(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
請求項1に記載の検索結果を表示するコンピュータで実行される方法において、前記第2オプションが選択されたことに応じて前記第2表示軸に沿って表示エリアを平行移動するステップは、平行移動を停止するという入力を受け付けるまで、前記第2表示軸に沿って表示エリアを平行移動することを特徴とする、検索結果を表示するためにコンピュータで実行される方法。
請求項2に記載の検索結果を表示するコンピュータで実行される方法において、前記平行移動を止めるという入力は、タッチ入力可能なディスプレイ・デバイス上のジェスチャーであることを特徴とする、検索画像結果を表示するためにコンピュータで実行される方法。
請求項1〜3のいずれか一項に記載の検索結果を表示するコンピュータで実行される方法において、少なくとも、前記第1検索クエリーによる第1検索結果集合、前記第2検索クエリーによる第2検索結果集合、および、前記第3検索クエリーによる第3検索結果集合は、前記第2表示軸に沿って並べることを特徴とする、検索結果を表示するためにコンピュータで実行される方法。
請求項4に記載の検索結果を表示するコンピュータで実行される方法において、前記第1検索クエリーによる第1検索結果集合に含まれる検索結果を、ディスプレイ・デバイスの表示エリア内の第1表示軸に沿って並べて表示することとは、少なくともその検索結果の類似度に基づき、前記第2検索クエリーによる第2検索結果集合に含まれる検索結果を、ディスプレイ・デバイスの表示エリア内の第1表示軸に沿って並べて表示することとは、少なくともその検索結果の類似度に基づき、前記第1検索クエリーによる第1検索結果集合、前記第2検索クエリーによる第2検索結果集合、および、前記第3検索クエリーによる第3検索結果集合は、前記第2表示軸に沿って並べることとは、少なくとも、その類似度に基づくことを特徴とする、検索画像結果を表示するためにコンピュータで実行される方法。
請求項1〜5のいずれか一項に記載の検索結果を表示するコンピュータで実行される方法において、更に、前記第1オプションが選択されたことに応じて、前記第2表示軸に沿って表示エリアを平行移動することを停止し、前記第1表示軸に沿って表示エリアを平行移動するステップを備えている、検索結果を表示するためにコンピュータで実行される方法。
請求項6に記載の検索結果を表示するコンピュータで実行される方法において、前記第1オプションを選択するという入力は、タッチ入力可能なディスプレイ・デバイス上のジェスチャーであることを特徴とする、検索結果を表示するためにコンピュータで実行される方法。
請求項1〜7のいずれか一項に記載の検索結果を表示するコンピュータで実行される方法において、前記第1表示軸及び前記第2表示軸と直交する第3表示軸に沿って表示エリアを平行移動することとは、前記検索結果集合に含まれる検索結果が前記表示エリアの中心部分に向かって平行移動するに伴い、前記検索結果集合に含まれる検索結果が表示される大きさを変化させることを含む、検索結果を表示するためにコンピュータで実行される方法。
コンピュータ実行可能な命令を記録したメモリーとプロセッサを含むコンピュータ装置において、前記コンピュータ実行可能な命令は、検索結果を表示する方法を前記プロセッサにおいて実行するものであって、前記検索結果を表示する方法は、
第1検索クエリーを受け付けるステップと、
前記第1検索クエリーと前記第1検索クエリーによる第1検索結果集合に含まれる検索結果を、ディスプレイ・デバイスの表示エリア内の第1表示軸に沿って並べて表示するステップと、
前記第1検索クエリーに関連する第2検索クエリーを自動的に決定するステップと、
前記第2検索クエリーと前記第2検索クエリーによる第2検索結果集合に含まれる検索結果を、ディスプレイ・デバイスの表示エリア内の第1表示軸に沿って並べて表示するステップと、
前記表示エリアを平行移動することについて、少なくとも3つのオプションを提示するステップであって、前記3つのオプションは、前記第1表示軸に沿って表示エリアを平行移動する第1オプションと、前記第1表示軸と直交する第2表示軸に沿って表示エリアを平行移動する第2オプションと、前記第1表示軸及び前記第2表示軸と直交する第3表示軸に沿って表示エリアを平行移動する第3オプションであるステップと、
前記第2オプションが選択されたことに応じて前記第2表示軸に沿って表示エリアを平行移動するステップであって、前記第2表示軸に沿って表示エリアを平行移動することとは、前記第1検索クエリーに関連する第3検索クエリーと前記第3検索クエリーによる第3検索結果集合に含まれる検索結果を、ディスプレイ・デバイスの表示エリア内の第1表示軸に沿って並べて表示することを含むステップと、
を備えている、コンピュータ装置。
請求項11に記載のコンピュータ装置において、前記第2オプションが選択されたことに応じて前記第2表示軸に沿って表示エリアを平行移動するステップは、平行移動を停止するという入力を受け付けるまで、前記第2表示軸に沿って表示エリアを平行移動することを特徴とする、コンピュータ装置。
請求項12に記載のコンピュータ装置において、前記平行移動を止めるという入力は、タッチ入力可能なディスプレイ・デバイス上のジェスチャーであることを特徴とする、コンピュータ装置。
請求項11〜13のいずれか一項に記載のコンピュータ装置において、少なくとも、前記第1検索クエリーによる第1検索結果集合、前記第2検索クエリーによる第2検索結果集合、および、前記第3検索クエリーによる第3検索結果集合は、前記第2表示軸に沿って並べることを特徴とする、コンピュータ装置。
請求項14に記載のコンピュータ装置において、前記第1検索クエリーによる第1検索結果集合に含まれる検索結果を、ディスプレイ・デバイスの表示エリア内の第1表示軸に沿って並べて表示することとは、少なくともその検索結果の類似度に基づき、前記第2検索クエリーによる第2検索結果集合に含まれる検索結果を、ディスプレイ・デバイスの表示エリア内の第1表示軸に沿って並べて表示することとは、少なくともその検索結果の類似度に基づき、前記第1検索クエリーによる第1検索結果集合、前記第2検索クエリーによる第2検索結果集合、および、前記第3検索クエリーによる第3検索結果集合は、前記第2表示軸に沿って並べることとは、少なくともその類似度に基づくことを特徴とする、コンピュータ装置。
請求項11〜15のいずれか一項に記載のコンピュータ装置において、前記検索結果を表示する方法は、更に、前記第1オプションが選択されたことに応じて、前記第2表示軸に沿って表示エリアを平行移動することを停止し、前記第1表示軸に沿って表示エリアを平行移動するステップを備えている、コンピュータ装置。
請求項16に記載のコンピュータ装置において、前記第1オプションが選択するという入力は、タッチ入力可能なディスプレイ・デバイス上のジェスチャーであることを特徴とする、コンピュータ装置。
請求項11〜17のいずれか一項に記載のコンピュータ装置において、前記第1表示軸及び前記第2表示軸と直交する第3表示軸に沿って表示エリアを平行移動することとは、前記検索結果集合に含まれる検索結果が前記表示エリアの中心部分に向かって平行移動するに伴い、前記検索結果集合に含まれる検索結果が表示される大きさを変化させることを含む、コンピュータ装置。
【発明を実施するための形態】
【0006】
全体像
