特許5991854IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

一対の垂直コードと中段コードとから成るラダーコードに対して、各垂直コードにおける上下に隣り合う中段コードの間隔を適宜調整することができる横型ブラインドのラダーコード製造方法及び製造装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、従来の製造方法において、一対の垂直コードに等しい張力を印加することで、理論的には対称的なラダーコードとすることができるはずであるが、実際には、微妙な張力の差、編みの具合、加熱炉における温度むら等様々な要因によって、中段コードの左右ピッチ差が発生してしまう場合がある。 また、特許文献1のように意図的に左右ピッチ差をつける場合には、ラダーコードの各垂直コードにおいて中段コードのピッチを同一ピッチに加熱成形する第一の熱セット装置と、第一の熱セット装置で加熱成形されたラダーコードの各垂直コードにおいて中段コードのピッチを異なるピッチに加熱成形する第二の熱セット装置という2つの熱セット装置が必要であるため、製造装置として大がかりなものとなり、装置を設置するためのスペースも大きくなるという問題が生じる。 また、ラダーコードとして安定した形状に加工するためには、200℃前後の温度にて加熱成形する必要があるが、200℃前後の炉内温度を有するのは第二の熱セット装置の第二の加熱炉だけであり、第二の熱セット装置では各垂直コードにおいて中段コードを異なるピッチに成形することしかできず、同一ピッチには成形することができないので、同一の工程で、各縦糸における横糸のピッチが同一のラダーコードと異なるラダーコードの両方を製造することができない。 本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、一つの熱加工装置を用い、同一の工程で、一対の垂直コードにおける中段コードのピッチを適宜調整することができる横型ブラインドのラダーコード製造方法及び製造装置を提供することをその目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

前述した目的を達成するために、本発明は、一対の垂直コードと、一対の垂直コードを連結する複数の中段コードと、から成る梯子状の形状を有する横型ブラインドのラダーコードの製造方法において、 緊張状態を保持しつつラダーコードを熱加工装置に送り込むステップと、 一対の垂直コードにおいて上下に隣り合う中段コードの間隔が同一となるように熱加工装置でラダーコードを加熱成形するステップと、 加熱成・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、加熱成形されたラダーコードの一対の垂直コードのうちの少なくとも一方の垂直コードを押圧することで、加熱された垂直コードに張力を付与して垂直コードを伸ばし、各垂直コードにおける上下に隣り合う中段コードの間隔を適宜調整することができる。従って、各垂直コードにおける上下に隣り合う中段コードの間隔が異なるラダーコードと、各垂直コードにおける上下に隣り合う中段コードの間隔が同一となるラダーコードのうちのいずれかを適宜選択して製造することができる。 様々なタイプのラダーコードを同一の工程によりまたは同一の製造装置で製造することができるため、装置全体を小規模なものとすることができ、設置スペースを小さくすることができる。 押圧面が垂直コードを押し出す距離を変化させることで、各垂直コードにおける上下に隣り合う中段コードの間隔を様々に調整することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明に係る製造方法でラダーコードを製造している状態を示す製造装置の模式図である。

【図2】熱加工装置の出口付近から引出ローラまでの間の状態を表し、(a)は正面断面図、(b)は側断面図である。

【図3】(a)は押圧装置を表す平面図、(b)はそのラダーコード押圧状態の平面図である。

【図4】熱加工装置の出口付近から引出ローラまでの間の状態を示す側断面図であり、(a)は一対の垂直コードにおける上下に隣り合う中段コードの間隔がそれぞれ同一となるラダーコードを製造しているときの状態を示し、(b)は一対の垂直コードにおける上下に隣り合う中段コードの間隔が異なるラダーコードを製造しているときの状態を示す。

【図5】(a−1)は一対の垂直コードにおける上下に隣り合う中段コードの間隔がそれぞれ同一となるラダーコードを用いたブラインドの側面図、(a−2)は(a−1)のラダーコードの一部分を示す側面図、(b−1)は一対の垂直コードにおける上下に隣り合う中段コードの間隔がそれぞれ異なるラダーコードを用いたブラインドの側面図、(b−2)は(b−1)のラダーコードの一部分を示す側面図である。

【図6】本発明に係る製造方法で製造したラダーコードを用いた横型ブラインドを窓に取付けた際の状態を示すイメージ図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 ラダーコード   10a、10b 垂直コード   10c 中段コード   20 製造装置   24 熱加工装置   26 引出ローラ   28 押圧装置   38、40 押圧棒   38a、40a 押圧面

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