特許第5992318号(P5992318)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5992318
(24)【登録日】2016年8月26日
(45)【発行日】2016年9月14日
(54)【発明の名称】ナースコール装置の廊下灯
(51)【国際特許分類】
   A61G 12/00 20060101AFI20160901BHJP
   H04M 9/00 20060101ALI20160901BHJP
【FI】
   A61G12/00 E
   H04M9/00 Z
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-279963(P2012-279963)
(22)【出願日】2012年12月21日
(65)【公開番号】特開2014-121480(P2014-121480A)
(43)【公開日】2014年7月3日
【審査請求日】2015年3月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】000100908
【氏名又は名称】アイホン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100121142
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 恭一
(72)【発明者】
【氏名】服部 彰浩
(72)【発明者】
【氏名】高幡 幸太郎
【審査官】 大谷 謙仁
(56)【参考文献】
【文献】 特開2006−122314(JP,A)
【文献】 特開2002−077345(JP,A)
【文献】 特開2001−016339(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61G 12/00
H04M 9/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
病室出入口付近の廊下に設置されて、ナースコール子機による呼出発生を報知する呼出表示灯と、病室の患者情報を表示する液晶ディスプレイと、前記呼出表示灯の表示動作をリセットする復旧ボタンとを備えて、病室の患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、この呼び出しに看護師が応答するためのナースコール親機とが接続されるナースコール装置の廊下灯であって、
前記液晶ディスプレイを組み付けた廊下灯本体と、前記液晶ディスプレイの周囲であって前記廊下灯本体の前面を覆う前面パネルとを有し、
前記廊下灯本体の前面を構成する前記液晶ディスプレイの周囲全体を、前記液晶ディスプレイの前面から一段低くした位置から突出する部位がないよう形成して全体で平坦な面とし、前記液晶ディスプレイを前方に突出して配置すると共に、前記呼出表示灯及び復旧ボタンを別途接続するための接続端子を有することを特徴とするナースコール装置の廊下灯。
【請求項2】
前記液晶ディスプレイに隣接する前記廊下灯本体内部には、特定の動作をリセットさせて復旧させるためのスイッチ素子が組み込まれる一方、前記前面パネルには前記スイッチ素子を操作する復旧ボタンが配置され、
前記廊下灯本体前面には、前記スイッチ素子と前記復旧ボタンの間に配置されて前記スイッチ素子の前面を覆い、前記復旧ボタン操作部の操作を前記スイッチ素子へ伝達する伝達片が設けられ、
前記伝達片は、前記廊下灯本体の略平坦な前面より更に落とし込んで配置されて成ることを特徴とする請求項記載のナースコール装置の廊下灯。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、入院中の患者が看護師を呼び出して通話するためのナースコール装置において、病室の出入口に設置されて患者情報を表示し、呼び出しの発生を報知するナースコール装置の廊下灯に関する。
【背景技術】
【0002】
ナースコール装置は、ベッド毎に呼出ボタンを備えたナースコール子機が設置され、患者により呼出ボタンが操作されたら、ナースステーションに設置されているナースコール親機において呼び出しが報音され、応答操作することで病室の患者とナースステーションの看護師との間で通話を実施できる。また、病室の出入口には廊下灯が設置されて、ナースコール子機による呼び出しが発生したら廊下灯に設けた呼出表示灯を点灯させて報知動作を実施し、患者が呼出ボタンを操作したことがナースステーションに居ない看護師であっても容易に認識できるよう構成されている。
