【文献】
Rolf de Vegt,Motions and Strawpoll on Channelization for 11ah,IEEE 802.11-11/1329r0,IEEE,2011年 9月21日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記受信機が、第3の装置から、前記第1のチャネルが前記第2の装置の前記二次チャネルとして指定されることを示すメッセージを受信するように構成され、前記判定が前記メッセージに基づく、請求項1に記載の第1の装置。
前記終了の後、前記送信機が、同一のチャネルペアの前記第2のチャネルで、または、異なるチャネルペアの第1のチャネルまたは第2のチャネルで、第3の送信を送信するように構成される、請求項1に記載の第1の装置。
前記第1のチャネルおよび第2のチャネルの各々が約1MHzというチャネル幅を有し、前記チャネルペアが約2MHzという帯域幅を有する、請求項1に記載の第1の装置。
第3の装置から、前記第1のチャネルが前記第2の装置の前記二次チャネルとして指定されることを示すメッセージを受信することをさらに備え、前記判定が前記メッセージに基づく、請求項7に記載の方法。
前記終了の後、同一のチャネルペアの前記第2のチャネルで、または、異なるチャネルペアの第1のチャネルまたは第2のチャネルで、第3の送信を送信することをさらに備える、請求項7に記載の方法。
【発明の概要】
【0005】
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は通常、処理システムと送信機とを含む。処理システムは一般に、複数のチャネルペアをスキャンすること、ここにおいてチャネルペアの各々が第1のチャネル指定を有する第1のチャネルと第2のチャネル指定を有する第2のチャネルとを備え、さらに、いずれの他の装置も動作していない複数のチャネルペアからオープンチャネルのセットをスキャンに基づいて、決定し、決定に基づいて一次チャネルを選択するように構成される。選択は通常、オープンチャネルのセットからの1つのメンバーが、第1のチャネル指定を有する場合、その1つのメンバーを一次チャネルとして選択すること、オープンチャネルのセットからのいずれのメンバーも第1のチャネル指定を有さない場合、一次チャネルとして、第2のチャネル指定を有する1つのメンバーをオープンチャネルのセットから選択すること、または、オープンチャネルのセットが空のセットである場合、一次チャネルとして複数のチャネルペアの1つから第1のチャネルを選択することを含む。送信機は一般に、選択された一次チャネルを使用して送信するように構成される。
【0006】
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は一般に、複数のチャネルペアをスキャンする、ここにおいて、チャネルペアの各々が第1のチャネル指定を有する第1のチャネルと第2のチャネル指定を有する第2のチャネルとを備える、スキャンすることと、いずれの他の装置も動作していない複数のチャネルペアからオープンチャネルのセットをスキャンに基づいて、決定することと、決定に基づいて一次チャネルを選択することと、選択された一次チャネルを使用して送信することとを含む。一次チャネルの選択は通常、オープンチャネルのセットからの1つのメンバーが、第1のチャネル指定を有する場合、一次チャネルとしてその1つのメンバーを選択すること、オープンチャネルのセットからのいずれのメンバーも第1のチャネル指定を有さない場合、一次チャネルとして第2のチャネル指定を有するオープンチャネルのセットから1つのメンバーを選択すること、または、オープンチャネルのセットが空のセットである場合、一次チャネルとして複数のチャネルペアの1つから第1のチャネルを選択することを含む。
【0007】
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供する。第1の装置は一般に、複数のチャネルペアをスキャンするための手段と、ここにおいて、チャネルペアの各々は第1のチャネル指定を有する第1のチャネルと第2のチャネル指定を有する第2のチャネルとを備える、手段と、いずれの他の装置も動作していない複数のチャネルペアからオープンチャネルのセットをスキャンに基づいて、決定するための手段と、決定に基づいて一次チャネルを選択するための手段と、選択された一次チャネルを使用して送信するための手段とを含む。一次チャネルの選択は通常、オープンチャネルのセットからの1つのメンバーが、第1のチャネル指定を有する場合、一次チャネルとしてその1つのメンバーを選択すること、オープンチャネルのセットからいずれのメンバーも第1のチャネル指定を有さない場合、一次チャネルとして第2のチャネル指定を有するオープンチャネルのセットから1つのメンバーを選択すること、または、オープンチャネルのセットが空のセットである場合、一次チャネルとして複数のチャネルペアの1つから第1のチャネルを選択することを含む。
【0008】
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は一般に、複数のチャネルペアをスキャンすること、ここにおいて、チャネルペアの各々が第1のチャネル指定を有する第1のチャネルと第2のチャネル指定を有する第2のチャネルとを備え、いずれの他の装置も動作していない複数のチャネルペアからオープンチャネルのセットを、スキャンに基づいて、決定すること、決定に基づいて一次チャネルを選択すること、選択された一次チャネルを使用して送信するように実行可能な命令を有する、コンピュータ可読媒体を含む。一次チャネルの選択は通常、オープンチャネルのセットからの1つのメンバーが、第1のチャネル指定を有する場合、一次チャネルとしてその1つのメンバーを選択すること、オープンチャネルのセットからのいずれのメンバーも第1のチャネル指定を有さない場合、一次チャネルとして第2のチャネル指定を有するオープンチャネルのセットから1つのメンバーを選択すること、または、オープンチャネルのセットが空のセットである場合、一次チャネルとして複数のチャネルペアの1つから第1のチャネルを選択することを含む。
【0009】
本開示のいくつかの態様は、アクセスポイントを提供する。アクセスポイントは一般に、少なくとも1つのアンテナと、処理システムと、送信機とを含む。処理システムは一般に、複数のチャネルペアをスキャンし、ここにおいて、チャネルペアの各々が第1のチャネル指定を有する第1のチャネルと第2のチャネル指定を有する第2のチャネルとを備える、さらに、いずれの他の装置も動作していない複数のチャネルペアからオープンチャネルのセットを、スキャンに基づいて、決定し、決定に基づいて一次チャネルを選択するように構成される。選択は通常、オープンチャネルのセットからの1つのメンバーが、第1のチャネル指定を有する場合、一次チャネルとしてその1つのメンバーを選択すること、オープンチャネルのセットからのいずれのメンバーも第1のチャネル指定を有さない場合、一次チャネルとして第2のチャネル指定を有するオープンチャネルのセットから1つのメンバーを選択すること、または、オープンチャネルのセットが空のセットである場合、一次チャネルとして複数のチャネルペアの1つから第1のチャネルを選択することを含む。送信機は一般に、少なくとも1つのアンテナを介して、選択された一次チャネルを使用して送信するように構成される。
【0010】
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供する。第1の装置は一般に、送信機と受信機とを含む。送信機は通常、チャネルペアの第1のチャネルを使用して第1の送信を送信するように構成され、チャネルペアは、第1のチャネルと第2のチャネルとを含む。受信機は一般に、第2の装置から第2の送信を受信するように構成され、ここにおいて、第2の送信は、チャネルペアの第1と第2のチャネルの両方で受信される、ここにおいて、第1と第2のチャネルの1つは、第2の装置に対する一次チャネルとして指定される、および、ここにおいて、受信機は、第1のチャネルまたは第2のチャネルが一次チャネルとして指定されるかどうかに関係なく、第2の送信を受信するように構成される。
【0011】
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は一般に、第1の装置から、チャネルペアの第1のチャネルを使用して第1の送信を送信することでと、チャネルペアは第1のチャネルと第2のチャネルとを含む、送信することと、および、第2の装置から第2の送信を受信することとを含み、ここにおいて、第2の送信は、チャネルペアの第1と第2のチャネルの両方で受信される、ここにおいて、第1と第2のチャネルの1つは、第2の装置に対する一次チャネルとして指定される、および、ここにおいて、第2の送信は、第1のチャネルまたは第2のチャネルが一次チャネルとして指定されるかどうかに関係なく受信される。
【0012】
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供する。第1の装置は一般に、チャネルペアの第1のチャネルを使用して第1の送信を送信するための手段と、チャネルペアは、第1のチャネルと第2のチャネルとを含む、手段と、第2の装置から第2の送信を受信するための手段とを含み、ここにおいて、第2の送信は、チャネルペアの第1と第2のチャネルの両方で受信される、ここにおいて、第1と第2のチャネルの1つは、第2の装置に対する一次チャネルとして指定される、および、ここにおいて、受信するための手段は、第1のチャネルまたは第2のチャネルが一次チャネルとして指定されるかどうかに関係なく、第2の送信を受信するように構成される。
【0013】
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は一般に、チャネルペアの第1のチャネルを使用して第1の送信を送信することと、チャネルペアは、第1のチャネルと第2のチャネルとを含み、および、装置から第2の送信を受信するように実行可能な命令を有するコンピュータ可読媒体を含み、ここにおいて、第2の送信は、チャネルペアの第1と第2のチャネルの両方で受信される、ここにおいて、第1と第2のチャネルの1つは、装置に対する一次チャネルとして指定される、および、ここにおいて、第2の送信は、第1のチャネルまたは第2のチャネルが一次チャネルとして指定されるかどうかに関係なく受信される。
【0014】
本開示のいくつかの態様は、アクセスポイントを提供する。アクセスポイントは一般に、少なくとも1つのアンテナと、送信機と、受信機とを含む。送信機は通常、少なくとも1つのアンテナを介して、チャネルペアの第1のチャネルを使用して第1の送信を送信するように構成され、チャネルペアは、第1のチャネルと第2のチャネルとを含む。受信機は一般に、少なくとも1つのアンテナを介して、第2の装置から第2の送信を受信するように構成され、ここにおいて、第2の送信は、チャネルペアの第1と第2のチャネルの両方で受信される、ここにおいて、第1と第2のチャネルの1つは、第2の装置に対する一次チャネルとして指定される、および、ここにおいて、受信機は、第1のチャネルまたは第2のチャネルが一次チャネルとして指定されるかどうかに関係なく、第2の送信を受信するように構成される。
【0015】
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供する。第1の装置は一般に、処理システムと送信機とを含む。処理システムは通常、複数のチャネルペアをスキャンすること、ここにおいて、チャネルペアの各々が第1のチャネルと第2のチャネルとを含み、および、スキャンに基づいて、一次チャネルが第1の装置に通信可能に結合される第2の装置の二次チャネルと同一ではないように、一次チャネルとして複数のチャネルペアの1つから第1のチャネルまたは第2のチャネルを選択することを実施するように構成される。送信機は一般に、選択された一次チャネルを使用して送信するように構成される。
