(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記回路基板装着部は、前記フレーム部の一側壁から前記回路基板支持部と並行に突出したストッパー(stopper)をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の液晶表示装置。
前記ストッパーは、前記フレーム部の一側壁の外側方向に傾斜する斜辺と、前記斜辺の端部から前記一側壁に垂直に延長された段差部とを含むことを特徴とする請求項9に記載の液晶表示装置。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の利点、特徴、およびそれらを実現する方法は、添付される図面と共に後述する実施形態の詳細な説明を参照することによって明確になるであろう。しかし、本発明は、以下に開示される実施形態に限定されるものではなく、異なる多様な形態で実現することができ、本実施形態は、単に本発明の開示が完全になるように、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者に対し発明の範囲を完全に開示するために提供するものである。図面において層および領域の大きさおよび相対的な大きさは説明を明瞭にするために誇張されている場合もある。
【0010】
素子(elements)または層が、異なる素子または層の「上(on)」と指称されるものは、当該他の素子あるいは層の真上だけでなく、中間にさらに他の層または他の素子を介在した場合もすべて含む。これに対し、一つの素子が他の素子と「直接上に(directly on)」、「真上に」と指称されるものは中間に他の素子または層を介在しないものを示す。明細書全体において、同一参照符号は同一構成要素を指す。「および/または」は、言及されたアイテムの各々および一つ以上のすべての組合せを含む。
【0011】
空間的に相対的な位置関係を表す用語である「下(below)」、「下(beneath)」、「下部(lower)」、「上(above)」、「上部(upper)」などは、図面に示されているように一つの素子または構成要素と異なる素子または構成要素との相対的な位置関係を分かりやすく記述するために使用される。これらの空間的に相対的な位置関係を表す用語は、図面に示されている方向に加えて使用時または動作時における素子の異なる方向を含む用語として理解されなければならない。
【0012】
本明細書で記述する実施形態は、本発明の理想的な実施形態の概略的な断面図を参考にして説明する。したがって、製造技術または許容誤差などによって、例示図の形態は変形されてもよい。したがって、本発明の実施形態は、図示された特定形態に制限されるものではなく、製造工程によって生成される形態の変化も含むものである。したがって、図面に例示された領域は概略的な属性を有し、図面に例示された領域の形態は素子の領域の特定形態を例示するためのものであり、発明の範疇を制限するためのものではない。
【0013】
以下、
図1〜
図19を参照して本発明の実施形態による液晶表示装置について詳細に説明する。
【0014】
先に、
図1〜
図8を参照して本発明の第1の実施形態による液晶表示装置について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。
図2Aは、
図1に示すA部分を拡大した拡大図である。
図2Bは、
図2の断面図である。
図3は、中間収納容器の正面図である。
図4は、
図1に示すI−I’線に沿って切断した断面図である。
図5Aおよび
図5Bは、液晶パネルと回路基板の接続関係を説明するための図である。
図6Aは、
図2Aに示すB部分を拡大した拡大図である。
図6Bは、
図6Aの断面図である。
図7は、回路基板の収容部を説明するための図である。
図8は、
図1に示すI−I’線に沿って切断した断面図である。
【0015】
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態による液晶表示装置1は液晶パネルアッセンブリ30、上部収納容器20、バックライトアセンブリ10を含む。
【0016】
液晶パネルアッセンブリ30は、第1基板32、第2基板31、これらの表面に配置された偏光板(図示せず)を含む液晶パネル37、液晶(図示せず)、ゲート駆動回路33を含む。また、液晶パネルアッセンブリ30はフレキシブル回路基板35および印刷回路基板34を含む回路基板部36を含む。このとき、可撓性回路基板35により印刷回路基板34と液晶パネル37が接続される。特に、液晶パネル37の第1基板32と印刷回路基板34はフレキシブル回路基板35を介して接続される。
【0017】
液晶パネル37は、ゲートライン(図示せず)、データライン(図示せず)、および画素電極などを含む第1基板32と、ブラックマトリックス(black matrix)、カラーフィルタ、および共通電極などを含み第1基板32に対向するように配置される第2基板31、および第1基板32の下面に配置される偏光板(図示せず)と第2基板31の上面に配置される偏光板(図示せず)とを含む。カラーフィルタや共通電極は液晶パネル37の種類によって第1基板32に配置されてもよい。このような液晶パネル37に電気信号が伝達されると液晶パネル37は映像を表示する。以下では説明の便宜上、映像を表示する液晶パネル37の面を一面37−1と仮定し、前記一面37−1と対向する液晶パネル37の面を他面37−2と仮定する。