このようにナースコール子機の呼出操作を受けて報知動作する廊下灯には、液晶ディスプレイにより患者情報を表示するものがある。例えば、特許文献1では、中央に液晶表示部を配置し、その上部に呼出表示灯、下部に患者情報の表示を操作する表示ボタンや、呼出表示灯の消灯や液晶ディスプレイの表示を待受状態に移行させる復旧ボタンが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−122314号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
液晶ディスプレイにより患者情報を表示する廊下灯の場合、患者情報を詳細に表示させることができるため看護師にとっては便利であるし、待受時は患者情報を表示させないよう設定できるためプライバシー保護の点でも好ましい。
一方で、廊下灯は病室出入口の廊下の壁面に設置され、液晶ディスプレイを備えた廊下灯は、ディスプレイを見やすい高さに配置する必要があるため比較的低い位置に設置される。そのため、通行の妨げにならないよう更には美観上も壁面からの突出量が小さい形状が望まれている。
【0005】
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、通常の設置形態に加えて液晶ディスプレイを備えた廊下灯の主要部を壁面に埋設することを可能として、壁面からの突出量を抑制できるナースコール装置の廊下灯を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、病室出入口付近の廊下に設置されて、ナースコール子機による呼出発生を報知する呼出表示灯と、病室の患者情報を表示する液晶ディスプレイと、前記呼出表示灯の表示動作をリセットする復旧ボタンとを備えて、病室の患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、この呼び出しに看護師が応答するためのナースコール親機とが接続されるナースコール装置の廊下灯であって、
前記液晶ディスプレイを組み付けた廊下灯本体と、前記液晶ディスプレイの周囲であって前記廊下灯本体の前面を覆う前面パネルとを有し、
前記廊下灯本体の前面を構成する前記液晶ディスプレイの周囲全体を、前記液晶ディスプレイの前面から一段低くした位置から突出する部位がないよう形成して全体で平坦な面とし、前記液晶ディスプレイを前方に突出して配置すると共に、前記呼出表示灯及び復旧ボタンを別途接続するための接続端子を有することを特徴とする。
この構成によれば、前面パネルを取り外せば、液晶ディスプレイ周囲は液晶ディスプレイから一段落とし込んだ後方に配置されるため、液晶ディスプレイのみ露出させた状態で廊下灯本体を壁面に埋設設置することが可能となる。そして、呼出表示灯及び復旧ボタンを別途廊下灯本体に接続すれば、引き続き露出設置する廊下灯と同様に使用することができる。
更に、液晶ディスプレイのみ壁面から露出させて廊下灯本体を壁面に埋設し、液晶ディスプレイ周囲の廊下灯本体前面及び壁面との境界を例えば別途用意したプレートで覆えば、壁面からの突出量はプレートの厚み程度で済み、美観上も好ましい設置が可能となる。
【0008】
請求項の発明は、請求項に記載の構成において、液晶ディスプレイに隣接する廊下灯本体内部には、特定の動作をリセットさせて復旧させるためのスイッチ素子が組み込まれる一方、前面パネルにはスイッチ素子を操作する復旧ボタンが配置され、廊下灯本体前面には、スイッチ素子と復旧ボタンの間に配置されてスイッチ素子の前面を覆い、復旧ボタン操作部の操作をスイッチ素子へ伝達する伝達片が設けられ、伝達片は、廊下灯本体の略平坦な前面より更に落とし込んで配置されて成ることを特徴とする。
この構成によれば、復旧ボタンのスイッチ素子は伝達片に覆われるため、前面パネルが外されても露出することが無く保護される。また、伝達片は、廊下灯本体の前面より落とし込んだ部位に配置されるため、廊下灯本体を壁面に埋設しても壁材等の作用により誤動作するようなことがない。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、前面パネルを取り外せば、液晶ディスプレイ周囲は液晶ディスプレイから一段落とし込んだ後方に配置されるため、液晶ディスプレイのみ露出させた状態で廊下灯本体を壁面に埋設設置することが可能となる。そして、呼出表示灯及び復旧ボタンを別途廊下灯本体に接続すれば、引き続き露出設置する廊下灯と同様に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明に係るナースコール装置の廊下灯の一例を示す斜視図であり、廊下灯本体と前面パネルとに分離した状態を示している。
図2】廊下灯の背面側斜視図である。
図3】A部拡大図である。
図4】前面パネルの背面視斜視図である。
図5】廊下灯の部分縦断面図である。
図6】壁面に埋設する状態の廊下灯本体の正面図である。
図7】壁面に廊下灯本体を埋設した状態を示す断面説明図である。
図8】パネルを装着した廊下灯本体の斜視説明図である。
