【課題を解決するための手段】
【0009】
エアロゾル発生装置及び該エアロゾル発生装置を充電するための二次装置を備え、エアロゾル発生装置を二次装置に結合する行為を容易にするエアロゾル発生システムを提供する。
【0010】
本開示の第1の態様によれば、一次装置及び二次装置を備える電気システムが提供される。一次装置は、電力源と、二次装置を受け入れるように構成されたキャビティと、二次装置がキャビティ内にある場合に二次装置上の対応する接点に接触するように構成され、電力源に電気的に接続された、キャビティ内の少なくとも1つの電気接点と、一次装置と二次装置との間でデータを転送するように構成された少なくとも1つのデータ接点とを備える。二次装置は、一次装置のキャビティにキー嵌合する。
【0011】
好ましくは、キー嵌合手段は、不規則な横断面形状を有するキャビティ及び対応する不規則な横断面形状を有する二次装置を備える。キャビティの不規則な横断面形状は、スロットを有する二次装置の不規則な横断面形状とキー嵌合する突出部を備えることができる。もしくは、キャビティの不規則な横断面形状は、突出部を有する二次装置の不規則な横断面形状とキー嵌合するスロットを備えることができる。
【0012】
好ましくは、二次装置は、該二次装置を少なくとも1つの電気接点及び少なくとも1つのデータ接点に結合するための結合部分を備え、結合部分は段付き又はテーパー付きである。テーパー付き又は段付き部分は、二次装置の長さの5%から20%の間の長さで延在することができる。結合部分は、非円形、例えば多角形の横断面をもつことができる。
【0013】
好ましくは、一次装置は、二次装置を少なくとも1つの電気接点及び少なくとも1つのデータ接点と接触した状態に維持する第1の位置と、二次装置が少なくとも1つの電気接点及び少なくとも1つのデータ接点に接触した状態から脱して自由に移動できる第2の位置との間を移動できる蓋をさらに備えることができる。一次装置は、蓋が第1の位置に無い場合に少なくとも1つの電気接点を経由した二次装置への電力供給を防止するように構成することができる。第1の位置において、蓋は、二次装置を少なくとも1つの電気接点及び少なくとも1つのデータ接点と接触するように付勢することができる。好ましくは、少なくとも1つの電気接点及び少なくとも1つのデータ接点の少なくとも1つは、二次装置がキャビティ内に配置される場合に、二次装置を蓋に向かって付勢するように構成された弾性要素を備える。
【0014】
蓋は、二次装置がキャビティ内にあり、蓋が第1の位置にある場合に、物質がキャビティから逃げるのを可能にする少なくとも1つの開口を備えることができる。
【0015】
好ましくは、一次装置の電力源は充電式バッテリである。
【0016】
好ましくは、二次装置は、加熱要素及び充電式電源を備えた電気加熱式エアロゾル発生装置である。一次装置は、二次装置が少なくとも1つの電気接点と接触した状態にある場合に、二次装置内の充電式バッテリを再充電するのに適した方法で二次装置に電力を供給することができる。
【0017】
本開示の別の態様によれば、一次装置及び二次装置を備える電気システムが提供され、一次装置は、電力源と、二次装置を受け入れるように構成されたキャビティと、二次装置がキャビティ内にある場合に、電力源に電気接続されて該二次装置の対応する接点に接触するように構成されたキャビティ内の少なくとも1つの電気接点と、二次装置を少なくとも1つの電気接点に接触した状態に維持する第1の位置と二次装置が少なくとも1つの電気接点に接触した状態から脱して自由に移動できる第2の位置との間を移動できる蓋とを備える。
【0018】
好都合には、このようなシステムにより、一次装置と二次装置との間の確実な電気接触によって二次装置の信頼性のある効率的な充電が可能になる。
【0019】
一次装置は、好ましくは、蓋が第1の位置に無い場合、少なくとも1つの電気接点を経由した二次装置への電力供給を阻止するように構成される。蓋が第1の位置に無い場合に二次装置への電力供給を阻止することで、電力が二次装置に供給されている場合の二次装置の使用を阻止することができる。
【0020】
一次装置は、蓋が第1の位置に無い場合に、少なくとも1つの電気接点と二次装置との間の非常に高い抵抗を保証することで、二次装置への電力供給を阻止するように構成することができる。一次装置は、蓋が第1の位置に無い場合に、少なくとも1つの電気接点と二次装置との間の接触を阻止するように構成することができる。一次装置は、一次装置と二次装置との間で完全な電気接続が行われるのを阻止するように構成することができる。完全な電気接続によって一次装置と二次装置との間に電気が流れることができる。
【0021】
1つの変形例において、好ましくは、蓋は、第1の位置に無い場合に、二次装置への電力供給を阻止する手段を備えることができる。好ましくは、電力阻止手段は、スイッチを備えることができる。スイッチは、蓋が第1の位置にある場合に閉じるようになった物理的な接触スイッチとすることができる。スイッチは電源と電気接続状態にあり、閉じた状態で二次装置に電力を供給することができる。スイッチはリードスイッチとすることができ、リードスイッチは、キャビティの開口に隣接して一次装置内に設けられ、蓋には起動用磁石が設けられている。磁石は蓋に設けられており、蓋が第1の位置にある場合に磁石がリードスイッチを起動して二次装置へ電力を供給できるようになっている。もしくは、ホール効果変換器を利用することができる。この変形例では、ホール効果変換器は、キャビティの開口に隣接して一次装置に設ける。磁石は蓋に設けられており、蓋が第1の位置にある場合に磁石がホール効果変換器を起動して二次装置へ電力を供給できるようになっている。
【0022】
好ましくは、第1の位置において、蓋は二次装置が少なくとも1つの電気接点と接触するように付勢する。二次装置を少なくとも1つの電気接点と接触するように付勢することで、接点と二次装置との間の電気抵抗を著しく低減することができ、結果的に二次装置への電力供給が可能になる。
【0023】
本明細書で用いる場合、用語「付勢する」又は「付勢」は、1つの構成要素から他の構成要素に力を付与することを意味する。
【0024】
本明細書で用いる場合、用語「弾性要素」は、力を付与することで変形又は撓むことができるが、付与した力を解除すると元の位置又は状態に戻ることができる要素に関連する。弾性要素が、該弾性要素に向かって移動する構成要素が付与する力によって変形するか又は撓む際に、弾性要素は、構成要素を付勢して弾性要素から離れる方向に移動させる反力を発生する。弾性要素の例としてはコイルバネ及び片持ちバネを挙げることができる。
【0025】
好ましくは、電気システは、二次装置がキャビティ内に配置された場合に二次装置を蓋に向かって付勢するように構成された少なくとも1つの弾性要素をさらに備えることができる。好ましくは、少なくとも1つの弾性要素は、蓋が第1の位置にある場合に二次装置を蓋に向かって付勢するように構成される。好ましくは、少なくとも1つの弾性要素は、蓋が第2の位置にある場合に蓋を二次装置に向かって付勢しないように構成される。弾性要素は、蓋が第2の位置にある場合に、二次装置を少なくとも部分的にキャビティから外に付勢するように構成することができる。二次装置を少なくとも部分的にキャビティから外に付勢することで、二次装置を一次装置から取り出すことがさらに容易になる。好ましくは、少なくとも1つの電気接点は少なくとも1つの弾性要素である。
【0026】
好ましくは、キャビティは、一次装置の最上部から延びる細長いキャビティである。好ましくは、キャビティの開口端から閉口端までの距離は、少なくとも二次装置と同じ長さである。
【0027】
好ましくは、電気システムは、電力源に電気接続された複数の電気接点をさらに備える。電気システムは2つの電気接点を備えることができ、第1の電気接点は電源の正極に接続され、第2の電気接点は電源の負極に接続される。
【0028】
別の変形例において、電力供給は、1つの弾性可動電気接点及び1つの非可動電気接点を設けることで阻止される。可動電気接点は、蓋が第1の位置に無い場合に、第2の非可動電気部品が二次装置と係合するのを阻止するように構成される。これにより、蓋が閉鎖されるまで完全な電気接続の形成を阻止する。
【0029】
好ましくは、電気接点は金属製である。好ましくは、電気接点を形成する金属は銅ベリリウムである。好ましくは、電気接点の少なくとも一部は金めっきである。
【0030】
好ましくは、電力源は充電式バッテリである。好ましくは、一次装置は、外部電力を受け取って充電式バッテリを再充電する手段を備える。
【0031】
好ましくは、電源装置は、二次装置の二次バッテリを再充電するのに適した方法で二次装置に電力を供給するように構成される。
【0032】
蓋の第1の位置は好ましくは閉鎖位置であり、蓋の第2の位置は好ましくは開放位置である。蓋が閉鎖位置にある場合、好ましくは、二次装置へのアクセスが実質的に阻止される。さらに、蓋が閉鎖位置にある場合、好ましくは、二次装置は一次装置から取り出すこといができない。
【0033】
好ましくは、一次装置はハウジングをさらに備え、蓋は第1の位置及び第2の位置の両方においてハウジングに取り付けられる。
【0034】
好ましくは、ハウジングは、前壁、後壁、底壁、上壁、第1の側壁、及び第2の側壁を備える。
【0035】
用語「前」、「後」、「上」、「下」、「側」、「頂上」、「底」、「右」、「左」、及び他の一次装置及び二次装置の構成要素の相対位置を説明するために用いる用語は、上端において二次装置を受け入れるように構成されたキャビティの開口を備えた直立位置の一次装置を参照する。
【0036】
用語「長手方向」は、底部から頂部までの又はその逆の方向を参照する。用語「横方向」は長手方向に直交する方向を参照する。
【0037】
一次装置は、実質的に矩形の平行六面体とすることができ、2つの狭い側壁、上壁及び底壁で相隔たる2つの幅広の壁を備えている。好ましくは、二次装置は細長い。好ましくは、蓋はヒンジ蓋である。好ましくは、ヒンジは、ハウジングの最上部を前壁から後壁に延びる。ヒンジは蓋を第1の位置に保持するようになったバネを備えることができる。また、ヒンジは、蓋が第2の位置から第1の位置に移動する際に蓋の動きを制動するようになったダンパーを備えることができる。もしくは、ヒンジは、蓋を第2の位置の位置に保持するようになったバネを備えることができる。この変形例において、蓋は、該蓋を第1の位置を保持する手段を備えることが好ましく、保持手段は、バネが蓋に及ぼす力に打ち勝つように十分な力を付与するようになっている。