[0015] 従来の技法に基づく画像検索では、テキストに基づく文書の表示方法と似たやり方で、画像検索結果を表示することもできる。初期結果ページは、一連の一致する画像を供給することができ、最も格付けが高い画像がページの最上位にあり、それよりも格付けが低い画像は、ユーザーがページの底位に向かってスクロールするに連れて、および/または後続の結果ページにアクセスするに連れて、入手可能になる。この種の従来の検索表示では、ユーザーは結果全体をスクロールしている間検索の本質(nature)を変更することができない。代わりに、新たな検索が提出されたとき、または提案された検索に対するリンクがアクセスされたとき、現在の画像一覧が新たな一覧と置き換えられる。加えて、従来の結果提示は、ユーザーが結果を見るときに補助しない。用意されている唯一の編成は、検索要求に関する格付けである。
【0007】
[0016] 種々の実施形態において、画像検索結果を編成するための方法およびユーザー・インターフェースを提供する。画像検索結果を1本以上の表示軸に沿って平行移動させることによって、ユーザーが1組の初期検索結果から関連する1組の結果に遷移することができるように、画像検索結果を提示することができる。ユーザーが結果を平行移動させ続けると、追加の関連検索に対する結果を提示することができる。任意に、画像の特徴に基づいて、検索結果を編成するために、いくつかの表示軸を用いることができる。利用可能な次元即ち軸の数を増やすために、ある実施形態では、ユーザー・インターフェースが一部の検索結果を複数の代表的結果として供給することができ、1つの代表的結果を選択した後に、追加の結果が入手可能になる。この代表的結果を選択することによって、ユーザーは、表示カテゴリー別に編成された第2層の結果に「接近」(zoom in)し、これにアクセスすることが可能になる。
【0008】
[0017] 実施形態では、画像検索結果は、見る人が結果をブラウズすることを自動的に可能にするように、ユーザーに提示することができる。これは、結果が軸に沿ってユーザーの視野に入りそして出るように、結果を平行移動することを含むことができる。任意に、結果を整列させないやり方で編成することができ、結果は総合して類別されるが、明示的に標準的な列または行に並ぶようには現れない。ユーザーは、特定の結果を更に詳細に見ることができるように、または追加の結果をもっと素早く見てブラウズするように、平行移動の速度および/または方向を変更することができる。
定義
[0018] 以下の論述では、「表示軸」とは、検索結果を表示するために用いられる複数の軸の内の1本を指す。複数の表示軸の共通例には、結果を正方形の格子に編成するための横軸および縦軸というような、直交軸の使用がある。ときには、横軸を「X」軸と呼び、縦軸を「Y」軸と呼ぶ可能性もある。しかしながら、表示画面の平面において、軸の便利な組み合わせであればいずれでも用いることができるので、典型低な横軸および縦軸に対して45度回転した軸も、等しく用いることができる。更に一般的には、二次元の矩形、菱形、および六角形格子も用いることができる。尚、直交軸は表示軸間で区別するためには便利であるが、厳密な直交性は必要でないことを注記しておく。また、ほぼ直交な関係を有する軸は、第2軸に沿った平行移動を生ずることなく、平行移動のために1本の表示軸をユーザーに選択させるには十分であることができる。
【0009】
[0019] 現在の表示技術は通例二次元画面であるが、第3次元の深度の外観を表示画面に与える技法も周知である。第3次元の外観は、例えば、表示される物体のサイズ、および「透視」(perspective)技法の使用を制御することによって生成することができる。この見かけ上の第3次元は、例えば、ディスプレイ・デバイスの目視平面に対してほぼ直交する軸を有するように見える次元とすることができる。以下の論述では、ディスプレイ・デバイスの目視平面内の次元のみを利用する表示軸と同様に、この見かけ上の第3次元を利用する表示軸にも言及する。つまり、実施形態では、表示のための3本の軸(任意に、直交またはほぼ直交)を表す複数の軸を選択することができる。水平軸、垂直軸、および深度軸は、3本の表示軸にとって便利な1つの選択肢を規定するが、便利な軸の組み合わせであれば他のいずれでも用いることができる。
【0010】
[0020] ディスプレイにおける見かけ上の深度の使用は、代わりの表示軸を生成するためにも用いることができる。例えば、無限円筒に対応する表示軸を規定するために、軸を選択することができる。この種の座標では、1つの軸が、横軸または縦軸のような、直線軸を表す。2番目の軸は、結果が湾曲した円筒上に配される外観を与える角度軸を表すことができる。数学の教科書では、このような軸を変数「θ」で示す場合もある。より多くの結果を見るためには、円筒を横軸または縦軸に沿って平行移動させることができ、または角度軸を中心として円筒を回転させることができる。尚、見かけ上の曲率角(apparent angle of curvature)は、表示に利用可能な結果の数には厳密には対応しないこともあるので、結果は真の円筒上に表示されなくてもよいことを注記しておく。(言い換えると、表示に利用可能な結果の数は、同じ見かけ上の半径を有する実際の円筒上に収まる数に限定される必要はない。)また、限定する場合(limiting case)、円筒形の半径がほぼ無限であると、ユーザーにとって、前述のように横軸および縦軸を有する場合と区別することができなくなる視聴体験となる。
【0011】
[0021] 直交軸は便利な選択肢であることが多いが、これが必須であるという訳ではない。例えば、六角形格子を用いることができる。この場合、表示画面の視聴平面内に3本の可能な表示軸ができる。
【0012】
[0022] 以下の論述では、表示軸に沿って結果を順番に並べることができる。表示軸に沿った結果の順序付けとは、何らかの特徴またはプロパティに基づいて結果を編成することを指す。例えば、1本の表示軸は、所与の検索クエリーに対する関連性に基づいて、結果を順番に並べるために用いることができる。この状況では、表示軸の一方向に沿った移動は、関連性が高い方の結果に対応し、一方反対方向への移動は、関連性が低い方の移動に対応する。表示軸に沿って結果を順番に並べる他の選択肢は、関連検索に基づいて結果を順番に並べることとすることができる。この状況では、1組の結果が現在の検索クエリーに対応することができる。これらの結果は、表示軸に対して中央に表示することができる。表示軸に沿ったいずれかの方向に、関連検索に応答する結果を表示することができる。更に他の選択肢には、結果がカラーかまたは白黒かに基づいて結果を順番に並べる、あるいは画像のサイズに基づいて順番に並べるというように、画像の特徴に基づいて結果を順番に並べることを含むことができる。
【0013】
[0023] 以下の論述では、表示軸に沿って順番に並べられた画像結果は、整列させてまたは整列させずに表示すると、記述することもできる。整列させて表示する結果は、対応する表示軸に沿って、何らかの形式の直線状に並んだ構造(linear feature)を有する結果に対応する。例えば、表示画面の横軸および縦軸に沿って順番に並べられたサムネール画像の典型的な格子を考える。各サムネールは同じサイズを有する。この状況では、格子の中にあるサムネールは、横および縦の表示軸双方に沿って整列されるように思われる。何故なら、各サムネールにおける何らかの形式の共通点が、対応する軸に沿って線を形成するからである。結果の整列は、都合の良いメトリック(metric)であればいずれを用いてでも決定することができる。例えば、縦軸に沿って順番に並べられた結果は、画像の左縁、画像の中心点、画像の右縁の整列に基づいて、整列させることができ、あるいは画像内にある他のいずれかの都合のよい点に基づいて整列することができる。