【0018】
液晶パネル37は、前述した平板形状の基板が積層され、後述する中間収納容器100に配置される。
【0019】
そして、ゲート駆動IC33は、第1基板32上に集積されて形成されて各ゲートライン(図示せず)に接続され、フレキシブル回路基板35は第1基板32に形成される各データライン(図示せず)に接続される。ただし、ゲート駆動回路33はこれと異なる例で、第1基板32に付着したフレキシブル印刷回路基板(図示せず)に配置されるかまたは、フレキシブル印刷回路基板を介して第1基板32と接続された別途の印刷回路基板に配置されてもよい。
【0020】
一方、液晶パネル駆動用印刷回路基板34にはゲート駆動回路33にゲート駆動信号を入力し、フレキシブル回路基板35にデータ駆動信号を入力するゲート駆動信号およびデータ駆動信号を処理するための様々な駆動部品が実装されてもよい。また、以下では説明の便宜上、液晶パネル37の一面37−1と同一方向となる印刷回路基板34の面を前面34−1と仮定し、前記前面34−1と対向する印刷回路基板34の面を後面34−2と仮定する。
【0021】
バックライトアセンブリ10は、導光板300、反射シート400、光学シート200、下部収納容器500、中間収納容器100、光源353、および光源駆動用フレキシブルプリント回路基板351を含む。
【0022】
導光板(Light Guide Plate:LGP)300は、光が効率よくガイドされるように透光性を有する材料、例えばPMMA(PolyMethylMethAcrylate)のようなアクリル樹脂、ポリカーボネート(PolyCarbonate:PC)のような一定の屈折率を有する材料で形成されてもよい。
【0023】
このような材料からなる導光板300の一側面に入射した光は導光板300の臨界角以内の角度を有するため、導光板300内部に伝達され、導光板300の上面または下面に入射される場合の光の角度は臨界角から外れるため、導光板300の外部へ出射されず、導光板300内部に行き渡る。
【0024】
導光板300の上面および下面のうちいずれか一つの面、例えば下面にガイドされた光が上部に出射されるように散乱パターン(図示せず)が形成されてもよい。
【0025】
導光板300の少なくとも一側には少なくとも一つの光源353が配置される。
【0026】
本実施形態の光源353として、液晶表示装置の薄型化を考慮して例えばLED(Light Emitting Diode)のような点光源を使用してもよい。しかし、本実施形態の光源353として例えばCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)、EEFL(External Electrode Fluorescent Lamp)などの線光源の使用を排除するものではない。ただし、以下の説明においては便宜上光源353は点光源であると仮定する。
【0027】
光源353は、光源駆動用フレキシブルプリント回路基板351上に一列で配列されてもよい。光源駆動用フレキシブルプリント回路基板351は電源を供給するインバータ(図示せず)と電気的に接続されて電力の印加を受けることができる。
【0028】
導光板300の下面には反射シート400が配置されて導光板300の下部に放出される光を上部に反射させる。
【0029】
反射シート400は、例えばポリエチレンテレフタレート(PolyEthylene Terephthalate:PET)からなり、反射性を有してもよく、その片方の表面は例えば、二酸化チタン含有する拡散層でコーティングしてもよい。
【0030】
導光板300、光源353および反射シート400は下部収納容器500に収納される。
【0031】
一つ以上の光学シート200は、導光板300の上面に配置されて導光板300から伝達される光を拡散して集光する役割を果たす。光学シート200は拡散シート、プリズムシート、保護シートなどを含んでもよい。拡散シートは導光板300とプリズムシートとの間に位置してもよく、導光板300から入射される光を分散させて光が部分的に密集することを防止することができる。プリズムシートは、一面に三角柱形状のプリズムが一定の配列を持って形成されてもよく、かかる構成により拡散シートから拡散された光を液晶パネル37に垂直方向に集光する役割を果たすことができる。保護シートは、プリズムシートの上に形成されてもよく、これによりプリズムシートの表面を保護し、光を拡散させて光の分布を均一にすることができる。
【0032】
上部収納容器20は、中央部に液晶パネル37を外部に露出させる開放窓を含み、上部収納容器20は中間収納容器100を介して下部収納容器500と結合する。
【0033】
上部収納容器20と下部収納容器500は、ステンレススチールのような剛性を有する金属材質で形成されてもよい。
【0034】
図1〜
