特許第5989077号(P5989077)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5989077無線通信装置およびそのRF−BB間状態制御方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5989077
(24)【登録日】2016年8月19日
(45)【発行日】2016年9月7日
(54)【発明の名称】無線通信装置およびそのRF−BB間状態制御方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/38 20060101AFI20160825BHJP
   H04B 1/40 20150101ALI20160825BHJP
【FI】
   G06F13/38 320A
   H04B1/40
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-264826(P2014-264826)
(22)【出願日】2014年12月26日
(62)【分割の表示】特願2011-536033(P2011-536033)の分割
【原出願日】2010年10月13日
(65)【公開番号】特開2015-92388(P2015-92388A)
(43)【公開日】2015年5月14日
【審査請求日】2014年12月26日
(31)【優先権主張番号】特願2009-237060(P2009-237060)
(32)【優先日】2009年10月14日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】314008976
【氏名又は名称】レノボ・イノベーションズ・リミテッド(香港)
(74)【代理人】
【識別番号】100084250
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 隆夫
(72)【発明者】
【氏名】武藤 貴志
【審査官】 小林 義晴
(56)【参考文献】
【文献】 特開2009−232222(JP,A)
【文献】 特表2002−535764(JP,A)
【文献】 国際公開第2009/044438(WO,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2009/0238103(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2007/0004375(US,A1)
【文献】 国際公開第00/042744(WO,A1)
【文献】 中国特許出願公開第2360836(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/38
H04B 1/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線部とベースバンド部とがシリアルインタフェースで接続された無線通信装置であって、
前記無線部と前記ベースバンド部との間でインタフェース状態変更とその確認のための、前記シリアルインタフェースの伝送速度に依存しない一定のパルス幅を出力する状態変更トリガ信号、確認信号をそれぞれ設け、インタフェース状態変更制御に使用するにあたり、
前記シリアルインタフェースの伝送速度を低速伝送から高速伝送に設定を変更する設定変更コマンドが前記ベースバンド部から前記無線部に送出され、前記設定変更コマンドにより前記シリアルインタフェースの伝送速度が低速伝送から高速伝送に設定を変更される過度状態区間において、前記ベースバンド部から前記無線部に前記状態変更トリガ信号が送出され、前記無線部から前記ベースバンド部に前記確認信号が送出される
ことを特徴とする無線通信装置。
【請求項2】
無線部とベースバンド部とがシリアルインタフェースで接続された無線通信装置における状態制御方法であって、
前記無線部と前記ベースバンド部との間でインタフェース状態変更とその確認のための、前記シリアルインタフェースの伝送速度に依存しない一定のパルス幅を出力する状態変更トリガ信号、確認信号とを送受信することでインタフェース状態変更制御を実行するにあたり、
前記インタフェース状態変更制御において、前記シリアルインタフェースの伝送速度を低速伝送から高速伝送に設定を変更する設定変更コマンドが前記ベースバンド部から前記無線部に送出され、前記設定変更コマンドにより前記シリアルインタフェースの伝送速度が低速伝送から高速伝送に設定を変更される過度状態区間において、前記ベースバンド部から前記無線部に前記状態変更トリガ信号が送出され、前記無線部から前記ベースバンド部に前記確認信号が送出される
ことを特徴とする、無線通信装置における状態制御方法。
【請求項3】
無線部とベースバンド部とがシリアルインタフェースで接続された無線通信装置におけるプログラム制御プロセッサに状態制御機能を実現するプログラムであって、
前記無線部と前記ベースバンド部との間でインタフェース状態変更とその確認のための、前記シリアルインタフェースの伝送速度に依存しない一定のパルス幅を出力する状態変更トリガ信号、確認信号とを送受信することでインタフェース状態変更制御機能を前記プログラム制御プロセッサに実現するにあたり、
