【実施例】
【0115】
本発明は、以下の実施例を参照することでより完全に理解される。しかし、実施例は、本発明の範囲を限定すると解釈すべきでない。
【0116】
[実施例1]
4−[4−(4−フルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
ステップ1:4−[4−(4−フルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる。50mg、0.16mmol)のエタノール(2mL)懸濁液に、臭化4−フルオロフェナシル(Alfa Aesarから入手可能、35mg、0.16mmol)を加え、得られる混合物を45℃で20時間撹拌した。反応混合物を濃縮して少ない体積にし、冷却した。沈殿を濾過によって収集して、4−[4−(4−フルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(40mg)を得、これを精製せずに次のステップでそのまま使用した。
【0117】
ステップ2:4−[4−(4−フルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
4−[4−(4−フルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(40mg)を水(1mL)とジオキサン(1mL)の混合物に懸濁させた懸濁液に、水酸化ナトリウム(40mg、1mmol)を加えた。得られる混合物を50℃で4時間加熱した。溶媒を蒸発させ、水(5mL)を加えた。混合物を濾過し、濃HClを加えて濾液をpH3に酸性化した。沈殿を濾過によって収集し、乾燥させて、4−[4−(4−フルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(45mg、2ステップで58%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.21(br s, 1H), 8.65(s, 1H),8.17-8.33(m, 5H), 7.86(t, J=7.6Hz, 1H), 7.73(t, J=7.8Hz, 1H), 7.52(t, J=8.5Hz,2H), 7.40(t, J=8.6Hz, 2H).
【0118】
[実施例2]
2’−ニトロ−4−[4−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と臭化4−(トリフルオロメトキシ)フェナシル(Matrix Scientificから入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、2’−ニトロ−4−[4−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(190mg、62%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.17(s,1H), 8.58(d, J=2.0Hz, 1H), 8.13-8.28(m, 4H), 7.63-7.82(m, 2H), 7.41-7.51(m,4H).
【0119】
[実施例3]
4−[4−(4−ジフルオロメトキシ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と臭化4−(ジフルオロメトキシ)フェナシル(Oakwood Products,Inc.から入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(4−ジフルオロメトキシ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(180mg、61%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.15(s, 1H), 8.57(d, J=1.9Hz,1H), 8.11-8.27(m, 5H), 7.63-7.81(m, 2H), 7.41-7.48(m, 2H), 7.30(d, J=9.2Hz,1H).
【0120】
[実施例4]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−5’−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。111mg、0.25mmol)を、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニルボロン酸(2−ニトロ−5−トリフルオロメチルフェニルボロン酸ピナコールエステル(Combi−Blocks Inc.から入手可能、117mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−5’−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−カルボン酸(31mg、23%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.48(s,1H), 8.55(d, J=1.7Hz, 1H), 8.51(s, 1H), 8.29-8.37(m, 2H), 8.24(d, J=8.3Hz, 1H),8.10(dd, J=8.4, 2.0Hz, 1H), 8.03(s, 1H), 7.97(d, J=8.5Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz,1H), 7.67(d, J=8.1Hz, 1H).
【0121】
[実施例5]
2’−ニトロ−4−[4−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−[4−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(56mg、19%)は、2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と臭化2−(トリフルオロメチル)フェナシル(Maybridgeから入手可能)から、加水分解ステップの始めに、2回に分けて加えるのでなく、4mL全部の水を加えたことを除き、実施例18の調製について記載する手順を使用して調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.06(brs, 1H), 8.52(d, J=1.6Hz, 1H), 8.20(dd, J=8.2, 1.7Hz, 1H), 8.13(d, J=8.0Hz, 1H),7.96(s, 1H), 7.88(d, J=7.6Hz, 1H), 7.64-7.80(m, 4H), 7.40-7.46(m, 2H).
【0122】
[実施例6]
2’−ニトロ−4−[4−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−[4−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(53mg、18%)は、2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と臭化3−(トリフルオロメチル)フェナシル(Oakwood Products,Inc.から入手可能)から、加水分解ステップの始めに、2回に分けて加えるのでなく、4mL全部の水を加えたことを除き、実施例18の調製について記載する手順を使用して調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.13(brs, 1H), 8.53-8.58(m, 2H), 8.38(s, 2H), 8.27-8.31(m, 1H), 8.13-8.18(m, 1H),7.63-7.82(m, 4H), 7.41-7.49(m, 2H).
【0123】
[実施例7]
2’−ニトロ−4−[4−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と臭化4−(トリフルオロメトキシ)フェナシル(Oakwood Products,Inc.から入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、2’−ニトロ−4−[4−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(120mg、40%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.16(s,1H), 8.59(s, 1H), 8.51(s, 1H), 8.27-8.31(m, 3H), 8.15(d, J=8.1Hz, 1H),7.77-7.87(m, 3H), 7.66(t, J=8.0Hz, 1H), 7.42-7.49(m, 2H).
【0124】
[実施例8]
4−[4−(3,5−ビス−トリフルオロメチル−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と3’,5’−ビス(トリフルオロメチル)−2−ブロモアセトフェノン(Oakwood Products,Inc.から入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(3,5−ビス−トリフルオロメチル−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(110mg、32%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.20(s, 1H), 8.79(s, 1H), 8.72(s,2H), 8.55(s, 1H), 8.32(d, J=8.1Hz, 1H), 8.12-8.17(m, 2H), 7.79(t, J=7.6Hz, 1H),7.66(t, J=7.6Hz, 1H), 7.41-7.50(m, 2H).
【0125】
[実施例9]
4−[4−(4−クロロ−3−メチル−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2−ブロモ−1−(4−クロロ−3−メチルフェニル)エタン−1−オン(Maybridgeから入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(180mg、63%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ8.55(d, J=1.9Hz, 1H), 8.23-8.28(m,2H), 8.13(d, J=7.9Hz, 1H), 8.05(d, J=1.6Hz, 1H), 7.91(dd, J=10.1Hz, 1H),7.78(t, J=7.5Hz, 1H), 7.65(t, J=7.5Hz, 1H), 7.40-7.53(m, 3H), 2.42(s, 3H).
【0126】
[実施例10]
4−[4−(2,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2−ブロモ−2’,4’−ジクロロアセトフェノン(Oakwood Products,Inc.から入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(2,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(24mg、8%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.16(s, 1H), 8.55(d, J=1.4Hz,1H), 8.29(s, 1H), 8.23(d, J=8.0Hz, 1H), 8.14(d, J=7.9Hz, 1H), 8.05(d, J=8.4Hz,1H), 7.57-7.78(m, 4H), 7.43(t, J=8.3Hz, 2H).
【0127】
[実施例11]
4−[4−(2−クロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と臭化2−クロロフェナシル(Oakwood Products,Inc.から入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(2−クロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(116mg、44%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ8.55(d, J=1.7Hz, 1H), 8.21-8.27(m,2H), 8.14(d, J=8.1Hz, 1H), 7.99(dd, J=7.4, 1.9Hz, 1H), 7.78(t, J=7.4Hz, 1H),7.60-7.67(m, 2H), 7.41-7.52(m, 4H).
【0128】
[実施例12]
4−[4−(2,5−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2−ブロモ−1−(2,5−ジクロロフェニル)エタノン(Oakwood Products,Inc.から入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(2,5−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(130mg、44%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ8.50(d, J=1.5Hz, 1H), 8.33(s, 1H),8.05-8.19(m, 3H), 7.74(t, J=7.6Hz, 1H), 7.50-7.66(m, 3H), 7.37(d, J=7.8Hz, 2H).
【0129】
[実施例13]
4−[4−(4−クロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
4−[4−(4−クロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(59mg、21%)は、2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2−ブロモ−4’−クロロアセトフェノン(Alfa Aesarから入手可能)から、加水分解ステップの始めに、2回に分けて加えるのでなく、4mL全部の水を加えたことを除き、実施例18の調製について記載する手順を使用して調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.12(brs, 1H), 8.57(s, 1H), 8.33(s, 1H), 8.26(d, J=8.8Hz, 1H), 8.09-8.16(m, 3H), 7.41-7.79(m,6H).
【0130】
[実施例14]
5’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる)と5−クロロ−2−ニトロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能)から、並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aを使用して、5’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸を(2ステップでの)収率7%で調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.29(brs, 1H), 8.60(d, J=1.9Hz, 1H), 8.50(s, 1H), 8.29-8.37(m, 2H), 8.20(d, J=8.9Hz,2H), 8.10(dd, J=8.4, 2.0Hz, 1H), 7.73-7.82(m, 2H), 7.60(d, J=2.3Hz, 1H),7.53(d, J=7.9Hz, 1H).
【0131】
[実施例15]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2−ブロモ−3’,4’−ジクロロアセトフェノン(Oakwood Products,Inc.から入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(109mg、37%)を調製した。実施例15の化合物は、実施例16の化合物と同じ式を有する。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.18(s,1H), 8.56(s, 1H), 8.47(s, 1H), 8.26-8.32(m, 2H), 8.15(d, J=8.2Hz, 1H), 8.07(d,J=8.4Hz, 1H), 8.03(d, J=8.6Hz, 1H), 7.41-7.81(m, 5H).
【0132】
[実施例16]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。608mg、1.4mmol)を、Na
2CO
3の飽和水溶液で処理し、混合物をCH
2Cl
2で抽出した。有機抽出物を乾燥させ、濾過し、蒸発にかけた。2−ニトロフェニルボロン酸(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、194mg、1.2mmol)、Pd(PPh
3)
4(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、107mg、0.093mmol)、1M K
2CO
3水溶液(1M、3.0mL、3.0mmol)、及びジオキサン(4.6mL)を加えた。混合物をマイクロ波装置に入れて150℃で30分間照射した。混合物を冷まし、溶媒を蒸発にかけた。反応混合物を、0〜15%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として使用する80gカラムでのシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、黄色の固体(60mg)を得た。テトラヒドロフラン(2.4mL)及び1M NaOH水溶液(2.4mL、2.4mmol)を加えた。混合物を60℃で終夜加熱した。1M HClを加えてpHを約3にし、次いで混合物をEtOAcで3回抽出した。有機層を合わせ、蒸発にかけた。粗生成物を、まず(50〜100%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として使用する)シリカゲルクロマトグラフィーによって、次いで分取HPLCによって精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(18mg、3%)を淡黄色の固体として得た。実施例16の化合物は、実施例15の化合物と同じ式を有する。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.11(brs, 1H), 8.51(d, J=1.8Hz, 1H), 8.43(s, 1H), 8.28(d, J=1.8Hz, 1H), 8.24(dd,J=8.0, 1.7Hz, 1H), 8.10(d, J=8.2Hz, 1H), 8.03(dd, J=8.5, 1.8Hz, 1H),7.68-7.77(m, 2H), 7.56-7.65(m, 1H), 7.42(d, J=8.2Hz, 1H), 7.37(d, J=7.5Hz, 1H).
【0133】
[実施例17]
4−[4−(3−クロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
4−[4−(3−クロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(82mg、30%)は、2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と臭化3−クロロフェナシル(Oakwood Products, Inc.から入手可能)から、加水分解ステップの始めに、2回に分けて加えるのでなく、4mL全部の水を加えたことを除き、実施例18の調製について記載する手順を使用して調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.12(brs, 1H), 8.56(d, J=1.7Hz, 1H), 8.42(s, 1H), 8.28(dd, J=8.0, 1.9Hz, 1H),8.12-8.16(m, 2H), 8.03-8.07(m, 1H), 7.76-7.81(m, 1H), 7.62-7.68(m, 1H),7.41-7.55(m, 4H).
【0134】
[実施例18]
4−[4−(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
ステップ1:4−[4−(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる。100mg、0.32mmol)のTHF(2mL)溶液に、2−ブロモ−3’−クロロ−4’−フルオロアセトフェノン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、80.5mg、0.32mmol)を加え、得られる混合物を40℃で20時間撹拌した。反応混合物を蒸発乾燥させ、残渣をエタノール(5mL)と共に撹拌した。沈殿を濾過によって収集し(100mg)、精製せずに次のステップでそのまま使用した。
【0135】
ステップ2:4−[4−(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
4−[4−(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(100mg)を水(2mL)とジオキサン(4mL)の混合物に懸濁させた懸濁液に、水酸化ナトリウム(100mg、2.5mmol)を加えた。反応混合物を50℃で2時間撹拌した。追加の分の水(2mL)を加え、反応混合物を50℃でさらに2時間撹拌した。反応混合物を蒸発乾燥させ、水(5mL)を加えた。混合物を濾過し、濃HClを加えて濾液をpH3〜4に酸性化した。沈殿を濾過によって収集し、乾燥させて、4−[4−(3−クロロ−4−フルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(60mg、2ステップで41%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.18(br s, 1H), 8.56(s, 1H),8.39(s, 1H), 8.27(d, J=8.3Hz, 1H), 8.08-8.16(m, 2H), 7.79(t, J=7.4Hz, 1H),7.66(t, J=7.9Hz, 1H), 7.41-7.58(m, 3H).
