(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【背景技術】
【0002】
調理用のスライサーは、食品を第一受け部の上面から第二受け部の上面に向って前方向に滑動することにより、第一受け部と第二受け部の境に取り付けられているスライス刃でスライスする構成である。そして、スライスされる食品の厚みを調節するために、例えば、第一受け部を可動に取り付けることにより、スライス刃に対する第一受け部の高さを変化させる構成が用いられている。第一受け部を可動とするために、特許文献1のスライサーでは、第一受け部である可動摺板の底部傾斜面と、調節部材である調整体の傾斜面とを、対面した状態で互いに滑動可能とし、調整体の前後移動で可動摺板を上下に平行移動可能としている。このスライサーは、可動である調整体が使用中に食品の圧力で降下するための固定手段が設けられていない。これは、対面する2つの傾斜面の傾斜角度が小さいので、食品からの圧力を受けたときに2つの傾斜面を滑動させる方向に働く力が、傾斜面同士の摩擦力を超えて滑動させることができるほど大きくならないからである。このように、特許文献1のスライサーは、調整体の固定手段が不要であるが、対面する2つの傾斜面の傾斜角度が小さいので、調整体の前後移動で可動摺板を上下に移動させることができる移動量はわずかである。したがって、スライスする食品の厚みはわずかな範囲で調節できるだけである。仮に、食品の厚みを広い範囲で調節できるようにするためには、調整体の前後の移動量を大きくする必要がある。そうすると、調整体の移動量を大きくするためにはその分だけスライサーを長くしなければならず、必要以上にスライサーが長くなってしまうのである。
【0003】
特許文献1のスライサーの長さを長くすることなく、食品の厚みを広い範囲で調節可能とするためには、対面する2つの傾斜面の傾斜角度を大きくすればよいが、前述したように固定手段がないと第一受け部は食品の圧力によって、使用中に下降してしまうのである。特許文献2は、対面する2つの傾斜面の角度を大きくした構成であり、スライサーを必要以上に長くしなくても、第一受け部である調整受板の上下移動の範囲が広く、食品の厚みを広い範囲で調節することができる。しかし、固定手段がなければ調整受板は使用中に下降してしまうので、螺子により調整受板を固定している。このように、調整受板を螺子により固定するものであると、調整受板を移動させるときに螺子を緩めなければならず、移動後に固定するために螺子を締めなければならず、食品の厚みを変えようとするときにその都度、螺子を緩め締めしなければならないから作業が面倒である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の実施例について説明する。
図1に示すように、本発明のスライサー1は、フレーム2と、第一受け部3及び第二受け部4とを有する。フレーム2及び第二受け部4は、ステンレス板で形成されている。第一受け部3は、プラスチックで形成されたベース部材12とステンレス板で形成された天板5とから成る。第一受け部3は、スライサー1の後端壁6に取り付けられた調節ノブ48を回動することによって、上下方向に垂直に平行移動させることができ、それにより、スライスする食品の厚さを調節することができる。第二受け部4は、フレーム2に固定されている。
【0012】
図4に示すように、フレーム2にスタンド7が回動可能に取り付けられ、不使用時には係止突起8に係止させることにより閉じておくことができる。
図5に示すように、使用時にはスタンド7を回動させることにより開き、ストッパー9により所定の開き角度を維持させた状態でスライサー1を傾斜させた状態で使用することができる。また、フレーム2の前端部には接地部79,79が設けられ、スタンド7の横方向に延びる接地部には滑り止め部80が設けられており、これらの接地部79,79と滑り止め部80によって安定したスライス作業をすることができる。また、スライサー1は、平刃のスライス刃10を有する。スライス刃10は、その刃先11が後方、すなわち調節ノブ48の方向を向くように着脱可能に取り付けられている。スライスされる食品は、第一受け部3の上面を前方、すなわち調節ノブ48と反対の方向に滑動させることによりスライス刃10によりスライスされ、次いで、第二受け部4の上面を前方に滑動して1つのスライス作業が完了する。このスライス作業を繰り返すことによって、多数のスライスされた食品を得ることができる。
