(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5989089
(24)【登録日】2016年8月19日
(45)【発行日】2016年9月7日
(54)【発明の名称】ニードルアセンブリ収納デバイス
(51)【国際特許分類】
A61M 5/00 20060101AFI20160825BHJP
A61M 5/32 20060101ALI20160825BHJP
【FI】
A61M5/00 510
A61M5/32
【請求項の数】20
【全頁数】18
(21)【出願番号】特願2014-504300(P2014-504300)
(86)(22)【出願日】2012年4月11日
(65)【公表番号】特表2014-517732(P2014-517732A)
(43)【公表日】2014年7月24日
(86)【国際出願番号】EP2012056586
(87)【国際公開番号】WO2012140087
(87)【国際公開日】20121018
【審査請求日】2015年3月30日
(31)【優先権主張番号】11162333.6
(32)【優先日】2011年4月13日
(33)【優先権主張国】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】397056695
【氏名又は名称】サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
(74)【代理人】
【識別番号】100127926
【弁理士】
【氏名又は名称】結田 純次
(74)【代理人】
【識別番号】100140132
【弁理士】
【氏名又は名称】竹林 則幸
(72)【発明者】
【氏名】ウーヴェ・ダースバッハ
(72)【発明者】
【氏名】ヴェレーナ・ホフマン
(72)【発明者】
【氏名】グンナル・ユング
(72)【発明者】
【氏名】ペーター・ノーバー
(72)【発明者】
【氏名】レオ・ツァイメッツ
【審査官】
鶴江 陽介
(56)【参考文献】
【文献】
国際公開第2009/136193(WO,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2005/0269227(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61M 5/00
A61M 5/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ニードルアセンブリ収納デバイス(8)であって:
注射デバイスを受けるように適合された開口部(10)を有するハウジング;
ハウジング内に可動に配設されたニードルアセンブリ収納室(2)のアレイ(1);
アレイ(1)の動きを引き起こすように適合されたアクチュエータ(12);
を含んでなり、ここで、アクチュエータ(12)の作動が、所与のニードルアセンブリ収納室を開口部(10)と整列させ、そして
ハウジング上に配設され、そして開口部(10)を選択的にカバーするように適合されたドア(11)を更に含んでなり、ここで、ドア(11)は、開口部(10)をカバーする閉位置(C)と開口部(10)がカバーを取り外される開位置(O)の間で可動であり、そしてここで、ドア(11)が、閉位置(C)に付勢される、
上記ニードルアセンブリ収納デバイス。
【請求項2】
連続したニードルアセンブリ収納室(2)が、ヒンジ(3)を介して連結される、請求項1に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)であって、
ここで、ニードルアセンブリ収納室が、
ニードルハブ(7)を収納する第一の部分、及びニードルハブ(7)に連結された注射針(6)を収納する第二の部分(2.3)を有する収納キャビティ(2.1);及び開口部(2.2)を含む、上記ニードルアセンブリ収納デバイス(8)。
【請求項4】
第二の部分(2.3)が、円形及び三角形の内の一つの断面積を有する、請求項3に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)。
【請求項5】
アレイ(1)が、リング、楕円体及びらせん体の一つとして形成される、請求項1〜4のいずれか1項に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)。
【請求項6】
ニードルアセンブリ収納室(2)の開口部(2.2)が、少なくとも一つの膜(5)で
シールされる、請求項1〜5のいずれか1項に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか1項に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)であって、ハウジングが:
上壁(9);
底壁;及び
上壁を底壁に連結する側壁(9.1);
を含む、上記ニードルアセンブリ収納デバイス(8)。
【請求項8】
請求項7に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)であって、ハウジングは、更に:
上壁(9)及び底壁の一つを側壁(9.1)に連結するヒンジ;及び
上壁(9)及び底壁の一つを側壁(9.1)に選択的にロックするためのコネクタ;
を含む、上記ニードルアセンブリ収納デバイス(8)。
【請求項9】
