(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の方式では、一定期間待機する時間と、テストパターンによるテスト時間の両方が終了しないと通常伝送状態にならず、確実にリンク確立したと把握できる時間が長くなるという欠点がある。
【0006】
本発明の目的は、リンク確立用の情報を互いに並行して相手装置に送信する構成と比べて、短時間にリンク確立を終えることが可能な送受信システム及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下の送受信システム及びプログラムを提供する。
【0008】
[1]
データの送信に先だって第1のリンク確立用の情報を複数の第1の伝送路を介してシリアルに送信する第1の送信手段を有する第1の送受信装置と、
データの送信に先だって第2のリンク確立用の情報を第2の伝送路を介して前記第1の送受信装置にシリアルに送信する第2の送信手段、前記複数の第1の伝送路に対応して設けられ、前記第1の送受信装置の前記第1の送信手段から送信された前記
第1のリンク確立用の情報に基づいて対応する前記第1の伝送路のリンクを確立する複数のリンク確立手段、及び前記複数のリンク確立手段により前記複数の第1の伝送路の全てのリンクが確立したとき、前記第2の送信手段から前記
第2のリンク確立用の情報を送信させて前記第1の送受信装置に前記第2の伝送路のリンクを確立させる制御手段を有する第2の送受信装置とを備えた送受信システム。
【0009】
[2]前記第1の伝送路の数と前記第2の伝送路の数とが異なる前記[1]に記載の送受信システム。
【0010】
[3]前記第1及び第2の伝送路は、光信号を伝送する光伝送路であり、前記第1の送受信装置の前記第1の送信手段は、前記
第1のリンク確立用の情報の送信に先立って前記
第1のリンク確立用の情報の送信時よりも単位時間当たりの光量が少ない光信号により前記
第1のリンク確立用の情報とは異なる確認用の情報を前記複数の第1の伝送路を介してシリアルに送信する複数の光送信部と、前記第2の送受信装置から前記第2の伝送路を介してシリアルに送信された光信号を受信する光受信部とを備え、前記第2の送受信装置の前記第2の送信手段は、前記
第2のリンク確立用の情報の送信に先立って前記
第2のリンク確立用の情報の送信時よりも単位時間当たりの光量が少ない光信号により前記
第2のリンク確立用の情報とは異なる確認用の情報を前記第2の伝送路を介してシリアルに送信する光送信部と、前記第1の送受信装置から前記複数の第1の伝送路を介してシリアルに送信された光信号を受信する複数の光受信部とを備えた[1]又は[2]に記載の送受信システム。
【0011】
[4]第1の送受信装置のコンピュータに、
データの送信に先だって第1のリンク確立用の情報を複数の第1の伝送路を介してシリアルに送信する第1の送信手段として機能させ、第2の送受信装置のコンピュータに、
データの送信に先だって第2のリンク確立用の情報を第2の伝送路を介して前記第1の送受信装置にシリアルに送信する第2の送信手段と、前記複数の第1の伝送路に対応して設けられ、前記第1の送受信装置の前記第1の送信手段から送信された前記
第1のリンク確立用の情報に基づいて対応する前記第1の伝送路のリンクを確立する複数のリンク確立手段と、前記複数のリンク確立手段により前記複数の第1の伝送路の全てのリンクが確立したとき、前記第2の送信手段から前記
第2のリンク確立用の情報を送信させて前記第1の送受信装置に前記第2の伝送路のリンクを確立させる制御手段として機能させるためのプログラム。
【発明の効果】
【0012】
請求項1、2、4に係る発明によれば、リンク確立用の情報を互いに並行して相手装置に送信する構成と比べて、短時間にリンク確立を終えることが可能になる。
請求項3に係る発明によれば、高出力の光信号を連続的に出力する場合と比べて、安全性が高まる。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
【0015】
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る送受信システムの構成例を示すブロック図である。この送受信システム1は、第1の送受信装置2と第2の送受信装置4とを、情報をシリアルに送受信するための伝送路3により接続したものである。伝送路3は、第1レーン31、第2レーン32及び第3レーン33から構成されている。ここで、第1レーン31及び第2レーン32は、複数の第1の伝送路に対応し、第3レーン33は、第2の伝送路に対応する。