図3を参照すると、本発明の第1実施形態による中間収納容器100はフレーム部120とフレーム部120の一側壁部121の外側に位置する回路基板装着部1000を含む。
【0035】
フレーム部120は開放窓を含む枠組み形状であってもよい。例えば、フレーム部120は4個の側壁部が長方形の形状をなしてもよい。このとき、フレーム部120は側壁部から内側に突出して形成されるパネル安着部130を含んでもよい。パネル安着部130には液晶パネル37が配置される。このとき、安着部130の上面には液晶パネル37が配置され、安着部130の下面は光学シート200と相接する。これによって、下部収納容器500内で光学シート200が移動することを防止することができる。回路基板装着部1000はフレーム部120の一側壁部121の外側に位置する。ここで、回路基板装着部1000は回路基板34がスライディングして挿入されるスライドレール(1100、1200)を含む。
図3を参照すると、このようなスライドレール(1100、1200)はフレーム部120の一側壁121に所定間隔(P1)離隔されペアで形成されてもよい。これによって、回路基板34の一側およびこれに対向する他側がそれぞれのスライドレール(1100、1200)にスライディングして挿入されて支持される。
【0036】
図1〜
図3を参照すると、スライドレール(1100、1200)はフレーム部120の一側壁121から液晶パネル37の外側方向に突出した突起部(1110、1120)を含む。また、スライドレール(1100、1200)は突起部の一側に形成されて回路基板34がスライディングして挿入される溝部(1120、1220)を含む。このとき、溝部(1120、1220)はフレーム部120の一側壁121から突起部(1110,1120)の終端まで延長され形成されてもよい。溝部(1120、1220)には回路基板34の一端と他端がスライディングして挿入されてもよい。すなわち、回路基板34が別途の結合手段、例えば、ねじによって中間収納容器100に組み立てされることなくスライディング方式で中間収納容器1000に装着されることができる。このような溝部(1120、1220)の長さ(L1)は回路基板34の一側の長さ(
図5Aの「W1」)と実質的に同一なものであってもよい。これによって回路基板34が溝部(1120、1120)内に完全に挿入されることができる。
【0037】
一方、
図4を参照すると、回路基板34が回路基板装着部1000にスライディングして装着される場合、最終的に回路基板34は液晶パネル37の外側の一側に配置されてもよい。また、回路基板34の前面34−1と液晶パネル37の一面37−1は同一方向に向かうように回路基板34が回路基板装着部1000に装着されてもよい。すなわち、回路基板34の前面34−1または後面34−2と液晶パネル37の一面37−1または他面37−2が互い重ならないように配置されてもよい。
【0038】
一方、液晶パネルアッセンブリ30は例示的に次のように実装されてもよい。先に、回路基板34の一側と他側がそれぞれスライドレール(1100、1200)の溝部(1120、1220)内にスライディングして挿入され、回路基板34がフレーム部120の一側壁121の外側に配置される。回路基板34が回路基板装着部に装着された後、回路基板34と液晶パネル37を接続するフレキシブル回路基板35を曲げて、液晶パネル37が安着部130上に配置されるようにする。これによって液晶パネルアッセンブリ30が中間収納容器に収納されることができる。
【0039】
図5Aおよび
図5Bで示すように、回路基板34の一側と他側が回路基板装着部1000に配置されるとき、液晶パネル37、フレキシブル回路基板35および回路基板34は全体的に、「U」字形状をなしてもよい。
【0040】
一方、フレキシブル回路基板35は、第1側35−1と第2側35−2を含むが、例示的に、第1側35−1は液晶パネル37と接続し、第2側35−2は回路基板34に接続してもよい。一方、回路基板34の一側の長さ(W1)は溝部(1120,1220)の長さ(L1)と実質的に同一であってもよい。
【0041】
図6Aおよび6Bを参照すると、スライドレール1100は溝部1120のスライディング面1122上に形成されたストッパーエレメント1130を含んでもよい。ストッパーエレメント1130は溝部1120のスライディング面1122から突出した突起形状を有してもよい。ストッパーエレメント1130は後述する収容部38に収容される。これによって、回路基板34がスライドレール1100にスライディングして挿入された後、固く固定されることができる。
【0042】
図7を参照すると、回路基板34の一側縁部には収容部38が形成されてもよい。収容部38は前述したストッパーエレメント1130と結合されるように回路基板34の一側縁部を貫く結合ホール38であってもよい。また、ストッパーエレメント1130はフック(hook)であってもよい。
【0043】
一方、
図8を参照すると、回路基板34はスライドレール1100の溝部1120のスライディング面1122に沿ってスライディングし、引続きフック1130の斜面に沿ってスライディングして結合ホール38の下段部がフック1130の段差部に至ると、フック1130が結合ホール38に完全に挿入されることによって、回路基板34とスライドレール1100はフック結合される。
