特許第5997366号(P5997366)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5997366時分割複信(TDD)上りリンク−下りリンク(UL−DL)構成管理の方法、システムおよび装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5997366
(24)【登録日】2016年9月2日
(45)【発行日】2016年9月28日
(54)【発明の名称】時分割複信(TDD)上りリンク−下りリンク(UL−DL)構成管理の方法、システムおよび装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 24/02 20090101AFI20160915BHJP
   H04W 72/04 20090101ALI20160915BHJP
   H04W 92/20 20090101ALI20160915BHJP
【FI】
   H04W24/02
   H04W72/04 131
   H04W92/20
【請求項の数】30
【全頁数】36
(21)【出願番号】特願2015-507265(P2015-507265)
(86)(22)【出願日】2013年5月9日
(65)【公表番号】特表2015-515230(P2015-515230A)
(43)【公表日】2015年5月21日
(86)【国際出願番号】US2013040448
(87)【国際公開番号】WO2013170100
(87)【国際公開日】20131114
【審査請求日】2014年10月21日
(31)【優先権主張番号】61/646,223
(32)【優先日】2012年5月11日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】13/681,508
(32)【優先日】2012年11月20日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】593096712
【氏名又は名称】インテル コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100091214
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 進介
(72)【発明者】
【氏名】シロトキン,サシャ
(72)【発明者】
【氏名】コルヤエフ,アレクセイ
(72)【発明者】
【氏名】チェルヴヤコフ,アンドレイ
(72)【発明者】
【氏名】シロフ,ミハイル
(72)【発明者】
【氏名】パンテレーフ,セルゲイ
【審査官】 三浦 みちる
(56)【参考文献】
【文献】 特表2012−506657(JP,A)
【文献】 特表2015−516127(JP,A)
【文献】 Alcatel-Lucent, Alcatel-Lucent Shanghai Bell,TDD DL-UL Reconfiguration Study Item,3GPP TSG-RAN-WG4 Meeting #60 R4-114063,2011年 8月20日
【文献】 3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network;Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN);X2 application protocol (X2AP)(Release 11),3GPP TS 36.423 V11.0.0 (2012-03),2012年 3月,pp.18-19,35
【文献】 Nokia Corporation, Nokia Siemens Networks,Discussion on Methods to support different time scales for TDD UL-DL reconfiguration,3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #69 R1-122435,2012年 5月12日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24− 7/26
H04W 4/00−99/00
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−2
CT WG1
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
進化型ノードB(eNB)であって、
直交周波数分割多重(OFDM)時分割複信(TDD)セルラシステムにおいて負荷情報を共有するためのメッセージの通信を制御するための回路であり、前記メッセージは、第1の無線通信セルのためのセル識別子を示すための第1の情報要素(IE)と、前記第1の無線通信セルによって使用されることを意図した上りリンク下りリンク(UL−DL)構成情報を示すための第2のIEであり、前記第2のIEは一組の列挙された値の中の1つの値として前記UL−DL構成情報を示し、前記値は、所定のUL−DL構成を示す、第2のIEと、第2の無線通信セルのためのセル識別子を示すための第3のIEと、を有する、回路と、
前記回路に結合された送受信機であり、前記メッセージをOFDM信号として送信する、送受信機と、を備える
eNB。
【請求項2】
請求項1に記載のeNBであって、前記OFDM・TDDセルラシステムは、ロングタームエボリューション(LTE)、または、LTEアドバンスト(LTE−A)システムを含む、
eNB。
【請求項3】
請求項1に記載のeNBであって、前記メッセージは、X2アプリケーションプロトコル(X2AP)メッセージを含む、
eNB。
【請求項4】
請求項1に記載のeNBであって、前記メッセージは、X2アプリケーションプロトコル(X2AP)の負荷情報メッセージを含む、
eNB。
【請求項5】
請求項1に記載のeNBであって、前記第1のIEは、セル情報項目IEグループのセル識別子IEを含む、
eNB。
【請求項6】
請求項1に記載のeNBであって、前記第2のIEは、セル情報項目IEグループの動的サブフレーム割当てIEを含む、
eNB。
【請求項7】
請求項1に記載のeNBであって、前記第2のIEは、セル情報項目IEグループのUL−DL構成アップデートIEを含み、各列挙された値は、異なる所定のUL−DL構成を示す、
eNB。
【請求項8】
請求項1に記載のeNBであって、前記第3のIEは、UL高干渉情報IEグループの対象セル識別子IEを含む、
eNB。
【請求項9】
請求項1に記載のeNBであって、前記送受信機は、前記メッセージを、前記第2の無線通信セルを制御するeNBに送信する、
eNB。
【請求項10】
請求項1に記載のeNBであって、前記送受信機に結合された1以上のアンテナを備え、前記送受信機は、前記メッセージをOFDM信号として、前記1以上のアンテナを介して送信する、
eNB。
【請求項11】
進化型ノードB(eNB)であって、
直交周波数分割多重(OFDM)時分割複信(TDD)セルラシステムにおいて負荷情報を共有するためのメッセージを受信する送受信機であり、前記メッセージは、第1の無線通信セルのためのセル識別子を示すための第1の情報要素(IE)と、前記第1の無線通信セルによって使用されることを意図した上りリンク下りリンク(UL−DL)構成情報を示すための第2のIEと、第2の無線通信セルのためのセル識別子を示すための第3のIEと、を有する、送受信機と、
前記送受信機に結合された回路であり、前記第1の無線通信セルによって使用されることを意図した前記UL−DL構成情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第2の無線通信セルのためのUL−DL構成を割当てる、回路と、を備える
