(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】システム構成及び、監視対象システムとの関連を記載した図である。
【
図2】監視対象とするシステムのリソース種別の例を示す図である。
【
図3A】システム運用開始前の初期登録に伴う、DBの新規登録例を示す図である。
【
図3B】稼動管理に伴う情報入力、初回稼動情報算出、及びDBの更新登録例を示す図である。
【
図3C】ユーザへ稼動情報を通知する際の処理例を示す図である。
【
図4】本実施例における計算機システムの構成を示す図である。
【
図5】オンライン画面/帳票関連情報データベースへの登録内容の例を示す図である。
【
図6】プログラム/帳票・ジョブネット対応情報データベースへの登録内容の例を示す図である。
【
図7】ジョブネット次回処理日付データベースへの登録内容の例を示す図である。
【
図8】案件毎リリース対象リソース情報データベースへの登録内容の例を示す図である。
【
図9】通知対象外設定情報データベースへの登録内容の例を示す図である。
【
図10】DB項目・バッチ処理対応情報データベースへの登録内容の例を示す図である。
【
図11A】通知対象者情報データベースへの登録内容の例を示す図である。
【
図11B】通知対象者情報データベースへの登録内容の例を示す図である。
【
図12】リソース毎の通知期間情報データベースへの登録内容の例を示す図である。
【
図13】リリース毎初回稼動日付データベースへの登録内容の例を示す図である。
【
図14】通知メッセージデータベースへの登録内容の例を示す図である。
【
図15】業務システム更新ログへの登録内容の例を示す図である。
【
図16A】本実施例における初回稼動通知機能による出力の例を示す図である。
【
図16B】本実施例における初回稼動通知機能による出力の例を示す図である。
【
図16C】本実施例における初回稼動通知機能による出力の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0013】
はじめに、
図1のシステム構成図を用いて、システム概要と主な機能について説明する。
【0014】
図1はシステムの構成を表し、システム900は稼動管理システム、システム910は業務システムである。
【0015】
図4に示すように、稼動管理システム900は、CPU21、メモリ22、及び記憶装置24を有する計算機で実現され、表示装置である端末30が接続されている。メモリ22には、本実施例を実行するための各種プログラム23(具体的には、
図1に示す各処理100〜104を実行するプログラム)が格納されており、記憶装置24には本実施例で使用する各種情報25(具体的には、
図1に示す各情報105〜114)が格納されている。稼動管理システム900と監視対象である業務システム910とはネットワーク50を介して接続されている。
【0016】
業務システム910は、一般的なサーバ200及びPC201で実現される。サーバ200は記憶装置202に情報を保存する。またサーバ200は、バッチ帳票205を作成する。PC201は、オンライン画面から即時に編集・発行するオンライン帳票203と、前日の夜間バッチ処理で作成される電子帳票204を出力する。
【0017】
稼動管理システム900は、サーバで構成され、各処理100、101、102、103、104はプロセッサ上で稼動するプログラムで実現する。情報は、記憶装置105、106、107、108、109、110、111、112、113、114に記録される。
【0018】
通知対象管理処理100は、初回稼動情報通知の対象者、及びリソース毎の通知期間の情報を、管理者が登録する為の機能である。通知対象者データベース(DB)112は通知対象者の情報を格納、リソース毎の通知期間情報データベース(DB)113はリソース毎の通知期間の情報を格納する。
【0019】
