(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
ネットワーク上の一部のノードに、監視データの送信機能および受信機能の少なくとも一方を備えた複数の品質監視装置を接続し、前記送信機能から受信機能へ複数の監視用パスを通して監視データを送信し、その到達性に基づいて障害リンクを特定する障害管理装置において、
監視用パスが頂点で表現され、2本の監視用パスの通過するリンクが前記2つの頂点を接続する辺で表現される組合せグラフに基づいて監視用パス群を設定する監視用パス設定手段を具備し、
前記監視用パス設定手段が、
監視対象ネットワークのトポロジに基づいて、各行がネットワークの各リンクに対応し、各列が監視用パスに対応し、各行列の交差欄に、各リンクを各監視用パスが通過するか否かの情報が登録された初期組合せ表を生成する手段と、
前記初期組合せ表に基づいて監視用パス群を決定する監視用パス決定手段とを具備し、
前記初期組合せ表を生成する手段は、内部に3つ以下の頂点で構成される閉路を含まない組合せグラフに対応した初期組合せ表を生成することを特徴とする障害管理装置。
前記初期組合せ表を生成する手段は、内部に4つ以下の頂点で構成される閉路を含まない組合せグラフに対応した初期組合せ表を生成することを特徴とする請求項1に記載の障害管理装置。
前記監視用パス決定手段は、前記初期組合せ表において、各監視用パスのパスセグメントが相互に連続することで、より少ない本数に集約されて各パスセグメント長がより長くなるように、更に各パスセグメントの発着ノードを一致させて、品質監視装置を接続する必要がある端点ノード数が削減されるように、ランダムに選択した2つの行に関して、通過する監視用パス組の入れ替えを繰り返し、当該入替後の各パスセグメントを監視用パスに決定することを特徴とする請求項1または2に記載の障害管理装置。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明が適用されるネットワークの構成を示したブロック図であり、監視対象のネットワークNWは、多数のノード装置nと、各ノード装置nを相互に接続する多数のリンクとから構成されている。
【0017】
本発明では、監視データの送信機能(t)および受信機能(r)の少なくとも一方を備えた複数の品質監視装置1が、それぞれ任意のノード装置nに接続されており、送信機能を備えた品質監視装置1(t)から受信機能を備えた品質監視装置1(r)まで監視用パスが設定される。なお、本実施形態では全ての品質監視装置1が監視データの送信機能(r)および受信機能(r)のいずれも備えているものとして説明する。
【0018】
障害管理装置2は、監視データ送信機能(t)を備えた各品質監視装置1(t)に対して、監視用パスの設定および当該監視用パスを通した監視データの送信を要求する。監視データ受信機能を備えた品質監視装置1(r)は、監視用パスを通して受信した監視データの品質を監視し、品質劣化が検知されたパスに関して障害検出パス情報を生成し、これを障害管理装置2へ通報する。障害管理装置2は、品質劣化が検知された監視用パス情報、および各監視用パスが通過するリンクに関する監視用パス経路情報から障害リンクを特定する。
【0019】
これにより、リンク毎に品質監視装置1を設ける場合と比較して、必要な品質監視装置数の削減が図られる。前記障害管理装置2は、ネットワークNW上の各品質監視装置1と通信するための入出力インターフェースおよびそのアプリケーションが実装されたコンピュータで実現できる。
【0020】
本発明では、任意の単一リンクが保守中であっても、全ての単一リンク障害の発生箇所を特定できるような、監視用パス帯域および端点ノード数の少ない監視用パス群が、前記障害管理装置2における経路計算により設定される。すなわち、本発明では任意の単一リンクを保守している間に発生し得る全ての単一リンク障害を特定するための、監視用パス帯域および端点ノード数が最少となる監視用パス群が、後述する組合せグラフを利用することで設定される。
【0021】