【0013】
次に、原動体である調節部材30の水平方向の移動を、従動体である第一受け部3の垂直な上下方向の移動に変える変向機構について説明する。
図6に示すように、第一受け部3は、プラスチック製のベース部材12の上面に天板5が固定されている。
図7に示すように、天板5は、ベース部材12を嵌め込むための両側壁13,13が一体に設けられ、さらにそれらに垂直に延びる別体の当て板部15が取り付けられている。また、嵌め込まれたベース部材12を固定するために、両側壁13,13はそれぞれピン孔17,17を有し、当て板部15はピン孔18,18を有している。
図6に示すように、ベース部材12は、天板5の両側壁13,13と当て板部15により構成される空間部に嵌め込まれ、両側壁13,13とベース部材12はピン孔17,17を通したピン14により結合され、当て板部15とベース部材12は、ピン孔18,18を通したピン16,16により結合される。
【0014】
当て板部15は、ピン孔18,18よりも外寄りに、ボルト22を挿通させるための一対のボルト孔(図示せず。)を有する。また、フレーム2の両側壁54,54の内面にはL字形に折り曲げ形成された一対のブラケット20(一方は図示せず。)が固着されている。ブラケット20には、上下方向に延びる長孔21が設けられている。この長孔21は、第一受け部3の最大移動範囲を画定する。ボルト22,22は当て板部15のボルト孔及びブラケット20の長孔21に挿通されており、さらに、ボルト22,22は、ワッシャを介してナット23,23を螺合することによりボルト孔及び長孔21から抜けることがない。なお、ナット23,23は一杯に締付けるのではなく、ボルト22,22が長孔21内で移動可能となるように締める。ボルト22,22が長孔21内で上下に移動することにより、第一受け部3がフレーム2に対して上下方向に移動する。そして、ブラケット20と当て板部15が面接触することにより、第一受け部3は前後方向に移動することを規制される。これらの構成が、ベース部材12を上下に垂直に平行移動可能とするための要素となる。
【0015】
図8に示すように、ベース部材12は、その底面の両側に一体に設けられた前後二対の従節部24,24,25,25を有する。また、各従節部24,24,25,25は、それぞれ下面に従節傾斜面26,26,27,27を有する。従節傾斜面26,26,27,27はスライサー1の後部側から前部側に行くに従って上昇する斜面に形成されている。さらに、各従節部24,24,25,25は、それぞれ内面に従節傾斜面26,26,27,27に平行な従節傾斜溝28,29を有する。
【0016】
さらに、スライサー1は、前述したベース部材12を移動させる力を与える原動体である調節部材30を有する。
図9に示すように、調節部材30は、その上面の両側に一体に設けられた前後二対の原節部31,31,32,32を有する。また、各原節部31,31,32,32は、それぞれ上面に原節傾斜面33,33,34,34を有する。これらの原節傾斜面33,33,34,34は、スライサー1の後部側から前部側に行くに従って、前述した従節傾斜面26,26,27,27と同じ角度で上昇する斜面に形成されている。第一受け部3と調節部材30とがフレーム2に設置されたとき、原節傾斜面33,33,34,34と従節傾斜面26,26,27,27とは、対面した状態で互いに滑動可能となる。
【0017】
また、調節部材30の原節部31,31,32,32から突出片35,35,36,36が立ち上がっており、それらの突出片35,35,36,36の上部に、原節係合突部37,37,38,38が、原節傾斜面33,33,34,34の上方に突出するように形成されている。第一受け部3と調節部材30とがフレーム2に設置されたとき、原節傾斜面33,33,34,34が従節傾斜面26,26,27,27に接した状態で、原節係合突部37,37,38,38はベース部材12の前後二対の従節傾斜溝28,29に係合する。
