50mL)を加えた。層を分離し、有機溶液を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノンを茶褐色発泡体として得た(2.99g、93%):LC/MS(表1、方法c)R
t=1.40分;MSm/z:424(M+H)
+。
【0662】
調製番号26:3,3−ジフルオロ−1−(ビニルスルホニル)ピロリジン
【0663】
【化231】
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【0664】
3,3−ジフルオロピロリジン塩酸塩(0.3g、2.1mmol、Matrix)およびDIEA(0.37mL、2.1mmol)のMeCN(5mL)中溶液を約50℃で約30分間撹拌した。反応物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮した。固体をMeCN(2mL)に溶解し、2−クロロエタンスルホニルクロリド(0.22mL、2.1mmol)のEt
2O(3mL)中溶液を約−78℃で加え、約2時間撹拌した。反応混合物にDIEA(0.6mL、3.4mmol)を加え、約1時間撹拌した。反応物を周囲温度に加温し、溶媒を減圧下に除去した。残渣をDCM(5mL)と水(2×2mL)との間で分配した。合わせた有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、粗製の3,3−ジフルオロ−1−(ビニルスルホニル)ピロリジン(0.11g、27%)を得、これを更には精製せずに使用した:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.04分;MSm/z:198(M+H)
+。
【0665】
調製番号27:4−クロロ−5−ニトロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
【0666】
【化232】
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【0667】
ステップA:4−クロロ−3−ヨード−5−ニトロピリジン−2−アミン
【0668】
【化233】
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【0669】
4−クロロ−3−ヨードピリジン−2−アミン(0.25g、0.982mmol、Boa Pharma)の濃H
2SO
4(1.95mL)中溶液を約0°Cに冷却した後、硝酸カリウム(0.21g、2.2mmol)を10分かけて少しずつ加えた。反応物を約0℃で約4時間撹拌した。反応混合物を氷浴中水酸化アンモニウムおよび砕氷の溶液(10mL)上にピペットでゆっくり移した。水酸化アンモニウムを更に加えることにより、反応物のpHを9以上に維持した。得られた沈殿物を濾過し、乾燥して、4−クロロ−3−ヨード−5−ニトロピリジン−2−アミン(0.085g、29%)を緑がかった固体として得た。LC/MS(表1、方法n)R
t=0.64分;MSm/z:298(M−H)
−。
【0670】
ステップB:4−クロロ−5−ニトロ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピリジン−2−アミン
【0671】
【化234】
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【0672】
4−クロロ−3−ヨード−5−ニトロピリジン−2−アミン(5.30g、17.7mmol)のTHF(90mL)中溶液に、TEA(15.0mL、108mmol)を加えた。反応混合物を3回脱気し窒素でパージした。ビス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(II)ジクロリド(0.62g、0.88mmol、Strem)、ヨウ化銅(I)(0.17g、0.89mmol)およびトリメチルシリルアセチレン(5.4mL、39mmol)を反応混合物に加えた。混合物を3回脱気し窒素でパージした。反応物を約60℃で約16時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却した。反応混合物を濾過し、THF(200mL)で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮した。DCM(100mL)を残渣に加え、生成した沈殿物を濾過し、集めて、4−クロロ−5−ニトロ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピリジン−2−アミン(0.77g)を得た。残った濾液を減圧下に濃縮し、粗製物をDCM中0−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。精製物を沈殿物0.77gと合わせて、4−クロロ−5−ニトロ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピリジン−2−アミン(2.22g、47%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.62分;MSm/z268(M−H)
−。
【0673】
ステップC:4−クロロ−3−エチニル−5−ニトロピリジン−2−アミン
【0674】
【化235】
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【0675】
4−クロロ−5−ニトロ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピリジン−2−アミン(1.98g、7.34mmol)のDMF(25mL)中溶液に、アルミナ担持フッ化カリウム(40重量%、2.67g、18.35mmol)を加えた。懸濁液を周囲温度で約1時間撹拌した。活性炭(0.3g)を加え、懸濁液をセライト(登録商標)を通して濾過し、DMF(150mL)で洗浄した。溶媒を減圧下に除去し、粗製物をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、4−クロロ−3−エチニル−5−ニトロピリジン−2−アミン(1.03g、71%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.59分;MSm/z:196(M−H)
−。
【0676】
ステップD:4−クロロ−5−ニトロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
【0677】
【化236】
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【0678】
4−クロロ−3−エチニル−5−ニトロピリジン−2−アミン(0.16g、0.81mmol)のDMF(3mL)中溶液に、クロロ(1,5−シクロオクタジエン)ロジウム(I)ダイマー(0.02g、0.04mmol)およびトリス(4−フルオロフェニル)ホスフィン(0.128g、0.405mmol)を加えた。15分間アルゴンを吹き込むことにより反応混合物を脱気した。反応混合物を約80℃で約45分間加熱した。反応物を周囲温度に冷却し、溶媒を減圧下に除去し、残渣をエーテル(10mL)中に懸濁した。沈殿物を濾取し、乾燥して、4−クロロ−5−ニトロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.132g、83%、DMFおよそ6mol%およびトリス(4−フルオロフェニル)ホスフィンおよそ3mol%を含む)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.05分;MSm/z198(M+H)
+。
【0679】
調製番号28
*:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−2−メチルプロパン−2−スルホンアミド
【0680】
【化237】
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【0681】
(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン(115mg、0.271mmol、調製番号BB.1
*)のDCM(1.5mL)中溶液に、DIEA(0.071mL、0.406mmol)を、続いて2−メチルプロパン−2−スルフィン酸クロリド(0.037mL、0.298mmol)を加えた。約4時間後、反応混合物をEtOAc(10mL)および飽和NaHCO
3水溶液(10mL)で希釈した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮した。粗製残渣をDCM(1.5mL)に溶解し、m−クロロ過安息香酸の調製したての溶液(0.271mL、0.271mmol、DCM中1M)を加えた。約2時間後、反応混合物をEtOAc(10mL)および飽和NaHCO
3水溶液(10mL)で希釈した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮した。粗製残渣をEtOAcで溶離するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−2−メチルプロパン−2−スルホンアミド(95mg、収率64%)を油として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.40分;MSm/z:545(M+H)
+。
【0682】
調製番号29
*:3−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルアミノ)−4−メトキシシクロブト−3−エン−1,2−ジオン
【0683】
【化238】
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【0684】
(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン(0.40g、0.942mmol、実施例番号8ステップM)のMeOH(3mL)中溶液に、3,4−ジメトキシシクロブト−3−エン−1,2−ジオン(0.14g、0.98mmol)およびDIEA(0.18mL、1.0mmol)を加えた。反応物を室温で約16.5時間撹拌した。次いで反応混合物からの固体を真空濾過により集め、冷MeOH(約4℃、10mL)で洗浄し、真空乾燥器中約60℃で乾燥して、粗製の3−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルアミノ)−4−メトキシシクロブト−3−エン−1,2−ジオン(0.36g、73%、純度90%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.13分;MSm/z:535(M+H)
+。
【0685】
調製番号30:3,3,3−トリフルオロ−1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)プロパン−1−アミン塩酸塩
【0686】
【化239】
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【0687】
ステップA:N−(ジフェニルメチレン)−1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン
【0688】
【化240】
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【0689】
(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン(2.00g、6.61mmol、実施例番号5ステップC)のDCM(30mL)中溶液に、ジフェニルメタンイミン(1.16mL、6.61mmol)を加えた。約2日後、反応混合物を真空中で濃縮して、N−(ジフェニルメチレン)−1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン(2.75g、89%)を発泡体として得、更には精製せずに使用した。LC/MS(表1、方法a)R
t=3.02分;MSm/z:467(M+H)
+。
【0690】
ステップB:3,3,3−トリフルオロ−1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)プロパン−1−アミン、塩酸塩
【0691】
【化241】
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【0692】
N−(ジフェニルメチレン)−1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン(0.722g、1.55mmol)のTHF(3mL)中溶液に、約−78℃でNaHMDS(THF中0.5M、1.55mL、1.55mmol)を加えた。約30分後、1,1,1−トリフルオロ−2−ヨードエタン(1.51mL、15.5mmol)を反応混合物に加えた。約4時間後、反応混合物を室温に終夜ゆっくり加温した。約15時間後、EtOAc(30mL)および飽和NaHCO
3水溶液(30mL)を加えた。有機層を分離し、真空中で濃縮し、EtOAc/ヘプタン(20−50%)で溶離するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、粗製のアルキル化イミンを得た。イミンを酢酸イソプロピル(30mL)に溶解し、濃HCl(0.50mL)を加えた。反応混合物を回転蒸発器上で1時間回転した後、およそ10mLに部分的に濃縮した。更に酢酸イソプロピル(30mL)を加え、およそ10mLが残るまで溶媒を真空中で部分的に除去した。Et
2O(30mL)を加え、溶液を約30分間熟成した。得られた固体を濾取し、真空中で乾燥して、3,3,3−トリフルオロ−1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)プロパン−1−アミン塩酸塩(0.150g、23%)を無色固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.88分;MSm/z385(M+H)
+。
【0693】
調製番号31:(1S,2R,4R)−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−2−エチルシクロペンタンカルボン酸
【0694】
【化242】
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【0695】
ステップA:(3R,4S)−3−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンタノール
【0696】
【化243】
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【0697】
(1S,2R)−エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(5g、27.1mmol、実施例番号22ステップB)のTHF(100mL)中溶液に、約−78℃でLAH(THF中2M、54.3mL、109mmol)を加えた。約1時間後、反応混合物を室温にゆっくり加温した。約4時間後、水(4.8mL)を、続いてNaOH水溶液(15重量/容量%、4.8mL)を、続いて水(9.6mL)を反応混合物に加えた。約15時間後、無水Na
2SO
4を加え、スラリー液を濾過し、真空中で濃縮して、粗製の(3R,4S)−3−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンタノール(3.9g、100%)を油として得、これを更には精製せずに使用した。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.40分;MSm/z:145(M+H)
+。
【0698】
ステップB:(3R,4S)−3−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンタノン
【0699】
【化244】
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【0700】
(3R,4S)−3−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンタノール(4.00g、27.7mmol)のMeCN(70mL)および水(30.0mL)中溶液に、臭素酸カリウム(1.487mL、29.1mmol)およびCAN(0.760g、1.387mmol)を加えた。反応混合物を約80℃に加熱した。約2時間後、反応混合物を室温に冷却し、Et
2O(100mL)を加えた。有機層を分離し、ブライン(30mL)で洗浄し、真空中で濃縮し、EtOAc/ヘプタン(20−60%)で溶離するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、(3R,4S)−3−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンタノン(2.4g、61%)を油として得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ3.79(dd,J=10.5,5.3Hz、1H)、3.70(dd,J=10.5,6.5Hz、1H)、2.55−2.44(m,1H)、2.41−2.25(m,4H)、2.15−2.05(m,1H)、1.55−1.65(m,2H)、1.43−1.30(m,1H)、0.97(t,J=7.3Hz、3H)。
【0701】
ステップC:(3S,4R)−3−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−4−エチルシクロペンタノン
【0702】
【化245】
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【0703】
(3R,4S)−3−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンタノン(2.60g、18.3mmol)のDMF(30mL)中溶液に、イミダゾール(1.87g、27.4mmol)を、続いてtert−ブチルクロロジメチルシラン(3.03g、20.1mmol)を加えた。約4時間後、ヘプタン(50mL)を加えた。ヘプタン層を除去し、ブラインで洗浄した。ブライン層をDMF層と合わせ、EtOAc/ヘプタン(1:1、30mL)で抽出した。ヘプタンおよびEtOAc層を合わせ、真空中で濃縮し、EtOAc/ヘプタン(0−30%)で溶離するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、(3S,4R)−3−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−4−エチルシクロペンタノン(3.5g、75%)を無色油として得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ3.77(dd,J=10.5,4.3Hz、1H)、3.64(dd,J=10.5,4.0Hz、1H)、2.40−2.20(m,5H)、2.18−2.02(m,1H)、1.65−1.55(m,1H)、1.52−1.37(m,1H)、0.97(t,J=7.4Hz、3H)、0.87(s,9H)、0.43(s,3H)、0.03(s,3H)。
【0704】
ステップD:エチル2−((3S,4R)−3−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−4−エチルシクロペンチリデン)アセテート
【0705】
【化246】
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【0706】
NaH(鉱油中60%分散液、0.608g、15.2mmol)のTHF(50mL)中スラリー液に、エチル2−(ジエトキシホスホリル)アセテート(3.25mL、16.2mmol)を加えた。約30分後、(3S,4R)−3−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−4−エチルシクロペンタノン(2.6g、10.14mmol)を仕込んだフラスコに、ホスホネート溶液を加えた。約20時間後、EtOAc(20mL)および飽和NH
4Cl水溶液(20mL)を加えた。有機層を真空中で濃縮除去し、EtOAc/ヘプタン(20−60%)で溶離するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、エチル2−((3S,4R)−3−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−4−エチルシクロペンチリデン)アセテート(3.3g、100%)を油として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=3.91、3.96分;MSm/z:327(M+H)
+。
【0707】
ステップE:エチル2−((3R,4S)−3−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンチリデン)アセテート
【0708】
【化247】
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【0709】
エチル2−((3S,4R)−3−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−4−エチルシクロペンチリデン)アセテート(1.00g、3.06mmol)のTHF(20mL)中溶液に、TBAF(THF中1M、4.59mL、4.59mmol)を加えた。6時間後、EtOAcおよび水を加えた。有機層を分離し、真空中で濃縮し、EtOAc/ヘプタンで溶離するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、エチル2−((3R,4S)−3−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンチリデン)アセテート(0.620g、95%)を油として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.96、2.08分;MSm/z:213(M+H)
+。
【0710】
ステップF:エチル2−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンチル)アセテート
【0711】
【化248】
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【0712】
エチル2−((3R,4S)−3−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンチリデン)アセテート(0.160g、0.754mmol)のDCM(3mL)中溶液に、クラブトリー触媒(0.030g、0.038mmol)を加えた。反応混合物を水素で約5分間パージし、風船を用いて水素雰囲気を維持した。約24時間後、反応混合物を真空中で濃縮し、EtOAc/ヘプタン(30−80%)で溶離するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、エチル2−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンチル)アセテート(0.140g、87%)を油として得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ4.12(q,J=7.1Hz、2H)、3.71−3.64(dd,J=10.5,8.0Hz、1H)、3.47(dd,J=10.5,8.0Hz、1H)、2.55−2.41(m,1H)、2.32(d,J=6.7Hz、2H)、2.02−1.89(m,1H)、1.88−1.76(m,1H)、1.70−1.60(m,1H)、1.48−1.33(m,4H)、1.26(t,J=7.1Hz、3H)、1.22−1.07(m,1H)、0.90(t,J=7.4Hz、3H)。
【0713】
ステップG:(1S,2R,4R)−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−2−エチルシクロペンタンカルボン酸
【0714】
【化249】
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【0715】
エチル2−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(ヒドロキシメチル)シクロペンチル)アセテート(0.140g、0.653mmol)のMeCN(2mL)、水(4mL)およびEtOAc(2mL)中溶液に、過ヨウ素酸ナトリウム(0.349g、1.633mmol)を、続いて塩化ルテニウム(III)水和物(0.0015g、0.0065mmol)を加えた。約2時間後、反応混合物をEtOAc(20mL)および水(10mL)で希釈した。有機層を分離し、NaOH水溶液(1N、10mL)で抽出した。水層のpHを濃HClで約1に調節し、EtOAc(20mL)で抽出した。有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮して、(1S,2R,4R)−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−2−エチルシクロペンタンカルボン酸(0.150g、101%)を油として得、これを更には精製せずに使用した。
1H NMR(600MHz、CDCl
3)δ10.68(bs,1H)、4.13(q,J=7.1Hz、2H)、2.99−2.95(m,1H)、2.76−2.64(m,1H)、2.31(d,J=7.6Hz、2H)、2.24(ddd,J=13.5,8.7,4.8Hz、1H)、2.18−2.11(m,1H)、1.81(dt,J=13.0,8.4Hz、1H)、1.55−1.45(m,3H)、1.31−1.27(m,1H)、1.25(t,J=7.0Hz、3H),(t,J=7.4Hz、3H)。
【0716】
調製番号32:2,2,2−トリフルオロ−1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)エタンアミン、塩酸塩
【0717】
【化250】
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【0718】
ステップA:(S,E)−2−メチル−N−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチレン)プロパン−2−スルフィンアミド
【0719】
【化251】
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【0720】
5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルバルデヒド(8.66g、28.7mmol、調製番号12ステップB)および(S)−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(4.18g、34.5mmol)のDCM(20mL)中溶液に、粉末の無水硫酸銅(II)(13.8g、86mmol)を周囲温度で加えた。約20時間後、反応混合物を濾過し、部分的に真空中で濃縮した。ヘプタンを溶液に加え、得られた固体を濾取し、真空中で乾燥して、(S,E)−2−メチル−N−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチレン)プロパン−2−スルフィンアミド(11.5g、99%)を固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.50分;MSm/z:405(M+H)
+。
【0721】
ステップB:(S)−2−メチル−N−(2,2,2−トリフルオロ−1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)エチル)プロパン−2−スルフィンアミド
【0722】
【化252】
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【0723】
4Åモレキュラーシーブ(5g)およびテトラメチル−アンモニウムフルオリド(0.553g、5.93mmol)を仕込んだ乾燥フラスコに、THF(20mL)を加えた。反応混合物を約30分間撹拌し、その後これを約−78℃に冷却し、(S,E)−2−メチル−N−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチレン)プロパン−2−スルフィンアミド(1.20g、2.97mmol)のTHF(10mL)中溶液を加えた。約15分後、トリメチル(トリフルオロメチル)シラン(0.877mL、5.93mmol)を反応混合物に加えた。混合物を−35から−45℃に加温した。約3時間後、反応混合物を−78℃に冷却し、NH
4Cl水溶液を加えた。反応混合物を室温に加温した。EtOAc(30mL)およびブライン(30mL)を加えた。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮して、粗製の(S)−2−メチル−N−(2,2,2−トリフルオロ−1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)エチル)プロパン−2−スルフィンアミド(1.4g、99%)を発泡性スルホンアミドとして得、これを更には精製せずに使用した。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.49分;MSm/z475(M+H)
+。
【0724】
ステップC:2,2,2−トリフルオロ−1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)エタンアミン塩酸塩
【0725】
【化253】
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【0726】
(S)−2−メチル−N−(2,2,2−トリフルオロ−1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)エチル)プロパン−2−スルフィンアミド(1.40g、2.95mmol)のMeOH(20mL)中溶液に、HCl(1,4−ジオキサン中4N、7.38mL、29.5mmol)を加えた。約2時間後、反応混合物を真空中で部分的に濃縮し、固体が形成され始めるまでEt
2Oで希釈した。約30分後、得られた固体を濾取し、真空中で乾燥して、2,2,2−トリフルオロ−1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)エタンアミン塩酸塩(0.840g、70%)を固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.16分;MSm/z371(M+H)
+。
【0727】
調製番号33:(1S,2R,4S)−4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸
【0728】
【化254】
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【0729】
ステップA:(1S,2R,4S)−4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボキシレート(R)−1−フェニルエタンアミン
【0730】
【化255】
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【0731】
4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸(1240g、1499mmol、実施例番号24ステップHおよびジベンジルアミンを用いてのXならびにTTを用いて調製した)のTHF(8.0L)中溶液に、(R)−(+)−1−フェニルエチルアミン(0.193L、1499mmol)を加えた。混合物を還流状態に加温して固体を溶解し、次いで周囲温度に冷却した。約15時間後、反応混合物を濾過し、THF(800mL)で洗浄し、真空乾燥器中で乾燥して、(1S,2R,4S)−4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボキシレート(R)−1−フェニルエタンアミン(565g、85%、97.5%ee)を得た:LC/MS(表2、方法70)R
t=8.49分。母液を濃縮した。残渣をTHF(1L)に溶解し、加熱して固体を溶解し、周囲温度に冷却した。約15時間後、反応混合物を濾過し、THF(800mL)で洗浄し、真空乾燥器中で乾燥して、更に(1S,2R,4S)−4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボキシレート(R)−1−フェニルエタンアミン(78.5g、12%、95.2%ee)を得た:HPLC(表2、方法70)R
t=8.57分
【0732】
ステップB:(1S,2R,4S)−4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸
【0733】
【化256】
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【0734】
リン酸(11.40mL、196mmol)を、水(500mL)を含むフラスコに加えた。溶液を約5分間撹拌した。(1S,2R,4S)−4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボキシレート(R)−1−フェニルエタンアミン(83g、187mmol)を溶液に少量ずつ加えた。MTBE(500mL)を加え、内容物を良くかき混ぜて固体を溶解した。相を静置し、分離した。水層をMTBE(150mL)で逆抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空中で濃縮して、(1S,2R,4S)−4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸(60g、99%)を油として得た:HPLC(表1、方法x)R
t=4.57分
【0735】
調製番号34:3,3−ジフルオロシクロブタン−1−スルホニルクロリド
【0736】
【化257】
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【0737】
ステップA:3−ブロモ−1,1−ジフルオロシクロブタン
【0738】
【化258】
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【0739】
激しく撹拌した3−ブロモシクロブタノン(18.0g、121mmol、J.Am.Chem.Soc.、1971年、93巻、2481頁に記載されている通りに調製した)のDCM(375mL)中溶液に、約0℃で滴下漏斗を用い約1時間かけてDAST(36.9mL、279mmol)を滴下添加した。反応混合物を約0℃で約2時間、周囲温度で約14時間撹拌を続けた。反応物を氷/アセトン浴中で約−5℃に冷却し、飽和NaHCO
3水溶液(400mL)を滴下漏斗を用いて滴下添加した。2層を約1時間激しく撹拌した。層を分配し、水層をDCM(4×200mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧(最大180mmHg、30℃水浴)下に除去して、3−ブロモ−1,1−ジフルオロシクロブタン(15.3g、59%)を生成物として薄茶褐色油として得た:
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ4.28−4.14(m,1H)、3.35−3.16(m,2H)、3.06−2.87(m,2H)。
【0740】
ステップB:S−3,3−ジフルオロシクロブチルエタンチオエート
【0741】
【化259】
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【0742】
3−ブロモ−1,1−ジフルオロシクロブタン(13.8g、64.7mmol)のDMSO(24.6mL)中溶液に、チオ酢酸カリウム(22.2g、194mmol)を加えた。溶液を約45℃で約16時間加熱した。水(20mL)およびEt
2O(50mL)を加えた。層を分配し、水層をEt
2O(7x50mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧(最大60mmHg、30℃水浴)下に除去して、粗製のS−3,3−ジフルオロシクロブチルエタンチオエート(13.09g、78%)を油として得た:
1H NMR(400MHz、d
6−DMSO)δ3.84−3.69(m,1H)、3.14(ddd,J=13.0,7.5,3.9Hz、2H)、2.66−2.55(m,2H)、2.33(s,3H)。
【0743】
ステップC:カリウム3,3−ジフルオロシクロブタン−1−スルホネート
【0744】
【化260】
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【0745】
粗製のS−3,3−ジフルオロシクロブチルエタンチオエート(13.0g、39.1mmol)の酢酸(100mL)中溶液に、H
2O
2(24.0mL、235mmol、水中30%)を加えた。約4時間後、発熱が見られ、これは反応混合物を還流状態にするのに充分な熱が発生した。約20時間後、反応混合物をトルエン(500mL)で希釈し、真空中で部分的に濃縮した。このプロセスを繰り返した(5回)。溶液をEtOH(約500mL)で希釈し、KOH(4.4g、78mmol)を反応混合物に加えた。沈殿物を濾取し、廃棄した。更にKOH(4.4g、78mmol)を濾液に加え、沈殿物を濾取した。溶液を真空中で部分的に濃縮した。溶液をEtOH(およそ500mL)で希釈し、再度(3回)部分的に濃縮した。沈殿物を濾取した。最後の2つの集めた固体を真空中で乾燥し、合わせて、カリウム3,3−ジフルオロシクロブタン−1−スルホネート(3.5g、42.6%)を得た。更にKOH(4.39g、78mmol)および溶液を真空中で部分的に濃縮した。溶液をEtOH(およそ500mL)で希釈し、再度(3回)濃縮した。得られた固体を濾取して、カリウム3,3−ジフルオロシクロブタン−1−スルホネート(1.6g、19%)を得た:
1H NMR(400MHz、d
6−DMSO)δ3.01(ddd,J=13.5,6.3,2.5Hz、1H)、2.72−2.59(m,4H)。
【0746】
ステップD:3,3−ジフルオロシクロブタン−1−スルホニルクロリド
【0747】
【化261】
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【0748】
カリウム3,3−ジフルオロシクロブタン−1−スルホネート(0.250g、1.189mmol)の塩化チオニル(2.60mL、35.7mmol)中懸濁液に、DMF(3滴)を加えた。反応物を約60℃に約21時間加熱した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を更には処理または精製せずに次の反応に使用して、粗製の3,3−ジフルオロシクロブタン−1−スルホニルクロリド(0.227g、100%)を生成物として得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ4.33−4.17(m,1H)、3.28(dd,J=11.1,7.6Hz、2H)、3.21−3.05(m,2H)。
【0749】
調製番号35:イソプロピル(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルカルバメート
【0750】
【化262】
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【0751】
(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン(0.080g、0.19mmol、調製番号BB.1
*)のTHF(2mL)中溶液に、TEA(0.079mL、0.565mmol)を加え、溶液を周囲温度で約10分間撹拌した。反応物に、クロロギ酸イソプロピル(トルエン中1M、0.18mL、0.18mmol)を加え、反応混合物を約1時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、DCM(5mL)および飽和NaHCO
3水溶液(2mL)を加えた。層を分離し、有機層をブライン(2mL)で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、粗製のイソプロピル(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルカルバメート(0.080g、60%)を得、これを更には精製せずに使用した:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.33分;MSm/z:511(M+H)
+。
【0752】
調製番号36:3−(アミノメチル)シクロブタンカルボン酸
【0753】
【化263】
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【0754】
炭素担持10%パラジウム(0.20g、0.19mmol)を仕込んだフラスコに、ベンジル3−(アジドメチル)シクロブタンカルボキシレート(2.00g、8.15mmol、ベンジル3−(ヒドロキシメチル)シクロブタンカルボキシレート(Parkway Scientific)からIIII、アジ化ナトリウムを用いてのJJJJを用いて調製した)のMeOH(100mL)中溶液を加えた。反応混合物を水素でパージし、風船を用いて水素雰囲気を維持した。反応混合物を周囲温度で約4時間撹拌し、次いでセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、MeOHで洗浄し、真空中で濃縮して、粗製の3−(アミノメチル)シクロブタンカルボン酸(1.08g、100%)を得、これを更には精製せずに使用した:LC/MS(表1、方法r)R
t=2.41分(ELSD);MSm/z:130(M+H)
+。
【0755】
調製番号37:エチル3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−7−カルボキシレート
【0756】
【化264】
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【0757】
3−ブロモ−2−オキソ−プロピオン酸エチルエステル(0.090mL、0.72mmol)を、窒素下5−トシル−5H−ピロロ[3,2−b]ピラジン−2−アミン(0.180g、0.624mmol、実施例番号3ステップEおよびHClからEを用いて調製した)と1,4−ジオキサン(3.5mL)との混合物に加えた。約3日後、揮発物を減圧下に除去した。残渣をEt
2O(5mL)中でスラリーにし、次いで濾過して、黄褐色粉体を得た。固体を窒素下MeCN(3.50mL)中でスラリーにした。PFPAA(0.40mL、2.1mmol)を加えた。約30分後、揮発物を減圧下に除去した。残渣をDCM(20mL)に溶解し、飽和NaHCO
3水溶液/水(2:1、20mL)で洗浄した。水層をDCM(20mL)で抽出した。合わせた有機物を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣を20−100%EtOAc/ヘプタンの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、エチル3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−7−カルボキシレート(0.181g、75%)を得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.70分;MSm/z:385(M+H)
+。
【0758】
調製番号38:6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−8−カルバルデヒド
【0759】
【化265】
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【0760】
水(1.0mL)を、6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.200g、1.26mmol、調製番号BBBBB.1およびNaOHからDを用いて調製した)とヘキサメチレンテトラミン(0.264g、1.89mmol)との混合物に加えた。酢酸(0.5mL)を加えた。反応容器を密封し、混合物を約100℃に加温した。約8時間後、溶液を周囲温度に冷却した。約13時間撹拌した後、混合物を約0℃に冷却した。得られた混合物を水(1mL)で希釈し、次いで濾過し、水で濯いだ。固体を乾燥して、6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−8−カルバルデヒド(0.041g、18%)を得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.23分;MSm/z188(M+H)
+。
【0761】
調製番号39:2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−4−(トリブチルスタンニル)ピリミジン
【0762】
【化266】
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【0763】
1−メチルピペラジン(0.160mL、1.44mmol)を、窒素下2−(メチルスルホニル)−4−(トリブチルスタンニル)ピリミジン(0.250g、0.481mmol、Majeed、A.J.ら、Tetrahedron 1989年、45巻、993−1006頁に記載されている通りに合成した)および1,4−ジオキサン(1.0mL)の溶液に加えた。約2時間後、溶液を約50℃に加温した。約30分後、溶液を約80℃に加温した。約30分後、還流冷却器を装着し、溶液を約100℃に加温した。約16時間後、茶褐色溶液を周囲温度に冷却した。水(5mL)を加えた。混合物をEtOAc(2×5mL)で抽出した。合わせた有機物を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣を2−10%MeOH/DCMの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−4−(トリブチルスタンニル)ピリミジン(0.127g、56%)を得た:
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ8.07(d,J=4.6Hz、1H)、6.63(d,J=4.6Hz、1H)、3.98−3.82(m,4H)、2.63−2.48(m,4H)、2.40(s,3H)、1.70−1.43(m,6H)、1.42−1.20(m,6H)、1.18−0.97(m,6H)、0.88(t,J=7.3Hz、9H)。
【0764】
調製番号40:2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−4−(トリブチルスタンニル)キナゾリン
【0765】
【化267】
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【0766】
ステップA:4−クロロ−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)キナゾリン
【0767】
【化268】
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【0768】
2,4−ジクロロキナゾリン(2.00g、10.1mmol、Prasad、M.ら、Org.Process Res.Dev.2004年、8巻、330−340頁に記載されている通りに調製した)を1,4−ジオキサン(20.0mL)中でスラリーにした。1,4−ジメチルピペラジン(1.44mL、10.6mmol)を加えた。混合物をCEMマイクロ波中約150℃で約5分間加熱した。物質を飽和NaHCO
3水溶液/水(1:1、150mL)に注ぎ入れた。混合物をEtOAc(5×100mL)で抽出した。シリカゲル20gを合わせた有機物に加え、揮発物を減圧下に除去した。得られた固体を2−10%MeOH/DCMの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、4−クロロ−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)キナゾリン(1.36g、52%)を得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.51分;MSm/z263(M+H)
+。
【0769】
ステップB:4−ヨード−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)キナゾリン
【0770】
【化269】
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【0771】
ヨウ化水素(55%水溶液、4.00mL、29.3mmol)を、周囲温度の水浴中で冷却しながら、空気下4−クロロ−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)キナゾリン(1.36g、5.18mmol)にゆっくり加えた。約5分後、浴を除去し、反応容器をアルミホイルで包み、混合物を周囲温度で約5時間撹拌した。DCM(4.0mL)を加え、混合物を約39時間撹拌した。ヨウ化水素(55%水溶液、8.0mL、110mmol)を加え、混合物を約71時間撹拌した。混合物を飽和NaHCO
3水溶液(200mL)およびEtOAc(200mL)にゆっくり加えた。クエンチ完了後、層を分離した。有機物を飽和NaHCO
3水溶液/水(1:1、200mL)で洗浄した。有機物を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣を2−5%MeOH/DCMの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、4−ヨード−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)キナゾリンの4−クロロ−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)キナゾリンに対する3:1混合物(1.18g、69%)として得た。4−ヨード−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)キナゾリン:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.55分;MSm/z355(M+H)
+。
【0772】
ステップC:2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−4−(トリブチルスタンニル)キナゾリン
【0773】
【化270】
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【0774】
ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)アセテート(0.063g、0.085mmol)を、窒素下4−ヨード−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)キナゾリン:4−クロロ−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)キナゾリンの3:1混合物(0.300g)に加えた。ビス(トリブチルスズ)(0.855mL、1.69mmol)を加えた。TBAF(THF中1.0M溶液、2.54mL、2.54mmol)を加えた。混合物を窒素で約20分間パージし、次いで窒素下周囲温度で約7時間撹拌した。飽和NaHCO
3水溶液/水(1:1、20mL)およびEtOAc(50mL)を加えた。混合物を注射器フィルターを通して濾過し、層を分離し、有機物を水(2x10mL)で洗浄した。有機物を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣を5−10%MeOH/DCMの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、粘稠性茶褐色固体を得た。物質をEtOAc(10mL)に溶解し、水(2x5mL)で洗浄した。有機物を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−4−(トリブチルスタンニル)キナゾリン:4−クロロ−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)キナゾリンの1:1混合物(0.058g、17%)を得た。2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−4−(トリブチルスタンニル)キナゾリン:
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ7.69−7.64(m,1H)、7.61−7.57(m,1H)、7.49−7.44(m,1H)、7.31−7.26(m,1H)、3.95−3.83(m,4H)、2.44−2.35(m,4H)、2.22(s,3H)、1.66−1.48(m,6H)、1.37−1.18(m,12H)、0.82(t,J=7.3Hz、9H)。
【0775】
調製番号41:4−(メチルスルホニル)モルホリン
【0776】
【化271】
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【0777】
モルホリン(2.00mL、22.96mmol)のDCM(40mL)中溶液に、約−20℃でTEA(3.20mL、22.96mmol)を加え、次いでメタンスルホニルクロリド(2.68mL、34.4mmol)を約−20℃で滴下添加した。反応混合物を約−20℃で約2時間撹拌し、次いで室温に加温した。混合物を飽和NH
4Cl水溶液(100mL)およびDCM(3x50mL)で分配した。合わせた有機層を濃縮し、0−100%EtOAc/ヘプタンの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、4−(メチルスルホニル)モルホリン(3.95g、100%)を白色固体として得た:
1H NMR(DMSO−d
6)δ3.70−3.60(m,4H)、3.12−3.04(m,4H)、2.89(s,3H)。
【0778】
調製番号42:メチル5−(クロロメチル)−3−メチルフラン−2−カルボキシレート
【0779】
【化272】
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【0780】
メチル3−メチルフラン−2−カルボキシレート(8.00g、57.1mmol)のDCM(285mL)中溶液に、塩化亜鉛(2.14g、15.7mmol)およびパラホルムアルデヒド(2.2mL、82mmol)を加えた。溶液を約35℃に加温した。HClガスを反応混合物に約20分間吹き込んだ。混合物を水(50mL)およびDCM(3x30mL)で分配した。合わせた有機層を濃縮し、0−50%EtOAc/ヘプタンの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、メチル5−(クロロメチル)−3−メチルフラン−2−カルボキシレート(8.24g、77%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.69分;MSm/z:189(M+H)
+。
【0781】
調製番号43:cis−メチル5−((t−ブトキシカルボニルアミノ)メチル)−3−メチルテトラヒドロフラン−2−カルボキシレート
【0782】
【化273】
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【0783】
メチル5−(アジドメチル)−3−メチルフラン−2−カルボキシレート(3.10g、15.88mmol,調製番号42およびアジ化ナトリウムから一般的手順JJJJを用いて調製した)のMeOH(50mL)中溶液を、50mL圧力瓶中で5%Rh/C(0.31g、3.01mmol)およびジ−tert−ブチルジカルボネート(4.16g、19.06mmol)の懸濁液に加えた。反応混合物を40psiの水素下約50℃で約3.5日間撹拌した。混合物をナイロン製膜を通して濾過した。有機溶媒を減圧下に濃縮して、cis−メチル5−((t−ブトキシカルボニルアミノ)メチル)−3−メチルテトラヒドロフラン−2−カルボキシレート(4.19g、81%)を茶褐色油として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ5.70(s,1H)、4.43−4.46(d,1H)、4.28−4.12(m,1H)、3.75(s,3H)、3.50−3.30(m,2H)、2.75−2.55(m,1H)、1.95−2.05(m,1H)、1.65−1.48(m,1H)、1.45(s,9H)、1.03−0.97(d,3H)。
【0784】
調製番号44:(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミンおよび(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン
【0785】
【化274】
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【0786】
N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセトアミド(5.0g、10.7mmol、実施例番号8ステップL)とTHF(110mL)との混合物に、HCl水溶液(6N、63mL、375mmol)を加えた。反応物を約95℃で約20時間加熱し、次いで周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮した。得られた茶褐色残渣に、DCM(100mL)を加え、溶液を飽和NaHCO
3(3x50mL)で洗浄した。水溶液部分をDCM(3x50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。物質を0−100%DCM/MeOH/NH
4OH(950:45:5)で溶離するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミンと(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミンとの混合物(3.2g、70%)をH−NMRを基にして1:10比で灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.75分;MSm/z:425(M+H)
+。
【0787】
調製番号45:メチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボキシレート
【0788】
【化275】
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【0789】
COを5L丸底フラスコ内で約2分間、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(50.0g、142mmol、実施例番号7、ステップB)のDMF(2.50L)中オレンジ色溶液中に吹き込んだ。ビス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(II)ジクロリド(9.96g、14.2mmol)、TEA(59mL、423mmol)およびMeOH(173.0mL、4259mmol)を加え、フラスコにCOの風船を装着した。混合物をCO(1気圧)の雰囲気下約95℃で加熱した。終夜撹拌後、反応混合物を周囲温度に終夜冷却し、氷水(3.2L)中に注ぎ入れた。混合物を約10分間撹拌し、沈殿物を濾取し、水で洗浄し、1時間乾燥した。粗製物をDCMに溶解し、残った水から分離し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、シリカゲルを加え、減圧下に濃縮して、クロマトグラフィー用に調製した。粗製物をDCM中0−5%MeOHで溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、賦形剤として5mol%DCMを含むメチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボキシレート(40.7g、86%、純度93%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.35分;MSm/z332(M+H)
+。
【0790】
調製番号46:5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボン酸
【0791】
【化276】
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【0792】
HCl(6N水溶液、714mL)を、2L丸底フラスコ内でメチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボキシレート(17.8g、53.6mmol、調製番号45)の1,4−ジオキサン(715mL)中黄色溶液に加え、混合物を約60℃で約16時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却した。有機溶媒を減圧下に除去し、沈殿物を集め、水で洗浄し、乾燥して、5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボン酸(14.4g、85%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.63分;MSm/z316(M−H)
−。
【0793】
調製番号47:tert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルカルバメート
【0794】
【化277】
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【0795】
500mL丸底フラスコ中、t−BuOH(200mL)中の5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボン酸(14.4g、45.3mmol、調製番号46)、ジフェニルホスホリルアジド(9.78mL、45.3mmol)およびTEA(13.9mL、100mmol)を加えてオレンジ色懸濁液を得た。混合物を約70℃で約16時間加熱し、周囲温度に冷却し、不溶物を濾別した。溶媒を減圧下に除去し、粗製物をヘプタン中25−60%EtOAcで30分かけて溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルカルバメート(9.75g、54%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.79分;MSm/z389(M+H)
+。
【0796】
調製番号48:2−ブロモ−1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)エタノン
【0797】
【化278】
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【0798】
塩化オキサリル(4.37mL、49.9mmol)を、4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸(7.34g、22.7mmol、実施例番号7、ステップI)のDCM(100mL)中溶液にゆっくり加え(注意:温和なガス発生)、続いてDMF(0.26mL、3.41mmol)を滴下添加した。混合物を周囲温度で約14時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去してベージュ色非晶性固体を得、これをTHFおよびMeCN(1:1、100mL)に溶解し、約0℃でトリメチルシリルジアゾメタン(Et
2O中2M、39.7mL、79mmol)のTHFおよびMeCN(1:1、100mL)中溶液に加えた。得られた混合物を約0℃で約3時間撹拌し、次いでHBr(48%水溶液、25mL、221mmol)を滴下添加することによりクエンチした。飽和NaHCO
3水溶液(300mL)を滴下添加することにより、得られた混合物を中和し、層を分離した。有機層を無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮した。残渣をヘプタン中5%から45%のEtOAcで溶離するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)エタノン(6.3g、69%)を黄色油として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.90分;MSm/z400、402(M+H)
+。
【0799】
調製番号49:tert−ブチル2−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−オキソエチル(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)カルバメート
【0800】
【化279】
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【0801】
tert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルカルバメート(0.59g、1.519mmol、実施例番号7、ステップC)のDMF(5mL)中溶液を、約0℃でNaH(鉱油中60%分散液、0.058g、1.45mmol)のDMF(5mL)中懸濁液に滴下添加した。得られた混合物を約0℃で約30分間撹拌し、次いで約0℃で2−ブロモ−1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)エタノン(0.73g、1.8mmol)のDMF(10mL)中溶液に滴下添加した。得られた混合物を約0℃で約1時間撹拌し、溶媒を減圧下に除去した。残渣を飽和NaHCO
3水溶液とEtOAc(それぞれ100mL)との間で分配した。有機相を分離し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、tert−ブチル2−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−オキソエチル(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)カルバメート(1.04g、97%)を黄色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=3.30分;MSm/z708(M+H)
+。
【0802】
調製番号50:1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン
【0803】
【化280】
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【0804】
tert−ブチル2−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−オキソエチル(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)カルバメート(6.19g、8.75mmol、調製番号49)をHCl(1,4−ジオキサン中4N、25mL)に溶解した。反応混合物を周囲温度で約2時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を飽和NaHCO
3水溶液とEtOAc(それぞれ100mL)との間で分配した。有機相をブライン(80mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン(5.2g、98%)を茶褐色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=3.00分;MSm/z608(M+H)
+。
【0805】
調製番号51:N,N−ジベンジル−3−メチル−4−(3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン
【0806】
【化281】
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【0807】
1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン(5.32g、8.75mmol、調製番号50)とローソン試薬(1.88g、4.64mmol)との混合物を約60℃で約2時間加熱した。ローソン試薬(1.88g、4.64mmol)を加えた。反応混合物を約60℃で約1時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、DCM中0−8%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製して、N,N−ジベンジル−3−メチル−4−(3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン(4.47g、87%)を茶褐色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.99分;MSm/z590(M+H)
+。
【0808】
調製番号52:N,N−ジベンジル−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンタンアミン
【0809】
【化282】
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【0810】
N,N−ジベンジル−3−メチル−4−(3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタン−アミン(4.47g、7.58mmol、調製番号51)を1,4−ジオキサン(40mL)に溶解した。NaOH(2N水溶液、4mL)を加え、反応混合物を約90℃で約80分間加熱した。有機溶媒を減圧下に除去し、残渣を飽和NH
4Cl水溶液(70mL)で処理し、DCM(2x60mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(70mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮した。DCM中0−8%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、N,N−ジベンジル−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンタン−アミン(1.84g、56%)を黄色油として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.31分;MSm/z436(M+H)
+。
【0811】
調製番号53:3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンタンアミン
【0812】
【化283】
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【0813】
N,N−ジベンジル−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロ−ペンタンアミン(1.84g、4.22mmol、調製番号52)のEtOH(50mL)中混合物に、炭素担持20重量%Pd(OH)
2(0.43g、0.61mmol)を加え、得られた混合物を約50psiの水素圧下Parr振盪器上約50℃で約2時間振盪した。触媒をセライト(登録商標)のパッドを用いて濾別し、炭素担持20重量%Pd(OH)
2(0.43g、0.61mmol)を加え、混合物を約50psiの水素圧下Parr振盪器上約50℃で約16時間振盪した。触媒をセライト(登録商標)のパッドを用いて濾別し、炭素担持20重量%Pd(OH)
2(0.43g、0.61mmol)を加え、混合物を約50psiの水素圧下Parr振盪器上約50℃で約4時間振盪した。触媒をセライト(登録商標)のパッドを用いて濾別し、濾液を減圧下に濃縮して、3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンタンアミン(0.88g、82%)を灰白色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=0.75分および0.87分;MSm/z256(M+H)
+。
【0814】
一般的手順A:カルボン酸からのヒドラジドの形成
2−ヒドラジニルピロロ[2,3−b]ピラジン(好ましくは1当量)およびカルボン酸(1−2当量、好ましくは1.1−1.3当量)の有機溶媒(DCM、DMFまたはTHFなど、好ましくはDMF)中混合物に、EDC・HClまたはHATUなどのカップリング剤(1.0−2.0当量、好ましくは1.2−1.6当量)を、有機塩基(TEAまたはDIEAなど、2−5当量、好ましくは3−4当量)の存在下または非存在下で加える。約20−60℃(好ましくは約周囲温度)で約1−72時間(好ましくは2−16時間)後、反応物を以下の方法の1つを用いて処理する。DMFが溶媒の場合、反応物を最初に減圧下に濃縮する。方法1:水を加え、層を分離する。場合によって、混合物をセライト(登録商標)を通して濾過した後、層を分離することができる。次いで水層をEtOAcまたはDCMなどの有機溶媒で抽出する。合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過またはデカント処理し、減圧下に濃縮する。方法2:反応物をEtOAcまたはDCMなどの有機溶媒で希釈し、水またはブラインもしくは両方の何れかで洗浄する。水層を場合によってEtOAcまたはDCMなどの有機溶媒で更に抽出する。次いで有機層または合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過またはデカント処理し、減圧下に濃縮する。方法3:反応物をEtOAcまたはDCMなどの有機溶媒で希釈し、水を加える。層を分離し、有機層を減圧下に濃縮し、クロマトグラフィーにより直接精製する。
【0815】
一般的手順Aの説明
調製番号A.1
*:(S)−tert−ブチル3−(2−オキソ−2−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジニル)エチル)ピロリジン−1−カルボキシレート
【0816】
【化284】
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【0817】
(S)−3−カルボキシメチル−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(0.756g、3.30mmol、AstaTech)および2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(1.0g、3.3mmol、実施例番号1、ステップD)のDMF(33mL)中溶液に、TEA(1.38mL、9.89mmol)を加え、続いてHATU(1.25g、3.30mmol)を加えた。得られた混合物を周囲温度で約15時間撹拌し、次いで減圧下に濃縮した。残渣をEtOAc(100mL)に溶解し、水(100mL)で洗浄した。有機部分を分離し、ブライン(100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、(S)−tert−ブチル3−(2−オキソ−2−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジニル)エチル)ピロリジン−1−カルボキシレートを粘稠性茶褐色固体として得た(1.90g、100%).この物質を更には精製せずに使用した:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.38分;MSm/z:515(M+H)
+。
【0818】
一般的手順B:ヒドラジドの環化
2−ヒドラジジル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(好ましくは1当量)の有機溶媒(例えば、1,4−ジオキサン)中溶液に、塩基(TEAまたはDIEAなど、1−5当量、好ましくは2−4当量)およびSOCl
2(1−5当量、好ましくは1−2当量)を加える。混合物を約60−100℃(好ましくは約80℃)で約1−16時間(好ましくは約1−2時間)加熱する。反応混合物を周囲温度に冷却し、以下の方法の1つを用いて処理する。方法1:有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)および水を加える。層を分離し、水層を場合によって更に有機溶媒で抽出する。合わせた有機層を場合によって塩基水溶液(NaHCO
3など)および/またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮する。方法2:有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)を加え、有機層を場合によってブラインまたは水で洗浄し、無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過またはデカント処理し、減圧下に濃縮した。方法3:反応混合物を有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)と飽和NaHCO
3水溶液またはブラインとの間で分配し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮する。
【0819】
一般的手順Bの説明
調製番号B.1
*:tert−ブチル(1S,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルカルバメート
【0820】
【化285】
[この文献は図面を表示できません]
【0821】
tert−ブチル(1S,3R)−3−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボニル)シクロペンチルカルバメート(9.30g、18.1mmol、実施例番号1ステップDおよび(1R,3S)−3−tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロペンタンカルボン酸[Peptech]からAを用いて調製した)の1,4−ジオキサン(100mL)中溶液に、TEA(10.0mL、72.3mmol)およびSOCl
2(2.11mL、28.9mmol)を加えた。混合物を約80℃で約1.5時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、EtOAc(200mL)および水(200mL)を加え、層を分離した。水溶液部分をEtOAc(2×100mL)で抽出し、合わせた有機抽出物を飽和NaHCO
3水溶液(100mL)およびブライン(100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中25−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチル−(1S,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルカルバメート(7.65g、85%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.37分;MSm/z:497(M+H)
+。
【0822】
一般的手順C:Boc−保護基の脱離を伴うヒドラジドの環化
Boc保護基(好ましくは1当量)を含み、適切に置換された2−ヒドラジジル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジンおよびTEAまたはDIEA(0−6当量、好ましくは4当量)の有機溶媒(1,4−ジオキサンまたはDCMなど、好ましくは1,4−ジオキサン)中溶液に、SOCl
2(2.0−6.0当量、好ましくは2.5当量)を加える。反応物を約60−120℃(好ましくは約80−90℃)で約1−8時間(好ましくは約2−4時間)加熱し、次いで以下の方法の1つを用いて処理する。方法1:反応混合物を濾過し、適切な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)で洗浄して、更には精製せずに標的化合物を得る。方法2:粗製物を適切な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)で希釈し、飽和NaHCO
3水溶液を加え、層を分離し、有機部分を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。方法3:反応混合物を塩基水溶液(好ましくは飽和NaHCO
3水溶液)で洗浄し、濾過して、更には精製せずに、Boc−脱保護した標的化合物を得る。部分的にBoc−脱保護が起こる場合、濾液を適切な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)で抽出し、層を分離し、有機部分を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、残っているBoc−保護化化合物を得る。粗製のBoc−保護化物または上記得られた部分的なBoc−保護化物を、1,4−ジオキサンまたはDCM(好ましくは1,4−ジオキサン)に溶解し、HClの有機溶媒(1−6N、好ましくは1,4−ジオキサン中4N HCl)中溶液に加え、約30−60℃(好ましくは約50℃)に約1−5時間(好ましくは約3時間)加熱する。沈殿物が生成する場合、これを集め、次いで適切な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)に溶解し、塩基水溶液(好ましくは飽和NaHCO
3水溶液)で洗浄する。沈殿物が生成しない場合、反応混合物を塩基水溶液(好ましくは飽和NaHCO
3水溶液)で洗浄する。何れの場合においても、層を分離し、有機部分を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【0823】
一般的手順Cの説明
調製番号C.1 4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン
【0824】
【化286】
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【0825】
tert−ブチル4−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボニル)−ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イルカルバメート(6.1g、11.0mmol、実施例番号9、ステップE)およびTEA(6.1mL、44.0mmol)の1,4−ジオキサン(110mL)中溶液に、SOCl
2(2.0mL、27.5mmol)を加えた。反応混合物を約80℃で約2時間加熱し、次いで周囲温度に冷却した。反応混合物を飽和NaHCO
3水溶液(3x50mL)で洗浄した。層を分離し、水溶液部分を濾過して、4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]−オクタン−1−アミンを茶褐色固体として得た(1.17g、24%):LC/MS(表1、方法a)R
t=1.28分;MSm/z:437(M+H)
+。残った濾液をEtOAc(10mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、粗製のtert−ブチル4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イルカルバメート(3.5g)を得た。粗製のBoc−保護化物を1,4−ジオキサン(38mL)に溶解し、HCl(1,4−ジオキサン中4N、8mL)を加えた。反応混合物を約50℃で約3時間加熱した。生成した沈殿物を濾取した。固体をDCM(50mL)に溶解し、飽和NaHCO
3水溶液(3x20mL)で洗浄した。層を分離し、有機部分を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、更に4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミンを茶褐色固体として得た(2.3g、2ステップかけて50%):LC/MS(表1、方法a)R
t=1.28分;MSm/z:437(M+H)
+。
【0826】
一般的手順D:スルホンアミドの加水分解
有機溶媒(1,4−ジオキサン、MeOHまたはTHF/MeOHなど、好ましくは1,4−ジオキサン)中のスルホンアミド、例えば、スネホニル−保護化ピロール(好ましくは1当量)を含むフラスコに、塩基水溶液(Na
2CO
3水溶液またはNaOH水溶液など、1−30当量、好ましくはNaOH水溶液の場合に2−3当量、好ましくはNa
2CO
3水溶液の場合に15−20当量)を加える。混合物を約25−100℃(好ましくは約60℃)で約1−72時間(好ましくは約1−16時間)撹拌する。TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、更に塩基水溶液(Na
2CO
3水溶液など、10−20当量、好ましくは10当量またはNaOH水溶液、1−5当量、好ましくは1−2当量)および/または共溶媒(EtOHなど)を加える。反応を約25−100℃(好ましくは約60℃)で約0.25−3時間(好ましくは約1−2時間)続ける。更に塩基に不安定な基が存在する何れの場合においても(例えば、エステル、トリフルオロメチルまたはシアノ基)、この基を加水分解することもできる。反応物を以下の方法の1つを用いて処理する。方法1.有機溶媒を場合によって減圧下に除去し、適切な酸水溶液(HCl水溶液など)を加えて水溶液を中和する。適切な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)および水を加え、層を分離し、有機溶液を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固して、標的化合物を得る。方法2.有機溶媒を場合によって減圧下に除去し、適切な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)および水を加え、層を分離し、有機溶液を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固して、標的化合物を得る。方法3.反応混合物を減圧下に濃縮し、引き続く方法の1つにより直接精製する。
【0827】
一般的手順Dの説明
調製番号D.1
*:(3R,4R)−tert−ブチル−3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチルピペリジン−1−カルボキシレート
【0828】
【化287】
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【0829】
(3R,4R)−tert−ブチル4−メチル−3−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(40g、78mmol、実施例番号5ステップH)の1,4−ジオキサン(160mL)中溶液に、NaOH(1N水溶液、157mL)を加えた。反応物を約60℃で約1時間加熱した。反応物を周囲温度に冷却した。反応物をHCl水溶液(4N、50mL)で中和した。層をDCM(2x300mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(400mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、次いで真空中で濃縮した。生成物をDCM中1−5%MeOHを用いるシリカゲル(330g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、(3R,4R)−tert−ブチル3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチルピペリジン−1−カルボキシレート(30g、99%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.00分;MSm/z:356(M+H)
+。
【0830】
【表4】
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【0831】
【表5】
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【0832】
【表6】
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【0833】
一般的手順E:Boc−保護化アミンの酸開裂
Boc−保護化アミン(好ましくは1当量)の有機溶媒(DCM、1,4−ジオキサンまたはMeOHなど)中溶液に、TFAまたはHCl(好ましくは1,4−ジオキサン中4N HCl、2−35当量、好ましくは2−15当量)を加える。反応物を約20−100℃(好ましくは周囲温度から約60℃)で約1−24時間(好ましくは約1−6時間)撹拌する。更に酸不安定性基が存在する場合(例えば、t−ブチルエステル)、この基は反応中にも開裂する。場合によって、TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、更にTFAまたはHCl(好ましくは4N HClの1,4−ジオキサン溶液、2−35当量、好ましくは2−15当量)を反応混合物に加えることができる。反応が許容レベルにまで進行した時点で、反応混合物を真空中で濃縮して、アミンを塩として得ることができる。代替として、反応物を有機溶媒(EtOAc、DCMまたは1,4−ジオキサンなど)と塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液または飽和Na
2CO
3水溶液など、好ましくは飽和NaHCO
3水溶液)との間で分配できる。水層を、場合によって更にEtOAcまたはDCMなどの有機溶媒で抽出することができる。合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮して標的化合物を得ることができる。
調製番号E.1:N−((3S,5R)−5−エチルピロリジン−3−イル)シクロプロパンスルホンアミド塩酸塩
【0834】
【化288】
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【0835】
(2R,4S)−tert−ブチル4−(シクロプロパンスルホンアミド)−2−エチルピロリジン−1−カルボキシレート(0.95g、2.98mmol、調製番号15)の1,4−ジオキサン(7.5mL)中溶液に、HCl(1,4−ジオキサン中4N、7.46mL、29.8mmol)を加えた。反応混合物を約60℃に加熱した。約4時間後、反応混合物を周囲温度に冷却し、真空中で濃縮して、粗製のN−((3S,5R)−5−エチルピロリジン−3−イル)シクロプロパンスルホンアミド塩酸塩(0.38g、50%)を茶褐色残渣として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=0.63分;MSm/z:219(M+H)
+。
【0836】
【表7】
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【0837】
一般的手順E.1:Boc−保護化アミンの酸開裂
Boc−保護化アミン(好ましくは1当量)の有機溶媒(DCM、1,4−ジオキサン、MeOHまたはTHFなど)中溶液に、酸(TFA、HClまたはH
3PO
4など(好ましくはH
3PO
4、1−50当量、好ましくは5−10当量)を加える。反応物を約20−100℃(好ましくは周囲温度から約65℃)で約1−24時間(好ましくは約1−6時間)撹拌する。更に酸不安定性基が存在する場合(例えば、t−ブチルエステル)、この基は反応中にも開裂し得る。場合によって、TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、更にTFA、HClまたはH
3PO
4を反応混合物に加えることができる。反応が許容レベルにまで進行した時点で、反応混合物を真空中で濃縮して、アミンを塩として得ることができる。代替として、反応物を約−10−25℃に冷却した後、塩基水溶液(飽和NAHCO
3水溶液、飽和Na
2CO
3水溶液またはK
3PO
4水溶液など、好ましくはK
3PO
4水溶液)を加え、場合によって有機溶媒(EtOAc、DCM、THFまたは1,4−ジオキサンなど)の間で分配できる。水層を、場合によって更にEtOAcまたはDCMなどの有機溶媒で抽出することができる。合わせた有機層を、場合によってブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮して標的化合物を得ることができる。
【0838】
調製番号E.1.1 5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−アミン
【0839】
【化289】
[この文献は図面を表示できません]
【0840】
tert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルカルバメート(12.35g、31.8mmol、実施例番号3ステップE)のTHF(35mL)中溶液に、H
3PO
4(20.16mL、350mmol)を加えた。反応混合物を約65℃に加熱した。約90分後、反応混合物を約0℃に冷却し、K
3PO
4(29.0mL、350mmol)の水(100mL)中溶液を加えた。白色沈殿物を濾別した。有機層を分離し、無水MgSO
4で脱水し、真空中で濃縮して、粗製の5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−アミン(8.58g、94%)を黄褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.85分;MSm/z:289(M+H)
+。
【0841】
一般的手順F:AcOH中のHBrを用いるCbz保護化アミンの脱保護
Cbz保護化アミン(好ましくは1当量)に、AcOH中のHBr(40−400当量、好ましくは70−90当量のAcOH中33%HBr)を約0℃から40℃(好ましくは周囲温度で)で加え、混合物をこの温度で約5−45分間(好ましくは約10分)撹拌する。沈殿物を濾取し、Et
2O、EtOAc、1,4−ジオキサン、THFまたはMeCN(好ましくはEtOAcまたはMeCN)などの有機溶媒で充分に洗浄して、標的化合物を得る。
【0842】
一般的手順Fの説明
調製番号F.1:4−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン臭化水素酸塩。
【0843】
【化290】
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【0844】
ベンジル4−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イルカルバメート(0.22g、0.529mmol、調製番号N.1およびNaOHからZ、ジアゾメタンを用いてのR、実施例番号3、ステップEからS、ローソン試薬を用いてのTならびにNaOHを用いてのDを用いて調製した)をHBr(AcOH中33%、10mL)に溶解し、混合物を周囲温度で約10分間撹拌した。次いで反応物をEtOAc(30mL)で希釈し、沈殿物を濾取し、MeCNで充分洗浄し、乾燥して、4−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン臭化水素酸塩(0.16g、83%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.67分;MSm/z282(M+H)
+。
【0845】
【表8】
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【0846】
一般的手順F.1:AcOH中のHBrを用いるCbz保護化アミンの脱保護
Cbz保護化アミン(好ましくは1当量)に、酢酸中HBr(5−400当量、AcOH中33%HBr)を約0℃から40℃(好ましくは周囲温度で)で加え、混合物をこの温度で約0.5−5時間(好ましくは約1時間)撹拌する。反応物を以下の方法の1つを用いて処理する。方法1:沈殿物を濾取し、Et
2O、EtOAc、1,4−ジオキサン、THFまたはMeCNなどの有機溶媒(好ましくはEtOAcまたはMeCN)で充分に洗浄して、標的化合物を得る。方法2:反応混合物を水および適切な有機溶媒(Et
2Oなど)で希釈する。層を短時間撹拌し、有機層をデカント処理する。これを繰り返し(3−10回)、有機層を廃棄する。水層を塩基水溶液(飽和NAHCO
3水溶液または飽和Na
2CO
3水溶液など、好ましくは飽和NAHCO
3水溶液)で塩基性化し、適切な有機溶媒(EtOAc、DCMまたはEt
2Oなど)で抽出する。合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄し、真空中で濃縮するか、もしくは無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮して標的化合物を得ることができる。
【0847】
一般的手順F.1の説明
調製番号F.1.1:8−((cis)−4−エチルピロリジン−3−イル)−3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン
【0848】
【化291】
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【0849】
(cis)−ベンジル3−エチル−4−(3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)ピロリジン−1−カルボキシレート(0.838g、1.541mmol、TFAを用いての実施例番号36ステップDからE、N、R、実施例番号3ステップEを用いてのS.1、およびローソン試薬を用いてのTを用いて調製した)の溶液に、HBrの溶液(2.50mL、15.19mmol、酢酸中33%)を加えた。反応混合物を周囲温度で約1時間撹拌した。反応物をEt
2O(50mL)および水(20mL)で希釈した。層を約3分間撹拌し、有機層をデカント処理し、次いで手順を5回繰り返した。水層を約0℃に冷却し、飽和NaHCO
3水溶液(10mL)を用いて約pH7に塩基性化した。水層をEtOAc(3×50mL)で抽出し、合わせ、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、茶褐色固体を得た。固体をDCM(50mL)に溶解し、水(3x20mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、8−((cis)−4−エチルピロリジン−3−イル)−3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(0.453、61%)を茶褐色残渣として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.73分;MSm/z:410(M+H)
+。
【0850】
一般的手順G:アセトアミドの形成
アミン(好ましくは1当量)のピリジン(5−25当量、好ましくは10当量)中溶液に、約0−25℃(好ましくは約0℃)でAc
2O(2−10当量、好ましくは5当量)を加える。反応物を冷却する場合、約5−30分(好ましくは10−15分)間低温で撹拌を続け、次いで周囲温度に加温する。約1−24時間(好ましくは2−16時間)後、反応物を減圧下に濃縮し、EtOAcまたはDCMなどの有機溶媒(好ましくはEtOAc)とHCl水溶液などの酸水溶液(1−6N、好ましくは1N)との間で分配する。層を分離し、有機層を場合によってHCl水溶液などの酸水溶液(1−6N、好ましくは1N)、NaHCO
3水溶液またはNa
2CO
3水溶液などの塩基水溶液(好ましくは飽和NaHCO
3水溶液)およびブラインで洗浄する。次いで有機層を無水MgSO
4で脱水し、フロリジル(登録商標)のパッドを通して濾過し、更にEtOAcまたはDCMなどの有機溶媒(好ましくはEtOAc)で洗浄し、減圧下に濃縮する。
【0851】
一般的手順Gの説明
調製番号G.1
*:(1S,2R,4S)−エチル4−アセトアミド−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート
【0852】
【化292】
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【0853】
エチル4−アミノ−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(49.0g、264mmol、実施例番号8、ステップI)のピリジン(214mL、2645mmol)中溶液を約0℃に冷却した。Ac
2O(125mL、1322mmol)を加え、約0℃で約15分間撹拌を続けた。得られた溶液を周囲温度に加温し、約12時間撹拌した。反応物を減圧下に濃縮し、EtOAc(500mL)およびHCl水溶液(1N、200mL)を加えた。層を分離し、有機層をHCl水溶液(1N、200mL)、飽和NaHCO
3水溶液(2x200mL)およびブライン(150mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、フロリジル(登録商標)のパッドを通して濾過し、EtOAc(600mL)で洗浄し、減圧下に濃縮して灰白色固体を得(52g)、これを一般的手順AA(表2、方法24、R
t=8.2分、旋光度=正)を用いることにより精製して、(1S,2R,4S)−エチル4−アセトアミド−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(20.3g、34%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.82分;MSm/z:228(M+H)
+。
【0854】
【表9】
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【0855】
一般的手順H:カルボン酸およびアミンからのアミドの形成
カルボン酸(1−5当量、好ましくは1.0当量)およびアミンまたはアミン塩(1−5当量、好ましくは1当量)の有機溶媒(DCM、DCE、THFまたは1,4−ジオキサンなど、好ましくはDCM)中溶液または懸濁液に、ペプチドカップリング試薬(BOP−Cl、IBCF、HATUまたはEDC・HClなど、好ましくはHATU、1−10当量、好ましくは1−1.5当量)、塩基(TEA、DIEAまたはピリジンなど、好ましくはDIEA、0−20当量、好ましくは3当量)を加える。次いで反応混合物を周囲温度で約15分から24時間(好ましくは約45分−16時間)撹拌する。次いで反応混合物を以下の方法の1つを用いて処理する。方法1:反応混合物を水または飽和NaHCO
3水溶液で希釈する。層を分離する。水層を、場合によって更にEtOAcまたはDCMなどの有機溶媒で抽出する。有機層を(または合わせた層を)場合によって水、飽和NaHCO
3水溶液および/またはブラインで洗浄し、無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過またはデカント処理し、減圧下に濃縮する。方法2:粗製の反応混合物をシリカゲルのパッドを通して濾過し、適切な溶媒(EtOAc、MeOHまたはDCMなど、好ましくはMeOH)で洗浄し、減圧下に濃縮する。方法3:粗製の反応混合物を処理せずにクロマトグラフィーにより直接精製する。
【0856】
一般的手順Hの説明
調製番号H.1
*:(3R,4R)−tert−ブチル4−メチル−3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモイル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【0857】
【化293】
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【0858】
(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩(34.0g、100mmol、実施例番号5、ステップC)、(3R,4R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メチルピペリジン−3−カルボン酸(24.43g、100mmol、実施例番号5、ステップF)およびHATU(38.2g、100mmol)のDCM(700mL)中スラリー液に、DIEA(52.6mL、301mmol)を加えた。反応物を周囲温度で約45分間撹拌した。反応物を飽和NaHCO
3水溶液(300mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮した。得られた残渣をヘプタン中33−100%EtOAcを用いるシリカゲル(330g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、(3R,4R)−tert−ブチル−4−メチル−3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモイル)−ピペリジン−1−カルボキシレート(53g、96%)を淡黄色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.40分;MSm/z:528(M+H)
+。
【0859】
【表10】
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【0860】
【表11】
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【0861】
【表12】
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【0862】
【表13】
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【0863】
【表14】
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【0864】
一般的手順I:アミンおよびカルバモイルクロリドからの尿素の形成
有機溶媒(THFまたは1,4−ジオキサンなど、好ましくはTHF)中のアミンまたはアミン塩(1当量)を含むフラスコに、塩基(DIEAまたはTEAなど、好ましくはTEA[3−5当量、好ましくは4当量])を加え、周囲温度で約0−30分(好ましくは約5分)間撹拌し、次いでカルバモイルクロリド(0.5−2当量、好ましくは0.75当量)を加える。混合物を約0−90℃(好ましくは約45℃)で約2−24時間(好ましくは約18時間)撹拌する。反応混合物を周囲温度にする。有機溶媒を場合によって減圧下に除去する。粗製物を有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)と水、塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)またはブラインとの間で分配できる。層を分離し、有機層を場合によって水、塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得た。
【0865】
一般的手順Iの説明
実施例番号I.1.1
*:((3R,4R)−3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチルピペリジン−1−イル)(ピペリジン−1−イル)メタノン
【0866】
【化294】
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【0867】
丸底フラスコに、THF(1.6mL)中の1−((3R,4R)−4−メチルピペリジン−3−イル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン塩酸塩(0.050g、0.17mmol、実施例番号5、ステップJ)、TEA(0.10mL、0.69mmol)を仕込んだ。反応混合物を周囲温度で約5分間撹拌し、次いでピペリジン−1−カルボニルクロリド(0.019g、0.13mmol)を加えた。反応物を約45℃で約18時間加熱し、周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮した。粗生成物をDCM(5mL)に溶解し、水(3mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。物質をRP−HPLC(表1、方法f)により精製して、((3R,4R)−3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチルピペリジン−1−イル)(ピペリジン−1−イル)メタノン(0.018g、8%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.80分;MSm/z367(M+H)
+。
【0868】
【表15】
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【0869】
【表16】
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【0870】
【表17】
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【0871】
一般的手順J:CDIまたはチオカルボニルジイミダゾールをそれぞれ用いる尿素またはチオ尿素の形成
アミンまたはアミン塩(1−3当量、好ましくは1当量)のDCM、THFまたはDMFなどの有機溶媒(好ましくはDCM)中溶液またはスラリー液に、約−20−40℃(好ましくは約0℃)でTEA、DIEA、ピリジンなどの有機塩基(好ましくはTEA)(1−10当量、好ましくは1−3当量)を、続いてCDIまたは1,1’−チオカルボニルジイミダゾール(0.5−2当量、好ましくは1当量)を加える。約0.5−24時間(好ましくは約0.5−1時間)後、2級アミンまたはアミン塩(1−10当量、好ましくは3当量)を無溶媒で、もしくはDCM、THFまたはDMFなどの有機溶媒(好ましくはDCM)中の溶液またはスラリー液として加える。反応物を約0℃で約10−60分(好ましくは約15−30分)間保持し、次いで反応物を周囲温度に加温する。約1−48時間(好ましくは約12−16時間)後、反応混合物を有機溶媒(EtOAc、DCMまたは1,4−ジオキサンなど)と塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液または飽和Na
2CO
3水溶液など、好ましくは飽和NaHCO
3水溶液)との間で分配する。場合によって、反応混合物を減圧下に濃縮し、残渣を上記の通りに分配する。何れの場合においても、次いで水層を場合によってEtOAcまたはDCMなどの更なる有機溶媒で抽出する。合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄し、真空中で濃縮するか、もしくは無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮して標的化合物を得ることができる。この一般的手順によって調製した中間体および最終化合物を、場合によって上記した1つまたはそれ以上の精製方法を用いて精製できる。
【0872】
調製番号J.1:tert−ブチル1−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモチオイル)ピロリジン−3−イルカルバメート
【0873】
【化295】
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【0874】
(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩(0.50g、1.5mmol、実施例番号5、ステップC)のDCM(10mL)中スラリー液に、約0℃でTEA(0.226mL、1.62mmol)を加えた。均一の反応混合物に、1,1’−チオカルボニルジイミダゾール(0.29g、1.6mmol)のDCM(10mL)中溶液を加えた。約30分後、tert−ブチルピロリジン−3−イルカルバメート(0.83g、4.4mmol、TCI)のDCM(10mL)中スラリー液を反応混合物に加えた。約20分間撹拌した後、反応混合物を周囲温度に加温した。約15時間撹拌した後、飽和NaHCO
3水溶液(30mL)を反応混合物に加えた。有機層を分離し、真空中で濃縮し、DCM中20−40%EtOAcで溶離するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチル1−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモチオイル)ピロリジン−3−イルカルバメート(0.54g、69%)を黄色ガラス状物として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.37分;MSm/z:531(M+H)
+。
【0875】
一般的手順J.1:CDIまたはチオカルボニルジイミダゾールをそれぞれ用いる尿素またはチオ尿素の形成
アミンまたはアミン塩(1−3当量、好ましくは1−2当量)のDCM、THFまたはDMFなどの有機溶媒(好ましくはDMF)中溶液またはスラリー液に、約20−80℃(好ましくは約65℃)で場合によってTEA、DIEA、ピリジンなどの有機塩基(好ましくはTEA)(1−10当量、好ましくは1−5当量)を、続いてCDIまたは1,1’−チオカルボニルジイミダゾール(0.5−2当量、好ましくは1当量)を加える。約0.5−24時間(好ましくは約1−3時間)後、2級アミンまたはアミン塩(1−10当量、好ましくは1−3当量)を無溶媒で、もしくはDCM、THFまたはDMFなどの有機溶媒(好ましくはDMF)中の溶液またはスラリー液として加える。反応物を約20−80℃(好ましくは約65℃)で約2−24時間(好ましくは約3時間)保持する。反応混合物を加熱する場合、これを周囲温度に冷却する。反応混合物を有機溶媒(EtOAc、DCMまたは1,4−ジオキサンなど)と塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液または飽和Na
2CO
3水溶液など、好ましくは飽和NaHCO
3水溶液)との間で分配する。場合によって、反応混合物を減圧下に濃縮し、残渣を上記の通りに分配する。何れの場合においても、次いで水層を場合によってEtOAcまたはDCMなどの更なる有機溶媒で抽出する。合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄し、真空中で濃縮するか、もしくは無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。場合によって、反応混合物を減圧下に濃縮し、残渣を直接精製する。
【0876】
一般的手順J.1の説明
調製番号J.1.1:(cis)−N−(2−シクロプロピルエチル)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ピロリジン−1−カルボキサミド
【0877】
【化296】
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【0878】
2−シクロプロピルエタンアミン(0.068g、0.804mmol、Oakwood)のDMF(3mL)中溶液に、CDI(0.150g、0.926mmol)を加えた。溶液を約65℃で約2時間撹拌した。1−((cis)−4−エチルピロリジン−3−イル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.250g、0.609mmol、実施例番号36、ステップF)を加え、反応混合物を約65℃で加熱を続けた。約2時間後、反応混合物を周囲温度に冷却した。溶媒を減圧下に除去した。粗製物をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、(cis)−N−(2−シクロプロピルエチル)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ピロリジン−1−カルボキサミド(0.238g、64%)を生成物として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.17分;MSm/z:522(M+H)
+。
【0879】
【表18】
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【0880】
【表19】
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【0881】
【表20】
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【0882】
【表21】
[この文献は図面を表示できません]
【0883】
一般的手順K:アミンからのスルホンアミドの形成
アミンまたはアミン塩(好ましくは1当量)のTHF、DMA、DCMまたはDMFなどの有機溶媒(好ましくはDMF)中混合物に、TEAまたはDIEAなどの有機塩基(1−10当量、好ましくは2−4当量)または飽和NaHCO
3水溶液などの塩基水溶液(5−20当量、好ましくは5−10当量)(好ましくは有機塩基)およびスルホニルクロリド(0.9−3当量、好ましくは1−1.5当量)を加える。反応混合物を約−10−25℃で(好ましくは周囲温度で)約0.5−150時間(好ましくは約144時間)撹拌する。場合によって、更に塩基(1−10当量)および/またはスルホニルクロリド(0.4−2当量)を反応時間内の何れの時点でも加えることができる。反応物を以下の方法の1つを用いて処理する。方法1:反応物を水で希釈し、DCMまたはEtOAcなどの有機溶媒で抽出する。合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過またはデカント処理し、減圧下に濃縮する。方法2:粗製の反応混合物を、MeOHまたはDMFなどの有機溶媒もしくは50mM NH
4OAcなどの緩衝水溶液を加えた後かまたは直接、最初に減圧下混合物を濃縮するかまたは濃縮せずに、分取HPLCにより精製する。方法3:溶媒を減圧下に除去し、残渣をDCMまたはEtOAcなどの有機溶媒(好ましくはEtOAc)と水との間で分配する。層を分離し、有機層を場合によってブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過またはデカント処理し、減圧下に濃縮する。方法4:反応物を水で希釈し、得られた固体を真空濾過により収集する。
【0884】
一般的手順Kの説明
実施例番号K.1:N−((1S,3S,4R)−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンチル)−3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホンアミド
【0885】
【化297】
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【0886】
3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホニルクロリド(0.194g、0.987mmol、Matrix)を、TEA(0.31mL、2.2mmol)および3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンタンアミン(0.28g、1.1mmol、調製番号53)のDMF(10mL)中溶液に滴下添加した。得られた混合物を周囲温度で約144時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣をEtOAcと水(それぞれ20mL)との間で分配した。層を分離し、有機層をブライン(30mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣を一般的手順AA(表2、方法9、R
t=17.7分、旋光度=負)を用いることにより精製して、N−((1S,3S,4R)−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンチル)−3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホンアミド(0.021g、4.6%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.79分;MSm/z416(M+H)
+。
【0887】
【表22】
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【0888】
【表23】
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【0889】
【表24】
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【0890】
【表25】
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【0891】
【表26】
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【0892】
一般的手順K.1:アミンまたは窒素含有ヘテロサイクルからのスルホンアミドの形成(更なる条件)
アミン、アミン塩または窒素含有ヘテロサイクル(好ましくは1当量)のTHF、DMA、DCMまたはDMFなどの有機溶媒(好ましくはDMF)中混合物に、TEAまたはDIEAなどの有機塩基(1−10当量、好ましくは2−4当量)または飽和NaHCO
3水溶液などの塩基水溶液(5−20当量、好ましくは5−10当量)もしくはNaHなどの無機塩基(1−10当量、好ましくは1−3当量)およびスルホニルクロリド(0.9−3当量、好ましくは1−1.5当量)を加える。反応混合物を約−10−25℃(好ましくは約0℃で)で約5分−150時間(好ましくは約90分)撹拌する。場合によって、更に塩基(1−10当量)および/またはスルホニルクロリド(0.4−2当量)を反応時間内の何れの時点でも加えることができる。ハロゲンが存在する場合、ハロゲンを脱離させてアルケンを得ることができる。反応物を以下の方法の1つを用いて処理する。方法1:反応物を水で希釈し、DCMまたはEtOAcなどの有機溶媒で抽出する。合わせた有機層を場合によって飽和塩基水溶液およびブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過またはデカント処理し、減圧下に濃縮した。方法2:粗製の反応混合物を、MeOHまたはDMFなどの有機溶媒もしくは50mM NH
4OAcなどの緩衝水溶液を加えた後かまたは直接、最初に減圧下混合物を濃縮するかまたは濃縮せずに、分取HPLCにより精製する。方法3:溶媒を減圧下に除去し、残渣をDCMまたはEtOAcなどの有機溶媒(好ましくはEtOAc)と水との間で分配する。層を分離し、有機層を場合によってブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過またはデカント処理し、減圧下に濃縮する。方法4:反応物を水で希釈し、得られた固体を真空濾過により収集する。
【0893】
一般的手順K.1の説明
調製番号K.1:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(5−ニトロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イルアミノ)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【0894】
【化298】
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【0895】
N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(5−ニトロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イルアミノ)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(実施例番号23、ステップG)(0.123g、0.314mmol)のDMF(3.0mL)中溶液に、約0℃でNaH(鉱油中60%、0.015g、0.37mmol)を加えた。反応混合物を約5分間撹拌した。4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド(0.060g、0.314mmol)を加え、反応混合物を約30分間撹拌した。NaH(鉱油中60%、0.007g、0.18mmol)を加え、反応混合物を約10分間撹拌した。NaH(鉱油中60%、0.005g、0.12mmol)を加え、反応混合物を約15分間撹拌した。4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド(0.012g、0.063mmol)を加え、反応混合物を約40分間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮した。残渣をEtOAc(25mL)に溶解し、水(15mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(5−ニトロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イルアミノ)シクロペンチル)−シクロプロパンスルホンアミド(0.218g)を40mol%DMFおよび1当量EtOAcを含む赤−オレンジ色油として得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.88分;MSm/z548(M+H)
