【実施例】
【0050】
以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
下記表に示す配合の、水中油型乳化組成物を調製した。
【0051】
[調製方法]
A:成分(1)〜(4)を75℃に加温し、ディスパーミキサーにて4000rpmで3分間攪拌する。
B:成分(5)〜(15)を75℃に加温し、Aに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。
C:成分(16)、(17)を室温にて混合攪拌したものを、Bに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。なおここで成分(17)は一部残しておく。
D:残りの成分(17)及び成分(18)〜(23)をCに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌して、水中油型乳化組成物を得た。
【0052】
[評価方法]
50℃の恒温槽に一ヶ月保管したものと、室温にて一ヶ月保管した実施例及び比較例について、専門家により、目視観察にて乳化状態及び変色について、下記にしたがって判定を行った。
【0053】
乳化状態
◎:全く変化無し
○:わずかに変化が見られるが問題ないレベルである
△:分離がやや見られ品質上問題となる
×:分離がかなり見られる
変色
◎:全く変化無し
○:わずかに変化が見られるが問題ないレベルである
△:変色がやや見られ品質上問題となる
×:変色がかなり見られる
【0054】
【表1】
【0055】
表の結果より、実施例のものは、50℃1ヶ月後においても、乳化状態及び外観性状(変色)においても特に問題とならないものであった。一方、本発明の成分のいずれかを含んでいない比較例1〜4においては、いずれも分離がかなり見られ、また比較例3以外は、変色もかなり見られるものであった。
【0056】
実施例9:乳液
(成分) (%)
1.水添大豆リン脂質 0.2
2.1,3−ブチレングリコール 8.0
3.グリセリン 8.0
4.ベヘニルアルコール 0.2
5.ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.2
6.セタノール 1.0
7.バチルアルコール 0.6
8.ポリオキシエチレン(20)フィトステロール(HLB15.5) 0.3
9.精製水 30.0
10.パルミチン酸アスコルビルリン酸3ナトリウム 0.2
11.チオ硫酸ナトリウム 0.03
12.クエン酸3Na 0.1
13.リン酸1水素Na 適量
14.精製水 残量
15.エデト酸二ナトリウム 0.02
16.ダイズエキス 0.5
【0057】
(製造方法)
A:成分1〜3を75℃に加温し、ディスパーミキサーにて4000rpmで3分間攪拌する。
B:成分4〜8を75℃に加温し、Aに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。
C:成分9、10を室温にて混合攪拌したものを、Bに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。
D:成分11〜16をCに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌し乳液を得た。
【0058】
実施例9の乳液は、50℃一ヶ月後の乳化状態及び外観性状(変色)のいずれも問題ないものであった。
【0059】
実施例10:不織布含浸タイプパック料
(成分) (%)
1.水添大豆リン脂質 2.0
2.プロピレングリコール 10.0
3.ジグリセリン 8.0
4.ステアリルアルコール 0.2
5.セタノール 0.2
6.ポリオキシエチレン(25)フィトスタノール(HLB14.5) 1.0
7.流動パラフィン 1.0
8.キミルアルコール 1.0
9.マイクロクリスタリンワックス 0.5
10.精製水 30.0
11.パルミチン酸アスコルビルリン酸3ナトリウム 4.0
12.ピロ亜硫酸ナトリウム 0.03
13.クエン酸3Na 0.1
14.リン酸1水素Na 適量
15.精製水 残量
16.エデト酸二ナトリウム 0.01
【0060】
(製造方法)
A:成分1〜3を75℃に加温し、ディスパーミキサーにて4000rpmで3分間攪拌する。
B:成分4〜9を75℃に加温し、Aに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。
C:成分10、11を室温にて混合攪拌したものを、Bに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。
D:成分12〜16をCに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌した原液を、不織布に含浸させ、不織布含浸タイプパック料を得た。
【0061】
実施例10の不織布含浸タイプパック料は、50℃一ヶ月後の乳化状態及び外観性状(変色)のいずれも問題ないものであった。
【0062】
実施例11:美容液
(成分) (%)
1.水添大豆リン脂質 0.2
2.1,3−ブチレングリコール 8.0
3.グリセリン 8.0
4.ベヘニルアルコール 0.2
5.コノール 5.0
6.バチルアルコール 0.08
7.ポリオキシエチレン(20)フィトステロール(HLB15.5) 0.3
8.スクワラン 1.0