アクチュエータ(12)が、アレイ上の対応するギヤ式表面と嵌合するギヤ式表面を含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)。
【請求項10】
アクチュエータ(12)の作動が、アレイ(1)を所定のステップ距離(SD)だけ動かす、請求項1〜9のいずれか1項に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)。
【請求項11】
ステップ距離(SD)がニードルアセンブリ収納室の一つの幅に、実質的に、等しい、請求項10に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)。
【請求項12】
請求項1〜11のいずれか1項に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)であって:
作動数が、アレイ(1)中のニードルアセンブリ収納室(2)の数に等しくなった後、アクチュエータ(12)が作動することを阻止するロックを更に含んでなる、上記ニードルアセンブリ収納デバイス。
【請求項13】
請求項1〜12のいずれか1項に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)であって:
ハウジング上に配設され、そしてアレイ(1)中の未使用のニードルアセンブリの数を表示するインジケータを更に含んでなる、上記ニードルアセンブリ収納デバイス。
【請求項14】
請求項1〜13のいずれか1項に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)であって:
アクチュエータ(12)及びアレイ(1)の少なくとも一つの動きを阻止するためのロッキング機構を更に含んでなる、上記ニードルアセンブリ収納デバイス(8)。
【請求項15】
請求項14に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)であって、ロッキング機構は:
アクチュエータ(12)上に形成されたノッチ(12.1);及び
ドア(11)上に形成された突出部(11.2):
を含み、ここで、ドア(11)が、閉位置(C)にあるとき、突出部(11.2)がノッチ(12.1)と係合して、アクチュエータ(12)の作動を阻止する、上記ニードルアセンブリ収納デバイス(8)。
【請求項16】
請求項14に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)であって、ロッキング機構
は:
アレイ(1)上に形成された少なくとも一つの凹部(18);及び
ハウジング内に配設され、そして凹部(18)と係合する第一の位置と凹部(18)との係合を解除する第二の位置の間で可動であるラッチアーム(17);
を含み、ここで、ラッチアーム(17)が第一の位置にあるとき、アレイ(1)の一方向への動きが、阻止される上記ニードルアセンブリ収納デバイス(8)。
【請求項17】
請求項14に記載のニードルアセンブリのデバイス(8)であって、ここで、ロッキング機構は:
複数のはめ歯(19.1)を含む、はめ歯歯車(19);
アクチュエータ(12)上に形成された少なくとも一つの突出部(20);
を含み、ここで、アクチュエータ(12)が第一の方向に動いたとき、少なくとも一つの突出部(20)が、はめ歯(19.1)により偏向され、そしてここで、少なくとも一つの突出部(20)が、アクチュエータ(12)の第二の位置への動きを阻止する複数のはめ歯(19.1)の一つに隣接する、上記ニードルアセンブリ収納デバイス。
【請求項18】
アクチュエータ(12)が、ダイヤルホイール、レバー、スイッチ及びボタンの内の一つである、請求項1〜17のいずれか1項に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)。
【請求項19】
ガイドが、所与の一つのニードルアセンブリ収納室(2)において注射デバイスをニードルアセンブリと整列させるように開口部(10)の周りに形成される、請求項1〜18のいずれか1項に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)。
【請求項20】
アレイ(1)が、射出成形により直線的配置に形成され、ニードルアセンブリで装填され、そして続いて、リング形状に形成される、請求項1〜19のいずれか1項に記載のニードルアセンブリ収納デバイス(8)の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明は、例えば、注射デバイスと使用するためのニードルアセンブリの保存のためのデバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
糖尿病のような疾病を病む患者は、しばしば、注射を自己投与する必要がある。自動注射器又はペン形注射器のような注射デバイスは、自己投与注射を支援するために発展してきた。一般的にそのような注射デバイスは、再使用可能であり、そして感染のリスクを最小化するために、無菌注射ニードルアセンブリで再嵌合される。しかしながら、そのようなニードルアセンブリは、箱に包装されており、それは患者が輸送するのに不便である。この問題を解決するために、ニードルアセンブリ収納デバイスが開発された。便利なニードルアセンブリ収納デバイスは、携帯可能な容器に配置された複数の注射ニードルアセンブリを含む。そのような従来のニードルアセンブリ収納デバイスは、特許文献1及び特許文献2で議論されている。
