特許第6012738号(P6012738)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6012738クラウド基盤有線無線アクセスネットワークのための光線路共有方法とそのためのシステム及び装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6012738
(24)【登録日】2016年9月30日
(45)【発行日】2016年10月25日
(54)【発明の名称】クラウド基盤有線無線アクセスネットワークのための光線路共有方法とそのためのシステム及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04B 10/27 20130101AFI20161011BHJP
   H04J 14/00 20060101ALI20161011BHJP
   H04J 14/02 20060101ALI20161011BHJP
   H04B 10/2575 20130101ALI20161011BHJP
【FI】
   H04B9/00 270
   H04B9/00 E
   H04B9/00 267
【請求項の数】11
【全頁数】26
(21)【出願番号】特願2014-533198(P2014-533198)
(86)(22)【出願日】2012年9月26日
(65)【公表番号】特表2014-534666(P2014-534666A)
(43)【公表日】2014年12月18日
(86)【国際出願番号】KR2012007768
(87)【国際公開番号】WO2013048119
(87)【国際公開日】20130404
【審査請求日】2014年5月2日
(31)【優先権主張番号】10-2011-0096867
(32)【優先日】2011年9月26日
(33)【優先権主張国】KR
(31)【優先権主張番号】10-2012-0081043
(32)【優先日】2012年7月25日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】514075563
【氏名又は名称】エイチエフアール、インコーポレイテッド
(73)【特許権者】
【識別番号】500310672
【氏名又は名称】エスケーテレコム株式会社
【氏名又は名称原語表記】SK TELECOM CO.,LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】110000855
【氏名又は名称】特許業務法人浅村特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】チョー、ボム − グン
(72)【発明者】
【氏名】ソン、ミョン − ホン
(72)【発明者】
【氏名】ビョン、ソンジン
(72)【発明者】
【氏名】イ、スン − イク
(72)【発明者】
【氏名】キム、サン − ウ
(72)【発明者】
【氏名】ソン、チンソー
(72)【発明者】
【氏名】イム、チョン − ヨン
(72)【発明者】
【氏名】パク、チャン
(72)【発明者】
【氏名】イ、ウン − ホ
【審査官】 後澤 瑞征
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−079826(JP,A)
【文献】 特開2008−206008(JP,A)
【文献】 特表2007−535269(JP,A)
【文献】 特開2003−318840(JP,A)
【文献】 特開2004−015103(JP,A)
【文献】 特開2008−072714(JP,A)
【文献】 特開2003−115842(JP,A)
【文献】 特開2000−244404(JP,A)
【文献】 特許第4463808(JP,B2)
【文献】 特開2007−208499(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B10/00−10/90
H04J14/00−14/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
集中化したドナーユニット(Donor Unit)グループと分散されている複数のリモートユニットグループとの間のネットワークを連結するアクセスネットワークのための光線路共有システムであって、
無線ドナーユニットグループから複数の無線光信号を受信し、有線ドナーユニットグループから複数の有線光信号を受信し、前記複数の無線光信号及び前記複数の有線光信号のうちの一部の信号をサミングして光サミング信号を生成し、サミングしていない残りの信号を互いに異なる波長に波長変換して波長変換された光信号を生成し、前記光サミング信号及び前記波長変換された光信号を波長単位で多重化して1つの光多重化信号を生成し、リング構造をもつ1つの共有光線路により連結された複数の分散装置に前記光多重化信号を分配する集中化装置と、