初回稼動日付自動算出処理101は、画面階層構造データベース(DB)105、プログラム/帳票・ジョブネット対応情報データベース(DB)106、ジョブネット次回処理日付データベース(DB)107、案件毎リリース対象データベース(DB)108、自動算出対象外設定情報データベース(DB)109から、リソースの初回稼動日付を自動算出する機能である(S2000、S2001、S2002)。DB108には案件毎のリリース対象のリソースが格納されており、ここに格納されているリソースが初回稼動日付自動算出の対象となる。オンライン資源の場合は、DB105のオンライン画面/帳票関連の情報より初回稼動となる画面を特定し、初回稼動日付はDB108に登録されているリリース日付となる。バッチ資源の場合はDB106のプログラム/帳票・ジョブネット対応情報から初回稼動となるジョブネットを特定し、DB107に格納されているジョブネットの次回の処理日付が初回稼動日となる。自動算出した結果の情報は、リソース毎の初回稼動日付の情報を管理するリソース毎初回稼動日付データベース(DB)111へ格納する。ただし、DB109に登録されている自動算出の対象外とするリソースに関しては、処理の対象外とする。
【0020】
個別設定等入力処理102は、管理者が自動算出対象外とするリソースを登録する場合や、メッセージや通知対象者をリソース毎に個別で登録する為の管理機能である。自動算出対象外の設定情報はDB109に格納し、メッセージや通知対象者の個別設定情報はDB111に格納する。
【0021】
初回稼動通知処理103は、DB111のリソース毎初回稼動日付より、メールや業務画面、スケジューラにて、初回稼動情報を通知する機能である。DB112の通知対象者情報や、DB113のリソース毎の通知期間情報、通知メッセージデータベース(DB)114に登録された通知メッセージに従い、通知を行う。
【0022】
データ入力情報連携処理104は、初回稼動処理に関連する業務データが入力されたかどうかを監視する機能である。初回稼動処理となるバッチ処理について、初回処理に関連するDB項目が格納されたDB項目・バッチ処理対応情報データベース(DB)110と業務システムのログを突合(照合)し、初回稼動処理に関連する業務データが入力された際に、DB111に入力された日付を登録する。
【0023】
以上が、稼動管理システムの主な機能である。
【0024】
次に、
図2を用いて、管理対象リソースの種類と初回稼動通知の方法について説明する。
【0025】
図2に示す表は、管理の対象とする業務システムリソース(監視対象)20aと、リソース種別ごとの初回稼動通知方法20bからなる。業務システムリソース(監視対象)20aは、バッチ/オンラインの区分とリソース種別からなる。初回稼動通知方法20bでは、ユーザへの通知20cとして、通知有無、通知タイミング(画面操作時等)、通知の方法(監視対象システムの画面に表示等)を定義し、開発者への通知20dとして、通知タイミング(画面操作時等)、通知の方法を定義している。
【0026】
まずバッチプログラムに関しては、ユーザへの通知はしない。開発者への通知20dは、初回処理動作日及びデータ入力を伴う初回処理日に、メールまたはスケジューラで実施する。
【0027】
電子帳票及びバッチ帳票は、ユーザに対して画面操作時に監視対象システムの画面に表示することにより通知する。開発者へは利用開始日に、メールまたはスケジューラで通知する。
【0028】
ジョブネットは、ユーザへは通知しない。開発者へは初回処理動作日にメールまたはスケジューラで通知する。
【0029】
オンライン関係のリソースである画面出力プログラム及び画面レイアウト、帳票レイアウトに関しては、ユーザに対して画面操作時に監視対象システムの画面に表示することで通知する。開発者へは利用開始日にメールまたはスケジューラで通知する。
【0030】
次に、
図1の稼動管理システム900上で動作するデータベースの概要について説明する。
【0031】
図5に示す、オンライン画面/帳票関連情報データベース(DB)105は、サブシステムID105a毎に、オンライン画面105bに関する情報である、上位リソースである画面の定義(画面ID、画面名)と下位リソースである画面表示用プログラム(プログラムID、プログラム名)の関連及び、画面から出力されるオンライン帳票105cの関連を管理する。下位リソースは、上位リソース、例えばメインプログラムから呼び出されるサブプログラムである。
【0032】
図6に示す、プログラム/帳票・ジョブネット対応情報データベース(DB)106は、サブシステムID106a毎に、帳票(106f、g)及びジョブネット(106b、c)と、プログラム(106d、e)の関連を管理する。
【0033】