【0014】
[0024] あるいは、表示軸に沿って順番に並べられた結果は、整列させないで、順番に並べられてもよい。例えば、検索クエリーに対する結果の関連性に基づいて、縦軸に沿って整列させずに順番に並べられた1群の画像について考える。この例では、順序付けに基づいて、関連性が高い結果程縦軸に沿って高い位置に現れ、一方関連性が低い結果程低い位置に現れる。表示のためにこれらの結果をある水平領域内に限定するが、この領域の境界はディスプレイ上では見ることができないのでもよい。この水平境界内では、しかるべき縦方向の順序付けが維持されている限り、都合のよい水平位置であればどこにでも、これらの結果を表示することができる。境界の内部では、正弦波のようなパターンに基づいて、整列されない結果を設置することができ、または結果の水平位置は不規則であってもよい。しかしながら、順番に並べられた結果は、画像上における共通点間の線形関係(linear relationship)を欠く。
【0015】
[0025] 以下の論述では、「平行移動する」または結果の「平行移動」は、表示されている結果を1本以上の表示軸に沿って動かすことを指す。これによって、何らかの新たな結果が視野に入り、一方他の結果を視野から消し去ることができる。例えば、垂直表示軸に沿った結果の平行移動によって、表示画面の最上位/最下位に新たな結果を表させることができ、一方他の結果は表示画面の最下位/最上位から出ていく。表示軸に沿った表示画面の平面に入るまたは出る平行移動(「深度」表示軸のような)では、平行移動によって、物体がサイズを変化させることができる。表示画面の平面に対して入るまたは出る平行移動では、これを超えてはもはや画像が表示されない平面を「深度」方向に定義することもできる。例えば、1つの平面は背面に対応することができ、背面では画像が遠すぎると考えられ、したがってもはやレンダリングされない。他の平面は、まるでディスプレイ・デバイスを見ている人が画像を通り越したので、画像が見る人の背後にあるかのように、見るためには画像が前方に離れ過ぎると考えられる前面とすることができる。
関連検索
[0026] 種々の実施形態において、関連検索に基づいて検索結果を編成するために、1本以上の表示軸を用いることができる。多くの状況において、1本の表示軸を関連検索のために用いることができるが、複数の表示軸を用いることもできる。一例として、関連検索を行うために水平表示軸を用いる状況を考える。この例では、「ジョージ・ワシントン」(George Washington)という初期検索クエリーが与えられる。これによって、種々の画像結果が得られ、最高に格付けされた結果は、初代米国大統領の画像に対応する。
【0016】
[0027] 初期検索クエリーに基づいて、いずれかの便利な方法によって、関連クエリーを生成または特定することができる。関連クエリーから2つを選択して用いることができる。これらの選択した関連クエリーは、横軸に沿って、通例、初期クエリーのいずれかの側に順番に並べることができる。選択した関連クエリーは、最高に格付けされた関連クエリーとすることができ、または関連クエリーを選択するためには、都合のよい方法であれば他のいずれでも用いることができる。関連クエリーは、応答画像結果(responsive image results)を生成するために用いることができる。これらの結果は、初期クエリーに対する結果のいずれかの側に表示される。この例では、関連検索クエリーから、「マーサ・ワシントン」(Martha Washington)に応答する結果を横軸の右側に表示し、「ジョン・アダムス」(John Adams)に応答する結果を左側に表示することにつなげることができる。
【0017】
[0028]
図3は、以上の例で可能な表現を模式的に示す。
図3において、結果は3つの列で提示されている。中央の列は、「ジョージ・ワシントン」という現在の検索クエリー310に対応する。この中央の列では、3つの代表的結果312、313、および314が模式的に示されている。この例における縦軸は、検索結果のクエリーに対する関連性に対応する。都合のよい数の結果であればいくつでも、一度に目視エリアに表示することができる。表示画面のサイズおよび画像のサイズに応じて、軸に沿って表示される結果の数は、少なくとも1つ、または少なくとも3つ、または少なくとも5つ、または少なくとも7つ、あるいは他のいずれかの都合のよい数にすることができる。この例では、結果を縦軸に沿って平行移動させることによって、最初に表示された結果を超えて追加の応答結果が利用可能である。左および右の列は、「ジョン・アダムス」に対する関連検索クエリー320、および「マーサ・ワシントン」に対する関連検索クエリー330に対応する。これらの列は、代表的結果322〜324および332〜334を示す。この場合も、垂直表示軸に沿って平行移動させることによって、クエリー320および330に対する追加の結果も入手可能である。この例では、表示された画像結果は、表示された各結果が同じ幅を有するように、拡大縮小されている。次いで、表示されている画像の左縁に基づいて、これらの結果は垂直方向に整列されている。画像の右縁、画像の中央、または画像における他のいずれかの位置も、用いようとすれば代わりに用いることができたであろう。また、表示されている画像は、画像の底縁を整列させることによって、水平方向に沿って整列されている。その結果、
図3における結果は、双方の表示軸に沿って整列された表示画像を順番に並べた図を示す。
【0018】
[0029]
図4は、画像結果を表示するための代わりのフォーマットを模式的に示す。同じ検索310、320、および330が
図4に示されている。また、応答結果も同じであり、横軸に沿った結果の整列も維持されている。しかしながら、
図4は、結果が縦軸に沿って整列されていない実施形態を示す。代わりに、各列における画像は、順番に並べられているが、列内部における水平位置は、いずれかの都合のよい位置にすることができる。画像の拡大縮小の必要性も外されているので、画像は各々表示に都合がよいサイズであればいずれでも有することができる。
【0019】
[0030]
図4のような実施形態では、画像結果が整列されずに表示されており、非整列軸(non-aligned axis)に沿った結果の表示のための境界は、都合のよいやり方であればそのいずれで選択することもできる。
図4において、「ジョージ・ワシントン」列の表示のための境界417および418は、隣接する関連検索列の表示437および428の境界とは別個である。他の選択肢では、境界418および境界437が同じ位置となるように、境界を共有することができる。
【0020】
[0031] 更に他の選択肢では、隣接する結果の重複を認める境界を有するができる。この種の選択肢の下では、境界418は、「ジョン・アダムス」の結果に対しては右側の境界となることができ、一方境界428は、「ジョージ・ワシントン」の結果に対して左側の境界となることができる。この種の選択肢では、結果の表示エリアにおける重複が、1組の結果から他の組への円滑な移り変わりの感じを与えるのに役に立つと考えられる。
【0021】