【0136】
[実施例19]
4−[4−(2,4−ジフルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2−ブロモ−2’,4’−ジフルオロアセトフェノン(Matrix Scientificから入手可能)から、実施例18の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(2,4−ジフルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(66mg、23%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ8.57(d, J=1.4Hz, 2H), 8.10-8.35(m,4H), 7.21-7.33(m, 3H), 7.77(t, J=7.5Hz, 1H), 7.64(t, J=7.7Hz, 1H), 7.23-7.50(m,4H).
【0137】
[実施例20]
4−[4−(2,6−ジフルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
4−[4−(2,6−ジフルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(45mg、16%)は、2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2−ブロモ−2’,6’−ジフルオロアセトフェノン(SynQuest Laboratories, Inc.から入手可能)から、加水分解ステップの始めに、2回に分けて加えるのでなく、4mL全部の水を加えたことを除き、実施例18の調製について記載する手順を使用して調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ8.45(d,J=1.9Hz, 1H), 7.94-8.04(m, 3H), 7.50-7.70(m, 3H), 7.19-7.32(m, 4H).
【0138】
[実施例21]
4−[4−(2−フルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
4−[4−(2−フルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(46mg、18%)は、2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と臭化2−フルオロフェナシル(Matrix Scientificから入手可能)から、加水分解ステップの始めに、2回に分けて加えるのでなく、4mL全部の水を加えたことを除き、実施例18の調製について記載する手順を使用して調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ8.57(d,J=1.8Hz, 1H), 8.12-8.30(m, 4H), 7.61-7.80(m, 2H), 7.34-7.50(m, 5H).
【0139】
[実施例22]
4−[4−(3,5−ジフルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と臭化3,5−ジフルオロフェナシル(SynQuest Laboratories, Inc.から入手可能)から、実施例18の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(3,5−ジフルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(38mg、14%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ8.41-8.50(m, 2H), 8.03(d, J=8.1Hz,2H), 7.79(d, J=7.2Hz, 2H), 7.50-7.68(m, 2H), 7.21-7.33(m, 3H).
【0140】
[実施例23]
4−[4−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と臭化3,4−ジフルオロフェナシル(Matrix Scientificから入手可能)から、実施例18の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(114mg、41%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ8.56(d, J=1.7Hz, 1H), 8.36(s, 1H),8.10-8.24(m, 3H), 7.95-7.99(m, 1H), 7.75-7.80(m, 1H), 7.53-7.67(m, 2H),7.40-7.43(m, 2H).
【0141】
[実施例24]
4−[4−(3−フルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
4−[4−(3−フルオロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(150mg、57%)は、2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と臭化3−フルオロフェナシル(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能)から、加水分解ステップの始めに、2回に分けて加えるのでなく、4mL全部の水を加えたことを除き、実施例18の調製について記載する手順を使用して調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.14(brs, 1H), 8.58(d, J=1.8Hz, 1H), 8.25-8.28(m, 2H), 8.10-8.17(m, 3H), 7.63-7.82(m,2H), 7.30-7.48(m, 4H).
【0142】
[実施例25]
4−[4−(5−ブロモ−チオフェン−2−イル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2−ブロモ−1−(5−ブロモチオフェン−2−イル)エタノン(Oakwood Products, Inc.から入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(5−ブロモ−チオフェン−2−イル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(180mg、33%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.16(s, 1H), 8.50(d, J=1.8Hz,1H), 8.13-8.22(m, 3H), 7.52(d, J=3.9Hz, 1H), 7.40-7.48(m, 2H), 7.28(d, J=3.9Hz,1H).
【0143】
[実施例26]
4−[4−(3−ブロモ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と臭化3−ブロモフェナシル(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(3−ブロモ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(106mg、34%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.17(s, 1H), 8.56(d, J=1.8Hz,1H), 8.43(s, 1H), 8.08-8.29(m, 4H), 7.41-7.82(m, 6H).
【0144】
[実施例27]
4−[4−(4−ブロモ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2,4’−ジブロモアセトフェノン(Alfa Aesarから入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(4−ブロモ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(205mg、68%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.15(s, 1H), 8.57(d, J=1.9Hz,1H), 8.34(s, J=8.3, 1H), 8.25(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H), 8.14(dd, J=8.1, 1.1Hz,1H), 8.03(d, J=8.6Hz, 1H), 7.62-7.81(m, 4H), 7.40-7.47(m, 2H).
【0145】
[実施例28]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−メトキシ−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる)と2−(4−メトキシ−2−ニトロフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(Combi−Blocks Inc.から入手可能)から、並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aを使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−メトキシ−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸を(2ステップでの)収率1%で調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ8.55(s,1H), 8.49(s, 1H), 8.45(s, 1H), 8.31-8.36(m, 1H), 8.27(d, J=7.9Hz, 1H),8.03-8.13(m, 1H), 7.73-7.80(m, 1H), 7.67(s, 1H), 7.45(d, J=8.1Hz, 1H), 7.37(d,J=4.5Hz, 1H), 3.92(s, 3H).
【0146】
[実施例29]
4−[4−(2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と臭化2−フルオロ−4−メトキシフェナシル(ASDI Incorporatedから入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(2−フルオロ−4−メトキシ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(253mg、89%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ8.54(d, J=1.8Hz, 1H), 8.10-8.21(m,3H), 7.94(d, J=2.4Hz, 1H), 7.59-7.78(m, 2H), 7.39(d, J=8.0Hz, 2H), 6.93-7.02(m,2H), 3.83(s, 3H).
【0147】
[実施例30]
4−[4−(2−メトキシ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2−ブロモ−2’−メトキシアセトフェノン(ASDI Incorporatedから入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(2−メトキシ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(183mg、67%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.13(s, 1H), 8.57(d, J=1.9Hz,1H), 8.13-8.31(m, 4H), 7.63-7.81(m, 2H), 7.35-7.47(m, 3H), 7.18(d, J=8.3Hz,1H), 7.10(t, J=7.6Hz, 1H).
【0148】
[実施例31]
4−[4−(3−メトキシ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と臭化3’−メトキシフェナシル(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(3−メトキシ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(148mg、54%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ8.56(d, J=1.9Hz, 1H), 8.30(s, 1H),8.27(dd, J=6.0, 2.0Hz, 1H), 8.15(dd, J=8.1, 1.1Hz, 1H), 7.76-7.82(m, 1H),7.61-7.69(m, 3H), 7.38-7.48(m, 3H), 6.97(dd, J=8.2, 2.4Hz, 1H).
【0149】
[実施例32]
4−[4−(4−メトキシ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
ステップ1:4−[4−(4−メトキシ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる。200mg、0.63mmol)のジオキサン(4mL)懸濁液に、2−ブロモ−4’−メトキシアセトフェノン(Oakwood Products,Inc.から入手可能、144.3mg、0.63mmol)を加え、得られる混合物を40℃で16時間撹拌した。沈殿を濾過によって収集し(187mg)、精製せずに次のステップでそのまま使用した。
【0150】
ステップ2:4−[4−(4−メトキシ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
4−[4−(4−メトキシ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(187mg)を水(8mL)とジオキサン(8mL)の混合物に懸濁させた懸濁液に、水酸化ナトリウム(200mg、5mmol)を加えた。反応混合物を50℃で2時間撹拌した。反応混合物を蒸発乾燥させ、水(15mL)を加えた。混合物を濾過し、濃HClを加えて濾液をpH3〜4に酸性化した。沈殿を濾過によって収集し、乾燥させて、4−[4−(4−メトキシ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(100mg、2ステップで37%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.17(brs, 1H), 8.56(d, J=1.8Hz, 1H), 8.24(dd, J=8.0, 1.9Hz, 1H), 8.11-8.16(m, 2H),8.01(d, J=8.8Hz, 2H), 7.76-7.81(m, 1H), 7.63-7.68(m, 1H), 7.41-7.47(m, 2H),7.05(d, J=8.8Hz, 2H), 3.82(s, 3H).
【0151】
[実施例33]
4−[4−(4−メタンスルホニル−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2−ブロモ−1−[4−(メチルスルホニル)フェニル]−1−エタノン(TCI Americaから入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(4−メタンスルホニル−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(33mg、11%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ8.57(d, J=8.3Hz, 2H), 8.27-8.35(m,3H), 8.14(d, J=7.8Hz, 1H), 8.03(d, J=8.1Hz, 1H), 7.79(t, J=8.4Hz, 1H), 7.65(t,J=7.6Hz, 1H), 7.41-7.48(m, 2H), 3.26(s, 3H).
【0152】
[実施例34]
4−[4−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2−ブロモ−1−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)エタン−1−オン(Alfa Aesarから入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(205mg、71%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ8.53(d, J=1.8Hz, 2H), 8.24(dd,J=8.0, 1.9Hz, 1H), 8.11-8.16(m, 2H), 7.78(t, J=7.8Hz, 1H), 7.52-7.68(m, 3H),7.43(t, J=8.0Hz, 2H), 6.95(d, J=9.0Hz, 1H), 4.29(s, 4H).
【0153】
[実施例35]
4−[4−(3−シアノ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と3−(2−ブロモアセチル)ベンゾニトリル(Oakwood Products, Inc.から入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(3−シアノ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(150mg、56%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.17(s, 1H), 8.59(d, J=1.6Hz,1H), 8.54(s, 1H), 8.51(s, 1H), 8.44(d, J=7.7Hz, 1H), 8.31(dd, J=8.0, 1.6Hz,1H), 8.16(d, J=7.5Hz, 1H), 7.64-7.88(m, 4H), 7.43-7.49(m, 2H).
【0154】
[実施例36]
4−[4−(4−シアノ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と臭化4−シアノフェナシル(Oakwood Products, Inc.から入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(4−シアノ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(100mg、37%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ8.44-8.47(m, 2H), 8.27(d, J=8.5Hz,2H), 7.94-8.00(m, 4H), 7.63-7.68(m, 1H), 7.47-7.52(m, 1H), 7.28(dd, J=7.6,1.4Hz, 1H), 7.20(d, J=7.9Hz, 1H).
【0155】
[実施例37]
2’−ニトロ−4−(4−ピリジン−2−イル−チアゾール−2−イル)−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2−(ブロモアセチル)ピリジン臭化水素酸塩(Oakwood Products, Inc.から入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、2’−ニトロ−4−(4−ピリジン−2−イル−チアゾール−2−イル)−ビフェニル−2−カルボン酸(200mg、79%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ8.67(d,J=4.9Hz, 1H), 8.60(d, J=1.9Hz, 1H), 8.50(s, 1H), 8.26-8.30(m, 2H), 8.15(d,J=7.5Hz, 2H), 8.00-8.05(m, 1H), 7.76-7.81(m, 1H), 7.62-7.68(m, 1H),7.41-7.49(m, 3H).
【0156】
[実施例38]
2’−ニトロ−4−(4−ピリジン−3−イル−チアゾール−2−イル)−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と3−(ブロモアセチル)ピリジン臭化水素酸塩(Oakwood Products, Inc.から入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、2’−ニトロ−4−(4−ピリジン−3−イル−チアゾール−2−イル)−ビフェニル−2−カルボン酸(120mg、47%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ9.32(d,J=1.9Hz, 1H), 8.64(dd, J=4.8, 1.4Hz, 1H), 8.55-8.58(m, 2H), 8.50(s, 1H),8.29(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H), 8.14(dd, J=8.0, 1.2Hz, 1H), 7.76-7.81(m, 1H),7.62-7.68(m, 2H), 7.41-7.49(m, 1H).
【0157】
[実施例39]
2’−ニトロ−4−(4−ピリジン−4−イル−チアゾール−2−イル)−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と4−(ブロモアセチル)ピリジン臭化水素酸塩(Oakwood Products, Inc.から入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、2’−ニトロ−4−(4−ピリジン−4−イル−チアゾール−2−イル)−ビフェニル−2−カルボン酸(195mg、77%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.14(s,1H), 8.68(d, J=5.2Hz, 2H), 8.61(s, 1H), 8.58(d, J=1.1Hz, 1H), 8.28(dd, J=7.9,0.9Hz, 1H), 8.14(d, J=8.2Hz, 1H), 8.02(d, J=5.4Hz, 2H), 7.78(t, J=7.5Hz, 1H),7.65(t, J=7.6Hz, 1H), 7.41-7.49(m, 2H).
【0158】
[実施例40]
4−[4−(2,4−ジメチル−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2−ブロモ−1−(2,4−ジメチルフェニル)エタン−1−オン(ASDI Incorporatedから入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、4−[4−(2,4−ジメチル−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(126mg、47%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ8.52(d, J=1.8Hz, 1H), 8.10-8.18(m,2H), 7.85(s, 1H), 7.76(t, J=7.7Hz, 1H), 7.11-7.40(m, 4H), 2.48(s, 3H), 2.34(s,3H).
