(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の第1の実施形態に係る遠隔監視装置の構成を示す平面図である。
【
図2】本発明の第1の実施形態に係る遠隔監視装置の構成を示す側面図である。
【
図3】本発明の第1の実施形態に係る遠隔監視装置のパノラマカメラボールの外観図である。
【
図4】本発明の第1の実施形態に係る遠隔監視方法の手順を示すフロー図である。
【
図5】本発明の第2の実施形態に係る遠隔監視装置のパノラマカメラボールの外観図である。
【
図6】本発明の第3の実施形態に係る遠隔監視装置の構成を示す平面図である。
【
図7】本発明の第3の実施形態に係る遠隔監視装置の構成を示す側面図である。
【
図8】本発明の第3の実施形態に係る遠隔監視装置のパノラマカメラボールの収納時の状態を示す平面図である。
【
図9】本発明の第3の実施形態に係る遠隔監視装置のパノラマカメラボールの収納時の状態を示す側面図である。
【
図10】本発明の第4の実施形態に係る遠隔監視装置のパノラマカメラボールの外観図である。
【
図11】本発明の第4の実施形態に係る遠隔監視装置の構成を示す平面図である。
【
図12】本発明の第4の実施形態に係る遠隔監視装置の制御ユニットの構成を示すブロック図である。
【
図13】本発明の第5の実施形態に係る遠隔監視装置のパノラマカメラボールの外観図である。
【
図14】本発明の第6の実施形態に係る遠隔監視装置のマスターアームのグリップ部の側面図である。
【
図15】本発明の第7の実施形態に係る遠隔監視装置の構成を示す平面図である。
【
図16】本発明の第8の実施形態に係る遠隔監視装置の構成を示す概念的平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る遠隔監視装置について説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には、共通の符号を付して、重複説明は省略する。
【0014】
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る遠隔監視装置の構成を示す平面図である。また、
図2は、本発明の第1の実施形態に係る遠隔監視装置の構成を示す側面図である。
【0015】
遮へい壁1の内側には、取り扱う対象物50が置かれている。対象物50は、放射能を有し放射線を発する。遮へい壁1は、この放射線から操作者27を防護する。
【0016】
遮へい壁1の一部は、操作者27から、遮へい壁1の内側の対象物50が見えるようにたとえば、鉛ガラスなどのような透明な部材の窓が嵌め込まれている。
【0017】
マスタースレーブマニピュレータ(以下、「MSM」と略す。)3が、遮へい壁1を貫通し、遮へい壁1に固定されている。MSM3の遮へい壁1の外側の部分は、操作者27が操作するマスターアーム3aを有する。マスターアーム3aは操作者27が直接グリップを掴み、操作者27の力により動作するアームである。
【0018】
MSM3の遮へい壁1の内側の部分は、スレーブアーム3bを有する。スレーブアーム3bは、図示しない駆動軸と駆動機構の2種類の軸を有する機械・電動式アームである。
【0019】
駆動軸は、操作者27側のマスターアーム3aの各軸の動きに機械的に一対一に対応して、操作者27の操作力により追従動作する。また、電動機構は、操作者27のスイッチ操作指令により電動モータ等のアクチュエータ駆動により動作する。
【0020】
MSM3のマスターアーム3aやスレーブアーム3bの各軸の駆動軸には、図示しないポジションセンサが内蔵されており、回転軸と直動軸のそれぞれの動作角度、あるいは動作ストロークを実測可能な構成となっている。
【0021】
遮へい壁1のMSM3が貫通している位置より上の高さで、カメラアーム4が遮へい壁1を貫通し、遮へい壁1に固定されている。カメラアーム4は、MSM3の貫通箇所の上方でやや横にずれた位置で遮へい壁1を貫通している。なお、貫通位置は、MSM3の貫通高さより高い位置で、その真上でもよい。カメラアーム4の遮へい壁1の外側部分は、制御ユニット60に接続されている。
【0022】
カメラアーム4は、水平横振り軸5とアーム軸方向伸縮軸6の2つの電動動作軸を有する。水平横振り軸5は、カメラアーム4の遮へい壁1への固定部に固定されており、カメラアーム4のアーム部は水平横振り軸5を中心に水平に向きが可変となっている。
【0023】
また、カメラアーム4のアーム部はアーム軸方向伸縮軸6に沿って長さが可変となっている。水平方向の向きと、アーム部の長さが可変であることにより、アーム部の全長の範囲で、水平方向の任意の位置にアクセスすることができる。
【0024】
カメラアーム4の先端には、電動式ワイヤ7が設けられている。電動式ワイヤ7は、遠隔操作により吊り下げ、吊り上げが可能である。電動式ワイヤ7の先端にはフック8が設けられている。また、フック8は、パノラマカメラボール9を吊り下げている。
