【課題を解決するための手段】
【0005】
発明の実施形態の詳細な説明
一実施形態は、ポリ(酢酸ビニル)、カプセル化甘味料組成物の総重量に基づいて
脂肪酸
のアルカリ金属塩、脂肪酸
のアルカリ土類金属塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される脂肪酸塩を約2重量パーセント〜約20重量パーセント、ならびにカプセル化甘味料組成物の総重量に基づいて充填剤を約2重量パーセント〜約20重量パーセント、含むカプセル化用材料、ならびに甘味料を含むカプセル化甘味料組成物であり、ここで、カプセル化用材料は甘味料を少なくとも部分的にカプセル化する。
【0006】
別の実施形態は、ガムベース、非カプセル化甘味料、ならびにポリ(酢酸ビニル)と、カプセル化甘味料の総重量に基づいて
脂肪酸
のアルカリ金属塩、
脂肪酸
のアルカリ土類金属塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される脂肪酸塩を約2重量パーセント〜約20重量パーセントと、カプセル化甘味料組成物の総重量に基づいて充填剤を約2重量パーセント〜約20重量パーセントとを含むカプセル化材料、ならびに甘味料を含むカプセル化甘味料を含むチューインガム組成物であり、ここで、カプセル化用材料は甘味料を少なくとも部分的にカプセル化する。
【0007】
一実施形態は、ポリ(酢酸ビニル)、
脂肪酸
のアルカリ金属塩、
脂肪酸
のアルカリ土類金属塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される脂肪酸塩を約2重量パーセント〜約20重量パーセント、ならびに充填剤を約2重量パーセント〜約20重量パーセント、ならびに甘味料を溶融ブレンドすることでカプセル化甘味料組成物を形成することであって、ここで、カプセル化用材料は甘味料を少なくとも部分的にカプセル化し、全ての重量パーセントはカプセル化甘味料組成物の総重量に基づく、ことと、次いでガムベースおよびカプセル化甘味料組成物を溶融ブレンドすることでチューインガム組成物を形成することとを含むチューインガム組成物を調製する方法である。
【0008】
別の実施形態は、ポリ(酢酸ビニル)と、
脂肪酸
のアルカリ金属塩、
脂肪酸
のアルカリ土類金属塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される脂肪酸塩を約2重量パーセント〜約20重量パーセントと、充填剤を約2重量パーセント〜約20重量パーセントと、甘味料とを溶融ブレンドすることでカプセル化甘味料組成物を形成することを含むカプセル化甘味料組成物を調製する方法であり、ここで、カプセル化用材料は甘味料を少なくとも部分的にカプセル化し、全ての重量パーセントはカプセル化甘味料組成物の総重量に基づく。
【0009】
これらのおよび他の実施形態は、下記で詳細に記載されている。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
カプセル化甘味料組成物であって、前記カプセル化甘味料組成物は、
カプセル化材料であって
ポリ(酢酸ビニル)、
脂肪酸
のアルカリ金属塩、脂肪酸
のアルカリ土類金属塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される脂肪酸塩を約2重量パーセント〜約20重量パーセント、および
充填剤を約2重量パーセント〜約20重量パーセント
含む、カプセル化用材料、ならびに
甘味料
を含み、ここで、前記カプセル化用材料が前記甘味料を少なくとも部分的にカプセル化し、全ての重量パーセントが前記カプセル化甘味料組成物の総重量に基づく、カプセル化甘味料組成物。
(項目2)
前記ポリ(酢酸ビニル)が少なくとも75,000原子質量単位の重量平均分子量を有する、項目1に記載のカプセル化甘味料組成物。
(項目3)
前記脂肪酸塩が、
ステアリン酸
のアルカリ金属塩、
ステアリン酸
のアルカリ土類金属塩、
リシノール酸
のアルカリ金属塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目1または2に記載のカプセル化甘味料組成物。
(項目4)
前記脂肪酸塩が
ステアリン酸
のアルカリ土類金属塩を含む、項目1から3のいずれかに記載のカプセル化甘味料組成物。
(項目5)
前記脂肪酸塩が、C
16〜C
36脂肪族カルボン酸のナトリウム塩、C
16〜C
36脂肪族カルボン酸のカリウム塩、C
16〜C
36脂肪族カルボン酸のカルシウム塩、C
16〜C
36脂肪族カルボン酸のマグネシウム塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目1から3のいずれかに記載のカプセル化甘味料組成物。
(項目6)
前記脂肪酸塩が、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、リシノール酸ナトリウム、およびそれらの組み合わせを含む、項目1から3または4のいずれかに記載のカプセル化甘味料組成物。
(項目7)
前記脂肪酸塩が、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、およびそれらの組み合わせを含む、項目1から6のいずれかに記載のカプセル化甘味料組成物。