9.ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 0.5
10.精製水 30.0
11.パルミチン酸アスコルビルリン酸3ナトリウム 0.04
12.クララエキス 1.0
12.クエン酸 0.1
13.クエン酸ナトリウム 0.2
14.エデト酸二ナトリウム 0.03
15.SIMULGEL EG(注1) 1.0
16.ピロ亜硫酸ナトリウム 0.0005
(注1)アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体(SEPPIC)
【0063】
(製造方法)
A:成分1〜3を75℃に加温し、ディスパーミキサーにて4000rpmで3分間攪拌する。
B:成分4〜9を75℃に加温し、Aに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。
C:成分10、11を室温にて混合攪拌したものを、Bに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。
D:成分12〜17をCに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌し美容液を得た。
【0064】
実施例11の美容液は、50℃一ヶ月後の乳化状態及び外観性状(変色)のいずれも問題ないものであった。
【0065】
実施例12:美容液
(成分) (%)
1.水添大豆リン脂質 4.0
2.1,3−ブチレングリコール 8.0
3.グリセリン 8.0
4.ベヘニルアルコール 0.2
5.ポリオキシエチレン(20)フィトステロール(HLB15.5) 0.3
6.セタノール 5.0
7.キミルアルコール 1.5
8.流動パラフィン 0.7
9.ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 0.5
10.コエンザイムQ10 0.01
11.精製水 30.0
12.パルミチン酸アスコルビルリン酸3ナトリウム 5
13.アルブチン 3.0
14.クエン酸 0.1
15.クエン酸ナトリウム 0.2
16.チオ硫酸ナトリウム 0.03
17.エデト酸二ナトリウム 1.0
18.カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.3
19.精製水 残量
【0066】
(製造方法)
A:成分1〜3を75℃に加温し、ディスパーミキサーにて4000rpmで3分間攪拌する。
B:成分4〜10を75℃に加温し、Aに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。
C:成分11、12を室温にて混合攪拌したものを、Bに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。
D:成分13〜19をCに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌し美容液を得た。
【0067】
実施例12の美容液は、50℃一ヶ月後の乳化状態及び外観性状(変色)のいずれも問題ないものであった。
【0068】
実施例13:美容液
(成分) (%)
1.水添大豆リゾリン脂質 0.3
2.1,2−ペンタンジオール 8.0
3.グリセリン 8.0
4.ステアリルアルコール 0.2
5.ポリオキシエチレン(20)フィトステロール(HLB15.5) 0.3
6.セトステアリルアルコール 5.0
7.バチルアルコール 0.1
8.植物性スクワラン 0.7
9.2−エチルヘキサン酸トリグリセリル 0.5
10.アスタキサンチン 0.01
11.精製水 30.0
12.パルミチン酸アスコルビルリン酸3ナトリウム 5
13.ハマメリスエキス 3.0
14.クエン酸 0.1
15.クエン酸ナトリウム 0.2
16.チオ硫酸ナトリウム 0.001
17.エデト酸二ナトリウム 0.1
18.ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.3
19.精製水 残量
【0069】
A:成分1〜3を75℃に加温し、ディスパーミキサーにて4000rpmで3分間攪拌する。
B:成分4〜10を75℃に加温し、Aに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。
C:成分11、12を室温にて混合攪拌したものを、Bに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。
D:成分13〜19をCに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌し美容液を得た。
【0070】
実施例13の美容液は、50℃一ヶ月後の乳化状態及び外観性状(変色)のいずれも問題ないものであった。
【0071】
実施例14:クリーム
(成分) (%)
1.水添大豆リン脂質 2.0
2.プロピレングリコール 10.0
3.ジグリセリン 8.0
4.ステアリルアルコール 0.2
5.セタノール 0.2
6.ポリオキシエチレン(25)フィトスタノール(HLB14.5) 1.5
7.流動パラフィン 2.0
8.ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) 2.0
9.ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル) 1.0
10.キミルアルコール 1.0