【0018】
また、フレーム2の両側壁54,54の内面には、調節部材30を支持しつつ、調節部材30の前後方向の移動をガイドするためのステンレス板製ガイド部40(一方は図示せず。)が溶接により固定されている。ガイド部40はフレーム2の側壁54と協働してガイド溝50を構成する。調節部材30の底面の両側には、このガイド溝50に係合する長さ方向に延びる突条39,39が形成されている。調節部材30がフレーム2に設置されたとき、ガイド溝50に調節部材30の突条39,39が係合し、調節部材30の前後方向の移動をそのガイド溝50がガイドする。
【0019】
また、調節部材30の後壁41に設けられた係合孔44には、駆動部である駆動軸42に設けられ螺旋状の溝45で構成されているウォーム43が、その軸線を中心に回転可能に挿入されている。そして、後壁41の上面から挿し込まれたピン46が、ウォーム43の溝45に係合している。ピン46と溝45とが係合した状態で、ウォーム43は回転可能である。ウォーム43を有する駆動軸42は、フレーム2の後端壁6に設けられた軸孔19に挿入され、前後方向に移動不能に支持されている。駆動軸42の後端に取り付けられている調節ノブ48を回転することにより、ウォーム43を回転させることができる。ウォーム43が、前後方向に移動不能に支持されているので、ウォーム43を回転させることにより調節部材30のみがフレーム2に対して前後に移動する。
【0020】
次に、第一受け部3を上方に垂直移動させる方法について、
図10を参酌しながら説明する。
図10の状態から、駆動軸42をその軸線を中心に時計回りに回転させると、調整部材30が後方(右側)に移動する。このとき、原節傾斜面33,34が従節傾斜面26,27を押圧するので、第一受け部3のベース部材12にはそれを上昇させる力が加わるほかに、後方に移動させる力も加わる。しかし、
図6に示すように、第一受け部3の当て板部15と、フレーム2の両側壁54,54の内面に設けられているブラケット20とが面接触することにより、ベース部材12は前後方向に移動することを規制されているので、第一受け部3は後方に移動しない。したがって、原節傾斜面33,34と従節傾斜面26,27とが互いに滑動しながら、第一受け部3は垂直方向のみに上昇する。また、前側の従節部24と後ろ側の従節部25は同一形状であり、前側の原節部31と後ろ側の原節部32とは同一形状であるので、ベース部材12の上昇は前後で等しいから、第一受け部3は垂直に平行移動する。また、ウォーム43は、ネジと異なり、法線上における溝と溝との間隔が大きいので、ウォーム43の少しの回転で調節部材30を迅速に移動させることができる。また、第一受け部3が所定の高さに到達したときに、本発明では、第一受け部3をその高さに維持するためのロック機構を有していない。これは、ウォームがセルフロック機能を有しているので、第一受け部3に上から圧力を加えてもウォームは逆回転せず、第一受け部3は下降しないからである。したがって、本発明では、第一受け部3を所定の高さに維持するためのロック機構が不要である。
【0021】
次に、第一受け部3を下方に垂直移動させる方法について、
図11を参酌しながら説明する。
図11の状態から、駆動軸42をその軸線を中心に反時計回りに回転させると、調整部材30が前方(左側)に移動する。それによって、調節部材30の原節傾斜面33,34は、ベース部材12の従節傾斜面26,27を支持する高さを徐々に低くしていく方向に移動する。その移動と共に、従節部24,25の従節傾斜溝28,29に係合している原節部31,32の原節係合突部37,38が、従節傾斜溝28,29の下側の内面を押圧して、前後方向の移動が規制されている第一受け部3を強制的に下降させる。仮に、原節係合突部37,38と従節傾斜溝28,29の係合が存在しないときは、調節部材30の原節傾斜面33,34が、ベース部材12の従節傾斜面26,27を支持する高さを徐々に低くしていく方向に移動するときに、第一受け部3は自重で自然に下降することができる場合もあるが、フレーム2と第一受け部3との摩擦力が大きいときは、第一受け部3は自然に下降せず取り残されてしまう虞がある。