(項目8)
前記甘味料が、ラカンカ、スクラロース、モナチン、レバウジオシドA、ステビオシド、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、アスパルテーム−アセスルファム、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目1から7のいずれかに記載のカプセル化甘味料組成物。
(項目9)
前記甘味料が、ラカンカ、スクラロース、モナチン、アスパルテーム−アセスルファム、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目1から8のいずれかに記載のカプセル化甘味料組成物。
(項目10)
前記充填剤が、タルク、炭酸カルシウム、リン酸二カルシウム、シリカ、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目1から9のいずれかに記載のカプセル化甘味料組成物。
(項目11)
前記充填剤がタルクを含む、項目1から10のいずれかに記載のカプセル化甘味料組成物。
(項目12)
約35重量パーセント〜約90重量パーセントのポリ(酢酸ビニル)を含む、項目1から11のいずれかに記載のカプセル化甘味料組成物。
(項目13)
約5重量パーセント〜約50重量パーセントの甘味料を含む、項目1から12のいずれかに記載のカプセル化甘味料組成物。
(項目14)
前記カプセル化甘味料組成物における前記脂肪酸塩対前記甘味料の重量比が約1:0.25から約1:25である、項目1から13のいずれかに記載のカプセル化甘味料組成物。
(項目15)
前記カプセル化甘味料組成物における前記脂肪酸塩対前記ポリ(酢酸ビニル)の重量比が約1:1.75から約1:45である、項目1から14のいずれかに記載のカプセル化甘味料組成物。
(項目16)
前記カプセル化甘味料組成物における前記甘味料対前記ポリ(酢酸ビニル)の重量比が約1:0.7から約1:18である、項目1から15のいずれかに記載のカプセル化甘味料組成物。
(項目17)
前記カプセル化甘味料組成物が、約50マイクロメートル〜約800マイクロメートルの数平均粒子を有する、項目1から16のいずれかに記載のカプセル化甘味料組成物。
(項目18)
前記脂肪酸塩が、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、またはそれらの組み合わせを含み、
前記充填剤がタルクを含み、
前記甘味料が、ラカンカ、スクラロース、モナチン、レバウジオシドA、ステビオシド、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、アスパルテーム−アセスルファム、およびそれらの組み合わせからなる群から選択され、
前記カプセル化甘味料組成物における前記脂肪酸塩対前記甘味料の重量比が、約1:0.25から約1:25であり、
前記カプセル化甘味料組成物における前記脂肪酸塩対前記ポリ(酢酸ビニル)の重量比が、約1:1.75から約1:45であり、
前記カプセル化甘味料組成物における前記甘味料対前記ポリ(酢酸ビニル)の重量比が、約1:0.7から約1:18であり、
前記カプセル化甘味料組成物が、約420マイクロメートルに等しいかそれよりも小さい数平均粒子サイズを有する、
項目1から17のいずれかに記載のカプセル化甘味料組成物。
(項目19)
チューインガム組成物であって、
ガムベースと、
非カプセル化甘味料と、
カプセル化甘味料組成物であって、前記カプセル化甘味料組成物は、
カプセル化用材料であって、
ポリ(酢酸ビニル)、
前記カプセル化甘味料組成物の総重量に基づいて、
脂肪酸
のアルカリ金属塩、
脂肪酸
のアルカリ土類金属塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される脂肪酸塩を約2重量パーセント〜約20重量パーセント、および
前記カプセル化甘味料組成物の総重量に基づいて、充填剤を約2重量パーセント〜約20重量パーセント
含む、カプセル化用材料、ならびに
甘味料
を含む、カプセル化甘味料組成物と
を含み、ここで、前記カプセル化用材料が前記甘味料組成物を少なくとも部分的にカプセル化する、チューインガム組成物。
(項目20)
前記ポリ(酢酸ビニル)が、少なくとも75,000原子質量単位の重量平均分子量を有する、項目19に記載のチューインガム組成物。
(項目21)
前記脂肪酸塩が、
ステアリン酸
のアルカリ土類金属塩、
ステアリン酸
のアルカリ金属塩、
リシノール酸
のアルカリ金属塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目19または20に記載のチューインガム組成物。
(項目22)
前記脂肪酸塩が
ステアリン酸
のアルカリ土類金属塩を含む、項目19から21のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目23)
前記脂肪酸塩が、C
16〜C
36脂肪族カルボン酸のナトリウム塩、C
16〜C
36脂肪族カルボン酸のカリウム塩、C
16〜C
36脂肪族カルボン酸のカルシウム塩、C
