特許第5997926号(P5997926)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5997926携帯端末でユーザインタフェースオブジェクトの配置方法及びその装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5997926
(24)【登録日】2016年9月2日
(45)【発行日】2016年9月28日
(54)【発明の名称】携帯端末でユーザインタフェースオブジェクトの配置方法及びその装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0481 20130101AFI20160915BHJP
【FI】
   G06F3/0481 170
【請求項の数】20
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2012-97154(P2012-97154)
(22)【出願日】2012年4月20日
(65)【公開番号】特開2013-25787(P2013-25787A)
(43)【公開日】2013年2月4日
【審査請求日】2015年3月26日
(31)【優先権主張番号】10-2011-0073081
(32)【優先日】2011年7月22日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】390019839
【氏名又は名称】三星電子株式会社
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】特許業務法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】呉 承 勳
【審査官】 菊池 智紀
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−305695(JP,A)
【文献】 特開2010−146286(JP,A)
【文献】 国際公開第2008/096596(WO,A1)
【文献】 特開平09−230928(JP,A)
【文献】 特開2000−066803(JP,A)
【文献】 特開平10−097407(JP,A)
【文献】 特開2011−159077(JP,A)
【文献】 特開2009−181501(JP,A)
【文献】 特開平11−161403(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0062811(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0061010(US,A1)
【文献】 特開2008−118346(JP,A)
【文献】 特開2007−179502(JP,A)
【文献】 特開2008−199211(JP,A)
【文献】 特開2007−179330(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/00−3/0489
H04M 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯端末でユーザインタフェースオブジェクトを画面に配置する方法において、
携帯端末の全般的な動作を制御する制御部が、既設定された期間の間各ユーザインタフェースオブジェクトが指定するプログラムの使用履歴を時間又は場所に関する少なくとも一つの基準に対して保存及び更新するステップと、
使用者が環境設定で、前記時間又は場所に関する一つ以上の基準のうち少なくとも一つの基準を選択するステップと、
前記制御部が、選択した基準に対して保存及び更新された使用履歴を参照して、各プログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトの配置位置を決定するステップと、を含
前記使用履歴は使用時間量及び操作回数の双方をみ、
前記選択された基準に対して保存及び更新された使用履歴を参照して、各プログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトの配置位置を決定するステップは、
使用時間量が相対的に多いプログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトであるほど画面の右側に位置させ、操作回数が相対的に多いプログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトであるほど画面の上側に位置させることを特徴とするユーザインタフェースオブジェクトの配置方法。
【請求項2】
前記時間又は場所に関する一つ以上の基準のうち少なくとも一つの基準を選択するステップは、
既定義された時間帯が到来した場合に到来した時間帯を基準に選択する、及び、
既定義された場所への移動を感知した場合に移動した場所を基準に選択する、の双方又はいずれか一方を含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザインタフェースオブジェクトの配置方法。
【請求項3】
選択された基準に対して保存及び更新された使用履歴を参照して、各プログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトの配置位置を決定するステップは、
前記選択された基準に対する使用時間量又は操作回数を参照して、各プログラムが属するグループを決定するステップと、
前記選択された基準に対する使用時間量又は操作回数を参照して、前記決定されたグループに属する各プログラムの順位を決定するステップと、
各プログラムが属するグループ及びグループ内順位を参照して、各プログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトの配置位置を決定するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザインタフェースオブジェクトの配置方法。
【請求項4】
前記選択された基準に対する使用時間量又は操作回数を参照して、各プログラムが属するグループを決定するステップは、
使用時間量又は操作回数によって決められた順位を与えられるプログラムを選別して該当グループに含み、使用時間量又は操作回数が多いほど該当プログラムを上位のグループに指定することを特徴とする請求項3に記載のユーザインタフェースオブジェクトの配置方法。
【請求項5】
前記各プログラムが属するグループ及びグループ内順位を参照して、各プログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトの配置位置を決定するステップは、
上位グループに属するプログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトであるほど、画面の右側に配置する、及び、相対的に目立つように表出する、の双方又はいずれか一方を含むことを特徴とする請求項4に記載のユーザインタフェースオブジェクトの配置方法。
【請求項6】
前記選択された基準に対する使用時間量又は操作回数を参照して、前記決定されたグループに属する各プログラムの順位を決定するステップは、
使用時間量又は操作回数が多いほど該当プログラムに高い順位を与えることを特徴とする請求項4に記載のユーザインタフェースオブジェクトの配置方法。
【請求項7】
前記各プログラムが属するグループ及びグループ内順位を参照して、各プログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトの配置位置を決定するステップは、
高い順位が与えられたプログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトであるほど、画面の上側に配置する、及び、相対的に目立つように表出する、の双方又はいずれか一方を含むことを特徴とする請求項6に記載のユーザインタフェースオブジェクトの配置方法。
【請求項8】
前記各プログラムが属するグループ及びグループ内順位を参照して、各プログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトの配置位置を決定するステップは、
グループ内の同じ順位が与えられた少なくとも二つ以上のプログラムに対するユーザインタフェースオブジェクトは水平に配置し、
使用時間量又は操作回数が多いプログラムに対するユーザインタフェースオブジェクトであるほど、画面の右側に配置する、及び、相対的に目立つように表出する、の双方又はいずれか一方を含むことを特徴とする請求項6に記載のユーザインタフェースオブジェクトの配置方法。
【請求項9】
選択された基準に対して保存及び更新された使用履歴を参照して、各プログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトの配置位置を決定するステップは、
各プログラムに関する使用履歴に含まれる少なくとも一つの項目にそれぞれ既設定された加重値を適用して合算した値によって、各プログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトの配置位置を決定することを特徴とする請求項1に記載のユーザインタフェースオブジェクトの配置方法。
【請求項10】
前記時間又は場所に関する少なくとも一つ以上の基準は、
総期間、時間帯、曜日及び定義された場所のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザインタフェースオブジェクトの配置方法。
【請求項11】
携帯端末でユーザインタフェースオブジェクトを画面に配置する装置において、
入力のための入力部、表示データを出力するための表示部、データを保存する保存部、位置情報を受信するための位置情報受信部及び全般的な動作の制御を行う制御部を含み、
前記制御部は、
既設定された期間の間各ユーザインタフェースオブジェクトが指定するプログラムの使用時間量及び操作回数の双方を含む使用履歴を時間又は場所に関する少なくとも一つの基準に対して保存及び更新させ、前記時間又は場所に関する一つ以上の基準のうち選択した一つ以上の基準に対して保存及び更新された使用履歴を参照して各プログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトの配置位置を決定し、