【0038】
保持手段は、少なくとも1つの磁石と、対応する少なくとも1つの鉄部品を備えることができる。少なくとも1つの磁石は一次装置のハウジング内に設けられ、鉄部品は蓋内に設けられる。もしくは、保持手段はラッチ式装置とすることができる。
【0039】
ヒンジ蓋は、ハウジングの最上部の全てを形成することができる。この変形例において、ヒンジは蓋と一体とすることができ、さらにハウジングの側壁に隣接することができる。
【0040】
好ましくは、二次装置は電気加熱式エアロゾル発生装置である。エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生物品を収容するようにデザインされ、喫煙体験時にユーザが保持する。好ましくは、電源は二次装置に設けられ、エアロゾルの生成が始まる前にエアロゾル形成基材を作動温度まで加熱する。また、二次装置の電源は、エアロゾル発生時にエアロゾル形成基材の温度を維持するようになっている。好ましくは、一次装置の電力源は、二次装置が使用されていない場合の充電モード時に二次電源を充電するために使用される。
【0041】
電気加熱式エアロゾル発生装置の形態の二次装置は、好ましくは、着火端シガレットと同じか又はこれよりも僅かに大きなサイズである。従って、二次ユニットは、着火端シガレットと同じようにユーザの指の間に保持することができる。
【0042】
好ましくは、二次装置は電気加熱要素を備え、一次装置は、蓋が第1の位置にある場合に二次装置に電力を供給して、電気加熱要素を加熱して加熱要素上に付着又は堆積した有機物質を熱的に遊離させるようになっている。使用時、エアロゾル発生物品は二次装置内に設けられ、エアロゾル発生基材の形態である。エアロゾル発生物品を二次装置から取り出した場合、これは二次装置の加熱器上に残ったままとなる可能性があり、有機残留物を遊離させるのに十分な温度に電気加熱器を加熱することで、加熱器を清浄化することができる。この操作は、ユーザが一次装置のスイッチを作動させることで、又は所定回数の二次装置の充電の後で行うことができる。
【0043】
加熱要素上に有機物質又は残留物が存在すると喫煙物品等のエアロゾル発生物品を消費する際にユーザ体験を損なう場合がある。従って、エアロゾル発生装置(つまり、二次装置)の加熱器又は加熱要素が定期的に清浄化されることが好ましい。一次装置又はエアロゾル発生装置のいずれかは、清掃サイクルになる予定であることをユーザに警報するインジケータを備えることができる。エアロゾル発生装置又は一次装置のいずれかに設けられるコントローラは、清掃サイクルを行うことなく所定回数の喫煙サイクルが行われた場合を判定してインジケータを作動させることができる。ユーザがインジケータの作動後に所定回数の喫煙サイクルの範囲内で清掃サイクルを作動させない場合、ユーザは、清掃サイクルが実行される前に物品をさらに消費することができない。このような清掃サイクルは、手動で作動させることを必要とする場合、又は清浄化が必要と判定された後にエアロゾル発生装置が一次装置内に装填された場合に自動的に発生する場合がある。清浄化が必要な場合にエアロゾル発生装置の作動を阻止することで、安定してより心地よいユーザ体験を提供することができる。
【0044】
好ましくは、蓋は、二次装置がキャビティ内にあり蓋が第1の位置にある場合に物質をキャビティから放出することができる、少なくとも1つの開口を備える。好ましくは、開口は、遊離した有機物質が外に出ることができるように構成される。好都合には、蓋に少なくとも1つの開口を設けることで、一次装置内のキャビティの通気が可能になり、堆積物の堆積を低減することができる。
【0045】
好ましくは、二次装置は、少なくとも3つのモードで作動するようになっている。好ましくは、少なくとも3つのモードは、充電モード、清掃モード、及び作動モードである。好ましくは、充電モード及び清掃モードは、二次装置が一次装置の中にあり蓋が第1の位置にある場合にのみアクセス可能である。好ましくは、エアロゾルが発生する作動モードは、二次装置が一次装置の中に無い場合にのみ利用できる。
【0046】
好ましくは、二次装置は充電式バッテリを備え、一次装置は、二次装置が少なくとも1つの電気接点に接触する状態で二次装置の充電式バッテリを再充電するのに適した方法で、二次装置に電力を供給するように構成される。
【0047】
好ましくは、二次電源は、充電モードの間に一次電源によって充電することができ、二次電源は、喫煙モードの間にエアロゾル形成基材の温度を実質的に作動温度に維持するのに十分な充電量を有するようになっている。最適な温度に達しない場合、装置の作動時に発生するエアロゾルの量及び質が低下する可能性がある。例えば、基材が最適な温度に加熱される場合に比べて、加熱要素がエアロゾル形成基材を低い温度に加熱する場合には、異なる特性の揮発性成分が発生する可能性があり、結果的にエアロゾルの香味が変わる可能性がある。より最適かつ安定したユーザ体験を提供するために、二次装置は、完全に充電された場合のみ作動可能であることが好ましいであろう。完全に充電された状態では、二次電源は常にエアロゾル形成基材を最適温度に加熱できるはずである。二次装置のどの作動も二次電源からの電力を消費することになるので、好ましくは、二次装置は各作動の前に再充電する必要がある。例えば、エアロゾル発生装置は、他の喫煙物品を消費する前に、すべての作動の後に再充電する必要がある。
【0048】
形成される何らかのエアロゾルの基材を使い尽くすか又は実質的に使い果たすのに十分な期間にわたってエアロゾル発生基材を加熱するための十分な充電量を二次装置がもたない場合、不十分な充電は満足できないユーザ体験につながる場合がある。従って、1つの実施形態において、二次装置は、エアロゾル発生サイクルを完了するために十分な電力を利用できない場合には、ユーザが装置の作動を開始するのを阻止することになる。例えば、エアロゾルを発生するのがタバコベースのエアロゾル発生基材を含む喫煙物品である場合、二次装置は、少なくとも6分の作動温度に維持するための十分な電力が存在しない場合には喫煙体験を許可しない可能性がある。
【0049】
好ましくは、予加熱モードの間の一次電源から少なくとも1つの加熱要素への電力供給は、二次装置の二次回路によって制御される。充電モードの間の二次電源を充電するための一次電源からの電力供給は、二次装置の二次回路によって制御できる。
【0050】
二次装置は一次装置のキャビティにキー嵌合することができ、一次装置に適合する二次装置のみをキャビティに挿入できる。二次装置の一次装置のキャビティへのキー嵌合を行うために、キャビティは特定の不規則な形状を備えることができ、二次装置は対応する不規則な形状を備えることができる。さらに、好ましくは、二次装置を正しい方向でキャビティ内に確実に挿入するために、不規則な形状は回転対称ではない。従って、二次装置は、1つの方向でのみキャビティに挿入することができる。
【0051】
一次装置は、一次装置と二次装置との間でデータを転送するようになった少なくとも1つの接点をさらに備えることができる。好ましくは、一次装置は、一次装置と二次装置との間でデータを転送するようになった少なくとも2つの接点をさらに備えることができる。一次装置は、好ましくは、蓋が第1の位置にある場合に二次装置にデータを転送するか又は二次装置からデータを受信するように構成される。
【0052】
少なくとも1つのデータ転送接点は、好ましくは弾性要素である。好ましくは、少なくとも1つのデータ転送接点は、蓋が第1の位置に無い場合に、二次装置への電力供給を阻止するように構成される。好ましくは、少なくとも1つの弾性データ転送接点は、蓋が第2の位置にある場合の、少なくとも1つの電源電気接点が二次装置と係合しない第1の中立位置から、蓋が第1の位置にある場合の、少なくとも1つのデータ電気接点及び少なくとも1つの電源電気接点の両方が二次装置と電気接触する第2の撓み位置に移動可能である。
【0053】
データは、二次装置と一次装置との間、並びに一次装置からコンピュータが読み取ることができるコンピュータインタフェースに、又はコンピュータ又はインターネットにデータを転送することができる他の電子装置に伝達することができる。好ましくは、データ接続はインタフェース規格の下で機能する。インタフェース規格は、1つ又はそれ以上のコード変換、ライン割り当て、又はプロトコル準拠等の機能特性、又は電気、機械、又は光学特性等の物理特性を表現する規格であり、2つ又はそれ以上のシステムの間、又は機器の各一部の間で情報交換を可能にするために必要である。通信リンクのための適切なインタフェース規格の例としては、限定されるものではないが、勧告基準232(RS−232)基準系列、USB、Bluetooth、FireWire(IEEE1394インタフェースに関するアップル社の商標)、IrDA(赤外線通信協会、赤外線による短距離のデータ交換のための通信基準)、Zigbee(無線パーソナルエリアネットワークに関するIEEE 802.15.4基準に基づく仕様)、及び他のWi−Fi基準を挙げることができる。
【0054】
本開示の他の態様によれば、一次装置及び二次装置を備える電気システムが提供され、一次装置は、電力源と、二次装置を受け入れるように構成されたキャビティと、二次装置がキャビティ内にある場合に二次装置上の対応する接点と接触するように構成され、電力源に電気接続される、キャビティ内の少なくとも1つの電気接点と、二次装置をキャビティ内に保持する第1の位置と、二次装置がキャビティから脱して自由に移動できる第2の位置との間を移動できる蓋と、を備え、蓋は、該蓋が第1の位置にある場合に物質がキャビティから放出されることを可能にする少なくとも1つの開口を備える。
【0055】
蓋は、留め金等の機械的手段又は磁気ラッチ手段によって第1の位置に保持することができる。蓋は、バネの閉鎖力によって第1の位置に保持することができる。例えば、蓋は、ロック機構を組み込んだヒンジを有することができる。蓋は、第1の位置と第2の位置との間を移動する間に該蓋の損傷を防ぐのを助ける制動機構を組み込んだヒンジを有することが好ましい。従って、蓋は、ロータリーダンパー又はバレルダンパー機構を組み込んだヒンジを有することができる。
【0056】
本開示のさらに他の態様によれば、本明細書で説明したエアロゾル形成基材及び電気システムを備えたエアロゾル発生システムが提供される。二次装置はエアロゾル発生装置であり、エアロゾル形成基材を収容するように構成される。蓋は、二次装置がキャビティ内にあり、エアロゾル形成基材が二次装置に収容されている場合は、第1の位置に移動することが阻止される。