【0003】
しかしながら、ニードルアセンブリの携帯性を便利な方法で提供し、そして使用済みのニードルアセンブリを処分ことを可能にするニードルアセンブリ収納デバイスに対する必要性が残っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】US第7134550号
【特許文献2】WO第2009/136193号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、ニードルアセンブリを保存し、処分するための改良された手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
例示的な実施態様において、本発明に記載のニードルアセンブリ収納デバイスは、注射デバイスを受けるように適合された開口部を有するハウジング、ハウジング内に可動に配設されたニードルアセンブリ収納室のアレイ(array)、及びアレイの動きを引き起こすように適合されたアクチュエータ、を含み、ここで、アクチュエータの作動が、所与のニードルアセンブリの区画を開口部と整列させる。連続的なニードルアセンブリ収納室は、ヒンジを介して連結され得る。ニードルアセンブリ収納室は、ニードルハブを収納する第一の部分及びニードルハブに連結された注射針を収納する第二の部分、並びに開口部を有する保存キャビティを含む。第二の部分は、円形及び三角形の内の一つの断面積を有してもよい。アレイは、リング、楕円体、及びらせん体の内一つに形成されてもよい。ニードルアセンブリ収納室の開口部は、少なくとも一つの膜でシールされてもよい。
【0007】
ハウジングは、上壁、底壁、及び上壁を底壁に連結するための側壁を含む。ヒンジは、側壁に対して、上壁及び底壁の一つに連結し得て、そしてコネクタは、側壁に対して、上壁及び底壁の一つに選択的にロックし得る。
【0008】
アクチュエータは、アレイ上の対応するギヤ式表面と嵌合するギヤ式表面を含み得る。アクチュエータの作動は、アレイを所定段階の距離を動かし得て、それはニードルアセンブリ収納室の一つの幅に実質的に等しくてもよい。
【0009】
例示的な実施態様において、ニードルアセンブリ収納デバイスは、作動の数がアレイ中のニードルアセンブリ収納室の数に等しくなった後、アクチュエータが作動されることを阻止するためのロックを含み得る。インジケータは、ハウジングの上に配列され、そしてアレイ中の未使用のニードルアセンブリの数を表示し得る。
【0010】
ドアはハウジングの上に配置され、そして開口部を選択的にカバーするように適合され得る。ドアは、開口部をカバーする閉位置から、ドアがカバーを取り外される開位置へ、可動であり得て、そしてドアは、閉位置において付勢され得る。
【0011】
ニードルアセンブリ収納デバイスの例示的な実施態様におけるロッキング機構は、少なくとも一つのアクチュエータ及びアレイの動きを阻止し得る。一つの例示的な実施態様において、ロッキング機構は、ドアが閉位置にあるとき、突出部がノッチと係合し、そしてアクチュエータの作動を阻止するように、アクチュエータ上に形成されるノッチ、及びドア上に形成される突出部を含む。別の例示的な実施態様において、ロッキング機構は、アレイ上に形成された少なくとも一つの凹部、及びハウジングに配置され、そして凹部を係合する第一の位置と凹部との係合を解除する第二の位置の間で可動なラッチアームを含む。ラッチアームが第一の位置にあるとき、アレイの一つの方向への動きが阻止される。別の例示的な実施態様において、ロッキング機構は、複数のはめ歯、及びアクチュエータ上に形成された少なくとも一つの突出部を含む、はめ歯歯車(cog wheel)を含む。アクチュエータが第一の方向に動くとき、少なくとも一つの突出部は、はめ歯により偏向(deflect)され、そして少なくとも一つの突出部が、複数のはめ歯の一つに隣接するとき、アクチュエータの第二の方向への動きが阻止される。
【0012】
アクチュエータは、ダイヤルホイール、レバー、スイッチ及びボタンの内の一つであってもよい。ガイドは、注射デバイスを、ニードルアセンブリ収納室の所与の一つにおいて、ニードルアセンブリと整列させるために開口部の周りに形成され得る。アレイは、射出成形により線状の配置に形成され、ニードルアセンブリで充填され、そして続いて、リング形状に形成され得る。
【0013】
本発明の適用性の更なる範囲は、以下に所与の詳細な記載から明白になるであろう。しかしながら、発明の精神及び範囲内での様々な変更及び改変は、この詳細な記載から当業者には明白になるので、詳細な記載及び具体的な例は、発明の好ましい実施態様を示すが、例証としてのみに与えられると理解されるべきである。
【0014】
本発明は、以下に所与の詳細な記載、及び例証としてのみに与えられ、それ故、本発明を制限するものではない添付図面から、より完全に理解できるようになるであろう:
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明の例示的な実施態様に記載の相互に連結されたニードルアセンブリ収納室の線状アレイの等角図を示す。
【
図2】本発明の例示的な実施態様に記載のニードルアセンブリ収納室の線状アレイのセクションの平面図を示す。