【0016】
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は一般に、第1の装置において複数のチャネルペアをスキャンすること、ここにおいて、チャネルペアの各々は、第1のチャネルと第2のチャネルとを含む、スキャンすることと、スキャンに基づいて、一次チャネルが第1の装置に通信可能に結合される第2の装置の二次チャネルと同一ではないように、一次チャネルとして複数のチャネルペアの1つから第1のチャネルまたは第2のチャネルを選択すること、および、選択された一次チャネルを使用して送信することとを含む。
【0017】
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供する。第1の装置は一般に、複数のチャネルペアをスキャンするための手段と、ここにおいて、チャネルペアの各々は第1のチャネルと第2のチャネルとを含む、手段と、一次チャネルが第1の装置に通信可能に結合された第2の装置の二次チャネルと同一ではないように、一次チャネルとして複数のチャネルペアの1つから第1のチャネルまたは第2のチャネルを、スキャンに基づいて、選択するための手段と、および、選択された一次チャネルを使用して送信するための手段とを含む。
【0018】
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は一般に、第1の装置において複数のチャネルペアをスキャンすること、ここにおいて、チャネルペアの各々は、第1のチャネルと第2のチャネルとを含み、さらに、スキャンに基づいて、一次チャネルが、第1の装置に通信可能に結合される第2の装置の二次チャネルと同一ではないように、一次チャネルとして複数のチャネルペアの1つから第1のチャネルまたは第2のチャネルを選択すること、および、選択された一次チャネルを使用して送信することを実行可能な命令を有するコンピュータ可読媒体を含む。
【0019】
本開示のいくつかの態様は、アクセスポイントを提供する。アクセスポイントは一般に、少なくとも1つのアンテナと、処理システムと、送信機とを含む。処理システムは通常、複数のチャネルペアをスキャンすることと、ここにおいて、チャネルペアの各々は、第1のチャネルと第2のチャネルとを含み、さらに、スキャンに基づいて、一次チャネルが、アクセスポイントに通信可能に結合された装置の二次チャネルと同一ではないように、一次チャネルとして複数のチャネルペアの1つから第1のチャネルまたは第2のチャネルを選択することとをするように構成される。送信機は一般に、少なくとも1つのアンテナを介して、選択された一次チャネルを使用して送信するように構成される。
【0020】
本開示の上述の特徴が詳細に理解され得るように、添付の図面にその一部が示される態様を参照することによって、上で簡単に要約された内容のより具体的な説明が得られ得る。しかしながら、添付の図面は、本開示の特定の典型的な態様のみを示し、したがって、本開示の範囲の限定とみなされてはならず、その理由は、この説明がその他の同等の効果のある態様をもたらし得るからであることに留意されたい。
【発明を実施するための形態】
【0022】
添付の図面を参照しながら本開示の様々な態様が以下でより十分に説明される。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で実施され得るものであり、本開示全体にわたって提示される任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるために与えられるものである。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本開示の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本開示の他の態様と組み合わせて実装されるにせよ、本明細書で開示される本開示のいかなる態様をも包含するものであることを、当業者は諒解されたい。たとえば、本明細書に記載された任意の数の態様を使用して、装置が実装され、または方法が実施され得る。加えて、本開示の範囲は、本明細書に記載された本開示の様々な態様に加えて、またはそれらの態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置またはそのような方法を包含するものとする。本明細書で開示される本開示の任意の態様は、請求項の1つまたは複数の要素によって具現化され得ることを理解されたい。
【0023】
本明細書では特定の態様が説明されるが、これらの態様の多くの変形体および置換が本開示の範囲内に入る。好ましい態様のいくつかの利益および利点が説明されるが、本開示の範囲は、特定の利益、使用、または目的に限定されるものではない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および送信プロトコルに広く適用可能であるものとし、そのうちのいくつかが例として図面および好ましい態様の以下の説明において示される。発明を実施するための形態および図面は、限定的なものではなく本開示を説明するものにすぎず、本開示の範囲は添付の特許請求の範囲およびその等価物によって規定される。
【0024】
例示的なワイヤレス通信システム
本明細書で説明される技法は、直交多重化方式に基づく通信システムを含む、様々なブロードバンドワイヤレス通信システムに使用され得る。そのような通信システムの例には、空間分割多元接続(SDMA)、時分割多元接続(TDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システムなどがある。SDMAシステムは、複数のユーザ端末に属するデータを同時に送信するために十分に異なる方向を利用し得る。TDMAシステムは、送信信号を異なるタイムスロットに分割することによって、複数のユーザ端末が同じ周波数チャネルを共有することを可能にでき、各タイムスロットは、異なるユーザ端末に割り当てられる。OFDMAシステムは、全システム帯域幅を複数の直交サブキャリアに区分する変調技法である、直交周波数分割多重(OFDM)を利用する。これらのサブキャリアは、トーン、ビンなどと呼ばれ得る。OFDMでは、各サブキャリアはデータによって独立に変調され得る。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブキャリア上で送信するためのinterleaved FDMA(IFDMA)、隣接するサブキャリアのブロック上で送信するためのlocalized FDMA(LFDMA)、または隣接するサブキャリアの複数のブロック上で送信するためのenhanced FDMA(EFDMA)を利用することができる。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMAでは時間領域で送信される。
【0025】
本明細書の教示は、種々の有線装置またはワイヤレス装置(たとえば、ノード)に組み込まれ得る(たとえば、その装置内に実装されるか、またはその装置によって実行され得る)。いくつかの態様では、本明細書の教示に従って実装されるワイヤレスノードはアクセスポイントまたはアクセス端末を備え得る。
【0026】
アクセスポイント(「AP」)は、Node B、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、evolved Node B(eNB)、基地局コントローラ(「BSC」)、ベーストランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、送受信機機能(「TF」)、無線ルータ、無線送受信機、基本サービスセット(「BSS」)、拡張サービスセット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、または何らかの他の用語を備えるか、それらとして実装されるか、あるいはそれらとして知られ得る。
【0027】
アクセス端末(「AT」)は、加入者局、加入者ユニット、移動局(「MS」)、リモート局、リモート端末、ユーザ端末(「UT」)、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器(「UE」)、ユーザ局、または何らかの他の用語を備えるか、それらとして実装されるか、あるいはそれらとして知られ得る。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)フォン、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、局(「STA」)、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを備え得る。したがって、本明細書で教示される1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、携帯電話またはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、タブレット、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、携帯情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽デバイスもしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システム(GPS)デバイス、あるいはワイヤレス媒体または有線媒体を介して通信するように構成された他の好適なデバイスに組み込まれ得る。いくつかの態様では、ノードはワイヤレスノードである。たとえば、そのようなワイヤレスノードは、有線またはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークのようなワイドエリアネットワーク)のための、またはネットワークへの接続性を与え得る。
【0028】
図1は、アクセスポイントとユーザ端末とをもつ多元接続多入力多出力(MIMO)システム100を示す。簡単のために、
図1にはただ1つのアクセスポイント110が示される。アクセスポイントは一般に、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局または何らかの他の用語で呼ばれることもある。ユーザ端末は、固定式でも移動式でもよく、移動局、ワイヤレスデバイス、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。アクセスポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンク上で任意の所与の瞬間において1つまたは複数のユーザ端末120と通信し得る。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)はアクセスポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)はユーザ端末からアクセスポイントへの通信リンクである。ユーザ端末はまた、別のユーザ端末とピアツーピアに通信することができる。システムコントローラ130は、アクセスポイントに結合し、アクセスポイントの調整と制御とを行う。
【0029】
以下の開示の部分では、空間分割多元接続(SDMA)によって通信することが可能なユーザ端末120を説明するが、いくつかの態様では、ユーザ端末120は、SDMAをサポートしないいくつかのユーザ端末も含み得る。したがって、そのような態様では、AP110は、SDMAユーザ端末と非SDMAユーザ端末の両方と通信するように構成され得る。この手法は、都合のよいことに、より新しいSDMAユーザ端末が適宜に導入されることを可能にしながら、より古いバージョンのユーザ端末(「レガシー」局)が企業に配備されたままであることを可能にして、それらの有効寿命を延長することができる。