前記光多重化信号を波長単位で逆多重化して複数の光信号に分離し、分離された複数の光信号のうちの、前記集中化装置でサミングされた光サミング信号に対応する波長の光信号を分解して複数の光信号を生成し、残りの一部の光信号を波長変換して波長変換された光信号を生成し、生成された光信号と波長変換された光信号を予め設定された光線路を経由して対応する無線リモートユニットグループ及び有線リモートユニットグループにそれぞれ転送する複数の分散装置、
を含むことを特徴とする光線路共有システム。
【請求項2】
リング構造の共有光線路で相互連結された集中化装置と複数の分散装置で構成された光線路共有システムの集中化装置であって、
無線ドナーユニットグループから入力される複数の無線光信号のうちの一部と有線ドナーユニットグループから入力される複数の有線光信号のうちの一部を少なくとも2個ずつサミングし、サミングされた信号を波長変換して複数の光サミング信号を生成する転送率変換部と、
前記複数の無線光信号及び前記複数の有線光信号のうちの、サミングされていない残りの信号の波長を変換し、互いの波長が異なる複数の光波長変換信号を生成する波長変換部と、及び
前記複数の光サミング信号及び前記複数の光波長変換信号を波長単位で多重化して光多重化信号を生成し、リング構造をもつ共有光線路により連結された複数の分散装置に前記光多重化信号を分配する波長分割多重化部、
を含むことを特徴とする集中化装置。
【請求項3】
前記転送率変換部は、
前記無線ドナーユニットグループから入力される前記複数の無線光信号のうちの一部を少なくとも2個ずつサミングして1つ以上の光サミング無線信号を生成する第1の無線転送率変換部;及び
前記有線ドナーユニットグループから入力される前記複数の有線光信号のうちの一部を少なくとも2個ずつサミングして1つ以上の光サミング有線信号を生成する第1有線転送率変換部
を含むことを特徴とする請求項2に記載の集中化装置。
【請求項4】
前記波長分割多重化部は、
前記複数の光サミング信号及び前記複数の光波長変換信号のうちの一部を高密度波長単位で多重化して高密度波長多重された光信号を生成する高密度波長分割多重部と、
前記複数の光サミング信号及び前記複数の光波長変換信号のうちの高密度波長単位で多重化されていない残りの一部と、一旦、前記高密度波長多重化された光信号の一部を低密度波長単位で多重化し、前記共有光線路に分配される前記光多重化信号を生成する低密度波長分割多重化部、
を含むことを特徴とする請求項に記載の集中化装置。
【請求項5】
前記波長変換部は、
前記複数の無線光信号の波長を変換し、互いに波長が異なる複数の光波長変換無線信号を出力する波長変換部と、
前記複数の有線光信号の波長を変換し、互いに波長が異なる複数の光波長変換有線信号を出力する電気−光変換部
を含むことを特徴とする請求項3に記載の集中化装置。
【請求項6】
リング構造の共有光線路で相互連結された集中化装置と複数の分散装置で構成された光線路共有システムの分散装置において、
前記共有光線路から1つ以上の光サミング信号と複数の光波長変換信号が波長単位で多重化された光多重化信号を受信し、前記光多重化信号を波長単位で逆多重化して前記1つ以上の光サミング信号及び前記複数の光波長変換信号に分離する波長分割多重化部;
前記波長分割多重化部に連結され、前記複数の光波長変換信号の波長を変換して無線リモートユニットグループ及び有線リモートユニットグループに転送するための複数の無線光信号及び複数の有線光信号を生成する波長変換部;及び
前記波長分割多重化部に連結され、前記光サミング信号を分解して複数の電気信号を生成し、分解された複数の電気信号を光信号に変換し、前記無線リモートユニットグループ及び前記有線リモートユニットグループに転送するための複数の無線光信号及び複数の有線光信号を生成する転送率変換部
を含むことを特徴とする分散装置。
【請求項7】
前記波長分割多重化部は、
前記光多重化信号を低密度波長単位で逆多重化し、低密度波長単位で互いが区別されている複数の光信号を生成する低密度波長分割多重化部;及び
前記低密度波長分割多重化部が生成した一部の光信号を高密度波長単位で逆多重化し、高密度波長単位で互いが区別される複数の光信号を生成する高密度波長分割多重化部
を含むことを特徴とする請求項6に記載の分散装置。
【請求項8】
集中化したドナーユニットグループと分散されている複数のリモートユニットグループとの間のアクセスネットワークを連結するための光線路共有方法において、
集中化装置において、無線ドナーユニット(Donor Unit)グループから複数の無線光信号を受信し、有線ドナーユニットグループから複数の有線光信号を受信し、前記複数の無線光信号及び前記複数の有線光信号のうちの一部信号をサミング(Summing)して光サミング信号を生成し、サミングしていない残りの信号を互いが異なる波長に波長変換して波長変換光信号を生成し、前記光サミング信号及び前記波長変換光信号を波長単位で多重化して1つの光多重化信号を生成し、1つの共有光線路により当該集中化装置とリング構造で相互連結された複数の分散装置に前記光多重化信号を分配する過程;及び