前記制御部は、
使用時間量が相対的に多いプログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトであるほど画面の右側に位置させ、操作回数が相対的に多いプログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトであるほど画面の上側に位置させることを特徴とするユーザインタフェースオブジェクトの配置装置。
【請求項12】
前記制御部は、
既定義された時間帯が到来した場合に到来した時間帯を基準に選択する、及び、
受信した位置情報から既定義された場所への移動を感知した場合に移動した場所を基準として選択する、の双方又はいずれか一方を行なうことを特徴とする請求項11に記載のユーザインタフェースオブジェクトの配置装置。
【請求項13】
前記制御部は、
前記選択された基準に対する使用時間量又は操作回数を参照して各プログラムが属するグループ及びグループ内順位を決定し、各プログラムが属するグループ及びグループ内順位を参照して各プログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトの配置位置を決定することを特徴とする請求項11に記載のユーザインタフェースオブジェクトの配置装置。
【請求項14】
前記制御部は、
使用時間量又は操作回数によって決められた順位を与えられるプログラムを選別して該当グループに含み、使用時間量又は操作回数が多いほど該当プログラムを上位のグループに指定することを特徴とする請求項13に記載のユーザインタフェースオブジェクトの配置装置。
【請求項15】
前記制御部は、
上位グループに属するプログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトであるほど画面の右側に配置する、及び、相対的に目立つように表出する、の双方又はいずれか一方を行なうことを特徴とする請求項14に記載のユーザインタフェースオブジェクトの配置装置。
【請求項16】
前記制御部は、
使用時間量又は操作回数が多いほど該当プログラムに高い順位を与えることを特徴とする請求項14に記載のユーザインタフェースオブジェクトの配置装置。
【請求項17】
前記制御部は、
高い順位が与えられた対象に該当するユーザインタフェースオブジェクトであるほど画面の上側に配置する、及び、相対的に目立つように表出する、の双方又はいずれか一方を行なうことを特徴とする請求項16に記載のユーザインタフェースオブジェクトの配置装置。
【請求項18】
前記制御部は、
グループ内で同じ順位が与えられた少なくとも二つ以上のプログラムに対するユーザインタフェースオブジェクトは水平に配置し、
操作回数が多い対象に対するユーザインタフェースオブジェクトであるほど画面の右側に配置する、及び、相対的に目立つように表出する、の双方又はいずれか一方を行なうことを特徴とする請求項16に記載のユーザインタフェースオブジェクトの配置装置。
【請求項19】
前記制御部は、
各プログラムに関する使用履歴に含まれる少なくとも一つの項目にそれぞれ既設定された加重値を適用して合算した値によって各プログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトの配置位置を決定することを特徴とする請求項11に記載のユーザインタフェースオブジェクトの配置装置。
【請求項20】
前記時間又は場所に関する少なくとも一つ以上の基準は、総期間、時間帯、曜日、及び定義された場所のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項11に記載のユーザインタフェースオブジェクト配置装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末でユーザインタフェースオブジェクトを配置する方法及びその装置に係り、特に、個人化(パーソナライズ、カスタマイズ)を考慮してユーザインタフェースオブジェクトの配置方法及びその装置に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、電子通信産業の発達によって、移動通信端末(セルラーフォン)、電子手帳、個人複合端末などの携帯端末は現代社会の必需品になるとともに、急変する情報を伝達する重要な手段となっている。
【0003】