前記インタフェース状態変更制御機能は、前記シリアルインタフェースの伝送速度を低速伝送から高速伝送に設定を変更する設定変更コマンドが前記ベースバンド部から前記無線部に送出され、前記設定変更コマンドにより前記シリアルインタフェースの伝送速度が低速伝送から高速伝送に設定を変更される過度状態区間において、前記ベースバンド部から前記無線部に前記状態変更トリガ信号が送出され、前記無線部から前記ベースバンド部に前記確認信号が送出される制御機能を含む
ことを特徴とするプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は無線ICチップ(以下、RFICという。)とベースバンドICチップ(以下、BBICという。)とがシリアルインタフェースで接続された無線通信装置に係り、特にそのRF−BB間状態制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、無線システムの伝送能力向上に伴って、RFICとBBICとの間(以下、RF−BB間と記す。)で授受される情報量も増加している。また携帯電話装置の小型化の為に、RF−BB間の接続端子数を少なくすることや、省電力の為に動作中の通信システムに合わせて伝送速度を可変にすることも求められている。
【0003】
これらの要求を満たすために、MIPI(Mobile Industry Processor Interface) アライアンスにより、RF−BB間のインタフェース方式として伝送速度可変型の高速シリアルインタフェースが採用され規格化作業が行われている。具体的には、DigRFv4インタフェースによれば、制御に関してBBICがマスタ、RFICがスレーブとなり、主にBBICから制御コマンドや送信データを伝送する為のシリアルインタフェースと、BBICからの制御コマンドにより必要に応じて活性化され、主にRFICからの状態通知や受信データを伝送する為のシリアルインタフェースとを有する。DigRFv4では、コマンドをシリアルインタフェースで伝送して伝送速度変更やデータパス数変更などを行う仕様となっている。
【0004】
なお、一般的なシリアルインタフェースとしては、たとえば特許文献1に開示されているようなマスタデバイスからスレーブデバイスへのデータ転送方法が知られている。すなわち、シリアル転送を開始すると、マスタはスレーブへライトコマンドを送信し、スレーブからの応答(アクノリッジ)を待ってからデータ送信を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−228222号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したように、DigRFv4では、コマンドをシリアルインタフェースで伝送して伝送速度変更やデータパス数変更などを行うので、シリアルの送出待ちによる遅延が発生する可能性がある。特に、RFICに対して送信開始や受信開始のような時間的制約の厳しい制御を行う場合に、このような遅延は回避されるべきである。遅延を短縮する対策としては、たとえばコマンドを入れ子とする機能、伝送線路でのデータ誤りによるコマンドの再送を回避するために同一コマンドの二重送出機能、再送識別子によるタイミング整合機能などが規定されている。
【0007】
しかしながら、このような機能は、RFIC、BBICの双方に高速かつ複雑な処理を求めることとなり機能実現を難くする。しかも、上述した特許文献1のようにコマンドに対する応答を待って処理を実行する方式ではシリアルの送出待ちによる遅延発生を排除することは難しい。このために、RFICからのレスポンスを受信するまで、たとえばインタフェースの設定変更を開始することができなくなり、処理開始から通信再開までに要する時間が長くなるという課題があった(後述する図4(B)参照)。
【0008】
本発明の目的は、インタフェース設定変更を行う際、短時間でシリアルインタフェースによる伝送再開を可能とする無線通信装置およびそのRF−BB間状態制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明による無線通信装置は、無線部とベースバンド部とがシリアルインタフェースで接続された無線通信装置であって、前記無線部と前記ベースバンド部との間でインタフェース状態変更とその確認のための、シリアルインタフェースの伝送速度に依存しない一定のパルス幅を出力する状態変更トリガ信号、確認信号をそれぞれ設け、インタフェース状態変更制御に使用するにあたり、シリアルインタフェースの伝送速度を低速伝送から高速伝送に設定を変更する設定変更コマンドがベースバンド部から無線部に送出され、設定変更コマンドによりシリアルインタフェースの伝送速度が低速伝送から高速伝送に設定を変更される過度状態区間において、ベースバンド部から無線部に状態変更トリガ信号が送出され、無線部からベースバンド部に確認信号が送出されることを特徴とする。
【0010】