【0016】
(第1の送受信装置の構成)
第1の送受信装置2は、入出力制御部21と、パケット制御部22と、リンク制御部23と、第1レーン31及び第2レーン32に対応して設けられたビット変換部24A、24Bと、第3レーン33に対応して設けられたビット逆変換部)25と、第1レーン31及び第2レーン32に対応して設けられたパラレル/シリアル変換部(P/S)26A、26Bと、第3レーン33に対応して設けられたシリアル/パラレル変換部(S/P)27とを備える。なお、パラレル/シリアル変換部26A、26Bは、リンク確立用の情報を送信する第1の送信手段の一例である。シリアル/パラレル変換部27は、リンク確立用の情報を受信する受信手段、及び第3レーン33のリンクを確立するリンク確立手段の一例である。
【0017】
(第2の送受信装置の構成)
第2の送受信装置4は、第1レーン31及び第2レーン32に対応して設けられたシリアル/パラレル変換部(S/P)41A、41Bと、第3レーン33に対応して設けられたパラレル/シリアル変換部(P/S)42と、第1レーン31及び第2レーン32に対応して設けられたビット逆変換部43A、43Bと、第3レーン33に対応して設けられたビット変換部44と、リンク制御部45と、パケット制御部46と、入出力制御部47とを備える。シリアル/パラレル変換部41A、41Bは、リンク確立用の情報を受信する受信手段、及び第1レーン31、第2レーン32のリンクを確立するリンク確立手段の一例である。パラレル/シリアル変換部42は、リンク確立用の情報を送信する第2の送信手段の一例である。
【0018】
(伝送路)
第1の送受信装置2は、本実施の形態では、第2の送受信装置4よりも相手装置に送信する伝送量が多くなっているため、第1レーン31及び第2レーン32は、第1の送受信装置2から第2の送受信装置4への伝送用(下り方向用)となっており、第3レーン33は、第2の送受信装置4から第1の送受信装置2への伝送用(上り方向用)となっている。したがって、第1の送受信装置2は、例えば、図示しない再生装置で再生した画像情報を第1レーン31及び第2レーン32を介して第2の送受信装置4に送信する。第2の送受信装置4は、第1の送受信装置2から送信された画像情報を、例えば図示しない映像表示装置に出力し、ステータス情報を第3レーン33を介して第1の送受信装置2に送信する。
【0019】
伝送路3は、電気信号を伝送する電気ケーブルや、光信号を伝送する光ケーブルを用いることができる。本実施の形態では、電気ケーブルを用いる。伝送路3を構成する各レーン31、32、33は、2本の線により構成され、差動信号が伝送される差動線路でもよい。なお、伝送路3のレーン数は本実施の形態に限定されず、上り方向用と下り方向用のレーン数が同一でもよく、下り方向用のレーン数が上り方向用のレーン数よりも多くてもよい。
【0020】
(第1及び第2の送受信装置の各部の構成)
第1の送受信装置2の入出力制御部21は、例えば、再生装置との間でデータの授受を行う。第2の送受信装置4の入出力制御部47は、例えば、映像表示装置との間でデータの授受を行う。
【0021】
第1の送受信装置2のパケット制御部22は、第1の送受信装置2から第2の送受信装置4に向かうデータの方向(下り方向)については、シリアルデータ転送を行うためのデータのパケット化を行い、第2の送受信装置4から第1の送受信装置2に向かうデータの方向(上り方向)については、パケットデータからデータの抽出を行う。第2の送受信装置4のパケット制御部46は、下り方向については、パケットデータからデータの抽出を行い、上り方向については、シリアルデータ転送を行うためのデータのパケット化を行う。
【0022】
第1の送受信装置2のリンク制御部23は、電源ON時にパラレル/シリアル変換部26A、26B及びシリアル/パラレル変換部27に対する初期設定を行い、第1及び第2の送受信装置2、4間においてシリアル伝送を行う際のリンク制御を行うものである。第2の送受信装置2のリンク制御部45は、電源ON時にシリアル/パラレル変換部41A、41B及びパラレル/シリアル変換部42に対する初期設定を行い、第1及び第2の送受信装置2、4間においてシリアル伝送を行う際のリンク制御を行うものである。リンク制御部23、45は、初期設定を行うときは、リンク制御のためのリンク確立用の情報を出力しないように構成されている。