【
図3】本発明の例示的な実施態様に記載の相互に連結されニードルアセンブリ収納室の円形アレイの等角図を示す。
【
図4】本発明の例示的な実施態様に記載のニードルアセンブリ収納室の円形アレイの断面図を示す。
【
図5A】本発明の例示的な実施態様に記載の相互に連結されたニードルアセンブリ収納室のセクションを示す。
【
図5B】本発明の例示的な実施態様に記載の相互に連結されたニードルアセンブリ収納室のセクションを示す。
【
図6】本発明の例示的な実施態様に記載の等角図におけるニードルアセンブリ収納デバイスを示す。
【
図7】開放されたカバーを備えた
図6のニードルアセンブリ収納デバイスの側面図を示す。
【
図8】閉じられたカバーを備えた
図6のニードルアセンブリ収納デバイスの側面図を示す。
【
図9】平面図における
図6のニードルアセンブリ保存デバイスを示す。
【
図10】断面図における
図6のニードルアセンブリ保存デバイスを示す。
【
図11】本発明の例示的な実施態様に記載の断面図におけるニードルアセンブリ保存デバイスを示す。
【
図12】本発明の例示的な実施態様に記載の断面図におけるロッキング機構の詳細を示す。
【
図13】本発明の例示的な実施態様に記載の第一のロッキング手段の詳細を示す。
【
図14A】本発明の例示的な実施態様に記載のニードルアセンブリ収納室のアレイの詳細を示す。
【
図14B】本発明の例示的な実施態様に記載のニードルアセンブリ収納室のアレイの詳細を示す。
【
図15】本発明の例示的な実施態様に記載の第二のロッキング手段の詳細を示す。
【
図16】本発明の例示的な実施態様に記載の第三のロッキング手段の詳細を示す。
【
図17】本発明の例示的な実施態様に記載のニードルアセンブリ収納デバイスの等角図を示す。
【
図18】本発明の例示的な実施態様に記載の断面図におけるニードルアセンブリ収納デバイスを示す。
【
図19】本発明の例示的な実施態様に記載のニードルアセンブリ収納室の円形アレイを示す。
【
図20】本発明の例示的な実施態様に記載のニードルアセンブリ収納デバイスの平面図を示す。
【
図21】断面図における
図21のニードルアセンブリ収納デバイスの例示的な実施態様を示す。
【
図22】本発明の例示的な実施態様に記載のニードルアセンブリ収納デバイスを示す。
【0016】
対応する部分は、全ての図において、同一参照記号で記される。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1は、ニードルアセンブリ収納室2のアレイ1の例示的な実施態様を示す。例示的な実施態様において、アレイ1は線状で、そして連続した保存区画2はヒンジ3で連結され得る。例示的な実施態様において、ヒンジ3は、その開口部近辺で保存区画2に連結するが、しかしながら、当業者は、ヒンジ3が連続した保存区画のいかなる部分の間でも形成され得ることを理解するであろう。ヒンジ3は、一つまたはそれ以上の面において、連続した保存区画2の間で相対的な運動を可能にし得る。例えば、第一収納室は、ヒンジ3の周りの第二の、連続した保存区画に対して回転し得る。アレイ1(及び/又はその部分)は、射出成形により製造され、そして、例えば、高い歪みに抵抗することができる可撓性のプラスチック材料で作られ得る。例えば、ポリアミド、ポリオキシメチレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン又はピロプロピレンのような半結晶性の材料のプラスチック材料が使用され得る。あるいは、熱可塑性のエラストマも使用され得る。更に、ポリエチレン又はピロプロピレンも使用され得る。
【0018】
例示的な実施態様において、アレイ1は、少なくとも二つの異なった材料から、例えば、ツーショット射出成形により製造されてもよい。例えば、ニードルアセンブリ収納室2は、相対的に硬いプラスチック材料から作られ得る、しかるに、ヒンジ3は、より可撓性のある材料、例えば、半結晶性プラスチックから作られ得る。あるいは、アレイ1は、ゴム又はシリコーンから製造され得て、そして、ニードルアセンブリ収納室2は、プラスチックから製造され得る。
【0019】
例示的な実施態様において、ニードルアセンブリ収納室2は、ニードルハブ7に取り付けられた注射針6を保持するように適合された保存キャビティ2.1及び保存キャビティ2.1へのアクセスを提供する開口部2.2を含み得る。例示的な実施態様において、保存区画2は、ニードルハブ7に対応するように、サイズを決めそして形状を決められた第一の円筒部分、円筒部分の遠位が円錐台の部分、及び針6に対応するように、サイズを決めそして形状を決められた円錐台部分の遠位が円錐台の第二の円筒部分2.3を含み得る。アレイ1におけるニードルアセンブリ収納室2の開口部2.2は、一つのサイドから保存キャビティへのアクセスを可能にするために、単一の方向に面してもよく(
図1における例示的な実施態様に示す通り)、又は互いに異なる方向(alternate direction)に面してもよい。
【0020】
図2は本発明に記載のニードルアセンブリ収納室2の例示的な実施態様を示す。この例示的な実施態様において、ニードルアセンブリ収納室2の開口部2.2は、平面で整列させる。しかしながら、
