特許第6011766号(P6011766)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6011766
(24)【登録日】2016年9月30日
(45)【発行日】2016年10月19日
(54)【発明の名称】包装体検査方法及び包装体検査装置
(51)【国際特許分類】
   B65B 57/02 20060101AFI20161006BHJP
   B65D 75/20 20060101ALI20161006BHJP
   B65D 71/08 20060101ALI20161006BHJP
【FI】
   B65B57/02 F
   B65D75/20
   B65D71/08
【請求項の数】6
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-29782(P2012-29782)
(22)【出願日】2012年2月14日
(65)【公開番号】特開2013-166565(P2013-166565A)
(43)【公開日】2013年8月29日
【審査請求日】2015年2月4日
(73)【特許権者】
【識別番号】309007911
【氏名又は名称】サントリーホールディングス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100107308
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100126930
【弁理士】
【氏名又は名称】太田 隆司
(72)【発明者】
【氏名】安彦 敦夫
(72)【発明者】
【氏名】杉森 友彦
(72)【発明者】
【氏名】竹之下 和義
【審査官】 長谷川 一郎
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−106862(JP,A)
【文献】 特表2006−505466(JP,A)
【文献】 特開2003−146362(JP,A)
【文献】 特開2009−216633(JP,A)
【文献】 特開平10−101028(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65B 57/02
B65D 75/20
B65D 71/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数本の包装容器を並べた状態で、それらに一括で透明または半透明な帯状の樹脂フィルムを巻き付けて包み込み、
その樹脂フィルムの両端部同士を互いにオーバーラップさせて接合部を形成してある包装体に対し、
前記接合部のオーバーラップ状態を検査する包装体検査方法であって、
予め前記樹脂フィルムの両端部夫々に幅方向に沿った、互いに個別識別可能なマーカーを設けておき、
前記樹脂フィルムの両端部同士のオーバーラップ後に、前記接合部における一対の前記マーカー間の離間距離を計測し、
前記離間距離が所定距離以上の時に、オーバーラップ状態良好と判断する包装体検査方法。
【請求項2】
前記マーカー間の離間距離を、前記マーカーの長手方向の全ての箇所において計測し、前記離間距離が前記マーカーの長手方向の全ての箇所において所定距離以上の時に、オーバーラップ状態良好と判断する請求項に記載の包装体検査方法。
【請求項3】
前記樹脂フィルムの両端部に設けるマーカーの色を異ならせて個別識別可能にしてある請求項1又は2に記載の包装体検査方法。
【請求項4】
前記樹脂フィルムの一端部に第1マーカーを設けると共に、他端部に第2マーカーを設け、
接合部において前記第1マーカーよりも他端部側に第2マーカーが位置する時に、オーバーラップ状態良好と判断する請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装体検査方法。
【請求項5】
前記樹脂フィルムが熱収縮性樹脂フィルムであり、
前記複数本の包装容器に巻き付けた前記樹脂フィルムに熱風を当てて
前記接合部を熱融着により一体化してある請求項1〜のいずれか1項に記載の包装体検査方法。
【請求項6】
複数本の包装容器を並べた状態で、それらに一括で透明または半透明な帯状の樹脂フィルムを巻き付けて包み込み、前記樹脂フィルムの両端部同士を互いにオーバーラップさせて接合部を形成するラッピング装置を設け、
前記ラッピング装置により包装容器に前記樹脂フィルムを巻き付けた包装体に対し、
前記接合部のオーバーラップ状態を検査する包装体検査装置であって、
両端部夫々に幅方向に沿った、互いに個別識別可能なマーカーを設けてある前記樹脂フィルムを、前記ラッピング装置による包装容器包み込み後に、前記接合部における一対の前記マーカー間の離間距離を計測する計測装置を設け、
