【実施例1】
【0017】
図1は、本発明の一実施例における車両用シフト操作装置10の要部を構成する、組付前のシフトレバー12、軸受部材14および本体部材16をそれぞれ別々に示す斜視図である。車両用シフト操作装置10は、基端に球状基端部18を有し、先端部に図示しないノブが取付けられるシフトレバー12と、球状基端部18の表面と摺接可能な球状軸受け面20を有する円筒形状の軸受部材14と、軸受部材14が嵌め付けられる取付穴22を有し、車室のフロアなどに固定される本体部材16とを備えている。シフトレバー12は、軸受部材14に摺接可能に支持された球状基端部18の中心まわりに、シフト方向およびセレクト方向に回動可能に本体部材16に立設されている。シフトレバー12の球状基端部18が固設された基端部側には、シフト操作を自動変速機に伝達するためのシフトケーブル23が連結されている。また、球状基端部18は、その表面から車両の後方すなわちシフトレバー12のシフト方向の一方にあたる操作方向へ突き出した長方形状の平板状の案内突起24を有している。本体部材16は、その取付穴22の内壁が上記シフト操作方向の一方へ凹むように形成された直方体形状の案内溝26を備え、シフトレバー12のシフト方向およびセレクト方向への操作を許容するように案内突起24が案内溝26によって案内されるとともに、シフトレバー12の軸回りの回転が防止されるようになっている。
【0018】
図2は、軸受部材14を拡大して示す斜視図である。軸受部材14は、たとえばポリアセタール樹脂から形成された4つの分割部材28aないし28dが、球状基端部18が嵌められた状態で、その径方向の外側へ凸となる円弧状の内壁によって球状の内壁すなわち球状基端部18を摺接可能に受ける球状軸受け面20を備えるとともに、上方に球状基端部18からシフトレバー12が突き出される開口30が設けられるように、組み合わされて構成される。シフトレバー12のシフト操作方向の一方側すなわち車両の後方側の分割部材28dには、案内突起24が軸受部材14と干渉されることなく、本体部材16の案内溝26に案内されるための切欠32が形成されている。切欠32の上方には、軸受部材14の切欠32にあたる外周方向の両端部を連結し、分割部材28dの切欠32まわりの強度を高めるためのカバー34が備えられている。また、分割部材28aないし28dのそれぞれには、球状基端部18が球状軸受け面20に受けられた状態で、本体部材16に対して球状基端部18の径方向へ軸受部材14を弾性変形可能とする爪部36がその外周の側壁に対して少なくとも1つ、合計5つ設けられており、1つは車両前方側、残りの4つのうち2つは上記車両前方側に配された爪部36を挟んで左右斜め前方45度の位置、残りのもう2つは左右斜め後方45度の位置に配されている。
【0019】
図3は、シフトレバー12の球状基端部18の長方形平板状の案内突起24を水平方向に切断した平面視断面図である。球状基端部18は軸受部材14を介して本体部材16に取付けられている。車両後方側の分割部材28dに設けられた切欠32から突き出された球状基端部18の案内突起24がその側壁が対向する本体部材16の案内溝26の内壁との間隔が小さくされて本体部材16の案内溝26との間のガタが小さくされている。また、平板状の案内突起24の球状基端部18から車両後方への突き出し方向はシフトレバー12の軸心と略垂直である。
【0020】
図4は軸受部材14に設けられた爪部36を通り、且つ水平面に垂直な平面により切断した断面図である。球状基端部18を球状軸受け面20で受けた軸受部材14は、そのプレロード用当接面38の径は本体部材16に取り付けられていない状態のプレロード用当接面38の径よりも小さくされて、すなわち爪部36が径方向内側へ撓んだ状態で、プレロード用当接面38および抜止め用当接面40が本体部材16のプレロード用当接面42および抜止め用当接面44に当接されて、本体部材16に取付けられる。そのため、軸受部材14は爪部36の弾性復帰力により、本体部材16のプレロード用当接面42から径方向内側への予圧を受ける。ここで、本体部材16に取付けられた軸受部材14は爪部36の弾性復帰力が大きくなる方向、すなわち、爪部36の撓みが大きくなる方向に本体部材16に対して径方向へ弾性変位可能である。また、軸受部材14の嵌合部46は本体部材16の凹部47に締まり嵌めされる。
【0021】
図5はシフトレバー12の球状基端部18をその球心Sおよび案内突起24の幅方向の中心を通る中心線Cとともに示す平面図である。球状基端部18は、たとえばガラス繊維で強化されたナイロン樹脂などから形成されている。案内突起24は、案内溝26の内壁面に対向する側面が、球状基端部18の球心Sをとおり且つ案内突起24の幅方向の中心線Cを中心軸とする部分円筒面に形成された長方形平板状である。
【0022】