図7に示す、ジョブネット次回処理日付データベース(DB)107は、ジョブネットID(107a)毎の処理日付(107b)を管理する。月に1度、翌月分の処理日付が更新登録される。
【0034】
図8に示す、案件毎リリース対象リソース情報データベース(DB)108は、リリース日108bが指定された、変更内容である仕様変更案件(108a)毎の、変更によって影響を受けるリリース対象のリソース108c(影響リソース)を管理する。プログラム、画面、帳票、ジョブネット等のIDが、リソースIDとして登録される。例えば、プログラムAが共通のDB内のデータを変更すると、そのデータを参照するプログラムBの処理がデータ変更の影響を受ける場合、プログラムBは、プログラムAに関する影響リソースである。
【0035】
図9に示す、通知対象外設定情報データベース(DB)109は、初回稼動情報の通知対象外とする条件 (案件ID109bと、リソースID109a(リソース種別109c)の組合せ)を管理する。案件IDまたは、リソースIDのみの登録も可能である。例えば、多くの画面で共用されているプログラムがリリースされる場合、自動算出機能により、直接改修仕様が影響しない画面も含め全て通知対象として登録されてしまうが、本機能で通知登録を抑止し必要な画面のみ手動で通知登録を行うことで、直接影響が生じる特定画面以外の初期設定を通知対象外とすることも可能になる。
【0036】
図10に示す、DB項目・バッチ処理対応情報データベース(DB)110は、業務システムのバッチ処理(ジョブネットID110a)と業務システムのDB項目(監視対象DB110b、監視対象項目ID110c)について関連を管理する。
【0037】
図11A及び
図11Bに示す、リリース毎初回稼動日付データベース(DB)111は、通知指定リソース(ジョブネット、画面・帳票)1110bごとの、リリース後初回稼動日付1110aと、リソース関連情報1110c、通知対象者情報1110d、メッセージID1110e、及び通知対象外フラグ1110fなどを管理する。
図11Aの「初データ処理日付」にデータを格納した結果が
図11Bである。
【0038】
図12に示す、通知対象者情報データベース(DB)112は、初回稼動の通知対象者(ユーザID112a、サブシステムID112b)を管理する。
【0039】
図13に示す、リソース毎の通知期間情報データベース(DB)113は、初回稼動管理対象(案件番号113a)の通知対象リソース113bに対する、通知期間(画面への表示期間等)113cを管理する。通知期間113cは、DB111で管理する初回稼動日付1110aを基点に、−○日〜+○日(前○日〜後○日)の指定で登録する。
【0040】
図14に示す、通知メッセージデータベース(DB)114は、初回稼動の通知内容(画面表示メッセージ(114c)、メール・スケジューラへの通知内容(114d))をメッセージID114aによって管理する。通知区分114bには、ユーザへ通知する方法(「メール」「スケジューラ」「業務画面への通知」の3種類)を登録する。
【0041】
次にフローチャートに基づいて、稼動管理システム900を構成するデータベース(DB)の登録及び運用例について説明する。
【0042】
始めに、
図3Aのフローチャートに基づいて、管理者による初期登録の内容を説明する。
【0043】
ステップ1000では、通知対象者情報(通知対象者とするユーザのID112aと、該当ユーザが所管するサブシステムID112bの組合せ)を
図12のDB112へ新規登録し、通知メッセージ情報(通知するメッセージ内容とメッセージID114a、通知区分114b、初回稼動メッセージ114c、データ初回入力時のメッセージ114dの組合せ)を
図14のDB114へ新規登録する。なお、DB112のサブシステムへ「ALL」を指定したユーザは、ユーザの所管サブシステムに関わらず、全サブシステムの初回稼動が通知される。
【0044】
ステップ1001では、通知対象外とするリソースの情報(案件番号109b、リソースID109a、リソース種別109cの組合せ)を、
図9のDB109へ新規登録する。
【0045】
ステップ1002では、オンライン画面と帳票の階層構造情報など(サブシステムID105a、画面ID、画面名、画面を構成するプログラムのプログラムID105b、帳票ID、帳票名、帳票を構成するプログラムのプログラムID、プログラム名の情報105c)を、