【0057】
本開示のさらに他の態様によれば、エアロゾル形成基材を加熱してエアロゾルを形成する加熱要素と、加熱要素に接続されて該加熱要素に電力を供給するように構成された充電式バッテリと、充電式バッテリに接続されたコントローラとを備えるエアロゾル発生装置が提供され、コントローラは、充電式バッテリが所定の閾値以上に充電されていない場合は加熱要素の作動を阻止するように構成されている。好ましくは、エアロゾル発生装置に設けられた加熱要素はハウジング内に保持され、また、ハウジングは、エアロゾル形成基材を加熱要素に隣接又は接触した状態で収容して位置決めするための基材収容チャンバを定める。好都合には、エアロゾル形成基材は、基材収容キャビティ内に収容されるようになったエアロゾル発生物品の構成要素とすることができる。
【0058】
エアロゾル発生装置の1つの実施形態において、コントローラは、加熱要素の以前の作動後の所定の期間は加熱要素の作動を阻止するように構成される。代替的に又は追加的に、コントローラは、充電式バッテリの充電レベルに基づいて、又は加熱要素の作動後の消費電力量に基づいて加熱要素の作動を阻止するように構成することができる。前述のように、作動時に発生するエアロゾルの量及び質は、充電式バッテリの充電レベルがエアロゾル形成基材に対して所定の熱サイクルを与えるのに十分でない場合に低下する可能性がある。
【0059】
一次装置は、ユーザに対して情報を表示するディスプレイ(例えば、デジタルディスプレイ)を含むことができる。例えば、ディスプレイは、喫煙物品の消費量、エネルギ消費量、又は他の情報を表示することができる。さらに、ディスプレイは、二次電源が喫煙物品を消費するのに使用するだけ十分に充電された場合を示すことができる。
【0060】
本開示のさらに他の態様によれば、加熱要素と、加熱要素に接続されて加熱要素に電力を供給するように構成された電源と、加熱要素に接続されたコントローラとを備えるエアロゾル発生装置が提供され、コントローラは、第1のモードにおいてエアロゾル発生サイクルを実行し、第2のモードにおいて清掃サイクルを実行するように加熱要素への電力供給を制御するように構成され、さらにコントローラは、装置の作動を監視して、清掃サイクルを実行することなく連続した所定回数のエアロゾル発生サイクルの実行に続く第1のモードでは電力の供給を阻止するように構成される。好ましくは、エアロゾル発生装置に設けられた加熱要素はハウジング内に保持され、また、ハウジングは、エアロゾル形成基材を加熱要素に隣接又は接触した状態で収容して位置決めするための基材収容チャンバを定める。好都合には、エアロゾル形成基材は、基材収容キャビティ内に収容されるようになったエアロゾル発生物品の構成要素とすることができる。
【0061】
好ましくは、エアロゾル形成基材は、加熱持に基材から放出される揮発性タバコ香味成分を含有するタバコ含有材料を含む。エアロゾル形成基材は非タバコ材料を含むことができる。好ましくは、エアロゾル形成基材はエアロゾルフォーマをさらに含む。適切なエアロゾルフォーマの例は、グリセリン及びプロピレングリコールである。
【0062】
エアロゾル形成基材は固体基材とすることができる。固体基材は、例えば、1つ又はそれ以上の粉体、粒体、粒体、ペレット、細断片、スパゲティ、ストリップ、又はシートを含みことができ、これらは1つ又はそれ以上のハーブ葉、タバコ葉、タバコ茎の断片、再構成タバコ、均質化タバコ、押し出しタバコ、及び膨張タバコを含むことができる。随意的に、固体エアロゾル形成基材は、基材の加熱時に放出されることになる追加のタバコ又は非タバコ揮発性香味化合物を含むことができる。随意的に、固体エアロゾル形成基材は、熱的に安定した担体上に設けること又はそれに組み込むことができる。担体は、粉体、粒体、ペレット、細断片、スパゲティ、ストリップ、又はシートの形態とすることができる。代替的に、担体は、その内面、外面、又は内面及び外面の両面に堆積された薄層の固体基材を有する管状担体とすることができる。このような管状担体は、例えば、紙又は紙状材料、不織布炭素繊維マット、低質量の目の荒いメッシュの金属スクリーン、又は有孔金属箔、又は耐熱性ポリマーマトリクスの形を成すことができる。固体エアロゾル形成基材は、例えば、シート、発泡体、ゲル、又はスラリーの形態で担体表面に堆積することができる。固形エアロゾル形成基材は、担体の全表面に堆積すること、又は代替的に使用時に不均一な香味送出をもたらすために所定のパターンで堆積することができる。代替的に、担体は、タバコ成分が組み込まれた不織布又は繊維束とすることができる。不織布又は繊維束は、例えば、炭素繊維、天然セルロース繊維、又はセルロース誘導体繊維を含むことができる。
【0063】
エアロゾル形成基材は液体基材とすることができ、喫煙物品は、液体基材を保管する手段を備えることができる。代替的に、エアロゾル形成基材は、気体基材又は種々の基材の任意の組み合わせ等の他の種類の基材とすることができる。
【0064】
一次ユニットは、タバコエアロゾル形成基材を含む喫煙物品等の少なくとも1つのエアロゾル発生物品のための収納手段を含むことができる。収納手段は、使用済み喫煙物品、未使用喫煙物品、又はその両方のための収納部を含むことができる。このことは、一次ユニット及び二次ユニットが協働して喫煙モードに必要な全ての構成要素を提供するので好都合である。
【0065】
1つの態様は、エアロゾル発生システムを提供することができ、該エアロゾル発生システムは、加熱要素及び該加熱要素に電力を供給する充電式電源を含む、エアロゾル発生物品を消費するためのエアロゾル発生装置と、エアロゾル発生装置に結合して電源を再充電すると共に加熱要素を清浄にするための充電装置とを備え、このシステムは、エアロゾル発生装置が充電装置に結合している場合にはエアロゾル発生物品の消費を防ぐように構成されている。エアロゾル発生装置は、任意のエアロゾル発生装置又は本明細書で説明した任意の二次装置とすることができる。充電装置は、任意の充電装置又は本明細書で説明した一次装置とすることができる。エアロゾル発生物品は、任意のエアロゾル発生物品又は本明細書で説明した喫煙物品とすることができる。本システムは、エアロゾル発生装置が充電装置に結合されている場合にエアロゾル発生物品の消費を阻止するための機械的手段を含むことができる。例えば、エアロゾル発生装置が充電装置の内部で蓋によって囲まれている場合を除いて、エアロゾル発生装置が充電装置に結合されている場合は、加熱要素を作動させることはできない。エアロゾル発生装置がエアロゾル発生物品に結合されている場合、蓋を閉じることはできない。本システムは、エアロゾル発生装置が充電装置に結合されている場合にエアロゾル発生物品の消費を阻止するための電気的手段又はソフトウェア手段を備えることができる。例えば、センサは、エアロゾル発生装置が充電装置に結合されている場合にエアロゾル発生物品の存在を検出することができ、次に、コントローラは、加熱要素の作動を阻止することができる。
【0066】
1つの態様は、加熱要素及び該加熱要素に電力を供給する電源を備えるエアロゾル発生装置を提供することができ、装置は、電源が加熱要素に電力を供給するために利用できる所定の充電レベルより大きな充電レベルである場合を除いて、加熱要素の作動を阻止するように構成されている。電源が完全に充電されている場合にのみ加熱要素の作動が起こることが好ましいであろう。エアロゾル発生装置は、任意のエアロゾル発生装置又は本明細書で説明した任意の二次装置とすることができる。
【0067】
1つの態様は、エアロゾル発生物品の消費者に対して安定したユーザ体験を与える方法を提供することができ、物品は、加熱要素及び該加熱要素に電力を供給するための電源を備えたエアロゾル発生装置を加熱することで消費することができ、本方法は、電源の充電レベルを判定する段階と、利用できる充電レベルが所定の閾値を超えた場合にのみ加熱要素を作動させる段階と、を含む。エアロゾル発生装置は、任意のエアロゾル発生装置とすること、又は本明細書で説明した任意の二次装置とすることができる。エアロゾル発生物品は、任意のエアロゾル発生物品とすること、又は本明細書で説明した喫煙物品とすることができる。
【0068】
1つの態様は、アロゾル発生システムを提供することができ、該エアロゾル発生システムは、加熱要素及び該加熱要素に電力を供給する充電式電源を含む、エアロゾル発生物品を消費するためのエアロゾル発生装置と、エアロゾル発生装置に結合して電源を再充電すると共に加熱要素を清浄にするための充電装置とを備え、このシステムは、ユーザが、エアロゾル発生装置が充電装置に結合されている場合に加熱要素を清浄にすることなく、所定回数以上のエアロゾル発生物品を消費するのを阻止するように構成されている。
【0069】
さらに別の態様において、多角形横断面の細長いエアロゾル発生装置が提供される。多角形は少なくとも6つの辺を含む。
【0070】
このような多面的な断面を有するエアロゾル発生装置を提供することで、円形断面を有する装置に比べて装置の表面積が大きくなる。好都合には少なくとも6つの辺をもつ多角形を用いると、放熱のための表面積を増やしながらユーザにより人間工学的な感触を与えることができる。
【0071】
さらに、好都合には真っ直ぐな辺を有する多角形断面を提供すると、使用しないときに表面上に置いた場合の装置の安定性を高めることができる。
【0072】
多角形は、6から16の間の辺、好ましくは、7から12の間の辺を含むことができる。1つの好ましい実施形態において、多角形は10の辺を含む。
【0073】
多角形は規則的な多角形とすることができる。規則的な多角形という用語は、全ての角度が同じ等角の多角形、又は全ての辺の長さが同じ等辺の多角形を呼ぶ。エアロゾル発生装置は、全長にわたって規則的な多角形横断面を有することができる。もしくは、エアロゾル発生装置は、全長の一部にだけ広がる規則的な多角形断面を有することができる。規則的な多角形断面がエアロゾル発生装置の全長にわたって延びない場合、例えば、エアロゾル発生装置の断面は、エアロゾル発生装置に組み込まれたボタン、装置を使用状態にするためのボタン等の、ボタンに起因して変化する場合がある。
【0074】
本明細書で用いる場合、用語「長さ」は、長手方向の寸法を呼ぶ。用語「長手方向」は、細長いエアロゾル発生装置の主軸を呼ぶ。本明細書で用いる場合、用語「横方向」は、長手方向に直交する方向を呼ぶ。
【0075】