図3で描かれた例示的な実施態様で示す通り、アレイ1は、開口部2.2が放射状に外側に面するリング内に形成され得る。この例示的な実施態様において、リングの湾曲体Lの周囲は、ニードルアセンブリ収納室2の数、ニードルアセンブリ収納室2のサイズ(例えば、幅、及び/又は深さ)、連続したニードルアセンブリ収納室2の配向、及び/又は、ヒンジ3の可撓性の程度で決定され得る。アレイ1の異なった構成(例えば、リング、楕円体、らせん体など)は、異なったハウジング、容器、及び/又は、更に以下で説明する通りのディスペンサで利用されてもよい。
【0021】
アレイ1は、例えば、アレイ1のそれぞれの端部に位置するニードルアセンブリ収納室2の端末終端を相互連結することにより、リング内に形成され得る。端末終端は、一緒に接着されてもよく(化学的に又は機械的に)又は溶着されてもよい。例えば、コネクタ4は、端末端を一緒に、機械的にクリックするために使用してもよい。
【0022】
図4の例示的な実施態様で示す通り、ニードルアセンブリ収納室2の開口部2.2は、除去可能な膜5でシールしてもよい。例示的な実施態様において、膜5は、開口部2.2のそれぞれ一つをカバーするフィルムであってもよい。別の例示的な実施態様において、膜5は、開口部2.2の全てをカバーする連続フィルムであってもよい。膜5は、ニードルアセンブリ収納室2中の未使用のニードルアセンブリのために滅菌シールを提供する。
【0023】
図5A及び5Bは、異なったジオメトリを備えた第二の円筒形部分2.3を有するニードルアセンブリ収納室2の別の例示的な実施態様を示す。この例示的な実施態様において、第二の部分2.3は三角形の断面を有し得る(
図5Bで示す通り)。三角形の断面の使用は、円筒形状の第二の部分2.3に対してスペースを節約できる。例えば、アレイ1がリング(又は、弓形を有する他の形状)内に形成されるとき、連続したニードルアセンブリ収納室2の第二の部分2.3は、交互の方向を有する。その結果、連続した円筒形状の第二部分2.3は、単一の接点(例えば、各円周の一点)のみ有するのに対して、連続した三角形の第二の部分2.3は、全面(三角形のレッグ)で接触し得る。この例示的な実施態様において、アレイ1の湾曲体Lの半径は、ニードルアセンブリ収納室2の第二の部分2.3が円筒形であるアレイ1の湾曲体Lの半径より小さいかもしれない。
【0024】
図6は、ニードルアセンブリ収納室2のアレイ1を収納するためのニードルアセンブリ収納デバイス8の例示的な実施態様の等角図を示す。保存デバイス8は、ニードルアセンブリの用の携帯可能で、滅菌されたレセプタクルを提供する。保存デバイス8は、いかなるサイズであっても、及び/又は、形状であってもよい。例示的な実施態様において、保存デバイス8は、実質的に円形で、そして約3〜6インチの直径、及びアレイ1の幅と実質的に等しい幅を有する。
【0025】
例示的な実施態様において、ニードルアセンブリ収納デバイス8は、側壁9.1により、それぞれの端部で連結された上壁9及び底壁を有するハウジングを含む。上壁9、底壁及び側壁9.1は、保存デバイス8が使い捨てデバイスとして意図するならば、一体的に形成され、及び/又は、シールされる(例えば、機械的に、化学的に、溶着で)。保存デバイス8が再使用され得る例示的な実施態様において、上壁及び底壁の少なくとも一つが、ヒンジ、及び/又は、使用者に保存デバイス8を、例えば、使用済みのニードルアセンブリのアレイ1を、未使用のニードルアセンブリのアレイ1で交換するために、開放することを可能とするコネクタを介して側壁9.1に連結され得る。例えば、
図7における例示的な実施態様で示す通り、側壁9.1は、ベース部材9.2を形成するために底壁と一体的に形成されてもよく、そして上壁9はヒンジ9.4を介してそれに取り付けられるカバー9.3であってもよい。カバー9.3は、アレイ1が交換され得るように開放できる。好ましくは、ロッキング機構は、カバー9.3を閉位置にロックすることを可能とする。
【0026】
開口部10は、アレイ1のニードルアセンブリ収納室2へのアクセスを提供する側壁9.1に形成される。例示的な実施態様において、開口部10の直径は、ニードルアセンブリのニードルハブ7の直径に実質的に等しい。開口部10は、保存デバイス8上に配置されたドア11により選択的にカバーされ得る。
図6で示す例示的な実施態様において、ドア11は側壁9.1に取り付けられ、そして、選択的に、開口部10をカバーする第一の位置(例えば、閉位置C)と開口部10がカバーを取り外される第二の位置(例えば、開位置O)の間を摺動する。第一と第二の位置の間のドア11の動きを助けるために、ドア11は、ハンドル11.1、及び/又は、テクスチャ面(textured surface)を含んでもよい。例示的な実施態様において、ドア11は、手動で第一及び第二の位置に位置してもよい。別の例示的な実施態様において、ドア11は、ばねにより、第一の位置(例えば、閉位置C)において、付勢されてもよい。
【0027】
例示的な実施態様において、ニードルアセンブリ収納デバイス8は、保存デバイス8内でアレイ1を動かすために手動で作動されるように適合されたアクチュエータ12を含む。例示的な実施態様において、アクチュエータ12は、アクチュエータ12の回転がアレイ1の運動を引き起こすようにアレイ1に係合するダイヤルホイールである。例えば、アレイ1は、歯付き端部又は面を含んでもよく、そしてアクチュエータ12は、ギヤ、又はアレイ1の端部/面と嵌合するギヤ式表面を含んでもよい。当業者は、アクチュエータ12がスイッチ、ボタン、レバーなどであってもよいことを理解するであろう。