+。
【0896】
一般的手順L:アミンを用いるアリールまたはヘテロアリールハライドの置換
マイクロ波容器または丸底フラスコに、アミンまたはアミン塩(好ましくは1当量)、アリールまたはヘテロアリールハライド(1−10当量、好ましくは1.5当量)、溶媒(MeCN、n−PrOH、n−BuOH、トルエン、DMSO、DMFまたはEtOHなど、好ましくはn−PrOH[マイクロ波]またはDMF[加熱])および塩基(K
2CO
3、Na
2CO
3、TEAまたはDIEAなど、好ましくはTEA、DIEAまたはK
2CO
3、1−5当量、好ましくは2−4当量)を加える。反応混合物を約40−220℃(好ましくは約65℃)で熱的に約0.5−16時間(好ましくは約8.5時間)加熱するか、または約100−200℃(好ましくは約130−150℃)で約0.5−8時間(好ましくは約0.5−2時間)マイクロ波加熱に供する。TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、反応物を約40−220℃(好ましくは約65℃)で約0.5−8時間(好ましくは約1−2時間)熱加熱に、もしくは約120−200℃(好ましくは約130−150℃)で更に約1−8時間(好ましくは約0.5−2時間)マイクロ波加熱に、場合によって更にアリールまたはヘテロアリールハライド(1−10当量、好ましくは1.5当量)および/または塩基(K
2CO
3、Na
2CO
3、TEAまたはDIEAなど、好ましくはTEA、DIEAまたはK
2CO
3、1−5当量、好ましくは2−4当量)を加えて、再度供することができる。反応がこれ以上は進行しなくなるまでこのプロセスを繰り返す。周囲温度に冷却した後、反応物を以下の方法の1つを用いて処理する。方法1:反応物を減圧下に濃縮する。方法2:沈殿物を含む反応混合物を濾過して標的化合物を集め、場合によって有機溶媒もしくはEt
2O、DCMおよび/または石油エーテルなどの溶媒で洗浄する。方法3:反応混合物をMeOHなどの有機溶媒で希釈し、シリカゲルを加え、混合物を減圧下に濃縮して、固体ロードでクロマトグラフィーにより分離するために調製する。方法4:反応混合物を減圧下に濃縮した後、EtOAcまたはDCMなどの有機溶媒を加え、次いで場合によって水および/またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過またはデカント処理し、減圧下に濃縮する。方法5:EtOAcまたはDCMなどの有機溶媒を加え、場合によって水またはブラインを加えて、層を分離する。次いで水層を場合によってEtOAcまたはDCMなどの更なる有機溶媒で抽出する。合わせた有機層を場合によってブラインまたは水で洗浄し、無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過またはデカント処理し、減圧下に濃縮する。
【0897】
一般的手順Lの説明
調製番号L.1:(S)−5−(3−((6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)メチル)ピロリジン−1−イル)ピラジン−2−カルボニトリル
【0898】
【化299】
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【0899】
(S)−1−(ピロリジン−3−イルメチル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.160g、0.404mmol、調製番号A.1からBおよびHClを用いてのEを用いて調製した)、2−クロロ−5−シアノピラジン(0.084g、0.60mmol、ArkPharm)およびDIEA(0.28mL、1.6mmol)のn−PrOH(2.0mL)中混合物をCEMマイクロ波中約150℃で約30分(最大圧250psi、最大傾斜10分、最大ワット200)間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、DCM(20mL)を加えた。溶液を水(20mL)およびブライン(20mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM(10mL)に溶解し、シリカゲル(1g)上に吸着し、100%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、ピンク色固体を得た。物質をEtOAc(10mL)とDCM中10%MeOH(10mL)との混合物で摩砕した。不溶物を濾取して、(S)−5−(3−((6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)メチル)ピロリジン−1−イル)ピラジン−2−カルボニトリルを灰白色固体として得た(0.056g、27%):LC/MS(表1、方法c)R
t=1.34分;MSm/z:500(M+H)
+。
【0900】
【表27】
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【0901】
【表28】
[この文献は図面を表示できません]
【0902】
【表29】
[この文献は図面を表示できません]
【0903】
一般的手順M:アミンのBoc−保護化
アミンまたはアミン塩(好ましくは1当量)の有機溶媒(例えば、MeCN、1,4−ジオキサンまたはTHF、好ましくはTHF)中溶液に、Na
2CO
3、NaOH、K
2CO
3またはNaHCO
3などの塩基水溶液(2−20当量、好ましくは2−10当量のNa
2CO
3)またはTEAまたはDIEAなどの有機塩基(1−5当量、好ましくは1−2当量のTEA)を加え、続いてジ−tert−ブチルジカルボネート(1−3.0当量、好ましくは1.2当量)を加える。アミン塩を使用しない場合、塩基を加えることは任意である。反応物を約10−40℃(好ましくは周囲温度)で約2−24時間(好ましくは約2−6時間)撹拌し、以下の方法の1つを用いて処理する。方法1:有機溶媒(Et
2O、EtOAcまたはDCMなど)および水を加え、層を分離する。水層を更に有機溶媒で抽出し、合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮する。方法2:反応混合物を有機溶媒(Et
2O、EtOAcまたはDCMなど)と酸水溶液(HClなど)との間で分配する。酸性層を更に有機溶媒で抽出し、合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄できる。有機層を場合によって無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮する。
【0904】
一般的手順Mの説明
調製番号M.1
*:(1R,3S)−3−((tert−ブトキシカルボニルアミノ)メチル)シクロペンタンカルボン酸
【0905】
【化300】
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【0906】
(1R,3S)−3−(アミノメチル)シクロペンタンカルボン酸(0.500g、3.49mmol、AFID)のTHF(4mL)および水(4mL)中溶液に、Na
2CO
3(1.11g、10.5mmol)およびジ−tert−ブチルジカルボネート(0.915g、4.19mmol)を加えた。反応物を周囲温度で約4時間撹拌した。EtOAc(15mL)およびHCl水溶液(1N、15mL)を加え、層を分離した。水層をEtOAc(2×10mL)で抽出し、合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄した。有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、(1R,3S)−3−((tert−ブトキシカルボニルアミノ)メチル)シクロペンタンカルボン酸(0.300g、35%)を得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ11.97(s,1H)、6.83(s,1H)、2.89−2.86(t,J=8.0Hz、2H)、2.73−2.58(m,1H)、2.04−1.87(m,2H)、1.82−1.68(m,2H)、1.68−1.58(m,1H)、1.37(s,9H)、1.34−1.19(m,2H)。
【0907】
一般的手順M.1:窒素含有化合物のBoc−保護化
有機溶媒(例えば、DCM、MeCN、1,4−ジオキサンまたはTHF、好ましくはDCM)中の窒素含有化合物(好ましくは1当量)に、Na
2CO
3、NaOH、K
2CO
3またはNaHCO
3などの塩基水溶液(好ましくはNa
2CO
3、2−20当量、好ましくは2−10当量)もしくはTEAまたはDIEAなどの有機塩基(好ましくはTEA、1−5当量、好ましくは1−2当量)を加え、続いてジ−tert−ブチルジカルボネート(1−3当量、好ましくは1.2当量)を加える。DMAP(0.1−2当量、好ましくは0.1当量)を場合によって反応混合物に加える。反応物を約10−40℃(好ましくは室温)で約0.5−24時間(好ましくは約1時間)撹拌し、以下の方法の1つを用いて処理する。方法1:有機溶媒(Et
2O、EtOAcまたはDCMなど)および水を加え、層を分離する。水層を場合によって更に有機溶媒で抽出し、合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮する。方法2:反応混合物を有機溶媒(Et
2O、EtOAcまたはDCMなど)と酸水溶液(HClなど)との間で分配する。酸性層を更に有機溶媒で抽出し、合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄できる。有機層を場合によって無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮する。方法3:水または水溶液(ブラインなど)を加え、層を分離する。水層を場合によって更に有機溶媒(Et
2O、EtOAcまたはDCMなど)で抽出し、合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮する。
【0908】
一般的手順M.1の説明
調製番号M.1.1:t−ブチルシクロプロピルスルホニル(cis−3−メチル−4−プロピオニルシクロペンチル)カルバメート
【0909】
【化301】
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【0910】
N−(cis−3−メチル−4−プロピオニルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(2.70g、10.4mmol、cis−4−(シクロプロパンスルホンアミド)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸(WO2009152133)からN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸を用いてのH、エチルマグネシウムクロリドを用いてのMMMMを用いて調製した)のDCM(52mL)中溶液に、TEA(1.60mL、11.5mmol)、ジ−tert−ブチルジカルボネート(2.90mL、12.5mmol)およびDMAP(0.127g、1.04mmol)を加えた。反応物を室温で約1時間撹拌した。水(50mL)を加え、層を分離した。水層をDCM(3×30mL)で抽出し、合わせた有機層を減圧下に濃縮した。生成物をヘプタン中0−50%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、t−ブチルシクロプロピルスルホニル(cis−3−メチル−4−プロピオニルシクロペンチル)カルバメート(3.71g、99%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.62分;MSm/z:360(M+H)
+。
【0911】
一般的手順N:アミンのCbz−保護化
アミンまたはアミン塩(好ましくは1当量)および塩基(例えば、Na
2CO
3またはNaOH、1−3当量、好ましくはNa
2CO
3、1.6当量)の水または有機溶媒水溶液(例えば、水/1,4−ジオキサンまたは水/MeCN、好ましくは水/1,4−ジオキサン)中溶液を、周囲温度で約1−10分間(好ましくは5分間)撹拌する。ベンジル2,5−ジオキソピロリジン−1−イルカルボネート(1−2当量、好ましくは1.0当量)の1,4−ジオキサンまたはMeCNなどの有機溶媒中溶液を反応物に加える。反応物を周囲温度で約8−144時間(好ましくは約72時間)撹拌する。場合によって、反応混合物を減圧下に濃縮する。得られた水溶液を有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)で希釈する。有機抽出物を場合によって水および/またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過またはデカント処理し、減圧下に濃縮した。代替として、得られた水溶液をNH
4Cl水溶液またはHClなどの酸を加えることにより酸性化し、次いで有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)で抽出する。
【0912】
一般的手順Nの説明
調製番号N.1:メチル4−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボキシレート
【0913】
【化302】
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【0914】
メチル4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボキシレート塩酸塩(1.16g、5.29mmol、Prime Organics)の1,4−ジオキサン(15mL)中溶液に、Na
2CO
3(0.90g、8.49mmol)の水(15mL)中溶液を加えた。反応混合物を周囲温度で約5分間撹拌した。ベンジル2,5−ジオキソピロリジン−1−イルカルボネート(1.32g、5.29mmol)を加え、反応混合物を周囲温度で約72時間撹拌した。反応混合物をEtOAc(50mL)で希釈した。層を分離し、水層をEtOAc(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、メチル4−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボキシレート(1.68g、95%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.44分;MSm/z:318(M+H)
+。
【0915】
一般的手順O:ピリジンの還元
置換されたピリジン(好ましくは1当量)を有機溶媒(AcOH、EtOHまたはMeOHなど;好ましくはParr振盪器を用いる場合AcOHまたはH−cube(商標)を用いる場合EtOH)に溶解する。酸化白金(IV)またはPd/Cなどの適切な触媒(0.05−0.20当量、好ましくはParr振盪器反応の場合0.05−0.10当量酸化白金(IV)またはH−cube(商標)の場合ThalesNano CatCart(登録商標)10重量%Pd/C触媒カートリッジ)を、約15−1450psi(好ましくはParr振盪器の場合約220psiまたは好ましくはH−cube(商標)の場合1305psi)での水素雰囲気下で還元に使用する。反応をParr振盪器の場合約20−100℃(好ましくは約25℃)で約1−10日間(好ましくは約3−5日)、またはH−cube(商標)の場合約1−3mL/分(好ましくは1mL/分)にて約25−100℃(好ましくは約80℃)で約1−10時間(好ましくは約3時間)行う。Parr振盪器中で行う場合、反応混合物をセライト(登録商標)を通して濾過し、何れの場合も減圧下に濃縮する。
【0916】
一般的手順Oの説明
調製番号O.1:cis−4−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−カルボン酸
【0917】
【化303】
[この文献は図面を表示できません]
【0918】
4−(トリフルオロメチル)ニコチン酸(1.50g、7.85mmol)のEtOH(78mL)中溶液を、水素約1305psi下約80℃で約1.0mL/分にてThalesNano CatCart(登録商標)10重量%Pd/C触媒カートリッジを装着したH−cube(商標)に通した。約3時間後、溶媒を減圧下に除去して、cis−4−(トリフルオロメチル)ピペリジン−3−カルボン酸(1.55g、100%粗製物)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=0.54分;MSm/z:198(M+H)
+。
【0919】
一般的手順P:カルボニルのアルコールへの還元
還元剤(1.0−3.0当量、好ましくは1.25当量)、LAH、DIBAL−H、NaBH
4またはLiBH
4など(好ましくはDIBAL−H)、を固体として少しずつか、または有機溶媒(THF、Et
2O、EtOHまたはMeOHなど、好ましくはTHF)中の溶液として滴下するかで、カルボニル化合物(好ましくは1当量)の有機溶媒(THF、Et
2O、EtOHまたはMeOHなど、好ましくはMeOH)中溶液に約−40−50℃(好ましくは周囲温度)で加える。反応混合物を約1−20時間(好ましくは約16時間)撹拌した後、水溶液(NH
4ClまたはNaHCO
3など、好ましくは飽和NH
4Cl水溶液)でクエンチする。反応物を約10分−3時間(好ましくは約20−30分)撹拌し、次いで溶液を有機溶媒(EtOAc、Et
2OまたはDCMなど、好ましくはEt
2O)で分配する。有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【0920】
一般的手順Pの説明
調製番号P.1:エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレート
【0921】
【化304】
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【0922】
MeOH(143mL)中のエチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(10g、54.3mmol、実施例番号8、ステップG)に、NaBH
4(2.57g、67.8mmol)を少しずつ加えた。得られた懸濁液を周囲温度で約16時間撹拌し、次いで飽和NH
4Cl水溶液(240mL)を加えた。反応混合物を約20分間撹拌し、次いで溶液をEt
2O(300mL)で分配した。有機層を分離し、水層をEt
2O(2x150mL)で洗浄した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。生成物をヘプタン中30−70%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィー(220g)により精製して、エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレート(8.51g、84%、大部分は(1S,2R,4S)−エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレートおよび(1R,2S,4R)−エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレート)を透明油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.02分;MSm/z:187(M+H)
+。
【0923】
【表30】
[この文献は図面を表示できません]
【0924】
一般的手順Q:ジチアジホスフェタン試薬を用いるアミドの環化
アミド(好ましくは1当量)の有機溶媒(好ましくは1,4−ジオキサン)中溶液に、ローソン試薬またはベロー試薬(2,4−ビス(4−フェノキシフェニル)−1,3−ジチア−2,4−ジホスフェタン−2,4−ジスルフィド)などのジチアジホスフェタン試薬(好ましくはローソン試薬)(0.5−2.0当量、好ましくは0.6当量)を加える。反応物を約25−120℃(好ましくは約80℃)で約0.5−10時間(好ましくは約1時間)加熱する。反応混合物を周囲温度に冷却し、場合によって減圧下に濃縮して、残渣を得る。反応混合物または残渣を有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど、好ましくはEtOAc)と水、塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)またはブラインとの間で分配する。層を分離し、有機層を場合によって水、塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)および/またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、チオアミドを得る。チオアミド(好ましくは1当量)の有機溶媒(好ましくは1,4−ジオキサン)中溶液に、ジアセトキシ水銀、二塩化水銀、水銀(II)トリフルオロアセテート、トリフルオロ酢酸銀、硝酸銀、臭化銅などのルイス酸(好ましくはジアセトキシ水銀または水銀(II)トリフルオロアセテート)(1−3当量、好ましくは1当量)を加える。反応混合物を約20−60℃(好ましくは周囲温度)で約0.5−4時間(好ましくは約1時間)撹拌する。場合によって、更にルイス酸(好ましくはジアセトキシ水銀または水銀(II)トリフルオロアセテート)(0.2−1.0当量、好ましくは0.6当量)を加え、反応を約10分−3時間(好ましくは約15分)続ける。反応混合物を場合によって飽和チオ硫酸ナトリウム、水および/または有機溶媒(好ましくはEtOAc)で希釈し、濾過、好ましくはセライト(登録商標)のパッドを通して濾過する。セライト(登録商標)のパッドを更に有機溶媒(好ましくはEtOAcまたはDCM)で濯ぐことができる。濾液を減圧下に濃縮する。粗製物を場合によって有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)の間で分配し、飽和チオ硫酸ナトリウムおよび/または水、塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)および/またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【0925】
一般的手順Qの説明
調製番号Q.1:cis−tert−ブチル4−メチル−3−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【0926】
【化305】
[この文献は図面を表示できません]
【0927】
丸底フラスコに、1,4−ジオキサン(100mL)中のcis−tert−ブチル4−メチル−3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモイル)ピペリジン−1−カルボキシレート(5.62g、10.6mmol、4−メチルニコトン酸からO、M、実施例番号5、ステップC、HATUおよびDIEAからHを用いて調製した)およびローソン試薬(3.0g、7.4mmol)を仕込んだ。反応物を約80℃で約1時間加熱し、周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮した。粗生成物をEtOAc(200mL)に溶解し、飽和NaHCO
3水溶液(3x100mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。物質をDCM中0−5%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、cis−tert−ブチル4−メチル−3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモチオイル)ピペリジン−1−カルボキシレート(5.2g、90%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.65分;MSm/z:544(M+H)
+。丸底フラスコに、1,4−ジオキサン(72mL)中のcis−tert−ブチル4−メチル−3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモチオイル)ピペリジン−1−カルボキシレート(2.6g、4.8mmol)および水銀(II)トリフルオロアセテート(2.1g、4.8mmol)を仕込み、周囲温度で約1時間撹拌した。反応混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過した。セライト(登録商標)パッドをDCM(30mL)およびEtOAc(30mL)で濯いだ。濾液を減圧下に濃縮した。残渣をDCM(50mL)に溶解し、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液(10mL)および飽和NaHCO
3水溶液(25mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。物質をDCM中0−5%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、cis−tert−ブチル−4−メチル−3−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(2.2g、90%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.57分;MSm/z:510(M+H)
+。
【0928】
一般的手順R:酸からのブロモメチルケトンの形成
カルボン酸(好ましくは1当量)の有機溶媒(DCMまたはDCE、好ましくはDCM)中溶液に、塩化オキサリル(1.2−3.0当量、好ましくは2.2当量)をゆっくり加え、続いてDMF(0.01−0.20当量、好ましくは約0.15当量)を滴下添加する。反応物を約0−40℃(好ましくは周囲温度)で約3−24時間(好ましくは約14時間)撹拌した後、これを一定重量になるまで減圧下に濃縮して粗製の酸クロリドを得る。粗製の酸クロリド(好ましくは1当量)の有機溶媒(THF、MeCN、Et
2O、またはTHF/MeCNなど、好ましくはTHF/MeCN)中溶液を、トリメチルシリルジアゾメタン(Et
2O中2.0M)またはジアゾメタンのEt
2O中溶液(AldrichのプロトコールまたはJ.Chromatogr.Sci.1991年、29巻、8頁に従ってDiazald(登録商標)から調製した)(2−10当量、好ましくは3.5当量のトリメチルシリルジアゾメタン)に約−20−20℃(好ましくは約0℃)でTHF、MeCN、Et
2OまたはTHF/MeCNなどの適切な有機溶媒(好ましくはTHF/MeCN)中で加える。反応混合物を約−20−20℃(好ましくは約0℃)で約0.5−5時間(好ましくは約3時間)撹拌した後、48%HBr水溶液(5−40当量、好ましくは約10当量)を滴下添加する。約0−30分(好ましくは約5分)後、反応混合物を濃縮乾固して所望の生成物を得、飽和NaHCO
3水溶液を滴下添加することにより中和するか、または場合によって有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど、好ましくはEtOAc)を添加後に場合によってブラインで洗浄する。反応混合物を水性処理に供する場合、有機層を無水Na
2SO
4またはMgSO
4(好ましくはMgSO
4)で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【0929】
一般的手順Rの説明
調製番号R.1:2−ブロモ−1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)エタノン
【0930】
【化306】
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【0931】
4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸(7.34g、22.7mmol、調製番号TT.1)のDCM(100mL)中溶液に、塩化オキサリル(4.37mL、49.9mmol)をゆっくり加え、続いてDMF(0.26mL、3.4mmol)を滴下添加した。混合物を周囲温度で約14時間撹拌し、溶媒を減圧下に除去して、4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボニルクロリドをベージュ色固体として得た。固体をTHFおよびMeCN(1:1、100mL)に溶解し、約0℃でトリメチルシリルジアゾメタン(Et
2O中2M、39.7mL、79.4mmol)のTHFとMeCNとの1:1混合物(100mL)中溶液に加えた。得られた混合物を約0℃で約3時間撹拌し、次いで48%HBr水溶液(25mL、221mmol)を滴下添加することによりクエンチした。得られた混合物を、飽和NaHCO
3水溶液(300mL)を滴下添加することにより中和し、層を分離した。有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。ヘプタン中5−45%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製して、2−ブロモ−1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)エタノン(6.3g、69%)を黄色油として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.90分;MSm/z400、402(1:1)(M+H)
+。
【0932】
一般的手順S:アルキルハライドまたはα−ハロケトンを用いるN−アルキル化
丸底フラスコに、NaH(鉱油中60%分散液)、K
2CO
3またはCs
2CO
3などの塩基(好ましくはNaH(鉱油中60%分散液)、0.9−1.5当量、好ましくは0.95当量)および有機溶媒(DMFまたはNMPなど、好ましくはDMF)を仕込む。混合物を約−10℃から10℃(好ましくは約0℃)に冷却し、適切に置換されたアミン(好ましくは1当量)の有機溶媒(DMFなど)中溶液を加える。反応混合物を約−10℃から周囲温度(好ましくは約0℃)で約5−90分(好ましくは約15−30分)間撹拌し、続いてアルキルハライドまたはα−ハロケトン(1−2当量、好ましくは1.2当量)を加える。代替として、アミンおよび塩基の有機溶媒中溶液を、約0℃でアルキルハライドまたはα−ハロケトンの有機溶媒中溶液に加えることができる。反応混合物を約−10℃から周囲温度(好ましくは周囲温度)で約0.5−2時間(好ましくは約1時間)撹拌する。有機溶媒を減圧下に除去する。場合によって、粗製混合物を水および有機溶媒(例えば、EtOAcまたはDCM)で希釈できる。層を分離し、水層を有機溶媒(EtOAcおよび/またはDCMなど)で更に抽出する。合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固する。
【0933】
一般的手順Sの説明
調製番号S.1:tert−ブチル2−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−オキソエチル(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)カルバメート
【0934】
【化307】
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【0935】
NaH(鉱油中60%分散液、0.058g、1.45mmol)のDMF(5mL)中懸濁液に、tert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルカルバメート(0.59g、1.519mmol、実施例番号3、ステップE)のDMF(5mL)中溶液を約0℃で滴下添加した。得られた混合物をこの温度で約30分間撹拌し、次いで2−ブロモ−1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)エタノン(0.73g、1.823mmol、調製番号R.1)のDMF(10mL)中溶液に滴下添加した。得られた混合物を約0℃で約1時間撹拌し、溶媒を減圧下に除去した。残渣を飽和NaHCO
3水溶液とEtOAc(それぞれ100mL)との間で分配した。有機相を無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、tert−ブチル2−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−オキソエチル(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)カルバメート(1.04g、97%)を黄色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=3.30分;MSm/z708(M+H)
+。
【0936】
一般的手順S.1:アルキルハライド、α−ハロケトンまたはα−ハロアミドを用いるN−アルキル化
丸底フラスコに、NaH(鉱油中60%分散液)、K
2CO
3またはCs
2CO
3などの塩基(好ましくはNaH(鉱油中60%分散液)、0.9−1.5当量、好ましくは0.95当量)および有機溶媒(DMF、DCM、1,4−ジオキサンまたはNMPなど、好ましくはDMF)を仕込む。混合物を約−10℃から周囲温度(好ましくは約0℃)に冷却し、適切に置換されたアミン(好ましくは1当量)の有機溶媒(DMFなど)中溶液を加える。代替として、塩基をアミンおよび有機溶媒の溶液に約0℃から周囲温度で少しずつ加えることができる。反応混合物を約−10℃から周囲温度(好ましくは約0℃)で約5−90分(好ましくは約15−30分)間撹拌し、続いてアルキルハライド、α−ハロケトンまたはα−ハロアミド(1−2当量、好ましくは1.2当量)を加える。代替として、アミンおよび塩基の有機溶媒中溶液を、アルキルハライド、α−ハロケトンまたはα−ハロアミドの有機溶媒中溶液に約0℃で加えることができる。反応混合物を約−10℃から周囲温度(好ましくは周囲温度)で約0.5−24時間(好ましくは約1時間)撹拌する。場合によって、有機溶媒を減圧下に除去することができる。場合によって、反応混合物または残渣を水、NH
4Cl水溶液またはNaHCO
3水溶液で希釈できる。沈殿物が生成する場合、固体を場合によって真空濾過により集めて標的化合物を得ることができる。代替として、有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)を水溶液混合物に加え、層を分離する。水層を場合によって有機溶媒(EtOAcおよび/またはDCMなど)で更に抽出できる。合わせた有機層を場合によって更にブラインなどの水溶液で洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固する。
【0937】
一般的手順S.1の説明
調製番号S.1.1:tert−ブチル2−アミノ−2−オキソエチル(5−トシル−5H−ピロロ[3,2−b]ピラジン−2−イル)カルバメート
【0938】
【化308】
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【0939】
tert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[3,2−b]ピラジン−2−イルカルバメート(1.00g、2.57mmol、実施例番号3ステップE)およびDMF(13mL)の溶液に、窒素下約0℃でNaH(鉱油中60%分散液、0.113g、2.83mmol)を一度に加えた。約30分後、2−ブロモアセトアミド(0.391g、2.83mmol)を一度に加えた。約30分後、氷浴を除去し、溶液を周囲温度で約2時間撹拌した。飽和NH
4Cl水溶液/水(1:1、100mL)を加えた。約10分間撹拌した後、混合物を水を用いて濾過して濾過ケーキを洗浄した。水相をEtOAc(50mL)で抽出した。濾過ケーキをEtOAcに溶解し、有機層に加えた。有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。物質を20−100%EtOAc/ヘプタンの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチル2−アミノ−2−オキソエチル(5−トシル−5H−ピロロ[3,2−b]ピラジン−2−イル)カルバメート(0.980g、82%)を得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.70分;MSm/z446(M+H)
+。
【0940】
一般的手順T:ジチアホスフェタン試薬を用いるケトンの環化
ケトン(好ましくは1当量)のTHFまたは1,4−ジオキサンなどの有機溶媒(好ましくは1,4−ジオキサン)中溶液に、ローソン試薬またはベロー試薬(2,4−ビス(4−フェノキシフェニル)−1,3−ジチア−2,4−ジホスフェタン−2,4−ジスルフィド)などのチオール化試薬(0.5−2.0当量、好ましくはローソン試薬、0.5−0.6当量)を加える。反応物を約30℃から120℃(好ましくは約60−70℃)で約0.5−10時間(好ましくは約1−2時間)加熱する。場合によって、更にチオール化試薬(0.5−2.0当量、好ましくは0.5−0.6当量)を反応混合物に加え、加熱を約0.5−10時間(好ましくは約1−2時間)続けることができる。反応混合物を減圧下に濃縮する。
【0941】
一般的手順Tの説明
調製番号T.1:N,N−ジベンジル−3−メチル−4−(3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン
【0942】
【化309】
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【0943】
1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン(5.32g、8.75mmol、調製番号50)およびローソン試薬(1.88g、4.64mmol)の1,4−ジオキサン(60mL)中混合物を約60℃で約2時間加熱した。ローソン試薬(1.88g、4.64mmol)を加え、約60℃で約1時間撹拌を続けた。溶媒を除去し、DCM中0−8%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーに残渣を供して、N,N−ジベンジル−3−メチル−4−(3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン(4.47g、87%)を茶褐色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.99分;MSm/z590(M+H)
+。
【0944】
一般的手順U:置換されたシクロペンタジエンを形成するためのクネベナーゲル縮合
丸底フラスコに、有機溶媒(例えば、THFまたはジエチレングリコールジメチルエーテル;好ましくはTHF)を仕込み、続いてNaH(鉱油中60%分散液、好ましくは1当量)を少しずつ加える。有機溶媒を場合によって加えることができる。反応混合物を約−15−5℃(好ましくは約−10−0℃)に冷却する。内温を約10℃未満に維持する速度で、β−ケトエステル(好ましくは1当量)を滴下添加する。得られた混合物を約0−60℃(好ましくは約25℃)で約0.1−2時間(好ましくは約0.5時間)撹拌し、続いて適切に置換されたα−ハロケトン(好ましくは0.45−0.55当量)を滴下添加する。得られた混合物を約40−80℃(好ましくは約50℃)で約3−24時間(好ましくは約19時間)加熱する。有機溶媒を減圧下に除去し、得られた粗製物を、氷浴中で冷却しながら水と撹拌する。約0.5−3時間(好ましくは約2時間)後、得られた懸濁液を濾過し、濾過ケーキを水で洗浄し、約1−3時間(好ましくは約1時間)真空下に乾燥する。得られた固体を有機溶媒(好ましくはEt
2O)中に懸濁し、真空濾過により集め、有機溶媒(好ましくはEt
2O)で洗浄し、真空下に乾燥して、所望の生成物をエノレートのナトリウム塩として得る。場合によって、トルエンを加え、水を共沸する。得られた固体を有機溶媒(好ましくはEt
2O)中に再度懸濁し、真空濾過により集め、有機溶媒(好ましくはEt
2O)で洗浄し、次いで真空下に乾燥する。
【0945】
一般的手順Uの説明
調製番号U.1:ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート
【0946】
【化310】
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【0947】
丸底フラスコにTHF(1.5L)を仕込み、続いてNaH(鉱油中60%分散液、70.0g、1.75mol)を少しずつ加えた。更にTHF(500mL)を加え、得られた混合物を約−10℃に冷却した。内温を約10℃未満に維持するために、エチルプロピオニルアセテート(250mL、1.80mol)を約1時間かけて滴下添加した。得られた混合物を周囲温度で約0.5時間撹拌して、透明黄色溶液を得、次いでメチル4−クロロアセトアセテート(100mL、0.88mol)を約5分かけて滴下添加した。得られた混合物を約50℃で約19時間加熱して、赤味がかったオレンジ色懸濁液を得た。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮し、得られた液をビーカーに移し、水(350mL)で希釈した。混合物を氷浴中約2時間撹拌した。固体を真空濾過により収集し、濾過ケーキを水(150mL)で濯ぎ、真空下に約1時間乾燥した。固体をEt
2O(1.5L)に懸濁し、濾過し、Et
2O(1.5L)で洗浄し、真空下に乾燥した。得られた固体をトルエン(1L)で共沸して固体を得、これをEt
2O(1L)に再度懸濁し、真空濾過により収集した。濾過ケーキをEt
2O(500mL)で洗浄し、真空下に乾燥して、ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート(204.2g、89%)をベージュ色固体として得た:
1H NMR(DMSO−d
6)δ3.94(q,J=7.1Hz、2H)、3.46(s,3H)、3.04(q,J=7.2Hz、2H)、2.66(s,2H)、1.13(t,J=7.1Hz、3H)、0.99(t,J=7.3Hz、3H)。
【0948】
一般的手順V:β−ケトエステルエノレートの脱カルボニル化
丸底フラスコに、適切なβ−ケトエステルまたはそのナトリウムエノレート(好ましくは1当量)、有機溶媒(例えば、ジエチレングリコールジメチルエーテルまたはトルエン、好ましくはトルエン)、AcOH(2−5当量、好ましくは3.5当量)、NaIまたはKCl(1−5当量、好ましくは1.4−1.5当量のKCl)を、水の存在下または非存在下(好ましくは水の存在下)に仕込む。反応物を約1−10時間(好ましくは約3−6時間)加熱還流する。反応物を周囲温度に冷却し、NaHCO
3水溶液(好ましくは8−10%NaHCO
3)中に滴下添加する。得られた混合物をEt
2OまたはMTBEなどの有機溶媒(好ましくはMTBE)で抽出する。合わせた有機層を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固する。
【0949】
一般的手順Vの説明
調製番号V.1:エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート
【0950】
【化311】
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【0951】
5リットル丸底フラスコに、ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート(316g、1205mmol、調製番号U.1)、KCl(126g、1687mmol、JT−Baker)、AcOH(241mL、4218mmol、JT−Baker)、トルエン(1850mL)および水(130mL)を仕込んだ。反応物を約6時間加熱還流し、次いで周囲温度に冷却し、8%NaHCO
3水溶液(3.5L)に滴下添加した。得られた2相混合物をMTBE(2x1.5L)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1L)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、粗製物191gを得、これを真空蒸留(97−99℃、0.600mmHg)により精製して、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(160g、69%)を得た:
1H NMR(CDCl
3)δ6.04(m,1H)、4.26−4.15(m,2H)、3.76−3.69(m,1H)、2.75−2.57(m,2H)、2.56−2.44(m,2H)、1.32−1.26(m,3H)、1.23−1.18(m,3H)。
【0952】
一般的手順W:アルケンの水素化
丸底フラスコに、10重量%Pd/C(約0.005−0.05当量、好ましくは0.02当量)を仕込む。フラスコを排気し、次いで窒素で2−5回(好ましくは3回)フラッシュし、次いで場合によって約−10−10℃(好ましくは約0℃)に冷却した後、有機溶媒または溶媒の混合物(EtOAc、MeOH、EtOHまたはMeOH/AcOHなど、好ましくはEtOAcまたはMeOH)を窒素雰囲気下に加える。冷却浴を除去し、混合物にアルケン(好ましくは1当量)を無溶媒で、もしくは場合によって有機溶媒または溶媒の混合物(EtOAc、MeOH、EtOHまたはMeOH/AcOHなど、好ましくはEtOAcまたはMeOH)中の溶液として加える。水素ガスを反応混合物に約1−20分(好ましくは約5分)間吹き込み、混合物を水素雰囲気下約12−60時間(好ましくは約48時間)撹拌する。TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、水素源を除去し、反応混合物を窒素で約1−20分(好ましくは約5分)間吹き込み、次いでセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、濾液を減圧下に濃縮する。粗製物を、前記した反応条件に約2−20時間(好ましくは約5時間)再度供する。水素源を除去し、混合物を窒素で約1−20分(好ましくは約5分)間吹き込み、次いでセライト(登録商標)のパッドを通して濾過する。濾過ケーキを有機溶媒(EtOAc、MeOHまたはEtOHなど、好ましくは反応溶媒)で濯ぎ、濾液を減圧下に濃縮して、粗生成物を得る。
【0953】
一般的手順Wの説明
調製番号W.1:エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート
【0954】
【化312】
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【0955】
丸底フラスコに、10重量%Pd/C(10g、9.4mmol)を仕込んだ。フラスコを約0℃に冷却し、EtOAc(400mL)を窒素雰囲気下に加えた。冷却浴を除去し、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(47.8g、263mmol、調製番号V.1)を加えた。水素ガスを約5分間混合物に吹き込み、次いで混合物を水素雰囲気下約48時間撹拌した。水素源を除去し、混合物を窒素で約5分間吹き込み、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過した。濾過ケーキをEtOAc(400mL)で濯いだ。濾液を減圧下に濃縮して、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(約9:1混合物cis:trans)(48.0g、99%)を黄色液体として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ4.23−4.10(m,2H)、3.22(m,1H)、2.59−2.50(m,1H)、2.44−2.28(m,3H)、2.26−2.16(m,1H)、1.58−1.46(m,1H)、1.41−1.30(m,1H)、1.30−1.23(m,3H)、1.02−0.91(m,3H)。
【0956】
【表31】
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【0957】
一般的手順W.1:アルケンの水素化
丸底フラスコに、炭素担持Pd(OH)
2またはPd/C(約0.005−0.10当量、好ましくは0.05当量)の有機溶媒または溶媒の混合物(THF、EtOAc、MeOH、EtOHまたはMeOH/AcOHなど、好ましくはTHF)中スラリー液を窒素雰囲気下仕込む。混合物をアルケン(好ましくは1当量)に無溶媒で、もしくは場合によって有機溶媒または溶媒の混合物(THF、EtOAc、MeOH、EtOHまたはMeOH/AcOHなど、好ましくはTHF)中の溶液として加え、場合によってアルケンをPd混合物に加える。反応混合物を水素でスパージする。混合物を水素下約大気圧−60psi(好ましくは大気圧)にて約20−60℃(好ましくは周囲温度)で約0.5−5日(好ましくは約3日)間撹拌または振盪(好ましくは大気圧水素を用いる場合は撹拌、または高圧水素を用いる場合は振盪)する。反応混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過する。濾過ケーキを有機溶媒(THF、EtOAc、DCM、MeOH、またはEtOHなど、好ましくは反応溶媒)で濯ぎ、濾液を減圧下に濃縮して、粗生成物を得る。
【0958】
一般的手順W.1の説明
調製番号W.1.1およびW.1.2:エチル2−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセテートおよび2−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセテート
【0959】
【化313】
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【0960】
炭素担持20重量%Pd(OH)
2(0.134g、0.192mmol)のTHF(20mL)中スラリー液に、(E)−エチル2−((cis)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチリデン)アセテート(1.3g、3.83mmol、実施例番号38、ステップG)のTHF(5mL)中溶液を加えた。反応混合物を水素でスパージし、風船を用いて水素雰囲気を維持した。約3日後、反応混合物をセライト(登録商標)を通して濾過し、減圧下に濃縮し、EtOAcで溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、暗茶褐色/黒色固体を得た。化合物をキラルクロマトグラフィーにより更に精製して(表2、方法47)、エチル2−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセテート[W.1.1](R
t=12.0分、旋光度=負)(0.400g、31%):LC/MS(表1、方法a)R
t=1.85分;MSm/z:342(M+H)
+およびエチル2−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセテート[W.1.2](R
t=13.7分、旋光度=負)(0.420g、32%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.85分;MSm/z:342(M+H)
+。
【0961】
一般的手順X:ケトンまたはアルデヒドの還元アミノ化
丸底フラスコに、有機溶媒(DCE、MeCN、MeOH、またはMeCN/MeOHなど;好ましくはDCE)中のケトンまたはアルデヒド(1−40当量;好ましくは1当量)を仕込む。混合物を場合によって約−10−10℃(好ましくは約0℃)に冷却し、AcOH(1−3当量;好ましくは1.5当量)およびアミン(1−3当量、好ましくは1当量)を滴下添加し、続いてNaBH(OAc)
3、Na(CN)BH
3、NaBH
4などの適切な還元剤、好ましくはNaBH(OAc)
3(1−6当量、好ましくは1.5当量)を少しずつ加える。代替として、アミン(1−3当量、好ましくは1当量)の有機溶媒(DCE、MeCN、またはMeOHなど;好ましくはDCE)中溶液に、ケトンまたはアルデヒド(1−40当量;好ましくは1当量)を加え、続いてNaBH(OAc)
3、Na(CN)BH
3、NaBH
4などの適切な還元剤、好ましくはNaBH(OAc)
3(1−6当量、好ましくは1.5当量)を順次少しずつ加える。混合物を約5−20分(好ましくは約15分)間撹拌し、続いてAcOH(1−3当量;好ましくは1.5当量)を滴下添加する。充分に撹拌するには反応混合物が粘稠性になりすぎになった場合、更に有機溶媒(DCE、MeCN、MeOH、またはMeCN/MeOH混合物など;好ましくはDCE)を場合によって撹拌し易くするために加える。反応混合物を周囲温度で約1−48時間(好ましくは約20時間)撹拌する。反応混合物を塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)中にゆっくり注ぎ入れ、続いて場合によって固体のNaHCO
3を加え、約0.5−3時間(好ましくは約2時間)撹拌する。層を分離し、有機溶液を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固する。
【0962】
一般的手順Xの説明
調製番号X.1:エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート
【0963】
【化314】
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【0964】
丸底フラスコに、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(95.9g、521mmol、調製番号W.1)およびDCE(1.8L)を仕込んだ。溶液を約0℃に冷却し、AcOH(45mL、780mmol)およびジベンジルアミン(120mL、625mmol)を滴下添加すると、濃厚懸濁液が形成した。反応混合物を約10℃に加温し、更にDCE(500mL)を加えた。NaBH(OAc)
3(166g、781mmol)を少しずつ加え、反応混合物を周囲温度で約20時間撹拌した。反応混合物を撹拌した飽和NaHCO
3水溶液(1.5L)中にゆっくり注ぎ入れ、続いて固体のNaHCO
3(175g)を少しずつ加えた。混合物を約2時間撹拌し、有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮乾固した。粗製の黄色油をヘプタン中0−20%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(136.6g、72%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=3.26分;MSm/z:366(M+H)
+
【0965】
【表32】
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【0966】
【表33】
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【0967】
【表34】
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【0968】
【表35】
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【0969】
一般的手順X.1:ケトンまたはアルデヒドの還元アミノ化
ケトンまたはアルデヒド(1−40当量;好ましくは1当量)を、場合によって有機溶媒もしくはDCE、MeCN、MeOH、MeCN/MeOH、EtOH、THF、DMF、AcOHまたはDCMなどの溶媒(好ましくはDCE)に溶解またはスラリー化する。混合物を、場合によって約−10−10℃(好ましくは約0℃)に冷却する。場合によって、AcOH(1−3当量;好ましくは1.5当量)を加える。アミン(1−3当量、好ましくは1当量)を無溶媒で、または有機溶媒もしくはDCE、MeCN、MeOH、EtOH、THF、DMF、AcOH、またはDCMなどの溶媒(好ましくはDCE)中の溶液として加える。代替として、ケトンまたはアルデヒドもしくはケトンまたはアルデヒドの溶液をアミンまたはアミン溶液に加えることができる。モレキュラーシーブまたはチタン(IV)テトライソプロポキシドなどの脱水剤を場合によって加えることができ、もしくはDean−Starkトラップを用いて水を除去することができる。溶媒を場合によって減圧下に除去し、有機溶媒もしくはDCE、MeCN、MeOH、EtOH、THF、DMF、AcOHまたはDCMなどの溶媒を加えることができる。約5分−24時間(好ましくは15分)0℃から100℃(好ましくは周囲温度)で撹拌した後、NaBH(OAc)
3、Na(CN)BH
3、NaBH
4などの適切な還元剤、好ましくはNaBH(OAc)
3(1−10当量、好ましくは1.5当量)を少しずつ加える。充分に撹拌するには反応混合物が粘稠性になりすぎになった場合、更に有機溶媒を場合によって撹拌し易くするために加える。反応混合物を周囲温度で約1−72時間(好ましくは約20時間)撹拌する。場合によって、反応混合物を水で処理し、次いで濾過または揮発物を減圧下に除去することができる。反応混合物を塩基水溶液、水または酸水溶液(好ましくは飽和NaHCO
3水溶液)中にゆっくり注ぎ入れ、もしくは代替として水溶液を反応混合物にゆっくり加える。場合によって、更に固体のNaHCO
3を加えることができる。混合物を約0.5−20時間(好ましくは約2時間)激しく撹拌する。層を分離し、有機溶液を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固する。
【0970】
一般的手順X.1の説明
調製番号X.1.1:tert−ブチル(trans−4−((6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−8−イル)メチルアミノ)シクロヘキシル)メチルカルバメート
【0971】
【化315】
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【0972】
tert−ブチルtrans−4−アミノシクロヘキシルメチルカルバメート(0.059g、0.258mmol、AMRI)を、6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−8−カルバルデヒド(0.0403g、0.215mmol、調製番号38)およびTHF(1.0mL)の混合物に加えた。混合物を周囲温度で約90分間撹拌した。トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.068g、0.32mmol)を加えた。約3時間後、DMF(0.500mL)を加えた。約15時間後、Na(OAc)
3BH(0.091g、0.43mmol)を加えた。約24時間後、Na(OAc)
3BH(0.091g、0.43mmol)を加えた。混合物を約40℃に加温した。約22時間後、混合物を周囲温度に冷却した。飽和NaHCO
3水溶液/水(1:1、2mL)を加えた。約1時間激しく撹拌した後、溶液を水(3mL)で希釈し、次いでEtOAc(6x10mL)で抽出した。合わせた有機物をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣を10−100%[10%MeOH/DCM中(1%MeOH中7N NH
3)]/DCMの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチル(trans−4−((6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−8−イル)メチルアミノ)シクロヘキシル)メチルカルバメート(0.0476g、53%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.24分;MSm/z400(M+H)
+。
【0973】
一般的手順Y:ベンジル−またはCbz−保護化アミンの水素化
ベンジル−またはCbz−保護化アミン(好ましくは1当量)を仕込んだ容器に、パラジウム触媒(例えば、炭素担持Pd(OH)
2またはPd/C;好ましくは炭素担持Pd(OH)
2)(0.01−0.2当量、好ましくは0.02−0.15当量)および有機溶媒(MeOHまたはEtOHなど、好ましくはEtOH)を加える。混合物を約25−60℃(好ましくは約50℃)で約1−96時間(好ましくは約1.5−3時間)約15−60psiの水素(好ましくは約30−50psi水素)にて振盪または撹拌する。TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、水素源を除去し、反応混合物を窒素で約5−20分(好ましくは約5分)間吹き込み、次いでセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、濾液を減圧下に濃縮する。粗製物を前記した反応条件に約2−20時間(好ましくは約3−5時間)再度供する。TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターする際に反応が完結している場合、水素源を除去し、窒素雰囲気を導入し、反応混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過する。濾液を減圧下に濃縮して、所望の生成物を得る。
【0974】
一般的手順Yの説明
調製番号Y.1:エチル4−アミノ−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート
【0975】
【化316】
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【0976】
炭素担持20重量%Pd(OH)
2(12.9g、18.4mmol)のEtOH(1.0L)中スラリー液を含む容器に、エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(129g、352mmol、調製番号X.1)を加えた。反応物を約30psiの水素下約50℃で約90分間振盪した。水素源を除去し、窒素雰囲気を導入した後、得られた混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、濾液を減圧下に濃縮して、エチル4−アミノ−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(64.5g、99%)を黄色シロップ状物として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ4.03−3.88(m,2H)、3.17(m,1H)、2.68(m,1H)、2.09−2.02(m,2H)、2.02−1.94(m,2H)、1.84(m,1H)、1.58−1.48(m,1H)、1.32−1.18(m,1H)、1.09(m,3H)、1.03(m,2H)、0.78−0.69(m,3H)。
【0977】
【表36】
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【0978】
一般的手順Z:エステルのカルボン酸への塩基性加水分解
無溶媒でもしくは有機溶媒(1,4−ジオキサン、MeOH、またはTHF/MeOHなど、好ましくは1,4−ジオキサン)中のいずれかでエステル(好ましくは1当量)を含むフラスコに、塩基水溶液(NaOHまたはLiOH水溶液など、1−10当量、好ましくは2−6当量)を加える。混合物を約0−100℃(好ましくは周囲温度)で約1−48時間(好ましくは約4−8時間)撹拌する。次いで反応混合物を適切な酸水溶液(HCl水溶液など)を加えることにより酸性化する。層を分離し、水層を場合によって更に有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど、好ましくはDCM)で抽出する。有機層または層を場合によって無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固して、粗製の標的化合物を得る。代替として、反応混合物を減圧下に濃縮して、粗製の標的化合物をカルボン酸塩として得る。
【0979】
一般的手順Zの説明
調製番号Z.1
*:(1S,2R,4S)−4−(シクロプロパンスルホンアミド)−2−エチルシクロペンタンカルボン酸
【0980】
【化317】
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【0981】
(1S,2R,4S)−エチル4−(シクロプロパンスルホンアミド)−2−エチルシクロペンタン−カルボキシレート(11.1g、38.4mmol、調製番号Y.1、シクロプロパンスルホニルクロリドおよびTEAからK、AA[表2、方法1、R
t=9.5分、旋光度=負]を用いて調製した)を含むフラスコに、NaOH水溶液(1N、210mL、210mmol)を加えた。周囲温度で約8時間撹拌した後、6N HCl水溶液を用いて反応物を約pH1に酸性化し、DCM(3x150mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、賦形剤として25mol%DCMを含む(1S,2R,4S)−4−(シクロプロパンスルホンアミド)−2−エチルシクロペンタンカルボン酸(10.7g、99%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.71分;MSm/z:260(M−H)
−。
【0982】
一般的手順AA:キラル分取HPLC精製
Varian 218 LCポンプ、自動的な溶媒、カラムおよび温度制御のための切換弁およびヒーターを有するVarian CVM 500ならびにVarian 701 Fractionコレクターを用いてキラル精製を行う。検出方法は、Varian 210可変波長検出器、旋光度(+/−)を定量的に測定するために使用するインライン旋光計(PDR−chiral社製新型レーザー旋光計、モデルALP2002)および100:1分流を用いる蒸発光散乱検出器(ELSD)(PS−ELS 2100(Polymer Laboratories))を含む。ELSDの設定は以下の通りである:蒸発器:46℃、噴霧器:24℃および気体流量:1.1SLM。精製した化合物の絶対立体化学は任意に指定され、そのまま描かれている。市販されているエナンチオマー的に純粋な出発物または立体化学的に明確にされている中間体を用いることにより、もしくはX線回折により、絶対立体化学が決定されてきた本発明の化合物は、実施例番号の後ろに星印を付けることにより表示している。
【0983】
一般的手順AAの説明
実施例番号AA.1.1およびAA.1.2:3−((3R,4R)−3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル)−3−オキソプロパンニトリルおよび3−((3S,4S)−3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル)−3−オキソプロパンニトリル
【0984】
【化318】
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【0985】
3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル)−3−オキソプロパンニトリル(0.067g、0.18mmol、4−(トリフルオロメチル)ニコチン酸からO、N、実施例番号5、ステップC、HATUおよびDIEAを用いてのH、ローソン試薬おび水銀(II)トリフルオロアセテートを用いてのQ、NaOHを用いてのD、F、2−シアノ酢酸、HATUおよびDIEAを用いてのHを用いて調製した)の混合物をDMSO:MeOH(2:1、3mL)に溶解した。Varian 218 LCポンプ、自動的な溶媒、カラムおよび温度制御のための切換弁およびヒーターを有するVarian CVM 500、ならびに方法4(表2)を用いるVarian 701 Fractionコレクターを用いて混合物を分離して、3−((3R,4R)−3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル)−3−オキソプロパンニトリル(R
t=12.2分、旋光度=正)(0.0284g、15%)[AA.1.1]および3−((3S,4S)−3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル)−3−オキソプロパンニトリル(R
t=5.3分、旋光度=負)(0.0282g、15%)[AA.1.2]を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.55分;MSm/z:377(M+H)
+。
【0986】
【表37】
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【0987】
一般的手順BB:アセチル保護化アミンの酸性加水分解
N−アセトアミド(好ましくは1当量)の有機溶媒(1,4−ジオキサンなど)中溶液に、6N HCl水溶液などの酸(3−100当量、好ましくは30−40当量)を加える。反応混合物を約60−100℃(好ましくは約90−100℃)で約1−24時間(好ましくは約16時間)加熱する。反応混合物を周囲温度に冷却した後、これを有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)と塩基水溶液(NaHCO
3、Na
2CO
3またはNaOHなど、好ましくはNaHCO
3)との間で分配し、水層を場合によって更に有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)で抽出する。有機層を無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【0988】
一般的手順BBの説明
調製番号BB.1
*:(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン
【0989】
【化319】
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【0990】
N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセトアミド(6.0g、12.86mmol、実施例番号8、ステップL)の1,4−ジオキサン(78mL)中溶液に、HCl水溶液(6N、75mL、450mmol)を加えた。反応混合物を約95℃で約16時間加熱した。反応物を周囲温度に冷却し、溶媒を減圧下に除去した。残渣をDCM(50mL)で希釈し、飽和NAHCO
3水溶液(100mL)で洗浄した。水溶液部分を更にDCM(3×50mL)で抽出し、合わせた有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−100%DCM/MeOH/NH
4OH(950:45:5)の勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン(3.05g、56%)を黄褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.85分;MSm/z:425(M+H)
+。
【0991】
一般的手順CC:スルファモイルクロリドの形成
丸底フラスコに、有機溶媒(例えば、DCMまたはトルエンもしくはトルエン/DCM)中のアミンまたはアミン塩(好ましくは1当量)を仕込む。アミン塩を使用する場合、TEAまたはDIEAなどの塩基、好ましくはDIEA(1−10当量、好ましくは2.5当量)を加え、反応物を約1−20分(好ましくは約5分)間撹拌する。次いで反応混合物を約−50−20℃(好ましくは約−30℃)に約1−10分(好ましくは約5分)間冷却する。塩化スルフリルまたは塩化スルフリルの溶液(DCM中1Mなど)、好ましくは塩化スルフリル(1−10当量、好ましくは3.5当量)を反応混合物に滴下添加する。反応混合物を約−50−0℃(好ましくは約−30℃)で約0.5−4時間(好ましくは約1時間)撹拌し、次いで周囲温度に加温し、約1−24時間(好ましくは約5時間)撹拌する。次いで反応物を有機溶媒(DCM、EtOAcまたはトルエンなど)で希釈し、HClの水溶液(0.1−6Mなど、好ましくは1M)で洗浄する。場合によって、反応物を砕氷上に注ぎ入れ、層を分離する。有機抽出物を場合によって水および/またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過またはデカント処理し、減圧下に濃縮する。
【0992】
一般的手順CCの説明
調製番号CC.1:アゼチジン−1−スルホニルクロリド
【0993】
【化320】
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【0994】
オーブン乾燥したフラスコに、アゼチジン塩酸塩(2.00g、21.38mmol)、DIEA(5.60mL、32.10mmol)およびDCM(50mL)を仕込む。反応混合物を周囲温度で約5分間撹拌し、次いでドライアイス/MeCN浴中で約5分間約−30℃に冷却した。塩化スルフリル(4.30mL、53.60mmol、Acros)を約5分かけて滴下添加した。反応混合物を約−30℃で約1時間、次いで周囲温度で約5時間撹拌した。反応混合物をHCl水溶液(1N、15mL)で希釈した。層を分離し、水層をDCM(10mL)で抽出した。合わせた有機層をHCl水溶液(1N、10mL)およびブライン(20mL)で洗浄した。有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧下に除去して、アゼチジン−1−スルホニルクロリド(1.86g、56%)を得た:
1H NMR(CDCl
3)δ4.25−4.01(m,4H)、2.51−2.29(m,2H)。
【0995】
一般的手順DD:スルホニル尿素の形成
アミン(好ましくは1当量)およびTEA、DIEA、Na
2CO
3またはK
2CO
3などの塩基(1−20当量、好ましくは2.5当量のTEA)の有機溶媒(DMF、DMA、DCM、THFまたは1,4−ジオキサンなど、好ましくはDMF)中溶液に、約−10℃から周囲温度(好ましくは約0℃)でスルファモイルクロリド(1−5当量、好ましくは2.2当量)を加える。反応混合物を約1−48時間(好ましくは約2−4時間)周囲温度で撹拌する。TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、更にスルファモイルクロリド(合計1−20当量、好ましくは添加当たり3当量)を反応混合物に約12−72時間毎(好ましくは約24時間毎)で少しずつ加え、TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターする際に反応の進行が停止するまで、反応混合物を周囲温度で撹拌する。反応混合物を減圧下に濃縮乾固し、および/または有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)および水で希釈する。合わせた有機抽出物を場合によって水および/またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過またはデカント処理し、減圧下に濃縮する。場合によって、反応物を水で希釈し、固体を真空濾過により集め、更に水で洗浄し、真空下に乾燥する。
【0996】
一般的手順DDの説明
調製番号DD.1
*:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アゼチジン−1−スルホンアミド
【0997】
【化321】
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【0998】
フラスコに、(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン(0.200g、0.471mmol、実施例番号8、ステップM)およびDMF(4mL)を仕込んだ。溶液を約0℃に冷却し、続いてTEA(0.16mL、1.2mmol)およびアゼチジン−1−スルホニルクロリド(0.165g、1.06mmol、調製番号CC.1)を加えた。反応混合物を周囲温度に加温し、約2時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、DCM(10mL)を得られた残渣に加えた。有機溶液を水およびブライン(それぞれ5mL)で洗浄した。合わせた有機物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、茶褐色油を得た。粗製物をDCM中0−70%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)−シクロペンチル)アゼチジン−1−スルホンアミド(0.20g、77%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.39分;MSm/z:544(M+H)
+。
【0999】
【表38】
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【1000】
【表39】
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【1001】
一般的手順EE:トリクロロアセトイミデート誘導体からのエーテル形成
DCMおよびシクロヘキサンなどの有機溶媒の混合物(1:1から1:5、好ましくは1:2)中のアルコール(好ましくは1当量)に、約−10−5℃(好ましくは約0℃)で2,2,2−トリクロロアセトイミデート誘導体(1−3当量、好ましくは1.6当量)を加え、続いてp−トルエンスルホン酸またはトリフルオロメタンスルホン酸などの酸(0.05−1当量、好ましくは0.08−0.1当量)をゆっくり加える。反応混合物を約−10−5℃(好ましくは約0℃)で約5−60分(好ましくは約30分)間撹拌する。氷浴を除去し、反応混合物を周囲温度で約2−24時間(好ましくは約16時間)撹拌する。懸濁液を氷水中に注ぎ入れ、約5−60分(好ましくは約30分)撹拌する。懸濁液を濾過してDCMなどの有機溶媒で洗浄するか、またはDCMなどの有機溶媒で希釈するかの何れかである。層を分離し、水層をDCMなどの有機溶媒で抽出する。合わせた有機層を水で洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1002】
一般的手順EEの説明
調製番号EE.1:エチル2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンタンカルボキシレート
【1003】
【化322】
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【1004】
エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレート(37.78g、203mmol、調製番号P.1)のDCM(100mL)およびシクロヘキサン(200mL)中混合物に、約0℃で4−メトキシベンジル2,2,2−トリクロロアセトイミデート(93.58g、331mmol)を加え、続いてトリフルオロメタンスルホン酸(1.6mL、18.0mmol)を約35分かけて滴下添加した。反応混合物を約0℃で約30分間撹拌した。氷浴を除去し、反応混合物を周囲温度で約16時間撹拌した。懸濁液を氷−水(500mL)中に注ぎ入れ、約30分間撹拌した。固体を濾別し、DCM(100mL)で洗浄した。濾液中の層を分離し、水層をDCM(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層を水(200mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−100%DCM:EtOAc(95:5)の勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、エチル2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンタンカルボキシレート(39.80g、64%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.90分;MSm/z:307(M+H)
+。
【1005】
一般的手順FF:PMB−保護化アルコールの脱保護
DCMおよび水などの溶媒の混合物(1:1から7:1、好ましくは5:1)中のPMB保護化アルコール(好ましくは1当量)に、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−p−ベンゾキノン(1−2当量、好ましくは1.2当量)を加える。反応混合物を周囲温度で約8−24時間(好ましくは約16時間)撹拌する。固体を濾別してDCMなどの有機溶媒で洗浄する。濾液中の層を分離し、有機層を飽和NAHCO
3水溶液およびブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1006】
一般的手順FFの説明
調製番号FF.1:3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノール
【1007】
【化323】
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【1008】
DCM(18mL)および水(3.5mL)中の2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(1.153g、2.11mmol、調製番号EE.1からZ、実施例番号1、ステップD、HATUおよびTEAからA、DIEAを用いてのBを用いて調製した)に、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−p−ベンゾキノン(0.576g、2.54mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約16時間撹拌した。固体を濾別し、DCM(150mL)で洗浄した。有機層を分離し、飽和NAHCO
3水溶液(2×40mL)およびブライン(40mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM中30−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィー(40g)を用いて精製して、3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノール(0.672g、75%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.09分;MSm/z:426(M+H)
+。
【1009】
一般的手順GG:ラクトンの形成
DCMなどの有機溶媒中のγ−アルコールカルボン酸(好ましくは1当量)に、塩基(TEAなど、3−5当量、好ましくは3当量)およびBOP−Cl(1−2当量、好ましくは1.2当量)を加える。反応混合物を周囲温度で約1−5時間(好ましくは約2時間)撹拌する。反応混合物を有機溶媒(好ましくはEt
2O)中に注ぎ入れる。固体を濾別してEt
2Oなどの有機溶媒で洗浄する。濾液を減圧下に濃縮する。代替として、濾液を飽和NAHCO
3水溶液、1Nクエン酸水溶液およびブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1010】
一般的手順GGの説明
調製番号GG.1
*:(1S,4S,5R)−5−エチル−2−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−3−オン
【1011】
【化324】
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【1012】
DCM(60mL)中の(1S,2R,4S)−2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボン酸(0.943g、5.96mmol、実施例番号4、ステップH)に、TEA(2.5mL、18mmol)およびBOP−Cl(1.82g、7.15mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約2時間撹拌し、次いでEt
2O(350mL)中に注ぎ入れた。固体を濾別し、Et
2O(50mL)で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して黄色油を得、これをDCM(5mL)に溶解し、Et
2Oを加えて固体を得た。上澄み液をデカント処理し、固体を更にEt
2Oで洗浄した。合わせた有機抽出物を減圧下に濃縮して、約15mol%TEAを含む(1S,4S,5R)−5−エチル−2−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−3−オン(0.912g、99%粗製物)を得た:
1H NMR(CDCl
3)δ4.85(s,1H)、2.88(s,1H)、2.19(m,2H)、2.08(m,1H)、1.69(m,1H)、1.41(m,3H)、0.97(t,J=5.4,3H)。
【1013】
一般的手順HH:アミンまたはヒドラジンを用いるラクトンの開環
1,4−ジオキサンまたはDCMなどの有機溶媒(好ましくは1,4−ジオキサン)中のラクトン(好ましくは1当量)に、ヒドラジン(1−1.5当量、好ましくは1当量)を加える。代替として、ラクトン(好ましくは1当量)を、アミンおよびDIEAのHCl塩(1−1.5当量、好ましくは1当量)の有機溶媒または溶媒の混合物(1,4−ジオキサン、DCMまたはDCM/DMFなど、好ましくはDCM)中溶液に加える。反応混合物を周囲温度で撹拌するか、または約40−100℃(好ましくは1,4−ジオキサンを用いる場合約80℃、DCMを用いる場合還流状態)で約1−24時間(好ましくは約16時間)加熱する。加熱する場合、反応混合物を周囲温度に冷却する。TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、有機溶媒(1,4−ジオキサン、DCMまたはDMFなど、好ましくは1,4−ジオキサン)を場合によって加えた後、トリメチルアルミニウム(1−8当量、好ましくは3当量)を無溶媒でもしくは溶液(クロロベンゼン中2M、ヘプタン中2Mまたはトルエン中2Mなど、好ましくはトルエン中2M)中で滴下添加し、反応混合物を周囲温度で約0.25−16時間(好ましくは約0.5時間)撹拌する。場合によって、上記した通りにトリメチルアルミニウムを無溶媒でもしくは溶液中で、反応の開始から加えることができる。HCl水溶液(1N、3−10当量、好ましくは8当量)を滴下添加し、反応混合物を約10−60分(好ましくは約30分)撹拌する。層を分離し、水層をEtOAcまたはDCMなどの有機溶媒(好ましくはEtOAc)で抽出する。合わせた有機部分を水、飽和NAHCO
3水溶液、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1014】
一般的手順HHの説明
調製番号HH.1
*:(1S,2R,4S)−2−エチル−4−ヒドロキシ−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジド
【1015】
【化325】
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【1016】
1,4−ジオキサン(12mL)中の(1S,4S,5R)−5−エチル−2−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−3−オン(0.835g、5.96mmol、調製番号GG.1)に、2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(実施例番号1、ステップD、1.81g、5.96mmol)を加えた。反応混合物を約80℃で約16時間加熱し、次いで周囲温度に冷却した。1,4−ジオキサン(25mL)およびトリメチルアルミニウム(トルエン中2N、9mL、18mmol)を順次加えた。反応混合物を周囲温度で約30分間撹拌した。HCl水溶液(1N、50mL)を滴下添加し、反応混合物を約30分間撹拌した。層を分離した。水溶液部分をEtOAc(2×100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(10mL)、飽和NAHCO
3水溶液(15mL)、ブライン(15mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣を100%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィー(40g)を用いて精製して、(1S,2R,4S)−2−エチル−4−ヒドロキシ−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタン−カルボヒドラジド(1.887g、53%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.05分;MSm/z:444(M+H)
+。
【1017】
【表40】
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【1018】
一般的手順II:アルコールの光延反応
THF、ベンゼン、トルエンまたは1,4−ジオキサンなどの有機溶媒(好ましくはTHF)中のアルコール(好ましくは1当量)に、適切な酸性反応剤(カルボン酸、フェノールまたはヘテロアリールアルコールなど、1−3当量、好ましくは1.5当量)を、続いてトリ−n−ブチルホスフィン、トリフェニルホスフィンまたはポリマー担持トリフェニルホスフィン(好ましくはポリマー担持トリフェニルホスフィン、1−3当量、好ましくは1.5当量)およびTEA(1−6当量、好ましくは4.5当量)を加える。TMAD、1,1’−(アゾジカルボニル)ジピペリジン、DIADまたはDEAD(好ましくはDEAD、1−3当量、好ましくは1.5当量)を滴下添加する。反応混合物を周囲温度で約5−48時間(好ましくは約16時間)撹拌する。代替として、約0.1−24時間(好ましくは約1時間)後、更にホスフィン試薬(0.2−2当量、好ましくは0.75当量)およびTMAD、1,1’−(アゾジカルボニル)ジピペリジン、DIADまたはDEAD(0.2−1当量、好ましくは0.75当量)を加えて、反応を完結させる。ポリマー担持試薬を用いる場合、反応混合物を濾過し、DCM、EtOAcおよびMeOHなどの溶媒(好ましくはDCM次いでMeOH)の混合物で洗浄する。濾液を減圧下に濃縮する。ポリマー担持試薬を使用しない場合、反応混合物をDCMまたはEtOAcなどの有機溶媒で希釈し、次いで水、飽和NAHCO
3水溶液、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1019】
一般的手順IIの説明
調製番号II.1
*:(1S,2R,4R)−4−(4−シアノフェノキシ)−2−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジド
【1020】
【化326】
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【1021】
THF(15mL)中の(1S,2R,4S)−2−エチル−4−ヒドロキシ−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタン−カルボ−ヒドラジド(0.885g、1.99mmol、実施例番号4、ステップJ)に、4−ヒドロキシベンゾニトリル(0.357g、2.99mmol)、トリフェニルホスフィン(0.998g、2.99mmol、ポリマー担持、3mmol/g)およびTEA(1.3mL、9mmol)を加えた。DEAD(0.47mL、2.99mmol)を滴下添加した。反応混合物を約1時間撹拌し、次いで更にトリフェニルホスフィン(0.50g、1.50mmol、ポリマー担持、3mmol/g)およびDEAD(0.2mL、1.3mmol)を加え、反応混合物を周囲温度で約16時間撹拌した。固体を濾別し、DCM(5×5mL)次いでMeOH(4×5mL)で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮し、残渣をDCM中0−40%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィー(40g)を用いて精製して、(1S,2R,4R)−4−(4−シアノフェノキシ)−2−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジド(0.958g、88%)を黄色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.56分;MSm/z:545(M+H)
+。
【1022】
一般的手順JJ:アルコールを用いるハライドの置換
DMF、THFまたは1,4−ジオキサンなどの有機溶媒(好ましくはDMF)中のアルコール(好ましくは1当量)に、約0−25℃(好ましくは周囲温度)でNaH(鉱油中60%分散液、1−4当量、好ましくは1.2当量)を少しずつ加える。約2−60分(好ましくは約5分)後、ハライド(1−30当量、好ましくは1.1当量)を加える。反応混合物を約60−80℃(好ましくは約70℃)で約1−16時間(好ましくは約2時間)加熱する。周囲温度に冷却した後、氷−水を反応混合物に加えるか、または反応混合物を氷水中に注ぎ入れ、次いでDCMまたはEtOAcなどの有機溶媒(好ましくはDCM)で抽出する。合わせた有機部分を減圧下に濃縮する。代替として、合わせた有機部分を水、飽和NAHCO
3水溶液、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1023】
一般的手順JJの説明
調製番号JJ.1:5−(3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルオキシ)ピラジン−2−カルボニトリル
【1024】
【化327】
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【1025】
DMF(1mL)中の3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノール(0.098g、0.24mmol、調製番号KK.1からFFを用いて調製した)に、NaH(0.012g、0.29mmol、鉱油中60%分散液)を少しずつ加えた。約5分後、2−クロロ−5−シアノピラジン(0.039g、0.28mmol、ArkPharm)を加えた。反応混合物を約70℃で約2時間加熱した。周囲温度に冷却した後、氷水(2mL)を加え、混合物をDCM(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、溶媒を減圧下に除去した。残渣をDCM中20−80%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィー(12g)を用いて精製して、5−(3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルオキシ)ピラジン−2−カルボニトリル(0.085g、69%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.84分;MSm/z:505(M+H)
+。
【1026】
一般的手順KK:SEM−保護化
有機溶媒(THF、1,4−ジオキサンまたはDMFなど、好ましくは1,4−ジオキサン)中のピロール誘導体(好ましくは1当量)に、約0−40℃(好ましくは周囲温度)でNaH(鉱油中60%分散液)(1−3当量、好ましくは1.05当量)を少しずつ加える。反応混合物を約1−60分(好ましくは約30分)間撹拌する。次いでSEM−Cl(1−3当量、好ましくは1.5当量)を加える。約15分−24時間(好ましくは約30分)後、溶媒を除去し、残渣をEtOAcなどの有機溶媒と水との間で分配する。層を分離し、有機溶媒を減圧下に除去して、標的化合物を得る。代替として、反応混合物を撹拌しながら氷水中にゆっくり注ぎ入れて懸濁液を得る。固体を濾取し、乾燥して、標的化合物を得る。また、濾液を有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)と塩基水溶液(飽和NAHCO
3水溶液または飽和Na
2SO
4水溶液など、好ましくは飽和NAHCO
3水溶液)との間で分配できる。有機部分を分離し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【1027】
一般的手順KKの説明
調製番号KK.1:1−(2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【1028】
【化328】
[この文献は図面を表示できません]
【1029】
1−(2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]−トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.323g、0.825mmol、調製番号EE.1からZ、実施例番号1、ステップD、HATUおよびTEAからA、DIEAを用いてのB、NaOHを用いてのDを用いて調製した)の1,4−ジオキサン(2.5mL)中懸濁液に、NaH(0.035g、0.866mmol、鉱油中60%分散液)を少しずつ加えた。反応混合物を周囲温度で約30分間撹拌した。SEM−Cl(0.15mL、0.83mmol)を加えた。約30分後、溶媒を除去し、残渣をEtOAc(12mL)と水(2mL)との間で分配した。有機層を分離し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM中0−60%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィー(40g)を用いて精製して、1−(2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.372g、86%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.96分;MSm/z:522(M+H)
+。
【1030】
一般的手順LL:SEM−脱保護化
N−SEM−保護化化合物(好ましくは1当量)の有機溶媒(DMF、1,4−ジオキサンまたはDCMなど、好ましくはDCM)中溶液に、TFA(5−70当量、好ましくは50当量)を加え、反応混合物を約0−40℃(好ましくは周囲温度)で約1−20時間(好ましくは約1−4時間)撹拌する。更にTFA(5−20当量、好ましくは10当量)を加えることができる。得られた混合物を減圧下に濃縮し、残渣を1,4−ジオキサン、MeOHまたはEtOHなどの有機溶媒(好ましくは1,4−ジオキサン)に溶解する。塩基水溶液(NaOHまたはNH
4OHなど、好ましくはNH
4OH、30−200当量、好ましくは120当量)を加え、反応混合物を約30−100℃(好ましくは約60℃)で約30分−10時間(好ましくは約30分)加熱する。反応混合物を周囲温度に冷却し、水を加え、生成物を濾過により単離する。代替として混合物を有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)と塩基水溶液(飽和NAHCO
3水溶液または飽和Na
2SO
4水溶液など、好ましくは飽和NAHCO
3水溶液)との間で分配できる。有機部分を分離し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。場合によって、中間体のヒドロキシメチルスルホンアミドを単離できる。
【1031】
一般的手順LLの説明
調製番号LL.1:5−(−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルオキシ)ピラジン−2−カルボニトリル
【1032】
【化329】
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【1033】
DCM(2.5mL)中の5−(3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルオキシ)ピラジン−2−カルボニトリル(0.097g、0.19mmol、調製番号JJ.1)に、TFA(0.7mL、10mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約1.5時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を1,4−ジオキサン(1.3mL)に溶解した。水酸化アンモニウム(28−30%アンモニア水溶液、2.5mL、24mmol)を加え、反応混合物を約60℃で約30分間加熱し、次いで周囲温度に冷却した。水(4mL)を加え、沈殿物を濾取して、5−(3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルオキシ)ピラジン−2−カルボニトリル(0.0628g、87%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.99分;MSm/z:375(M+H)
+。
【1034】
【表41】
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【1035】
一般的手順LL.1:SEM−脱保護化
N−SEM−保護化化合物を有機溶媒(DMF、1,4−ジオキサン、THF、MeOHまたはDCMなど、好ましくはDCM)に溶解または懸濁する。TFA、カンファースルホン酸またはHCl、好ましくはTFA(5−70当量、好ましくは50当量)を加えることができ、反応混合物を約0−40℃(好ましくは周囲温度)で約1−20時間(好ましくは約1−4時間)撹拌する。場合によって、更にTFA(5−20当量、好ましくは10当量)を加えることができる。得られた混合物を減圧下に濃縮する。代替として、SEM−保護化物の溶液または懸濁液をTBAFまたはLiBF
4などのフッ素源、好ましくはTBAF(1−20当量、好ましくは6当量)で処理できる。場合によって、NaOH水溶液、エチレンジアミンまたはNH
4OH水溶液などの塩基(1−200当量、好ましくはエチレンジアミン、2当量)を加えることができる。反応混合物を約30−100℃(好ましくは約60℃)で約30分−72時間(好ましくは約24時間)加熱する。反応混合物を周囲温度に冷却する。場合によって揮発物を減圧下に除去する。反応混合物を以下の方法の1つを用いて処理する。方法1:残渣を1,4−ジオキサン、MeOHまたはEtOHなどの有機溶媒(好ましくは1,4−ジオキサン)に溶解する。NaOH水溶液、エチレンジアミンまたはNH
4OH水溶液などの塩基(好ましくはNH
4OH水溶液、1−200当量、好ましくは120当量)を加え、反応混合物を約30−100℃(好ましくは約60℃)で約5分−10時間(好ましくは約30分)加熱する。反応混合物を周囲温度に冷却し、水を加え、生成物を濾過により単離する。方法2:混合物を有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)と塩基水溶液(飽和NAHCO
3水溶液または飽和Na
2SO
4水溶液など、好ましくは飽和NAHCO
3水溶液)との間で分配する。有機部分を分離し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。方法3:場合によって、水、NaHCO
3水溶液またはNH
4Cl水溶液(好ましくは水)を加える。生成物を濾過により単離でき、または混合物を有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)で抽出できる。有機物をNa
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。場合によって、中間体のヒドロキシメチルスルホンアミドを単離できる。
【1036】
一般的手順LL.1の説明
調製番号LL.1.1:tert−ブチル(trans−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−8−カルボキサミド)シクロヘキシル)メチルカルバメート
【1037】
【化330】
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【1038】
エチレンジアミン(0.011mL、0.16mmol)を、tert−ブチル(trans−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−8−カルボキサミド)シクロヘキシル)メチルカルバメート(0.043g、0.079mmol、調製番号AAAAA.1およびKOHからZ、tert−ブチルtrans−4−アミノシクロヘキシルメチルカルバメート[AMRI]、HATUおよびTEAを用いてのHを用いて調製した)のTHF(1mL)中溶液に加えた。TBAF(THF中1.0M溶液、0.470mL、0.470mmol)を一度に加えた。混合物を約60℃で加熱した。約24時間後、溶液を周囲温度に冷却し、約40時間撹拌した。揮発物を減圧下に除去した。残渣を水(10mL)中でスラリーにし、EtOAc(4×20mL)で抽出した。合わせた有機部分をブライン(10mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣を2−10%MeOH/DCMの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチル(trans−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−8−カルボキサミド)シクロヘキシル)メチルカルバメート(0.0094g、29%)を得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.55分;MSm/z:414(M+H)
+。
【1039】
一般的手順MM:イミダゾールのハロゲン化
イミダゾール(好ましくは1当量)の有機溶媒(DCM、MeOHまたはTHFなど、好ましくはTHF)中溶液に、ハロゲン化剤(臭素、ピリジニウム臭化水素酸塩ペルブロミド、NCS、NBSまたはNISなど)(0.9−1.1当量、好ましくは1当量)を加える。反応物を約−20−150℃(好ましくは約0−60℃)で約10分−48時間(好ましくは約30分)撹拌する。次いで反応混合物を有機溶媒(EtOAc、DCMまたは1,4−ジオキサンなど、好ましくはEtOAc)と塩基水溶液(飽和NAHCO
3水溶液または飽和Na
2CO
3水溶液など、好ましくは飽和NAHCO
3水溶液)との間で分配する。水層を場合によって更に有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)で抽出する。合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄し、真空中で濃縮するか、もしくは無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮して、tareagentを得、THF(10mL)中の酢酸水銀(II)を約0℃でNBS(0.12g、0.672mmol)のTHF(2mL)中溶液に加えた。約30分後、反応混合物をEtOAc(20mL)および飽和NAHCO
3水溶液(20mL)で希釈した。有機層を分離し、真空中で濃縮し、EtOAc:DCM:ヘプタン(1:1:2)で溶離するシリカゲル(40g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、3−ブロモ−1−シクロヘキシル−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(0.27g、83%)を黄褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=3.12分;MSm/z473、475(1:1)(M+H)
+。
【1040】
調製番号MM.1:3−ブロモ−1−シクロヘキシル−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン
【1041】
【化331】
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【1042】
1−シクロヘキシル−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(0.27g、0.67mmol、調製番号13、ローソン試薬および酢酸水銀(II)からQを用いて調製した)のTHF(10mL)中溶液に、約0℃でNBS(0.12g、0.672mmol)のTHF(2mL)中溶液を加えた。約30分後、反応混合物をEtOAc(20mL)および飽和NaHCO
3水溶液(20mL)で希釈した。有機層を分離し、真空中で濃縮し、EtOAc:DCM:ヘプタン(1:1:2)で溶離するシリカゲル(40g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、3−ブロモ−1−シクロヘキシル−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(0.27g、83%)を黄褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=3.12分;MSm/z473、475(1:1)(M+H)
+。
【1043】
一般的手順NN:スルホンアミド保護基の脱離を伴うカルボン酸およびアミンからのアミドの形成
ペンダントアミノ基で1−置換した6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(好ましくは1当量)およびカルボン酸(1−2当量、好ましくは1.5当量)の溶媒(DMFまたはTHFなど、好ましくはDMF)中混合物に、EDC・HClまたはHATUなどのカップリング剤(1.0−2.0当量、好ましくは1.2当量)を有機塩基(TEAまたはDIEAなど、1−5当量、好ましくは2当量)と共に加える。EDC・HClをカップリング剤として使用する場合、HOBT(1−3当量、好ましくは1.2当量)を加える。約20−60℃(好ましくは周囲温度)で約1−72時間(好ましくは約18時間)後、水を加え、水層をEtOAcまたはDCMなどの有機溶媒で抽出する。合わせた有機層を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過またはデカント処理し、減圧下に濃縮する。この一般的手順によって調製した中間体および最終化合物を場合によって、上記した1つまたはそれ以上の精製方法を用いて精製できる。
【1044】
一般的手順NNの説明
実施例番号NN.1.1:N−((1−((6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)メチル)シクロブチル)メチル)−2−シアノアセトアミド
【1045】
【化332】
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【1046】
(1−((6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)メチル)−シクロブチル)メタンアミン(0.225g、0.548mmol)(実施例番号1、ステップD、2−(1−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロブチル)酢酸[WO9921824A1に記載されている通りに調製した]、EDC・HClからA、TEAを用いてのB、1,4−ジオキサン中4.0M HClを用いてのEを用いて調製した)のDMF(10mL)中溶液に、シアノ酢酸(0.070g、0.822mmol)、HOBt(0.101g、0.658mmol)、EDC・HCl(0.126g、0.658mmol)およびDIEA(0.190mL、1.096mmol)を加えて、茶褐色溶液を得た。混合物を周囲温度で約18時間撹拌した。水(20mL)を加え、混合物をEtOAc(3×25mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮した。粗製物をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、N−((1−((6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)メチル)シクロブチル)メチル)−2−シアノアセトアミドを灰白色固体として得た(0.030g、17%):LC/MS(表1、方法a)R
t=1.48分;MSm/z:324(M+H)
+。
【1047】
【表42】
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【1048】
一般的手順OO:POCl
3を用いる環化
尿素、アミドまたはヒドラジド(1−3当量、好ましくは2当量)に無溶媒でもしくは有機溶媒(例えば、1,4−ジオキサン)中溶液で、POCl
3(10−200当量、好ましくは100当量)を加える。混合物を約25−100℃(好ましくは約60℃)で約1−16時間(好ましくは約1−3時間)加熱する。反応混合物を周囲温度に冷却し、氷を加える。溶解した後、混合物のpHをNaOH水溶液などの塩基を用いて約7に調節する。生成物が反応混合物から沈殿する場合、これを濾取できる。代替として、生成物を有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)中に抽出し、有機層を場合によって塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)および/またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮する。
【1049】
調製番号OO.1:N−((3S,5R)−5−メチル−1−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピロリジン−3−イル)シクロプロパンスルホンアミド
【1050】
【化333】
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【1051】
フラスコに、(2R,4S)−4−(シクロプロパンスルホンアミド)−2−メチル−N−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチル)ピロリジン−1−カルボキサミド(0.11g、0.207mmol,調製番号14からEならびに実施例番号5ステップCおよびCDIからJを用いて調製した)およびPOCl
3(1.9mL、21mmol)を仕込んだ。反応混合物を約60℃に加熱して均一混合物を得た。約2時間後、反応混合物を周囲温度に冷却し、砕氷を加えた。氷が熔融した後、約7のpHが得られまで2N NaOH水溶液を加えた。得られた沈殿物を濾取し、真空中で乾燥して、N−((3S,5R)−5−メチル−1−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピロリジン−3−イル)シクロプロパン−スルホンアミド(0.10g、94%)を黄褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.14分;MSm/z:515(M+H)
+。
【1052】
一般的手順OO.1:POCl
3を用いる環化
尿素、アミドまたはヒドラジドに無溶媒でもしくは有機溶媒(1,4−ジオキサン、DCEまたはトルエンなど)中で、POCl
3(3−200当量、好ましくは100当量)を加える。混合物を約25−110℃(好ましくは約100℃)で約1−16時間(好ましくは約1−3時間)加熱する。反応混合物を周囲温度に冷却する。反応混合物を氷に加えることができるかまたは氷を加えることができる。代替として、揮発物を減圧下に除去することができる。場合によって、DCMを加え、続いてMeOHをゆっくり加え、次いで混合物を減圧下に濃縮する。水またはHCl水溶液などの水層を加え、1,4−ジオキサンなどの有機溶媒を加えることができ、および溶液を約30−110℃(好ましくは約100℃)に約0.5−6時間(好ましくは約3時間)加温できる。減圧下に濃縮した後、混合物のpHをNaOHまたはNaHCO
3水溶液などの塩基(好ましくは約pH7に)を用いて調節し、EtOAcまたはDCMなどの有機溶媒を加える。生成物を濾取でき、または有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)で抽出できる。有機層を場合によって塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)および/またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮する。
【1053】
調製番号OO.1.1:3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−アミン
【1054】
【化334】
[この文献は図面を表示できません]
【1055】
2−(5−トシル−5H−ピロロ[3,2−b]ピラジン−2−イルアミノ)アセトアミド(0.845g、2.45mmol、調製番号S.1.1およびHClからEを用いて調製した)に、窒素下POCl
3(5.0mL、54mmol)を加えた。約15分後、還流冷却器を装着し、混合物を約100℃に加温した。約2時間後、溶液を周囲温度に冷却した。混合物を減圧下に濃縮した。残渣をDCM(10mL)中でスラリーにし、MeOH(10mL)でゆっくり処理した。反応混合物を約5分間撹拌し、次いで減圧下に濃縮した。残渣をMeOH(20mL)に溶解し、次いで減圧下に濃縮した。残渣を1,4−ジオキサン(5mL)および2N HCl水溶液(5mL)に溶解した。溶液を約100℃に約3時間加温した。溶液を周囲温度に冷却し、揮発物を減圧下に除去した。水溶液混合物を飽和NaHCO
3水溶液/水(1:1、100mL)およびDCM(50mL)中でスラリーにした。固体を濾取し、水およびDCMで濯ぎ、乾燥して、3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−アミン(0.343g、43%)を得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.56分;MSm/z:328(M+H)
+。
【1056】
一般的手順PP:アミンとアリールボロン酸との反応
ボロン酸(好ましくは1−3当量)の有機溶媒(DCMまたはMeCNなど)中溶液に、DIEAなどの有機塩基(1−5当量、好ましくは1当量)、酢酸銅(II)1水和物などの無機触媒(0.1から0.5当量、好ましくは0.25当量)、アミン(好ましくは1当量)および乾燥剤(4Åモレキュラーシーブなど)を加える。反応混合物を酸素でパージ(1−5回、好ましくは3回)し、酸素雰囲気下約20−60℃(好ましくは約40−50℃)で約1−24時間(好ましくは約18時間)加熱する。反応物が完結に達しない場合、更に酢酸銅(II)1水和物などの無機触媒(0.1から0.5当量、好ましくは0.25当量)を加えることができる。反応混合物を周囲温度に冷却した後、これを減圧下に濃縮する。
【1057】
一般的手順PPの説明
調製番号PP.1
*:3−((1S,3R,4S)−3−メチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルアミノ)ベンゾニトリル
【1058】
【化335】
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【1059】
3−シアノフェニルボロン酸(0.143g、0.974mmol)のDCM(4mL)中溶液に、酢酸銅(II)1水和物(0.013g、0.122mmol)および4Åモレキュラーシーブを加えた。反応混合物を酸素で3回パージした。(1S,3R,4S)−3−メチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]−トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン(0.20g、0.48mmol、調製番号19.2)およびDIEA(0.085mL、0.487mmol)のMeCN(1mL)中溶液を加え、反応混合物を約45℃で約18時間加熱した。更に酢酸銅(II)1水和物(0.013g、0.122mmol)を加え、反応混合物を約4時間撹拌した。反応混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−60%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、3−((1S,3R,4S)−3−メチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルアミノ)ベンゾニトリル(0.16g、48%)を暗茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.54分;MSm/z:512(M+H)
+。
【1060】
一般的手順QQ:アミンおよびイソシアネートからの尿素の形成
有機溶媒(THF、DCMまたはMeCNなど、好ましくはDCM)中のアミンまたはアミン塩(1当量)を含むフラスコに、場合によって塩基(DIEAまたはTEAなど、好ましくはDIEA、1−3当量、好ましくは1当量)を加え、反応混合物を周囲温度で約0−30分間(好ましくは約5分)撹拌する。イソシアネート(1−5当量、好ましくは1当量)を加え、混合物を約10−60℃(好ましくは周囲温度)で約1−24時間(好ましくは約18時間)撹拌する。溶媒を好ましくは減圧下に除去する場合にMeCNを使用しなければ、有機溶媒を場合によって減圧下に除去する。粗製物を有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)と水、塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)またはブラインとの間で分配できる。層を分離し、水層を場合によって有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)で洗浄する。合わせた有機抽出物を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【1061】
一般的手順QQの説明
実施例番号QQ.1.1
*:(3R,4R)−N−(2,4−ジフルオロフェニル)−3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチルピペリジン−1−カルボキサミド
【1062】
【化336】
[この文献は図面を表示できません]
【1063】
丸底フラスコに、DCM(1.6mL)中の1−((3R,4R)−4−メチルピペリジン−3−イル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン塩酸塩(0.05g、0.17mmol、実施例番号5ステップJ)およびDIEA(0.03mL、0.17mmol)を仕込んだ。反応混合物を周囲温度で約5分間撹拌し、次いで2,4−ジフルオロ−1−イソシアネートベンゼン(0.02mL、0.17mmol)を加え、反応混合物を周囲温度で約18時間撹拌した。反応混合物をDCM(5mL)で希釈し、水(2mL)で洗浄した。水層をDCM(2mL)で逆抽出した。合わせた有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。物質をRP−HPLC(表1、方法e)により精製して、(3R,4R)−N−(2,4−ジフルオロフェニル)−3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチルピペリジン−1−カルボキサミド(0.014g、20%)を得た:LC/MS(表1、方法j)R
t=1.77分;MSm/z411(M+H)
+。
【1064】
【表43】
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【1065】
一般的手順RR:アミン、ヘテロアリールアミンおよびクロロギ酸フェニルからの尿素の形成
有機溶媒または溶媒の混合物(THF/MeCN、THF、DCMまたはMeCNなど、好ましくはMeCN)中のヘテロアリールアミン(1−6当量、好ましくは2.1当量)、ピリジン、DIEAまたはTEAなどの塩基、好ましくはTEA(1−6当量、好ましくは2当量)およびDMAP(0.1−0.6当量、好ましくは0.2当量)を含むフラスコに、クロロギ酸フェニル(1−6当量、好ましくは2.0当量)を約−5−25℃(好ましくは約0℃)で加える。反応混合物を周囲温度に加温し、約1−4時間(好ましくは約3時間)撹拌する。有機溶媒を場合によって減圧下に除去する。粗製物をEtOAc、DCMまたはEt
2Oなどの有機溶媒(好ましくはEt
2O)と水またはブラインとの間で分配できる。層を分離し、有機層を場合によって水またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、粗製のカルバメートを得る。粗製のカルバートをMeCN、THFまたはDMFなどの有機溶媒(好ましくはMeCN)に溶解し、アミンまたはアミン塩(1−2当量、好ましくは1当量)およびピリジン、TEAまたはDIEAなどの塩基(好ましくはDIEA、1−2当量、好ましくは1当量)のMeCN、THFまたはDMFなどの有機溶媒(好ましくはMeCN)中溶液に加え、約25−80℃(好ましくは約70℃)で約0.5−48時間(好ましくは約2−18時間)撹拌する。溶媒を場合によって減圧下に除去する。粗製物を有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)と水、塩基水溶液(NaHCO
3水溶液など)またはブラインとの間で分配できる。層を分離し、有機層を場合によって水、塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)および/またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【1066】
一般的手順RRの説明
実施例番号RR.1.1
*:(3R,4R)−3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチル−N−(ピリミジン−4−イル)ピペリジン−1−カルボキサミド
【1067】
【化337】
