【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、Cu、B、Al、Ti、Zr、Sn、V、Mg、Cr、Mn、Co、Y、Mo、Zn及びアルカリ土類金属からなる群より選択される少なくとも1種類の元素を含有する無機化合物、分子内に水酸基を有するバインダー樹脂、
有機添加剤、及び、有機溶剤を含有し、前記有機添加剤は、
炭素数が6以上の炭化水素を有し、オルト位にエステル基及びカルボキシル基を有する化合物であるスラリー組成物である。
【0010】
以下に本発明を詳述する。
【0011】
本発明者らは、無機化合物、バインダー樹脂、有機添加剤、及び、有機溶剤を含有するスラリー組成物において、所定の炭化水素を有する有機添加剤を用いることで、無機化合物の分散性を大幅に改善することができ、長期に渡って高い分散性を維持し、増粘を抑制することが可能なスラリー組成物とできることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0012】
本発明に記載のスラリー組成物は、無機化合物を含有する。
上記無機化合物は、Cu、B、Al、Ti、Zr、Sn、V、Mg、Cr、Mn、Co、Y、Mo、Zn及びアルカリ土類金属からなる群より選択される少なくとも1種類の元素を含有する。なかでも、B及びアルカリ土類金属からなる群より選択される少なくとも1種類の元素を含有することが好ましい。なお、上記アルカリ土類金属は、Ca、Sr、Ba、Raである。
特に、上記元素の酸化物、水酸化物、窒化物、炭化物、炭酸塩、硫酸塩等が挙げられる。具体的には例えば、酸化銅、窒化ホウ素、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化錫、酸化バナジウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、酸化クロム、酸化マンガン、酸化イットリウム、酸化モリブデン、酸化カルシウム、ホウケイ酸ガラス、チタン酸バリウム、窒化アルミニウム、酸化ホウ素、ホウ酸、硫酸チタニル、三塩化チタン等が挙げられる。これらは単独で使用してもよく、2種以上混合して使用してもよい。
【0013】
上記無機化合物は微粒子形状であることが好ましく、特に粒子径が細かいものであることが好ましい。上記無機化合物の平均粒子径は5μm以下であることが好ましい。
【0014】
上記無機化合物の添加量は、上記バインダー樹脂100重量部に対して100〜10000重量部が好ましい。上記無機化合物の含有量が100重量部未満であると、グリーンシートを焼結した際に残渣が多くなり、電気特性が悪化してしまうことがあり、上記無機化合物の含有量が10000重量部を超えると、無機化合物量に対して吸着するバインダー樹脂量が少ないため、十分な分散ができず、スラリーが不均一となって凝集しシートの電気特性を低下させてしまうこととなる。上記無機化合物の添加量のより好ましい下限は250重量部、より好ましい上限は3500重量部である。
【0015】
本発明のスラリー組成物は、バインダー樹脂を含有する。
上記バインダー樹脂は、分子内に水酸基を有するバインダー樹脂である。
【0016】
上記バインダー樹脂としては、例えば、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリアクリル酸、セルロースエーテル、ポリエチレンオキサイド等が挙げられる。なかでも、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂が好ましい。
【0017】
上記ポリビニルアルコール樹脂は、蟻酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニル等のビニルエステルの重合体をケン化することで得られるポリビニルアルコール樹脂であることが好ましい。上記ビニルエステルは、経済的にみると、酢酸ビニルであることがより好ましい。
【0018】
上記ポリビニルアルコール樹脂はまた、上記ビニルエステルとα−オレフィンとの共重合体をケン化することで得られるポリビニルアルコール樹脂であることが好ましい。
上記α−オレフィンとして、例えば、エチレン、プロピレン、イソプロピレン、ブチレン、イソブチレン、ペンチレン、へキシレン、シクロヘキシレン、シクロヘキシルエチレン、シクロヘキシルプロピレンが挙げられる。なかでも、エチレンが好ましい。
また、上記ポリビニルアルコール樹脂として、チオール酢酸、メルカプトプロピオン酸等のチオール化合物の存在下で、上記ビニルエステルとエチレンとを共重合し、その後、ケン化することで得られる末端変性ポリビニルアルコール樹脂を用いてもよい。
【0019】
