特許第6010799号(P6010799)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6010799
(24)【登録日】2016年9月30日
(45)【発行日】2016年10月19日
(54)【発明の名称】板パネル壁施工方法
(51)【国際特許分類】
   E04B 2/02 20060101AFI20161006BHJP
   E04B 1/10 20060101ALI20161006BHJP
   E04B 1/26 20060101ALI20161006BHJP
【FI】
   E04B2/02 A
   E04B1/10 C
   E04B1/26 A
【請求項の数】1
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-30435(P2016-30435)
(22)【出願日】2016年2月2日
【審査請求日】2016年2月2日
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、実施許諾の用意がある。
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】500267756
【氏名又は名称】株式会社けんちくや前長
(72)【発明者】
【氏名】前澤 昌弘
【審査官】 河内 悠
(56)【参考文献】
【文献】 実開平04−100712(JP,U)
【文献】 特開2000−192574(JP,A)
【文献】 特開2002−194839(JP,A)
【文献】 実開平05−012511(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04B 2/02
E04B 1/10
E04B 1/26
E04B 2/56
E04B 2/74
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
土台部材と、当該土台部材に対向した上方に設けられる桁部材と、前記土台部材に下端が固定され前記桁部材に上端が固定されるとともに間隔を隔てて設けられる複数の柱と、前記土台部材の前記桁部材側に当該土台部材に沿って所定幅の土台部受け材と、前記桁部材の前記土台部材側に当該桁部材に沿って所定幅の桁部受け材と、を形成し、前記複数の柱の互いに対向する柱側の一端部には切欠き部が設けられ、
長手方向に平行面の両縁部と長手方向に直角面の両端部と、当該一方の縁部に長手方向に沿う凸条部と、当該他方の縁部に本体長手方向に沿う凹条部と、を有する板材が、一方の板材の凸条部と他方の板材の凹条部とが係合された状態で複数接合連結されており、当該接合連結された複数の各板材の片側表面に、一方の縁部から他方の縁部に向かって直角な方向に沿った所定深さの溝が複数箇所に所定間隔で設けられており、当該溝に棒材が挿入されて当該板材同士が固接されている板パネルであって
当該板パネルの土台部材と並行に沿う縁部は直角に形成され、両端部、及び桁部材と並行に沿う縁部には当該板パネルの厚み方向に向かう所定の傾斜部を設けられ、
当該板パネルの一方の縁部を土台部材に沿って且つ当該板パネルの他方の縁部を桁部材に沿って、当該板パネルの各々の端部を各々の前記柱の切欠き部に嵌め込み、当該板パネルを、前記受け材と前記柱の切欠き部とに所定の固着手段により固着することを特徴とする板パネル壁施工方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、板パネル壁施工方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の建物の壁構造として、例えば、土台部材及び桁部材に間隔を隔てて設けられる複数の柱と、互いに隣接する柱間に設けられる木製の板壁とを備え、板壁を、複数の木製の板単体を順次接合させて構成するとともに、板単体の上下いずれか一方の縁部に長手方向に沿う凸条を形成し、上下いずれか他方の縁部に隣接する板単体の凸条が係合する長手方向に沿う凹条を形成し、板単体を凸条と凹条とを係合させて順次接合させて構成し、板壁の列設された複数の各板単体に、縁部に直角な幅方向に沿う貫通孔を所定間隔で複数形成し、この貫通孔に棒材を挿入して板単体同士を連結したものがある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−192574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の技術は、土台部材に間隔を隔てて設けられた柱の間に、列設された複数の各板単体に、縁部に直角な幅方向に沿う貫通孔を所定間隔で複数形成して、この貫通孔に棒材を挿入して板単体同士を連結し、木製の板壁を形成するものである。