【0159】
[実施例41]
2’−ニトロ−4−(4−p−トリル−チアゾール−2−イル)−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2−ブロモ−4’−メチルアセトフェノン(ASDI Incorporatedから入手可能)から、実施例39の調製について記載した手順を使用して、2’−ニトロ−4−(4−p−トリル−チアゾール−2−イル)−ビフェニル−2−カルボン酸(85mg、32%)を調製した。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.15(brs, 1H), 8.57(d, J=1.9Hz, 2H), 8.26(dd, J=8.0, 1.9Hz, 1H), 8.20(s, 1H), 8.15(dd,J=8.1, 0.9Hz, 1H), 7.97(d, J=8.1Hz, 2H), 7.77-7.82(m, 1H), 7.63-7.69(m, 1H),7.42-7.48(m, 2H), 7.30(d, J=8.0Hz, 2H), 2.36(s, 3H).
【0160】
[実施例42]
2’−ニトロ−4−(4−チオフェン−3−イル−チアゾール−2−イル)−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2−ブロモ−1−(3−チエニル)−1−エタノン(Maybridgeから入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、2’−ニトロ−4−(4−チオフェン−3−イル−チアゾール−2−イル)−ビフェニル−2−カルボン酸(50mg、19%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.13(s,1H), 8.54(d, J=1.7Hz, 1H), 8.23(dd, J=7.8, 1.8Hz, 1H), 8.04-8.15(m, 3H),7.78(t, J=6.8Hz, 1H), 7.62-7.69(m, 3H), 7.44(t, J=8.1Hz, 2H).
【0161】
[実施例43]
2’−ニトロ−4−(4−フェニル−チアゾール−2−イル)−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−(4−フェニル−チアゾール−2−イル)−ビフェニル−2−カルボン酸(100mg、39%)は、2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2−ブロモアセトフェノン(Chem−Impex International, Inc.から入手可能)から、加水分解ステップの始めに、2回に分けて加えるのでなく、4mL全部の水を加えたことを除き、実施例18の調製について記載する手順を使用して調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.16(brs, 1H), 8.58(d, J=1.9Hz, 1H), 8.06-8.28(m, 5H), 7.36-7.82(m, 7H).
【0162】
[実施例44]
2’−ニトロ−4−(4−チオフェン−2−イル−チアゾール−2−イル)−ビフェニル−2−カルボン酸
2’−ニトロ−4−チオカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸メチルエステル(中間体4について記載したとおりに調製できる)と2−(2−ブロモアセチル)チオフェン(Maybridgeから入手可能)から、実施例1の調製について記載した手順を使用して、2’−ニトロ−4−(4−チオフェン−2−イル−チアゾール−2−イル)−ビフェニル−2−カルボン酸(120mg、47%)を調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ8.51(d,J=1.7Hz, 1H), 8.10-8.20(m, 3H), 7.71(t, J=8.1Hz, 1H), 7.57-7.67(m, 3H), 7.41(t,J=8.3Hz, 2H), 7.15(t, J=4.6Hz, 2H).
【0163】
[実施例45]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、4−ニトロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、67mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(17mg、18%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.35(br s, 3H), 8.50(s, 1H)8.47(s, 1H), 8.34(s, 1H), 8.27-8.32(m, 2H), 8.10(d, J=8.5Hz, 1H), 7.77(d, J=6.8Hz,1H), 7.68(d, J=7.0Hz, 2H), 7.61(d, J=6.5Hz, 1H).
【0164】
[実施例46]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−3’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、3−ニトロフェニルボロン酸(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能、67mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−3’−ニトロ−ビフェニル−2−カルボン酸(36mg、38%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ8.46-8.51(m, 2H), 8.18-8.39(m,4H), 8.06-8.15(m, 1H), 7.87(d, J=7.0Hz, 1H), 7.73-7.79(m, 2H), 7.63-7.68(m,1H).
【0165】
[実施例47]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(3−ジエチルアミノ−プロピルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、N,N−ジエチル−1,3−プロパンジアミン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、81mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(3−ジエチルアミノ−プロピルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸(104mg、87%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.63(br s, 1H), 9.48(br s, 1H), 1H NMR(400MHz, DMF), d ppm 9.14(t, J=5.6Hz,1H), 8.92(s, 1H), 8.83(d, J=1.8Hz, 1H), 8.77(d, J=2.0Hz, 1H), 8.68(dd, J=8.0,2.0Hz, 1H), 8.52(dd, J=8.3, 2.0Hz, 1H), 8.34(d, J=8.3Hz, 2H), 8.20(d, J=8.5Hz,1H), 8.01(d, J=8.0Hz, 1H), 7.93(d, J=8.0Hz, 2H), 3.77-3.84(m, 2H), 3.51-3.63(m,6H), 2.28-2.38(m, 2H), 1.62(t, J=7.2Hz, 6H).
【0166】
[実施例48]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(3−ジメチルアミノ−プロピルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Dの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、42mg、0.41mmol)と反応させて、未精製アミド生成物を得た。THF(2mL)、水(0.05mL)、MeOH(1mL)、及び水酸化リチウム一水和物(12.3mg、0.29mmol)を加え、混合物を室温で終夜撹拌することにより、未精製アミドを加水分解した。水酸化リチウム一水和物(22mg、0.52mmol)を加えた。反応混合物を終夜撹拌し、次いで別の分の水酸化リチウム一水和物(22mg、0.52mmol)を加えた。反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物を真空中にて40℃で濃縮乾燥した。1M HCl(3mL)を加え、混合物を撹拌し、濃縮乾燥し、HPLC精製条件Aを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(3−ジメチルアミノ−プロピルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸(102mg、89%)を白色の固体として得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.16(br s, 1H), 8.68(t, J=5.6Hz, 1H), 8.48(s, 1H), 8.40(d, J=1.8Hz, 1H),8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.25(dd, J=8.0, 1.8Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H),7.92(d, J=8.3Hz, 2H), 7.77(d, J=8.3Hz, 1H), 7.58(d, J=8.0Hz, 1H), 7.50(d,J=8.3Hz, 2H), 3.34-3.40(m, 2H), 3.08-3.16(m, 2H), 2.79-2.82(m, 6H),1.86-1.95(m, 2H).
【0167】
[実施例49]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(2−ジメチルアミノ−エチルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、N,N−ジメチルエチレンジアミン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、55mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(2−ジメチルアミノ−エチルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸(81mg、73%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm8.73(t, J=5.4Hz, 1H), 8.47(s, 1H), 8.41(d, J=2.0Hz, 1H), 8.33(d, J=2.0Hz, 1H),8.25(dd, J=8.0, 1.8Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H), 7.93(d, J=8.3Hz, 2H),7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.58(d, J=8.0Hz, 1H), 7.52(d, J=8.3Hz, 2H), 3.63(q,J=5.8Hz, 2H), 3.22-3.27(m, 2H), 2.84(s, 6H).
【0168】
[実施例50]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−[(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバモイル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)メチルアミン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、69mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−[(2−メチル−2H−ピラゾール−3−イルメチル)−カルバモイル]−ビフェニル−2−カルボン酸(100mg、86%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.23(br s, 1H), 9.07(t, J=5.6Hz, 1H), 8.48(s, 1H), 8.38(d, J=1.8Hz, 1H),8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.24(dd, J=8.0, 1.8Hz, 1H), 8.10(dd, J=8.4, 1.9Hz, 1H),7.94(d, J=8.3Hz, 2H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.59(d, J=8.0Hz, 1H), 7.50(d,J=8.3Hz, 2H), 7.32(d, J=1.8Hz, 1H), 6.19(d, J=1.5Hz, 1H), 4.55(d, J=5.5Hz, 2H),3.84(s, 3H).
【0169】
[実施例51]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(1−メチル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、4−アミノ−1−メチルピペリジン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、71mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(1−メチル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸(135mg、116%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.20(br s, 1H), 8.55(d, J=7.5Hz, 1H), 8.49(s, 1H), 8.40(d, J=1.8Hz, 1H),8.35(d, J=2.0Hz, 1H), 8.26(dd, J=8.2, 1.9Hz, 1H), 8.10(dd, J=8.3, 2.0Hz, 1H),7.92(d, J=8.3Hz, 2H), 7.78(d, J=8.3Hz, 1H), 7.58(d, J=8.0Hz, 1H), 7.50(d,J=8.3Hz, 2H), 4.01-4.10(m, 1H), 3.45-3.51(m, 2H), 3.05-3.18(m, 2H),2.78-2.81(m, 2H), 2.54(s, 3H), 2.02-2.10(m, 2H).
【0170】
[実施例52]
4’−(1−アセチル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、1−アセチルピペリジン−4−アミン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、88mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4’−(1−アセチル−ピペリジン−4−イルカルバモイル)−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(5mg、4%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.19(br s, 1H), 8.45(s, 1H), 8.33(s, 3H), 8.19(d, J=7.8Hz, 1H), 8.09(d,J=8.5Hz, 1H), 7.90(d, J=8.0Hz, 2H), 7.76(d, J=8.3Hz, 1H), 7.55(d, J=8.0Hz, 1H),7.50(d, J=8.0Hz, 2H), 4.35(d, J=12.3Hz, 1H), 4.05(br s, 1H), 3.85(d, J=13.3Hz,1H), 3.16(t, J=11.8Hz, 1H), 2.69(d, J=13.3Hz, 1H), 2.02(s, 3H), 1.78-1.93(m,1H), 1.18-1.58(m, 4H).
【0171】
[実施例53]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(4−メチル−ピペラジン−1−カルボニル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、1−メチルピペラジン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、62mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(4−メチル−ピペラジン−1−カルボニル)−ビフェニル−2−カルボン酸(86mg、75%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.20(br s, 1H), 9.97(br s, 1H), 8.47(s, 1H), 8.39(s, 1H), 8.34(s, 1H), 8.26(d,J=8.3Hz, 1H), 8.09(d, J=8.3Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.59(d, J=8.0Hz, 1H),7.48-7.57(m, 4H), 3.25-3.44(m, 8H), 2.81(br s, 3H).
【0172】
[実施例54]
4’−(4−アセチル−ピペラジン−1−カルボニル)−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、1−アセチルピペラジン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、79mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4’−(4−アセチル−ピペラジン−1−カルボニル)−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(81mg、68%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.24(br s, 1H), 8.48(s, 1H), 8.37(d, J=1.8Hz, 1H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H),8.24(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H), 8.10(dd, J=8.3, 2.0Hz, 1H), 7.77(d, J=8.3Hz, 1H),7.60(d, J=8.0Hz, 1H), 7.45-7.53(m, 4H), 3.46-3.59(br s, 6H), 3.32-3.36(s, 6H),2.03(s, 3H).
【0173】
[実施例55]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボニル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Dの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、4−ヒドロキシピペリジン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、42mg、0.42mmol)と反応させて、未精製アミド生成物を得た。THF(2mL)、水(0.05mL)、MeOH(1mL)、及び水酸化リチウム一水和物(12.3mg、0.29mmol)を加え、混合物を室温で終夜撹拌することにより、未精製アミドを加水分解した。反応混合物を真空中にて40℃で濃縮乾燥した。1M HCl(3mL)を加え、混合物を撹拌し、濃縮乾燥し、HPLC精製条件Aを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−カルボニル)−ビフェニル−2−カルボン酸(48mg、52%)を白色の固体として得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.18(br s, 1H), 8.47(s, 1H), 8.37(d, J=1.8Hz, 1H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H),8.24(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.3, 2.0Hz, 1H), 7.76(d, J=8.5Hz, 1H),7.60(d, J=8.0Hz, 1H), 7.42-7.49(m, 4H), 3.73-3.79(m, 1H), 3.36-3.52(m, 2H + 水のピーク), 3.15-3.27(m, 2H), 1.70-1.82(m, 2H), 1.32-1.47(m, 2H).
【0174】
[実施例56]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(モルホリン−4−カルボニル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、モルホリン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、54mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(モルホリン−4−カルボニル)−ビフェニル−2−カルボン酸(76mg、69%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.17(br s, 1H), 8.46(s, 1H), 8.37(s, 1H), 8.33(s, 1H), 8.24(d, J=8.0Hz, 1H),8.09(d, J=8.3Hz, 1H), 7.76(d, J=8.5Hz, 1H), 7.59(d, J=8.0Hz, 1H), 7.44-7.51(m,4H), 3.60-3.67(m, 4H), 3.26-3.30(m, 4H).