【0044】
一方、中間収納容器100はモールド、例えばプラスチック物質で形成されてもよい。これによって、中間収納容器100は複雑な構造を有しても成型が容易である。特に、フレーム部120の一側壁121から突出した前述したスライドレール(1100、1200)の突起部(1110、1210)および溝部(1120、1220)などを容易に形成することができる。
【0045】
前述したように、第1の実施形態による場合、回路基板34を装着する中間収納容器100の回路基板装着部1000の形成時において、モールドで容易に形成することができる。また、回路基板34を実装して固定する空間が確保されることによって、液晶表示装置の製造時、別途の結合手段、例えば、ボルトとナットなどで結合するための別途の作業時間を短縮することができる。また、小型化した回路基板34に別途の結合空間を確保する必要がないため、回路基板34の小型化および集積度を向上させることができる。
【0046】
次に、
図9〜
図13を参照して本発明の第2の実施形態による液晶表示装置について説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。
図10は、本発明の第2の実施形態による液晶表示装置の回路基板実装部を示す図である。
図11は、第2の実施形態による回路基板実装部の断面図を示す図である。
図12は、
図11に示す「C」部分を拡大した拡大図である。
図13は、第2の実施形態による回路基板実装部に回路基板が実装されていることを示す図である。説明の便宜上、前記第1実施形態の図面に示す各部材と同一の機能を有する部材は同一の符号で示すため、その説明は省略または簡略にする。
【0047】
図9を参照すると、第2実施形態による液晶表示装置2の中間収納容器100は液晶パネル37が配置されるフレーム部120とフレーム部120の一側壁121の外側に位置する回路基板装着部2000を含む。
【0048】
回路基板装着部2000は、回路基板34がスライディングして挿入されるスライドレール(2100、2200)、回路基板支持部2300およびストッパー2400を含んでもよい。
【0049】
図10および11を参照すると、スライドレール(2100、2200)は、後述する回路基板支持部2300の一面上から突出した垂直部(2110、2210)と垂直部(2110、2210)から延長され前記一面と並行な平行部(2120,2220)とを含む。垂直部(2110、2210)、平行部(2120、2220)および回路基板支持部2300の一面は回路基板34の一部がスライディングして挿入される挿入溝2230をなす。
【0050】
回路基板支持部2300は、スライドレール(2100、2200)に挿入された回路基板34が回路基板装着部2000に装着するように回路基板34を支持する。回路基板支持部2300はフレーム部120の一側壁121から突出して形成される。回路基板支持部2300は支持される回路基板34と対応する形状を有してもよい。例えば、回路基板34が長方形の形状である場合、回路基板支持部2300の形状もこれに対応する長方形の形状を有してもよい。回路基板支持部2300の全体の形状は例えば板型であってもよい。一方、回路基板支持部2300は支持された回路基板34の放熱を向上させるように開口部2500を含んでもよい。
【0051】
ストッパー2400は、フレーム部120の一側壁121から突出して回路基板支持部2300と並行に位置する。ストッパー2400はスライドレール(2100、2200)に挿入され、回路基板支持部2300に支持された回路基板34を回路基板装着部2000に固定させる。このようなストッパー2400は弾性を有してもよい。
【0052】
図11および12を参照すると、ストッパー2400はフレーム部120の一側壁121の外側方向に傾斜した斜辺2410と前記斜辺2410の端部からフレーム部120の一側壁121に垂直延長された段差部2420とを含んでもよい。一方、ストッパー2400と回路基板支持部2300間の間隔(G1)は回路基板装着部2000に装着される回路基板34の厚さ(
図13の「t34」)と実質的に同一であるかまたはこれより若干小さくてもよい。
【0053】
図13を参照すると、先に、回路基板34の一端部34−3がスライドレール(2100、2200)にスライディングして挿入される。以後、回路基板34の他端部(34−4)がストッパー2400の斜辺2410に沿って滑り落ちて、ストッパー2400と回路基板支持部2300の間に介在してストッパー2400により固定される。これによって、回路基板34が回路基板装着部2000に装着される。このとき、回路基板34の後面34−2は回路基板支持部2300の一面上に配置される。また、回路基板34の前面34−1は液晶パネル37の一面37−1と同一方向に向かうように配置される。
【0054】