11.マイクロクリスタリンワックス 5.0
12.精製水 30.0
13.パルミチン酸アスコルビルリン酸3ナトリウム 3.0
14.ピロ亜硫酸ナトリウム 0.03
15.クエン酸3Na 0.1
16.リン酸1水素Na 適量
17.精製水 残量
18.エデト酸二ナトリウム 0.01
19.トラネキサム酸 2.0
20.ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
21.キサンタンガム 0.5
【0072】
(製造方法)
A:成分1〜3を75℃に加温し、ディスパーミキサーにて4000rpmで3分間攪拌する。
B:成分4〜11を75℃に加温し、Aに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。
C:成分12、13を室温にて混合攪拌したものを、Bに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。
D:成分14〜21をCに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌しクリームを得た。
【0073】
実施例14のクリームは、50℃一ヶ月後の乳化状態及び外観性状(変色)のいずれも問題ないものであった。
【0074】
実施例15:乳液
(成分) (%)
1.水添大豆リン脂質 3.0
2.プロピレングリコール 12.0
3.ジグリセリン 9.0
4.ステアリルアルコール 0.2
5.セタノール 0.2
6.ポリオキシエチレン(25)フィトスタノール(HLB14.5) 1.5
7.スクワラン 2.0
8.ジメチコン 0.5
9.エチルヘキサン酸セチル 1.0
10.バチルアルコール 1.5
11.キャンデリラワックス 1.0
12.精製水 30.0
13.パルミチン酸アスコルビルリン酸3ナトリウム 3.0
14.ピロ亜硫酸ナトリウム 0.02
15.クエン酸3Na 0.1
16.リン酸1水素Na 適量
17.精製水 残量
18.エデト酸二ナトリウム 0.02
19.L−アスコルビン酸2−グルコシド 2.0
20.水酸化ナトリウム 0.25
21.キサンタンガム 0.5
22.水溶性コラーゲン 0.005
【0075】
(製造方法)
A:成分1〜3を75℃に加温し、ディスパーミキサーにて4000rpmで3分間攪拌する。
B:成分4〜11を75℃に加温し、Aに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。
C:成分12、13を室温にて混合攪拌したものを、Bに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。
D:成分14〜22をCに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌し乳液を得た。
【0076】
実施例15の乳液は、50℃一ヶ月後の乳化状態及び外観性状(変色)のいずれも問題ないものであった。
【0077】
実施例16:日中用美容液
(成分) (%)
1.水添大豆リン脂質 1.0
2.プロピレングリコール 8.0
3.ジグリセリン 7.0
4.ベヘニルアルコール 0.2
5.セタノール 0.3
6.ポリオキシエチレン(20)フィトステロール(HLB15.5) 1.5
7.サリチル酸オクチル 1.0
8.メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 8.0
9.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 1.0
10.ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン 1.0
11.t−ブチルメトキシジベンゾイルメタン 0.5
12.オクチルトリアゾン 0.5
13.オクトクリレン 1.0
14.ポリシリコーン−15 1.0
15.キミルアルコール 0.8
16.精製水 30.0
17.パルミチン酸アスコルビルリン酸3ナトリウム 3.0
18.ピロ亜硫酸ナトリウム 0.0003
19.クエン酸3Na 0.1
20.リン酸1水素Na 適量
21.精製水 残量
22.エデト酸二ナトリウム 0.03
23.メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール 0.5
24.デシルグルコシド 0.075
25.プロピレングリコール 0.004
26.キサンタンガム 0.7
27.フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 1.0
28.トリエタノールアミン 0.6
【0078】
(製造方法)
A:成分1〜3を75℃に加温し、ディスパーミキサーにて4000rpmで3分間攪拌する。
B:成分4〜15を75℃に加温し、Aに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。
C:成分16、17を室温にて混合攪拌したものを、Bに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌する。
D:成分18〜28をCに添加してディスパーミキサーにて4000rpm、3分間攪拌しクリームを得た。
【0079】
実施例16の日中用美容液は、50℃一ヶ月後の乳化状態及び外観性状(変色)のいずれも問題ないものであった。