分散装置において、前記光多重化信号を波長単位で逆多重化して複数の光信号に分離し、分離された複数の光信号のうち、前記集中化装置でサミングされた光サミング信号に対応する波長の光信号を分解して複数の光信号を生成し、残りの一部の光信号を波長変換して波長変換された光信号を生成し、生成された光信号及び波長変換された光信号を予め設定され光線路を経由して対応する無線リモートユニット(Remote Unit)グループ及び有線リモートユニットグループにそれぞれ転送する過程を含むことを特徴とするアクセスネットワークのための光線路共有方法。
【請求項9】
前記集中化装置において、サミングされる信号は、転送率の低い信号であり、サミングされていない信号は、転送率の高い信号であることを特徴とする、請求項1に記載の光線路共有システム。
【請求項10】
前記波長分割多重化部において、サミングされる信号は、転送率の低い信号であり、サミングされていない信号は、転送率の高い信号であることを特徴とする、請求項2に記載の集中化装置。
【請求項11】
前記集中化装置において、サミングされる信号は、転送率の低い信号であり、サミングされていない信号は、転送率の高い信号であることを特徴とする、請求項8に記載の光線路共有方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の一実施形態は、クラウド基盤有線無線アクセスネットワークのための光線路(Optical Fiber)共有方法とそのためのシステム及び装置に関し、より詳しくは、クラウド基盤有無線アクセスネットワークを構築するために集中化装置と分散装置グループの間に相互連結された光線路を共有する方法であって、集中化装置において、多チャンネルの無線通信用信号または多チャンネルの有線通信用信号をサミング(Summing)した信号、及び多チャンネルの無線通信用信号または多チャンネルの有線通信用信号を波長変換した信号、及び多チャンネルの無線通信用信号または多チャンネルの有線通信用信号を電気−光変換して分散装置グループに転送し、分散装置グループ内に含まれる各装置にサミング信号または波長変換された信号または電気−光変換された信号が割り当てられるようにし、逆方向では分散装置グループにおいて、多チャンネルの無線通信用信号または多チャンネルの有線通信用信号をサミング(Summing)した信号または多チャンネルの無線通信用信号または多チャンネルの有線通信用信号を波長変換した信号、または多チャンネルの無線通信用信号、または多チャンネルの有線通信用信号を電気−光変換して集中化装置に転送する、クラウド基盤有無線アクセスネットワークのための光線路共有方法とそのためのシステム及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この部分に記述された内容は単純に本発明の実施形態に対する背景情報を提供するだけであり、従来技術を構成するものではない。
【0003】
最近、コンピュータ、電子、通信技術が飛躍的に発展するにつれて、ネットワークを用いた多様な通信サービスが提供されている。したがって、有線通信と無線通信サービスは音声サービスだけでなく、サーキット(Circuit)データ、パケット(Packet)データなどのようなデータを送信するマルチメディア通信サービスに発展しつつある趨勢である。
【0004】
一方、最近、データトラフィックが急増しており、今後もデータトラフィックがより増加することと予想される。このように増加するデータトラフィックによるトラフィック負荷を軽減するために、上位グループと下位グループとにネットワークを分離して上位グループを集中化し、下位グループをサービスが必要な地域に分散配置する努力があった。言い換えると、集中化した資源を効率的に運営するクラウド基盤有線無線アクセスネットワーク技術が開発された。このようなクラウド基盤有無線アクセスネットワーク技術を適用するには、集中化装置グループと分散装置グループとの間の連結が必須である。ところで、集中化装置グループと分散装置グループとの間の連結はあまりに多くの光線路を必要とするので費用が高くなる問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述した問題点を解決するために本発明の一実施形態は、集中化した有無線ドナーユニットグループと分散されている有線無線リモートユニットグループとを連結しようとするクラウド基盤有無線アクセスネットワークを最小光線路で構築するための光線路共有方法とそのためのシステム及び装置を提供することを主な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために本実施形態の一態様によれば、無線ドナーユニット(Donor Unit)グループから入力される多チャンネルの光信号と有線ドナーユニットグループから入力される多チャンネル有線信号を各々サミング(Summing)してサミング信号を生成するか、上記光信号または上記多チャンネル有線信号を波長変換した波長変換信号を生成し、上記サミング信号及び上記波長変換信号を波長別に多重化し、共有光線路により相互連結された複数個の装置に上記サミング信号及び上記波長変換信号を分配する集中化装置、及び上記サミング信号または上記波長変換信号を波長別に逆多重化した光信号を生成し、上記光信号または上記多チャンネル有線信号を予め設定された光線路を経由して無線リモートユニット(Remote Unit)グループ及び有線リモートユニットグループに転送する分散装置グループを含むことを特徴とする、クラウド基盤有線無線アクセスネットワークのための光線路共有システムを提供する。