【0023】
第1の送受信装置2のビット変換部24A、24B、及び第2の送受信装置4のビット変換部44は、後述する
図2に示すように、16ビットのうち上位8ビット、下位8ビットをそれぞれ10ビットに変換する8B10B変換を行う一対の8B10B変換部(8B10B)241、242を有している。第1の送受信装置2のビット逆変換部43A、43B、及び第2の送受信装置4のビット逆変換部25は、20ビットのうち上記10ビット、下位10ビットをそれぞれ8ビットに逆変換する10B8B変換を行う一対の10B8B変換部(10B8B)431、432を有している。8B10B変換は、伝送データが適度に0と1が含まれるようにDCバランス調整を行うものであり、8B10Bとして知れられる方式では、8ビットごとのデータの塊をあらかじめ決められた0と1の割合が50%に近い10ビットのデータに変換することによってDCバランスを調整している。
【0024】
第1の送受信装置2のパラレル/シリアル変換部26A、26B、及び第2の送受信装置4のパラレル/シリアル変換部42は、パラレルデータをシリアルデータに変換(P/S変換)するものであり、電源ON時の初期設定として信号波形の直流成分を減衰させるディエンファシス(de-emphasis)、信号波形の高周波成分を強調させるプリエンファシス(pre-emphasis)、差動電圧等を設定するためのレジスタを備えている。P/S変換及びS/P変換は、SERDES(Serialize Deserialize)と称されている。
【0025】
第1の送受信装置2のシリアル/パラレル変換部27、及び第2の送受信装置4のシリアル/パラレル変換部41A、41Bは、シリアルデータをパラレルデータに変換(S/P変換)するものであり、電源ON時の初期設定として伝送路3で生じた信号波形の劣化を補正するイコライザ(Equalizer)等を設定するためのレジスタを備えている。
【0026】
第1及び第2の送受信装置2、4の入出力制御部21、シリアル/パラレル変換部41A、41B等の構成部分は、それぞれ一部又は全部を再構成可能回路(FPGA:Field Programmable Gate Array)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、専用LSI(Large Scale Integration)等のハードウエア回路によって構成してもよい。また、第1及び第2の送受信装置2、4の入出力制御部21、シリアル/パラレル変換部41A、41B等の構成部分は、第1及び第2の送受信装置2、4における各コンピュータにおいてプログラムに従ってCPUが動作することで実現してもよい。
【0027】
(リンク確立)
ここで、リンク確立を
図2を参照し、第1レーン31及び第2レーン32のリンクを確立する場合について説明する。使用するSERDESによって、パラレル部のビット幅が10bit、20bit、36bit等のように幾つか選択できるものがある。例えば、16bitで使用するように設定した場合、ビット変換部24A、24Bでは、2つの8B10B変換部241、242を使用して16bitを20bit化した後、パラレル/シリアル変換部26A、26Bにより20bitを1bit化する。この場合は、20bitが1つの固まりとして扱われる。リンク確立を行う場合には、送信側からリンク確立用の情報としてK28.5(10bit)+D24.3(10bit)のデータを繰り返し送信してリンク確立の要求を行う。受信側では、シリアル/パラレル変換部41A、41Bにより1bitを10bit単位に分け
、ビット逆変換部43A、43Bの10B8B変換部431、432にて上位8bit、下位8bitに変換する。受信側のシリアル/パラレル変換部41A、41Bは、受信データとK28.5+D24.3のデータとを照合し、合致する位置(
図2の矢印で示す、先頭20bitと次の20bitとの境目)の頭出し(アライメント調整)を行って、合致した位置に基づいてデータの同期制御等を行ってリンクを確立する。
【0028】
なお、リンク確立用の情報としては、上記K28.5+D24.3に限られない。例えば、他のKコードや他のDコードを用いてもよく、KコードとDコードを入れ替えてD24.3+K28.5としてもよく、Kコード単独又はDコード単独でもよい。
【0029】
