特許第5987331号(P5987331)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許5987331-電動オイルポンプ装置 図000002
  • 特許5987331-電動オイルポンプ装置 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5987331
(24)【登録日】2016年8月19日
(45)【発行日】2016年9月7日
(54)【発明の名称】電動オイルポンプ装置
(51)【国際特許分類】
   F04C 2/10 20060101AFI20160825BHJP
   F04C 15/00 20060101ALI20160825BHJP
【FI】
   F04C2/10 341H
   F04C15/00 E
   F04C15/00 L
【請求項の数】2
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2012-20722(P2012-20722)
(22)【出願日】2012年2月2日
(65)【公開番号】特開2013-160079(P2013-160079A)
(43)【公開日】2013年8月19日
【審査請求日】2015年1月21日
(73)【特許権者】
【識別番号】000001247
【氏名又は名称】株式会社ジェイテクト
(72)【発明者】
【氏名】宮木 淳一
(72)【発明者】
【氏名】西崎 勝利
(72)【発明者】
【氏名】大野 誉洋
(72)【発明者】
【氏名】神田 尚武
【審査官】 後藤 泰輔
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−098268(JP,A)
【文献】 国際公開第98/025029(WO,A1)
【文献】 特開2011−032979(JP,A)
【文献】 特開2011−169247(JP,A)
【文献】 特開2013−064356(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04C 2/00−2/352,11/00−18/077,
18/30−18/352,18/48−18/56
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
オイルポンプと、
前記オイルポンプに軸線方向に隣接して設けられ、前記オイルポンプを回転駆動する電動モータと、を備えた電動オイルポンプ装置において、
前記オイルポンプは、ポンププレートと、ポンプハウジングと、を備え、
前記電動モータは、ステータコアと、前記ステータコアの外周側に固定され金属部材からなる円筒状の固定部材と、前記ステータコアと前記固定部材と一体にモールドされた状態で設けられた樹脂製のモータハウジングと、を備え、
軸線方向に延長された前記固定部材を前記ポンプハウジングと嵌合した状態で、前記ポンププレートから前記ポンプハウジング挿通されて、前記オイルポンプと前記ステータコアとを締結するねじを備えることを特徴とする電動オイルポンプ装置。
【請求項2】
請求項1に記載の電動オイルポンプ装置において、
前記電動モータは、前記ステータコアが備えるインシュレータに埋設されたナットを備え、前記ねじを前記ナットに締結したことを特徴とする電動オイルポンプ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動オイルポンプ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、電動オイルポンプ装置の具体的一例には、流体(油)を循環させるオイルポンプとオイルポンプを駆動する電動モータとを組み合わせたものがある。電動モータは、回転するロータと、このロータの外周面の外側に固定されたステータとで構成される。ロータは、回転駆動軸の外周面に複数個の永久磁石を周方向に沿って並べて配置したものであり、回転駆動軸は、電動モータとオイルポンプとで共用する回転軸である。また、オイルポンプのハウジングから挿入されたボルトをモータハウジングにねじ止めにより、電動モータのステータを固定するようにした電動オイルポンプ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、電動モータのステータはコイルを巻回したインシュレータと一体に樹脂モールドすることにより形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−98268号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、オイルポンプと電動モータとを樹脂モールド部を介してボルトで締結すると、ステータの樹脂モールド部がオイルポンプのハウジングの金属面との接触によって経年変化等により、この接触部分がいわゆるクリープ変形する場合がある。これにより、ステータの反りやボルトの緩みが発生し、電動モータの回転軸に回転変動が生じる場合がある。さらにはオイルポンプのロータ部分の内歯と外歯との接触音やポンプ吐出圧力の脈動による電動オイルポンプ装置の作動音やポンプ出力(圧力、流量)の低下が発生する場合がある。