エアロゾル発生装置の少なくとも1つの端部はテーパー付きとすることができる。もしくは、エアロゾル発生装置の両端部はテーパー付きとすることができる。好ましくは、テーパー付き端部の端面又は各端面の半径は、エアロゾル発生装置の最大半径の少なくとも50%である。多角形の半径は、多角形の図心からその頂点までで測定する。
【0076】
エアロゾル発生装置の少なくとも1つの端部がテーパー付きの場合、好ましくは、エアロゾル発生装置の端部又は各端部は、装置の長さの少なくとも約5%に沿ってテーパーが付けられている。さらに好ましくは、エアロゾル発生装置の少なくとも1つの端部は、装置の長さの少なくとも約7%に沿ってテーパーが付けられている。より好ましくは、エアロゾル発生装置の少なくとも1つの端部は、装置の長さの少なくとも約7.5%に沿ってテーパーが付けられている。
【0077】
本明細書で用いる場合、用語「長さ」は、長手方向の寸法を呼ぶ。用語「長手方向」は、細長いエアロゾル発生装置の主軸を呼ぶ。本明細書で用いる場合、用語「横方向」は、長手方向に直交する方向を呼ぶ。
【0078】
エアロゾル発生装置の少なくとも1つの端部がテーパー付きの場合、テーパーは直線状又は曲線状とすることができる。
【0079】
好ましくは、細長いエアロゾル発生装置は、エアロゾル発生基材を収容するようになった基材収容キャビティと、エアロゾル発生基材を加熱してエアロゾルを発生させるようになった加熱要素と、加熱要素に電力を供給するようになった電源とを有する外側ハウジングを備える。また、装置は、電源から加熱要素に供給される電力を制御するためのコントローラを備えることができる。
【0080】
エアロゾル発生装置が基材収容キャビティを備える場合、キャビティ内にホルダを設けることができる。ホルダは、キャビティを有するエアロゾル発生装置の端部の近くでエアロゾル発生基材を保持するようになっている。ホルダと外側ハウジング部分との間には、装置内の複数の空気流路への複数の空気入口を形成することができる。外側ハウジングがテーパー付けされて末広がりになっている場合、空気流路は、装置内で空気入口から離れて末広がりとなることができる。このような空気流路を提供することで、装置内への空気の取り込みを改善することができる。さらに、取り込まれた空気は、エアロゾル発生基材と外側ハウジングとの間の断熱を改善することができる。
【0081】
基材収容キャビティは、唇側端部及び遠位端部をもつエアロゾル発生基材を含む喫煙物品を収容するように構成することができ、エアロゾル発生基材は遠位端部に存在する。
【0082】
使用時、装置の作動中にユーザは喫煙物品の唇側端部に唇を当てて吸入する。空気及び装置内で発生した何らかのエアロゾルは、喫煙物品の唇側端部から引き込まれ、ユーザが吸入する。ユーザが吸入する際に、空気及びエアロゾルは喫煙物品を通って遠位端部から唇側端部に移動する。いくつかの実施形態において、空気は、喫煙物品の近位にある装置の端部を介して装置内に引き込むことができる。いくつかの実施形態において、空気は、側壁を介して装置内に引き込むことができる。他の実施形態において、空気は、装置の近位端部及び装置の側壁を組み合わせたものを介して装置内に引き込むことができる。
【0083】
喫煙物品は、実質的に円柱形状とすることができる。喫煙物品は、実質的に細長とすることができる。喫煙物品は、ある長さと、長さに対して実質的に垂直な周囲とを有することができる。喫煙物品は、喫煙物品の長さがエアロゾル発生装置における空気流方向に実質的に平行であるようにエアロゾル発生装置内に収容することができる。
【0084】
エアロゾル発生装置の外側ハウジングは、2つ、4つ、又はそれ以上の部分で作ることができる。好ましくは、各部分は、装置の横断面に沿って接合することができ、装置のボタンの周りで接合するようになっている。外側ハウジングが4つの部分から構成される場合、各部分は、2つのテーパー付き末端部分と、2つの実質的に円柱形の中央部分とすることができる。エアロゾル発生システムの外側ハウジングは、任意の適切な材料又は複数の材料を組み合わせたものから作ることができる。適切な材料の例としては、限定されるものではないが、金属、合金、プラスチック、又は1つ又はそれ以上のこれらの材料を含む複合材料、例えば、ポリプロピレン、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、及びポリエチレンである食品又は薬剤用途に適する熱可塑性材料を挙げることができる。
【0085】
別の態様において、さらにエアロゾル発生システムが提供される、システムは、前述の細長いエアロゾル発生装置と、エアロゾル発生装置の多角形横断面に対応する多角形横断面を有するキャビティを含む充電装置とを備え、キャビティは、細長いエアロゾル発生装置を収容するようになっている。
【0086】
好ましくは、エアロゾル発生装置の収容キャビティは、エアロゾル発生装置を充電装置に対してキー嵌合する手段を備える。キー嵌合手段は、対応するエアロゾル発生装置の少なくとも1つの突出部を受け入れるための少なくとも1つの切り欠き部を備えることができる。少なくとも1つの突出部は、エアロゾル発生装置を作動させるようになっているボタンとすることができる。
【0087】
1つの実施形態において、エアロゾル発生装置が少なくとも1つのテーパー付き端部を備える場合、テーパー付き端部により、装置を充電装置のキャビティに挿入することがより容易になる。
【0088】
さらに他の態様において、細長いエアロゾル発生装置が提供され、この場合、装置の少なくとも一部は、少なくとも5つの辺を有する形状で規定される外側の横断面を有する。エアロゾル発生装置は、大きなアスペクト比を有すること、及び長さのかなり大きな割合が前述の規定された横断面を有することが好ましい。装置の全長が前述の規定された横断面を有することができる。
【0089】
外部断面は多角形横断面とすることができる。多角形は、少なくとも5つの辺を備える。多角形は少なくとも6つの辺を備えることができる。
【0090】
例えば多角形の断面形状は、6から16の辺、好ましくは6から12の辺を備えることができる。1つの好ましい実施形態において、この形状は10の辺を備えた多角形である。
【0091】
多角形は規則的な多角形とすることができる。規則的な多角形という用語は、全ての角度が同じ等角の多角形、又は全ての辺の長さが同じ等辺の多角形を呼ぶ。各辺は直線状又は曲線状とすることができる。各角度は鋭角なコーナー部又は丸みを帯びたコーナー部で形成することができる。エアロゾル発生装置は、全長にわたって規則的な多角形横断面を有することができる。もしくは、エアロゾル発生装置は、全長の一部にだけ広がる規則的な多角形断面を有することができる。例えば、エアロゾル発生装置の断面は、ボタンの存在によって変化する場合がある。このようなボタンは、装置を使用状態にするためのボタンとすることができる。ボタンの位置は、装置の形状に無関係に、最上表面の上のボタンの呈示を助けるように選択することができる。
【0092】
装置の長さは60mm以上とすることができる。装置の長さは150mm未満とすることができる。例えば、装置の長さは80mmから120mmの間とすることができる。装置の長さは90mmから110mmの間とすることができる。
【0093】
横断面形状の外接円は、10mm以上の直径を有することができる。横断面形状の外接円は、20mm未満の直径を有することができる。横断面形状の外接円は、12mmから16mmの間の直径を有することができる。多角形の断面は、多角形の1つの端部から、多角形の中心点を通って反対側の端部に至るラインによって規定することができる。このラインの長さは、10mmから20mmの間、好ましくは12mmから15mmの間とすることができる。偶数の辺を有する多角形は、多角形の平坦面から反対側の平坦面に至る断面線を有することができる。この距離は、例えば、12mmから14mmの間とすることができる。偶数の辺を有する多角形は、多角形のコーナー部から反対側のコーナー部に至る断面線を有することができる。この距離は、例えば、12mmから14mmの間とすることができる。対コーナー断面は対面断面よりも僅かに長いはずである。
【0094】
断面形状の各辺は全て同じ長さを有することができる。断面形状の各辺は異なる長さを有することができる。好ましくは、1つ又はそれ以上の辺は、2mm以上、好ましくは、3mm以上又は4mm以上の長さを有する。1つ又はそれ以上の辺の長さが5mm以上であることは好都合であろう、断面形状の辺の長さは、三次元の装置のファセットの幅と同じとすることができる。例えば、装置が実質的に円柱形で、長さ5mmの辺をもつ等辺の六角形の断面を有する場合、装置は、5mm幅の6つの長手方向のファセットをもつことになる。
【0095】
好ましくは、横断面形状は、少なくとも5つの辺を有する形状を形成するために直線又は曲線で接続された、少なくとも5つのコーナー部を有する。各コーナー部が曲線で接続される場合、この曲線は辺の長さに比べて大きな半径を有することが好ましく、辺が直線から僅かに外れてほぼ平らに見えるようになっている。
【0096】
エアロゾル発生装置は実質的に円柱形とすることができる。本明細書で用いる場合、用語「円柱形」は、実質的に平行な側面と二次元形状で規定される底部とを有する三次元形状に言及する。二次元形状は、横断面で規定されるものであり、少なくとも5つの辺を有する。本明細書で用いる場合、用語「円柱」は角柱と等価である。実質的に平行であるとは、側面が正確に平行である必要はないことを意味する。例えば、側面は真の平行から±5度の範囲とすることができる。
【0097】
エアロゾル発生装置の一部は、収束側面と二次元形状で規定される底部とを有する細長い切頭角錐の形状とすることができる。二次元形状は横断面を規定するものであり、この形状は少なくとも5つの辺を有する。
【0098】
好ましくは、断面を規定する二次元形状の各辺は、装置の外面の細長い側面に対応する。このような多面の断面形状のエアロゾル発生装置を提供することで、円形断面を有する装置に比べて装置の表面積が大きくなる。例えば、実質的に円柱形であり少なくとも5つの辺をもつ多角形の横断面を有する装置は、好都合には、ユーザにより人間工学的な感触を提供すると同時に、使用しないときに表面上に置いた場合の装置の安定性を高める。ユーザがテーブル等の平らな面の上に装置を置くことを望む場合があることが予想される。装置が転がるとユーザには都合が悪い場合がある。装置の安定を助けて転がり難くする形状特徴を備える装置は好都合であろう。
【0099】