[0032] 結果の表示を見た後、ユーザーは、「ジョン・アダムス」に対する画像結果がおもしろそうであると判断するかもしれない。ユーザーは、ジョン・アダムスの結果が中央のクエリーに来るように、結果を横軸に沿って平行移動させることができる。これによって、表示に様々な変化が起こる。ジョン・アダムスの結果を中央に移動させると、ジョージ・ワシントンの結果は右側の関連検索となり、一方マーサ・ワシントンの結果はページから消え去る。実施形態の中には、ユーザーは常に以前に見た表示に戻ることができるように、マーサが元々表示されていたという事実を追跡することができる場合もある。ジョン・アダムスの結果が中央に移動すると、他の関連検索も見えるようになる。この例では、格付けが最も高い関連検索は、ジョージ・ワシントンである。しかしながら、その結果は、このセッションの間表示のために既に選択されている(この実施形態では、ジョージ・ワシントンの結果がもはや見えなくても、ジョージ・ワシントンは関連検索として選択されることはない。何故なら、検索セッション中のある時点において用いられたからである。)代わりに、次に格付けが高い関連結果である「トーマス・ジェファーソン」(Thomas Jefferson)が選択され、「トーマス・ジェファーソン」に応答する結果が、ジョン・アダムスの左側に表示される。
【0022】
[0033]
図5は、中央の検索を変更するための横軸に沿った平行移動を模式的に示す。
図5は、
図3に示した、整列させた結果表示に基づく。
図5では、平行移動によって、「ジョン・アダムス」の部分を、中央の検索クエリーになる方向に移動させた。その結果、「トーマス・ジェファーソン」の関連クエリー540に対する結果542〜544が部分的に見ることができるようになり、一方「マーサ・ワシントン」の関連クエリー330に対する結果が目視エリアから消えようとしている。尚、「ジョン・アダムス」の結果を完全に中央位置に移動させる必要性はないことを注記しておく。ユーザーが
図5に対応する時点で、または他のいずれかの都合のよい時点において表示されているビューを選好する場合、ユーザーは平行移動を停止することができる。あるいは、ユーザーは、結果全体を通じてもっと素早くまたはもっとゆっくりと移動させるために、平行移動の速度を変更することもできる。
【0023】
[0034] 水平方向に平行移動させることによって、ユーザーは新たな関連検索結果を受け続けることができる。以前に選択された関連検索が除外される実施形態では、これは、表面的には無限のブラウジング体験に導くことができる。例えば、トーマス・ジェファーソンが中央の検索クエリーになるように平行移動すると、「米国の過去の文書」の関連検索が隣に来る結果を得ることができる。先に注記したように、関連検索の履歴を追跡することもできる。関連検索の履歴を追跡する実施形態では、ビューを平行移動させて「ジョージ・ワシントン」に戻すと、「マーサ・ワシントン」の関連検索も表示ビューに戻って来る。
【0024】
[0035] 以上のことに基づいて、種々の他の特徴を組み込むことができる。例えば、ユーザーが関連検索には総じて興味があるが、供給された特定の関連検索には興味がないということもある。一実施形態では、ユーザーは一方または双方の表示された関連検索を、代わりの関連検索と置き換えさせることを選択することができる。例えば、双方の関連検索を置き換えると、新たな関連検索「革命戦争」が水平表示軸の左側に現れ、一方、「ジョージ・ワシントン・カーバー」(George Washington Carver)が右側に現れるという結果に至ることができる。これは、ユーザーが興味のある関連検索クエリーを受け取るまで、所望に応じて繰り返すことができる。ユーザーが新たな関連検索を要求した場合、ユーザーの設定にしたがって、「ジョン・アダムス」および「マーサ・ワシントン」に対する検索クエリーを、関連検索として用いることから除外することができ、またはこれらが次の関連検索クエリーとして特定された場合、これらは一連の関連検索に現れることができる。また、ユーザーはいずれの時点でも新しい主要な検索クエリーを提出することができる。次いで、新たな検索クエリーに基づく関連検索を実行する(provide)ことができる。以前に見た検索クエリーを、新たな検索クエリーに対する関連クエリーとして選択することから除外する選択肢をユーザーに与えることができ、またはデフォルトの行動をシステムによって選択することができる。
【0025】
[0036] 他の潜在的に可能な変形では、1つ以上のデフォルトまたは推奨初期検索クエリーを有することができる。例えば、美術館が、その美術館の収集の現在の内容に基づいて、初期検索クエリーを提出することもできる。任意に、クエリー毎に関連クエリーを予め定義しておくことができる。これによって、美術館検索のユーザーが、美術館の収蔵物全体にわたって順番に、その収蔵物について全く知る必要なく、スクロールすることが可能になる。ユーザーは、単に、興味がある初期クエリーを選択し、ブラウズし始めることができる。
【0026】
[0037] 更に他の選択肢では、ユーザーが画像を選択することによって、検索クエリーを変更することを可能にすることができる。一実施形態では、各画像は、その画像に関連付けられた検索クエリーを有することができる。ユーザーが画像を選択すると、ユーザーは任意に、選択した画像に似たもっと多くの画像の興味を示すことができる。次いで、この画像と関連付けられた検索クエリーを、新たな初期クエリーとして用いることができる。
特徴に基づく表示軸
[0038] 関連検索を実行することに加えて、1本以上の表示軸は、画像結果の特性または特徴に基づくこともできる。画像の表示を順番に並べるための画像の特徴の例には、画像のサイズ、画像がカラーかまたは白黒か、画像の輝度または色特性、画像に伴う日付け、あるいは他のあらゆる都合のよい画像特性を含むことができる。特徴に基づいて表示軸に沿って順番に並べられる画像は、整列されても、整列されなくてもよい。
【0027】
[0039] 関連検索に対応する表示軸に可能な潜在的に「無限な」ブラウジングとは異なり、画像の特徴に対する表示軸は有限であってもよい。例えば、カラー画像対白黒画像に対する表示軸は、表示軸全体を表示画面上に入れることができるように十分に小さくてもよい。更に一般的には、表示軸に行うことができる平行移動の量は、関連のある画像を表示する都合に合わせて、多くすることも少なくすることも可能である。
【0028】
[0040] 明示的に画像の「特徴」ではないが、検索クエリーに対する画像の関連性も、画像を順番に並べるための表示軸として用いることができる。一実施形態では、ユーザーに対する初期表示が、検索クエリーに対して最も関連がある画像を含むように、関連性に基づいて、画像を表示軸に沿って順番に並べることができる。また、関連性にしたがって検索結果を順番に並べるための表示軸を、可能な平行移動の量で限定することもできる。表示は、見ることができる結果の内、最も関連性がある結果から開始することができるので、最初は、一方向に関連性表示軸に沿った平行移動だけを可能にするのでもよい。
【0029】
[0041] 他の実施形態では、特徴に基づいて表示軸に沿って画像を順番に並べるのは、初期画像が選択された後における第2レベルの表示とすることができる。例えば、初期検索が関連検索に対して2本の表示軸で表示される状況について考える。この種の構成では、各検索または関連検索と関連付けて、限られた数の画像しか表示することができない。画像を選択すると、拡張表示に対する検索または関連検索を特定することができる。この拡張表示は、選択された画像に対応するクエリーに対する追加の画像を供給することができ、これらの画像は、当該画像の特徴または特性に基づいて1本以上の表示軸に沿って順番に並べることができる。
表示軸に沿った自動平行移動