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、モータのステータの樹脂モールド部がクリープ変形することを防止し、ポンプの吐出圧力を安定化できる電動オイルポンプ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、オイルポンプと、前記オイルポンプに軸線方向に隣接して設けられ、前記オイルポンプを回転駆動する電動モータと、を備えた電動オイルポンプ装置において、前記オイルポンプは、ポンププレートと、ポンプハウジングと、を備え、前記電動モータは、ステータコアと、前記ステータコアの外周側に固定され金属部材からなる円筒状の固定部材と、前記ステータコアと前記固定部材と一体にモールドされた状態で設けられた樹脂製のモータハウジングと、を備え、軸線方向に延長された前記固定部材を前記ポンプハウジングと嵌合した状態で、前記ポンププレートから前記ポンプハウジング挿通されて、前記オイルポンプと前記ステータコアとを締結するねじを備えることを要旨とする。
【0007】
上記構成によれば、電動モータのステータのステータコアは金属製の円筒状の固定部材により固定され、軸線方向に延長されたこの固定部材にオイルポンプのポンプハウジングが嵌合している。そして、オイルポンプとステータコアとは、ポンプハウジング内を挿通したねじにより締結されている。これにより、ポンプハウジングとステータが固定され、モータハウジングが樹脂製であっても、モータハウジングのクリープ変形が抑えられる。その結果、ステータの反りの発生やねじの緩みを防止できるので、電動モータの回転軸の回転変動がなく、オイルポンプのロータ部分の内歯と外歯との接触音や吐出圧力の脈動による電動オイルポンプ装置の作動音やポンプ出力の低下が抑制される。また、金属接触によるポンプハウジングとステータの締結ができるとともに、締結部に均等に締結力がかかりガタつきによる異音の発生を防止できる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電動オイルポンプ装置において、前記電動モータは、前記ステータコアが備えるインシュレータに埋設されたナットを備え、前記ねじを前記ナットに締結したことを要旨とする。上記構成によれば、ポンププレートからポンプハウジングを通して挿入されたねじをモータハウジング内のステータコアに設けたインシュレータに埋設されたナットにねじ止めすることにより、電動モータのステータが固定されている。
【発明の効果】
【0009】
電動モータのステータの樹脂モールド部がクリープ変形することを防止できるので、オイルポンプと電動モータとの締結力を長期的に安定化させることができる。その結果、オイルポンプの吐出圧力により生じるオイルポンプと電動モータとを乖離させようとする力に対しても、ねじの締結部が長期的にガタつくことがない電動オイルポンプ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施形態に係る電動オイルポンプ装置の軸方向断面の概略構成を示す部分断面図。
図2図1におけるX−X方向から見たオイルポンプ(内接ギヤポンプ)のロータ部分の断面図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に、本発明の一実施形態に係る電動オイルポンプ装置について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による電動オイルポンプ装置の概略構成を示す軸線方向の断面図、図2は、図1におけるX−X方向から見たオイルポンプのロータ部分の断面図である。図1および図2に示すように、電動オイルポンプ装置1は、自動車のトランスミッション用油圧ポンプとして用いられ、オイルポンプ(例えば、内接ギヤポンプ)2とオイルポンプ2を回転駆動する電動モータ(以下、ブラシレスモータという)3とが隣接してユニット化(一体化)されている。また、コントローラ4もモータハウジング15内に組み込まれている。なお、図1に示すブラシレスモータ3は、ダブルスター結線された3相巻線を有するセンサレスブラシレスモータである。
【0012】
オイルポンプ2は、ここではトロコイド曲線型ポンプを用いていて、トロコイド歯形を有する内歯を備えたポンプ用アウタロータ(以下、アウタロータという)10の内周側に、外歯を備えたポンプ用インナロータ(以下、インナロータという)11を噛み合わせ、ポンプハウジング13内にこれらのアウタロータ10およびインナロータ11を偏心して回転自在に配置したポンプ部12を構成したものである。
【0013】
インナロータ11は、回転駆動軸7におけるロータ6を形成した部分より一方に寄った部分(図1左側)に外嵌固着されて、この回転駆動軸7とともに回転するようになっている。アウタロータ10は、このインナロータ11の外歯よりも1歯多い内歯を備え、回転駆動軸7に対して偏心した位置を中心にポンプハウジング13内で回転自在となるように配置されている。また、インナロータ11は、外歯がこのアウタロータ10の内歯に全周の一部で噛み合うとともに、各外歯がこのアウタロータ10の内面に全周の各所でそれぞれほぼ内接しながら回転するようになっている。
【0014】