エアロゾル発生装置の端部又は各端部がテーパー付きの場合、テーパーは直線状又は曲線状とすることができる。テーパーが存在すると、装置の一端が他の装置に挿入されるか又は結合されるように構成されている場合に特に好都合であろう。例えば、1つ又はそれ以上の電気接点を装置の第1の端部又はその近傍に配置することができ、他の装置の収容キャビティ内に設けられた電気接点と接触させることができるようになっている。嵌合する収容部分と併せて装置のテーパー付き端部によって、ユーザは装置を迅速かつ簡単に結合することができる。テーパーは、装置を収容キャビティ内の正しい位置に案内する。テーパーによる案内作用により、ユーザは、接点の位置合わせをするために装置を確認することなく、装置を他の装置、例えば充電ユニットに結合できる。このことは、装置を他の装置に結合する行為を暗闇の中で又はユーザの会話中に行うことができるので好都合であろう。
【0100】
エアロゾル発生装置のユーザは、エアロゾル発生物品を消費した場合に表面上に装置を置くことを意図することがある。装置を横にすることは、物品の唇側端部が表面に近接して非衛生的なので望ましくない場合がある。物品の唇側端部の高さが表面から上がるように装置を傾けることが好ましいであろう。好都合には、テーパーが存在すると、表面及び該表面から高くなった固定物の両方に接触した状態で装置を傾けることを助長することができる。テーパーは、形成された断面と併せて、装置が所定の角度で傾いた場合に、表面と接触する大きな表面積をもたらす。これにより、所定の角度で傾いた場合も装置の安定性が高くなる。最適な傾斜角はテーパー角に依存することになる。例えば、最適な傾斜角は、表面から25度から60度の間とすることができる。
【0101】
好ましくは、細長いエアロゾル発生装置は、エアロゾル発生基材を含むエアロゾル発生物品を収容するようになった基材収容キャビティを有する外側ハウジングと、エアロゾル発生基材を加熱してエアロゾルを発生するようになった加熱要素と、加熱要素に電力を供給するようになった電源とを備える。また、装置は、電源から加熱要素へ供給される電力を制御するコントローラを備えることができる。
【0102】
エアロゾル発生装置が基材収容キャビティを備える場合、キャビティ内にホルダを設けることができる。ホルダは、キャビティを有するエアロゾル発生装置の端部の近くにエアロゾル形成基材を保持するようになっている。エアロゾル形成基材自体は、好ましくは、ホルダ内に収容できるエアロゾル発生物品の構成部品である。
【0103】
装置の外部形状は、ハウジングによって規定することができる。ハウジングは、装置の構成部品を保持するシェルを形成することができる。ハウジングは、その外部断面と同じ形状の内部断面を有することができる。ハウジングは、円形の内部断面を有することができる。ハウジングは、外部断面とは異なる形状の非円形の内部断面を有することができる。
【0104】
装置がエアロゾル発生基材を含むエアロゾル発生物品を保持するようになったホルダを備える場合、装置の内部の複数の空気流路につながる複数の空気入口は、ホルダと外側ハウジング部分との間の空間に形成することができる。例えば、ホルダは円形の外部断面を有し、ハウジングは十角形の内部断面を有することができる。ホルダの外側部がハウジングの内面の10個の内面の各々に接触するように、ホルダがハウジング内に嵌合する場合、十角形のコーナー部とホルダとの間の空間によって10個の空隙が形成される。これらの空隙は空気入口として機能する。空気入口の面積は、ハウジングの内部形状を選択することで、又は基材収容キャビティを定めるハウジング部分でのハウジングの内部形状を選択することで制御することができる。
【0105】
外側ハウジングがテーパー付けされて末広がりになってので、空気流路は、装置内で空気入口から離れて末広がりとなることができる。このような空気流路を提供することで、装置内への空気の取り込みを改善することができる。さらに、取り込まれた空気は、エアロゾル発生基材と外側ハウジングとの間の断熱を改善することができる。
【0106】
基材収容キャビティは、唇側端部及び遠位端部をもつエアロゾル発生基材を含む喫煙物品を収容するように構成することができ、エアロゾル発生基材は遠位端部に存在する。エアロゾル発生物品の遠位端部が基材収容キャビティに挿入される。
【0107】
使用時、ユーザは、エアロゾル発生物品を装置の基材収容キャビティに挿入し、装置を作動させ、エアロゾル発生物品の唇側端部に唇を当てて吸入する。空気及び装置内で発生した何らかのエアロゾルは、エアロゾル発生物品の唇側端部から引き込まれ、ユーザが吸入する。ユーザが吸入する際に、空気及びエアロゾルはエアロゾル発生物品を通って遠位端部から唇側端部に移動する。いくつかの実施形態において、空気は、エアロゾル発生物品の近位にある装置の端部を介して装置内に引き込むことができる。いくつかの実施形態において、空気は、側壁を介して装置内に引き込むことができる。他の実施形態において、空気は、装置の近位端部及び装置の側壁を組み合わせたものを介して装置内に引き込むことができる。
【0108】
エアロゾル発生物品は、実質的に円柱形状とすることができる。エアロゾル発生物品は、実質的に細長とすることができる。エアロゾル発生物品は、ある長さと、長さに対して実質的に垂直な周囲とを有することができる。エアロゾル発生物品は、エアロゾル発生物品の長さがエアロゾル発生装置における空気流方向に実質的に平行であるようにエアロゾル発生装置のキャビティ内に収容することができる。
【0109】
エアロゾル発生装置がハウジングを有する場合、ハウジングは60mmから150mmの間の長さの細長いシェルとすることができる。ハウジングの壁の厚さは、0.2mmから1mmの間である。ハウジングが金属製の場合、壁厚は、好ましくは0.2mmから0.4mmの間である。ハウジングがポリマーで形成される場合、壁厚は、好ましくは0.5mmから1mmの間、例えば、0.6mmから0.8mmの間、又は約0.75mmである。
【0110】
エアロゾル発生装置の外側ハウジングは、2つ、4つ、又はそれ以上の部分で作ることができる。好ましくは、各部分は、装置の横断面に沿って接合することができ、装置のボタンの周りで接合するようになっている。外側ハウジングが4つの部分から構成される場合、各部分は、2つのテーパー付き末端部分と、2つの実質的に円柱形の中央部分とすることができる。いくつかの実施形態において、第1のハウジング部分は装置の第1の端部の外部形状を定めることができ、第2のハウジング部分は装置の第2の端部の外部形状を定めることができる。2つの隣接するハウジング部分は、装置の長さのほぼ中間に位置する接合部で接触することができる。2つのハウジング部分は、装置の他方の端部よりも一方の端部の近くに位置する接合部で接触することができる。好ましくは、各ハウジング部分は分離可能であり、例えば、各ハウジング部分を長手方向に摺動させることで、第1のハウジング部分を第2のハウジング部分から分離することができる。装置の内部へのアクセスは、ハウジングの1つ又はそれ以上の部分を取り外すことで可能になる。
【0111】
エアロゾル発生装置が、装置の内部構成部品に固定されて装置から取り外すことができないハウジング部分と、装置から取り外すことができる別のハウジング部分とを備えることが好ましい。基材収容キャビティを含む装置の端部を装置から取り外し可能であることが好ましい。基材収容キャビティ内のいずれかのホルダは、ハウジング部分と一緒に取り外すことができる。ハウジングの一部を取り外すことは、例えば、装置を清浄化するために装置の内部構成部品にアクセスするために望ましい場合がある。ハウジング部分の移動又はハウジング部分の取り外しは、装置の使用後のエアロゾル発生物品の取り外しを助長するために望ましい場合がある。
【0112】
ハウジング部分が装置から取り外し可能の場合、ハウジング部分は、特定の方向でのみ装置に対して結合可能であることが望ましい場合がある。例えば、取り外し可能なハウジング部分は、装置の実質的に円柱形の内側部分上を摺動することができる。この状况では、ハウジングの内面は、内側部分の対応する突出部又は切り欠き部にキー嵌合する切り欠き部又は突出部を定めることができ、ハウジング部分が、特定の方向でのみエアロゾル発生装置に確実に結合できるようになっている。
【0113】
ハウジング部分が装置の内部構成要素に対して摺動できる場合、ハウジング部分を1つ又はそれ以上の安定位置に保持できるならば好都合であろう。このために、ハウジング部分の内面は、装置の内側部分に定められた突出部と係合してスナップ嵌合する突出部を備えることができる。例えば、ハウジング内面上の長手方向に離間した2つの突出部は、装置の内側部分の突出部と係合してハウジング部分を位置決めすることができる。好ましくは、内側部分の突出部はバネ付きであり、力が作用するとハウジングの突出部を乗り越えることができる。ハウジングの内面が非円形断面形状、例えば多角形形状を有することは特に好都合である。突出部をハウジング内面のコーナー部に位置決めすることで、スナップの特性を機能が最適になるように管理することが可能になる。取り外し可能なハウジング部分は、ハウジング部分を第2のハウジング部分に近接した完全閉鎖位置に保持するスナップセットを有することができる。ハウジング部分を、第1の位置から摺動自在に移動しているが依然として装置に取り付けられた第2の位置に保持する第2のスナップセットが存在できる。異なるスナップセットの相対的な強度は様々とすることができる。
【0114】
外側ハウジングが2つ又はそれ以上の別個の部分を備える場合、装置の外観は、2つ又はそれ以上の部分が正確に整列していない場合は外観が損なわれる可能性がある。例えば、装置が多角形の底部を有する円柱の形態であれば、隣接する各ハウジング部分の間の何らかの不一致又は位置合わせ不良は、各ハウジング部分を接合する際に直ぐに明らかになるであろう。これはハウジングの外面上に規定された実質的に平らな面から異なる角度で反射する光に起因する。しかしながら、長手方向の面が完全に平らではない場合、視覚的な欠陥は顕著ではない可能性がある。例えば、装置が多角形断面を有し、多角形の各面が僅かに外向きに湾曲している場合、装置の長手方向の面は、僅かな横方向曲率を有することになる。この僅かな曲率は、ハウジングの隣接する各部分の間の不完全な位置合わせを隠すことができ、各面が完全に平らであった場合のように目立たない視覚的効果をもたらす。何らかの曲率が望ましいが、いずれかの凸曲率も、装置の転がりを助長するには不十分であることが好ましい。従って、装置の外部断面における面の輪郭をたどるいずれかの曲線が、面を横切る距離よりも実質的に大きな半径を有することが好ましい。このようにして、装置は、同時に、見た目が美しく、心地の良い人間工学的な感触を有し、転がり難い外部形状を有する。