【0175】
[実施例57]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(ピロリジン−1−カルボニル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、ピロリジン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、44mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(ピロリジン−1−カルボニル)−ビフェニル−2−カルボン酸(58mg、54%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.17(br s, 1H), 8.46(s, 1H), 8.35(dd, J=11.7, 1.9Hz, 2H), 8.23(dd, J=8.2,1.9Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H), 7.76(d, J=8.5Hz, 1H), 7.59(dd, J=8.3,2.3Hz, 3H), 7.46(d, J=8.0Hz, 2H), 3.40-3.54(m, 4H), 1.73-2.01(m, 4H).
【0176】
[実施例58]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(3−モルホリン−4−イル−プロピルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、N−(3−アミノプロピル)モルホリン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、89mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(3−モルホリン−4−イル−プロピルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸(80mg、65%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.13(br s, 1H), 9.60(br s, 1H), 8.67(br t, 1H), 8.47(s, 1H), 8.40(s, 1H),8.34(s, 1H), 8.25(d, J=8.0Hz, 1H), 8.09(d, J=8.5Hz, 1H), 7.92(d, J=8.0Hz, 2H),7.77(d, J=8.3Hz, 1H), 7.58(d, J=8.0Hz, 1H), 7.50(d, J=8.0Hz, 6H), 3.60-4.00(m,4H), 3.34-3.42(m, 3H), 2.93-3.21(m, 4H), 1.87-1.97(m, 2H).
【0177】
[実施例59]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(2−モルホリン−4−イル−エチルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、4−(2−アミノエチル)モルホリン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、81mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(2−モルホリン−4−イル−エチルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸(82mg、68%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.16(br s, 1H), 8.47(s, 1H), 8.41(d, J=1.8Hz, 1H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H),8.25(dd, J=8.0, 1.8Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.3, 2.0Hz, 1H), 7.94(d, J=8.3Hz, 2H),7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.59(d, J=8.0Hz, 1H), 7.53(d, J=8.0Hz, 2H), 3.90-4.10(m,2H), 3.50-3.72(m, 4H), 3.27-3.44(m, 4H), 3.08-3.23(m, 2H).
【0178】
[実施例60]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−カルバモイル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、4−アミノメチルテトラヒドロピラン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、71mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−[(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−カルバモイル]−ビフェニル−2−カルボン酸(81mg、69%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.22(br s, 1H), 8.58(t, J=5.8Hz, 1H), 8.48(s, 1H), 8.38(d, J=1.8Hz, 1H),8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.24(dd, J=8.0, 1.8Hz, 1H), 8.10(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H),7.91(d, J=8.3Hz, 2H), 7.77(d, J=8.3Hz, 1H), 7.58(d, J=8.0Hz, 1H), 7.48(d,J=8.3Hz, 2H), 3.86(dd, J=11.2, 2.6Hz, 2H), 3.27(t, J=10.9Hz, 2H), 3.19(t,J=6.4Hz, 2H), 1.77-1.87(m, 1H), 1.61(d, J=11.3Hz, 2H), 1.15-1.27(m, 2H).
【0179】
[実施例61]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−[(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−カルバモイル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、3−アミノメチルテトラヒドロフラン(Acros Organics BVBAから入手可能、63mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−[(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−カルバモイル]−ビフェニル−2−カルボン酸(43mg、38%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm8.58(br. t., 1H), 8.46(s, 1H), 8.35(d, J=15.6Hz, 2H), 8.23(d, J=8.0Hz, 1H),8.09(d, J=8.3Hz, 1H), 7.92(d, J=7.8Hz, 2H), 7.76(d, J=8.3Hz, 1H), 7.58(d,J=7.8Hz, 1H), 7.48(d, J=7.8Hz, 2H), 4.01(t, J=5.9Hz, 1H), 3.64(q, J=7.1Hz, 1H),3.35(d, J=5.5Hz, 2H), 1.77-1.99(m, 3H), 1.63(d, J=10.0Hz, 1H).
【0180】
[実施例62]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(テトラヒドロ−フラン−3−イルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、3−アミノテトラヒドロフラン(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能、54mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(テトラヒドロ−フラン−3−イルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸(135mg、121%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.20(br s, 1H), 8.62(d, J=6.5Hz, 1H), 8.48(s, 1H), 8.39(d, J=2.0Hz, 1H),8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.25(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H), 8.10(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H),7.93(d, J=8.3Hz, 2H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.59(d, J=8.0Hz, 1H), 7.48(d,J=8.3Hz, 2H), 4.43-4.54(m, 1H), 3.84-3.92(m, 2H), 3.69-3.77(m, 1H), 3.61(dd,J=8.9, 4.4Hz, 1H), 2.12-2.22(m, 1H), 1.90-2.00(m, 1H).
【0181】
[実施例63]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、4−アミノテトラヒドロピラン(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能、63mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸(32mg、28%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.08(br s, 1H), 8.39(s, 1H), 8.25-8.33(m, 3H), 8.17(dd, J=8.0, 1.8Hz, 1H),8.02(dd, J=8.3, 2.0Hz, 1H), 7.85(d, J=8.3Hz, 2H), 7.69(d, J=8.5Hz, 1H), 7.51(d,J=8.0Hz, 1H), 7.41(d, J=8.3Hz, 2H), 3.91-4.03(m, 1H), 3.83(d, J=9.8Hz, 2H),3.30-3.38(m, 2H), 1.68-1.76(m, 2H), 1.54(qd, J=11.9, 4.3Hz, 2H).
【0182】
[実施例64]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(4−メトキシ−ベンジルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、4−メトキシベンジルアミン(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能、85mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(4−メトキシ−ベンジルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸(85mg、70%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.20(br s, 1H), 9.08(t, J=5.9Hz, 1H), 8.48(s, 1H), 8.38(d, J=1.8Hz, 1H),8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.24(dd, J=8.0, 1.8Hz, 1H), 8.10(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H),7.95(d, J=8.3Hz, 2H), 7.77(d, J=8.3Hz, 1H), 7.59(d, J=8.0Hz, 1H), 7.49(d,J=8.3Hz, 2H), 7.27(d, J=8.5Hz, 2H), 6.90(d, J=8.5Hz, 2H), 4.44(d, J=6.0Hz, 2H),3.73(s, 11H).
【0183】
[実施例65]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−[3−メトキシ−ベンジルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、3−メトキシベンジルアミン(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能、85mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(3−メトキシ−ベンジルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸(94mg、77%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.18(br s, 1H), 9.08(t, J=5.6Hz, 1H), 8.46(s, 1H), 8.38(s, 1H), 8.33(s, 1H),8.24(d, J=8.0Hz, 1H), 8.09(d, J=8.5Hz, 1H), 7.96(d, J=7.8Hz, 2H), 7.76(d,J=8.3Hz, 1H), 7.59(d, J=8.0Hz, 1H), 7.50(d, J=7.8Hz, 2H), 7.26(t, J=7.9Hz, 1H),6.89-6.94(m, 2H), 6.83(d, J=8.3Hz, 1H), 4.49(d, J=5.8Hz, 2H), 3.75(s, 3H).
【0184】
[実施例66]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(2−ピリジン−3−イル−エチルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、3−(2−アミノエチル)ピリジン(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能、76mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(2−ピリジン−3−イル−エチルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸(129mg、109%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.14(br s, 1H), 8.63(t, J=5.5Hz, 1H), 8.57(s, 1H), 8.51(d, J=4.3Hz, 1H),8.47(s, 1H), 8.39(d, J=1.8Hz, 1H), 8.33(d, J=2.0Hz, 1H), 8.24(dd, J=8.0, 2.0Hz,1H), 8.09(dd, J=8.4, 1.9Hz, 1H), 7.83-7.90(m, 3H), 7.76(d, J=8.3Hz, 1H),7.58(d, J=8.3Hz, 1H), 7.45-7.52(m, 3H), 3.58(q, J=6.6Hz, 2H), 2.95(t, J=6.9Hz,7H).
【0185】
[実施例67]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−フェネチルカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、2−フェニルエチルアミン(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能、75mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−フェネチルカルバモイル−ビフェニル−2−カルボン酸(74mg、62%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.17(br s, 1H), 8.62(t, J=5.4Hz, 1H), 8.46(s, 1H), 8.38(s, 1H), 8.33(s, 1H),8.24(d, J=7.8Hz, 1H), 8.09(d, J=8.5Hz, 1H), 7.88(d, J=8.0Hz, 2H), 7.76(d,J=8.3Hz, 1H), 7.59(d, J=8.0Hz, 1H), 7.48(d, J=8.0Hz, 2H), 7.18-7.35(m, 5H),3.52(q, J=6.7Hz, 2H), 2.88(t, J=7.4Hz, 8H).
【0186】
[実施例68]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−[(ピリジン−3−イルメチル)−カルバモイル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、3−(アミノメチル)ピリジン(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能、67mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−[(ピリジン−3−イルメチル)−カルバモイル]−ビフェニル−2−カルボン酸(85mg、73%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.16(br s, 1H), 9.19(t, J=5.9Hz, 1H), 8.66(s, 1H), 8.55(d, J=3.5Hz, 1H),8.47(s, 1H), 8.40(d, J=1.8Hz, 1H), 8.33(d, J=2.0Hz, 1H), 8.25(dd, J=8.0, 2.0Hz,1H), 8.09(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H), 7.90-8.01(m, 3H), 7.76(d, J=8.3Hz, 1H),7.59(d, J=8.0Hz, 1H), 7.45-7.55(m, 3H), 4.57(d, J=5.8Hz, 2H).
【0187】
[実施例69]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−[(ピリジン−4−イルメチル)−カルバモイル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、4−(アミノメチル)ピリジン(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能、67mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−[(ピリジン−4−イルメチル)−カルバモイル]−ビフェニル−2−カルボン酸(78mg、68%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.16(br s, 1H), 9.25(t, J=5.8Hz, 1H), 8.60(d, J=6.0Hz, 2H), 8.47(s, 1H),8.40(d, J=1.8Hz, 1H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.25(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H),8.09(dd, J=8.3, 2.0Hz, 1H), 7.99(d, J=8.3Hz, 2H), 7.77(d, J=8.3Hz, 1H), 7.60(d,J=8.0Hz, 1H), 7.46-7.55(m, 4H), 4.60(d, J=5.8Hz, 7H).
【0188】
[実施例70]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(3−メチル−ベンジルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、3−メチルベンジルアミン(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能、75mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(3−メチル−ベンジルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸(46mg、39%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.18(br s, 1H), 9.07(t, J=5.9Hz, 1H), 8.46(s, 1H), 8.38(d, J=1.8Hz, 1H),8.33(d, J=2.0Hz, 1H), 8.24(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H),7.97(d, J=8.3Hz, 2H), 7.76(d, J=8.5Hz, 1H), 7.59(d, J=8.0Hz, 1H), 7.50(d,J=8.3Hz, 2H), 7.19-7.26(m, 1H), 7.11-7.18(m, 2H), 7.07(d, J=7.3Hz, 1H), 4.48(d,J=5.8Hz, 2H), 2.30(s, 3H).
【0189】
[実施例71]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(3−トリフルオロメチル−ベンジルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、3−(トリフルオロメチル)ベンジルアミン(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能、108mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(3−トリフルオロメチル−ベンジルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸(53mg、41%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.17(br s, 1H), 9.20(t, J=6.0Hz, 1H), 8.46(s, 1H), 8.39(d, J=1.8Hz, 1H),8.33(d, J=2.0Hz, 1H), 8.24(dd, J=8.2, 1.9Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.3, 2.0Hz, 1H),7.97(d, J=8.3Hz, 2H), 7.76(d, J=8.5Hz, 1H), 7.56-7.72(m, 5H), 7.51(d, J=8.3Hz,2H), 4.60(d, J=5.8Hz, 2H).
【0190】
[実施例72]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(4−フルオロ−ベンジルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、4−フルオロベンジルアミン(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能、78mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(4−フルオロ−ベンジルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸(88mg、84%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.17(br s, 1H), 9.11(t, J=5.8Hz, 1H), 8.46(s, 1H), 8.38(s, 1H), 8.33(s, 1H),8.24(d, J=7.8Hz, 1H), 8.09(d, J=8.3Hz, 1H), 7.96(d, J=8.0Hz, 2H), 7.76(d,J=8.5Hz, 1H), 7.59(d, J=8.0Hz, 1H), 7.50(d, J=8.0Hz, 2H), 7.35-7.41(m, 2H),7.16(t, J=8.7Hz, 2H), 4.50(d, J=5.8Hz, 8H).
【0191】
[実施例73]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(3−フルオロ−ベンジルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、3−フルオロベンジルアミン(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能、78mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(3−フルオロ−ベンジルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸(89mg、74%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.17(br s, 1H), 9.14(t, J=6.0Hz, 1H), 8.46(s, 1H), 8.39(d, J=1.8Hz, 1H),8.33(d, J=2.0Hz, 1H), 8.24(dd, J=8.0, 1.8Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H),7.97(d, J=8.3Hz, 2H), 7.76(d, J=8.3Hz, 1H), 7.59(d, J=8.0Hz, 1H), 7.51(d,J=8.3Hz, 2H), 7.35-7.43(m, 1H), 7.13-7.23(m, 2H), 7.04-7.11(m, 1H), 4.53(d,J=6.0Hz, 8H).