[0042] 画像結果をユーザーに表示するとき、1つの選択肢は、静止初期ビューを供給し、次いでユーザー入力に基づいて表示軸の1本以上に沿って結果を平行移動させることである。他の実施形態では、ユーザーが見るために、画像結果を表示軸の1本以上に沿って自動的に平行移動することができる。画像結果の自動平行移動は、結果が表示されるときに開始することができ、ユーザーによる結果の見直しの間に、自動平行移動を始動させることができる。実施形態に応じて、ユーザーは、各表示軸に沿った平行移動の速度を設定する入力を供給することができ、または平行移動の速度を自動的に選択することもできる。他の実施形態では、自動平行移動プロセスは、便利なやり方であればいずれでも誘導することができる。例えば、自動平行移動の方向は、部分的にランダム・プロセスによって、現ユーザーの格納されているナビゲーション履歴に基づくプロセスによって、あるいは複数のユーザーまたはユーザー・グループの格納されているナビゲーション履歴に基づくプロセスによって、あるいは関連性によって、あるいは他の環境要因に基づくプロセスによって誘導することができる。更に他の選択肢では、自動平行移動のためにナビゲーションを誘導する2つ以上の種類のプロセスの組み合わせを用いることができる。
【0030】
[0043] 結果の自動平行移動の間、ユーザーは興味のある画像を特定することができる。ユーザー入力に基づいて、画像が選択されたときに1つ以上の動作(action)を実行することができる。画像の自動平行移動は、画像が選択されたときに停止するまたは速度を落とすとよい。ユーザーには、拡大した画像のビュー、および/または画像についての追加情報を提供することができる。任意に、ユーザーは、画像と関連付けられているキーワードに基づいて新たな検索クエリーを提出することができる。また、選択された画像を、ユーザーによって選択された画像のライブラリーまたは集合体に追加することもできる。選択された画像のライブラリーは、画像がもはやディスプレイ上のビューになくなった後に、興味のある画像に戻る便利な方法をユーザーに提供することができる。
例−完全に整列されないビュー
[0044]
図6から
図9は、本発明の種々の実施形態による画像結果の表示の他の例を示す。
図6から
図9において、結果は3本の表示軸に沿って順番に並べられている。水平表示軸は、検索クエリーに基づいて結果を順番に並べるために用いられる。垂直軸は、画像のサイズに基づいて結果を順番に並べるために用いられる。表示画面の平面に入るおよび出る「深度」軸は、結果のクエリーに対する関連性に基づいて順番に並べるために用いられる。
【0031】
[0045]
図6は、「ジョージ・ワシントン」という検索クエリー610を受けたことに基づく初期ビューを示す。
図6に示す実施形態では、結果は表示軸のいずれに沿っても整列されていない。代わりに、結果612〜614はランダムに散乱しているが、それを除けば、各表示軸に沿った順序付けと一貫性を維持するようになっている。結果622〜624はクエリー620に応答し、結果632〜634はクエリー639に応答しており、同様に散乱している。質的には、これは、媒体内に浮遊する物体が流れて、見る人の視野を通過していくことができる感じを、見る人に与えることができる。
【0032】
[0046]
図6に示す最初のビューでは、最高に格付けされた結果612、622、および623が、視野において最も近いオブジェクトとして表示されている。次に格付けが低い数個の画像は、オブジェクトがページの奥に引っ込んでいるように見せるために、より小さくなっている。垂直表示軸に沿って、画像の実際のサイズに基づいて、画像が編成されている。偶然、格付けが最も高い画像632〜634は、「マーサ・ワシントン」というクエリー630に対するものであり、この例では同様のサイズを有する。
【0033】
[0047] この例では、クエリーが受け入れられた後、結果は自動的に「深度」表示軸に沿って平行移動させられる。これによって、ユーザーは、中央のクエリーおよび関連クエリーに対する結果を、以後ユーザーの操作を全く行うことなく、ブラウズし始めることができる。ユーザーは、いずれの時点でも平行移動の方向または速度を変更することができ、あるいはユーザーは平行移動を停止することもできる。
図7は、「深度」表示軸に沿って結果の何らかの平行移動が行われた後における結果の表示を模式的に示す。
図7では、中央の検索および関連検索に対する2つの最高に格付けされた結果が、目視平面を既に超えている。このため、画像614、624、および634が、最高に格付けされた表示画像として残っている。また、これらの画像は、この時点では、最も大きな表示サイズを有する。また、「深度」表示軸に沿った平行移動のために見ることができるようになった格付けの低い結果として、新たな画像716〜717、726〜727、および736〜737もビューに入って来ている。
【0034】
[0048] この時点で、ユーザーは画像726を興味があるとして特定する。
図8に示す実施形態では、これによって、ユーザーが選択した画像を綿密に調べている間自動平行移動を停止させる。また、これによって、選択された画像が、選択画像のライブラリー860に追加される。画像が選択されると、この選択した画像の拡大ビュー865、およびこの画像についての追加情報867をユーザーに提示することができる。拡大画像ビュー865および追加情報867は、画像結果に対するオーバーレイとして提示することができ、または任意に別のウィンドウ870において表示することもできる。
【0035】
[0049]
図9は、結果の表示方法についての変形を模式的に示す。
図9は、
図6における表示に全体的に類似している。中央検索クエリーと関連検索クエリーとの間の関係が変更されている。
図9では、水平軸に沿った結果の順序付けは、結果がどの検索クエリーと関連付けられているかを示すだけでなく、関連クエリーの1つに対して結果がどのように格付けされたかについても示す。例えば、
図6において、結果633は「マーサ・ワシントン」に対して2番目に高い格付けの結果であった。
図9では、結果633は、「ジョージ・ワシントン」および「マーサ・ワシントン」に対するクエリーの間でほぼ中間に示されている。
図9に示す実施形態では、これは、結果633は「ジョージ・ワシントン」というクエリーに応答しても高い格付けを有することを示す。対照的に、結果612は、「ジョン・アダムス」というクエリーにも、「マーサ・ワシントン」というクエリーにも応答しないと見なされる。つまり、結果612は、「ジョージ・ワシントン」というクエリーの下に中央に位置するものとして示されている。他の実施形態では、2つの隣接するクエリーに対する結果の間で移り変わりを円滑化しようとする他の方法は、1対の隣接するクエリーに基づく検索クエリーに対して明示的に結果を生成することである。つまり、「ジョン・アダムスおよびジョージ・ワシントン」または「マーサ・ワシントンおよびジョージ・ワシントン」を組み合わせたクエリーでも、応答画像結果を生成するために用いることができる。組み合わせたクエリーに対するこれらの結果は、明示的に特定された中央クエリーと関連クエリーとの間に示すことができる。更に他の選択肢では、水平な位置付け、および明示的な組み合わせクエリーの双方を使用して、「ジョージ・ワシントン」のような初期クエリーから「マーサ・ワシントン」のような関連クエリーへの円滑な移り変わりを得ることができる。
ユーザー・インターフェース