図9で示す通り、アクチュエータ12は、使用者による作動を容易にするために、及び偶発的な作動を阻止するために、握り面(例えば、ハンドル、ゴム、及び/又は、プラスチックカバー、テクスチャ面など)を含み得る。
【0028】
例示的な実施態様において、アクチュエータ12の運動は、過作動ベースで、事前に定義された範囲の運動、例えば、ステップ距離SDに制限され得る。例えば、アクチュエータ12がダイヤルホイールである例示的な実施態様において、ダイヤルホイールは、ダイヤルホイールの回転が、次の連続したニードルアセンブリ収納室2の開口部2.2を開口部10と整列させるために、アレイ1を定義されたステップ距離SDを動かすのに十分であるように、所定範囲の角度回転に制限され得る。その結果、アクチュエータ12の一つの作動は、一つのニードルアセンブリ収納室2の幅と実質的に等しくなり得るステップ距離でアレイ1を前進させ得る。その結果、アクチュエータ12の一つの作動は、一つのニードルアセンブリ収納室2の幅と実質的に等しくなり得るステップ距離だけアレイ1を前進させ得る。別の例示的な実施態様において、アクチュエータ12(及び/又は、アレイ1)は、例えば、使用者が使用済みのニードルアセンブリを再使用することを企てることができないように、一つの事前に定義された方向への動きに制限され得る。
【0029】
アクチュエータ12は、更に、作動の数がアレイ1中のニードルアセンブリの数に等しくなった後、作動を阻止するロッキング機構を含んでもよい。例えば、ブレーキ又はロックは、アクチュエータ12の更なる作動を阻止する最後の作動の後で、トリガされ得る。
【0030】
例示的な実施態様において、ニードルアセンブリ収納デバイス8は、アレイ1中に残存する未使用のニードルアセンブリの数を表示することができるインジケータ13を含む。一つの例示的な実施態様において、インジケータ13は、アクチュエータ12の各々の作動のために前進される(例えば、低下していく)番号付きダイヤルを含んでもよく、そして、保存デバイス8中のニードルアセンブリの数に等しい数を含む。インジケータ13はまた、ニードルアセンブリの全てが使用されてしまったことを表示する記号(例えば、色、「X」、英数字)を含んでもよい。別の例示的な実施態様において、アレイ1のニードルアセンブリ収納室2は、保存デバイス8上に形成された窓を通して見ることができる番号付きラベルを含んでもよい。
【0031】
図10は、ニードルアセンブリ収納デバイス8の例示的な実施態様の断面図を示す。この例示的な実施態様において、アレイ1はリング内で形成され、そして、軸A上に回転可能に配列される。アレイ1の部分は、アクチュエータ12の回転が軸Aの周りでアレイ1の回転を引き起こすようにアクチュエータ12の部分に係合する。初めての使用より前に、ドア11は、開口部10、及び開口部10と整列されたニードルアセンブリ収納室2の開口部2.2をカバーしていてもよい。ニードルアセンブリ収納室2の残余の開口部2.2は、膜5(例えば、連続テープT)でカバーしてもよい。あるいは、開口部10と整列されたニードルアセンブリ収納室の開口部2.2は、膜5でカバーしてもよく、そして開口部10のカバーを取り外すためにドア11を摺動することは、膜5を開口部2.2から除去することになり得る。
【0032】
開口部10は、注射デバイスの遠位端を受けるように、サイズが決められ、そして形状が決められ得る。例示的な実施態様において、開口部10のリムは、ニードルアセンブリ収納室2中の注射デバイスのニードルハブ7内への注射デバイスの挿入より前に、注射デバイスが開口部2.2と整列させるために向けられているように、開口部2.2に向かって傾斜し得る。係合より前にニードルアセンブリに対して注射デバイスを向きを合わせることは、整列不良の係合(例えば、ミスマッチしたねじ付きアセンブリ)を防ぎ得る。ニードルハブ7は、注射デバイス上の対応するカップリング機構に連結するために、カップリング機構(例えば、ねじ山、バヨネット嵌合、摩擦面、スナップフィット)を含んでもよい。
【0033】
例示的な実施態様において、初めての使用時に、ドア11は閉位置Cから開位置Oへ動き、未使用のニードルアセンブリ14にアクセスすることを提供する。注射デバイスは、開口部10内へ挿入され、未使用のニードルアセンブリ14のニードルハブ7に連結される。ニードルアセンブリが、ニードルアセンブリ収納室2から除去され、そしてドア11は、閉位置Cに戻る。使用後、使用済みのニードルアセンブリ15が、同じニードルアセンブリ収納室2に戻ってもよい。
【0034】
その後の使用のために、アクチュエータ12が作動し、その後のニードルアセンブリ収納室2の開口部2.2は、開口部10と整列させるように、アレイ1は回転する。アレイ1が回転するにつれて、その後のニードルアセンブリ収納室2の開口部2.2をカバーする膜5は、除去され得る。例示的な実施態様において、膜5の第一の端部は、アクチュエータ12の動きに基づいて回転する内部シリンダ16に連結され得る。それ故、アクチュエータ12が動くにつれて、内部シリンダ16が回転し、膜5をニードルアセンブリ収納室2から分離し、そして、膜5を内部シリンダ16の周りに巻く。膜5の分離は、ガイドローラ16.1により達成され得る。ガイドローラ16.1は、開口部10に実質的に隣接する保存デバイス8内に配置され得て、そして膜5は、内部シリンダ16に対して、ガイドローラ16.1の周りに巻かれてもよい。その結果、ニードルアセンブリ収納室2がガイドローラ16.1を通過するにつれて、アレイ1の回転及び内部シリンダ16の反対方向の回転は、膜5をニードルアセンブリ収納室2の開口部2.2から分離させる。