このように、この実施例では、原動体である調節部材30を前後に移動させることにより、従動体である第一受け部3を上下に移動させる2つの変向機構、すなわち、第一受け部3と調節部材30のそれぞれに設けられた傾斜面同士が滑動可能である変向機構と、第一受け部3に設けられた従節傾斜溝28,29と調節部材30に設けられた原節係合突部37,38が係合する変向機構とが複合して設けられている。したがって、これらの機構により、第一受け部3を調節ノブ48の回転や、調節部材30の前後移動に合わせて確実に上下移動させることができる。また、第一受け部3を最も高い位置に移動させたときは、第一受け部3の上面がスライス刃10よりも高くなるように設定されているので、スライス刃10で指などを傷付ける虞がなく安全であり、刃の損傷も防止することができる。さらに、原節係合突部37,38と従節傾斜溝28,29の係合により、原節傾斜面33,34と従節傾斜面26,27とが離れないので、使用中に第一受け部3の端部が浮き上がったり跳ね上がったりすることを防止できる。
【0022】
本実施例では、スライス刃10により食品をスライスすることができるが、さらに、
図12に示す櫛歯ユニット49をフレーム2に着脱可能に取り付けることにより、食品の千切りをすることもできる。櫛歯ユニット49は、角棒状の基台51に多数の櫛歯52を並べて設けることにより構成されている。基台51の両端に掛け止め突部53,53が形成されている。さらに、基台51の長さ方向に沿って段差を設けることにより段部72が形成されている。この段部72は、第一受け部3の下降限界を定めている。すなわち、段部72の段差は、第一受け部3の天板5の厚みと等しい。そして、第一受け部3を下降させると、天板5の前端部78が櫛歯ユニット49の段部72に当たって、第一受け部3のそれ以上の下降を規制する。その状態で食品を千切りすると、スライスする厚みと各櫛歯のピッチが等しいので、千切りされた食品の断面は正方形となる。第一受け部3をそれよりも上昇させて千切りするときは、食品の断面は長方形となる。また、別途、櫛歯ユニット49の櫛歯52の高さやピッチを変えたものを複数用意することにより、異なるサイズの千切りをすることができる。
【0023】
次に、スライス刃10及び櫛歯ユニット49をフレーム2に着脱可能に取り付ける構成について説明する。
図14に示すように、スライス刃10をフレーム2に着脱可能に取り付けるために、スライス刃10は、その両端に水平板66,66を有する。水平板66,66は、スライス刃10の刃先11よりも突出する延長部71を有する。また、水平板66,66はその底面の内側に係止突条68,68が形成されている。係止突条68,68は、スライス刃10がフレーム2に取り付けられたときに、スライス刃10がその長さ方向に移動することを規制するために形成されたものである。また、
図15に示すように、フレーム2に取り付けられたスライス刃10及び櫛歯ユニット49の抜け出し防止のためのロック部材55,55が、フレーム2の両側壁54,54の外面の中央付近に取り付けられている。さらに、フレーム2の両側壁54、54の外面には、それぞれロック部材55,55を挟んで、その前側に長さ方向に延びるプラスチック製の第一の外壁56,56と、その後ろ側に長さ方向に延びるプラスチック製の第二の外壁57,57が取り付けられている。なお、以後、フレーム2,2やロック部材55,55などはフレーム2の両側に対称に存在するので、片側のみについての説明とする。
【0024】
図13乃至
図15に示すように、ロック部材55は、ベース部58と蓋部59とから成る。
図6又は
図7に示すように、フレーム2の両側壁54にそれぞれ切欠部60が設けられており、ロック部材55のベース部58は、その切欠部60を塞ぐように側壁54に取り付けられている。また、ベース部58には、櫛歯ユニット49を取り付けるための受け溝61が形成されている。さらに、ベース部58には、蓋部59を閉じた状態に維持するための一本のロックピン62が取り付けられている。
【0025】