図6はシフトレバー12がセレクト方向の一方へ操作されていない状態の球状基端部18の案内突起24近傍を軸受部材14および本体部材16とともに示す拡大断面図である。軸受部材14の案内突起24を挟んで相対向する本体部材16の案内溝26の内壁面は相互に平行な面であり、その間隔は案内突起24の幅方向の中心線C方向に等しくされている。球状基端部18の案内突起24の先端部すなわち、案内突起24の先端から球心方向への所定位置Aまでの所定長さL1において、本体部材16の案内溝26の内壁面とそれに対向する案内突起24の側壁面との間隔はシフトレバー12がシフト方向の一方へ操作された際に相互に干渉しない程度且つシフトレバー12が軸回りに回転されてもガタ感なく該回転が抑止される程度に小さな一定の距離をもつように、案内突起24の側壁面は案内溝26の相互に平行な内壁面に対して平行に形成されている。要するに、中心線Cを中心とする部分円筒面に形成された案内突起24の幅寸法が最も大きくなる所定長さL1の先端部と、案内突起24の側壁面に対向する案内溝26の内壁面との間隔が上記一定の距離を持つように案内突起24の側壁面は形成されている。そして、所定位置Aから所定長さL2の案内突起24の基端部においては、案内突起24の中心線Cと平行な線であって、案内突起24の所定長さL1の先端部の側壁面上の線を所定位置Aから球心S側へ延長した線と、案内突起24の所定位置Aから基端部側の所定長さL2の側壁面上の線とが成す角度が所定角度αとなるように、案内突起24は所定位置Aから基端部へ近づくほど小さくなるように形成されている。要するに、所定位置Aから案内突起24の基端部の所定長さL2の側壁面とそれに対向する案内溝26の内壁面との間隔は、所定位置Aから案内突起24の所定長さL1の先端部における側壁面とそれに対向する案内溝26の内壁面との間隔よりも大きくなるように、案内突起24がテーパ状に形成されている。上記所定角度αは、軸受部材14の本体部材16に対する径方向への変位限界まで最大に弾性変位されることにより、軸受部材14に受けられた球状基端部18が径方向外側へ最大まで変位させられても、球状基端部18の案内突起24は本体部材16の内壁面に強く干渉しないように構成され、その案内突起24の基端部への応力集中が回避されるようになっている。
【0023】
図7は、シフトレバー12を貫通させる案内穴48を有し、そのシフトレバー12をP、R、N、D、M、+、−ポジションのいずれかに案内する板状部材であるシフトゲート50の構成を模式的に示す図である。シフトゲート50は
図7におけるシフト方向が車両の前後方向となるように車室に設置されており、シフトレバー12がシフトゲート50を介して、シフト方向およびセレクト方向へ操作可能に車室に立設されている。
【0024】
図8は、シフトレバー12を車両の右方向すなわちセレクト方向の一方の操作端まで操作した際のセレクト操作方向と逆方向へ球心がずれた球状基端部18の案内突起24の側壁面と本体部材16の案内溝26の内壁面との相体位置関係を示す図であり、球状基端部18は軸受部材14の径方向の変位限界まで、上記セレクト操作方向とは逆方向へ変位されている。このように、球状基端部18がセレクト操作方向とは逆方向へ変位されても、球状基端部18の案内突起24の所定位置Aから先端部側における側壁面の球心S側への延長線と、案内突起24の所定位置Aから基端部までの側壁面上の線とが成す角度がαとなるように案内突起24がテーパ形状とされているので、案内突起24の所定位置Aから所定長さL2の基端部が本体部材16の内壁面と近接するが、相互に強く干渉することはない。
【0025】
上述のように、本実施例の車両用シフト操作装置10によれば、シフトレバー12の球状基端部18において車両の後方へすなわちシフト方向の一方へ突設された案内突起24を、また球状基端部18を円形穴内で保持する本体部材16においてシフトレバー12がシフト方向およびセレクト方向のうちの一方へ操作されたときに、シフトレバー12のその操作方向の操作を許容しつつ軸回りの回転を防止するように案内突起24を案内する案内溝26を含んでおり、シフトレバー12がセレクト方向の操作の中立時において、案内突起24の中心線C方向の所定位置Aから案内突起24の基端部までの側壁面とそれに対向する案内溝26の内壁面との間隔は、所定位置Aから案内突起24の先端部側の側壁面とそれに対向する案内溝26の内壁面との間隔よりも大きくなるように形成されている。そのため、シフトレバー12がセレクト方向のうちの一方操作端まで操作されてそのシフトレバー12の操作方向と逆方向に対応する径方向へ球状基端部18が変位しても、案内突起24の基端部の側壁面とそれに対向する本体部材16の案内溝26の内壁面との間の強い干渉が抑止される。これにより、案内突起24に対して案内溝26の内壁面との接触による応力が集中することが防止される。
【0026】