【0115】
エアロゾル発生システムの外側ハウジングは、任意の適切な材料又は複数の材料を組み合わせたものから作ることができる。適切な材料の例としては、限定されるものではないが、金属、合金、ポリマー、プラスチック、又は1つ又はそれ以上のこれらの材料を含む複合材料、例えば、ポリプロピレン、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、及びポリエチレンである食品又は薬剤用途に適する熱可塑性材料を挙げることができる。好まし材料としては、アルミニウム、アルミニウム合金、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、及びポリカーボネート(PC)を挙げることができる。金属、金属材料、又は金属を含む複合材料を用いる場合、表面は陽極酸化処理を行うか、又は装置のハウジングの外観の見栄えを良くして引っかき抵抗性のある表面をもたらす処理を行うことができる。同様に、材料が金属、金属材料、又は複合材料を含まない場合、ハウジングの外観及び機能性、例えば、引っかき抵抗性を最適にするような材料を選択することができる。
【0116】
別の態様において、さらにエアロゾル発生システムが提供される、システムは、前述の細長いエアロゾル発生装置と、エアロゾル発生装置を受け入れるのに適した開口を有するキャビティを含む充電装置とを備える。
【0117】
好ましくは、エアロゾル発生装置は、充電装置の収容キャビティにエアロゾル発生装置をキー嵌合する手段を備える。キー嵌合手段は、対応するエアロゾル発生装置の少なくとも1つの突出部を受け入れるための少なくとも1つの切り欠き部を備えることができる。少なくとも1つの突出部は、エアロゾル発生装置を作動させるようになっているボタンとすることができる。もしくは、装置のボタン自体がキー嵌合を容易にする突出部として機能することができる。エアロゾル発生装置の収容キャビティは、エアロゾル発生装置の断面形状に対応する断面形状を有することができる。従って、キー嵌合手段は、エアロゾル発生装置と収容キャビティとの間の強制的な方向関連性から生じることができる。
【0118】
1つの実施形態において、エアロゾル発生装置が少なくとも1つのテーパー付き端部を備える場合、テーパー付き端部によって、装置を充電装置のキャビティにより簡単に挿入することができる。
【0119】
別の1つの態様において、加熱要素及び外側ハウジングを備えるエアロゾル発生装置が提供され、外側ハウジングは細長く、転がり難くなっている。
【0120】
例えば、ハウジングは、装置が転がり始めると表面にぶつかる1つ又はそれ以上の突起部又は突出部を備えることができる。突起部又は突出部は、転がりに対して装置を効果的に安定させる。
【0121】
ハウジングの外部形状は、転がりに対して装置が安定するように作用する。例えば、ハウジングは、細長く少なくとも1つの長手方向エッジを備えることができる。1つ長手方向エッジを有して転がりに対して安定性が高くなった形状の例としては、涙滴様の形態の断面の円柱を挙げることができる。
【0122】
外側ハウジングは、直線又は曲線で接続された少なくとも3つのコーナー部をもつ形状で形成された横断面を有することができる。3つのコーナー部が存在することで転がりに対して装置が好都合に安定する。
【0123】
エアロゾル発生装置は、少なくとも5つの辺をもつ形状で規定された外部横断面を有することができる。エアロゾル発生装置は大きなアスペクト比を有すること、及び全長のかなりの割合が前述の規定された断面を有することが好ましい。装置の全長が前述の規定された横断面をもつことができる。
【0124】
多角形は、規則的な多角形とすることができる。規則的な多角形という用語は、全ての角度が同じ等角の多角形、又は全ての辺の長さが同じ等辺の多角形を呼ぶ。各辺は、直線状又は曲線状とすることができる。各角度は鋭角なコーナー部又は丸みを帯びたコーナー部で形成することができる。エアロゾル発生装置は、全長にわたって規則的な多角形横断面を有することができる。もしくは、エアロゾル発生装置は、全長の一部にだけ広がる規則的な多角形断面を有することができる。例えば、エアロゾル発生装置の断面は、ボタンの存在によって変化する場合がある。このようなボタンは、装置を使用状態にするためのボタンとすることができる。ボタンの位置は、装置の形状に無関係に、最上表面の上のボタンの呈示を助けるように選択することができる。
【0125】
本明細書で用いる場合、用語「長さ」は、長手方向の寸法を呼ぶ。用語「長手方向」は、細長いエアロゾル発生装置の主軸を呼ぶ。本明細書で用いる場合、用語「横方向」は、長手方向に直交する方向を呼ぶ。
【0126】
エアロゾル発生装置の少なくとも1つの端部はテーパー付きとすることができる。もしくは、エアロゾル発生装置の両端部はテーパー付きとすることができる。好ましくは、テーパー付き端部の端面又は各端面の半径は、エアロゾル発生装置の最大半径の少なくとも50%である。多角形の半径は、多角形の図心からその頂点までで測定する。
【0127】
エアロゾル発生装置の端部又は各端部がテーパー付きの場合、好ましくは、エアロゾル発生装置の端部又は各端部は、装置の長さの少なくとも約5%に沿ってテーパーが付けられている。さらに好ましくは、エアロゾル発生装置の端部又は各端部は、装置の長さの少なくとも約7%に沿ってテーパーが付けられている。より好ましくは、エアロゾル発生装置の端部又は各端部は、装置の長さの少なくとも約7.5%に沿ってテーパーが付けられている。
【0128】
ハウジング部分が装置から取り外し可能の場合、ハウジング部分は、特定の方向でのみ装置に対して結合可能であることが望ましい場合がある。例えば、取り外し可能なハウジング部分は、装置の実質的に円柱形の内側部分上を摺動することができる。この状况では、ハウジングの内面は、内側部分の対応する突出部又は切り欠き部にキー嵌合する切り欠き部又は突出部を定めることができ、ハウジング部分が、特定の方向でのみエアロゾル発生装置に確実に結合できるようになっている。
【0129】
別の態様において、さらにエアロゾル発生システムが提供される。システムは、前述の細長いエアロゾル発生装置と、エアロゾル発生装置を受け入れるのに適した開口を有するキャビティを含む充電装置とを備える。エアロゾル発生装置を所定の方向でのみキャビティに挿入できることが好都合であろう。
【0130】
好ましくは、エアロゾル発生装置の収容キャビティは、エアロゾル発生装置を充電装置の収容キャビティに対してキー嵌合する手段を備える。キー嵌合手段は、対応するエアロゾル発生装置の少なくとも1つの突出部を受け入れるための少なくとも1つの切り欠き部を備えることができる。少なくとも1つの突出部は、エアロゾル発生装置を作動させるようになっているボタンとすることができる。もしくは、装置のボタン自体がキー嵌合を容易にする突出部として機能することができる。エアロゾル発生装置の収容キャビティは、エアロゾル発生装置の断面形状に対応する断面形状を有することができる。従って、キー嵌合手段は、エアロゾル発生装置と収容キャビティとの間の強制的な方向関連性から生じることができる。
【0131】
1つの実施形態において、エアロゾル発生装置が少なくとも1つのテーパー付き端部を備える場合、テーパー付き端部により、装置を充電装置のキャビティに挿入することがより容易になる。
【0132】
さらに他の態様において、以下の一連の番号付けされた条項に規定されたエアロゾル発生装置又はシステムを提供することができる。
1.加熱要素及び外側ハウジングを備えるエアロゾル発生装置であって、外側ハウジングは細長く、ハウジングから横方向に延びる1つ又はそれ以上の突出部を備える。
2.条項1に記載のエアロゾル発生装置であって、ハウジングは実質的に円柱形である。
3.条項2に記載のアロゾル発生装置であって、円柱は、円形、楕円形、規則的な多角形、及び不規則な多角形からなるグループから選択される断面を有する。
4.条項2に記載のアロゾル発生装置であって、円柱は、3、4、5、6、7、8、9、10、11、13、14、15、又は16のコーナー部をもつ形状を規定する横断面を有する。
5.条項1から4のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、エアロゾル発生装置の少なくとも1つの端部にはテーパーが付けられている。
6.条項1から5のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、ハウジングの長さは、80mmから150mmの間、好ましくは、約93mmである。
7.条項1から6のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、1つ又はそれ以上の突出部は、1.5mmを超える距離だけ延びている。
8.条項1から7のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、1つ又はそれ以上の突出部は、転がりに対して装置を安定させる。
9.条項1から8のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、エアロゾル発生物品に設けられたエアロゾル形成基材が加熱要素に隣接して配置されるようにエアロゾル発生物品を受け入れるキャビティを備える。
10.条項1から9のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、ハウジングは2つ又はそれ以上のセクションを備える。
11.条項1から10のいずれかに記載のエアロゾル発生装置と、エアロゾル発生装置を受け入れるためのキャビティを含む充電装置とを備えるシステムであって、キャビティは、ハウジング上の1つ又はそれ以上の突出部とキー嵌合してエアロゾル発生装置をキャビティ内で方向を合わせる切り欠き部を備える。
【0133】
別の1つの形態において、以下の一連の番号付けされた条項に規定されたエアロゾル発生装置又はシステムを提供することができる。
1.加熱要素及び外側ハウジングを備えるエアロゾル発生装置であって、外側ハウジングは細長く、直線又は曲線で接続された少なくとも3つのコーナー部をもつ形状を形成する横断面を有する。
2.条項1に記載のエアロゾル発生装置であって、外側ハウジングは実質的に円柱形である。
3.条項2に記載のアロゾル発生装置であって、円柱は、3、4、5、6、7、8、9、10、11、13、14、15、又は16のコーナー部をもつ形状を規定する横断面を有する。