【0007】
また、本実施形態の他の態様によれば、無線ドナーユニットグループから入力される多チャンネルの光信号と有線ドナーユニットグループから入力される多チャンネル有線信号の転送速度に対応する転送率を決定し、上記転送率に基づいて上記光信号及び上記多チャンネル有線信号を各々サミングしたサミング信号を生成する第1転送率変換部、及び上記サミング信号を波長別に分離するか、または分離された波長単位の上記サミング信号を多重化し、共有光線路により相互連結された分散装置に上記サミング信号が分配されるように制御して、上記分散装置をして上記サミング信号を用いた信号処理が遂行されるようにする第1波長分割多重化部を含むことを特徴とする、集中化装置を提供する。
【0008】
また、本実施形態の他の態様によれば、共有光線路により相互連結された集中化装置からサミング信号を受信し、上記サミング信号を波長単位で逆多重化する第2波長分割多重化部、及び上記サミング信号を光信号に変換し、上記光信号を転送率によって予め設定された光線路を経由して無線リモートユニットグループ及び有線リモートユニットグループのうち、少なくとも1つ以上のグループに転送する第2転送率変換部を含むことを特徴とする、分散装置を提供する。
【0009】
また、本実施形態の他の態様によれば、集中化装置における無線ドナーユニットグループから入力される多チャンネルの光信号と有線ドナーユニットグループから入力される有線信号を各々サミング(Summing)してサミング信号を生成するか、上記光信号または上記多チャンネル有線信号を波長変換した波長変換信号を生成し、上記サミング信号及び上記波長変換信号を波長単位で多重化し、共有光線路により相互連結された複数個の装置に上記サミング信号及び上記波長変換信号を分配する過程、及び分散装置で受信された上記サミング信号または上記波長変換信号を波長単位で逆多重化した光信号を生成し、上記光信号または上記多チャンネル有線信号を予め設定された光線路を経由して無線リモートユニットグループ及び有線リモートユニットグループに転送する過程を含むことを特徴とする、クラウド基盤有無線アクセスネットワークのための光線路共有方法を提供する。
【発明の効果】
【0010】
以上、説明したように、本実施形態によれば、クラウドサービスのための集中化装置と分散装置グループとの間に相互連結された共有光線路を用いて、集中化装置における多チャンネルの無線通信用信号または有線通信用信号をサミングした信号、及び多チャンネルの無線通信用信号または有線通信用信号を波長変換した信号、及び多チャンネルの無線通信用信号または有線通信用信号を電気−光変換して分散装置グループに転送して、分散装置グループ内に含まれる各装置にサミング信号または波長変換された信号または電気−光変換された信号が割り当てられるようにする効果がある。
【0011】
また、本実施形態によれば、集中化装置と分散装置グループとの間に共有光線路を用いた多重化した信号を送受信するようになるので、速い転送速度を確保することができる効果がある。
【0012】
また、本発明の一実施形態によれば、分散装置グループ内に含まれた分散装置の間のトラフィック不均衡現象に対して多様に対処管理できる効果があるだけでなく、光線路異常発生時にもサービスできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本実施形態に従うクラウド基盤有無線アクセスネットワークのための光線路共有システムを概略的に示すブロック構成図である。
図2】本実施形態に従う光線路共有装置を概略的に示すブロック構成図である。
図3】本実施形態に従う集中化装置を概略的に示すブロック構成図である。
図4】本実施形態に従う分散装置を概略的に示すブロック構成図である。
図5】本実施形態に従う第1波長分割多重化部を示すブロック構成図である。
図6】本実施形態に従う第2波長分割多重化部を示すブロック構成図である。
図7】本実施形態に従う波長変換部を概略的に示すブロック構成図である。
図8】本実施形態に従う電気−光変換部を概略的に示すブロック構成図である。
図9】本実施形態に従う無線転送率変換部を概略的に示すブロック構成図である。
図10】本実施形態に従う有線転送率変換部を概略的に示すブロック構成図である。