16〜C
36脂肪族カルボン酸のマグネシウム塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目19から22のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目24)
前記脂肪酸塩が、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、リシノール酸ナトリウム、またはそれらの組み合わせを含む、項目19から21または23のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目25)
前記脂肪酸塩が、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、およびそれらの組み合わせを含む、項目19から24のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目26)
前記甘味料が、ラカンカ、スクラロース、モナチン、レバウジオシドA、ステビオシド、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、アスパルテーム−アセスルファム、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目19から25のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目27)
前記甘味料が、ラカンカ、スクラロース、モナチン、アスパルテーム−アセスルファム、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目19から26のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目28)
前記充填剤が、タルク、炭酸カルシウム、リン酸二カルシウム、シリカ、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目19から27のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目29)
前記充填剤がタルクを含む、項目19から28のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目30)
約35重量パーセント〜約90重量パーセントのポリ(酢酸ビニル)を含む、項目19から29のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目31)
約5重量パーセント〜約50重量パーセントの甘味料を含む、項目19から30のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目32)
前記カプセル化甘味料組成物における前記脂肪酸塩対前記甘味料の重量比が約1:0.25から約1:25である、項目19から31のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目33)
前記カプセル化甘味料組成物における前記脂肪酸塩対前記ポリ(酢酸ビニル)の重量比が約1:1.75から約1:45である、項目19から32のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目34)
前記カプセル化甘味料組成物における前記甘味料対前記ポリ(酢酸ビニル)の重量比が約1:0.7から約1:18である、項目19から33のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目35)
前記カプセル化甘味料組成物を約0.25重量パーセント〜約11重量パーセント含む、項目19から34のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目36)
非カプセル化甘味料、非カプセル化食品グレード酸、またはそれらの組み合わせをさらに含む、項目19から35のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目37)
前記カプセル化甘味料組成物が、約50マイクロメートル〜約800マイクロメートルの数平均粒子を有する、項目19から36のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目38)
前記脂肪酸塩が、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、またはそれらの組み合わせを含み、
前記充填剤がタルクを含み、
前記甘味料が、ラカンカ、スクラロース、モナチン、レバウジオシドA、ステビオシド、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、アスパルテーム−アセスルファム、およびそれらの組み合わせからなる群から選択され、
前記カプセル化甘味料組成物における前記脂肪酸塩対前記甘味料の重量比が、約1:0.25から約1:25であり、
前記カプセル化甘味料組成物における前記脂肪酸塩対前記ポリ(酢酸ビニル)の重量比が、約1:1.75から約1:45であり、
