特許6011844IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

インバータにより駆動される交流電動機のトルクを制御するための制御装置に関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

インバータ20が出力可能な電圧の大きさは、直流入力電圧に比例する。このため、直流電源10の電圧が低下すると、インバータ20の出力電圧の上限値も低下することになる。
PMSM30やIM40等の交流電動機が出力可能な最大トルクはインバータ20の出力電圧の上限値によって決まるため、直流電源電圧が低下すると、交流電動機の出力可能な最大トルクも低下する。このため、交流電動機が出力可能な最大トルクを上回るトルク指令値が与えられた場合、交流電動機は指令値通りのトルクを発生することができず、脱調や停動が発生して交流電動機を正常に運転できなくなるという問題があった。 そこで、本発明の目的は、直流電源電圧の低下に応じてトルク指令値を制限することにより交流電動機の脱調や停動の発生を防止するようにした交流電動機の制御装置を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するため、本発明は、PMSMやIM等の交流電動機のトルク指令値及び一次周波数指令値に基づいて電圧指令値を演算し、この電圧指令値を用いてインバータをパルス幅変調制御することにより交流電動機のトルクを制御する制御装置を対象としている。 そして、本発明の制御装置は、トルク指令値を制限するためのトルクリミッタ設定値の上限値を、トルクリミッタ上限値により制限するトルクリミッタと、トル・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、インバータの直流電源電圧が低下したときに、トルクリミッタ制限値を交流電動機が出力可能な最大トルク以下に設定することにより、交流電動機の脱調や停動を防いで正常な運転を継続させることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の第1実施形態を示すブロック図である。

【図2】本発明の第2実施形態を示すブロック図である。

【図3】第1実施形態及び第2実施形態におけるリミッタ値低減係数演算手段の構成を示すブロック図である。

【図4】第1実施形態〜第4実施形態におけるトルクリミッタの構成を示すブロック図である。

【図5】本発明の第3実施形態を示すブロック図である。

【図6】本発明の第4実施形態を示すブロック図である。

【図7】第3実施形態及び第4実施形態におけるリミッタ値低減係数演算手段の構成を示すブロック図である。

【図8】PMSMを駆動対象とした従来技術を示すブロック図である。

【図9】IMを駆動対象とした従来技術を示すブロック図である。

【図10】図8、図9におけるトルクリミッタの構成を示すブロック図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10:直流電源   20:PWMインバータ   30:PMSM   40:IM   41:直流電圧検出手段   42:電流検出手段   43:位置・速度検出器   44:速度検出器   51:減算手段   52:速度調節手段   53:切替手段   54A,54B:リミッタ値低減係数演算手段   541,542,547:パターン演算手段   543,544:乗算手段   545:減算手段   546:絶対値演算手段   55A:トルクリミッタ   55a,55b:トルクリミッタ設定値   55c,55d:トルクリミッタ上限値   551,552:乗算手段   56S:電流指令値演算手段(PMSM)   56I:電流指令値演算手段(IM)   57:電流調節手段   58:電圧振幅演算手段   59:電圧座標変換手段   60:PWM演算手段   61:位相角検出手段   62:速度検出手段   63:電流座標変換手段   64:磁束指令値演算手段   65:すべり周波数演算手段   66:加算手段   67:積分手段

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