(第1の実施の形態の動作)
次に、第1の実施の形態の動作を
図3を参照し、
図4のフローチャートに従って説明する。
図3は、第1の実施の形態に係る第1及び第2の送受信装置間におけるリンク確立の動作の一例を示すタイミングチャートである。
図4(a)は、第1の実施に形態に係る第1の送受信装置の動作の一例を示すフローチャート、
図4(b)は、第1の実施の形態に係る第2の送受信装置の動作の一例を示すフローチャートである。
【0030】
第1の送受信装置2は、リセット解除信号によりリセットが解除された後(S11)、リンク制御部23は、パラレル/シリアル変換部26A、26Bにリンク確立用の情報、例えばK28.5+D24.3のデータの第1レーン31及び第2レーン32への出力を指示する(S12)。パラレル/シリアル変換部26A、26Bは、K28.5+D24.3のデータを繰り返して対応する第1レーン31及び第2レーン32を介して第2の送受信装置4に送信してリンク確立の要求を行う。
【0031】
第2の送受信装置4は、リセット解除信号によりリセットが解除された後(S21)、シリアル/パラレル変換部41A、41BがK28.5+D24.3のデータを受信すると、
図2を用いて説明したように、アライメント調整を行ってリンク確立を行う(S22:Yes、S23:Yes)。シリアル/パラレル変換部41Aは、第1レーン31のリンクが確立すると、リンクが確立した旨をリンク制御部45に通知し、シリアル/パラレル変換部41Bは、第2レーン32のリンクが確立すると、リンクが確立した旨をリンク制御部45に通知する。シリアル/パラレル変換部41A、41Bは、第1レーン31,第2レーン32のリンクが確立すると、アイドル状態となる。
【0032】
リンク制御部45は、シリアル/パラレル変換部41A、41Bの双方からリンクが確立した旨の通知を受けると、パラレル/シリアル変換部42にリンク確立用の情報、例えばK28.5+D24.3のデータの第3レーン33への出力を指示する。パラレル/シリアル変換部42は、K28.5+D24.3のデータを繰り返して第3レーン33を介して第1の送受信装置2に送信してリンク確立の要求を行う(S24)。
【0033】
第1の送受信装置2のシリアル/パラレル変換部27がK28.5+D24.3のデータを受信すると、アライメント調整を行ってリンク確立を行う(S13:Yes)。シリアル/パラレル変換部27は、第3レーン33のリンクが確立すると、リンクが確立した旨をリンク制御部23に通知する。シリアル/パラレル変換部27は、第3レーン33のリンクが確立すると、アイドル状態となる。リンク制御部23は、パラレル/シリアル変換部26A、26Bにリンク動作の終了の情報、例えばK30.7+D21.4のデータの第1レーン31及び第2レーン32への出力を指示する。パラレル/シリアル変換部26A、26Bは、K30.7+D21.4のデータを繰り返して対応する第1レーン31及び第2レーン32を介して第2の送受信装置4に送信した後(S14)、通常動作、すなわちデータ(画像情報)の送信に移行する(S15)。
【0034】
第2の送受信装置4のシリアル/パラレル変換部41A、41BがK30.7+D21.4のデータを受信すると、リンク動作が終了した旨をリンク制御部45に通知する。リンク制御部45は、シリアル/パラレル変換部41A、41Bの双方からリンク動作が終了した旨の通知を受けると(S25)、通常動作、すなわちデータ(画像情報)の受信に移行する(S26)。
【0035】
(電源投入差のある場合の第1例)
図5は、第1の送受信装置2が第2の送受信装置4よりも先に電源ONとなった場合のリンク確立の動作の一例を示すタイミングチャートである。第1の送受信装置2は、電源ON後にリンク制御部23がパラレル/シリアル変換部26A、26B、シリアル/パラレル変換部27に対して初期設定を行う。初期設定後は、
図3に示したように、リンク確立用の情報の送信等のリンク動作が行われる。この段階では、まだ第2の送受信装置4は電源ONとなっていないため、アライメント調整を行うことはできない。第2の送受信装置4が電源ONになると、リンク制御部45がシリアル/パラレル変換部41A、41B、パラレル/シリアル変換部42に対して初期設定を行う。初期設定後、
図3に示したように、アライメント調整等のリンク動作が行われる。
【0036】
図5に示す電源投入のタイミングにおいては、第2の送受信装置4の電源ON後は、