前記カプセル化甘味料組成物における前記甘味料対前記ポリ(酢酸ビニル)の重量比が、約1:0.7から約1:18であり、
前記チューインガム組成物が、前記カプセル化甘味料組成物を約0.25重量パーセント〜約11重量パーセント含み、
前記カプセル化甘味料組成物が、約420マイクロメートルに等しいかそれよりも小さい数平均粒子サイズを有する、
項目19から37のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目39)
前記チューインガム組成物を10分間噛むことによって生成される塊が、前記カプセル化甘味料組成物を欠く対応するチューインガム組成物を噛んだ10分後に生成される対応する塊よりも硬いことのない、項目19から38のいずれかに記載のチューインガム組成物。
(項目40)
チューインガム組成物を調製する方法であって、前記チューインガム組成物を調製する方法は、
カプセル化甘味料組成物を形成することであって、
ポリ(酢酸ビニル)、
脂肪酸
のアルカリ金属塩、
脂肪酸
のアルカリ土類金属塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される脂肪酸塩を約2重量パーセント〜約20重量パーセント、および
充填剤を約2重量パーセント〜約20重量パーセント、ならびに
甘味料
を溶融ブレンドすることで、カプセル化甘味料組成物を形成し、ここで、前記カプセル化用材料が前記甘味料を少なくとも部分的にカプセル化し、全ての重量パーセントが前記カプセル化甘味料組成物の総重量に基づく、カプセル化甘味料組成物を形成することと、
ガムベースおよび前記カプセル化甘味料組成物を溶融ブレンドすることで、チューインガム組成物を形成することと
を含む、チューインガム組成物を調製する方法。
(項目41)
前記ポリ(酢酸ビニル)が、少なくとも75,000原子質量単位の重量平均分子量を有する、項目40に記載の方法。
(項目42)
前記脂肪酸塩が、
ステアリン酸
のアルカリ土類金属塩、
ステアリン酸
のアルカリ金属塩、アルカリ金属リシノール酸塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目40または41に記載の方法。
(項目43)
前記脂肪酸塩が
ステアリン酸
のアルカリ土類金属塩を含む、項目40から42のいずれかに記載の方法。
(項目44)
前記脂肪酸塩が、C
16〜C
36脂肪族カルボン酸のナトリウム塩、C
16〜C
36脂肪族カルボン酸のカリウム塩、C
16〜C
36脂肪族カルボン酸のカルシウム塩、C
16〜C
36脂肪族カルボン酸のマグネシウム塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目40から42に記載の方法。
(項目45)
前記脂肪酸塩が、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、リシノール酸ナトリウム、またはそれらの組み合わせを含む、項目40から42または44のいずれかに記載の方法。
(項目46)
前記脂肪酸塩が、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、およびそれらの組み合わせを含む、項目40から45のいずれかに記載の方法。
(項目47)
前記甘味料が、ラカンカ、スクラロース、モナチン、レバウジオシドA、ステビオシド、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、アスパルテーム−アセスルファム、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目40から46のいずれかに記載の方法。
(項目48)
前記甘味料が、ラカンカ、スクラロース、モナチン、アスパルテーム−アセスルファム、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目40から47のいずれかに記載の方法。
(項目49)
前記充填剤が、タルク、炭酸カルシウム、リン酸二カルシウム、シリカ、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目40から48のいずれかに記載の方法。
(項目50)
前記充填剤がタルクを含む、項目40から49のいずれかに記載の方法。
(項目51)
約35重量パーセント〜約90重量パーセントのポリ(酢酸ビニル)を含む、項目40から50のいずれかに記載の方法。
(項目52)
約5重量パーセント〜約50重量パーセントの甘味料を含む、項目40から51のいずれかに記載の方法。
(項目53)
前記ポリ(酢酸ビニル)、前記脂肪酸塩、前記充填剤および前記甘味料を前記溶融ブレンドすることの前に、前記甘味料が、約1マイクロメートル〜約400マイクロメートルの数平均粒子サイズを有する、項目40から52のいずれかに記載の方法。
(項目54)
前記カプセル化甘味料組成物における前記脂肪酸塩対前記甘味料の重量比が約1:0.25から約1:25である、項目40から53のいずれかに記載の方法。
(項目55)
前記カプセル化甘味料組成物における前記脂肪酸塩対前記ポリ(酢酸ビニル)の重量比が約1:1.75から約1:45である、項目40から54のいずれかに記載の方法。
