(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6012278
(24)【登録日】2016年9月30日
(45)【発行日】2016年10月25日
(54)【発明の名称】隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置
(51)【国際特許分類】
F02K 9/95 20060101AFI20161011BHJP
F02K 7/02 20060101ALI20161011BHJP
F02K 9/28 20060101ALI20161011BHJP
【FI】
F02K9/95
F02K7/02
F02K9/28
【請求項の数】6
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2012-132865(P2012-132865)
(22)【出願日】2012年6月12日
(65)【公開番号】特開2013-256891(P2013-256891A)
(43)【公開日】2013年12月26日
【審査請求日】2015年6月4日
(73)【特許権者】
【識別番号】000000033
【氏名又は名称】旭化成株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000006208
【氏名又は名称】三菱重工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100077517
【弁理士】
【氏名又は名称】石田 敬
(74)【代理人】
【識別番号】100087413
【弁理士】
【氏名又は名称】古賀 哲次
(74)【代理人】
【識別番号】100108903
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 和広
(74)【代理人】
【識別番号】100142387
【弁理士】
【氏名又は名称】齋藤 都子
(74)【代理人】
【識別番号】100135895
【弁理士】
【氏名又は名称】三間 俊介
(72)【発明者】
【氏名】常住 幸弘
(72)【発明者】
【氏名】岸田 智浩
(72)【発明者】
【氏名】三原 千矢子
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 佑
(72)【発明者】
【氏名】家城 克典
【審査官】
橋本 敏行
(56)【参考文献】
【文献】
特開2008−280967(JP,A)
【文献】
特開2006−266198(JP,A)
【文献】
特開昭63−055351(JP,A)
【文献】
特開平11−351058(JP,A)
【文献】
特開平11−248400(JP,A)
【文献】
特開2005−049006(JP,A)
【文献】
特開平06−271380(JP,A)
【文献】
特開2008−064696(JP,A)
【文献】
特開昭57−143147(JP,A)
【文献】
実開平03−112699(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F02K1/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
圧力容器と、
前記圧力容器の内部に配置され、第1段パルス時に燃焼する第1推進薬と、
前記圧力容器の内部に配置され、前記第1段パルスに続く第2段パルス時に燃焼する第2推進薬と、
前記第2推進薬の初期燃焼面全体を覆うように配置された隔膜と
を備え、
前記隔膜は、前記第2推進薬の内周面を覆う内側隔膜と、前記第2推進薬の後面を覆う後側隔膜とを備え、そして前記後側隔膜と前記内側隔膜とが会合する端部は、全周囲に亘って接合されている隔膜型2パルスロケットモータにおいて、
エネルギ供給部と、
前記エネルギ供給部に1端で接続されるエネルギ伝達部と、
前記エネルギ伝達部の他端に接続される点火部と
を備え、
前記点火部は、前記後側隔膜に固定され、前記エネルギ供給部と前記エネルギ伝達部と前記点火部の作動により、前記第2推進薬を着火し、且つ、前記隔膜を破断し、さらに、前記点火部は、前記エネルギ伝達部に接続される補助点火薬と、前記補助点火薬の周囲に配置される主点火薬と、前記補助点火薬と前記主点火薬とを前記後側隔膜に固定するシート状成型部材とを備える、
隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置。
【請求項2】
前記主点火薬は、ボロン/硝石系のペレット状の火薬である、請求項1に記載の隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置。
【請求項3】
前記補助点火薬は、容器に入れた黒色火薬やボロン/硝石系の粉状の火薬である、請求項1又は2に記載の隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置。
【請求項4】
前記シート状成型部材は、末端水酸基ポリブタジエン(HTPB)を含むポリマーを硬化させたもの、スポンジ、及び接着剤からなる群から選ばれる、柔軟性、非飛散性、及び焼尽性を有する材質である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置。