前述したように、第2の実施形態による場合、回路基板34を装着する回路基板装着部2000の中間収納容器100の形成時、モールドで容易に形成することができる。また、回路基板34を実装して固定する空間が確保されることによって、液晶表示装置の製造時、別途の結合手段、例えば、ボルトとナットなどで結合するための別途の作業時間を短縮することができる。また、小型化した回路基板34に別途の結合空間を確保する必要がないため、回路基板34の小型化および集積度を向上させることができる。
【0055】
次に、
図14〜
図19を参照して本発明の第3の実施形態による液晶表示装置について説明する。
図14は、本発明の第3の実施形態による液晶表示装置の分解斜視図である。
図15は、第3の実施形態による回路基板装着部を示す図である。
図16は、
図15に示すIV−IV’線に沿って切断した断面図である。
図17は、
図14のIII−III’線に沿って切断した断面図である。
図18は、
図15に示すIV−IV’線に沿って切断した変形実施形態の断面図である。
図19は、
図14に示すIII−III’線に沿って切断した変形実施形態の断面図である。説明の便宜上、以下の実施形態では、前記第1実施形態の図面に示す各部材と同一の機能を有する部材は同一符号で示すため、その説明は省略または簡略にする。
【0056】
図14を参照すると、第3の実施形態による液晶表示装置3の中間収納容器100はフレーム部120とフレーム部120の一側壁に位置する回路基板装着部3000を含む。
【0057】
図14および
図15を参照すると、回路基板装着部3000はフレーム部120の一側壁121の上段部から下段部方向に切開されて形成される。このような回路基板装着部3000は回路基板34が装着されて支持される回路基板支持部3100と回路基板支持部3100から垂直延長された側壁部(3200、3300)とを含む。
【0058】
図15および16を参照すると、側壁部(3200、3300)はフレーム部120の一側壁121の一側から他側に延長され回路基板34がスライディングして挿入される溝部(3210、3310)を含む。溝部(3210、3310)はフレーム部120の一側壁121を貫くように形成されてもよい。一方、溝部(3210、3310)の長さ(L3)は溝部(3210、3310)に挿入される回路基板34の一側の長さ(
図14の「W3」を参照)と実質的に同一であってもよい。回路基板34は回路基板34の一側および他側がそれぞれ側壁部(3200、3300)の溝部(3210、3310)にスライディングして挿入されて回路基板支持部3100上に安着する。
【0059】
一方、第3実施形態によって回路基板34が回路基板装着部3000に装着されるとき、回路基板34と液晶パネル37は実質的に同一の平面上に位置することができる。これによって、第3の実施形態ではフレキシブル回路基板35が曲げられる必要がないかまたは、最小の限度で曲げられるであろう。したがって、必要なフレキシブル回路基板35の長さが減る場合もある。
【0060】
図17を参照すると、本発明の第3の実施形態による液晶表示装置3において、液晶パネル37と接続された印刷回路基板34が中間収納容器110の回路基板装着部3000に装着されることを例示的に示したものである。
【0061】
第3実施形態による回路基板34は液晶パネル37の一側に配置されてもよい。このとき、回路基板34の一側と他側がそれぞれ側壁部(3200、3300)の溝部(3210、3310)にスライディングして挿入され、回路基板34の後面34−2が回路基板支持部3100上に配置される。また、回路基板34の前面34−1は液晶パネル37の一面37−1と同一方向に向かうように配置される。
【0062】
図18および
図20を参照すると、回路基板装着部3000は側壁部(3200、3300)の溝部(3210、3310)のスライディング面3211上に形成されたストッパーエレメント3212を含んでもよい。ストッパーエレメント3212は溝部(3210、3310)のスライディング面3211から突出した突起形状を有してもよい。ストッパーエレメント3212は前述したように、回路基板34の一側縁部に形成された収容部(例えば、
図7の「38」)に収容されてもよい。これによって、回路基板34が側壁部(3200、3300)の溝部(3210、3310)にスライディングして挿入された後、固く固定される。これによって、回路基板34が回路基板装着部3000に装着されるとき、印刷回路基板34と溝部(3210、3310)との間の結合力を向上させることができる。
【0063】
一方、ストッパーエレメント3212はフック(hook)であってもよく、収容部(
図7の「38」)は回路基板34の一側縁部を貫く結合ホール(
図7の「38」)であってもよい。これによって、ストッパーエレメント3212と収容部(
図7の「38」)はフック結合される。
【0064】
以上添付された図面を参照して本発明の実施形態について説明したが、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者は、本発明が、その技術的思想や必須の特徴を変更しない範囲で他の具体的な形態で実施され得ることを理解することができる。したがって、上記実施形態はすべての面で例示的なものであり、限定的でないものと理解しなければならない。