【0030】
システム100は、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ伝送のために複数の送信アンテナと複数の受信アンテナとを利用する。アクセスポイント110は、N
ap個のアンテナを装備し、ダウンリンク送信では多入力(MI)を表し、アップリンク送信では多出力(MO)を表す。K個の選択されたユーザ端末120のセットは、ダウンリンク送信では多出力を集合的に表し、アップリンク送信では多入力を集合的に表す。純粋なSDMAの場合、K個のユーザ端末のためのデータシンボルストリームが、何らかの手段によって、コード、周波数または時間で多重化されない場合、N
ap≧K≧1であることが望まれる。TDMA技法、CDMAを用いた異なるコードチャネル、OFDMを用いたサブバンドの独立セットなどを使用してデータシンボルストリームが多重化され得る場合、KはN
apよりも大きくなり得る。各々の選択されたユーザ端末は、ユーザ固有のデータをアクセスポイントに送信し、かつ/またはアクセスポイントからユーザ固有のデータを受信する。一般に、各々の選択されたユーザ端末は、1つまたは複数のアンテナを装備し得る(すなわち、N
ut≧1)。K個の選択されたユーザ端末は、同じまたは異なる数のアンテナを有し得る。
【0031】
SDMAシステムは、時分割複信(TDD)システムまたは周波数分割複信(FDD)システムであってよい。TDDシステムの場合、ダウンリンクとアップリンクは同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムの場合、ダウンリンクとアップリンクは異なる周波数帯域を使用する。MIMOシステム100はまた、伝送のために単一のキャリアまたは複数のキャリアを利用することができる。各ユーザ端末は、(たとえば、コストを抑えるために)単一のアンテナを備えてよく、または(たとえば、追加の費用が支持され得る場合)複数のアンテナを備えてよい。システム100はまた、送信/受信を異なるタイムスロットに分割することによってユーザ端末120が同じ周波数チャネルを共有する場合、TDMAシステムであってもよく、各タイムスロットは、異なるユーザ端末120に割り当てられる。
【0032】
図2は、MIMOシステム100におけるアクセスポイント110と2つのユーザ端末120mおよび120xとのブロック図を示す。アクセスポイント110はN
t個のアンテナ224a〜224tを装備する。ユーザ端末120mはN
ut,m個のアンテナ252ma〜252muを装備し、ユーザ端末120xはN
ut,x個のアンテナ252xa〜252xuを装備する。アクセスポイント110は、ダウンリンクでは送信エンティティであり、アップリンクでは受信エンティティである。各ユーザ端末120は、アップリンクでは送信エンティティであり、ダウンリンクでは受信エンティティである。本明細書で使用される「送信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを送信することが可能な独立動作型の装置またはデバイスであり、「受信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを受信することが可能な独立動作型の装置またはデバイスである。以下の説明では、下付き文字「dn」はダウンリンクを示し、下付き文字「up」はアップリンクを示し、N
up個のユーザ端末がアップリンク上での同時伝送のために選択され、N
dn個のユーザ端末がダウンリンク上での同時伝送のために選択され、N
upは、N
dnに等しいことも等しくないこともあり、N
upおよびN
dnは、静的な値であってよくまたはスケジュール間隔ごとに変化してよい。アクセスポイントおよびユーザ端末において、ビームステアリングまたは何らかの他の空間処理技法が使用され得る。
【0033】
アップリンク上では、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120において、送信(TX)データプロセッサ288は、データソース286からトラフィックデータを受信し、コントローラ280から制御データを受信する。TXデータプロセッサ288は、ユーザ端末のために選択されたレートと関連付けられるコーディングおよび変調方式に基づいて、ユーザ端末のためにトラフィックデータを処理(たとえば、符号化、インターリーブ、および変調)し、データシンボルストリームを与える。TX空間プロセッサ290は、データシンボルストリームに対して空間処理を実行し、N
ut,m個の送信シンボルストリームをN
ut,m個のアンテナに与える。各送信機ユニット(TMTR)254は、アップリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信し、処理(たとえば、アナログ変換、増幅、フィルタリング、および周波数アップコンバート)する。N
ut,m個の送信機ユニット254は、N
ut,m個のアンテナ252からアクセスポイントへの送信のためのN
ut,m個のアップリンク信号を与える。
【0034】
アップリンク上での同時伝送のためにN
up個のユーザ端末がスケジューリングされ得る。これらのユーザ端末の各々は、そのデータシンボルストリームに対して空間処理を実行し、アップリンク上で送信シンボルストリームのそのセットをアクセスポイントに送信する。
【0035】
アクセスポイント110において、N
ap個のアンテナ224a〜224apは、アップリンク上で送信するすべてのN
up個のユーザ端末からアップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、受信された信号をそれぞれの受信機ユニット(RCVR)222に与える。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって実行された処理を補足する処理を実行し、受信されたシンボルストリームを与える。RX空間プロセッサ240は、N
ap個の受信機ユニット222からのN
ap個の受信されたシンボルストリームに対して受信機空間処理を実行し、N
up個の復元されたアップリンクデータシンボルストリームを与える。受信機空間処理は、チャネル相関行列反転(CCMI)、最小平均2乗誤差(MMSE)、ソフト干渉消去(SIC)、または何らかの他の技法に従って実行される。各々の復元されたアップリンクデータシンボルストリームは、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータシンボルストリームの推定値である。RXデータプロセッサ242は、復号されたデータを得るために、そのストリームのために使用されたレートに従って各々の復元されたアップリンクデータシンボルストリームを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)する。各ユーザ端末の復号されたデータは、記憶のためにデータシンク244に与えられ、かつ/またはさらなる処理のためにコントローラ230に与えられ得る。
【0036】
ダウンリンク上では、アクセスポイント110において、TXデータプロセッサ210は、ダウンリンク送信のためにスケジュールされたN
dn個のユーザ端末のためのデータソース208からトラフィックデータを受信し、コントローラ230から制御データを受信し、場合によってはスケジューラ234から他のデータを受信する。様々なタイプのデータは様々なトランスポートチャネル上で送信され得る。TXデータプロセッサ210は、そのユーザ端末のために選択されたレートに基づいて各ユーザ端末のトラフィックデータを処理(たとえば、符号化、インターリーブ、変調)する。TXデータプロセッサ210は、N
dn個のダウンリンクデータシンボルストリームをN
dn個のユーザ端末に与える。TX空間プロセッサ220は、N
dn個のダウンリンクデータシンボルストリームに対して(本開示で説明されるプリコーディングまたはビームフォーミングなどの)空間処理を実行し、N
ap個の送信シンボルストリームをN
ap個のアンテナに与える。各送信機ユニット222は、ダウンリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信し、処理する。N
ap個の送信機ユニット222は、N
ap個のアンテナ224からユーザ端末への送信のためのN
ap個のダウンリンク信号を与える。
【0037】
各ユーザ端末120において、N
ut,m個のアンテナ252は、アクセスポイント110からN
ap個のダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット254は、関連するアンテナ252からの受信された信号を処理し、受信されたシンボルストリームを与える。RX空間プロセッサ260は、N
ut,m個の受信機ユニット254からのN
ut,m個の受信されたシンボルストリームに対して受信機空間処理を実行し、復元されたダウンリンクデータシンボルストリームをユーザ端末に与える。受信機空間処理は、CCMI、MMSE、または何らかの他の技法に従って実行される。RXデータプロセッサ270は、復元されたダウンリンクデータシンボルストリームを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)して、ユーザ端末のための復号されたデータを取得する。
【0038】
各ユーザ端末120において、チャネル推定器278は、ダウンリンクチャネル応答を推定し、チャネル利得推定値、SNR推定値、雑音分散などを含み得る、ダウンリンクチャネル推定値を与える。同様に、チャネル推定器228は、アップリンクチャネル応答を推定し、アップリンクチャネル推定値を与える。各ユーザ端末用のコントローラ280は通常、ユーザ端末に対する空間フィルタ行列を、そのユーザ端末に対するダウンリンクチャネル応答行列H
dn,mに基づいて導出する。コントローラ230は、アクセスポイントに対する空間フィルタ行列を、実効アップリンクチャネル応答行列H
up,effに基づいて導出する。各ユーザ端末用のコントローラ280は、フィードバック情報(たとえば、ダウンリンクおよび/またはアップリンク固有ベクトル、固有値、SNR推定値、など)をアクセスポイントに送信することができる。コントローラ230および280は、それぞれ、アクセスポイント110およびユーザ端末120における様々な処理ユニットの動作も制御する。
【0039】
図3は、MIMOシステム100内で使用され得るワイヤレスデバイス302において利用され得る様々なコンポーネントを示す。ワイヤレスデバイス302は、本明細書で説明される様々な方法を実装するように構成され得るデバイスの一例である。ワイヤレスデバイス302は、アクセスポイント110またはユーザ端末120であり得る。
【0040】
ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含み得る。プロセッサ304は中央処理装置(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ306は、命令とデータとをプロセッサ304に与える。メモリ306の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)も含み得る。プロセッサ304は通常、メモリ306内に記憶されたプログラム命令に基づいて、論理動作と演算動作とを実行する。メモリ306中の命令は、本明細書で説明される方法を実施するように実行可能であり得る。
【0041】
ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302と遠隔地との間のデータの送信と受信とを可能にするための送信機310と受信機312とを含み得る、筐体308も含み得る。送信機310および受信機312は、送受信機314へと組み合わされ得る。単一または複数の送信アンテナ316は、筐体308に取り付けられ、送受信機314に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス302はまた、複数の送信機と、複数の受信機と、複数の送受信機とを含み得る(図示せず)。
【0042】
ワイヤレスデバイス302は、送受信機314によって受信された信号のレベルを検出し定量化するために使用され得る信号検出器318も含み得る。信号検出器318は、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度および他の信号などの信号を検出し得る。ワイヤレスデバイス302は、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)320も含み得る。
【0043】
ワイヤレスデバイス302の様々なコンポーネントは、データバスに加えて、電力バスと、制御信号バスと、状態信号バスとを含み得る、バスシステム322によって互いに結合され得る。
【0044】
例示的な1MHzおよび2MHzのチャネライゼーション
IEEE 802.11ahでは、1MHzチャネルと2MHzチャネルの共存が、2つの選択肢に従って提案されている。1つの選択肢は、米国において2MHzのチャネライゼーションのみを実装することである。この場合、基本サービスセット(BSS)は、チャネルペアの下側(または上側)の部分のみで1MHzの送信を行うことができ、これによって、実質的に13個の1MHzチャネルが生じる。もう1つの選択肢は、米国において、2MHzチャネルだけではなく1MHzチャネルも実装することである。この実装を通じて、26個の1MHzチャネルが利用可能になり得る。これらの2つの選択肢のもとで、以下の段落で説明されるように、本開示のいくつかの態様は、後者の選択肢を利用する。
【0045】
グローバルチャネライゼーション方式が提案され採用されてきた。米国では、902〜928MHzの周波数帯域と、26MHzの帯域幅と、未知の数の1MHzチャネルと、13個の2MHzチャネルと、6個の4MHzチャネルとを備える、通信システムを利用することができる。加えて、欧州では、863〜868.6MHzの周波数帯域と、5.6MHzの帯域幅と、5個の1MHzチャネルと、2個の2MHzチャネルと、1個の4MHzチャネルとを備える、通信システムを利用することができる。日本では、915.9〜928.1MHzの周波数帯域と、許容される最大帯域幅が1MHzである12.2MHzの帯域幅と、11個の1MHzチャネルと、約5個の2MHzチャネルと、約2個の4MHzチャネルとを備える、通信システムを利用することができる。韓国では、917〜923.5MHzの周波数帯域と、6.5MHzの帯域幅と、6個の1MHzチャネルと、3個の2MHzチャネルと、1個の4MHzチャネルとを備える、通信システムを利用することができる。中国では、755〜787MHzの周波数帯域と、755〜779MHzの周波数帯域において許容される最大帯域幅が1MHzである32MHzの帯域幅と、32個の1MHzチャネルと、4個の2MHzチャネルと、2個の4MHzチャネルとを備える、通信システムを利用することができる。
【0046】
米国内で1MHzのチャネライゼーションを実装するいくつかの理由がある。第1に、1MHzのチャネライゼーションは、世界の他の地域との統一性を生み出すことを助け得る。複数の1MHzチャネルを利用する複数の他の場所がある。たとえば、中国は、779〜787MHzの帯域内で32個の1MHzチャネルを利用する。1MHzのチャネライゼーションを実装する別の理由は、米国において1MHzのチャネライゼーションを妨げる規制上の障害がないことである。さらに、米国において1MHzのチャネライゼーションを利用することは、複雑さの増大を伴わない。上半分と下半分の両方に1MHzチャネルが存在する可能性は、他の地域(たとえば、欧州、韓国、および中国)ではすでに存在する。したがって、他の国の1MHzチャネライゼーションシステムは、同様の問題と解決法とともに、米国において再使用され得る。2MHzのチャネライゼーションを支持する意見は弱い傾向がある。すなわち、13個のチャネルは大半の使用事例では「十分」であり、大半の地域よりも多い。最終的に、2MHz BSSの展開を促進することに対する要望は理解可能ではあるが、それでも2MHzチャネルは他の面で重視され得る。たとえば、2MHz BSSの二次チャネルを避けることを1MHzネットワークに強いる、スキャン規則またはチャネル選択規則が設計され得る。
【0047】
1MHzチャネルと2MHzチャネルを共存させるために、1MHzの送信と2MHzの送信の受信が望ましいことがある。しかしながら、1MHzの復号が2MHz BSSの下側の1MHzチャネルでのみ必須であれば、それでも十分であり得る。
【0048】
1MHzおよび2MHzのチャネライゼーションのための通信方式は、重複するBSSに対するIEEE 802.11nと同様の規則に従い得る。言い換えると、802.11ah通信システムにおける1MHz BSSと2MHz BSSの共存は、IEEE 802.11n通信システムにおける20MHz BSSと40MHz BSSの共存と同様であり得る。重複する2MHz BSSは、同一の一次チャネルを使用するように設計され得る。唯一の違いは、802.11ahシステムでは、信号フィールド(SIG)が二次チャネルにおいて複製され得ないので、エネルギー検出に基づく二次チャネルにおける延期が両方向であり得るということであり得る。
【0049】
1MHzチャネルと2MHzチャネルの共存を支援する他の方法は、2MHz BSSをさらに保護するためにより制約的な規則を導入することによるものであり得る。たとえば、2MHz BSSは、奇数チャネル(または偶数チャネル)のみに一次チャネルを有することが許容され得る。別の例示的な制約的な規則は、2MHzの送信の位置が奇数チャネルであるか偶数チャネルであるかにかかわらず、2MHzの送信を復号するために1MHzの信号のみを送信することが可能なBSS(すなわち、「1MHzのみ送信BSS」)を有することである。802.11n通信システムと同様に、そのような制約的な規則は、2MHzの送信に対するクリアチャネルアセスメント(CCA)と関連付けられるプリアンブル検出を可能にし得る。
【0050】
2MHzの選択肢の実装では、1MHzの送信は、奇数番号(または偶数番号)のチャネルのみで送信され得る。言い換えると、1MHzのみ送信BSSは、2MHzチャネルシステム内の奇数(または偶数)チャネルにのみ存在し得る。この選択肢の利点には、デフォルトで2MHz BSSが保護されることと、奇数(または偶数)チャネルが暗黙的に一次チャネルになり得るので1MHzチャネルシステムと2MHzチャネルシステムの共存を確実にするための規則がないこととがあり得る。しかしながら、問題は1MHz BSSの数が13に制限され得るということであり、この数は、米国における大量のネットワークトラフィックに対しては不十分であり得る。
【0051】
1MHzのチャネライゼーションでは、1MHzのみ送信BSSは任意のチャネルに存在し得る。2MHzの受信を尊重するために、奇数チャネルで送信を受信する1MHzのみ送信BSSは、2MHzの送信を探すことができ、この2MHzの送信は、奇数チャネルと、右側(すなわち、次に周波数が高いチャネル)に追加の偶数チャネルとを含む。偶数チャネルで送信を受信する1MHzのみ送信BSSは、2MHzの送信を探すことができ、この2MHzの送信は、偶数チャネルと、左側(すなわち、次に周波数が低いチャネル)に追加の奇数チャネルとを含む。2MHz BSSはそれでも、奇数チャネルのみで1MHzの送信を行い得る。1MHzのチャネライゼーションのための上の方式は、26個の1MHz BSSと、802.11nと同様の共存と、中国、EU、および韓国のような他の地域での解決法の再使用とを可能にする。しかしながら、二次チャネル上での共存は、エネルギー検出に基づいて両方向に実行され得る。802.11nでは、40MHzのデバイスは二次チャネル上で20MHzのデバイスに対するエネルギー検出を実行するが、20MHzのデバイスは二次チャネル上で40MHzのデバイスに対するエネルギー検出を実行しない。802.11ahでは、SIGが1MHzのチャンクにおいて複製されないので、エネルギー検出が両方向で唯一の機構であり得る。
【0052】
1MHzの動作モードと2MHzの動作モードの共存
本開示のいくつかの態様は、1MHzの動作モードと2MHzの動作モードの共存を伴う、1MHzのチャネライゼーションの実装形態を提供する。2MHz局(STA)は、下側(または上側)の1MHzチャネルのみで1MHz送信を復号することが可能であり、2MHzの受信がサポートされ得ることが、仮定され得る。STAが2MHzのパケットを送信するときは常に、その2MHzチャネルにとどまる各々の他のSTAがパケットを受信する(かつ延期する)ことができる。同様に、STAは、一次チャネルのみで1MHzのパケットを送信することができる。そのチャネルにとどまる各々のSTAは、たとえば1MHzの帯域内で、パケットを受信する(かつ延期する)ことができる。他の1MHzチャネルにとどまる各々のSTAは、パケットを復号する必要はないが、二次チャネルでのエネルギー検出に基づいて延期することができる。
【0053】
米国内での1MHzのチャネライゼーションの実装は、チャネル選択規則に対する様々な選択肢を伴い得る。1つのそのような選択肢は、IEEE 802.11nと同様のチャネル選択規則を使用することを伴い得る。たとえば、各々の2MHz BSSは、奇数または偶数の、任意の1MHzチャネルを選ぶことができる。BSSは大抵、同一の2MHzチャネルを使用することを避け得る。アクセスポイント(AP)が既存のBSSと同じ2MHzチャネルを選ぶ場合、2つの1MHzチャネルのいずれかに一次チャネルがない限り、このAPは大抵、既存のBSSの一次チャネルと整合するように、APの一次チャネルを選択し得る。このことは、一次チャネル上でのネットワーク割振りベクトル(NAV)の分布との共存を容易にする。しかしながら、この規則があっても、2つのBSSは、同一の2MHzチャネル内で異なる一次チャネルとともに動作し得る。そのようになる場合、二次チャネル上での1MHzの送信は、より弱い検出方法であり得るとともにNAVを伴わないことがある、エネルギー検出(ED)のみを通じて検出され得る。
【0054】
チャネル選択規則に対する別の選択肢は、本開示のいくつかの態様による、新たな選択手順を備え得る。チャネル選択規則のこのセットのもとでは、1MHzの「デフォルト」一次チャネルが2MHzの帯域幅内で定義され得る。デフォルト一次チャネルは、例によって、2MHzの帯域幅の下半分(または上半分)として、または、規格に対する802.11ahの改正によって定義されるものとして、定義され得る。1MHzのみで動作するAP(すなわち、1MHzのみ送信BSS)は、(1)デフォルトの1MHzチャネルを探し選択すること、このときBSSは存在しているとしても動作していない(1MHz
BSSまたは2MHz BSS)、(2)デフォルトチャネルが利用可能ではない場合、「非デフォルト」チャネルを選択すること、このときBSSは動作していない(一部のBSSは1MHzで動作しているので、これらは利用可能であり得る)、および(3)そのようなチャネルが利用可能ではない場合、任意のデフォルトチャネルを選択することによって、チャネルを選択することができる。APが非デフォルトチャネル上の一次チャネルによって1MHzで動作している場合、2MHz BSSを検出すると、1MHz APは、前述の手順に従って新たな一次チャネルを選択し、または、同一の2MHzの帯域幅(1MHzチャネルのペア、またはチャネルペア)内でデフォルトチャネルに単に移行することができる。2MHzで動作しているAPは大抵、たとえば、第1のチャネルを選択することによって、一次チャネルをデフォルトチャネルに設定することができ、このときBSSは動作していない。