図9】廊下灯本体を埋設設置した場合の廊下灯の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るナースコール装置の廊下灯の一例を示す斜視図であり、液晶ディスプレイ周囲を覆う前面パネルを廊下灯本体から分離した状態を示している。廊下灯1は、主要部を構成する廊下灯本体2と廊下灯本体2の前面を覆う前面パネル3とで構成され、中央に患者情報を表示する液晶ディスプレイ10が配置され、その上部に呼出発生を発光通知する呼出表示灯11、下部に呼出表示灯の発光を終了させる復旧ボタン12が配置されている。
液晶ディスプレイ10、呼出表示灯11は廊下灯本体2に配置され、復旧ボタン12は前面パネル3に設けられている。
【0012】
前面パネル3は、廊下灯本体2に配置されている液晶ディスプレイ10の周囲を覆って閉塞するよう形成され、液晶ディスプレイ10を露出させるための大きなディスプレイ用開口部31が設けられ、その上部には呼出表示灯11を前方に突出させるための表示灯用開口部32が設けられている。復旧ボタン12は、下部中央に一体形成されている。
【0013】
図2は廊下灯1の背面方向から見た斜視図であり、廊下灯本体2の背面を示している。図2に示すように、廊下灯本体2背面の略中央には矩形の突起部13が形成され、その内部に各種機器と接続するための複数の接続端子14,14,・・が集中配置されている。この接続端子14を介して、患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機(図示せず)や看護師が呼び出しに応答するためのナースコール親機(図示せず)等の他のナースコール機器が接続される。また、後述する埋設設置された場合には、別途呼出表示灯及び復旧ボタンがこの中の所定の接続端子14を使用して接続される。
【0014】
そして、廊下灯本体2の前面は、図1に示す液晶ディスプレイ10周囲の面F1〜F5の各部が、液晶ディスプレイ10の前面から一段低く形成され(後方に配置され)た同一面に配置されされている。この結果、全体で平坦な面Fを形成し、呼出表示灯11を除きこの平坦な面Fから前方に突出する部位が無いよう形成されている。尚、後述するように呼出表示灯11を分離すれば、平坦な面Fより突出する部位は全く無くなる。
また、この平坦な面F上の液晶ディスプレイ10の上部には前方に突出した立体形状の呼出表示灯カバー11aが取り付けられ、この内部には呼び出しを発光通知するための複数のLED(図示せず)が配置されている。また下部には、廊下灯本体2の内部に組み込まれているスイッチ素子(図示せず)の前面を覆い、スイッチ素子を操作するための弾性を有するコ字状の伝達片15が形成されている。
【0015】
尚、廊下灯本体2の前面には、前面パネル3を装着するための係止孔18が周囲の複数箇所に設けられている。また、廊下灯本体2を構成する本体ケース20は合成樹脂で形成され、背面を構成するケース下20aと液晶ディスプレイ10が組み付けられたケース上20bとで構成され、伝達片15はケース上20bに形成されている。
【0016】
図3図1のA部の拡大図であり、この伝達片15の拡大図を示している。図3に示すように、伝達片15は廊下灯本体2に一対のコ字状のスリット21a,21bを入れて形成され、本体ケース20を合成樹脂で形成することで、その特性を利用して弾性を持たせている。また、周囲の平坦な面Fから僅かに低い位置に形成されている。
【0017】
図4は、前面パネル3を背面方向から見た斜視図を示している。この図4に示すように、前面パネル3は、廊下灯本体2に設けられた係止孔18に挿入する複数の係止突起33を有し、挿入して係止させることで取り付けられる。そして、この係止作用により取り付けた状態で廊下灯本体2から僅かに浮いた状態で保持される。この結果、前面パネル3の任意の部位を操作ボタンとして使用することを可能としている。但し、ここでは下部中央を復旧ボタン12としている。
【0018】
復旧ボタン12は、前面パネル3の下部に、下端からディスプレイ用開口部31近傍に至る長さの平行する2本の直線状スリット34を設けて形成され、周囲と分離されて押下操作を可能としている。そして、廊下灯本体2に形成されている伝達片15を覆う大きさで形成され、図4に示すように、伝達片15に当接する操作突起12aが設けられている。
【0019】
図5は廊下灯1の部分縦断面図であり、復旧ボタン12と伝達片15の関係を示している。図5に示すように、復旧ボタン12の背面に設けられ操作突起12aが伝達片15の凹部15aに係合し、復旧ボタン12の押下操作がスムーズに伝達片15に伝達されるよう構成されている。この結果、復旧ボタン12を押下すると、伝達片15が後方に弾性変形してスイッチ素子が操作される。また、図5において、段差Hは液晶ディスプレイ10前面と廊下灯本体2の平坦な面Fとの距離を示し、ここでは約3mmの段差を設けている。
