(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6011801
(24)【登録日】2016年9月30日
(45)【発行日】2016年10月19日
(54)【発明の名称】電動工具
(51)【国際特許分類】
B25F 5/00 20060101AFI20161006BHJP
【FI】
B25F5/00 G
B25F5/00 A
【請求項の数】9
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-37079(P2013-37079)
(22)【出願日】2013年2月27日
(65)【公開番号】特開2014-161977(P2014-161977A)
(43)【公開日】2014年9月8日
【審査請求日】2015年9月30日
(73)【特許権者】
【識別番号】000005094
【氏名又は名称】日立工機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100079290
【弁理士】
【氏名又は名称】村井 隆
(74)【代理人】
【識別番号】100136375
【弁理士】
【氏名又は名称】村井 弘実
(72)【発明者】
【氏名】東海林 潤一
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 直樹
(72)【発明者】
【氏名】小川 五史
【審査官】
竹下 和志
(56)【参考文献】
【文献】
特開2013−834(JP,A)
【文献】
特開2013−828(JP,A)
【文献】
特開2006−340555(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B25F 1/00 − 5/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジングと、前記ハウジングに収容されたブラシレスモータと、前記ブラシレスモータの回転軸に取り付けられたファンと、前記ブラシレスモータの駆動制御用のスイッチング素子と、前記スイッチング素子が搭載された基板と、を備え、前記基板のスイッチング素子配置部に第1の貫通穴が設けられ、前記第1の貫通穴の一方の開口の一部が、前記スイッチング素子、又は前記スイッチング素子に接触する第1の放熱体に塞がれている、電動工具。
【請求項2】
前記基板に、前記スイッチング素子又は前記スイッチング素子に接触する第1の放熱体によって一方の開口が塞がれた第2の貫通穴が設けられている、請求項1に記載の電動工具。
【請求項3】
前記基板のスイッチング素子配置面の裏面に第2の放熱体が設けられ、前記第2の放熱体が、前記第1及び第2の貫通穴を通り、前記スイッチング素子又は前記第1の放熱体に2箇所で接触している、請求項2に記載の電動工具。
【請求項4】
ハウジングと、前記ハウジングに収容されたブラシレスモータと、前記ブラシレスモータの回転軸に取り付けられたファンと、前記ブラシレスモータの駆動制御用のスイッチング素子と、前記スイッチング素子が搭載された基板と、を備え、前記基板のスイッチング素子配置部に第1の貫通穴が設けられ、前記基板のスイッチング素子配置面の裏面に第2の放熱体が設けられ、前記第2の放熱体が、前記第1の貫通穴を通り、前記スイッチング素子、又は前記スイッチング素子に接触する第1の放熱体に接触している、電動工具。
【請求項5】
前記ハウジングに風窓が設けられ、前記第1の貫通穴は空気取入用であって前記風窓の近傍に設けられている、請求項1から4のいずれか一項に記載の電動工具。
【請求項6】
前記ハウジングの内面と前記ブラシレスモータの外周部との隙間に防風部が設けられている請求項1から5のいずれか一項に記載の電動工具。
【請求項7】
前記防風部は前記ハウジングの内面に設けられて前記隙間に突出するリブ又は凸部である請求項6に記載の電動工具。
【請求項8】
前記基板が前記ブラシレスモータの前後いずれかに配置され、前記ブラシレスモータの軸方向から見て前記第1の貫通穴が前記ブラシレスモータの隣り合う巻線スロット間に位置する又は延在する、請求項1から7のいずれか一項に記載の電動工具。
【請求項9】
前記スイッチング素子が面実装式である請求項1から8のいずれか一項に記載の電動工具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラシレスモータを駆動源とする電動工具に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ドリルやドライバなどの先端工具をモータによって回転駆動して所要の作業を行う電動工具において、ブラシレスモータが使用されるようになってきた。ブラシレスモータはブラシ(整流用刷子)とコンミテータ(整流子)を必要としないモータである。ブラシレスモータに駆動電力を供給するためには、FET等のスイッチング素子が必要となる。スイッチング素子は、ブラシレスモータ駆動用の大電流が流れて発熱する。このため、ブラシレスモータの回転軸にファンが具備され、このファンによって生成される気流でスイッチング素子を冷却することが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013−000831号公報(本出願人提案)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電動工具を連続的に高出力で使用すると、ブラシレスモータを駆動するためのスイッチング素子の発熱が大きくなる。スイッチング素子の冷却不足を確実に防止するためには、さらなる冷却効率の改善が望まれる。