上記ポリビニルアルコール樹脂を共重合する際、上記α−オレフィンの含有量は、好ましい下限が1モル%、好ましい上限が20モル%である。上記α−オレフィンの含有量が1モル%未満であると、α−オレフィンを添加する効果を得ることができないことがある。上記α−オレフィンの含有量が20モル%を超えると、得られるポリビニルアルコール樹脂の水への溶解性が低下するためにアセタール化反応を行うことが困難になったり、得られるポリビニルアセタール樹脂の疎水性が強くなりすぎ、有機溶剤に対する溶解性が低下したりすることがある。
【0020】
上記ポリビニルアルコール樹脂はまた、本発明の効果を損なわない範囲で、上記ビニルエステル及び上記α−オレフィンに加えて、その他のエチレン性不飽和単量体を共重合することで得られるポリビニルアルコール樹脂であってもよい。
上記その他のエチレン性不飽和単量体として、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、(無水)フマル酸、(無水)マレイン酸、(無水)イタコン酸、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミド、トリメチル−(3−アクリルアミド−3−ジメチルプロピル)−アンモニウムクロリド、アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸及びそのナトリウム塩、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、N−ビニルピロリドン、塩化ビニル、臭化ビニル、フッ化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン、ビニルスルホン酸ナトリウム、アリルスルホン酸ナトリウムが挙げられる。
【0021】
上記ポリビニルアルコール樹脂を共重合する際、上記その他のエチレン性不飽和単量体の含有量は、好ましい下限が1モル%、好ましい上限が30モル%である。上記その他のエチレン性不飽和単量体の含有量が1モル%未満であると、その他のエチレン性不飽和単量体を添加する効果を得ることができないことがある。上記その他のエチレン性不飽和単量体の含有量が30モル%を超えると、得られるポリビニルアセタール樹脂の接着性、塗膜強度、熱分解性等の性質が低下することがある。
【0022】
上記ポリビニルアルコール樹脂は、ケン化度の好ましい下限が80モル%である。上記ケン化度が80モル%未満であると、得られるポリビニルアルコールの水への溶解性が低下するためにアセタール化反応を行うことが困難になることがあり、また、上記ポリビニルアルコール樹脂の水酸基量が少ないとアセタール化反応自体の進行が困難になることがある。
【0023】
上記ポリビニルアルコール樹脂は、重合度の好ましい下限が300、好ましい上限が3500である。上記重合度が300未満であると、形成されるグリーンシートの強度が低くなる等の不具合が生じることがある。上記重合度が3500を超えると、スラリー組成物の粘度が増加し、凝集することによって分散安定性が低下し、焼結後のグリーンシートの電気特性に悪影響を及ぼすことがある。
なお、本明細書中、バインダー樹脂として、ポリビニルアセタール樹脂を用いる場合は、合成前の原料であるポリビニルアルコール樹脂の重合度をポリビニルアセタール樹脂の重合度とする。
【0024】
上記ポリビニルアセタール樹脂は、アルデヒドによりポリビニルアルコール樹脂をアセタール化することで得られるポリビニルアセタール樹脂であることが好ましい。
【0025】
上記アセタール化の方法としては特に限定されず、従来公知の方法を用いることができ、例えば、酸触媒の存在下でポリビニルアルコールの水溶液、アルコール溶液、水/アルコール混合溶液、ジメチルスルホキシド(DMSO)溶液中に各種アルデヒドを添加する方法等が挙げられる。
【0026】
上記アセタール化に用いるアルデヒドとしては特に限定されず、例えば、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、アミルアルデヒド、ヘキシルアルデヒド、ヘプチルアルデヒド、2−エチルヘキシルアルデヒド、シクロヘキシルアルデヒド、フルフラール、グリオキザール、グルタルアルデヒド、ベンズアルデヒド、2−メチルベンズアルデヒド、3−メチルベンズアルデヒド、4−メチルベンズアルデヒド、p−ヒドロキシベンズアルデヒド、m−ヒドロキシベンズアルデヒド、フェニルアセトアルデヒド、β−フェニルプロピオンアルデヒド等が挙げられる。なかでも、アセトアルデヒドとブチルアルデヒドとをそれぞれ単独で用いるか、又は、アセトアルデヒドとブチルアルデヒドとを併用することが好ましい。
【0027】
上記酸触媒としては特に限定されず、有機酸、無機酸のどちらでも使用可能であり、例えば、酢酸、パラトルエンスルホン酸、硝酸、硫酸、塩酸等が挙げられる。
【0028】
上記アセタール化の反応を停止するために、アルカリによる中和を行うことが好ましい。上記アルカリとしては特に限定されず、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム等が挙げられる。