【0192】
[実施例74]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(2−フルオロ−ベンジルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Dの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、2−フルオロベンジルアミン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、52mg、0.42mmol)と反応させて、未精製アミド生成物を得た。THF(2mL)、水(0.05mL)、MeOH(1mL)、及び水酸化リチウム一水和物(12.3mg、0.29mmol)を加え、混合物を室温で終夜撹拌することにより、未精製アミドを加水分解した。テトラヒドロフラン(2mL)を加えて固体を溶解させ、水酸化リチウム一水和物(22mg、0.52mmol)を加えた。反応混合物を終夜撹拌し、次いで別の分の水酸化リチウム一水和物(22mg、0.52mmol)を加えた。反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物を真空中にて40℃で濃縮乾燥した。1M HCl(3mL)を加え、混合物を撹拌し、濃縮乾燥し、HPLC精製条件Aを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(2−フルオロ−ベンジルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸(75mg、63%)を白色の固体として得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.18(br s, 1H), 9.10(t, J=5.8Hz, 1H), 8.47(s, 1H), 8.39(d, J=1.8Hz, 1H),8.33(d, J=2.0Hz, 1H), 8.24(dd, J=8.0, 1.8Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H),7.97(d, J=8.3Hz, 2H), 7.76(d, J=8.5Hz, 1H), 7.59(d, J=8.0Hz, 1H), 7.50(d,J=8.3Hz, 2H), 7.40(t, J=7.7Hz, 1H), 7.29-7.36(m, 1H), 7.16-7.23(m, 2H), 4.56(d,J=5.8Hz, 2H).
【0193】
[実施例75]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−[(チオフェン−2−イルメチル)−カルバモイル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、2−チオフェンメチルアミン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、70mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−[(チオフェン−2−イルメチル)−カルバモイル]−ビフェニル−2−カルボン酸(47mg、40%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.24(br s, 1H), 9.24(t, J=5.9Hz, 1H), 8.48(s, 1H), 8.36(dd, J=16.8, 2.0Hz,2H), 8.24(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H), 8.10(dd, J=8.4, 2.1Hz, 1H), 7.94(d, J=8.3Hz,2H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.59(d, J=8.3Hz, 1H), 7.50(d, J=8.3Hz, 2H), 7.40(dd,J=5.1, 1.1Hz, 1H), 7.04(d, J=2.5Hz, 1H), 6.98(dd, J=5.0, 3.5Hz, 1H), 4.67(d,J=5.8Hz, 2H).
【0194】
[実施例76]
4’−ベンジルカルバモイル−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、ベンジルアミン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、66mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4’−ベンジルカルバモイル−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(73mg、64%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.23(br s, 1H), 9.15(t, J=6.0Hz, 1H), 8.48(s, 1H), 8.39(d, J=1.8Hz, 1H),8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.24(dd, J=8.0, 1.8Hz, 1H), 8.10(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H),7.97(d, J=8.3Hz, 2H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.59(d, J=8.0Hz, 1H), 7.50(d,J=8.3Hz, 2H), 7.34(d, J=4.3Hz, 4H), 7.21-7.29(m, 1H), 4.52(d, J=6.0Hz, 2H).
【0195】
[実施例77]
2−(2−カルバモイル−ピリジン−3−イル)−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Cの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。111mg、0.25mmol)を、2−シアノピリジン−3−ボロン酸(Matrix Scientificから入手可能、74mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2−(2−カルバモイル−ピリジン−3−イル)−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸(7mg、6%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.32(brs, 1H), 9.02(d, J=8.8Hz, 1H), 8.77(d, J=4.0Hz, 1H), 8.66(br s, 1H), 8.40(s,1H), 8.28-8.35(m, 2H), 8.23(d, J=7.8Hz, 1H), 8.04-8.14(m, 2H), 7.69-7.79(m,2H), 6.53(s, 1H).
【0196】
[実施例78及び79]
4’−カルバモイル−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−メチル−ビフェニル−2−カルボン酸及び4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−メチル−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Cの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。111mg、0.25mmol)を、2−メチル−4−シアノフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、69mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、生成物を分取HPLCによって分離して、4’−カルバモイル−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−メチル−ビフェニル−2−カルボン酸(実施例78、24mg、20%){
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ12.99(br s, 1H)8.50(d, J=1.8Hz, 1H) 8.48(s, 1H) 8.34(d, J=2.0Hz, 1H) 8.25(dd, J=8.0, 2.0Hz,1H) 8.09(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H) 7.98(br s, 1H) 7.75-7.81(m, 2H) 7.72(d, J=7.8Hz,1H) 7.41(d, J=7.8Hz, 1H) 7.35(br s, 1H) 7.17(d, J=7.8Hz, 1H) 2.10(s, 3H)}及び4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−メチル−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸(実施例79、55、46%){
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ8.52(s, 1H), 8.48(s,1H), 8.34(s, 1H), 8.27(d, J=8.0Hz, 1H), 8.10(d, J=8.3Hz, 1H), 7.85(s, 1H),7.75-7.83(m, 2H), 7.42(d, J=8.0Hz, 1H), 7.23(d, J=7.8Hz, 1H), 2.11(s, 3H)}を得た。
【0197】
[実施例80]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(1−フェニル−エチルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式でのアミドカップリングの一般手順Eの条件を使用して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸2−メチルエステル(中間体8について記載したとおりに調製できる。100mg、0.21mmol)を、DL−α−メチルベンジルアミン(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、75mg、0.62mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸をHPLC精製条件Bを使用して精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−(1−フェニル−エチルカルバモイル)−ビフェニル−2−カルボン酸(69mg、59%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.22(br s, 1H), 8.90(d, J=8.0Hz, 1H), 8.48(s, 1H), 8.38(d, J=1.8Hz, 1H),8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.24(dd, J=8.0, 1.8Hz, 1H), 8.10(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H),7.96(d, J=8.3Hz, 2H), 7.77(d, J=8.3Hz, 1H), 7.59(d, J=8.0Hz, 1H), 7.49(d,J=8.3Hz, 2H), 7.39-7.45(m, 2H), 7.34(t, J=7.7Hz, 2H), 7.18-7.28(m, 1H),5.20(quin, J=7.3Hz, 1H), 1.50(d, J=7.0Hz, 3H).
【0198】
[実施例81]
2’−カルバモイル−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、2−アミノカルボニルフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、66mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−カルバモイル−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(15mg、8%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.07(brs, 1H), 8.46(s, 1H), 8.36(d, J=14.1Hz, 2H), 8.04-8.18(m, 2H), 7.77(d, J=8.5Hz,1H), 7.58(d, J=7.2Hz, 2H), 7.42-7.51(m, 2H), 7.12-7.34(m, 3H).実施例81の化合物は、実施例113の化合物と同じ式を有する。
【0199】
[実施例82]
5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(2−エトキシ−ピリミジン−5−イル)−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Cの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。111mg、0.25mmol)を、2−エトキシピリミジン−5−ボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、84mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(2−エトキシ−ピリミジン−5−イル)−安息香酸(3mg、3%)を得た。LCMS分析によって、214nmのUVで測定したとき、材料が純度約69%であったことが示された。LRMS m/z 471.8(M+H
+).
【0200】
[実施例83]
5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、2−メトキシピリミジン−5−ボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、62mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−安息香酸(0.9mg、1%)を得た。LCMS分析によって、214nmのUVで測定したとき、材料が純度約100%であったことが示された。LRMS m/z 457.8及び459.8(M+H
+).
【0201】
[実施例84]
5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(2−ヒドロキシ−ピリミジン−5−イル)−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Cの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。111mg、0.25mmol)を、2−メトキシピリミジン−5−ボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、77mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(2−ヒドロキシ−ピリミジン−5−イル)−安息香酸(85mg、76%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.40(brs, 1H), 8.42-8.62(m, 2H), 8.20-8.38(m, 2H), 8.04-8.14(m, 1H), 7.76(d, J=8.3Hz,2H), 7.61(d, J=7.5Hz, 1H).
【0202】
[実施例85]
5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(6−メトキシ−ピリジン−2−イル)−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、6−メトキシピリジン−2−ボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、61mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(6−メトキシ−ピリジン−2−イル)−安息香酸(23mg、25%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ12.95(br s, 3H), 8.48(s, 1H), 8.34(d,J=2.0Hz, 1H), 8.21(dd, J=4.3, 2.3Hz, 2H), 8.10(dd, J=8.3, 2.0Hz, 1H),7.73-7.94(m, 3H), 7.39(d, J=7.3Hz, 1H), 6.83(d, J=8.0Hz, 1H), 3.88(s, 3H),2.54(s, 9H).
【0203】
[実施例86]
5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、2−メトキシピリジン−3−ボロン酸水和物(Combi−Blocks Inc.から入手可能、68mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−安息香酸(11mg、12%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ12.94(brs, 1H), 8.47(s, 1H), 8.41(d, J=1.9Hz, 1H), 8.33(d, J=2.1Hz, 1H), 8.25(dd,J=8.0, 2.0Hz, 1H), 8.18(dd, J=5.0, 1.8Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.5, 2.1Hz, 1H),7.77(d, J=8.3Hz, 1H), 7.70(dd, J=7.3, 1.8Hz, 1H), 7.52(d, J=7.9Hz, 1H),7.10(dd, J=7.2, 5.1Hz, 1H), 3.78(s, 3H).
【0204】
[実施例87]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−メトキシ−2’−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。111mg、0.25mmol)を、4−メトキシ−2−(トリフルオロメチル)フェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、110mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−メトキシ−2’−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−カルボン酸(8mg、6%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ12.97(brs, 1H), 8.54(s, 1H), 8.48(s, 1H), 8.34(s, 1H), 8.23(d, J=7.5Hz, 1H), 8.09(d,J=8.7Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.41(d, J=7.9Hz, 1H), 7.26(s, 3H), 3.88(s,3H).
【0205】
[実施例88]
2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−5’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。111mg、0.25mmol)を、2−クロロ−5−(トリフルオロメトキシ)フェニルボロン酸(Frontier Scientific, Inc.から入手可能、120mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−5’−トリフルオロメトキシ−ビフェニル−2−カルボン酸(1.3mg、1%)を得た。LCMS分析によって、214nmのUVで測定したとき、材料が純度約100%であったことが示された。
【0206】
[実施例89]
2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−エトキシ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。111mg、0.25mmol)を、2−クロロ−4−エトキシフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、100mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−エトキシ−ビフェニル−2−カルボン酸(3mg、2%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.02(brs, 1H), 8.48(s, 2H), 8.33(d, J=1.9Hz, 1H), 8.24(d, J=7.9Hz, 1H), 8.09(dd,J=8.4, 2.0Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.43(d, J=7.9Hz, 1H), 7.25(d, J=8.5Hz,1H), 7.08(d, J=2.4Hz, 1H), 6.90-7.02(m, 2H), 4.10(q, J=7.0Hz, 2H), 1.36(t,J=6.9Hz, 3H).
【0207】
[実施例90]
2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−6’−メトキシ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。111mg、0.25mmol)を、2−クロロ−6−メトキシフェニルボロン酸(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能、93mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−6’−メトキシ−ビフェニル−2−カルボン酸(5mg、4%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6),δ12.87(brs, 1H), 8.53(d, J=1.7Hz, 1H), 8.48(s, 1H), 8.34(d, J=1.9Hz, 1H), 8.25(dd,J=8.0, 2.0Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.4, 2.0Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H),7.32-7.41(m, 2H), 7.10(dd, J=18.2, 8.0Hz, 2H), 3.67(s, 3H).
【0208】
[実施例91]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−3’−メトキシ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、3−メトキシフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、61mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−3’−メトキシ−ビフェニル−2−カルボン酸(65mg、71%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.15(br s, 1H), 8.46(s, 1H),8.28-8.39(m, 2H), 8.20(d, J=7.8Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.5, 1.8Hz, 1H), 7.76(d,J=8.5Hz, 1H), 7.59(d, J=8.0Hz, 1H), 7.36(t, J=7.8Hz, 1H), 6.86-7.06(m, 3H),3.80(s, 3H).
【0209】
[実施例92]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−メトキシ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、2−メトキシフェニルボロン酸(Frontier Scientific, Inc.から入手可能、61mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−メトキシ−ビフェニル−2−カルボン酸(36mg、39%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ12.75(br s, 1H), 8.45(s, 1H),8.31-8.37(m, 2H), 8.21(d, J=8.0Hz, 1H), 8.09(d, J=8.3Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz,1H), 7.46(d, J=8.0Hz, 1H), 7.36(t, J=7.8Hz, 1H), 7.27(d, J=7.5Hz, 1H), 7.04(d,J=7.3Hz, 2H), 3.69(s, 3H).