【0005】
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、ブラシレスモータの駆動制御用のスイッチング素子を従来と比較して更に効率的に冷却することの可能な電動工具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様は、電動工具であり、ハウジングと、前記ハウジングに収容されたブラシレスモータと、前記ブラシレスモータの回転軸に取り付けられたファンと、前記ブラシレスモータの駆動制御用のスイッチング素子と、前記スイッチング素子が搭載された基板と、を備え、前記基板のスイッチング素子配置部に第1の貫通穴が設けられ
、前記第1の貫通穴の一方の開口の一部が、前記スイッチング素子、又は前記スイッチング素子に接触する第1の放熱体に塞がれている。
【0007】
前記基板に、前記スイッチング素子又は前記スイッチング素子に接触する第1の放熱体によって一方の開口が塞がれた第2の貫通穴が設けられてもよい。
【0008】
前記基板のスイッチング素子配置面の裏面に第2の放熱体が設けられ、前記第2の放熱体が、前記第1及び第2の貫通穴を通り、前記スイッチング素子又は前記第1の放熱体に2箇所で接触してもよい。
【0009】
本発明のもう1つの態様は、電動工具であり、ハウジングと、前記ハウジングに収容されたブラシレスモータと、前記ブラシレスモータの回転軸に取り付けられたファンと、前記ブラシレスモータの駆動制御用のスイッチング素子と、前記スイッチング素子が搭載された基板と、を備え、前記基板のスイッチング素子配置部に第1の貫通穴が設けられ、前記基板のスイッチング素子配置面の裏面に第2の放熱体が設けられ、前記第2の放熱体が、前記第1の貫通穴を通り、前記スイッチング素子、又は前記スイッチング素子に接触する第1の放熱体に接触している。
【0010】
前記ハウジングに風窓が設けられ、前記第1の貫通穴は空気取入用であって前記風窓の近傍に設けられてもよい。
【0011】
前記ハウジングの内面と前記ブラシレスモータの外周部との隙間に防風部が設けられてもよい。
【0012】
前記防風部は前記ハウジングの内面に設けられて前記隙間に突出するリブ又は凸部であってもよい。
【0013】
前記基板が前記ブラシレスモータの前後いずれかに配置され、前記ブラシレスモータの軸方向から見て前記第1の貫通穴が前記ブラシレスモータの隣り合う巻線スロット間に位置し又は延在してもよい。
【0015】
前記スイッチング素子が面実装式であってもよい。
【0016】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、ブラシレスモータの駆動制御用のスイッチング素子を従来と比較して更に効率的に冷却することの可能な電動工具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本発明の実施の形態1に係る電動工具の要部側断面図。
【
図2】
図1に示す電動工具における気流の流れを矢印で示した要部側断面図。
【
図3】
図1に示す電動工具のブラシレスモータ3の断面図。
【
図5】本発明の実施の形態2に係る電動工具の要部側断面図。
【
図6】本発明の実施の形態3に係る電動工具の要部側断面図。
【
図7】本発明の実施の形態4に係る電動工具の側断面図。
【
図9】本発明の実施の形態5に係る電動工具の側断面図。
【
図10】本発明の実施の形態6に係る電動工具の側断面図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
【0020】
実施の形態1
図1は、本発明の実施の形態1に係る電動工具の要部側断面図である。
図2は、
図1に示す電動工具における気流の流れを矢印で示した要部側断面図である。
図3は、
図1に示す電動工具のブラシレスモータ3の断面図である。
図4は、
図1に示す電動工具の基板4の正面図である。
【0021】