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【1068】
4−アミノピリミジン(0.04g、0.43mmol)、TEA(0.07mL、0.47mmol)およびDMAP(0.006g、0.05mmol)のMeCN(1mL)中溶液に、約0℃でクロロギ酸フェニル(0.05mL、0.41mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度に加温し、約3時間撹拌した。反応混合物に、水(2mL)およびEt
2O(5mL)を加えた。有機層を分離し、水(2mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、粗製のカルバメートを得た。カルバメートをMeCN(1mL)に溶解し、これに1−((3R,4R)−4−メチルピペリジン−3−イル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン塩酸塩(0.06g、0.21mmol、実施例番号5ステップJ)およびDIEA(0.04mL、0.21mmol)のMeCN(1mL)中溶液を加えた。反応混合物を約70℃で約2時間加熱した。溶媒を減圧下に除去した。粗製残渣をDCM(5mL)に溶解し、水(2mL)、ブライン(3mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をRP−HPLC(表1、方法e)により精製して、(3R,4R)−3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチル−N−(ピリミジン−4−イル)ピペリジン−1−カルボキサミド(0.007g、9%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.40分;MSm/z377(M+H)
+。
【1069】
【表44】
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【1070】
一般的手順SS:エステルのアルコールへの加水分解
エステル(好ましくは1当量)のTHF、MeOHまたはEtOHなどの有機溶媒(好ましくはMeOH)中溶液を、有機溶媒(MeOH中NaOHなど)または塩基水溶液(Na
2CO
3またはNaOHなど)(1−20当量、好ましくは2−10当量)中の塩基に加える。反応混合物を周囲温度で約1−16時間(好ましくは約3時間)撹拌する。混合物を有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)と塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液または飽和Na
2CO
3水溶液など、好ましくは飽和NaHCO
3水溶液)との間で分配する。有機層を分離し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【1071】
一般的手順SSの説明
調製番号SS.1:3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノール
【1072】
【化338】
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【1073】
NaOH(0.088g、2.20mmol)のMeOH(8mL)中溶液に、3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルベンゾエート(0.158g、0.312mmol、調製番号20.2からKKを用いて調製した)のMeOH(2mL)中溶液を加えた。反応混合物を周囲温度で約3時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、DCM(150mL)を加えた。有機層を水(5mL)、飽和NaHCO
3水溶液(15mL)、ブライン(15mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノール(0.123g、98%)を透明油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.34分;MSm/z:402(M+H)
+。
【1074】
一般的手順TT:エステルのカルボン酸への酸−媒介転化
エステル(好ましくは1当量)の1,4−ジオキサンまたはTHFなどの有機溶媒(好ましくは1,4−ジオキサン)中溶液に、HCl(0.5−12N、好ましくは1−6N水溶液;5−100当量、好ましくは10−20当量)を加える。反応物を約30−120℃(好ましくは約60℃)で約12−120時間(好ましくは約36−72時間)加熱する。更に酸不安定性基が存在する場合(例えば、Boc基)、この基は反応中にも開裂する。反応混合物を減圧下に濃縮し、NaHCO
3またはNa
2CO
3などの無機塩基水溶液(好ましくは飽和NaHCO
3水溶液)でpHを約8に調節し、水相をDCMまたはEtOAcなどの有機溶媒(好ましくはEtOAc)で抽出する。有機抽出物を場合によってブラインで洗浄し、無水MgSO
4またはNa
2SO
4などの乾燥剤(好ましくは無水MgSO
4)で脱水し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【1075】
一般的手順TTの説明
調製番号TT.1:4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸
【1076】
【化339】
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【1077】
エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボキシレート(3.65g、10.38mmol、実施例番号7、ステップH)をHCl(6N水溶液、20mL)および1,4−ジオキサン(50mL)に溶解し、得られた混合物を約60℃で約72時間加熱した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を飽和NaHCO
3水溶液(40mL)を加えることにより中和し、EtOAc(50mL)で抽出した。有機相をブライン(40mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸(3.3g、98%)を白色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.66分;MSm/z324(M+H)
+。
【1078】
一般的手順UU:2,2,2−トリクロロアセトイミデートの形成
アルコール(好ましくは1当量)の有機溶媒(Et
2O、ヘプタンまたはDCMなど、好ましくはDCM)中混合物に、約−20℃から30℃(好ましくは約0℃)で塩基水溶液(水酸化ナトリウム水溶液または水酸化カリウムなど、好ましくは水酸化カリウム水溶液、1−20当量、好ましくは10当量)を加える。触媒量の相転移試薬(好ましくは硫酸水素テトラブチルアンモニウム、0.01−0.5当量、好ましくは0.1当量)を加え、続いて2,2,2−トリクロロアセトニトリル(1−10当量、好ましくは5当量)を加える。反応混合物を周囲温度に加温し、約15−60℃(好ましくは周囲温度)で約5−48時間(好ましくは約14時間)撹拌する。層を分離し、水層を有機溶媒(Et
2O、EtOAcまたはDCMなど、好ましくはDCM)で抽出する。合わせた有機層を水、塩基水溶液(飽和Na
2CO
3またはNaHCO
3水溶液など)またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。代替として、有機塩基(DBUなど)をこの反応に塩基として使用できる。この場合、アルコール(好ましくは1当量)の有機溶媒(Et
2O、ヘプタンまたはDCMなど、好ましくはDCM)中混合物に、約−20℃から30℃(好ましくは約0℃)で2,2,2−トリクロロアセトニトリル(1−10当量、好ましくは5当量)を、続いて有機塩基好ましくはDBU(0.2−1当量、好ましくは約0.4当量)を加える。反応混合物を約−20−30℃(好ましくは約0℃)で約0.5−10時間(好ましくは約1時間)撹拌し、次いで濃縮する。
【1079】
一般的手順UUの説明
調製番号UU.1:エチル2−エチル−4−(2,2,2−トリクロロ−1−イミノエトキシ)シクロペンタンカルボキシレート
【1080】
【化340】
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【1081】
DCM(21mL)中のエチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレート(3.52g、18.9mmol、調製番号P.1)に、約0℃で水酸化カリウム水溶液(50%、21mL、189mmol)、硫酸水素テトラブチルアンモニウム(0.64g、1.891mmol)および2,2,2−トリクロロアセトニトリル(9.5mL、95mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度に加温し、周囲温度で約14時間撹拌した。層を分離し、水層をDCM(4×60mL)で抽出した。合わせた有機層を水(2×50mL)、ブライン(60mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。物質をヘプタン中15−50%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、エチル2−エチル−4−(2,2,2−トリクロロ−1−イミノエトキシ)シクロペンタンカルボキシレート(2.80g、45%)を無色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.91分;MSm/z:330(M+H)
+。
【1082】
一般的手順VV:アルコールのTBDMS−保護化
アルコール(好ましくは1当量)の有機溶媒(好ましくはDMF)中混合物に、TBDMS−Cl(1−5当量、好ましくは1.2当量)およびイミダゾール(1−10当量、好ましくは2.5当量)を加える。反応混合物を約10−60℃(好ましくは周囲温度)で約1−24時間(好ましくは約3時間)撹拌する。有機溶媒(ヘプタン、ヘキサンまたはペンタンなど、好ましくはヘプタン)を加える。層を分離し、底層(DMF層)を有機溶媒(ペンタン、ヘキサンまたはヘプタンなど、好ましくはヘプタン)で抽出する。合わせた抽出物を水、塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1083】
一般的手順VVの説明
調製番号VV.1:エチル4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート
【1084】
【化341】
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【1085】
エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレート(4.97g、26.7mmol、調製番号P.1からII、NaOHを用いてのSSを用いて調製した)のDMF(9mL)中溶液に、TBDMS−Cl(4.83g、32.1mmol)およびイミダゾール(4.55g、66.8mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約3時間撹拌した。ヘプタン(30mL)を加えた。層を分離し、底層(DMF層)をヘプタン(3×30mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×30mL)、ブライン(30mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。物質をヘプタン中0−15%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、エチル4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(5.16g、64%)を無色油として得た:
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ4.45(m,1H)、4.11(m,2H)、3.08(m,1H)、2.34(m,1H)、2.18(m,1H)、1.75(m,2H)、1.57(m,1H)、1.41(m,1H)、1.25(m,3H)、1.10(m,1H)、0.90(m,3H)、0.87(s,9H)、0.03(s,6H)。
【1086】
一般的手順WW:ケタールの形成
ケトン(好ましくは1当量)、有機溶媒(DCM、DCEまたはトルエンなど、好ましくはDCM)、エチレングリコールなどのジオール(1−3当量、好ましくは2当量)およびp−トルエンスルホン酸1水和物などの酸(0.1−0.5当量、好ましくは0.2当量)の溶液に、場合によってオルトギ酸トリエチルまたはオルトギ酸トリメチルなどの脱水剤(好ましくはオルトギ酸トリエチル、1−4当量、好ましくは1.5当量)を加える。反応混合物を室温から約110℃(好ましくはオルトギ酸トリエチルなどの脱水剤の存在下に室温、または好ましくは脱水剤の非存在下に約110℃)で約16−96時間(好ましくは約24時間)撹拌する。加熱する場合、反応混合物を室温に冷却する。反応混合物を以下の方法の1つを用いて処理する。方法1:水を反応混合物に加え、層を分離し、有機溶液を場合によってブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮する。方法2:反応混合物を減圧下に濃縮し、直接精製する。
【1087】
一般的手順WWの説明
調製番号WW.1:エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート
【1088】
【化342】
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【1089】
丸底フラスコに、DCM(22mL)中のエチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(1.5g、8.1mmol、実施例番号22、ステップB)を仕込んだ。フラスコにエチレングリコール(0.91mL、16mmol)、オルトギ酸トリエチル(2.0mL、12mmol)およびp−トルエンスルホン酸1水和物(0.31g、1.6mmol)を加えた。反応混合物を室温で約24時間撹拌した。溶液を減圧下に濃縮して茶褐色油を得、これを最少量のEtOAcに溶解し、ヘプタン中0−50%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィー(Silicycle25gカラム)により精製して、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(1.6g、83%)を薄黄色油として得た:LC/MS(表1、方法c)MSm/z229(M+H)
+;
1H NMR(CDCl
3)δ4.14(q,2H)、3.90(m,4H)、2.99(q,1H)、2.32−2.27(m,1H)、2.26−2.11(m,1H)、2.05−1.99(m,1H)、1.96−1.91(m,1H)、1.83−1.78(m,1H)、1.46−1.39(m,1H)、1.31−1.24(m,1H)、1.26(t,3H)、0.90(t,3H)。
【1090】
一般的手順XX:ヒドラゾンのパラジウム触媒カップリング
置換された5−クロロ−4−(ヒドラゾノメチル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(1当量)の有機溶媒(好ましくはNMP)中混合物に、塩基(K
2CO
3またはナトリウムtert−ブトキシドなど、好ましくはナトリウムtert−ブトキシド[1−4当量、好ましくは2.5当量])、パラジウム触媒(好ましくは酢酸パラジウム[0.01−0.2当量、好ましくは0.1当量])およびリガンド(好ましくは(R)−1−[(S)−2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)フェロセニル]エチル−ジ−tert−ブチルホスフィン[0.01−0.2当量、好ましくは0.1当量])を加える。反応混合物を熱的にかまたはマイクロ波中(好ましくはマイクロ波中)約100−165℃(好ましくは150℃)で約10分−6時間(好ましくは約2時間)加熱する。反応混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど、好ましくはEtOAc)で洗浄し、減圧下に濃縮して、洗浄溶媒を除去する。粗製物を場合によって反応条件に再度従う。次いで粗製物を有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど、好ましくはEtOAc)と水との間で分配し、水相を有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど、好ましくはEtOAc)で抽出し、水および/またはブラインで洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1091】
一般的手順XXの説明
調製番号XX.1:tert−ブチルベンジル(4−(3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート
【1092】
【化343】
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【1093】
マイクロ波反応バイアルに、tert−ブチルベンジル(4−((5−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−)(ヒドラゾノ)メチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート(0.700g、1.38mmol、実施例番号29ステップG)およびNMP(11mL)を仕込んだ。ナトリウムtert−ブトキシド(0.331g、3.44mmol)、酢酸パラジウム(0.031g、0.138mmol)および(R)−1−[(S)−2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)フェロセニル]エチル−ジ−tert−ブチルホスフィン(0.076g、0.138mmol)をそれぞれ順次加えた。反応混合物をBiotageマイクロ波中約150℃で約2時間(最大圧250psi、1分傾斜、最大ワット150)加熱した。反応混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、EtOAc(約15mL)で洗浄し、EtOAcを減圧下に除去した。残った物質をマイクロ波バイアルに移し、ナトリウムtert−ブトキシド(0.331g、3.44mmol)、酢酸パラジウム(0.031g、0.138mmol)および(R)−1−[(S)−2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)フェロセニル]−エチル−ジ−tert−ブチルホスフィン(0.076g、0.138mmol)を加えた。反応混合物をBiotageマイクロ波中約160℃で約2時間(最大圧250psi、1分傾斜、最大ワット150)加熱した。反応混合物をセライト(登録商標)のパッドに通し、EtOAc(約20mL)で洗浄した。水(15mL)を加え、層を分離した。水層をEtOAc(2×10mL)で抽出し、合わせた有機物を水(3×10mL)およびブライン(5×15mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残った暗色残渣をヘプタン中10−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、賦形剤として0.5当量EtOAcを含むtert−ブチルベンジル(4−(3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート(0.281g、39.5%)を薄茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.57分;MSm/z:472(M+H)
+。
【1094】
一般的手順YY:アミン、アミン塩またはヘテロサイクルのα,β−不飽和スルホンアミドへのマイケル付加
α,β−不飽和スルホンアミド(1−3当量、好ましくは1.0当量)およびアミン、アミン塩またはヘテロサイクル(1−10当量、好ましくは4当量)の有機溶媒または溶媒の混合物(THF、n−PrOH、水、EtOH、THF/PrOH、THF/EtOHなど、好ましくはn−PrOH)中混合物に、場合によって塩基(DIEAまたはTEAなど0−25当量、好ましくはDIEA10−20当量)を加える。混合物を約25−100℃(好ましくは約60−80℃)で約2−72時間(好ましくは約18−20時間)撹拌する。LC/MS、HPLCおよび/またはTLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、更にアミン、アミン塩またはヘテロサイクル(1−10当量、好ましくは2当量)および/または共溶媒(EtOHなど)を加えることができる。反応を約25−100℃(好ましくは約80℃)で約1−24時間(好ましくは約1−2時間)続ける。塩基−不安定性保護基が存在する場合(例えば、トシル)、化合物は脱保護できる。反応混合物を周囲温度にし、有機溶媒を場合によって減圧下に除去する。粗製物を有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)と水、塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)またはブラインとの間で分配できる。層を分離し、有機層を場合によって水、塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【1095】
一般的手順YYの説明
実施例番号YY.1.1
*:2−(4−シアノ−1H−ピラゾール−1−イル)−N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)エタンスルホンアミド
【1096】
【化344】
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【1097】
N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)エテンスルホンアミド(0.065g、0.13mmol、実施例番号8ステップMおよび2−クロロエタンスルホニルクロリドからTEAを用いてのK.1を用いて調製した)、DIEA(0.30mL、1.7mmol)および1H−ピラゾール−4−カルボニトリル(0.047g、0.51mmol、American Custom Chemicals Corp)のn−PrOH(2.0mL)中混合物を約60℃で約2時間、次いで約80℃で約18時間撹拌した。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮した。粗製残渣をDCM(10mL)に溶解し、飽和NaHCO
3(5mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−5%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−(4−シアノ−1H−ピラゾール−1−イル)−N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)エタンスルホンアミド(0.024g、42%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.63分;MSm/z:454(M+H)
+。
【1098】
【表45】
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【1099】
一般的手順ZZ:オキサゾリジノンスルホノ尿素の形成
アミンまたはアミン塩(1当量)および2−クロロエチルクロロスルホニルカルバメート(Bioorg.Med.Chem.Lett.、2006年、16巻、3367−3370頁に詳述されている通りに調製した)(1−3当量、好ましくは1当量)の有機溶媒(好ましくはDCM)中混合物に、塩基(DIEAまたはTEAなど、好ましくはTEA[2−5当量、好ましくは3当量])および場合によってDMAP(1−3当量、好ましくは1当量)を加え、周囲温度で約10分−6時間(好ましくは約1時間)撹拌する。溶媒を減圧下に除去する。DMAPを使用する場合、粗製物を有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)と水またはブラインとの間で分配でき、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1100】
一般的手順ZZの説明
調製番号ZZ.1
*:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−2−オキソオキサゾリジン−3−スルホンアミド
【1101】
【化345】
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【1102】
2−クロロエチルクロロスルホニルカルバメート(Bioorg.Med.Chem.Lett.、2006年、16巻、3367−3370頁に詳述されている通りに調製した;0.052g、0.236mmol)および(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン(0.100g、0.236mmol、実施例番号8ステップM)のDCM(2.4mL)中混合物に、TEA(0.098mL、0.71mmol)を加え、反応混合物を周囲温度で約1時間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−2−オキソオキサゾリジン−3−スルホンアミド(0.098g、65%)を薄茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.18分;MSm/z574(M+H)
+。
【1103】
一般的手順AAA:オキサゾリジノンスルホノ尿素からのスルホニル尿素の形成
オキサゾリジノン(好ましくは1当量)の有機溶媒(好ましくはMeCN)中溶液に、アミンまたはアミンの塩酸塩(1−2当量、好ましくは1.5当量)およびTEAまたはDIEAなどの有機塩基(1−4当量、好ましくは2当量)を加える。反応物をマイクロ波中約100−150℃(好ましくは120℃)で約0.5−1時間(好ましくは0.5時間)照射する。反応混合物を周囲温度に冷却し、場合によって減圧下に濃縮して、残渣を得る。反応混合物または残渣を、場合によって有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど、好ましくはEtOAc)、水、水溶液(飽和NaHCO
3水溶液または飽和塩化アンモニウム水溶液など、好ましくは飽和塩化アンモニウム水溶液)またはブラインの間で分配する。層を分離し、有機層を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、スルホニル尿素を得る。
【1104】
一般的手順AAAの説明
調製番号AAA.1
*:(R)−N−((1S,3R,4S)−3−メチル−4−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−スルホンアミド
【1105】
【化346】
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【1106】
N−((1S,3R,4S)−3−メチル−4−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−2−オキソオキサゾリジン−3−スルホンアミド(0.200g、0.261mmol、5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミンヒドロクロリド(WO2009152133)および(1S,2R,4S)−4−アセトアミド−2−メチルシクロペンタンカルボン酸[エチル4−アミノ−2−メチル−シクロペンタンカルボキシレート(WO2009152133)からG、AAおよびZを用いて調製した]からH、OO、BBならびにZZを用いて調製した)および(R)−2−トリフルオロメチルピロリジン(0.055g、0.392mmol)のMeCN(1.4mL)中溶液に、TEA(0.073mL、0.523mmol)を加えた。反応物をCEMマイクロ波中約120℃で約0.5時間照射した。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮して、残渣を得た。粗製物をDCM中0−70%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(R)−N−((1S,3R,4S)−3−メチル−4−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−2−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−スルホンアミド(0.12g、75%、純度72%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.79分;MSm/z:611(M+H)
+。
【1107】
一般的手順BBB:ニトロ基の還元
ニトロ含有化合物(好ましくは1当量)の有機溶媒(好ましくはEtOH)中溶液に、塩化錫(II)2水和物(1−3当量、好ましくは1当量)を加え、反応物を約25−80℃で(好ましくは約75℃で)約0.5−24時間(好ましくは約1−2時間)撹拌する。場合によって、更に塩化錫(II)2水和物(1−5当量、好ましくは2当量)を反応混合物に加え、約0.5−24時間(好ましくは約5−14時間)加熱を続けることができる。反応混合物を減圧下に濃縮する。粗製混合物を有機溶媒(例えば、EtOAcまたはDCM)および塩基水溶液(1N NaOHまたは飽和NaHCO
3水溶液など)で希釈できる。層を分離し、水層を有機溶媒(EtOAcおよび/またはDCMなど)で抽出する。合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1108】
一般的手順BBBの説明
調製番号BBB.1:N−4−シクロヘキシル−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4,5−ジアミン
【1109】
【化347】
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【1110】
N−シクロヘキシル−5−ニトロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−アミン(0.111g、0.268mmol、実施例番号21ステップDから4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリドを用いてのK.1、シクロヘキシルアミンを用いてのLを用いて調製した)のEtOH(2.5mL)中混合物に、塩化錫(II)2水和物(0.060g、0.268mmol)を加えた。反応混合物を約75℃で約75分間加熱した。塩化錫(II)2水和物(0.030g、0.134mmol)を加え、反応混合物を約75℃で約5時間加熱した。更に塩化錫(II)2水和物(0.060g、0.268mmol)を加え、反応混合物を約75℃で約14時間加熱した。溶媒を減圧下に除去した。残渣をEtOAc(25mL)で希釈し、飽和NaHCO
3水溶液(25mL)およびブライン(25mL)で洗浄した。有機部分を分離した。水溶液部分をEtOAc(3×25mL)で抽出した。有機抽出物を合わせ、MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、N−4−シクロヘキシル−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4,5−ジアミン(0.081g、79%)を茶褐色油として得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.82分;MSm/z385(M+H)
+。
【1111】
一般的手順CCC:アミドの形成
アミンまたはアミン塩(1当量)の有機溶媒(例えば、DCMまたはTHF、好ましくはDCM)中混合物に、約0−25℃(好ましくは0℃)で有機塩基(TEAまたはDIEPA、好ましくはTEA)(無溶媒または有機溶媒(好ましくはDCM)中の溶液として)、1−3当量(好ましくは1当量)およびアシル化剤(例えば、酸無水物または酸クロリド)(好ましくは酸無水物)(無溶媒または有機溶媒(好ましくはDCM)中の溶液として)、1−3当量(好ましくは1当量)を加える。反応混合物を周囲温度で約5分−6時間(好ましくは約10分間)撹拌する。反応混合物を場合によって飽和NaHCO
3水溶液、水またはブラインで洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1112】
一般的手順CCCの説明
調製番号CCC.1:N−(4−(シクロヘキシルアミノ)−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド
【1113】
【化348】
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【1114】
N−4−シクロヘキシル−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4,5−ジアミン(調製番号BBB.1、0.080g、0.208mmol)のDCM(2.0mL)中0℃溶液に、TEA(DCM中2M、0.104mL、0.208mmol)およびTFAA(DCM中2M、0.104mL、0.208mmol)を加えた。反応混合物を約10分間撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO
3水溶液(2mL)および水(2mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、賦形剤として40mol%ジクロロメタンを含むN−(4−(シクロヘキシルアミノ)−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(0.089g、83%、純度90%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.88分;MSm/z481(M+H)
+。
【1115】
一般的手順DDD:縮合イミダゾールを形成するための環化
ジアミン(好ましくは1当量)のDMF、DCM、1,4−ジオキサンまたはMeOHなどの有機溶媒(好ましくはMeOH)中溶液に、TMOFなどの対応する環化剤(1−10当量、好ましくは1−2当量)を加える(TMOFを使用する場合、触媒量のTsOHなどの酸(0.005−0.5当量、好ましくは0.01当量)を場合によって反応混合物に加える)。代替として、オルト置換アミドアミノアリールまたはヘテロアリール化合物(好ましくは1当量)の溶液を、DMFまたはTHFなどの有機溶媒中、TPP、POCl
3またはHClなどの脱水剤(5−100当量、好ましくは10当量のTPP)を用いて環化する。反応混合物を約25−120℃(好ましくは約65℃)で約1−24時間(好ましくは約12−16時間)加熱し、周囲温度に冷却し、場合によって減圧下に濃縮して、残渣を得る。残渣を有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど、好ましくはEtOAc)と、水、塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)および/またはブラインとの間で分配する。層を分離し、有機層を場合によって水、塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)および/またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1116】
一般的手順DDDの説明
調製番号DDD.1:N−(3−エチル−4−(6−トシルイミダゾ[4,5−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1(6H)−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1117】
【化349】
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【1118】
N−(3−(5−アミノ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イルアミノ)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.095g、純度75%、0.142mmol、調製番号27および調製番号OOO.1からDIEAを用いてのL、TsClおよびNaHを用いてのK.1、ならびにBBBを用いて調製した)およびTMOF(0.016mL、0.147mmol)のMeOH(3.09mL)中溶液に、トルエン−4−スルホン酸水和物(0.0003g、0.0015mmol)を加えた。反応物を約65℃で約14時間加熱した。反応物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮して、粗製の固体を得た。固体をEtOAc(10mL)に溶解し、飽和NaHCO
3水溶液(5mL)、水(5mL)およびブライン(5mL)で洗浄した。有機部分を分離し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、N−(3−エチル−4−(6−トシルイミダゾ[4,5−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1(6H)−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.075g、99%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.15分;MSm/z:514(M+H)
+。
【1119】
一般的手順EEE:スルホニルクロリドの形成
スルホン酸またはスルホネートのカリウム塩(好ましくは1当量)の塩化チオニル(2−30当量、好ましくは20−25当量)中溶液に、DMF(0.01−0.10当量、好ましくは0.09当量)を加える。反応物を約50−100℃(好ましくは約80℃)で約8−24時間(好ましくは約12−16時間)加熱する。反応混合物を0−25℃(好ましくは約0℃)に冷却し、水で希釈する。反応混合物を有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど)と水またはブラインとの間で分配する。層を分離し、有機層を場合によって水および/またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1120】
一般的手順EEEの説明
調製番号EEE.1:1−エチルシクロプロパン−1−スルホニルクロリド
【1121】
【化350】
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【1122】
カリウム1−エチルシクロプロパン−1−スルホネート(0.420g、2.23mmol、調製番号JJJ.1)の塩化チオニル(3.58mL、49.1mmol)中混合物に、DMF(0.016mL、0.20mmol)を加えた。反応物を約80℃で約16時間加熱した。反応物を0℃に冷却した後、水(10mL)をゆっくり加えた。反応混合物をDCM(20mL)で希釈した。層を分離し、水溶液部分をDCM(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を分離し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、粗製の1−エチルシクロプロパン−1−スルホニルクロリド(0.52g、収率83%、純度60%)をオレンジ色油として得た:1H NMR(400MHz、DMSO)d2.09(q,J=7.4,2H)、1.62−1.60(m,2H)、1.45−1.39(m,2H)、0.91(t,J=7.5,3H)。
【1123】
一般的手順FFF:還元条件下でのエーテルの発生
TBDMSエーテル(1.0当量)のMeCN中溶液に、周囲温度でトリエチルシラン(1−2当量好ましくは1.5当量)および臭化ビスマス(III)(0.05−0.2当量、好ましくは0.06当量)を加える。反応物を約25−60℃(好ましくは約25℃)で約0.5−5分(好ましくは1−3分)間撹拌する。反応混合物にアルデヒドまたはケトン(1−6当量、好ましくは1.5当量)を加え、これを場合によって無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水できる。TLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、更にトリエチルシラン(1−2当量好ましくは1.5当量)および/または臭化ビスマス(III)(0.05−0.2当量、好ましくは0.06当量)および/またはアルデヒドまたはケトン(1−6当量、好ましくは1.5当量)を加えることができる。反応を約25−60℃(好ましくは約25℃)で約15分−24時間(好ましくは約1時間)続ける。反応物を以下の方法の1つを用いて処理する。方法1:反応混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過する。セライト(登録商標)のパッドを更に有機溶媒(好ましくはヘプタンまたはMeCN)で濯ぎ、濾液を減圧下に濃縮する。方法2:反応混合物をAcrodisc(登録商標)を通して濾過し、濾液を減圧下に濃縮する。
【1124】
一般的手順FFFの説明
調製番号FFF.1:エチル2−エチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)シクロペンタンカルボキシレート
【1125】
【化351】
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【1126】
エチル4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(0.200g、0.666mmol、実施例番号22ステップD)のMeCN(4.5mL)中溶液に、トリエチルシラン(0.160mL、1.00mmol)および臭化ビスマス(III)(0.020g、0.045mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約1分間撹拌し、続いてジヒドロ−2H−ピラン−4(3H)−オン(0.100g、0.998mmol)を滴下添加した。反応混合物を周囲温度で約15分間撹拌した。反応物をAcrodisc(登録商標)を通して濾過し、溶媒を減圧下に除去した。粗製物をヘプタン中10−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、エチル2−エチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)シクロペンタンカルボキシレート(0.253g、94%)を無色油として得た;
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ4.13(q,J=7.1,2H)、4.05−3.98(m,1H)、3.98−3.88(m,2H)、3.58−3.47(m,1H)、3.46−3.36(m,2H)、2.80(q,J=8.5,1H)、2.16(dt,J=13.3,7.7,1H)、2.09−1.93(m,3H)、1.90−1.81(m,2H)、1.62−1.49(m,3H)、1.43(ddd,J=11.1,7.4,5.2,1H)、1.33−1.22(m,4H)、0.92−0.83(m,3H)。
【1127】
一般的手順GGG:ピロールベースのヘテロサイクルのヨウ素化
DMFなどの有機溶媒中のピロールベースのヘテロサイクル(好ましくは1当量)に、KOHなどの塩基(1−10当量、好ましくは3当量)を約0℃から40℃(好ましくは周囲温度で)で加え、混合物を約2−45分(好ましくは約5分)間撹拌する。ヨウ素(0.95−1.2当量、好ましくは1.0当量)を少量ずつ加え、混合物を10−100分(好ましくは約30分)間撹拌する。混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液(使用したDMF1mL毎に10mL)中に滴下添加し、標的化合物を濾取し、更に水で洗浄し、乾燥する。
【1128】
一般的手順GGGの説明
調製番号GGG.1:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(8−ヨード−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1129】
【化352】
[この文献は図面を表示できません]
【1130】
N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.396g、1.06mmol、WO2009152133に詳述されている通りに調製した)のDMF(20mL)中溶液に、KOH(0.190g、3.38mmol)を加えた。混合物を室温で5分間撹拌した。ヨウ素(0.268g,1.058mmol)を少量ずつ加え、反応混合物を室温で30分間撹拌した。混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液(200mL)中に滴下添加した。沈殿物を濾取し、水で洗浄し、乾燥して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(8−ヨード−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.494g、93%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.83分;MSm/z501(M+H)
+。
【1131】
一般的手順GGG.1:ピロールベースのヘテロサイクルのヨウ素化、塩素化または臭素化
DMF、THF、MeCN、MeOH、AcOH、CHCl
3またはDCMなどの有機溶媒(好ましくはDMF)中のピロールベースのヘテロサイクル(好ましくは1当量)に、場合によって約0−40℃で(好ましくは0℃で)TEA、NaOAc、K
2CO
3またはKOHなどの塩基(1−10当量)を加え、混合物を約2−45分(好ましくは約5分)間撹拌する。I
2、Br
2、NBS、三臭化ピリジニウム、NCSまたはNISなどのハロゲン源(0.95−1.2当量、好ましくは1.0当量)を少しずつ加え、無溶媒で滴下添加し、もしくはDMFなどの溶媒中溶液として加える。冷却する場合、氷浴を除去し、混合物を室温で約0.1−2時間(好ましくは約40分)撹拌する。場合によって、チオ硫酸ナトリウムまたは重亜硫酸ナトリウムなどの試薬を水溶液として加えることができ、もしくは反応混合物を溶液に加え、反応混合物を約5−60分(好ましくは約30分)間撹拌する。混合物を水または飽和NH
4Cl水溶液(好ましくはDMF 1mLに対して水10mLを使用する)で希釈するか、もしくはこれに加えることができる。標的化合物を濾取するか、もしくはEtOAcまたはDCMなどの有機溶媒を用いて抽出でき、Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1132】
一般的手順GGG.1の説明
調製番号GGG.1.1:8−ヨード−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【1133】
【化353】
[この文献は図面を表示できません]
【1134】
6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.500g、3.14mmol、調製番号BBBBB.1およびNaOHからDを用いて調製した)およびDMF(16mL)の溶液を窒素下約0℃に冷却した。混合物を約5分間撹拌した。N−ヨードスクシンイミド(0.707g、3.14mmol)を加えた。約40分後、5%チオ硫酸ナトリウム水溶液(10mL)を加えた。冷浴を除去した。約30分間撹拌した後、水(15mL)を加えた。固体を濾取した。濾過ケーキを水(2×5mL)で洗浄した。水層をEtOAc(4×50mL)で抽出した。合わせた有機物をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣を水(10mL)中でスラリーにし、次いで濾過し、水(2×1mL)で濯いだ。固体を真空中で乾燥して、およそ4:1比のモノ−からジ−ヨウ素化物を含む茶褐色固体(0.689g)を得た。8−ヨード−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.506g、57%):LC/MS(表1、方法n)R
t=0.39分;MSm/z286(M+H)
+。
【1135】
一般的手順HHH:ヘテロサイクルのシアノ化
ヘテロアリールハライド(好ましくは1当量)の有機溶媒(1,4−ジオキサン、NMPまたはDMFなど、好ましくはDMF)中溶液に、シアン化カリウム(1−4当量、好ましくは2.5当量)、ヨウ化銅(I)(1−4当量、好ましくは2.5当量)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.01−0.05当量、好ましくは0.01当量)および18−クラウン−6(0.01−1.0当量、好ましくは0.06−0.07当量)を加える。反応物を約25−120℃(好ましくは約110℃)で約0.5−10時間(好ましくは約4時間)加熱する。反応物を室温に冷却し、有機溶媒を場合によって減圧下に除去する。粗製物を有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)と水、塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)またはブラインとの間で分配できる。層を分離し、水層を場合によって有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)で洗浄する。合わせた有機抽出物を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1136】
一般的手順HHHの説明
調製番号HHH.1
*:N−((1S,3S,4R)−3−(8−シアノ−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1137】
【化354】
[この文献は図面を表示できません]
【1138】
N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(8−ヨード−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.1g、0.16mmol、調製番号GGG.1からKKを用いて調製した)のDMF(1.2mL)中溶液に、シアン化カリウム(0.03g、0.40mmol)、ヨウ化銅(I)(0.076g、0.40mmol)、テトラキス(トリフェニル−ホスフィン)パラジウム(0)(0.002g、0.002mmol)および18−クラウン−6(0.003g、0.01mmol)を加えた。反応混合物を約110℃で約4時間撹拌し、周囲温度に冷却した。溶媒を減圧下に除去した。残渣をEtOAc(15mL)と水(8mL)との間で分配した。水層をEtOAc(15mL)で更に抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮して、N−((1S,3S,4R)−3−(8−シアノ−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.069g、82%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.50分;MSm/z:530(M+H)
+。
【1139】
一般的手順III:ケトンのホーナー−ワズワース−エモンズ反応
有機溶媒(好ましくはTHF)中の塩基(好ましくはNaH)(1−5当量、好ましくは1.2当量)を仕込んだフラスコに、約0−50℃(好ましくは室温)でβ−ケトホスホネート(1−5当量、好ましくは1.25当量)を加える。水素ガスの発生が止んだ後、ケトン(好ましくは1当量)の有機溶媒(好ましくはTHF)中溶液を加える。約1−20時間(好ましくは約4時間)後、反応混合物を有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど、好ましくはEtOAc)と飽和NaHCO
3水溶液などの水相との間で分配する。有機層を分離し、場合によってブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1140】
一般的手順IIIの説明
調製番号III.1:(E)−エチル2−((3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチリデン)アセテート
【1141】
【化355】
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【1142】
NaH(0.034g、0.85mmol)のTHF(5mL)中スラリー液に、室温でエチル2−(ジエトキシホスホリル)アセテート(0.177mL、0.886mmol)を加えた。約30分後、(3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノン(0.300g、0.708mmol、調製番号25)のTHF(1mL)中溶液を加えた。約4時間後、EtOAc(20mL)および飽和NaHCO
3水溶液(20mL)を加えた。有機層を分離し、真空中で濃縮し、EtOAc/ヘプタン/DCM(2:1:1)で溶離するシリカゲル(40g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、(E)−エチル2−((3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチリデン)アセテート(0.260g、74%)を得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.54分;MSm/z:494(M+H)
+。
【1143】
一般的手順JJJ:カリウムスルホネートの形成
スルホネート(好ましくは1当量)の有機溶媒(好ましくは1,4−ジオキサン)および水中溶液に、カリウムチオシアネート(1−3当量、好ましくは1当量)を加える。反応物を約80−100℃(好ましくは約100℃)で約5−24時間(好ましくは約16時間)加熱する。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮する。
【1144】
一般的手順JJJの説明
調製番号JJJ.1:カリウム1−エチルシクロプロパン−1−スルホネート
【1145】
【化356】
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【1146】
ブチル1−エチルシクロプロパン−1−スルホネート(0.46g、2.23mmol、調製番号6ステップAおよびヨウ化エチルからKKKを用いて調製した)の1,4−ジオキサン(2.79mL)および水(2.79mL)中溶液に、カリウムチオシアネート(0.12mL、2.23mmol)を加えた。反応物を約100℃で約16時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮して、カリウム1−エチルシクロプロパン−1−スルホネート(0.42g、100%)を白色結晶性固体として得た:1H NMR(400MHz、DMSO)d1.70−1.58(m,2H)、0.89(t,J=7.5,3H)、0.80(q,J=3.8,2H)、0.32(q,J=3.8,2H)。
【1147】
一般的手順KKK:スルホネートのアルキル化
約−78−0℃(好ましくは−78℃)に冷却したスルホネート(好ましくは1当量)の有機溶媒(好ましくはTHF)中溶液に、n−BuLi、KHMDSまたはLDAなどの有機塩基(好ましくはn−BuLi)(1−3当量、好ましくは1当量)およびヨードメタン、ヨードエタンまたはトリフルオロエチルヨージドなどのアルキル化試薬(1−5当量、好ましくは1.2当量)を加える。反応物を約−78−25℃(好ましくは−78℃)で約1−24時間(好ましくは2時間)撹拌する。場合によって、反応物を周囲温度に加温し、約1−24時間(好ましくは2時間)撹拌する。飽和塩化アンモニウム水溶液を加えることにより、反応混合物をクエンチする。反応混合物を有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど)と水またはブラインとの間で分配する。層を分離し、有機層を場合によって水および/またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1148】
一般的手順KKKの説明
調製番号KKK.1:ブチル1−メチルシクロプロパン−1−スルホネート
【1149】
【化357】
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【1150】
ブチルシクロプロパンスルホネート(1.5g、8.4mmol、調製番号6ステップA)のTHF(8mL)中溶液に、約−78℃でn−BuLi(ヘキサン中1.6M、5.26mL、8.42mmol)およびヨードメタン(0.684mL、10.9mmol)を同時に加えた。得られた混合物を約−78℃で約2時間、次いで周囲温度で約2時間撹拌した。飽和NH
4Cl水溶液(7mL)を加えることにより反応物をクエンチし、層を分離した。水層をEtOAc(15mL)で抽出し、合わせた有機抽出物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘプタン中5から25%EtOAcで溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、ブチル1−メチルシクロプロパン−1−スルホネート(0.8g、49%)を無色油として得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ4.17(t,2H)、1.62(m,2H)、1.43(s,3H)、1.35(m,2H)、1.22(m,2H)、0.94(m,2H)、0.88(t,3H)。
【1151】
一般的手順LLL:チオエーテルのスルホンへの酸化
チオエーテル(好ましくは1当量)の有機溶媒(好ましくはDCM)中溶液に、酸化剤(m−CPBA、オキソンなど、好ましくはm−CPBA)(1−4当量、好ましくは2当量)を加える。反応物を周囲温度で約0.25−24時間(好ましくは約0.5時間)撹拌する。反応混合物を場合によって濾過し、更にDCMで洗浄し、濾液を減圧下に濃縮する。反応混合物を場合によって塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)を加えてクエンチし、有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど、好ましくはDCM)の間で分配する。層を分離し、場合によって水および/またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、スルホンを得る。
【1152】
一般的手順LLLの説明
調製番号LLL.1:1−(2−エチル−4−(2,2,2−トリフルオロエチルスルホニル)シクロペンチル)−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【1153】
【化358】
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【1154】
1−(2−エチル−4−(2,2,2−トリフルオロエチルチオ)シクロペンチル)−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.100g、0.200mmol、調製番号MMM.1)のDCM(0.667mL)中混合物に、m−CPBA(0.090g、0.400mmol)を加えた。反応物を周囲温度で約0.5時間撹拌した。飽和NaHCO
3水溶液(5mL)を加えることにより反応混合物をクエンチした。水溶液部分をDCM(2×10mL)で抽出した。合わせた有機層を分離し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−60%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、1−2−エチル−4−(2,2,2−トリフルオロエチルスルホニル)シクロペンチル)−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.095g、89%、純度93%)を透明油として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.63分;MSm/z:532(M+H)
+。
【1155】
一般的手順MMM:チオールを用いる光延反応
DIAD、DEADまたはTMADなどのアゾジカルボキシレート(好ましくはDIAD)(1−2当量、好ましくは1.2当量)の有機溶媒(好ましくはTHF)中溶液に、PPh
3またはP(n−Bu)
3などのホスフィン試薬(好ましくはP(n−Bu)
3)(1−2当量、好ましくは1.2当量)、アルコール(好ましくは1当量)、TEA(1−2当量、好ましくは1.2当量)およびチオール(1−1.5当量、好ましくは1.2当量)を加える。反応物を周囲温度で約1−24時間(好ましくは16時間)撹拌する。反応混合物を場合によって減圧下に濃縮して、残渣を得る。反応混合物または残渣を有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど、好ましくはEtOAc)と水、塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)またはブラインとの間で分配する。層を分離し、有機層を場合によって水、塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)および/またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、チオエーテルを得る。
【1156】
一般的手順MMMの説明
調製番号MMM.1:1−(2−エチル−4−(2,2,2−トリフルオロエチルチオ)シクロペンチル)−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【1157】
【化359】
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【1158】
オーブン乾燥したフラスコに、DIAD(0.177mL、0.896mmol)およびTHF(3.74mL)を仕込んだ。反応フラスコを0℃に冷却した後、P(n−Bu)
3(0.221mL、0.896mmol)、3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノール(0.300g、0.747mmol、調製番号20からKKおよびSSを用いて調製した)、TEA(0.125mL、0.896mmol)および2,2,2−トリフルオロエタンチオール(0.080mL、0.896mmol)を加えた。反応物を周囲温度で約16時間撹拌した。反応混合物を水(10mL)とEtOAc(10mL)との間で分配した。水層をEtOAc(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、粗製の油を得た。粗製物をDCM中0−60%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、1−(2−エチル−4−(2,2,2−トリフルオロエチルチオ)シクロペンチル)−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.165g、44%)をオレンジ色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=3.02分;MSm/z:500(M+H)
+。
【1159】
一般的手順NNN:イソシアネートを形成するためのクルチウス転位
カルボン酸(好ましくは1当量)のt−BuOHまたはトルエンなどの有機溶媒(好ましくはt−BuOH)中溶液に、DPPA(1−3当量、好ましくは1−1.1当量)およびTEAなどの有機塩基(2−4当量、2.2当量)を加える。反応物を約25−110℃(好ましくはt−BuOHの場合約70℃およびトルエンの場合110℃)で約0.5−16時間(好ましくは約2時間)撹拌する。反応混合物を周囲温度に冷却し、場合によって減圧下に濃縮して、残渣を得る。反応混合物または残渣を有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど)と水、塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)またはブラインとの間で場合によって分配する。層を分離し、有機層を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1160】
一般的手順NNNの説明
調製番号NNN.1:N−(3−イソシアネート−4−メチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1161】
【化360】
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【1162】
4−(シクロプロパンスルホンアミド)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸(4.10g、16.58mmol、実施例番号24ステップIからY、KおよびZを用いて調製した)およびDPPA(3.58mL、16.58mmol)のt−BuOH(55mL)中溶液に、TEA(5.0mL、36.5mmol)を加えた。反応物を約70℃に約2時間加熱し、次いで周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮して、粗製の残渣を得た。粗製物をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N−(3−イソシアネート−4−メチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(3.25g、80%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.49分;MSm/z:245(M+H)
+。
【1163】
一般的手順OOO:イソシアネートの加水分解
イソシアネート(好ましくは1当量)の有機溶媒(好ましくはTHF)中混合物に、塩基または酸水溶液(NaOH、LiOHまたはHCl水溶液など)(10−50当量、好ましくは20当量)を加える。反応物を約30−100℃で約5−36時間(好ましくは約50℃で約16時間)加熱する。反応物を周囲温度に冷却し、反応混合物を有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど)と水、塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液など)またはブラインとの間で分配する。層を分離し、有機層を場合によって水および/またはブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1164】
一般的手順OOOの説明
調製番号OOO.1:N−(3−アミノ−4−メチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1165】
【化361】
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【1166】
N−(3−イソシアネート−4−メチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(1.00g、4.09mmol、調製番号NNN.1)のTHF(2.0mL)中混合物に、LiOH水溶液(4N、20.5mL、82mmol)を加えた。反応物を約50℃に約16時間加熱し、周囲温度に冷却し、水(5mL)とEtOAc(10mL)との間で分配した。有機部分を分離し、水溶液部分をDCM(3×20mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、粗製のN−(3−アミノ−4−メチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.66g、74%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.020分;MSm/z:219(M+H)
+。
【1167】
一般的手順PPP:ケトンからのオキシムエーテルの形成
ケトン(好ましくは1当量)の有機溶媒(好ましくはEtOH)中溶液に、O−アルキルヒドロキシルアミン(1−10当量、好ましくは約1当量)を加える。O−アルキルヒドロキシルアミンが塩酸塩の場合、TEAまたはDIEAなどの有機塩基(好ましくはTEA、1−5当量、好ましくは約1.5当量)を加える。反応混合物を周囲温度で約12−24時間(好ましくは約18時間)撹拌する。TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、更にO−アルキルヒドロキシルアミン(1−10当量、好ましくは約1当量)を加えることができる。反応物を周囲温度で約1−24時間(好ましくは約5時間)撹拌する。溶媒を減圧下に除去する。
【1168】
一般的手順PPPの説明
実施例番号PPP.1.1:(3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノンO−シクロプロピルメチルオキシム
【1169】
【化362】
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【1170】
(3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノン(0.05g、0.19mmol、実施例番号AA.1.59)のEtOH(1mL)中溶液に、TEA(0.04mL、0.28mmol)およびO−(シクロプロピルメチル)ヒドロキシルアミン塩酸塩(0.02g、0.19mmol、Huhu Technologies)を加えた。反応混合物を周囲温度で約18時間撹拌した。更にO−(シクロプロピルメチル)ヒドロキシルアミン塩酸塩(0.02g、0.19mmol、Huhu Technologies)を加えた。反応物を周囲温度で約5時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去した。粗製物をDCM中1−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノンO−シクロプロピルメチルオキシム(0.051g、80%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.94分;MSm/z:339(M+H)
+。
【1171】
【表46】
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【1172】
一般的手順QQQ:TFAを用いるt−ブチルエステルのカルボン酸への酸−媒介転化
t−ブチルエステル(好ましくは1当量)に、TFA(10−400当量、好ましくは200−250当量)を加える。反応物を約−20−60℃(好ましくは約25℃)で約0.5−16時間(好ましくは約1時間)維持する。更に酸不安定性基が存在する場合(例えば、Boc基)、この基は反応中にも開裂する。反応混合物を減圧下に濃縮する。得られた残渣を更には精製せずに使用でき、もしくはDCMまたはEtOAcなどの有機溶媒(好ましくはDCM)に溶解し、NaHCO
3またはNa
2CO
3などの無機塩基水溶液(好ましくは飽和NaHCO
3水溶液)で洗浄する。有機層を場合によってブラインで洗浄し、無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【1173】
一般的手順QQQの説明
調製番号QQQ.1:4−(シクロプロパンスルホンアミドメチル)−2−エチルシクロペンタンカルボン酸
【1174】
【化363】
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【1175】
TFA(4mL、51.9mmol)中のtert−ブチル4−(シクロプロパンスルホンアミドメチル)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(0.080g、0.241mmol、調製番号21およびシクロプロピルスルホニルクロリドからKを用いて調製した)を約25℃で約1時間撹拌した。有機溶媒を減圧下に除去して、粗製の4−(シクロプロパンスルホンアミドメチル)−2−エチルシクロペンタンカルボン酸(0.066g、100%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.81分;MSm/z:276(M+H)
+。
【1176】
一般的手順RRR:アルキンのアルケンへの還元
水素化触媒(好ましくはリンドラー触媒)(0.001から1当量、好ましくは0.01当量)を仕込んだフラスコに、溶媒(好ましくはTHF)および過剰還元を防ぐための添加物(ピリジンまたはキノリンなど、好ましくはピリジン)を5:1から20:1の比(好ましくは10:1)で、続いてアルキン(1当量)を加える。反応混合物を水素で約5−30分(好ましくは約10分)間スパージし、水素雰囲気を風船を用いて維持する。約1−40時間(好ましくは約15時間)後、反応混合物を濾過し、有機溶媒(好ましくはEt
2O)で希釈し、飽和CuSO
4水溶液で、続いて水で洗浄する。有機層を分離し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1177】
一般的手順RRRの説明
調製番号RRR.1:(Z)−エチルペンタ−2−エノエート
【1178】
【化364】
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【1179】
リンドラー触媒(0.844g、0.396mmol)のTHF(100mL)およびピリジン(10.00mL)中スラリー液に、エチルペンタ−2−イノエート(5.22mL、39.6mmol)を加えた。反応混合物を水素で約10分間パージし、風船を用いて水素雰囲気を維持した。約15時間後、反応混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、Et
2O(30mL)で希釈し、飽和CuSO
4水溶液(40mL)で、続いて水(40mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮して、粗製の(Z)−エチルペンタ−2−エノエート(5g、98%)を得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ1.05(t,3H)、1.28(t,3H)、2.65(m,2H)、4.18(q,2H)、5.72(m,1H)、6.21(m,1H)。
【1180】
一般的手順SSS:ピロリジンを形成するための1,3−双極子付加環化反応
1,3−双極子前駆体(0.5−3当量、好ましくは1当量)および親双極子(0.5−3当量、好ましくは1当量)の有機溶媒(好ましくはDCM)中溶液に、約0−45℃(好ましくは室温)で酸(好ましくはTFA)(0.001−1当量、好ましくは0.01当量)を加える。約1−60時間(好ましくは約48時間)後、混合物を真空中で濃縮して、粗製の付加環化物を得る。
【1181】
一般的手順SSSの説明
調製番号SSS.1:cis−エチル1−ベンジル−4−エチルピロリジン−3−カルボキシレート
【1182】
【化365】
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【1183】
N−ベンジル−1−メトキシ−N−((トリメチルシリル)メチル)メタンアミン(9.98mL、39.0mmol)および(Z)−エチルペンタ−2−エノエート(5g、39.0mmol、調製番号RRR.1)のDCM(50mL)中溶液に、室温でTFA(0.030mL、0.390mmol)を加えた。約2日後、反応混合物を真空中で濃縮して、粗製のcis−エチル1−ベンジル−4−エチルピロリジン−3−カルボキシレート(9.8g、96%)を油として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=0.51分;MSm/z:262(M+H)
+。
【1184】
一般的手順TTT:アジドのアミンへの水素化
EtOH、MeOH、EtOAcまたはTHF(好ましくはEtOH)中のアジド(好ましくは1当量)に、炭素担持20重量%水酸化パラジウムまたは炭素担持10重量%パラジウムなどの触媒(好ましくは炭素担持水酸化パラジウム、0.05−0.5当量、好ましくは0.15当量)を加え、混合物を水素の大気圧下周囲温度で1−24時間、好ましくは約2時間撹拌する。触媒をセライト(登録商標)のパッドを通して濾別し、濾液を減圧下に濃縮して、所望の生成物を得る。
【1185】
一般的手順TTTの説明
調製番号TTT.1:(3S,5R)−5−エチル−1−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)ピロリジン−3−アミン
【1186】
【化366】
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【1187】
8−((2R,4S)−4−アジド−2−エチルピロリジン−1−イル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(0.136g、0.459mmol、実施例番号3ステップEおよびtert−ブチルブロモアセテートからS、HClを用いてのE、(2R,4S)−4−アジド−2−メチルピロリジン((2R,4S)−tert−ブチル4−アジド−2−メチルピロリジン−1−カルボキシレートからRosen、T.;Chu、D.T.W.;Lico、I.M.;Fernandes、P.B.;Marsh、K.;Shen、L.;Cepa、V.G.;Pernet、A.G.、J.Med.Chem.1988年、31巻、1598−1611頁に詳述した通りに、次いでHClを用いてのEを用いて調製した)を用いてのH、OO、NaOHを用いてのDを用いて調製した)のEtOH(15mL)中溶液に、炭素担持20%水酸化パラジウム(0.05g、0.071mmol)を加え、反応混合物を水素の大気圧下2時間撹拌した。触媒をセライト(登録商標)のパッドを通して濾別し、溶媒を減圧下に除去して、(3S,5R)−5−エチル−1−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)ピロリジン−3−アミン(0.11g、89%)を灰白色非晶性固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.00分;MSm/z271(M+H)
+。
【1188】
一般的手順UUU:アリールまたはヘテロアリールハライドとボロン酸またはボロン酸エステルとの反応、続いてトシル脱保護
アリールハライド(好ましくは1当量)、ボロン酸またはボロン酸エステル(1−1.75当量、好ましくは1.1当量)および無機塩基(例えば、フッ化カリウム、炭酸ナトリウムまたは炭酸セシウム、好ましくは炭酸セシウム(2−16当量、好ましくは2.5当量)の溶媒(例えば、THF、DME、DMF、1,4−ジオキサン、DME/水、1,4−ジオキサン/水、トルエン/EtOH/水、1,4−ジオキサン/EtOH/水、水;好ましくは1,4−ジオキサン/EtOH/水)中混合物に、パラジウム触媒(例えば、トリス(ベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、ビス(アセテート)トリフェニルホスフィンパラジウム(II)、ポリマー担持FibreCat(商標)1032、(1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロパラジウム(II)とDCMとの錯体またはジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II);好ましくはジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.01−0.20当量、好ましくは0.1当量))を加える。反応混合物を約40−120℃(好ましくは約60℃)で約1−24時間(好ましくは約6時間)熱的に、もしくは約100−200℃(好ましくは約120℃)で約5−60分(好ましくは約20分)間マイクロ波(好ましくは5分の傾斜時間、300ワットの最大パワー、250psiの最大圧)中で加熱する。反応混合物を周囲温度に冷却し、以下の方法の1つを用いて処理する。方法1.反応物が水を含む場合、反応混合物を有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど)で希釈できる。層を分離し、有機溶液を場合によって水および/またはブラインで洗浄し、無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧下に除去して、中間体を得る。方法2.反応混合物を減圧下に濃縮し、場合によって上記した1つまたはそれ以上の精製方法を用いて精製して、中間体を得る。中間体に、有機溶媒(1,4−ジオキサン、MeOHまたはTHF/MeOHなど、好ましくは1,4−ジオキサン)および塩基水溶液(Na
2CO
3水溶液またはNaOH水溶液など、1−30当量、NaOH水溶液の場合好ましくは2−3当量、Na
2CO
3水溶液の場合好ましくは15−20当量)を加える。混合物を約25−100℃(好ましくは約60℃)で約1−72時間(好ましくは約1−16時間)熱的に、もしくは約80−200℃(好ましくは約100℃)で約10−60分(好ましくは約15分)間マイクロ波(好ましくは5分の傾斜時間、300ワットの最大パワー、250psiの最大圧)中で撹拌する。TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、更に塩基水溶液(Na
2CO
3水溶液など、10−20当量、好ましくは10当量またはNaOH水溶液、1−5当量、好ましくは1−2当量)および/または共溶媒(EtOHなど)を加える。反応を約25−100℃(好ましくは約60℃)で約0.25−3時間(好ましくは約1−2時間)熱的に、もしくは約80−100℃(好ましくは約100℃)で約10−60分(好ましくは約15分)間マイクロ波中で続ける。更に塩基に不安定な基が存在する何れの場合においても(例えば、エステルまたはシアノ基)、この基も加水分解できる。反応物を以下の方法の1つを用いて処理する。方法1.有機溶媒を場合によって減圧下に除去し、適切な酸水溶液(HCl水溶液など)を加えて水溶液を中和する。適切な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)および水を加え、層を分離し、有機溶液を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固して、標的化合物を得る。方法2.有機溶媒を場合によって減圧下に除去し、適切な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)および水を加え、層を分離し、有機溶液を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固して、標的化合物を得る。方法3.反応混合物を減圧下に濃縮し、引き続く方法の1つにより直接精製して、標的化合物を得る。
【1189】
一般的手順UUUの説明
実施例番号UUU.1:1−シクロヘキシル−3−(4−(メチルスルホニル)フェニル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン
【1190】
【化367】
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【1191】
マイクロ波バイアルに、3−ブロモ−1−シクロヘキシル−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(0.050g、0.11mmol、調製番号MM.1)、4−(メチルスルホニル)フェニルボロン酸(0.023g、0.12mmol、Acros)、炭酸セシウム(0.086g、0.26mmol)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.0066g、0.0000094mmol)および1,4−ジオキサン(0.42mL)、EtOH(0.42mL)ならびに水(0.21mL)を仕込んだ。バイアルを密栓し、混合物をマイクロ波中約120℃に約20分(5分傾斜時間、300ワットの最大パワー、250psiの最大圧)間加熱した。反応混合物を減圧下に濃縮して固体を得、これを1,4−ジオキサン(1.0mL)に溶解し、マイクロ波バイアルに移した。2N NaOH水溶液(0.11mL、0.21mmol)を加え、バイアルを密栓した。溶液を約100℃で約15分間マイクロ波(300Wの最大パワー、250psiの最大圧、5分傾斜時間)中で加熱した。DCM(10mL)および飽和NH
4Cl水溶液(5mL)を反応溶液に加えた。層を分離し、水溶液を更にDCM(5mL)で抽出した。合わせた抽出物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固して、薄茶褐色固体を得た。DCM(1mL)を加えると、黄色沈殿物が生成し、これを真空濾過により集め、ブフナー漏斗上で終夜乾燥して、1−シクロヘキシル−3−(4−(メチルスルホニル)フェニル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(0.017g、41%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.39分;MSm/z:395(M+H)
+。
【1192】
【表47】
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【1193】
一般的手順VVV:アリールまたはヘテロアリールハライドとボロン酸またはボロン酸エステルとの反応
アリールハライド(好ましくは1当量)、ボロン酸またはボロン酸エステル(1−1.75当量、好ましくは1.1当量)および無機塩基(例えば、フッ化カリウム、炭酸ナトリウムまたは炭酸セシウム、好ましくは炭酸セシウム)(1.1−16当量、好ましくは2当量)の溶媒(例えば、THF、DME、DMF、1,4−ジオキサン、DME/水、1,4−ジオキサン/水、トルエン/EtOH/水、1,4−ジオキサン/EtOH/水または水;好ましくは1,4−ジオキサン)中混合物に、パラジウム触媒(例えば、トリス(ベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、ビス(アセテート)トリフェニルホスフィンパラジウム(II)、ポリマー担持FibreCat(商標)1032、(1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロパラジウム(II)とDCMとの錯体またはジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II);好ましくはトリス(ベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)、0.01−0.20当量、好ましくは0.1当量)を加え、リガンド(例えば、トリシクロヘキシルホスフィン、トリ−t−ブチル−ホスファン;好ましくはトリシクロヘキシルホスフィン(0.01−1.0当量、好ましくは0.16当量))を場合によって加える。反応混合物を約40−120℃(好ましくは約85℃)で約1−24時間(好ましくは約2時間)熱的に、もしくは約100−200℃(好ましくは約120℃)で約5−60分(好ましくは約20分)間マイクロ波(好ましくは5分の傾斜時間、300ワットの最大パワー、250psiの最大圧)中で加熱する。反応混合物を周囲温度に冷却し、以下の方法の1つを用いて処理する。方法1.水を含む反応の場合、反応混合物を有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど)で希釈できる。層を分離し、有機溶液を場合によって水および/またはブラインで洗浄し、無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧下に除去して、所望の化合物を得る。方法2.反応混合物を減圧下に濃縮し、場合によって上記した1つまたはそれ以上の精製方法を用いて精製して、所望の化合物を得る。方法3.触媒を濾別し、濾液を減圧下に濃縮する。
【1194】
一般的手順VVVの説明
調製番号VVV.1:8−シクロヘキシル−1−メチル−3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン
【1195】
【化368】
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【1196】
8−シクロヘキシル−1−ヨード−3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(0.100g、0.201mmol、8−シクロヘキシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン[WO2009152133A1]を用いてのGGG、KKを用いて調製した)の1,4−ジオキサン(1mL)中溶液に、炭酸セシウム(0.131g、0.403mmol)、トリシクロヘキシルホスフィン(トルエン中20重量%溶液、0.045g、0.032mmol)、Pd
2(dba)
3(0.018g、0.020mmol)およびトリメチルボレート(0.033g、0.262mmol)を加えた。混合物を脱気し、約85℃で約2時間加熱する。触媒を濾別した。濾液を濃縮し、RP−HPLC(表1、方法s)により精製して、8−シクロヘキシル−1−メチル−3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(0.032g、41%)を透明油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=3.41分;MSm/z:385(M+H)
+。
【1197】
一般的手順WWW:カルバメートの形成
有機溶媒(THFまたは1,4−ジオキサンなど、好ましくは1,4−ジオキサン)中のアミン(2−10当量、好ましくは5当量)およびDMAP(0−5当量、好ましくは2当量)に、約−20℃から80℃(好ましくは約40℃)でカルボネートもしくはカルボネート(好ましくは1当量)の有機溶媒(THFまたは1,4ジオキサンなど、好ましくは1,4−ジオキサン)中溶液を加える。約1−16時間(好ましくは約2時間)後、反応混合物を減圧下に濃縮するか、または場合によって有機溶媒(Et
2O、EtOAcまたはDCMなど、好ましくはEtOAc)で希釈し、水および塩基水溶液(飽和Na
2CO
3またはNaHCO
3水溶液など)ならびにブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1198】
一般的手順WWWの説明
調製番号WWW.1:(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルフェニルカルバメート
【1199】
【化369】
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【1200】
1,4−ジオキサン(1mL)中のアニリン(0.063g、0.677mmol)およびDMAP(0.033g、0.271mmol)に、約40℃で(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル4−ニトロフェニルカルボネート(0.080g、0.135mmol、実施例番号42ステップNから調製した)の1,4−ジオキサン(1mL)中溶液を加えた。約2時間後、溶媒を除去し、残渣をDCM中0−40%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィー(12g)により精製して、(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルフェニルカルバメート(0.0468g、63%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.58分;MSm/z:545(M+H)
+。
【1201】
一般的手順XXX:保護基の脱離を伴う尿素形成
アミンまたはアミン塩(1−3当量、好ましくは1−2当量)のDCM、THFまたはDMFなどの有機溶媒(好ましくはTHF)中溶液またはスラリー液に、約20−80℃(好ましくは約20℃)で場合によってTEA、DIEA、ピリジンなどの有機塩基(好ましくはDIEA)(1−10当量、好ましくは1−5当量)を、続いてCDI(1−5当量、好ましくは1当量)を加える。約0.5−24時間(好ましくは約1−3時間)後、2級アミンまたはアミン塩(1−10当量、好ましくは1−3当量)を、無溶媒でもしくはDCM、THFまたはDMFなどの有機溶媒(好ましくはTHF)中の溶液またはスラリー液として加える。反応物を約20−80℃で約2−24時間(好ましくは約16時間)保持する。反応が完結していない場合、反応物を約40−80℃(好ましくは55℃)で加熱できる。加えて、更にアミンまたはアミン塩(1−50当量、好ましくは20当量)および/またはDMAP(1−10当量、好ましくは1当量)を加えることができる。反応物を約20−80℃で約24−96時間(好ましくは72時間)保持する。TLC、LC/MSまたはHPLCにより反応が完結していない場合に、これを繰り返すことができる。反応混合物を周囲温度に冷却する。反応混合物を場合によって有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)と塩基水溶液(飽和NaHCO
3水溶液または飽和Na
2CO
3水溶液など、好ましくは飽和NaHCO
3水溶液)との間で分配する。代替として、反応混合物を減圧下に濃縮し、残渣を上記の通りに分配する。何れの場合においても、次いで水層を場合によってEtOAcまたはDCMなどの更なる有機溶媒で抽出する。合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄し、真空中で濃縮するか、もしくは無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮する。場合によって、反応混合物を減圧下に濃縮し、残渣を直接精製する。
【1202】
一般的手順XXXの説明
調製番号XXX.1:(cis)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)−N−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピロリジン−1−カルボキサミド
【1203】
【化370】
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【1204】
1−((cis)−4−エチルピロリジン−3−イル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン・塩酸塩(0.075g、0.168mmol、実施例番号36、ステップF)のTHF(1.00mL)中溶液に、DIEA(0.150mL、0.861mmol)およびCDI(0.027g、0.168mmol)を加えた。約1時間後、4−アミノメチルテトラヒドロピラン(0.020g、0.17mmol、Acros)を加え、反応混合物を周囲温度で約16時間撹拌した。反応混合物を約55℃で約24時間加熱した。DMAP(0.021g、0.168mmol)を加え、約55℃で約48時間撹拌を続けた。4−アミノメチルテトラヒドロピラン(0.400g、3.47mmol、Acros)を加え、約55℃で約24時間撹拌を続けた。溶媒を減圧下に除去した。粗製物をRP−HPLC(表1、方法m)により精製して、(cis)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)−N−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)ピロリジン−1−カルボキサミド(0.007g、10%)を生成物として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.32分;MSm/z:398(M+H)
+。
【1205】
【表48】
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【1206】
一般的手順YYY:マイケル付加
求核試薬(アミンまたはアルコールなど、好ましくは1当量)およびマイケル受容体(0.5−30当量、好ましくは2−5当量)の場合によって有機溶媒(DMF、EtOHまたはMeCNなど、好ましくはDMF)中混合物に、有機塩基(TEA、DIEAまたはDBUなど、好ましくはDBU、1−5当量、好ましくは1−2当量)を加える。反応混合物を約20−120℃(好ましくは約80℃)で約2−60時間(好ましくは約12−16時間)加熱する。場合によって、更にマイケル受容体(0.5−30当量、好ましくは2−5当量)を加え、続いて場合によって有機塩基(TEA、DIEAまたはDBUなど、好ましくはDBU、1−5当量、好ましくは1−2当量)を加え、反応混合物を約20−120℃(好ましくは約80℃)で約2−60時間(好ましくは約2−5時間)加熱する。TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、反応混合物を上記した条件に再度供する。次いで反応混合物を周囲温度に冷却する。場合によって、DCMを加え、懸濁液を濾過する。反応混合物または場合による濾液を減圧下に濃縮する。
【1207】
一般的手順YYYの説明
調製番号YYY.1:2−(3−((1S,3S,4R)−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンチルアミノ)オキセタン−3−イル)アセトニトリル
【1208】
【化371】
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【1209】
(1S,3R,4S)−3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン(0.605g、1.569mmol、調製番号33からFFFFF、調製番号E.1.1を用いてのGGGGG、PFPAAを用いてのKKKK、NaOHを用いてのD、KK、Yを用いて調製した)のDMF(6mL)中溶液に、2−(オキセタン−3−イリデン)アセトニトリル(0.298g、3.14mmol、J.Med.Chem.2010年、53巻(8号)、3227頁)を加え、反応混合物を約80℃で約15時間加熱した。2−(オキセタン−3−イリデン)アセトニトリル(0.149g、1.569mmol)を加え、反応混合物を約80℃で約3.5時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、真空中で濃縮し、残渣をDCM中0%から10%MeOHで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。ヘプタン中50%から100%EtOAc、続いてDCM中10%MeOHで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより2回目の精製をして、2−(3−((1S,3S,4R)−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンチルアミノ)オキセタン−3−イル)アセトニトリル(0.262g、33%)を粘稠性茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.75分;MSm/z481(M+H)
+。
【1210】
一般的手順ZZZ:カルボニル含有化合物へのグリニャールまたはアルキルリチウム付加
カルボニル含有化合物(好ましくは1当量)の有機溶媒(THF、1,4−ジオキサン、Et
2Oなど、好ましくはTHF)中溶液を約−78℃−50℃(好ましくは約0℃)に冷却し、続いて場合によって有機溶媒(THFまたはEt
2Oなど、好ましくはTHF)中の塩化リチウムなどの賦形剤(1−10当量、好ましくは4当量)を加える。反応溶液に、グリニャール試薬またはアルキルリチウムの有機溶媒(THFまたはEt
2Oなど、好ましくはEt
2O)中溶液を加え、得られた混合物を約−78℃−50℃で約15分−2時間(好ましくは約0℃で約20分間)撹拌し、次いで場合によって周囲温度に加温し、約2−16時間(好ましくは約4時間)撹拌する。反応が完結していなかった場合、グリニャール試薬またはアルキルリチウムの有機溶媒(THFまたはEt
2Oなど、好ましくはEt
2O)中溶液を更にまたはその一部を加えて、反応を完結させる。次いで反応混合物を場合によって約−78℃−0℃(好ましくは約−78℃)に冷却し、飽和NH
4Cl水溶液を加えてクエンチする。混合物を場合によって約5−30分(好ましくは約5分)撹拌し、続いて有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)を加える。層を分離し、有機溶液を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1211】
一般的手順ZZZの説明
実施例番号ZZZ.1:1−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−2−メチルプロパン−2−オール
【1212】
【化372】
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【1213】
エチル2−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセテート(0.166g、0.486mmol、実施例番号38、ステップH)のTHF(4mL)中溶液に、約0℃でTHF中塩化リチウム(0.5M、3.9mL)を、続いてEt
2O中メチルマグネシウムブロミド(3.0M、0.65mL)を加えた。約20分後、反応混合物を室温に加温した。約4時間後、反応混合物を約−78℃に冷却し、飽和NH
4Cl水溶液(約5mL)を加えた。約5分後、反応混合物を室温に加温し、EtOAc(約10mL)を加えた。層を分離し、有機溶液を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をEtOAc/MeOHで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、1−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)−2−メチルプロパン−2−オール(0.118g、74%)を発泡体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.64分;MSm/z328(M+H)
+。
【1214】
【表49】
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【1215】
一般的手順AAAA:DBUを用いるスルホンアミドの脱保護
有機溶媒(1,4−ジオキサン、MeOHまたはTHF/MeOH、MeCNなど、好ましくはMeCN)中のスルホンアミド、例えばスネホニル−保護化ピロール、(好ましくは1当量)を含むフラスコに、DBU(1−30当量、好ましくは5−6当量)を加える。混合物を約20−100℃(好ましくは約室温)で約1−72時間(好ましくは約24時間)撹拌する。TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、反応物を約30−100℃(好ましくは約45℃)で約1−48時間(好ましくは約12−24時間)加熱する。TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、更にDBU(1−20当量、好ましくは1当量)を加える。TLC、LC/MSまたはHPLCにより反応が完結していない場合に、これを繰り返すことができる。反応物を室温に冷却し、以下の方法の1つを用いて処理する。方法1.有機溶媒を場合によって減圧下に除去し、適切な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)および水またはブラインを加え、層を分離し、有機溶液を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固して、標的化合物を得た。方法2.反応混合物を減圧下に濃縮し、引き続く方法の1つにより直接精製する。
【1216】
一般的手順AAAAの説明
調製番号AAAA.1:(E/Z)−エチル2−((3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチリデン)アセテート
【1217】
【化373】
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【1218】
(E/Z)−エチル2−((3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチリデン)アセテート(2.00g、4.05mmol、調製番号III.1)のMeCN(20mL)中溶液に、DBU(3.70mL、24.51mmol)を加えた。反応混合物を室温で約16時間撹拌した。反応混合物を約45℃で約24時間加熱した。DBU(1.00mL、6.63mmol)を加え、約45℃で約24時間加熱を続けた。更にDBU(1.00mL、6.63mmol)を加え、約45℃で約24時間加熱を続けた。反応混合物を室温に冷却し、溶媒を減圧下に除去した。粗製物をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、(E/Z)−エチル2−((3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチリデン)アセテート(0.70g、51%)を茶褐色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.90−1.95分;MSm/z:340(M+H)
+。
【1219】
一般的手順BBBB:TBAFを用いるスルホンアミドの脱保護
スルホンアミド(好ましくは1当量)の有機溶媒(好ましくはTHF)中溶液に、約−30から65℃(好ましくは0℃)でTBAF(1−10当量、好ましくは3当量)を加える。更にTBAF(1−10当量、好ましくは3当量)を加えて、反応を完結に推進することができる。反応が許容レベルにまで進行した時点で、反応混合物を有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど、好ましくはEtOAc)と水相(水またはブラインなど)との間で分配する。有機層を分離し、場合によってブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、および/または濾過した後、減圧下に濃縮する。
【1220】
一般的手順BBBBの説明
調製番号BBBB.1
*:エチル2−((3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチリデン)アセテート
【1221】
【化374】
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【1222】
エチル2−((3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチリデン)アセテート(1.9g、3.85mmol、調製番号III.1)のTHF(30mL)中溶液に、約0℃でTBAFの溶液(11.55mL、11.55mmol、THF中1M)を加えた。約30分後、更にTBAF(7.70mL、7.70mmol、THF中1M)を加えた。約1時間後、EtOAcおよびブラインを反応混合物に加えた。有機層を分離し、真空中で濃縮し、EtOAcで溶離するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、立体異性体の混合物としてエチル2−((3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチリデン)アセテート(1.3g、100%)を得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.86および1.90分;MSm/z:340(M+H)
+。
【1223】
【表50】
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【1224】
一般的手順CCCC:KCNを用いるスルホンアミドの脱保護
有機溶媒(1,4−ジオキサン、MeOHまたはTHFなど、好ましくはMeOH)中のスルホンアミド、例えばスネホニル−保護化ピロール、(好ましくは1当量)を含むフラスコに、KCN(1−3当量、好ましくは2.2当量)を有機溶媒(1,4−ジオキサン、MeOHまたはTHFなど、好ましくはMeOH)中の溶液としてまたは固体として加える。混合物を周囲温度で約1−18時間(好ましくは約16時間)撹拌する。有機溶媒を場合によって減圧下に除去し、適切な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)および水を加える。層を分離し、有機溶液を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過またはデカント処理し、減圧下に濃縮乾固し、引き続く方法の1つにより直接精製する。
【1225】
一般的手順CCCCの説明
調製番号CCCC.1:3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルベンゾエート
【1226】
【化375】
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【1227】
3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルベンゾエート(5.00g、7.84mmol、実施例番号4ステップJから安息香酸を用いてのIIおよびBを用いて調製した)のMeOH(16mL)中混合物に、シアン化カリウム(0.74mL、17mmol)のMeOH(16mL)中溶液を加えた。反応物を周囲温度で約16時間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮して、残渣を得た。残渣を水(20mL)とDCM(20mL)との間で分配した。層を分離し、水層をDCM(3×10mL)で抽出した。次いで抽出物を飽和NaHCO
3水溶液で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、粗製の油を得た。粗製物をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルベンゾエート(2.30g、78%)を固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.08分;MSm/z:376(M+H)
+。
【1228】
【表51】
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【1229】
一般的手順DDDD:オキサジアゾールの形成
カルボン酸エステル(好ましくは1当量)の有機溶媒(DMF、NMP、THF、MeOH/トルエン、p−ジオキサンまたはMeOHなど、好ましくはMeOH/トルエン)中溶液に、塩基(K
2CO
3またはCs
2CO
3など、2−10当量、好ましくは2−4当量)およびアセトイミドアミド(1−20当量、好ましくは4−10当量)を加える。反応混合物を約100−160℃(好ましくは約130℃)で約15分から2時間(好ましくは約45分)マイクロ波照射下に加熱する。TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、更にアセトイミドアミド(1−20当量、好ましくは3−10当量)および/または塩基(K
2CO
3またはCs
2CO
3など
、2−10当量、好ましくは2−4当量)を加えることができる。反応混合物を約100−160℃(好ましくは約130−140℃)で約15分から2時間(好ましくは約45分)マイクロ波照射下に加熱する。アセトイミドアミドおよび/または塩基を添加するかもしくはせずに、更に加熱を場合によって繰り返す。代替として、アセトイミドアミド(1−20当量、好ましくは4−10当量)の有機溶媒(THFまたはp−ジオキサンなど、好ましくはTHF)中溶液に、塩基(NaHなど、1−5当量、好ましくは3当量)を加える。約0.5−2時間(好ましくは約0.5時間)後、カルボン酸エステル(好ましくは1当量)を加える。約0.25−3時間(好ましくは約0.25時間)後、反応混合物を約40−120℃(好ましくは約70℃)で約1−48時間(好ましくは約4時間)加熱する。反応物を加熱する場合、反応混合物を周囲温度に冷却する。反応物を以下の方法の1つを用いて処理する。方法1.有機溶媒を場合によって減圧下に除去し、適切な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)および水、ブラインまたは飽和NH
4Clを加え、層を分離する。有機溶液を水、ブラインまたは飽和NH
4Clで洗浄し、有機溶液を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固して、標的化合物を得る。方法2.反応混合物を減圧下に濃縮し、直接精製する。
【1230】
一般的手順DDDDの説明
調製番号DDDD.1:(5−(((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メタノール
【1231】
【化376】
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【1232】
エチル2−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセテート(0.195g、0.571mmol、実施例番号38、ステップH)のトルエン(1.00mL)およびMeOH(1.000mL)中溶液に、(Z)−N’,2−ジヒドロキシアセトイミドアミド(0.515g、5.71mmol、Tyger)およびK
2CO
3(0.195g、1.41mmol)を加えた。反応物をCEMマイクロ波中約130℃で2回それぞれ約45分(最大圧250psi、1分の傾斜、最大ワット300)加熱した。(Z)−N’,2−ジヒドロキシアセトイミドアミド(0.200g、2.22mmol、Tyger)を加え、反応混合物をCEMマイクロ波中約140℃で約45分(最大圧250psi、1分の傾斜、最大ワット300)加熱した。(Z)−N’,2−ジヒドロキシアセトイミドアミド(0.200g、2.22mmol、Tyger)およびK
2CO
3(0.100g、0.725mmol)を加え、反応混合物をCEMマイクロ波中約140℃で約45分間(最大圧250psi、1分の傾斜、最大ワット300)加熱した。溶媒を減圧下に除去した。残渣を水(20mL)およびEtOAc(50mL)に溶解した。水層をEtOAc(5×50mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、黄色残渣を得た。粗製物をEtOAc中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、(5−(((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メタノール(0.042g、20%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.67分;MSm/z:368(M+H)
+。
【1233】
【表52】
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【1234】
一般的手順EEEE:ホスゲンを用いる尿素の形成
ホスゲン(1−1.5当量、好ましくは1.2当量、トルエン中20%溶液)の有機溶液(DCMなど)中溶液に、不活性雰囲気下約0℃でアミンまたはアミン塩(好ましくは1当量)の有機溶媒(DCM、THFまたは1,4−ジオキサンなど、好ましくはDCM)中溶液またはスラリー液および有機塩基(TEA、DIEA、ピリジンなど、1−10当量、好ましくは5当量、好ましくはTEA)を加える。約0℃で約0.5−24時間(好ましくは約40分)後、2級アミンまたはアミン塩(1−10当量、好ましくは1−3当量)を、無溶媒でもしくは有機溶媒(DCM、THFまたはDMFなど、好ましくはDCM)および有機塩基(TEA、DIEA、ピリジンなど、1−10当量、好ましくは5当量、好ましくはTEA)中の溶液またはスラリー液として加える。反応混合物を約0℃で0.5−24時間(好ましくは45分)撹拌する。EtOAcまたはDCMなどの有機溶媒を場合によって加えて、塩基水溶液(NH
4OH水溶液または飽和Na
2CO
3水溶液など)を加える。次いで水層を場合によって更に有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)で抽出する。合わせた有機層を場合によって水またはブラインで洗浄し、真空中で濃縮するか、もしくは無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【1235】
一般的手順EEEEの説明
調製番号EEEE.1:(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)((cis)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ピロリジン−1−イル)メタノン
【1236】
【化377】
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【1237】
ホスゲン(0.400mL、0.761mmol、トルエン中20%)のDCM(1.5mL)中溶液に、N
2の風船下約0℃で1−((cis)−4−エチルピロリジン−3−イル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.250g、0.609mmol、実施例番号36、ステップF)のDCM(5.0mL)およびTEA(0.430mL、3.08mmol)中溶液を加えた。約0℃で約40分後、3,3−ジフルオロアゼチジン塩酸塩(0.095g、0.731mmol、Matrix)およびTEA(0.430mL、3.08mmol)のDCM(5.0mL)中溶液を滴下添加し、約0℃で約45分間撹拌した。飽和重炭酸ナトリウム水溶液(2mL)を加え、層を分離した。水層をDCM(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層を水(25mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、茶褐色残渣を得た。粗製物をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)((cis)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ピロリジン−1−イル)メタノン(0.208g、65%)を茶褐色残渣として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.17分;MSm/z:530(M+H)
+。
【1238】
一般的手順FFFF:エステルからのアミドの形成
エステル(好ましくは1当量)を仕込んだ圧力反応器に、アンモニアのプロトン性溶媒(エタノール、メタノールまたは水など、好ましくはメタノール)中溶液を加える。反応器を密封し、温度を約周囲温度から約200℃(好ましくは約85℃)で維持する。約1から10日(好ましくは約2日)後、反応混合物を室温に冷却し、反応混合物を真空中で濃縮して、粗製のアミドを得る。
【1239】
一般的手順FFFFの説明
実施例番号FFFF.1:4−(3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)ブタンアミド
【1240】
【化378】
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【1241】
エチル4−(3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)ブタノエート(0.080g、0.217mmol、調製番号25および(E)−エチル4−(ジエトキシホスホリル)ブト−2−エノエートからIII、Wを用いて調製した)およびアンモニア(MeOH中7N、6.2mL、43.3mmol)。反応容器を密封し、約85℃に加熱した。約2日後、管を室温に冷却し、反応混合物を真空中で濃縮して、4−((3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)ブタンアミド(0.074g、100%)を固体として得、これを更には精製せずに使用した:LC/MS(表1、方法c)R
t=0.50分;MSm/z:341(M+H)
+。
【1242】
一般的手順GGGG:一級アミドからのニトリルの形成
一級アミド(好ましくは1当量)の有機溶媒(DCM、THF、DCEなど、好ましくはDCM)中溶液に、脱水剤(TFAAまたはSOCl
2など、好ましくはTFAA)(1−20当量、好ましくは10当量)を加える。10から60℃(好ましくは周囲温度)で約1−20時間(好ましくは約4時間)後、反応混合物を真空中で濃縮する。
【1243】
一般的手順GGGGの説明
実施例番号GGGG.1:4−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)ブタンニトリルおよび4−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)ブタンニトリル
【1244】
【化379】
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【1245】
4−(3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)ブタンアミド(0.090g、0.264mmol、実施例番号FFFF.1)のDCM(3mL)中溶液に、TFAA(0.373mL、2.64mmol)を加えた。周囲温度で約4時間後、反応混合物を真空中で濃縮し、キラル分取HPLC(表2、方法33)により精製して、4−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)ブタンニトリル(0.013g、15%)(保持時間=16.1分、旋光度=負)LC/MS(表1、方法a)R
t=1.79分;MSm/z:323(M+H)
+および4−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)ブタンニトリル(0.010g、12%)(保持時間=13.7分、旋光度=負)LC/MS(表1、方法a)R
t=1.79分;MSm/z:323(M+H)
+を固体として得た。
【1246】
一般的手順HHHH:KOHまたはNaOHおよびTBABを用いるO−アルキル化
アルコール(好ましくは1当量)に、塩基水溶液(50重量/容量%KOHまたは50重量/容量%NaOHなど、1−60当量、好ましくは11−24当量)および溶媒(1,4−ジオキサンまたはTHFなど、好ましくは1,4−ジオキサン)を加え、反応混合物を約45−100℃(好ましくは約70℃)に加熱する。反応混合物にアルキルハライドまたはメシレート(1−30当量、好ましくは8−16当量)およびTBAB(0.05−2当量、好ましくは0.08−1.6当量)を加え、約8−48時間(好ましくは約24時間)撹拌する。代替として、添加の順序を逆にすることができる。TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、更に塩基(50重量/重量%KOH水溶液または50重量/重量%NaOH水溶液など、1−60当量、好ましくは11−24当量)、溶媒(1,4−ジオキサンまたはTHFなど好ましくは1,4−ジオキサン)、アルキルハライドまたはメシレート(1−30当量、好ましくは8−16当量)および/またはTBAB(0.05−2当量、好ましくは0.08−1.5当量)を場合によって添加して、約25−100℃(好ましくは約70℃)で約2−48時間(好ましくは約8−24時間)の加熱に反応物を再度供することができる。反応がこれ以上は進行しなくなるまでこのプロセスを繰り返す。周囲温度に冷却した後、反応物を以下の方法の1つを用いて処理する。方法1:水またはブラインを場合によって添加して、EtOAcまたはDCMなどの有機溶媒を加え、層を分離する。次いで水層を場合によってEtOAcまたはDCMなどの更なる有機溶媒で抽出する。合わせた有機層を場合によってブラインまたは水で洗浄し、無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過またはデカント処理し、減圧下に濃縮する。方法2:沈殿物を含む反応混合物を濾過できる。水またはブラインを場合によって添加して、濾液にEtOAcまたはDCMなどの有機溶媒を加え、層を分離する。次いで水層を場合によってEtOAcまたはDCMなどの更なる有機溶媒で抽出する。合わせた有機層を場合によってブラインまたは水で洗浄し、無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過またはデカント処理し、減圧下に濃縮する。
【1247】
一般的手順HHHHの説明
調製番号HHHH.1:3−(((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルオキシ)メチル)−5−メチルイソオキサゾール
【1248】
【化380】
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【1249】
