(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6000542
(24)【登録日】2016年9月9日
(45)【発行日】2016年9月28日
(54)【発明の名称】携帯用端末機におけるテキスト入力装置及びその方法
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0481 20130101AFI20160915BHJP
G06F 3/0488 20130101ALI20160915BHJP
G06F 3/023 20060101ALI20160915BHJP
H03M 11/04 20060101ALI20160915BHJP
【FI】
G06F3/0481 170
G06F3/0488 160
G06F3/023 310L
【請求項の数】8
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2011-275794(P2011-275794)
(22)【出願日】2011年12月16日
(65)【公開番号】特開2012-234514(P2012-234514A)
(43)【公開日】2012年11月29日
【審査請求日】2014年12月11日
(31)【優先権主張番号】10-2011-0041962
(32)【優先日】2011年5月3日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】390019839
【氏名又は名称】三星電子株式会社
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】特許業務法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】趙 大 榮
(72)【発明者】
【氏名】張 奎 在
(72)【発明者】
【氏名】閔 正 植
【審査官】
円子 英紀
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許出願公開第2004/0119732(US,A1)
【文献】
特開2001−005599(JP,A)
【文献】
特開2003−099172(JP,A)
【文献】
野沢 直樹,iPad Perfect Manual,株式会社ソーテック社,2010年 6月30日,第1版,p.246-249
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/048−3/0489
G06F 3/023
H03M 11/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
イメージにテキストをマッピングしてテキストアイコンとして登録する過程と、
テキスト入力モードにおける入力ウィンドウに対するロングタッチ(long touch)を検知したか否かをチェックする過程と、
テキスト入力モードにおける入力ウィンドウに対するロングタッチを検知した場合、予め登録されたテキストアイコンリストを含むポップアップウィンドウを画面に表示する過程と、
前記ポップアップウィンドウに含まれた予め登録されたテキストアイコンリストのうち一つのテキストアイコンが選択される過程と、
前記選択されたテキストアイコンにマッピングされたテキストを入力ウィンドウに入力する過程と、を含み、
前記イメージは携帯用端末機のカメラによりキャプチャーされ、
前記テキストアイコンリストは、キーボード形態に表示されることを特徴とする携帯用端末機におけるテキスト入力方法。
【請求項2】
前記入力過程の前に、
前記選択されたテキストアイコンにマッピングされたテキストを検索する過程と、
前記画面のポップアップウィンドウの表示を除去する過程と、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の携帯用端末機におけるテキスト入力方法。
【請求項3】
前記ポップアップウィンドウを介して予め登録されたテキストアイコンリストのうち所定個数のテキストアイコンのみが一度に表示され、ページスクロール機能によって残りのテキストアイコンが表示されることを特徴とする請求項1に記載の携帯用端末機におけるテキスト入力方法。
【請求項4】
テキストアイコン登録メニューが選択された場合、画面に入力ウィンドウを表示する過程と、
前記画面に表示された入力ウィンドウを介して、登録しようとするテキストアイコンにマッピングされるテキストを入力する過程と、
前記テキストの入力が完了した場合、画面にイメージリストを表示する過程と、
前記画面に表示されたイメージリストのうち、登録しようとするテキストアイコンにマッピングされるイメージを選択する過程と、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の携帯用端末機におけるテキスト入力方法。