また、上記中和工程の前後に、水等を用いて得られたポリビニルアセタール樹脂を洗浄することが好ましい。なお、洗浄水中に含まれる不純物の混入を防ぐため、洗浄は純水で行うことがより好ましい。
【0029】
上記ポリビニルアセタール樹脂は、アセタール化度の好ましい下限が40モル%、好ましい上限が98モル%である。上記アセタール化度が40モル%未満であると、グリーンシートの柔軟性が不足し、接着力が低下してしまうことがある。上記アセタール化度が98モル%を超えるポリビニルアセタール樹脂は、水への溶解性が著しく低下し、スラリーの凝集を引き起こすため、シートの電気特性に悪影響を与えることがある。
【0030】
上記ポリビニルアセタール樹脂の水酸基量の好ましい下限は2モル%、好ましい上限は60モル%である。上記水酸基量が2モル%未満であると、水への溶解性が著しく低下し、スラリーの凝集を引き起こすため、シートの電気特性に悪影響を与えることがあり、上記水酸基量が60モル%を超えると、グリーンシートの柔軟性が不足し、接着力が低下してしまうことがある。より好ましい下限は10モル%、好ましい上限は50モル%である。
【0031】
上記ポリビニルアセタール樹脂において、アセチル単位の含有量の好ましい下限は0.1モル%、好ましい上限は25モル%である。上記範囲を超えると、原料のポリビニルアルコール樹脂の溶解性が低下し、アセタール化反応が困難となる。
【0032】
本発明のスラリー組成物において、上記バインダー樹脂は、無機化合物100重量部に対して含有量の好ましい下限が1重量部、好ましい上限が100重量部である。上記バインダー樹脂の含有量が1重量部未満であると、無機化合物量に対して吸着するバインダー樹脂量が少ないため、十分な分散ができず、スラリーが不均一となって凝集しシートの電気特性を低下させてしまうことがある。上記バインダー樹脂の含有量が100重量部を超えると、グリーンシートを焼結した際に残渣が多くなり、電気特性が悪化してしまうことがある。より好ましい下限は5重量部、より好ましい上限は85重量部である。
【0033】
本発明のスラリー組成物は、下記式(1)、式(2)及び式(3)からなる群より選択される少なくとも1種類の有機添加剤を含有する。
【化1】
【化2】
【化3】
式(1)〜(3)において、R
1〜R
3は炭素数が2以上の炭化水素であり、n及びmは1〜4の整数を表す。
【0034】
上記有機添加剤を含有することにより、無機化合物とバインダー樹脂との架橋によるスラリー組成物の増粘効果を抑制することができる。
【0035】
上記有機添加剤は、R
1〜R
3が炭素数2以上の炭化水素である。これにより、バインダー樹脂よりも早く無機化合物と架橋し増粘を抑制することができることとなる。上記炭素数2以上であると、立体障害によりバインダー樹脂と無機化合物との架橋を抑制する効果が出る。上記炭素数が大きすぎると、バインダー樹脂よりも早く無機化合物と架橋することが難くなるため、150以下が好ましい。上記炭素数の好ましい下限は3、好ましい上限は150である。より好ましい下限は4であり、より好ましい上限は90である。
上記R
1〜R
3は、炭素数2以上の炭化水素に加えて、酸素等の原子からなる官能基を有していてもよい。
【0036】
上記有機添加剤としては、R
1〜R
3が芳香環を有するものを用いることが好ましい。これにより、芳香環の極性や立体障害により無機化合物と架橋しやすくすることができる。
上記R
1〜R
3が芳香環を有するものを用いる場合、R
1〜R
3は炭素数が2〜10であることが好ましい。
【0037】
上記有機添加剤としては、カルボキシル基及び水酸基の合計数が2以上であるものを用いることが好ましい。これにより、官能基の数が多くなり、無機化合物とより架橋しやすくなることができる。より好ましくは、カルボキシル基及び水酸基の合計数が3以上である。
【0038】
上記有機添加剤としては、パラ位に2つのカルボキシル基を持つジカルボン酸類を用いることが好ましい。これにより、2つのカルボキシル基が、お互いの立体障害の影響を受けることなく無機化合物と架橋することができる。
【0039】
上記有機添加剤としては、オルト位に2つの水酸基、又は、カルボキシル基及び水酸基を有する化合物を用いることが好ましい。これにより、立体的に無機化合物と架橋しやすい形状を分子がとることができる。また、エステル基及びカルボキシル基を有する化合物を用いることが好ましい。
【0040】
上記有機添加剤としては上記式(1)、式(2)及び式(3)からなる群より選択される少なくとも1種類であれば、特に限定されないが、グリセリン、エチレングリコール、へキシレングリコール、ピロカテコール、テレフタル酸、アセチルサリチル酸、フタル酸、サリチル酸、アジピン酸、安息香酸、1,2,4,5−ベンゼンテトラカルボン酸、テレフタル酸二ナトリウム、1,4,5,8−ナフタレンテトラカルボン酸、イソフタル酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2,6−ビスヒドロキシメチル−p−クレゾール、テレフタルアルデヒド等が好ましい。