したがって、ブラシレスモータ3により回転駆動軸7が回転駆動されると、このオイルポンプ2のアウタロータ10およびインナロータ11の間隙の容積がこの回転駆動軸7の1回転の間に拡大と縮小を繰り返すので、これらの間隙に通じるポンププレート14に設けられた図示しないインポートからアウトポートに向けて油を送り出すポンプ動作が行われることになる。
【0015】
ブラシレスモータ3は、回転するモータ用ロータ(以下、ロータという)6と、このロータ6の外周面の外側に固定されたモータ用ステータ(以下、ステータという)5とで構成される。ロータ6は、回転駆動軸7の外周面に、例えば、複数個の永久磁石8を周方向に沿って並べて配置して形成したものである。回転駆動軸7は、ブラシレスモータ3とオイルポンプ2とで共用する回転軸であり、両端部をポンプハウジング13とロータ保持部材23の内部に配置された軸受(例えば、転がり軸受)32,33によって回転自在に軸支されている。
【0016】
ステータ5は、ロータ6の外周面の外側にわずかなエアギャップを介して分割されたステータコア9の内向きの図示しないティースを複数個配置している。このステータコア9の各ティースには、コイル17をステータコア9から絶縁するための樹脂製(例えば、PPS)のインシュレータ21が軸線方向両端から装着されそれぞれ3相のコイル17が巻回されてステータサブアッシーを形成している。また、ステータ5は、上記複数のステータサブアッシーから構成され、各ステータサブアッシーは、周囲を円筒状薄肉の金属製(例えば、鉄)のカラー(固定部材)22によって、締め付け固定されている。
【0017】
コイル17の端部は、バスバー18と電気的に接続されている。インシュレータ21は、ブラシレスモータ3の駆動端子となる3本のバスバー18と一体にモールドされている。各バスバー18は、インシュレータ21の右端部から中心軸に平行に延びている。
【0018】
上記ステータ5、ロータ保持部材23、およびバスバー18は、モータハウジング15と一体にモールドされ、モータハウジング15とバスバー18との間はシール部材によりシールされている。
【0019】
また、ステータコア9に装着されたインシュレータ21には、複数個(例えば、6個)の金属製(例えば、鉄、銅等)のナット16が、回転中心に対し周方向に配置されインサート成形により埋設されている。そして、ポンププレート14からポンプハウジング13を通して挿入されたボルト19をインシュレータ21に埋設されたナット16にねじ止めすることにより、ブラシレスモータ3のステータ5が固定されている。
【0020】
オイルポンプ2のハウジングを構成するポンププレート14およびポンプハウジング13は、非磁性材料(例えば、アルミダイカスト)により形成される。ブラシレスモータ3およびコントローラ4を収容するモータハウジング15およびカバー31は、樹脂材料(例えば、熱可塑性樹脂)により形成される。電動オイルポンプ装置1のハウジング本体は、上記ポンププレート14,ポンプハウジング13、カラー22、モータハウジング15、およびカバー31により構成されている。ここで、モータハウジング15およびカバー31は、防水カバーを形成している。
【0021】
また、本実施形態の電動オイルポンプ装置1には、ブラシレスモータ3を制御するためのコントローラ4の制御基板(以下、基板という)28がモータハウジング15のモータと反対側に設けた制御室24に収容されモータハウジング15の端面にねじ止めで取り付けられている。基板28には、直流電源を交流に変換してブラシレスモータ3の各コイル17に駆動電流を供給するインバータ回路、およびホール素子等のセンサが検出したアウタロータ10の回転位置の情報に基づいて、このインバータ回路を制御する制御回路からなる制御回路部29が搭載されている。コントローラ4の制御回路部29を構成する上記インバータ回路および制御回路のマイコンやコイル、コンデンサ等の電子部品が基板28の両面に実装されている。
【0022】
各コイル17と接続されインシュレータ21に絶縁支持されたブラシレスモータ3の相出力端子であるバスバー18は、基板28に挿通され、基板28上の制御回路部29に接続されている。また、モータハウジング15の側面には図示しないコネクタシェルがモータハウジング15と一体に設けられ、その内部のコネクタピンが基板28上の制御回路部29と接続されている。
【0023】
ともに樹脂材料により形成されたモータハウジング15とカバー31とは、ここでは、スピン溶着を用いて接合されている。モータハウジング15の開口部を覆うカバー31の裏面側には、円環状の溶着用リブが形成されており、カバー31を回転させながら溶着用リブを加熱溶融させ、固定した相手部品のモータハウジング15の凹状部に押し付けることで溶着されている。さらに、ロータ6をモータハウジング15の中心部に挿入し、ポンプハウジング13およびポンププレート14を取り付けステータ5に固定して電動オイルポンプ装置1が組み付けられている。
【0024】