3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノール(0.072g、0.179mmol、実施例番号35、ステップH)、KOH水溶液(50重量/容量%0.118g、2.10mmol)および1,4−ジオキサン(0.1mL)の混合物を約70℃に加熱した。反応混合物に、3−(ブロモメチル)−5−メチルイソオキサゾール(0.063g、0.359mmol,Maybridge)およびTBAB(0.004g、0.01mmol)を加え、反応混合物を約24時間撹拌した。反応混合物に、3−(ブロモメチル)−5−メチルイソオキサゾール(0.063g、0.36mmol,Maybridge)およびKOH水溶液(50重量/容量%0.118g、2.10mmol)を加え、約24時間撹拌を続けた。反応物を周囲温度に冷却し、EtOAc(10mL)および水(5mL)を加えた。層を分離し、水層をEtOAc(10mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−5%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、3−(((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルオキシ)メチル)−5−メチルイソオキサゾール(0.064g、72%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.58分;MSm/z:497(M+H)
+。
【1250】
一般的手順IIII:メシレートの形成
アルコール(好ましくは1当量)のDCMなどの有機溶媒中溶液に、約0−40℃(好ましくは室温)でTEAまたはヒューニッヒ塩基などの有機塩基(1−4当量、好ましくは2当量)を加え、続いてこの温度で塩化メシル(1−2当量好ましくは1.1当量)を滴下添加する。反応混合物を室温未満に冷却する場合、これをこの温度で約1−3時間(好ましくは約2時間)撹拌し、次いで場合によって周囲温度に加温し、終夜撹拌する。生成物を以下の方法の1つにより処理できた。1)反応混合物を濃縮する。2)反応混合物を飽和NAHCO
3水溶液およびブラインで洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮する。
【1251】
一般的手順IIIIの説明
調製番号IIII.1:3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルメタンスルホネート
【1252】
【化381】
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【1253】
塩化メシル(0.067mL、0.866mmol)を、3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノン(0.316g、0.787mmol、実施例番号35ステップH)およびTEA(0.219mL、1.57mmol)のDCM(8mL)中溶液に滴下添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM中0から60%EtOAc)により精製して、3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルメタンスルホネート(0.29g、77%)を白色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.53分;MSm/z480(M+H)
+。
【1254】
一般的手順JJJJ:求核試薬を用いるアルキルメシレート、トシレートまたはハライドの置換
丸底フラスコに、アルキルメシレート、トシレートまたはハライド(好ましくは1当量)およびDMF、DMA、NMPまたはDMSOなどの有機溶媒(好ましくはDMF)を仕込む。反応フラスコに、アジド、シアニド、チオアセテート、ピラゾールおよびトリアゾールなどであるが限定されない求核試薬のナトリウムまたはカリウム塩(好ましくはナトリウム塩)(1−10当量、好ましくは5.0当量)を少しずつ加える。求核試薬が既にナトリウムまたはカリウム塩ではない場合、鉱油中60%NaHなどの塩基(1−10当量、好ましくは使用した求核試薬と等モル量)を加える。混合物を約10−100℃(好ましくは周囲温度)で約1−24時間(好ましくは約20時間)撹拌する。HPLC、LC/MSまたはTLCによりモニターする際に反応が完結していない場合、更に使用した求核試薬および/または塩基(使用した最初の量の5−300%、好ましくは10%)を加え、反応を約0.5−24時間(好ましくは約2時間)続ける。反応物をEtOAcまたはDCMなどの有機溶媒(好ましくはEtOAc)と水との間で分配する。層を分離し、有機溶液を無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【1255】
一般的手順JJJJの説明
調製番号JJJJ.1:1−((1S,2R,4R)−4−アジド−2−エチルシクロペンチル)−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【1256】
【化382】
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【1257】
丸底フラスコに、3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルメタンスルホネート(0.83g、1.7mmol、調製番号IIII.1)およびDMF(7.0mL)を仕込んだ。反応フラスコに、アジ化ナトリウム(0.56g、8.6mmol)を加えた。混合物を周囲温度で約20時間撹拌した。更にアジ化ナトリウム(0.056g、0.86mmol)を加え、反応物を約2時間撹拌した。反応物をEtOAc(20mL)と水(20mL)との間で分配した。層を分離し、有機溶液を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、1−(−4−アジド−2−エチルシクロペンチル)−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.65g、88%)を茶褐色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.85分;MSm/z:427(M+H)
+。
【1258】
一般的手順KKKK:TFAAまたはPFPAAを用いるケトンの環化
場合によってアセトニトリルまたはDCMなどの有機溶媒(好ましくはアセトニトリル)に溶解したケトン(好ましくは1当量)に、TFA/TFAA(2−100当量/10−60当量、好ましくは2当量/10当量)またはPFPAA(2−30当量、好ましくは10当量)もしくは2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパン酸/PFPAA(1−10当量/5−50当量、好ましくは2当量/10当量)を約0℃から50℃(好ましくは周囲温度)で加える。反応物を加温し、約0℃から約80℃(好ましくは約60℃)で約0.5−48時間(好ましくは約2−4時間)撹拌する。更にTFAAまたはPFPAA(2−10当量)を加えて反応を完結することができる。MeOHを場合によって加えて、反応をクエンチする。反応混合物を減圧下に濃縮する。代替として、粗製混合物を場合によって濃縮する後、無機塩基水溶液(例えば、NaHCO
3またはK
2CO
3水溶液)と有機溶媒(例えば、EtOAcまたはDCM)との間で分配する。層を分離し、水層を有機溶媒(EtOAcおよび/またはDCMなど)で更に抽出する。合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄し、無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固する。
【1259】
一般的手順KKKKの説明
調製番号KKKK.1:3−トシル−8−(2−トシル−2−アザスピロ[3.3]ヘプタン−6−イル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン
【1260】
【化383】
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【1261】
2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)−1−(2−トシル−2−アザスピロ[3.3]ヘプタン−6−イル)エタノン(0.631g、1.089mmol、2−トシル−2−アザスピロ[3.3]ヘプタン−6−カルボン酸[J.Org.Chem、2010年、75巻、5941頁に記載されている通りに調製した]およびトリメチルシリルジアゾメタンを用いてのR、実施例番号3ステップEを用いてのS、TFAを用いてのEを用いて調製した)のMeCN(5mL)中溶液に、PFPAA(2.15mL、10.9mmol)を加えた。混合物を約60℃で約2時間加熱した。反応混合物をDCM(30mL)と飽和NAHCO
3水溶液(50mL)との間で分配した。層を分離し、水層をDCM(2×30mL)で更に抽出した。合わせた有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固した。ヘプタン中50−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーを用いて粗製物を精製して、3−トシル−8−(2−トシル−2−アザスピロ[3.3]ヘプタン−6−イル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(0.467g、76%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.53分;MSm/z562(M+H)
+。
【1262】
一般的手順LLLL:ケトンまたはアルデヒドからのブロモケトンの形成
有機溶媒(DCMまたはDCE、好ましくはDCM)中のケトンまたはアルデヒド(好ましくは1当量)に、約−20から20℃(好ましくは約0℃)でTEAまたはDIEAなどの有機塩基(好ましくはDIEA、1−20当量、好ましくは5−10当量)を加え、続いてトリメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート(1−8当量、好ましくは4.5当量)を加える。反応物を同一温度で約0.5から6時間(好ましくは約1時間)撹拌する。適切な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)を場合によって加える。水溶液(飽和NaHCO
3水溶液または水など)を加える。層を分離し、水層を場合によって更に有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)で抽出し、有機層または合わせた有機層を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、TMS−保護化エノール中間体を得る。中間体を有機溶媒(DCMまたはDCE、好ましくはDCM)に約−20から60℃(好ましくは室温)で溶解し、NaHCO
3またはNa
2CO
3などの無機塩基(好ましくはNaHCO
3、1−20当量、好ましくは4当量)およびNBS(1−3当量、好ましくは1当量)を加える。反応物を同一温度で約1−48時間(好ましくは約18時間)撹拌する。適切な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)および水溶液(飽和NAHCO
3水溶液または水など)を加え、層を分離し、有機溶液を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1263】
一般的手順LLLLの説明
調製番号LLLL.1:t−ブチル−(cis−5−(2−ブロモアセチル)−4−メチルテトラヒドロフラン−2−イル)メチル(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)カルバメート
【1264】
【化384】
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【1265】
t−ブチル(cis−5−アセチル−4−メチルテトラヒドロフラン−2−イル)メチル(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)カルバメート(0.54g、1.3mmol、調製番号MMMM.1からM.1を用いて調製した)のDCM(5mL)中溶液に、約0℃でDIEA(2.03mL、11.6mmol)およびトリメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート(1.06mL、5.82mmol)を加えた。反応物を約0℃で約1時間撹拌した。飽和NAHCO
3水溶液(10mL)を加え、層を分離した。水層をDCM(2×10mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM(5mL)に溶解し、NaHCO
3(0.435g、5.17mmol)およびNBS(0.230g、1.294mmol)を加えた。反応物を周囲温度で約18時間撹拌した。反応混合物を水(30mL)とDCM(30mL)との間で分配した。水層をDCM(2×30mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。生成物をヘプタン中0−30%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、t−ブチル−(cis−5−(2−ブロモアセチル)−4−メチルテトラヒドロフラン−2−イル)メチル(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)カルバメート(0.472g、73%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.76分;MSm/z:494、496(M−H)
−。
【1266】
一般的手順MMMM:ワインレブアミドからのケトンの形成
有機溶媒(例えば、DCM、MeCN、1,4−ジオキサンまたはTHF、好ましくはTHF)中のワインレブアミド(好ましくは1当量)に、グリニャールまたはアルキルリチウム試薬(1−10.0当量、好ましくは6当量)を約−30から40℃(好ましくは約−10℃)で加える。反応混合物を約−30から40℃(好ましくは約−10℃)で約1−24時間(好ましくは約5時間)撹拌する。反応混合物を酸水溶液(HCl水溶液など)で次いで水でクエンチし、有機溶媒(Et
2O、EtOAcまたはDCMなど)と水との間で分配する。層を分離し、水層を更に有機溶媒で抽出し、合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄できる。有機層を場合によって無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮する。
【1267】
一般的手順MMMMの説明
調製番号MMMM.1:N−((cis−5−アセチル−4−メチルテトラヒドロフラン−2−イル)メチル)−3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホンアミド
【1268】
【化385】
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【1269】
cis−N−メトキシ−N,3−ジメチル−5−((3,3,3−トリフルオロプロピルスルホンアミド)メチル)テトラヒドロフラン−2−カルボキサミド(0.70g、1.9mmol、調製番号43からHClを用いてのE、3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホニルクロリド(Matrix)を用いてのK、NaOHを用いてのZ、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸を用いてのHを用いて調製した)のTHF(5mL)中溶液に、約−10℃でメチルマグネシウムブロミド(Et
2O中3N、3.86mL、11.6mmol)を滴下添加した。反応混合物を約−10℃で約5時間撹拌した。HCl水溶液(1N、9.66mL、9.66mmol)を加えて反応をクエンチした。反応混合物を水(10mL)とDCM(20mL)との間で分配した。層を分離し、水層をDCM(2×20mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を減圧下に濃縮した。生成物をヘプタン中0−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N−((cis−5−アセチル−4−メチルテトラヒドロフラン−2−イル)メチル)−3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホンアミド(0.57g、93%)を透明油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.02分;MSm/z:318(M+H)
+。
【1270】
一般的手順NNNN:ケトンからのβ−ヒドロキシスルホンアミドの形成
有機溶媒(DCMまたはTHF、好ましくはTHF)中の場合によって置換されているメチルスルホンアミド(1−8当量、好ましくは1.5当量)に、約−20から20℃(好ましくは約0℃)でアルキルリチウム試薬(例えば、n−BuLi、t−BuLiまたはLDA、好ましくはn−BuLi、1−20当量、好ましくは1−2当量)を加える。反応物を約−20から20℃(好ましくは約0℃)で約0.5−72時間(好ましくは約1時間)撹拌する。得られた溶液を、約−20から20℃(好ましくは約0−5℃)でケトン(好ましくは1.0当量)の有機溶媒(DCMまたはTHF、好ましくはTHF)中溶液に滴下添加する。反応物を約−20から20℃(好ましくは約0−5℃)で約1−72時間(好ましくは約48時間)撹拌する。適切な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)および水溶液(飽和NAHCO
3水溶液または水など)を加え、層を分離し、有機溶液を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1271】
一般的手順NNNNの説明
調製番号NNNN.1:3−エチル−1−(モルホリノスルホニルメチル)−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノール
【1272】
【化386】
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【1273】
4−(メチルスルホニル)モルホリン(0.217g、1.314mmol、調製番号41)のTHF(4mL)中溶液に、約0℃でn−BuLi(ヘキサン中2.5M、0.53mL、1.3mmol)を加えた。反応混合物を約0℃で約1時間撹拌した。得られた溶液を、約0℃で3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノン(0.350g、0.876mmol、実施例番号35ステップG)のTHF(4mL)中溶液に滴下添加した。反応混合物を冷蔵庫中約4℃で約48時間維持した。反応混合物を水(5mL)とDCM(5mL)との間で分配した。層を分離し、水溶液をDCM(2×5mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を減圧下に濃縮した。生成物を0−2%MeOH/DCMの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより、次いでRP−HPLC(表1、方法l)により精製して、3−エチル−1−(モルホリノスルホニルメチル)−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノール(0.17g、34%)を黄色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.32および2.42分;MSm/z:565(M+H)
+。
【1274】
一般的手順OOOO:カルボネートの形成
有機溶媒(好ましくはピリジン)中のアルコール(好ましくは1当量)に、約−20℃から80℃(好ましくは周囲温度)でDMAP(0.1−5当量、好ましくは0.3当量)およびクロロホルメート(1−10当量、好ましくは2当量)を加える。反応混合物を約−20℃から80℃(好ましくは周囲温度)で約1−16時間(好ましくは約1時間)撹拌する。反応混合物を減圧下に濃縮するかまたは場合によって濾過するかの何れかを行い、有機溶媒(好ましくはEtOAc)で希釈し、水および塩基水溶液(飽和Na
2CO
3またはNaHCO
3水溶液など)または飽和ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1275】
一般的手順OOOOの説明
調製番号OOOO.1:(1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル4−ニトロフェニルカルボネート
【1276】
【化387】
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【1277】
ピリジン(10mL)中の(1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノールを高めたスケールミック混合物(1.20g、2.82mmol、実施例番号41、ステップN)に、DMAP(0.103g、0.846mmol)および4−ニトロクロロギ酸フェニル(0.853g、4.23mmol)を加えた。得られた混合物を周囲温度で約1時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、DCM中0−30%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、(1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル4−ニトロフェニルカルボネートを高めたスケールミック混合物(0.72g.43%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.64分;MSm/z:591(M+H)
+。
【1278】
一般的手順PPPP:カルバメートの形成、続いてスルホンアミドの加水分解
有機溶媒(好ましくは1,4−ジオキサン)中のカルボネート(好ましくは1当量)に、約−20から60℃(好ましくは周囲温度で)でアミン(2−10当量、好ましくは5当量)を、場合によってDMAP(0−5当量、好ましくは0当量)を加える。約1−16時間(好ましくは約1時間)後、水酸化ナトリウム水溶液(1−2N、好ましくは1N;1−10当量、好ましくは4当量)を加える。反応混合物を約25−100℃(好ましくは約60℃)で約10分−5時間(好ましくは約30分)撹拌し、反応物を加熱した場合、周囲温度に冷却した。反応混合物を減圧下に濃縮するかまたは層を分離するかの何れかを行い、水層を有機溶媒(好ましくはDCM)で抽出する。合わせた有機抽出物を水、塩基水溶液(飽和Na
2CO
3またはNaHCO
3水溶液など)または飽和ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、次いで減圧下に濃縮する。
【1279】
調製番号PPPP.1:(1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルシクロプロピルカルバメート
【1280】
【化388】
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【1281】
1,4−ジオキサン(1.5mL)中の(1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル4−ニトロフェニルカルボネートを高めたスケールミック混合物(実施例番号41ステップO、0.211g、0.357mmol)に、シクロプロピルアミン(0.102g、1.79mmol)を加えた。約1時間後、1N水酸化ナトリウム水溶液(1.5mL、1.5mmol)を加え、反応混合物を約60℃で約30分間加熱し、次いで周囲温度に冷却した。層を分離し、水層をDCM(3×5mL)で抽出した。合わせた有機層を減圧下に濃縮した。残渣をEtOAc中0−10%MeOHで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルシクロプロピルカルバメート(0.085g、67%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.73分;MSm/z:355(M+H)
+。
【1282】
【表53】
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【1283】
【表54】
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【1284】
一般的手順QQQQ:アルキルチオアセテートのアルキルスルホン酸への酸化
アルキルチオアセテート(好ましくは1当量)とギ酸(30−100当量、好ましくは36当量)との混合物に、H
2O
2水溶液(30%まで、3−10当量、好ましくは5当量)を滴下添加する。反応物を周囲温度で約1−8時間(好ましくは約2時間)撹拌する。反応物を飽和Na
2S
2O
3水溶液でクエンチし、DCMなどの有機溶媒で抽出する。有機抽出物を減圧下に濃縮する。得られた残渣を場合によってEtOAcなどの有機溶媒とブラインとの間で分配する。水性抽出物を減圧下に濃縮し、得られた残渣を場合によってMeOH、DCMまたはMeOH/DCMなどの有機溶媒または有機溶媒の混合物(好ましくはMeOH/DCM)で摩砕し、濾過する。濾液を減圧下に濃縮し、場合によって精製する。
【1285】
一般的手順QQQQの説明
調製番号QQQQ.1:(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタン−1−スルホン酸
【1286】
【化389】
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【1287】
S−(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルエタンチオエート(0.28g、0.58mmol、調製番号25、ステップEおよびDIBAL−HからP;IIII、ならびにチオ酢酸カリウムを用いてのJJJJを用いて調製した)とギ酸(0.80mL、20.8mmol)との混合物に、H
2O
2水溶液(30%まで、0.30mL、2.9mmol)を滴下添加した。反応物を周囲温度で約2時間撹拌した。反応物を飽和Na
2S
2O
3水溶液(25mL)でクエンチし、DCM(2×25mL)で抽出した。合わせた抽出物を減圧下に濃縮した。得られた残渣をEtOAcとブライン(それぞれ25mL)との間で分配した。水性抽出物を減圧下に濃縮した。得られた残渣をMeOH/DCM(1:1、50mL)に部分的に溶解し、濾過し、減圧下に濃縮した。得られた残渣をRP−HPLC(表1、方法y)により精製して、(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタン−1−スルホン酸(0.058g、20%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.60分;MSm/z:490(M+H)
+。
【1288】
一般的手順RRRR:臭化シアンを用いるジアミンの環化
置換されたジアミン(1当量)の有機溶媒(例えば、MeOHまたはEtOH、好ましくはMeOH)中混合物に、MeCN中の臭化シアンまたは臭化シアン(1−10当量、好ましくは8.0当量)を加える。混合物を周囲温度で約1−24時間(好ましくは約16時間)撹拌し、溶媒を減圧下に除去する。
【1289】
一般的手順RRRRの説明
調製番号RRRR.1
*:N−((1S,3S,4R)−3−(2−アミノ−6−トシルイミダゾ[4,5−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1(6H)−イル)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1290】
【化390】
[この文献は図面を表示できません]
【1291】
N−((1S,3S,4R)−3−(5−アミノ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イルアミノ)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.200g、0.301mmol、実施例番号23ステップI)のMeOH(3.0mL)中溶液に、臭化シアン(MeCN中5M、0.482mL、2.41mmol)を滴下添加した。反応物を周囲温度で約16時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N−((1S,3S,4R)−3−(2−アミノ−6−トシルイミダゾ[4,5−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1(6H)−イル)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパン−スルホンアミド(0.11g、67%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.00分;MSm/z:543(M+H)
+。
【1292】
一般的手順SSSS:NaNO
2を用いるジアミンの環化
ジアミン(好ましくは1当量)と酸性水溶液(水中6M HClなど)との混合物を約0℃に冷却する。次いでNaNO
2水溶液(1−5当量、好ましくは1−2当量)を加え、反応物を約0℃で約1−6時間(好ましくは約2−3時間)維持し、次いで室温にゆっくり加温するかまたは添加後直ちに室温にゆっくり加温する。約1−18時間(好ましくは約12−16時間)後、反応物を濾過し、水で洗浄して固体を集める。
【1293】
一般的手順SSSSの説明
調製番号SSSS.1
*:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシルピロロ[2,3−b][1,2,3]トリアゾロ[4,5−d]ピリジン−1(6H)−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1294】
【化391】
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【1295】
N−((1S,3S,4R)−3−(5−アミノ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イルアミノ)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.15g、0.23mmol、実施例番号23ステップI)とHCl水溶液(6N、1.0mL、6.00mmol)との混合物を約0℃に冷却した。NaNO
2(0.022g、0.32mmol)の水(0.2mL)中溶液を加え、反応物を約0℃で撹拌した。約3時間後、反応物を室温に加温した。約15.5時間後、反応物を濾過して真空濾過により黄色固体を集め、水(10mL)で洗浄した。粗製の固体をDCM中0−20%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシルピロロ[2,3−b][1,2,3]トリアゾロ[4,5−d]ピリジン−1(6H)−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.088g、74%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.44分;MSm/z:529(M+H)
+。
【1296】
一般的手順TTTT:スクアルアミドの形成
3−アミノ−4−メトキシシクロブト−3−エン−1,2−ジオン(好ましくは1当量)、アミン(1−5当量、好ましくは2当量)、DIEAまたはTEAなどの有機塩基(1−10当量、好ましくは5−6当量のDIEA)およびMeOHまたはDCEなどの適切な有機溶媒(好ましくはMeOH)の混合物を約40から65℃(好ましくは約50℃)で加熱した。約1−24時間(好ましくは約12−18時間)後、反応物を濾過し、水で洗浄して固体を集める。
【1297】
一般的手順TTTTの説明
調製番号TTTT.1
*:3−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルアミノ)−4−(3,3,3−トリフルオロプロピルアミノ)シクロブト−3−エン−1,2−ジオン
【1298】
【化392】
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【1299】
3−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルアミノ)−4−メトキシシクロブト−3−エン−1,2−ジオン(0.090g、0.17mmol、調製番号29)、3,3,3−トリフルオロプロパン−1−アミン塩酸塩(0.050g、0.337mmol、Fluorochem Limited)、DIEA(0.18mL、1.0mmol)およびMeOH(1.2mL)の混合物を約50℃で加熱した。約18時間後、反応物を室温に冷却した。固体を真空濾過により集め、MeOH(約3−5mL)で洗浄し、次いで真空乾燥器中約60℃で乾燥して、3−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルアミノ)−4−(3,3,3−トリフルオロプロピルアミノ)シクロブト−3−エン−1,2−ジオン(0.083g、79%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.27分;MSm/z:616(M+H)
+。
【1300】
一般的手順UUUU:アジドのアミンへの還元
アジド(好ましくは1当量)の適切な有機溶媒(THFまたは1,4−ジオキサンなど、好ましくはTHF)および水中溶液に、トリフェニルホスフィン(1−2当量、好ましくは1.2当量)を加える。反応混合物を約室温−80℃(好ましくは約45℃)で約1−24時間(好ましくは約7時間)撹拌する。加熱する場合、反応混合物を室温に冷却する。反応混合物を以下の方法の1つを用いて処理する。方法1.反応混合物を有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど)に希釈し、水を加える。層を分離し、有機溶液を場合によって水および/またはブラインで洗浄し、無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧下に除去する。方法2.反応混合物を減圧下に濃縮する。
【1301】
一般的手順UUUUの説明
調製番号UUUU.1:3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン
【1302】
【化393】
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【1303】
丸底フラスコに、1−(−4−アジド−2−エチルシクロペンチル)−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.650g、1.52mmol、調製番号25からNaOHを用いてのD、KK、NaBH
4を用いてのP、IIII、NaN
3を用いてのJJJJを用いて調製した)、THF(8.0mL)および水(1.6mL)を仕込んだ。フラスコにトリフェニルホスフィン(0.480g、1.83mmol)を加えた。反応混合物を約45℃に約7時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、EtOAc(20mL)および水(15mL)を加えた。層を分離し、有機溶液を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して油を得、これを静置すると固化した。粗製物をDCM中1−10%DCM/MeOH/DEA(900:90:10)の勾配で溶離するフラッシュシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。生成物を含むフラクションを合わせ、減圧下に濃縮して油を得、次いでこれを真空ポンプ上で終夜乾燥して、3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミンを粘着性油として得た(0.49g、80%):LC/MS(表1、方法b)R
t=1.85分;MSm/z401(M+H)
+。
【1304】
一般的手順VVVV:ヘテロアリールハライドからのケトンの形成
ヘテロアリールハライド(好ましくは1当量)の有機溶媒(例えば、THF)中溶液に、約−100℃から0℃(好ましくは約−78℃)でアルキルリチウム塩基(1−2当量)(好ましくはsec−ブチルリチウム、1.3当量)を滴下添加する。反応混合物を約−100℃から0℃(好ましくは約−78℃)で約15分から5時間(好ましくは約1時間)撹拌する。アシル化剤(例えば酸クロリド、ワインレブアミドまたはアシルイミダゾールなど、好ましくは酸クロリド、1−3当量、好ましくは1.5当量)の溶液。反応混合物を周囲温度にし、水を加える。層を分離し、次いで水層をDCMまたはEtOAcなどの有機溶媒で抽出する。次いで合わせた有機層を水および/またはブラインで洗浄し、無水MgSO
4またはNaSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。
【1305】
一般的手順VVVVの説明:
調製番号VVVV.1:tert−ブチル4−(2−(5−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【1306】
【化394】
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【1307】
5−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.338g、1.09mmol、Adesis)のTHF(5.5mL)中溶液に、約−78℃でsec−ブチルリチウム(1.015mL、1.421mmol)を滴下添加した。反応混合物を約−78℃で約1時間撹拌し、次いでtert−ブチル4−(2−クロロ−2−オキソエチル)ピペリジン−1−カルボキシレート(0.429g、1.64mmol、調製番号WWWW.1)のTHF(2mL)中懸濁液を加えた。反応混合物を約−78℃で約1時間撹拌し、次いで周囲温度にした。水(5mL)を加え、生成物をDCM(3×10mL)中に抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をヘプタン中0−30%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチル4−(2−(5−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)ピペリジン−1−カルボキシレート(0.147g、25%)を無色油として得た:LC/MS(表1、方法r)R
t=3.97分;MSm/z:534/536(M+H)
+
【1308】
一般的手順WWWW:酸クロリドの形成。
【1309】
カルボン酸(好ましくは1当量)の有機溶媒(例えば、DCMまたはDCE、好ましくはDCM)中溶液に、塩化オキサリル(1−5当量、好ましくは1−2当量)およびN,N−ジメチルホルムアミド(0.05−0.5当量、好ましくは0.1当量)を加える。反応混合物を約0から50℃(好ましくは周囲温度)で約30分から15時間(好ましくは3時間)撹拌する。溶媒を減圧下に除去し、残渣を更には精製せずに次のステップにする。
【1310】
一般的手順WWWWの説明:
調製番号WWWW.1:tert−ブチル4−(2−クロロ−2−オキソエチル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【1311】
【化395】
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【1312】
2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル)酢酸(3.84g、15.78mmol)(エチル2−(ピペリジン−4−イル)アセテート(Oakwood)からM、Zを用いて調製した)のDCM(79mL)中溶液に、周囲温度で塩化オキサリル(1.658mL、18.94mmol)およびDMF(0.115g、1.58mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約3時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去して、tert−ブチル4−(2−クロロ−2−オキソエチル)ピペリジン−1−カルボキシレート(4.13g、100%)を薄黄色固体として得た。生成物を更には精製せずに次のステップに使用した。
【1313】
一般的手順XXXX:ヒドラゾンの形成。
ケトン(好ましくは1当量)の有機溶媒(好ましくはEtOH)中混合物に、ヒドラジン(5−100当量、好ましくは45−55当量)および酢酸(1−10当量、好ましくは4−6当量)を加える。反応混合物を周囲温度から還流状態で(好ましくは還流状態で)約1−24時間(好ましくは約16時間)撹拌する。溶媒を減圧下に除去し、粗製物を有機溶媒(DCMなど)に溶解し、無水MgSO
4またはNaSO
4で脱水する。溶媒を減圧下に除去する。
【1314】
一般的手順XXXXの説明:
調製番号XXXX.1:tert−ブチル4−(2−(5−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−2−ヒドラゾノエチル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【1315】
【化396】
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【1316】
tert−ブチル4−(2−(5−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)ピペリジン−1−カルボキシレート(1.00g、1.87mmol)のEtOH(6.4mL)中懸濁液に、無水ヒドラジン(2.94mL、94.0mmol)およびAcOH(0.536mL、9.36mmol)を加えた。反応混合物を約16時間還流状態で撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、粗製物をDCMに溶解し、無水MgSO
4で脱水した。溶媒を除去し、DCM(3mL)を加えた。固体を濾別し、濾液をDCM中0−10%MeOHで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、E/Z異性体の1/1混合物から成るtert−ブチル4−(2−(5−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−2−ヒドラゾノエチル)ピペリジン−1−カルボキシレート(0.324g、44%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法r)R
t=1.46および1.53分;MSm/z:392/394および392/394(M+H)
+。
【1317】
一般的手順YYYY:α−ハロアルデヒドを用いる環化
α−ハロアルデヒド(1−20当量、好ましくは1.5当量)および保護化した2−アミノ−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(好ましくは1当量)に、TsOHまたは硫酸などの酸触媒(0.05−0.2当量)を用いてまたは用いずに、場合によってDCE、DMF、1,4−ジオキサン、EtOH、n−ブタノールまたはトルエンなどの有機溶媒(好ましくはn−ブタノールまたは1,4−ジオキサン)を加える。反応混合物を約室温−150℃(好ましくは約90℃)で約30分−72時間(好ましくは約48時間)撹拌する。場合によって、反応混合物を約100−150℃(好ましくは約130℃)で約30分−15時間(好ましくは約9時間)マイクロ波加熱に供することができる。TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、反応物を約25−100℃(好ましくは約70℃)で約2−48時間(好ましくは約8−24時間)、場合によって添加して加熱に再度供することができる。TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、追加の1,4−ジオキサンなどの有機溶媒中のα−ハロアルデヒド(1−20当量、好ましくは2.5当量)を一回または複数回加えて、約室温−150℃(好ましくは約125℃)で反応を続ける。揮発物を減圧下に除去する。場合によって、粗製混合物を水、NH
4Cl水溶液またはNaHCO
3水溶液で希釈する。生成物を濾過により単離でき、または有機溶媒(例えば、EtOAcまたはDCM)を加えることができる。層を分離し、水層を有機溶媒(EtOAcおよび/またはDCMなど)で更に抽出できる。合わせた有機層を場合によって更にNH
4Cl水溶液、NaHCO
3水溶液、水および/またはブラインなどの水溶液で洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固する。
【1318】
一般的手順YYYYの説明
調製番号YYYY.1:エチル3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−カルボキシレート
【1319】
【化397】
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【1320】
エチル2−クロロ−3−オキソプロパノエート(1.60g、7.65mmol、US2009005359A1に記載されている通りに調製した)および1,4−ジオキサン(10.0mL)の溶液を、窒素下5−トシル−5H−ピロロ[3,2−b]ピラジン−2−アミン(1.45g、5.03mmol、調製番号E.1.1)に加えた。無水ブタン−1−オール(30.0mL)を加え、還流冷却器を装着し、システムを密封した。約30分後、混合物を約80℃に加温した。溶液を周囲温度に冷却した。エチル2−クロロ−3−オキソプロパノエート(2.78g、13.3mmol)および1,4−ジオキサン(5mL)の溶液を加えた。約30分後、反応混合物を約80℃に加温した。約30分後、混合物を約125℃に加温した。約48時間後、茶褐色溶液を周囲温度に冷却した。揮発物を減圧下に除去した。残渣をヘプタン中5−50%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、エチル3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−カルボキシレート(1.16g、60%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.52分;MSm/z385(M+H)
+。
【1321】
一般的手順ZZZZ:SOCl
2を用いての環化
アミド、尿素、ヒドラジドまたはケトン(好ましくは1当量)に、無溶媒でもしくは1,4−ジオキサン、DCEまたはトルエンなどの有機溶媒(好ましくは1,4−ジオキサン)中溶液として、場合によってピリジンまたはTEAなどの緩衝する共溶媒(好ましくはTEA)と共に、SOCl
2(1.3−200当量、好ましくは3当量)を無溶媒でもしくは1,4−ジオキサン、DCEまたはトルエンなどの有機溶媒中溶液としての何れかで加える。場合によって、反応容器を、添加中約−10から25℃(好ましくは約0℃)に冷却する。代替として、添加の順序を逆にすることができる。反応混合物を約30から100℃(好ましくは約80℃)に約0.5から24時間(好ましくは約2時間)加温する。反応混合物を周囲温度に冷却する。揮発物を場合によって減圧下に除去し、DCM、1,4−ジオキサンまたはEtOAcなどの有機溶媒(好ましくはEtOAc)を加える。有機層をHCl水溶液、NaOH水溶液、NaHCO
3水溶液、NH
4Cl水溶液、Na
2CO
3水溶液または水などの水溶液(好ましくはNa
2CO
3水溶液)で場合によって冷却しながら洗浄し、生成物を上記した1つまたはそれ以上の精製方法を用いて単離する。場合によって、保護基を上記した一般的手順を用いて除去できる。
【1322】
調製番号ZZZZ.1:tert−ブチル(trans−4−((6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)メチル)シクロヘキシル)メチルカルバメート
【1323】
【化398】
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【1324】
塩化チオニル(0.030mL、0.41mmol)を、窒素下tert−ブチル(trans−4−(2−オキソ−2−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジニル)エチル)シクロヘキシル)メチル−カルバメート(0.127g、0.228mmol、trans−(4−アミノメチルシクロヘキシル)酢酸塩酸塩[AstaTech]からM、実施例番号1、ステップD、HATU、TEAからHを用いて調製した)、TEA(0.160mL、1.15mmol)および1,4−ジオキサン(2.3mL)の溶液に滴下添加した。還流冷却器を装着し、反応混合物を約80℃に加温した。約2時間後、溶液を周囲温度に冷却し、Na
2CO
3水溶液(2M、3.4mL、6.8mmol)を加え、2相混合物を約80℃に加温した。約2時間後、脱保護の速度が遅いため、NaOH水溶液(2M、0.570mL、1.14mmol)を加えた。約17時間後、混合物を周囲温度に冷却した。反応溶液を水(5mL)で希釈し、次いでEtOAc(2×10mL)で抽出した。合わせた有機物を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM中2−8%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチル(trans−4−((6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)メチル)シクロヘキシル)メチルカルバメート(0.0565g、63%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.85分;MSm/z:385(M+H)
+。
【1325】
一般的手順AAAAA:アリールハライドからのカルボン酸またはエステルの形成
アリールまたはヘテロアリールハライド(好ましくは1当量)を、DMF、1,4−ジオキサン、THF、Et
2Oまたはトルエンなどの有機溶媒(好ましくはDMFまたはTHF)に溶解または懸濁する。ハライドをn−、t−またはsec−ブチルリチウムなどの塩基(1−3当量)またはイソプロピルマグネシウムブロミドなどのグリニャール試薬(1−3当量)を用いてトランスメタル化し、次いでCO
2でトラップしてカルボン酸を得、続いて酸性処理を行う。代替として、アリールまたはヘテロアリールハライドの溶液をCs
2CO
3、K
2CO
3またはTEAなどの塩基(1−10当量、好ましくはTEA、2当量)で処理できる。場合によって、MeOH(1−200当量、好ましくは50当量)を加える。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)−CH
2Cl
2付加物、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)、ビス(トリフェニルホスフィン)ジクロロパラジウムまたはテトラキス(トリフェニルホスフィンパラジウム(0)などのパラジウム源(0.02−1当量、好ましくは[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)−CH
2Cl
2付加物、0.1当量)を加える。混合物をCO雰囲気下に置き、次いで約40−120℃(好ましくは約100℃)に約0.5−24時間(好ましくは約4.5時間)加温する。反応物をナトリウムメトキシドまたはNaOH水溶液(1−100当量)を用いてクエンチし、有機溶媒(例えば、EtOAcまたはDCM)を加える。層を分離し、水層を有機溶媒(EtOAcおよび/またはDCMなど)で更に抽出できる。合わせた有機層を場合によって更にブラインなどの水溶液で洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固する。
【1326】
一般的手順AAAAAの説明
調製番号AAAAA.1:メチル6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−8−カルボキシレート
【1327】
【化399】
[この文献は図面を表示できません]
【1328】
窒素でパージした8−ヨード−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.050g、0.12mmol、調製番号GGG.1.1およびNaHからKKを用いて調製した)、TEA(0.034mL、0.24mmol)、MeOH(0.25mL、6.2mmol)およびDMF(0.6mL)の溶液に、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(0.0098g、0.012mmol)を加えた。混合物をCOでパージし、COの風船を反応容器に取り付けた。混合物を約100℃に加温した。約4.5時間後、溶液を周囲温度に冷却した。水(5mL)を加え、混合物をEtOAc(2×10mL)で抽出した。合わせた有機物を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物を30分かけて25−75%EtOAc/ヘプタンの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、メチル6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−8−カルボキシレート(0.0311g、74%)を得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.74分;MSm/z:348(M+H)
+。
【1329】
一般的手順BBBBB:オルトエステルを用いる環化
オルトエステル(1−20当量、好ましくは10当量)および保護化した2−ヒドラジニル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(好ましくは1当量)に、TsOHまたはTFAなどの酸触媒(0.05−0.2当量)を用いてまたは用いずに、場合によってDCE、DMF、1,4−ジオキサンまたはトルエンなどの有機溶媒(好ましくはDMF)を加える。混合物を周囲温度で静置し、または約30−100℃(好ましくは約100℃)で約0.5−24時間(好ましくは約17時間)加温する。揮発物を減圧下に除去することができる。場合によって、粗製混合物を水、NH
4Cl水溶液またはNaHCO
3水溶液で希釈できる。生成物を濾過により単離し、有機溶媒(例えば、EtOAcまたはDCM)を加えることができる。代替として、有機溶媒を水溶液混合物に直接加えることができる。層を分離し、水層を有機溶媒(EtOAcおよび/またはDCMなど)で更に抽出できる。合わせた有機層を場合によって更にNH
4Cl水溶液、NaHCO
3水溶液、水および/またはブラインなどの水溶液で洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固する。
【1330】
一般的手順BBBBBの説明
調製番号BBBBB.1:6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【1331】
【化400】
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【1332】
オルトギ酸トリエチル(76.0mL、456mmol)を、窒素下2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(13.8g、45.4mmol、実施例番号1、ステップD)とDMF(45mL)との混合物に加えた。還流冷却器を装着し、混合物を約100℃に加温した。約17時間後、溶液を周囲温度に冷却した。揮発物を減圧下に除去した。残渣を水(100mL)中でスラリーにし、次いで濾過し、水で濯いだ。水相をEtOAc(200mL)で抽出した。有機物を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。物質を沈殿物と合わせ、次いでDCM中0−5%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(10.4g、73%)を得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.59分;MSm/z314(M+H)
+。
【1333】
一般的手順CCCCC:アリールまたはヘテロアリールハライドのスティレカップリング
アリール、ヘテロアリールまたはビニルスタンナン(好ましくは1.3当量)およびアリール、ヘテロアリールまたはアルケネイルハライド(好ましくは1当量)のDMF、1,4−ジオキサンまたはトルエンなどの有機溶媒(好ましくはDMF)中脱気溶液に、Cs
2CO
3、K
2CO
3またはTEAなどの塩基(1−10当量)を加えることができる。場合によって、LiClなどの添加物(1−10当量、好ましくは3当量)、CsF(1−10当量、好ましくは1.5当量)および/またはCuI(0.05−0.5当量、好ましくは0.2当量)を加えることができる。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウムなどのパラジウム(0)源もしくはビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリドまたは酢酸パラジウムなどのパラジウム(II)源(0.01−0.2当量、好ましくはテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、好ましくは0.1当量)を加える。混合物を約40から150℃(好ましくは約80℃)で熱的にまたはマイクロ波を用いて約0.5から72時間(好ましくは約4時間)加温する。溶液を室温に冷却し、揮発物を減圧下に除去することができ、粗製混合物を水、NH
4Cl水溶液、NaHCO
3水溶液およびEtOAcまたはDCMなどの有機溶媒で希釈する。固体が存在する場合、得られた反応混合物を濾過してこれを除去した。得られた濾液の層を分離し、水層を更に有機溶媒で抽出できる。合わせた有機層を場合によって更にブラインなどの水溶液で洗浄し、次いで無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固する。
【1334】
一般的手順CCCCCの説明
調製番号CCCCC.1:8−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−4−イル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【1335】
【化401】
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【1336】
8−ブロモ−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.030g、0.076mmol、調製番号BBBBB.1およびNaOHからD、NBSを用いてのGGG.1、TsClおよびNaHを用いてのK.1を用いて調製した)、2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−4−(トリブチルスタンニル)ピリミジン(0.054g、0.12mmol、調製番号39)、LiCl(0.010g、0.24mmol)、CuI(0.003g、0.02mmol)、CsF(0.017g、0.12mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.009g、0.008mmol)を含むバイアルを、窒素下排気し次いで窒素で逆充填した。1,4−ジオキサン(0.5mL)を加え、窒素を混合物に約30分間吹き込んだ。反応容器を密封し、混合物を約80℃に加温した。約4時間後、混合物を周囲温度に冷却した。混合物を水(5mL)およびEtOAc(5mL)で希釈し、次いで注射器フィルターを通して濾過した。層を分離し、水相をEtOAc(5mL)で抽出した。合わせた有機物を減圧下に濃縮した。残渣を40分かけてDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、8−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−4−イル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.026g、69%)を得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.56分;MSm/z490(M+H)
+。
【1337】
一般的手順DDDDD:シランを用いるCbz−保護化アミンの脱保護
Cbz−保護化アミン(好ましくは1当量)およびシラン(例えば、トリエチルシラン、t−BuMe
2SiH(好ましくはトリエチルシラン、10−500当量、好ましくは100当量))の溶液に、TEAまたはDIEAなどの有機塩基(好ましくはTEA、0.1−10当量、好ましくは0.2当量)およびパラジウム触媒(例えば、塩化パラジウム(II)、酢酸パラジウム(II)、トリス(ベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)、ビス(アセテート)トリフェニルホスフィンパラジウム(II)またはジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II);好ましくは塩化パラジウム(II)、0.01−0.20当量、好ましくは0.1当量)を加える。反応物を約40から180℃(好ましくは約120℃)で約1から48時間(好ましくは約8時間)加熱する。触媒を濾別し、濾液を減圧下に濃縮する。反応混合物を場合によって適切な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)および水を加えることにより処理する。層を分離し、有機溶液を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【1338】
一般的手順DDDDDの説明
調製番号DDDDD.1:8−(ピペリジン−4−イル)−3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン
【1339】
【化402】
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【1340】
ベンジル4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(0.580g、1.15mmol、1−(ベンジルオキシカルボニル)ピペリジン−4−カルボン酸(Matrix)からR、実施例番号3ステップEからS、TFAを用いてのE、PFPAAを用いてのKKKK、NaOHを用いてのD、KKを用いて調製した)、TEA(0.03mL、0.229mmol)、塩化パラジウム(II)(0.020g、0.115mmol)のトリエチルシラン(18.3mL、115mmol)中溶液を約120℃で約8時間加熱した。触媒を濾別し、濾液を減圧下に濃縮した。生成物をDCM中0−10%(90:9:1)(MeOH/DCM/DEA)の勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、8−(ピペリジン−4−イル)−3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(0.234g、55%)を茶褐色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.93分;MSm/z:372(M+H)
+。
【1341】
一般的手順EEEEE:グアニジンの形成
有機溶媒(例えば、DMF、MeCN、1,4−ジオキサンまたはTHF、好ましくはDMF)中のアミン(好ましくは1当量)に、塩基水溶液(例えば、Na
2CO
3水溶液、NaOH、K
2CO
3またはNaHCO
3;(好ましくはNa
2CO
3、2−20当量、好ましくは2−10当量))もしくはTEAまたはDIEAなどの有機塩基(好ましくはDIEA、1−5当量、好ましくは4当量)を加え、1H−ピラゾール−1−カルボキシミドアミド塩酸塩(1−10.0当量、好ましくは3当量)を加える。反応物を約10−40℃(好ましくは室温)で約2−90時間(好ましくは約72時間)撹拌し、以下の方法の1つを用いて処理する。方法1:有機溶媒(Et
2O、EtOAcまたはDCMなど)および水を加え、層を分離する。水層を更に有機溶媒で抽出し、合わせた有機層を場合によってブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、次いでデカント処理または濾過した後、減圧下に濃縮する。方法2:反応混合物を直接精製する。
【1342】
一般的手順EEEEEの説明
調製番号EEEEE.1:4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)ピペリジン−1−カルボキシミドアミド
【1343】
【化403】
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【1344】
8−(ピペリジン−4−イル)−3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(0.100g、0.269mmol、調製番号DDDDD.1)、1H−ピラゾール−1−カルボキシミドアミド、塩酸塩(0.118g、0.807mmol)およびDIEA(0.188mL、1.08mmol)のDMF(2mL)中溶液を室温で約72時間撹拌した。反応混合物をRP−HPLC(表1、方法l)により精製して、4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)ピペリジン−1−カルボキシミドアミド(0.037g、33%)を茶褐色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.82分;MSm/z:414(M+H)
+。
【1345】
一般的手順FFFFF:スルホキソニウムイリドの形成
カルボン酸(好ましくは1当量)の有機溶媒(THF、2−メチルテトラヒドロフランまたはMTBEなど、好ましくはTHF)中懸濁液に、ヒューニッヒ塩基またはTEAなどの有機塩基(好ましくはTEA)(1.2−3.5当量、好ましくは3.5当量)およびDCCまたはHATUなどの活性化剤(好ましくはHATU)(1−1.5当量、好ましくは1.01当量)を加える。反応物を10から40℃好ましくは周囲温度で約1−20時間(好ましくは約1−2時間)撹拌する。分液フラスコ中、トリメチルスルホキソニウムクロリド(1.25−5当量、好ましくは3当量)を、ナトリウムtert−ブトキシドまたはカリウムtert−ブトキシドなどの塩基(3−5当量、好ましくは3.15当量)の有機溶媒(THF、2−メチルテトラヒドロフランまたはMTBEなど、好ましくはTHF)中懸濁液に加える。反応物を約60から70℃(好ましくは65℃)で約2−4時間(好ましくは約3時間)撹拌する。懸濁液を約−5から5℃に冷却し、上記活性化エステル溶液を約20−60分かけて滴下添加する。反応混合物を約−5から5℃で約1−20時間(好ましくは約1−2時間)撹拌する。反応混合物を水で約0から40℃(好ましくは周囲温度)にて約2−50分かけて滴下クエンチし、周囲温度で約0.2−20時間(好ましくは約18時間)撹拌する。反応物を減圧下に濃縮して揮発物を除去し、次いで有機溶媒(EtOAcなど)と水との間で分配する。水層を、場合によって更にEtOAcなどの有機溶媒で抽出する。合わせた有機層を水で洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【1346】
一般的手順FFFFFの説明
調製番号FFFFF.1:2−(4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキシル)−ジメチルスルホキソニウム−2−オキソ−エチリド
【1347】
【化404】
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【1348】
250mLフラスコに、THF(60mL)中の4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸(5.6g、17.3mmol)、HATU(6.75g、17.4mmol)およびTEA(8.45mL、60.6mmol)を加えて、白色懸濁液を得た。反応混合物を周囲温度で約1時間撹拌した。500mLフラスコに、THF(60mL)中のトリメチルスルホキソニウムクロリド(6.82g、51.9mmol)およびカリウムtert−ブトキシド(6.44g、54.5mmol)を加えて、更に白色懸濁液を得た。反応混合物を約65℃で約3時間撹拌した。反応混合物を約5℃に冷却した。上記活性化エステル溶液を約50分かけて滴下添加した。反応混合物を約0−5℃で約90分間撹拌した。水(120mL)を約0−5℃で約25分かけて滴下添加することにより反応混合物をクエンチした。反応混合物を約0−5℃で約30分間、次いで周囲温度で約18時間撹拌した。混合物を減圧下に濃縮して、白色懸濁液を得た。懸濁液をEtOAc(300mL)と水(200mL)との間で分配した。水層をEtOAc(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を水(50mL)およびブライン(3×40mL)で洗浄した。有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮した。残渣を熱MeOH(100mL)に溶解し、減圧下に濃縮した。油を熱MeOH(60mL)に溶解し、濃縮して、白色固体を得た。固体を約55℃でMeOH(36mL)および水(12mL)に溶解した。溶液を周囲温度に、次いで約5℃に冷却した。更に3:1MeOH/水(40mL)を懸濁液に加えた。懸濁液を濾過し、1:1MeOH/水(20mL)で、次いでヘプタン(20mL)で洗浄した。集めた湿潤ケーキを加熱した真空オーブン中約60℃で約72時間乾燥して、2−(4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキシル)−ジメチルスルホキソニウム−2−オキソ−エチリド(5.44g、79%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.42、1.45分;MSm/z398(M+H)
+。
【1349】
一般的手順GGGGG:スルホキソニウムイリドとアミンとの反応
スルホキソニウムイリド(好ましくは1当量)とアミン(0.7−2当量、好ましくは1.2当量)との混合物に、触媒([Ir(COD)Cl]
2、[(COD)Ir(OMe)]
2、(COD)Ir(acac)、Ir(COD)
2BF
4、Ir(COD)
2BArF、Rh
2(OAc)
2、Rh
2(TFA)
4、[Ru(cym)Cl
2]
2、RuCl
2(PPh
3)
3,、RuCl
2(DMSO)
4など、好ましくは[Ir(COD)Cl]
2(0.01−0.1当量、好ましくは0.04当量))を加える。脱気した有機溶媒(DCM、DCE、MeCN、THF、2−メチルテトラヒドロフラン、CHCl
3、トルエンまたはDMFなど、好ましくはDCE)を加える。反応物をN
2で約10−20分間パージし、約20−90℃(好ましくは約70℃)で約1−96時間(好ましくは約3−6時間)撹拌する。場合によって、TLC、LC/MSまたはHPLCによりモニターされた際に反応が完結していない場合、更に触媒(好ましくは[Ir(COD)Cl]
2当量)を反応混合物に加えることができる。反応が許容レベルにまで進行した時点で、反応混合物を真空中で濃縮して生成物を得ることができる。
【1350】
一般的手順GGGGGの説明
調製番号GGGGG.1:1−(4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキシル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン
【1351】
【化405】
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【1352】
100mLの2ツ口丸底フラスコに、2−(4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキシル)−ジメチルスルホキソニウム−2−オキソ−エチリド(5.4g、13.6mmol、調製番号FFFFF.1)、5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−アミン(4.7g、16.3mmol、調製番号E.1.1)および[Ir(COD)Cl]
2(0.365g、0.543mmol、Alfa Aesar)を加えた。反応容器をN
2で約10分間パージした。反応容器に、脱気したDCE(25mL)を注射器により加えた。反応混合物をN
2で約10分間パージし、N
2雰囲気下約70℃で約3時間撹拌した。反応混合物を周囲温度に冷却した。溶媒を減圧下に除去した。ヘプタン中5−70%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製して、1−(4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキシル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン(5.8g、65%)をガラス状固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=3.24および3.26分;MSm/z608(M+H)
+。
【1353】
実施例番号1:
実施例番号1.1: N,N−ジエチル−1−((1S,3R,4R)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メタンスルホンアミド、
実施例番号1.2: N,N−ジエチル−1−((1R,3S,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メタンスルホンアミド、
実施例番号1.3: N,N−ジエチル−1−((1S,3S,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メタンスルホンアミド、
実施例番号1.4: N,N−ジエチル−1−((1R,3R,4R)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メタンスルホンアミド、
実施例番号1.5: N,N−ジエチル−1−((1S,3S,4R)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メタンスルホンアミド、および
実施例番号1.6: N,N−ジエチル−1−((1R,3S,4R)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メタンスルホンアミド
【1354】
【化406】
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【1355】
ステップA:5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン
【1356】
【化407】
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【1357】
3,5−ジブロモピラジン−2−アミン(125g、494mmol)、TEA(207.0mL、1483mmol)およびヨウ化銅(I)(0.941g、4.94mmol)のTHF(1255mL)中溶液に、PdCl
2(PPh
3)
2(3.47g、4.94mmol)を加えた。反応混合物を約−5−0℃に冷却し、(トリメチルシリル)アセチレン(65.0mL、470mmol)のTHF(157mL)中溶液を約15分かけて滴下添加した。反応混合物を約−5−0℃で約1.5時間撹拌し、次いで室温に終夜加温した。次いで反応混合物をセライト(登録商標)パッドを通して濾過し、更には生成物が溶出しなくなるまでTHFで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、茶褐色−オレンジ色固体を得た。固体を摩砕し、加温した石油エーテル(b.p.30−60℃、400mL)で超音波処理し、室温に冷却し、集め、石油エーテル(b.p.30−60℃;2×60mL)で洗浄し、乾燥して、5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(124g、93%、純度93%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.51分;MSm/z:270、272(M+H)
+。
【1358】
ステップB:2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1359】
【化408】
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【1360】
5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(3.00g、11.1mmol)のDMF(60mL)中溶液に、NaH(鉱油中60%分散液、0.577g、14.4mmol)を約0℃で3回に分けて加えた。約15分後、p−トルエンスルホニルクロリド(2.75g、14.4mmol)を加え、反応物を周囲温度にゆっくり加温した。約16時間後、反応混合物を氷冷水(120mL)上に注ぎ入れ、沈殿物を真空濾過により集めた。粗製固体をDCM(15mL)に溶解し、DCMで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(2.16g、52%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.58分;MSm/z:352、354(M+H)
+。
【1361】
ステップC:tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレートおよびtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート
【1362】
【化409】
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【1363】
フラスコに、Pd
2(dba)
3(3.90g、4.26mmol)、ジ−tert−ブチル−(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスファン(3.62g、8.52mmol)および1,4−ジオキサン(453mL)を加えた。触媒−リガンド混合物を真空/窒素パージ(3回)により脱気し、約80℃で約10分間加熱し、周囲温度に冷却した。次いで2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(30.0g、85mmol)、tert−ブチルヒドラジンカルボキシレート(16.9g、128mmol)およびNaOt−Bu(12.28g、128mmol)を加えた。更に真空/窒素パージを行った後、反応物を約80℃で加熱した。約50分後、反応混合物を周囲温度に冷却し、シリカゲルのパッド(高さ6cm×直径6cm)を通して濾過し、セライト(登録商標)(高さ1cm×直径6cm)を上に乗せ、EtOAc(3×150mL)で洗浄した。水(300mL)を濾液に加え、有機層を分離した。水層を更にEtOAc(3×200mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を飽和NH
4Cl水溶液、飽和NaHCO
3水溶液およびブライン(それぞれ400mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、暗茶褐色油(45g)を得た。茶褐色油をDCM(250mL)に溶解し、シリカゲル(200g)を加え、混合物を減圧下に濃縮した。得られたシリカ混合物を、ヘプタン中25−65%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製した。tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート[主要な位置異性体]とtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート[少量の位置異性体]との混合物(18.8g、50%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.47分;MSm/z:404(M+H)
+。
【1364】
ステップD:2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1365】
【化410】
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【1366】
tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレートおよびtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート(49.2g、122mmol)の1,4−ジオキサン(290mL)中混合物に、HCl(1,4−ジオキサン中4M、226mL、902mmol)を加えた。反応物を約60℃で約2.5時間加熱し、次いで約15−20℃に冷却した。固体を真空濾過により集め、EtOAc(3×50mL)で洗浄し、次いでEt
2O(60mL)で摩砕し、真空濾過により集め、真空下に一定重量になるまで乾燥して、固体35.6gを得た。固体を、飽和NaHCO
3水溶液とEtOAcとの混合物(1:1、400mL)と共に撹拌した。約1時間後、固体を真空濾過により集め、氷冷水(3×30mL)およびEtOAc(3×30mL)で洗浄し、真空乾燥器中で一定重量になるまで乾燥して、2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジンを黄褐色固体として得た(21.2g、57%):LC/MS(表1、方法a)R
t=1.88分;MSm/z:304(M+H)
+。
【1367】
ステップE:ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート
【1368】
【化411】
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【1369】
丸底フラスコにTHF(1.5L)を仕込み、続いてNaH(鉱油中60%分散液、70.0g、1.75mol)を少しずつ加えた。更にTHF(500mL)を加え、得られた混合物を約−10℃に冷却し、内温を約10℃未満に維持するために、エチルプロピオニルアセテート(250mL、1.80mol)を約1時間かけて滴下添加した。得られた混合物を周囲温度で約0.5時間撹拌して、透明黄色溶液を得、メチル4−クロロアセトアセテート(100mL、0.88mol)を約5分かけて滴下添加した。得られた混合物を約50℃で約19時間加熱して、赤味がかったオレンジ色懸濁液を得た。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮し、得られた液をビーカーに移し、水(350mL)で希釈した。混合物を氷浴中約2時間撹拌した。固体を真空濾過により集め、濾過ケーキを水(150mL)で濯ぎ、真空下に約1時間乾燥した。固体をEt
2O(1.5L)に懸濁し、濾過し、Et
2O(1.5L)で洗浄し、真空下に乾燥した。得られた固体をトルエン(1L)で共沸して固体を得、これをEt
2O(1L)に再度懸濁し、真空濾過により集めた。濾過ケーキをEt
2O(500mL)で洗浄し、真空下に乾燥して、ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート(204.2g、89%)をベージュ色固体として得た。:
1H NMR(DMSO−d
6)δ3.94(q,J=7.1Hz、2H)、3.46(s,3H)、3.04(q,J=7.2Hz、2H)、2.66(s,2H)、1.13(t,J=7.1Hz、3H)、0.99(t,J=7.3Hz、3H)。
【1370】
ステップF:エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート
【1371】
【化412】
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【1372】
5リットル丸底フラスコに、ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート(316g、1205mmol)、KCl(126g、1687mmol、JT−Baker)、AcOH(241mL、4218mmol、JT−Baker)、トルエン(1850mL)および水(130mL)を仕込んだ。反応物を約6時間加熱還流し、次いで周囲温度に冷却し、NaHCO
3(8%水溶液、3.5L)に滴下添加した。得られた2相混合物をMTBE(2×1.5L)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1L)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、粗製物191gを得、これを真空蒸留(97−99℃、0.600mmHg)により精製して、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(160g、69%)を得た:
1H NMR(CDCl
3)δ6.04(m,1H)、4.26−4.15(m,2H)、3.76−3.69(m,1H)、2.75−2.57(m,2H)、2.56−2.44(m,2H)、1.32−1.26(m,3H)、1.23−1.18(m,3H)。
【1373】
ステップG:エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート
【1374】
【化413】
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【1375】
丸底フラスコに、10重量%Pd/C(10g、9.4mmol)を仕込んだ。フラスコを約0℃に冷却し、EtOAc(400mL)を窒素雰囲気下に加えた。冷却浴を除去し、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(47.8g、263mmol)を加えた。水素ガスを約5分間混合物に吹き込み、次いで混合物を水素雰囲気下約48時間撹拌した。水素源を除去し、混合物を窒素で約5分間吹き込み、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過した。濾過ケーキをEtOAc(400mL)で濯いだ。濾液を減圧下に濃縮して、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(約9:1混合物cis:trans)(48.0g、99%)を黄色液体として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ4.23−4.10(m,2H)、3.22(m,1H)、2.59−2.50(m,1H)、2.44−2.28(m,3H)、2.26−2.16(m,1H)、1.58−1.46(m,1H)、1.41−1.30(m,1H)、1.30−1.23(m,3H)、1.02−0.91(m,3H)。
【1376】
ステップH:エチル2−エチル−4−メチレンシクロペンタンカルボキシレート
【1377】
【化414】
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【1378】
KOt−Bu(3.65g、32.6mmol)およびメチルトリフェニルホスホニウムブロミド(11.6g、32.6mmol)のTHF(69.5mL)中溶液を約−10℃に冷却した。エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(4.00g、21.7mmol)のTHF(17.4mL)中溶液を、温度を約0℃で維持しながら滴下添加した。反応混合物を周囲温度に加温し、約16時間撹拌する。不溶物を濾別した。濾液を減圧下に濃縮した。ヘプタン中0−20%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲル(120g)クロマトグラフィーにより得られた物質を精製して、エチル2−エチル−4−メチレンシクロペンタンカルボキシレート(2.55g、64%)を無色液体として得た:
1H NMR(d−DMSO)δ4.88−4.78(m,2H)、4.16−3.96(m,2H)、2.66−2.31(m,4H)、2.24−1.82(m,2H)、1.50(m,1H)、1.35−1.22(m,1H)、1.18(t,3H)、0.85(m,3H)。
【1379】
ステップI:エチル2−エチル−4−(メルカプトメチル)シクロペンタンカルボキシレート
【1380】
【化415】
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【1381】
トルエン(3.95mL)中のエチル2−エチル−4−メチレンシクロペンタンカルボキシレート(0.720g、3.95mmol)、トリフェニルシランチオール(1.329g、4.54mmol)および2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオニトリル)(0.195g、1.185mmol)を約6時間加熱還流した。反応混合物を周囲温度に冷却し、次いで減圧下に濃縮した。ヘプタン中0−10%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲル(40g)クロマトグラフィーにより物質を精製して、無色油を得た。得られた油をDCM(4mL)に溶解し、TFA(1.52mL、19.7mmol)を加えた。周囲温度で約1時間撹拌した後、溶媒を減圧下に除去した。ヘプタン中0−15%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲル(40g)クロマトグラフィーにより物質を精製して、エチル2−エチル−4−(メルカプトメチル)シクロペンタンカルボキシレート(0.620g、72%)を無色油として得た:
1H NMR(DMSO−d
6)δ4.13−4.01(m,2H)、2.50−2.30(m,3H)、2.24(m,1H)、2.15−1.87(m,3H)、1.66−1.54(m,1H)、1.50−1.37(m,2H)、1.31−1.23(m,2H)、1.17(t,3H)、0.83(m,3H)。
【1382】
ステップJ:(3−(エトキシカルボニル)−4−エチルシクロペンチル)メタンスルホン酸
【1383】
【化416】
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【1384】
エチル2−エチル−4−(メルカプトメチル)シクロペンタンカルボキシレート(2.50g、11.6mmol)のDCM(50.7mL)中撹拌溶液に、エタンペルオキソ酸(7.29mL、34.7mmol)を約0℃で滴下添加した。反応混合物を周囲温度に加温し、約16時間撹拌した。溶液を減圧下に濃縮して、粗製の(3−(エトキシカルボニル)−4−エチルシクロペンチル)メタンスルホン酸(3.18g、104%)を暗茶褐色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.39分;MSm/z:265(M+H)
+。
【1385】
ステップK:エチル4−((N,N−ジエチルスルファモイル)メチル)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート
【1386】
【化417】
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【1387】
(3−(エトキシカルボニル)−4−エチルシクロペンチル)メタンスルホン酸(3.18g、12.03mmol)のDCM(10mL)およびDMF(10mL)中溶液を約0℃に冷却した。温度を約0℃で維持しながら塩化オキサリル(24.1mL、48.1mmol)を滴下添加した。添加完了後、反応混合物を周囲温度に加温し、約1時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去した。残渣をDMF(10mL)に溶解し、次いで約0℃でTEA(2.51mL、18.03mmol)およびジエチルアミン(0.937mL、9.02mmol)のDMF(10mL)中溶液に滴下添加した。反応混合物を周囲温度で約16時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去した。ヘプタン中10−60%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲル(120g)クロマトグラフィーにより物質を精製して、エチル4−((N,N−ジエチルスルファモイル)メチル)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(0.570g、30%)を黄色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.60分;MSm/z:320(M+H)
+。
【1388】
ステップL:4−((N,N−ジエチルスルファモイル)メチル)−2−エチルシクロペンタンカルボン酸
【1389】
【化418】
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【1390】
エチル4−((N,N−ジエチルスルファモイル)メチル)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(0.570g、1.784mmol)のNaOH(1N水溶液、10mL、10mmol)中混合物を周囲温度で約72時間撹拌した。混合物をDCM(10mL)で分配した。6N HCl水溶液を加えることにより水相を約pH=4に酸性化した。溶液をDCM(10mL)で分配した。水相をDCM(2×10mL)で洗浄した。有機層を合わせ、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、4−((N,N−ジエチルスルファモイル)メチル)−2−エチルシクロペンタンカルボン酸(0.375g、72%)を黄色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.95分;MSm/z:292(M+H)
+。
【1391】
ステップM:N,N−ジエチル−1−(3−エチル−4−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボニル)シクロペンチル)メタンスルホンアミド
【1392】
【化419】
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【1393】
2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(0.390g、1.287mmol、実施例番号1ステップD)、4−((N,N−ジエチルスルファモイル)メチル)−2−エチルシクロペンタンカルボン酸(0.375g、1.287mmol)およびHATU(0.538g、1.416mmol)のDCM(6.4mL)中懸濁液に、TEA(0.538mL、3.86mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約1時間撹拌した。反応混合物を水(50mL)とDCM(50mL)との間で分配した。水層をDCM(2×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、減圧下に濃縮した。DCM中20−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲル(120g)クロマトグラフィーにより物質を精製して、N,N−ジエチル−1−(3−エチル−4−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボニル)シクロペンチル)メタンスルホンアミド(0.730g、98%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.39分;MSm/z:577(M+H)
+。
【1394】
ステップN:N,N−ジエチル−1−(3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メタンスルホンアミド
【1395】
【化420】
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【1396】
N,N−ジエチル−1−(3−エチル−4−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボニル)シクロペンチル)メタンスルホンアミド(0.730g、1.27mmol)およびTEA(0.529mL、3.80mmol)の1,4−ジオキサン(12.7mL)中混合物に、SOCl
2(0.185mL、2.53mmol)を加えた。反応混合物を約80℃で約2時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、飽和NaHCO
3水溶液(30mL)とDCM(30mL)との間で分配した。水層をDCM(2×30mL)で洗浄した。有機層を合わせ、減圧下に濃縮し、DCM中0−60%MeOHの勾配で溶離するシリカゲル(80g)クロマトグラフィーにより精製して、茶褐色固体を得た。得られた固体をNa
2CO
3(2M水溶液、2mL)、EtOH(2mL)および1,4−ジオキサン(2mL)に懸濁した。反応混合物を約60℃で約16時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、RP−HPLC(表1、方法d)により精製して、N,N−ジエチル−1−(3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メタンスルホンアミド(0.300g、58%)を黄褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.89分;MSm/z:405(M+H)
+。固体を一般的手順AAを用いることにより更に精製して、N,N−ジエチル−1−((1S,3R,4R)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メタンスルホンアミド(表2、方法27、R
t=11.8分、旋光度=負)(0.021g、7%)[実施例番号1.1];N,N−ジエチル−1−((1R,3S,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メタン−スルホンアミド(表2、方法27、R
t=11.1分、旋光度=正)(0.018g、6%)[実施例番号1.2];N,N−ジエチル−1−((1S,3S,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロ−ペンチル)メタンスルホンアミド(表2、方法27、R
t=10.7分、旋光度=正)(0.018g、6%)[実施例番号1.3];N,N−ジエチル−1−((1R,3R,4R)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メタンスルホンアミド(表2、方法28、R
t=20.1分、旋光度=負)(0.031g、11%)[実施例番号1.4];N,N−ジエチル−1−((1S,3S,4R)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メタンスルホンアミド(表2、方法27、R
t=12.8分、旋光度=正)(0.002g、1%)[実施例番号1.5];およびN,N−ジエチル−1−((1R,3S,4R)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メタンスルホンアミド(表2、方法27、R
t=12.8分、旋光度=正)(0.001g、1%)[実施例番号1.6]を得た。
【1397】
実施例番号2
*:N−((1R,3R)−3−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アニリン
【1398】
【化421】
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【1399】
ステップA:5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン
【1400】
【化422】
[この文献は図面を表示できません]
【1401】
3,5−ジブロモピラジン−2−アミン(125g、494mmol)、TEA(207.0mL、1483mmol)およびヨウ化銅(I)(0.941g、4.94mmol)のTHF(1255mL)中溶液に、PdCl
2(PPh
3)
2(3.47g、4.94mmol)を加えた。反応混合物を約−5−0℃に冷却し、(トリメチルシリル)アセチレン(65.0mL、470mmol)のTHF(157mL)中溶液を約15分かけて滴下添加した。反応混合物を約−5−0℃で約1.5時間撹拌し、次いで室温に終夜加温した。次いで反応混合物をセライト(登録商標)パッドを通して濾過し、更には生成物が溶出しなくなるまでTHFで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、茶褐色−オレンジ色固体を得た。固体を摩砕し、加温した石油エーテル(b.p.30−60℃、400mL)で超音波処理し、室温に冷却し、集め、石油エーテル(b.p.30−60℃;2×60mL)で洗浄し、乾燥して、5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(124g、93%、純度93%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.51分;MSm/z:270、272(M+H)
+。
【1402】
ステップB:2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1403】
【化423】
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【1404】
5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(3.00g、11.1mmol)のDMF(60mL)中溶液に、NaH(鉱油中60%分散液、0.577g、14.4mmol)を約0℃で3回に分けて加えた。約15分後、p−トルエンスルホニルクロリド(2.75g、14.4mmol)を加え、反応物を周囲温度にゆっくり加温した。約16時間後、反応混合物を氷冷水(120mL)上に注ぎ入れ、沈殿物を真空濾過により集めた。粗製固体をDCM(15mL)に溶解し、DCMで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(2.16g、52%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.58分;MSm/z:352、354(M+H)
+。
【1405】
ステップC:tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレートおよびtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート
【1406】
【化424】
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【1407】
フラスコに、Pd
2(dba)
3(3.90g、4.26mmol)、ジ−tert−ブチル−(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスファン(3.62g、8.52mmol)および1,4−ジオキサン(453mL)を加えた。触媒−リガンド混合物を真空/窒素パージ(3回)により脱気し、約80℃で約10分間加熱した。次いで2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(30.0g、85mmol)、tert−ブチルヒドラジンカルボキシレート(16.9g、128mmol)およびNaOt−Bu(12.28g、128mmol)を加えた。更に真空/窒素パージを行った後、反応物を約80℃で加熱した。約50分後、反応混合物を周囲温度に冷却し、シリカゲルのパッド(高さ6cm×直径6cm)を通して濾過し、セライト(登録商標)(高さ1cm×直径6cm)を上に乗せ、EtOAc(3×150mL)で洗浄した。水(300mL)を濾液に加え、有機層を分離した。水層を更にEtOAc(3×200mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を飽和NH
4Cl水溶液、飽和NaHCO
3水溶液およびブライン(それぞれ400mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、暗茶褐色油(45g)を得た。茶褐色油をDCM(250mL)に溶解し、シリカゲル(200g)を加え、混合物を減圧下に濃縮した。得られたシリカ混合物を、ヘプタン中25−65%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製し、tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート[主要な位置異性体]とtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート[少量の位置異性体]との混合物(18.8g、50%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.47分;MSm/z:404(M+H)
+。
【1408】
ステップD:2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1409】
【化425】
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【1410】
tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレートおよびtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート(49.2g、122mmol)の1,4−ジオキサン(290mL)中混合物に、HCl(1,4−ジオキサン中4M、226mL、902mmol)を加えた。反応物を約60℃で約2.5時間加熱し、次いで約15−20℃に冷却した。固体を真空濾過により集め、EtOAc(3×50mL)で洗浄し、次いでEt
2O(60mL)で摩砕し、真空濾過により集め、真空下に一定重量になるまで乾燥して、固体35.6gを得た。固体を、飽和NaHCO
3水溶液とEtOAcとの混合物(1:1、400mL)と共に撹拌した。約1時間後、固体を真空濾過により集め、氷冷水(3×30mL)およびEtOAc(3×30mL)で洗浄し、真空乾燥器中で一定重量になるまで乾燥して、2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジンを黄褐色固体として得た(21.2g、57%):LC/MS(表1、方法a)R
t=1.88分;MSm/z:304(M+H)
+。
【1411】
ステップE:tert−ブチル(1R,3R)−3−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボニル)シクロペンチルカルバメート
【1412】
【化426】
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【1413】
DCM(98mL)中の(1R,3R)−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロペンタンカルボン酸(2.25g、9.81mmol、Acros)に、2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(2.98g、9.81mmol)、HATU(3.73g、9.81mmol)およびTEA(5.5mL、39mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約4時間撹拌し、次いでDCM(300mL)で希釈した。反応混合物を水(2×80mL)、飽和NaHCO
3水溶液(80mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM中50−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィー(220g)を用いて精製して、tert−ブチル(1R,3R)−3−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボニル)シクロペンチルカルバメート(5.03g、100%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.18分;MSm/z:513(M−H)
−
【1414】
ステップF:(1R,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン
【1415】
【化427】
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【1416】
1,4−ジオキサン(103mL)中のtert−ブチル(1R,3R)−3−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボニル)シクロ−ペンチルカルバメート(5.03g、9.78mmol)に、DIEA(7.2mL、41mmol)およびSOCl
2(2.3mL、31mmol)を加えた。反応混合物を約80℃で約1時間加熱した。溶媒を減圧下に除去し、残渣をDCM中0−20%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィー(330g)を用いて精製して、(1R,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン(2.65g、68%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.55分;MSm/z:397(M+H)
+。
【1417】
ステップG:N−((1R,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アニリン
【1418】
【化428】
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【1419】
100mL丸底フラスコに、フェニルボロン酸(0.123g、1.01mmol)、ジアセトキシ銅1水和物(0.010g、0.05mmol)、粉体の4Åモレキュラーシーブ(0.375g)およびDCM(4mL)を順次仕込んだ。反応混合物を約10分間撹拌し、次いで(1R,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン(0.20g、0.50mmol)のDCM(2mL)およびMeCN(2mL)中懸濁液を加えた。フラスコに酸素風船を装着した。フラスコを酸素でパージし、次いで約40℃で約18時間加熱した。更にジアセトキシ銅1水和物(0.010g、0.05mmol)を加え、反応混合物を酸素雰囲気下約45℃で約3日間加熱した。DCM(50mL)を加え、反応混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、DCM(20mL)で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮し、残渣をDCM中30−80%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィー(20g)を用いて精製して、N−((1R,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アニリン(0.106g、45%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.39分;MSm/z:473(M+H)
+。
【1420】
ステップH:N−((1R,3R)−3−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アニリン
【1421】
【化429】
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【1422】
1,4−ジオキサン(1mL)中のN−((1R,3R)−3−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アニリン(0.106g、0.224mmol)に、NaOH(1N水溶液、1.12mL、1.12mmol)を加えた。反応混合物を約60℃で約1時間加熱した。AcOH(0.5mL)を加え、粗製の反応混合物をRP−HPLC(表1、方法j)により精製して、N−((1R,3R)−3−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アニリン(0.053g、74%)を薄黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.84分;MSm/z:319(M+H)
+。
【1423】
実施例番号3
*:(R)−(3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)ピペリジン−1−イル)(3,3−ジフルオロシクロブチル)メタノン
【1424】
【化430】
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【1425】
ステップA:5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン
【1426】
【化431】
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【1427】
3,5−ジブロモピラジン−2−アミン(125g、494mmol)、TEA(207.0mL、1483mmol)およびヨウ化銅(I)(0.941g、4.94mmol)のTHF(1255mL)中溶液に、PdCl
2(PPh
3)
2(3.47g、4.94mmol)を加えた。反応混合物を約−5−0℃に冷却し、(トリメチルシリル)アセチレン(65.0mL、470mmol)のTHF(157mL)中溶液を約15分かけて滴下添加した。反応混合物を約−5−0℃で約1.5時間撹拌し、次いで室温に終夜加温した。次いで反応混合物をセライト(登録商標)パッドを通して濾過し、更には生成物が溶出しなくなるまでTHFで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、茶褐色−オレンジ色固体を得た。固体を摩砕し、加温した石油エーテル(b.p.30−60℃、400mL)で超音波処理し、室温に冷却し、集め、石油エーテル(b.p.30−60℃;2×60mL)で洗浄し、乾燥して、5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(124g、93%、純度93%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.51分;MSm/z:270、272(M+H)
+。
【1428】
ステップB:2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1429】
【化432】
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【1430】
5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(3.00g、11.1mmol)のDMF(60mL)中溶液に、NaH(鉱油中60%分散液、0.577g、14.4mmol)を約0℃で3回に分けて加えた。約15分後、p−トルエンスルホニルクロリド(2.75g、14.4mmol)を加え、反応物を周囲温度にゆっくり加温した。約16時間後、反応混合物を氷冷水(120mL)上に注ぎ入れ、沈殿物を真空濾過により集めた。粗製固体をDCM(15mL)に溶解し、DCMで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(2.16g、52%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.58分;MSm/z:352、354(M+H)
+。
【1431】
ステップC:メチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボキシレート
【1432】
【化433】
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【1433】
COを5L丸底フラスコ内で約2分間、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(50.0g、142mmol)のDMF(2.50L)中オレンジ色溶液中に吹き込んだ。ビス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(II)2塩化物(9.96g、14.2mmol)、TEA(59mL、423mmol)およびMeOH(173.0mL、4259mmol)を加え、フラスコにCOの風船を装着した。混合物をCO(1気圧)の雰囲気下約95℃で加熱した。終夜撹拌後、反応混合物を周囲温度に終夜冷却し、氷水(3.2L)中に注ぎ入れた。混合物を約10分間撹拌し、沈殿物を濾取し、水で洗浄し、1時間乾燥した。粗製物をDCMに溶解し、残った水から分離し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、シリカゲルを加え、減圧下に濃縮して、クロマトグラフィー用に調製した。粗製物をDCM中0−5%MeOHで溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、賦形剤として5mol%DCMを含むメチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボキシレート(40.7g、86%、純度93%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.35分;MSm/z332(M+H)
+。
【1434】
ステップD:5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボン酸
【1435】
【化434】
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【1436】
HCl(6N水溶液、714mL)を、2L丸底フラスコ内でメチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボキシレート(17.8g、53.6mmol)の1,4−ジオキサン(715mL)中黄色溶液に加え、混合物を約60℃で約16時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却した。有機溶媒を減圧下に除去し、沈殿物を集め、水で洗浄し、乾燥して、5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボン酸(14.4g、85%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.63分;MSm/z316(M−H)
−。
【1437】
ステップE:tert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルカルバメート
【1438】
【化435】
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【1439】
500mL丸底フラスコ中、t−BuOH(200mL)中で5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボン酸(14.4g、45.3mmol)、ジフェニルホスホリルアジド(9.78mL、45.3mmol)およびTEA(13.9mL、100mmol)を加えてオレンジ色懸濁液を得た。混合物を約70℃で約16時間加熱し、周囲温度に冷却し、不溶物を濾別した。溶媒を減圧下に除去し、粗製物をヘプタン中25−60%EtOAcで溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより生成して、tert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルカルバメート(9.75g、54%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.79分;MSm/z389(M+H)
+。
【1440】
ステップF:(R)−1−(ベンジルオキシカルボニル)ピペリジン−3−カルボン酸
【1441】
【化436】
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【1442】
(R)−ピペリジン−3−カルボン酸(3.0g、23mmol)、ベンジル2,5−ジオキソピロリジン−1−イルカルボネート(5.79g、23.2mmol)とNa
2CO
3(6.15g、58.1mmol)との混合物を、水および1,4−ジオキサン(1:1、200mL)中周囲温度で約96時間撹拌した。有機溶媒を減圧下に除去した。水層を1N HCl水溶液で酸性化し、EtOAc(2×100mL)で抽出した。有機相をブライン(150mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、粗製の(R)−1−(ベンジルオキシカルボニル)−ピペリジン−3−カルボン酸(11.6g、191%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.80分;MSm/z264(M+H)
+。
【1443】
ステップG:(R)−8−(ピペリジン−3−イル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン臭化水素酸塩および(S)−8−(ピペリジン−3−イル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン臭化水素酸塩
【1444】
【化437】
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【1445】
塩化オキサリル(8.41mL、96mmol)を、(R)−1−(ベンジルオキシカルボニル)ピペリジン−3−カルボン酸(11.5g、43.7mmol、実施例番号3、ステップF)のDCM(120mL)中溶液に加え、続いてDMF(0.5mL、6.55mmol)を滴下添加した。得られた混合物を周囲温度で約14時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去して、粗製の酸クロリド(実施例番号3G1)を黄色半−固体として得、これをTHFおよびMeCN(1:1、160mL)に溶解し、約0℃でTHFおよびMeCN(1:1、160mL)中のトリメチルシリルジアゾメタン(Et
2O中2M、78mL、155mmol)に加えた。添加完了後、反応混合物を約0℃で約2時間撹拌した。次いでHBr(48%水溶液、40mL、354mmol)を滴下添加することにより反応混合物をクエンチした。有機溶媒を減圧下に除去し、残渣をEtOAc(100mL)に溶解した。有機相を飽和NaHCO
3水溶液(100mL)およびブライン(25mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘプタン中5から45%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、粗製のベンジル3−(2−ブロモアセチル)ピペリジン−1−カルボキシレート(実施例番号3G2)を無色油として得た。NaH(鉱油中60%分散液、0.55g、14mmol)のDMF(20mL)中混合物に、約0℃でtert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルカルバメート(実施例番号3ステップF)(5.00g、12.9mmol)のDMF(20mL)中溶液を滴下添加した。反応混合物をこの温度で約30分間撹拌し、次いで粗製のベンジル3−(2−ブロモアセチル)ピペリジン−1−カルボキシレート(実施例番号3G2)(5.26g、15.5mmol)のDMF(40mL)中溶液に約0℃で滴下添加した。混合物を周囲温度に加温しながら約3時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を飽和NH
4Cl水溶液とEtOAc(それぞれ70mL)との間で分配した。有機相を更にブライン(60mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、粗製のBoc−保護化アミノメチルケトン(実施例番号3G3)を黄色油として得、これを更には精製せずに次のステップに使用した。油をHCl(1,4−ジオキサン中4N、40mL)に溶解し、溶液を周囲温度で約2時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を飽和NaHCO