eNB。
【請求項12】
請求項11に記載のeNBであって、前記OFDM・TDDセルラシステムは、ロングタームエボリューション(LTE)、または、LTEアドバンスト(LTE−A)システムを含む、
eNB。
【請求項13】
請求項11に記載のeNBであって、前記メッセージは、X2アプリケーションプロトコル(X2AP)メッセージを含む、
eNB。
【請求項14】
請求項11に記載のeNBであって、前記メッセージは、X2アプリケーションプロトコル(X2AP)の負荷情報メッセージを含む、
eNB。
【請求項15】
請求項11に記載のeNBであって、前記第1のIEは、セル情報項目IEグループのセル識別子IEを含む、
eNB。
【請求項16】
請求項11に記載のeNBであって、前記第2のIEは、セル情報項目IEグループの動的サブフレーム割当てIEを含み、前記動的サブフレーム割当てIEは、一組の列挙された値の中の1つの値として前記UL−DL構成情報を示し、前記値は、所定のUL−DL構成を示す、
eNB。
【請求項17】
請求項11に記載のeNBであって、前記第2のIEは、セル情報項目IEグループのUL−DL構成アップデートIEを含み、前記UL−DL構成アップデートIEは、一組の列挙された値の中の1つの値として前記UL−DL構成情報を示し、各列挙された値は、異なる所定のUL−DL構成を示す、
eNB。
【請求項18】
請求項11に記載のeNBであって、前記第3のIEは、UL高干渉情報IEグループの対象セル識別子IEを含む、
eNB。
【請求項19】
請求項11に記載のeNBであって、前記送受信機は、前記メッセージを、前記第1の無線通信セルを制御するeNBから受信する、
eNB。
【請求項20】
請求項11に記載のeNBであって、前記送受信機に結合された1以上のアンテナを備え、前記送受信機は、前記メッセージを前記1以上のアンテナを介してOFDM信号として受信する、
eNB。
【請求項21】
装置であって、
少なくともその一部がハードウェアにおいて実装され、直交周波数分割多重(OFDM)時分割複信(TDD)セルラシステム上でX2アプリケーションプロトコル(X2AP)の負荷情報メッセージの送信を制御する、ロジックであり、前記負荷情報メッセージは、無線通信セルのためのセル識別子を示すためのセル識別子情報要素(IE)と、前記セル識別子によって示された前記無線通信セルによって使用されることを意図したUL−DL構成情報を示すための上りリンク下りリンク(UL−DL)構成アップデートIEであり、前記UL−DL構成アップデートIEは一組の列挙された値の中の1つの値として前記UL−DL構成情報を示し、各列挙された値は、定義されたUL−DL構成を示す、UL−DL構成アップデートIEとを有する、ロジックと、
前記ロジックに結合された無線であり、前記負荷情報メッセージをOFDM信号として送信する、無線と、を備える
装置。
【請求項22】
請求項21に記載の装置であって、前記セル識別子IEは、セル情報項目IEグループの部分を含む、
装置。
【請求項23】
請求項21に記載の装置であって、前記UL−DL構成アップデートIEは、セル情報項目IEグループの部分を含む、
装置。
【請求項24】
請求項21に記載の装置であって、前記負荷情報メッセージは、異なる無線通信セルを示すための対象セル識別子IEを有し、前記対象セル識別子IEは、UL高干渉情報IEグループの部分を含む、
装置。
【請求項25】
請求項21に記載の装置であって、前記OFDM・TDDセルラシステムは、ロングタームエボリューション(LTE)、または、LTEアドバンスト(LTE−A)システムを含む、
装置。
【請求項26】
方法であって、
直交周波数分割多重(OFDM)時分割複信(TDD)セルラシステムにおいて負荷情報を共有するためのメッセージを生成する生成ステップであり、前記メッセージは、第1の無線通信セルのためのセル識別子を示すための第1の情報要素(IE)と、前記第1の無線通信セルによって使用されることを意図した上りリンク下りリンク(UL−DL)構成情報を示すための第2のIEであり、前記第2のIEは一組の列挙された値の中の1つの値として前記UL−DL構成情報を示し、各列挙された値は、定義されたUL−DL構成を示す、第2のIEと、第2の無線通信セルのためのセル識別子を示すための第3のIEと、を有する、生成ステップと、
前記負荷情報メッセージを通信チャネル上で送信する送信ステップと、を備える
方法。
【請求項27】
請求項26に記載の方法であって、前記負荷情報メッセージをOFDM信号として送信する送信ステップを備える、
方法。
【請求項28】
請求項26に記載の方法であって、前記負荷情報メッセージをデータネットワーク上で送信する送信ステップを備える、
方法。
【請求項29】
請求項26に記載の方法であって、前記第1のIEはセル識別子IEを含み、前記セル識別子IEは、セル情報項目IEグループの部分を含み、前記第2のIEはUL−DL構成アップデートIEを含み、前記UL−DL構成アップデートIEは、前記セル情報項目IEグループの部分を含む、
方法。
【請求項30】
請求項26に記載の方法であって、前記負荷情報メッセージは、異なる無線通信セルを示すための対象セル識別子IEを有し、前記対象セル識別子IEは、UL高干渉情報IEグループの部分を含む、
方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本特許出願は、時分割複信(TDD)上りリンク−下りリンク(UL−DL)構成管理の方法、システムおよび装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えばセルラネットワーク等の通信ネットワークにおいて通信されるトラフィックは、時間において、または、セル領域において、しばしば非対称であり得る。例えば、下りリンク(DL)および上りリンク(UL)トラフィックの量は著しく異なり得、時間において変化し得、および/または、異なるセルにアクセスし得る。そのようなトラフィックのバリエーションは、例えば、異なる時分割複信(TDD)フレーム構成を使用する等して、DLおよびULに割り当てられる時間リソースの量を適応することにより、効果的に扱い得る。
【0003】
TDDは、一対のスペクトラム資源を要求しない柔軟な展開を提供する。TDDの展開に対して一般に、基地局(BS)のBSに対する、および、ユーザ装置(UE)のUEに対する、その両方を含むULとDLとの間の干渉が考慮される必要がある。一例は、階層化された異機種ネットワーク展開であり、そこでは、異なるセルにおける異なる上りリンク下りリンク構成を考慮することに関心があり得る。同じ周波数帯における異なる事業者によって展開される異なる搬送波を含み、同じかまたは異なる、上りリンク下りリンク構成を展開する展開にも関心があり、そこでは、可能性のある干渉として、リモートBSのBSに対する干渉等の共通チャネル干渉と同様、隣接チャネル干渉が含まれ得る。
【0004】
現在、ロングタームエボリューション(LTE)TDDは、7つの異なる準静的に構成された上りリンク下りリンク構成を利用した準静的割当てを提供することにより、非対称UL−DL割当てを許す。準静的割当ては、実際の瞬間的なトラフィック状況にマッチするかもしれないし、マッチしないかもしれない。
【図面の簡単な説明】
【0005】
シンプル且つ明確に示すために、図において示される要素は、必ずしも一定の尺度では描かれていない。例えば、要素のいくつかの寸法は、提示の明確さのために、他の要素に対して相対的に誇張され得る。さらに、参照番号は、対応するまたは類似する要素を示すために、図の間で繰り返され得る。図は以下の通りリストアップされる。
【0006】
図1】いくつかの例証的な実施形態に従った、セルラシステムの概略ブロック図のイラストである。