【0005】
従って、建築現場に置いて、列設された複数の各板単体に、縁部に直角な幅方向に沿う貫通孔を所定間隔で複数形成し、この貫通孔に棒材を挿入して板単体同士を連結して、木製の板壁を形成することになるので、現場での組立作業時間が長くなり、また複雑な作業も必要になる。さらに、組立作業でのばらつきが発生することにより、板壁の強度が低下してしまうことがある。
【0006】
また、上記作業により、間隔を隔てて設けられた柱の間に木製の板壁を形成した後に、柱及び板壁に桁部材を嵌め込むことにより、壁の施工が完了する。
【0007】
従って、現場での施工作業時間が長くなり、また複雑な作業も必要になる。さらに、板壁の組立ばらつきにより、板壁と桁部材との嵌め込み精度が低下し、板壁全体の強度が低下してしまうことがある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための、本発明の第1の実施態様に係わる板パネル壁施工方法は、土台部材と、当該土台部材に対向した上方に設けられる桁部材と、前記土台部材に下端が固定され前記桁部材に上端が固定されるとともに間隔を隔てて設けられる複数の柱と、前記土台部材の前記桁部材側に当該土台部材に沿って所定幅の土台部受け材と、前記桁部材の前記土台部材側に当該桁部材に沿って所定幅の桁部受け材と、を形成し、前記複数の柱の互いに対向する柱側の一端部には切欠き部が設けられ
【0009】
長手方向に平行面の両縁部と長手方向に直角面の両端部と、当該一方の縁部に長手方向に沿う凸条部と、当該他方の縁部に本体長手方向に沿う凹条部と、を有する板材が、一方の板材の凸条部と他方の板材の凹条部とが係合された状態で複数接合連結されており、
当該接合連結された複数の各板材の片側表面に、一方の縁部から他方の縁部に向かって直角な方向に沿った所定深さの溝が複数箇所に所定間隔で設けられており、当該溝に棒材が挿入されて当該板材同士が固接されている板パネルであって
【0010】
当該当該板パネルの土台部材と並行に沿う縁部は直角に形成され、両端部、及び桁部材と並行に沿う縁部には当該板パネルの厚み方向に向かう所定の傾斜部が設けられ、当該板パネルの一方の縁部を土台部材に沿って且つ当該板パネルの他方の縁部を桁部材に沿って、当該板パネルの各々の端部を各々の前記柱の切欠き部に嵌め込み、当該板パネルを、前記受け材と前記柱の切欠き部とに所定の固着手段により固着することを特徴とするものである
【発明の効果】
【0011】
本発明の第1の実施態様に係わる板パネル壁施工方法は、柱、土台部材、桁部材、受材で囲まれた軸組を形成し、板パネルを、板パネルの一方の縁部を土台部材に沿って且つ板パネルの他方の縁部を桁部材に沿って、板パネルの各々の端部を各々の柱の切欠き部に嵌め込む
【0012】
これにより、板パネルを、板パネルの一方の縁部を土台部材に沿って且つ板パネルの他方の縁部を桁部材に沿って、板パネルの各々の端部を各々の柱の切欠き部に嵌め込むので、寸法精度を確保しつつ、板パネルに即応して複数の柱の施工精度を生み出すと共に、複数の柱と土台部材、または桁部材とを直角に保持することができる。即ち、建方時の柱の垂直補正に大いに役立つことができる
【0013】
一方、板パネルは、接合連結された複数の各板材の片側表面に、一方の縁部から他方の縁部に向かって直角な方向に沿った所定深さの溝が複数箇所に所定間隔で設けられており、当該溝に棒材が挿入されて当該板材同士が固接されている。
【0014】
これにより、複数の均一の形状及び寸法の板材が接合連結され、片側表面に、直角な方向に沿った溝が設けられ、当該溝に棒材が挿入されているので、板パネル自体の強度を確保することができる。また、工場等において、前もって板パネルを一括して製造することができるので、建築現場においての板パネルを組み立てる作業は不要となる。
【0015】
また、板パネルは、柱、土台部材、桁部材、受材で囲まれた軸組へ、一方から嵌め込むことができるので、作業も簡単になり、かつ施工性も向上することができる。
【0016】
さらに、当該板パネルの土台部材と並行に沿う縁部は直角に形成され、両端部、及び桁部材と並行に沿う縁部には当該板パネルの厚み方向に向かう所定の傾斜部が設けられ、
当該板パネルの一方の縁部を土台部材に沿って且つ当該板パネルの他方の縁部を桁部材に沿って、当該板パネルの各々の端部を各々の前記柱の切欠き部に嵌め込み、当該板パネルを、前記受け材と前記柱の切欠き部とに所定の固着手段により固着する。