周知のように、最近の携帯端末はグラフィックユーザインタフェース(Graphic User Interface:GUI)に基づいて使用者の入力の便宜を図っている。代表的な例として、携帯端末は搭載されたプログラムを実行できるアイコン(icon)を表示する。時々、使用者が複数のアイコンから頻繁に使用するアイコンを簡単に見つけられない場合がある。携帯端末は、使用者がアイコンを直接配置できる機能も提供しているが、使用者は面倒なことにアイコンをいちいち配置しなくてはならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】韓国特許公開第10−2005−0101247号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、携帯端末で使用者の特性を考慮してアイコンなどのユーザインタフェースオブジェクトを自動的に配置する方法及びその装置を提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、携帯端末で個人化を考慮してユーザインタフェースオブジェクトを配置する方法及びその装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、携帯端末で使用履歴を考慮してユーザインタフェースオブジェクトを配置する方法及びその装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するためになされた本発明によるユーザインタフェースオブジェクトの配置方法は、携帯端末でユーザインタフェースオブジェクトを画面に配置する方法において、既設定された期間の間各ユーザインタフェースオブジェクトが指定するプログラムの使用履歴を時間又は場所に関する少なくとも一つの基準に対して保存及び更新するステップと、前記時間又は場所に関する一つ以上の基準のうち少なくとも一つの基準を選択するステップと、
選択した基準に対して保存及び更新された使用履歴を参照して、各プログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトの配置位置を決定するステップと、を含むことを特徴とし、前記使用履歴は使用時間量及び操作回数の双方又はいずれか一方を含むことを特徴とする。
【0008】
上記の課題を解決するためになされた本発明によるユーザインタフェースオブジェクトを配置する装置は、携帯端末でユーザインタフェースオブジェクトを画面に配置する装置において、入力のための入力部、表示データを出力するための表示部、データを保存する保存部、位置情報を受信するための位置情報受信部及び全般的な動作の制御を行う制御部を含み、前記制御部は、既設定された期間の間各ユーザインタフェースオブジェクトが指定するプログラムの使用時間量及び操作回数の双方又はいずれか一方を含む使用履歴を時間又は場所に関する少なくとも一つの基準に対して保存及び更新させ、前記時間又は場所に関する一つ以上の基準のうち選択した一つ以上の基準に対して保存及び更新された使用履歴を参照して各プログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトの配置位置を決定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば携帯端末において、選択した基準に対して保存及び更新された使用履歴を参照して、各プログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトの配置位置を決定するので、個人化サービスの基礎としてユーザインタフェースオブジェクトを自動的に配置できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施形態による携帯端末のブロック斜視図である。
図2】本発明の一実施形態による携帯端末でアイコンが配置された画面である。
図3】本発明の一実施形態による各プログラムの使用時間量を示す図表である。
図4図3を参照して各プログラム間の配置構造を示す図表である。
図5図4を参照して各プログラムに該当するアイコンを配置した画面である。
図6】は本発明の一実施形態によって各プログラムの操作回数を示す図表である。
図7図6を参照して各プログラム間の配置構造を示す図表である。
図8図7を参照して各プログラムに該当するアイコンを配置した画面である。
図9図4及び図7を参照して各プログラムに該当するアイコンを配置した画面である。
図10図5を参照して各プログラムに該当するアイコンを配置した画面である。
図11図9を参照して各プログラムに該当するアイコンを配置した画面である。
図12】本発明の一実施形態によるユーザインタフェースオブジェクトの配置手順のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、添付の図面を参照して本発明の動作原理を詳しく説明する。以下で本発明を説明するに当たって、関連する公知機能或いは構成に対して具体的な説明を行なうと本発明の要旨を却って不明確にする恐れがあると判断した場合、その詳細な説明を略する。そして後述される用語は、本発明においての機能を考慮して定義された用語であって、これはユーザ、運用者の意図又は慣例などに応じて異なることがある。従って、その定義は本明細書全般にわたる内容に基づいて定めなければならない。
【0012】
本発明は携帯端末でユーザインタフェースオブジェクトを配置する方法及びその装置に関し、特に、個人化(カスタマイズ)を考慮してユーザインタフェースオブジェクトを配置する方法及びその装置に関する。本発明の一実施形態では、使用履歴を考慮してアイコンなどのユーザインタフェースオブジェクトを自動的に配置する。
【0013】