【0055】
送信の延期は、送信帯域幅に対する受信範囲内で発生する。したがって、2MHzの送信の延期は、1MHzの送信の延期よりも小さい範囲内で発生し得る。APから1MHzのパケットのみを受信し得るリモートSTAは、APからの2MHz送信から隠され得る(SIG/NAVの延期なし、エネルギー検出のみ)。APが2MHzのパケットを送信する場合、他のリモートSTAは、いずれにしても送信を開始し、コリジョンを引き起こし得る。したがって、APは、2MHzモードを使用し、リモートSTAもカバーされるようにより大きな出力を使用し得る。さらに、APは、2MHzの送信の前に、1MHz送信要求(RTS)/CTS(clear to send)メッセージを送信することができる。
【0056】
図4は、一次チャネルを決定し一次チャネルで送信するための例示的な動作400のブロック図である。動作400は、APのような装置によって実行され得る。402において、APは、複数のチャネルペアをスキャンすることができ、ここにおいて、チャネルペアの各々は、第1のチャネル指定を有する第1のチャネルと第2のチャネル指定を有する第2のチャネルとを備える。404において、APは、いずれの他の装置も動作していない複数のチャネルペアからオープンチャネルのセットを、スキャンに基づいて、決定することができる。406において、APは、決定に基づいて一次チャネルを選択することができる。選択は、(1)オープンチャネルのセットの1つが第1のチャネル指定を有する場合、オープンチャネルのセットのその1つを一次チャネルとして選択すること、(2)オープンチャネルのいずれのセットも第1のチャネル指定を有さない場合、一次チャネルとして第2のチャネル指定を有するオープンチャネルのセットの1つを選択すること、または、(3)オープンチャネルのセットが空のセットである場合、一次チャネルとして複数のチャネルペアの1つから第1のチャネルを選択することを備え得る。408において、APは、選択された一次チャネルを使用して送信することができる。
【0057】
いくつかの態様では、第1のチャネルおよび第2のチャネルの各々は、約1MHzというチャネル幅を有する。複数のチャネルペアの各々は、約2MHzという帯域幅を有し得る。いくつかの態様によれば、第1のチャネル指定はデフォルトチャネルを示し、第2のチャネル指定は非デフォルトチャネルを示し得る。いくつかの態様では、複数のチャネルペアの各々の中の第1のチャネルは、複数のチャネルペアの各々の中の第2のチャネルよりも下側の帯域幅を占有する。いくつかの態様では、オープンチャネルのセットを決定することは、検出されたエネルギーが閾値よりも低い(または閾値以下である)第1のチャネルと第2のチャネルのいずれかがオープンチャネルのセットに追加されるように、複数のチャネルペアの各々の第1のチャネルおよび第2のチャネルにおいてエネルギーを検出することを含み得る。
【0058】
いくつかの態様によれば、複数のチャネルペアの各々において、第1のチャネルは奇数チャネルであり、第2のチャネルは偶数チャネルである。動作400はさらに、複数のチャネルペアの1つの中の奇数チャネルまたは偶数チャネルで送信を受信することと、複数のチャネルペアの同じ1つの中の奇数チャネルと偶数チャネルの両方で送信の受信を確認することとを含んでよく、偶数チャネルは奇数チャネルよりも高い帯域幅を占有する。
【0059】
いくつかの態様では、動作400はさらに、選択された一次チャネルと関連付けられるチャネルペアを使用して装置を検出すること、ここにおいて、選択された一次チャネルが第2のチャネル指定を有する、検出することと、新たな一次チャネルを選択することとを含み得る。新たな一次チャネルを選択することは、チャネルペアの第1のチャネルを新たな一次チャネルとして選択することと、オープンチャネルのセットのからの1つのメンバーが、第1のチャネル指定を有する場合、その1つのメンバーを新たな一次チャネルとしてオープンチャネルのセットから選択すること、オープンチャネルのセットからのいずれのメンバーも第1のチャネル指定を有さない場合、新たな一次チャネルとして、第2のチャネル指定を有する1つのメンバーをオープンチャネルのセットから選択すること、または、オープンチャネルのセットが空のセットである場合、新たな一次チャネルとして、他の装置によって使用されているチャネルペア以外の複数のチャネルペアの1つから第1のチャネルを選択することを含み得る。
【0060】
図5は、チャネルペアで送信し受信するための例示的な動作500のブロック図である。動作500は、APのような第1の装置によって実行され得る。502において、第1の装置は、チャネルペアの第1のチャネルを使用して第1の送信を送信することができ、チャネルペアは、第1のチャネルと第2のチャネルとを備える。504において、第1の装置は、第2の装置(たとえば、異なるBSSに属する別のAP)から第2の送信を受信することができ、ここにおいて、第2の送信は、チャネルペアの第1と第2のチャネルの両方で受信される、ここにおいて、第1と第2のチャネルの1つは、第2の装置に対する一次チャネルとして指定される、および、ここにおいて、第2の送信は、第1のチャネルまたは第2のチャネルが一次チャネルとして指定されるかどうかに関係なく受信される。いくつかの態様によれば、動作500は、少なくとも第2の送信の受信の期間、ワイヤレス媒体にアクセスするのを控えることを伴い得る。
【0061】
いくつかの態様では、動作500はさらに、第1のチャネルが第2の装置に対する二次チャネルとして指定されると判定することと、判定に基づいて第1のチャネルに対する動作を終了することとを含み得る。動作500はまた、第3の装置から、第1のチャネルが第2の装置の二次チャネルとして指定されることを示すメッセージを受信することを含み得る。判定は、第3の装置から受信されるメッセージに基づき得る。動作500はまた、終了の後、同一のチャネルペアの第2のチャネルで、または、異なるチャネルペアの第1のチャネルまたは第2のチャネルで、第3の送信を送信することを含み得る。
【0062】
いくつかの態様によれば、第1のチャネルはチャネルペアの偶数チャネルであり、第2のチャネルはチャネルペアの奇数チャネルであり、偶数チャネルは奇数チャネルよりも高い帯域幅を占有する。第1のチャネルと第2のチャネルの各々は約1MHzというチャネル幅を有してよく、チャネルペアは約2MHzという帯域幅を有してよい。
【0063】
図6は、一次チャネルを選択するための例示的な動作600のブロック図である。動作600は、APのような第1の装置によって実行され得る。602において、第1の装置は、複数のチャネルペアをスキャンすることができ、ここにおいて、チャネルペアの各々が、第1のチャネルと第2のチャネルとを備える。604において、第1の装置は、スキャンに基づいて、第1のチャネルまたは第2のチャネルを一次チャネルとして複数のチャネルペアの1つから選択することができる。604におけるこの選択は、第2の装置(たとえば、異なるBSSに属する別のAP)に対する二次チャネルを、第1の装置に対する一次チャネルとして選択するのを避けることを伴う。言い換えると、一次チャネルは、第1の装置に通信可能に結合された(たとえば、ワイヤレス媒体またはバックホールを介して)第2の装置の二次チャネルと同一ではない。606において、第1の装置は、選択された一次チャネルを使用して送信することができる。いくつかの態様によれば、動作600はさらに、第2の装置からの送信を受信することを含み得る。送信は、複数のチャネルペアの1つの第1のチャネルと第2のチャネルの両方で同時に受信され得る。
【0064】
いくつかの態様では、第1のチャネルおよび第2のチャネルの各々は、約1MHzというチャネル幅を有する。複数のチャネルペアの各々は、約2MHzという帯域幅を有し得る。
【0065】
上で説明された方法の様々な動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。それらの手段は、限定はされないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアのコンポーネントおよび/またはモジュールを含み得る。一般に、図に示される動作がある場合、それらの動作は、同様の番号をもつ対応する同等のミーンズプラスファンクションコンポーネントを有し得る。たとえば、
図4に示される動作400は、
図4Aに示される手段400Aに対応する。
【0066】
たとえば、送信するための手段は、
図2に示されるアクセスポイント110の送信機(たとえば、送信機ユニット222)および/またはアンテナ224、または
図3に示される送信機310および/またはアンテナ316を備え得る。受信するための手段は、
図2に示されるアクセスポイント110の受信機(たとえば、受信機ユニット222)および/またはアンテナ224、または
図3に示される受信機312および/またはアンテナ316を備え得る。処理するための手段、決定するための手段、検出するための手段、スキャンするための手段、選択するための手段、または動作を終了するための手段は、
図2に示されたアクセスポイント110のRXデータプロセッサ242、TXデータプロセッサ210、および/もしくはコントローラ230、または、
図3で表されたプロセッサ304および/もしくはDSP320のような、1つまたは複数のプロセッサを含み得る、処理システムを備え得る。
【0067】
本明細書で使用される「判定すること」という用語は、多種多様な動作を包含する。たとえば、「判定すること」は、計算すること、算出すること、処理すること、導出すること、調査すること、探索すること(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造の中で探索すること)、確認することなどを含み得る。また、「判定すること」は、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「判定すること」は、解決すること、選択すること、選出すること、確立することなどを含み得る。
【0068】
本明細書で使用される、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、bまたはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−cおよびa−b−cを含むものとする。
【0069】
本開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて、実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
【0070】
本開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、当技術分野で知られている任意の形式の記憶媒体内に常駐し得る。使用され得る記憶媒体のいくつかの例には、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMなどがある。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または多数の命令を備えてよく、いくつかの異なるコードセグメント上で、異なるプログラム間で、および複数の記憶媒体にわたって分散され得る。記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取ることができその記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体化され得る。