図2】いくつかの例証的な実施形態に従った、セルラノードの概略ブロック図のイラストである。
図3】いくつかの例証的な実施形態に従った、時分割複信(TDD)上りリンク下りリンク(UL−DL)構成管理の方法の概略フローチャートのイラストである。
図4】いくつかの例証的な実施形態に従った、製品の概略のイラストである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下の詳細な説明において、いくつかの実施形態の完全な理解を提供するために、多くの特定の詳細が記載されている。しかし、いくつかの実施形態が、これらの特定の詳細無しに実施され得ることは、当業者によって理解されるであろう。他の例として、議論を曖昧にしないように、周知の方法、手順、コンポーネント、ユニット、および/または、回路は詳細に記載されていない。
【0008】
本明細書において、例えば「処理する」、「計算する(computing)」、「計算する(calculating)」、「決定する」、「確立する」、「解析する」、「チェックする」等の用語を利用した議論は、コンピュータのレジスタおよび/またはメモリ内の物理的(例、電子的)量として表されるデータを、コンピュータのレジスタおよび/またはメモリ、または、動作および/または処理を実行するための命令を格納し得る他の情報記憶媒体内の同様な物理量として表される他のデータへと、操作および/または変換するコンピュータ、コンピュータプラットフォーム、コンピューティングシステム、または他の電子コンピューティングデバイスの動作および/または処理を参照し得る。
【0009】
本明細書において使用されている「複数(plurality)」および「複数(a plurality)」という用語は、例えば、「複数(multiple)」または「2以上」を含む。例えば、「複数の項目」は、2以上の項目を含む。
【0010】
「一実施形態(one embodiment)」、「一実施形態(an embodiment)」、「例証的な実施形態(demonstrative embodiment)」、「さまざまな実施形態」、等は、記載された実施形態が、或る特定の特徴、構造、または特性を含み得るが、必ずしもすべての実施形態が、その特定の特徴、構造、または特性を含むとは限らない。さらに、「一実施形態において」という用語の反復使用は、同じ実施形態を参照し得るが、必ずしも、同じ実施形態を参照しない。
【0011】
本明細書において使用される「第1」、「第2」、「第3」等の序数形容詞の使用は、特に断らない限り、共通のオブジェクトを記述し、単に類似のオブジェクトの異なるインスタンスが参照されていることを示すものであり、そのように記述されたオブジェクトが、時間的に、空間的に、ランキング的に、またはいかなる他の方法において、与えられた順番でなければならないことを暗示することを意図しない。
【0012】
いくつかの実施形態は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、デスクトップコンピュータ、モバイルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートフォンデバイス、サーバコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)デバイス、ハンドヘルドPDAデバイス、オンボードデバイス、オフボードデバイス、ハイブリッドデバイス、車載デバイス、非車載デバイス、モバイルまたは携帯デバイス、コンシューマデバイス、非モバイルまたは非携帯デバイス、無線通信局、無線通信デバイス、無線アクセスポイント(AP)、有線または無線ルータ、有線または無線モデム、ビデオデバイス、オーディオデバイス、オーディオビデオ(A/V)デバイス、有線または無線ネットワーク、セルラネットワーク、セルラノード、多入力多出力(MIMO)送受信機またはデバイス、単入力多出力(SIMO)送受信機またはデバイス、多入力単出力(MISO)送受信機またはデバイス、1以上の内部アンテナおよび/または外部アンテナを備えるデバイス、デジタルビデオブロードキャスト(DVB)デバイスまたはシステム、マルチ標準無線デバイスまたはシステム、スマートフォン、無線アプリケーションプロトコル(WAP)デバイス、自動販売機、販売ターミナル等の有線または無線ハンドヘルドデバイス、等のさまざまなデバイスおよびシステムと組み合わされて使用され得る。
【0013】
いくつかの実施形態は、例えば、3GPP_TS36.423:進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN);X2アプリケーションプロトコル(X2AP)(「RAN3」)、3GPP_TS36.201:「進化型ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA);物理層−一般記述」(「RAN1」)、および/または、将来のバージョンおよび/またはそれらの派生、上記ネットワーク等の部分であるユニットおよび/またはデバイス等の、既存のロングタームエボリューション(LTE)仕様書に従って動作するデバイスおよび/またはネットワークと組み合わされて使用され得る。
【0014】
いくつかの実施形態は、例えば、無線周波数(RF)、周波数分割多重(FDM)、直交FDM(OFDM)、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)、時分割多重(TDM)、時分割多元接続(TDMA)、拡張TDMA(E−TDMA)、一般パケット無線サービス(GPRS)、拡張GPRS、符号分割多元接続(CDMA)、ワイドバンドCDMA(WCDMA(登録商標))、CDMA2000、シングルキャリアCDMA、マルチキャリアCDMA、マルチキャリア変調(MDM)、離散マルチトーン(DMT)、ブルートゥース(登録商標)、全地球測位システム(GPS)、無線フィデリティ(Wi−Fi)、Wi−Max、ZigBee(商標)、ウルトラワイドバンド(UWB)、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))、第2世代(2G)、2.5G、3G、3.5G、4G、ロングタームエボリューション(LTE)セルラシステム、LTEアドバンスセルラシステム、高速下りリンクパケットアクセス(HSPDA)、高速上りリンクパケットアクセス(HSUPA)、高速パケットアクセス(HSPA)、HSPA+、シングルキャリア無線伝送技術(1XRTT)、エボリューションデータ最適化(EV−DO)、GSM(登録商標)エボリューションのための拡張データレート(EDGE)等の、1以上のタイプの無線通信信号および/またはシステムと組み合わされて使用され得る。
【0015】
本明細書において使用されている「無線デバイス」という用語は、例えば、無線通信の可能なデバイス、無線通信の可能な通信デバイス、無線通信の可能な通信局、無線通信の可能なポータブルまたは非ポータブルデバイス、等を含む。いくつかの例証的な実施形態において、無線デバイスは、コンピュータに統合される周辺装置、または、コンピュータに取り付けられる周辺装置、であり得、または、含み得る。いくつかの例証的な実施形態において、「無線デバイス」という用語は、オプション的に、無線サービスを含み得る。
【0016】
無線通信信号に関して本明細書において使用される「通信する」という用語は、無線通信信号を送信すること、および/または、無線通信信号を受信すること、を含む。例えば、無線通信信号を通信することが可能な無線通信ユニットは、少なくとも1つの他の無線通信ユニットに無線通信信号を送信する無線送信機、および/または、少なくとも1つの他の無線通信ユニットから、無線通信信号を受信する無線通信受信機、を含み得る。
【0017】