本発明による状態制御方法は、無線部とベースバンド部とがシリアルインタフェースで接続された無線通信装置における状態制御方法であって、前記無線部と前記ベースバンド部との間でインタフェース状態変更とその確認のための、シリアルインタフェースの伝送速度に依存しない一定のパルス幅を出力する状態変更トリガ信号、確認信号とを送受信することでインタフェース状態変更制御を実行するにあたり、インタフェース状態変更制御において、シリアルインタフェースの伝送速度を低速伝送から高速伝送に設定を変更する設定変更コマンドがベースバンド部から無線部に送出され、設定変更コマンドによりシリアルインタフェースの伝送速度が低速伝送から高速伝送に設定を変更される過度状態区間において、ベースバンド部から無線部に状態変更トリガ信号が送出され、無線部からベースバンド部に確認信号が送出されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、インタフェース設定変更を行う際、短時間でシリアルインタフェースによる伝送再開が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施形態による無線通信装置のRF−BB間インタフェースを示す概略的ブロック図である。
図2】本実施形態によるRF−BB間状態制御方法におけるベースバンド(BB)ICの動作を示すフローチャートである。
図3】本実施形態によるRF−BB間状態制御方法における無線(RF)ICの動作を示すフローチャートである。
図4】(A)は本実施形態による無線通信装置のRF−BB間インタフェース信号のシーケンス図、(B)はDigRFv4インタフェースにおけるRF−BB間インタフェース信号のシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、携帯電話端末や携帯情報通信機器などの無線通信装置における無線部とベースバンド部との間のシリアルインタフェースとしてDigRFv4インタフェースを例示し、伝送速度変更や伝送パス数変更等の制御をシリアルインタフェース上のコマンドを用いて行うシステムについて詳細に説明する。
【0014】
1.構成
図1に示すように、無線通信装置のベースバンド部10はベースバンドICチップ(以下、BBICという。)、無線部20は無線ICチップ(以下、RFICという。)からなり、BBIC10が制御のマスタ、RFIC20が制御のスレーブとなる。
【0015】
BBIC10とRFIC20とは、次に述べるインタフェース信号をやりとりする。すなわち、クロック要求信号Clk_Req、クロック供給信号Clk、シリアルインタフェース起動信号IF_En、主にBBIC10からの制御コマンドおよび送信データを伝送する為のシリアルインタフェースTX_Data、主にRFIC20からの状態通知および受信データを伝送する為のシリアルインタフェースRX_Data1、RX_Data2である。シリアルインタフェースRX_Data1、RX_Data2はBBIC10からの制御コマンドにより必要に応じて活性化される。
【0016】
さらに、本実施形態によるインタフェースは、これらの信号に加え、インタフェース状態変更トリガ信号Actおよびその確認信号Act_Ackを専用の端子として備えている。状態変更トリガ信号Actおよび確認信号Act_Ackの各々はシリアルインタフェースTX_Data、RX_Data1およびRX_Data2の伝送速度によらず一定のパルス幅を出力する専用信号である。後述するように、このような専用信号を用いることで、シリアルインタフェースTX_Data、RX_Data1およびRX_Data2の速度変更の際のPLL(Phase-Locked Loop)の起動処理と並行して、RF−BB間ネゴシエーション処理を実行することが可能となる。
【0017】
2.動作
以下、IF設定変更があった場合のBBIC10のインタフェース信号の送受信について説明する。ここで「IF設定変更」は、具体的には、シリアルインタフェースTX_Data、RX_Data1およびRX_Data2のいずれかの伝送速度変更、あるいはシリアルインタフェースRX_Data1およびRX_Data2の活性化を指すものとする。
【0018】
図2において、IF設定変更処理を開始する場合、BBIC10は、まずシリアルインタフェースTX_Dataを介して設定変更コマンドをRFIC20へ送出し(ステップ101)、この直後からPLL(Phase-Locked Loop)の起動処理やデータパスの活性化等の内部処理を開始する(ステップ102)。続いて、BBIC10は状態変更トリガ信号Actを発生すると共に内部タイマを起動させ(ステップ103)、RFIC20からの確認信号Act_Ackを待機する(ステップ104)。
【0019】
内部タイマが満了する前に(ステップ105:NO)、RFIC20から確認信号Act_Ackが返ってきた場合(ステップ104:YES)、RFIC20で設定変更コマンドが期待通りに処理されたとみなし、BBIC10内の設定変更完了を待って(ステップ106:YES)、変更後の設定でシリアルインタフェースによる伝送を再開する(ステップ107)。
【0020】
一方、内部タイマが満了するまでにRFIC20から確認信号Act_Ackが返ってこなかった場合(ステップ105:YES)、RFIC20がインタフェース設定変更のコマンドを受信していないか、或いはRFIC20内部の異常で設定変更処理が完了しなかったとみなし、シリアルインタフェースの設定変更を棄却し、変更前の状態に戻してシリアルインタフェースによる伝送を再開する(ステップ108)。
【0021】