図1は、本発明の一実施形態による携帯端末のブロック斜視図である。
図1に示すように、本発明による携帯端末(以下、単に端末ともいう)は入力のための入力部11、表示データを出力するための表示部12、データを保存する保存部13、位置情報を受信するための位置情報受信部14及び全般的な動作の制御を遂行する制御部15を含む。
【0014】
入力部11は、ハードウェア的又はソフトウェア的に構成されたボタンが押されると、入力信号を制御部15に出力する。表示部12は、制御部15の制御に応じて入力信号に相応する表示データを表示する。保存部13は、端末の全般的な動作を制御する所定のプログラムと前記携帯端末の制御動作が行われる時入出力される各種データを保存する。位置情報受信部14は、前記端末の位置情報を受信するもので、公知のGPS(Global Positioning System)を利用することができる。制御部15は、前記端末の全般的な動作を制御し、以下の図面を参照して制御部15の本発明の一実施形態によるユーザインタフェースオブジェクトの配置方法について説明する。
【0015】
図2は、本発明の一実施形態による携帯端末でアイコンが配置された画面を示す。ユーザインタフェースオブジェクトは実行対象を指定するもので、代表的な例として、公知のアイコンがある。前記アイコンが押されると該当プログラムが実行される。これに限定されず、端末が放送受信端末の場合、前記ユーザインタフェースオブジェクトは各放送チャンネルを指定するものでもあり得る。
【0016】
図2に示すように、本発明の一実施形態による端末は各プログラムの使用履歴を考慮してアイコンを再配置する。後述するが、相対的に長い時間実行(使用)されるか、又は実行開始以来の使用者の操作回数が多かったプログラムのアイコンであるほど高い順位が与えられて、この順位によってアイコンが画面21に再配置される。一例として、操作回数が多いプログラムのアイコンであるほど画面の右側に配置される。また、使用時間量が多いプログラムのアイコンであるほど画面の上側に配置される。前記操作回数とは、該当プログラムが実行されてから使用者が実行されたプログラムを扱うためにボタンを押したりすることによって入力信号が発生された数をいう。さらに、順位が高いアイコン22であるほど相対的に目立つように表出されることもできる。
【0017】
前記端末は、各アイコンが指定するプログラムの使用履歴(例えば、使用時間量、操作回数)を少なくとも一つ以上の基準に基づいて保存及び更新する。保存及び更新の期間は一週間、一ヶ月、一年などに設定できる。一例として、一週間が保存及び更新の期間に決定されると、今週には先週の使用履歴に基づいてアイコンが再配置される。これとは異なり、現在から一週間前までの使用履歴に基づいてアイコンが再配置される。
【0018】
前記各アイコンが指定するプログラムの使用履歴を保存及び更新する基準は、時間に関する基準と場所に関する基準であり得る。まず、時間に関する基準は総期間、時間帯(例えば、06時〜12時、平日、公休日など)、曜日のうちいずれかの一つであり得る。次に、場所に関する基準は家、事務室などであり得る。場所に関する基準を設定するために、前記端末は常に位置を把握しておき、把握された位置を基点とする所定半径の範囲を家、事務室などの場所として定義する。
【0019】
前記端末は前記時間に関する基準又は前記場所に関する基準が選択される(又は、満たされる)と、前記選択された基準に相応するようにアイコンを自動的に再配置する。一例として、時間帯が変わると、端末は変わった時間帯に対する使用履歴を用いてアイコンを自動的に再配置するようになる。また、事務室にあった端末が家に移されると、家に対する使用履歴を用いてアイコンを自動的に再配置するようになる。上述のように、使用者の生活習慣、特性によって頻繁に使うプログラムのアイコンが自動的に配置されるので、これにより使用者に便宜を与えることができる。
【0020】
図3は、本発明の一実施形態によって各プログラムの使用時間量を示す図表である。前述のように、各プログラムの使用時間量は既設定された期間の間保存及び更新される。
【0021】
図3に示すように、前記時間に関する基準は総期間、時間帯、曜日などであり得る。また、前記場所に関する基準は家、事務室、その他の場所などであり得る。前記総期間を基準に、制御部15は既設定された期間の間各プログラムが使われた総時間量を算出する。また、前記時間帯を基準に、制御部15は既設定された期間の間既区分された時間帯別(例えば、06時〜12時、12時〜18時、18時〜24時、24時〜06時、平日、公休日)に各プログラムが使われた時間量を算出する。さらに、前述した場所(家、事務室、その他の場所)を基準に、制御部15は既設定された期間の間各場所で各プログラムが使われた時間量を算出する。
【0022】
図4は、図3を参照して各プログラムの間の配置構造を示す図表である。本発明の一実施形態による配置構造は次のとおりである。
【0023】
図4に示すように、前記配置構造は画面の右側から左側へと順番に配置されるように指定された少なくとも一つ以上のグループを有する。図示のように、グループ1はグループ2より使用時間量が多いプログラムを含む。また、グループ2はグループ3より使用時間量が多いプログラムを含む。