【0035】
当業者により理解される通り、内部シリンダ16の周りに膜5を巻くことは、より小さい力がアクチュエータ12を作動することを必要とするようにアレイ1の動きを容易にし得る。
【0036】
図11は、本発明に記載のニードルアセンブリ収納デバイス8の別の例示的な実施態様を示す。この例示的な実施態様において、ガイドは開口部10の周りに形成され、注射デバイスをニードルアセンブリ収納室2内へガイドする。ガイドは、注射デバイスの遠位部分を受けるようにサイズが決められ、形状が決めら得る。例えば、ガイドは、円筒形であってもよく、そして所定の深さ(例えば、約0.25〜1.0インチ)を有してもよい。
【0037】
図12〜16は、本発明に記載のロッキング機構を含むニードルアセンブリ収納デバイス8の別の例示的な実施態様を示す。
図12に示す例示的な実施態様において、ドア11は、ドア11が閉位置Cにあるとき、アクチュエータ12を係合し、そしてアクチュエータ12が動くのを阻止する突出部11.2を含む。例えば、少なくとも一つのノッチ12.1は、アクチュエータ12上に配置され得て、そして、突出部11.2は、ドア11が閉位置Cにあり、そしてアクチュエータ12の動きを阻止するとき、ノッチ12.1内に嵌合し得る。当業者は、第一のロッキング機構L1(例えば、突出部11.2及びノッチ12.1)が、変化する構造に取り入れられてもよく、そしてアクチュエータ12に直接、係合してもよく、係合しなくてもよいことを理解するであろう。例えば、第一のロッキング機構L1は、起動するとき、アクチュエータ1をアレイ1から一時的に分離し、又はアクチュエータ12をカバーする。
【0038】
図13は、本発明に記載のロッキング機構L1の別の例示的な実施態様を示す。この例示的な実施態様において、
図14A及び14Bで詳細に図示する通り、ロッキング機構L1は、保存デバイス8内に配置されたラッチアーム17及びニードルアセンブリ収納室2のアレイ1上に形成された少なくとも一つの凹部18を含む。
図14Aで示す通り、凹部18はアレイ1のヒンジ3に形成され得る。別の例示的な実施態様において、凹部18はアレイ1の側辺に沿って形成され得る。 当業者は、アレイ1上に形成されるいかなる数の凹部があってもよいことを理解するであろう。好ましくは、連続した凹部18は、ニードルアセンブリ収納室2の幅とほぼ等しい距離で分けられる
【0039】
図14Bで示す通り、ラッチアーム17は、弾性的であり、そして凹部18中の第一の位置において付勢され得る。ラッチアーム17が凹部18にあるとき、 アレイ1の逆方向への動き(アクチュエータ12により引き起こされる運動方向と逆方向)が、阻止される。しかしながら、アレイ1のアクチュエータ12により引き起こされる方向への動きが可能となる。何故ならば、アレイ1のその方向への動きがラッチアーム17を第二の位置に動かし、凹部18と係合を解除し、ラッチアーム17がその後の凹部18に出会うまで、アレイ1の自由運動を可能にする。ラッチアーム17は、使用者が以前に使用したニードルアセンブリにアクセスを得ること及び使用することを阻止し得る。
【0040】
図15は本発明に記載のロッキング機構L2の例示的な実施態様を示す。この例示的な実施態様において、ロッキング機構L2は、アクチュエータ12の動きを所定の方向に制限するために活用される。例えば、アクチュエータ12がダイヤルホイールとして配置されるとき、ロッキング機構L2は、ダイヤルホイールのみが、例えば、ハウジング9内のアレイ1を第一の方向D1に前進させるために、一つの回転方向に回転することを保証する。
【0041】
例示的な実施態様において、ロッキング機構L2は、アクチュエータ12が動くとき、それと一緒に関節回転する内部シリンダ16内に配列される、はめ歯歯車19を含む。はめ歯歯車19は、ダイヤルホイール又は内部シリンダ16の軸に配列された少なくとも一つの突出部20により係合されるように適合された複数の、はめば19.1を含む。突出部20は、はめば19.1の係合を解除し、アレイ1の第一の方向への前進を可能とするために、ダイヤルホイール(又は、内部シリンダ16)が、第一の回転方向R1に回転するとき、弾性的にたわむ。しかしながら、第一の回転方向R1に反対の第二の回転方向R2へ、ダイヤルホイール(又は、内部シリンダ16)に、力がかけられるとき、突出部20は、はめ歯19.1に隣接し、第二の回転方向R2への回転を阻止する。
【0042】
図16は本発明に記載のロッキング機構L3の例示的な実施態様を示す。ラッチアーム21は、保存デバイス8にヒンジを付けて配列され得て、そしてアレイ1(及び/又は、凹部18)に係合するための位置で付勢され得る。ドア11が閉位置Cにあるとき、ラッチアーム21は、アレイ1の面と接触し得るが、アレイ1の動きを阻止し得ない。例えば、ラッチアーム21は、ラッチアーム21が凹部18に出会うまで、アレイ1が動くようにアレイ1との接触を維持し得る。ドア11が開位置Oにあるとき、ラッチアーム21は、凹部18に配列され得て、そしてラッチアーム21の動きは、ドア11の内側に形成された突出部22により阻止され得る。例えば、アレイ1の動きがラッチアーム21をヒンジの周りで回転させ得る、しかし、回転は、ラッチアーム21が突出部に隣接するとき、制限され得る。ラッチアーム21が凹部18との係合を解除し得ないので、ラッチアーム21は、アレイ1の動きを阻止し得る。