【0210】
[実施例93]
2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−5’−メトキシ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、2−クロロ−5−メトキシフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、75mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−5’−メトキシ−ビフェニル−2−カルボン酸(29mg、29%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.04(brs, 1H), 8.45-8.58(m, 2H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.26(dd, J=7.9, 1.9Hz, 1H),8.09(dd, J=8.4, 1.9Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.46(d, J=8.0Hz, 1H), 7.40(d,J=8.8Hz, 1H), 6.98(dd, J=8.8, 3.0Hz, 1H), 6.92(d, J=3.0Hz, 1H), 3.79(m, 3H).
【0211】
[実施例94]
2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−メトキシ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。111mg、0.25mmol)を、2−クロロ−4−メトキシフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、93mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−メトキシ−ビフェニル−2−カルボン酸(6mg、5%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.00(brs, 1H), 8.46-8.51(m, 2H), 8.33(d, J=2.1Hz, 1H), 8.24(dd, J=8.1, 1.9Hz, 1H),8.09(dd, J=8.5, 2.1Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.43(d, J=8.1Hz, 1H), 7.27(d,J=8.5Hz, 1H), 7.10(d, J=2.4Hz, 1H), 6.99(dd, J=8.5, 2.6Hz, 1H), 3.83(s, 3H).
【0212】
[実施例95]
2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−5’−ヒドロキシ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、2−クロロ−5−ヒドロキシベンゼンボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、69mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−5’−ヒドロキシ−ビフェニル−2−カルボン酸(71mg、74%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.01(brs, 1H), 9.76(s, 1H), 8.48(s, 2H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.25(dd, J=8.0, 1.8Hz,1H), 8.09(dd, J=8.3, 2.0Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.43(d, J=8.0Hz, 1H),7.27(d, J=8.5Hz, 1H), 6.78(dd, J=8.7, 2.9Hz, 1H), 6.71(d, J=2.8Hz, 1H).
【0213】
[実施例96]
5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(4−イソプロピル−ピリミジン−5−イル)−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、4−イソプロピルピリミジン−5−ボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、66mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(4−イソプロピル−ピリミジン−5−イル)−安息香酸(14mg、14%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.30(brs, 1H), 9.14(s, 1H), 8.62(d, J=1.7Hz, 1H), 8.50(d, J=2.4Hz, 2H), 8.29-8.36(m,2H), 8.10(dd, J=8.4, 2.0Hz, 1H), 7.78(d, J=8.5Hz, 1H), 7.55(d, J=8.1Hz, 5H),2.75-2.85(m, 1H), 1.03-1.19(m, 6H).
【0214】
[実施例97]
5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−ピリミジン−5−イル−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、ピリミジン−5−ボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、50mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−ピリミジン−5−イル−安息香酸(13mg、16%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.42(brs, 1H), 9.21(s, 1H), 8.86(s, 2H), 8.58(s, 1H), 8.50(s, 1H), 8.29-8.37(m, 2H),8.10(d, J=8.5Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.67(d, J=7.9Hz, 1H).
【0215】
[実施例98]
5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(2−メチル−ピリジン−3−イル)−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Cの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。111mg、0.25mmol)を、2−ピコリン−3−ボロン酸塩酸塩(Combi−Blocks Inc.から入手可能、87mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(2−メチル−ピリジン−3−イル)−安息香酸(65mg、59%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ8.56(d,J=1.8Hz, 1H), 8.49(s, 1H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.30(dd, J=7.9, 1.9Hz, 1H),8.09(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H), 7.77(d, J=8.3Hz, 1H), 7.43(d, J=8.0Hz, 1H),7.21-7.30(m, 1H), 2.08(s, 3H).
【0216】
[実施例99]
5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(3−メチル−ピリジン−4−イル)−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Cの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。111mg、0.25mmol)を、3−ピコリン−4−ボロン酸塩酸塩(Combi−Blocks Inc.から入手可能、87mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(3−メチル−ピリジン−4−イル)−安息香酸(46mg、42%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.30(brs, 1H), 8.59-8.66(m, 2H), 8.50(s, 1H), 8.30-8.38(m, 2H), 8.10(dd, J=8.5, 1.9Hz,1H), 7.88-7.94(m, 1H), 7.78(d, J=8.5Hz, 1H), 7.56-7.63(m, 1H), 7.52(d, J=8.1Hz,1H), 2.34(s, 3H).
【0217】
[実施例100]
5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(5−フルオロ−ピリジン−2−イル)−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Cの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。111mg、0.25mmol)を、5−フルオロピリジン−2−ボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、71mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(5−フルオロ−ピリジン−2−イル)−安息香酸(4mg、4%)を得た。LCMS分析によって、214nmのUVで測定したとき、材料が純度約100%であったことが示された。LRMS m/z 444.8(M+H
+).
【0218】
[実施例101]
5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−ピリジン−3−イル−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、ピリジン−3−ボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、49mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−ピリジン−3−イル−安息香酸(12mg、14%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6),δ13.27(brs, 1H), 8.56-8.63(m, 2H), 8.45-8.51(m, 2H), 8.34(d, J=1.9Hz, 1H), 8.28(dd,J=7.9, 1.9Hz, 1H), 8.10(dd, J=8.5, 2.1Hz, 1H), 7.83(d, J=8.1Hz, 1H), 7.77(d,J=8.5Hz, 1H), 7.61(d, J=8.1Hz, 1H), 7.48(dd, J=7.7, 5.1Hz, 1H).
【0219】
[実施例102]
2−(5−クロロ−ピリジン−3−イル)−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、5−クロロピリジン−3−ボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、63mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2−(5−クロロ−ピリジン−3−イル)−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸(8mg、8%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.38(brs, 1H), 8.66(d, J=2.3Hz, 1H), 8.47-8.55(m, 3H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.29(dd,J=8.0, 1.8Hz, 1H), 8.10(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H), 8.02(t, J=2.0Hz, 1H), 7.77(d,J=8.5Hz, 1H), 7.64(d, J=7.8Hz, 1H).
【0220】
[実施例103]
5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−ピリジン−4−イル−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、ピリジン−4−ボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、49mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−ピリジン−4−イル−安息香酸(7mg、8%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6),δ13.35(brs, 1H), 8.69(d, J=6.0Hz, 2H), 8.50(s, 1H), 8.48(d, J=1.7Hz, 1H), 8.34(d,J=1.9Hz, 1H), 8.30(dd, J=7.9, 1.9Hz, 1H), 8.10(dd, J=8.5, 2.1Hz, 1H), 7.77(d,J=8.5Hz, 1H), 7.61(d, J=8.1Hz, 1H), 7.54(d, J=5.8Hz, 2H).
【0221】
[実施例104]
2−(6−シアノ−ピリジン−2−イル)−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、6−シアノピリジン−2−ボロン酸(CombiPhos Catalysts, Inc.から入手可能、59mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2−(6−シアノ−ピリジン−2−イル)−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸(14mg、16%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.14(brs, 1H), 8.50(s, 1H), 8.40(s, 1H), 8.35(s, 1H), 8.24-8.32(m, 1H), 8.00-8.16(m,3H), 7.73-7.88(m, 3H).
【0222】
[実施例105]
4’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−メチル−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、2−メチル−4−シアノフェニルボロン酸(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能、64mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−メチル−ビフェニル−2−カルボン酸(13mg、14%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.14(brs, 1H), 8.54(d, J=2.0Hz, 1H), 8.49(s, 1H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.28(dd,J=8.0, 2.0Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H), 7.75-7.83(m, 2H), 7.71(d,J=7.8Hz, 1H), 7.41(d, J=8.0Hz, 1H), 7.31(d, J=8.0Hz, 1H).
【0223】
[実施例106]
4’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、4−シアノフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、59mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(20mg、22%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.31(brs, 1H), 8.49(s, 1H), 8.43(d, J=1.8Hz, 1H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.26(dd,J=8.0, 2.0Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.4, 2.1Hz, 1H), 7.92(d, J=8.3Hz, 2H), 7.77(d,J=8.5Hz, 1H), 7.56-7.64(m, 3H).
【0224】
[実施例107]
3’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、3−シアノフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、59mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、3’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(19mg、21%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.30(brs, 1H), 8.48(s, 1H), 8.45(d, J=1.8Hz, 1H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.26(dd,J=8.0, 1.8Hz, 1H), 8.10(dd, J=8.3, 2.0Hz, 1H), 7.85-7.92(m, 2H), 7.71-7.81(m,2H), 7.57-7.69(m, 2H).
【0225】
[実施例108及び109]
2’−クロロ−5’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸及び5’−カルバモイル−2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、2−クロロ−5−シアノフェニルボロン酸(Frontier Scientific,Inc.から入手可能、73mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−5’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(実施例108、27mg、28%){
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.12(br s, 1H),8.57(d, J=1.8Hz, 1H), 8.50(s, 1H), 8.26-8.39(m, 2H), 8.04-8.15(m, 2H),7.85-7.96(m, 2H), 7.78(d, J=8.5Hz, 1H), 7.61(d, J=8.3Hz, 1H), 7.50(d, J=8.3Hz,2H)}及び5’−カルバモイル−2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(実施例109、14mg、14%){
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ8.57(d, J=2.0Hz, 1H),8.50(s, 1H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.32(s, 1H), 8.30(d, J=2.0Hz, 1H), 8.10(dd,J=8.3, 2.0Hz, 1H), 8.06(br s, 1H), 7.95(dd, J=8.3, 2.0Hz, 1H), 7.83(d, J=2.3Hz,1H), 7.78(d, J=8.2Hz, 1H), 7.67(d, J=8.5Hz, 1H), 7.51(d, J=7.7Hz, 1H)}を得た。
【0226】
[実施例110]
5’−クロロ−2’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、5−クロロ−2−シアノフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、73mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、5’−クロロ−2’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(12mg、12%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.38(brs, 1H), 8.63(d, J=2.0Hz, 1H), 8.52(s, 1H), 8.31-8.37(m, 2H), 8.10(dd, J=8.5,2.0Hz, 1H), 7.97(d, J=8.3Hz, 1H), 7.78(d, J=8.5Hz, 1H), 7.65-7.73(m, 2H),7.59(d, J=8.0Hz, 1H).
【0227】
[実施例111]
2’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、2−シアノフェニルボロン酸(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、59mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(2mg、1%)を得た。実施例111の化合物は、実施例112の化合物と同じ式を有する。LCMS分析によって、214nmのUVで測定したとき、材料が純度約94%であったことが示された。LRMS m/z 450.8(M+H
+).
【0228】
[実施例112及び113]
2’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸及び2’−カルバモイル−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Cの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。111mg、0.25mmol)を、2−シアノフェニルボロン酸(Aldrich Chemical Company,Inc.から入手可能、74mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、加水分解生成物を分取HPLCによって分離して、2’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(実施例112、48mg、43%){
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.25(br s, 1H),8.60(d, J=1.7Hz, 1H), 8.51(s, 1H), 8.30-8.37(m, 2H), 8.10(dd, J=8.4, 2.0Hz,1H), 7.91(d, J=7.5Hz, 1H), 7.73-7.81(m, 2H), 7.47-7.63(m, 3H)}及び2’−カルバモイル−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(実施例113、16mg、14%){
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.10(br s, 1H),8.46(s, 1H), 8.39(s, 1H), 8.33(s, 1H), 8.13-8.19(m, 1H), 8.09(d, J=8.3Hz, 1H),7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.53-7.62(m, 2H), 7.46(t, J=5.7Hz, 2H), 7.26-7.35(m, 2H),7.19(d, J=6.2Hz, 1H)}を得た。実施例112の化合物は、実施例111の化合物と同じ式を有する。実施例113の化合物は、実施例81の化合物と同じ式を有する。
【0229】
[実施例114]
3’−クロロ−4’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、3−クロロ−4−シアノフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、73mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、3’−クロロ−4’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(42mg、43%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.40(brs, 1H) 8.44-8.55(m, 2H), 8.34(d, J=1.8Hz, 1H), 8.28(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H),8.07-8.13(m, 1H), 8.05(d, J=8.0Hz, 1H), 7.81(d, J=1.3Hz, 1H), 7.77(d, J=8.1Hz,1H), 7.61(d, J=8.0Hz, 1H), 7.56(dd, J=8.0, 1.5Hz, 1H).
【0230】
[実施例115]
4’−クロロ−3’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、4−クロロ−3−シアノフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、73mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4’−クロロ−3’−シアノ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(18mg、19%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.35(brs, 1H), 8.44-8.51(m, 2H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.28(dd, J=8.0, 1.8Hz, 1H),8.09(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H), 8.06(d, J=2.3Hz, 1H), 7.82(d, J=8.5Hz, 1H), 7.77(d,J=8.5Hz, 1H), 7.74(dd, J=8.5, 2.3Hz, 1H), 7.61(d, J=8.0Hz, 1H).