図11】本実施形態に従う無線光線路共有方法を説明するためのフローチャートである。
図12】本実施形態に従う有線光線路共有方法を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明に従う一実施形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
本実施形態に記載された第1無線サミング信号、第1有線サミング信号、第2サミング信号、第2'サミング信号、第3サミング信号、第3'サミング信号、第4無線サミング信号、及び第4有線サミング信号に対して次の通り定義する。第1無線サミング信号は集中化装置210の第1無線転送率変換部320でサミング(Summing)した信号であり、第1有線サミング信号は集中化装置210の第1有線転送率変換部350でサミングした信号であり、第2サミング信号は集中化装置210の第1高密度波長分割多重化部520から第1低密度波長分割多重化部510に伝達される多重化した信号であり、第2'サミング信号は集中化装置210の第1低密度波長分割多重化部510で多重化した信号であり、第3サミング信号は分散装置220の第2低密度波長分割多重化部610から第2高密度波長分割多重化部620に伝達される逆多重化した信号であり、第3'サミング信号は共有光線路で光スイッチにより選択された第2'サミング信号であり、第4無線サミング信号及び第4有線サミング信号は分散装置220の第2波長分割多重化部620で逆多重化した信号のうち、分散装置220の第2無線転送率変換部430と第2有線転送率変換部450に伝達される信号をいう。
【0016】
また、本実施形態に記載された第1無線光信号、第2無線光信号、第3無線光信号、及び第4無線光信号に対して次の通り定義する。第1無線光信号は、無線ドナーユニット(Donor Unit)グループ110と光線路共有装置120との間に転送される光信号をいう。第2無線光信号は、光線路共有装置120と無線リモートユニット(Remote Unit)グループ130との間に転送される光信号をいう。第3無線光信号は、集中化装置210の第1波長変換部310で第1無線光信号が波長変換された信号をいう。第4無線光信号は、分散装置220の第2低密度波長分割多重化部610が受信した光信号を波長変換した信号をいう。
【0017】
一方、本実施形態に記載された第1有線信号、第1有線信号'、第2有線信号、第3有線光信号、第4有線光信号、第4有線信号'に対して次の通り定義する。第1有線信号は、有線ドナーユニットグループ112と光線路共有装置120との間に転送される有線信号をいう。第1有線信号'は、有線ドナーユニットグループ112に含まれた複数の装置が送受信する信号をスタンダード処理した信号をいう。第2有線信号は、光線路共有装置120と有線リモートユニットグループ132との間に転送される有線信号をいう。第3有線光信号は、第1有線信号'を光信号に変換した信号をいう。第4有線光信号は、分散装置220に受信された有線光信号をいい、第4有線信号'は、スタンダード処理された第4有線光信号及び第4有線サミング信号をいう。
【0018】
図1は、本実施形態に従うクラウド基盤有無線アクセスネットワークのための光線路共有システムを概略的に示すブロック構成図である。
【0019】
本実施形態に従うクラウド基盤有無線アクセスネットワークのための光線路共有システムは、無線ドナーユニットグループ110、有線ドナーユニットグループ112、光線路共有装置120、無線リモートユニットグループ130、及び有線リモートユニットグループ132を含む。本実施形態では、クラウド基盤有無線アクセスネットワークを用いるための光線路共有システムが無線ドナーユニットグループ110、有線ドナーユニットグループ112、光線路共有装置120、無線リモートユニットグループ130、及び有線リモートユニットグループ132のみを含むことと記載しているが、これは本発明の一実施形態の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明の一実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の一実施形態の本質的な特性から逸脱しない範囲でクラウド基盤有無線アクセスネットワークのための光線路共有システムに含まれる構成要素に対して多様に修正及び変形して適用可能である。
【0020】
無線ドナーユニットグループ110は、無線通信網の発信側装備(装置)に設置されることができ、有線ドナーユニットグループ112は有線通信網発信側装備(装置)に設置されることができる。例えば、無線ドナーユニットグループ110は発信側基地局から受信された信号を互いに異なる波長を用いて光信号に変換する。以後、無線ドナーユニットグループ110は、CWDM(Coarse Wavelength Division Multiplexing)方式の多重化を用いて多数個の光信号を1つに束ねた後、1つの光線路を経由して移動通信網の着信基地局に設置されている無線リモートユニットグループ130に転送する。一方、有線ドナーユニットグループ112は発信側装備から受信した互いに異なるセクタの有線信号を互いに異なる波長を用いて有線信号に変換する。以後、有線ドナーユニットグループ112はCWDM方式の多重化を用いて多数個の有線信号を1つに束ねた後、1つの光線路を経由して有線通信網の着信装備に設置されている有線リモートユニットグループ132に転送する。