【請求項5】
イメージにテキストをマッピングしてテキストアイコンとして登録するアイコンの登録・管理部と、
テキスト入力モードにおける入力ウィンドウに対するロングタッチを検知したか否かをチェックする入力部と、
テキスト入力モードにおける入力ウィンドウに対するロングタッチを検知した場合、予め登録されたテキストアイコンリストを含むポップアップウィンドウを画面に表示する表示部と、を含み、
ここで、前記テキストアイコンの登録・管理部は、前記ポップアップウィンドウに含まれた予め登録されたテキストアイコンリストのうち一つのテキストアイコンが選択された場合、前記選択されたテキストアイコンにマッピングされたテキストを入力ウィンドウに入力し、
前記イメージは携帯用端末機のカメラによりキャプチャーされ、前記テキストアイコンリストは、キーボード形態に表示されることを特徴とする携帯用端末機におけるテキスト入力装置。
【請求項6】
前記テキストアイコンの登録・管理部は、前記選択されたテキストアイコンにマッピングされたテキストを検索し、
前記表示部は、前記ポップアップウィンドウに含まれた予め登録されたテキストアイコンリストのうち一つのテキストアイコンが選択された場合、前記画面のポップアップウィンドウの表示を除去することを特徴とする請求項5に記載の携帯用端末機におけるテキスト入力装置。
【請求項7】
前記ポップアップウィンドウを介して予め登録されたテキストアイコンリストのうち所定個数のテキストアイコンのみが一度に表示され、ページスクロール機能によって残りのテキストアイコンが表示されることを特徴とする請求項5に記載の携帯用端末機におけるテキスト入力装置。
【請求項8】
前記表示部は、テキストアイコン登録メニューが選択される際、画面に入力ウィンドウを表示し、
前記入力部は、前記画面に表示された入力ウィンドウを介して、登録しようとするテキストアイコンにマッピングされるテキストを入力し、
前記表示部は、前記テキストの入力が完了した場合、画面にイメージリストを表示し、
前記入力部は、前記画面に表示されたイメージリストのうち、登録しようとするテキストアイコンにマッピングされたイメージを選択することを特徴とする請求項5に記載の携帯用端末機におけるテキスト入力装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は携帯用端末機に係り、より詳しくは、携帯用端末機におけるテキストアイコンを利用したテキストを入力するための装置及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
通常、携帯用端末機の使用者は、テキストを入力するために端末のキーパッドを利用し、入力しようとするテキストに対応するキーを押すことで望みのテキストを入力する。
このような方法では、使用者がテキストを入力する際、キーを間違って押して希望しないテキストが入力されたり、キーパッドモードの転換のために数多くの段階を経なければならないなどの問題がある
【0003】
例えば、携帯用端末機を利用してアプリケーションやインターネットサイトを利用する場合、
図1のように、使用者はログインのための電子メールアドレスの入力を要求される場合がある。
このような場合、使用者は電子メールアドレスの入力のため、いくつかのキーパッドモードの転換を行わなければならない。
【0004】
例えば、電子メールアドレスが「ha38317@hanmail.net」であるとすると、携帯用端末機の使用者は、まず韓国語キーパッドを英文キーパッドに転換し、さらに英文キーパッドを数字キーパッドに変更し、再び数字キーパッドを記号キーパッドに変更し、さらにまた記号キーパッドを英文キーパッドに変更しなければならない。
このように、従来技術による携帯用端末機におけるテキスト入力方法は、複雑な手順を必要とし、これによってテキスト入力に多くの時間が所用されるという問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】韓国特許公開第10−2006−0008396号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、携帯用端末機において簡単な操作でテキスト入力ができ、テキストの入力時間を減らし、正確にテキストを入力することができるテキストアイコンを利用したテキスト入力装置及びその方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態に係る携帯用端末機におけるテキスト入力方法は、イメージにテキストをマッピングしてテキストアイコンとして登録する過程と、テキスト入力モードにおける入力ウィンドウに対するロングタッチを検知したか否かをチェックする過程と、テキスト入力モードにおける入力ウィンドウに対するロングタッチを検知した場合、予め登録されたテキストアイコンリストを含むポップアップウィンドウを画面に表示する過程と、ポップアップウィンドウに含まれた予め登録されたテキストアイコンリストのうち一つのテキストアイコンが選択される過程と、選択されたテキストアイコンにマッピングされたテキストを入力ウィンドウに入力する過程と、を含