ロック部材55の蓋部59は、ヒンジ63を介して枢動可能にベース部58に取り付けられている。フレーム2に取り付けられたスライス刃10及び櫛歯ユニット49の抜け出しを防止するために、蓋部59の上部には内側に突出する押え部64が一体に形成されている。また、蓋部59には、蓋部59を閉じたときに、ロックピン62と嵌合して閉じた状態を維持するための嵌合部65,65が設けられている。すなわち、これら2つの嵌合部65,65は一本のロックピン62に嵌合する。
【0026】
スライス刃10と櫛歯ユニット49の双方をフレーム2に装着するときは、まず、両ロック部材55の蓋部59を開く。そして、スライス刃10よりも先に櫛歯ユニット49を装着する。最初にスライス刃10を装着すると、その後から櫛歯ユニット49を装着することができない。櫛歯ユニット49をフレーム2に装着するときは、櫛歯ユニット49の掛け止め突部53を受け溝61に落し込むだけでよい。このとき、掛け止め突部53の上面69とロック部材55のベース部58の上面70は面一となる。次いで、スライス刃10の水平板66をベース部58の上面70に載せて、スライス刃10を両ロック部材55のベース部58の間に架け渡す。このとき、スライス刃10の水平板66の延長部71が掛け止め突部53の上面69の上に載る。次いで、両ロック部材55の蓋部59を閉じれば、それらの押え部64がスライス刃10の水平板66を上方から押えるので、スライス刃10と櫛歯ユニット49は確実にロックされる。スライス刃10のみを取り付けるときは、スライス刃10を両ロック部材55のベース部58の間に架け渡してロックすればよい。
【0027】
スライス刃10及び櫛歯ユニット49を取り出すときは、まず、両ロック部材55の蓋部59を開く。その際、第一の外壁56に形成されている凹部67に指先を宛がうことにより、指先を蓋部59の指掛部47に掛けることができるから、蓋部59を容易に開くことができる。次いで、スライス刃10を取り出す。スライス刃10を先に取り出さないと、櫛歯ユニット49を取り出すことができない。また、第一受け部3が最も下降した状態にあるときは、第一受け部3の天板5の前端部78が櫛歯ユニット49の段部72に当たって、櫛歯ユニット49を上から押し付けているので、天板5の前端部78が障害となって櫛歯ユニット49を取り出すことができない。したがって、櫛歯ユニット49を取り出すときは、第一受け部3を最も高い位置に上昇させてから行うのが好ましい。
【0028】
次に、本実施態様のサイズについて説明する。調節ノブ48を含めたスライサー1の全長は約425mmである。スタンド7及びロック部材55を含まないスライサー1の幅は約117mmである。スタンド7を含まないスライサー1の高さは約65mmである。サイズは以上の通りであるが、本発明がこれらの数値に限定されないことは勿論である。
【0029】
なお、本発明は前述した構成に基づいて種々の態様をとることが可能である。例えば、フレーム2、第二受け部4、あるいは第一受け部3のベース部材12や天板5の材料は前述したものに限定されるものでなく、実施可能な材料であればよい。また、本発明は、
図16に示すように、野菜保持具73を使用してスライスすることができる。野菜保持具73は、基板74の中央に野菜挿入用の円筒部75が設けられ、この円筒部75に野菜挿入孔76が設けられている。野菜をスライスするときは、この野菜挿入孔76に野菜を挿入し、押し当て部材77で上から野菜を押しながら野菜保持具73を前後に摺動させる。野菜保持具73を使用することにより、スライス刃10などで指を傷付けることを防止できる。また、スタンド7を左右に広げることによりフレーム2から取り外して使用することもできる。また、本発明は、例えば、スライス刃10を第一受け部3の天板5に固定することによってスライス刃10を上下に移動可能とすることもできる。その場合、櫛歯ユニット49は装着することができない構成とする。スライス刃10を天板5に固定したものとしたときは、第二受け部の上面から第一受け部の上面に向かう方向に食品を滑動させることによって、食品をスライスすることができる。この場合、食品は最初に第二受け部の上面を滑動し、次いで第一受け部の上面を滑動する。したがって、実施例とは前後が逆になる。また、スライス刃10及び櫛歯ユニット49は実施例のように、フレーム2の長手方向に対して垂直に取り付けるもののほか、フレーム2の長手方向に対して傾斜させた状態で取り付けるものであってもよい。