図3と同様の時間でリンク動作を終えることができる。
【0037】
(電源投入差のある場合の第2例)
図6は、第2の送受信装置4が第1の送受信装置2よりも先に電源ONとなった場合のリンク確立の動作の一例を示すタイミングチャートである。第2の送受信装置4は、電源ONになると、リンク制御部45がシリアル/パラレル変換部41A、41B、パラレル/シリアル変換部42に対して初期設定を行う。次に、第1の送受信装置2は、電源ONになると、リンク制御部23がパラレル/シリアル変換部26A、26B、シリアル/パラレル変換部27に対して初期設定を行う。初期設定後は、
図3に示したように、リンク確立用の情報の送信等のリンク動作が行われる。この段階では、第2の送受信装置4は既に電源ONとなっているため、
図3に示したように、アライメント調整等のリンク動作が行われる。
【0038】
図6に示す電源投入のタイミングにおいては、第1の送受信装置2の電源ON後は、
図3と同様の時間でリンク動作を終えることができる。
【0039】
(第1の実施の形態の効果)
第1の実施の形態によれば、リンク確立用の情報を互いに並行して第1及び第2の送受信装置2、4に送信する構成と比べて、短時間にリンク確立を終えることが可能になる。
【0040】
[第2の実施の形態]
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る送受信システムの構成例を示すブロック図である。第1の実施の形態は、伝送路3として電気ケーブルを用いたが、本実施の形態は、伝送路13として光ケーブルを用いたものである。この送受信システム1は、第1の実施の形態と同様に、第1の送受信装置2と、第1の送受信装置2に第1レーン31、第2レーン32及び第3レーン33からなる伝送路13を介して接続された第2の送受信装置4とを備えて概略構成されている。
【0041】
(第1の送受信装置の構成)
第1の送受信装置2は、第1の実施の形態と同様に、入出力制御部21、パケット制御部22、リンク制御部23、ビット変換部24A、24B、ビット逆変換部25、パラレル/シリアル変換部26A、26B及びシリアル/パラレル変換部27を備え、さらに本実施の形態では、第1レーン31及び第2レーン32に対応して設けられた光送信部28A、28Bと、第3レーン33に対応して設けられた光受信部29とを備える。
【0042】
光送信部28A、28Bは、レーザダイオード(LD)等の発光部と、発光部を駆動するLDドライバ等の駆動部とを備える。光受信部29は、フォトダイオード(PD)等の受光部と、受光部の出力信号を増幅する増幅部とを備える。
【0043】
リンク制御部23は、光信号が第2の送受信装置4に到達するか否かの確認用の情報を、第1レーン31及び第2レーン32へのリンク確認用の情報の送信に先立って、リンク確認用の情報の送信時よりも単位時間当たりの光量が少ない光信号、例えば間欠的に発光する光信号によりリンク確認用の情報とは異なる確認用の情報を送信するよう光送信部28A、28Bを制御する。第2の送受信装置4からリンク確認用の情報とは異なる確認用の情報が光信号として第1の送受信装置2に送信され、光受信部29がそれを検出すると、リンク制御部23は、連続的に発光する光信号によりリンク確立用の情報及びその後の情報を送信するよう光送信部28A、28Bを制御する。
【0044】
(第2の送受信装置の構成)
第2の送受信装置4は、第1の実施の形態と同様に、シリアル/パラレル変換部41A、41B、パラレル/シリアル変換部42、ビット逆変換部43A、43B、ビット変換部44、リンク制御部45、パケット制御部46及び入出力制御部47を備え、さらに本実施の形態では、第1レーン31及び第2レーン32に対応して設けられた光受信部48A、48Bと、第3レーン33に対応して設けられた光送信部49とを備える。
【0045】
光送信部49は、レーザダイオード(LD)等の発光部と、発光部を駆動するLDドライバ等の駆動部とを備える。光受信部48A、48Bは、フォトダイオード(PD)等の受光部と、受光部の出力信号を増幅する増幅部とを備える。
【0046】