本発明ではさらに、全ての単一リンク障害および2重リンク障害の発生箇所を特定できるような、監視用パス帯域および端点ノード数の少ない監視用パス群が、前記障害管理装置2における経路計算により設定される。すなわち、本発明では全ての単一リンク障害および2重リンク障害を特定するための、監視用パス帯域および端点ノード数が最少となる監視用パス群が、後述する組合せグラフを利用することで設定される。
【0022】
図2は、前記障害管理装置2の主要部の構成を示したブロック図であり、各監視用パスが頂点で表現され、2本の監視用パスの通過するリンクが当該2頂点を端点とする辺で表現される組合せグラフに基づいて監視用パス群を設定する監視用パス設定部21と、各品質監視装置1から各監視用パスに監視データを送信させて障害リンクを特定するリンク障害特定部22とを含む。
【0023】
前記リンク障害特定部22は、前記設定された複数の監視用パスに各品質監視装置1(t)から監視データを送信させ、当該監視データが品質監視装置1(r)に到達しないパス上、および監視データの到達が非常に遅いか、到達した監視データの誤り率が非常に高いパス上に障害が発生したと判定し、障害が発生している監視用パスが通過し、かつ障害が発生していない監視用パスが通過していないリンクを障害リンクと特定する。
【0024】
前記監視用パス設定部21において、トポロジ取得部201は、監視対象ネットワークの物理的なトポロジを取得する。初期組合せグラフ生成部202は、監視対象ネットワークのトポロジに基づいて、各行がネットワークの各リンクに対応し、各列が監視用パスに対応し、各行列の交差欄に、各リンクを各監視用パスが通過するか否かの情報が登録された初期組合せ表を生成する。すなわち、初期組合せ表の各行は、各リンクを通過する監視用パスの組(監視用パス組)を示している。
【0025】
本実施形態では、後に詳述するように、任意の単一リンクの保守を行っている間の全ての単一リンク障害を特定する場合は、内部に3つの頂点以下で構成される閉路を含まない組合せグラフに対応した初期組合せ表(
図5)、あるいは全ての単一リンク障害および二重リンク障害を特定する場合は、内部に4つ以下の頂点で構成される閉路を含まない組合せグラフに対応した初期組合せ表(
図8)が生成される。
【0026】
監視用パス決定部203は、後に詳述するように、前記初期組合せ表で暫定的に定義されている、各監視用パスを構成している多数の監視用パスセグメントが、相互に連続することで、より少ない本数に集約されて各パスセグメント長がより長くなり、更に各監視用パスセグメントの発着ノードを一致させて、品質監視装置を接続する必要がある端点ノード数が削減されるように、前記初期組合せ表を操作して最終の組合せ表を作成し、この最終の組合せ表で定義される複数の監視用パスセグメントを新たに監視用パス群に決定して前記リンク障害特定部22へ通知する。
【0027】
図3は、本発明の一実施形態に係る監視用パスの設定手順の概要を示したフローチャートであり、ステップS1では、障害監視用パス群の端点ノード数や各監視用パスの連結性を考慮せずに、リンク障害の発生箇所を特定可能な監視用パス群に関して、各リンクを通過する監視用パス組を示す初期組合せ表が作成される。
【0028】
ステップS2では、任意の監視用パス組を繰り返し入れ替えることにより、監視用パスセグメントを連結させて監視用パスセグメント数を最小化し、更に監視用パス群の端点ノード数の削減された最終組合せ表が作成される。この最終組合せ表は、算出された監視用パス群の経路を示す。本発明により、リンク障害の発生箇所を特定できる、監視用パス帯域および端点ノード数の少ない最小本数の監視用パス群の経路を少ない計算量で算出できる。
【0029】
図4,5は、監視対象のネットワークと、当該ネットワークに関して作成される初期組合せ表の一例を示した図であり、前記ステップS1において作成される初期組合せ表は、縦に並ぶ各行が、監視対象ネットワークを構成する各リンクに対応し、横に並ぶ各列が、各監視用パスに対応する。あるリンク(i,j)を、ある監視用パスA,B,C,D…が通過する時、初期組合せ表の対応する行列欄の要素が"1"となり、通過しない時は"0"となる。すなわち、初期組合せ表の各行は、各リンクを通過する監視用パス組を示す。初期組合せ表の作成手順は、障害監視用パス群が発生個所を特定するリンク障害シナリオの種類によって異なる。