【0025】
図3は、本発明の第1の実施形態に係る遠隔監視装置のパノラマカメラボールの外観図である。
【0026】
パノラマカメラボール9は、36面体であり、その各面9aにそれぞれ1台ずつ、スマートフォン10を取付け可能なホルダー11を有する。36面体の複数の各辺9bに吊り耳12が取り付けられている。吊り耳12は、フック8により吊り下げられる部分である。
【0027】
各ホルダー11にはスマートフォン10が設けられている。スマートフォン10は、図示しない、少なくとも、CPU、メモリ、バッテリー、Wifi等の無線通信ユニット、カメラ13を内蔵する。これらの構成により、外部無線からの指令に基づき、遠隔制御で、かつケーブルレスで連続的に静止画像を無線伝送可能なカメラユニットである。
【0028】
なお、パノラマカメラボール9は、36面体には限定されない。各面のカメラ13による映像が互いに重複し、全方位がいずれかのカメラ13によって撮影可能であるように構成されていれば、これより少ない面数、すなわち少ないカメラ13の台数であってよい。
【0029】
制御ユニット60または汎用コンピュータにより無線通信ユニットからの撮像情報を受信し、モニタに表示する。
【0030】
図4は、本発明の第1の実施形態に係る遠隔監視方法の手順を示すフロー図である。
【0031】
まず、カメラアーム4の水平方向および長さを調整して、パノラマカメラボール9の位置を設定する(ステップS1)。
【0032】
ステップS1の後に、パノラマカメラボール9の各スマートフォン10に内蔵されたカメラ13からの映像出力を取得する(ステップS2)。
【0033】
ステップS2の後に、各カメラ13からの映像出力に基づき、映像情報を処理し、必要とする対象物50やスレーブアーム3bなどの映像を抽出する(ステップS3)。
【0034】
ステップS3の後に、対象物50やスレーブアーム3bなどの必要な映像を表示する(ステップS4)。
【0035】
以下に、本実施形態の作用および効果を説明する。
【0036】
カメラアーム4の水平振り軸5とアーム軸方向伸縮軸6の動作を合わせることで、取付け位置を中心とした半円で、アーム軸方向伸縮軸6を最大伸ばした距離から最小に縮めた距離までの範囲にカメラボールを吊り下げることが可能となる。
【0037】
たとえば、カメラアーム4の取付位置がMSM3の取付位置の真上にあって、カメラアーム4の長さをスレーブアーム3bと同等とした場合は、スレーブアーム3bの動作範囲と同じ範囲にパノラマカメラボール9を移動して、設置することが可能な遠隔監視装置を提供することが可能となる。
【0038】
また、パノラマカメラボール9は全方位を同時に見ることができるため、パノラマカメラボール9の方位に関係なく、常に全方位を見渡すことが可能な遠隔監視装置を提供できる。
【0039】
さらに、パノラマカメラボール9に取り付けるカメラ13の映像を無線通信にて伝送を行えるので、パノラマカメラボール9はケーブルレスであり、カメラアーム4への取付けはフック8に吊り耳12を掛けるだけですむという利点が得られる。
【0040】
また、本実施形態による遠隔監視装置は、スマートフォン10の機能を活用しており、低コストで高い機能を実現できる。また、パノラマカメラボール9の位置決めのための複雑な機構を必要としないため、信頼性の高いシステムを実現することができる。
【0041】
以上のように、本実施形態によれば、遠隔操作ために低コストで容易に遠隔監視が可能となる。
【0042】
[第2の実施形態]
図5は、本発明の第2の実施形態に係る遠隔監視装置のパノラマカメラボールの外観図である。
【0043】
本実施形態は、第1の実施形態の変形である。カメラアーム4の電動式ワイヤ7には、フック8の代わりに永久磁石15が取り付けられている。
【0044】
一方、パノラマカメラボール9の一部の面には、磁性体の金属部材14が取り付けられている。
【0045】
このように構成された本実施形態では、永久磁石15で磁性体の金属部材14を吸着させて、電動式ワイヤ7でパノラマカメラボール9を吊り上げることが可能となる。
【0046】
永久磁石15で磁性体の金属部材14を吸引するだけの作業であるため、フック8に吊り耳12を掛ける作業に比べて、単純で簡単な遠隔操作となる。
【0047】
なお、第1の実施形態の吊り耳12と同様に、磁性体の金属部材14はパノラマカメラボール9の全方向に設けられているため、着脱操作はパノラマカメラボール9の姿勢に関係なく、どの姿勢で置かれていてもいずれかの磁性体の金属部材14上を向いているので、パノラマカメラボール9が無作為に遠隔着脱が可能であり、通常のフックに掛ける作業に比べ、作業性が改善される。
【0048】
[第3の実施形態]
図6は、本発明の第3の実施形態に係る遠隔監視装置の構成を示す平面図である。また、