み、前記イメージは携帯用端末機のカメラによりキャプチャーされ、前記テキストアイコンリストは、キーボード形態に表示されることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の実施形態に係る携帯用端末機におけるテキストの入力装置は、イメージにテキストをマッピングしてテキストアイコンとして登録するテキストアイコン登録及び管理部と、テキスト入力モードにおける入力ウィンドウに対するロングタッチを検知したか否かをチェックする入力部と、テキスト入力モードにおける入力ウィンドウに対するロングタッチを検知した場合、予め登録されたテキストアイコンリストを含むポップアップウィンドウを画面に表示する表示部と、を含み、テキストアイコンの登録・管理部は、ポップアップウィンドウに含まれた予め登録されたテキストアイコンリストのうち一つのテキストアイコンが選択された場合、選択されたテキストアイコンにマッピングされたテキストを入力ウィンドウに入力
し、前記イメージは携帯用端末機のカメラによりキャプチャーされ、前記テキストアイコンリストは、キーボード形態に表示されることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】従来の携帯用端末機におけるテキストを入力するための方法を示す例示図である。
【
図2】本発明の実施形態に係る携帯用端末機の構成を示すブロック図である。
【
図3】本発明の実施形態に係る携帯用端末機において、予め登録されたテキストアイコンに基づいてテキストを入力するための方法を示す例示図である。
【
図4】本発明の実施形態に係る携帯用端末機において、テキスト入力のためのテキストアイコンの登録方法を示すフローチャートである。
【
図5】本発明の実施形態に係る携帯用端末機において、予め登録されたテキストアイコンに基づいてテキストを入力するための方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付した図面を参照して本発明の実施形態に係る動作原理を詳細に説明する。下記の詳細な説明において、関連する公知機能又は構成に対する具体的な説明が、本発明の要旨を不明確にする恐れがあると判断される場合には、その詳細な説明は省略した。また、詳細の説明において用いられる用語は、本発明における機能を考慮して定義された用語であり、これは使用者、操作者の意図又は慣例などによって異なり得る。従って、その定義は、本明細書全般にかかる内容に基づいて理解されるべきである。
【0011】
以下、本発明の実施形態に係る携帯用端末機におけるテキストアイコンを利用してテキストを入力するための方法について詳述する。
以下の説明において、携帯用端末機は、テキストの入力が可能な端末機である全ての情報通信機器及びマルチメディア機器と、それに対する応用機器に適用可能であるが、通信機能が内蔵された移動通信端末機、移動電話機、デジタル放送(Digital Broadcasting)端末機、個人情報端末機(PDA:Personal Digital Assistants)、スマートフォン(Smart Phone)、IMT−2000(International Mobile Telecommunication 2000)端末機、CDMA(Code Division Multiple Access)端末機、GSM(登録商標)(Global Standard for Mobile Communication)端末機、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)端末機、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)端末機、Wimax(World Interoperability for Microwave Access)端末機及びUMTS(Universal Mobile Telecommunication Service)端末機などが好ましい。
【0012】
図2は、本発明の実施形態に係る携帯用端末機の構成のブロック図である。
図に示したように、携帯用端末は、制御部200、通信部202、入力部204、表示部206、テキストアイコンの登録・管理部208、メモリ210を含んで構成している。