図5のDB105へ新規登録する。
【0046】
ステップ1003では、プログラムと帳票・ジョブネットの対応情報(サブシステムID106a、ジョブネットID106b、プログラムID106c、プログラム名106e、帳票ID106f、帳票名106gの組合せ)を、
図6のDB106へ新規登録する。
【0047】
ステップ1004では、各ジョブネットの次回処理日付の情報(ジョブネットID107aと、ジョブネットの次回処理日付107bの組合せ)を、
図7のDB107へ新規登録する。
【0048】
ステップ1005では、変更によって影響を受ける案件毎のリリース対象の情報(仕様変更の案件番号108b、リリース日108b、リリース対象リソース108cのリソースID及びリソース種別の組合せ)を、
図8のDB108へ新規登録する。
【0049】
ステップ1006では、DB項目とバッチ処理の対応情報(業務システムのジョブネットID110a、ジョブネットが使用するDBのID110b、DBの項目ID110cの組合せ)を、
図10のDB110へ新規登録する。
【0050】
次に、
図3Bのフローチャートに基づいて、初回稼動日付算出の手順、及び各データベースの参照・更新方法を説明する。管理情報の更新は、自動更新と手動更新の2種類があり、情報の種類によって自動更新又は手動更新の何れかが行われる。
(自動更新)
まず、初期登録で情報が登録されたDB105、106、107、108、110は、業務システムの運用と合わせて月次更新される。
【0051】
ステップ2000ではオンライン機能分の初回稼動日付算出を行うため、DB108のリソースID108cと、DB105の項目105b、105cに含まれる画面ID、帳票ID、またはプログラムIDを突合し、DB111への登録候補データを算出する。具体的には、DB108の案件番号、リリース日がそれぞれ、DB111の案件番号、初回稼動日付へ、DB105のサブシステムID、画面ID、画面名がそれぞれ、DB111のサブシステムID、リソースID、リソース名へ、「オンライン画面」の文字列がリソース種別への登録候補となる。
【0052】
ステップ2001では、バッチ機能分の初回稼動日付算出を行うため、DB108のリソースID108cと、DB106のジョブネットID106b、プログラムID106d、または帳票ID106fを突合して算出したジョブネットIDと、DB107のジョブネットID107aを突合し、DB111の項目の登録候補データを算出する。具体的には、DB108の案件番号、リソースID、リソース種別がそれぞれ、DB111の案件番号、リソースID、リソース種別への登録候補となり、DB106のサブシステムID、ジョブネットIDがそれぞれ、DB111のサブシステムID、影響ジョブネットIDへの登録候補となり、DB106のジョブネット名、プログラム名、または帳票名がDB111のリソース名への登録候補となり、DB107の次回処理日付がDB111の初回稼動日付への登録候補となる。
【0053】
ステップ2002では、ステップ2000及びステップ2001で算出された初回稼動管理情報の候補について、DB109のリソースID109a及び案件番号109bの組合せと突合し、DB109に登録されている場合はDB111の通知対象外フラグ1110fを設定し、DB109に登録されていない場合は通知対象外フラグ1110fを設定せずにDB111へ登録する(DB111a)。
【0054】
ステップ2003では、バッチ処理へのデータ初回入力日を算出するため、まずDB110のジョブネットID110aとDB111aのジョブネットID1110cから、監視対象のDB項目を特定する。次に、
図15に示す、業務システムの更新ログ(DB115)の更新日付115a、更新対象DB115b、及び更新対象項目ID115cを突合し、監視対象のDB項目への入力が記録されていた場合は、DB111aのジョブネットID1110cとDB107のジョブネットID107aを突合し、DB111aの初データ処理日付1110aを更新登録する(DB111b)。
【0055】
(手動更新)
ステップ2100では、通知対象外の情報(案件番号109b、リソースID109a、リソース種別109cの組合せ)をDB109へ手動で追加登録する。