本明細書において、いくつかの例証的な実施形態は、LTEセルラシステムに関して説明されている。しかし、他の実施形態は、例えば、3Gセルラネットワーク、4Gセルラネットワーク、WiMaxセルラネットワーク、等のいかなる他の適切なセルラネットワークにおいて実装され得る。
【0018】
本明細書において使用されている「アンテナ」という用語は、1以上のアンテナ要素、コンポーネント、ユニット、アセンブリー、および/または、アレイのいかなる適切な構成、構造、および/または配置を含み得る。いくつかの実施形態において、アンテナは、別々の送信および受信アンテナ要素を使用した送信および受信機能を実装し得る。いくつかの実施形態において、アンテナは、共通の、および/または、統合された、送信/受信要素を使用した送信および受信機能を実装し得る。アンテナは、例えば、位相アレイアンテナ、単一要素アンテナ、ダイポールアンテナ、一組のスイッチビームアンテナ、等を含み得る。
【0019】
本明細書において使用されている「セル」という用語は、下りリンクの、そしてオプション的に上りリンクの、リソース等のネットワークリソースの組合せを含み得る。リソースは、例えば、セルラノード(「基地局」としても呼ばれる)、等によって制御、および/または、割当てされ得る。下りリンクリソースのキャリア周波数と上りリンクリソースのキャリア周波数とのリンク付けは、下りリンクリソース上で伝送されるシステム情報において示され得る。
【0020】
まず図1が参照され、図1では、いくつかの例証的な実施形態に従って、セルラシステム100の概略ブロック図が示されている。例えば、セルラシステム100は、WiMAXセルラシステム、ロングタームエボリューション(LTE)またはLTEアドバンスセルラシステム、等の第4世代セルラシステムを含み得る。
【0021】
図1において示されるように、いくつかの例証的な実施形態において、システム100は、例えば、セル102および104を含む複数のセルに対応する内容、データ、情報、および/または、信号の通信が可能なセルラノード106および108を含む複数のセルラノードを含み得る。例えば、ノード106は、セル102の中の複数のユーザ装置(UE)デバイス110と通信し得、および/または、ノード108は、セル104の中の複数のUEデバイス112と通信し得る。
【0022】
いくつかの例証的な実施形態において、ノード106および/または108は、進化型ノードB(eNB)を含み得る。例えば、ノード106および/または108は、無線リソース管理(RRM)、無線ベアラ制御、無線許可制御(アクセス制御)、接続モビリティ管理、上りリンクおよび下りリンクの両方におけるUEへのリソースの動的割当て等のUEおよびeNB無線間のリソーススケジューリング、ヘッダ圧縮、ユーザデータストリームのリンク暗号化、他のeNBまたは進化型パケットコア(EPC)等の宛先へのユーザデータのパケットルーティング、着信呼および/または接続要求等のページングメッセージのスケジューリングおよび/または送信、ブロードキャスト情報協調、測定報告、および/または、いかなる他のオペレーションを実行するように構成し得る。
【0023】
他の実施形態において、ノード106および/または108は、いかなる他の機能を含み得、および/または、ノードB(NB)等のいかなる他のセルラノードの機能を実行し得る。
【0024】
いくつかの例証的な実施形態において、UE110および/または112は、例えば、モバイルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、モバイルインターネットコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、記憶デバイス、PDAデバイス、ハンドヘルドPDAデバイス、オンボードデバイス、オフボードデバイス、ハイブリッドデバイス(例、セルラ電話機能とPDAデバイス機能を組合せる)、コンシューマデバイス、車載デバイス、非車載デバイス、モバイルまたはポータブルGPSデバイス、DVBデバイス、比較的小さいコンピューティングデバイス、非デスクトップコンピュータ、「キャリースモールリブラージ(Carry Small Live Large)」(CSLL)デバイス、ウルトラモバイルデバイス(UMD)、ウルトラモバイルPC(UMPC)、モバイルインターネットデバイス(MID)、「折り紙(Origami)」デバイスまたはコンピューティングデバイス、ビデオデバイス、オーディオデバイス、A/Vデバイス、ゲームデバイス、メディアプレイヤ、スマートフォン、等を含み得る。
【0025】
図2が参照され、図2では、いくつかの例証的な実施形態に従った、セルラノード200の概略が示されている。例えば、セルラノード200は、ノード106(図1)および/またはノード108(図1)の機能を実行し得る。
【0026】
いくつかの例証的な実施形態において、ノード200と、例えば、1以上の他のセルラノード、UE、等の1以上の他のデバイスとの間の無線通信を実行するための1以上の無線通信ユニット202を含み得る。
【0027】
いくつかの例証的な実施形態において、無線通信ユニット202は、1以上のアンテナを、含み得るかまたは関連付られ得る。一例において、無線通信ユニット202は、アンテナ208および210等の少なくとも2つのアンテナと関連付られ得る。
【0028】
いくつかの例証的な実施形態において、アンテナ208および/または210は、無線通信信号、ブロック、フレーム、伝送ストリーム、パケット、メッセージ、および/または、データを送信および/または受信するための、いかなるタイプのアンテナを含み得る。例えば、アンテナ208および/または210は、1以上のアンテナ要素、コンポーネント、ユニット、アセンブリー、および/または、アレイのいかなる適切な構成、構造、および/または配置を含み得る。例えば、アンテナ208および/または210は、位相アレイアンテナ、ダイポールアンテナ、単一要素アンテナ、一組のスイッチビームアンテナ、等を含み得る。
【0029】
いくつかの実施形態において、アンテナ208および/または210は、別々の送信および受信アンテナ要素を使用した送信および受信機能を実装し得る。いくつかの実施形態において、アンテナ208および/または210は、共通の、および/または、統合された、送信/受信要素を使用した送信および受信機能を実装し得る。
【0030】
いくつかの例証的な実施形態において、無線通信ユニット202は、例えば、少なくとも1つの無線204と、無線204によって実行される通信を制御するための少なくとも1つのコントローラ206とを含み得る。例えば、無線204は、無線通信信号、RF信号、フレーム、ブロック、伝送ストリーム、パケット、メッセージ、データ項目、および/または、データを送信および/または受信することができる、1以上の無線送信機、受信機および/または送受信機を含み得る。
【0031】
いくつかの例証的な実施形態において、無線204は、多入力多出力(MIMO)送信機受信機システム(不図示)を含み、該システムは、必要に応じて、アンテナビームフォーミング手法を実行し得る。
【0032】
いくつかの例証的な実施形態において、無線204は、必要に応じて、データビットをデータシンボルに符号化および/または復号化するためのターボデコーダおよび/またはターボエンコーダ(不図示)を含み得る。
【0033】
いくつかの例証的な実施形態において、無線204は、例えばセルラノード200およびUE間の下りリンク(DL)チャネル上のOFDM信号、および、UEおよびセルラノード200間の上りリンク(UL)チャネル上のSC−FDMA信号を通信するように構成されたOFDMおよび/またはSC−FDMA変調器および/または復調器(不図示)を含み得る。
【0034】