これらのなかでも、グリセリン、アセチルサリチル酸が特に好ましい。
【0041】
上記有機添加剤の含有量は、上記無機化合物100重量部に対して0.01〜20重量部であることが好ましい。上記有機添加剤の含有量が0.01重量部未満であると、無機化合物と架橋する有機添加剤の量が不充分であり、バインダー樹脂と無機化合物の架橋を防ぐことができず増粘してしまうことがある。上記有機添加剤の含有量が20重量部を超えると、過剰に加えた有機添加剤が無機化合物とバインダー樹脂の吸着をも阻害するため、著しく分散性が低下し、シートの電気特性に悪影響を与えることがある。上記より好ましくは0.05〜8重量部であり、更に好ましくは0.1〜2重量部である。
【0042】
本発明のスラリー組成物には、必要に応じて、分散剤、可塑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、界面活性剤、充填剤等を適宜添加してもよく、場合によってはアクリル樹脂やウレタン樹脂等の他樹脂を少量添加してもよい。
【0043】
本発明のスラリー組成物は有機溶剤を含有する。
上記有機溶剤を含有することで、バインダー樹脂と無機化合物との凝集を緩和させることができ、スラリーの分散性が著しく向上する。
【0044】
上記有機溶剤としては、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、ジプロピルケトン、ジイソブチルケトン等のケトン類、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール等のアルコール類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸ブチル、ブタン酸メチル、ブタン酸エチル、ブタン酸ブチル、ペンタン酸メチル、ペンタン酸エチル、ペンタン酸ブチル、ヘキサン酸メチル、ヘキサン酸エチル、ヘキサン酸ブチル、酢酸2−エチルヘキシル、酪酸2−エチルヘキシル等のエステル類、テルピネオール、ジヒドロテルピネオール、テルピネオールアセテート、ジヒドロテルピネオールアセテート等のテルピネオール及びその誘導体等が挙げられる。これらの有機溶剤は単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
また、上記有機溶剤としては、特にエタノール及びトルエンからなる混合溶媒を用いることが好ましい。上記混合溶媒を用いることによって、スラリー組成物の分散性を更に向上させることができる。
【0045】
本発明のスラリー組成物を製造する方法としては特に限定されず、例えば、上記無機化合物、バインダー樹脂、有機添加剤、水、及び、必要に応じて添加する各種添加剤をボールミル、ブレンダーミル、3本ロール等の各種混合機を用いて混合する方法等が挙げられる。
【0046】
本発明のスラリー組成物を作製する場合、上記無機化合物、有機添加剤及び有機溶剤を添加、混合して無機分散液を作製する工程、上記バインダー樹脂及び有機溶剤を添加、混合して樹脂溶液を作製する工程、及び、上記無機分散液に樹脂溶液を添加する工程を有する方法を用いることが好ましい。
このように、無機分散液と樹脂溶液とを別々に作製、混合する方法を用いることで、一括で混合する方法と比較して、無機化合物の凝集を抑えることができ、それに伴ってバインダー樹脂が凝集し、分散性が低下することを妨げることができる。
【0047】
上記無機化合物として、セラミックを使用した場合、本発明のスラリー組成物を塗工した後、加熱し乾燥させることでセラミックグリーンシートが得られる。このようなセラミックグリーンシートもまた本発明の1つである。
【0048】
本発明のスラリー組成物を塗工する場合の方法としては、特に限定されず、例えば、ロールコーター、ダイコーター、カーテンコーター等の方法が挙げられる。なお、その他の具体的な方法については、従来公知の方法を用いることができる。
【0049】
本発明のセラミックグリーンシートを用いて、セラミック電子部品を製造することができる。例えば、セラミックグリーンシートの表面に電極層用ペーストを塗工する工程、電極層が形成されたセラミックグリーンシートを積層し加熱圧着して得られた積層体を脱脂、焼成する工程を行うことで、セラミック電子部品を製造することができる。
【0050】
上記セラミック電子部品としては特に限定されず、例えば、積層セラミックコンデンサ、積層セラミックインダクタ、キャパシタ、圧電アクチュエーター、積層バリスタ、積層サーミスタ、EMIフィルタ、窒化アルミニウム多層基板、アルミナ多層基板等が挙げられる。