【0071】
本明細書で開示される方法は、説明された方法を達成するための1つまたは複数のステップまたは動作を備える。本方法のステップおよび/または動作は、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えると、ステップまたは動作の具体的な順序が指定されない限り、具体的なステップおよび/または動作の順序および/または使用は特許請求の範囲から逸脱することなく変更され得る。
【0072】
説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ハードウェアで実装される場合、例示的なハードウェア構成はワイヤレスノード中に処理システムを備え得る。処理システムは、バスアーキテクチャを用いて実装され得る。バスは、処理システムの具体的な適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスとブリッジとを含み得る。バスは、プロセッサと、機械可読媒体と、バスインターフェースとを含む様々な回路を互いにリンクし得る。バスインターフェースは、ネットワークアダプタを、特に、バスを介して処理システムに接続するために使用され得る。ネットワークアダプタは、PHY層の信号処理機能を実装するために使用され得る。ユーザ端末120(
図1参照)の場合、ユーザインターフェース(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティックなど)もまたバスに接続され得る。バスはまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、電力管理回路などの様々な他の回路にリンクし得るが、それらは当技術分野でよく知られており、したがってこれ以上は説明されない。
【0073】
プロセッサは、機械可読媒体に格納されたソフトウェアの実行を含む、バスおよび一般的な処理を管理することを担い得る。プロセッサは、1つまたは複数の汎用および/または専用プロセッサを用いて実装され得る。例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、およびソフトウェアを実行し得る他の回路がある。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、データ、またはそれらの任意の組合せを意味すると広く解釈されるべきである。機械可読媒体は、例として、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ROM(読取り専用メモリ)、PROM(プログラマブル読取り専用メモリ)、EPROM(消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、EEPROM(電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハードドライブ、または他の好適な記憶媒体、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。機械可読媒体は、コンピュータプログラム製品において具現化され得る。コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料を備え得る。
【0074】
ハードウェア実装形態では、機械可読媒体は、プロセッサとは別個の処理システムの一部であり得る。しかしながら、当業者が容易に理解するように、機械可読媒体またはその任意の部分は処理システムの外部に存在し得る。例として、機械可読媒体は、すべてがバスインターフェースを介してプロセッサによってアクセスされ得る、伝送線路、データによって変調された搬送波、および/またはワイヤレスノードとは別個のコンピュータ製品を含み得る。代替的に、または追加で、機械可読媒体またはその任意の部分は、キャッシュおよび/または汎用レジスタファイルがそうであり得るように、プロセッサに統合され得る。
【0075】
処理システムは、すべてが外部バスアーキテクチャを介して他の支援する回路と互いにリンクされる、プロセッサ機能を提供する1つまたは複数のマイクロプロセッサと、機械可読媒体の少なくとも一部を提供する外部メモリとをもつ汎用処理システムとして構成され得る。代替的に、処理システムは、プロセッサをもつASIC(特定用途向け集積回路)と、バスインターフェースと、アクセス端末の場合はユーザインターフェースと、サポート回路と、単一のチップに統合された機械可読媒体の少なくとも一部分とを用いて、あるいは1つまたは複数のFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェアコンポーネント、もしくは他の好適な回路、または本開示全体にわたって説明された様々な機能を実行し得る回路の任意の組合せを用いて、実装され得る。当業者は、具体的な適用例と、全体的なシステムに課される全体的な設計制約とに応じて、処理システムについて説明された機能を最適に実装する方法を理解されよう。
【0076】
機械可読媒体は、いくつかのソフトウェアモジュールを備え得る。ソフトウェアモジュールは、プロセッサによって実行されたときに、処理システムに様々な機能を実行させる命令を含む。ソフトウェアモジュールは、送信モジュールと受信モジュールとを含み得る。各ソフトウェアモジュールは、単一の記憶デバイス中に常駐するか、または複数の記憶デバイスにわたって分散され得る。例として、トリガイベントが発生したとき、ソフトウェアモジュールがハードドライブからRAMにロードされ得る。ソフトウェアモジュールの実行中、プロセッサは、アクセス速度を高めるために、命令のいくつかをキャッシュにロードし得る。次いで、1つまたは複数のキャッシュラインが、プロセッサによる実行のために汎用レジスタファイルにロードされ得る。以下でソフトウェアモジュールの機能に言及する場合、そのような機能は、そのソフトウェアモジュールからの命令を実行したときにプロセッサによって実装されることが理解されよう。
【0077】
ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用されコンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備え得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線(IR)、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、非一時的なコンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を備え得る。さらに、他の態様では、コンピュータ可読媒体は、一時的なコンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を備え得る。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0078】
したがって、いくつかの態様は、本明細書で提示される動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明される動作を実行するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令を記憶した(かつ/または符号化した)コンピュータ可読媒体を備え得る。いくつかの態様では、コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を含み得る。
【0079】
さらに、本明細書で説明された方法と技法とを実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適宜、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされ、かつ/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、本明細書で説明された方法を実行するための手段の転送を可能にするために、そのようなデバイスはサーバに結合され得る。代替的に、本明細書で説明される様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局がストレージ手段をデバイスに結合するかまたは与えると様々な方法を得ることができるように、記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクのような物理記憶媒体など)を介して提供され得る。その上、本明細書で説明される方法と技法とをデバイスに与えるための任意の他の適切な技法が利用され得る。
【0080】
特許請求の範囲は、上で示された厳密な構成およびコンポーネントに限定されないことを理解されたい。上で説明された方法および装置の構成、動作および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な改変、変更および変形が行われ得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信のための装置であって、
下記を実施するように構成された処理システムと、
複数のチャネルペアをスキャンすること、ここにおいて、前記複数のチャネルペアの各々が、第1のチャネル指定を有する第1のチャネルと第2のチャネル指定を有する第2のチャネルとを備え、
いずれの他の装置も動作していない前記複数のチャネルペアからオープンチャネルのセットを、前記スキャンに基づいて、決定し、
前記決定に基づいて一次チャネルを選択すること、ここにおいて、前記選択は、
オープンチャネルの前記セットからの1つのメンバーが、前記第1のチャネル指定を有する場合、前記1つのメンバーを前記一次チャネルとして選択すること、
オープンチャネルの前記セットからのいずれのメンバーも前記第1のチャネル指定を有さない場合、前記一次チャネルとして、前記第2のチャネル指定を有するオープンチャネルの前記セットから1つのメンバーを選択すること、または、
オープンチャネルの前記セットが空のセットである場合、前記一次チャネルとして、前記複数のチャネルペアの1つから前記第1のチャネルを選択すること、
を備える、そして、
前記選択された一次チャネルを使用して送信するように構成された送信機と、
を備える上記装置。
[C2]
前記第1のチャネルおよび第2のチャネルの各々が約1MHzというチャネル幅を有し、前記複数のチャネルペアの各々が約2MHzという帯域幅を有する、C1に記載の装置。
[C3]
前記第1のチャネル指定がデフォルトチャネルを示し、前記第2のチャネル指定が非デフォルトチャネルを示す、C1に記載の装置。
[C4]
前記複数のチャネルペアの各々の中の前記第1のチャネルが、前記複数のチャネルペアの各々の中の前記第2のチャネルよりも下側の帯域幅を占有する、C1に記載の装置。
[C5]
前記複数のチャネルペアの各々において、前記第1のチャネルが奇数チャネルであり、前記第2のチャネルが偶数チャネルである、C1に記載の装置。
[C6]
前記複数のチャネルペアの1つの中の前記奇数チャネルまたは前記偶数チャネルで送信を受信するように構成される受信機をさらに備え、前記受信機が、前記複数のチャネルペアの同じ1つの中の前記奇数チャネルと前記偶数チャネルの両方で前記送信の受信を確認するように構成され、前記偶数チャネルが前記奇数チャネルよりも高い帯域幅を占有する、C5に記載の装置。
[C7]
前記選択された一次チャネルが前記第2のチャネル指定を有し、前記処理システムがさらに、
前記選択された一次チャネルと関連付けられるチャネルペアを使用して別の装置を検出し、
新たな一次チャネルを選択するように構成され、前記新たな一次チャネルの前記選択が、
前記チャネルペアの前記第1のチャネルを前記新たな一次チャネルとして選択すること、