いくつかの例証的な実施形態において、ノード200は、ノード200によって制御されるセル内のULおよびDL通信のために割当てられる時間リソースのTDD_UL−DL構成を制御するための時分割複信(TDD)UL−DL構成コントローラ230を含み得る。例えば、ノード106(図1)は、セル102(図1)内のULおよびDL通信のために割当てられる時間リソースのTDD_UL−DL構成を制御するためのTDD_UL−DL構成コントローラ230を含み得る;および/または、ノード108(図1)は、セル104(図1)内のULおよびDL通信のために割当てられる時間リソースのTDD_UL−DL構成を制御するためのTDD_UL−DL構成コントローラ230を含み得る。
【0035】
いくつかの例証的な実施形態において、TDD_UL−DL構成コントローラ230は、無線通信ユニット202の一部として実装され得る。他の実施形態において、TDD_UL−DL構成コントローラ230と無線通信ユニット202は、ノード200の別々の要素として、または、複数のセルのためのUL−DL構成の動的割当てを制御する別々のネットワークエンティティとして、実装され得る。
【0036】
いくつかの例証的な実施形態において、セルラノード200は、例えば、プロセッサ220、メモリユニット222、および記憶ユニット224の1以上を含み得る。一例において、プロセッサ220、メモリユニット222、および記憶ユニット224の1以上は、無線通信ユニット202および/またはTDD_UL/DL構成コントローラ230とは別の1以上の要素として実装され得る。別の例において、プロセッサ220、メモリユニット222、および記憶ユニット224の1以上は、無線通信ユニット202および/またはTDD_UL/DL構成コントローラ230の一部として実装され得る。
【0037】
プロセッサ220は、例えば、中央処理ユニット(CPU)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、1以上のプロセッサコア、シングルコアプロセッサ、デュアルコアプロセッサ、マルチコアプロセッサ、マイクロプロセッサ、ホストプロセッサ、コントローラ、複数のプロセッサまたはコントローラ、チップ、マイクロチップ、1以上の回路、回路(circuitry)、ロジックユニット、集積回路(IC)、アプリケーション特定IC(ASIC)、またはいかなる他の適切な多目的のまたは特定のプロセッサまたはコントローラを含む。プロセッサ220は、例えば、ノード200のオペレーティングシステム(OS)の命令、および/または、1以上の適切なアプリケーションの命令を実行する。
【0038】
メモリユニット222は、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SD−RAM)、フラッシュメモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、キャッシュメモリ、バッファ、短期間メモリユニット、長期間メモリユニット、または、他の適切なメモリユニットを含む。記憶ユニット224は、例えば、ハードディスクドライブ、フロッピディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)ドライブ、CD−ROMドライブ、DVDドライブ、または、他の適切なリムーバブルまたは非リムーバブル記憶ユニットを含む。メモリユニット222および/または記憶ユニット224は、例えば、ノード200によって処理されるデータを格納する。
【0039】
図1の参照に戻って、いくつかの実施形態において、ノード106および108は、例えば、以下に詳細に説明されるようなTDD_UL−DL構成管理を実行するように構成され得る。
【0040】
いくつかの例証的な実施形態において、ノード106および108は、TDD_UL−DL構成情報を通信し得る。例えば、ノード106は、セル102のTDD_UL−DL構成に関係するTDD_UL−DL構成情報をノード108に送信し得る;および/または、ノード108は、例えば、以下に説明されるように、セル104のTDD_UL−DL構成に関係するTDD_UL−DL構成情報をノード106に送信し得る。他の実施形態において、TDD_UL−DL構成情報は、ノード106および108で使用されるTDD_UL−DL構成を定義し得る別のネットワークエンティティと共有され得る。
【0041】
本明細書において、いくつかの例証的な実施形態は、2つのeNB間でTDD_UL−DL構成情報を通信するためのeNB−eNBインターフェイスを参照して説明される。しかし、他の実施形態は、例えば、eNBとオペレーションおよび管理(OAM)との間でTDD_UL−DL構成情報を通信するためのeNB−OAMインターフェイス、eNBとモビリティ管理エンティティ(MME)等の要素管理システム(EMS)との間のインターフェイス等を参照して実装され得る。
【0042】
いくつかの例証的な実施形態において、ノード106および108は、TDD_UL−DL構成情報を、例えば、拡張干渉管理およびトラフック適合(eIMTA)のために、および/または、いかなる他の目的のために、利用し得る。
【0043】
いくつかの例証的な実施形態において、ノード106および108は、TDD_UL−DL構成情報を、例えば、動的TDD_UL−DL構成のために利用し得る。例えば、ノード106等の第1ノードは、ノード108等の第2ノードへ、セル102等の第1ノードによって制御されるセルのTDD_UL−DL構成に関係するTDD_UL−DL構成情報を通信し得る。ノード108等の第2ノードは、少なくとも第1セルのTDD_UL−DLに基づいて、セル104等の第2ノードによって制御されるセルのTDD_UL−DL構成を、例えば動的に、適応し得る。例えば、ノード108は、セル102の上りリンクおよび下りリンクトラフィックおよび他の条件を動的に考慮することによって、セル104のTDD_UL−DL構成を動的に適応し得る。
【0044】
いくつかの例証的な実施形態において、例えば以下で詳細に説明されるように、ノード106は、セル102内の通信のためにノード106のTDD_UL−DL構成コントローラ230(図1)等のノード106によって割当てられたTDD_UL−DL構成とともに、ノード108等の少なくとも1つの他のノードをアップデートするためのTDD_UL−DL構成アップデートを含むメッセージを、送信し得る。
【0045】
いくつかの例証的な実施形態において、ノード108は、ノード106からメッセージを受信し得、ノード106から受信したTDD_UL−DL構成アップデートに基づいて、セル104内の通信のためにTDD_UL−DL構成を割当て得る。例えば、ノード108のTDD_UL−DL構成コントローラ230(図1)は、ノード106から受信したTDD_UL−DL構成アップデートに基づいて、セル104内の通信のためのTDD_UL−DL構成を割当て得る。
【0046】
いくつかの例証的な実施形態において、メッセージは、X2アプリケーションプロトコル(X2AP)メッセージを含み得、該X2APメッセージは、eNB間の通信のために構成され得る。他の実施形態において、メッセージは、いかなる他のセルラノード間の通信のために構成されたいかなる他のメッセージを含み得る。
【0047】
いくつかの例証的な実施形態において、TDD_UL−DL構成アップデートは、既存のメッセージタイプ等の、X2APメッセージの専用フィールドの一部として通信され得、該メッセージタイプは、他の所定の目的のための他のフィールドを含み得る。
【0048】
いくつかの例証的な実施形態において、TDD_UL−DL構成アップデートは、新しいメッセージタイプ等の、専用X2APメッセージの一部として通信され得、該新しいメッセージタイプは、TDD_UL−DL構成アップデートを通信するための専用のものであり得る。
【0049】