【請求項5】
前記エネルギ伝達部は、光ファイバ、導火管又は導圧管である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置。
【請求項6】
前記エネルギ供給部は、レーザーダイオードを含む光エネルギ発生装置又はイニシエータを含むパイロテクニック的エネルギ発生装置である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ロケットモータの2パルス化技術として、1つの圧力容器内に2つの推進薬を隔膜を介して配置し、1パルス目の作動(第1推進薬の燃焼)時に2パルス目が作動(第2推進薬の燃焼)しないように、第2推進薬を隔膜により耐熱保護する方式がある。この隔膜型2パルスロケットモータの2パルス目用点火装置(第2点火装置)には、第2推進薬を着火して燃焼を開始させ、且つ、同時に隔膜を破断する機能が必要である。更に、第2点火装置は、飛しょう体の加速性能を低下させないために、構造を強固にして構造重量を増加させることなく、飛しょう体の運用時に遭遇する振動や第1推進薬燃焼時の熱等の環境に対して点火装置の強度を確保する必要がある。
【0003】
しかしながら、例えば、特許文献1に記載された2パルスロケットモータの場合、第1点火装置とその前方外周部に円環状チャンバで構成された第2点火装置を配置した2重構造体がロケットモータの前端部(鏡板)に装着されており、装着部の構造が寸法及び質量ともに大きい。
【0004】
また、特許文献2に記載された2パルスロケットモータのように第1点火装置及び第2点火装置が直列に配置されている場合、点火装置が片持ちの細長い構造となるため、運用時に遭遇する振動等の環境に対して点火装置の強度を確保するためには構造を強固にする必要があり構造重量が増加するため長尺のモータには不適である。
【0005】
また、特許文献1及び特許文献2に記載された2パルスロケットモータの隔膜及び隔膜の保持構造では、第2点火装置作動時の隔膜の破断性や残存性が不明瞭であり、隔膜が想定外の部位で破断した場合、第2推進薬の燃焼あるいは燃焼ガスの流れが阻害され、場合によっては、破断した隔膜によりノズルが塞がれる可能性がある。
【0006】
特許文献3は、上記特許文献1及び特許文献2に記載された技術の問題点を解決することができる2パルスロケットモータを提案している。以下、特許文献3に記載されている2パルスロケットモータについて説明する。
【0007】
図1は、特許文献3に記載された2パルスロケットモータの一例を示す縦断面図である。
【0008】
図1に示すように、第2点火装置8は,第2推進薬5と同様に隔膜10により耐熱保護されており、且つ、作動により焼失するため、耐熱保護は不要である。
【0009】
隔膜10は,2分割構造にして脆弱部(接合部)が設けられている。より詳細には、第2推進薬5を覆う隔膜10は、第2推進薬5の後面に設けられた円錐台状の後側隔膜10a、第2推進薬5の内周面に設けられた筒状の内側隔膜10bにより構成されている。そして、後側隔膜10aと内側隔膜10bが会合する端部は、全周囲に亘って耐火性の接着剤により接合されることで脆弱部となっている。その接合部は、第1推進薬4の燃焼中は破断せず、第2点火装置8の作動または第2推進薬5の燃焼による発生ガスの圧力により確実に破断する。
【0010】
第2推進薬5の燃焼時、隔膜10の大部分を占める内側隔膜10bは中央に向かって変形し、第2推進薬5の燃焼ガスによる流れが比較的緩やかな圧力容器前方部において保持される。また、後側隔膜10aの破断部は、燃焼ガスの流れに沿って後方にめくれるように変形する。従って、上記効果に加えて、隔膜10(後側隔膜10a、内側隔膜10b)の破断性と残存性が明瞭で確実になるという効果が得られる。
【0011】
また,第2点火装置8は、隔膜10(後側隔膜10a、内側隔膜10b)の接合部に近い、第2推進薬5の後端面に設けられており、隔膜10(後側隔膜10a、内側隔膜10b)の破断の確実性が更に高くなる。
【0012】
なお、上記形態の2パルスロケットモータであれば、第2点火装置8は隔膜10を介して第1点火装置6とは構造が独立しているため、長尺のモータにおいても点火装置の構造を強固にして構造重量を増加させることなく、運用時に遭遇する振動等の環境に対して点火装置の強度を確保することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0013】
【特許文献1】特許第3231778号公報
【特許文献2】特許第4179157号公報
【特許文献3】特許第4719182号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
隔膜型2パルスロケットモータの2パルス目用点火装置は、隔膜の破断の確実性を高めるために、隔膜の脆弱部に近い位置に配置するのが望ましい。しかし、その場合、点火装置は、ロケットモータの鏡板のような構造部材にではなく、燃焼室内部の任意の部材に固定する必要があり、そのような点火装置の構造は知られていない。
【0015】
本発明が解決しようとする課題は、隔膜型2パルスロケットモータにおける第2推進薬の後端面に設置可能な、簡易な構造の点火装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0016】