リンク制御部45は、光信号が第1の送受信装置2に到達するか否かの確認用の情報を、第3レーン33へのリンク確認用の情報の送信に先立って、リンク確認用の情報の送信時よりも単位時間当たりの光量が少ない光信号、例えば間欠的に発光する光信号によりリンク確認用の情報とは異なる確認用の情報を送信するよう光送信部49を制御する。第1の送受信装置2からリンク確立用の情報が光信号として第2の送受信装置4に送信されると、リンク制御部45は、連続的に発光する光信号によりリンク確立用の情報、及びその後の情報を送信するよう光送信部49を制御する。
【0047】
(伝送路)
伝送路13は、光ケーブルとして、光ファイバや、複数のコアをクラッドで覆ったシート状光伝送媒体等を用いることができる。なお、伝送路として光信号と電気信号を伝送する光電気複合ケーブルを用いることも可能である。この場合も光信号を伝送する側には、上述したように光信号を送信する側に光送信部を設け、光信号を受信する側に光受信部を設ける。
【0048】
(第2の実施の形態の動作)
第
2の実施の形態の動作を
図8を参照して説明する。
図8は、第2の実施の形態に係る第1及び第2の送受信装置間におけるリンク確立の動作の一例を示すタイミングチャートである。
【0049】
第1の送受信装置2のリンク制御部23は、確認用の情報、例えばK28.0+D21.4のデータを間欠的に発光する光信号により送信するよう光送信部28A、28Bを制御する。光送信部28A、28Bは、K28.0+D21.4のデータを繰り返して対応する第1レーン31及び第2レーン32を介して第2の送受信装置4に送信する。
【0050】
第2の送受信装置4の光受信部48A、48Bが確認用の情報を検出すると(光検出完了)、確認用の情報を検出した旨をリンク制御部45に通知する。リンク制御部45は、確認用の情報、例えばK28.0+D21.4のデータを間欠的に発光する光信号により送信するよう光送信部49を制御する。光送信部49は、K28.0+D21.4のデータを繰り返して第3レーン33を介して第1の送受信装置2に送信する。
【0051】
第1の送受信装置2の光受信部29が確認用の情報を検出すると、確認用の情報を検出した旨をリンク制御部23に通知する。リンク制御部23は、パラレル/シリアル変換部26A、26Bにリンク確立用の情報の出力を指示する。また、リンク制御部23は、連続的に発光する光信号によりリンク確立用の情報及びその後の情報を送信するよう光送信部28A、28Bを制御する。その後は第1の送受信装置2において、第1の実施の形態と同様にリンク動作が行われる。
【0052】
第2の送受信装置4のリンク制御部45は、第1の送受信装置2からリンク確立用の情報が光信号として第2の送受信装置2に送信され、シリアル/パラレル変換部41A、41Bがリンク確立用の情報に基づいてリンクを確立すると、リンクが確立した旨をリンク制御部45に通知し、その後アイドル状態となる。リンク制御部45は、シリアル/パラレル変換部41A、41Bの双方からリンクが確立した旨の通知を受けると、リンク確立用の情報を連続的に発光する光信号により送信するようパラレル/シリアル変換部42及び光送信部49を制御する。光送信部49は、リンク確立用の情報を連続的に発光する光信号により第3レーン33を介して第1の送受信装置2に送信する。その後は第2の送受信装置4において、第1の実施の形態の同様に、リンク動作が行われる。
【0053】
(第2の実施の形態の効果)
第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加えて、リンク確立を行う前に確認用の情報を間欠的に発光する光信号により送信し、それに対する応答があってはじめて連続的に発光する光信号を送信しているので、高出力のレーザを連続的に出力する場合と比べて単位時間当たりの光量が少なくなり安全性が高まる。
【0054】
なお、第2の実施の形態において、光送信部及び光受信部の接続の有無に応じて電圧がHigh又はLowに変化する端子を設けておき、光送信部及び光受信部の接続の有無に応じて光伝送用のアルゴリズムと電気伝送用のアルゴリズムとを切り替えてもよい。
【0055】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々の変形、実施が可能である。
【0056】
また、例えば本発明の要旨を変更しない範囲内で、各実施の形態の構成要素の一部を省くことが可能であり、各実施の形態の構成要素を任意に組み合わせることが可能であり、各実施の形態のフローにおいて、ステップの追加、削除、変更、入替え等が可能である。また、上記実施の形態で用いたプログラムをCD−ROM等の記録媒体に記憶して提供することもできる。