【0021】
また、無線ドナーユニットグループ110は各々の光線路を経由して無線リモートユニットグループ130から受信した光信号をCWDM方式の逆多重化を適用して多数個の光信号に分離する。以後、分離された光信号をRF信号に変換して発信側装備に転送する。一方、有線ドナーユニットグループ112は各々の光線路を経由して有線リモートユニットグループ132から有線信号を受信する。有線ドナーユニットグループ112は、CWDM方式の逆多重化を適用して多数個の有線信号に分離した後、分離された各々の有線信号を発信側装備に転送する。
【0022】
一方、無線ドナーユニットグループ110は移動通信網の発信側基地局から基地局信号を受信し、光送受信処理部で多数個の光信号を1つの光線路を経由して無線リモートユニットグループ130に転送する。無線ドナーユニットグループ110は、無線リモートユニットグループ130から受信した光信号を分離して各々の光送受信処理部に伝達するCWDM多重化/逆多重化を遂行する。ここで、無線ドナーユニットグループ110は無線通信用ユニットのものが好ましい。また、有線ドナーユニットグループ112は有線通信網の発信側装備から有線信号を受信し、各々異なる波長を用いて有線信号を光信号に変換する。有線ドナーユニットグループ112は、光信号を1つの信号に合わせた後、1つの光線路を経由して有線リモートユニットグループ132に転送する。有線ドナーユニットグループ112は、有線リモートユニットグループ132から受信した光信号を有線信号に変換して発信側装備に伝達するCWDM多重化/逆多重化を遂行することができる。有線ドナーユニットグループ112とは、イーサネット(Ethernet)(登録商標)、E1、E−PON(Ethernet PON)、G−PON(Gigabit PON)、及び音声パケットなどを含んだ有線通信用ユニットをいう。一方、無線通信用ユニットである無線ドナーユニットグループ110と有線通信用ユニットである有線ドナーユニットグループ112とを区分するために、無線通信用ユニットである無線ドナーユニットグループ110に連結された光線路を第1光信号線路と定義し、第1光線路を経由して転送される光信号を第1無線光信号と定義する。一方、有線通信用ユニットである有線ドナーユニットグループ112に連結された光線路は無線ドナーユニットグループに連結された光線路と同一な線路であるので第1光線路と定義し、第1光線路を経由して転送する有線信号を第1有線信号と定義する。
【0023】
光線路共有装置120は、無線ドナーユニットグループ110と無線リモートユニットグループ130との間に位置する。光線路共有装置120は、無線ドナーユニットグループ110、有線ドナーユニットグループ112と無線リモートユニットグループ130、有線リモートユニットグループ132から出力される多チャンネル光信号または有線信号をサミングまたは波長変換する装置をいう。また、光線路共有装置120は超高速通信を具現するために光通信を基盤として動作する。このような超高速通信の一例に、FTTH(Fiber-To-The-Home)があるが、このようなFTTHは時間分割多重化(Time Division Multiplexing)方式、または波長分割多重化(Wavelength Division Multiplexing)方式などを用いる。
【0024】
本実施形態に従う光線路共有装置120は、無線ドナーユニットグループ110または有線ドナーユニットグループ112から入力される多チャンネルの光信号または有線信号をサミングしたサミング信号を生成するか、光信号または有線信号を波長変換した波長変換信号を生成する。光線路共有装置120は、サミング信号及び波長変換信号のうち、いずれか1つの信号を波長単位で多重化し、共有光線路により相互連結された複数個の装置にサミング信号及び波長変換信号のうちのいずれか1つの信号を分配する。光線路共有装置120は、分配されたサミング信号または波長変換信号を波長単位で逆多重化した光信号または有線信号を生成する。光線路共有装置120は、光信号または有線信号を予め設定された線路を経由して無線リモートユニットグループ130または有線リモートユニットグループ132に転送する。このような光線路共有装置120に対しては、以下、図2から図6で具体的に説明する。
【0025】