オープンチャネルの前記セットの1つのメンバーが前記第1のチャネル指定を有する場合、前記1つのメンバーを前記新たな一次チャネルとしてオープンチャネルの前記セットから選択すること、
オープンチャネルの前記セットのいずれのメンバーも前記第1のチャネル指定を有さない場合、前記第2のチャネル指定を有する1つのメンバーを前記新たな一次チャネルとしてオープンチャネルの前記セットから選択すること、または、
オープンチャネルの前記セットが空である場合、前記第1のチャネルを前記新たな一次チャネルとして、他の装置によって使用されている前記チャネルペア以外の前記複数のチャネルペアの1つから選択することを備える、C1に記載の装置。
[C8]
前記処理システムが、検出されたエネルギーが閾値よりも低い、または閾値以下である、前記第1のチャネルと第2のチャネルのいずれかがオープンチャネルの前記セットに追加されるように、前記複数のチャネルペアの各々の前記第1のチャネルおよび第2のチャネルにおいてエネルギーを検出することによって、オープンチャネルの前記セットを決定するように構成される、C1に記載の装置。
[C9]
ワイヤレス通信のための方法であって、
複数のチャネルペアをスキャンする、ここにおいて、前記チャネルペアの各々が、第1のチャネル指定を有する第1のチャネルと第2のチャネル指定を有する第2のチャネルとを備える、
いずれの他の装置も動作していない前記複数のチャネルペアからオープンチャネルのセットを、前記スキャンに基づいて、決定することと、
前記決定に基づいて一次チャネルを選択すること、ここにおいて、前記選択は、
オープンチャネルの前記セットからの1つのメンバーが、前記第1のチャネル指定を有する場合、前記一次チャネルとして前記1つのメンバーを選択すること、
オープンチャネルの前記セットからのいずれのメンバーも前記第1のチャネル指定を有さない場合、前記一次チャネルとして前記第2のチャネル指定を有するオープンチャネルの前記セットから1つのメンバーを選択すること、または、
オープンチャネルの前記セットが空のセットである場合、前記一次チャネルとして前記複数のチャネルペアの1つから前記第1のチャネルを選択すること、
を備える、そして、
前記選択された一次チャネルを使用して送信することと、
を備える上記方法。
[C10]
前記第1のチャネルおよび第2のチャネルの各々が約1MHzというチャネル幅を有し、前記複数のチャネルペアの各々が約2MHzという帯域幅を有する、C9に記載の方法。
[C11]
前記第1のチャネル指定がデフォルトチャネルを示し、前記第2のチャネル指定が非デフォルトチャネルを示す、C9に記載の方法。
[C12]
前記複数のチャネルペアの各々の中の前記第1のチャネルが、前記複数のチャネルペアの各々の中の前記第2のチャネルよりも下側の帯域幅を占有する、C9に記載の方法。
[C13]
前記複数のチャネルペアの各々において、前記第1のチャネルが奇数チャネルであり、前記第2のチャネルが偶数チャネルである、C9に記載の方法。
[C14]
前記複数のチャネルペアの1つの中の前記奇数チャネルまたは前記偶数チャネルで送信を受信することと、
前記複数のチャネルペアの同じ1つの中の前記奇数チャネルと前記偶数チャネルの両方で前記送信の受信を確認することとをさらに備え、前記偶数チャネルが前記奇数チャネルよりも高い帯域幅を占有する、C13に記載の方法。
[C15]
前記選択された一次チャネルと関連付けられるチャネルペアを使用して装置を検出することであって、前記選択された一次チャネルが前記第2のチャネル指定を有する、検出することと、
前記チャネルペアの前記第1のチャネルを新たな一次チャネルとして選択すること、
オープンチャネルの前記セットの1つのメンバーが前記第1のチャネル指定を有する場合、前記1つのメンバーを前記新たな一次チャネルとしてオープンチャネルの前記セットから選択すること、
オープンチャネルの前記セットのいずれのメンバーも前記第1のチャネル指定を有さない場合、前記第2のチャネル指定を有する1つのメンバーを前記新たな一次チャネルとしてオープンチャネルの前記セットから選択すること、または、
オープンチャネルの前記セットが空である場合、前記第1のチャネルを前記新たな一次チャネルとして、他の装置によって使用されている前記チャネルペア以外の前記複数のチャネルペアの1つから選択すること
によって前記新たな一次チャネルを選択することとをさらに備える、C9に記載の方法。
[C16]
オープンチャネルの前記セットを決定することが、検出されたエネルギーが閾値よりも低い、または前記閾値以下である、前記第1のチャネルと第2のチャネルのいずれかがオープンチャネルの前記セットに追加されるように、前記複数のチャネルペアの各々の前記第1のチャネルおよび第2のチャネルにおいてエネルギーを検出することを備える、C9に記載の方法。
[C17]
ワイヤレス通信のための装置であって、
複数のチャネルペアをスキャンするための手段と、ここにおいて、前記チャネルペアの各々は、第1のチャネル指定を有する第1のチャネルと第2のチャネル指定を有する第2のチャネルとを備える、
いずれの他の装置も動作していない前記複数のチャネルペアからオープンチャネルのセットを、前記スキャンに基づいて、決定するための手段と、
前記決定に基づいて一次チャネルを選択するための手段と、ここにおいて、前記選択は、
オープンチャネルの前記セットからの1つのメンバーが、前記第1のチャネル指定を有する場合、前記一次チャネルとして前記1つのメンバーを選択すること、
オープンチャネルの前記セットからいずれのメンバーも前記第1のチャネル指定を有さない場合、前記一次チャネルとして前記第2のチャネル指定を有するオープンチャネルの前記セットから1つのメンバーを選択すること、または、
オープンチャネルの前記セットが空のセットである場合、前記一次チャネルとして前記複数のチャネルペアの1つから前記第1のチャネルを選択すること、
を備える、そして、
前記選択された一次チャネルを使用して送信するための手段と、
を備える上記装置。
[C18]
前記第1のチャネルおよび第2のチャネルの各々が約1MHzというチャネル幅を有し、前記複数のチャネルペアの各々が約2MHzという帯域幅を有する、C17に記載の装置。
[C19]
前記第1のチャネル指定がデフォルトチャネルを示し、前記第2のチャネル指定が非デフォルトチャネルを示す、C17に記載の装置。
[C20]
前記複数のチャネルペアの各々の中の前記第1のチャネルが、前記複数のチャネルペアの各々の中の前記第2のチャネルよりも下側の帯域幅を占有する、C17に記載の装置。
[C21]
前記複数のチャネルペアの各々において、前記第1のチャネルが奇数チャネルであり、前記第2のチャネルが偶数チャネルである、C17に記載の装置。
[C22]
前記複数のチャネルペアの1つの中の前記奇数チャネルまたは前記偶数チャネルで送信を受信するための手段をさらに備え、前記受信するための手段が、前記複数のチャネルペアの同じ1つの中の前記奇数チャネルと前記偶数チャネルの両方で前記送信の受信を確認するように構成され、前記偶数チャネルが前記奇数チャネルよりも高い帯域幅を占有する、C21に記載の装置。
[C23]
前記選択された一次チャネルと関連付けられるチャネルペアを使用して別の装置を検出するための手段であって、前記選択された一次チャネルが前記第2のチャネル指定を有する、手段と、
新たな一次チャネルを選択するための手段とをさらに備え、前記新たな一次チャネルの前記選択が、
前記チャネルペアの前記第1のチャネルを前記新たな一次チャネルとして選択すること、
オープンチャネルの前記セットの1つのメンバーが前記第1のチャネル指定を有する場合、前記1つのメンバーを前記新たな一次チャネルとしてオープンチャネルの前記セットから選択すること、
オープンチャネルの前記セットのいずれのメンバーも前記第1のチャネル指定を有さない場合、前記第2のチャネル指定を有する1つのメンバーを前記新たな一次チャネルとしてオープンチャネルの前記セットから選択すること、または、
オープンチャネルの前記セットが空である場合、前記第1のチャネルを前記新たな一次チャネルとして、他の装置によって使用されている前記チャネルペア以外の前記複数のチャネルペアの1つから選択することを備える、C17に記載の装置。
[C24]
検出されたエネルギーが閾値よりも低い、または前記閾値以下である、前記第1のチャネルと第2のチャネルのいずれかがオープンチャネルの前記セットに追加されるように、オープンチャネルの前記セットを決定するための前記手段が、前記複数のチャネルペアの各々の前記第1のチャネルおよび第2のチャネルにおいてエネルギーを検出するように構成される、C17に記載の装置。
[C25]
コンピュータ可読媒体を備える、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータ可読媒体が、
複数のチャネルペアをスキャンすること、ここにおいて、前記チャネルペアの各々が、第1のチャネル指定を有する第1のチャネルと第2のチャネル指定を有する第2のチャネルとを備え、
いずれの他の装置も動作していない前記複数のチャネルペアからオープンチャネルのセットを、前記スキャンに基づいて、決定すること、
前記決定に基づいて一次チャネルを選択すること、ここにおいて、前記選択は、
オープンチャネルの前記セットからの1つのメンバーが、前記第1のチャネル指定を有する場合、前記一次チャネルとして前記1つのメンバーを選択すること、
オープンチャネルの前記セットからのいずれのメンバーも前記第1のチャネル指定を有さない場合、前記一次チャネルとして前記第2のチャネル指定を有するオープンチャネルの前記セットから1つのメンバーを選択すること、または、
オープンチャネルの前記セットが空のセットである場合、前記一次チャネルとして前記複数のチャネルペアの1つから前記第1のチャネルを選択すること、
を備え、そして、
前記選択された一次チャネルを使用して送信することを実行可能な命令を備える、
上記コンピュータプログラム製品。
[C26]
ワイヤレス通信のためのアクセスポイントであって、
少なくとも1つのアンテナと、
複数のチャネルペアをスキャンし、ここにおいて、前記チャネルペアの各々が、第1のチャネル指定を有する第1のチャネルと第2のチャネル指定を有する第2のチャネルとを備える、
いずれの他の装置も動作していない前記複数のチャネルペアからオープンチャネルのセットを、前記スキャンに基づいて、決定し、
前記決定に基づいて一次チャネルを選択する、ここにおいて、前記選択は、
オープンチャネルの前記セットからの1つのメンバーが、前記第1のチャネル指定を有する場合、前記一次チャネルとして前記1つのメンバーを選択すること、
オープンチャネルの前記セットからのいずれのメンバーも前記第1のチャネル指定を有さない場合、前記一次チャネルとして前記第2のチャネル指定を有するオープンチャネルの前記セットから1つのメンバーを選択すること、または、
オープンチャネルの前記セットが空のセットである場合、前記一次チャネルとして前記複数のチャネルペアの1つから前記第1のチャネルを選択することと、を備える、
を実行するように構成された処理システムと、そして、
前記少なくとも1つのアンテナを介して、前記選択された一次チャネルを使用して送信するように構成される送信機と、
を備える上記アクセスポイント。
[C27]
ワイヤレス通信のための第1の装置であって、
チャネルペアの第1のチャネルを使用して第1の送信を送信するように構成される送信機と、前記チャネルペアは、前記第1のチャネルと第2のチャネルとを備える、および、
第2の装置から第2の送信を受信するように構成される受信機とを備え、
ここにおいて、前記第2の送信は、前記チャネルペアの前記第1と第2のチャネルの両方で受信される、
ここにおいて、前記第1と第2のチャネルの1つは、前記第2の装置に対する一次チャネルとして指定される、および、
