特許第5989400号(P5989400)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許5989400-表面仕上げ方法 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5989400
(24)【登録日】2016年8月19日
(45)【発行日】2016年9月7日
(54)【発明の名称】表面仕上げ方法
(51)【国際特許分類】
   B05D 5/06 20060101AFI20160825BHJP
   B05D 1/36 20060101ALI20160825BHJP
   B05D 7/00 20060101ALI20160825BHJP
   E04F 13/02 20060101ALI20160825BHJP
【FI】
   B05D5/06 104C
   B05D1/36 Z
   B05D7/00 L
   E04F13/02 H
   E04F13/02 F
【請求項の数】3
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2012-115214(P2012-115214)
(22)【出願日】2012年5月21日
(65)【公開番号】特開2013-240749(P2013-240749A)
(43)【公開日】2013年12月5日
【審査請求日】2015年5月11日
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 平成24年3月6〜9日に開催された第41回店舗総合見本市「JAPAN SHOP 2012」において、特許出願人は本願の表面仕上げ方法により得られたサンプルを展示公開した。
(73)【特許権者】
【識別番号】000100698
【氏名又は名称】アイカ工業株式会社
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 由英
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 祐司
【審査官】 横島 隆裕
(56)【参考文献】
【文献】 特開2009−209539(JP,A)
【文献】 特開2009−209541(JP,A)
【文献】 特開2005−200487(JP,A)
【文献】 特開平08−309949(JP,A)
【文献】 特開平11−319698(JP,A)
【文献】 特開2010−201356(JP,A)
【文献】 特開2012−077386(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B05D 1/00−7/26
E04F 13/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
下地に、消石灰或いは炭酸カルシウムのいずれか或いは両成分を総量として40〜80重量%含有し、合成樹脂エマルションを樹脂成分が10重量%以下である漆喰調塗材に粒径0.1〜1.5mmの骨材を配合し鏝で平滑にならし、凹凸模様を形成し、金属鏝で隆起部分を押さえ、表面が乾きかけた時に金属鏝にてこすり押さえ、塗膜が乾燥後、平均粒径が10〜60μmである光輝材料を含んだ水系塗料を起毛ローラーに含ませ、転動し、塗布する方法であって、前記凹凸模様の頂部或いは平滑部に光輝材料が付着され、凹部付着が無く、光輝材料が付着しない部分が全体面積の20〜80%であることを特徴とする表面仕上げ方法(ただし、光輝材料を含んだ水系塗料は、30℃でBH型粘度計で、ローター6号2rpm時120±20Pa・s、20rpm時50±10Pa・sで、TI値が1.5〜3.5であるものに限る)
【請求項2】
凹凸模様を形成する手段が、塗膜の表面を刷毛を用いて、叩いて塗膜を凹凸模様とすることを特徴とする請求項1に記載の表面仕上げ方法。
【請求項3】
凹凸模様を形成する手段が、塗膜の表面をプラスチック鏝或いは木鏝で漆喰調塗材に配合した骨材をひっかき転がすことにより筋溝状の凹凸模様とすることを特徴とする請求項1に記載の表面仕上げ方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、漆喰調塗材の表面仕上げ方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
漆喰調塗材は日本、或いは外国ではスイス、イタリア等の大理石調を模したものが使用され、組成が消石灰、大理石粉を含むため、調湿性、結露防止などの機能を有するものが知られている。しかし、仕上げ方法は従来の仕上げを模するものが多く、幅広い環境、デザインに適応するには新規な方法が望まれていた。