【0030】
次いで、
図6,7のフローチャートを参照して、初期組合せ表の作成手順を説明する。本実施形態では、監視用パス帯域を最小化するために、各リンクを通過する監視用パスが2本に限定される。さらに、各監視用パスが頂点で表現され、各リンクが、これを通過する2本の監視用パスに対応する2つの頂点を接続する辺で表現される組合せグラフを用いて初期組合せ表が作成される。
【0031】
図6は、監視用パス群によって任意の単一リンクの保守中に発生する全ての単一リンク障害を特定する場合の初期組合せ表の作成手順を示したフローチャートであり、ここでは、内部に3つ以下の頂点で構成される閉路を含まない組合せグラフとして、辺数(リンク数)に対する頂点数(監視用パス数)が最小となる完全2部グラフに対応した組合せグラフを使って初期組合せ表が作成される。
【0032】
すなわち、組合せグラフにおける頂点を1個ずつ追加し、完全2部グラフの形で接続できる既存の頂点と辺で接続する。既存の頂点との接続は、より新しく追加された既存の頂点から行っていく。
図6のフローチャートでは、組合せグラフに新しく追加した頂点に対応する監視用パスに対応する初期組合せ表の列が変数pで表され、接続可能な既存の頂点に対応する監視用パスに対応する初期組合せ表の列が変数p'で表される。
【0033】
ステップS101では、行数が監視対象ネットワークの総リンク数Lに等しく、列数が十分に大きな数Pに等しい表が作成され、全ての要素に"0"が書き込まれる。ステップS102では、注目行を指定する行変数lに"0"がセットされ、注目列を指定する第1列変数pに"1"がセットされる。
【0034】
ステップS103では、第1列変数pがインクリメントされる。ステップS104では、第1列変数pから"1"を減じて第2列変数p'が求められる。ステップS105では、行変数lがインクリメントされる。ステップS106では、l行のp列およびp'列に"1"が書き込まれる。
【0035】
ステップS107では、現在の行変数lと総列数Lとが比較され、初めはl<Lと判定されるのでステップS108へ進み、第2列変数p'がデクリメント(-2)される。ステップS109では、p'>0であるか否かが判定される。p'>0であれば前記ステップS105へ戻り、p'>0でなければ前記ステップS103へ戻る。
【0036】
なお、前記ステップS107において、l<Lではないと判定されるとステップS110へ進み、最後に"1"が書き込まれた第p列よりも大きい、全く"1"が書き込まれなかった第p''(> p)列が削除される。
【0037】
このように、本実施形態では、監視用パス群によって任意の単一リンクの保守中に発生する全ての単一リンク障害を特定する場合は、内部に3つ以下の頂点で構成される閉路を含まない組合せグラフに対応した初期組合せ表が構成される。
【0038】
なお、内部に3点以下で構成される閉路を含まない組合せグラフに対応する初期組合せ表であれば、
図6以外の手順で作成された初期組合せ表でも、任意の単一リンクの保守中に発生する全ての単一リンク障害を特定できる、各リンクを通過する2本の監視用パス組を与える。なお、前記
図5に示した初期組合せ表は、上記の手順で生成されている。
【0039】
図7は、監視用パス群によって全ての2重リンク障害を特定する場合の初期組合せ表の作成手順を示したフローチャートであり、ここでは、内部に4つ以下の頂点で構成される閉路を含まない組合せグラフ対応した初期組合せ表が作成される。
【0040】
すなわち、組合せグラフにおける頂点を1個ずつ追加し、内部に4つの頂点以下で構成される閉路を含まない形で接続できる既存の頂点と辺で接続する。既存の頂点との接続は、より新しく追加された既存の頂点から行っていく。
図7のフローチャートでは、組合せグラフに新しく追加した頂点に対応する監視用パスに対応する初期組合せ表の列が変数pで表され、接続可能な既存の頂点に対応する監視用パスに対応する初期組合せ表の列が変数p'で表される。
【0041】