そして、上記構成により、制御回路部29によって制御された駆動電流がブラシレスモータ3の各コイル17に供給される。これにより、コイル17に回転磁界が発生し、永久磁石8にトルクが生じてロータ6が回転駆動される。このようにして、インナロータ11が回転駆動されると、アウタロータ10がこれに従動して回転し、これらのアウタロータ10の内歯と,インナロータ11の外歯の間隙が拡縮を繰り返すので、インポートおよびアウトポートを通じて油を吸入・吐出するポンプ動作が行われる。
【0025】
次に、上記のように構成された本実施形態の電動オイルポンプ装置1の作用および効果について説明する。
【0026】
上記構成によれば、ブラシレスモータ3のステータ5の分割されたステータコア9は金属製のカラー22により固定され、軸線方向に延長されたこのカラー22にオイルポンプ2のポンプハウジング13が嵌合し、ポンプハウジング13と、モータハウジング15内のインシュレータ21に埋設(モールド)された金属製のナット16とは、ポンププレート14からポンプハウジング13を通して挿入されステータコア9を挿通する6本のボルト19により締結されている。このとき、6個のナット16は、ステータコア9に接触して回転中心の周方向に等間隔に配置されている。
【0027】
これにより、ポンププレート14とインシュレータ21に埋設されたナット16との間にあるポンプハウジング13とステータ5が金属接触による締結によって固定され、モータハウジング15が樹脂製であっても、モータハウジング15がボルト19の締結力によって経年変化等によりいわゆるクリープ変形することを防止できる。また、ステータコア9の反りが発生することがなく、ボルト19の緩みも発生しない。さらに、インシュレータ21に均等に複数個のナット16を設けたので、インシュレータ21に不均等にボルト19の締結力がかかることを防止できるとともに、締結力のばらつきにより生じるポンプハウジング13の樹脂モールド内部の変形や損傷から保護できる。
【0028】
その結果、ステータ5の反りの発生やボルト19の緩みを防止できるので、ブラシレスモータ3の回転駆動軸7の回転変動がなく、オイルポンプ2のロータ10,11部分の外歯と内歯との接触音や吐出圧力の脈動が低減し、電動オイルポンプ装置1の作動音やポンプ出力の低下が抑制される。また、ポンプハウジング13とステータ5との締結部に均等に締結力がかかるので、ガタつきにより発生するオイルポンプ2の異音を防止できる。また、ロータ6の回転にともなうステータコアの軸方向の振動や周方向の回転が防止されるのでブラシレスモータ3の駆動力のオイルポンプ2への伝達ロスも低減できる。さらに、ステータ5とロータ6との芯出しが精度よくでき、金属製のカラー22の外周面に油が接触することによってブラシレスモータ3の冷却も可能となる。
【0029】
以上のように、本実施形態によれば、モータのステータの樹脂モールド部がクリープ変形することを防止し、モータの振動やポンプの作動音が抑制されるとともに、ポンプの吐出圧力を安定化できる電動オイルポンプを提供できる。
【0030】
以上、本発明に係る一実施形態について説明したが、本発明はさらに他の形態で実施することも可能である。
【0031】
上記実施形態では、インシュレータ21に6個のナット16を回転中心に対し周方向に等間隔で配置してボルト19で締結するようにしたが、これに限らず、均等にボルト19の締結力が規制されれば、より少ない個数(例えば、3個を120度の等間隔で配置)であってもよい。
【0032】
また、上記実施形態では、オイルポンプ2として内接ギヤ式ポンプを用いる場合を示したが、これに限らず、ベーン駆動や外接ギヤなどを用いた回転ポンプであってもよい。さらに、内接ギヤポンプとして、アウタロータ10の内周側に内歯を設け、外歯を備えたインナロータ11と噛み合わせながら偏心して回転させることにより、アウタロータ10とインナロータ11との間の内接する部分で仕切られた間隙の容積が拡縮変化を繰り返す内接ギヤポンプであれば、必ずしも上述のようなトロコイド曲線型ポンプには限定されない。また、アウタロータ10の内歯やインナロータ11の外歯は、必ずしも明確ないわゆる歯形に形成されたものに限らず、突出部、突起部または係合部であってもよい。
【0033】
上記実施形態では、ブラシレスモータ3を電動オイルポンプ装置1に適用する場合を示したが、これに限定されるものでなく、同様のブラシレスモータ3を用いた他の装置に適用してもよい。さらに、ブラシ付モータも適用が可能である。
【0034】
また、上記実施形態では、ブラシレスモータ3のロータ6として、回転駆動軸7の外周部に複数個の永久磁石8を配置し固着する場合を示したが、リング状の永久磁石を固着したものを用いるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0035】
1:電動オイルポンプ装置、2:オイルポンプ、3:ブラシレスモータ(電動モータ)、4:コントローラ、5:モータ用ステータ、6:モータ用ロータ、7:回転駆動軸、8:永久磁石、9:ステータコア、10:ポンプ用アウタロータ、11:ポンプ用インナロータ、12:ポンプ部、13:ポンプハウジング、14:ポンププレート、15:モータハウジング、16:ナット、17:モータコイル、18:バスバー、19:ボルト(ねじ)、21:インシュレータ、22:カラー(固定部材)、23:ロータ保持部材、24:制御室、28:基板、29:制御回路部、31:カバー、32,33:軸受
図1
図2