【0231】
[実施例116]
3’−アセチル−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、3−アセチルフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、66mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、3’−アセチル−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(21mg、23%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ8.48(s,1H), 8.40(d, J=1.8Hz, 1H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.25(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H),8.10(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H), 8.00(d, J=7.8Hz, 1H), 7.96(s, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz,1H), 7.55-7.71(m, 3H), 2.63(s, 3H).
【0232】
[実施例117]
2’−アセチル−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、2−アセチルフェニルボロン酸(ASDI Incorporatedから入手可能、66mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−アセチル−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(14mg、15%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ12.97(brs, 1H), 8.44-8.50(m, 2H), 8.34(d, J=1.8Hz, 1H), 8.20(dd, J=7.9, 1.9Hz, 1H),8.09(dd, J=8.3, 2.0Hz, 1H), 7.81-7.88(m, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H),7.55-7.64(m, 1H), 7.45-7.54(m, 1H), 7.34(d, J=8.0Hz, 1H), 7.19-7.28(m, 1H),6.52(s, 1H), 2.32(s, 3H).
【0233】
[実施例118]
5’−アセチル−2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる)と5−アセチル−2−クロロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能)から、並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aを使用して、5’−アセチル−2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸を(2ステップでの)収率7%で調製した。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.14(s,1H), 8.58(d, J=1.9Hz, 1H), 8.50(s, 1H), 8.30-8.38(m, 2H), 8.10(dd, J=8.4,2.0Hz, 1H), 7.98(dd, J=8.3, 2.1Hz, 1H), 7.90(d, J=2.1Hz, 1H), 7.78(d, J=8.5Hz,1H), 7.69(d, J=8.5Hz, 1H), 7.51(d, J=8.1Hz, 1H), 2.62(s, 3H).
【0234】
[実施例119]
2−(2−アセチル−チオフェン−3−イル)−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、2−アセチル−3−チエニルボロン酸(Aldrich Chemical Company, Inc.から入手可能、68mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2−(2−アセチル−チオフェン−3−イル)−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸(19mg、20%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.12(brs, 1H), 8.52(d, J=1.8Hz, 1H), 8.49(s, 1H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.25(dd,J=8.0, 2.0Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H), 7.94(d, J=5.0Hz, 1H), 7.77(d,J=8.3Hz, 1H), 7.52(d, J=8.0Hz, 1H), 7.10(d, J=5.0Hz, 1H), 2.08(s, 3H).
【0235】
[実施例120]
4’−アセチル−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、4−アセチルフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、66mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4’−アセチル−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(28mg、30%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm13.23(br s, 1H), 8.48(s, 1H), 8.40(d, J=1.5Hz, 1H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H),8.25(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H), 8.10(dd, J=8.3, 2.0Hz, 1H), 8.03(d, J=8.3Hz, 2H),7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.60(d, J=8.0Hz, 1H), 7.55(d, J=8.3Hz, 2H), 2.63(s, 3H).
【0236】
[実施例121]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−フルオロ−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Cの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;111mg、0.25mmol)を、4−シアノ−2−フルオロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、83mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−フルオロ−ビフェニル−2,4’−ジカルボン酸(49mg、40%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.27(brs, 1H), 8.53(d, J=1.8Hz, 1H), 8.50(s, 1H), 8.30-8.36(m, 2H), 8.10(dd, J=8.3,2.0Hz, 1H), 7.87(dd, J=7.9, 1.4Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.69(dd, J=10.4,1.4Hz, 1H), 7.55-7.62(m, 2H).
【0237】
[実施例122]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ホルミル−5’−メチル−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;89mg、0.2mmol)を、2−ホルミル−5−メチルフェニルボロン酸(Frontier Scientific, Inc.から入手可能、66mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ホルミル−5’−メチル−ビフェニル−2−カルボン酸(18mg、19%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.10(brs, 1H), 9.72(s, 1H), 8.52(d, J=1.8Hz, 1H), 8.49(s, 1H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H),8.26(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H), 8.10(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H), 7.83(d, J=8.0Hz, 1H),7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.49(d, J=8.0Hz, 1H), 7.41(d, J=8.0Hz, 1H), 7.17(s, 1H),2.43(s, 3H).
【0238】
[実施例123]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ホルミル−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;89mg、0.2mmol)を、2−ホルミルフェニルボロン酸(Frontier Scientific, Inc.から入手可能、60mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−ホルミル−ビフェニル−2−カルボン酸(45mg、49%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.11(br s, 1H), 9.80(br s, 1H), 8.54(s,1H), 8.49(s, 1H), 8.34(s, 1H), 8.27(d, J=7.8Hz, 1H), 8.10(d, J=8.5Hz, 1H),7.93(d, J=7.5Hz, 1H), 7.78(d, J=8.5Hz, 1H), 7.73(t, J=7.2Hz, 1H), 7.61(t,J=7.3Hz, 1H), 7.51(d, J=7.8Hz, 1H), 7.36(d, J=7.5Hz, 1H).
【0239】
[実施例124]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−フルオロ−2’−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;111mg、0.25mmol)を、4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)ベンゼンボロン酸(Frontier Scientific, Inc.から入手可能、87mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−フルオロ−2’−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−カルボン酸(4mg、3%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.14(brs, 1H), 8.58(s, 1H), 8.49(s, 1H), 8.34(d, J=1.9Hz, 1H), 8.26(d, J=6.6Hz, 1H),8.10(d, J=8.3Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.71(d, J=9.4Hz, 1H), 7.57(d,J=8.1Hz, 2H), 7.44(d, J=8.3Hz, 1H).
【0240】
[実施例125]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’,4’−ビス−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;111mg、0.25mmol)を、2,4−ビス(トリフルオロメチル)フェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、129mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’,4’−ビス−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−カルボン酸(7mg、5%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.17(brs, 1H), 8.62(s, 1H), 8.50(s, 1H), 8.27-8.37(m, 2H), 8.05-8.15(m, 3H), 7.77(d,J=8.3Hz, 1H), 7.64(d, J=7.9Hz, 1H), 7.48(d, J=8.1Hz, 1H).
【0241】
[実施例126]
2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−3’−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;111mg、0.25mmol)を、2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、112mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−3’−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−カルボン酸(3mg、2%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.22(brs, 1H), 8.58(br. s., 1H), 8.50(s, 1H), 8.27-8.36(m, 2H), 8.10(d, J=7.3Hz, 1H),7.87-7.93(m, 1H), 7.78(d, J=8.5Hz, 1H), 7.61-7.70(m, 2H), 7.47-7.53(m, 1H).
【0242】
[実施例127]
2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。111mg、0.25mmol)を、2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、100mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−カルボン酸(2mg、2%)を得た。LCMS分析によって、214nmのUVで測定したとき、材料が純度約100%であったことが示された。
【0243】
[実施例128]
2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−5’−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;111mg、0.25mmol)を、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、112mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−5’−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−カルボン酸(5mg、4%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.19(brs, 1H), 8.59(s, 1H), 8.50(s, 1H), 8.28-8.36(m, 2H), 8.10(d, J=8.5Hz, 1H),7.71-7.82(m, 4H), 7.52(d, J=8.1Hz, 1H).
【0244】
[実施例129]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−フルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;89mg、0.2mmol)を、4−フルオロフェニルボロン酸(Frontier Scientific, Inc.から入手可能、56mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−フルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸(63mg、71%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.18(br s, 1H), 8.46(s, 1H),8.35(d, J=8.5Hz, 2H), 8.22(d, J=8.0Hz, 1H), 8.09(d, J=8.3Hz, 1H), 7.73-7.81(m,1H), 7.56(d, J=8.0Hz, 1H), 7.40-7.48(m, 2H), 7.24-7.34(m, 2H).
【0245】
[実施例130]
2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−5’−フルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;111mg、0.25mmol)を、2−クロロ−5−フルオロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、87mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−5’−フルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸(12mg、10%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.14(brs, 1H), 8.55(d, J=1.7Hz, 1H), 8.49(s, 1H), 8.34(d, J=1.9Hz, 1H), 8.29(dd,J=8.1, 1.9Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.5, 2.1Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.56(dd,J=8.6, 5.7Hz, 1H), 7.48(d, J=8.1Hz, 1H), 7.30(d, J=8.7Hz, 2H).
【0246】
[実施例131]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’,5’−ジフルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;89mg、0.2mmol)を、2,5−ジフルオロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、63mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’,5’−ジフルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸(71mg、77%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.22(brs, 1H), 8.48-8.52(m, 2H), 8.34(s, 1H), 8.29(d, J=8.0Hz, 1H), 8.09(d, J=8.3Hz,1H), 7.75-7.79(m, 1H), 7.59(d, J=6.8Hz, 1H), 7.27-7.37(m, 3H).
【0247】
[実施例132]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’,4’−ジフルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Cの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;111mg、0.25mmol)を、2,4−ジフルオロフェニルボロン酸(Frontier Scientific, Inc.から入手可能、79mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’,4’−ジフルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸(19mg、17%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.17(brs, 1H), 8.46-8.52(m, 2H), 8.33(d, J=2.0Hz, 1H), 8.26-8.31(m, 1H), 8.09(dd,J=8.5, 2.0Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.55(d, J=8.0Hz, 1H), 7.44-7.52(m,1H), 7.27-7.36(m, 1H), 7.15-7.24(m, 1H).
【0248】
[実施例133]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’,3’,5’−トリフルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;89mg、0.2mmol)を、2,3,5−トリフルオロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、70mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’,3’,5’−トリフルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸(23mg、24%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.36(brs, 1H), 8.55(s, 1H), 8.50(s, 1H), 8.28-8.39(m, 2H), 8.10(d, J=8.3Hz, 1H),7.77(dd, J=8.4, 1.6Hz, 1H), 7.54-7.66(m, 2H), 7.22-7.28(m, 1H).
【0249】
[実施例134]
2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−フルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、2−クロロ−4−フルオロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、70mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−フルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸(8mg、8%)を得た。LCMS分析によって、214nmのUVで測定したとき、材料が純度93%であったことが示された。LRMS m/z 479.7(M+H
+).
【0250】
[実施例135]
4’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−フルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。89mg、0.2mmol)を、4−クロロ−2−フルオロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、70mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−フルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸(0.6mg、0.3%)を得た。2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる。111mg、0.25mmol)を4−クロロ−2−フルオロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、87mg、0.5mmol)と反応させたとき、並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Cの条件を使用しても、同じ化合物が調製された。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−フルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸(63.6mg、53%)を得た。第二のサンプルは、
1H NMR:(300MHz, DMSO-d
6)δ13.22(brs, 1H), 8.50(d, J=4.9Hz, 2H), 8.26-8.37(m, 2H), 8.09(d, J=8.3Hz, 1H), 7.77(d,J=8.5Hz, 1H), 7.37-7.60(m, 4H)を特徴とするものであった。
【0251】
[実施例136]
2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−6’−フルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;111mg、0.25mmol)を、2−クロロ−6−フルオロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、87mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−6’−フルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸(3mg、3%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.18(brs, 1H), 8.61(d, J=1.9Hz, 1H), 8.50(s, 1H), 8.28-8.38(m, 2H), 8.10(dd, J=8.4,2.0Hz, 1H), 7.78(d, J=8.5Hz, 1H), 7.39-7.57(m, 3H), 7.33(d, J=9.2Hz, 1H).
【0252】
[実施例137]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−フルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;89mg、0.2mmol)を、2−フルオロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、56mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−フルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸(30mg、34%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.11(br s, 1H), 8.48(s, 2H),8.34(s, 1H), 8.28(d, J=7.8Hz, 1H), 8.09(d, J=8.3Hz, 1H), 7.77(d, J=6.5Hz, 1H),7.56(d, J=6.5Hz, 1H), 7.39-7.48(m, 2H), 7.20-7.35(m, 2H).
【0253】
[実施例138]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’,3’−ジフルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;89mg、0.2mmol)を、2,3−ジフルオロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、63mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’,3’−ジフルオロ−ビフェニル−2−カルボン酸(64mg、69%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.26(brs, 1H), 8.52(s, 1H), 8.50(d, J=1.5Hz, 1H), 8.34(s, 1H), 8.31(d, J=8.0Hz, 1H),8.10(d, J=8.5Hz, 1H), 7.74-7.81(m, 1H), 7.59(d, J=8.0Hz, 1H), 7.42-7.53(m, 1H),7.19-7.36(m, 2H).
【0254】
[実施例139]
2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−6’−フルオロ−3’−メチル−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;111mg、0.25mmol)を、2−クロロ−4−メチルフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、94mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−6’−フルオロ−3’−メチル−ビフェニル−2−カルボン酸(4mg、3%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.14(br s, 1H), 8.60(s, 1H),8.50(s, 1H), 8.28-8.36(m, 2H), 8.10(d, J=8.1Hz, 1H), 7.77(d, J=8.3Hz, 1H),7.37-7.53(m, 2H), 7.16-7.27(m, 1H), 2.36(s, 3H).