【0024】
前記グループは、使用時間量によって決められた順位を与えられるプログラムを含むことができる。すなわち、前記グループ内のプログラムは使用時間量によって順位が与えられる。一実施形態によって、前記グループは三つの順位(例えば、第1順位、第2順位、第3順位)を与えられるプログラムを含むことができる。同じ使用時間量を有する少なくとも二つ以上のプログラムがある場合、このプログラムは同じグループの同じ順位を与えられることになる。同じグループでは第1順位に当たるプログラムの使用時間量が最も多く、第2順位に当たるプログラムはその次で、第3順位に当たるプログラムは最も少ない。
【0025】
上述のように、制御部15は時間又は場所に関する基準で各プログラムの使用時間量を算出し、これによって各プログラムが属するグループが決定される。各グループに含まれる各プログラムは使用時間量によって順位が与えられる。
【0026】
図5は、図4を参照して各プログラムに該当するアイコンを配置した画面である。図5の(A)は総期間を基準に使用時間量に対してアイコンを配置した画面で、図5の(B)は18時〜24時の時間帯を基準に使用時間量に対してアイコンを配置した画面で、図5の(C)は事務室を基準に使用時間量に対してアイコンを配置した画面である。
【0027】
図5に示すように、グループ1から画面の右側から左側へと順番に配置される。各グループに属するプログラムのアイコンは順位が高いものが上に置かれるように縦方向に配置される。該当グループで順位が高いプログラムは相対的に使用時間量が多いということを示す。
【0028】
図6は、本発明の一実施形態によって各プログラムの操作回数を示す図表である。前述のように、各プログラムの操作回数は既設定された期間の間保存及び更新される。
【0029】
図6に示すように、前記時間に関する基準は総期間、時間帯、曜日などであり得る。また、前記場所に関する基準は家、事務室、その他の場所などであり得る。前記総期間を基準に、制御部15は既設定された期間の間各プログラムが操作された回数を算出する。前記時間帯を基準に、制御部15は既設定された期間の間既区分された時間帯別(例えば、06時〜12時、12時〜18時、18時〜24時、24時〜06時、平日、公休日)に各プログラムの操作回数を算出する。さらに、前記場所(例えば、家、事務室、その他)を基準に、制御部15は既設定された期間の間既定義された場所別に各プログラムが操作された回数を算出する。
【0030】
図7は、図6を参照して各プログラムの間の配置構造を示す図表である。本発明の一実施形態による配置構造は次のとおりである。
【0031】
図7に示すように、前記配置構造は画面の右側から左側へと順番に配置されるように指定された少なくとも一つ以上のグループを有する。図示のように、グループ1はグループ2より操作回数が多いプログラムを含む。また、グループ2はグループ3より操作回数が多いプログラムを含む。
【0032】
前記グループは決められた個数の順位を与えられるプログラムを含む。前記グループ内のプログラムは操作回数によって順位が与えられる。一実施形態によって、前記グループは三つの順位(例えば、第1順位、第2順位、第3順位)を与えられるプログラムを含む。同じ操作回数を有する少なくとも二つ以上のプログラムがある場合、この二つのプログラムには同じグループの同じ順位が与えられる。同じグループでは第1順位に当たるプログラムの操作回数が最も多く、第2順位に当たるプログラムがその次で、第3順位に当たるプログラムが最も低い。
【0033】
上述のように、制御部15は時間又は場所に関する基準で各プログラムの操作回数を算出して、これを用いて各プログラムが属するグループを決定する。各グループに含まれる各プログラムは操作回数によって順位が与えられる。
【0034】
図8は、図7を参照して各プログラムに該当するアイコンを配置した画面である。図8の(A)は総期間を基準に操作回数に対してアイコンを配置した画面で、図8の(B)は18時〜24時の時間帯を基準に操作回数に対してアイコンを配置した画面で、図8の(C)は事務室を基準に操作回数に対してアイコンを配置した画面である。
【0035】
図8に示すように、グループ1から画面の右側から左側へと順番に配置される。各グループに属するプログラムのアイコンは順位が高いものが上に置かれるように縦方向に配置される。該当グループで順位が高いプログラムは相対的に操作回数が多いということを示す。図8の(B)及び(C)に示すように、同じグループ内の同じ順位のプログラムのアイコン(E−mail、Messenger、SMS−MMS)は水平に並べられて配置される。
【0036】
図9は、図4及び図7を参照して各プログラムに該当するアイコンを配置した画面である。図9は事務室を基準に操作回数に対してアイコンを配置した画面である。
【0037】
図9に示すように、前述のように、グループ1から画面の右側から左側へと順番に配置される。各グループに属するプログラムのアイコンは順位が高いものが上に置かれるように縦方向に配置される。ただし、グループ内の同じ順位のアイコン(E−mail、Messenger、SMS−MMS)は図4を参照して使用時間量が多いものが右側に置かれるように水平方向に配置される。