3水溶液とDCM(それぞれ200mL)との間で分配した。有機相をブライン(150mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、粗製のアミノメチルケトン(実施例番号3G4)を茶褐色非晶性固体として得た。これを1,4−ジオキサン(100mL)に溶解し、ローソン試薬(1.94g、4.80mmol)を加えた。反応混合物を約60℃で約2時間加熱した。NaOH(2N水溶液、3mL)を加え、約90℃で約4時間加熱を続けた。有機溶媒を減圧下に除去し、飽和NH
4Cl水溶液(120mL)を加えた。水相をDCM(2×100mL)で抽出し、合わせた有機抽出物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−10%MeOHで溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、粗製のイミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(実施例番号3G5)を黄色非晶性固体として得た。これをHBr(AcOH中33%、10mL)中に懸濁した。得られた混合物を約10分間撹拌し、次いでEtOAc(80mL)で希釈した。沈殿物を濾取し、EtOAcで徹底的に洗浄して、(R)−8−(ピペリジン−3−イル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン臭化水素酸塩および(S)−8−(ピペリジン−3−イル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン臭化水素酸塩[エナンチオマー比=80:20](2.61g、全部で62.9%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=0.63分;MSm/z242(M+H)
+;キラル分析用LC(表1、方法29)R
t=17.75分、旋光度=負およびR
t=20.33分、旋光度=正。
【1446】
ステップH:(R)−(3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)ピペリジン−1−イル)(3,3−ジフルオロシクロブチル)メタノン
【1447】
【化438】
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【1448】
(R)−8−(ピペリジン−3−イル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン臭化水素酸塩および(S)−8−(ピペリジン−3−イル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン臭化水素酸塩[エナンチオマー比=80:20](0.30g、0.93mmol)、DIEA(0.52mL、3.0mmol)および3,3−ジフルオロシクロブタンカルボン酸(0.35g、3.1mmol、Waterstone)のDMF(4mL)中溶液に、EDC・HCl(0.21g、1.1mmol)を加えた。反応物を約25℃で約4時間撹拌した。反応物をNa
2CO
3水溶液(2M、25mL)およびDCM(25mL)で分配した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮した。得られた残渣をDCM中0−5%MeOHを用いるシリカゲル(12g)上で精製し、続いて一般的手順AA(表2、方法23、R
t=16.4分、旋光度=正)を用いて精製することにより、(R)−(3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)ピペリジン−1−イル)(3,3−ジフルオロシクロブチル)−メタノン(0.10g、30%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.85分;MSm/z:360(M+H)
+。
【1449】
実施例番号4
*:4−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルオキシ)ベンゾニトリル
【1450】
【化439】
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【1451】
ステップA:5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン
【1452】
【化440】
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【1453】
3,5−ジブロモピラジン−2−アミン(125g、494mmol)、TEA(207.0mL、1483mmol)およびヨウ化銅(I)(0.941g、4.94mmol)のTHF(1255mL)中溶液に、PdCl
2(PPh
3)
2(3.47g、4.94mmol)を加えた。反応混合物を約−5−0℃に冷却し、(トリメチルシリル)アセチレン(65.0mL、470mmol)のTHF(157mL)中溶液を約15分かけて滴下添加した。反応混合物を約−5−0℃で約1.5時間撹拌し、次いで室温に終夜加温した。次いで反応混合物をセライト(登録商標)パッドを通して濾過し、更には生成物が溶出しなくなるまでTHFで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、茶褐色−オレンジ色固体を得た。固体を摩砕し、加温した石油エーテル(b.p.30−60℃、400mL)で超音波処理し、室温に冷却し、集め、石油エーテル(b.p.30−60℃;2×60mL)で洗浄し、乾燥して、5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(124g、93%、純度93%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.51分;MSm/z:270、272(M+H)
+。
【1454】
ステップB:2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1455】
【化441】
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【1456】
5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(3.00g、11.1mmol)のDMF(60mL)中溶液に、NaH(鉱油中60%分散液、0.577g、14.4mmol)を約0℃で3回に分けて加えた。約15分後、p−トルエンスルホニルクロリド(2.75g、14.4mmol)を加え、反応物を周囲温度にゆっくり加温した。約16時間後、反応混合物を氷冷水(120mL)上に注ぎ入れ、沈殿物を真空濾過により集めた。粗製固体をDCM(15mL)に溶解し、DCMで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(2.16g、52%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.58分;MSm/z:352、354(M+H)
+。
【1457】
ステップC:tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレートおよびtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート
【1458】
【化442】
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【1459】
フラスコに、Pd
2(dba)
3(3.90g、4.26mmol)、ジ−tert−ブチル−(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスファン(3.62g、8.52mmol)および1,4−ジオキサン(453mL)を加えた。触媒−リガンド混合物を真空/窒素パージ(3回)により脱気し、約80℃で約10分間加熱した。次いで2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(30.0g、85mmol)、tert−ブチルヒドラジンカルボキシレート(16.9g、128mmol)およびNaOt−Bu(12.28g、128mmol)を加えた。更に真空/窒素パージを行った後、反応物を約80℃で加熱した。約50分後、反応混合物を周囲温度に冷却し、シリカゲルのパッド(高さ6cm×直径6cm)を通して濾過し、セライト(登録商標)(高さ1cm×直径6cm)を上に乗せ、EtOAc(3×150mL)で洗浄した。水(300mL)を濾液に加え、有機層を分離した。水層を更にEtOAc(3×200mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を飽和NH
4Cl水溶液、飽和NaHCO
3水溶液およびブライン(それぞれ400mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、暗茶褐色油(45g)を得た。茶褐色油をDCM(250mL)に溶解し、シリカゲル(200g)を加え、混合物を減圧下に濃縮した。得られたシリカ混合物を、ヘプタン中25−65%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製した。tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート[主要な位置異性体]とtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート[少量の位置異性体]との混合物(18.8g、50%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.47分;MSm/z:404(M+H)
+。
【1460】
ステップD:2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1461】
【化443】
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【1462】
tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレートおよびtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート(49.2g、122mmol)の1,4−ジオキサン(290mL)中混合物に、HCl(1,4−ジオキサン中4M、226mL、902mmol)を加えた。反応物を約60℃で約2.5時間加熱し、次いで約15−20℃に冷却した。固体を真空濾過により集め、EtOAc(3×50mL)で洗浄し、次いでEt
2O(60mL)で摩砕し、真空濾過により集め、真空下に一定重量になるまで乾燥して、固体35.6gを得た。固体を、飽和NaHCO
3水溶液とEtOAcとの混合物(1:1、400mL)と共に撹拌した。約1時間後、固体を真空濾過により集め、氷冷水(3×30mL)およびEtOAc(3×30mL)で洗浄し、真空乾燥器中で一定重量になるまで乾燥して、2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジンを黄褐色固体として得た(21.2g、57%):LC/MS(表1、方法a)R
t=1.88分;MSm/z:304(M+H)
+。
【1463】
ステップE:ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート
【1464】
【化444】
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【1465】
丸底フラスコにTHF(1.5L)を仕込み、続いてNaH(鉱油中60%分散液、70.0g、1.75mol)を少しずつ加えた。更にTHF(500mL)を加え、得られた混合物を約−10℃に冷却し、内温を約10℃未満に維持するために、エチルプロピオニルアセテート(250mL、1.80mol)を約1時間かけて滴下添加した。得られた混合物を周囲温度で約0.5時間撹拌して、透明黄色溶液を得、メチル4−クロロアセトアセテート(100mL、0.88mol)を約5分かけて滴下添加した。得られた混合物を約50℃で約19時間加熱して、赤味がかったオレンジ色懸濁液を得た。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮し、得られた液をビーカーに移し、水(350mL)で希釈した。混合物を氷浴中約2時間撹拌した。固体を真空濾過により集め、濾過ケーキを水(150mL)で濯ぎ、真空下に約1時間乾燥した。固体をEt
2O(1.5L)に懸濁し、濾過し、Et
2O(1.5L)で洗浄し、真空下に乾燥した。得られた固体をトルエン(1L)で共沸して固体を得、これをEt
2O(1L)に再度懸濁し、真空濾過により集めた。濾過ケーキをEt
2O(500mL)で洗浄し、真空下に乾燥して、ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート(204.2g、89%)をベージュ色固体として得た:
1H NMR(DMSO−d
6)δ3.94(q,J=7.1Hz、2H)、3.46(s,3H)、3.04(q,J=7.2Hz、2H)、2.66(s,2H)、1.13(t,J=7.1Hz、3H)、0.99(t,J=7.3Hz、3H)。
【1466】
ステップF:エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート
【1467】
【化445】
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【1468】
5L丸底フラスコに、ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート(316g、1205mmol)、KCl(126g、1687mmol、JT−Baker)、AcOH(241mL、4218mmol、JT−Baker)、トルエン(1850mL)および水(130mL)を仕込んだ。反応物を約6時間加熱還流し、次いで周囲温度に冷却し、NaHCO
3(8%水溶液、3.5L)を滴下添加した。得られた2相混合物をMTBE(2×1.5L)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1L)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、粗製物191gを得た。これを真空蒸留(97−99℃、0.600mmHg)により精製して、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(160g、69%)を得た:
1H NMR(CDCl
3)δ6.04(m,1H)、4.26−4.15(m,2H)、3.76−3.69(m,1H)、2.75−2.57(m,2H)、2.56−2.44(m,2H)、1.32−1.26(m,3H)、1.23−1.18(m,3H)。
【1469】
ステップG:(1S,2R,4S)−エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレート
【1470】
【化446】
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【1471】
塩化銅(I)(0.136g、1.37mmol)、(S)−(−)−2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(0.854g、1.37mmol)およびNaOt−Bu(0.132g、1.37mmol)のトルエン(50mL)中混合物を周囲温度で約15分間撹拌し、次いで約5℃に冷却し、ポリメチルヒドロシロキサン(12mL、55mmol)を加えた。反応混合物を約5℃で約40分間撹拌し、次いで約−12℃に冷却した。エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(5.00g、27.4mmol)およびt−BuOH(14mL、148mmol)のトルエン(50mL)中溶液を一度に加え、反応混合物を約−12℃で約16時間撹拌した。MeOH(50mL)を加えることにより反応混合物をクエンチした。溶媒を減圧下に除去した。残渣をMeOH(35mL)に溶解し、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過する。濾液を減圧下に濃縮し、残渣をEtOAc(100mL)で摩砕し、濾過した。濾液を減圧下に濃縮し、残渣をヘプタン中0−10%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィー(280g)を用いて精製して、(1S,2R,4S)−エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレート(1.11g、22%)を得た:1H NMR(CDCl
3)δ4.30(m,1H)、4.24−4.08(m,2H)、2.88(td,J=2.1,7.1Hz、1H)、2.40(dt,J=7.8,14.0Hz、1H)、2.08−1.91(m,3H)、1.52−1.31(m,3H)、1.29(t,J=7.1Hz、3H)、0.94(t,J=7.4Hz、3H)。
【1472】
ステップH:(1S,2R,4S)−2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボン酸
【1473】
【化447】
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【1474】
NaOH(1N水溶液、12mL、12mmol)を、(1S,2R,4S)−エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレート(1.11g、5.96mmol)に加えた。反応混合物を周囲温度で約3日間撹拌し、次いでEt
2O(3×25mL)で抽出した。Et
2O抽出物を廃棄し、水溶液部分を約0℃に冷却した。HCl(5N水溶液)をゆっくり加えてpHを約2にした。得られた水性懸濁液をEtOAc(3×40mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×80mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、(1S,2R,4S)−2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボン酸(0.943g、100%)を透明油として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ4.36(tdd,J=2.6,4.9,7.4,1H)、2.95(td,J=2.4,7.3,1H)、2.41(dt,J=7.7,14.1,1H)、2.16−1.94(m,3H)、1.65−1.49(m,1H)、1.49−1.32(m,2H)、0.96(q,J=7.4,3H)。
【1475】
ステップI:(1S,4S,5R)−5−エチル−2−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−3−オン
【1476】
【化448】
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【1477】
DCM(60mL)中の(1S,2R,4S)−2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボン酸(0.943g、5.96mmol)に、TEA(2.5mL、18mmol)およびBOP−Cl(1.821g、7.15mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約2時間撹拌し、次いでEt
2O(350mL)中に注ぎ入れた。固体を濾別し、Et
2O(50mL)で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して黄色油を得、これをDCM(5mL)に溶解し、Et
2Oを加えて固体を得た。上澄み液をデカント処理し、固体を更にEt
2Oで洗浄した。合わせた有機抽出物を減圧下に濃縮して、約15mol%TEAを含む粗製の(1S,4S,5R)−5−エチル−2−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−3−オン(0.912g、99%)を得た:
1H NMR(CDCl
3)δ4.85(s,1H)、2.88(s,1H)、2.19(m,2H)、2.08(m,1H)、1.69(m,1H)、1.41(m,3H)、0.97(t,J=5.4,3H)。
【1478】
ステップJ:(1S,2R,4S)−2−エチル−4−ヒドロキシ−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジド
【1479】
【化449】
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【1480】
1,4−ジオキサン(12mL)中の(1S,4S,5R)−5−エチル−2−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−3−オン(0.835g、5.96mmol)に、2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(ステップD、1.810g、5.96mmol)を加えた。反応混合物を約80℃で約16時間加熱し、次いで周囲温度に冷却した。1,4−ジオキサン(25mL)およびトリメチルアルミニウム(トルエン中2N、9mL、18mmol)を順次加えた。反応混合物を周囲温度で約30分間撹拌し、次いでHCl(1N水溶液、50mL)を滴下添加し、反応混合物を約30分間撹拌した。層を分離し、水溶液部分をEtOAc(2×100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(10mL)、飽和NaHCO
3水溶液(15mL)、ブライン(15mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣を100%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィー(40g)を用いて精製して、(1S,2R,4S)−2−エチル−4−ヒドロキシ−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジド(1.887g、71%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.05分;MSm/z:444(M+H)
+。
【1481】
ステップK:(1S,2R,4R)−4−(4−シアノフェノキシ)−2−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジド
【1482】
【化450】
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【1483】
THF(15mL)中の(1S,2R,4S)−2−エチル−4−ヒドロキシ−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボ−ヒドラジド(0.885g、1.99mmol)に、4−ヒドロキシベンゾニトリル(0.357g、2.99mmol)、トリフェニルホスフィン(0.998g、2.99mmol、ポリマー担持、3mmol/g)およびTEA(1.3mL、9mmol)を加えた。DEAD(0.47mL、2.99mmol)を滴下添加した。反応混合物を約1時間撹拌し、次いで更にトリフェニルホスフィン(0.50g、1.5mmol、ポリマー担持、3mmol/g)およびDEAD(0.2mL、1.3mmol)を加え、反応混合物を周囲温度で約16時間撹拌した。固体を濾別し、DCM(5×5mL)、次いでMeOH(4×5mL)で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮し、残渣をDCM中0−40%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィー(40g)を用いて精製して、(1S,2R,4R)−4−(4−シアノフェノキシ)−2−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジド(0.958g、88%)を黄色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.56分;MSm/z:545(M+H)
+。
【1484】
ステップL:4−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルオキシ)ベンゾニトリル
【1485】
【化451】
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【1486】
1,4−ジオキサン(18mL)中の(1S,2R,4R)−4−(4−シアノフェノキシ)−2−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジド(0.958g、1.76mmol)に、DIEA(1.2mL、7.0mmol)および塩化チオニル(0.4mL、5.3mmol)を加えた。反応混合物を約80℃で約2時間加熱した。溶媒を減圧下に除去し、残渣をDCM中20−80%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィー(80g)を用いて精製して、4−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルオキシ)ベンゾニトリル(0.620g、67%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.65分;MSm/z:527(M+H)
+。
【1487】
ステップM:4−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルオキシ)ベンゾニトリル
【1488】
【化452】
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【1489】
1,4−ジオキサン(16mL)中の4−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロ−ペンチルオキシ)ベンゾニトリル(0.826g、1.57mmol)に、Na
2CO
3(2N水溶液、16mL、31mmol)を加えた。反応混合物を約80℃で約16時間加熱した。層を分離し、水溶液部分をEtOAc(3×40mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和NaHCO
3水溶液(2×30mL)、ブライン(30mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣を一般的手順AA(表2、方法17、R
t=19.2分、旋光度=負)を用いることにより精製して、4−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルオキシ)ベンゾニトリル(0.298g、51%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.07分;MSm/z:373(M+H)
+。
【1490】
実施例番号5
*:N−(((3R,4R)−3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチルピペリジン−1−イル)(ピロリジン−1−イル)メチレン)シアナミド
【1491】
【化453】
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【1492】
ステップA:5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン
【1493】
【化454】
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【1494】
3,5−ジブロモピラジン−2−アミン(125g、494mmol)、TEA(207.0mL、1483mmol)およびヨウ化銅(I)(0.941g、4.94mmol)のTHF(1255mL)中溶液に、PdCl
2(PPh
3)
2(3.47g、4.94mmol)を加えた。反応混合物を約−5−0℃に冷却し、(トリメチルシリル)アセチレン(65.0mL、470mmol)のTHF(157mL)中溶液を約15分かけて滴下添加した。反応混合物を約−5−0℃で約1.5時間撹拌し、次いで室温に終夜加温した。次いで反応混合物をセライト(登録商標)パッドを通して濾過し、更には生成物が溶出しなくなるまでTHFで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、茶褐色−オレンジ色固体を得た。固体を摩砕し、加温した石油エーテル(b.p.30−60℃、400mL)で超音波処理し、室温に冷却し、集め、石油エーテル(b.p.30−60℃;2×60mL)で洗浄し、乾燥して、5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(124g、93%、純度93%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.51分;MSm/z:270、272(M+H)
+。
【1495】
ステップB:2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1496】
【化455】
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【1497】
5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(3.00g、11.1mmol)のDMF(60mL)中溶液に、NaH(鉱油中60%分散液、0.577g、14.4mmol)を約0℃で3回に分けて加えた。約15分後、p−トルエンスルホニルクロリド(2.75g、14.4mmol)を加え、反応物を周囲温度にゆっくり加温した。約16時間後、反応混合物を氷冷水(120mL)上に注ぎ入れ、沈殿物を真空濾過により集めた。粗製固体をDCM(15mL)に溶解し、DCMで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(2.16g、52%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.58分;MSm/z:352、354(M+H)
+。
【1498】
ステップC:(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩
【1499】
【化456】
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【1500】
5L反応器に、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(98.8g、281mmol)、亜鉛末(3.50g、53.3mmol)、パラジウム(II)トリフルオロアセテート(4.0g、12mmol)およびラセミ−2−(ジ−t−ブチルホフィノ)−1,1’−ビナプチル(9.8g、24.7mmol)を仕込んだ。フラスコに粉末添加装置を装着し、その中にシアン化亜鉛(10.0g、157mmol)を仕込んで、後のステップにて添加した。約30分を越えない時間、容器をアルゴンでパージし、次いでアルゴンでパージしたDMA(2L)を反応器に加えた。混合物を撹拌し、アルゴン雰囲気を維持しながら約50℃に加熱した。得られた暗茶褐色溶液を更に約95℃に加熱し、粉体添加装置から約15分かけてシアン化亜鉛を少しずつ加えた。約95℃になった時点で、茶褐色混合物を更に約16時間撹拌した。反応混合物を周囲温度に冷却し、塩の沈殿物を得た。混合物を濾過助剤を含むブフナー漏斗を通して濾過し、濾過ケーキをDMA(20mL)で洗浄した。粗生成物のDMA中溶液を冷却(<10℃)水(16L)に加え、約30分間撹拌した。得られた懸濁液を濾過し、濾過ケーキを水(1L)で再度濯いだ。得られた湿潤ケーキを真空乾燥器中約50℃で乾燥した。粗製の固体をDCM(1.5L)に溶解し、無水MgSO
4で更に脱水した。濾過後、溶液をシリカ(140g)のパッドに通し、主な不純物のみがパッドを溶出してくることが検出されるまで、溶離液としてDCMを用いた。溶媒を減圧下に除去し、粗製の固体をMeOH/DCM(4:1、粗製の固体1g当たり溶媒10容量)にて周囲温度で約5時間摩砕した。固体を濾過し、MeOH(300mL)で洗浄した。生成物を真空乾燥器中で乾燥して、5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボニトリル(58.8g、70%)を白色固体として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ8.67(s,1H)、8.21(d,J=4.2Hz、1H)、8.07(d,J=8.4Hz、2H)、7.34(d,J=8.1Hz、2H)、6.89(d,J=4.2Hz、1H)、2.42(s,3H)。2−Lの316−ステンレス鋼圧力反応器に、5重量%Pd/C(63.6重量%水で湿った物質15.4g、5.6g乾燥ベース、2.6mmol、Johnson Matthey A503032−5)、5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボニトリル(55g、184mmol)、THF(1.1L)、脱イオン水(165mL)、HCl(37重量%水溶液、30mL、369mmol)およびキノリン(1.1mL、9.0mmol)を仕込んだ。容器をパージし、加圧し、高圧リザーバーから供給される水素40psiで維持した。混合物を約25℃で激しく撹拌した。約5時間後、反応器をベントし窒素でパージして、溶解した水素のほとんどを除去し、反応混合物を濾過して触媒を除去した。反応器および触媒ケーキをTHF:水(1:1、2×40mL)で濯いだ。合わせた濾液および濯ぎ液を濃縮し、EtOH(500mL)を加え、次いで減圧下に除去した。EtOH(2×500mL)で更に2回共沸した後、粗製残渣を減圧下に濃縮して、残渣(76g)を得、これをEtOH(550mL)に懸濁し、周囲温度で約4時間撹拌した。固体を濾取し、冷EtOH(50mL)で洗浄した。湿ったケーキを真空乾燥器中で乾燥して、(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩(51.2g、82%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.44分;MSm/z:303(M+H)
+。
【1501】
ステップD:4−メチルピペリジン−3−カルボン酸塩酸塩
【1502】
【化457】
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【1503】
AcOH(380mL)を、4−メチルニコチン酸塩酸塩(50.5g、291mmol、Maybridge)およびPtO
2(5.05g、22.2mmol、Johnson Matthey)に600mLステンレス鋼反応器中で加えた。混合物を220psiの水素下周囲温度で約14時間撹拌した。上澄み溶液をナイロン製膜を通して濾過し、触媒のみが残るまで充分なAcOHで濯いだ。濾液を減圧下に濃縮して透明油を得、これを周囲温度に冷却すると固化して、賦形剤としてAcOHを含む粗製の4−メチルピペリジン−3−カルボン酸(88.94g、170%粗製物)を得た:LC/MS(表1、方法b)Rt=0.44分;MSm/z:144(M+H)
+。
【1504】
ステップE:(3R,4R)−エチル4−メチルピペリジン−3−カルボキシレート(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシスクシネート
【1505】
【化458】
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【1506】
AcOH(2:1、300g)中の粗製でラセミ体の4−メチルピペリジン−3−カルボン酸塩酸塩(約70%の化学的純度、およそ15:1のcis:trans)をEtOH(1500mL)に溶解し、HCl(気体)で約15分間パージした。反応混合物に風船を取り付け、次いで約85℃に加熱して膨らませた。約48時間後、反応混合物を周囲温度に冷却し、真空中で濃縮して、ラセミ体のエチル4−メチルピペリジン−3−カルボン酸塩酸塩(260g)を含む濃厚シロップ状物を得た。このエステルにCHCl
3(1000mL)を、続いて飽和NaHCO
3水溶液(500mL)およびNH
4OH(15%水溶液、500mL)を加えた。有機層を分離し、水層をCHCl
3(1000mL)で更に抽出した。合わせた有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、次いで真空中で濃縮して、粗製のエチル4−メチルピペリジン−3−カルボキシレート(200g)を油として得た。(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシコハク酸(150g、1001mmol)のMeOH(200mL)中スラリー液に、粗製のエチル4−メチルピペリジン−3−カルボキシレート(200g、1168mmol)のEtOAc(3000mL)中溶液を加えた。混合物を約3時間素早く撹拌し、得られた固体を濾取して、(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシコハク酸塩(245g)(およそ15:1のcis:trans、cis立体異性体としてエナンチオマー比=48:52)を白色固体として得た。固体をMeOH(1000mL)に溶解し、固体が生成し始めるまでEtOAc(3000mL)をゆっくり加えた。約30分後、固体を濾取し、真空中で部分的に乾燥して、(3R,4R)−エチル4−メチルピペリジン−3−カルボキシレート(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシスクシネート(145g)(およそ15:1のcis:trans、(3R、4R):(3S、4S)エナンチオマーとしてエナンチオマー比=60:40)を含む立体的に濃縮された混合物を白色固体として得た。上記固体をMeOH(1000mL)に溶解し、4つのロットに分けた。それぞれのロット(250mL)をMeOH(500mL)で希釈し、EtOAc(3000mL)を、固体が生成するまで溶液に加えた。約4−15時間後、固体を濾取し、真空中で乾燥して、部分的に分割された(3R,4R)−エチル4−メチルピペリジン−3−カルボキシレート(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシスクシネートの多数のロットを得、これらを合わせ、MeOH(1000mL)に溶解し、EtOAc(4000mL)をゆっくり加えた。約1時間撹拌した後、固体を濾取して、(3R,4R)−エチル4−メチルピペリジン−3−カルボキシレート(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシスクシネート(4.5g)(およそ15:1のcis:trans、(3R、4R):(3S、4S)エナンチオマーとしてエナンチオマー比=98:2)を得た、キラル分析用LC(表2、方法30)少量の異性体R
t=12.2分;MSm/z:343(M+(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシスクシネート+Na)
+;主要な異性体R
t=10.6分;MSm/z:343(M+(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシスクシネート+Na)
+
【1507】
ステップF:(3R,4R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メチルピペリジン−3−カルボン酸
【1508】
【化459】
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【1509】
(3R,4R)−エチル4−メチルピペリジン−3−カルボキシレート(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシスクシネート(36.9g、115mmol)を仕込んだフラスコに、HClの溶液(6N水溶液、191mL)を加えた。反応混合物を約60℃に加熱した。約2時間後、反応混合物を約90℃に加熱した。約4時間後、反応混合物を周囲温度に冷却し、真空中で濃縮した。残渣にNaHCO
3(122g、1148mmol)およびジ−tert−ブチルジカルボネート(37.6g、172mmol)を、続いて1,4−ジオキサン(500mL)と水(500mL)との混合物を加えた。約2時間後、Et
2O(500mL)および水(500mL)を反応混合物に加えた。1N HCl水溶液を用いてpHを約4に調節した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮して、白色固体を得た。固体をヘプタン中でスラリーにし、濾過して、(3R,4R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メチルピペリジン−3−カルボン酸(25g、89%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.90分;MSm/z:244(M+H)
+。
【1510】
ステップG:(3R,4R)−tert−ブチル4−メチル−3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモイル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【1511】
【化460】
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【1512】
(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩(34.0g、100mmol、実施例番号5、ステップC)、(3R,4R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メチルピペリジン−3−カルボン酸(24.43g、100mmol)およびHATU(38.2g、100mmol)のDCM(700mL)中スラリー液に、DIEA(52.6mL、301mmol)を加えた。反応物を周囲温度で約45分間撹拌した。反応物を飽和NaHCO
3水溶液(300mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、次いで真空中で濃縮した。得られた残渣をヘプタン中33−100%EtOAccを用いるシリカゲル(330g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、(3R,4R)−tert−ブチル−4−メチル−3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモイル)ピペリジン−1−カルボキシレート53g、100%)を淡黄色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.40分;MSm/z:528(M+H)
+。
【1513】
ステップH:(3R,4R)−tert−ブチル4−メチル−3−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【1514】
【化461】
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【1515】
(3R,4R)−tert−ブチル−4−メチル−3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチル−カルバモイル)−ピペリジン−1−カルボキシレート(53g、100mmol)およびローソン試薬(22.4g、55.2mmol)の1,4−ジオキサン(500mL)中混合物を約80℃で約1時間加熱した。反応物を周囲温度に冷却し、次いでEtOAc(1000mL)と飽和NAHCO
3水溶液(700mL)との間で分配した。有機層を更に飽和NaHCO
3水溶液(700mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、次いで真空中で濃縮した。得られた残渣を1,4−ジオキサン(500mL)に溶解し、次いでトリフルオロ酢酸水銀(II)(54.0g、127mmol)を加えた。反応物を約25℃で約1時間撹拌した。反応物をDCM(1000mL)と共に飽和Na
2S
2O
3水溶液(500mL)/水(500mL)で分配した。層をセライト(登録商標)を通して濾過し、セライト(登録商標)パッドをDCM(500mL)で洗浄した。合わせた層を分離し、次いで有機層を飽和NaHCO
3水溶液(800mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、次いで真空中で濃縮した。得られた残渣をDCM中0−40%EtOAcを用いるシリカゲル(330g)上で精製して、(3R,4R)−tert−ブチル4−メチル−3−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(40.5g、79%)を黄色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.62分;MSm/z:510(M+H)
+。
【1516】
ステップI:(3R,4R)−tert−ブチル−3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチルピペリジン−1−カルボキシレート
【1517】
【化462】
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【1518】
(3R,4R)−tert−ブチル4−メチル−3−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(40g、78mmol)の1,4−ジオキサン(160mL)中溶液に、NaOH(1N水溶液、157mL)を加えた。混合物を約60℃で約1時間加熱した。混合物を周囲温度に冷却した。混合物をHCl(4N水溶液、50mL)で分配し、DCM(2×300mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(400mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、次いで真空中で濃縮した。生成物をDCM中1−5%MeOHを用いるシリカゲル(330g)上で精製して、(3R,4R)−tert−ブチル3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチルピペリジン−1−カルボキシレート(30g、99%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.00分;MSm/z:356(M+H)
+。
【1519】
ステップJ:1−((3R,4R)−4−メチルピペリジン−3−イル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン塩酸塩
【1520】
【化463】
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【1521】
(3R,4R)−tert−ブチル3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチル−ピペリジン−1−カルボキシレート(27.9g、78mmol)の1,4−ジオキサン(400mL)中溶液に、HCl(1,4−ジオキサン中4N、58.9mL、235mmol)を加えた。得られた懸濁液を約60℃で約1時間加熱した。反応物を周囲温度に冷却し、次いで濾過し、1,4−ジオキサン(100mL)で、続いてEt
2O(100mL)で洗浄して、1−((3R,4R)−4−メチルピペリジン−3−イル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン塩酸塩(20.6g、89%)を黄褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.27分;MSm/z:256(M+H)
+。
【1522】
ステップK:N−(((3R,4R)−3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチルピペリジン−1−イル)(ピロリジン−1−イル)メチレン)シアナミド
【1523】
【化464】
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【1524】
シアノカルボンイミド酸ジフェニル(0.163g、0.685mmol)およびDIEA(0.239mL、1.371mmol)のMeCN(5mL)中溶液に、1−((3R,4R)−4−メチルピペリジン−3−イル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン塩酸塩(0.20g、0.68mmol)を加えた。反応物を約80℃で約2時間加熱した。反応混合物を真空中で濃縮した。残渣をピロリジン(1.0mL、12mmol)に溶解し、密封したマイクロ波容器に移した。反応物を約120℃で約30分間CEMマイクロ波中にて加熱した。反応混合物を真空中で濃縮し、RP−HPLC(表1、方法i)により精製して、N−(((3R,4R)−3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチルピペリジン−1−イル)(ピロリジン−1−イル)−メチレン)シアナミド(0.030g、11%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.62分;m/z:377(M+H)
+
【1525】
実施例番号6
*:(R)−(3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)メタノン
【1526】
【化465】
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【1527】
ステップA:5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン
【1528】
【化466】
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【1529】
3,5−ジブロモピラジン−2−アミン(125g、494mmol)、TEA(207.0mL、1483mmol)およびヨウ化(I)銅(0.941g、4.94mmol)のTHF(1255mL)中溶液に、PdCl
2(PPh
3)
2(3.47g、4.94mmol)を加えた。反応混合物を約−5−0℃に冷却し、(トリメチルシリル)アセチレン(65.0mL、470mmol)のTHF(157mL)中溶液を約15分かけて滴下添加した。反応混合物を約−5−0℃で約1.5時間撹拌し、次いで室温に終夜加温した。次いで反応混合物をセライト(登録商標)パッドを通して濾過し、更には生成物が溶出しなくなるまでTHFで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、茶褐色−オレンジ色固体を得た。固体を摩砕し、加温した石油エーテル(b.p.30−60℃、400mL)で超音波処理し、室温に冷却し、集め、石油エーテル(b.p.30−60℃;2×60mL)で洗浄し、乾燥して、5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(124g、93%、純度93%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.51分;MSm/z:270、272(M+H)
+。
【1530】
ステップB:2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1531】
【化467】
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【1532】
5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(3.00g、11.1mmol)のDMF(60mL)中溶液に、NaH(鉱油中60%分散液、0.577g、14.4mmol)を約0℃で3回に分けて加えた。約15分後、p−トルエンスルホニルクロリド(2.75g、14.4mmol)を加え、反応物を周囲温度にゆっくり加温した。約16時間後、反応混合物を氷冷水(120mL)上に注ぎ入れ、沈殿物を真空濾過により集めた。粗製固体をDCM(15mL)に溶解し、DCMで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(2.16g、52%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.58分;MSm/z:352、354(M+H)
+。
【1533】
ステップC:(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩
【1534】
【化468】
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【1535】
5L反応器に、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(98.8g、281mmol)、亜鉛末(3.50g、53.3mmol)、パラジウム(II)トリフルオロアセテート(4.0g、12mmol)およびラセミ−2−(ジ−t−ブチルホフィノ)−1,1’−ビナプチル(9.8g、24.7mmol)を仕込んだ。フラスコに粉末添加装置を装着し、その中にシアン化亜鉛(10.0g、157mmol)を仕込んで、後に添加した。約30分を越えない時間、容器をアルゴンでパージし、次いでアルゴンでスパージしたDMA(2L)を反応器に加えた。混合物を撹拌し、アルゴン雰囲気を維持しながら約50℃に加熱した。得られた暗茶褐色溶液を更に約95℃に加熱し、粉体添加装置から約15分かけてシアン化亜鉛を少しずつ加えた。約95℃になった時点で、茶褐色混合物を更に約16時間撹拌した。反応混合物を周囲温度に冷却し、塩の沈殿物を得た。混合物を濾過助剤を含むブフナー漏斗を通して濾過し、濾過ケーキをDMA(20mL)で洗浄した。粗生成物のDMA中溶液を冷却(<10℃)水(16L)に加え、約30分間撹拌した。得られた懸濁液を濾過し、濾過ケーキを水(1L)で再度濯いだ。得られた湿潤ケーキを真空乾燥器中約50℃で乾燥した。粗製の固体をDCM(1.5L)に溶解し、無水MgSO
4で更に脱水した。濾過後、溶液をシリカ(140g)のパッドに通し、主な不純物のみがパッドを溶出してくることが検出されるまで、更に溶媒で洗浄した。溶媒を減圧下に除去し、粗製の固体をMeOH/DCM(4:1、粗製の固体1g当たり溶媒10容量)にて周囲温度で約5時間摩砕した。固体を濾過し、MeOH(300mL)で洗浄した。生成物を真空乾燥器中で乾燥して、5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボニトリル(58.8g、70%)を白色固体として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ8.67(s,1H)、8.21(d,J=4.2Hz、1H)、8.07(d,J=8.4Hz、2H)、7.34(d,J=8.1Hz、2H)、6.89(d,J=4.2Hz、1H)、2.42(s,3H)。2−Lの316−ステンレス鋼圧力反応器に、5重量%Pd/C(63.6重量%水で湿った物質15.4g、5.6g乾燥ベース、2.6mmol、Johnson Matthey A503032−5)、5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボニトリル(55g、184mmol)、THF(1.1L)、脱イオン水(165mL)、HCl(37重量%水溶液、30mL、369mmol)およびキノリン(1.1mL、9.0mmol)を仕込んだ。容器をパージし、加圧し、高圧リザーバーから供給される水素40psiで維持した。混合物を約25℃で激しく撹拌した。約5時間後、反応器をベントし窒素でパージして、溶解した水素のほとんどを除去し、反応混合物を濾過して触媒を除去した。反応器および触媒ケーキをTHF:水(1:1、2×40mL)で濯いだ。合わせた濾液および濯ぎ液を濃縮し、EtOH(500mL)を加えた。2つの更なる溶媒をEtOH(2×500mL)で置き換えた後、粗製残渣を減圧下に濃縮して、残渣(76g)を得、これをEtOH(550mL)に懸濁し、周囲温度で約4時間撹拌した。固体を濾取し、冷EtOH(50mL)で洗浄した。湿ったケーキを真空乾燥器中で乾燥して、(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩(51.2g、82%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.44分;MSm/z:303(M+H)
+。
【1536】
ステップD:(R)−tert−ブチル3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモイル)−ピペリジン−1−カルボキシレート
【1537】
【化469】
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【1538】
(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩(5g、14.7mmol)のDCM(78mL)中溶液に、DIEA(7.7mL、44.3mmol)を加え、周囲温度で約10分間撹拌し、続いて(R)−N−Boc−ピペルジン−3−カルボン酸(3.38g、14.7mmol、CNH−Technologies)およびHATU(5.61g、14.7mmol)を加えた。混合物を周囲温度で約1時間撹拌し、これに水(30mL)を加え、層を分離した。有機層を飽和NaHCO
3水溶液(30mL)およびブライン(30mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−5%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、粗製の(R)−tert−ブチル3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモイル)ピペリジン−1−カルボキシレート(7.58g、94%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.30分;MSm/z:514(M+H)
+。
【1539】
ステップE:(R)−tert−ブチル3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモチオイル)−ピペリジン−1−カルボキシレート
【1540】
【化470】
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【1541】
(R)−tert−ブチル3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモイル)−ピペリジン−1−カルボキシレート(7.58g、13.8mmol)の1,4−ジオキサン(130mL)中溶液に、ローソン試薬(3.37g、8.32mmol)を加え、反応混合物を約60℃に約2時間加熱し、次いで周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮した。粗製残渣をEtOAc(40mL)で溶解し、飽和NaHCO
3水溶液、(3×40mL)、ブライン(30mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−5%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(R)−tert−ブチル3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモチオイル)ピペリジン−1−カルボキシレート(5.6g、74%、UV純度97%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.60分;MSm/z:530(M+H)
+。
【1542】
ステップF:(R)−tert−ブチル3−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【1543】
【化471】
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【1544】
(R)−tert−ブチル3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモチオイル)−ピペリジン−1−カルボキシレート(5.61g、10.3mmol)の1,4−ジオキサン(96mL)中溶液に、トリフルオロ酢酸水銀(II)(4.38g、10.3mmol)を加え、反応混合物を周囲温度で約2時間撹拌し、次いでセライト(登録商標)のパッドを通して濾過する。セライト(登録商標)パッドをEtOAc(50mL)で濯ぎ、濾液を減圧下に濃縮した。粗製残渣をEtOAc(40mL)に溶解し、有機相を飽和NaHCO
3水溶液(2×40mL)、ブライン(30mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−5%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(R)−tert−ブチル3−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(4.4g、87%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.49分;MSm/z:496(M+H)
+。
【1545】
ステップG:(R)−tert−ブチル3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【1546】
【化472】
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【1547】
(R)−tert−ブチル3−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(4.44g、8.96mmol)の1,4−ジオキサン(54mL)中溶液に、NaOH(2N水溶液、8.9mL、18mmol)を加え、得られた混合物を約60℃で約3時間加熱した。反応物を周囲温度に冷却し、EtOAc(30mL)および飽和NH
4Cl水溶液(20mL)を加えた。有機層を分離し、水層をEtOAc(40mL)で更に抽出した。合わせた有機層をブライン(40mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。物質をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(R)−tert−ブチル3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(2.80g、92%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.85分;MSm/z:342(M+H)
+。
【1548】
ステップH:(R)−1−(ピペリジン−3−イル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン塩酸塩
【1549】
【化473】
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【1550】
丸底フラスコに、(R)−tert−ブチル3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(2.8g、8.20mmol)、1,4−ジオキサン(24mL)およびHCl(1,4−ジオキサン中4N、6.2mL、24.6mmol)を仕込んだ。反応混合物を約60℃で約18時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、Et
2O(40mL)を加え、混合物を約15分間撹拌した。固体を真空濾過により集め、Et
2O(50mL)で洗浄し、次いで真空乾燥器中約60℃で乾燥して、(R)−1−(ピペリジン−3−イル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン塩酸塩を灰白色固体として得た(2.4g、94%):LC/MS(表1、方法b)R
t=0.81分;MSm/z242(M+H)
+。
【1551】
ステップI:(R)−(3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)メタノン
【1552】
【化474】
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【1553】
(R)−1−(ピペリジン−3−イル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン塩酸塩(0.24g、0.76mmol)のピリジン(7.2mL)中溶液に、CDI(0.14g、0.87mmol)を加え、反応混合物を約50℃で約2時間撹拌した。更にCDI(0.02g、0.14mmol)を加え、反応混合物を約1時間撹拌した。反応混合物に4,4−ジフルオロピペリジン塩酸塩(0.12g、0.76mmol)を加えた。反応混合物を約55℃に約1時間加熱し、周囲温度に冷却し、約2日間撹拌する。溶媒を減圧下に除去し、粗製残渣をDCM(5mL)に溶解し、水(2mL)で洗浄した。水層をDCM(2mL)で逆抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(3mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−5%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(R)−(3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)メタノン(0.146g、49%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.70分;MSm/z:389(M+H)
+。
【1554】
実施例番号7:N−((1S,3S,4R)−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンチル)−3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホンアミド
【1555】
【化475】
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【1556】
ステップA:5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン
【1557】
【化476】
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【1558】
3,5−ジブロモピラジン−2−アミン(125g、494mmol)、TEA(207.0mL、1483mmol)およびヨウ化(I)銅(0.941g、4.94mmol)のTHF(1255mL)中溶液に、PdCl
2(PPh
3)
2(3.47g、4.94mmol)を加えた。反応混合物を約−5−0℃に冷却し、(トリメチルシリル)アセチレン(65.0mL、470mmol)のTHF(157mL)中溶液を約15分かけて滴下添加した。反応混合物を約−5−0℃で約1.5時間撹拌し、次いで室温に終夜加温した。次いで反応混合物をセライト(登録商標)パッドを通して濾過し、更には生成物が溶出しなくなるまでTHFで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、茶褐色−オレンジ色固体を得た。固体を摩砕し、加温した石油エーテル(b.p.30−60℃、400mL)で超音波処理し、室温に冷却し、集め、石油エーテル(b.p.30−60℃;2×60mL)で洗浄し、乾燥して、5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(124g、93%、純度93%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.51分;MSm/z:270、272(M+H)
+。
【1559】
ステップB:2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1560】
【化477】
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【1561】
5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(3.00g、11.1mmol)のDMF(60mL)中溶液に、NaH(鉱油中60%分散液、0.577g、14.4mmol)を約0℃で3回に分けて加えた。約15分後、p−トルエンスルホニルクロリド(2.75g、14.4mmol)を加え、反応物を周囲温度にゆっくり加温した。約16時間後、反応混合物を氷冷水(120mL)上に注ぎ入れ、沈殿物を真空濾過により集めた。粗製固体をDCM(15mL)に溶解し、DCMで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(2.16g、52%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.58分;MSm/z:352、354(M+H)
+。
【1562】
ステップC:tert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルカルバメート
【1563】
【化478】
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【1564】
2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(30.0g、85mmol)、tert−ブチルカルバメート(14.9g、128mmol)、325メッシュの炭酸カリウム(35.3g、256mmol)、酢酸パラジウム(0.19g、0.85mmol)および9,9−ジメチル−4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)キサンテン(キサントホス)(0.99g、1.70mmol)を、オーバーヘッドスターラー、熱電対および還流冷却器を装着した3ッ口の1L円筒型反応器に仕込んだ。120分以上、固体をアルゴンでパージした。2−メチル−ブタノール(240mL)および1,4−ジオキサン(60mL)を、500mLの分液丸底フラスコに仕込み、60分以上アルゴンでパージした。アルゴンの正圧下カヌーレを用いて溶媒混合物を1Lフラスコに移し、温度を約95℃に上げ、反応混合物をアルゴン正圧下約3時間撹拌した。反応混合物を約40℃に冷却し、THF(100mL)を加え、セライトの2インチパッドを通して濾過した。反応混合物を2つの等量バッチ(約200mL)に分け、それぞれのバッチを別々に精製した。それぞれのバッチをTHF(250mL)で希釈し、磁気撹拌子を備えた1Lの円筒型フラスコに移した。L−システイン(0.76g)、炭酸水素カリウム(1.52g)および塩化ナトリウム(0.76g)の水(250mL)中溶液を、上記フラスコに加え、約2−4時間撹拌した。水層を分離した。汚れた層の形成が観察され、これは有機層で維持された。有機層を飽和塩化ナトリウム溶液(100mL)で洗浄し、水層を分離した。活性炭(0.76g)をフラスコに加え、約2−4時間撹拌し、セライトの2インチパッドを通して濾過し、THF(30mL)で濯ぎ、約60℃で真空中に濃縮して、油/固体スラリー液を得た。イソプロパノール(50mL)とヘプタン(15mL)との混合物を油/固体スラリー液に加え、真空中で濃縮して、薄黄色固体を得た。イソプロパノール(90mL)を固体に加え、約60℃に加熱し、約1時間混合した。混合物を撹拌しながら室温に冷却し、固体を濾別し、ヘプタン(40mL)で濯ぎ、真空乾燥器中約50℃で終夜乾燥した。2バッチを合わせて、tert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルカルバメート(12.87g)を薄黄色固体として得た。
1H NMR(400MHz、DMSO)δ10.11(s,1H)、8.77(s,1H)、8.16(d,J=4.1Hz、1H)、7.99−7.92(m,2H)、7.40(d,J=8.4Hz、2H)、6.83(d,J=4.1Hz、1H)、2.32(s,3H)、1.46(s,9H)。
【1565】
ステップD:5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−アミン
【1566】
【化479】
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【1567】
tert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルカルバメート(14.0g、36.0mmol)およびテトラヒドロフラン(28mL)を、磁気撹拌子を含む500mL丸底フラスコに仕込んだ。リン酸(10当量、85%、20.8ml、360mmol)を針と注射器により約5分かけて加えた。加えた時点で、沸騰し、固体が生成した。得られたスラリ液を約65℃(浴温)に加熱し、温度が到達した時点で全ての固体が溶解した。約1時間後、出発物は存在していなかった。熱反応混合物をテトラヒドロフラン(115mL)で希釈し、次いで溶液を室温に冷却した。リン酸三カリウム(35.3g、360mmol)の水(145mL)中溶液を調製し、激しく撹拌しながら約20分かけて混合物に加えた。2相混合物を分液漏斗にTHFおよび水を用いて移した。層を分離し、有機層を500mL丸底フラスコに移した。水(100mL)をフラスコに加え、有機物を減圧下に除去する。これは固体の水中懸濁液になり、これを約30分間スラリー化した。固体を真空濾過により単離し、真空乾燥器中に置いて約16時間乾燥した(乾燥器温度約50℃)。5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−アミンを灰白色固体として単離した(10.1g、97%)。
1H NMR(400MHz、d
6−DMSO)δ7.88−7.84(m,3H)、7.64(s,1H)、7.39(d,J=8.4,2H)、6.55(d,J=4.0,1H)、6.31(s,2H)、2.33(s,3H)
【1568】
ステップE:ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−2−(メトキシカルボニル)−3−メチルシクロペンタ−1,3−ジエノレート
【1569】
【化480】
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【1570】
12L丸底フラスコ中、NaH(鉱油中60%分散液、159g、3985mmol)を撹拌した無水THF(4004mL)に少しずつ加えて、灰色懸濁液を得た。混合物を氷/塩浴中で約5℃に冷却した後、無水THF(200mL)中のアセト酢酸エチル(506mL、3985mmol、Alfa Aesar)を添加漏斗により約1時間かけて滴下添加し、その間温度は約18℃に徐々に上がった。添加完了後、反応物を周囲温度で約1時間撹拌し、次いでメチル4−クロロアセトアセテート(230mL、1993mmol、Oakwood)の無水THF(200mL)中溶液を添加漏斗により約1時間かけて滴下添加した。得られた混合物を周囲温度で約2時間撹拌し、次いで約50℃で約16時間加熱した。反応混合物を真空中で濃縮した。オレンジ色固体を約5℃に冷却し、氷/水混合物(2L)を加えた。懸濁液を回転蒸発器上で真空にせずに約30分間回転させることにより混合した。固体を濾取し、氷−冷水(750mL)で洗浄した。ほとんどの溶媒(約90%)を除去した時点で直ぐに、湿った固体をMeCN(750mL)で摩砕し、約30分間撹拌し、次いで固体を濾取し、Et2O(2×500mL)で洗浄した。固体を空気中で約16時間、次いで真空中約55℃で乾燥して、ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−2−(メトキシカルボニル)−3−メチルシクロペンタ−1,3−ジエノレート(485g、98%)を得た:
1H NMR(DMSO−d
6)δ3.95(q,J=7.1Hz、2H)、3.48(s,3H)、2.69(q,J=2.0Hz、2H)、2.47(t,J=2.1Hz、3H)、1.15(t,J=7.1Hz、3H)。
【1571】
ステップF:エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート
【1572】
【化481】
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【1573】
5L丸底フラスコ中、トルエン(1200mL)および水(1200mL)中のナトリウム4−(エトキシカルボニル)−2−(メトキシカルボニル)−3−メチルシクロ−ペンタ−1,3−ジエノレート(485g、1954mmol)、KCl(204g、2736mmol、JT Baker)およびAcOH(392mL、6839mmol、JT Baker)を約6時間加熱還流した。反応混合物を周囲温度に約16時間冷却した。次いで反応混合物を12Lフラスコに注ぎ入れ、水(3L)で希釈した。固体のNaHCO
3(450g、5.3mol)を撹拌しながら約1時間かけて注意深く少しずつ加えた。更に約30分間撹拌した後、塩基性の水相を分離し、更にEt2O(4×400mL)で抽出した。合わせた有機層を水(4×500mL)および飽和ブライン(500mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して黄色油を得、これを真空蒸留(約92−94℃、約0.4mmHgで)により精製して、エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(229g、69%)を黄色油として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ6.04−6.01(m,1H)、4.26−4.17(m,2H)、3.67(m,1H)、2.72(m,1H)、2.62(m,1H)、2.16(s,3H)、1.32−1.27(t,J=7.1Hz、3H)。
【1574】
ステップG:エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート
【1575】
【化482】
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【1576】
EtOAc(580mL)を、窒素雰囲気下約0℃で10重量%Pd/C(7.6g、7.1mmol)を仕込んだ丸底フラスコに加えた。冷却浴を除去し、エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(60.0g、357mmol)を加えた。水素ガスを約5分間混合物に吹き込み、次いで混合物を水素雰囲気(1気圧)下約48時間撹拌した。水素源を除去し、混合物を窒素で約5分間吹き込み、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過した。濾過ケーキをEtOAc(500mL)で濯いだ。濾液を減圧下に濃縮して、エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(59.9g、99%)を黄色液体として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ4.23−4.14(m,2H)、3.18(ddd,J=5.6,6.8,8.1Hz、1H)、2.73−2.65(m,1H)、2.60(ddd,J=1.7,5.5,18.7Hz、1H)、2.42−2.29(m,2H)、2.15(ddd,J=1.7,7.9,18.3Hz、1H)、1.29(t,J=7.1Hz、3H)、1.07(d,J=7.0Hz、3H)。
【1577】
ステップH:エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボキシレート
【1578】
【化483】
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【1579】
丸底フラスコに、エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(10.0g、58.8mmol)およびDCE(180mL)を仕込んだ。溶液を約0℃に冷却し、AcOH(5.7mL、100mmol)およびジベンジルアミン(11.3mL、58.8mmol)を滴下添加すると、濃厚懸濁液が形成した。反応混合物を約10℃に加温し、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(21.2g、100mmol)を少しずつ加え、反応混合物を周囲温度で約20時間撹拌した。反応混合物を撹拌した飽和NaHCO
3水溶液(300mL)中にゆっくり注ぎ入れ、約20分間撹拌した。層を分離し、水相をDCM(3×100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(2×100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮した。粗製の黄色油をヘプタン中0−30%EtOAcの勾配で溶離するフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボキシレート(15.5g、75%)を無色油として得た:
1H NMR(ピリジン−d
5)δ7.53(dd,J=0.9,7.9Hz、4H)、7.43−7.35(m,4H)、7.33−7.25(m,2H)、4.22−4.06(m,2H)、3.79(d,J=14.2Hz、2H)、3.70(d,J=14.2Hz、2H)、3.34−3.22(m,1H)、2.76(dd,J=7.9,16.6Hz、1H)、2.25−2.13(m,1H)、2.09−1.94(m,2H)、1.88−1.79(m,1H)、1.52(dd,J=10.5,22.5Hz、1H)、1.16(t,J=7.1Hz、3H)、0.98(d,J=7.0Hz、3H)。
【1580】
ステップI:4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸
【1581】
【化484】
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【1582】
エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボキシレート(3.65g、10.38mmol)をHCl(6N水溶液、20mL)と1,4−ジオキサン(50mL)との混合物に溶解し、得られた混合物を約60℃で約72時間加熱した。有機溶媒を減圧下に除去した。飽和NaHCO
3水溶液(40mL)を加えることにより水相を中和し、EtOAc(50mL)で抽出した。有機相をブライン(40mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸(3.3g、98%)を白色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.66分;MSm/z324(M+H)
+。
【1583】
ステップJ:2−(2−メチル−4−(ジベンジルアミノ)シクロペンチル)−ジメチルスルホキソニウム−2−オキソ−エチリド
【1584】
【化485】
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【1585】
塩化トリメチルスルホキソニウム(26.1g、198mmol)、THF(202ml)およびカリウムtert−ブトキシド(23.35g、202mmol)を、窒素ブランケット下500mLジャケット付フラスコに加えた。懸濁液を約65℃で約2時間撹拌した後、約0℃に冷却した。分離フラスコ中、(1S,2R,4S)−4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸(21.4g、66.2mmol)をTHF(134ml)に溶解した。HATU(31.4g、83mmol)およびトリエチルアミン(11.53ml、83mmol)を加え、溶液を約4時間混合した。硫黄イリド懸濁液を約0と−5℃との間に維持しながら、活性化エステル溶液を濾過し、次いでイリド懸濁液に約3時間かけて滴下添加した。得られた鮮黄色懸濁液を約5℃で約8時間撹拌した。水(340mL)およびTHF(30mL)を加え、混合物を約25℃で約30分間撹拌する。塩化ナトリウム水溶液(15重量/容量%、60mL)を溶液に加え、層を分離した。水層をEtOAc(60mL)で抽出した。合わせた有機層をNaCl水溶液(15重量/容量%、3×100mL)で洗浄した。溶液を濃縮し、粗製の油をメタノール(150mL)に溶解し、水(150mL)をスラリー液に加え、これを周囲温度で約1時間撹拌した後、約10℃に冷却し、終夜撹拌した。白色固体を濾過し、冷却した1:1MeOH/H2O(20mL)および水(60mL)で洗浄した。固体を真空乾燥器中で乾燥して、2−(2−メチル−4−(ジベンジルアミノ)シクロペンチル)−ジメチルスルホキソニウム−2−オキソ−エチリド(23.8g、収率90%)を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO)δ7.30(ddd,J=15.0,10.7,4.6Hz、8H)、7.21−7.14(m,2H)、4.67(s,1H)、3.71−3.52(m,4H)、3.39(d,J=3.9Hz、6H)、3.13−2.99(m,1H)、2.48−2.39(m,1H)、2.05−1.84(m,2H)、1.82−1.66(m,2H)、1.43−1.30(m,1H)、0.90(d,J=6.9Hz、3H)。
【1586】
ステップK:1−((1S,2R,4S)−4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン
【1587】
【化486】
[この文献は図面を表示できません]
【1588】
40mLバイアルに、2−(2−メチル−4−(ジベンジルアミノ)シクロペンチル)−ジメチルスルホキソニウム−2−オキソ−エチリド(4.02g、10.1mmol)、5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−アミン(2.92g、10.1mmol)およびクロロ(1,5−シクロオクタジエン)イリジウム(I)2量体(0.17g、0.3mmol、Alfa Aesar)を加えた。反応容器をN
2で約10分間パージした。反応容器に、脱気したCH
3Cl(13mL)を注射器により加えた。反応混合物をN
2で約10分間パージし、N
2雰囲気下約70℃で約68時間撹拌した。反応混合物を周囲温度に冷却した。ヘプタン中0−25%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより反応混合物を精製して、1−((1S,2R,4S)−4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン(8.61g、56%)を黄褐色発泡体として得た。
1H NMR(400MHz、DMSO)δ7.91−7.80(m,4H)、7.42−7.34(m,2H)、7.33−7.23(m,9H)、7.21−7.13(m,2H)、6.52(d,J=3.5Hz、1H)、4.23−4.04(m,2H)、3.63−3.48(m,4H)、3.19−3.09(m,1H)、3.08−2.99(m,1H)、2.32(s,3H)、2.29−2.18(m,1H)、1.94−1.71(m,3H)、1.37−1.23(m,1H)、0.86(d,J=7.8Hz、3H)。
【1589】
ステップL:(1S,3S,4R)−N,N−ジベンジル−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンタンアミン
【1590】
【化487】
[この文献は図面を表示できません]
【1591】
250mL丸底フラスコに、アセトニトリル(60ml)中の1−((1S,2R,4S)−4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン(11.2g、17.51mmol)を加えた。混合物を氷浴で冷却し、TFA(2.70ml、35.0mmol)およびTFAA(24.46ml、175mmol)を加えた。得られた混合物を加温し、約40℃で約42時間撹拌した。次いで反応物を氷浴中で冷却し、メタノール(7mL)でクエンチした。周囲温度に加温し、約1時間撹拌した後、これを酢酸エチル(100mL)および炭酸ナトリウム水溶液(10重量/容量%、200mL)に注ぎ入れた。層を分離し、有機層を濃縮した。残渣をTHF(120ml)に溶解し、2N水酸化ナトリウム(35.0ml、70.0mmol)を加えた。反応混合物を約60℃に加温し、約16時間撹拌する。周囲温度に冷却した後、2−メチル−テトラヒドロフラン(100mL)およびブライン(100mL)を加え、層を分離した。水層を2−メチル−テトラヒドロフラン(50mL)で抽出し、合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄した。有機層を濃縮し、EtOH(100mL)に溶解し、活性炭(500mg)で約1時間処理した。活性炭を濾別し、エタノールを減圧下に除去した。残渣をCHCl
3(50mL)に溶解し、約50℃に加温し、ヘプタン(50mL)を加えた。周囲温度に冷却した後、生成物を集め、1:2CHCl
3:ヘプタン(30mL)で洗浄し、真空乾燥器中で乾燥して、(1S,3S,4R)−N,N−ジベンジル−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンタンアミンを黄褐色固体として得た(5.1g、67%)
1H NMR(400MHz、DMSO)δ12.18(s,1H)、8.52(s,1H)、7.60(s,1H)、7.44−7.29(m,8H)、7.22(t,J=7.2Hz、2H)、6.84(d,J=3.4Hz、1H)、3.86(dd,J=17.6,8.8Hz、1H)、3.77−3.59(m,4H)、3.41−3.17(m,2H)、2.64−2.53(m,1H)、2.32−2.06(m,3H)、1.49−1.30(m,1H)、0.40(d,J=7.0Hz、3H)。
【1592】
ステップM:(1S,3S,4R)−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンタンアミン塩酸塩
【1593】
【化488】
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【1594】
1.8Lステンレス鋼圧力瓶に、(1S,3S,4R)−N,N−ジベンジル−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンタンアミン(49g、112mmol)、10%Pd(OH)
2/C(20g、Johnson Mathey)およびエタノール(750ml)を窒素下で加えた。反応器を窒素次いで水素でパージした。容器を水素で約30psigに加圧した。混合物を約50℃で約22時間撹拌した。周囲温度に冷却した後、反応物をガラス繊維フィルターを含むブフナー漏斗に通して濾過して触媒を除去した。濃HCl(12M、16.7mL)を加え、減圧下に濃縮した。残渣をエタノール(100mL)およびEtOAc(100mL)に懸濁し、固体を濾取し、1:1EtOAc:EtOH(30mL)で洗浄し、真空乾燥器中で乾燥して、(1S,3S,4R)−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンタンアミン塩酸塩を灰白色固体として得た(33.3g、86%)。
1H NMR(400MHz、DMSO)δ13.11(s,1H)、8.90(s,1H)、8.65−8.42(m,4H)、7.88(t,J=3.1Hz、1H)、7.21(s,1H)、4.20(dd,J=17.3,8.6Hz、1H)、3.75−3.52(m,1H)、2.77−2.63(m,1H)、2.61−2.52(m,1H)、2.33(ddd,J=31.4,17.8,8.8Hz、2H)、1.54(dt,J=12.7,6.4Hz、1H)、0.50(d,J=7.0Hz、3H)。
【1595】
ステップN:N−((1S,3S,4R)−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンチル)−3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホンアミド
【1596】
【化489】
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【1597】
2Lフラスコに、(1S,3S,4R)−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンタンアミン塩酸塩(248.0g、733mmol)、水(1240ml)、THF(124ml)および活性炭(24.12g)を加え、約10分間撹拌する。得られた混合物をセライトを通して濾過し、水(100mL)とTHF(24mL)との混合物で濯いだ。炭酸カリウム(668g、4836mmol)およびTHF(1736ml)を加え、3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホニルクロリド(315g、1524mmol、Matrix)のTHF(620ml)中溶液を約1時間かけて加えた。周囲温度に冷却した後、層を分離し、水層をTHF(500mL)で抽出した。合わせた有機層を塩化アンモニウム水溶液(3×100mL)で洗浄し、およそ1Lに濃縮した。水(1770mL)を約50℃でゆっくり加え、スラリー液を約23℃に冷却した。固体を濾取し、水中35%THF(750mL)で洗浄し、真空乾燥器中で乾燥した。粗製物をMeOH(4.5L)に溶解し、活性炭(28.3g)で処理した。セライトを通して濾過し、MeOH(500mL)で濯いだ後、溶液を減圧下に濃縮しておよそ1Lにし、水(800mL)を約50℃でゆっくり加え、次いで35℃に冷却し、更に水(360mL)を加えた。生成物を濾取し、1:1MeOH:水(2×350mL)で洗浄し、真空乾燥器中で乾燥して、N−((1S,3S,4R)−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンチル)−3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホンアミド(215.3g、71%)を白色結晶性固体として得た(m.p.225℃)。
1H NMR(400MHz、DMSO)δ11.99(bs,1H)、8.30(s,1H)、7.40(bs,1H)、7.38(s,1H)、7.27−7.07(m,1H)、6.62(d,J=3.4Hz、1H)、3.75(dt,J=10.1,7.8Hz、1H)、3.70−3.55(m,1H)、3.15−3.02(m,2H)、2.61−2.40(m,2H)、2.40−2.29(m,1H)、2.23(dd,J=13.3,6.9Hz、1H)、2.16−2.03(m,1H)、1.94−1.77(m,1H)、1.20−0.99(m,1H)、0.17(d,J=7.0Hz、3H)。
【1598】
実施例番号8
*:2−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルアミノ)チアゾール−5−カルボニトリル
【1599】
【化490】
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【1600】
ステップA:5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン
【1601】
【化491】
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【1602】
3,5−ジブロモピラジン−2−アミン(125g、494mmol)、TEA(207.0mL、1483mmol)およびヨウ化(I)銅(0.941g、4.94mmol)のTHF(1255mL)中溶液に、PdCl
2(PPh
3)
2(3.47g、4.94mmol)を加えた。反応混合物を約−5−0℃に冷却し、(トリメチルシリル)アセチレン(65.0mL、470mmol)のTHF(157mL)中溶液を約15分かけて滴下添加した。反応混合物を約−5−0℃で約1.5時間撹拌し、次いで室温に終夜加温した。次いで反応混合物をセライト(登録商標)パッドを通して濾過し、更には生成物が溶出しなくなるまでTHFで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、茶褐色−オレンジ色固体を得た。固体を摩砕し、加温した石油エーテル(b.p.30−60℃、400mL)で超音波処理し、室温に冷却し、集め、石油エーテル(b.p.30−60℃;2×60mL)で洗浄し、乾燥して、5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(124g、93%、純度93%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.51分;MSm/z:270、272(M+H)
+。
【1603】
ステップB:2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1604】
【化492】
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【1605】
5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(3.00g、11.1mmol)のDMF(60mL)中溶液に、NaH(鉱油中60%分散液、0.577g、14.4mmol)を約0℃で3回に分けて加えた。約15分後、p−トルエンスルホニルクロリド(2.75g、14.4mmol)を加え、反応物を周囲温度にゆっくり加温した。約16時間後、反応混合物を氷冷水(120mL)上に注ぎ入れ、沈殿物を真空濾過により集めた。粗製固体をDCM(15mL)に溶解し、DCMで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(2.16g、52%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.58分;MSm/z:352、354(M+H)
+。
【1606】
ステップC:tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレートおよびtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート
【1607】
【化493】
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【1608】
フラスコに、Pd
2(dba)
3(3.90g、4.26mmol)、ジ−tert−ブチル−(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスファン(3.62g、8.52mmol)および1,4−ジオキサン(453mL)を加えた。触媒−リガンド混合物を真空/窒素パージ(3回)により脱気し、約80℃で約10分間加熱した。次いで2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(30.0g、85mmol)、tert−ブチルヒドラジンカルボキシレート(16.9g、128mmol)およびNaOt−Bu(12.28g、128mmol)を加えた。更に真空/窒素パージ後、反応物を約80℃で加熱した。約50分後、反応混合物を周囲温度に冷却し、シリカゲルのパッド(高さ6cm×直径6cm)を通して濾過し、セライト(登録商標)(高さ1cm×直径6cm)を上に乗せ、EtOAc(3×150mL)で洗浄した。水(300mL)を濾液に加え、有機層を分離した。水層を更にEtOAc(3×200mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を飽和NH
4Cl水溶液、飽和NaHCO
3水溶液およびブライン(それぞれ400mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、暗茶褐色油(45g)を得た。茶褐色油をDCM(250mL)に溶解し、シリカゲル(200g)を加え、混合物を減圧下に濃縮した。得られたシリカ混合物を、ヘプタン中25−65%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製した。tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート[主要な位置異性体]とtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート[少量の位置異性体]との混合物(18.8g、50%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.47分;MSm/z:404(M+H)
+。
【1609】
ステップD:2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1610】
【化494】
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【1611】
tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレートおよびtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート(49.2g、122mmol)の1,4−ジオキサン(290mL)中混合物に、HCl(1,4−ジオキサン中4M、226mL、902mmol)を加えた。反応物を約60℃で約2.5時間加熱し、次いで約15−20℃に冷却した。固体を真空濾過により集め、EtOAc(3×50mL)で洗浄し、次いでEt
2O(60mL)で摩砕し、真空濾過により集め、真空下に一定重量になるまで乾燥して、固体35.6gを得た。固体を、飽和NaHCO
3水溶液とEtOAcとの混合物(1:1、400mL)と共に撹拌した。約1時間後、固体を真空濾過により集め、氷冷水(3×30mL)およびEtOAc(3×30mL)で洗浄し、真空乾燥器中で一定重量になるまで乾燥して、2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジンを黄褐色固体として得た(21.2g、57%):LC/MS(表1、方法a)R
t=1.88分;MSm/z:304(M+H)
+。
【1612】
ステップE:ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート
【1613】
【化495】
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【1614】
丸底フラスコにTHF(1.5L)を仕込み、続いてNaH(鉱油中60%分散液、70.0g、1.75mol)を少しずつ加えた。更にTHF(500mL)を加え、得られた混合物を約−10℃に冷却し、内温を約10℃未満に維持するために、エチルプロピオニルアセテート(250mL、1.80mol)を約1時間かけて滴下添加した。得られた混合物を周囲温度で約0.5時間撹拌して、透明黄色溶液を得、メチル4−クロロアセトアセテート(100mL、0.88mol)を約5分かけて滴下添加した。得られた混合物を約50℃で約19時間加熱して、赤味がかったオレンジ色懸濁液を得た。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮し、得られた液をビーカーに移し、水(350mL)で希釈した。混合物を氷浴中約2時間撹拌した。固体を真空濾過により集め、濾過ケーキを水(150mL)で濯ぎ、真空下に約1時間乾燥した。固体をEt
2O(1.5L)に懸濁し、濾過し、Et
2O(1.5L)で洗浄し、真空下に乾燥した。得られた固体をトルエン(1L)で共沸して固体を得、これをEt
2O(1L)に再度懸濁し、真空濾過により集めた。濾過ケーキをEt
2O(500mL)で洗浄し、真空下に乾燥して、ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート(204.2g、89%)をベージュ色固体として得た:
1H NMR(DMSO−d
6)δ3.94(q,J=7.1Hz、2H)、3.46(s,3H)、3.04(q,J=7.2Hz、2H)、2.66(s,2H)、1.13(t,J=7.1Hz、3H)、0.99(t,J=7.3Hz、3H)。
【1615】
ステップF:エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート
【1616】
【化496】
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【1617】
5L丸底フラスコに、ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート(316g、1205mmol)、KCl(126g、1687mmol、JT−Baker)、AcOH(241mL、4218mmol、JT−Baker)、トルエン(1850mL)および水(130mL)を仕込んだ。反応物を約6時間加熱還流し、次いで周囲温度に冷却し、NaHCO
3(8重量/容量%水溶液、3.5L)を滴下添加した。得られた2相混合物をMTBE(2×1.5L)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1L)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、粗製物191gを得、これを真空蒸留(97−99℃、0.600mmHg)により精製して、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(160g、69%)を得た:
1H NMR(CDCl
3)δ6.04(m,1H)、4.26−4.15(m,2H)、3.76−3.69(m,1H)、2.75−2.57(m,2H)、2.56−2.44(m,2H)、1.32−1.26(m,3H)、1.23−1.18(m,3H)。
【1618】
ステップG:エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート
【1619】
【化497】
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【1620】
丸底フラスコに10重量%Pd/C(10g、9.4mmol)を仕込んだ。フラスコを約0℃に冷却し、EtOAc(400mL)を窒素雰囲気下に加えた。冷却浴を除去し、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(47.8g、263mmol)を加えた。水素ガスを約5分間混合物に吹き込み、次いで混合物を水素雰囲気下約48時間撹拌した。水素源を除去し、混合物を窒素で約5分間吹き込み、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過した。濾過ケーキをEtOAc(400mL)で濯いだ。濾液を減圧下に濃縮して、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(約9:1混合物cis:trans)(48.0g、99%)を黄色液体として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ4.23−4.10(m,2H)、3.22(m,1H)、2.59−2.50(m,1H)、2.44−2.28(m,3H)、2.26−2.16(m,1H)、1.58−1.46(m,1H)、1.41−1.30(m,1H)、1.30−1.23(m,3H)、1.02−0.91(m,3H)。
【1621】
ステップH:エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート
【1622】
【化498】
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【1623】
丸底フラスコに、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(95.9g、521mmol)およびDCE(1.8L)を仕込んだ。溶液を約0℃に冷却し、AcOH(45mL、780mmol)およびジベンジルアミン(120mL、625mmol)を滴下添加して、濃厚懸濁液を生成した。反応混合物を約10℃に加温し、更にDCE(500mL)を加えた。トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(166g、781mmol)を少しずつ加え、反応混合物を周囲温度で約20時間撹拌した。反応混合物を撹拌した飽和NaHCO
3水溶液(1.5L)中にゆっくり注ぎ入れ、続いて固体のNaHCO
3(175g)を少しずつ加えた。混合物を約2時間撹拌し、有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮した。粗製の黄色油をヘプタン中0−20%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(136.6g、72%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=3.26分;MSm/z:366(M+H)
+
【1624】
ステップI:エチル4−アミノ−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート
【1625】
【化499】
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【1626】
炭素担持20重量%Pd(OH)
2(12.9g、18.4mmol)のEtOH(1.0L)中スラリー液を含む容器に、エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(129g、352mmol)を加えた。反応物を約30psiの水素下約50℃で約90分間振盪した。水素源を除去した後、窒素雰囲気を導入し、得られた混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、濾液を減圧下に濃縮して、エチル4−アミノ−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(64.5g、99%)を黄色シロップ状物として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ4.03−3.88(m,2H)、3.17(m,1H)、2.68(m,1H)、2.09−2.02(m,2H)、2.02−1.94(m,2H)、1.84(m,1H)、1.58−1.48(m,1H)、1.32−1.18(m,1H)、1.09(m,3H)、1.03(m,2H)、0.78−0.69(m,3H)。
【1627】
ステップJ:(1S,2R,4S)−エチル4−アセトアミド−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート
【1628】
【化500】
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【1629】
エチル4−アミノ−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(49.0g、264mmol)のピリジン(214mL、2645mmol)中溶液を約0℃に冷却した。無水酢酸(125mL、1322mmol)を加え、約0℃で約15分間撹拌を続けた。得られた溶液を周囲温度に加温し、約12時間撹拌した。反応物を減圧下に濃縮し、EtOAc(500mL)およびHCl(1N水溶液、200mL)を加えた。層を分離し、有機層をHCl(1N水溶液、200mL)、飽和NaHCO
3水溶液(2×200mL)およびブライン(150mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、フロリジル(登録商標)のパッドを通して濾過し、EtOAc(600mL)で洗浄し、減圧下に濃縮して、灰白色固体を得(52g)、これを一般的手順AA(表2、方法24、R
t=8.2分、旋光度=正)を用いることにより精製して、(1S,2R,4S)−エチル4−アセトアミド−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(20.3g、34%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.82分;MSm/z:228(M+H)
+。
【1630】
ステップK:(1S,2R,4S)−4−アセトアミド−2−エチルシクロペンタンカルボン酸
【1631】
【化501】
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【1632】
(1S,2R,4S)−エチル4−アセトアミド−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(9.44g、41.5mmol)を含むフラスコに、NaOH(2N水溶液、141mL、282mmol)を加えた。周囲温度で約12時間撹拌した後、6N HCl水溶液(50mL)を加えることにより反応物を約pH1に酸性化し、EtOAc(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、粗製の(1S,2R,4S)−4−アセトアミド−2−エチルシクロペンタンカルボン酸(7.25g、88%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.51分;MSm/z:200(M−H)
+。
【1633】
ステップL:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセトアミド
【1634】
【化502】
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【1635】
(1S、2R、4S)−4−アセトアミド−2−エチルシクロペンタンカルボン酸(3.03g、15.2mmol)のDCM(90mL)中混合物に、2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(4.20g、13.8mmol、実施例番号4、ステップD)、HATU(5.53g、14.5mmol)およびTEA(7.72mL、55.4mmol)を加えた。周囲温度で約2時間撹拌した後、反応物を水(60mL)で希釈した。層を分離し、水層をDCM(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−5%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボニル)シクロペンチル)アセトアミド(7.0g、90%、純度87%)を黄褐色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.96分;MSm/z:485(M+H)
+。不純物を含むN−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボニル)−シクロ−ペンチル)アセトアミド(9.40g、19.4mmol)の1,4−ジオキサン(100mL)中溶液に、TEA(8mL、58mmol)および塩化チオニル(1.9mL、27.1mmol)を加えた。反応混合物を約80℃で約2時間加熱し、次いで約0°Cに冷却し、飽和NaHCO
3水溶液およびEtOAc(それぞれ100mL)を加えた。層を分離し、水層を更にEtOAc(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をEtOAc中50−100%EtOAc/MeOH/Et
2NH(90:9:1)の勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセトアミド(6.00g、66%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.03分;MSm/z:467(M+H)
+。
【1636】
ステップM:(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン
【1637】
【化503】
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【1638】
N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセトアミド(6.0g、12.86mmol、実施例番号8ステップL)の1,4−ジオキサン(78mL)中溶液に、HCl(6N水溶液、75mL、450mmol)を加えた。反応混合物を約95℃で約16時間加熱した。反応物を周囲温度に冷却し、溶媒を減圧下に除去した。残渣をDCM(50mL)で希釈し、飽和NAHCO
3水溶液(100mL)で洗浄した。水溶液部分を更にDCM(3×50mL)で抽出し、合わせた有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−100%DCM/MeOH/NH
4OH(950:45:5)の勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン(3.05g、56%)を黄褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.85分;MSm/z:425(M+H)
+。
【1639】
ステップN:2−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルアミノ)チアゾール−5−カルボニトリル
【1640】
【化504】
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【1641】
(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタンアミン(0.20g、0.47mmol)、EtOH(1.3mL)、DIEA(0.33mL、1.88mmol)および2−クロロチアゾール−5−カルボニトリル(0.082g、0.56mmol、ArkPharm)の混合物を、CEMマイクロ波中約150℃で約30分(最大圧250psi、5分の最大傾斜、最大ワット300)間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮した。粗製の油をDCM(10mL)に溶解し、水(2×10mL)で洗浄した。有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製混合物をDCM中0−70%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルアミノ)チアゾール−5−カルボニトリル(0.21g、84%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.53分;MSm/z:533(M+H)
+。
【1642】
ステップO:2−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルアミノ)チアゾール−5−カルボニトリル
【1643】
【化505】
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【1644】
2−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルアミノ)チアゾール−5−カルボニトリル(0.21g、0.39mmol)、1,4−ジオキサン(4.5mL)、EtOH(3.5mL)およびNa
2CO
3(2N水溶液、5.8mL、15.7mmol)の混合物を約50℃で約12時間加熱した。AcOH(0.3mL)を加えることにより反応混合物をpH7に中和し、水(2×5mL)で洗浄し、DCM(3×5mL)で抽出した。有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−5%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルアミノ)−チアゾール−5−カルボニトリル(0.09g、60%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.95分;MSm/z:379(M+H)
+。
【1645】
実施例番号9:N−(4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ピロリジン−1−スルホンアミド
【1646】
【化506】
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【1647】
ステップA:5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン
【1648】
【化507】
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【1649】
3,5−ジブロモピラジン−2−アミン(125g、494mmol)、TEA(207.0mL、1483mmol)およびヨウ化(I)銅(0.941g、4.94mmol)のTHF(1255mL)中溶液に、PdCl
2(PPh
3)
2(3.47g、4.94mmol)を加えた。反応混合物を約−5−0℃に冷却し、(トリメチルシリル)アセチレン(65.0mL、470mmol)のTHF(157mL)中溶液を約15分かけて滴下添加した。反応混合物を約−5−0℃で約1.5時間撹拌し、次いで室温に終夜加温した。次いで反応混合物をセライト(登録商標)パッドを通して濾過し、更には生成物が溶出しなくなるまでTHFで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、茶褐色−オレンジ色固体を得た。固体を摩砕し、加温した石油エーテル(b.p.30−60℃、400mL)で超音波処理し、室温に冷却し、集め、石油エーテル(b.p.30−60℃;2×60mL)で洗浄し、乾燥して、5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(124g、93%、純度93%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.51分;MSm/z:270、272(M+H)
+。
【1650】
ステップB:2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1651】
【化508】
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【1652】
5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(3.00g、11.1mmol)のDMF(60mL)中溶液に、NaH(鉱油中60%分散液、0.577g、14.4mmol)を約0℃で3回に分けて加えた。約15分後、p−トルエンスルホニルクロリド(2.75g、14.4mmol)を加え、反応物を周囲温度にゆっくり加温した。約16時間後、反応混合物を氷冷水(120mL)上に注ぎ入れ、沈殿物を真空濾過により集めた。粗製固体をDCM(15mL)に溶解し、DCMで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(2.16g、52%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.58分;MSm/z:352、354(M+H)
+。
【1653】
ステップC:tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレートおよびtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート
【1654】
【化509】
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【1655】
フラスコに、Pd
2(dba)
3(3.90g、4.26mmol)、ジ−tert−ブチル−(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスファン(3.62g、8.52mmol)および1,4−ジオキサン(453mL)を加えた。触媒−リガンド混合物を真空/窒素パージ(3回)により脱気し、約80℃で約10分間加熱した。次いで2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(30.0g、85mmol)、tert−ブチルヒドラジンカルボキシレート(16.9g、128mmol)およびNaOt−Bu(12.28g、128mmol)を加えた。更に真空/窒素パージ後、反応物を約80℃で加熱した。約50分後、反応混合物を周囲温度に冷却し、シリカゲルのパッド(高さ6cm×直径6cm)を通して濾過し、セライト(登録商標)(高さ1cm×直径6cm)を上に乗せ、EtOAc(3×150mL)で洗浄した。水(300mL)を濾液に加え、有機層を分離した。水層を更にEtOAc(3×200mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を飽和NH
4Cl水溶液、飽和NaHCO