また、本実施例の車両用シフト操作装置10によれば、案内突起24を挟んで相対向する本体部材16の案内溝26の内壁面は相互に平行であり、案内突起24の中心線C方向の所定位置Aから案内突起24の基端部までにおいては、案内突起24の中心線Cと平行な線であって、案内突起24の先端部の側壁面上の線を所定位置Aから基端部側へ延長した線と、案内突起24の所定位置Aより基端部側の側壁面上の線とが成す角度が所定角度αとなるように、案内突起24は所定位置Aから基端部へ近づくほど小さい幅寸法に形成されている。このため、シフトレバー12がセレクト方向のうちの一方へシフトゲート50に当たる操作端まで操作されてシフトレバー12のそのセレクト操作方向と逆方向に対応する径方向へ球状基端部18が変位しても、案内突起24の基端部の側壁面とそれに対向する案内溝26の内壁面との強い接触が抑止される。これにより、案内突起24に対して案内溝26の内壁面との接触による応力が集中することが防止される。
【0027】
また、本実施例の車両用シフト操作装置10によれば、本体部材16の取付穴22とシフトレバー12の球状基端部18との間には、その球状基端部18に摺接する球状軸受け面20を有し且つ径方向に弾性変位可能な軸受部材14が介挿されている。このため、本体部材16の取付穴22とシフトレバー12の球状基端部18の間に介挿された軸受部材14の球状軸受け面20によって、シフトレバー12の球状基端部18は摺接可能に受けられ、且つシフトレバー12がセレクト方向のうちの一方の操作端まで操作されてシフトレバー12のセレクト操作方向とは逆方向に対応する径方向へ変位した球状基端部18は、弾性変位した軸受部材14から上記球状基端部18の変位方向と逆方向への弾性復帰力を受ける。これにより、案内突起24に対して案内溝26の内壁面との接触による応力の集中がより一層防止される。
【0028】
また、本実施例の車両用シフト操作装置10によれば、案内突起24は、案内溝26の内壁面に対向する側壁面が、球状基端部18の球心Sを通り且つ案内突起24の幅方向の中心を通る軸を中心軸Cとする部分円筒面に形成された長方形平板状である。このため、案内突起24とそれに対向する案内溝26の内壁面との間隔は、所定位置Aから案内突起24の先端部側において、シフトレバー12のセレクト方向の傾きに拘らず変化しない。これにより、案内突起24とそれに対向する案内溝26の内壁面との高い寸法精度を確保することが容易となる。
【実施例2】
【0029】
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の実施例において前記実施例と実質的に共通する部分には同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
【0030】
車両用シフト操作装置52は、球状基端部18の案内突起54の形状および案内突起54の側壁面を挟んで相対向する本体部材16の案内溝56の内壁面の形状において異なる以外は、前述の車両用シフト操作装置10と実質的に共通する。したがって、車両用シフト操作装置52を構成する球状基端部18から車両の後方へ突設された案内突起54および案内突起54近傍における本体部材16の案内溝56の内壁面について
図9を参照して詳細に説明する。
【0031】
図9は車両用シフト操作装置52のシフトレバー12がセレクト方向の一方へ操作されていないときの球状基端部18の案内突起54近傍を軸受部材14および本体部材16とともに示す拡大断面図である。球状基端部18から車両の後方へ突き出されて形成された長方形平板状の案内突起54において、本体部材16の案内溝56の内壁面および軸受部材14の切欠32に面する端面と対向する案内突起54の側壁面は、球状基端部18の球心を通り且つ案内突起54の幅方向の中心を通る線Cを中心軸とした部分円筒面に形成されており、案内突起54の中心線C方向の先端部から基端部までの幅寸法は一定である。本体部材16の案内溝56は、球状基端部18の球心から最も離れた位置から、中心線C方向に所定長さL3だけ球心に近づいた所定位置Bまでにおいて、その内壁面と案内突起54の側壁面との間隔が、シフトレバー12がシフト方向の一方へ操作されたときに相互に干渉しない程度且つシフトレバーが軸回りに回転されてもガタ感なく該回転が抑止される程度に小さな一定の距離をもつように、案内突起54の平行な側壁面に対して平行に形成されている。要するに、案内突起54の幅寸法が最も大きくなる所定長さL3の先端部と、案内突起54の側壁面に対向する案内溝56の内壁面との間隔が上記一定の距離を持つように案内溝56の内壁面は形成されている。そして、所定位置Bから案内溝56の開口までにおいては、案内溝56は、所定位置Bから案内溝56の内壁面上にある線を球状基端部18の球心S側に延長した線と、所定位置Bから案内突起54の先端側に対応する案内溝56の内壁面上の線とが成す角度が角度θとなるように、所定位置Bから開口に近づくほど中心線Cに対して垂直な方向の案内溝56の内壁面同士の間隔は大きくなるように形成されている。要するに、所定位置Bから球心S側における案内突起54を挟んで相対向する案内溝56の内壁面は、案内突起54の先端部に対向する部分から案内突起54の基端部に対向する部分に近づくほど大きい間隔となるように、案内溝56の内壁面がテーパ状に形成されている。上記所定角度θは、軸受部材14の本体部材16に対する径方向への変位限界まで最大に弾性変位されることにより、軸受部材14に受けられた球状基端部18が径方向外側へ最大まで変位させられても、球状基端部18の案内突起54の側壁面は本体部材16の案内溝56の内壁面に強く干渉しないように構成されている。