ステップS151では、行数が監視対象ネットワークの総リンク数Lに等しく、列数が十分に大きな数Pに等しい表が作成され、全ての要素に"0"が書き込まれる。ステップS152では、注目行を指定する行変数lに"0"がセットされ、注目列を指定する第1列変数pに"1"がセットされる。
【0042】
ステップS153では、第1列変数pがインクリメントされる。ステップS154は、第1列変数pから"1"を減じて第2列変数p'が求めらる。ステップS155では、行変数lがインクリメントされる。ステップS156では、l行のp列およびp'列に"1"が書き込まれる。
【0043】
ステップS157では、現在の行変数lと総列数Lとが比較され、初めはl<Lと判定されるのでステップS158へ進む。ステップS158では、pの偶奇が判定され、奇数でなければステップS153へ戻り、奇数であればステップS159へ進んで第2列変数p'がデクリメント(-3)される。ステップS160では、p'>0であるか否かが判定される。p'>0であれば前記ステップS155へ戻り、p'>0でなければ前記ステップS153へ戻る。
【0044】
なお、前記ステップS157において、l<Lではないと判定されるとステップS161へ進み、最後に"1"が書き込まれた第p列よりも大きい、全く"1"が書き込まれなかった第p''(> p)列が削除される。
【0045】
なお、内部に4点以下で構成される閉路を含まない組合せグラフに対応する初期組合せ表であれば、
図7以外の手順で作成された初期組合せ表でも、全ての2重リンク障害を特定できる、各リンクを通過する2本の監視用パス組を与える。
【0046】
図8は、前記
図4に示した監視対象ネットワークに対して、
図7の手順によって作成した初期組合せ表を示している。
図8に示した初期組合せ表の段階では、少なくとも11本の監視用パスが必要となる。
【0047】
ところで、初期組合せ表における各監視用パスは、実際の監視対象ネットワーク上で互いに隣接するリンクを通過しているとは限らない。すなわち、初期組合せ表における各監視用パスは、連結するリンクを通過する複数の監視用パスセグメントに分割できる。
図5の初期組合せ表においては、監視用パスセグメント数は16本となる。また、
図8の初期組合せ表においては、監視用パスセグメント数は17本となる。
【0048】
ステップS2では、初期組合せ表の上で、繰り返し任意の2つの行を入れ替えることにより、複数の監視用パスセグメントを連結させて監視用パスセグメント数を最小化し、更に各監視用パスセグメントの発着ノードを一致させて、監視用パスセグメントが発着して品質監視装置を接続する必要がある端点ノード数を削減した最終組合せ表を導出する。最終組合せ表における各監視用パスセグメントが1本の監視用パスに対応し、監視用パス群の経路計算結果は、最終組合せ表によって与えられる。
【0049】
図9は、前記ステップS2において、初期組合せ表から最終組合せ表を導出する手順を示したフローチャートである。
【0050】
ステップS201では、初期組合せ表において、監視対象ネットワーク上で連続する監視用パスのセグメント数M0および監視用パスセグメントの端点ノード数T0がカウントされる。ステップS202では、監視用パス組の入替回数Cをカウントする入替回数カウンタがリセットされる。ステップS203では、前記初期組合せ表から2つの行がランダムに選択される。ステップS204では、選択された2つの行を入れ替えた場合の、監視対象ネットワーク上で連続する監視用パスセグメント数M1および監視用パスセグメントの端点ノード数T1がカウントされる。
【0051】
例えば、ステップS203において2つのリンク(2,4),(3,6)が選択されると、ステップS204では、前記初期組合せ表において、リンク(2,4)の監視用パス組[00011000]とリンク(3,6)の監視用パス組[10000100]とが入れ替えられる。これにより、
図10に示したように、4つの監視用パスA,D,E,Fにおいてパスセグメントが変化する。
【0052】