前記計測装置により計測した前記離間距離が所定距離以上の時に、オーバーラップ状態良好と判断する判別装置を設けてある包装体検査装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数本の包装容器を並べた状態で、それらに一括で透明または半透明な帯状の樹脂フィルムを巻き付けて包み込み、その樹脂フィルムの両端部同士を互いにオーバーラップさせて接合部を形成してある包装体に対し、前記接合部のオーバーラップ状態を検査する包装体検査方法、及び、包装体検査装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年複数本のペットボトルなどの包装容器を纏めて包装するのに、CO2排出量削減のために、段ボール箱に代えて樹脂フィルムで包み込んで包装体を形成することが行われつつある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−146362号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記包装体は、並べた複数本の包装容器に透明又は半透明な帯状の樹脂フィルムを巻き付けて包み込み、その樹脂フィルム両端部同士のオーバーラップ部に接合部を形成するのであるが、そのオーバーラップ状態を検査するのに人為的に目視観察する方法が採られるだけで、正確迅速に検査する適切な方法及び装置が見あたらなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、接合部のオーバーラップ状態を検査する適切な方法と装置を提供するところにある。
【0008】
本発明の一態様は、複数本の包装容器を並べた状態で、それらに一括で透明または半透明な帯状の樹脂フィルムを巻き付けて包み込み、その樹脂フィルムの両端部同士を互いにオーバーラップさせて接合部を形成してある包装体に対し、前記接合部のオーバーラップ状態を検査する包装体検査方法であって、予め前記樹脂フィルムの両端部夫々に幅方向に沿った、互いに個別識別可能なマーカーを設けておき、前記樹脂フィルムの両端部同士のオーバーラップ後に、前記接合部における一対の前記マーカー間の離間距離を計測し、前記離間距離が所定距離以上の時に、オーバーラップ状態良好と判断するところにある。
【0009】
上記態様によれば、樹脂フィルムの両端部夫々に設けたマーカー間の離間距離を計測することで、樹脂フィルムの両端部同士のオーバーラップ状態が一層把握し易く、そのオーバーラップ状態の程度に基づく接合部の強度を判断し易くなる。
従って、図3に示すように、前記離間距離が所定距離以上の時に、オーバーラップ状態良好と判断することで、樹脂フィルムによる複数本の包装容器の包装状態を確認して、包装体が流通工程でバラケてしまうようなトラブルを、極力防止できるようになった。
また、樹脂フィルム夫々の両端部に形成された一対のマーカー間の離間距離を計測するに当たって、特に複数本の包装容器に巻き付けた樹脂フィルムが透明な場合で、しかも、図5(a)に示すように、樹脂フィルムの両端がオーバーラップせずに離間している異常な場合と、通常通りオーバーラップしている場合との違いが判断しにくい時に、一対のマーカーを互いに個別識別可能に形成してあれば、図5(b)に示すように、マーカーの相対的な位置関係を判断することで、オーバーラップの有無を判断でき、確実に包装状態を判断して流通時のトラブルを防止でき易くなった。
【0010】
本発明の好適な一特徴構成は、前記マーカー間の離間距離を、前記マーカーの長手方向の全ての箇所において計測し、前記離間距離が前記マーカーの長手方向の全ての箇所において所定距離以上の時に、オーバーラップ状態良好と判断するところにある。
【0011】
上記特徴構成によれば、マーカー間の離間距離を、前記マーカーの長手方向の全ての箇所において計測することで、帯状の樹脂フィルムの全幅に亘ってオーバーラップ状態を判断できる。
従って、図4に示すように、離間距離が前記マーカーの長手方向の全ての箇所において所定距離以上の時に、オーバーラップ状態良好と判断することで、接合部における接合状態をより正確に判断し易く、樹脂フィルムによる包装体の信頼性を高めることができ易くなった。
【0014】
本発明の好適な一特徴構成は、前記樹脂フィルムの両端部に設けるマーカーの色を異ならせて個別識別可能にしてあるところにある。
【0015】
上記特徴構成によれば、前記樹脂フィルムの両端部に設けるマーカーの色を異ならせて個別識別可能にしてあることにより、簡単に一対のマーカーの個別識別ができ、オーバーラップの有無及びオーバーラップ量を判断できる。
【0016】
本発明の好適な一特徴構成は、前記樹脂フィルムの一端部に第1マーカーを設けると共に、他端部に第2マーカーを設け、接合部において前記第1マーカーよりも他端部側に第2マーカーが位置する時に、オーバーラップ状態良好と判断するところにある。