【0255】
[実施例140]
2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−6’−フルオロ−5’−メチル−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;111mg、0.25mmol)を、2−クロロ−6−フルオロ−5−メチルフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、94mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−6’−フルオロ−5’−メチル−ビフェニル−2−カルボン酸(3mg、2%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.18(br s, 1H), 8.60(d, J=2.0Hz,1H), 8.48-8.56(m, 1H), 8.26-8.37(m, 2H), 8.10(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H), 7.78(d,J=8.5Hz, 1H), 7.49(d, J=7.8Hz, 1H), 7.27-7.39(m, 2H), 2.54(s, 8H).
【0256】
[実施例141]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−メチル−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;89mg、0.2mmol)を、2−メチルフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、54mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2’−メチル−ビフェニル−2−カルボン酸(63mg、72%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ12.92(br s, 1H), 8.46(d, J=4.8Hz,2H), 8.34(s, 1H), 8.22(d, J=8.0Hz, 1H), 8.09(d, J=8.5Hz, 1H), 7.77(d, J=8.3Hz,1H), 7.39(d, J=8.0Hz, 1H), 7.17-7.32(m, 3H), 7.09(d, J=7.0Hz, 1H), 2.08(s, 3H).
【0257】
[実施例142]
5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(4−メチル−チオフェン−3−イル)−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;89mg、0.2mmol)を、4−メチル−3−チオフェンボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、57mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−2−(4−メチル−チオフェン−3−イル)−安息香酸(49mg、55%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.04(brs, 1H), 8.47(s, 1H), 8.41(d, J=1.8Hz, 1H), 8.33(d, J=2.0Hz, 1H), 8.20(dd,J=8.0, 2.0Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.3, 2.0Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.45(d,J=8.0Hz, 1H), 7.35(d, J=3.3Hz, 1H), 7.13-7.26(m, 1H), 2.54(s, 3H).
【0258】
[実施例143]
2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−メチル−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;111mg、0.25mmol)を、2−クロロ−4−メチルフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、85mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−4’−メトキシ−ビフェニル−2−カルボン酸(6mg、5%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ12.99(brs, 1H), 8.49(d, J=7.7Hz, 2H), 8.33(s, 1H), 8.26(d, J=8.3Hz, 1H), 8.09(d,J=8.5Hz, 1H), 7.77(d, J=8.3Hz, 1H), 7.42(d, J=8.1Hz, 1H), 7.35(s, 1H), 7.23(s,2H), 2.37(s, 3H).
【0259】
[実施例144]
2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−5’−メチル−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Cの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;111mg、0.25mmol)を、2−クロロ−5−メチルフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、85mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−5’−メチル−ビフェニル−2−カルボン酸(59mg、50%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.00(brs, 3H), 8.51(d, J=2.0Hz, 1H), 8.48(s, 1H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.27(dd,J=8.0, 2.0Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H), 7.77(d, J=8.1Hz, 1H), 7.44(d,J=8.0Hz, 1H), 7.38(d, J=8.0Hz, 1H), 7.19-7.24(m, 1H), 7.18(s, 1H), 2.34(s, 3H).
【0260】
[実施例145]
2−(2−クロロ−チオフェン−3−イル)−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;89mg、0.2mmol)を、2−クロロチオフェン−3−ボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、65mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2−(2−クロロ−チオフェン−3−イル)−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸(42mg、45%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.18(brs, 1H), 8.44-8.56(m, 2H), 8.33(d, J=2.0Hz, 1H), 8.26(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H),8.09(dd, J=8.3, 2.0Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.45-7.61(m, 2H), 7.08(d,J=5.5Hz, 1H)
【0261】
[実施例146]
2−(3−クロロ−チオフェン−2−イル)−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Cの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;111mg、0.25mmol)を、3−クロロチオフェン−2−ボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、81mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2−(3−クロロ−チオフェン−2−イル)−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸(14mg、12%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.23(brs, 1H), 8.50(s, 1H), 8.47(d, J=2.0Hz, 1H), 8.33(d, J=2.0Hz, 1H), 8.27(dd,J=8.0, 2.0Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.5, 2.0Hz, 1H), 7.74-7.81(m, 2H), 7.60(d,J=8.0Hz, 1H), 7.15(d, J=5.3Hz, 1H), 7.15(d, J=5.3Hz, 3H).
【0262】
[実施例147]
4’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;63mg、0.2mmol)を、4−クロロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、56mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、4’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(27mg、29%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ8.47(s,1H), 8.37(s, 1H), 8.33(s, 1H), 8.22(d, J=8.0Hz, 1H), 8.09(d, J=8.5Hz, 1H),7.76(d, J=8.5Hz, 1H), 7.56(d, J=8.0Hz, 1H), 7.51(d, J=6.8Hz, 2H), 7.42(d,J=6.8Hz, 2H).
【0263】
[実施例148]
2’,5’−ジクロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;89mg、0.2mmol)を、2,5−ジクロロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、76mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’,5’−ジクロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(32mg、32%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.18(brs, 1H), 8.56(s, 1H), 8.50(s, 1H), 8.34(s, 1H), 8.29(d, J=8.0Hz, 1H), 8.10(d,J=8.5Hz, 1H), 7.77(d, J=7.3Hz, 1H), 7.54-7.57(m, 1H), 7.49(s, 1H), 7.47(s, 2H).
【0264】
[実施例149]
2’,3’,5’−トリクロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;111mg、0.25mmol)を、2,3,5−トリクロロフェニルボロン酸(Alfa Aesarから入手可能、113mg、0.5mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’,3’,5’−トリクロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(2.5mg、2%)を得た。
1H NMR(300MHz, DMSO-d
6)δ13.27(brs, 1H), 8.58(d, J=1.9Hz, 1H), 8.50(s, 1H), 8.34(d, J=2.1Hz, 1H), 8.30(d,J=7.9Hz, 1H), 8.10(dd, J=8.4, 2.0Hz, 1H), 8.00(d, J=2.4Hz, 1H), 7.88(d,J=2.4Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.64(d, J=2.4Hz, 1H), 7.47-7.53(m, 1H).
【0265】
[実施例150]
2’,4’−ジクロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;89mg、0.2mmol)を、2,4−ジクロロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、76mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’,4’−ジクロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(65mg、65%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.15(brs, 1H), 8.55(s, 1H), 8.49(s, 1H), 8.34(s, 1H), 8.29(d, J=7.8Hz, 1H), 8.09(d,J=8.5Hz, 1H), 7.78(d, J=8.3Hz, 1H), 7.70(s, 1H), 7.51(d, J=8.0Hz, 1H), 7.46(d,J=8.0Hz, 1H), 7.36-7.43(m, 1H).
【0266】
[実施例151]
4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
メチル2−ブロモ−5−(4−(3,4−ジクロロフェニル)チアゾール−2−イル)ベンゾエート(177mg、0.4mmol)をCH
2Cl
2に溶かし、Na
2CO
3水溶液で洗浄した。有機層を乾燥させ(MgSO
4)、濾過し、蒸発にかけた。ジオキサン(2mL)を、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(37mg、0.032mmol)、3M K
2CO
3水溶液(267μL、0.8mmol)、及びフェニルボロン酸(ASDI Incorporatedから入手可能、97.5mg、0.8mmol)と共に加えた。バイアルを排気し、窒素で満たし、次いで混合物を100℃で20時間加熱した。混合物を、0〜15%の酢酸エチル/ヘキサンを溶離液として使用するISCO Combiflashシステムで精製した。生成物に関して均質な画分を蒸発にかけ、得られる材料をTHF(2mL)に溶解させた。1M NaOH(2mL)水溶液を加え、混合物を60℃で終夜加熱した。1M HCl水溶液を加えてpHをおよそ2とし、混合物をEtOAcで4回抽出した。有機層を合わせてブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、蒸発にかけ、並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Aにおいて概略を述べた条件を使用しての分取HPLCによって精製して、4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(33mg、20%)を黄色の固体として得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δppm8.45(s, 1H), 8.32(d, J=1.6Hz, 2H), 8.20(dd, J=8.2, 2.0Hz, 1H), 8.07(dd, J=8.2,2.0Hz, 1H), 7.74(d, J=8.6Hz, 1H), 7.55(d, J=8.2Hz, 1H), 7.35-7.48(m, 5H).
【0267】
[実施例152]
2’,3’−ジクロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;89mg、0.2mmol)を、2,3−ジクロロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、76mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’,3’−ジクロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(19mg、19%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.13(brs, 1H), 8.56(d, J=1.8Hz, 1H), 8.49(s, 1H), 8.34(d, J=2.0Hz, 1H), 8.29(dd,J=7.9, 1.9Hz, 1H), 8.09(dd, J=8.3, 2.0Hz, 1H), 7.77(d, J=8.5Hz, 1H), 7.66(dd,J=8.0, 1.5Hz, 1H), 7.47(d, J=8.0Hz, 1H), 7.43(t, J=7.8Hz, 1H), 7.33(dd, J=7.7,1.4Hz, 1H).
【0268】
[実施例153]
2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸
並行方式での鈴木カップリングと加水分解の一般手順Bの条件を使用して、2−ブロモ−5−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−安息香酸メチルエステル(中間体6について記載したとおりに調製できる;89mg、0.2mmol)を、2−クロロフェニルボロン酸(Combi−Blocks Inc.から入手可能、63mg、0.4mmol)と反応させた。得られるエステルを加水分解し、酸を精製して、2’−クロロ−4−[4−(3,4−ジクロロ−フェニル)−チアゾール−2−イル]−ビフェニル−2−カルボン酸(23mg、25%)を得た。
1H NMR(400MHz, DMSO-d
6)δ13.04(brs, 1H), 8.53(s, 1H), 8.49(s, 1H), 8.34(s, 1H), 8.28(d, J=8.0Hz, 1H), 8.09(d,J=8.5Hz, 1H), 7.78(d, J=8.5Hz, 1H), 7.33-7.56(m, 5H).
【0269】
[実施例154]
本発明の化合物のin vitro試験:ヒトeIF4E/4G結合アッセイ
C末端Hisタグを有するヒトeIF4E(aa28〜217)(HH−eIF4E)を、大腸菌(E.coli)において封入体に発現させた。タンパク質を8M尿素で可溶化し、ニッケルを装入したHisTrap HPカラム(GE Healthcare)を使用して変性条件下で精製した。6M尿素、20mM Hepes pH7.0、500mM NaCl、1mM DTT、1mM EDTA、及び0.5Mアルギニン・HClでおよそ0.25mg/mLに希釈し、次いで、尿素を含まない同じ緩衝液に対して終夜透析することにより、タンパク質を再び折り畳んだ。タンパク質を、20mM Hepes pH6.5、50mM NaCl、1mM EDTA、及び1mM DTTに対してさらに透析し、濾過し、次いでHitrap SPセファロースFFカラム(GE Healthcare)を使用して濃縮した。タンパク質を20mM Hepes pH7.0、500mM NaCl、5mM DTT、及び10%グリセロールに対して透析し、使用するまで−80℃で貯蔵した。試験化合物(1.6mM DMSO保存液)をDMSOに段階的に3倍希釈した。化合物溶液を、アッセイ緩衝液(50mMリン酸ナトリウム、pH6.5、50mM KCl、1mM DTT、及び0.5mg/mLのγ−グロブリン)に4倍希釈した。1ウェルあたり6マイクロリットルの化合物溶液及び1ウェルあたり12マイクロリットルの187.5nM HH−eIF4Eアッセイ緩衝液溶液を、384ウェルポリプロピレンマイクロプレート(Matrix Technologies Corp.)に加えた。1ウェルあたり12マイクロリットルの187.5nMビオチン標識4G2ペプチド(Ac−Lys−Gln−Tyr−Asp−Arg−Glu−Phe−Leu−Leu−Asp−Phe−Gln−Phe−Met−Pro−Lys(Aha−Bio)−NH2 1:2TFA)アッセイ緩衝液溶液を加えた。サンプルを室温で20分間インキュベートした。次いで、1ウェルあたり6マイクロリットルの4.8nM Eu−ストレプトアビジン(Columbia Biosciences)及び48nMアロフィコシアニン抗His抗体(Columbia Biosciences)アッセイ緩衝液(DTTなし)溶液を加え、サンプルを室温で30分間インキュベートした。EnVision Reader(PerkinElmer Life and Analytical Sciences)において665nmでの発光蛍光を読むことにより、アッセイシグナルをモニターした。Condoseoソフトウェア(Genedata AG)を使用してIC50値を算出した。
【0270】
本発明の化合物のeIF4Eアンタゴニストとしての活性についてのin vitro試験の結果を以下の表に示す。