図11は、各監視用パスA,D,E,Fおいてパスセグメント数が変化する様子を一覧表示した図であり、監視用パスAでは、入替前の独立した1つのパスセグメント{7-8}および連続した1つのパスセグメント{1-2-3-6}の計2つ[同図(a)]が、入替後は独立した2つのパスセグメント{7-8},{2-4}および連続した1つのパスセグメント{1-2-3}の計3つ[同図(b)]となるので、パスセグメントの増減数は「+1」となる。このように、本実施形態では一筆書できないパスセグメント群は、一筆書できる部分とできない部分との複数のパスセグメントにカウントされる。一方、端点ノード数は{1,6,7,8}の計4つ[同図(a)]から、{1,2,3,4,7,8}の計6つ[同図(b)]に変化する。
【0053】
監視用パスDでは、入替前の独立した1つのパスセグメント{1-8}および連続した1つのパスセグメント{3-2-4-5}の計2つ[同図(c)]が、入替後は独立した2つのパスセグメント{1-8},{4-5}および連続した1つのパスセグメント{2-3-6}の計3つ[同図(d)]となるので、パスセグメントの増減数は「+1」となる。一方、端点ノード数は{1,3,5,8}の計4つ[同図(a)]から、{1,2,4,5,6,8}の計6つ[同図(b)]に変化する。
【0054】
監視用パスEでは、入替前の独立した1つのパスセグメント{2-4}および連続した1つのパスセグメント{5-7-2-6}の計2つ[同図(e)]が、入替後は連続した1つのパスセグメント{3-6-2-7-5}となるので[同図(f)]、パスセグメントの増減数は「−1」となる。一方、端点ノード数は{2,4,5,6}の計4つ[同図(a)]から、{3,5}の計2つ[同図(b)]に変化する。
【0055】
監視用パスFでは、入替前の独立した2つのパスセグメント{3-6},{2-7}および連続した1つのパスセグメント{4-3-8}の計3つ[同図(g)]が、入替後は連続した1つのパスセグメント{7-2-4-3-8}となるので[同図(h)]、パスセグメントの増減数は「−2」となる。一方、端点ノード数は{2,3,4,6,7,8}の計6つ[同図(a)]から、{7,8}の計2つ[同図(b)]に変化する。
【0056】
したがって、今回の行入れ替えによるパスセグメント数の変化は「−1」となるので、ステップS205では、パスセグメントMが減少したと判定されてステップS208へ進む。ステップS208では、前記入れ替えが初期組合せ表に反映される。ステップS209では、前記カウント値をリセットしてステップS203へ戻る。
【0057】
これに対して、パスセグメント数が減少していなければステップS206へ進む。ステップS206では、パスセグメント数が一定(±0)であるか否かが判定される。ここでは一定ではないと判定されるのでステップS210へ進み、入替回数Cがインクリメントされる。ステップS211では、入替回数Cが上限閾値Cthと比較され、入替回数Cが上限回数Cthに達していなければ、ステップS203へ戻って上記の各処理が繰り返される。
【0058】
これに対して、前記ステップS206において、入れ替えの前後でパスセグメント数が不変(±0)であると判定されるとステップS207へ進み、監視用パスセグメントの端点ノード数Tが減少したか否かが判定される。減少していれば前記ステップS208へ進み、減少していなければ前記ステップS210へ進む。仮に
図10の入れ替えで、パスセグメント数が一定であり、ステップS207へ進んだ場合、入れ替えによっても全ノードが端点ノードであることは変わらないので、端点ノード数は減少せず、ステップS210へ進む。
【0059】
本実施形態では、上記の手順により最終的に得られた各パスセグメントを新たに監視用パスと見なすことにより、監視用パス帯域および端点ノード数の少ない最小本数の監視用パスセグメント群が得られる。すなわち、監視用パス帯域および端点ノード数の少ない最小本数の監視用パス群の経路を決定できる。
【0060】
図12に、
図5の初期組合せ表から導出された最終組合せ表を示す。最終的に、監視用パス群は8本となり、監視用パス群の端点ノード数は5ノードとなる。また
図13に、
図7の初期組合せ表から導出された最終組合せ表を示す。最終的に、監視用パス群は11本となり、監視用パス群の端点ノード数は6ノードとなる。