【0017】
これにより、板パネル施工時において、土台部材と並行に沿う他方の縁部は直角に形成しているので、板パネルを軸組内へ嵌め込む際に、土台部材に縁部を合わせこむことにより、水平基準を確保しつつ、板パネルを高い精度での軸組内へ嵌め込むことができる。
【0018】
また、板パネルの両端部、及び桁部材と並行に沿う縁部に設けられた傾斜部が、柱及び桁部材とのクリアランスとなり、嵌め込み作業の安定化が図ることができる。さらに、板パネルの両端部、及び桁部材と並行に沿う縁部に設けられた傾斜部は、柱切欠き出隅及び桁部材の土台部材に対向する面に隙間なく接地できるので、板パネルと軸組が一体化し構造的に強度を増加することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】 板パネル壁施工分解図
図2】 板パネル壁施工姿図
図3】 平屋建てにおける板パネル壁施工姿図の例
図4】 板パネル棒材(たとえば縦桟)納まり詳細図
図5】 板パネル壁施工水平断面図
図6】 板パネル壁施工垂直断面図
図7】 板パネル壁施工手順図 1
図8】 板パネル壁施工手順図 2
図9】 板パネル壁施工手順図 3
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明の板パネルの一実施例である、建物の壁を構成する板パネルに関して、その一実施例に係る板パネルの構造及び建物の施工方法について、以下図1乃至図9に沿って説明する。
【0021】
建物の壁は、図1に示す通り、建物の基礎(図示せず)に設けられる土台部材1と、土台1に対向した上部に設けられた桁部材2と、土台部材1と桁部材2をつなぐとともに、一定の間隔に建てられる複数の柱3と、お互いに隣り合った柱3同士と土台部材1、桁部材2に囲まれた枠内に納まって固定される板パネル5と、この板パネル5を固定する為に土台部材1、桁部材2にそれぞれ設置される受材4とを用いて構成する。
【0022】
図1、2、4に示すとおり、板パネル5は、一方の縁部54aに長手方向に沿う凸条部56と、他方の縁部54bに本体長手方向に沿う凹条部57と、を有する板材50が、一方の板材50の凸条部56と他方の板材50の凹条部57とが係合された状態で複数接合連結されている。
【0023】
また、接合連結された複数の各板材50の片側表面に、一方の縁部52から他方の縁部51に向かって直角な方向に沿った所定深さの溝58が複数箇所に所定間隔で設けられており、溝58に棒材(たとえば縦残)55が挿入されて板材50同士が固接されている。
【0024】
これにより、複数の均一の形状及び寸法の板材50が複数接合連結され、片側表面に、直角な方向に沿った溝58が設けられ、溝58に棒材(たとえば縦残)55が挿入されているので、板パネル5自体の強度を確保することができる。
【0025】
また、板パネル5は、事前に工場等において製造することができるので、図3で示す建築現場に搬入し、建築現場において建物の壁として各所定箇所に直接設置することができる。従って、建築現場においての板パネル5を組み立てる作業は不要となる。
【0026】
なお、本実施例では、板パネル5の連結された複数の各板材50の片側表面に形成する溝58は2本とし、一方の縁部52から他方の縁部51に向かって直角な方向に沿って設けている。また、当該溝58の板パネル端部53からの離縁距離は、板材50の巾と同程度とすることが、より望ましい。
【0027】
これにより、複数の各板材50の連結を強固なものとしつつ、板パネル5全体の強度を確保することができる。また、板パネル5を組み立てる作業が簡単になり、かつ作業時間も短くすることができる。
【0028】
また、組み込む棒材(たとえば縦残)55の巾と厚みに等しいコの字シャクリ加工(欠き取り)を施して、所定深さの溝58を形成し、一方の縁部52から他方の縁部51にまたがる寸法の棒材(たとえば縦残)55を溝58に埋め込み固定する。
【0029】
これにより、複数の各板材50の連結を強固なものとしつつ、板パネル5全体の強度を確保することができる。また、板パネル5の表面を平坦にすることができる。
【0030】
本発明の板パネル5に係る建物の壁構造の施工方法について説明する。説明を簡単にするために、柱3を2本とした壁の構造を、図7から図9に示す施工工程図を用いて説明する。
【0031】
まず、図7に示すように設置された土台部材1の上方桁部材2と対向する面12に設けられた土台ほぞ穴11に、一方の柱3の土台部材1に納まるほぞ31を挿入し、一方の柱3を建て、上方の桁部材2の土台部材1に対向する面22に設けられた桁ほぞ穴21に、他方の柱3の桁部材2に納まるほぞ31を挿入し、軸組を形成する。