【0017】
上記特徴構成によれば、樹脂フィルム両端部が互いにオーバーラップしているか否かの判断を、接合部において前記第1マーカーよりも他端部側に第2マーカーが位置する時に、オーバーラップ状態良好と判断することで、確実にオーバーラップを確認できる。
【0018】
本発明の好適な一特徴構成は、前記樹脂フィルムが熱収縮性樹脂フィルムであり、前記複数本の包装容器に巻き付けた前記樹脂フィルムに熱風を当てて前記接合部を熱融着により一体化してあるところにある。
【0019】
上記特徴構成によれば、樹脂フィルムによる包装体を形成する上で、樹脂フィルムに熱風を当てて前記接合部を熱融着により一体化することにより、より簡単で短時間に一体化した流通に耐えることができる包装体を形成できる。
【0022】
本発明の他の態様は、複数本の包装容器を並べた状態で、それらに一括で透明または半透明な帯状の樹脂フィルムを巻き付けて包み込み、前記樹脂フィルムの両端部同士を互いにオーバーラップさせて接合部を形成するラッピング装置を設け、前記ラッピング装置により包装容器に前記樹脂フィルムを巻き付けた包装体に対し、前記接合部のオーバーラップ状態を検査する包装体検査装置であって、両端部夫々に幅方向に沿った、互いに個別識別可能なマーカーを設けてある前記樹脂フィルムを、前記ラッピング装置による包装容器包み込み後に、前記接合部における一対の前記マーカー間の離間距離を計測する計測装置を設け、前記計測装置により計測した前記離間距離が所定距離以上の時に、オーバーラップ状態良好と判断する判別装置を設けてあるところにある。
【0023】
本発明の上記態様によれば、両端部夫々に幅方向に沿ったマーカーを設けてある前記樹脂フィルムを使用して、包装容器の包み込みをラッピング装置により行わせて、計測装置により一対のマーカー間の離間距離を計測することで、樹脂フィルムが透明で認識しにくい材料であっても容易にオーバーラップ部の接合状態を把握し易くなる。しかも、計測装置により計測した離間距離が所定距離以上の時に、オーバーラップ状態良好と判断する判別装置を設けてあることにより、包装体の品質管理が容易で、自動的に行えるようになった。
また、樹脂フィルム夫々の両端部に形成された一対のマーカー間の離間距離を計測するに当たって、特に複数本の包装容器に巻き付けた樹脂フィルムが透明な場合で、しかも、図5(a)に示すように、樹脂フィルムの両端がオーバーラップせずに離間している異常な場合と、通常通りオーバーラップしている場合との違いが判断しにくい時に、一対のマーカーを互いに個別識別可能に形成してあれば、図5(b)に示すように、マーカーの相対的な位置関係を判断することで、オーバーラップの有無を判断でき、確実に包装状態を判断して流通時のトラブルを防止でき易くなった。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】ラッピング装置の全体斜視図である。
図2】ラッピング装置の作用説明図である。
図3】(a)は包装体に対する底面からの斜視図、(b)はオーバーラップ状態が大で良好な底面図、(c)はオーバーラップ状態が小で不良な底面図である。
図4】(a)はオーバーラップ状態の良好な包装体の底面図で、(b)はオーバーラップ状態の不良な包装体の底面図である。
図5】(a)は比較例の斜視図及び底面図、(b)は本実施形態の一つの斜視図及び底面図である。
図6】フィルム巻き付け不具合状態を示す包装体の底面図である。
図7】検査方法を示す包装体底面の説明図で、(a)は通常時の状態を示し、(b)はフィルム折れ曲がり時を示す。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1図3に示すように、複数本のポリエステル樹脂製の包装容器(PETボトル)1をコンベア2により搬送する搬送経路において、グルーピングさせて整列させる整列部3を設け、整列させた複数本の包装容器1に一括で透明または半透明な熱収縮性の帯状の樹脂フィルム(シュリンクフィルム)4を巻き付けて包み込むフィルム装着部5(図1図2)を設け、包装容器1に巻き付けたシュリンクフィルム4の両端部同士を、包装容器1の底部で互いにオーバーラップさせて、そのオーバーラップ部を下方からの吹き出し熱風により融着させて接合部6として一体化するシュリンクトンネル部7(図2)を設けてラッピング装置8を構成してある。
【0026】
前記ラッピング装置8の下手側には、包装容器1にシュリンクフィルム4を巻き付けた包装体9に対し、接合部6のオーバーラップ量が不十分な場合(図3(c))には、流通時にシュリンクフィルム4による包装状態が崩れ、複数本の包装容器1がバラケてバラバラになる崩壊状態になる虞があるために、接合部6のオーバーラップ状態を検査する包装体検査装置10を設けてある。
【0027】