4.条項1から3のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、各コーナー部は、2mmから10mmの間だけ離間し、100mmから10000mmの間、好ましくは200mmから2000mmの間の曲率の半径を有する曲線で接続される。
5.条項1から4のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、エアロゾル発生装置の少なくとも1つの端部にはテーパーが付けられている。
6.条項1から5のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、ハウジングの長さは、80mmから150mmの間、好ましくは、約93mmである。
7.条項1から6のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、横断面形状は、転がりに対して装置を安定させる。
8.条項1から7のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、エアロゾル発生物品に設けられたエアロゾル形成基材が加熱要素に隣接して配置されるようにエアロゾル発生物品を受け入れるキャビティを備える。
9.条項1から8のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、ハウジングは2つ又はそれ以上のセクションを備える。
10.条項1から9のいずれかに記載のエアロゾル発生装置と、エアロゾル発生装置を受け入れるためのキャビティを含む充電装置とを備えるシステムであって、キャビティは、該キャビティ内にエアロゾル発生装置を収容するように形作られている。
【0134】
別の1つの形態において、以下の一連の番号付けされた条項に規定されたエアロゾル発生装置又はシステムを提供することができる。
1.細長いエアロゾル発生装置は加熱要素を備え、さらに少なくとも1つの長手方向エッジを備える。
2.条項1に記載のエアロゾル発生装置であって、2つの長手方向エッジを備える。
3.条項1又は2に記載のエアロゾル発生装置であって、3つ又はそれ以上にエッジを備え、エアロゾル発生装置に沿った少なくとも1つの位置での横断面は、直線又は曲線で接続されたコーナー部をもつ形状を規定する。
4.条項3に記載のエアロゾル発生装置であって、各コーナー部は曲線で接続され、曲線は、形状の外接円の半径よりも大きな半径を有する。
5.条項1から4のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、ハウジングは2つ又はそれ以上のセクションを備える。
6.条項1から5のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、少なくとも1つの長手方向エッジは、転がりに対して装置を安定させる。
7.条項1から6のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、エアロゾル発生物品に設けられたエアロゾル形成基材が加熱要素に隣接して配置されるようにエアロゾル発生物品を受け入れるキャビティを備える。
8.条項1から7のいずれかに記載のエアロゾル発生装置と、エアロゾル発生装置を受け入れるためのキャビティを含む充電装置とを備えるシステムであって、キャビティは、該キャビティ内にエアロゾル発生装置を収容するように形作られている。
9.条項8に記載のシステムであって、キャビティは、ハウジング上の少なくとも1つの長手方向エッジとキー嵌合してエアロゾル発生装置をキャビティ内で方向を合わせる切り欠き部を備える。
【0135】
別の1つの形態において、以下の一連の番号付けされた条項に規定されたエアロゾル発生装置又はシステムを提供することができる。
1.加熱要素と、該加熱要素を作動させるための手動で作動可能なボタンを含む細長いハウジングとを備えるエアロゾル発生装置。
2.条項1に記載のエアロゾル発生装置であって、ボタンは、少なくとも1mmだけハウジングから横方向に突出する。
3.条項1に記載のエアロゾル発生装置であって、ハウジングは、ボタンの近くに隆起突出部を定める。
4.条項1に記載のエアロゾル発生装置であって、ボタンは、ハウジングから横方向に延びる隆起部又は突出部によって取り囲まれている。
5.条項1から4のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、ボタンは、ユーザの親指又は指を置くための凹部を備える。
6.条項1から5のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、ボタンは透明材料で形成され、装置は、ハウジング内に装置の作動時にボタンを通して目に見えるインジケータライトを備える。
7.条項1から6のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、ハウジング内に装置の作動時に発光するインジケータライトを備え、ボタンは、ユーザにインジケータライトが見るようにライトガイドとして機能する透明部を備える。
8.条項1から7のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、エアロゾル発生装置の少なくとも1つの端部にはテーパーが付けられている。
9.条項1から8のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、ハウジングの長さは、80mmから150mmの間、好ましくは、約93mmである。
10.条項1から9のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、ボタン又はボタンに隣接したハウジングからの突出部は、転がりに対して装置を安定させる。
11.条項1から10のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、エアロゾル発生物品に設けられたエアロゾル形成基材が加熱要素に隣接して配置されるようにエアロゾル発生物品を受け入れるキャビティを備える。
12.条項1から10のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、ハウジングは2つ又はそれ以上のセクションを備える。
13.条項1から12のいずれかに記載のエアロゾル発生装置と、エアロゾル発生装置を受け入れるためのキャビティを含む充電装置とを備えるシステムであって、キャビティは、ハウジング上の1つ又はそれ以上の突出部とキー嵌合してエアロゾル発生装置をキャビティ内で方向を合わせる、切り欠き部を備える。
【0136】
別の1つの形態において、以下の一連の番号付けされた条項に規定されたエアロゾル発生装置又はシステムを提供することができる。
1.加熱要素と、第1の端面、第2の端面、及び少なくとも1つの長手方向の面を有する細長いハウジングとを備えたエアロゾル発生装置であって、キャビティは、エアロゾル発生物品に設けられたエアロゾル形成基材が加熱要素に隣接して配置されるようにエアロゾル発生物品を受け入れるために、第1の端面に形成され、少なくとも1つの電気接点は、第2の端面に形成される。
2.条項1に記載のエアロゾル発生装置であって、少なくとも2つの電気接点が第2の端面に形成される。
3.条項1又は2に記載のエアロゾル発生装置であって、5又は6又は7の電気接点が第2の端面に形成される。
4.条項1から2のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、加熱要素に電力を供給するバッテリを備え、バッテリを充電するために少なくとも1つの電気接点を使用する。
5.条項1から4のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、エアロゾル発生装置の少なくとも1つの端部にはテーパーが付けられている。
6.条項1から5のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、ハウジングの長さは、80mmから150mmの間、好ましくは、約93mmである。
7.条項1から5のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、ハウジングは2つ又はそれ以上のセクションを備える。
8.条項1から7のいずれかに記載のエアロゾル発生装置と、エアロゾル発生装置を受け入れるためのキャビティを含む充電装置とを備えるシステムであって、キャビティは、第2の端面に形成された少なくとも1つの電気接点に電気接続する少なくとも1つの電気接点において終端する。
【0137】
別の1つの形態において、以下の一連の番号付けされた条項に規定されたエアロゾル発生装置又はシステムを提供することができる。
1.加熱要素及び細長いハウジングを備えたエアロゾル発生装置であって、ハウジングは2つの部分を備える、ハウジングの第1の部分は、装置から摺動自在に移動可能であり、ハウジングは金属製であり、0.2から0.75mmの間の壁厚を有する。
2.条項1に記載のエアロゾル発生装置であって、金属は、アルミニウム又はアルミニウム合金である。
3.条項1又は2に記載のエアロゾル発生装置であって、ハウジングの第1の部分の内面は、装置の摺動面に対して摺動し、2つの摺動面のうちの少なくとも1つは、硬化されている。
【0138】
別の1つの形態において、以下の一連の番号付けされた条項に規定されたエアロゾル発生装置又はシステムを提供することができる。
1.壁厚が0.5mmから1mmの間であるポリマー材料製の細長いハウジングを備えたエアロゾル発生装置である。
2.条項1に記載のエアロゾル発生装置であって、壁厚は0.6mmから0.8mmの間、好ましくは約0.75mmである。
3.条項1に記載のエアロゾル発生装置であって、ハウジングの全長は、80mmから100mmの間、好ましくは約90mmから95mmの間、例えば93mmである。
4.条項1から3のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、ハウジングは、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)又はポリカーボネート(PC)から形成される。
5.条項1から3のいずれかに記載のエアロゾル発生装置であって、ハウジングは2つの部分から形成され、第1の部分は装置から取り外し可能である。