(項目56)
前記カプセル化甘味料組成物における前記甘味料対前記ポリ(酢酸ビニル)の重量比が約1:0.7から約1:18である、項目40から55のいずれかに記載の方法。
(項目57)
前記チューインガム組成物が、前記カプセル化甘味料組成物を約0.25重量パーセント〜約11重量パーセント含む、項目40から56のいずれかに記載の方法。
(項目58)
前記カプセル化甘味料組成物を粉砕することで、約50マイクロメートル〜約800マイクロメートルの数平均粒子サイズを有する粒子を形成することをさらに含む、項目40から57のいずれかに記載の方法。
(項目59)
前記ポリ(酢酸ビニル)、前記脂肪酸塩、前記充填剤および前記甘味料を前記溶融ブレンドすることが、摂氏約90度〜約120度の温度で行われる、項目40から58のいずれかに記載の方法。
(項目60)
前記ポリ(酢酸ビニル)、前記脂肪酸塩、前記充填剤および前記甘味料を前記溶融ブレンドすることが、前記ポリ(酢酸ビニル)を溶融すること、前記脂肪酸塩を前記溶融ポリ(酢酸ビニル)とブレンドすること、ならびに前記甘味料および前記充填剤を、前記溶融ブレンドされたポリ(酢酸ビニル)および脂肪酸塩とブレンドすることを含む、項目40から59のいずれかに記載の方法。
(項目61)
前記ガムベースおよび前記カプセル化甘味料組成物を前記ブレンドすることが、前記ガムベースおよび前記カプセル化甘味料組成物を、非カプセル化甘味料、非カプセル化食品グレード酸、またはそれらの組み合わせを含む非カプセル化活性物とブレンドすることをさらに含む、項目40から60のいずれかに記載の方法。
(項目62)
前記ポリ(酢酸ビニル)、前記脂肪酸塩、前記充填剤および前記甘味料を前記溶融ブレンドすることが、前記カプセル化甘味料組成物1キログラム当たり約70キロジュール〜約350キロジュールの混合エネルギーで溶融ブレンドすることを含む、項目40から61のいずれかに記載の方法。
(項目63)
前記脂肪酸塩が、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、リシノール酸ナトリウム、またはそれらの組み合わせを含み、
前記充填剤がタルクを含み、
前記甘味料が、ラカンカ、スクラロース、モナチン、レバウジオシドA、ステビオシド、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、アスパルテーム−アセスルファム、およびそれらの組み合わせからなる群から選択され、
前記ポリ(酢酸ビニル)、前記脂肪酸塩、前記充填剤および前記甘味料を前記溶融ブレンドすることの前に、前記甘味料が約1マイクロメートル〜約400マイクロメートルの数平均粒子サイズを有し、
前記カプセル化甘味料組成物における前記脂肪酸塩対前記甘味料の重量比が、約1:0.25から約1:25であり、
前記カプセル化甘味料組成物における前記脂肪酸塩対前記ポリ(酢酸ビニル)の重量比が、約1:1.75から約1:45であり、
前記カプセル化甘味料組成物における前記甘味料対前記ポリ(酢酸ビニル)の重量比が、約1:0.7から約1:18であり、
前記チューインガム組成物が、前記カプセル化甘味料組成物を約0.25重量パーセント〜約11重量パーセント含み、
前記ポリ(酢酸ビニル)、前記脂肪酸塩、前記充填剤および前記甘味料を前記溶融ブレンドすることが、摂氏約90度〜約120度の温度で行われ、
前記方法が、前記カプセル化甘味料組成物を粉砕することで、420マイクロメートルに等しいかそれよりも小さい数平均粒子サイズを有する粒子を形成することをさらに含み、前記ガムベースおよび前記カプセル化甘味料組成物を前記ブレンドすることが、前記ガムベースおよび前記カプセル化甘味料組成物を、非カプセル化甘味料、非カプセル化食品グレード酸、またはそれらの組み合わせを含む非カプセル化活性物とブレンドすることをさらに含む、
項目40から62のいずれかに記載の方法。
(項目64)
カプセル化甘味料組成物を調製する方法であって、前記カプセル化甘味料組成物を調製する方法は、
カプセル化甘味料組成物を形成することであって、
ポリ(酢酸ビニル)、
脂肪酸
のアルカリ金属塩、
脂肪酸
のアルカリ土類金属塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される脂肪酸塩を約2重量パーセント〜約20重量パーセント、および
充填剤を約2重量パーセント〜約20重量パーセント、ならびに
甘味料
を溶融ブレンドすることで、カプセル化甘味料組成物を形成することを含み、ここで、前記カプセル化用材料が前記甘味料を少なくとも部分的にカプセル化し、全ての重量パーセントが前記カプセル化甘味料組成物の総重量に基づく、
カプセル化甘味料組成物を調製する方法。
(項目65)
前記ポリ(酢酸ビニル)が、少なくとも75,000原子質量単位の重量平均分子量を有する、項目64に記載の方法。
(項目66)
前記脂肪酸塩が、
ステアリン酸
のアルカリ土類金属塩、
ステアリン酸
のアルカリ金属塩、
リシノール酸
のアルカリ金属塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目64または65に記載の方法。
(項目67)