いくつかの例証的な実施形態において、既存のメッセージタイプの一部としてTDD_UL−DL構成アップデートを通信することは、標準化への影響を減らすことができる等、有益であり得る。
【0050】
いくつかの例証的な実施形態において、専用メッセージの一部としてTDD_UL−DL構成アップデートを通信することは、既存のメッセージの通信のタイミングとは独立した、および/または、異なるタイミングおよび/または頻度で、TDD_UL−DL構成アップデートを提供することを可能にし得る。例えば、専用メッセージの一部としてTDD_UL−DL構成アップデートを通信することは、1秒よりも短い頻度等の、リソース状態アップデートの頻度より高くあり得る頻度で、TDD_UL−DLアップデートを提供することを可能にし得る。
【0051】
いくつかの例証的な実施形態において、メッセージはまた、TDD_UL−DL構成アップデートに対応するセルを識別するセル識別子を含み得る。例えば、ノード106は、セル102の識別子と、セル102に対応するTDD_UL−DL情報と、を含むメッセージを送信し得る。
【0052】
いくつかの例証的な実施形態において、TDD_UL−DL構成アップデートは、所定の情報要素(IE)(「動的サブフレーム割当てIE」)の一部として含まれ得る。
【0053】
いくつかの例証的な実施形態において、TDD_UL−DL構成アップデートは、負荷および干渉協調情報を通信するために定義されたメッセージの一部として含まれ得る。
【0054】
例えば、TDD_UL−DL構成アップデートは、負荷情報X2APメッセージの一部として含まれ得、該メッセージは、ノード106等のeNBから、例えばeNB108を含む1以上の隣接eNBへ通信され得る。
【0055】
一例において、以下の通り、動的サブフレーム割当てIEが、付加情報X2APメッセージの一部として含まれ得る。
【表1】
【0056】
表1において使用される表記ENUMERATED(sa0、sa1、sa2、sa3、sa4、sa5、sa6、...)は、動的サブフレーム割当てIEが、「sa」で表記された値の1つを含み得ることを示す。「sa」で表記された値は、異なるTDD_UL−DL構成を示す値を含み得る。例えば、値sa0、sa1、sa2、sa3、sa4、sa5、sa6は、7つのそれぞれの所定のTDD_UL−DL構成を示し得る。一実施形態において、7つの所定のTDD_UL−DL構成は、例えば、3GPP_TS36.211(「進化型ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA);物理チャネルおよび変調」)によって定義されたLTE仕様書によって定義されたTDD_UL−DL構成を含み得る。例えば、値sa0は、時間リソースの第1の所定の割当てを表し得、値sa1は、時間リソースの第2の所定の割当てを表し得、以下同様である。他の実施形態において、動的サブフレーム割当てIEは、TDD_UL−DL構成のいかなる他の所定のセット等から選択された、および/または、1以上の所定の構成を参照するまたは参照しないいかなる他の適切な方法で定義された、TDD_UL−DL構成のいかなる他の表現を含み得る。
【0057】
表1について、負荷情報X2APメッセージは、動的サブフレーム割当てIEが対応するセルを識別するセル識別子と、「対象セルID」と表記され、動的サブフレーム割当てIEを受信することを意図されたノードのセルを識別する対象セル識別子と、を含む「セルID」IEを含み得る。
【0058】
いくつかの例証的な実施形態において、TDD_UL−DL構成アップデートは、eNBによってブロードキャストされるメッセージの一部として含まれ得、eNBに対応する構成アップデートを含み得る。
【0059】
例えば、TDD_UL−DL構成アップデートは、構成アップデートX2APメッセージの一部として含まれ得、該メッセージは、ノード106等のeNBから、例えばeNB108を含む1以上の隣接eNBへ通信され得る。
【0060】
一例において、動的サブフレーム割当てIEは、例えば以下のように、構成アップデートX2APメッセージの被サービスセル(Served Cell)情報IEの一部として含まれ得る:
【表2-1】
【表2-2】
【表2-3】
【0061】
いくつかの例証的な実施形態において、TDD_UL−DL構成アップデートは、動的サブフレーム割当てIEを通信するために定義された専用メッセージの一部として含まれ得る。
【0062】
一例において、動的サブフレーム割当てIEは、例えば下記のような、専用TDD構成アップデートX2APメッセージの一部として含まれ得る。
【表3】
【0063】
いくつかの例証的な実施形態において、ノード106および108は、例えば以下で詳しく説明されているように、ULおよびDLリソースの動的割当てを促進するために、および/または、セル102および/または104に関してノード106および/または108によって利用されるTDD_UL−DL構成に関連する追加の情報を通信するために、1以上の追加のメッセージを通信し得る。
【0064】
いくつかの例証的な実施形態において、ノード106等のノードは、例えば以下で説明されているように、例えばノード108を含む1以上の他のノードへ、該ノードによって制御される1以上のセルのULおよび/またはDLキュー状態に関連する状態レポートを送信し得る。
【0065】
いくつかの例証的な実施形態において、UL−DLキュー状態は、要求されるULおよび/またはDLリソースについての現在のセル需要を特徴付ける1以上のパラメータを含み得る。
【0066】
いくつかの例証的な実施形態において、ノード106および108は、例えば以下で説明されているように、セル102および/または104に対応するUL−DLキュー状態の状態レポートを通信し得る。
【0067】
いくつかの例証的な実施形態において、ノード106等のノードは、セル102等の、該ノードによって制御される少なくとも1つのセルに対応するUL−DLキュー状態の状態レポートについての、ノード108等の他のノード(「対象ノード」)からの要求を示す状態要求メッセージを、受信し得る。該ノードは、例えば該状態要求メッセージに応答して、要求されたレポートを含む状態アップデートメッセージを送信し得る。
【0068】
いくつかの例証的な実施形態において、状態要求メッセージおよび状態アップデートメッセージは、X2APリソース状態レポーティング手順の一部として通信され得る。
【0069】
いくつかの例証的な実施形態において、状態要求メッセージは、ビットを含むレポート特性IEであり、該ビットは、状態レポートのための要求を示す所定の値を備えるレポート特性IEと、該ノードが状態レポートを対象ノードに送信する最小周期等の要求周期を定義するレポート周期IEとを含むリソース状態要求メッセージを含み得る。
【0070】
例えば、リソース状態要求メッセージは、例えば以下のように、状態レポートが要求されたか否かを示す第6ビットを含むレポート特性IEと、要求された周期を示すレポート周期IEとを含み得る。
【表4-1】
【表4-2】
【0071】
例えば、「UL−DLキューサイズ周期的」ビットは、リソース状態アップデートメッセージがUL−DLキュー状態情報を含み、例えば以下で定義されるように、レポート周期IEにおいて示される周期で、対象ノードから送信されることを示すために1等の所定の値に設定され得る。
【0072】
いくつかの例証的な実施形態において、状態アップデートメッセージは、ULキュー状態およびDLキュー状態を含むUL/DLキュー状態IEを含むリソース状態アップデートメッセージを含み得る。
【0073】
例えば、リソース状態アップデートメッセージは、例えば以下のように、ULキュー状態およびDLキュー状態を含むUL/DLキュー状態IEを含み得る。
【表5】
【0074】
UL−DLキューサイズIEは、例えば以下のように、リソース状態アップデートを送信するeNBの特定のセルに対するDLおよびULにおいて送信されるべき推定バッファサイズを示し得る。