【0013】
図2を参照すると、制御部200は、携帯用端末機の全般的な動作の制御を行い、テキストアイコンを登録し、テキスト入力モードでテキストアイコンを選択してテキストアイコンにマッピングされたテキストを入力ウィンドウに入力するための機能を制御する。
【0014】
通信部202は、アンテナを介して入出力される無線信号を送受信処理する機能を行う。例えば、送信の場合、送信する基底帯域信号をRF(Radio Frequency)帯域信号としてアップ変換し、アンテナを介して送信し、受信の場合、アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号としてダウン変更し、データを復元する。
【0015】
入力部204は、数字キーと多数の機能キーを具備し、使用者が押すキーに対応するキー入力データを制御部200に提供する。
表示部206は、携帯用端末機の動作の途中で発生する状態情報、指定された数字、多量の動画及び静止画像などをディスプレイに表示する。
ここで、表示部206は、タッチスクリーンで具現されていてもよく、その場合、表示部206は、使用者のタッチを検知してタッチが発生した領域の座標を検出し、検出した座標を制御部200に提供するようにしてもよい。
【0016】
テキストアイコンの登録・管理部208は、イメージにテキストをマッピングしてテキストアイコンとして登録し、テキスト入力モードにける入力ウィンドウに対するロングタッチを検知した場合、予め登録されたテキストアイコンリストを含むポップアップウィンドウを画面に表示し、そのうち一つのテキストアイコンが選択されれば、選択されたテキストアイコンにマッピングされたテキストを入力ウィンドウに入力する。
【0017】
メモリ210は、制御部200の処理及び制御のためのプログラムのマイクロコード、各種参照データ、各種プログラムを行う途中に発生する一時的なデータ、更新可能な各種保管用データなどをセーブし、特に、登録されたテキストアイコンをセーブする。
【0018】
図3は、本発明の実施形態に係る携帯用端末機における予め登録されたテキストアイコンに基づいてテキストを入力するための方法を示す例示図である。
図3を参照すると、端末は、イメージにテキストをマッピングしてテキストアイコンとして登録し、テキスト入力モードにおける入力ウィンドウに対するロングタッチを検知した場合、予め登録されたテキストアイコンリストを含むポップアップウィンドウを画面に表示し、そのうち一つのテキストアイコンが選択されれば、選択されたテキストアイコンにマッピングされたテキストを入力ウィンドウに入力する。
【0019】
例えば、端末は、「M」という文字イメージのテキストアイコンに電子メールアドレスである「ha38317@hanmail.net」をマッピングし、「H」という文字イメージのテキストアイコンに居住地の住所である「京畿道水原市霊通区梅灘3洞三星電子デジタル研究所25階」をマッピングして、メモリにセーブ及び登録することができる。
また、端末は「4」という数字イメージのテキストアイコンに、挨拶言葉である「おはようございます。米州H/W開発2グループのチョ・デヨンです」をマッピングし、その他にも多様なイメージのテキストアイコンに希望するテキストをマッピングしてメモリにセーブ、登録することができる。
【0020】
このように、端末は、テキスト入力モードにおける入力ウィンドウに対するロングタッチを検知した場合、登録されたテキストアイコンリストを含むポップアップウィンドウを画面に表示することができる。
例えば、使用者は、アプリケーションやその他のインターネットサイトを利用する際に、入力ウィンドウに電子メールアドレスを入力するため、ポップアップウィンドウを介して画面に表示されるテキストアイコンリストのうち「M」という文字イメージのテキストアイコンを選択してもよい。この場合、端末は、選択された「M」という文字イメージのテキストアイコンにマッピングされた電子メールアドレス「ha38317@hanmail.net」をメモリから検索し、入力ウィンドウに入力する。
【0021】
図4は、本発明の実施形態に係る携帯用端末機におけるテキスト入力のためのテキストアイコンの登録方法を示すフローチャートである。
図4を参照すると、端末は、ステップ401において、使用者のキー操作に応じてテキストアイコン登録メニューが選択されたか否かをチェックする。
ステップ401で、テキストアイコン登録メニューが選択されたと判断した場合、端末は、ステップ403において、登録しようとするテキストアイコンにマッピングされるテキストを入力するため、画面に入力ウィンドウを表示する。
【0022】