3水溶液およびブライン(それぞれ400mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、暗茶褐色油(45g)を得た。茶褐色油をDCM(250mL)に溶解し、シリカゲル(200g)を加え、混合物を減圧下に濃縮した。得られたシリカ混合物を、ヘプタン中25−65%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製した。tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート[主要な位置異性体]とtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート[少量の位置異性体]との混合物(18.8g、50%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.47分;MSm/z:404(M+H)
+。
【1656】
ステップD:2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1657】
【化510】
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【1658】
HCl(1,4−ジオキサン中4M、226mL、902mmol)を、tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレートおよびtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート(49.2g、122mmol)の1,4−ジオキサン(290mL)中混合物に加えた。反応物を約60℃で約2.5時間加熱し、次いで約15−20℃に冷却した。固体を真空濾過により集め、EtOAc(3×50mL)で洗浄し、次いでEt
2O(60mL)で摩砕し、真空濾過により集め、真空下に一定重量になるまで乾燥して、粗製固体35.6gを得た。固体を、飽和NaHCO
3水溶液とEtOAcとの混合物(1:1、400mL)と共に撹拌した。約1時間後、固体を真空濾過により集め、氷冷水(3×30mL)およびEtOAc(3×30mL)で洗浄し、真空乾燥器中で一定重量になるまで乾燥して、2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジンを黄褐色固体として得た(21.2g、57%):LC/MS(表1、方法a)R
t=1.88分;MSm/z:304(M+H)
+。
【1659】
ステップE:tert−ブチル4−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボニル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イルカルバメート
【1660】
【化511】
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【1661】
丸底フラスコに、2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(3.75g、11.1mmol)、4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸(3.0g、11mmol、Prime Organics)、HATU(4.23g、11.1mmol)、TEA(6.2mL、44mmol)およびDCM(65mL)を仕込んだ。反応混合物を周囲温度で約16時間撹拌した。反応混合物を水(30mL)で希釈し、生成した最初の層を分離した。残った水性エマルジョンをセライト(登録商標)を通して濾過した。濾液層を分離し、水層を更にDCM(60mL)で抽出した。有機層を水(3×50mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチル4−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボニル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イルカルバメートを茶褐色非晶性固体として得た(5.38g、87%):LC/MS(表1、方法a)R
t=2.40分;MSm/z555(M+H)
+。
【1662】
ステップF:4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン
【1663】
【化512】
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【1664】
tert−ブチル4−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボニル)−ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イルカルバメート(6.1g、11.0mmol)、TEA(6.1mL、44.0mmol)の1,4−ジオキサン(110mL)中溶液に、SOCl
2(2.0mL、27.5mmol)を加えた。反応混合物を約80℃で約2時間加熱し、次いで周囲温度に冷却した。反応混合物を飽和NaHCO
3水溶液(3×50mL)で洗浄した。水溶液部分を濾過して、4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]−オクタン−1−アミンを茶褐色固体として得た(1.17g、24%):LC/MS(表1、方法a)R
t=1.28分;MSm/z:437(M+H)
+。残った濾液をEtOAc(10mL)で抽出した。有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、粗製のtert−ブチル4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イルカルバメート(3.5g)を得た。粗製のBoc−保護化物を1,4−ジオキサン(38mL)に溶解し、HCl(1,4−ジオキサン中4N、8mL)を加えた。反応混合物を約50℃で約3時間加熱した。生成した沈殿物を濾過し、DCM(50mL)に溶解し、飽和NaHCO
3水溶液(3×20mL)で洗浄した。層を分離し、有機部分を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、更に4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミンを茶褐色固体として得た(2.3g、2ステップで50%):LC/MS(表1、方法a)R
t=1.28分;MSm/z:437(M+H)
+。
【1665】
ステップG:N−(4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ピロリジン−1−スルホンアミド
【1666】
【化513】
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【1667】
丸底フラスコに、DMA(2.75mL)中の4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン(0.12g、0.28mmol)、DIEA(0.48mL、2.8mmol)を仕込んだ。ピロリジン−1−スルホニルクロリド(0.07g、0.41mmol、Matrix)を滴下添加し、反応混合物を周囲温度で約1時間撹拌した。K
2CO
3(0.190g、1.37mmol)を加え、反応混合物を周囲温度で約16時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去した。粗製物をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、N−(4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ピロリジン−1−スルホンアミドを得、これをNaOH(1N水溶液、1.10mL、1.10mmol)および1,4−ジオキサン(1mL)に溶解し、約50℃で約1時間加熱した。粗製物を分取逆相HPLC(表2、方法l)により精製して、N−(4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ピロリジン−1−スルホンアミド(0.042g、37%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.81分;MSm/z416(M+H)
+。
【1668】
実施例番号10
*:(3R,4R)−フェニル3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチルピペリジン−1−カルボキシレート
【1669】
【化514】
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【1670】
ステップA:5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン
【1671】
【化515】
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【1672】
3,5−ジブロモピラジン−2−アミン(125g、494mmol)、TEA(207.0mL、1483mmol)およびヨウ化(I)銅(0.941g、4.94mmol)のTHF(1255mL)中溶液に、PdCl
2(PPh
3)
2(3.47g、4.94mmol)を加えた。反応混合物を約−5−0℃に冷却し、(トリメチルシリル)アセチレン(65.0mL、470mmol)のTHF(157mL)中溶液を約15分かけて滴下添加した。反応混合物を約−5−0℃で約1.5時間撹拌し、次いで室温に終夜加温した。次いで反応混合物をセライト(登録商標)パッドを通して濾過し、更には生成物が溶出しなくなるまでTHFで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、茶褐色−オレンジ色固体を得た。固体を摩砕し、加温した石油エーテル(b.p.30−60℃、400mL)で超音波処理し、室温に冷却し、集め、石油エーテル(b.p.30−60℃;2×60mL)で洗浄し、乾燥して、5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(124g、93%、純度93%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.51分;MSm/z:270、272(M+H)
+。
【1673】
ステップB:2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1674】
【化516】
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【1675】
5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(3.00g、11.1mmol)のDMF(60mL)中溶液に、NaH(鉱油中60%分散液、0.577g、14.4mmol)を約0℃で3回に分けて加えた。約15分後、p−トルエンスルホニルクロリド(2.75g、14.4mmol)を加え、反応物を周囲温度にゆっくり加温した。約16時間後、反応混合物を氷冷水(120mL)上に注ぎ入れ、沈殿物を真空濾過により集めた。粗製固体をDCM(15mL)に溶解し、DCMで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(2.16g、52%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.58分;MSm/z:352、354(M+H)
+。
【1676】
ステップC:(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩
【1677】
【化517】
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【1678】
5L反応器に、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(98.8g、281mmol)、亜鉛末(3.50g、53.3mmol)、パラジウム(II)トリフルオロアセテート(4.0g、12mmol)およびラセミ−2−(ジ−t−ブチルホフィノ)−1,1’−ビナプチル(9.8g、24.7mmol)を仕込んだ。フラスコに粉末添加装置を装着し、その中にシアン化亜鉛(10.0g、157mmol)を仕込んで、後のステップにて添加した。約30分を越えない時間、容器をアルゴンでパージし、次いでアルゴンでスパージしたDMA(2L)を反応器に加えた。混合物を撹拌し、アルゴン雰囲気を維持しながら約50℃に加熱した。得られた暗茶褐色溶液を更に約95℃に加熱し、粉体添加装置から約15分かけてシアン化亜鉛を少しずつ加えた。約95℃になった時点で、茶褐色混合物を更に約16時間撹拌した。反応混合物を周囲温度に冷却し、塩の沈殿物を得た。混合物を濾過助剤を含むブフナー漏斗を通して濾過し、濾過ケーキをDMA(20mL)で洗浄した。粗生成物のDMA中溶液を冷(<10℃)水(16L)に加え、約30分間撹拌した。得られた懸濁液を濾過し、濾過ケーキを水(1L)で再度濯いだ。得られた湿潤ケーキを真空乾燥器中約50℃で乾燥した。粗製の固体をDCM(1.5L)に溶解し、無水MgSO
4で更に脱水した。濾過後、溶液をシリカ(140g)のパッドに通し、主な不純物のみがパッドを溶出してくることが検出されるまで、溶離液としてDCMを用いた。溶媒を減圧下に除去し、粗製の固体をMeOH/DCM(4:1、粗製の固体1g当たり溶媒10容量)にて周囲温度で約5時間摩砕した。固体を濾過し、MeOH(300mL)で洗浄した。生成物を真空乾燥器中で乾燥して、5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボニトリル(58.8g、70%)を白色固体として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ8.67(s,1H)、8.21(d,J=4.2Hz、1H)、8.07(d,J=8.4Hz、2H)、7.34(d,J=8.1Hz、2H)、6.89(d,J=4.2Hz、1H)、2.42(s,3H)。2−Lの316−ステンレス鋼圧力反応器に、5重量%Pd/C(63.6重量%水で湿った物質15.4g、5.6g乾燥ベース、2.6mmol、Johnson Matthey A503032−5)、5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボニトリル(55g、184mmol)、THF(1.1L)、脱イオン水(165mL)、HCl(37重量%水溶液、30mL、369mmol)およびキノリン(1.1mL、9.0mmol)を仕込んだ。容器をパージし、加圧し、高圧リザーバーから供給される水素40psiで維持した。混合物を約25℃で激しく撹拌した。約5時間後、反応器をベントし窒素でパージして、溶解した水素のほとんどを除去し、反応混合物を濾過して触媒を除去した。反応器および触媒ケーキをTHF:水(1:1、2×40mL)で濯いだ。合わせた濾液および濯ぎ液を濃縮し、EtOH(500mL)を加え、次いで減圧下に除去した。EtOAc(2×500mL)で更に2回共沸した後、粗製残渣を減圧下に濃縮して、残渣(76g)を得、これをEtOH(550mL)に懸濁し、周囲温度で約4時間撹拌した。固体を濾取し、冷EtOH(50mL)で洗浄した。湿ったケーキを真空乾燥器中で乾燥して、(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩(51.2g、82%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.44分;MSm/z:303(M+H)
+。
【1679】
ステップD:4−メチルピペリジン−3−カルボン酸塩酸塩
【1680】
【化518】
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【1681】
AcOH(380mL)を、4−メチルニコチン酸塩酸塩(50.5g、291mmol、Maybridge)およびPtO
2(5.05g、22.2mmol、Johnson Matthey)に600mLステンレス鋼反応器中で加えた。混合物を220psiの水素下周囲温度で約14時間撹拌した。上澄み溶液をナイロン製膜を通して濾過し、触媒のみが残るまで充分なAcOHで濯いだ。濾液を減圧下に濃縮して透明油を得、これを周囲温度に冷却すると固化して、賦形剤としてAcOHを含む粗製の4−メチルピペリジン−3−カルボン酸(88.94g、170%)を得た:LC/MS(表1、方法b)Rt=0.44分;MSm/z:144(M+H)
+。
【1682】
ステップE:(3R,4R)−エチル4−メチルピペリジン−3−カルボキシレート(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシスクシネート
【1683】
【化519】
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【1684】
AcOH(2:1、300g)中の粗製でラセミ体の4−メチルピペリジン−3−カルボン酸塩酸塩(70%までの化学的純度、およそ15:1のcis:trans)をEtOH(1500mL)に溶解し、HCl(気体)で約15分間スパージした。反応混合物に風船を取り付け、次いで約85℃に加熱した。約48時間後、反応混合物を周囲温度に冷却し、真空中で濃縮して、ラセミ体のエチル4−メチルピペリジン−3−カルボン酸塩酸塩(260g)を含む濃厚シロップ状物を得た。このエステルに、CHCl
3(1000mL)を、続いて飽和NaHCO
3水溶液(500mL)およびNH
4OH(15%水溶液、500mL)を加えた。有機層を分離し、水層をCHCl
3(1000mL)で更に抽出した。合わせた有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、次いで真空中で濃縮して、粗製のエチル4−メチルピペリジン−3−カルボキシレート(200g)を油として得た。(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシコハク酸(150g、1001mmol)のMeOH(200mL)中スラリー液に、粗製のエチル4−メチルピペリジン−3−カルボキシレート(200g、1168mmol)のEtOAc(3000mL)中溶液を加えた。混合物を約3時間素早く撹拌し、得られた固体を濾取して、(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシコハク酸塩(245g)(およそ15:1のcis:trans、cis立体異性体としてエナンチオマー比=48:52)を白色固体として得た。固体をMeOH(1000mL)に溶解し、固体が生成し始めるまでEtOAc(3000mL)をゆっくり加えた。約30分後、固体を濾取し、真空中で部分的に乾燥して、(3R,4R)−エチル4−メチルピペリジン−3−カルボキシレート(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシスクシネート(145g)(およそ15:1のcis:trans、(3R、4R):(3S、4S)エナンチオマーとしてエナンチオマー比=60:40)を含む立体的に濃縮された混合物を白色固体として得た。上記固体をMeOH(1000mL)に溶解し、4つのロットに分けた。それぞれのロット(250mL)をMeOH(500mL)で希釈し、EtOAc(3000mL)を、固体が生成するまで溶液に加えた。約4−15時間後、固体を濾取し、真空中で乾燥して、部分的に分割された(3R,4R)−エチル4−メチルピペリジン−3−カルボキシレート(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシスクシネートの多数のロットを得、これらを合わせ、MeOH(1000mL)に溶解し、EtOAc(4000mL)をゆっくり加えた。約1時間撹拌した後、固体を濾取して、(3R,4R)−エチル4−メチルピペリジン−3−カルボキシレート(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシスクシネート(4.5g)(およそ15:1のcis:trans、(3R、4R):(3S、4S)エナンチオマーとしてエナンチオマー比=98:2)を得た、キラル分析用LC(表2、方法30)少量の異性体R
t=12.2分;MSm/z:343(M+(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシスクシネート+Na)
+;主要な異性体R
t=10.6分;MSm/z:343(M+(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシスクシネート+Na)
+
【1685】
ステップF:(3R,4R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メチルピペリジン−3−カルボン酸
【1686】
【化520】
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【1687】
(3R,4R)−エチル4−メチルピペリジン−3−カルボキシレート(2S,3S)−2,3−ジヒドロキシスクシネート(36.9g、115mmol)を仕込んだフラスコに、HClの溶液(6N水溶液、191mL)を加えた。反応混合物を約60℃に加熱した。約2時間後、反応混合物を約90℃に加熱した。約4時間後、反応混合物を周囲温度に冷却し、真空中で濃縮した。残渣に、NaHCO
3(122g、1148mmol)およびジ−tert−ブチルジカルボネート(37.6g、172mmol)を、続いて1,4−ジオキサン(500mL)と水(500mL)との混合物を加えた。約2時間後、Et
2O(500mL)および水(500mL)を反応混合物に加えた。pHを1N HCl水溶液を用いて約4に調節した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮して、白色固体を得た。固体をヘプタン中でスラリーにし、濾過して、(3R,4R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メチルピペリジン−3−カルボン酸(25g、89%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.90分;MSm/z:244(M+H)
+。
【1688】
ステップG:(3R,4R)−tert−ブチル4−メチル−3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモイル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【1689】
【化521】
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【1690】
(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩(34.0g、100mmol、実施例番号5、ステップC)、(3R,4R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メチルピペリジン−3−カルボン酸(24.43g、100mmol)およびHATU(38.2g、100mmol)のDCM(700mL)中スラリー液に、DIEA(52.6mL、301mmol)を加えた。反応物を周囲温度で約45分間撹拌した。反応物を飽和NaHCO
3水溶液(300mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、次いで真空中で濃縮した。得られた残渣をヘプタン中33−100%EtOAcを用いるシリカゲル(330g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、(3R,4R)−tert−ブチル−4−メチル−3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモイル)ピペリジン−1−カルボン酸(53g、96%)を淡黄色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.40分;MSm/z:528(M+H)
+。
【1691】
ステップH:(3R,4R)−tert−ブチル4−メチル−3−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【1692】
【化522】
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【1693】
(3R,4R)−tert−ブチル−4−メチル−3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチル−カルバモイル)−ピペリジン−1−カルボン酸(53g、100mmol)およびローソン試薬(22.4g、55.2mmol)の1,4−ジオキサン(500mL)中混合物を約80℃で約1時間加熱した。反応物を周囲温度に冷却し、次いでEtOAc(1000mL)と飽和NaHCO
3水溶液(700mL)との間で分配した。有機層を更に飽和NaHCO
3水溶液(700mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、次いで真空中で濃縮した。得られた残渣を1,4−ジオキサン(500mL)に溶解し、次いでトリフルオロ酢酸水銀(II)(54.0g、127mmol)を加えた。反応物を約25℃で約1時間撹拌した。反応物をDCM(1000mL)と共に飽和Na
2S
2O
3水溶液(500mL)/水(500mL)で分配した。層をセライト(登録商標)を通して濾過し、セライト(登録商標)パッドをDCM(500mL)で洗浄した。合わせた層を分離し、次いで有機層を飽和NaHCO
3水溶液(800mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、次いで真空中で濃縮した。得られた残渣をDCM中0−40%EtOAcを用いるシリカゲル(330g)上で精製して、(3R,4R)−tert−ブチル4−メチル−3−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(40.5g、79%)を黄色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.62分;MSm/z:510(M+H)
+。
【1694】
ステップI:(3R,4R)−tert−ブチル−3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチルピペリジン−1−カルボキシレート
【1695】
【化523】
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【1696】
(3R,4R)−tert−ブチル4−メチル−3−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(40g、78mmol)の1,4−ジオキサン(160mL)中溶液に、NaOH(1N水溶液、157mL)を加えた。混合物を約60℃で約1時間加熱した。混合物を周囲温度に冷却した。混合物をHCl(4N水溶液、50mL)で分配し、DCM(2×300mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(400mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、次いで真空中で濃縮した。生成物をDCM中1−5%MeOHを用いるシリカゲル(330g)上で精製して、(3R,4R)−tert−ブチル3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチルピペリジン−1−カルボキシレート(30g、99%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.00分;MSm/z:356(M+H)
+。
【1697】
ステップJ:1−((3R,4R)−4−メチルピペリジン−3−イル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン塩酸塩
【1698】
【化524】
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【1699】
(3R,4R)−tert−ブチル3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチル−ピペリジン−1−カルボキシレート(27.9g、78mmol)の1,4−ジオキサン(400mL)中溶液に、HCl(1,4−ジオキサン中4N、58.9mL、235mmol)を加えた。得られた懸濁液を約60℃で約1時間加熱した。反応物を周囲温度に冷却し、次いで濾過し、1,4−ジオキサン(100mL)で、続いてEt
2O(100mL)で洗浄して、1−((3R,4R)−4−メチルピペリジン−3−イル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン塩酸塩(20.6g、89%)を黄褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.27分;MSm/z:256(M+H)
+。
【1700】
ステップK:(3R,4R)−フェニル3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチルピペリジン−1−カルボキシレート
【1701】
【化525】
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【1702】
1−((3R,4R)−4−メチルピペリジン−3−イル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン塩酸塩(0.06g、0.21mmol)のMeCN(1mL)中溶液に、約0℃でTEA(0.06mL、0.41mmol)、THF(0.6mL)およびDMAP(0.006g、0.050mmol)、次いでクロロギ酸フェニル(0.026mL、0.206mmol)を加え、約1時間撹拌した。反応混合物を周囲温度に加温し、減圧下に濃縮した。粗製残渣をDCM(3mL)に溶解し、水(2mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製残渣をDCM(5mL)に溶解し、水(2mL)およびブライン(2mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。物質をRP−HPLC(表1、方法g)により精製して、(3R,4R)−フェニル3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−メチルピペリジン−1−カルボキシレート(0.010g、11%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.95分;MSm/z376(M+H)
+。
【1703】
実施例番号11
*:(R)−シクロペンチル3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【1704】
【化526】
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【1705】
ステップA:5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン
【1706】
【化527】
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【1707】
3,5−ジブロモピラジン−2−アミン(125g、494mmol)、TEA(207.0mL、1483mmol)およびヨウ化(I)銅(0.941g、4.94mmol)のTHF(1255mL)中溶液に、PdCl
2(PPh
3)
2(3.47g、4.94mmol)を加えた。反応混合物を約−5−0℃に冷却し、(トリメチルシリル)アセチレン(65.0mL、470mmol)のTHF(157mL)中溶液を約15分かけて滴下添加した。反応混合物を約−5−0℃で約1.5時間撹拌し、次いで室温に終夜加温した。次いで反応混合物をセライト(登録商標)パッドを通して濾過し、更には生成物が溶出しなくなるまでTHFで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、茶褐色−オレンジ色固体を得た。固体を摩砕し、加温した石油エーテル(b.p.30−60℃、400mL)で超音波処理し、室温に冷却し、集め、石油エーテル(b.p.30−60℃;2×60mL)で洗浄し、乾燥して、5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(124g、93%、純度93%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.51分;MSm/z:270、272(M+H)
+。
【1708】
ステップB:2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1709】
【化528】
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【1710】
5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(3.00g、11.1mmol)のDMF(60mL)中溶液に、NaH(鉱油中60%分散液、0.577g、14.4mmol)を約0℃で3回に分けて加えた。約15分後、p−トルエンスルホニルクロリド(2.75g、14.4mmol)を加え、反応物を周囲温度にゆっくり加温した。約16時間後、反応混合物を氷冷水(120mL)上に注ぎ入れ、沈殿物を真空濾過により集めた。粗製固体をDCM(15mL)に溶解し、DCMで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(2.16g、52%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.58分;MSm/z:352、354(M+H)
+。
【1711】
ステップC:(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩
【1712】
【化529】
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【1713】
5L反応器に、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(98.8g、281mmol)、亜鉛末(3.50g、53.3mmol)、パラジウム(II)トリフルオロアセテート(4.0g、12mmol)およびラセミ−2−(ジ−t−ブチルホフィノ)−1,1’−ビナプチル(9.8g、24.7mmol)を仕込んだ。フラスコに粉末添加装置を装着し、その中にシアン化亜鉛(10.0g、157mmol)を仕込んで、後のステップにて添加した。約30分を越えない時間、容器をアルゴンでパージし、次いでアルゴンでスパージしたDMA(2L)を反応器に加えた。混合物を撹拌し、アルゴン雰囲気を維持しながら約50℃に加熱した。得られた暗茶褐色溶液を更に約95℃に加熱し、粉体添加装置から約15分かけてシアン化亜鉛を少しずつ加えた。約95℃になった時点で、茶褐色混合物を更に約16時間撹拌した。反応混合物を周囲温度に冷却し、塩の沈殿物を得た。混合物を濾過助剤を含むブフナー漏斗を通して濾過し、濾過ケーキをDMA(20mL)で洗浄した。粗生成物のDMA中溶液を冷(<10℃)水(16L)に加え、約30分間撹拌した。得られた懸濁液を濾過し、濾過ケーキを水(1L)で再度濯いだ。得られた湿潤ケーキを真空乾燥器中約50℃で乾燥した。粗製の固体をDCM(1.5L)に溶解し、無水MgSO
4で更に脱水した。濾過後、溶液をシリカ(140g)のパッドに通し、主な不純物のみがパッドを溶出してくるのを検出するまで、更に溶媒で洗浄した。溶媒を除去し、粗製の固体をMeOH/DCM(4:1、粗製の固体1g当たり溶媒10容量)にて周囲温度で約5時間摩砕した。固体を濾過し、MeOH(300mL)で洗浄した。生成物を真空乾燥器中で乾燥して、5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボニトリル(58.8g、70%)を白色固体として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ8.67(s,1H)、8.21(d,J=4.2Hz、1H)、8.07(d,J=8.4Hz、2H)、7.34(d,J=8.1Hz、2H)、6.89(d,J=4.2Hz、1H)、2.42(s,3H)。2Lの316−ステンレス鋼圧力反応器に、5重量%Pd/C(63.6重量%水で湿った物質15.4g、5.6g乾燥ベース、2.6mmol、Johnson Matthey A503032−5)、5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボニトリル(55g、184mmol)、THF(1.1L)、脱イオン水(165mL)、HCl(37重量%水溶液、30mL、369mmol)およびキノリン(1.1mL、9.0mmol)を仕込んだ。容器をパージし、加圧し、高圧リザーバーから供給される水素40psiで維持した。混合物を約25℃で激しく撹拌した。約5時間後、反応器をベントし窒素でパージして、溶解した水素のほとんどを除去し、反応混合物を濾過して触媒を除去した。反応器および触媒ケーキをTHF:水(1:1、2×40mL)で濯いだ。合わせた濾液および濯ぎ液を濃縮し、EtOH(500mL)を加えた。2つの更なる溶媒をEtOH(2×500mL)で置き換えた後、粗製残渣を減圧下に濃縮して、残渣(76g)を得、これをEtOH(550mL)に懸濁し、周囲温度で約4時間撹拌した。固体を濾取し、冷EtOH(50mL)で洗浄した。湿ったケーキを真空乾燥器中で乾燥して、(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩(51.2g、82%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.44分;MSm/z:303(M+H)
+。
【1714】
ステップD:(R)−tert−ブチル3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモイル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【1715】
【化530】
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【1716】
DIEA(7.7mL、44.3mmol)を、(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メタンアミン塩酸塩(5g、14.7mmol)のDCM(78mL)中溶液に加え、反応物を周囲温度で約10分間撹拌し、続いて(R)−N−Boc−ピペリジン−3−カルボン酸(3.38g、14.7mmol、CNH−Technologies)およびHATU(5.61g、14.7mmol)を加えた。混合物を約1時間撹拌し、次いで水(30mL)を加え、層を分離した。有機層を飽和NaHCO
3水溶液(30mL)およびブライン(30mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−5%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、粗製の(R)−tert−ブチル3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモイル)ピペリジン−1−カルボキシレート(7.58g、94%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.30分;MSm/z:514(M+H)
+。
【1717】
ステップE:(R)−tert−ブチル3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモチオイル)−ピペリジン−1−カルボキシレート
【1718】
【化531】
[この文献は図面を表示できません]
【1719】
(R)−tert−ブチル3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモイル)−ピペリジン−1−カルボキシレート(7.58g、13.8mmol)の1,4−ジオキサン(130mL)中溶液に、ローソン試薬(3.37g、8.32mmol)を加え、反応混合物を約60℃に約2時間加熱し、次いで周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮した。粗製残渣をEtOAc(40mL)に溶解し、飽和NaHCO
3水溶液、(3×40mL)、ブライン(30mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−5%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(R)−tert−ブチル3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモチオイル)ピペリジン−1−カルボキシレート(5.6g、74%、UV純度97%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.60分;MSm/z:530(M+H)
+。
【1720】
ステップF:(R)−tert−ブチル3−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【1721】
【化532】
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【1722】
(R)−tert−ブチル3−((5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)メチルカルバモチオイル)−ピペリジン−1−カルボキシレート(5.61g、10.3mmol)の1,4−ジオキサン(96mL)中溶液に、トリフルオロ酢酸水銀(II)(4.38g、10.3mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約2時間撹拌し、次いでセライト(登録商標)のパッドを通して濾過する。セライト(登録商標)パッドをEtOAc(50mL)で濯ぎ、濾液を減圧下に濃縮した。粗製残渣をEtOAc(40mL)に溶解し、有機相を飽和NaHCO
3水溶液(2×40mL)およびブライン(30mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−5%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(R)−tert−ブチル3−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(4.4g、87%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.49分;MSm/z:496(M+H)
+。
【1723】
ステップG:(R)−tert−ブチル3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【1724】
【化533】
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【1725】
(R)−tert−ブチル3−(6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(4.44g、8.96mmol)の1,4−ジオキサン(54mL)中溶液に、NaOH(2N水溶液、8.9mL、18mmol)を加え、得られた混合物を約60℃で約3時間加熱した。反応物を周囲温度に冷却し、EtOAc(30mL)および飽和NH
4Cl水溶液(20mL)を加えた。有機層を分離し、水層をEtOAc(40mL)で更に抽出した。合わせた有機層をブライン(40mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。物質をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(R)−tert−ブチル3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(2.80g、92%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.85分;MSm/z:342(M+H)
+。
【1726】
ステップH:(R)−1−(ピペリジン−3−イル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン塩酸塩
【1727】
【化534】
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【1728】
丸底フラスコに、(R)−tert−ブチル3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(2.8g、8.20mmol)、1,4−ジオキサン(24mL)およびHCl(1,4−ジオキサン中4N、6.2mL、24.6mmol)を仕込んだ。反応混合物を約60℃で約18時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、Et
2O(40mL)を加え、混合物を約15分間撹拌した。固体を真空濾過により集め、Et
2O(50mL)で洗浄し、次いで真空乾燥器中約60℃で乾燥して、(R)−1−(ピペリジン−3−イル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン塩酸塩(2.4g、94%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=0.81分;MSm/z242(M+H)
+。
【1729】
ステップI:(R)−シクロペンチル3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【1730】
【化535】
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【1731】
(R)−1−(ピペリジン−3−イル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン塩酸塩(0.06g、0.19mmol)のTHF(1mL)中溶液に、TEA(0.08mL、0.57mmol)を加え、反応物を周囲温度で約10分間撹拌した。反応混合物に、シクロペンチルクロロホルメート(0.02mL、0.15mmol、Waterstone)を加え、混合物を約45℃で約18時間撹拌した。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM(5mL)に溶解し、水(5mL)で洗浄した。有機層を分離し、水層をDCM(2mL)で逆抽出した。合わせた有機抽出物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。物質をDCM中0−5%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(R)−シクロペンチル3−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(0.015g、21%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.87分;MSm/z:354(M+H)
+。
【1732】
実施例番号12:(E)−3−(1−シクロヘキシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−3−イル)アクリル酸
【1733】
【化536】
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【1734】
ステップA:(E)−エチル3−(1−シクロヘキシル−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−3−イル)アクリレート
【1735】
【化537】
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【1736】
3−ブロモ−1−シクロヘキシル−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(0.026g、0.056mmol、調製番号MM.1)およびPdCl
2(dppf)・DCM付加物(0.005g、0.006mmol)のTHF(1mL)中溶液に、(E)−エチル3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アクリレート(0.052g、0.23mmol)およびNa
2CO
3(0.021g、0.20mmol)、続いて水(0.25mL)を加えた。反応混合物を約65℃に加熱した。約15時間後、反応混合物を周囲温度に冷却し、ヘプタン中20−80%EtOAc:DCM(1:1)で溶離するシリカゲル(12g)上でのクロマトグラフィーにより直接精製して、(E)−エチル3−(1−シクロヘキシル−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−3−イル)アクリレート(0.045g、70%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=3.15分;MSm/z:493(M+H)
+。
【1737】
ステップB:(E)−3−(1−シクロヘキシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−3−イル)アクリル酸
【1738】
【化538】
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【1739】
(E)−エチル3−(1−シクロヘキシル−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−3−イル)アクリレート(0.064g、0.13mmol)の1,4−ジオキサン(5mL)中溶液に、NaOH(2N水溶液、1.30mL、2.60mmol)を加えた。反応混合物を約65℃に加熱した。約15時間後、反応混合物を周囲温度に冷却し、反応混合物のpHを濃HClで約pH1に調節した。混合物を部分的に真空中で濃縮して1,4−ジオキサンを除去し、得られた黄色固体を濾取し、真空中で乾燥して、(E)−3−(1−シクロヘキシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−3−イル)アクリル酸(0.015g、37.2%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.85分;MSm/z:311(M+H)
+。
【1740】
実施例番号13:3−(1−シクロヘキシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−3−イル)プロパン酸
【1741】
【化539】
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【1742】
エチル3−(1−シクロヘキシル−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−3−イル)プロパノエート(0.031g、0.063mmol、実施例番号12ステップAからWを用いて調製した)の1,4−ジオキサン(3mL)中溶液に、NaOH(2N水溶液、1.57mL、3.13mmol)を加えた。反応混合物を約65℃に加熱した。約2時間後、反応混合物を周囲温度に冷却し、混合物のpHを1N HCl水溶液で約1に調節した。反応混合物を真空中で濃縮し、DCM中2−10%MeOHで溶離するシリカゲル(12g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、3−(1−シクロヘキシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−3−イル)プロパン酸(0.005g、26%)を黄褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.68分;MSm/z:313(M+H)
+。
【1743】
実施例番号14
*:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(3−(3−ヒドロキシプロピル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1744】
【化540】
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【1745】
N−((1S,3S,4R)−3−(3−アリル−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.090g、0.16mmol、調製番号12、調製番号Z.1、HATUおよびDIEAを用いてのH、ならびにローソン試薬およびトリフルオロ酢酸水銀(II)を用いてのQを用いて調製した)のTHF(3mL)中溶液に、約0℃でBH
3・DMS(THF中2M、0.040mL、0.079mmol)を加えた。約2時間後、更にBH
3・DMS(THF中2M、0.040mL、0.079mmol)を反応混合物に加えた。全約6時間後、H
2O
2(30%水溶液、0.324mL、3.17mmol)とNaOH(2N水溶液、0.793mL、1.58mmol)とを予め混合した溶液を反応混合物に加えた。約15時間撹拌した後、EtOAc(20mL)および水(20mL)を反応混合物に加えた。有機層を分離し、ブライン(20mL)で洗浄し、真空中で濃縮した。粗製残渣をEtOAcで溶離するシリカゲル(12g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(3−(3−ヒドロキシプロピル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.025g、37%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.70分;MSm/z:432(M+H)
+。
【1746】
実施例番号15:N−(1−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピロリジン−3−イル)シクロプロパンスルホンアミド
【1747】
【化541】
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【1748】
tert−ブチル1−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピロリジン−3−イルカルバメート(0.175g、0.511mmol、実施例番号D.1.42)のDCM(10mL)中溶液に、HCl(1,4−ジオキサン中4N、1.28mL、5.11mmol)を加えた。周囲温度で約4時間後、反応混合物を真空中で濃縮した。残渣をDCM(10mL)に懸濁し、DIEA(0.446mL、2.56mmol)を反応混合物に加えて、ほぼ均一の混合物を得た。混合物に塩化シクロプロパンスルホニル(0.079g、0.56mmol)を加えた。周囲温度で約2時間後、更にシクロプロパン−スルホニルクロリド(0.079g、0.56mmol)を加えた。周囲温度で約6時間後、飽和NaHCO
3水溶液(10mL)を反応混合物に加えた。有機層を分離し、水層をDCM(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を真空中で濃縮し、DCM中50−90%MeCNで溶離するシリカゲル(40g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、N−(1−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピロリジン−3−イル)シクロプロパン−スルホンアミド(0.125g、70%)を黄褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.42分;MSm/z:347(M+H)
+。
【1749】
実施例番号16:1−シクロヘキシル−3−フェニル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン
【1750】
【化542】
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【1751】
3−ブロモ−1−シクロヘキシル−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(0.27g、0.056mmol、調製番号MM.1)およびPdCl
2(dppf)・DCM付加物(0.0046g、0.0056mmol)のTHF(1mL)中溶液に、フェニルボロン酸(0.12g、0.098mmol)およびNa
2CO
3(0.009g、0.084mmol)の水(0.25mL)中溶液を加えた。反応混合物を約60℃に加熱した。約6時間後、反応混合物を周囲温度に冷却し、EtOAc(5mL)およびブライン(5mL)で希釈した。有機層を分離し、真空中で濃縮した。残渣を1,4−ジオキサン(5mL)に溶解し、NaOH(2N水溶液、1mL)を加えた。反応混合物を約65℃に加熱した。約15時間後、反応混合物を周囲温度に冷却し、HCl(1N水溶液、3mL)およびEtOAc(5mL)を加えた。有機層を分離し、真空中で濃縮し、残渣をDCM中20−80%EtOAcで溶離するシリカゲル(12g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、1−シクロヘキシル−3−フェニル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(0.005g、28%)を固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.75分;MSm/z:317(M+H)
+。
【1752】
実施例番号17
*:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(3−(ヒドロキシメチル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1753】
【化543】
[この文献は図面を表示できません]
【1754】
N−((1S,3S,4R)−3−(3−アリル−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.17g、0.299mmol、調製番号12、調製番号Z.1、HATUおよびDIEAを用いてのH、ならびにローソン試薬およびトリフルオロ酢酸水銀(II)を用いてのQを用いて調製した)の1,4−ジオキサン(5mL)および水(1.7mL)中溶液に、過ヨウ素酸ナトリウム(0.26g、1.2mmol)を、続いて四酸化オスミウム(水中4重量%、0.117mL、0.015mmol)を加えた。周囲温度で約48時間後、反応混合物を水(約50mL)およびEtOAc(30mL)で希釈した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮した。粗製のアルデヒドをEtOH(10mL)に溶解し、NaBH
4(0.023g、0.599mmol)を反応混合物に加えた。周囲温度で約2時間後、HCl(1N水溶液、約3mL)を加えた。約30分間撹拌した後、反応混合物を真空中で濃縮した。残渣をEtOAc(30mL)と飽和NaHCO
3水溶液(30mL)との間で分配した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮した。粗製のアルコールを1,4−ジオキサン(10mL)に溶解し、NaOH(2N水溶液、1.5mL、2.99mmol)を加えた。反応混合物を約80℃に加熱した。約4時間後、反応混合物を周囲温度に冷却し、EtOAc(30mL)および飽和NH
4Cl水溶液(30mL)で希釈した。有機層を分離し、真空中で濃縮し、DCM中10−50%MeCNで溶離するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(3−(ヒドロキシメチル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.007g、6%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.59分;MSm/z:404(M+H)
+。
【1755】
実施例番号18
*:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(3−(2−ヒドロキシエチル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1756】
【化544】
[この文献は図面を表示できません]
【1757】
N−((1S,3S,4R)−3−(3−アリル−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.170g、0.299mmol、調製番号12、調製番号Z.1、HATUおよびDIEAを用いてのH、ローソン試薬およびトリフルオロ酢酸(II)水銀を用いてのQを用いて調製した)の1,4−ジオキサン(5mL)および水(1.67mL)中溶液に、過ヨウ素酸ナトリウム(0.26g、1.198mmol)、続いて四酸化オスミウム(水中4重量%、0.12mL、0.015mmol)を加えた。周囲温度で約4時間後、反応混合物を水(約50mL)で希釈し、得られた沈殿物を濾取した。粗製のアルデヒドをEtOH(10mL)に溶解し、NaBH
4(0.023g、0.60mmol)を反応混合物に加えた。周囲温度で約2時間後、HCl(1N水溶液、約3mL)を反応混合物に加えた。約30分間撹拌した後、反応混合物を真空中で濃縮した。残渣をEtOAc(20mL)と飽和NaHCO
3水溶液(20mL)との間で分配した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮した。粗製のアルコールを1,4−ジオキサン(10mL)に溶解し、NaOH(2N水溶液、1.50mL、2.99mmol)を加えた。反応混合物を約80℃に加熱した。約4時間後、反応混合物を周囲温度に冷却し、EtOAc(30mL)および飽和NH
4Cl水溶液(30mL)で希釈した。有機層を分離し、真空中で濃縮し、DCM中5%MeOHで溶離するシリカゲル(40g)上でのクロマトグラフィーにより精製して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(3−(2−ヒドロキシエチル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.025g、20%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.67分;MSm/z:418(M+H)
+。
【1758】
実施例番号19
*:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(3−(2−(メチルスルホニル)エチル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1759】
【化545】
[この文献は図面を表示できません]
【1760】
N−((1S,3S,4R)−3−(3−アリル−6−トシル−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.28g、0.48mmol、調製番号12、調製番号Z.1、HATUおよびDIEAを用いてのH、ローソン試薬およびトリフルオロ酢酸水銀(II)を用いてのQを用いて調製した)の1,4−ジオキサン(5mL)および水(1.5mL)中溶液に、過ヨウ素酸ナトリウム(0.21g、0.97mmol)を、続いて四酸化オスミウム(水中4重量%、0.19mL、0.024mmol)を加えた。約4時間後、反応混合物をDCM(10mL)および水(10mL)で希釈し、有機層を分離し、真空中で濃縮した。粗製のアルデヒドをEtOH(5mL)に溶解し、NaBH
4(0.18g、4.8mmol)を反応混合物に加えた。約4時間後、HCl(1N水溶液、10mL)およびDCM(20mL)を反応混合物に加えた。有機層を分離し、真空中で濃縮した。残渣をDCM中EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、粗製のアルコール(0.061g)を得た。粗製のアルコールのDCM(1mL)中溶液に、DIEA(0.047mL、0.27mmol)を、続いてメタンスルホニルクロリド(0.0092mL、0.12mmol)を加えた。約2時間後、反応混合物をDCM(10mL)および飽和NaHCO
3水溶液(10mL)で希釈した。有機層を分離し、真空中で濃縮し、DMF(1.0mL)で希釈した。ナトリウムメタンチオレート(0.075g、1.1mmol)を反応混合物に加えた。周囲温度で約15時間撹拌した後、反応混合物を約50℃に加熱した。約4時間後、反応混合物を周囲温度に冷却し、DCM(10mL)および飽和NaHCO
3水溶液(10mL)で希釈した。有機層を分離し、真空中で濃縮し、DCM中20−80%MeCNで溶離するシリカゲル(40g)上でのクロマトグラフィーにより精製した。チオエーテルを含むフラクションを合わせ、真空中で濃縮した。粗製のチオエーテルをDCM(1mL)に溶解し、オキソン(登録商標)テトラブチルアンモニウム塩(0.114g、0.320mmol)で処理した。約4時間後、反応混合物をDMSO(1mL)で希釈し、真空中で部分的に濃縮してDCMを除去した。粗製混合物をRP−HPLC(表1、方法k)により精製した。所望のスルホンを含むフラクションを合わせ、真空中で濃縮した。残渣をDCM中5%MeOHで溶離するシリカゲル(12g)上でのクロマトグラフィーにより更に精製して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(3−(2−(メチルスルホニル)エチル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.002g、1.4%)を固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.82分;MSm/z:480(M+H)
+。
【1761】
実施例番号20:(cis−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メタノール
【1762】
【化546】
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【1763】
5−((cis−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メトキシ)ピラジン−2−カルボニトリル(0.145g、0.267mmol、調製番号11からLAHを用いてのP、5−クロロピラジン−2−カルボニトリル[ArkPharm]を用いてのJJ、TFAを用いてのTT、実施例番号1ステップD、HATUおよびTEAを用いてのA、TEAを用いてのBを用いて調製した)の1,4−ジオキサン(2.7mL)中溶液に、Na
2CO
3(2N水溶液、2.7mL)を加えた。反応物を約50℃で約16時間加熱した。EtOH(2mL)を反応混合物に加えた。反応物を約50℃で約16時間維持し、次いで周囲温度に冷却した。物質をRP−HPLC(表1、方法d)により精製して、(cis−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メタノール(0.024g、31%)を生成物として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.63分;MSm/z286(M+H)
+。
【1764】
実施例番号21:1−シクロヘキシル−1,6−ジヒドロイミダゾ[4,5−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン
【1765】
【化547】
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【1766】
ステップA:4−クロロ−3−ヨード−5−ニトロピリジン−2−アミン
【1767】
【化548】
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【1768】
4−クロロ−3−ヨードピリジン−2−アミン(4.00g、15.7mmol、Adesis)の濃H
2SO
4(45mL)中溶液を氷浴中で約0℃に冷却した。硝酸カリウム(3.50g、34.6mmol)を約10分かけて4回に分けて加えた。得られた溶液を約0℃で約1時間、次いで周囲温度で約4時間撹拌した。反応混合物を砕氷(合計容量1L)上にゆっくり注ぎ入れて固体が生成し、これを真空濾過により集め、真空下に乾燥して、4−クロロ−3−ヨード−5−ニトロピリジン−2−アミン(2.2g、47%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.48分;MSm/z298(M−H)
−。
【1769】
ステップB:4−クロロ−5−ニトロ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピリジン−2−アミン
【1770】
【化549】
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【1771】
4−クロロ−3−ヨード−5−ニトロピリジン−2−アミン(5.30g、17.7mmol)のTHF(90mL)中溶液に、TEA(15.0mL、108mmol)を加えた。反応混合物を3回脱気し窒素でパージした。ビス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(II)2塩化物(0.62g、0.88mmol、Strem)、ヨウ化銅(I)(0.17g、0.89mmol)およびトリメチルシリルアセチレン(5.4mL、39mmol)を反応混合物に加え、3回脱気し窒素でパージした。反応物を約60℃で約16時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却した。反応混合物を濾過し、THF(200mL)で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮した。DCM(100mL)を残渣に加え、生成した沈殿物を濾過し、集めて、4−クロロ−5−ニトロ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピリジン−2−アミン(0.77g)を得た。残った濾液を減圧下に濃縮し、粗製物をDCM中0−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。精製物を沈殿物0.77gと合わせて、4−クロロ−5−ニトロ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピリジン−2−アミン(2.22g、47%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.62分;MSm/z268(M−H)
−。
【1772】
ステップC:4−クロロ−3−エチニル−5−ニトロピリジン−2−アミン
【1773】
【化550】
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【1774】
4−クロロ−5−ニトロ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピリジン−2−アミン(2.36g、8.76mmol)のDMF(30mL)中溶液に、アルミナ担持フッ化カリウム(40重量%、3.2g、22mmol)を加えた。懸濁液を約周囲温度で約2時間撹拌した。活性炭(0.23g)を加え、懸濁液をセライト(登録商標)を通して濾過し、DMF(200mL)で洗浄した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を石油エーテル(50mL、b.p.30−60℃)で摩砕した。固体を濾過し、石油エーテル(4×25mL、b.p.30−60℃)で洗浄し、真空中で乾燥して、4−クロロ−3−エチニル−5−ニトロピリジン−2−アミン(2.12g、89%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.32分;MSm/z196(M−H)
−。
【1775】
ステップD:4−クロロ−5−ニトロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
【1776】
【化551】
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【1777】
4−クロロ−3−エチニル−5−ニトロピリジン−2−アミン(0.16g、0.81mmol)のDMF(3mL)中溶液に、クロロ(1,5−シクロオクタジエン)ロジウム(I)2量体(0.02g、0.04mmol)およびトリス(4−フルオロフェニル)ホスフィン(0.128g、0.405mmol)を加えた。15分間アルゴンを吹き込むことにより反応混合物を脱気した。反応混合物を約80℃で約45分間加熱した。溶媒を減圧下に除去し、残渣をエーテル(10mL)に懸濁した。沈殿物を濾取し、乾燥して、4−クロロ−5−ニトロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.132g、83%、およそ6mol%のDMFおよびおよそ3mol%のトリス(4−フルオロフェニル)ホスフィンを含む)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.05分;MSm/z198(M+H)
+。
【1778】
ステップE:N−シクロヘキシル−5−ニトロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−アミン
【1779】
【化552】
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【1780】
4−クロロ−5−ニトロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.182g、0.921mmol)のDMF(5mL)中溶液に、シクロヘキシルアミン(0.55g、5.5mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約2時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、EtOAc(100mL)および水(20mL)を加えた。層を分離し、有機層を水(3×25mL)およびブライン(20mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、N−シクロヘキシル−5−ニトロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−アミン(0.20、57%)を茶褐色残渣として得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.53分;MSm/z261(M+H)
+。
【1781】
ステップF:N−シクロヘキシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4,5−ジアミン
【1782】
【化553】
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【1783】
N−シクロヘキシル−5−ニトロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−アミン(0.15g、0.57mmol)のEtOH(10mL)中溶液に、塩化錫(II)2水和物(0.65g、2.9mmol)を加えた。反応混合物を約55℃で約1時間加熱した。溶媒を減圧下に除去し、EtOAc(75mL)および飽和NaHCO
3水溶液(25mL)を加えた。生成した固体を真空濾過により集め、EtOAc(25mL)で洗浄し、廃棄した。濾液を飽和NaHCO
3水溶液(3×20mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、N−シクロヘキシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4,5−ジアミン(0.107g、87%)を茶褐色残渣として得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.21分;MSm/z231(M+H)
+。
【1784】
ステップG:1−シクロヘキシル−1,6−ジヒドロイミダゾ[4,5−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン
【1785】
【化554】
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【1786】
N−シクロヘキシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4,5−ジアミン(0.084g、0.36mmol)のオルトギ酸トリエチル(1mL、6mmol)中溶液に、p−トルエンスルホン酸1水和物(0.002g、0.011mmol)を加えた。反応混合物を約80℃で約1時間加熱した。p−トルエンスルホン酸1水和物(0.002g、0.011mmol)を加え、反応混合物を約80℃で撹拌した。約1時間後、p−トルエンスルホン酸1水和物(0.002g、0.011mmol)を加え、反応混合物を約80℃で約2時間撹拌した。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮した。反応物をRP−HPLC(表1、方法m)により精製して、1−シクロヘキシル−1,6−ジヒドロイミダゾ[4,5−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.002g、2%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.90分;MSm/z241(M+H)
+。
【1787】
実施例番号22:1−((1S,2R,4S)−2−エチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)シクロペンチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【1788】
【化555】
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【1789】
ステップA:エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート
【1790】
【化556】
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【1791】
5L丸底フラスコ中、トルエン(1850mL)および水(130mL)中のナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート(316g、1205mmol、[実施例番号1、ステップE])、KCl(126g、1687mmol)およびAcOH(241mL、4218mmol、JTBaker)を約6時間加熱還流した。反応混合物を周囲温度に約16時間冷却した。反応混合物をNaHCO
3水溶液(3.5L、8%)に滴下添加した。水層をMTBE(2×1.5L)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1L)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物を真空蒸留(80−98℃、0.6mmHg)により精製して、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(160.4g、69%)を得た:
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ6.05−6.02(m,1H)、4.28−4.14(m,2H)、3.75(m,J=0.9,1.8,3.8,6.7,1H)、2.69(dd,J=3.1,18.4,1H)、2.61(dd,J=6.9,18.4,1H)、2.52(dq,J=7.4,24.2,1H)、2.40(dq,J=7.4,16.1,1H)、1.30(t,J=7.2,3H)、1.21(t,J=7.4,3H)。
【1792】
ステップB:エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート
【1793】
【化557】
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【1794】
1Lジャケット付丸底フラスコ中、トルエン(250mL)中の塩化銅(I)(0.679g、6.86mmol)、(S)−(−)−2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(4.27g、6.86mmol)およびナトリウムtert−ブトキシド(0.6.59g、6.86mmol)を加えて、茶褐色溶液を得た。混合物を周囲温度で15分間撹拌し、その後溶液は茶褐色になった。溶液を約5℃に冷却し、ポリメチルヒドロシロキサン(18.29mL、274mmol)を加え、反応混合物を約5℃で約40分間撹拌した。溶液を約−15℃に冷却し、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(25.00g、137mmol)およびtert−ブチルアルコール(69.9mL、741mmol)のトルエン(250mL)中溶液を一度に加え、反応物を約−15℃で約120時間撹拌した。1:1エタノール/トルエン(350mL)およびセライト(登録商標)545(25g)を加えることにより反応混合物をクエンチした。混合物を約3時間撹拌し、周囲温度に加温した。反応混合物を真空中で濃縮し、ヘプタンでチェイスした。ヘプタン(350mL)を残渣に加え、固体を濾別した。濾液を真空中で濃縮し、粗生成物を7カラム容量にわたりヘプタン中10から50%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、ジアステレオマーのスケールミック混合物としてエチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート、大部分は(1S、2R)−エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(13.68g、54%)を無色油として得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ4.17(qd,J=7.1,1.5,2H)、3.25−3.18(m,1H)、2.55(m,J=4.7,3.5,1.7,1H)、2.46−2.29(m,3H)、2.21(m,J=11.6,9.8,1.3,1H)、1.53(m,J=14.8,7.4,6.1,1H)、1.42−1.30(m,1H)、1.27(t,J=7.1,3H)、0.98(t,J=7.4,3H)。
【1795】
ステップC:(エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレート
【1796】
【化558】
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【1797】
エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(12.82g、69.6mmol、86%ee、大部分は1S、2R)のMeOH(183mL)中溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(3.29g、87mmol)を少しずつ加えた。懸濁液を周囲温度で約16間撹拌した。飽和NH
4Cl水溶液(200mL)を加え、反応物を約3時間撹拌した。生成した白色沈殿物を濾過し、Et
2O(100mL)で洗浄した。濾液をEt
2O(300mL)に注ぎ入れた。固体を濾過し、Et
2O(50mL)で洗浄した。層を分離し、水層をEt
2O(2×150mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×150mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下(浴温を約25°Cでおよび真空を>50psiに維持しながら)に濃縮して、粗製の生成物を濃薄黄色油として得た。油をペンタン(5×80mL)で洗浄した。合わせたペンタン層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮して油を得、これを1:1EtOAc:ペンタンを用いるシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、大部分が(1S、2R、4S)−エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレートであるジアステレオマーのスケールミック混合物としてエチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレート(12.38g、96%)を透明油として得た;
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ4.34−4.25(m,1H)、4.23−4.09(m,2H)、3.43−3.17(m,1H)、2.88(td,J=7.1,2.2,1H)、2.40(dt,J=14.0,7.8,1H)、2.09−1.91(m,3H)、1.33−1.24(m,4H)、0.95(t,J=7.4,3H)。
【1798】
ステップD:(エチル4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート
【1799】
【化559】
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【1800】
エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレートe(10.0g、53.7mmol)のDMF(18mL)中溶液に、TBDMS−Cl(9.72g、64.5mmol)およびイミダゾール(9.15g、134mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約3時間撹拌した。ヘプタン(50mL)を反応物に加え、層を分離した。底層をヘプタン(2×30mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×30mL)、ブライン(30mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、エチル4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(15.87g、52.8mmol、98%)を無色油として得た;
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ4.13(m,3H)、2.79(m,1H)、2.09(m,1H)、1.99(m,3H)、1.50−1.24(m,6H)、0.89(m,12H)、0.05(s,6H)。
【1801】
ステップE:エチル2−エチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)シクロペンタンカルボキシレート
【1802】
【化560】
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【1803】
エチル4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(0.100g、0.333mmol)のMeCN(2.2mL)中溶液に、トリエチルシラン(0.080mL、0.499mmol)および臭化ビスマス(III)(0.010g、0.022mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約1分間撹拌し、続いてジヒドロ−2H−ピラン−4(3H)−オン(0.050g、0.499mmol)を滴下添加した。反応混合物を周囲温度で約15分間撹拌した。反応物をAcrodisc(登録商標)を通して濾過し、溶媒を減圧下に除去した。エチル4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチルシクロペンタンカルボキシレート(0.200g、0.666mmol)のMeCN(4.5mL)中溶液に、トリエチルシラン(0.160mL、1.00mmol)および臭化ビスマス(III)(0.020g、0.045mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約1分間撹拌し、続いてジヒドロ−2H−ピラン−4(3H)−オン(0.100g、0.998mmol)を滴下添加した。反応混合物を周囲温度で約15分間撹拌した。反応物をAcrodisc(登録商標)を通して濾過し、溶媒を減圧下に除去した。残渣をDCM(2mL)にそれぞれ溶解し、合わせ、粗製物をヘプタン中10−100%EtOAcの勾配を用いるシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、エチル2−エチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)シクロペンタンカルボキシレート(0.253g、98%)を無色油として得た;
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ4.13(q,J=7.1,2H)、4.05−3.98(m,1H)、3.98−3.88(m,2H)、3.58−3.47(m,1H)、3.46−3.36(m,2H)、2.80(q,J=8.5,1H)、2.16(dt,J=13.3,7.7,1H)、2.09−1.93(m,3H)、1.90−1.81(m,2H)、1.62−1.49(m,3H)、1.43(ddd,J=11.1,7.4,5.2,1H)、1.33−1.22(m,4H)、0.92−0.83(m,3H)。
【1804】
ステップF:2−エチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)シクロペンタンカルボン酸
【1805】
【化561】
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【1806】
エチル2−エチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)シクロペンタンカルボン酸(0.250g、0.925mmol)のp−ジオキサン(15mL)中溶液に、NaOH水溶液(1M、5.00mL、5.00mmol)を加えて、無色溶液を得た。反応物を約70℃で約8時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却した。溶媒を減圧下に除去した。溶液をEt
2O(30mL)で希釈した。層を分離し、水層をEt
2O(30mL)で抽出した。有機層を廃棄した。水層を5N HCl(2mL)を用いて約pH2に酸性化した。溶液をEt
2O(30mL)で希釈した。層を分離し、水層をEt
2O(3×30mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、賦形剤として6mol%の1,4−ジオキサンを含む2−エチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)シクロペンタンカルボン酸(0.194g、85%)を無色油として得た;LC/MS(表1、方法b)R
t=1.71分;MSm/z:243(M+H)
+。
【1807】
ステップG:2−エチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジド
【1808】
【化562】
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【1809】
2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(0.233g、0.767mmol、WO2009152133調製番号9)および2−エチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)シクロペンタンカルボン酸(0.190g、0.767mmol)のDCM(8.00mL)中溶液に、HATU(0.350g、0.920mmol、Novabiochem)およびTEA(0.43mL、3.07mmol)を加えた。得られた懸濁液を周囲温度で約4時間撹拌した。反応物をDCM(50mL)と水(25mL)との間で分配し、層を分離した。有機層を水(2×25mL)およびブライン(30mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、茶褐色残渣を得た。粗製物をDCM中1−10%MeOHの勾配を用いるシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−エチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジド(0.300g、74%)を得た;LC/MS(表1、方法b)R
t=2.20分;MSm/z:528(M+H)
+。
【1810】
ステップH:1−(2−エチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)シクロペンチル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【1811】
【化563】
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【1812】
2−エチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジド(0.150g、0.284mmol)のp−ジオキサン(5.00mL)中溶液に、DIEA(0.200mL、1.146mmol)および塩化チオニル(0.031mL、0.426mmol)を加えた。反応混合物を約80℃で約1時間加熱し、次いで周囲温度に冷却した。反応混合物をEtOAc(50mL)で希釈し、H
2O(3×25mL)およびブライン(2×25mL)で洗浄した。水層をEtOAc(2×30mL)で逆抽出した。合わせた有機層を無水MgSO
4で乾燥し、濾過し、濃縮して、1−(2−エチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)シクロペンチル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.145g、100%)を得た;LC/MS(表1、方法b)R
t=2.26分;MSm/z:510(M+H)
+。
【1813】
ステップI:1−((1S,2R,4S)−2−エチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)シクロペンチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【1814】
【化564】
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【1815】
1−(2−エチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)シクロペンチル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.145g、0.285mmol)のp−ジオキサン(6.00mL)中溶液に、NaOH水溶液(1N、1.50mL、1.50mmol)を加えた。反応混合物を約55℃で約45分間撹拌し、次いで周囲温度に冷却した。HCl水溶液(1N、6mL)を加えることにより、反応物を約pH2に酸性化した。水層をDCM(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、茶褐色残渣を得た。粗製物をDCM中1−10%MeOHの勾配を用いるシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。AA(表2、方法32、R
t=15.5分、旋光度=負)を用いて立体異性体を分割して、1−((1S,2R,4S)−2−エチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)シクロペンチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.048g、48%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.70分;MSm/z:356(M+H)
+。
【1816】
実施例番号23:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(イミダゾ[4,5−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1(6H)−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1817】
【化565】
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【1818】
ステップA:4−クロロ−3−ヨード−5−ニトロピリジン−2−アミン
【1819】
【化566】
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【1820】
4−クロロ−3−ヨードピリジン−2−アミン(0.25g、0.982mmol、Boa Pharma)の濃H
2SO
4(1.95mL)中溶液を約0°Cに冷却した後、硝酸カリウム(0.21g、2.2mmol)を10分かけて少しずつ加えた。反応物を約0℃で約4時間撹拌した。反応混合物を氷浴中で水酸化アンモニウムと砕氷(10mL)との溶液上にゆっくりピペットで加えた。水酸化アンモニウムを更に加えることにより、反応物のpHを9以上に維持した。得られた沈殿物を濾過し、乾燥して、4−クロロ−3−ヨード−5−ニトロピリジン−2−アミン(0.085g、29%)を緑がかった固体として得た。LC/MS(表1、方法n)R
t=0.64分;MSm/z:298(M−H)
−。
【1821】
ステップB:4−クロロ−5−ニトロ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピリジン−2−アミン
【1822】
【化567】
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【1823】
4−クロロ−3−ヨード−5−ニトロピリジン−2−アミン(5.30g、17.7mmol)のTHF(90mL)中溶液に、TEA(15.0mL、108mmol)を加えた。反応混合物を3回脱気し窒素でパージした。ビス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(II)2塩化物(0.62g、0.88mmol、Strem)、ヨウ化銅(I)(0.17g、0.89mmol)およびトリメチルシリルアセチレン(5.4mL、39mmol)を反応混合物に加え、3回脱気し窒素でパージした。反応物を約60℃で約16時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却した。反応混合物を濾過し、THF(200mL)で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮した。DCM(100mL)を残渣に加え、生成した沈殿物を濾過し、集めて、4−クロロ−5−ニトロ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピリジン−2−アミン(0.77g)を得た。残った濾液を減圧下に濃縮し、粗製物をDCM中0−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。精製物を沈殿物0.77gと合わせて、4−クロロ−5−ニトロ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピリジン−2−アミン(2.22g、47%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.62分;MSm/z268(M−H)
−。
【1824】
ステップC:4−クロロ−3−エチニル−5−ニトロピリジン−2−アミン
【1825】
【化568】
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【1826】
4−クロロ−5−ニトロ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピリジン−2−アミン(1.98g、7.34mmol)のDMF(25mL)中溶液に、アルミナ担持フッ化カリウム(40重量%、2.67g、18.35mmol)を加えた。懸濁液を周囲温度で約1時間撹拌した。活性炭(0.3g)を加え、懸濁液をセライト(登録商標)を通して濾過し、DMF(150mL)で洗浄した。溶媒を減圧下に除去し、粗製物をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、4−クロロ−3−エチニル−5−ニトロピリジン−2−アミン(1.03g、71%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.59分;MSm/z:196(M−H)
−。
【1827】
ステップD:4−クロロ−5−ニトロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
【1828】
【化569】
[この文献は図面を表示できません]
【1829】
4−クロロ−3−エチニル−5−ニトロピリジン−2−アミン(0.16g、0.81mmol)のDMF(3mL)中溶液に、クロロ(1,5−シクロオクタジエン)ロジウム(I)2量体(0.02g、0.04mmol)およびトリス(4−フルオロフェニル)ホスフィン(0.128g、0.405mmol)を加えた。15分間アルゴンを吹き込むことにより反応混合物を脱気した。反応混合物を約80℃で約45分間加熱した。溶媒を減圧下に除去し、残渣をエーテル(10mL)に懸濁した。沈殿物を濾取し、乾燥して、4−クロロ−5−ニトロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.132g、83%、およそ6mol%のDMFおよびおよそ3mol%のトリス(4−フルオロフェニル)ホスフィンを含む)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.05分;MSm/z198(M+H)
+。
【1830】
ステップE:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−イソシアネートシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1831】
【化570】
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【1832】
(1S,2R,4S)−4−(シクロプロパンスルホンアミド)−2−エチルシクロペンタンカルボン酸(調製番号Z.1、1.00g、3.83mmol)のt−BuOH(19.1mL)中混合物に、DPPA(0.826mL、3.83mmol)およびTEA(1.17mL、8.42mmol)を加えた。反応混合物を約70℃で約45分間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。物質を減圧下に乾燥して、賦形剤として30mol%t−BuOHを含むN−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−イソシアネートシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.97g、98%)を無色油として得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.56分;MSm/z259(M+H)
+−。
【1833】
ステップF:N−((1S,3S,4R)−3−アミノ−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド塩酸塩
【1834】
【化571】
[この文献は図面を表示できません]
【1835】
N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−イソシアネートシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.972g、3.76mmol)とHCl水溶液(6N、31.4mL、188mmol)との混合物を約100℃で約60時間加熱した。HCl水溶液(12N、5mL)を加え、反応混合物を約100℃で約18時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮した。残渣をEt
2O(10mL)およびEtOAc(10mL)で処理した。混合物を減圧下に濃縮した。水(5mL)を加え、試料を凍結乾燥して、N−((1S,3S,4R)−3−アミノ−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパン−スルホンアミド塩酸塩(0.859g、85%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.28分;MSm/z233(M+H)
+。
【1836】
ステップG:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(5−ニトロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イルアミノ)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1837】
【化572】
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【1838】
4−クロロ−5−ニトロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.158g、0.800mmol)のDMF(8.7mL)中混合物に、DIEA(0.419mL、2.399mmol)およびN−((1S,3S,4R)−3−アミノ−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド塩酸塩(0.215g、0.800mmol)を加えた。反応混合物を約60℃で約60時間加熱した。温度を約2時間で約70℃に上げ、次いでDIEA(0.279mL、1.599mmol)およびN−((1S,3S,4R)−3−アミノ−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド塩酸塩(0.093g、0.346mmol)を加えた。反応混合物を約70℃で約2時間加熱した。更にN−((1S,3S,4R)−3−アミノ−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド塩酸塩(0.060g、0.223mmol)を加え、反応混合物を約70℃で約30分間加熱した。更にDIEA(0.279mL、1.599mmol)を加え、反応混合物を約70℃で約1時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、真空中で濃縮した。残渣をEtOAc(25mL)に溶解し、水(20mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−5%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(5−ニトロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イルアミノ)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.134g、41%)をオレンジ色固体として得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.66分;MSm/z394(M+H)
+。
【1839】
ステップH:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(5−ニトロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イルアミノ)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1840】
【化573】
[この文献は図面を表示できません]
【1841】
N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(5−ニトロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イルアミノ)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.123g、0.314mmol)のDMF(3.0mL)中溶液に、約0℃でNaH(鉱油中60%、0.015g、0.37mmol)を加えた。反応混合物を約5分間撹拌した。4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド(0.060g、0.314mmol)を加え、反応混合物を約30分間撹拌した。更にNaH(鉱油中60%、0.007g、0.18mmol)を加え、反応混合物を約10分間撹拌した。更にNaH(鉱油中60%、0.005g、0.12mmol)を加え、反応混合物を約15分間撹拌した。更に4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド(0.012g、0.063mmol)を加え、反応混合物を約40分間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮した。残渣をEtOAc(25mL)に溶解し、水(15mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、40mol%のDMFおよび1当量のEtOAcを含むN−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(5−ニトロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イルアミノ)シクロペンチル)−シクロプロパンスルホンアミド(0.218g)を赤オレンジ色油として得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.88分;MSm/z548(M+H)
+。
【1842】
ステップI:N−((1S,3S,4R)−3−(5−アミノ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イルアミノ)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1843】
【化574】
[この文献は図面を表示できません]
【1844】
N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(5−ニトロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イルアミノ)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.172g、0.314mmol)のEtOH(6mL)中懸濁液に、塩化錫(II)2水和物(0.142g、0.628mmol)を加えた。反応混合物を約75℃で約15時間加熱した。塩化錫(II)2水和物(0.128g、0.565mmol)を加え、反応混合物を約70℃で約40分間加熱し、次いで約80℃で約3時間加熱した。反応物を周囲温度に冷却し、溶媒を減圧下に除去した。反応混合物をEtOAc(20mL)で希釈し、1N NaOH水溶液(10mL)、水(10mL)およびブライン(10mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。EtOH(10mL)を加え、混合物を減圧下に濃縮して、N−((1S,3S,4R)−3−(5−アミノ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イルアミノ)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.160g、98%)を黄色油として得た:LC/MS(表1、方法n)R
t=0.75分;MSm/z518(M+H)
+。
【1845】
ステップJ:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシルイミダゾ[4,5−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1(6H)−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1846】
【化575】
[この文献は図面を表示できません]
【1847】
N−((1S,3S,4R)−3−(5−アミノ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イルアミノ)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.160g、0.309mmol)、オルトギ酸トリメチル(3.42mL、30.9mmol)およびトルエン−4−スルホン酸水和物(0.006g、0.031mmol)のMeOH(3.1mL)中混合物を約65℃で約1時間加熱し、次いで約60℃で約14時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮した。残渣をEtOAc(10mL)に溶解し、飽和NAHCO
3水溶液(5mL)、水(5mL)およびブライン(5mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシルイミダゾ[4,5−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1(6H)−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミドを黄色固体として得た(0.130g、76%):LC/MS(表1、方法n)R
t=0.76分;MSm/z528(M+H)
+。
【1848】
ステップK:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(イミダゾ[4,5−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1(6H)−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1849】
【化576】
[この文献は図面を表示できません]
【1850】
N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシルイミダゾ[4,5−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1(6H)−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.119g、0.214mmol)および1N NaOH水溶液(0.428mL、0.428mmol)の1,4−ジオキサン(2mL)中混合物を約80℃で約40分間加熱した。NaOH水溶液(1N、0.428mL、0.428mmol)を加え、反応混合物を約80℃で約3.5時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮した。残渣をEtOAc(10mL)、水(10mL)に溶解した。1N HCl水溶液を加えることにより、pHを約5に調節した。有機層を分離し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をEt
2O(5mL)で摩砕し、溶媒をピペットにより除去した。残渣を減圧下に乾燥して、鮮黄色固体を得、これをキラルクロマトグラフィー[表2、方法39、R
t=16.6分、旋光度=負)により精製して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(イミダゾ[4,5−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1(6H)−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.036g、45%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.71分;MSm/z374(M+H)
+。
【1851】
実施例番号24:N−((1S,3S,4R)−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1852】
【化577】
[この文献は図面を表示できません]
【1853】
ステップA:5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン
【1854】
【化578】
[この文献は図面を表示できません]
【1855】
3,5−ジブロモピラジン−2−アミン(125g、494mmol)、TEA(207.0mL、1483mmol)およびヨウ化(I)銅(0.941g、4.94mmol)のTHF(1255mL)中溶液に、PdCl
2(PPh
3)
2(3.47g、4.94mmol)を加えた。反応混合物を約−5−0℃に冷却し、(トリメチルシリル)アセチレン(65.0mL、470mmol)のTHF(157mL)中溶液を約15分かけて滴下添加した。反応混合物を約−5−0℃で約1.5時間撹拌し、次いで室温に終夜加温した。次いで反応混合物をセライト(登録商標)パッドを通して濾過し、更には生成物が溶出しなくなるまでTHFで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、茶褐色−オレンジ色固体を得た。固体を摩砕し、加温した石油エーテル(b.p.30−60℃、400mL)で超音波処理し、室温に冷却し、集め、石油エーテル(b.p.30−60℃;2×60mL)で洗浄し、乾燥して、5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(124g、93%、純度93%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.51分;MSm/z:270、272(M+H)
+。
【1856】
ステップB:2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1857】
【化579】
[この文献は図面を表示できません]
【1858】
5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(3.00g、11.1mmol)のDMF(60mL)中溶液に、NaH(鉱油中60%分散液、0.577g、14.4mmol)を約0℃で3回に分けて加えた。約15分後、p−トルエンスルホニルクロリド(2.75g、14.4mmol)を加え、反応物を周囲温度にゆっくり加温した。約16時間後、反応混合物を氷冷水(120mL)上に注ぎ入れ、沈殿物を真空濾過により集めた。粗製固体をDCM(15mL)に溶解し、100%DCMで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(2.16g、52%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.58分;MSm/z:352、354(M+H)
+。
【1859】
ステップC:メチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボキシレート
【1860】
【化580】
[この文献は図面を表示できません]
【1861】
COを5L丸底フラスコ内で約2分間、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(50.0g、142mmol)のDMF(2.50L)中オレンジ色溶液中に吹き込んだ。ビス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(II)2塩化物(9.96g、14.2mmol)、TEA(59mL、423mmol)およびMeOH(173.0mL、4259mmol)を加え、フラスコにCOの風船を装着した。混合物をCO(1気圧)の雰囲気下約95℃で加熱した。終夜撹拌後、反応混合物を周囲温度に終夜冷却し、氷水(3.2L)中に注ぎ入れた。混合物を約10分間撹拌し、沈殿物を濾取し、水で洗浄し、1時間乾燥した。粗製物をDCMに溶解し、残った水から分離し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、シリカゲルを加え、減圧下に濃縮して、クロマトグラフィー用に調製した。粗製物をDCM中0−5%MeOHで溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、賦形剤として5mol%DCMを含むメチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボキシレート(40.7g、86%、純度93%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.35分;MSm/z332(M+H)
+。
【1862】
ステップD:5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボン酸
【1863】
【化581】
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【1864】
HCl(6N水溶液、714mL)を、2L丸底フラスコ内でメチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボキシレート(17.8g、53.6mmol)の1,4−ジオキサン(715mL)中黄色溶液に加え、混合物を約60℃で約16時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却した。有機溶媒を減圧下に除去し、沈殿物を集め、水で洗浄し、乾燥して、5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボン酸(14.4g、85%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.63分;MSm/z316(M−H)
−。
【1865】
ステップE:tert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルカルバメート
【1866】
【化582】
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【1867】
500mL丸底フラスコ中、t−BuOH(200mL)中の5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボン酸(14.4g、45.3mmol)、DPPA(9.78mL、45.3mmol)およびTEA(13.9mL、100mmol)を加えてオレンジ色懸濁液を得た。混合物を約70℃で約16時間加熱し、周囲温度に冷却し、不溶物を濾過した。溶媒を減圧下に除去し、粗製物を30分かけてヘプタン中25−60%EtOAcで溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルカルバメート(9.75g、54%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.79分;MSm/z389(M+H)
+。
【1868】
ステップF:ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−2−(メトキシカルボニル)−3−メチルシクロペンタ−1,3−ジエノレート
【1869】
【化583】
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【1870】
12L丸底フラスコ中、NaH(鉱油中60%分散液、159g、3985mmol)を撹拌した無水THF(4004mL)に少しずつ加えて、灰色懸濁液を得た。混合物を氷/塩浴中で約5℃に冷却した後、無水THF(200mL)中のアセト酢酸エチル(506mL、3985mmol、Alfa Aesar)を添加漏斗により約1時間かけて滴下添加し、その間温度は約18℃に徐々に上がった。添加完了後、反応物を周囲温度で約1時間撹拌し、次いでメチル4−クロロアセトアセテート(230mL、1993mmol、Oakwood)の無水THF(200mL)中溶液を添加漏斗により約1時間かけて滴下添加した。得られた混合物を周囲温度で約2時間撹拌し、次いで約50℃で約16時間加熱した。反応混合物を真空中で濃縮した。オレンジ色固体を約5℃に冷却し、氷/水混合物(2L)を加えた。懸濁液を回転蒸発器上で真空にせずに約30分間回転させることにより混合した。固体を濾取し、氷−冷水(750mL)で洗浄した。ほとんどの溶媒(約90%)を除去した時点で直ぐに、湿った固体をMeCN(750mL)で摩砕し、約30分間撹拌し、次いで固体を濾取し、Et2O(2×500mL)で洗浄した。固体を空気中で約16時間、次いで真空中約55℃で乾燥して、ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−2−(メトキシカルボニル)−3−メチルシクロペンタ−1,3−ジエノレート(485g、98%)を得た:
