技術分野
走行しつつ圃場に苗を植付ける乗用型移植機に係り、詳しくは、苗の植付間隔(株間)を調節する株間変速装置の操作
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1記載のものは、フロアに設けられた開口部に対して、僅かに下方に株間変速レバーを操作する握り部が設けられており、該握り部を把持して株間変速レバーを操作する。しかしながら、該握り部を把持するには、開口部に指を入れて操作する必要があり、操作性に問題があった。また、作業者が上面を歩くフロアに大きな開口部を設けると、フロアの強度が低下してしまい破損の虞があるという問題があった。
そこで、本発明は、株間変速レバーを着脱自在にすると共に、フロアステップ前方を覆うカバー部材の凹部から株間変速装置を操作可能にすることで、上述した課題を解決した乗用型移植機を提案することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、ミッションケース(29)内に、エンジンからの回転を変速して植付作業機(9)に伝達する株間変速装置を収納し、該株間変速装置を操作する株間変速レバー(36)を備えてなる乗用型移植機(1)において、
運転座席(17)前方の床面を形成するフロアステップ(23)の前方にあって、前記エンジンの後方を覆って作業者の足元を保護するカバー部材(26)と、
前記ミッションケース(29)に設けら・・・ 続きを
知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
請求項1に係る本発明は、株間変速装置用開口部に臨んで、株間変速レバー挿し込み部を配置し、かつ株間変速レバーを着脱自在としたので、株間を変更する際には、株間変速レバー挿し込み部に株間変速レバーを挿し込むことで、株間変速装置用開口部より上方に突出する株間変速レバーを設けることができ、操作性を向上することができる。また、株間を変更しない通常作業時には、凹部に設けた株間変速レバー収納部に株間変速レバーを収納することができるので、該株間変速レバーが作業者にとって作業の邪魔にならず、作業性を向上することができる。
また、凹部に設けられた注油部用開口部から、注油部の注油作業が可能なので、走行機体の外面に注油部を設ける必要がなくなる。 また、凹部を、比較的力のかからないフロアステップ前方を覆うカバー部材に設け
、かつ左右方向において注油部を株間変速レバー収納部と重なるように設け たので、
凹部をコンパクトに構成して 凹部を設けたことによる強度の減少の影響を抑え
、作業者の脚の引っ掛かり等を低減す ることができる。
請求項2に係る本発明は、
株間変速レバー挿し込み部を前後方向において注油部及び変速レバー収納部に重なるように配置したので、凹部をコンパクトに構成して凹部を設けたことによる強度の減少の影響を抑え、作業者の脚の引っ掛かり等を低減することができる。
請求項3に係る本発明は、株間変速レバー収納部をカバー部材と一体に成形したので、コストダウンすることができると共に、株間変速レバーを凹部内に収納したので、株間変速レバーの紛失を防止することができる。また、凹部を塞ぐ蓋部材を設けたので、株間変速レバー非操作時には、凹部から泥等の汚れが入るのを防ぐことができる。
請求項4に係る本発明は、凹部を傾斜面に設けたので、株間変速レバー操作時及びメンテナンス時の視認性を向上することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の実施の形態に係る乗用型移植機を示す全体側面図。
【図2】 その走行機体を示す側面斜視図。
【図3】 本発明の実施の形態に係るミッションケースを示す斜視図。
【図4】 本発明の実施の形態に係る凹部を示す拡大平面図。
【図5】 凹部を蓋部材で蓋した状態を示す側面斜視図。
【図6】 その蓋部材を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)はその周辺構成と共に示した側面断面図。
1 乗用型移植機
9 植付作業機
17 運転座席
21 運転操作部
21a 操作部カバー
23 フロアステップ
26 カバー部材
27a 傾斜面
28 凹部
28a 株間変速装置用開口部
28b 注油部用開口部
29 ミッションケース
36 株間変速レバー
37,39 株間変速レバー挿し込み部
45 注油部
46 株間変速レバー収納部
47 蓋部材
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録