本実施の形態の電動工具は、例えばドリルドライバであり、ブラシレスモータ3を駆動源とする。ブラシレスモータ3はハウジング2に内蔵される。ブラシレスモータ3の構成は周知であるが、以下、一例を説明する。ブラシレスモータ3の回転軸3eは、ハウジング2内に設けられたベアリング19a,19b(軸受け部材)によって回転可能に支持される。回転軸3eの周囲にはロータコア3aが設けられて回転軸3eと一体に回転可能である。ロータコア3aにはロータマグネット3dが挿入保持される。ロータコア3aの周囲を囲むようにステータコア3bがハウジング2内に設けられる(固定される)。ステータコア3bにはインシュレータ15を挟んでステータコイル3c(巻線)が設けられる。ブラシレスモータ3の前方には、回転軸3eと同軸に取り付けられブラシレスモータ3と同期して回転するロータファン13が設けられる。ブラシレスモータ3の後方には基板4(インバータ回路基板)が配設される。
【0022】
基板4は、ブラシレスモータ3とほぼ同径の円環状であってインシュレータ15にネジ止め等により固定される。基板4上にはFET(Field Effect Transistor)等の複数のスイッチング素子5が搭載される。スイッチング素子5は、樹脂等の絶縁体で覆われた本体5aと、本体5aに接触する例えば金属製の放熱板5b(第1の放熱体)とを有する。なお、放熱板5bは、スイッチング素子5の一部であってもよいし、スイッチング素子5とは別部材であってもよい。スイッチング素子5は、面実装式であり、本体5a及び放熱板5bを基板4上に倒した状態で実装される。
【0023】
基板4には、ブラシレスモータ3の回転軸3eを通すための中央貫通穴4aに加え、スイッチング素子5の配置部に第1の貫通穴4b(空気取入穴)が設けられている。第1の貫通穴4bの開口の一部は、スイッチング素子5の放熱板5bに塞がれている。
図3及び
図4から明らかなように、第1の貫通穴4bは、ブラシレスモータ3の軸方向から見て、隣り合う巻線スロット3f間に位置する(又は延在する)。また、第1の貫通穴4bは、ハウジング2の側面に設けられた風窓16の近傍に設けられる。ハウジング2の背面には風窓17が設けられる。ハウジング2の内面には、ハウジング2の内面とブラシレスモータ3の外周部(ステータコア3bの外周部)との隙間を狭める又は無くすように防風部14が設けられる。防風部14は、ハウジング2の内面に設けられたリブ又は凸部であってもよいし、ハウジング2の内面とステータコア3bの外周部とに挟まれたスポンジやゴム等の弾性体であってもよい。
【0024】
ブラシレスモータ3が回転駆動されると、ロータファン13の回転によりハウジング2の風窓16,17から空気が取り込まれ、基板4の中央貫通穴4a及び第1の貫通穴4bを通り抜ける気流が発生する(
図2)。気流はロータコア3aとステータコア3bとの間、及び隣り合う巻線スロット3f間(
図3)を通って流れ、ロータファン13に後方から吸引されてロータファン13から半径方向に流れ、ロータファン13の周囲のハウジング部分に形成された図示しない空気排出口からハウジング2の外部に排出される。
【0025】
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
【0026】
(1) 基板4に第1の貫通穴4bを設けたので、ロータファン13の発生する気流がスイッチング素子5及び放熱板5bの近傍を通って流れることになり、第1の貫通穴4bが無い場合と比較してスイッチング素子5の冷却効率が高められる。
【0027】
(2) 第1の貫通穴4bがブラシレスモータ3の軸方向から見て隣り合う巻線スロット3f間に位置するため、ロータファン13の発生する気流が巻線スロット3f間に流れやすくなり、ステータコイル3cを効率的に冷却することができる。
【0028】
(3) ハウジング2の内面とブラシレスモータ3の外周部との隙間に防風部14が設けられるため、ロータファン13の発生する気流が基板4の第1の貫通穴4b及び第2の貫通穴4cを通ってブラシレスモータ3の内側に流れるルートに集中するため、スイッチング素子5及びブラシレスモータ3の冷却効率が高められる。
【0029】
実施の形態2
図5は、本発明の実施の形態2に係る電動工具の要部側断面図である。本実施の形態の電動工具は、
図1等に示した実施の形態1のものと比較して、基板4に第2の貫通穴4cが設けられている点で相違し、その他の点で一致する。第2の貫通穴4cの一方の開口はスイッチング素子5の放熱板5bに塞がれている。本実施の形態によれば、第2の貫通穴4cを設けたことにより、スイッチング素子5の放熱板5bの一部を基板4の裏面側に露出させることができ、ロータファン13の発生する気流の一部(基板4とブラシレスモータ3との間を流れる気流の一部)が第2の貫通穴4cを通る(入り込む)ことでスイッチング素子5の冷却効率が更に高められる。
【0030】
実施の形態3
図6は、本発明の実施の形態3に係る電動工具の要部側断面図である。本実施の形態の電動工具は、