【0003】
特許文献1は消石灰、ポリマー成分及び水を含有する塗料組成物であって、塗液またはその乾燥塗膜の(1)容器の中での状態、(2)塗装作業性、(3)低温安定性、(4)塗膜の外観、(5)耐アルカリ性、(6)耐洗浄性、(7)隠蔽率が、JISK5663−1995に規定される少なくとも2種ペイントの性質を満たすものである塗料組成物、上記塗料組成物を塗布して成る塗装物を開示している。
【0004】
特許文献2は従来の磨き漆喰にほとんど遜色のない風合いで、しかも強度等に優れ、かつひび割れ等の発生しにくい磨き漆喰風の壁材が得られる磨き漆喰風壁材組成物を目的として、消石灰100重量部に対して、珪砂30〜70重量部、合成樹脂エマルジョンまたはパウダー樹脂3〜10重量部、すさ0.5〜6重量部、クレイ成分0.5〜5重量部、分散剤0.5〜5重量部、セルロース系増粘剤0.2〜3重量部、消泡剤0.1〜2重量部含有することを特徴とする磨き漆喰風壁材組成物を開示している。
【0005】
特許文献3は塗装模様形成方法として、炭酸カルシウム及びバインダー樹脂を含有し、水と混練してなり、炭酸カルシウムの累積量90%に相当する粒子直径が3〜20μmの範囲内である塗料組成物を、被塗装面の一部又は全部に、1回又は複数回塗りつける工程と、塗りつけられた前記塗料組成物の表面を乾燥させる工程と、塗りつけられた塗料組成物表面をコテ塗りする工程と、を含むもので、簡便、安全、かつ、低コストで、所望の濃淡模様等の塗装模様を現出することができることを開示している。
【0006】
特許文献4及び5は石灰成分を40%以上含有し、合成樹脂成分が10%以下である漆喰調塗材に骨材を配合し塗付後、金属鏝で平滑にならした後塗膜の表面を刷毛を用いて、叩いて塗膜を隆起させ模様を形成或いはプラスチック鏝或いは木鏝で前記骨材をひっかき転がすことにより筋溝状の模様を形成する方法で、調湿、結露防止を向上させると共に意匠性を付与させる表面仕上げ方法となることを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2001−187867号公報
【特許文献2】特開2001−192255号公報
【特許文献3】特開2004−211035号公報
【特許文献4】特開2009−209541号公報
【特許文献5】特開2009−209539号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
解決しようとする課題は、漆喰調塗材の適性を活かし、凹凸模様を形成し、これを押さえて平滑とすることで、光輝材料の光輝特性を増す、模様意匠を引き立てる表面仕上げ方法の提供である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1の発明は、下地に、消石灰或いは炭酸カルシウムのいずれか或いは両成分を総量として40〜80重量%含有し、合成樹脂エマルションを樹脂成分が10重量%以下である漆喰調塗材に粒径0.1〜1.5mmの骨材を配合し鏝で平滑にならし、凹凸模様を形成し、金属鏝で隆起部分を押さえ、表面が乾きかけた時に金属鏝にてこすり押さえ、塗膜が乾燥後、平均粒径が10〜60μmである光輝材料を含んだ水系塗料を起毛ローラーに含ませ、転動し、塗布する方法であって、前記凹凸模様の頂部或いは平滑部に光輝材料が付着され、凹部付着が無く、光輝材料が付着しない部分が全体面積の20〜80%であることを特徴とする表面仕上げ方法(ただし、光輝材料を含んだ水系塗料は、30℃でBH型粘度計で、ローター6号2rpm時120±20Pa・s、20rpm時50±10Pa・sで、TI値が1.5〜3.5であるものに限る)である
【0010】
請求項2の発明は、凹凸模様を形成する手段が、塗膜の表面を刷毛を用いて、叩いて塗膜を凹凸模様とすることを特徴とする請求項1に記載の表面仕上げ方法で、平滑面と点在する凸部の光輝部位が変化に富んだ仕上げが得られる。
【0011】
請求項3の発明は、凹凸模様を形成する手段が、塗膜の表面をプラスチック鏝或いは木鏝で漆喰調塗材に配合した骨材をひっかき転がすことにより筋溝状の凹凸模様とすることを特徴とする請求項1に記載の表面仕上げ方法で、凹部の自由な筋状凹部とその頂部と平滑部とがコントラストに富んだ表面仕上げが得られる。
【発明の効果】
【0012】
本発明は漆喰調塗材の鏝による押さえによる平滑な部分が得られる特性を活かし、この平滑部が光輝材料の光輝が得られる方向が壁の前面にあり、効率の高い光輝感が得られ、凹部は光沢が無く、コントラストが高い、壁への意匠性を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】左官刷毛と方法