前記包装体検査装置10は、両端部夫々に幅方向に沿ったライン状のマーカーMを設けてあるシュリンクフィルム4を、ラッピング装置8による包装容器1包み込み後に、照明装置18により包装容器1の底面側に光を当てながら、接合部6における一対のマーカーM間の離間距離を計測する計測装置11を設け、計測装置11により計測した離間距離が所定距離以上の時(図3(b))に、オーバーラップ状態良好と判断する判別装置を設けてある。
【0028】
前記計測装置11は、包装容器1の底面側を撮影して画像解析するカメラ等から成る撮像装置13を設け、撮像装置13からの画像データを基に、マーカーM間の離間距離を計測可能に構成してある。
【0029】
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
【0030】
〈1〉 樹脂フィルム4を巻き付ける包装容器1としては、PETボトルの例で説明したが、缶、瓶などが含まれるものである。
〈2〉 包装容器1に樹脂フィルム4を巻き付けて包装体9を形成するのに、その包装体9としては、ハーフトレイと称する段ボール製で底面部と低い側面部とからなるトレイ上に、複数の包装容器1を並べた状態で、そのハーフトレイごと複数の包装容器1を樹脂フィルム4で巻き付けて一体化したものや、パッドと称される段ボール製の1枚の板の上に、複数の包装容器1を並べた状態で、そのパッドごと複数の包装容器1を樹脂フィルム4で巻き付けて一体化したものも含むものである。
〈3〉 前記シュリンクフィルム4における接合部6は、互いにオーバーラップする樹脂フィルム同士を熱融着して一体化するものに代えて、ホットメルト接着剤により接着させて一体化するものであってもよい。
〈4〉 前記シュリンクフィルム4の両端に形成した一対のマーカーM間の離間距離を計測してオーバーラップ状態を判断する際に、図4(a),(b)に示すように、マーカーM同士が相対的に斜めになっている場合には、判別装置により、例えばマーカーM間の最小離間距離が設定値以上の場合(図4(a))を良好と判断できるようにしてあれば良い。
〈5〉 また、前記シュリンクフィルム4の両端に形成した一対のマーカーM間の離間距離を計測してオーバーラップ状態を判断する際に、図5(a)に示すように、特にシュリンクフィルム4が透明で認識しにくい場合、樹脂フィルムの両端がオーバーラップせずに離間している異常な場合(図5(a)右側の状態図)と、通常通りオーバーラップしている場合(図5(a)左側の状態図)との違いが判断しにくくなることがある。この場合、一対のマーカーMを互いに個別識別可能に形成する必要が出で来る。そこで例えば、一対のマーカーMを、図5(b)に示すように、互いに異なる色のラインにしたり、互いに異なった形状のマーカーMにする。そして、判別装置においては、樹脂フィルムの一端部に第1マーカーM1を設けると共に、他端部に第2マーカーM2を設け、接合部6において第1マーカーM1よりも他端部側に第2マーカーM2が位置する時(図5(b)左側の状態図)に、オーバーラップ状態良好と判断することで、オーバーラップ状態の正確な判断ができる。
〈6〉 シュリンクフィルム4の巻き付け不具合として、図6に示すように、フィルム折れ曲がり底部20がフィルム巻き付け時に発生すると、その折れ曲がり状態の大きさによっては、オーバーラップ状態不良になる場合があり、この場合には、第1の判別方法として、フィルムエッジ位置(XY両方向)の計測を行い、フィルム折れ曲がり程度を判断して設定値以上にフィルムエッジ位置がずれていた場合に不良と判断する。第2の判別方法としては、前記第1マーカーM1と第2マーカーM2の面積を計測し、それらの測定値が設定値以下の場合に、不良と判断する。第3の判別方法としては、図7(a)、(b)に示すように、図7(a)の通常時に比べて、図7(b)のフィルム折れ曲がり時に、第1マーカーM1と第2マーカーM2との間に設定した検査枠Aに、折り返したマーカーのラインが侵入した場合に不良と判断する。等の検査方法が考えられる。
〈7〉 前記包装体検査装置10の別実施形態として、シュリンクフィルム4に前記マーカーMを設けなくとも、前記接合部6に光を当てる照明装置18を設け、他部分との光の反射量の違いによって接合部6を識別しながら接合部6の面積を計測する計測装置11を設け、計測装置11により計測する接合部6の面積が所定量以上の時に、オーバーラップ状態良好と判断する判別装置を設けてあってもよい。
【0031】
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【符号の説明】
【0032】
1 包装容器
4 樹脂フィルム
6 接合部
11 計測装置
12 判別装置
18 照明装置
M マーカー
M1 第1マーカー
M2 第2マーカー
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7