以下、[発明を実施するための形態]で使用される番号・符号を用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための形態]との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。但し、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0017】
本発明は、1の態様において、隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置を提供する。隔膜型2パルスロケットモータは、圧力容器(1)と、圧力容器(1)の内部に配置され、第1段パルス時に燃焼する第1推進薬(4)と、圧力容器(1)の内部に配置され、第1段パルスに続く第2段パルス時に燃焼する第2推進薬(5)と、第2推進薬(5)の初期燃焼面全体を覆うように配置された隔膜(10)とを備え、隔膜(10)は、第2推進薬(5)の内周面を覆う内側隔膜(10b)と、第2推進薬(5)の後面を覆う後側隔膜(10a)とを備え、後側隔膜(10a)と内側隔膜(10b)とが会合する端部は、全周囲に亘って接合されている。
本発明に係る隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置は、エネルギ供給部(100)と、エネルギ供給部(100)に1端で接続されるエネルギ伝達部(110)と、エネルギ伝達部(110)の他端に接続される点火部(120)とを備え、点火部(120)は、後側隔膜(10a)に固定され、エネルギ供給部(100)とエネルギ伝達部(110)と点火部(120)の作動により、第2推進薬(5)を着火し、且つ、隔膜(10)(後側隔膜(10a)、内側隔膜(10b))を破断する。
【0018】
隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置において、点火部(120)は、エネルギ伝達部(110)に接続される補助点火薬(120−1)と、補助点火薬(120−1)の周囲に配置される主点火薬(120−2)と、補助点火薬(120−1)と主点火薬(120−2)とを後側隔膜(10a)に固定するシート状成型部材(120−3)とを備えてもよい。
【0019】
隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置において、主点火薬(120−2)は、ボロン/硝石系のペレット状の火薬であってもよい。
【0020】
隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置において、補助点火薬(120−1)は、容器に入れた黒色火薬やボロン/硝石系の粉状の火薬であってもよい。
【0021】
隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置において、シート状成型部材(120−3)は、末端水酸基ポリブタジエン(HTPB)等のポリマーを硬化させたもの、スポンジ、接着剤等の柔軟性、非飛散性、焼尽性を有する材質であってもよい。
【0022】
隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置において、エネルギ伝達部(110)は、光ファイバ、導火管又は導圧管であってもよい。
【0023】
隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置において、エネルギ供給部(100)は、レーザーダイオード等の光エネルギ発生装置又はイニシエータ等のパイロテクニック的エネルギ発生装置であってもよい。
【発明の効果】
【0024】
本発明によれば、隔膜型2パルスロケットモータにおいて、第2推進薬の後端面に設置可能な点火装置を簡易な構造で実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【
図1】
図1は、特許第4719182号公報に記載された2パルスロケットモータの一例を示す縦断面図である。
【
図2】
図2は、本発明の実施の形態に係る隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
【0027】
本発明の実施の形態に係る隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置は、隔膜型2パルスロケットモータにおいて、第1段パルスに続く第2段パルス時に燃焼する第2推進薬を着火し、且つ、第2推進薬の初期燃焼面全体を覆う隔膜を破断するための点火装置である。そのような隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置は、特許文献3に記載された2パルスロケットモータ(
図1を参照)等に適用可能である。
【0028】
以下、一例として
図1で示す2パルスロケットモータの構成をベースとして用い、本実施の形態に係る隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置を説明する。