次に、端末は、ステップ405において、画面に表示された入力ウィンドウを介してテキストが入力されたか否かをチェックする。
ステップ405で、画面に表示された入力ウィンドウを介してテキストが入力されたと判断した場合、端末は、ステップ407において、登録しようとするテキストアイコンにマッピングされるイメージを選択するため、画面にイメージリストを表示する。ここで、イメージリストは、使用者が希望するイメージを選択できるように多様なイメージを含むようにすることが好ましい。
【0023】
また、登録しようとするテキストアイコンにマッピングされるイメージを選択するための他の方法として、端末は、カメラを駆動して使用者のキー操作に応じて撮影されるイメージを獲得してもよく、この場合、ステップ407及びステップ409は省略してもよい。
【0024】
次に、端末は、ステップ409において、画面に表示されたイメージリストのうち一つのイメージが選択されたか否かをチェックする。
ステップ409で、画面に表示されたイメージリストのうち一つのイメージが選択されたと判断した場合、端末は、ステップ411において、選択されたイメージに入力されたテキストをマッピングし、テキストアイコンとして登録する。
その後、端末は、本発明の実施形態に係るアルゴリズムを終了する。
【0025】
図5は、本発明の実施形態に係る携帯用端末機において、予め登録されたテキストアイコンに基づいてテキストを入力するための方法を示すフローチャートである。
図5を参照すると、端末は、ステップ501において、使用者のキー操作に応じてテキスト入力モードに進入し、画面に入力ウィンドウを表示する。
【0026】
次に、端末は、ステップ503において、画面に表示された入力ウィンドウに対するロングタッチを検知したか否かをチェックする。
ステップ503において、予め決められた時間の間に、画面に表示された入力ウィンドウに対するロングタッチが検知されなかったと判断した場合、端末は、ステップ501に戻り、ステップ501以降のステップを繰り返し行う。
【0027】
一方、ステップ503において、画面に表示された入力ウィンドウに対するロングタッチが検知されたと判断した場合、端末は、ステップ505において、予め登録されたテキストアイコンリストを含むポップアップウィンドウを画面表示する。
ここで、端末は、ポップアップウィンドウを介して一度に表示されるテキストアイコンの個数を所定個数に維持し、ページスクロール機能を介して隠されたテキストアイコンを表示してもよい。
例えば、予め登録されたテキストアイコンが合計10個であれば、端末はまず一列に1〜7番目のテキストアイコンを表示し、ページスクロール機能によって次の8〜10番目のアイコンを表示するようにしてもよい。
【0028】
次に、端末は、ステップ507において、画面に表示された予め登録されたテキストアイコンリストのうち一つのテキストアイコンが選択されたか否かをチェックする。
ステップ507で、画面に表示された予め登録されたテキストアイコンリストのうち一つのテキストアイコンが選択されたと判断した場合、端末は、ステップ509において選択されたテキストアイコンにマッピングされたテキストを検索する。
そして、端末は、ステップ511において、画面のポップアップウィンドウの表示を除去し、検索されたテキストを入力ウィンドウに入力する。
その後、端末は、本発明の実施形態に係るアルゴリズムを終了する。
【0029】
本発明によれば、携帯用端末機において、イメージにテキストをマッピングしてテキストアイコンとして登録し、テキスト入力モードにおける入力ウィンドウに対するロングタッチを検知した場合、予め登録されたテキストアイコンリストを含むポップアップウィンドウを画面に表示し、そのうち一つのテキストアイコンが選択されれば、選択されたテキストアイコンにマッピングされたテキストを入力ウィンドウに入力するための方法が提供される。
【0030】
本発明によれば、簡単な手順(2回のタッチ)で入力できるので、テキストの入力時間を減らすことができ、正確にテキストを入力することができるという利点がある。
特に、使用頻度の高い入力情報に対して、毎回全ての文字をいちいち入力したり、コピーして貼り付ける必要がなく簡便に入力することができるので、使用者の利便性が増大するという利点がある。
【0031】
これまで述べてきたように、本発明の詳細な説明では、具体的な実施形態に関して説明したが、本発明の範囲を逸脱しない範囲内で多様な変形が可能であることはもちろんである。
従って、本発明の範囲は、説明した実施形態に限られるものではなく、後述する特許請求の範囲及び特許請求の範囲と均等なものによって決められるべきものである。
【符号の説明】
【0032】
200 制御部
202 通信部
204 入力部
206 表示部
208 テキストアイコンの登録・管理部
210 メモリ