[0050] ユーザーが種々の表示軸に沿って平行移動することを可能にするためには、便利な1組の制御部であればいずれでも設けることができる。1つの選択肢では、キーボードに基づく制御部を設けるができる。可能なキー割り当ての一例として、キーボード上の矢印キーは、表示画面の平面における速度を上昇または低下させるために用いることができ、一方「プラス」および「マイナス」キーは、深度表示軸に沿った平行移動の速度を変更するために用いることができる。便宜上、スペース・バーのようなキーは、全ての動き(motion)を停止するために用いることができる。マウスの動きとマウス・ボタンのクリックとの組み合わせを用いる他の選択肢も可能である。更に他の選択肢では、ユーザーによるタッチ・スクリーンの対話処理に基づくことができる。
【0036】
[0051] 以上本発明の種々の実施形態の全体像について端的に説明したので、本発明を実行するのに適した動作環境例についてこれより説明する。図面全体を参照するが、特に最初に
図1を参照すると、本発明の実施形態を実現するための動作環境例が示されており、全体的に計算機100でと称されている。しかし、計算機100は、適した計算環境の一例に過ぎず、本発明の使用範囲や機能に関して何ら限定を示唆する意図はない。また、計算機100が、図示されているコンポーネントの内任意の1つやその組み合わせに関して何らかの依存性や要件を有するというように解釈してはならない。
【0037】
[0052] 本発明の実施形態は、コンピューター、あるいはパーソナル・データー・アシスタントまたはその他のハンドヘルド・デバイスというような他の装置によって実行される、プログラム・モジュールのようなコンピューター実行可能命令を含む、コンピューター・コードまたは装置使用可能命令という一般的なコンテキストで説明することができる。一般に、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データー構造等を含むプログラム・モジュールは、特定のタスクを実行するコード、または特定の絶対データー型を実装するコードを指す。本発明は、ハンドヘルド・デバイス、消費者用電子機器、汎用コンピューター、より特殊な計算デバイス等を含む、種々のシステム構成において実用することができる。また、本発明は分散型計算環境においても実用することができ、この環境では、通信ネットワークを通じてリンクされているリモート処理デバイスによってタスクを実行する。
【0038】
[0053] 引き続き
図1を参照すると、計算機100は、以下のデバイスを直接的または間接的に結合するバス110を含む。そのデバイスとは、メモリー112、1つ以上のプロセッサー114、1つ以上のプレゼンテーション・コンポーネント116、入力/出力(I/O)ポート118、I/Oコンポーネント120、および例示の電源122である。バス110は、1つ以上のバス(アドレス・バス、データー・バス、またはこれらの組み合わせ)であるものを表す。
図1の種々のブロックは、明確にするために、線で示されているが、実際には、種々のコンポーネントの輪郭はそれほど明らかではなく、比喩的には、もっと正確に示すならばこれらの線は灰色で曖昧になるであろう。例えば、ディスプレイ・デバイスのようなプレゼンテーション・コンポーネントを、I/Oコンポーネントと見なす人もいると考えられる。加えて、多くのプロセッサーはメモリーを有する。本願の発明者は、このようなことは技術の本質であることを認識しており、
図1の線図は本発明の1つ以上の実施形態と共に使用することができる計算機例の一例に過ぎないことを繰り返しておく。「ワークステーション」、「サーバー」、「ラップトップ」、「ハンドヘルド・デバイス」などのようなカテゴリー間では区別は行われない。何故なら、これらは全て
図1の範囲に入り、「計算機」と呼ばれると考えられるからである。
【0039】
[0054] 計算機100は、通例、種々のコンピューター読み取り可能媒体を含む。コンピューター読み取り可能媒体は、計算機100によってアクセスすることができる任意の利用可能な媒体とすることができ、揮発性および不揮発性媒体双方の、リムーバブルおよび非リムーバブル媒体を含む。一例として、そして限定ではなく、コンピューター読み取り可能媒体は、コンピューター記憶媒体および通信媒体を含むことができる。コンピューター記憶媒体は、コンピューター読み取り可能命令、データー構造、プログラム・モジュール、または他のデーターのような情報の格納のための任意の方法または技術で実現される、揮発性および不揮発性双方のリムーバブルおよび非リムーバブル媒体を含む。コンピューター記憶媒体は、限定ではなく、ランダム・アクセス・メモリー(RAM)、リード・オンリー・メモリー(ROM)、電子的消去可能プログラム可能リード・オンリー・メモリー(EEPROM)、フラッシュ・メモリーまたは他のメモリー技術、CD−ROM、ディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)または他のホログラフ・メモリー、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶デバイスまたは他の磁気記憶デバイス、搬送波、あるいは所望の情報を格納するために使うことができそして計算機100によってアクセスすることができるその他のあらゆる媒体も含むことができる。一実施形態では、コンピューター記憶媒体は、有形コンピューター記憶媒体から選択することができる。他の実施形態では、コンピューター記憶媒体は、一時的でない(non-transitory)コンピューター記憶媒体から選択することができる。
【0040】
[0055] メモリー112は、揮発性および/または不揮発性メモリーの形態としたコンピューター記憶媒体を含む。メモリーは、リムーバブル、非リムーバブル、またはその組み合わせであってもよい。ハードウェア・デバイスの例には、ソリッド・ステート・メモリー、ハード・ドライブ、光ディスク・ドライブ等が含まれる。計算機100は、メモリー112、またはI/Oコンポーネント120のような種々のエンティティからデーターを読み出す1つ以上のプロセッサーを含む。プレゼンテーション・コンポーネント(1つまたは複数)116は、データー指示をユーザーまたは他のデバイスに提示する。プレゼンテーション・コンポーネントの例には、ディスプレイ・デバイス、スピーカー、印刷コンポーネント、振動コンポーネント等が含まれる。
【0041】
[0056] I/Oポート118は、I/Oコンポーネント120を含む他のデバイスに計算機100を論理的に結合することを可能にする。これら他のデバイスの一部は内蔵されていてもよい。例示的なコンポーネントには、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲーム・パッド、衛星ディッシュ、スキャナー、プリンター、ワイヤレス・デバイス等が含まれる。
【0042】
[0057] これより
図2に移ると、本発明の一実施形態によるブロック図が示されており、計算システム例および/またはネットワーク環境200が示されている。尚、
図2に示す計算システム200は、1つの適した計算システム環境の例に過ぎず、本発明の使用範囲や機能に関して何ら限定を示唆する意図はない。また、計算システム200が、図示されているコンポーネントの内任意の1つやその組み合わせに関して何らかの依存性や要件を有するというように解釈してはならない。更に、計算システム200は、単体製品として、ソフトウェア開発環境の一部として、またはそのいずれかの組み合わせとして提供されるのであってもよい。
【0043】