図1で示された構成と同じ構成には同一の参照番号が付され、重複する説明は適宜省略される。尚、他の場合であっても、本実施の形態に係る隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置を同様に適用可能である。
【0029】
図2は、本実施の形態に係る隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置の構造例を示す。また、
図3は、
図2中の線G−Gに沿った矢視図である。
図2に示す隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置は、既出の
図1で示された2パルスロケットモータにおける第2点火装置8の構造例を示したものである。
【0030】
図2に示すように、隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置は、エネルギ供給部100と、エネルギ供給部100に1端で接続されるエネルギ伝達部110と、エネルギ伝達部110の他端に接続される点火部120とを備え、点火部120は、後側隔膜10aに固定され、圧力容器1の外部からの信号によりエネルギ供給部100がエネルギを発生し、エネルギ伝達部110を介して点火部120を作動させることにより、第2推進薬5を着火し、且つ、隔膜10(後側隔膜10a、内側隔膜10b)を破断する。
【0031】
図3に示すように、点火部120は、エネルギ伝達部110に接続される補助点火薬120−1と、補助点火薬120−1の周囲に配置される主点火薬120−2と、補助点火薬120−1と主点火薬120−2とを後側隔膜10aに固定するシート状成型部材120−3とを備えてもよい。
【0032】
主点火薬120−2は、ボロン/硝石系のペレット状の火薬であってもよい。ペレット状の火薬を用いることにより、第2推進薬5に必要な熱量を与えるための燃焼ガスの発生流量及び発生時間を、ペレットの個数及び厚みで容易に制御することが可能となる。
【0033】
補助点火薬120−1は、容器に入れた黒色火薬やボロン/硝石系の粉状の火薬であってもよい。尚、容器は、プラスチックやナイロン等の焼尽性を有する材質であると、第2推進薬5の燃焼において容器が焼失し、好適である。
【0034】
シート状成型部材120−3は、末端水酸基ポリブタジエン(HTPB)等のポリマーを硬化させたもの、スポンジ、接着剤等の柔軟性、非飛散性、焼尽性を有する材質であってもよい。シート状成型部材120−3に補助点火薬120−1と主点火薬120−2とを埋設することにより、点火部120は、例えばゴム材でできた後側隔膜10aに固定することが可能となり、且つ、軽量で簡易な構造とすることができる。また、シート状成型部材120−3が柔軟性、非飛散性、焼尽性を有する材質であることにより、点火部120は、後側隔膜10aの変形や運用時に遭遇する振動等の環境に耐えるとともに、第2推進薬5の燃焼において、固体の破片等のコンタミを発生することはなく、また、焼失するため、脱落防止のための耐熱保護は不要となる。
【0035】
エネルギ伝達部110は、光ファイバ、導火管又は導圧管であってもよい。
【0036】
エネルギ供給部100は、レーザーダイオード等の光エネルギ発生装置又はイニシエータ等のパイロテクニック的エネルギ発生装置であってもよい。いずれにしても、ロケットモータに装備できるように小型軽量な構造であることが望ましい。
【0037】
以上、説明したように、本実施の形態によれば、
図1に示す2パルスロケットモータにおいて、後側隔膜10aに点火部120を固定することが可能であるため、隔膜10(後側隔膜10a、内側隔膜10b)の破断の確実性が更に高くなる。
【0038】
また、本実施態様によれば、点火部120は隔膜10を介して第1点火装置6とは構造が独立しているため、長尺のモータにおいても点火装置の構造を強固にして構造重量を増加させることなく、飛しょう体の運用時に遭遇する振動や第1推進薬4の燃焼時の熱等の環境に対して耐えることが可能となる。
【0039】
なお、本願発明者は、本実施の形態に係る隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置を試作し、
図1に示す構成をベースとする2パルスロケットモータに組み込んだ形態で、実際に飛しょう体の運用時に遭遇する環境(温度サイクル、振動)を印加し、その後、2パルスロケットモータの燃焼を行った。その結果、本実施の形態に係る隔膜型2パルスロケットモータ用点火装置は、環境印加後のX線検査において異状がなく、その後、第1推進薬4の燃焼時の熱等の環境に耐えて正常に作動して、2パルスロケットモータは所定通り2段階の推力(パルス)を発生することを確認し、発明の効果を実証することができた。
【0040】
以上、本発明の実施の形態を添付の図面を参照することにより説明した。但し、本発明は、上述の実施の形態に限定されず、要旨を逸脱しない範囲で当業者により適宜変更され得る。
【符号の説明】
【0041】
1 圧力容器
2 ノズル
3 鏡板
4 第1推進薬
5 第2推進薬
6 第1点火装置
8 第2点火装置
10 隔膜
10a 後側隔膜
10b 内側隔膜
11 燃焼領域
12 噴射孔
100 エネルギ供給部
110 エネルギ伝達部
120 点火部
120−1 補助点火薬
120−2 主点火薬
120−3 シート状成型部材