図3において、RFIC20は、シリアルインタフェースTX_Dataを介して設定変更コマンドを受信すると(ステップ201:YES)、インタフェース設定変更処理を開始し(ステップ202)、内部タイマを起動させる(ステップ203)。内部タイマが満了する前に(ステップ205:NO)、BBIC10から状態変更トリガ信号Actを受信すると(ステップ204:YES)、RFIC20は内部の設定変更完了をまって(ステップ206:YES)、BBIC10に対し確認信号Act_Ackを送出する(ステップ207)。内部タイマが満了するまでにBBIC10から状態変更トリガ信号Actを受信できなかった場合(ステップ205:YES)、RFIC20はシリアルインタフェースの設定変更を棄却し変更前の状態に戻す処理を行う(ステップ208)。
【0022】
上述したBBIC10およびRFIC20の動作をまとめたインタフェース信号のシーケンスを図4(A)に示す。
【0023】
図4(A)において、BBICは、ある設定状態(IF設定1)から新たな設定状態(IF設定2)への設定変更コマンドをRFICへ送出すると(ステップ301)、設定変更を開始し過渡状態となる。RFICは、設定変更コマンドを受信すると、同じく設定変更を開始し過渡状態となる。さらに、BBICは、設定変更の開始後に状態変更トリガ信号ActをRFICへ送出する(ステップ302)。状態変更トリガ信号Actを受信するとRFICは、設定変更を完了した時点で、その応答である確認信号Act_Ackを返信する(ステップ303)。その間に、BBICは過渡状態を過ぎて新たな設定状態(IF設定2)となっているので、RFICから確認信号Act_Ackを受信すると、直ちにIF設定2に従って通信を再開することができる(ステップ304)。
【0024】
なお、上述した図2および図3に示すBBIC10およびRFIC20のそれぞれの機能をプログラム制御プロセッサ上で、図示しないメモリに格納されたコンピュータプログラムを実行することにより実現することも可能である。
【0025】
3.効果
図4(B)に示すようなDigRFv4インタフェースによれば、BBICは、ある設定状態(IF設定1)から新たな設定状態(IF設定2)への設定変更コマンドをRFICへ送出すると(ステップ401)、続いてTRG-T信号を送出する(ステップ402)。RFICは、TRG-T信号を受信すると、TRG-R信号をBBICへ返し(ステップS403)、設定変更を開始し過渡状態となる。BBICも、TRG-R信号を受信すると設定変更を開始し過渡状態となり、設定変更を完了するとRFICとの間で通信を再開する(ステップ404)。このように、図4(B)に示すインタフェースでは、BBICがRFICからのレスポンスを受信するまでインタフェースの設定変更を開始することができなくなり、処理開始から通信再開までに要する時間が長くなる。
【0026】
これに対して、本実施形態によれば、コマンドを送受信する為のシリアルインタフェースの他に、状態変更トリガ信号のシーケンスAct−Act_Ackが付与されていることにより、インタフェースの通信速度変更時およびパス数変更時などの処理において、インタフェース状態を切り替える過渡状態区間でネゴシエーション処理を並行実施することが可能となる。特に、低速伝送から高速伝送に切り替える際には、PLLの発振安定待ちなどの処理を並行実施することができるので、結果としてインタフェース設定変更処理の開始からシリアルインタフェースによる伝送再開が可能となるまでの時間を短縮することができる。言い換えれば、状態変更トリガ信号のシーケンスAct−Act_AckをBBICおよびRFICのチップの個別端子により実行することができるために、RF−BB間でのネゴシエーションをIF設定変更の過渡区間とオーバーラップさせることが可能となり、通信再開までの時間が短縮される。
【0027】
4.その他の変形例
上述した実施形態における状態変更トリガ信号Actを、RFICに対する送信処理開始や受信処理開始の為の動作開始トリガコマンド(DigRFv4では、TASコマンドとして定義されているもの)の代わりに用いることもできる。これにより、シリアルインタフェースを介して授受される他のコマンドとのタイミング競合による遅延や、再送制御により動作開始タイミングがバラつくといった事態を回避することが可能である。
【0028】
また、確認信号Act_AckをRFICが動作開始コマンドを正しく処理したことの確認信号として使用することで、制御元のBBICがRFIC側の動作状態を認識することが可能となる。これらの動作開始トリガに関連した機能はインタフェース設定変更と同時に行われることは無いので、上記実施形態による機能と合わせ持たせることも可能である。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明はRFICとBBIC間のシリアルインタフェースに適用可能である。
【符号の説明】
【0030】
10 ベースバンド部(BBIC)
20 無線部(RFIC)
Clk_Req クロック信号要求信号
CLK クロック信号
IF_En インタフェース起動信号
TX_Data 送信データ
RX_Data1, RX_Data2 受信データ
Act 状態変更トリガ信号
Act_Ack 状態変更トリガ信号確認信号
図1
図2
図3
図4