[0058] 計算システム200は、ユーザー・デバイス206、検索エンジンまたは検索サービス205、ならびに画像順序付けおよび表示コンポーネント208を含み、これらは全て、ネットワーク204を通じて、および/または共通デバイス上の位置を通じて互いに通信状態にある。ネットワークは、限定ではなく、1つ以上のローカル・エリア・ネットワーク(LAN)および/またはワイド・エリア・ネットワーク(WAN)を含む。このようなネットワーク接続環境は、事務所、企業規模のコンピューター・ネットワーク、イントラネット、およびインターネットでは極普通である。したがって、ネットワーク204についてここではこれ以上説明しない。
【0044】
[0059]
図2に示すユーザー・デバイス206、検索エンジン205、ならびに画像順序付けおよび表示コンポーネント208は、例えば、
図2を参照して先に説明した計算機200のような、いずれの種類の計算機でもよい。一例としてそして限定ではなく、ユーザー・デバイス206、検索エンジン205、ならびに画像順序付けおよび表示コンポーネント208は、パーソナル・コンピューター、デスクトップ・コンピューター、ラップトップ・コンピューター、ハンドヘルド・デバイス、移動体ハンドセット、消費者用電子デバイス等であってもよい。加えて、ユーザー・デバイス206は、更に、キーボード、キーパッド、スタイラス、ジョイスティック、およびユーザーが有線またはワイヤレス・データをネットワーク204に提供することを可能にする他のあらゆる入力開始コンポーネント(input-initiating component)、例えば、検証の照会、ウェブ・ページ・アドレス等も含むことができる。しかしながら、本発明は、このような計算機における実施態様には限定されず、本発明の実施形態の範囲内で、種々の異なる種類の計算機のいずれにおいても実現できることは注記してしかるべきである。
【0045】
[0060] 検索クエリーに基づいて、検索エンジンまたはサービス205は、応答結果を特定することができる。次いで、画像順序付けおよび表示コンポーネント208は、応答画像結果を順番に並べ、本発明の種々の実施形態にしたがってユーザー・デバイス206に表示ビューを供給することができる。
【0046】
[0061]
図10は、本発明の一実施形態による方法を示すフロー・チャートである。
図10において、複数の検索クエリーおよび応答画像結果を第1表示軸に沿って順番に並べる(1010)。また、応答画像結果は、第2表示軸にも沿って順番に並べる(1020)。第2表示軸に沿った順序付けは、例えば、対応するクエリー、または画像の特徴、あるいは他の特性に対する結果の格付けに基づくことができる。順序付けが画像の特徴に基づく場合、画像の特徴は、画像のサイズ、画像がカラーかまたは白黒か、画像の特徴に付随する日付け、あるいは他のあらゆる便利な画像の特徴とすることができる。応答結果の一部を、表示軸に沿った結果の順序付けに基づいて表示する(1030)。複数の検索クエリーの内少なくとも1つに関係する追加のクエリーを、この追加のクエリーに応答する対応の追加の結果と共に特定する(1040)。追加のクエリーおよび追加の結果を、第1表示軸に沿って順番に並べる(1050)。通例、追加のクエリーは、複数のクエリーの中でそれに関係のあるクエリーに隣接して順番に並べられる。複数のクエリーおよび対応する応答画像結果を、第1表示軸に沿って平行移動する(1060)。この結果、複数のクエリーの内1つが表示から消え去る。また、この平行移動によって表示ビューに空間ができ、この空間は、追加のクエリーおよび対応する追加の結果を表示する(1070)ために用いることができる。
【0047】
[0062]
図11は、本発明の他の実施形態による方法を示すフロー・チャートである。
図11において、複数の検索クエリーおよび対応する応答画像結果を、第1表示軸に沿って順番に並べる(1110)。また、応答画像結果は、第2表示軸にも沿って順番に並べる(1120)。この第2表示軸は、ディスプレイ・デバイスの目視平面に対してほぼ直交する。第2表示軸に沿った順序付けは、例えば、対応するクエリー、または画像の特徴、あるいは他の特性に対する結果の格付けに基づくことができる。順序付けが画像の特徴に基づく場合、画像の特徴は、画像のサイズ、画像がカラーかまたは白黒か、画像の特徴に付随する日付け、あるいは他のあらゆる便利な画像の特徴とすることができる。また、応答画像結果は、第3表示軸にも沿って順番に並べる(1130)。応答結果の一部を、結果の順序付けに基づいて、表示軸に沿って表示する(1140)。少なくとも第2表示軸に沿って応答画像結果を平行移動する(1150)。この結果、第1複数の応答結果が表示から消え去る。また、この平行移動によって、表示ビューに空白ができ、この空間は、第2複数の結果を表示する(1160)ために用いることができる。
【0048】
[0063]
図12は、本発明の他の実施形態による方法を示すフロー・チャートである。
図12において、複数の検索クエリーおよび対応する応答画像結果を、第1表示軸に沿って順番に並べる(1210)。また、応答画像結果は、第2表示軸にも沿って順番に並べる(1220)。この第2表示軸は、第1表示軸に対してほぼ直交する。また、応答画像結果は、画像の特徴に基づいて、第3表示軸にも沿って順番に並べる(1230)。第3表示軸は、第1および第2表示軸に対してほぼ直交する。結果の順序付けに基づいて、応答結果の一部を表示軸に沿って順番に並べる。
図12では、表示軸の内少なくとも2本に沿って、整列させずに結果を順番に並べる。表示軸の内1本以上に沿って、応答画像結果を自動的に平行移動させる(1250)。この結果、第1複数の応答結果が表示から消え去る。また、この平行移動によって、表示ビューに空間が生じ、第2複数の結果を表示する(1260)ために、この空間を用いることができる。
追加の実施形態
[0064] 一実施形態では、コンピューター実行可能命令を格納する1つ以上のコンピューター記憶媒体を提供する。命令を計算機によって実行すると、画像結果を表示する方法を実行する。この方法は、複数の検索クエリーおよび対応する応答画像結果を第1表示軸に沿って順番に並べるステップと、応答画像結果を第2表示軸に沿って順番に並べるステップと、第1および第2表示軸に沿った順序付けに基づいて、応答結果の内少なくとも一部を表示するステップと、複数の検索クエリーの内少なくとも一部に関する追加のクエリー、および対応する複数の追加の応答画像結果を特定するステップと、追加のクエリーおよび対応する追加の応答画像結果を、第1表示軸に沿った検索クエリーの順列に追加するステップと、複数のクエリーおよび対応する応答画像結果を第1表示軸に沿って平行移動するステップであって、平行移動の結果、複数のクエリーの内1つが表示から消え去る、ステップと、追加のクエリーおよび対応する追加の応答画像結果を表示するステップとを含む。
【0049】
[0065] 他の実施形態では、画像結果を表示する方法を提供する。この方法は、複数の検索クエリーおよび対応する応答画像結果を第1表示軸に沿って順番に並べるステップと、応答画像結果を第2表示軸に沿って順番に並べるステップであって、この第2表示軸がディスプレイ・デバイスの目視平面に対してほぼ直交する、ステップと、応答結果を第3表示軸に沿って順番に並べるステップと、第1、第2、および第3表示軸に沿った順序付けに基づいて、応答結果の少なくとも一部を表示するステップと、応答結果を少なくとも第2表示軸に沿って平行移動させるステップであって、この平行移動の結果、第1複数の応答結果が表示から消え去る、ステップと、第2複数の応答結果を表示するステップとを含む。
【0050】