【0139】
前述の本発明の種々の態様で説明した特徴部は、組み合わせることができる。
【0140】
さらに他の1つの態様において、細長いエアロゾル発生装置が提供され、装置の少なくとも一部は、少なくとも5つの辺を有する形状で規定される外側の横断面を有する。エアロゾル発生装置は、大きなアスペクト比を有すること、及び長さのかなり大きな割合が前述の規定された横断面を有することが好ましい。装置の全長が前述の規定された横断面を有することができる。
【0141】
別の態様において、さらにエアロゾル発生システムが提供される。システムは、前述の細長いエアロゾル発生装置と、エアロゾル発生装置を受け入れるのに適した開口を有するキャビティを含む充電装置とを備える。
【0142】
好ましくは、エアロゾル発生装置は、充電装置の収容キャビティにエアロゾル発生装置をキー嵌合する手段を備える。キー嵌合手段は、対応するエアロゾル発生装置の少なくとも1つの突出部を受け入れるための少なくとも1つの切り欠き部を備えることができる。少なくとも1つの突出部は、エアロゾル発生装置を作動させるようになっているボタンとすることができる。もしくは、装置のボタン自体がキー嵌合を容易にする突出部として機能することができる。エアロゾル発生装置の収容キャビティは、エアロゾル発生装置の断面形状に対応する断面形状を有することができる。従って、キー嵌合手段は、エアロゾル発生装置と収容キャビティとの間の強制的な方向関連性から生じることができる。
【0143】
1つの実施形態において、エアロゾル発生装置が少なくとも1つのテーパー付き端部を備える場合、テーパー付き端部により、装置を充電装置のキャビティに挿入することがより容易になる。
【0144】
さらに別の態様において、加熱要素及び充電式電源を備えるエアロゾル発生装置が提供される。装置は、電源を再充電するために、エアロゾル発生装置を充電装置に結合するための結合部分を備える。結合部分は段付き又はテーパー付きである。結合部分は、充電装置の収容部に挿入される装置の一部を呼ぶ。
【0145】
本明細書で用いる場合、用語「テーパー付き」は、装置の一部の断面積の漸進的な減少を呼ぶ。例えば、装置は、第1及び第2の端部を有する実質的に円柱形とすることができる。一方の端部はその終端部でテーパー付きとすることができる。このことは、横断面は、終端部に近づくにつれて漸進的に減少することを意味する。
【0146】
本明細書で用いる場合、「段付き」は、装置の一部の断面積の段階的な減少を呼ぶ。装置は、第1及び第2の端部を有する実質的に円柱形とすることができる。一方の端部はその終端部で段付きとすることができる。このことは、横断面は、終端部に近づくにつれて1つ又はそれ以上の不連続な段で減少することを意味する。
【0147】
好ましくは、少なくとも1つの接点が結合部分に配置される。結合部分が、例えば、2又は3又は4又は5の接点である、多くの接点を備えることが好都合であろう。結合部分は、5つより多くの接点を備えることができる。接点は電気接点とすることができ、例えば、充電式電源を再充電するための接点である。接点はデータ転送のために接触することができる。結合部分は、電気接点とデータ接点とを組み合わせたものを備えることができる。
【0148】
エアロゾル発生装置は、第1の端部及び第2の端部を有する細長いエアロゾル発生装置とすることができる。例えば、エアロゾル発生装置は、第1の端部及び第2の端部を含む細長いハウジングで規定された外部形状を有することができる。結合部分は、第1の端部又は第2の端部のいずれかに向かって延びると共にこれを含む、装置つまりハウジングの一部で規定することができる。
【0149】
装置は結合部分を備えることができる。この場合、第1の結合部分は装置の第1の端部を含み、第2の結合部分は装置の第2の端部を含むことができる。
【0150】
充電装置と係合するために、結合部分を正しく位置合わせすることが重要である。従って、結合部分は、充電装置と位置合わせするための手段を備えることができる。位置合わせ用の手段は、装置の断面形状に関連することができる。例えば、装置の断面形状は、充電装置に形成された収容チャンネル又はシースとの嵌め合い係合を成すことができる。位置合わせ手段は、キー嵌合機能に関連することができ、例えば、結合部分は、充電装置の関連のスロットと係合する1つ又はそれ以上の突起部を含むことができ、結合部分を充電装置に位置合わせするようになっている。結合部分は、充電装置の関連の突起部と係合する1つ又はそれ以上のスロットを含むことができ、結合部分を充電ユニットに位置合わせするようになっている。
【0151】
細長いエアロゾル発生装置は、少なくとも5つの辺をもつ形状で規定される外部横断面を有することができる。エアロゾル発生装置は大きなアスペクト比を有すること、及び全長のかなりの割合が前述の規定された断面を有することが好ましい。装置の全長が前述の規定された横断面をもつことができる。
【0152】
結合部分の外部断面は多角形横断面とすることができる。装置の外部断面は多角形横断面とすることができる。以下の断面の説明は、装置の断面又は結合部分の断面のいずれかに関する。好ましい実施形態において、装置の断面及び結合部分の断面は同じである。多角形断面は、3又はそれ以上の辺を有する形状で規定される。多角形は、少なくとも5又は6の辺を備えることができる。
【0153】
装置の長さは60mm以上とすることができる。装置の長さは150mm未満とすることができる。例えば、装置の長さは80mmから120mmの間とすることができる。装置の長さは90mmから110mmの間とすることができる。
【0154】
エアロゾル発生装置の少なくとも1つの端部はテーパー付きとすることができ、例えば、装置の1つの端部は結合部分を形成することができる。もしくは、エアロゾル発生装置の両端部はテーパー付きとすることができる。好ましくは、テーパー付き端部の端面又は各端面の半径は、エアロゾル発生装置の最大半径の少なくとも50%である。多角形の半径は、多角形の図心からその頂点までで測定する。
【0155】
エアロゾル発生装置の端部又は各端部がテーパー付き又は段付きの場合、好ましくは、エアロゾル発生装置の端部又は各端部は、装置の長さの少なくとも約5%にわたってテーパー付き又は段付きである。より好ましくは、エアロゾル発生装置の端部又は各端部は、装置の長さの少なくとも約7%にわたってテーパー付き又は段付きである。さらに好ましくは、エアロゾル発生装置の端部又は各端部は、装置の長さの少なくとも約7.5%にわたってテーパー付き又は段付きである。装置の各端部は、装置の長さの最大20%にわたってテーパー付き又は段付きとすることができる。
【0156】
テーパー又は段は、結合部分又は装置の長手方向中心軸の周りで対称とすることができる。例えば、テーパーは、結合部分又は装置の長手方向中心軸の周りに位置するテーパーの終点に対して対称な長手方向断面を有することができる。
【0157】
エアロゾル発生装置の端部又は各端部がテーパー付きの場合、テーパーは直線状又は曲線状とすることができる。テーパーが存在すると、装置の一端が他の装置に挿入されるか又は結合されるように構成されている場合に特に好都合であろう。例えば、1つ又はそれ以上の電気接点を装置の第1の端部又はその近傍に配置することができ、他の装置の収容キャビティ内に設けられた電気接点と接触させることができるようになっている。嵌合する収容部分と併せて装置のテーパー付き端部によって、ユーザは装置を迅速かつ簡単に結合することができる。テーパーは、装置を収容キャビティ内の正しい位置に案内する。テーパーによる案内作用により、ユーザは、接点の位置合わせをするために装置を確認することなく、装置を他の装置、例えば充電ユニットに結合できる。このことは、装置を他の装置に結合する行為を暗闇の中で又はユーザの会話中に行うことができるので好都合であろう。
【0158】
別の態様において、エアロゾル発生システムが提供される。システムは、前述のエアロゾル発生装置と、装置の結合部分を収容する収容部分を含む充電装置とを備える。第1の接点は、装置の結合部分に配置される。第2の接点は、充電装置の収容部分に配置される。好ましくは、収容部分は、エアロゾル発生装置の結合部分を収容するのに適する開口を有するキャビティを備える。
【0159】
充電装置自体は携帯型装置とすることができ、エアロゾル発生装置の充電式電源を再充電するための充電式電源を備えることができる。
【0160】
好都合には、システムは、2つ以上のエアロゾル発生装置を備えることができる。従って、他方の装置の使用中に一方の装置を充電することができる。異なるエアロゾル発生物品を指定した異なる装置を有することができる。友人と共用するために予備のエアロゾル発生装置を有することができる。
【0161】
好ましくは、エアロゾル発生装置は、充電装置の収容キャビティにエアロゾル発生装置をキー嵌合する手段を備える。キー嵌合手段は、対応するエアロゾル発生装置の少なくとも1つの突出部を受け入れるための少なくとも1つの切り欠き部を備えることができる。少なくとも1つの突出部は、エアロゾル発生装置を作動させるようになっているボタンとすることができる。もしくは、装置のボタン自体がキー嵌合を容易にする突出部として機能することができる。エアロゾル発生装置の収容キャビティは、エアロゾル発生装置の断面形状に対応する断面形状を有することができる。従って、キー嵌合手段は、エアロゾル発生装置と収容キャビティとの間の強制的な方向関連性から生じることができる。
【0162】
1つの実施形態において、エアロゾル発生装置が少なくとも1つのテーパー付き端部を備える場合、テーパー付き端部によって、装置を充電装置のキャビティにより簡単に挿入することができる。
【0163】
本明細書で用いる場合、にミーンズ・プラス・ファンクションの特徴要素は、代替的に対応する構造を用いて表現することができる。
【0164】
1つの態様に関する何らかの特徴要素は、何らかの適切な組み合わせで他の態様に適用することができる。特に、方法の態様は、装置の態様に適用することができ、その逆も同様である。さらに、1つの態様の任意の、いくつかの、又は全ての特徴要素は、何らかの適切な組み合わせで他の態様の任意の、いくつかの、又は全ての特徴要素に適用することができる。
【0165】
本発明の何らかの態様で説明され規定された種々の特徴要素の特定の組み合わせは、独立して実装、供給、又は使用することができることを理解されたい。
【0166】
装置の前記又は他の態様は、添付の図面を参照して説明される以下の例示的な実施形態で明らかになる。