図2】実施例2の代用写真である。サイズ20cm×30cmである。左半面は最終仕上のもので、右半面は光輝顔料を含んだ塗料を塗布する際、マスキングをし、剥がしたものである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明は漆喰調塗材に骨材を配合し塗付し鏝で平滑にならし、凹凸模様を形成し、金属鏝で隆起部分を押さえ、表面が乾きかけた時に金属鏝でこすり押さえ、鏝で押さえられない凹部は光沢は無く、当たる部分は平滑で、光沢がある状態となる、この塗面に起毛ローラーに光輝材料を配合した水系塗料を含ませ、転動し、塗布することで、光輝材料が凹部に、比して光輝性を引き立て、意匠性の高い仕上方法である。以下詳細に説明する。
【0015】
石灰成分を40%以上含有し、合成樹脂成分が10%以下である漆喰調塗材は消石灰或いは炭酸カルシウムのいずれか或いは両成分を総量として40%以上含み漆喰調塗材となる第一要素となる。合成樹脂成分10%以下は漆喰塗材の耐水性、乾燥性の欠点を補う目的で、配合されるが、漆喰調塗材の磨き仕上を得る条件となる。合成樹脂の過多配合は塗膜の水蒸気透過性塗材そのものの吸放湿性を失う他、漆喰調塗材の仕上、例えば磨きや、鏝による押さえ等で平滑性が得られないものとなる。
【0016】
漆喰調塗材は消石灰或いは炭酸カルシウムのいずれか或いは両成分を総量として40〜80重量%含有し、充填剤として、炭酸カルシウム粉、大理石粉、珪砂粉等を意匠、塗布適性のため25〜40重量%、着色剤として、顔料を5〜10重量%、粘性等塗料適性を向上させるものとして、増粘剤、分散剤、消泡剤等を2〜5重量%、合成樹脂エマルションを樹脂成分として10重量%以下で、意匠性を得るための塗布作業適性や、耐水性、耐クラック性を向上させるため、配合される。
市販品にジョリパットイタリアートIIJP−70、JP−65、JM−65(アイカ工業(株)、商品名)フィオレンティーノ((株)フッコー、商品名)、ベネチアーノ((株)エバーファースト、商品名)等がある。
【0017】
本発明で用いる骨材は粒径0.1〜1.5mm以内のものが好ましい。この範囲で、凹凸模様が付与されて、鏝の届かない部位の光沢の無さや、砂状感が得られ、鏝作業による適正な押さえ時期の目安を容易なものとする他、鏝の押さえによる磨き状態に支障を与えない。これらの結果、厚みのある模様と効果がえられ、塗膜が厚すぎて、塗膜にひび割れが生じることがない。なお、骨材と塗布厚は使用する骨材により適宜選択する。最も好ましいものとして寒水石2厘がある。添加量は漆喰調塗材に対して10〜150重量%で塗膜は光沢が低いものとなる。
【0018】
光輝材料、アクリル樹脂系エマルション塗料
本発明の光輝材料は金属光沢が得られるもので、鱗片状物質に金属薄膜、酸化チタン、酸化鉄などの金属酸化物の薄膜を付与したもので、雲母に施したパール顔料がある。これらの光輝材料の結合材料の合成樹脂エマルジョンは、アクリル樹脂系エマルション、ウレタン樹脂系エマルション、アクリルシリコン樹脂系エマルション、シリコン樹脂系エマルション等が使用でき、耐侯性が高いアクリル樹脂系エマルションが密着性、耐候性の点で、最も好ましい。アクリル樹脂系エマルション塗料としては例えばYJ−1701D(BASF社、商品名、固形分55%)に消泡剤、増粘剤、水等を配合したものでであり、固形分として10〜19重量%が好ましく、光輝材料を配合して、30℃でBH型粘度計で、ローター6号2rpm時120±20Pa・s、20rpm時50±10Pa・sで、TI値が1.5〜3.5であれば、作業時に沈降することがなく、ウールローラーでの塗布適性が得られ、凹部に塗料が付着することなく仕上げることができ、好ましい。市販品としてJC−50クリヤー(アイカ工業(株)、商品名、アクリル樹脂系仕上げ塗材、固形分16.5重量%、エマルション)がある。
光輝材料としては平均粒径5〜100μmが、塗布適性と得られる光沢で好ましい。市販品の光輝材料として、パール顔料を挙げることができ、Iriodinシリーズ(メルク社、商品名、パール顔料)等がある。この光輝材料はアクリル樹脂系エマルションの液に対して5〜25重量部が好ましい。この範囲で、光輝材料を必要な意匠に応じて適宜配合する。
【0019】
凹凸模様の形成
凹凸模様の形成は、鏝の押さえやこすり押さえにより、得られる頂部や平滑部と凹部が形成され、頂部或いは平滑部とに光輝材料が付着され、凹部付着が無いコントラストが形成されれば良く、光輝材料が付着しない部分が全体面積の20〜80%であると意匠性が高いものとなり、好ましい。
【0020】
特に好ましい凹凸模様の形成方法に、以下の方法がある。
【0021】