【0056】
ステップ2101では、通知対象者情報(通知対象者とするユーザのID112aと、該当ユーザが所管するサブシステムID112bの情報の組合せ)をDB112へ手動で追加登録する。
【0057】
ステップ2102では、リソース毎の通知期間の情報(案件番号113a、リソースIDとリソース種別(113b)、通知期間113cの組合せ)をDB113へ手動で追加登録する。
【0058】
ステップ2103では、通知メッセージ情報(通知するメッセージ内容とメッセージID114a、通知区分114b、初回稼動メッセージ114c、データ初回入力時のメッセージ114dの組合せ)をDB114へ手動登録する。
【0059】
ステップ2104では、リソース毎の個別の通知メッセージや通知対象者をDB111のメッセージID1110eや通知対象者情報1110dへ手動登録する。
【0060】
最後に、
図3Cのフローチャートに基づいて、上述した初期登録と管理情報更新で作成されたデータをもとに通知を行う方法を説明する。
【0061】
メールで通知する場合は、DB111に格納されたリソースID及び案件番号の組合せ(1110c)と、DB113に格納されたリソースID(113b)及び案件番号(113a)の組合せを突合し、DB113の通知期間情報からメール発信対象となるものを特定する。次に、DB111のうち通知対象となったレコードのサブシステムID(1110d)と、DB112に登録されたサブシステムID(112b)を突合し、通知対象のユーザ情報を算出する。最後に、DB111のメール用ID(1110e)と、DB114に登録されたメッセージID(114a)を突合して算出した通知メッセージを、通知対象のユーザへ、メールで送信する(ステップ3000)。
【0062】
スケジューラで通知する場合は、DB111に格納されたリソースID及び案件番号の組合せ(1110c)と、DB113に格納されたリソースID(113b)及び案件番号(113a)の組合せを突合し、DB113の通知期間情報(113c)からスケジュール登録対象となるものを特定する。次に、DB111のうち通知対象となったレコードのサブシステムID(1110b)と、DB112に登録されたサブシステムID(112b)を突合し、通知対象のユーザ情報を算出する。最後に、DB111のスケジューラ用ID(1110e)と、DB114に登録されたメッセージID(114a)を突合して算出した通知メッセージを、通知対象のユーザのスケジューラへ登録する(ステップ3001)。
【0063】
業務システムの画面に表示する場合は、DB111に格納されたリソースID及び案件番号の組合せ(1110c)と、DB113に格納されたリソースID(113b)及び案件番号(113a)の組合せを突合し、DB113の通知期間情報(113c)から画面表示対象となるものを特定する。次に、DB111のうち通知対象となったレコードのサブシステムID(1110b)と、DB112に登録されたサブシステムID(112b)を突合し、通知対象のユーザ情報を算出する。最後に、DB111の業務システム用ID(1110e)と、DB114に登録されたメッセージID(114a)を突合して算出した通知メッセージを、DB113で指定した期間、画面へ表示させる(ステップ3002)。
【0064】
以上のように、本実施の形態によれば、新たにリリースした案件に係る初回稼動処理の情報を、メール・スケジューラ・業務画面等で、システム開発者や業務画面のユーザが把握することが可能となる。また、
図2のデータ入力情報連携処理104によって、初回処理の対象データが0件だった場合、対象データが1件以上で初回処理を行うタイミングも通知することが可能となる。これにより、システム開発者は迅速な監視体制をとることが可能となり、業務画面のユーザは画面入力や帳票作成の際に注意を図れるとともにシステムの仕様変更による問合せの軽減等が期待できる。
【0065】
図16A−Cは、メールによる初回稼動通知のイメージと、画面による初回稼動通知のイメージである。
図16Aは、リリース内容の予告通知の画面例であり、
図16B及び
図16Cは、リリースした時に変更された内容の表示例である。メールでは、処理名や関連サブシステム、処理予定時間、起因となる仕様変更等を通知する。画面では、変更内容や起因となる仕様変更等を通知する。