1H NMR(DMSO−d
6)δ3.95(q,J=7.1Hz、2H)、3.48(s,3H)、2.69(q,J=2.0Hz、2H)、2.47(t,J=2.1Hz、3H)、1.15(t,J=7.1Hz、3H)。
【1871】
ステップG:エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート
【1872】
【化584】
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【1873】
5L丸底フラスコ中、トルエン(1200mL)および水(1200mL)中のナトリウム4−(エトキシカルボニル)−2−(メトキシカルボニル)−3−メチルシクロ−ペンタ−1,3−ジエノレート(485g、1954mmol)、KCl(204g、2736mmol、JTBaker)およびAcOH(392mL、6839mmol、JTBaker)を約6時間加熱還流した。反応混合物を周囲温度に約16時間冷却した。次いで反応混合物を12Lフラスコに注ぎ入れ、水(3L)で希釈した。固体のNaHCO
3(450g、5.3mol)を撹拌しながら約1時間かけて注意深く少しずつ加えた。更に約30分間撹拌した後、塩基性の水相を分離し、更にEt2O(4×400mL)で抽出した。合わせた有機層を水(4×500mL)およびブライン(500mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、黄色油を得、これを真空蒸留(92−94℃、0.4mmHg)により精製して、エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(229g、69%)を黄色油として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ6.04−6.01(m,1H)、4.26−4.17(m,2H)、3.67(m,1H)、2.72(m,1H)、2.62(m,1H)、2.16(s,3H)、1.32−1.27(t,J=7.1Hz、3H)。
【1874】
ステップH:エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート
【1875】
【化585】
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【1876】
1L丸底フラスコでジャケット付フラスコ中、トルエン(250mL)中の塩化銅(I)(0.736g、7.43mmol)、(S)−(−)−2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(4.63g、7.43mmol)およびナトリウムtert−ブトキシド(0.714g、7.43mmol)を加えて黄色溶液を得た。混合物を周囲温度で約15分間撹拌した。その後溶液は茶褐色になった。溶液を約5℃に冷却し、ポリメチルヒドロシロキサン(14.86mL、223mmol)を加え、溶液を約5℃で約40分間撹拌した。溶液を約−15℃に冷却し、エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(25.00g、149mmol)およびtert−ブチルアルコール(61.7mL、654mmol)のトルエン(250mL)中溶液を一度に加えた。反応物を−15℃で144時間撹拌した。1:1エタノール/トルエン(350mL)およびセライト(登録商標)545(25g)を加えることにより反応混合物をクエンチした。混合物を撹拌し、周囲温度に加温した。反応混合物を真空中で濃縮し、ヘプタンでチェイスした。ヘプタン(350mL)を残渣に加え、固体を濾別した。濾液を真空中で濃縮し、粗生成物を7カラム容量かけてヘプタン中10から50%EtOAcの勾配を用いてシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(ジアステレオマーのスケールミック混合物)、大部分は(1S,2R)−エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(11.2g、収率42%)を無色油として得た。1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ4.19(qd,J=7.1,0.6,2H)、3.17(ddd,J=8.1,6.8,5.6,1H)、2.76−2.56(m,2H)、2.67−2.46(m,2H)、2.43−2.29(m,2H)、2.16(ddd,J=18.3,7.8,1.7,1H)、1.29(t,J=7.2,3H)、1.06(d,J=7.0,3H)。
【1877】
ステップI:エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボキシレート
【1878】
【化586】
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【1879】
丸底フラスコに、エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(10.0g、58.8mmol)およびDCE(180mL)を仕込んだ。溶液を約0℃に冷却し、AcOH(5.7mL、100mmol)およびジベンジルアミン(11.3mL、58.8mmol)を滴下添加すると、濃厚懸濁液が形成した。反応混合物を約10℃に加温し、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(21.2g、100mmol)を少しずつ加えた。反応混合物を周囲温度で約20時間撹拌し、次いで撹拌した飽和NaHCO
3水溶液(300mL)中にゆっくり注ぎ入れ、約20分間撹拌した。層を分離し、水相をDCM(3×100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(2×100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮した。粗製の黄色油をヘプタン中0−30%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボキシレート(ジアステレオマーのスケールミック混合物)、大部分は(1S,2R,4S)−エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボキシレート)(15.5g、75%)を無色油として得た:
1H NMR(ピリジン−d
5)δ7.53(dd,J=0.9,7.9Hz、4H)、7.43−7.35(m,4H)、7.33−7.25(m,2H)、4.22−4.06(m,2H)、3.79(d,J=14.2Hz、2H)、3.70(d,J=14.2Hz、2H)、3.34−3.22(m,1H)、2.76(dd,J=7.9,16.6Hz、1H)、2.25−2.13(m,1H)、2.09−1.94(m,2H)、1.88−1.79(m,1H)、1.52(dd,J=10.5,22.5Hz、1H)、1.16(t,J=7.1Hz、3H)、0.98(d,J=7.0Hz、3H)。
【1880】
ステップJ:4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸
【1881】
【化587】
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【1882】
エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボキシレート(3.65g、10.38mmol)を、HCl(6N水溶液、20mL)と1,4−ジオキサン(50mL)との混合物に溶解し、得られた混合物を約60℃で約72時間加熱した。有機溶媒を減圧下に除去した。飽和NaHCO
3水溶液(40mL)を加えることにより水相を中和し、EtOAc(50mL)で抽出した。有機層をブライン(40mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸(3.3g、98%)を白色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.66分;MSm/z324(M+H)
+。
【1883】
ステップK:2−ブロモ−1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)エタノン
【1884】
【化588】
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【1885】
塩化オキサリル(4.37mL、49.9mmol)を、4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸(7.34g、22.7mmol)のDCM(100mL)中溶液にゆっくり加え(注意:温和なガス発生)、続いてDMF(0.26mL、3.41mmol)を滴下添加した。混合物を周囲温度で約14時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去してベージュ色非晶性固体を得、これをTHFおよびMeCN(1:1、100mL)に溶解した。得られた溶液を、トリメチルシリルジアゾメタン(Et
2O中2M、39.7mL、79mmol)のTHFおよびMeCN(1:1、100mL)中溶液に約0℃で加えた。得られた混合物を約0℃で約3時間撹拌し、次いでHBr(48%水溶液、25mL、221mmol)を滴下添加することによりクエンチした。飽和NaHCO
3水溶液(300mL)を滴下添加することにより、得られた混合物を中和し、層を分離した。有機層を無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮した。残渣をヘプタン中5%から45%のEtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)エタノン(6.3g、69%)を黄色油として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.90分;MSm/z400、402(M+H)
+。
【1886】
ステップL:tert−ブチル2−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−オキソエチル(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)カルバメート
【1887】
【化589】
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【1888】
tert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルカルバメート(0.59g、1.519mmol、実施例番号3ステップE)のDMF(5mL)中溶液を、約0℃でNaH(鉱油中60%分散液、0.058g、1.45mmol)のDMF(5mL)中懸濁液に滴下添加した。得られた混合物を約0℃で約30分間撹拌し、次いで2−ブロモ−1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)エタノン(0.73g、1.8mmol)のDMF(10mL)中溶液に約0℃で滴下添加した。得られた混合物を約0℃で約1時間撹拌し、溶媒を減圧下に除去した。残渣を飽和NaHCO
3水溶液とEtOAc(それぞれ100mL)との間で分配した。有機相を分離し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、tert−ブチル2−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−オキソエチル(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)カルバメート(1.04g、97%)を黄色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=3.30分;MSm/z708(M+H)
+。
【1889】
ステップM:1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン
【1890】
【化590】
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【1891】
tert−ブチル2−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−オキソエチル(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)カルバメート(6.19g、8.75mmol)をHCl(1,4−ジオキサン中4N、25mL)に溶解した。反応混合物を周囲温度で約2時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を飽和NaHCO
3水溶液とEtOAc(それぞれ100mL)との間で分配した。有機相をブライン(80mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン(5.2g、98%)を茶褐色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=3.00分;MSm/z608(M+H)
+。
【1892】
ステップN:N,N−ジベンジル−3−メチル−4−(3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン
【1893】
【化591】
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【1894】
1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン(5.32g、8.75mmol)とローソン試薬(1.88g、4.64mmol)との混合物を約60℃で約2時間加熱した。ローソン試薬(1.88g、4.64mmol)を加えた。反応混合物を約60℃で約1時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣をDCM中0−8%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N,N−ジベンジル−3−メチル−4−(3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン(4.47g、87%)を茶褐色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.99分;MSm/z590(M+H)
+。
【1895】
ステップO:N,N−ジベンジル−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンタンアミン
【1896】
【化592】
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【1897】
N,N−ジベンジル−3−メチル−4−(3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタン−アミン(4.47g、7.58mmol)を1,4−ジオキサン(40mL)に溶解した。NaOH(2N水溶液、4mL)を加え、反応混合物を約90℃で約80分間加熱した。有機溶媒を減圧下に除去し、残渣を飽和NH
4Cl水溶液(70mL)で処理し、DCM(2×60mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(70mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM中0−8%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N,N−ジベンジル−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンタン−アミン(1.84g、56%)を黄色油として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.31分;MSm/z436(M+H)
+。
【1898】
ステップP:N,N−ジベンジル−3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン
【1899】
【化593】
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【1900】
水素化ナトリウム(鉱油中60%分散液、0.382g、9.55mmol)のDMF(50mL)中懸濁液に、N,N−ジベンジル−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンタンアミン(3.96g、9.09mmol)のDMF(50mL)中溶液を0℃で滴下添加した。得られた溶液を周囲温度で約10分間撹拌した。SEMクロリド(1.774mL、10.0mmol)を滴下添加し、溶液を約1時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を水とEtOAc(それぞれ200mL)との間で分配した。有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をDCM中10−80%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N,N−ジベンジル−3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン(3.1g、収率60%)を灰白色非晶性固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=3.32分;MSm/z566(M+H)
+。
【1901】
ステップQ:3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン
【1902】
【化594】
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【1903】
N,N−ジベンジル−3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン(3.0g、5.30mmol)のトリフルオロエタノール(200mL)中溶液に、20%加湿炭素担持水酸化パラジウム(0.6g、4.27mmol)を加えた。混合物を水素40psi下約50℃で約90分間撹拌した。触媒をセライト(登録商標)のパッドを通して濾別し、濾液を減圧下に濃縮して、3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン(2.0g、収率98%)を茶褐色非晶性固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.86分;MSm/z386(M+H)
+。
【1904】
ステップR:N−(3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1905】
【化595】
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【1906】
3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン(0.27g、0.7mmol)およびDIEA(0.18mL、1.05mmol)のDCM(5mL)中溶液に、塩化シクロプロパンスルホニル(0.098g、0.7mmol)を滴下添加した。得られた混合物を周囲温度で約1時間撹拌した。更にDIEA(0.18mL)および塩化シクロプロパンスルホニル(0.098g)を加え、反応を約3時間続けた。溶媒を除去し、残渣を飽和塩化アンモニウム水溶液とEtOAc(それぞれ20mL)との間で分配した。有機層をブライン(10mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(5分間100%DCM、次いで次に30分かけてDCM中6%MeOHに)により精製して、N−(3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.18g、収率52%)を灰白色固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.45分;MSm/z490(M+H)
+。
【1907】
ステップS:N−((1S,3S,4R)−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【1908】
【化596】
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【1909】
3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.18g、0.368mmol)のDCM(2.5mL)中溶液に、TFA(0.9mL)を加えた。得られた混合物を周囲温度で約2時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を高真空下に乾燥した。残渣を1,4−ジオキサン(3mL)および28%水酸化アンモニウム水溶液(2.5mL)に溶解した。混合物を約60℃で約2時間加熱した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を一般的手順AA(表2、方法32、R
t=20.9分、旋光度=負)を用いることにより精製して、N−((1S,3S,4R)−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.088g、収率66%)を白色固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.52分;MSm/z360(M+H)
+。
【1910】
実施例番号25:N−((1S,3S,4R)−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンチル)−3,3−ジフルオロアゼチジン−1−スルホンアミド
【1911】
【化597】
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【1912】
ステップA:5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン
【1913】
【化598】
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【1914】
3,5−ジブロモピラジン−2−アミン(125g、494mmol)、TEA(207.0mL、1483mmol)およびヨウ化銅(I)(0.941g、4.94mmol)のTHF(1255mL)中溶液に、PdCl
2(PPh
3)
2(3.47g、4.94mmol)を加えた。反応混合物を約−5−0℃に冷却し、(トリメチルシリル)アセチレン(65.0mL、470mmol)のTHF(157mL)中溶液を約15分かけて滴下添加した。反応混合物を約−5−0℃で約1.5時間撹拌し、次いで室温に終夜加温した。次いで反応混合物をセライト(登録商標)パッドを通して濾過し、更には生成物が溶出しなくなるまでTHFで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、茶褐色−オレンジ色固体を得た。固体を摩砕し、加温した石油エーテル(b.p.30−60℃、400mL)で超音波処理し、室温に冷却し、集め、石油エーテル(b.p.30−60℃;2×60mL)で洗浄し、乾燥して、5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(124g、93%、純度93%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.51分;MSm/z:270、272(M+H)
+。
【1915】
ステップB:2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【1916】
【化599】
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【1917】
5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(3.00g、11.1mmol)のDMF(60mL)中溶液に、NaH(鉱油中60%分散液、0.577g、14.4mmol)を約0℃で3回に分けて加えた。約15分後、p−トルエンスルホニルクロリド(2.75g、14.4mmol)を加え、反応物を周囲温度にゆっくり加温した。約16時間後、反応混合物を氷冷水(120mL)上に注ぎ入れ、沈殿物を真空濾過により集めた。粗製固体をDCM(15mL)に溶解し、DCMで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(2.16g、52%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.58分;MSm/z:352、354(M+H)
+。
【1918】
ステップC:メチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボキシレート
【1919】
【化600】
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【1920】
COを5L丸底フラスコ内で約2分間、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(50.0g、142mmol)のDMF(2.50L)中オレンジ色溶液中に吹き込んだ。ビス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(II)2塩化物(9.96g、14.2mmol)、TEA(59mL、423mmol)およびMeOH(173.0mL、4259mmol)を加え、フラスコにCOの風船を装着した。混合物をCO(1気圧)の雰囲気下約95℃で加熱した。終夜撹拌後、反応混合物を周囲温度に終夜冷却し、氷水(3.2L)中に注ぎ入れた。混合物を約10分間撹拌し、沈殿物を濾取し、水で洗浄し、1時間乾燥した。粗製物をDCMに溶解し、残った水から分離し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、シリカゲルを加え、減圧下に濃縮して、クロマトグラフィー用に調製した。粗製物をDCM中0−5%MeOHで溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、賦形剤として5mol%DCMを含むメチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボキシレート(40.7g、86%、純度93%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.35分;MSm/z332(M+H)
+。
【1921】
ステップD:5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボン酸
【1922】
【化601】
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【1923】
HCl(6N水溶液、714mL)を、2L丸底フラスコ内でメチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボキシレート(17.8g、53.6mmol)の1,4−ジオキサン(715mL)中黄色溶液に加え、混合物を約60℃で約16時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却した。有機溶媒を減圧下に除去し、沈殿物を集め、水で洗浄し、乾燥して、5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボン酸(14.4g、85%)を黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.63分;MSm/z316(M−H)
−。
【1924】
ステップE:tert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルカルバメート
【1925】
【化602】
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【1926】
500mL丸底フラスコ中、t−BuOH(200mL)中の5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−カルボン酸(14.4g、45.3mmol)、DPPA(9.78mL、45.3mmol)およびTEA(13.9mL、100mmol)を加えてオレンジ色懸濁液を得た。混合物を約70℃で約16時間加熱し、周囲温度に冷却し、不溶物を濾過した。溶媒を減圧下に除去し、粗製物を30分かけてヘプタン中25−60%EtOAcで溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルカルバメート(9.75g、54%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.79分;MSm/z389(M+H)
+。
【1927】
ステップF:ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−2−(メトキシカルボニル)−3−メチルシクロペンタ−1,3−ジエノレート
【1928】
【化603】
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【1929】
12L丸底フラスコ中、NaH(鉱油中60%分散液、159g、3985mmol)を撹拌した無水THF(4004mL)に少しずつ加えて、灰色懸濁液を得た。混合物を氷/塩浴中で約5℃に冷却した後、無水THF(200mL)中のアセト酢酸エチル(506mL、3985mmol、Alfa Aesar)を添加漏斗により約1時間かけて滴下添加し、その間温度は約18℃に徐々に上がった。添加完了後、反応物を周囲温度で約1時間撹拌し、次いでメチル4−クロロアセトアセテート(230mL、1993mmol、Oakwood)の無水THF(200mL)中溶液を添加漏斗により約1時間かけて滴下添加した。得られた混合物を周囲温度で約2時間撹拌し、次いで約50℃で約16時間加熱した。反応混合物を真空中で濃縮した。オレンジ色固体を約5℃に冷却し、氷/水混合物(2L)を加えた。懸濁液を回転蒸発器上で真空にせずに約30分間回転させることにより混合した。固体を濾取し、氷−冷水(750mL)で洗浄した。ほとんどの溶媒(約90%)を除去した時点で直ぐに、湿った固体をMeCN(750mL)で摩砕し、約30分間撹拌し、次いで固体を濾取し、Et2O(2×500mL)で洗浄した。固体を空気中で約16時間、次いで真空中約55℃で乾燥して、ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−2−(メトキシカルボニル)−3−メチルシクロペンタ−1,3−ジエノレート(485g、98%)を得た:
1H NMR(DMSO−d
6)δ3.95(q,J=7.1Hz、2H)、3.48(s,3H)、2.69(q,J=2.0Hz、2H)、2.47(t,J=2.1Hz、3H)、1.15(t,J=7.1Hz、3H)。
【1930】
ステップG:エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート
【1931】
【化604】
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【1932】
5L丸底フラスコ中、トルエン(1200mL)および水(1200mL)中のナトリウム4−(エトキシカルボニル)−2−(メトキシカルボニル)−3−メチルシクロ−ペンタ−1,3−ジエノレート(485g、1954mmol)、KCl(204g、2736mmol、JTBaker)およびAcOH(392mL、6839mmol、JTBaker)を約6時間加熱還流した。反応混合物を周囲温度に約16時間冷却した。次いで反応混合物を12Lフラスコに注ぎ入れ、水(3L)で希釈した。固体のNaHCO
3(450g、5.3mol)を撹拌しながら約1時間かけて注意深く少しずつ加えた。更に約30分間撹拌した後、塩基性の水相を分離し、更にEt2O(4×400mL)で抽出した。合わせた有機層を水(4×500mL)およびブライン(500mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して黄色油を得、これを真空蒸留(92−94℃、約0.4mmHgで)により精製して、エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(229g、69%)を黄色油として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ6.04−6.01(m,1H)、4.26−4.17(m,2H)、3.67(m,1H)、2.72(m,1H)、2.62(m,1H)、2.16(s,3H)、1.32−1.27(t,J=7.1Hz、3H)。
【1933】
ステップH:エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート
【1934】
【化605】
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【1935】
1L丸底フラスコでジャケット付フラスコ中、トルエン(250mL)中の塩化銅(I)(0.736g、7.43mmol)、(S)−(−)−2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(4.63g、7.43mmol)およびナトリウムtert−ブトキシド(0.714g、7.43mmol)を加えて黄色溶液を得た。混合物を周囲温度で約15分間撹拌した。その後溶液は茶褐色になった。溶液を約5℃に冷却し、ポリメチルヒドロシロキサン(14.86mL、223mmol)を加え、溶液を約5℃で約40分間撹拌した。溶液を約−15℃に冷却し、エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(25.00g、149mmol)およびtert−ブチルアルコール(61.7mL、654mmol)のトルエン(250mL)中溶液を一度に加えた。反応物を−15℃で144時間撹拌した。1:1エタノール/トルエン(350mL)およびセライト(登録商標)545(25g)を加えることにより反応混合物をクエンチした。混合物を撹拌し、周囲温度に加温した。反応混合物を真空中で濃縮し、ヘプタンでチェイスした。ヘプタン(350mL)を残渣に加え、固体を濾別した。濾液を真空中で濃縮し、粗生成物を7カラム容量かけてヘプタン中10から50%EtOAcの勾配を用いてシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(ジアステレオマーのスケールミック混合物)、大部分は(1S,2R)−エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(11.2g、収率42%)を無色油として得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ4.19(qd,J=7.1,0.6,2H)、3.17(ddd,J=8.1,6.8,5.6,1H)、2.76−2.56(m,2H)、2.67−2.46(m,2H)、2.43−2.29(m,2H)、2.16(ddd,J=18.3,7.8,1.7,1H)、1.29(t,J=7.2,3H)、1.06(d,J=7.0,3H)。
【1936】
ステップI:エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボキシレート
【1937】
【化606】
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【1938】
丸底フラスコに、エチル2−メチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(10.0g、58.8mmol)およびDCE(180mL)を仕込んだ。溶液を約0℃に冷却し、AcOH(5.7mL、100mmol)およびジベンジルアミン(11.3mL、58.8mmol)を滴下添加すると、濃厚懸濁液が形成した。反応混合物を約10℃に加温し、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(21.2g、100mmol)を少しずつ加えた。反応混合物を周囲温度で約20時間撹拌し、次いで撹拌した飽和NaHCO
3水溶液(300mL)中にゆっくり注ぎ入れ、約20分間撹拌した。層を分離し、水相をDCM(3×100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(2×100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮した。粗製の黄色油をヘプタン中0−30%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボキシレート(ジアステレオマーのスケールミック混合物)、大部分は(1S,2R,4S)エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボキシレート(15.5g、75%)を無色油として得た:
1H NMR(ピリジン−d
5)δ7.53(dd,J=0.9,7.9Hz、4H)、7.43−7.35(m,4H)、7.33−7.25(m,2H)、4.22−4.06(m,2H)、3.79(d,J=14.2Hz、2H)、3.70(d,J=14.2Hz、2H)、3.34−3.22(m,1H)、2.76(dd,J=7.9,16.6Hz、1H)、2.25−2.13(m,1H)、2.09−1.94(m,2H)、1.88−1.79(m,1H)、1.52(dd,J=10.5,22.5Hz、1H)、1.16(t,J=7.1Hz、3H)、0.98(d,J=7.0Hz、3H)。
【1939】
ステップJ:4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸
【1940】
【化607】
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【1941】
エチル4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボキシレート(3.65g、10.38mmol)を、HCl(6N水溶液、20mL)と1,4−ジオキサン(50mL)との混合物に溶解し、得られた混合物を約60℃で約72時間加熱した。有機溶媒を減圧下に除去した。飽和NaHCO
3水溶液(40mL)を加えることにより水相を中和し、EtOAc(50mL)で抽出した。有機層をブライン(40mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸(3.3g、98%)を白色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.66分;MSm/z324(M+H)
+。
【1942】
ステップK:2−ブロモ−1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)エタノン
【1943】
【化608】
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【1944】
塩化オキサリル(4.37mL、49.9mmol)を、4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンタンカルボン酸(7.34g、22.7mmol)のDCM(100mL)中溶液にゆっくり加え(注意:温和なガス発生)、続いてDMF(0.26mL、3.41mmol)を滴下添加した。混合物を周囲温度で約14時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去してベージュ色非晶性固体を得、これをTHFおよびMeCN(1:1、100mL)に溶解した。得られた溶液を、トリメチルシリルジアゾメタン(Et
2O中2M、39.7mL、79mmol)のTHFおよびMeCN(1:1、100mL)中溶液に約0℃で加えた。得られた混合物を約0℃で約3時間撹拌し、次いでHBr(48%水溶液、25mL、221mmol)を滴下添加することによりクエンチした。飽和NaHCO
3水溶液(300mL)を滴下添加することにより、得られた混合物を中和し、層を分離した。有機層を無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮した。残渣をヘプタン中5%から45%のEtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)エタノン(6.3g、69%)を黄色油として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.90分;MSm/z400、402(M+H)
+。
【1945】
ステップL:tert−ブチル2−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−オキソエチル(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)カルバメート
【1946】
【化609】
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【1947】
tert−ブチル5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルカルバメート(0.59g、1.519mmol、実施例番号3ステップE)のDMF(5mL)中溶液を、NaH(鉱油中60%分散液、0.058g、1.45mmol)のDMF(5mL)中懸濁液に約0℃で滴下添加した。得られた混合物を約0℃で約30分間撹拌し、次いで2−ブロモ−1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)エタノン(0.73g、1.8mmol)のDMF(10mL)中溶液に約0℃で滴下添加した。得られた混合物を約0℃で約1時間撹拌し、溶媒を減圧下に除去した。残渣を飽和NaHCO
3水溶液とEtOAc(それぞれ100mL)との間で分配した。有機相を分離し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、tert−ブチル2−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−オキソエチル(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)カルバメート(1.04g、97%)を黄色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=3.30分;MSm/z708(M+H)
+。
【1948】
ステップM:1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン
【1949】
【化610】
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【1950】
tert−ブチル2−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−オキソエチル(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)カルバメート(6.19g、8.75mmol)をHCl(1,4−ジオキサン中4N、25mL)に溶解した。反応混合物を周囲温度で約2時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を飽和NaHCO
3水溶液とEtOAc(それぞれ100mL)との間で分配した。有機相をブライン(80mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン(5.2g、98%)を茶褐色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=3.00分;MSm/z608(M+H)
+。
【1951】
ステップN:N,N−ジベンジル−3−メチル−4−(3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン
【1952】
【化611】
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【1953】
1−(4−(ジベンジルアミノ)−2−メチルシクロペンチル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン(5.32g、8.75mmol)とローソン試薬(1.88g、4.64mmol)との混合物を約60℃で約2時間加熱した。更にローソン試薬(1.88g、4.64mmol)を加えた。反応混合物を約60℃で約1時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣をDCM中0−8%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N,N−ジベンジル−3−メチル−4−(3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン(4.47g、87%)を茶褐色非晶性固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.99分;MSm/z590(M+H)
+。
【1954】
ステップO:N,N−ジベンジル−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンタンアミン
【1955】
【化612】
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【1956】
N,N−ジベンジル−3−メチル−4−(3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタン−アミン(4.47g、7.58mmol)を1,4−ジオキサン(40mL)に溶解した。NaOH(2N水溶液、4mL)を加え、反応混合物を約90℃で約80分間加熱した。有機溶媒を減圧下に除去し、残渣を飽和NH
4Cl水溶液(70mL)で処理し、DCM(2×60mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(70mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM中0−8%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N,N−ジベンジル−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンタン−アミン(1.84g、56%)を黄色油として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.31分;MSm/z436(M+H)
+。
【1957】
ステップP:N,N−ジベンジル−3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン
【1958】
【化613】
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【1959】
水素化ナトリウム(鉱油中60%分散液、0.382g、9.55mmol)のDMF(50mL)中懸濁液に、約0℃でN,N−ジベンジル−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンタンアミン(3.96g、9.09mmol)のDMF(50mL)中溶液を滴下添加した。得られた溶液を周囲温度で約10分間撹拌した。SEMクロリド(1.774mL、10.0mmol)を滴下添加し、溶液を約1時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を水とEtOAc(それぞれ200mL)との間で分配した。有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をDCM中10−80%EtOAcで溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、N,N−ジベンジル−3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン(3.1g、収率60%)を灰白色非晶性固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=3.32分;MSm/z566(M+H)
+。
【1960】
ステップQ:3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン
【1961】
【化614】
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【1962】
N,N−ジベンジル−3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン(3.0g、5.30mmol)のトリフルオロエタノール(200mL)中溶液に、20%加湿炭素担持水酸化パラジウム(0.6g、4.27mmol)を加えた。混合物を水素40psi下約50℃で約90分間撹拌した。セライト(登録商標)のパッドを通して触媒を濾別し、濾液を減圧下に濃縮して、3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン(2.0g、収率98%)を茶褐色非晶性固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.86分;MSm/z386(M+H)
+。
【1963】
ステップR:N−3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンチル)−2−オキソオキサゾリジン−3−スルホンアミド
【1964】
【化615】
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【1965】
3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンタンアミン(0.50g、1.3mmol)および2−クロロエチルクロロスルホニルカルバメート(0.288g、1.297mmol、Biorg.Med.Chem.Lett、2006年、16巻、3367−3370頁に詳述されている通りに調製した)のDCM(16mL)中溶液に、TEA(0.542mL、3.89mmol)を滴下添加した。混合物を周囲温度で約2時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を水とEtOAc(それぞれ30mL)との間で分配した。有機層をブライン(20mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(5分間0%DCM、次いで次に30分かけてDCM中6%MeOHに)により精製して、N−3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンチル)−2−オキソオキサゾリジン−3−スルホンアミド(0.24g、収率35%)を灰白色固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.42分;MSm/z535(M+H)
+。
【1966】
ステップS:3,3−ジフルオロ−N−3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンチル)アゼチジン−1−スルホンアミド
【1967】
【化616】
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【1968】
3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンチル)−2−オキソオキサゾリジン−3−スルホンアミド(0.24g、0.449mmol)のMeCN(1.5mL)中溶液に、(3,3−ジフルオロアゼチジン塩酸塩(0.07g、0.539mmol、Matirx Scientific)およびDIEA(0.196mL、1.122mmol)を加えた。混合物をマイクロ波中約120℃で約30分間加熱した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を塩化アンモニウムの飽和水溶液とEtOAc(それぞれ20mL)との間で分配した。有機層をブライン(10mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、3,3−ジフルオロ−N−3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンチル)アゼチジン−1−スルホンアミド(0.2g、収率82%)を灰白色非晶性固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.61分;MSm/z541(M+H)
+。
【1969】
ステップT:N−((1S,3S,4R)−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンチル)−3,3−ジフルオロアゼチジン−1−スルホンアミド
【1970】
【化617】
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【1971】
3,3−ジフルオロ−N−3−メチル−4−(3−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロペンチル)アゼチジン−1−スルホンアミド(0.20g、0.370mmol)のDCM(2.5mL)中溶液に、TFA(0.9mL)を加えた。得られた混合物を周囲温度で約2時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を高真空下で乾燥した。残渣を1,4−ジオキサン(3mL)および28%水酸化アンモニウム水溶液(2.5mL)に溶解し、混合物を約60℃で約2時間加熱した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を一般的手順AA(表2、方法32、R
t=15.3分、旋光度=負)を用いることにより精製して、N−((1S,3S,4R)−3−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)−4−メチルシクロペンチル)−3,3−ジフルオロアゼチジン−1−スルホンアミド(0.077g、51%)を黄色固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.75分;MSm/z411(M+H)
+。
【1972】
実施例番号26
*:5−((3S,5R)−5−エチル−1−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピロリジン−3−イルアミノ)ピラジン−2−カルボニトリルオキサレート
【1973】
【化618】
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【1974】
炭素担持水酸化パラジウム(20mol%、0.082g、0.582mmol)のEtOH(5mL)中スラリー液に、1−((2R,4S)−4−アジド−2−エチルピロリジン−1−イル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(0.115g、0.388mmol、(2R,4S)−tert−ブチル−4−アジド−2−エチルピロリジン−1−カルボキシレート(J.Med.Chem.1988年、31巻、1598−1611頁に記載されている通りに合成した)からHClを用いてのE、実施例番号5、ステップCを用いてのJ、OO、NaOHを用いてのDを用いて調製した)のEtOH(2mL)中溶液を加えた。反応混合物を水素でパージし、風船を用いて水素雰囲気を維持した。約2時間後、反応混合物を濾過し、5−クロロピラジン−2−カルボニトリル(0.013g、0.019mmol、ArkPharm)を加えた。反応混合物を約70℃で加熱した。約7時間後、反応混合物を周囲温度に冷却し、水(5mL)で希釈した。得られた沈殿物を濾取して、生成物を遊離塩基として得た。固体をEtOAc(5mL)に溶解し、シュウ酸2水和物(0.054g、0.43mmol)を加えた。固体を穏やかに加温しながら簡潔に超音波処理した。周囲温度に冷却した後、固体を濾取し、真空中で乾燥して、5−((3S,5R)−5−エチル−1−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピロリジン−3−イルアミノ)ピラジン−2−カルボニトリルオキシレート、(0.100g、56%)を黄褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.80分;MSm/z:374(M+H)
+。
【1975】
実施例番号27
*:N−((3S,5R)−5−エチル−1−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピロリジン−3−イル)−3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホンアミド
【1976】
【化619】
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【1977】
炭素担持水酸化パラジウム(20mol%、0.013g、0.019mmol)のEtOH(5mL)中スラリー液に、1−((2R,4S)−4−アジド−2−エチルピロリジン−1−イル)−6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン(0.110g、0.371mmol、(2R,4S)−tert−ブチル−4−アジド−2−エチルピロリジン−1−カルボキシレート(J.Med.Chem.1988年、31巻、1598−1611頁に記載されている通りに合成した)からHClを用いてのE、実施例番号5、ステップCを用いてのJ、OO、NaOHを用いてのDを用いて調製した)のEtOH(2mL)中溶液を加えた。反応混合物を水素でパージし、風船を用いて水素雰囲気を維持した。約2時間後、反応混合物を濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM(5mL)に溶解し、3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホニルクロリド(0.080g、0.41mmol、Matrix)を加えた。約15時間後、更に3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホニルクロリド(80mg、0.408mmol、Matrix)を加えた。約2日後、反応混合物をEtOAc(10mL)とブライン(10mL)との間で分配した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗生成物をEtOAcで溶離するシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、N−((3S,5R)−5−エチル−1−(6H−イミダゾ[1,5−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−1−イル)ピロリジン−3−イル)−3,3,3−トリフルオロプロパン−1−スルホンアミド(0.025g,16%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.81分;MSm/z:431(M+H)
+。
【1978】
実施例番号28:1−シクロヘキシル−2,3,4,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2,3−h][1,6]ナフチリジン
【1979】
【化620】
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【1980】
ステップA:エチル4−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボキシレート
【1981】
【化621】
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【1982】
4−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(3.03g、9.81mmol、Adesis)のTHF(49mL)中溶液に、約−78℃でsec−BuLi(シクロヘキサン中1.4M、15.4mL、21.6mmol)を滴下添加した。反応物を約−78℃で約1時間撹拌した後、クロロギ酸エチル(2.36mL、24.5mmol)を素早く加えた。反応混合物を周囲温度に加温し、約40分間撹拌した。反応物を飽和NH
4Cl水溶液(25mL)でクエンチした。EtOAc(50mL)および水(50mL)を加え、層を分離した。水層をEtOAc(2×20mL)で抽出し、合わせた有機層をブライン(2×20mL)で洗浄した。有機物を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固して、黄色油を得た。油をヘプタン中0−10%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、エチル4−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボキシレート(3.78g、98%)を黄色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=3.98分;MSm/z:381(M+H)
+。
【1983】
ステップB:エチル4−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボキシレート
【1984】
【化622】
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【1985】
エチル4−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボキシレート(4.30g、11.3mmol)のTHF(57mL)中溶液に、約0℃でTBAF(THF中1.0M、12.6mL、12.6mmol)を滴下添加し、反応混合物を約0℃で約1時間撹拌した。反応物を室温に加温し、約30分間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、得られた油をEtOAcとブライン(それぞれ100mL)との間で分配した。有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCMで摩砕し、濾過して、エチル4−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボキシレート(1.32g、52%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.07分;MSm/z:225(M+H)
+。
【1986】
ステップC:エチル4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボキシレート
【1987】
【化623】
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【1988】
エチル4−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボキシレート(1.32g、5.88mmol)のDMF(39mL)中溶液に、約0℃で水素化ナトリウム(鉱油中60%分散液、0.400g、10.00mmol)を加え、反応混合物をこの温度で約15分間撹拌した。4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド(2.24g、11.8mmol)のDMF(17mL)中溶液を滴下添加し、反応混合物を周囲温度に約2時間加温した。反応混合物を減圧下に濃縮し、残渣をEtOAcと水(それぞれ25mL)との間で分配した。水層をEtOAc(2×25mL)で抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。固体をヘプタンで摩砕し、沈殿物を濾過して、エチル4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボキシレート(2.28g、102%、純度90%)を白色固体として得た:LCMS(表1、方法c)R
t=1.64分;MSm/z:379(M+H)
+。
【1989】
ステップD:エチル4−(シクロヘキシルアミノ)−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボキシレート
【1990】
【化624】
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【1991】
エチル4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボキシレート(2.28g、5.42mmol)のn−BuOH(21mL)中溶液に、シクロヘキサンアミン(1.24mL、10.8mmol)を加えた。得られた溶液を約110℃で約18時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、水およびDCM(それぞれ50mL)で希釈した。層を分離し、有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固した。残渣をヘプタンで摩砕し、沈殿物を濾過して、エチル4−(シクロヘキシルアミノ)−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボキシレート(1.74g、73%)を薄黄色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=3.18分;MSm/z:442(M+H)
+。
【1992】
ステップE:(4−(シクロヘキシルアミノ)−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)メタノール
【1993】
【化625】
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【1994】
エチル4−(シクロヘキシルアミノ)−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボキシレート(1.71g、3.88mmol)のトルエン(43.1mL)中溶液に、約−78℃でDIBAL−H(ヘキサン中1M、6.60mL、6.60mmol)を滴下添加した。反応物を約−78℃で約1時間撹拌し、反応混合物を周囲温度に加温し、約1時間撹拌した。反応物を飽和酒石酸ナトリウムカリウム水溶液(15mL)でクエンチし、混合物を約1時間撹拌した。EtOAc(25mL)を加え、層を分離した。有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、シリカゲルのパッドを通して濾過し、EtOAc(20mL)で洗浄し、濾液を減圧下に濃縮した。残渣をDCM中0−50%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(4−(シクロヘキシルアミノ)−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)メタノール(1.24g、80%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.51分;MSm/z:400(M+H)
+。
【1995】
ステップF:4−(シクロヘキシルアミノ)−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルバルデヒド
【1996】
【化626】
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【1997】
(4−(シクロヘキシルアミノ)−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)メタノール(1.12g、2.80mmol)および二酸化マンガン(5.48g、63.1mmol)のクロロホルム(70mL)中混合物を周囲温度で約18時間撹拌した。反応混合物をクロロホルム(100mL)で希釈し、反応混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、クロロホルム(50mL)で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、4−(シクロヘキシルアミノ)−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルバルデヒド(0.975g、87%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.70分;MSm/z:398(M+H)
+。
【1998】
ステップG:(E/Z)−5−(2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ビニル)−N−シクロヘキシル−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−アミン
【1999】
【化627】
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【2000】
オーブン乾燥したフラスコに、窒素下((1,3−ジオキソラン−2−イル)メチル)トリフェニルホスホニウム臭化物(2.23g、5.19mmol)およびTHF(14mL)を仕込んだ。フラスコを氷浴中で約0℃に冷却し、カリウムtert−ブトキシド(0.591g、5.00mmol)を加えた。混合物を約0℃で約30分間撹拌し、4−(シクロヘキシルアミノ)−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルバルデヒド(0.750g、1.89mmol)のTHF(4mL)中溶液を約10分かけて滴下添加した。反応物を周囲温度に加温し、約16時間撹拌した。水(10mL)を加え、反応混合物をEt
2O(3×10mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製の油をDCM中0−50%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、5−(2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ビニル)−N−シクロヘキシル−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−アミン(0.590g、67%)をEおよびZ異性体の混合物として得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.69分、1.73分;MSm/z:468(M+H)
+、468(M+H)
+。
【2001】
ステップH:5−(2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)エチル)−N−シクロヘキシル−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−アミン
【2002】
【化628】
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【2003】
(E/Z)−5−(2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ビニル)−N−シクロヘキシル−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−アミン(0.512g、1.10mmol)のEtOAc(19mL)中溶液に、炭素担持パラジウム(10mol%、0.092g、0.086mmol)を加えた。反応混合物を水素でパージし、風船を用いて水素雰囲気下に約1.5時間置いた。反応混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、EtOAc(10mL)で洗浄し、濾液を減圧下に濃縮して、5−(2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)エチル)−N−シクロヘキシル−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−アミン(0.499g、97%)を灰白色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.84分;MSm/z:470(M+H)
+。
【2004】
ステップI:1−シクロヘキシル−7−トシル−2,3,4,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2,3−h]−[1,6]ナフチリジン
【2005】
【化629】
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【2006】
5−(2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)エチル)−N−シクロヘキシル−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−アミン(0.209g、0.445mmol)のEtOH(2mL)中溶液に、HCl水溶液(12N、0.186mL、2.23mmol)を滴下添加した。混合物を約40℃で約2時間加熱し、次いで氷浴中で約0℃に冷却した。水素化ホウ素ナトリウム(0.118g、3.12mmol)を少しずつ加え、混合物を周囲温度に加温した。約2時間後、溶媒を減圧下に除去し、残渣をEtOAcと飽和NaHCO
3水溶液(それぞれ10mL)との間で分配した。水相をEtOAc(2×5mL)で抽出し、合わせた有機物を水およびブライン(それぞれ5mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘプタン中0−50%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、1−シクロヘキシル−7−トシル−2,3,4,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2,3−h]−[1,6]ナフチリジン(0.138g、75%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=3.01分;MSm/z:410(M+H)
+。
【2007】
ステップJ:1−シクロヘキシル−2,3,4,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2,3−h][1,6]ナフチリジン
【2008】
【化630】
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【2009】
1−シクロヘキシル−7−トシル−2,3,4,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2,3−h][1,6]ナフチリジン(0.132g、0.323mmol)の1,4−ジオキサン(2.2mL)中溶液に、NaOH水溶液(2N、0.32mL、0.65mmol)を加えた。反応物を約80℃で約96時間加熱した。NaOH水溶液(5N、0.129mL、0.646mmol)を加え、反応を約80℃で約18時間続けた。NaOH水溶液(5N、0.065mL、0.323mmol)を加え、反応混合物を約100℃で約4時間加熱した。反応物を周囲温度に冷却し、EtOAcおよび水(それぞれ5mL)を加え、層を分離した。水層をEtOAc(2×5mL)で抽出し、合わせた有機物を水およびブライン(それぞれ5mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM中0−100%(95/4.5/0.5)DCM/MeOH/DEAの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、1−シクロヘキシル−2,3,4,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2,3−h][1,6]ナフチリジン(0.052g、64%)を黄褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.88分;MSm/z:256(M+H)
+。
【2010】
実施例番号29:N−(4−(3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)シクロプロパンスルホンアミド
【2011】
【化631】
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【2012】
ステップA:メチル4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボキシレート
【2013】
【化632】
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【2014】
4−(メトキシカルボニル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸(7.25g、34.2mmol、Prime Organics)のトルエン(150mL)中溶液に、DPPA(7.37mL、34.2mmol)およびTEA(4.76mL、34.2mmol)を加え、反応混合物を周囲温度で約1時間撹拌した。次いで反応混合物を約110℃で約1時間加熱し、tert−ブタノール(16.1mL、171mmol)を加え、反応物を約110℃で約14時間加熱した。反応物を周囲温度に冷却し、飽和NaHCO
3水溶液(2×50mL)およびブライン(50mL)で洗浄した。有機物を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、メチル4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボキシレート(4.18g、43%)を白色固体として得た:
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ4.32(s,1H)、3.63(s,3H)、1.95−1.76(m,12H)、1.42(s,9H)。
【2015】
ステップB:メチル4−(ベンジル(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボキシレート
【2016】
【化633】
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【2017】
メチル4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボキシレート(2.50g、8.82mmol)のDMF(42mL)中溶液に、約0℃で水素化ナトリウム(鉱油中60%分散液、0.706g、17.6mmol)を加えた。反応混合物を約0℃で約30分間撹拌し、TBAI(0.652g、1.76mmol)およびベンジルブロミド(2.10mL、17.7mmol)を加えた。反応物を周囲温度に加温し、約5時間撹拌を続けた。溶媒を減圧下に除去し、残渣をDCM(50mL)および水(30mL)に溶解した。層を分離し、有機相をブライン(30mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。得られた油をヘプタン中0−30%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、メチル4−(ベンジル(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボキシレート(2.71g、82%)を透明無色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=3.09分;MSm/z:374(M+H)
+。
【2018】
ステップC:tert−ブチルベンジル(4−(ヒドロキシメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート
【2019】
【化634】
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【2020】
メチル4−(ベンジル(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボキシレート(2.70g、7.23mmol)のTHF(24mL)中溶液に、約0℃で水素化ホウ素リチウム(0.350g、14.46mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度に加温し、約16時間撹拌した。反応物を約0℃に冷却し、水(15mL)を注意深く加えた。反応混合物を周囲温度に加温し、EtOAc(20mL)で希釈した。層を分離し、有機層をブライン(2×20mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、tert−ブチルベンジル(4−(ヒドロキシメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート(2.31g、92%)を灰白色粘稠性発泡体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.67分;MSm/z:346(M+H)
+。
【2021】
ステップD:tert−ブチルベンジル(4−ホルミルビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート
【2022】
【化635】
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【2023】
tert−ブチルベンジル(4−(ヒドロキシメチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート(2.30g、6.66mmol)のDCM(17mL)中溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(4.24g、9.99mmol)を加えた。約4時間後、反応混合物をDCM(20mL)で希釈し、飽和NaHCO
3水溶液(2×30mL)、ブライン(30mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。得られた油をヘプタン中0−40%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチルベンジル(4−ホルミルビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート(1.10g、48%)を透明無色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.97分;MSm/z:344(M+H)
+。
【2024】
ステップE:tert−ブチルベンジル(4−((5−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)(ヒドロキシ)メチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート
【2025】
【化636】
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【2026】
5−クロロ−4−ヨード−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(1.33g、3.06mmol、Adesis)のTHF(25mL)中溶液に、内温が約−70℃を越えない程度の速度で、約−78℃でn−BuLi(ヘキサン中1.6M溶液、2.00mL、3.20mmol)を加えた。反応混合物を約45分間撹拌し、tert−ブチルベンジル(4−ホルミルビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート(1.05g、3.06mmol)のTHF(6mL)中溶液を滴下添加した。反応混合物を約−78℃で約1時間撹拌し、周囲温度にゆっくり加温し、約1時間撹拌した。飽和NH
4Cl水溶液およびEtOAc(それぞれ10mL)を加え、層を分離した。水相をEtOAc(2×10mL)で抽出し、合わせた有機物をブライン(10mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残った油をヘプタン中0−40%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチルベンジル(4−((5−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)(ヒドロキシ)メチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート(1.27g、64%)を透明無色油として得た:LC/MS(表1、方法o)R
t=3.78分;MSm/z:652(M+H)
+。
【2027】
ステップF:tert−ブチルベンジル(4−(5−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−カルボニル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート
【2028】
【化637】
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【2029】
tert−ブチルベンジル(4−((5−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)(ヒドロキシ)メチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート(1.26g、1.93mmol)のDCM(10mL)中溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(1.64g、3.86mmol)を加えた。反応物を周囲温度で約3時間撹拌し、DCM(10mL)で希釈した。混合物を飽和NaHCO
3水溶液(2×15mL)、ブライン(15mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。得られた油をヘプタン中0−25%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチルベンジル(4−(5−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−カルボニル)−ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート(0.965g、77%)を黄色油として得た:
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ8.15(s,1H)、7.32−7.24(m,3H)、7.23−7.08(m,3H)、6.23(d,J=3.5,1H)、4.53(s,2H)、2.13−2.03(m,6H)、1.95−1.83(m,6H)、1.81−1.74(m,3H)、1.41(s,9H)、1.12−1.06(m,18H)。
【2030】
ステップG:tert−ブチルベンジル(4−((5−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−(ヒドラゾノ)−メチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート
【2031】
【化638】
[この文献は図面を表示できません]
【2032】
tert−ブチルベンジル(4−((5−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)(ヒドラゾノ)メチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート(0.765g、1.18mmol)のEtOH(4mL)中溶液に、ヒドラジン(1.85mL、58.8mmol)およびAcOH(0.337mL、5.88mmol)を加えた。混合物を約80℃で約6日間加熱した。反応物を周囲温度に冷却し、溶媒を減圧下に除去した。EtOAcおよび水(それぞれ5mL)を加え、層を分離した。有機層をブライン(5mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。油をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチルベンジル(4−((5−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−)(ヒドラゾノ)メチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート(0.631g、84%、純度95%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.72分、MSm/z:508(M+H)
+。
【2033】
ステップH:tert−ブチルベンジル(4−(3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)ビサイクル[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート
【2034】
【化639】
[この文献は図面を表示できません]
【2035】
マイクロ波反応バイアルに、tert−ブチルベンジル(4−((5−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−)(ヒドラゾノ)メチル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート(0.700g、1.38mmol)およびNMP(11mL)を仕込んだ。ナトリウムtert−ブトキシド(0.331g、3.44mmol)、酢酸パラジウム(0.031g、0.14mmol)および(R)−1−[(S)−2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)フェロセニル]エチル−ジ−tert−ブチルホスフィン(0.076g、0.14mmol)をそれぞれ一度に順次溶液に加えた。反応混合物をBiotageマイクロ波中約150℃で約2時間(最大圧250psi、1分の傾斜、最大ワット150)加熱した。反応混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、EtOAc(15mL)で洗浄し、濾液を減圧下に濃縮した。残った物質をマイクロ波バイアルに移し、ナトリウムtert−ブトキシド(0.331g、3.44mmol)、酢酸パラジウム(0.031g、0.138mmol)および(R)−1−[(S)−2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)フェロセニル]−エチル−ジ−tert−ブチルホスフィン(0.076g、0.138mmol)を加えた。反応混合物をBiotageマイクロ波中約160℃で約2時間(最大圧250psi、1分の傾斜、最大ワット150)加熱した。反応混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、EtOAc(20mL)で洗浄した。水(15mL)を加え、層を分離した。水層をEtOAc(2×10mL)で抽出し、合わせた有機層を水(3×10mL)およびブライン(5×15mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。暗色残渣をヘプタン中10−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチルベンジル(4−(3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)ビサイクル[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート(0.281g、40%)を薄茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.57分;MSm/z:472(M+H)
+。
【2036】
ステップI:N−ベンジル−4−(3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロール[2,3−b]ピリジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩
【2037】
【化640】
[この文献は図面を表示できません]
【2038】
tert−ブチルベンジル(4−(3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)カルバメート(0.280g、0.543mmol)の1,4−ジオキサン(4mL)中溶液に、HCl水溶液(1,4−ジオキサン中4M、0.58mL、2.3mmol)を加え、反応混合物を約60℃で約2時間撹拌した。反応物を周囲温度に冷却し、沈殿物を濾過し、最少量のEt
2Oで洗浄した。固体を真空下に乾燥して、N−ベンジル−4−(3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロール[2,3−b]ピリジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩(0.216g、98%)を黄褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.46分;MSm/z:372(M+H)
+。
【2039】
ステップJ:4−(3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン
【2040】
【化641】
[この文献は図面を表示できません]
【2041】
N−ベンジル−4−(3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン塩酸塩(0.150g、0.368mmol)のMeOH(6mL)中溶液に、ギ酸アンモニウム(0.116g、1.84mmol)および炭素担持20%PdOH
2(0.039g、0.055mmol)を加えた。反応混合物を約65℃で約2時間加熱した。反応混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、EtOAc(約10mL)で洗浄し、溶媒を減圧下に除去した。水およびEtOAc(それぞれ10mL)を加え、層を分離した。水層をEtOAc(5×5mL)で抽出し、合わせた有機物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、4−(3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン(0.073g、71%)を灰白色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.08分;MSm/z:282(M+H)
+。
【2042】
ステップK:N−(4−(3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)シクロプロパンスルホンアミド
【2043】
【化642】
[この文献は図面を表示できません]
【2044】
4−(3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−アミン(0.075g、0.267mmol)のDMF(2.5mL)中混合物に、TEA(0.06mL、0.40mmol)および塩化シクロプロパンスルホニル(0.027mL、0.27mmol、Matrix)を加えた。反応混合物を周囲温度で約16時間撹拌した。塩化シクロプロパンスルホニル(0.014mL、0.133mmol、Matrix)を反応混合物に加え、反応物を周囲温度で約4時間撹拌し続けた。反応混合物を水(10mL)で希釈し、DCM(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N−(4−(3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)シクロプロパンスルホンアミド(0.015g、15%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.72分;MSm/z:386(M+H)
+。
【2045】
実施例番号30および31:1−((1S,2S,4R)−2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)−3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジンおよび1−((1R,2R,4S)−2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)−3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン
【2046】
【化643】
[この文献は図面を表示できません]
【2047】
ステップA:tert−ブチル2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンタンカルボキシレート
【2048】
【化644】
[この文献は図面を表示できません]
【2049】
エチル2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンタンカルボキシレート(39.8g、130mmol、調製番号EE.1大部分は1S、2R、4Sおよび1R、2S、4R)のEtOH(286mL)中溶液に、NaOH水溶液(2N、572mL、1140mmol)を加えた。反応混合物を約50℃で約16時間撹拌した。反応混合物を周囲温度に冷却し、有機溶媒を減圧下に除去した。水層をEt
2O(2×300mL)で洗浄し、氷浴中で約0℃に冷却し、HCl水溶液(5N)で約pH1に酸性化した。水性懸濁液をEtOAc(2×400mL)で抽出した。合わせた有機物をブライン(200mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、粗製の固体34.5gを得た。粗製のカルボン酸(15.0g、53.9mmol)のDMF(216mL)中溶液に、ヨードメタン(6.71mL、108mmol)およびK
2CO
3(14.9g、108mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約48時間撹拌した。水およびEtOAc(それぞれ25mL)を加え、層を分離した。水層をEtOAc(2×250mL)で抽出し、合わせた有機物を水(250mL)、ブライン(3×250mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。油をヘプタン中0−50%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、メチルエステル(14.1g、48.1mmol)を黄色油として得た。メチルエステル(14.1g、48.1mmol)のTHF(160mL)中溶液に、カリウムtert−ブトキシド(16.2g、144mmol)を加え、反応混合物を周囲温度で約18時間撹拌した。飽和NH
4Cl水溶液(100mL)を加え、反応混合物をEtOAc(100mL)で希釈した。層を分離し、有機物をブライン(50mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残った油をヘプタン中0−40%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、tert−ブチル2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンタンカルボキシレート(11.7g、73%、大部分は1R、2R、4Sおよび1S、2S、4R)を透明無色油として得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.95分;MSm/z:335(M+H)
+。
【2050】
ステップB:2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)メタノール
【2051】
【化645】
[この文献は図面を表示できません]
【2052】
tert−ブチル2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンタンカルボキシレート(11.7g、35.0mmol)のTHF(175mL)中溶液に、約0℃でLAH(THF中2M、17.5mL、35.0mmol)を滴下添加し、反応混合物を周囲温度にゆっくり加温し、約1.5時間撹拌した。反応物を氷浴中で約0℃に冷却し、水(150mL滴下)、NaOH水溶液(1N、150mL)および水(100mL)を順次加えることによりクエンチした。得られた混合物を周囲温度に加温し、約30分間撹拌した。混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、Et
2O(500mL)で洗浄した。濾液層を分離した。有機層をブライン(2×200mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)メタノール(8.62g、93%)を黄色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.29分;MSm/z:265(M+H)
+。
【2053】
ステップC:2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンタンカルバルデヒド
【2054】
【化646】
[この文献は図面を表示できません]
【2055】
2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)メタノール(8.60g、32.5mmol)のDCM(163mL)中溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(20.7g、48.8mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約2.5時間撹拌した。反応混合物をDCM(100mL)で希釈し、飽和NaHCO
3水溶液(2×150mL)およびブライン(150mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。得られた油をヘプタン中0−50%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンタンカルバルデヒド(6.93g、81%)を黄色油として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.59分;MSm/z:263(M+H)
+。
【2056】
ステップD:(5−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)メタノール
【2057】
【化647】
[この文献は図面を表示できません]
【2058】
5−クロロ−4−ヨード−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(4.99g、11.5mmol、Adesis)のTHF(90mL)中溶液に、内温が約−70℃を越えない程度の速度で、約−78℃でn−BuLi(ヘキサン中1.6M溶液、10.7mL、17.2mmol)を加えた。約−78℃で約45分間撹拌した後、2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンタンカルバルデヒド(3.00g、11.4mmol)のTHF(22mL)中溶液を滴下添加し、反応混合物を約−78℃で約1時間撹拌した。反応物を周囲温度にゆっくり加温し、約0.5時間撹拌した。反応混合物を約−78℃に冷却し、飽和NH
4Cl水溶液(40mL)を加え、混合物を室温に加温した。水(10mL)を加え、層を分離した。水相をEtOAc(3×50mL)で抽出した。合わせた有機物をブライン(50mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製の油をヘプタン中0−40%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(5−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)メタノール(4.47g、68%、純度92%)を黄色油として得た:LC/MS(表1、方法o)R
t=2.64分;MSm/z:571(M+H)
+。
【2059】
ステップE:(5−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)メタノン
【2060】
【化648】
[この文献は図面を表示できません]
【2061】
(5−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)メタノン(4.47g、7.20mmol)のDCM(40mL)中溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(4.58g、10.8mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約90分間撹拌した。反応物をDCM(40mL)で希釈し、飽和NaHCO
3水溶液(2×60mL)、ブライン(40mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製物をヘプタン中0−40%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(5−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)−シクロペンチル)メタノン(3.32g、81%)を黄色油として得た:LC/MS(表1、方法o)R
t=3.04分;MSm/z:569(M+H)
+。
【2062】
ステップF:5−クロロ−4−2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)−(ヒドラゾノ)メチル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
【2063】
【化649】
[この文献は図面を表示できません]
【2064】
(5−クロロ−1−(トリイソプロピルシリル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)メタノン(1.01g、1.77mmol)のEtOH(5.5mL)中溶液に、ヒドラジン(2.78mL、89.0mmol)およびAcOH(0.508mL、8.87mmol)を加えた。反応混合物を約80℃で約18時間加熱した。反応物を周囲温度に冷却し、溶媒を減圧下に除去した。水(20mL)およびEtOAc(25mL)を加え、層を分離した。有機層を飽和NaHCO
3水溶液およびブライン(それぞれ15mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗製の油をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、5−クロロ−4−((2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)−(ヒドラゾノ)メチル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.354g、47%)を黄色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.40分、MSm/z:427(M+H)
+。
【2065】
ステップG:1−((1S,2S,4R)−2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)−3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジンおよび1−((1R,2R,4S)−2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)−3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン
【2066】
【化650】
[この文献は図面を表示できません]
【2067】
マイクロ波反応バイアルに、5−クロロ−4−((2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)(ヒドラゾノ)メチル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.900g、2.11mmol)およびNMP(14.1mL)を仕込んだ。ナトリウムtert−ブトキシド(0.506g、5.27mmol)、酢酸パラジウム(II)(0.047g、0.211mmol)および((R)−1−[(S)−2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)フェロセニル]エチル−ジ−tert−ブチルホスフィン(0.117g、0.211mmol)を順次加え、混合物をマイクロ波中約150℃で約1時間(最大圧250psi、1分の傾斜、最大ワット150)加熱した。EtOAc(20mL)を加え、混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、EtOAc(20mL)で洗浄した。水(15mL)を加え、層を分離した。水層をEtOAc(2×10mL)で抽出し、合わせた有機物を水(3×10mL)、ブライン(5×10mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘプタン中40−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、続いて一般的手順AAを用いて精製して、1−((1S,2S,4R)−2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)−3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジンまたは1−((1R,2R,4S)−2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)−3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.065g、8%、表2、方法35、R
t=20.0分、旋光度=正)および1−((1S,2S,4R)−2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)−3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジンまたは1−((1R,2R,4S)−2−エチル−4−(4−メトキシベンジルオキシ)シクロペンチル)−3,6−ジヒドロピラゾロ[4,3−d]ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.058g、7%、表2、方法35、R
t=23.4分、旋光度=負)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.26分;MSm/z:391(M+H)
+。
【2068】
実施例番号32:N−シアノ−N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【2069】
【化651】
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【2070】
N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.05g、0.134mmol、WO2009152133)のDMF(4mL)中溶液に、KOH(0.022g、0.401mmol)を加え、混合物を室温で約5分間撹拌した。シアン化トシル(0.024g、0.134mmol)を加え、約2時間撹拌を続けた。溶媒を減圧下に除去し、残渣を分取HPLC(表1、方法q)により精製して、N−シアノ−N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.0025g、5%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.84分;MSm/z:400(M+H)
+。
【2071】
実施例番号33
*:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(2,3,4,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2,3−h][1,6]ナフチリジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【2072】
【化652】
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【2073】
ステップA:4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルバルデヒド
【2074】
【化653】
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【2075】
4−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルバルデヒド(2.00g、11.1mmol、Adesis)のDMF(30mL)中懸濁液に、NaH(鉱油中60%分散液、0.500g、12.5mmol)を加えて黄色溶液を得た。反応混合物を周囲温度で約30分間撹拌し、次いで4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド(2.40g、12.6mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約30分間撹拌し、氷水(約50mL)中に注ぎ入れた。固体を真空濾過により集め、水(約15mL)で洗浄し、真空乾燥器中で乾燥して、4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルバルデヒド(3.22g、87%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.56分;MSm/z:335(M+H)
+。
【2076】
ステップB:(E/Z)−5−(2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ビニル)−4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
【2077】
【化654】
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【2078】
丸底フラスコに、((1,3−ジオキソラン−2−イル)メチル)トリフェニルホスホニウム臭化物(5.29g、12.3mmol)およびTHF(29.0mL)を仕込んだ。フラスコを氷浴中で約0℃に冷却し、カリウムtert−ブトキシド(1.38g、12.3mmol)を加えた。混合物を約0℃で約30分間撹拌し、4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルバルデヒド(1.50g、4.48mmol)のTHF(8.30mL)中懸濁液を滴下添加した。反応物を周囲温度に加温し、約16時間撹拌した。水酸化ナトリウム水溶液(2M、4.50mL、9.00mmol)を加え、反応混合物を約55℃に約1時間加熱した。水およびエーテル(それぞれ10mL)を加え、層を分離した。水相をエーテル(3×10mL)で抽出し、合わせた有機物を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過した。約50%の溶媒を減圧下に除去し、残った有機物をシリカゲルを通して濾過し、エーテル(約15mL)で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮した。残渣をDCM中0−50%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、白色固体を得た。固体をDMF(12mL)に溶解し、NaH(鉱油中60%分散液、0.179g、4.49mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約30分間撹拌し、次いで4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド(0.684g、3.59mmol)を加えた。反応物を周囲温度で約30分間撹拌し、氷水(約30mL)中に注ぎ入れた。EtOAc(30mL)を加え、層を分離した。水相をEtOAc(2×30mL)で更に抽出し、合わせた有機物をブライン(2×20mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。得られた油をヘプタン中0−50%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(E/Z)−5−(2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ビニル)−4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.90g、50%)を灰白色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.65分;MSm/z:405(M+H)
+およびR
t=2.70分;MSm/z:405(M+H)
+。
【2079】
ステップC:5−(2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)エチル)−4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
【2080】
【化655】
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【2081】
(E/Z)−5−(2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ビニル)−4−クロロ−1−トシル−1−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.900g、2.22mmol)と10重量%Pd/C(0.118g、0.111mmol)との混合物をN
2でパージし、真空下に排気した(3回)。3回排気した後、EtOAc(23mL)を加えた。フラスコをN
2でパージし、真空下に排気した(3回)。3回排気した後、フラスコを水素雰囲気下約1時間置いた。水素雰囲気をN
2で置き換え、反応混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、EtOAc(約10mL)で洗浄し、濾液を減圧下に濃縮して、5−(2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)エチル)−4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.530g、59%)を濃厚油として得、これを静置すると固化した:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.71分;MSm/z:407(M+H)
+。
【2082】
ステップD:3−(4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)プロパナール
【2083】
【化656】
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【2084】
5−(2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)エチル)−4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.520g、1.28mmol)のTHF(4.2mL)中溶液に、HCl水溶液(6M、0.639mL、3.83mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約2時間撹拌し、約50℃に約1時間加熱した。反応物を周囲温度に冷却し、水(0.64mL)を加え、反応物を約16時間撹拌した。pHを飽和NaHCO
3水溶液で約7に調節し、EtOAc(約10mL)を加えた。層を分離し、水相をEtOAc(10mL)で抽出した。合わせた有機物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。アセトン(12mL)およびピリジニウムp−トルエンスルホネート(0.096g、0.383mmol)を加えた。反応物を約2時間加熱還流した。反応物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM中0−50%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、3−(4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)プロパナール(0.44g、84%、純度90%)を灰白色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.50分;MSm/z:363(M+H)
+。
【2085】
ステップE:N−((1S,3S,4R)−3−(3−(4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)プロピルアミノ)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【2086】
【化657】
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【2087】
3−(4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)プロパナール(0.420g、1.04mmol)およびN−((1S,3S,4R)−3−アミノ−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.290g、1.25mmol、実施例番号23ステップEからNaOHを用いてのOOOを用いて調製した)のDCE(4.00mL)中混合物に、氷酢酸(0.089mL、1.6mmol)を加えた。反応混合物を約15分間周囲温度で撹拌し、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(0.331g、1.56mmol)を加えた。反応物を周囲温度で約72時間撹拌した。飽和NaHCO
3水溶液(約5mL)を、続いてDCM(5mL)をゆっくり加えた。層を分離し、水相をDCM(2×5mL)で抽出した。合わせた有機物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残った黄色油をヘプタン中0−50%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N−((1S,3S,4R)−3−(3−(4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)プロピルアミノ)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.330g、55%)を白色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.10分;MSm/z:579(M+H)
+。
【2088】
ステップF:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(7−トシル−2,3,4,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2,3−h][1,6]ナフチリジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【2089】
【化658】
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【2090】