図7は、本発明の第3の実施形態に係る遠隔監視装置の構成を示す側面図である。
【0049】
カメラアーム4が貫通している遮へい壁1の電動式ワイヤ7のアクセス可能な範囲で、対象物50の高さより高い位置に遮へい容器17が設けられている。遮へい容器17は遮へい壁1に取り付けられている。なお、遮へい壁1に取り付けなくとも、対象物50より高い位置で、かつ、電動式ワイヤ7がアクセス可能な位置であれば、他の壁や構築物などに取り付けてもよい。
【0050】
遮へい容器17は、パノラマカメラボール9を挿入可能な大きさであり、電動式ワイヤ7により吊り下げられながら収納されるように上部が開放されている。また、遮へい容器17の材質は放射線の遮へい効果が高い材質と厚みを有し、この遮へい容器17の内部では作業エリア内の高い放射線レベルを十分に軽減することが可能となっている。
【0051】
図8は、本発明の第3の実施形態に係る遠隔監視装置のパノラマカメラボールの収納時の状態を示す平面図である。また、
図9は、本発明の第3の実施形態に係る遠隔監視装置のパノラマカメラボールの収納時の状態を示す側面図である。遮へい容器17の中に、パノラマカメラボール9が挿入され、収納されている状態を示している。
【0052】
このような構成とすることで、遠隔保守作業を実施していない場合は、カメラアーム4を操作して、パノラマカメラボール9を前記の遮へい容器17内に移動し、収納することにより、パノラマカメラボール9の放射線被曝を低減し、カメラ13(
図3または
図5参照)の寿命を延ばすことが可能となる。
【0053】
[第4の実施形態]
本実施形態は、第1の実施形態の変形であり、
図11に示す監視カメラ21が設けられている。
【0054】
図10は、本発明の第4の実施形態に係る遠隔監視装置のパノラマカメラボールの外観図である。パノラマカメラボール9のいくつかの面にはマーカ40が取り付けられている。マーカ40は、監視カメラ21から見た映像に映るカメラ13がどのカメラであるかを同定可能なように取り付けられた識別子である。
【0055】
なお、マーカ40は、第3の実施形態における磁性体の金属部材14に色を付して、吸引用の磁性体と兼用してもよい。また、カメラ13に取り付けてもよい。
【0056】
図11は、本発明の第4の実施形態に係る遠隔監視装置の構成を示す平面図である。遮へい壁1内部の保守室20の4隅の位置であって、カメラアーム4より高い場所に室内に向けて
状態監視カメラとしての監視カメラ21が固定配置されている。監視カメラ21の映像信号は、遮へい壁1の外側の遠隔操作室22内の制御ユニット60に接続される。
【0057】
図12は、本発明の第4の実施形態に係る遠隔監視装置の制御ユニットの構成を示すブロック図である。
【0058】
制御ユニット60は、主に、映像データを取込むための画像データ入力インターフェイス62、画像処理部63、カメラアーム制御部64、および映像信号ケーブルを接続するための画像信号入力端子61を有する。
【0059】
画像処理部63およびカメラアーム制御部64は計算機65内に内蔵されている。なお、画像処理部63およびカメラアーム制御部64はそれぞれ独立の計算機65内に設けられてもよい。
【0060】
また、パノラマカメラボール9に取り付けたスマートフォン10のWifi型式の映像信号は、保守室20内に設置したアンテナで受けて、無線ルータ(図示せず)でLAN有線信号に変換し、画像データ入力インターフェイス62に入力される。なお、本実施形態ではカメラアーム4をアンテナとして利用しているが、別途、設けてもよい。
【0061】
画像データ入力インターフェイス62の各映像は計算機65内の画像処理部63で画像処理されてマーカ40を検出する。
なお、画像処理部63での画像処理結果は、図示しない画像データ出力インターフェイスから発信される。
【0062】
計算機65は、更に、識別結果より、同じ色のマーカを2つ以上の監視カメラ21が捉えるようなマーカを選別し、その2つ以上のカメラ映像情報より三角測量法の原理により、色マーカの中心点の3次元位置を計算し、その結果から、パノラマカメラボール9の空間上のリアルな位置と、パノラマカメラボール9内の個々のスマートフォン10のカメラ視線ベクトルを計算する。
【0063】
同時に、計算機65では、各スマートフォン10のカメラ映像から360度全方位のパノラマ映像を計算、合成し、パノラマカメラボール9の空間上のリアルな位置と、パノラマカメラボール9内の個々のスマートフォン10のカメラ視線ベクトルの結果と合わせて、作成したパノラマ映像を保守室20の仮想空間内に貼り付ける。
【0064】
このような構成とすることで、パノラマカメラボール9がふらふらと揺れたり、回転したりして、パノラマカメラボール9の位置、方向が未知であっても、マーカ40からの情報によりリアルタイムにパノラマカメラボール9の位置、方向を特定することができる。