[0066] 更に他の実施形態では、コンピューター実行可能命令を格納する1つ以上のコンピューター記憶媒体を提供する。これらのコンピューター実行可能命令を計算機によって実行すると、画像結果を表示する方法を実行する。この方法は、複数の検索クエリーおよび対応する応答画像結果を第1表示軸に沿って順番に並べるステップと、複数のクエリーに応答する画像結果を第2表示軸に沿って順番に並べるステップであって、第2表示軸が第1表示軸に対してほぼ直交する、ステップと、応答結果を第3軸に沿って順番に並べるステップであって、第3表示軸が、第1表示軸および第2表示軸に対してほぼ直交する、ステップと、第1、第2、および第3表示軸に沿った順序付けに基づいて、応答結果の少なくとも一部を表示するステップと、応答結果を表示軸の内1本以上に沿って平行移動させるステップであって、平行移動の結果複数の結果が表示から消え去る、ステップと、第2複数の応答結果を表示するステップであって、少なくとも2本の表示軸に沿って整列せずに応答結果を順番に並べる、ステップとを含む。
【0051】
[0067] 更に他の実施形態の1群では、第1実施形態が、コンピューター使用可能命令を格納する1つ以上のコンピューター記憶媒体を提供する。これらのコンピューター実行可能命令を計算機によって実行すると、画像結果を表示する方法を実行する。この方法は、複数の検索クエリーおよび対応する応答画像結果を第1表示軸に沿って順番に並べるステップと、応答画像結果を第2表示軸に沿って順番に並べるステップと、第1および第2表示軸に沿った順序付けに基づいて、応答結果の内少なくとも一部を表示するステップと、複数の検索クエリーの内少なくとも一部に関する追加のクエリー、および対応する複数の追加の応答画像結果を特定するステップであって、追加のクエリーが、クエリー履歴におけるクエリーとは異なる、ステップと、追加のクエリーおよび対応する追加の応答画像結果を、第1表示軸に沿った検索クエリーの順列に追加するステップと、複数のクエリーおよび対応する応答画像結果を第1表示軸に沿って平行移動するステップであって、平行移動の結果、複数のクエリーの内1つが表示から消え去る、ステップと、追加のクエリーおよび対応する追加の応答画像結果を表示するステップとを含む。
【0052】
[0068] 第2実施形態では、第1実施形態によるコンピューター記憶媒体を提供し、クエリー履歴が、第1表示軸に沿ったクエリーの順序付けを、当該クエリー履歴におけるクエリーについて保持し、複数の検索クエリーの内少なくとも1つに関する追加のクエリーを特定するステップが、クエリー履歴に格納されている複数の検索クエリーとは異なる追加のクエリーを特定するステップを含む。
【0053】
[0069] 第3実施形態では、前出の実施形態のいずれかによるコンピューター記憶媒体を提供する。応答結果を第1表示軸に沿って平行移動させるステップが、応答結果を第1表示軸に沿って自動的に平行移動させるステップを含む。
【0054】
[0070] 第4実施形態では、前出の実施形態のいずれかによるコンピューター記憶媒体を提供し、更に、追加のクエリーの表示後、現在表示されているクエリーおよび対応する応答結果を、第1表示軸に沿って平行移動させるステップであって、平行移動の結果、追加のクエリーが表示から消え去る、ステップと、複数のクエリーおよび対応する応答結果を表示するステップとを備えている。
【0055】
[0071] 第5実施形態では、コンピューター使用可能命令を格納する1つ以上のコンピューター記憶媒体を提供する。命令を計算機によって実行すると、画像結果を表示する方法を実行する。この方法は、複数の検索クエリーおよび対応する応答画像結果を第1表示軸に沿って順番に並べるステップと、複数のクエリーに応答する画像結果を第2表示軸に沿って順番に並べるステップであって、第2表示軸が第1表示軸に対してほぼ直交する、ステップと、応答結果を第3軸に沿って順番に並べるステップであって、順序付けが任意に画像の特徴に基づき、第3表示軸が第1表示軸および第2表示軸に対してほぼ直交する、ステップと、第1、第2、および第3表示軸に沿った順序付けに基づいて、応答結果の少なくとも一部を表示するステップと、応答結果を少なくとも第2表示軸に沿って平行移動させるステップであって、平行移動の結果第1複数の結果が表示から消え去る、ステップと、第2複数の応答結果を表示するステップとを含むことができる。
【0056】
[0072] 第6実施形態では、第5実施形態によるコンピューター記憶媒体を提供する。応答結果を1本以上の表示軸に沿って平行移動させるステップが、応答結果を少なくとも第2表示軸に沿って自動的に平行移動させるステップを含む。
【0057】
[0073] 第7実施形態では、第5または第6実施形態によるコンピューター記憶媒体を提供する。第2複数の応答結果が、対応するクエリーに対する格付けが、第1複数の応答結果における結果の格付けよりも低い結果を含む。
【0058】
[0074] 第8実施形態では、前出の実施形態のいずれかによるコンピューター記憶媒体を提供する。応答結果を、整列させずに、第2表示軸に沿って順番に並べる。
[0075] 第9実施形態において、第8実施形態によるコンピューター記憶媒体を提供する。隣接するクエリーに対する格付けを反映するために、整列されていない応答結果を、第1軸に沿って位置付ける。
【0059】
[0076] 第10実施形態では、 前出の実施形態のいずれかによるコンピューター記憶媒体を提供する。更に、第1表示軸に沿って順番に並べたクエリーにおいて、1対のクエリーに対して中間クエリーを特定するステップであって、中間クエリーが1対のクエリーに基づく、ステップと、中間クエリーに応答する結果を得るステップと、1対のクエリーに対する結果の間に、中間クエリーに応答する結果を表示するステップとを備えている。
【0060】
[0077] 第11実施形態では、 前出の実施形態のいずれかによるコンピューター記憶媒体を提供する。応答結果を平行移動させるステップが、応答結果を少なくとも2本の表示軸に沿って平行移動させるステップを含む。
【0061】
[0078] 第12実施形態では、 前出の実施形態のいずれかによるコンピューター記憶媒体を提供する。応答結果を、少なくとも2本の表示軸に沿って、整列せずに順番に並べる。
【0062】
[0079] 第13実施形態では、第1実施形態によるコンピューター記憶媒体を提供する。更に、画像の特徴に基づいて、第3表示軸に沿って、応答結果を順番に並べるステップを含む。
【0063】
[0080] 第14実施形態では、 前出の実施形態のいずれかによるコンピューター記憶媒体を提供する。対応するクエリーに対する結果の格付けに基づいて、応答結果を第2軸に沿って順番に並べる。
【0064】
[0081] 第15実施形態では、 前出の実施形態のいずれかによるコンピューター記憶媒体を提供する。第2表示軸は、ディスプレイ・デバイスの目視平面に対してほぼ直交する。
【0065】
[0082] 本発明の実施形態について、特定の実施形態に関して説明した。これらの実施形態は、あらゆる観点において、限定的ではなく例示的であることを意図している。本発明に関係する技術の当業者には、本発明の範囲から逸脱することなく、代替実施形態も明らかであろう。
【0066】
[0083] 以上の説明から、本発明は、先に明記した目的および目標を、自明であり本構造に固有である他の利点と共に達成するのに非常に適していることが分かるであろう。
[0084] 尚、ある種の特徴およびサブコンビネーションは有益であり、他の特徴およびサブコンビネーションを参照しなくても採用できることは言うまでもない。これは、請求項の範囲によって想定されていることであり、その範囲に含まれることとする。