【0032】
なお、図7(並びに図1)に示すように、互いに隣接する柱3の該柱3同士が相対する一方の角を、柱3の長手方向に沿って、板パネル5の端部淵59が柱3の切欠き出隅33と揃うような切欠き部32を設けている。
【0033】
つぎに、図8(並びに図1)に示すように、土台部材1及び桁部材2の互いに対面する面各々に矩形断面柱状部材の受材4を設け、柱3の切欠き部32におけるパネル接地面35と矩形断面柱状部材の受材4のパネル接地面41とを段差なく固定する。
【0034】
また、図8に示すように、柱3の土台部材1、桁部材2との接合部34を、所定の固着手段により固着した後、複数の柱3間において、土台部材1と桁部材2のそれぞれ対向する面12,22に受材4を所定の固着手段により固着する。このとき、柱3のパネル接地面35と受材4のパネル接地面41とが、段差ないように施工する。
【0035】
次に、図9に示すように板パネル5の土台部材1と並行に沿う縁部51を、土台部材1の桁部材2に対向する面12に置き、柱3の切欠き部32に沿うように引き起こし、当該板パネル5の各々の端部53から桁部材2と並行に沿う縁部52へと、土台部材1、桁部材2、柱3で囲まれた軸組内へ、柱3と受材4のそれぞれのパネル接地面35、41と当該板パネル5とを隙間なく嵌め込み、受材4と柱3の切欠き部32とに所定の固着手段により固着する。
【0036】
これにより、板パネル5を、板パネル5の一方の縁部51を土台部材1に沿って且つ板パネル5の他方の縁部52を桁部材2に沿って、板パネル5の各々の端部53を各々の柱3の切欠き部32に嵌め込むので、寸法精度を確保しつつ、板パネル5に即応して複数の柱3の施工精度を生み出すと共に、複数の柱3と土台部材1、または桁部材2とを直角に保持することができる。即ち、建方時の柱3の垂直補正に大いに役立つことができる。
【0037】
また、板パネル5は、柱3、土台部材1、桁部材2、受材4で囲まれた軸組へ、一方から嵌め込むことができるので、作業も簡単になり、かつ施工性も向上することができる。
【0038】
なお、図5で示すように板パネル端部53の形状は、棒材(たとえば縦残)55を埋め込んだ側の端部淵59を基準とし、板パネル5の厚み方向に向かう所定の傾斜をつけてカットしている。また、図6で示すように板パネル5の桁部材2と並行に沿う縁部52も傾斜をつけてカットしている。但し、土台部材1と並行に沿う縁部51は直角に形成されている。
【0039】
これにより、板パネル5の施工時において、板パネルの両方の端部53と一方の縁部52とに設けた傾斜が、柱3及び桁部材2とのクリアランスとなり、嵌め込み作業の安定化が図ることができる。
【0040】
また、板パネルの両方の端部53と一方の縁部52とに設けた傾斜は、柱切欠き出隅33及び桁部材2の土台部材1に対向する面に隙間なく接地できるので、板パネル5と軸組が一体化し構造的に強度を増加することができる。
【0041】
さらに、土台部材1と並行に沿う他方の縁部51は直角に形成しているので、板パネル5を軸組内へ嵌め込む際に、土台部材1に他方の縁部51を合わせこむことにより、水平基準を確保しつつ、板パネル5を高い精度での軸組内へ嵌め込むことができる。
【符号の説明】
【0042】
1 土台部材
2 桁部材
3 柱
4 受材
5 板パネル
11 土台ほぞ穴
12 土台部材の桁部材に対向する面
21 桁ほぞ穴
22 桁部材の土台部材に対向する面
31 ほぞ
32 柱の切欠き部
33 柱の切欠き出隅
34 接合部
35 柱のパネル接地面
41 受材のパネル接地面
50 板材
51 板パネルの土台部材と並行に沿う縁部
52 板パネルの桁部材と並行に沿う縁部
53 板パネル端部
54 板パネル縁部
55 棒材(たとえば縦桟)
56 凸条部
57 凹条部
58 溝
59 端部淵
【要約】
【課題】 建築現場で木製の板壁等を形成する際に、現場での施工作業時間が長くなり、また複雑な作業も必要になる。さらに、板壁の組立ばらつきにより、板壁と桁部材との嵌め込み精度が低下し、板壁全体の強度が低下してしまうことがある。
【解決手段】 板壁になる板パネルを、接合連結された複数の各板材の片側表面に、一方の縁部から他方の縁部に向かって直角な方向に沿った所定深さの溝が複数箇所に所定間隔で設けられており、当該溝に棒材が挿入されて当該板材同士が固接されているものとした。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9