【0038】
図10は、図5を参照して各プログラムに該当するアイコンを配置した画面である。図10は事務室を基準に使用時間量に対してアイコンを配置した画面である。
【0039】
図10に示すように、前述のように、グループ1から画面の右側から左側へと順番に配置される。各グループに属するプログラムのアイコンは順位が高いものが上に置かれるように縦方向に配置される。ただし、使用時間量が相対的に少ないグループであるほどグループ内のアイコンが小さく表示される。さらに、使用時間量が相対的に多いグループであるほどはっきりと目立つように大きく表示できる。
【0040】
図11は、図9を参照して各プログラムに該当するアイコンを配置した画面であり、事務室を基準に操作回数に対してアイコンを配置した画面である。
【0041】
図11に示すように、前述のように、グループ内の同じ順位のアイコンは図4を参照して使用時間量が多いものが右側に置かれるように水平方向に配置される。ただし、グループ内の同じ順位のアイコンのうち、使用時間量が相対的に少ないものであるほど小さく表示される。さらに、単一グループ内の同じ順位のアイコンで、使用時間量が相対的に多いものであるほどはっきりと大きく目立つように表示できる。
【0042】
図12は、本発明の一実施形態によるユーザインタフェースオブジェクトの配置手順のフローチャートである。
【0043】
図12に示すように、制御部15は既設定された期間の間各ユーザインタフェースオブジェクトが指定する対象の使用履歴を少なくとも一つ以上の基準に対して保存及び更新する(ステップ1201)。前記ユーザインタフェースオブジェクトは公知のアイコンで、その対象はプログラムであり得る。前記使用履歴は、該当プログラムを実行させてから使用した時間量又は該当プログラムが実行されてから使用者が実行されているプログラムを扱うためにボタンを押したりすることによって入力が発生した回数を含む。前述のように、前記基準は総期間、時間帯(例えば、06時〜12時、平日、公休日など)、曜日、場所などを含む。
【0044】
次に、制御部15は該当基準が選択されたかを判別する(ステップ1203)。使用者が環境設定で該当基準を直接選択する。特に、前述のように、該当時間帯が到来すると、制御部15は到来した時間帯を基準として選択できる。さらに、既定義された場所への移動が感知されると、制御部15は移動した場所を基準として選択できる。
【0045】
以後、制御部15は選択された基準に対して保存及び更新した使用履歴を参照して、各対象が属するグループを決定し、各決定されたグループ内の各対象の順位を決定する(ステップ1205)。
【0046】
その後、制御部15は前記決定されたグループ及び順位を参照して、各対象に該当するユーザインタフェースオブジェクトの画面上配置位置を決定する(ステップ1207)。一実施形態によって、各グループは画面の右側から左側へと順番に配置されるように指定される。右側に配置されるように指定されたグループは左側に配置されるように指定されたグループより使用時間量又は操作回数が多いプログラムを含む。また、グループ内の各プログラムには使用時間量又は操作回数が多いほど高い順位が与えられる。グループ内で高い順位が与えられたプログラムのアイコンであるほど相対的に画面の上側に置かれるようになる。また、グループ内で同じ順位の少なくとも二つ以上のプログラムのアイコンは水平に配置されるが、使用時間量又は操作回数が多いプログラムのアイコンであるほど右側に配置される。
【0047】
本発明の他の実施例によって、制御部15は下記のような方法で各対象のユーザインタフェースオブジェクトが属するグループ及びグループ内順位を決定する。制御部15は、選択された基準(例えば、時間帯、場所など)に対する使用履歴に加重値を適用して合算した値を算出する。次に、制御部15は算出された値の大きさによってグループ及びグループ内順位を決定する。参考例として、下記式により値を算出する。

(使用時間量×加重値1)+(操作回数×加重値2)+・・・
【0048】
以上、本発明によれば携帯端末において、選択した基準に対して保存及び更新された使用履歴を参照して、各プログラムに該当するユーザインタフェースオブジェクトの配置位置を決定するので、個人化サービスの基礎としてユーザインタフェースオブジェクトを自動的に配置できる。
【0049】
一方、本発明の発明を実施するための形態では具体的な実施形態に関して説明したが、本発明の範囲を逸脱しない範囲内で多様な変形が可能である。従って、本発明の範囲は、説明された実施形態に限定されて定められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものによって定められるべきである。
【符号の説明】
【0050】
11 入力部
12 表示部
13 保存部
14 位置情報受信部
15 制御部
21 画面
22 アイコン
図1
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図12