平滑に均された面に、塗材が乾かない状態で、塗面を叩き、塗材の粘性と叩く応力により凸部と凹部を形成するもので、刷毛等の角を用いて行うことができる。
【0022】
さらに漆喰調塗材に配合された骨材を応用する方法で、この骨材が引っかかるプラスチック鏝或いは木鏝等を用いて任意の筋状の凹凸を形成する方法である。これらは漆喰調塗材の粘性を活かし、配合された骨材を活かしたものである。上記、方法に限らないが、以下に、詳細を記す。
【0023】
凹凸模様の形成方法は、骨材をプラスチック鏝或いは木鏝で、引っかけることを使ったもので、前記鏝の他、骨材が鏝に引っかかり筋溝が生じれば良く、プラスチック鏝としてはポリスチレン製の鏝などがある。また発泡スチロール等のブロック等の鏝でないものを代用することができる。
他には、塗布直後の未乾燥塗膜を角のあるもので叩き、塗材を隆起させるもので、刷毛の角を使うこともできる。全面、或いは局部、ランダム好みに応じて行う。なお、この際、刷毛はいわゆる左官刷毛が好ましい。刷毛の列数は好みに応じて適宜選択する。また、刷毛形状を角状とし、複数列を有する本発明専用の刷毛を使用しても良い。
【0024】
施工は下地に対して、必要に応じて シーラーを塗布する。
【0025】
凹凸模様の形成方法は、制限するものでは無いが、漆喰調塗材の特性を活かしたものとして、上記方法があり、詳細を記す。漆喰調塗材の塗布量は凹凸模様の形成方法に適した塗布量があり、骨材を引っかける場合(以下Aと記す)は、骨材を配合したもので、0.5〜2.5kg/m、角で叩く方法(以下Bと記す)では、0.5〜3.5kg/mを塗付し、ステンレス鏝等の金属鏝にて平滑にならす。
【0026】
Aとして、上記処理後直ぐに図1の様に刷毛の角で、塗膜表面を叩き塗膜を隆起させる。この処理は全面、或いは局部、ランダム好みに応じて行う。なお、この際、刷毛はいわゆる左官刷毛が好ましい。刷毛の列数は好みに応じて適宜選択する。また、刷毛形状を角状とし、複数列を有する本発明専用の刷毛を使用しても良い。
【0027】
Bとして、上記処理後、プラスチック鏝或いは木鏝で、筋をつける方向に鏝を移動する。要領としては骨材と前記鏝の間で、骨材を転がす様にする。この際、下地の不陸の影響を受けるのでこれを避けたい場合は下地調整をする。
【0028】
上記AやB等で凹凸模様を形成後、表面が乾きかけた時に金属鏝でこすり押さえる。さらに具体的には鏝のエッジ部分でこすり、平滑に押さえる。表面が乾きかける時期は塗布直後の濡れ光沢から塗膜が光沢を失うことにより判る。
【0029】
上記 鏝で押さえた処理を行い、塗膜乾燥後、光輝材料を配合した水系塗材を起毛ローラーに含ませて転動させて塗布する。凹凸模様の凸部に、光輝材料を凸部平滑面に限る場合は中毛、短毛のローラーを使用する。凹部無光沢と光輝材料のコントラストが鮮明なものとなる。
【0030】
以下実施例で、詳細に説明する。なお、23℃相対湿度65%で行った。
【実施例1】
【0031】
石膏ボード(12mm厚、JISA6901相当品)にジョリパットシーラーJS−300(アイカ工業(株)製、アクリル樹脂系固形分70%下塗材、商品名)を150g/m刷毛塗り、乾燥後、ジョリパットイタリアートIIJP−70C91(アイカ工業(株)、商品名、C91は黒色の色番号、漆喰調塗材、エチレン酢酸ビニル樹脂5%、)100重量部に寒水石2厘を前記JP−70に50重量部を加え撹拌し、これを2kg/mステンレス製鏝にて平滑に塗り、左官刷毛JR−76(アイカ工業(株)、商品名)を図1の様に角で叩いて塗膜を隆起させ模様付けを約2割の面積に施し、処理後、約30分後、塗膜が隆起している部分をステンレスゴテで、軽く横方向に押さえ、約60分後、表面が乾燥し始めたら、平坦部を金属鏝のエッジで1〜5回こすり24時間静置乾燥させ、JC−50クリヤーにIriodin100(メルク社、商品名、シルバー、パール顔料)をJC−50クリヤー100重量部に対して25重量部を配合し、これを毛丈約13mmのウールローラーに含ませ、ウールローラーを転動させて塗布した。このときの塗布量は0.2kg/mあった。刷毛で叩いた凹部以外が、平滑で、光沢がある下地となり、仕上後も、光沢のある金属調仕上げとなった。
【実施例2】
【0032】
実施例1のJP−70CC91の2kg/mを1.2kg/mと変え、左官刷毛角で叩いて塗膜を隆起させ模様付する変わりに、スチロールコテを円状に動かし、骨材を転がし、筋状の溝をつけた以外、実施例1と同じに行い、実施例2とした。筋溝状部以外光沢のある金属調となり、筋溝状部の光沢のない部分が金属調部分とコントラストをなし、優れた意匠仕上となった。
【符号の説明】
【0033】
1 漆喰調塗材層
2 左官刷毛の作用部位
3 左官刷毛
4 基材
5 実施例1の処理部位イメージ
図1
図2