前記脂肪酸塩が、
ステアリン酸
のアルカリ土類金属塩を含む、項目64から66のいずれかに記載の方法。
(項目68)
前記脂肪酸塩が、C
16〜C
36脂肪族カルボン酸のナトリウム塩、C
16〜C
36脂肪族カルボン酸のカリウム塩、C
16〜C
36脂肪族カルボン酸のカルシウム塩、C
16〜C
36脂肪族カルボン酸のマグネシウム塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目64から67のいずれかに記載の方法。
(項目69)
前記脂肪酸塩が、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、リシノール酸ナトリウム、またはそれらの組み合わせを含む、項目64から66または68のいずれかに記載の方法。
(項目70)
前記脂肪酸塩が、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、およびそれらの組み合わせを含む、項目64から69のいずれかに記載の方法。
(項目71)
前記甘味料が、ラカンカ、スクラロース、モナチン、レバウジオシドA、ステビオシド、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、アスパルテーム−アセスルファム、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目64から70のいずれかに記載の方法。
(項目72)
前記甘味料が、ラカンカ、スクラロース、モナチン、アスパルテーム−アセスルファム、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目64から71のいずれかに記載の方法。
(項目73)
前記充填剤が、タルク、炭酸カルシウム、リン酸二カルシウム、シリカ、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、項目64から72のいずれかに記載の方法。
(項目74)
前記充填剤がタルクを含む、項目64から73のいずれかに記載の方法。
(項目75)
約35重量パーセント〜約90重量パーセントのポリ(酢酸ビニル)を含む、項目64から74のいずれかに記載の方法。
(項目76)
約5重量パーセント〜約50重量パーセントの甘味料を含む、項目64から75のいずれかに記載の方法。
(項目77)
前記カプセル化甘味料組成物における前記脂肪酸塩対前記甘味料の重量比が約1:0.25から約1:25である、項目64から76のいずれかに記載の方法。
(項目78)
前記カプセル化甘味料組成物における前記脂肪酸塩対前記ポリ(酢酸ビニル)の重量比が約1:1.75から約1:45である、項目64から77のいずれかに記載の方法。
(項目79)
前記カプセル化甘味料組成物における前記甘味料対前記ポリ(酢酸ビニル)の重量比が約1:0.7から約1:18である、項目64から78のいずれかに記載の方法。
(項目80)
前記カプセル化甘味料組成物を粉砕することで、約50マイクロメートル〜約800マイクロメートルの数平均粒子サイズを有する粒子を形成することをさらに含む、項目64から79のいずれかに記載の方法。
(項目81)
前記ポリ(酢酸ビニル)、前記脂肪酸塩、前記充填剤および前記甘味料を前記溶融ブレンドすることが、摂氏約90度〜約120度の温度で行われる、項目64から80のいずれかに記載の方法。
(項目82)
前記ポリ(酢酸ビニル)、前記脂肪酸塩、前記充填剤および前記甘味料を前記溶融ブレンドすることが、前記ポリ(酢酸ビニル)を溶融すること、前記脂肪酸塩を前記溶融ポリ(酢酸ビニル)とブレンドすること、ならびに前記甘味料および前記充填剤を、前記溶融ブレンドされたポリ(酢酸ビニル)および脂肪酸塩とブレンドすることを含む、項目64から81のいずれかに記載の方法。
(項目83)
前記ポリ(酢酸ビニル)、前記脂肪酸塩、前記充填剤および前記甘味料を前記溶融ブレンドすることが、前記カプセル化甘味料組成物1キログラム当たり約70キロジュール〜約350キロジュールの混合エネルギーで溶融ブレンドすることを含む、項目64から82のいずれかに記載の方法。
(項目84)
前記脂肪酸塩が、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、またはそれらの組み合わせを含み、
前記充填剤がタルクを含み、
前記甘味料が、ラカンカ、スクラロース、モナチン、レバウジオシドA、ステビオシド、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、アスパルテーム−アセスルファム、およびそれらの組み合わせからなる群から選択され、
前記カプセル化甘味料組成物における前記脂肪酸塩対前記甘味料の重量比が、約1:0.25から約1:25であり、
前記カプセル化甘味料組成物における前記脂肪酸塩対前記ポリ(酢酸ビニル)の重量比が、約1:1.75から約1:45であり、
前記カプセル化甘味料組成物における前記甘味料対前記ポリ(酢酸ビニル)の重量比が、約1:0.7から約1:18であり、
前記カプセル化甘味料組成物が、420マイクロメートルに等しいかそれよりも小さい数平均粒子サイズを有する、
項目64から83のいずれかに記載の方法。