【0032】
図10は、車両用シフト操作装置52のシフトレバー12を車両の右方向すなわちセレクト方向の一方の操作端まで操作した際のセレクト操作方向と逆方向へ球心がずれた球状基端部18の案内突起54の側壁面と本体部材16の案内溝26の内壁面との相体位置関係を示す図であり、球状基端部18は軸受部材14の径方向の変位限界まで、上記セレクト方向とは逆方向にあたる径方向へ変位されている。このように、球状基端部18がセレクト方向とは逆方向へ変位されても、案内溝56の最奥部から所定位置Bまでにおける案内溝56の内壁面上の線を球心S方向へ延長した線と、所定位置Bから球心S側の案内溝56の内壁面上の線とが成す角度がθとされ、案内溝56がテーパ形状とされているので、本体部材16の最奥部側よりも本体部材16の所定位置Bから開口までにおいて案内突起54の側壁面と近接するが、相互に強く干渉することはない。
【0033】
上述のように、本実施例の車両用シフト操作装置52によれば、案内突起54は、その先端部から基端部へ同じ幅寸法であり、所定位置Bから案内溝56の開口までにおいては、案内溝56の所定位置Bから案内突起54の先端側に対応する所定長さL3の案内溝56の内壁面上にある線を球心S側へ延長した線と、所定位置Bから案内溝56の開口までの所定長さL4の案内溝56の内壁面上の線とが成す角度が角度θとなるように、案内溝56の案内突起54を挟んで相対向する内壁面は、その案内突起54の先端部に対向する部分から案内突起54の基端部に対向する部分に近づくほど大きい間隔とされている。このため、シフトレバー12が案内突起54の突き出し方向と交差するセレクト方向のうちの一方の操作端まで操作されてシフトレバー12のセレクト操作方向と逆方向に対応する径方向へ球状基端部18が変位しても、案内突起24の基端部の側壁面とそれに対向する案内溝56の内壁面との強い接触が抑止される。これにより、案内突起54に対して案内溝56の内壁面との接触による応力が集中することが防止される。
【0034】
また、本実施例の車両用シフト操作装置52によれば、前述の実施例と同様に、シフトレバー12がセレクト方向のうちの一方の操作端まで操作された際、上記セレクト方向の一方向とは逆方向へ弾性変位された軸受部材14から球状基端部18は上記セレクト方向の一方向へ弾性復帰力を受ける。これにより、案内突起54に対して案内溝56の内壁面との接触による応力の集中がより一層防止される。
【0035】
また、本実施例の車両用シフト操作装置52によれば、前述の実施例と同様に、案内突起54とそれに対向する案内溝56の内壁面との間隔は、所定位置Bから案内突起54の先端側に対応する案内溝56の内壁面において、シフトレバー12のセレクト方向の傾きに拘らず変化しない。これにより、案内突起54とそれに対向する案内溝56の内壁面との高い寸法精度を確保することが容易となる。
【0036】
以上、本発明を表及び図面を参照して詳細に説明したが、本発明は更に別の態様でも実施でき、その主旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得るものである。
【0037】
たとえば、前述の実施例1の車両用シフト操作装置10および実施例2の車両用シフト操作装置52においては、案内突起24、54は車両の後方へすなわちシフト方向の一方へ突設されて形成されていたが、これに限定されるものではなく、車両の前方へすなわちシフト操作方向の他方、セレクト操作方向の一方または他方へ突設されて形成されてもよい。要するに、シフト方向の一方またはセレクト方向の一方へ突設されて形成された案内突起24、54あるいは案内突起24、54を挟んで相対向する案内溝26、56の内壁面が実施例1あるいは実施例2のように、適切にテーパ形状とされていれば、案内溝26、56の内壁面と強く干渉することにより、案内突起24、54に応力が集中することを防止しうる。
【0038】
また、前述の実施例1の車両用シフト操作装置10および実施例2の車両用シフト操作装置52のシフトゲート50において、その案内穴48はシフトレバー12が案内されるP、R、N、Dポジションがシフト方向に一列に配置されるものではなかったが、たとえば、P、R、N、Dポジションがシフト方向に一列に配置されるストレートタイプのシフトゲートであってもよい。