【表6】
【0075】
いくつかの例証的な実施形態において、状態要求メッセージおよび状態アップデートメッセージは、専用UL/DLキュー状態X2APメッセージの一部として通信され得る。
【0076】
いくつかの例証的な実施形態において、状態要求メッセージは、第1ノードから第2ノードへ送信され得、UL−DLキュー状態を用いて第2ノードが第1ノードをアップデートすべき周期である要求周期を定義するリポート周期IEを含む専用のバッファ状態要求メッセージを含み得る。専用のバッファ状態要求メッセージの使用は、例えば第2ノードがリソース状態アップデートメッセージを送信する頻度と比較してより高い頻度、等の異なる頻度でUL−DL状態をレポートするように、第1ノードが第2ノードに要求すること可能にし得る。
【0077】
一例において、バッファ状態要求メッセージは、例えば以下のように、UL−DLキュー状態の要求された1以上のセルの1以上の識別子と、UL−DLキュー状態が提供されるべき要求されたレポート周期とを含み得る。
【表7】
【0078】
いくつかの例証的な実施形態において、状態アップデートメッセージは、第2ノードから第1ノードへ送信され得、状態要求メッセージによって識別されたセルのUL−DLキュー状態を含む専用のバッファ状態要求メッセージを含み得る。一例において、専用のバッファ状態アップデートメッセージは、専用のバッファ状態要求メッセージに応答して送信され得る。他の例において、専用のバッファ状態アップデートメッセージは、上述のリソース状態要求メッセージに応答して送信され得る。
【0079】
一例において、専用のバッファ状態アップデートメッセージは、以下のように、UL−DLキュー状態IEを含み得る。
【表8】
【0080】
いくつかの例証的な実施形態において、ノード106および108は、セル102のために割当てられたTDD_UL−DL構成を、ノード106がアップデートすることが許されるタイミング、および/または、セル104のために割当てられたTDD_UL−DL構成を、ノード108がアップデートすることが許されるタイミングを示すタイミング情報を含むタイミングメッセージを通信し得る。一例において、タイミングアップデートは、必要に応じて、複数のセルにわたって同期され得る。
【0081】
いくつかの例証的な実施形態において、タイミング情報は、1以上のセルのセル構成情報を含む被サービスセル情報IE等のIEの一部として通信され得る。
【0082】
一例において、ノード106等の第1ノードは、例えば第2ノードへ、被サービスセル情報IEを含むeNB構成アップデートメッセージを送信し得、該eNB構成アップデートメッセージは、どのような頻度で第1ノードがTDD_UL−DL構成をアップデートすることが許されるかを示す構成アップデート時間スケールフィールドを含み得る。例えば、被サービスセル情報IEは、以下のような、構成アップデート時間スケールフィールドを含み得る。
【表9-1】
【表9-2】
【表9-3】
【0083】
TDD_UL−DL構成アップデート時間スケールIEは、例えば、10ミリ秒(ms)と640msの間の所定の範囲の整数値として、例えば10ms、20ms、40ms、80ms、160ms、320ms、および640msの範囲における、またはいかなる他の方法における、値の有限の組に対して列挙された値として、定義され得る。
【0084】
いくつかの例証的な実施形態において、タイミング情報は、すべてのeNB、例えばノード106および108の両方に対して、例えばOAMによって構成され得る。
【0085】
いくつかの例証的な実施形態において、ノード106および108は、UL−DL構成の所定のセットからノード106によって選択されたUL−DL構成サブセットの表示、および/または、UL−DL構成の所定のセットからノード108によって選択されたUL−DL構成サブセットの表示を通信し得る。
【0086】
いくつかの例証的な実施形態において、ノード106は、例えば3GPP_TS36.211によって定義されているような7つのTDD_UL−DL構成の所定のセットからTDD_UL−DL構成を選択するように構成され得る。
【0087】
いくつかの例証的な実施形態において、ノード106は、1以上の、ノード108等の他のノードによって使用されることが許可されるようにノード106によって選択された1以上の許可されたUL−DL構成を示すサブフレーム割当てIEを含む被サービスセル情報IEを含むeNB構成アップデートメッセージを送信し得る。そして/または、ノード108は、1以上の、ノード106等の他のノードによって使用されることが許可されるようにノード108によって選択された1以上の許可されたUL−DL構成を示すサブフレーム割当てIEを含む被サービスセル情報IEを含むeNB構成アップデートメッセージを送信し得る。例えば、被サービスセル情報IEは、例えば以下のように、サブフレーム割当てIEを含み得る。
【表10-1】
【表10-2】
【表10-3】
【0088】
いくつかの例証的な実施形態において、サブフレーム割当てサブセットIEは、例えば、被サービスセル情報IEを送信するノードによって、7つのTDD_UL−DL構成情報の中からどの1以上のサブセットが、1以上の他のノードによって使用されるように許可されているかを示し得る。一例において、サブフレーム割当てサブセットIEは、ビットマップとして定義され得、該ビットマップにおいて、ビットは、1等の所定の値に設定され、対応するTDD_UL−DL構成が1以上の他のノードによって使用されることが許されることを示す。例えば、第1ビットは、「1」に設定され得、すべての他のビットはゼロに設定され、第1TDD_UL−DL構成が、1以上の他のノードによって使用されることが許されることを示す。
【0089】
一例において、ノード106は、使用が許される複数のTDD_UL−DL構成を示すサブフレーム割当てサブセットIEを送信し得る。ノード108は、ノード106からのサブフレーム割当てサブセットIEを受信し得、サブフレーム割当てサブセットIEによって許されるとして示された複数のTDD_UL−DL構成から1つのTDD_UL−DL構成を選択し得る。ノード108は、例えば上述のように、ノード108によって選択されたTDD_UL−DL構成を示す、TDD_UL−DL構成アップデートを送信し得る。
【0090】
いくつかの例証的な実施形態において、TDD_UL−DLは、ノード106および108の両方等のすべてのeNBのために、例えばOAMによって選択された構成であるように構成され得る。
【0091】
いくつかの例証的な実施形態において、特定のノードは、他のノードに、該特定のノードによって制御される1以上のセルのための平均UL−DLスペクトル効率の表示(「スペクトル効率表示」)を含むメッセージを通信し得る。例えば、ノード106および108は、セル102および/または104のための平均UL−DLスペクトル効率の表示を通信し得る。
【0092】
いくつかの例証的な実施形態において、例えば下記のように、X2APリソース状態レポート手順が、スペクトル効率表示の通信をサポートするために利用され得る。
【0093】
いくつかの例証的な実施形態において、第1ノードは、第2ノードに、平均UL−DLスペクトル効率の表示のための要求を含み、該平均UL−DLスペクトル効率の表示が送信されるべき要求された周期を定義する要求メッセージを送信し得る。
【0094】
いくつかの例証的な実施形態において、スペクトル効率表示を通信するように第2ノードに要求するために、リソース状態要求が第1ノードによって送信され得る。レポート特性IE等の、リソース状態要求のIEは、スペクトル効率表示のための要求を示すためのビット(「UL−DLスペクトル効率周期的」)を含み得る。一例において、表4のリソース状態要求のレポート特性IEは、スペクトル効率表示のための要求を示すために、第7ビット等の追加のビットを含むように修正され得る。表4に参照して上述されたように、レポート周期IEもまた、含まれ得る。或いは、バッファ状態要求メッセージが、表7を参照して上述されたように、使用され得る。