【0043】
ロッキング機構は、単独で、又は如何なる組合せでも利用し得ることを、当業者は理解するであろう。
【0044】
図17は、アクチュエータ12がレバーであるニードルアセンブリ収納デバイス8の例示的な実施態様を示す。レバーは、それが保存デバイス8内でアレイ1を動かすための手動作動時に、約90°の角度で枢動するようにばね懸架式であってもよい。手動作動の後、レバーは、ばね(例えば、ねじりばね)により、その元の位置に戻ってもよい。
【0045】
図18は、本発明に記載のニードルアセンブリ収納デバイス8の別の例示的な実施態様を示す。この例示的な実施態様において、アクチュエータ12は、アレイ1上の複数のはめ歯23と嵌合するギヤホイール24(又は歯付き面)を有する軸部材を含むダイヤルホイールである。その結果、ダイヤルホイールの回転は、ギヤホイール24を、保存デバイス内でアレイ1を動かせる。
【0046】
図19は、膜がニードルアセンブリ収納室2の開口部2.2の各々に配列された分離フィルムである、アレイ1の例示的な実施態様を示す。この例示的な実施態様において、分離フィルムは、所与のニードルアセンブリ収納室2が開口部10と整列させるとき、手動で除去され得る。別の例示的な実施態様において、ドア11の内側に形成された突出部20は、ドア11が閉位置Cから開位置Oへ動くとき、開口部2.2からフィルムを除去するために使用し得る。別の例示的な実施態様において、開口部10に隣接する保存デバイス8の内側に形成されるリッジは、フィルムを除去するために使用し得る。例えば、ニードルアセンブリ収納室2がリッジを通過するにつれて、フィルムの部分がリッジにより係合されてもよく、そして、アレイ1の更なる動きが、フィルムの開口部2.2からの分離をもたらす。
【0047】
図20及び21は、保存デバイス8が実質的に楕円状の断面積を有するニードルアセンブリ収納デバイス8の例示的な実施態様を示す。
【0048】
図22は、本発明に記載のニードルアセンブリ収納デバイス8の別の例示的な実施態様を示す。この実施態様において、アレイ1は保存デバイス8に静的に配列され得て、そして保存デバイス8の壁は、ニードルアセンブリ収納室2へのアクセスを可能とするために、アレイ1に対して動き得る。例えば、ニードルアセンブリ収納室2の開口部2.2は、膜5でカバーしてもよい。膜5の第一の端末端は、壁に連結されてもよく。そして膜5の第二の端末端は、アレイ1中のニードルアセンブリ収納室2の最後の一つに連結されてもよい。膜5は、第二の端末端を追いかける(trail)第一の端末端と一緒に、ガイドローラ16.1の周囲180°を包んでもよい。その結果、壁がアレイ1に対して動くとき、膜5の第一の端末端と第二の端末端の間の距離が減少し、そして膜5は、ニードルアセンブリ収納室2の開口部2.2から分離する。例示的な実施態様において、壁がニードルアセンブリ収納室2の幅に実質的に等しい距離を動いた後、ドア11は開放され、そして注射デバイスは、ニードルアセンブリを係合するか、又は除去するために、開口部10内へ挿入され得る。別の例示的な実施態様において、ドア11は開口部10をカバーするために使用され得ない、しかし、ニードルアセンブリの滅菌性は、膜5により維持され得る。
【0049】
当業者は、リング、ローラ、ベアリング、滑剤などは、摩擦を低下させるために利用され、未使用のニードルアセンブリ収納室2から膜5を除去(部分的に)し得る、膜5前面の壁を動かすことになることを理解するであろう。
【0050】
当業者は、本明細書に記載の装置、方法、及び/又は、システム、及び実施態様の様々な構成部材の改変(追加、及び/又は、除去)は、本発明の完全な範囲及び精神から離れることなく実施し得て、それはそのような改変及びいかなる、及び全てのその等価物を包含することを理解するであろう。
【0051】
参照番号リスト
1:アレイ;
2:ニードリアセンブリ収納室;
2.1:キャビティ;
2.2:開口部;
2.3:第二の部分;
3:ヒンジ;
4:コネクタ;
5:膜;
6:注射針;
7:ニードルハブ;
8:ニードルアセンブリ収納デバイス;
9:上壁;
9.1;側壁;
9.2;ベース部材;
9.3:カバー;
9.4:第二のヒンジ;
10:開口部;
11:ドア;
11.1:ハンドル;
11.2:突出部;
12:アクチュエータ;
12.1:ノッチ;
13:窓;
14:滅菌ニードルアセンブリ;
15:使用済みニードルアセンブリ;
16:内部シリンダ;
16.1:ガイドローラ;
17:ラッチアーム;
18:凹部;
19:はめ歯歯車;
19.1:はめ歯;
20:突出部;
21:ラッチアーム;
22:突出部;
23:はめ歯;
24:ギヤホイール;
L:湾曲体;
P:平面;
O:開位置;
C:閉位置;
A:軸;
D:ドライブ;
T:テープ;
L1:第一のロッキング機構;
L2:第二のロッキング機構;
L3:第三のロッキング機構;
D1:第一の方向;
R1:第一の回転方向;
R2:第二の回転方向;
SD:ステップ距離;