図5に示した実施の形態2のものと比較して、基板4の裏面側(スイッチング素子5の搭載面の反対側の面)に例えば金属製の放熱フィン12(第2の放熱体の例示)が設けられている点で相違し、その他の点で一致する。放熱フィン12は、ブラシレスモータ3の回転軸3eが貫通する略円板形状のベース部12aと、基板4の第1の貫通穴4b及び第2の貫通穴4c内に突出してスイッチング素子5の放熱板5bに接触する凸部12b,12cを有する。本実施の形態によれば、放熱フィン12を設けたことにより、スイッチング素子5の発熱が放熱フィン12に伝達され、放熱フィン12が広い面積でロータファン13の発生する気流に当たることで、スイッチング素子5の冷却効率が更に高められる。
【0031】
実施の形態4
図7は、本発明の実施の形態4に係る電動工具の側断面図である。
図8は、
図7に示す電動工具の外観図である。本実施の形態の電動工具は、
図1等に示した実施の形態1のものと比較して、基板4がハウジング2のハンドル部2b内に設けられ、風窓17がハンドル部2bに設けられている点で相違し、その他の点で一致する。以下、相違点に併せ、電動工具の例示的な全体構成についても簡単に説明する。
【0032】
ハウジング2は、筒状の胴体部2aと、胴体部2aから略直角に一体に延びるハンドル部2bと、ハンドル部2bの下方のバッテリ取付部2cとを有する。胴体部2a内にはブラシレスモータ3が収容または装着される。ハンドル部2b内の上部にはトリガスイッチ6が配設される。バッテリ取付部2cには、ニッケル−カドミウム電池、リチウムイオン電池等で構成されるバッテリ39が着脱可能に装着される。トリガスイッチ6の操作によりバッテリ39の電力がブラシレスモータ3に供給される。ブラシレスモータ3の回転は、減速機構部21及びクラッチ機構部22からなる回転伝達機構を介して、ドライバビット等の図示しない先端工具を保持するチャック23に伝達される。ブラシレスモータ3の動作制御、及びチャック23への回転伝達に係る構成は周知なので、これ以上の詳細な説明は省略する。なお、こうした全体構成は、前述の実施の形態1〜3においても共通である。
【0033】
ハンドル部2b内には基板4が3段に分かれて設けられ、各段の基板4に第1の貫通穴4bが設けられる。風窓17は、基板4より下方となる位置に設けられている。本実施の形態のように基板4がハンドル部2b内に設けられる場合も、基板4に第1の貫通穴4bを設け、ハンドル部2bに風窓17を設けることで、スイッチング素子5を効率良く冷却することができる。なお、図中の矢印がロータファン13の発生する気流であり、ロータファン13の周囲の空気排出口からハウジング2の外部に排出される。
【0034】
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
【0035】
図1の構成に、
図6の放熱フィン12から凸部12cを無くしたものを追加で設けてもよい。
図7の構成において、基板4の裏面側に放熱フィンを設けてもよい。スイッチング素子5は、特許文献1に示すように立てた状態で基板4に搭載されてもよい。スイッチング素子5は放熱板5bを有さないものであってもよい。基板4はブラシレスモータ3の前方に設けられてもよい。ロータファン13はブラシレスモータ3の後方に設けられてもよい。
【0036】
図7の構成において、基板4をハンドル部2bの長手方向(図中上下方向)に沿って配置してもよい。また、
図9に示すように、トリガスイッチ6のスイッチ基板7にスイッチング素子5(基板4)を一体的に設けてもよい。また、
図10に示すように、基板4をバッテリ取付部2cに配置してもよい。この場合、風窓17もバッテリ取付部2cに設けることでスイッチング素子5を効率良く冷却することができる。すなわち、基板4をロータファン13の回転により発生する気流の流通路(吸気口としての風窓17と排気口との間)に配置することによりスイッチング素子5を効率良く冷却することができる。
【0037】
また、
図1の構成において、防風部14を設けたが、防風部14を設けなくてもよい。この場合、ロータファン13による気流はブラシレスモータ3の内側だけでなく外側(ブラシレスモータ3とハウジング2との間)にも流れるため、ブラシレスモータ3のステータコア3bを冷却することができる。また、スイッチング素子5(基板4)の冷却用のファンを別途設けてもよい。電動工具は、実施の形態で説明したドリルドライバに限らず、インパクトドライバ等の他の電動工具であってもよく、スイッチング素子によってブラシレスモータを駆動する電動工具であればよい。
【符号の説明】
【0038】
2 ハウジング、2a 胴体部、2b ハンドル部、2c バッテリ取付部、3 ブラシレスモータ、3a ロータコア、3b ステータコア、3c ステータコイル、3d ロータマグネット、3e 回転軸、3f 巻線スロット、4 基板、4a 中央貫通穴、4b 第1の貫通穴、4c 第2の貫通穴、5 スイッチング素子、5a 本体、5b 放熱板、6 トリガスイッチ、7 スイッチ基板、12 放熱フィン、12a ベース部、12b,12c 凸部、13 ロータファン、14 防風部、15 インシュレータ、16,17 風窓、19a,19b ベアリング、21 減速機構部、22 クラッチ機構部、23 チャック、39 バッテリ