【0095】
いくつかの例証的な実施形態において、第2ノードは、例えばもし、「UL−DLスペクトル効率周期的」ビットが、1等の所定の値に設定されるならば、平均ULおよびDLスペクトル効率情報を含むリソース状態アップデートメッセージを送信し得る。
【0096】
一例において、リソース状態アップデートメッセージは、例えば以下のように、UL−DLスペクトル効率IEを含み得る。
【表11】
【0097】
図3が参照され、図3では、いくつかの例証的な実施形態に従った、TDD_UL−DL構成管理の方法の概略が示されている。いくつかの実施形態において、図3の動作の1以上は、システム100(図1)等のセルラシステム、および/または、ノード106および/または108(図1)等のセルラノードによって実行され得る。
【0098】
ブロック302において示されるように、該方法は、第1セルラノードと少なくとも1つの第2セルラノードとの間でメッセージを通信するステップであり、該メッセージは、第1ノードによって制御される少なくとも1つの第1セル内の通信のために第1ノードによって割当てられたTDD_UL−DL構成の表示を含む、ステップを含み得る。例えば、ノード106および108(図1)は、セル102(図1)を識別するセル識別子と、セル102内の通信のためにノード106によって割当てられたTDD_UL−DL構成の表示と、を含むX2−APメッセージを通信し得る。
【0099】
ブロック304において示されるように、該メッセージを通信するステップは、第1ノードによって該メッセージを送信するステップを含み得る。例えば、ノード106(図1)は、セル102内の通信のためにノード106によって割当てられたTDD_UL−DL構成の表示を含むメッセージを送信し得る。
【0100】
ブロック306において示されるように、該メッセージを通信するステップは、第2ノードにおいて該メッセージを受信するステップを含み得る。例えば、ノード108(図1)は、セル102内の通信のためにノード106によって割当てられたTDD_UL−DL構成の表示を含むメッセージを受信し得る。
【0101】
ブロック308において示されるように、該方法は、第1ノードによってアップデートされたTDD_UL−DL構成に基づいて第2セル内の通信のためにTDD_UL−DL構成を割当てるステップを含み得る。例えば、ノード108(図1)は、ノード106(図1)から受信したような、セル102(図1)のために割当てられたTDD_UL−DL構成に基づいて、セル104(図1)のために割当てられたTDD_UL−DL構成をアップデートし得る。
【0102】
図4が参照され、図4には、いくつかの例証的な実施形態に従った、製造製品400の概略が示されている。製品400は、ロジック404を格納するための非一時的機械可読記憶媒体402を含み得、該ロジック404は、例えば、ノード106および/または108(図1)、TDD_UL/DLコントローラ230(図2)、無線通信ユニット202(図2)の機能の少なくとも一部を実行するために、および/または、図3の方法の1以上の動作を実行するために、使用され得る。用語「非一時的機械可読記憶媒体」は、一時的伝搬信号であることのみを除くすべてのコンピュータ可読媒体を含むように向けられる。
【0103】
いくつかの例証的な実施形態において、製品400および/または機械可読記憶媒体402は、データを格納可能な、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、リムーバブルまたは非リムーバブルメモリ、消去可能または非消去可能メモリ、書き込み可能または再書き込み可能メモリ、等を含むコンピュータ可読記憶媒体の1以上のタイプを含み得る。例えば、機械可読記憶媒体402は、RAM、DRAM、ダブルデータレートDRAM(DDR−DRAM)、SDRAM、スタティックRAM(SRAM)、ROM、プログラマブルROM(PROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能ブログラマブルROM(EEPROM)、コンパクトディスクROM(CD−ROM)、コンパクトディスク記録可能(CD−R)、コンパクトディスク再書き込み可能(CD−RW)、フラッシュメモリ(例、NORまたはNANDフラッシュメモリ)、連想メモリ(CAM)、ポリマーメモリ、相変化メモリ、強誘電体メモリ、シリコン−酸化物−窒化物−酸化物−シリコン(SONOS)メモリ、ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードドライブ、光ディスク、磁気ディスク、カード、磁気カード、光カード、テープ、カセット、等を含み得る。コンピュータ可読記憶媒体は、モデム、無線またはネットワーク接続等の通信リンクを介して、リモートコンピュータから要求コンピュータへ、搬送波または他の伝搬媒体の中で具体化されたデータ信号によって運ばれるコンピュータプログラムをダウンロードまたは転送することに関係するいかなる適切な媒体を含み得る。
【0104】
いくつかの例証的な実施形態において、ロジック404は、もし機械によって実行されるならば、本明細書に記載された方法、処理および/または動作を機械に実行させ得る命令、データ、および/または、コードを含み得る。該機械は、例えば、いかなる適切な処理プラットフォーム、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティングデバイス、処理デバイス、コンピューティングシステム、処理システム、コンピュータ、プロセッサ等を含み得、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、等のいかなる適切な組合せを使用して実装され得る。
【0105】
いくつかの例証的な実施形態において、ロジック404は、ソフトウェア、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、プログラム、サブルーチン、命令、命令セット、コンピューティングコード、ワード、値、シンボル等、を含み得、または、として実装され得る。命令は、ソースコード、コンパイルされたコード、解釈されたコード、実行可能コード、静的コード、動的コード等、いかなる適切なタイプのコードを含み得る。命令は、プロセッサに或る機能を実行させるように命令するための所定のコンピュータ言語、方法またはシンタックスに従って実装され得る。命令は、C、C++、Java(登録商標)、BASIC、Matlab、Pascal、ビジュアルBASIC、アセンブリ言語、機械コード等のいかなる適切なハイレベル、ローレベル、オブジェクト指向、ビジュアル、コンパイルされた、および/または、解釈されたプログラミング言語を使用して実装され得る。
【0106】
1以上の実施形態を参照して本明細書において記載された機能(functions)、動作、コンポーネント、および/または機能(features)は、1以上の他の実施形態を参照して本明細書において記載された機能、動作、コンポーネント、および/または機能と、組合わせられ得、または組合せて利用され得、逆もまた同様である。
【0107】
本明細書において、特定の機能が示されてきたが、多くのバリエーション、修正、置換、変更、追加、改善および均等物が、当業者に発生し得る。従って、添付された特許請求の範囲は、本発明の真の精神内に入るものとして、すべてのそのような修正および変更をカバーすることを意図されることが理解されるべきである。
図1
図2
図3
図4