技術分野
風洞の2箇所の空気吸入口から吸入した空気を、T字形状を成す風洞の中央に設けた空気排出口から排出する構成にしてT字形状を成す風洞の左右に設けた電力変換ユニットの冷却器の性能を最大限維持可能とする電力変換装置
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】電力変換ユニットの冷却器の冷却性能を最大限維持可能とする電力変換装置を提供する。
【解決手段】筐体内に設置され頂辺部と脚部とによりT字形状にされた風洞22と、風洞のT字脚部を挟んで筐体内に収納される複数の電力変換ユニット21,23とから成り、風洞22は、T字頂辺端部から空気を吸入する空気吸入口22aと、筐体の中央に位置し且つT字脚端部に配置される冷却ファン24と、冷却ファン24により吸引した空気を外部に排出する空気排出口22bと有し、複数の電力変換ユニット21,23は、風洞22のT字頂辺部内に突出する冷却フィン(不図示)をそれぞれ有するようにされている。
【選択図】図2
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1に示された従来技術では、進行方向によっては駆動されない冷却ファンが存在することになり、この駆動されない冷却ファンは通風圧力を高める方向に作用するため、冷却風量が減少するという課題があった。
また、特許文献1に示された従来技術では、冷却風を取り入れるために車両の進行方向の冷却ファンのみを動作させる制御を行う必要があるという課題があった。
そこで本発明の目的は、複数の空気吸入口を備える電力変換装置において、電力変換ユニットの冷却器の冷却性能を最大限維持可能とする電力変換装置を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、筐体内に設置され頂辺部と脚部とによりT字形状に形成された風洞と、該風洞のT字脚部を挟んで配置される複数の電力変換ユニットとを備える電力変換装置であって、
複数の電力変換ユニットの冷却フィンが前記風洞のT字頂辺部内に突出していることを特徴とする。
【発明の効果】
本発明の電力変換装置によれば、電力変換ユニットを、頂辺部と脚部とによりT字形状を成す風洞の脚部を挟んで左右に設けるようにしたので、電力変換ユニットの冷却器の性能を最大限維持することが可能となる。
言い換えれば、電力変換装置を収納する筐体を区分けするT字形状の風洞を設け、風洞のT字脚部を挟んで左右に設けた電力変換ユニットの冷却器の冷却フィンが風洞のT字頂辺部
内に突出するようにしたので、電力変換ユニットの冷却器から発せられる熱が他の電力変換ユニットの冷却性能に悪影響を与えないようにすることができる。
また本発明の電力変換装置によれば、T字形状を成す風洞の頂辺部と脚部との接合部に整流板を設けているので、車両に搭載した場合に、走行風が冷却風の邪魔をして電力変換ユニットの冷却器の冷却性能を弱めることが無く、走行中でも電力変換ユニットの冷却器の冷却性能を最大限維持可能となる。
さらに整流板の構造及び取付けを簡単な構造としたことで、組立工数やコストをかけずに電力変換ユニットの冷却器の冷却性能を最大限維持でき、また整流板を設置したことで筐体の剛性を強くできるため、振動・衝撃性能を向上させることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本発明の実施形態1に係る電力変換装置の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態1に係る電力変換装置の構成を説明する斜視図である。
【図3】本発明の実施形態1に係る電力変換装置の構成を説明する三面図である。
【図4】本発明の実施形態1に係る電力変換装置の構成を説明する断面図である。
【図5】本発明の実施形態2に係る電力変換装置の構成を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施形態2に係る電力変換装置の構成を説明する斜視図である。
【図7】本発明の実施形態2に係る電力変換装置の構成を説明する断面図である。
【図8】図3に示したA−Aから見た本発明の実施形態1に係る電力変換装置の平面断面図で、冷却風の流れを示す図である。
【図9】図8と同様、A−Aから見た本発明の実施形態2に係る電力変換装置の平面断面図で、整流板に伴う冷却風の流れを示す図である。
【図10】本発明の実施形態2に係る電力変換装置の平面断面図で、整流板に伴う冷却風及び走行風の流れを示す図である。
【図11】本発明の実施形態2に係る電力変換装置の整流板の構成例を示す図である。
【図12】特許文献1に示された半導体冷却装置の構成を示す図である。
20 電力変換装置
21 電力変換ユニット
22 風洞
23 電力変換ユニット
24 冷却ファン
25、25a〜25c 冷却フィン
26 整流板
27 走行風
28 冷却風
29 車両の進行方向
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