ここにおいて、前記受信機は、前記第1のチャネルまたは前記第2のチャネルが前記一次チャネルとして指定されるかどうかに関係なく、前記第2の送信を受信するように構成される、
上記第1の装置。
[C28]
前記第1のチャネルが前記第2の装置に対する二次チャネルとして指定されると判定し、
前記判定に基づいて、前記第1のチャネルに対する動作を終了するように構成される、処理システムをさらに備える、C27に記載の第1の装置。
[C29]
前記受信機が、第3の装置から、前記第1のチャネルが前記第2の装置の前記二次チャネルとして指定されることを示すメッセージを受信するように構成され、前記判定が前記メッセージに基づく、C28に記載の第1の装置。
[C30]
前記終了の後、前記送信機が、同一のチャネルペアの前記第2のチャネルで、または、異なるチャネルペアの第1のチャネルまたは第2のチャネルで、第3の送信を送信するように構成される、C28に記載の第1の装置。
[C31]
前記第1のチャネルが前記チャネルペアの偶数チャネルであり、前記第2のチャネルが前記チャネルペアの奇数チャネルであり、前記偶数チャネルが前記奇数チャネルよりも高い帯域幅を占有する、C27に記載の第1の装置。
[C32]
前記第1のチャネルおよび第2のチャネルの各々が約1MHzというチャネル幅を有し、前記チャネルペアが約2MHzという帯域幅を有する、C27に記載の第1の装置。
[C33]
前記送信機がさらに、少なくとも前記第2の送信の前記受信の期間、ワイヤレス媒体にアクセスするのを控えるように構成される、C27に記載の第1の装置。
[C34]
ワイヤレス通信のための方法であって、
第1の装置から、チャネルペアの第1のチャネルを使用して第1の送信を送信することと、前記チャネルペアは前記第1のチャネルと第2のチャネルとを備える、および、
第2の装置から第2の送信を受信することとを備え、
ここにおいて、前記第2の送信は、前記チャネルペアの前記第1と前記第2のチャネルの両方で受信される、
ここにおいて、前記第1と第2のチャネルの1つは、前記第2の装置に対する一次チャネルとして指定される、および、
ここにおいて、前記第2の送信は、前記第1のチャネルまたは前記第2のチャネルが前記一次チャネルとして指定されるかどうかに関係なく受信される、
上記方法。
[C35]
前記第1のチャネルが前記第2の装置に対する二次チャネルとして指定されると判定することと、
前記判定に基づいて、前記第1のチャネルに対する動作を終了することとをさらに備える、C34に記載の方法。
[C36]
第3の装置から、前記第1のチャネルが前記第2の装置の前記二次チャネルとして指定されることを示すメッセージを受信することをさらに備え、前記判定が前記メッセージに基づく、C35に記載の方法。
[C37]
前記終了の後、同一のチャネルペアの前記第2のチャネルで、または、異なるチャネルペアの第1のチャネルまたは第2のチャネルで、第3の送信を送信することをさらに備える、C35に記載の方法。
[C38]
前記第1のチャネルが前記チャネルペアの偶数チャネルであり、前記第2のチャネルが前記チャネルペアの奇数チャネルであり、前記偶数チャネルが前記奇数チャネルよりも高い帯域幅を占有する、C34に記載の方法。
[C39]
前記第1のチャネルおよび第2のチャネルの各々が約1MHzというチャネル幅を有し、前記チャネルペアが約2MHzという帯域幅を有する、C34に記載の方法。
[C40]
少なくとも前記第2の送信の前記受信の期間、ワイヤレス媒体にアクセスするのを控えることをさらに備える、C34に記載の方法。
[C41]
ワイヤレス通信のための第1の装置であって、
チャネルペアの第1のチャネルを使用して第1の送信を送信するための手段と、前記チャネルペアは、前記第1のチャネルと第2のチャネルとを備える、および、
第2の装置から第2の送信を受信するための手段ととを備え、
ここにおいて、前記第2の送信は、前記チャネルペアの前記第1と前記第2のチャネルの両方で受信される、
ここにおいて、前記第1と第2のチャネルの1つは、前記第2の装置に対する一次チャネルとして指定される、および、
ここにおいて、受信するための前記手段は、前記第1のチャネルまたは前記第2のチャネルが前記一次チャネルとして指定されるかどうかに関係なく、前記第2の送信を受信するように構成される、
を備える上記第1の装置。
[C42]
前記第1のチャネルが前記第2の装置に対する二次チャネルとして指定されると判定するための手段と、
前記判定に基づいて、前記第1のチャネルに対する動作を終了するための手段とをさらに備える、C41に記載の第1の装置。
[C43]
前記受信するための手段が、第3の装置から、前記第1のチャネルが前記第2の装置の前記二次チャネルとして指定されることを示すメッセージを受信するように構成され、前記判定が前記メッセージに基づく、C42に記載の第1の装置。
[C44]
前記終了の後、前記送信するための手段が、同一のチャネルペアの前記第2のチャネルで、または、異なるチャネルペアの第1のチャネルまたは第2のチャネルで、第3の送信を送信するように構成される、C42に記載の第1の装置。
[C45]
前記第1のチャネルが前記チャネルペアの偶数チャネルであり、前記第2のチャネルが前記チャネルペアの奇数チャネルであり、前記偶数チャネルが前記奇数チャネルよりも高い帯域幅を占有する、C41に記載の第1の装置。
[C46]
前記第1のチャネルおよび第2のチャネルの各々が約1MHzというチャネル幅を有し、前記チャネルペアが約2MHzという帯域幅を有する、C41に記載の第1の装置。
[C47]
前記送信するための手段がさらに、少なくとも前記第2の送信の前記受信の期間、ワイヤレス媒体にアクセスするのを控えるように構成される、C41に記載の第1の装置。
[C48]
コンピュータ可読媒体を備える、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータ可読媒体が、
チャネルペアの第1のチャネルを使用して第1の送信を送信することと、前記チャネルペアは、前記第1のチャネルと第2のチャネルとを備える、および、
装置から第2の送信を受信することとを備え、
ここにおいて、前記第2の送信は、前記チャネルペアの前記第1と前記第2のチャネルの両方で受信される、
ここにおいて、前記第1と第2のチャネルの1つは、前記装置に対する一次チャネルとして指定される、および、
ここにおいて、前記第2の送信は、前記第1のチャネルまたは前記第2のチャネルが前記一次チャネルとして指定されるかどうかに関係なく受信される、
を実行可能な命令を備える、上記コンピュータプログラム製品。
[C49]
少なくとも1つのアンテナと、
前記少なくとも1つのアンテナを介して、チャネルペアの第1のチャネルを使用して第1の送信を送信するように構成される送信機と、前記チャネルペアは前記第1のチャネルと第2のチャネルとを備える、および、
前記少なくとも1つのアンテナを介して、装置から第2の送信を受信するように構成される受信機と、
ここにおいて、前記第2の送信は、前記チャネルペアの前記第1と第2のチャネルの両方で受信される、
ここにおいて、前記第1と第2のチャネルの1つは、前記装置に対する一次チャネルとして指定される、および、
ここにおいて、前記受信機は、前記第1のチャネルまたは前記第2のチャネルが前記一次チャネルとして指定されるかどうかに関係なく、前記第2の送信を受信するように構成される、
を備えるアクセスポイント。
[C50]
ワイヤレス通信のための第1の装置であって、
複数のチャネルペアをスキャンすること、ここにおいて、前記チャネルペアの各々は、第1のチャネルと第2のチャネルとを備える、および
前記スキャンに基づいて、一次チャネルが前記第1の装置に通信可能に結合される第2の装置の二次チャネルと同一ではないように、前記一次チャネルとして前記複数のチャネルペアの1つから前記第1のチャネルまたは前記第2のチャネルを選択すること、
を実施するように構成される処理システムと、および、
前記選択された一次チャネルを使用して送信するように構成される送信機と、
を備える、上記第1の装置。
[C51]
前記第1のチャネルおよび第2のチャネルの各々が約1MHzというチャネル幅を有し、前記複数のチャネルペアの各々が約2MHzという帯域幅を有する、C50に記載の第1の装置。
[C52]
前記第2の装置からの送信を受信するように構成される受信機をさらに備え、前記送信が、前記複数のチャネルペアの1つの前記第1のチャネルと第2のチャネルの両方で同時に受信される、C50に記載の第1の装置。
[C53]
ワイヤレス通信のための方法であって、
第1の装置において複数のチャネルペアをスキャンすること、ここにおいて、前記チャネルペアの各々は、第1のチャネルと第2のチャネルとを備える、
前記スキャンに基づいて、一次チャネルが前記第1の装置に通信可能に結合される第2の装置の二次チャネルと同一ではないように、前記一次チャネルとして前記複数のチャネルペアの1つから前記第1のチャネルまたは前記第2のチャネルを選択すること、および、
前記選択された一次チャネルを使用して送信すること、
とを備える上記方法。
[C54]
前記第1のチャネルおよび第2のチャネルの各々が約1MHzというチャネル幅を有し、前記複数のチャネルペアの各々が約2MHzという帯域幅を有する、C53に記載の方法。
[C55]
前記第2の装置からの送信を受信することをさらに備え、前記送信が、前記複数のチャネルペアの1つの前記第1のチャネルと第2のチャネルの両方で同時に受信される、C53に記載の方法。
[C56]
ワイヤレス通信のための第1の装置であって、
複数のチャネルペアをスキャンするための手段と、ここにおいて、前記チャネルペアの各々は第1のチャネルと第2のチャネルとを備える、
一次チャネルが前記第1の装置に通信可能に結合される第2の装置の二次チャネルと同一ではないように、前記一次チャネルとして前記複数のチャネルペアの1つから前記第1のチャネルまたは前記第2のチャネルを、前記スキャンに基づいて、選択するための手段と、および、
前記選択された一次チャネルを使用して送信するための手段と、
を備える、上記第1の装置。
[C57]
前記第1のチャネルおよび第2のチャネルの各々が約1MHzというチャネル幅を有し、前記複数のチャネルペアの各々が約2MHzという帯域幅を有する、C56に記載の第1の装置。
[C58]
前記第2の装置からの送信を受信するための手段をさらに備え、前記送信が、前記複数のチャネルペアの1つの前記第1のチャネルと第2のチャネルの両方で同時に受信される、C56に記載の第1の装置。
[C59]
コンピュータ可読媒体を備える、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータ可読媒体が、
第1の装置において複数のチャネルペアをスキャンすること、ここにおいて、前記チャネルペアの各々は、第1のチャネルと第2のチャネルとを備える、
前記スキャンに基づいて、一次チャネルが、前記第1の装置に通信可能に結合される第2の装置の二次チャネルと同一ではないように、前記一次チャネルとして前記複数のチャネルペアの1つから前記第1のチャネルまたは前記第2のチャネルを選択すること、および、
前記選択された一次チャネルを使用して送信すること、
を実行可能な命令を備える、上記コンピュータプログラム製品。
[C60]
アクセスポイントであって、
少なくとも1つのアンテナと、
複数のチャネルペアをスキャンすることと、ここにおいて、前記チャネルペアの各々は、第1のチャネルと第2のチャネルとを備える、
前記スキャンに基づいて、一次チャネルが、前記アクセスポイントに通信可能に結合される装置の二次チャネルと同一ではないように、前記一次チャネルとして前記複数のチャネルペアの1つから前記第1のチャネルまたは前記第2のチャネルを選択することと、
をするように構成される処理システムと、および、
前記少なくとも1つのアンテナを介して、前記選択された一次チャネルを使用して送信するように構成される送信機と、
を備える上記アクセスポイント。