マイクロ波バイアルに、N−((1S,3S,4R)−3−(3−(4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)プロピルアミノ)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.200g、0.345mmol)の1−プロパノール(1.70mL)中溶液を仕込んだ。DIEA(0.180mL、1.04mmol)およびヨウ化カリウム(0.057g、0.345mmol)を加え、反応混合物をBiotage(登録商標)マイクロ波中約150℃で約30分間加熱した。反応物をマイクロ波加熱に約180℃で約1時間再度供した。反応物をマイクロ波加熱に約180℃で約10時間再度供した。反応混合物を丸底フラスコに移し、シリカゲル(約1g)を加えた。溶媒を減圧下に除去し、得られたシリカゲル混合物をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(7−トシル−2,3,4,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2,3−h][1,6]ナフチリジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.050g、27%)を黄色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.52分;MSm/z:543(M+H)
+。
【2091】
ステップG:N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(2,3,4,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2,3−h][1,6]ナフチリジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【2092】
【化659】
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【2093】
N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(7−トシル−2,3,4,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2,3−h][1,6]ナフチリジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.041g、0.076mmol)の1,4−ジオキサン中溶液に、NaOH水溶液(5N、0.106mL、0.529mmol)を加えた。反応物を約80℃に約16時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、水(5mL)およびEtOAc(10mL)を加えた。層を分離し、水相をEtOAc(2×10mL)で抽出した。合わせた有機物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(2,3,4,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ[2,3−h][1,6]ナフチリジン−1−イル)シクロペンチル)シクロプロパン−スルホンアミド(0.02g、72%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.48分;MSm/z:389(M+H)
+。
【2094】
実施例番号34
*:N−((1S,3S,4R)−3−(2,3−ジヒドロジピロロ[2,3−b:2’,3’−d]ピリジン−1(6H)−イル)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【2095】
【化660】
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【2096】
ステップA:4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルバルデヒド
【2097】
【化661】
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【2098】
4−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルバルデヒド(2.00g、11.1mmol、Adesis)のDMF(30mL)中懸濁液に、NaH(鉱油中60%分散液、0.500g、12.5mmol)を加えて黄色溶液を得た。反応混合物を周囲温度で約30分間撹拌し、次いで4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド(2.40g、12.6mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約30分間撹拌し、氷水(約50mL)中に注ぎ入れた。固体を真空濾過により集め、水(約15mL)で洗浄し、真空乾燥器中で乾燥して、4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルバルデヒド(3.22g、87%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.56分;MSm/z:335(M+H)
+。
【2099】
ステップB:(E/Z)−4−クロロ−5−(2−メトキシビニル)−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
【2100】
【化662】
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【2101】
(メトキシメチル)トリフェニルホスホニウム塩化物(1.28g、3.73mmol)のTHF(14.8mL)中懸濁液に、約0℃でカリウムtert−ブトキシド(THF中1M溶液、3.70mL、3.70mmol)を滴下添加した。反応混合物を約0℃で約30分間撹拌し、4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルバルデヒド(1.00g、2.99mmol)のTHF(1.80mL)中懸濁液を加えた。反応混合物を周囲温度に加温し、約4時間撹拌した。反応物を1M HCl水溶液で中和し、次いでEtOAcおよび水(それぞれ10mL)を加えた。層を分離し、水相をEtOAc(2×10mL)で抽出した。合わせた有機物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残った固体をヘプタン中0−50%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、(E/Z)−4−クロロ−5−(2−メトキシビニル)−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.96g、89%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.83分;MSm/z:363(M+H)
+およびR
t=2.86分;MSm/z:363(M+H)
+
【2102】
ステップC:N−((1S,3S,4R)−3−(2−(4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)エチルアミノ)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【2103】
【化663】
[この文献は図面を表示できません]
【2104】
(E/Z)−4−クロロ−5−(2−メトキシビニル)−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.95g、2.62mmol)のTHF(26mL)中混合物に、HCl水溶液(1M、6.55mL、6.55mmol)を加えた。反応混合物を約16時間加熱還流した。反応物を周囲温度に冷却し、pHを飽和NaHCO
3水溶液で約7に調節した。DCM(約30mL)を加え、層を分離した。水相をDCM(2×20mL)で抽出した。合わせた有機物を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCE(13mL)に溶解し、N−((1S,3S,4R)−3−アミノ−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.608g、2.62mmol,実施例番号23ステップEからNaOHを用いてのOOOを用いて調製した)および氷酢酸(0.150mL、2.62mmol)を加えた。トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(0.832g、3.93mmol)を加え、反応物を周囲温度で約16時間撹拌した。反応物をDCM(20mL)で希釈し、飽和NaHCO
3水溶液(20mL)を加えた。層を分離し、水相をDCM(2×10mL)で抽出した。合わせた有機物をブライン(10mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘプタン中25−100%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、N−((1S,3S,4R)−3−(2−(4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)エチルアミノ)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.45g、30%)を灰白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.87分;MSm/z:565(M+H)
+。
【2105】
ステップD:N−((1S,3S,4R)−3−(2,3−ジヒドロジピロロ[2,3−b:2’,3’−d]ピリジン−1(6H)−イル)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド
【2106】
【化664】
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【2107】
マイクロ波バイアルに、N−((1S,3S,4R)−3−(2−(4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)エチルアミノ)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.350g、0.619mmol)の1−プロパノール(3.2mL)中溶液を仕込んだ。DIPEA(0.324mL、1.86mmol)およびヨウ化カリウム(0.154g、0.929mmol)を加え、反応物をBiotage(登録商標)マイクロ波中約180℃で約10時間加熱した。EtOAcおよび水(それぞれ10mL)を反応混合物に加え、層を分離した。水相をEtOAc(2×10mL)で抽出した。合わせた有機物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM中0−100%DCM/MeOH/Et2NH(950/45/5)の勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、溶媒を減圧下に除去した。固体を分取HPLC(表1、方法w)により更に精製して、賦形剤として30mol%酢酸アンモニウムを含むN−((1S,3S,4R)−3−(2,3−ジヒドロジピロロ[2,3−b:2’,3’−d]ピリジン−1(6H)−イル)−4−エチルシクロペンチル)シクロプロパンスルホンアミド(0.099g、38%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.70分;MSm/z:375(M+H)
+。
【2108】
実施例番号35および番号35.1:1−((1S,2R,4S)−4−(3−シクロプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−エチルシクロペンチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンおよび1−((1S,2R,4S)−4−(5−シクロプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−エチルシクロペンチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【2109】
【化665】
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【2110】
ステップA:エチル8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボキシレート
【2111】
【化666】
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【2112】
丸底フラスコに、DCM(22mL)中のエチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(1.5g、8.1mmol、実施例番号22、ステップB)を仕込んだ。フラスコに、エチレングリコール(0.91mL、16mmol)、トリエチルオルトホルメート(2.0mL、12mmol)およびp−トルエンスルホン酸1水和物(0.31g、1.6mmol)を加えた。反応混合物を室温で約24時間撹拌した。溶液を減圧下に濃縮して茶褐色油を得、これをEtOAcに溶解し、ヘプタン中0−50%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。生成物を含むフラクションを合わせ、減圧下に濃縮乾固して、エチル8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボキシレートを薄黄色油として得た(1.6g、83%):LC/MS(表1、方法c)MSm/z229(M+H)
+;
1H NMR(CDCl)δ4.14(q,2H)、3.90(m,4H)、2.99(q,1H)、2.32−2.27(m,1H)、2.26−2.11(m,1H)、2.05−1.99(m,1H)、1.96−1.91(m,1H)、1.83−1.78(m,1H)、1.46−1.39(m,1H)、1.31−1.24(m,1H)、1.26(t,3H)、0.90(t,3H)。
【2113】
ステップB:8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボン酸
【2114】
【化667】
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【2115】
丸底フラスコに、エチル8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボキシレート(0.32g、1.4mmol)および水酸化ナトリウム(1N水溶液、14.0mL、14.0mmol)を仕込んだ。溶液を室温で終夜撹拌した。溶液にDCM(30mL)を加え、続いて20%クエン酸水溶液(約20mL)を加えてpHを約2にした。層を分離し、水溶液をDCM(2×30mL)およびDCM/EtOAc(1:1、30mL)で抽出した。合わせた抽出物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボン酸を透明無色油として得た(0.27g、96%):LC/MS(表1、方法c)R
t=1.20分;MSm/z:201(M+H)
+。
【2116】
ステップC:8−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボヒドラジド
【2117】
【化668】
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【2118】
50mL丸底フラスコに、2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(0.350g、1.16mmol、実施例番号1、ステップD)、8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボン酸(0.250g、1.25mmol)およびDCM(6.0mL)を仕込んだ。反応混合物にHATU(0.483g、1.27mmol)およびTEA(0.64mL、4.6mmol)を加え、得られた黄色懸濁液を室温で約3時間撹拌した。反応溶液にDCM(25mL)を加え、溶液を水およびブライン(それぞれ20mL)で洗浄した。有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、茶褐色油を得た。粗生成物をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。生成物を含むフラクションを減圧下に濃縮して、8−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボヒドラジドを発泡体として得た(0.50g、89%):LC/MS(表1、方法c)R
t=1.49分;MSm/z:486(M+H)
+。
【2119】
ステップD:1−(8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【2120】
【化669】
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【2121】
丸底フラスコに、8−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボヒドラジド(4.90g、10.1mmol)および1,4−ジオキサン(50mL)を仕込んだ。フラスコにDIEA(8.81mL、50.5mmol)を加え、続いて塩化チオニル(0.770mL、10.6mmol)を加えた。混合物を約75℃に約90分間加熱した。更に塩化チオニル(0.074mL、1.0mmol)を加え、約1時間加熱を続けた。反応物を室温に冷却し、終夜撹拌した。溶液をDCM(75mL)で希釈し、水(50mL)で洗浄した。層を分離し、有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、暗茶褐色油を得た。粗生成物をヘプタン中0−60%アセトンの勾配で溶離するフラッシュシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。生成物を含むフラクションを合わせ、濃縮して物質を得、これをヘプタン中0−60%アセトンの勾配で溶離する第二カラム上にロードした。生成物を含むフラクションを合わせ、減圧下に濃縮して、1−(8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンを黄褐色粉体として得た(3.0g、64%):LC/MS(表1、方法c)R
t=1.44分;MSm/z:468(M+H)
+。
【2122】
ステップE:1−(8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【2123】
【化670】
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【2124】
1−(8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(3.76g、8.04mmol)の1,4−ジオキサン(55mL)中溶液に、水酸化ナトリウム水溶液(2N、12mL)を加え、反応混合物を約60℃で約90分間加熱した。溶媒を除去し、残渣を飽和塩化アンモニウム水溶液とEtOAc(それぞれ75mL)との間で分配した。水相を更にEtOAc(60mL)で洗浄し;合わせた有機抽出物をブライン(65mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮して茶褐色固体を得た。固体をエーテル(20mL)中で摩砕し、沈殿物を濾取し、乾燥して、1−(8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(2.22g、88%)をベージュ色固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.71分;MSm/z:314(M+H)
+。
【2125】
ステップF:1−(8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【2126】
【化671】
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【2127】
水素化ナトリウム(鉱油中60%分散液、0.355g、8.87mmol)のDMF(45mL)中懸濁液に、1−(8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(2.78g、8.87mmol)のDMF(45mL)中溶液を約0℃で滴下添加し、得られた溶液をこの温度で約20分間撹拌した。SEMCl(1.75mL、8.87mmol)を滴下添加し、得られた混合物を終夜撹拌し、その間徐々に加温した。溶媒を減圧下に除去し、残渣をEtOAcと水(それぞれ120mL)との間で分配した。水相を更にEtOAc(50mL)で洗浄し;合わせた有機抽出物をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮して、1−(8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)−メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(3.87g、98%)を茶褐色非晶性固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.49分;MSm/z:444(M+H)
+。
【2128】
ステップG:3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノン
【2129】
【化672】
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【2130】
1−(8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(3.87g、8.72mmol)のTHF(30mL)中溶液に、約0℃でHCl水溶液(1N、26.2mL)を加えた。氷浴を除去し、反応物を周囲温度で約6時間撹拌した。THFを減圧下に除去した。飽和NaHCO
3水溶液を加えることにより水相を中和し、EtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(60mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残渣をDCM中20から80%EtOAcを用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノン(2.84g、81%)を黄色非晶性固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.44分;MSm/z:400(M+H)
+。
【2131】
ステップH:3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノン
【2132】
【化673】
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【2133】
3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノン(0.296g、0.741mmol)のTHF(2.96mL)中溶液を約0℃に冷却し、これにDIBAL−H(シクロヘキサン中1M、1.482mL、1.482mmol)を加えた。反応物を約45分間撹拌した。反応物をMeOH(3mL)でクエンチした。反応混合物に飽和NH
4Cl水溶液(10mL)およびEtOAc(10mL)を加えた。有機層を集め、ブライン(10mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して粗製物を得た。粗製物を0−5%MeOH/CH
2Cl
2を用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノールを高めたスケールミック混合物(148mg、0.369mmol、50%)および(1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノールを高めたスケールミック混合物(60mg、0.149mmol、20%)を共に非晶性固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.37分;MSm/z:402(M+H)
+およびR
t=2.16分;MSm/z:402(M+H)
+それぞれ。
【2134】
ステップI:3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルメタンスルホネート
【2135】
【化674】
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【2136】
(1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノール(0.5g、1.245mmol)を高めたスケールミック混合物およびTEA(0.347mL、2.49mmol)のDCM(13mL)中溶液に、MsCl(0.107mL、1.37mmol)を滴下添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣をDCM中10から70%EtOAcを用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して、3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルメタンスルホネート(0.48g、80%)を白色非晶性固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.54分;MSm/z:480(M+H)
+
【2137】
ステップJ:1−((1S,2R,4S)−4−(3−シクロプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−エチルシクロペンチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンおよび1−((1S,2R,4S)−4−(5−シクロプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−エチルシクロペンチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]
【2138】
【化675】
[この文献は図面を表示できません]
【2139】
3−シクロプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール(0.054g、0.494mmol)のDMF(3mL)中溶液に、約0℃で水素化ナトリウム(0.019g、0.486mmol、鉱油中60%分散液)を加え、反応混合物を約10分間撹拌した。温度を約50℃に上げ、3−エチル−4−(6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルメタンスルホネート(0.079g、0.165mmol)を加えた。反応混合物を約75℃で終夜撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を水とEtOAc(それぞれ10mL)との間で分配した。水相を更にEtOAc(7mL)で洗浄し;合わせた抽出物をブライン(10mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、1−(4−(3−シクロプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−エチルシクロペンチル)−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンと1−(4−(5−シクロプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−エチルシクロペンチル)−6−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンとの混合物を得た。この混合物をDCM(3mL)に溶解し、トリフルオロ酢酸2mLを加えた。得られた混合物を周囲温度で約2時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去した。残渣を1,4−ジオキサン(3mL)に溶解し、濃NH
4OH(4mL)水溶液2mLを加えた。混合物を約60℃で約2時間加熱した。溶媒を減圧下に除去し、残渣をHPLC(表2、方法32)により精製して、1−((1S,2R,4S)−4−(3−シクロプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−エチルシクロペンチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.028g、収率25%)[実施例番号35]および1−((1S,2R,4S)−4−(5−シクロプロピル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−エチルシクロペンチル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.013g、収率12%)[実施例番号35.1]を共に白色固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.74分;MSm/z:363(M+H)
+およびLC/MS(表1、方法a)R
t=1.73分;MSm/z:363(M+H)
+
【2140】
実施例番号36および番号37:(3S,4R)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピロリジン−1−カルボキサミドおよび(3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピロリジン−1−カルボキサミド
【2141】
【化676】
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【2142】
ステップA:(Z)−エチルペンタ−2−エノエート
【2143】
【化677】
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【2144】
リンドラー触媒(0.844g、0.396mmol)のTHF(100mL)およびピリジン(10.00mL)中スラリー液に、エチルペンタ−2−イノエート(5.22mL、39.6mmol)を加えた。反応混合物を水素で約10分間パージし、風船を用いて水素雰囲気を維持した。約15時間後、反応混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、Et
2O(30mL)で希釈し、飽和CuSO
4水溶液(40mL)で、続いて水(40mL)で洗浄した。有機層を分離し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮して、粗製の(Z)−エチルペンタ−2−エノエート(5g、98%)を得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ1.05(t,3H)、1.28(t,3H)、2.65(m,2H)、4.18(q,2H)、5.72(m,1H)、6.21(m,1H)。
【2145】
ステップB:(cis)−エチル1−ベンジル−4−エチルピロリジン−3−カルボキシレート
【2146】
【化678】
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【2147】
N−ベンジル−1−メトキシ−N−((トリメチルシリル)メチル)メタンアミン(9.98mL、39.0mmol)および(Z)−エチルペンタ−2−エノエート(5g、39.0mmol)のDCM(50mL)中溶液に、室温でTFA(0.030mL、0.390mmol)を加えた。約2日後、反応混合物を真空中で濃縮して、粗製の(cis)−エチル1−ベンジル−4−エチルピロリジン−3−カルボキシレート(9.8g、96%)を油として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.62分;MSm/z:262(M+H)
+。
【2148】
ステップC:(cis)−エチル4−エチルピロリジン−3−カルボキシレート
【2149】
【化679】
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【2150】
Parr振盪器に、炭素担持PdOH
2(2.243g、3.19mmol)および(cis)−エチル1−ベンジル−4−エチルピロリジン−3−カルボキシレート(16.7g、63.9mmol)を、続いてEtOH(100mL)を仕込んだ。反応混合物を脱気し、水素ガスでパージし、Parr振盪器上60psiで約4日間周囲温度にて振盪した。反応混合物を脱気し、窒素でパージした。懸濁液をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、EtOH(900mLまで)で洗浄した。溶媒を減圧下に除去して、(cis)−エチル4−エチルピロリジン−3−カルボキシレート(8.69g、79%)を油として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.11分;MSm/z:172(M+H)
+。
【2151】
ステップD:(cis)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−エチルピロリジン−3−カルボン酸
【2152】
【化680】
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【2153】
(cis)−エチル4−エチルピロリジン−3−カルボキシレート(8.69g、50.7mmol)を仕込んだフラスコに、HCl水溶液(6N、130mL、782mmol)を加えた。溶液を約75℃で約12時間加熱した。HCl水溶液(6N、100mL、599mmol)を加え、約80℃で約20時間撹拌した。HCl水溶液(6N、100mL、599mmol)を加え、約80℃で約20時間撹拌を続けた。反応混合物を周囲温度に冷却し、溶媒を減圧下に除去した。1,4−ジオキサン(275mL)および水(50mL)を加え、続いてNa
2CO
3(13.5g、127mmol)を少しずつ加えた。ジ−tert−ブチルジカルボネート(13.3g、60.9mmol)を加え、反応混合物を周囲温度で約16時間撹拌した。固体を濾過し、EtOAc(250mL)で洗浄した。水層をHCl水溶液(1N)で約pH3−4に酸性化した。層を分配し、水層をEtOAc(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に除去した。有機層をほぼ完全に濃縮(約10mLが残る)すると、固体が沈殿した。ヘプタン(30mL)を加え、固体を濾過し、ヘプタンで洗浄して、(cis)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−エチルピロリジン−3−カルボン酸(3.9g、32%)を灰白色固体として生成物として得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=0.57分;MSm/z:242(M−H)
−。
【2154】
ステップE:(cis)−tert−ブチル3−エチル−4−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボニル)ピロリジン−1−カルボキシレート
【2155】
【化681】
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【2156】
2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(5.00g、16.48mmol、実施例1、ステップD)および(cis)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−エチルピロリジン−3−カルボン酸(4.01g、16.48mmol)のDCM(70mL)中懸濁液に、TEA(5.75mL、41.2mmol)およびHATU(6.90g、18.15mmol、Novabiochem)を加えた。得られた懸濁液を約25℃で約2時間撹拌した。反応混合物を分液漏斗に移し、飽和NAHCO
3水溶液(4×30mL)で洗浄した。有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、真空中で濃縮して、茶褐色発泡体を得た。粗製物をカラム上に化合物をドライロードし、DCM中50−100%EtOAc/石油エーテル(1:1)で溶離することにより、シリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィーで精製して、賦形剤としてEtOAcを含む(cis)−tert−ブチル3−エチル−4−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボニル)ピロリジン−1−カルボキシレート(9.41g、100%)を黄褐色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.45分;MSm/z:529(M+H)
+。
【2157】
ステップF:1−((cis)−4−エチルピロリジン−3−イル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【2158】
【化682】
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【2159】
(cis)−tert−ブチル3−エチル−4−(2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボニル)ピロリジン−1−カルボキシレート(9.4g、16.41mmol)の1,4−ジオキサン(150mL)中溶液に、TEA(7.00mL、50.2mmol)および塩化チオニル(1.80mL、24.6mmol)をそれぞれ順次一度に溶液に加えた。反応物を約70℃で約18時間加熱した。溶媒を減圧下に除去した。HClの溶液(1,4−ジオキサン中4M、41.0mL、164mmol)を一度に加え、反応物を約3時間撹拌した。Et
2O(100mL)を加え、固体を濾過した。固体を母液と合わせ、溶媒を減圧下に除去した。固体をEtOAc(650mL)に部分的に溶解し、飽和NaHCO
3水溶液(150mL)で洗浄した。エマルジョンが生成し、セライト(登録商標)を通して濾過し、EtOAcで洗浄した。セライト(登録商標)層の上面の固体は生成物であった。固体をセライト(登録商標)から擦り取り、DCM中10%MeOH溶液(150mL)に溶解した。有機層を水(2×30mL)で洗浄した。合わせた有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(4×150mL)で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、1−((cis)−4−エチルピロリジン−3−イル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(5.88g、80%)を茶褐色発泡体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.55分;MSm/z:411(M+H)
+。
【2160】
ステップG:(cis)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピロリジン−1−カルボキサミド
【2161】
【化683】
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【2162】
2,2,2−トリフルオロエタンアミン(0.080g、0.804mmol)のDMF(3mL)中溶液に、CDI(0.150g、0.926mmol)を加えた。得られた溶液を約65℃で約2時間撹拌した。1−((cis)−4−エチルピロリジン−3−イル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.250g、0.609mmol)を加え、反応物を約65℃で約2時間撹拌し続けた。反応物を約周囲温度に冷却した。溶媒を減圧下に除去した。粗製物を0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、(cis)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピロリジン−1−カルボキサミド(0.306g、94%)を茶褐色残渣として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.19分;MSm/z:536(M+H)
+。
【2163】
ステップH:(3S,4R)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピロリジン−1−カルボキサミドおよび(3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピロリジン−1−カルボキサミド
【2164】
【化684】
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【2165】
(cis)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピロリジン−1−カルボキサミド(0.306g、0.571mmol)の1,4−ジオキサン(10mL)中溶液に、NaOH水溶液(1N、1.50mL、1.50mmol)を加えた。反応物を約50℃で約1時間加熱した。層をDCM(25mL)と水(10mL)との間で分配した。水層を20%クエン酸水溶液で約pH4に酸性化し、DCM(4×25mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、茶褐色残渣を得た。粗製物をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、生成物のラセミ混合物を茶褐色残渣として得た。化合物をキラル分取HPLC(表2、方法55)を用いて更に精製して、(3S,4R)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピロリジン−1−カルボキサミド(R
t=14.5分、旋光度=負)(0.031g、14%)[実施例番号36]:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.62分;MSm/z:382(M+H)
+および(3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピロリジン−1−カルボキサミド(R
t=17.3分、旋光度=正)(0.033g、15%)[実施例番号37]を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.62分;MSm/z:382(M+H)
+。
【2166】
実施例番号38:5−(((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メチル)−3−(メトキシメチル)−1,2,4−オキサジアゾール
【2167】
【化685】
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【2168】
ステップA:エチル8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボキシレート
【2169】
【化686】
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【2170】
丸底フラスコに、DCM(22mL)中のエチル2−エチル−4−オキソシクロペンタンカルボキシレート(1.5g、8.1mmol、実施例番号22、ステップB)を仕込んだ。フラスコに、エチレングリコール(0.91mL、16mmol)、トリエチルオルトホルメート(2.0mL、12mmol)およびp−トルエンスルホン酸1水和物(0.31g、1.6mmol)を加えた。反応混合物を室温で約24時間撹拌した。溶液を減圧下に濃縮して茶褐色油を得、これをEtOAcに溶解し、ヘプタン中0−50%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。生成物を含むフラクションを合わせ、減圧下に濃縮乾固して、エチル8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボキシレートを薄黄色油として得た(1.6g、83%):LC/MS(表1、方法c)MSm/z229(M+H)
+;
1H NMR(CDCl)δ4.14(q,2H)、3.90(m,4H)、2.99(q,1H)、2.32−2.27(m,1H)、2.26−2.11(m,1H)、2.05−1.99(m,1H)、1.96−1.91(m,1H)、1.83−1.78(m,1H)、1.46−1.39(m,1H)、1.31−1.24(m,1H)、1.26(t,3H)、0.90(t,3H)。
【2171】
ステップB:8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボン酸
【2172】
【化687】
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【2173】
丸底フラスコに、エチル8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボキシレート(0.32g、1.4mmol)および水酸化ナトリウム水溶液(1N、14.0mL、14.0mmol)を仕込んだ。溶液を室温で終夜撹拌した。溶液にDCM(30mL)を加え、続いて20%クエン酸水溶液(約20mL)を加えてpHを約2にした。層を分離し、水溶液をDCM(2×30mL)およびDCM/EtOAc(1:1、30mL)で抽出した。合わせた抽出物を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボン酸を透明無色油として得た(0.27g、96%):LC/MS(表1、方法c)R
t=1.20分;MSm/z:201(M+H)
+。
【2174】
ステップC:8−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボヒドラジド
【2175】
【化688】
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【2176】
50mL丸底フラスコに、2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(0.350g、1.16mmol、実施例番号1、ステップD)、8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボン酸(0.250g、1.25mmol)およびDCM(6.0mL)を仕込んだ。反応混合物に、HATU(0.483g、1.27mmol)およびTEA(0.64mL、4.6mmol)を加え、得られた黄色懸濁液を室温で約3時間撹拌した。反応溶液にDCM(25mL)を加え、溶液を水およびブライン(それぞれ20mL)で洗浄した。有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、茶褐色油を得た。粗生成物を25分かけてDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、8−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボヒドラジドを発泡体として得た(0.50g、89%):LC/MS(表1、方法c)R
t=1.49分;MSm/z:486(M+H)
+。
【2177】
ステップD:1−(8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【2178】
【化689】
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【2179】
丸底フラスコに、8−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−カルボヒドラジド(4.90g、10.1mmol)および1,4−ジオキサン(50mL)を仕込んだ。フラスコにDIEA(8.81mL、50.5mmol)を加え、続いて塩化チオニル(0.770mL、10.6mmol)を加えた。混合物を約75℃に約90分間加熱した。更に塩化チオニル(0.074mL、1.0mmol)を加え、約1時間加熱を続けた。反応物を室温に冷却し、終夜撹拌した。溶液をDCM(75mL)で希釈し、水(50mL)で洗浄した。層を分離し、有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、暗茶褐色油を得た。粗生成物をヘプタン中0−60%アセトンの勾配で溶離するフラッシュシリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。生成物を含むフラクションを合わせ、濃縮して物質を得、これをヘプタン中0−60%アセトンの勾配で溶離する第二のカラム上に仕込んだ。生成物を含むフラクションを合わせ、減圧下に濃縮して、1−(8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンを黄褐色粉体として得た(3.0g、64%):LC/MS(表1、方法c)R
t=1.44分;MSm/z:468(M+H)
+。
【2180】
ステップE:3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノン
【2181】
【化690】
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【2182】
丸底フラスコに、1−((7S,8R)−8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−7−イル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(3.56g、7.61mmol)およびTHF(20mL)を仕込んだ。溶液にHCl水溶液(6N、3.81mL、22.8mmol)を加え、混合物を室温で約2時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、DCM(75mL)および水(50mL)を加えた。層を分離し、有機溶液を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノンを茶褐色発泡体として得た(2.99g、93%):LC/MS(表1、方法c)R
t=1.40分;MSm/z:424(M+H)
+。
【2183】
ステップF:エチル2−((cis)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチリデン)アセテート
【2184】
【化691】
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【2185】
水素化ナトリウム(0.227g、5.67mmol、油中60%分散液)のTHF(30mL)中スラリー液に、エチル2−(ジエトキシホスホリル)アセテート(1.18mL、5.90mmol)を加えた。約30分後、(cis)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノン(2.00g、4.72mmol)のTHF(1.0mL)中溶液を加えた。約4時間後、EtOAcおよび飽和NaHCO
3を加えた。有機層を分離し、真空中で濃縮し、DCM中20−100%EtOAc溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、エチル2−((cis)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチリデン)アセテート(2.08g,、89%):LC/MS(表1、方法c)R
t=2.52−2.56分;MSm/z:494(M+H)
+をジアステレオマーの混合物として、およびエチル2−((cis)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチリデン)アセテート(0.150g、9%)、をジアステレオマーの混合物として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.85−1.89;MSm/z:340(M+H)
+。
【2186】
ステップG:エチル2−((cis)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチリデン)アセテート
【2187】
【化692】
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【2188】
エチル2−((cis)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチリデン)アセテート(1.9g、3.85mmol)のTHF(30mL)中溶液に、0℃でTBAFの溶液(11.55mL、11.55mmol、THF中1M)を加えた。約10分後、TBAF(7.70mL、7.70mmol、THF中1M)を加えた。約1時間後、EtOAcおよびブラインを反応混合物に加えた。約1時間後、有機層を分離し、真空中で濃縮し、EtOAcで溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、エチル2−((cis)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチリデン)アセテート(1.3g、100%)をジアステレオマーの混合物として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.86−1.90分;MSm/z:340(M+H)
+。
【2189】
ステップH:エチル2−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセテートおよび2−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセテート
【2190】
【化693】
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【2191】
炭素担持PdOH
2(0.134g、0.192mmol)のTHF(20mL)中スラリー液に、エチル2−((cis)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチリデン)アセテート(1.3g、3.83mmol)のTHF(5mL)中溶液を加えた。反応混合物を水素でパージし、風船を用いて水素雰囲気を維持した。約3日後、反応混合物をセライト(登録商標)を通して濾過し、真空中で濃縮し、EtOAcで溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、エチル2−((cis)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセテート(1.3g、収率99%)を暗茶褐色/黒色固体として得た。化合物をキラル分取HPLC(表2、方法47)により更に精製して、エチル2−((1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセテート(R
t=12.0分、旋光度=負)(0.400g、31%):LC/MS(表1、方法a)R
t=1.85分;MSm/z:342(M+H)
+およびエチル2−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセテート(R
t=13.7分、旋光度=負)(0.420g、32%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.84分;MSm/z:342(M+H)
+。
【2192】
ステップI:5−(((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メチル)−3−(メトキシメチル)−1,2,4−オキサジアゾール
【2193】
【化694】
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【2194】
エチル2−((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)アセテート(0.100g、0.293mmol)のトルエン(0.20mL)およびMeOH(0.20mL)中溶液に、(Z)−N’−ヒドロキシ−2−メトキシアセトイミドアミド(0.300g、2.89mmol、Tyger)およびK
2CO
3(0.100g、0.726mmol)を加えた。溶液をCEMマイクロ波中約130℃で約1時間(最大圧250psi、1分の傾斜、最大ワット300)加熱した。溶媒を減圧下に除去した。残渣をDCM(3mL)および少量のMeOHで希釈した。粗製物をDCM中0−10%MeOHの勾配で溶離するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。残渣をEtOAcに溶解し、ヘプタンを加えた。溶媒を濃縮した。固体を加熱した真空乾燥器(約70℃)中で約20時間乾燥して、5−(((1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル)メチル)−3−(メトキシメチル)−1,2,4−オキサジアゾール(0.062g、56%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.79分;MSm/z:382(M+H)
+。
【2195】
実施例番号39:cis−4−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロヘキサンアミン
【2196】
【化695】
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【2197】
ステップA:エチル4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキサンカルボキシレート
【2198】
【化696】
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【2199】
250mLフラスコに、エチル4−オキソシクロヘキサンカルボキシレート(5g、28.5mmol、Alfa Aesar)およびTHF(75mL)を仕込んだ。溶液を約0℃に冷却し、AcOH(2.28mL、39.9mmol)およびジベンジルアミン(6.18g、31.3mmol)(TCI)を滴下添加すると、濃厚懸濁液が形成した。Na(OAc)
3BH(14.3g、64.1mmol)を少しずつ加え、反応混合物を周囲温度で約72時間撹拌した。反応混合物を約10℃に冷却した。水(25mL)を加え、反応混合物を約15分間撹拌した。ヘプタン(50mL)を加えた。層を分離し、有機層を10%AcOH水溶液(25mL)、次いで水(10mL)で洗浄した。有機層を4%HCl溶液で2回(40mLおよび20mL)抽出した。合わせた水層をヘプタン(20mL)で洗浄した。水層に30%K
2CO
3水溶液(30g)をゆっくり加えて、pHを10に調節した。水溶液をヘプタンで2回(75mLおよび15mL)抽出した。合わせた有機層を水(30mL)で洗浄した。有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過した。濾液を減圧下に濃縮して、エチル4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキサンカルボキシレート(7.2g、72%)を油として得、これを静置すると固化した:LC/MS(表1、方法a)R
t=3.18および3.23分;MSm/z:352(M+H)
+。
【2200】
ステップB:4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸
【2201】
【化697】
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【2202】
250mLフラスコに、エチル4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキサンカルボキシレート(7.2g、20.5mmol)および濃H
2SO
4(7.64mL、143mmol)の水(80mL)中溶液を加えた。反応混合物を約90℃で約18時間撹拌し、約5℃に冷却し、50%NaOH水溶液を加えてpHを約7に調節した。水溶液をエーテル(300mL)で抽出した。有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、エーテルで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸(5.6g、85%)を固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.65分;MSm/z:324(M+H)
+。
【2203】
ステップC:スルホキソニウム、ジメチル−、2−(4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキシル)−2−オキソエチリド
【2204】
【化698】
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【2205】
250mLフラスコに、THF(60mL)中の4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸(5.6g、17.3mmol)、HATU(6.75g、17.4mmol)およびTEA(8.45mL、60.6mmol)を加えて、白色懸濁液を得た。反応混合物を周囲温度で約1時間撹拌した。500mLフラスコに、THF(60mL)中のトリメチルスルホキソニウムクロリド(6.82g、51.9mmol)およびカリウムtert−ブトキシド(6.44g、54.5mmol)を加えて、白色懸濁液を得た。反応混合物を約65℃で約3時間撹拌した。反応混合物を約5℃に冷却した。上記活性化エステル溶液を約50分かけて滴下添加した。反応混合物を約0−5℃で約90分間撹拌した。水(120mL)を約0−5℃で約25分かけて滴下添加することにより反応混合物をクエンチした。クエンチした反応混合物を約0−5℃で約30分間、次いで周囲温度で約18時間撹拌した。THFを減圧下に除去して白色懸濁液を得た。懸濁液をEtOAc(300mL)と水(200mL)との間で分配した。水層をEtOAc(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を水(50mL)およびブライン(3×40mL)で洗浄した。有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮した。残渣を熱MeOH(100mL)に溶解し、減圧下に濃縮した。油を熱MeOH(60mL)に溶解し、減圧下に濃縮して、白色固体を得た。固体を約55℃でMeOH(36g)および水(12g)に溶解した。溶液を周囲温度に、次いで約5℃に冷却した。更に3:1MeOH/水(40mL)を懸濁液に加えた。懸濁液を濾過し、1:1MeOH/水(20mL)およびヘプタン(20mL)で洗浄した。集めた湿潤ケーキを約60℃で真空乾燥器中約72時間乾燥して、スルホキソニウム、ジメチル−、2−(4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキシル)−2−オキソエチリド(5.44g、79%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=1.42、1.45分;MSm/z398(M+H)
+。
【2206】
ステップD:1−(4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキシル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン
【2207】
【化699】
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【2208】
100mLの2ツ口丸底フラスコに、スルホキソニウム、ジメチル−、2−(4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキシル)−2−オキソエチリド(5.4g、13.6mmol)、5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−アミン(4.7g、16.3mmol、調製番号E.1.1)および[Ir(COD)Cl]
2(0.365g、0.543mmol.Alfa Aesar)を加えた。反応容器をN
2で約10分間パージした。反応容器に、予め脱気したDCE(25mL)を注射器により加えた。反応混合物をN
2で約10分間パージし、N
2下約70℃で約3時間撹拌した。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮した。5−70%EtOAc:ヘプタンの勾配で溶離するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより残渣を精製して、1−(4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキシル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン(5.8g、65%)をガラス状固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=3.24および3.26分;MSm/z608(M+H)
+。
【2209】
ステップE:N,N−ジベンジル−4−(3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロヘキサンアミン
【2210】
【化700】
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【2211】
1−(4−(ジベンジルアミノ)シクロヘキシル)−2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イルアミノ)エタノン(5.8g、9.54mmol)およびPFPAA(23.7g、76mmol)のMeCN(70mL)中混合物を約50℃で約17時間加熱した。PFPAA(4.73g、15.2mmol)を加え、反応混合物を約60℃で約7時間、および周囲温度で約72時間加熱した。溶媒を減圧下に除去して、N,N−ジベンジル−4−(3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロヘキサンアミン(11.3gの粗製物だが、5.6gと推定される、100%)を発泡体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=3.03および3.09分;MSm/z590(M+H)
+。
【2212】
ステップF:(cis)−N,N−ジベンジル−4−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロヘキサンアミン
【2213】
【化701】
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【2214】
N,N−ジベンジル−4−(3−トシル−3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロヘキサンアミン(5.6g、9.5mmol)を1,4−ジオキサン(80mL)に溶解した。NaOH水溶液(2N、47.5mL、95mmol)を加え、反応混合物を約60℃で約120分間加熱した。有機溶媒を減圧下に除去し、残渣を2−メチルテトラヒドロフラン(300mL)で抽出した。水層を2−メチルテトラヒドロフラン(3×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(30mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮した。残渣にEtOAc(500mL)を加えた。固体を濾過により除去し、濾液を無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮した。EtOAc中1−8%MeOHの勾配で溶離するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、(cis)−N,N−ジベンジル−4−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロヘキサンアミン(1.0g、24%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=2.48分;MSm/z436(M+H)
+。
【2215】
ステップG:(cis)−4−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロヘキサンアミン
【2216】
【化702】
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【2217】
(cis)−N,N−ジベンジル−4−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロヘキサンアミン(1.0g、2.3mmol)のEtOH(30mL)中混合物に、炭素担持Pd(OH)
2(0.64g、0.46mmol)を加え、得られた混合物を約30psiの水素圧下Parr振盪器上約50℃で約7時間振盪した。セライト(登録商標)のパッドを用いて触媒を濾別し、濾液を減圧下に濃縮した。物質をキラルクロマトグラフィー(表2、方法34)により精製した。集めたフラクションを合わせ、減圧下に濃縮し、EtOH(20mL)でチェイスした。得られた固体を加熱した真空乾燥器中約60℃で乾燥して、(cis)−4−(3H−イミダゾ[1,2−a]ピロロ[2,3−e]ピラジン−8−イル)シクロヘキサンアミン(0.353g、60%)を白色固体として得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=0.85分;MSm/z256(M+H)
+。
【2218】
実施例番号40:4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−8−イル)ピリジン−2(1H)−オン
【2219】
【化703】
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【2220】
塩酸(1,4−ジオキサン中4M、0.300mL、1.20mmol)を、8−(2−メトキシピリジン−4−イル)−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン(0.016g、0.060mmol、(調製番号BBBBB.1およびNaOHからD、NBSを用いてのGGG.1、TsClおよびNaHを用いてのK.1、2−メトキシ−4−(トリブチルスタンニル)ピリジン[Synthonix]、テトラキス(トリフェニルホスフィンパラジウム(0)、LiCl、CsFおよびCuIを用いてのCCCCC、NaOHを用いてのDを用いて調製した)のEtOH(0.500mL)および水(0.050mL)中スラリー液に加えた。反応容器を密封し、混合物を約80℃に加温した。約15時間後、混合物を約90℃に加温した。約65時間後、溶液を周囲温度に冷却した。揮発物を減圧下に除去して、4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−8−イル)ピリジン−2(1H)−オン(0.0153g、94%)を得た:LC/MS(表1、方法a)R
t=0.73分;MSm/z253(M+H)
+。
【2221】
実施例番号41:(1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルシクロプロピルカルバメート
【2222】
【化704】
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【2223】
ステップA:5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン
【2224】
【化705】
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【2225】
3,5−ジブロモピラジン−2−アミン(125g、494mmol)、TEA(207.0mL、1483mmol)およびヨウ化(I)銅(0.941g、4.94mmol)のTHF(1255mL)中溶液に、PdCl
2(PPh
3)
2(3.47g、4.94mmol)を加えた。反応混合物を約−5−0℃に冷却し、(トリメチルシリル)アセチレン(65.0mL、470mmol)のTHF(157mL)中溶液を約15分かけて滴下添加した。反応混合物を約−5−0℃で約1.5時間撹拌し、次いで室温に終夜加温した。次いで反応混合物をセライト(登録商標)パッドを通して濾過し、更には生成物が溶出しなくなるまでTHFで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、茶褐色−オレンジ色固体を得た。固体を摩砕し、加温した石油エーテル(b.p.30−60℃、400mL)で超音波処理し、室温に冷却し、集め、石油エーテル(b.p.30−60℃;2×60mL)で洗浄し、乾燥して、5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(124g、93%、純度93%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.51分;MSm/z:270、272(M+H)
+。
【2226】
ステップB:2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【2227】
【化706】
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【2228】
5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(3.00g、11.1mmol)のDMF(60mL)中溶液に、NaH(鉱油中60%分散液、0.577g、14.4mmol)を約0℃で3回に分けて加えた。約15分後、p−トルエンスルホニルクロリド(2.75g、14.4mmol)を加え、反応物を周囲温度にゆっくり加温した。約16時間後、反応混合物を氷冷水(120mL)上に注ぎ入れ、沈殿物を真空濾過により集めた。粗製固体をDCM(15mL)に溶解し、DCMで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(2.16g、52%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.58分;MSm/z:352、354(M+H)
+。
【2229】
ステップC:tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレートおよびtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート
【2230】
【化707】
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【2231】
フラスコに、Pd
2(dba)
3(3.90g、4.26mmol)、ジ−tert−ブチル−(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスファン(3.62g、8.52mmol)および1,4−ジオキサン(453mL)を加えた。触媒−リガンド混合物を真空/窒素パージ(3回)により脱気し、約80℃で約10分間加熱した。次いで2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(30.0g、85mmol)、tert−ブチルヒドラジンカルボキシレート(16.9g、128mmol)およびNaOt−Bu(12.28g、128mmol)を加えた。更に真空/窒素パージを行った後、反応物を約80℃で加熱した。約50分後、反応混合物を周囲温度に冷却し、シリカゲルのパッド(高さ6cm×直径6cm)を通して濾過し、セライト(登録商標)(高さ1cm×直径6cm)を上に乗せ、EtOAc(3×150mL)で洗浄した。水(300mL)を濾液に加え、有機層を分離した。水層を更にEtOAc(3×200mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を飽和NH
4Cl水溶液、飽和NaHCO
3水溶液およびブライン(それぞれ400mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、暗茶褐色油(45g)を得た。茶褐色油をDCM(250mL)に溶解し、シリカゲル(200g)を加え、混合物を減圧下に濃縮した。得られたシリカ混合物を、ヘプタン中25−65%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製した。tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート[主要な位置異性体]とtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート[少量の位置異性体]との混合物(18.8g、50%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.47分;MSm/z:404(M+H)
+。
【2232】
ステップD:2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【2233】
【化708】
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【2234】
tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレートおよびtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート(49.2g、122mmol)の1,4−ジオキサン(290mL)中混合物に、HCl(1,4−ジオキサン中4M、226mL、902mmol)を加えた。反応物を約60℃で約2.5時間加熱し、次いで約15−20℃に冷却した。固体を真空濾過により集め、EtOAc(3×50mL)で洗浄し、次いでEt
2O(60mL)で摩砕し、真空濾過により集め、真空下に一定重量になるまで乾燥して、固体35.6gを得た。固体を、飽和NaHCO
3水溶液とEtOAcとの混合物(1:1、400mL)と共に撹拌した。約1時間後、固体を真空濾過により集め、氷冷水(3×30mL)およびEtOAc(3×30mL)で洗浄し、真空乾燥器中で一定重量になるまで乾燥して、2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジンを黄褐色固体として得た(21.2g、57%):LC/MS(表1、方法a)R
t=1.88分;MSm/z:304(M+H)
+。
【2235】
ステップE:ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート
【2236】
【化709】
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【2237】
丸底フラスコにTHF(1.5L)を仕込み、続いてNaH(鉱油中60%分散液、70.0g、1.75mol)を少しずつ加えた。更にTHF(500mL)を加え、得られた混合物を約−10℃に冷却し、内温を約10℃未満に維持するために、エチルプロピオニルアセテート(250mL、1.80mol)を約1時間かけて滴下添加した。得られた混合物を周囲温度で約0.5時間撹拌して、透明黄色溶液を得、メチル4−クロロアセトアセテート(100mL、0.88mol)を約5分かけて滴下添加した。得られた混合物を約50℃で約19時間加熱して、赤味がかったオレンジ色懸濁液を得た。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮し、得られた液をビーカーに移し、水(350mL)で希釈した。混合物を氷浴中約2時間撹拌した。固体を真空濾過により集め、濾過ケーキを水(150mL)で濯ぎ、真空下に約1時間乾燥した。固体をEt
2O(1.5L)に懸濁し、濾過し、Et
2O(1.5L)で洗浄し、真空下に乾燥した。得られた固体をトルエン(1L)で共沸して固体を得、これをEt
2O(1L)に再度懸濁し、真空濾過により集めた。濾過ケーキをEt
2O(500mL)で洗浄し、真空下に乾燥して、ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート(204.2g、89%)をベージュ色固体として得た。:
1H NMR(DMSO−d
6)δ3.94(q,J=7.1Hz、2H)、3.46(s,3H)、3.04(q,J=7.2Hz、2H)、2.66(s,2H)、1.13(t,J=7.1Hz、3H)、0.99(t,J=7.3Hz、3H)。
【2238】
ステップF:エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート
【2239】
【化710】
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【2240】
5L丸底フラスコに、ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート(316g、1205mmol)、KCl(126g、1687mmol、JT−Baker)、AcOH(241mL、4218mmol、JT−Baker)、トルエン(1850mL)および水(130mL)を仕込んだ。反応物を約6時間加熱還流し、次いで周囲温度に冷却し、NaHCO
3(8%水溶液、3.5L)を滴下添加した。得られた2相混合物をMTBE(2×1.5L)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1L)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、粗製物191gを得、これを真空蒸留(97−99℃、0.600mmHg)により精製して、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(160g、69%)を得た:
1H NMR(CDCl
3)δ6.04(m,1H)、4.26−4.15(m,2H)、3.76−3.69(m,1H)、2.75−2.57(m,2H)、2.56−2.44(m,2H)、1.32−1.26(m,3H)、1.23−1.18(m,3H)。
【2241】
ステップG:エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレート
【2242】
【化711】
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【2243】
塩化銅(I)(0.136g、1.37mmol)、(S)−(−)−2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(0.854g、1.37mmol)およびNaOt−Bu(0.132g、1.37mmol)のトルエン(50mL)中混合物を周囲温度で約15分間撹拌し、次いで約5℃に冷却し、ポリメチルヒドロシロキサン(12mL、55mmol)を加えた。反応混合物を約5℃で約40分間撹拌し、次いで約−12℃に冷却した。エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(5.00g、27.4mmol)およびt−BuOH(14mL、148mmol)のトルエン(50mL)中溶液を一度に加え、反応混合物を約−12℃で約16時間撹拌した。MeOH(50mL)を加えることにより反応混合物をクエンチした。溶媒を減圧下に除去した。残渣をMeOH(35mL)に溶解し、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過する。濾液を減圧下に濃縮し、残渣をEtOAc(100mL)で摩砕し、濾過した。濾液を減圧下に濃縮し、残渣をヘプタン中0−10%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィー(280g)を用いて精製して、(1S,2R,4S)−エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレートを高めたスケールミック混合物(1.11g、22%)を得た:
1H NMR(CDCl
3)δ4.30(m,1H)、4.24−4.08(m,2H)、2.88(td,J=2.1,7.1Hz、1H)、2.40(dt,J=7.8,14.0Hz、1H)、2.08−1.91(m,3H)、1.52−1.31(m,3H)、1.29(t,J=7.1Hz、3H)、0.94(t,J=7.4Hz、3H)。
【2244】
ステップH:3−(エトキシカルボニル)−4−エチルシクロペンチル4−ニトロベンゾエート
【2245】
【化712】
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【2246】
THF(150mL)中のトリフェニルホスフィン(34.9g、133mmol)に、約0℃でDIAD(26.2mL、133mmol)のTHF(20mL)中溶液を滴下漏斗を通して加えた。約30分後、4−ニトロ安息香酸(22.26g、133mmol)のTHF(150mL)中溶液を、続いて(1S,2R,4S)−エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレートを高めたスケールミック混合物(16.54g、89mmol)のTHF(20mL)およびトリエチルアミン(55.7mL、400mmol)中溶液を加えた。約1時間後、氷水浴を除去し、反応混合物を周囲温度で約16時間撹拌した。反応混合物をヘプタン(800mL)で希釈し、水(200mL)、飽和NAHCO
3水溶液(150mL)およびブライン(150mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。溶媒約300mLを除去した後、固体を濾別し、ヘプタン(25mL)で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮し、残渣をヘプタン中10−40%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、(1R,3S,4R)−3−(エトキシカルボニル)−4−エチルシクロペンチル4−ニトロベンゾエートを高めたスケールミック混合物(26.77g、90%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.84分;MSm/z:394(M−H)
−。
【2247】
ステップI:エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレートe
【2248】
【化713】
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【2249】
2Lフラスコに、粉砕したての水酸化ナトリウム(9.55g、239mmol)を仕込んだ。エタノール(500mL)を加え、全ての固体が溶液中になるまで、混合物を撹拌した。(1R,3S,4R)−3−(エトキシカルボニル)−4−エチルシクロペンチル4−ニトロベンゾエートを高めたスケールミック混合物(16.02g、47.8mmol)のエタノール(120mL)中溶液を、滴下漏斗を通して加えた。反応混合物を周囲温度で終夜撹拌した。固体を濾別し、DCM(100mL)で洗浄した。飽和NaHCO
3水溶液(800mL)を濾液に加え、混合物を約30分間撹拌した。生成した固体を濾別し、DCM(500mL)で洗浄した。濾液を飽和NaHCO
3水溶液(2×200mL)およびブライン(300mL)で洗浄した。有機層を無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM中0−60%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、(1S,2R,4R)−エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレートを高めたスケールミック混合物(5.49g、62%)を無色油として得た:
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ4.53(m,1H)、4.11(m,2H)、3.09(m 1H)、2.40(m,1H)、2.28(m,1H)、1.80(m,1H)、1.68(m,1H)、1.44(m,2H)、1.26(t,3H)、1.18(m,1H)、0.92(t,3H)。
【2250】
ステップJ:2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボン酸
【2251】
【化714】
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【2252】
水酸化ナトリウム水溶液(1N、32.4mL、32.4mmol)を、(1S,2R,4R)−エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレートを高めたスケールミック混合物(3.02g、16.21mmol)に加え、反応混合物を周囲温度で終夜撹拌した。エーテル(15mL)を加え、層を分離した。水層を約0℃に冷却した。HCl水溶液(5N)をゆっくり加えてpHを約1にした。水性懸濁液をEtOAc(4×40mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、(1S,2R,4R)−2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボン酸を高めたスケールミック混合物(2.56g、100%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.36分;MSm/z:157(M−H)
−。
【2253】
ステップK:4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチルシクロペンタンカルボン酸
【2254】
【化715】
[この文献は図面を表示できません]
【2255】
DMF(10.81mL)中の(1S,2R,4R)−2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボン酸を高めたスケールミック混合物(2.56g、16.21mmol)に、TBDMSCl(2.93g、19.45mmol)およびイミダゾール(2.76g、40.5mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約2日間撹拌し、次いでペンタン(3×25mL)で抽出した。合わせたペンタン層を水(25mL)およびブライン(25mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をヘプタン中20−100%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、(1S,2R,4R)−4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチルシクロペンタンカルボン酸を高めたスケールミック混合物(1.13g、26%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=3.03分;MSm/z:273(M+H)
+。
【2256】
ステップL:4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジド
【2257】
【化716】
[この文献は図面を表示できません]
【2258】
DCM(60mL)中の(1S,2R,4R)−4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチルシクロペンタンカルボン酸を高めたスケールミック混合物(1.62g、5.96mmol)に、2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(実施例番号1、ステップD、1.86g、6.13mmol)、HATU(2.38g、6.26mmol)およびTEA(3.32mL、23.8mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約1時間撹拌した。反応混合物をDCM(200mL)で希釈し、水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM中0−30%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、(1S,2R,4R)−4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジドを高めたスケールミック混合物(2.64g、79%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=3.20分;MSm/z:558(M+H)
+。
【2259】
ステップM:4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチルシクロペンチル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【2260】
【化717】
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【2261】
1,4−ジオキサン(46.6mL)中の(1S,2R,4R)−4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジドを高めたスケールミック混合物(2.6g、4.66mmol)に、ジイソプロピルエチルアミン(3.26mL、18.65mmol)を加え、続いて塩化チオニル(0.680mL、9.32mmol)を滴下添加した。反応混合物を周囲温度で約1時間撹拌し、次いで約70℃で約1時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、EtOAc(300mL)を加えた。混合物を水(80mL)およびブライン(80mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM中0−50%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、1−((1S,2R,4R)−4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチルシクロペンチル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンを高めたスケールミック混合物(1.56g、62%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=3.36分;MSm/z:540(M+H)
+。
【2262】
ステップN:3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノール
【2263】
【化718】
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【2264】
1−((1S,2R,4R)−4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチルシクロペンチル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンを高めたスケールミック混合物(1.55g、2.87mmol)をエタノール(30mL)に懸濁した。濃HCl(0.3mL、3.65mmol)を滴下添加した。約1時間後、全ての固体が溶液中になるまで、懸濁液を超音波処理した。EtOAc(250mL)を加え、有機物を飽和NaHCO
3水溶液(2×30mL)およびブライン(30mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM中30−80%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、(1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノールを高めたスケールミック混合物(1.09g、90%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.99分;MSm/z:426(M+H)
+。
【2265】
ステップO:3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル4−ニトロフェニルカルボネート
【2266】
【化719】
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【2267】
ピリジン(10mL)中の(1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノールを高めたスケールミック混合物(1.20g、2.82mmol)に、DMAP(0.103g、0.846mmol)および4−ニトロフェニルカルボノクロリデート(0.853g、4.23mmol)を加えた。得られた混合物を周囲温度で約1時間撹拌した。反応混合物をDCM中0−30%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、(1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル4−ニトロフェニルカルボネートを高めたスケールミック混合物(0.72g.43%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.64分;MSm/z:591(M+H)
+。
【2268】
ステップP:(1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルシクロプロピルカルバメート
【2269】
【化720】
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【2270】
1,4−ジオキサン(1.5mL)中の(1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル4−ニトロフェニルカルボネートを高めたスケールミック混合物(0.211g、0.357mmol)に、シクロプロパンアミン(0.102g、1.786mmol)を加えた。約1時間後、NaOH水溶液(1N、1.5mL、1.5mmol)を加え、反応混合物を約60℃で約30分間加熱し、次いで周囲温度に冷却した。反応混合物をDCM(3×5mL)で抽出した。合わせた有機溶媒を減圧下に濃縮した。残渣をEtOAc中0−100%EtOAc:MeOH(9:1)で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、(1R,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルシクロプロピルカルバメート(0.0847g、67%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=1.73分;MSm/z:355(M+H)
+。
【2271】
実施例番号42:(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルシクロブチルカルバメート
【2272】
【化721】
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【2273】
ステップA:5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン
【2274】
【化722】
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【2275】
3,5−ジブロモピラジン−2−アミン(125g、494mmol)、TEA(207.0mL、1483mmol)およびヨウ化(I)銅(0.941g、4.94mmol)のTHF(1255mL)中溶液に、PdCl
2(PPh
3)
2(3.47g、4.94mmol)を加えた。反応混合物を約−5−0℃に冷却し、(トリメチルシリル)アセチレン(65.0mL、470mmol)のTHF(157mL)中溶液を約15分かけて滴下添加した。反応混合物を約−5−0℃で約1.5時間撹拌し、次いで室温に終夜加温した。次いで反応混合物をセライト(登録商標)パッドを通して濾過し、更には生成物が溶出しなくなるまでTHFで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、茶褐色−オレンジ色固体を得た。固体を摩砕し、加温した石油エーテル(b.p.30−60℃、400mL)で超音波処理し、室温に冷却し、集め、石油エーテル(b.p.30−60℃;2×60mL)で洗浄し、乾燥して、5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(124g、93%、純度93%)を茶褐色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.51分;MSm/z:270、272(M+H)
+。
【2276】
ステップB:2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【2277】
【化723】
[この文献は図面を表示できません]
【2278】
5−ブロモ−3−((トリメチルシリル)エチニル)ピラジン−2−アミン(3.00g、11.1mmol)のDMF(60mL)中溶液に、NaH(鉱油中60%分散液、0.577g、14.4mmol)を約0℃で3回に分けて加えた。約15分後、p−トルエンスルホニルクロリド(2.75g、14.4mmol)を加え、反応物を周囲温度にゆっくり加温した。約16時間後、反応混合物を氷冷水(120mL)上に注ぎ入れ、沈殿物を真空濾過により集めた。粗製固体をDCM(15mL)に溶解し、DCMで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(2.16g、52%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.58分;MSm/z:352、354(M+H)
+。
【2279】
ステップC:tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレートおよびtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート
【2280】
【化724】
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【2281】
フラスコに、Pd
2(dba)
3(3.90g、4.26mmol)、ジ−tert−ブチル−(2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル−2−イル)ホスファン(3.62g、8.52mmol)および1,4−ジオキサン(453mL)を加えた。触媒−リガンド混合物を真空/窒素パージ(3回)により脱気し、約80℃で約10分間加熱した。次いで2−ブロモ−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(30.0g、85mmol)、tert−ブチルヒドラジンカルボキシレート(16.9g、128mmol)およびNaOt−Bu(12.28g、128mmol)を加えた。更に真空/窒素パージを行った後、反応物を約80℃で加熱した。約50分後、反応混合物を周囲温度に冷却し、シリカゲルのパッド(高さ6cm×直径6cm)を通して濾過し、セライト(登録商標)(高さ1cm×直径6cm)を上に乗せ、EtOAc(3×150mL)で洗浄した。水(300mL)を濾液に加え、有機層を分離した。水層を更にEtOAc(3×200mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を飽和NH
4Cl水溶液、飽和NaHCO
3水溶液およびブライン(それぞれ400mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、暗茶褐色油(45g)を得た。茶褐色油をDCM(250mL)に溶解し、シリカゲル(200g)を加え、混合物を減圧下に濃縮した。得られたシリカ混合物を、ヘプタン中25−65%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製した。tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート[主要な位置異性体]とtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート[少量の位置異性体]との混合物(18.8g、50%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.47分;MSm/z:404(M+H)
+。
【2282】
ステップD:2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン
【2283】
【化725】
[この文献は図面を表示できません]
【2284】
tert−ブチル2−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレートおよびtert−ブチル1−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)ヒドラジンカルボキシレート(49.2g、122mmol)の1,4−ジオキサン(290mL)中混合物に、HCl(1,4−ジオキサン中4M、226mL、902mmol)を加えた。反応物を約60℃で約2.5時間加熱し、次いで約15−20℃に冷却した。固体を真空濾過により集め、EtOAc(3×50mL)で洗浄し、次いでEt
2O(60mL)で摩砕し、真空濾過により集め、真空下に一定重量になるまで乾燥して、固体35.6gを得た。固体を、飽和NaHCO
3水溶液とEtOAcとの混合物(1:1、400mL)と共に撹拌した。約1時間後、固体を真空濾過により集め、氷冷水(3×30mL)およびEtOAc(3×30mL)で洗浄し、真空乾燥器中で一定重量になるまで乾燥して、2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジンを黄褐色固体として得た(21.2g、57%):LC/MS(表1、方法a)R
t=1.88分;MSm/z:304(M+H)
+。
【2285】
ステップE:ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート
【2286】
【化726】
[この文献は図面を表示できません]
【2287】
丸底フラスコにTHF(1.5L)を仕込み、続いてNaH(鉱油中60%分散液、70.0g、1.75mol)を少しずつ加えた。更にTHF(500mL)を加え、得られた混合物を約−10℃に冷却し、内温を約10℃未満に維持するために、エチルプロピオニルアセテート(250mL、1.80mol)を約1時間かけて滴下添加した。得られた混合物を周囲温度で約0.5時間撹拌して、透明黄色溶液を得、メチル4−クロロアセトアセテート(100mL、0.88mol)を約5分かけて滴下添加した。得られた混合物を約50℃で約19時間加熱して、赤味がかったオレンジ色懸濁液を得た。反応混合物を周囲温度に冷却し、減圧下に濃縮し、得られた液をビーカーに移し、水(350mL)で希釈した。混合物を氷浴中約2時間撹拌した。固体を真空濾過により集め、濾過ケーキを水(150mL)で濯ぎ、真空下に約1時間乾燥した。固体をEt
2O(1.5L)に懸濁し、濾過し、Et
2O(1.5L)で洗浄し、真空下に乾燥した。得られた固体をトルエン(1L)で共沸して固体を得、これをEt
2O(1L)に再度懸濁し、真空濾過により集めた。濾過ケーキをEt
2O(500mL)で洗浄し、真空下に乾燥して、ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート(204.2g、89%)をベージュ色固体として得た:
1H NMR(DMSO−d
6)δ3.94(q,J=7.1Hz、2H)、3.46(s,3H)、3.04(q,J=7.2Hz、2H)、2.66(s,2H)、1.13(t,J=7.1Hz、3H)、0.99(t,J=7.3Hz、3H)。
【2288】
ステップF:エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート
【2289】
【化727】
[この文献は図面を表示できません]
【2290】
5L丸底フラスコに、ナトリウム4−(エトキシカルボニル)−3−エチル−2−(メトキシカルボニル)シクロペンタ−1,3−ジエノレート(316g、1205mmol)、KCl(126g、1687mmol、JT−Baker)、AcOH(241mL、4218mmol、JT−Baker)、トルエン(1850mL)および水(130mL)を仕込んだ。反応物を約6時間加熱還流し、次いで周囲温度に冷却し、NaHCO
3(8%水溶液、3.5L)を滴下添加した。得られた2相混合物をMTBE(2×1.5L)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1L)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、粗製物191gを得、これを真空蒸留(97−99℃、0.600mmHg)により精製して、エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(160g、69%)を得た:
1H NMR(CDCl
3)δ6.04(m,1H)、4.26−4.15(m,2H)、3.76−3.69(m,1H)、2.75−2.57(m,2H)、2.56−2.44(m,2H)、1.32−1.26(m,3H)、1.23−1.18(m,3H)。
【2291】
ステップG:エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレートe
【2292】
【化728】
[この文献は図面を表示できません]
【2293】
塩化銅(I)(0.136g、1.37mmol)、(S)−(−)−2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(0.854g、1.37mmol)およびNaOt−Bu(0.132g、1.37mmol)のトルエン(50mL)中混合物を周囲温度で約15分間撹拌し、次いで約5℃に冷却し、ポリメチルヒドロシロキサン(12mL、55mmol)を加えた。反応混合物を約5℃で約40分間撹拌し、次いで約−12℃に冷却した。エチル2−エチル−4−オキソシクロペンタ−2−エンカルボキシレート(5.00g、27.4mmol)およびt−BuOH(14mL、148mmol)のトルエン(50mL)中溶液を一度に加え、反応混合物を約−12℃で約16時間撹拌した。MeOH(50mL)を加えることにより反応混合物をクエンチした。溶媒を減圧下に除去した。残渣をMeOH(35mL)に溶解し、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過する。濾液を減圧下に濃縮し、残渣をEtOAc(100mL)で摩砕し、濾過した。濾液を減圧下に濃縮し、残渣をヘプタン中0−10%EtOAcの勾配で溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、(1S,2R,4S)−エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレートを高めたスケールミック混合物(1.11g、22%)を得た:
1H NMR(CDCl
3)δ4.30(m,1H)、4.24−4.08(m,2H)、2.88(td,J=2.1,7.1Hz、1H)、2.40(dt,J=7.8,14.0Hz、1H)、2.08−1.91(m,3H)、1.52−1.31(m,3H)、1.29(t,J=7.1Hz、3H)、0.94(t,J=7.4Hz、3H)。
【2294】
ステップH:2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボン酸
【2295】
【化729】
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【2296】
NaOH水溶液(1N、12mL、12mmol)を、(1S,2R,4S)−エチル2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボキシレートを高めたスケールミック混合物(1.11g、5.96mmol)に加えた。反応混合物を周囲温度で約3日間撹拌し、次いでEt
2O(3×25mL)で抽出した。Et
2O抽出物を廃棄し、水溶液部分を約0℃に冷却した。HCl水溶液(5N)をゆっくり加えてpHを約2にした。得られた水性懸濁液をEtOAc(3×40mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×80mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、(1S,2R,4S)−2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボン酸を高めたスケールミック混合物(0.943g、100%)を透明油として得た:
1H NMR(CDCl
3)δ4.36(tdd,J=2.6,4.9,7.4,1H)、2.95(td,J=2.4,7.3,1H)、2.41(dt,J=7.7,14.1,1H)、2.16−1.94(m,3H)、1.65−1.49(m,1H)、1.49−1.32(m,2H)、0.96(q,J=7.4,3H)。
【2297】
ステップI:5−エチル−2−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−3−オン
【2298】
【化730】
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【2299】
DCM(60mL)中の(1S,2R,4S)−2−エチル−4−ヒドロキシシクロペンタンカルボン酸を高めたスケールミック混合物(0.943g、5.96mmol)に、TEA(2.5mL、18mmol)およびBOP−Cl(1.821g、7.15mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約2時間撹拌し、次いでEt
2O(350mL)中に注ぎ入れた。固体を濾別し、Et
2O(50mL)で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して黄色油を得、これをDCM(5mL)に溶解し、Et
2Oを加えて固体を得た。上澄み液をデカント処理し、固体を更にEt
2Oで洗浄した。合わせた有機抽出物を減圧下に濃縮して、約15mol%TEAを含む粗製の(1S,4S,5R)−5−エチル−2−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−3−オンを高めたスケールミック混合物(0.912g、99%)を得た:
1H NMR(CDCl
3)δ4.85(s,1H)、2.88(s,1H)、2.19(m,2H)、2.08(m,1H)、1.69(m,1H)、1.41(m,3H)、0.97(t,J=5.4,3H)。
【2300】
ステップJ:2−エチル−4−ヒドロキシ−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジド
【2301】
【化731】
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【2302】
1,4−ジオキサン(12mL)中の(1S,4S,5R)−5−エチル−2−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−3−オンを高めたスケールミック混合物(0.835g、5.96mmol)に、2−ヒドラジニル−5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン(ステップD、1.810g、5.96mmol)を加えた。反応混合物を約80℃で約16時間加熱し、次いで周囲温度に冷却した。1,4−ジオキサン(25mL)およびトリメチルアルミニウム(トルエン中2N、9mL、18mmol)を順次加えた。反応混合物を周囲温度で約30分間撹拌し、次いでHCl水溶液(1N、50mL)を滴下添加し、反応混合物を約30分間撹拌した。層を分離し、水層をEtOAc(2×100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(10mL)で洗浄し、飽和NAHCO
3水溶液(15mL)、ブライン(15mL)および無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣を100%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、(1S,2R,4S)−2−エチル−4−ヒドロキシ−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボ−ヒドラジドを高めたスケールミック混合物(1.887g、71%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.05分;MSm/z:444(M+H)
+。
【2303】
ステップK:4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジド
【2304】
【化732】
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【2305】
DMF(40.9mL)中の(1S,2R,4S)−2−エチル−4−ヒドロキシ−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボ−ヒドラジドを高めたスケールミック混合物(9.06g、20.43mmol)に、TBDMSCl(3.69g、24.51mmol)およびイミダゾール(3.48g、51.1mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約4時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去した。残渣をEtOAc(200mL)で希釈し、濾過し、EtOAc(20mL)で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮した。残渣をDCM中0−50%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、(1S,2R,4S)−4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジドを高めたスケールミック混合物(11.37g、100%)をオレンジ色固体として得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=3.14分;MSm/z:558(M+H)
+。
【2306】
ステップL:4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチルシクロペンチル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン
【2307】
【化733】
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【2308】
1,4−ジオキサン(204mL)中の(1S,2R,4S)−4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチル−N’−(5−トシル−5H−ピロロ[2,3−b]ピラジン−2−イル)シクロペンタンカルボヒドラジドを高めたスケールミック混合物(11.37g、20.38mmol)に、DIEA(14.24mL、82mmol)を加え、続いて塩化チオニル(2.98mL、40.8mmol)を約25分かけて滴下添加した。反応混合物を周囲温度で約1時間撹拌し、約70℃で約1時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、EtOAc(600mL)を加えた。有機混合物を水(80mL)およびブライン(80mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM中0−50%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、1−((1S,2R,4S)−4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチルシクロペンチル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンを高めたスケールミック混合物(9.58g、87%)を得た。LC/MS(表1、方法b)R
t=3.24分;MSm/z:540(M+H)
+。
【2309】
ステップM:3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノール
【2310】
【化734】
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【2311】
1−((1S,2R,4S)−4−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−エチルシクロペンチル)−6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンを高めたスケールミック混合物(9.58g、17.8mmol)をエタノール(177mL)に溶解した。濃HCl(1.75mL、21.3mmol)を滴下添加した。約1時間後、EtOAc(700mL)を加えた。有機混合物を飽和NaHCO
3水溶液(2×120mL)、ブライン(120mL)で洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をDCM中30−100%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノールを高めたスケールミック混合物(6.73g、89%)を得た:LC/MS(表1、方法b)R
t=2.11分;MSm/z:426(M+H)
+。
【2312】
ステップN:3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル4−ニトロフェニルカルボネート
【2313】
【化735】
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【2314】
ピリジン(100mL)中の(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンタノールを高めたスケールミック混合物(6.11g、14.4mmol)に、DMAP(1.93g、15.8mmol)および4−ニトロフェニルカルボノクロリデート(4.34g、21.5mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で約3.5時間撹拌し、約33℃で約1時間加熱した。固体を濾別し、EtOAc(30mL)で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮した。残渣をヘプタン中0−30%EtOAcで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーを用いて精製して、(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル4−ニトロフェニルカルボネートを高めたスケールミック混合物(6.63、78%)を得た。LC/MS(表1、方法b)R
t=2.65分;MSm/z:591(M+H)
+。
【2315】
ステップO:(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルシクロブチルカルバメート
【2316】
【化736】
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【2317】
(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6−トシル−6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチル4−ニトロフェニルカルボネートを高めたスケールミック混合物(0.150g、0.254mmol)の1,4−ジオキサン(1mL)中溶液を、シクロブタンアミン(0.090g、1.27mmol)の1,4−ジオキサン(0.2mL)中溶液に加えた。約1時間後、NaOH水溶液(1N、1.5mL、1.50mmol)を加え、反応混合物を約60℃で約2時間加熱した後、室温に冷却した。有機溶媒を減圧下に除去した。得られた水層混合物をAcOHでpH約5に酸性化し、DCM(3×5mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を減圧下に濃縮した。残渣を分取HPLC(表1方法d)により精製して、(1S,3R,4S)−3−エチル−4−(6H−ピロロ[2,3−e][1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−1−イル)シクロペンチルシクロブチルカルバメート(0.0468g、50%)を得た:LC/MS(表1、方法c)R
t=1.17分;MSm/z:369(M+H)
+。
【2318】
【表55】
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