【0020】
上記の如く構成された廊下灯1は、全体を露出させた従来の形態と、廊下灯本体2を壁面に埋設する形態の何れかの形態で壁面に設置することができる。最初に全体を露出させた状態で設置する形態を簡単に説明する。
全体を露出させる場合は、廊下灯本体2の背部に形成された突起部13を、図示しない壁面に開口された設置孔に収容して設置する。具体的には、壁面内に配置された埋設ボックス(図示せず)に突起部13を収納し、ケース下20aをネジ止めしたり、壁掛金具等で固定して設置される。また、埋設ボックスを利用して配線の接続が成される。
【0021】
廊下灯本体2を壁面に収納する設置は次のように実施される。この場合、廊下灯本体2から前面パネル3が取り外され、更に呼出表示灯カバー11aも取り外される。こうして、前面パネル3、呼出表示灯カバー11aを取り外した廊下灯本体2の正面図を図6に示している。図6において、11bは光源を取り除いた呼出表示灯を示し、表示灯カバー11aを取り外すことで液晶ディスプレイ10周囲の廊下灯本体前面は、平坦な面Fから突出する部位は無くなる。
【0022】
そして、この廊下灯本体2を壁面に埋設設置した状態の縦断面説明図を図7に示している。図7において、40は液晶ディスプレイ10を露出させる開口部41(図8)を備えたプレートであり、液晶ディスプレイ10の周囲を覆うためのものである。Wは壁面を示し、この壁面Wには廊下灯本体2の外寸に合わせて形成された開口部W1が形成され、この開口部W1に廊下灯本体2は収納される。収納された廊下灯本体2は、プレート40により液晶ディスプレイ10周囲の露出している前面及び開口部W1が覆われる。
図8は、このプレート40で液晶ディスプレイ10の周囲を覆った状態の廊下灯本体2の斜視図を示している。プレート40は、4隅に設けられている透孔42を使用してネジ止め等で壁面に固定される。
【0023】
廊下灯本体2の液晶ディスプレイ10周囲は、一段低く形成され且つ略平坦に形成されているため、図7に示すように廊下灯本体2を壁面Wに埋設した際に、液晶ディスプレイ10周囲の平坦な面Fを壁面と面一にすることで、プレート40を平坦な面Fに密着させることで壁面Wとの間に隙間が発生することが無く、良好に覆うことができる。
尚、このとき使用されるパネル40は液晶ディスプレイ10と廊下灯本体2の平坦な面Fとの段差Hより僅かに小さい厚みのパネルを使用すると良い。
【0024】
そして、埋設設置する場合、呼出表示灯11と復旧ボタン12は廊下灯本体2とは独立して設置される。図9は、この設置形態の場合の廊下灯の構成図を示している。図9に示すように、廊下灯本体2は液晶ディスプレイ(LCD)10に加えて、内部に廊下灯を制御する廊下灯CPU23、各種接続端子を備えたインターフェース(IF)24を有し、復旧ボタン12及び呼出表示灯11を備えた表示灯装置25と、廊下灯本体2の背面に設けられている所定の接続端子14と伝送線L1により接続される。
【0025】
このように、前面パネル3を取り外せば、液晶ディスプレイ10周囲は液晶ディスプレイ10から一段落とし込んだ後方に配置されるため、液晶ディスプレイ10のみ露出させた状態で廊下灯本体2を壁面に埋設設置することが可能となる。そして、呼出表示灯11及び復旧ボタン12を別途廊下灯本体2に接続すれば、引き続き露出設置する廊下灯1と同様に使用することができる。
また、液晶ディスプレイ10は周囲の廊下灯本体2の前面から数ミリメートル突出しているため、液晶ディスプレイ10のみ壁面Wから突出させた状態で廊下灯本体2を壁面に埋設し、液晶ディスプレイ10周囲の廊下灯本体2の前面及び壁面との境界を別途用意したプレート40で覆うことで、壁面Wからの突出量はプレート40の厚み程度で済み、美観上も好ましい設置が可能となる。
更に、復旧ボタン12のスイッチ素子は伝達片15に覆われるため、前面パネル3が外されても露出することが無く保護される。また、伝達片15は、廊下灯本体2の前面より落とし込んだ部位に配置されるため、廊下灯本体2を壁面に埋設しても壁材等の作用により誤動作するようなことがない。
【0026】
尚、上記実施形態では、復旧ボタンを前面パネル3に一体に形成したが、別体として前面パネル3に組み込んでも良い。また、呼出表示灯11は廊下灯本体2に組み付けたが、そのうち呼出表示灯カバー11aは前面パネル3に組み付けても良い。
【符号の説明】
【0027】
1・・廊下灯、2・・廊下灯本体、3・・前面パネル、10・・液晶ディスプレイ、11・・呼出表示灯、12・・復旧ボタン、14・・接続端子、15・・伝達片、20・・本体ケース。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9