【0065】
また、本実施形態では、最終的にパノラマ映像を仮想空間に映像を貼り付けることにより、映像は固定され、更に、自由に見たい視線、見たい画角の映像を切り出すことが可能となる。本実施形態では、実時間で360度パノラマ映像を更新可能となるので、実時間で、即時に見たい映像を引き出すことも可能となる効果がある。
【0066】
[第5の実施形態]
図13は、本発明の第5の実施形態に係る遠隔監視装置のパノラマカメラボールの外観図である。本発明は、第1の実施形態の変形であり、パノラマカメラボール9の内部にジャイロセンサ24が内蔵されている。
【0067】
このような構成とすることにより、ジャイロセンサ24からの信号により、パノラマカメラボール9の方向情報を取得でき、パノラマカメラボール9の位置も容易に計算可能とすることができる。この結果、マーカ取り付けや、周囲の監視カメラ21映像の画像処理などが不要となる。
【0068】
[第6の実施形態]
図14は、本発明の第6の実施形態に係る遠隔監視装置のマスターアームのグリップ部の側面図である。
【0069】
マスターアーム3aのグリップ25の親指側のタッチパネル26が取付けられている。また、パノラマカメラボール9の位置とカメラ視線に対する指令をこのタッチパネル26の指操作で行えるような認識ソフトが制御ユニット60に設けられている。
【0070】
認識ソフトは、例えば、タッチパネル26をタップすることで、パノラマカメラボール9の位置の指令と、カメラ視線の指令の切り替えを行えるようなソフトとする。パノラマカメラボール9の位置への指令モードとなった場合は、タッチパネル26上の前後、上下の指移動がパノラマカメラボール9の前後、上下移動の指令となり、押し当て力の増減が左右動作の指示となるような認識ソフトとなっている。また、左右の移動の停止はダブルタップとする。
【0071】
カメラ視線の指示モードとなった場合は、タッチパネル26上の前後移動はカメラ視線を左右に移動し、上下の指移動はカメラ視線を上下に移動するようにソフトを作成する。
【0072】
このような、本実施形態により、操作者27はマスターアーム3aを手放すことなく、パノラマカメラボール9の位置の指示と、カメラ視線の指示を行うことができる。
【0073】
[第7の実施形態]
図15は、本発明の第7の実施形態に係る遠隔監視装置の構成を示す平面図である。本実施形態は、第4の実施形態の変形である。
【0074】
操作者27の立ち位置正面にカメラ28aおよびカメラ28bを配置する。また、操作者は頭や肩や脚等に色マーカ29を取り付ける。
【0075】
カメラ28aおよびカメラ28bの映像信号は、パノラマカメラボール9の映像信号や監視カメラ21と同様にして、画像処理用計算機に取込み可能とする。
【0076】
以上の構成とすることで、操作者27の動作、ジェスチャーを実時間で認識することが可能となり、このジェスチャー指示により、パノラマカメラボール9の位置の指示と、カメラ視線の指示を行うことができる。
【0077】
このような本実施形態では、第6の実施形態におけるマスターアーム3aの操作と別の手段で、操作者27が遠隔監視装置のカメラを操作することが可能となり、MSM操作と同時にカメラ操作も実施可能となる効果が得られる。
【0078】
[第8の実施形態]
図16は、本発明の第8の実施形態に係る遠隔監視装置の構成を示す概念的平面図である。
【0079】
本実施形態は、見たい物体に貼り付けられた相対座標空間でのパノラマカメラボール9の位置の指示と、カメラ視線の指示をする方法である。
図16に示すように、スレーブアーム3bの手先30を、見たい物体に指示する。この場合、指示は、遠隔監視装置の制御計算機に部品名などで指示する。手先30の相対座標31上で、パノラマカメラボール9の位置の指示と、カメラ視線ベクトルの指示を行う。
【0080】
この操作モードでは、監視対象が移動している場合に便利なモードである。保守部品を掴みに行く場合は、スレーブアーム3bの手先を監視カメラが自動追従する方が操作は容易になる。
【0081】
[その他の実施形態]
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。各実施形態は、パノラマカメラボールが、多面体を有する場合を示したが、これに限定されず、たとえば、中心から立体的な放射状に延びた軸の頂点のそれぞれにカメラを取り付けた形態のパノラマカメラボールも、本発明の範囲であり、同様の効果が得られる。
【0082】
また、各実施形態の特徴を組み合わせてもよい。
【0083】
さらに、これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
【0084】
これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。