以下、光線路共有装置120が適用される例示に対して説明する。光線路共有装置120は、無線ドナーユニットグループ110を拠点別に集中化する(concentrated by regional centers)ため、基地局コントロールが容易で、運用効率性を高めることができる。クラウドコンピューティング技術が適用されたクラウド基盤有無線アクセスネットワークを用いてクラウドドナーユニット資源を弾力的に(flexibly)リモートユニットに分配することで、地域/期間別に相異する無線データ需要を収容することができる。ここで、クラウドコンピューティングは情報がインターネット上のサーバに永久的に格納され、デスクトップ、タブレットコンピュータ、ノートブック、ネットブック、スマートフォンなどのクライアント端末機には一時的に保管されるコンピュータ環境を意味する。クラウドコンピューティングは、利用者の全ての情報をインターネット上のサーバに格納し、この情報を各種IT機器を介して何時何処でも利用できるようにするコンピュータ環境接続網を意味する。一方、光線路共有装置120は有線ドナーユニットグループ112を拠点別に集中化して有線装備コントロールが容易で、運用効率性を高めることができる。
【0026】
以下、光線路共有装置120における無線ドナーユニットグループ110と無線リモートユニットグループ130との間を連結するインターフェースには、CPRI(Common Public Radio Interface)が利用できる。このようなCPRIは、光線路共有装置120と無線ドナーユニットグループ110の制御機と光線路共有装置120と無線リモートユニットグループ130の制御機の接続を定義する規格をいう。光線路共有装置120で使われるCPRIラインビットレート(Line Bit Rate)には、例えば、CPRI Line Bit Rate Option3:2457.6Mbit/s(4x614.4Mbit/s)、CPRI Line Bit Rate Option4:3072.0Mbit/s(5x614.4Mbit/s)、CPRI Line Bit Rate Option5:4915.2Mbit/s(8x614.4Mbit/s)、CPRI Line Bit Rate Option6:6144.0Mbit/s(10x614.4Mbit/s)などが利用できる。
【0027】
また、光線路共有装置120における無線ドナーユニットグループ110と無線リモートユニットグループ130との間を連結するインターフェースにOBSAI(Open Base Station Architecture Initiative)が利用できる。OBSAIは、基地局構造に対する開放された規格(Specification)を作ってモジュールの間に内部的インターフェースに対して詳細な規格と基本的なモジュール構造を定義する。OBSAIを利用すれば、次世代の基地局が要求する技術的仕様とモジュール構造の融通性による費用低減効果を期待することができる。光線路共有装置120で使われるOBSAIラインビットレートは3072.0Mbit/sと6144.0Mbit/sなどが利用できる。
【0028】
光線路共有装置120が適用される無線サービスの例を挙げれば、光帯域符号分割多重接続(W−CDMA:Wideband Code Division Multiple Access)、高速アップリンクパケット接続(HSUPA:High Speed Uplink Packet Access)、LTE(Long Term Evolution)、LTEアドバンスド(LTE Advanced)などになることができる。このような網にCPRIやOBSAIインターフェースで光線路共有装置120を構成すれば、安定した網を構成することができる。
【0029】
無線リモートユニットグループ130または有線リモートユニットグループ132は、移動通信網の着信側基地局に設置できる。無線リモートユニットグループ130または有線リモートユニットグループ132は、光線路を経由して無線ドナーユニットグループ110と有線ドナーユニットグループ112から受信した光信号をCWDM方式の逆多重化を通じて多数個の光信号に分離する。無線リモートユニットグループ130または有線リモートユニットグループ132は、各々の光信号を各無線リモートグループのRU及び有線リモートグループのOLTに転送する。また、無線リモートユニットグループ130または有線リモートユニットグループ132は、無線リモートグループのRU及び有線リモートグループのOLTから受信した多数個の光信号を互いに異なる波長に変換する。無線リモートユニットグループ130または有線リモートユニットグループ132は、CWDM方式の多重化を用いて多数個の光信号を1つに束ねた後、1つの光線路を経由して無線ドナーユニットグループ110と有線ドナーユニットグループ112とに転送する。ここで、有線リモートユニットグループ132は通信用ユニットのものが好ましい。
【0030】
一方、有線リモートユニットグループ132は有線通信用ユニットのものが好ましい。ここで、有線リモートユニットグループ132は、イーサネット(登録商標)、E1、E−PON、G−PONなどを含んだ有線通信用ユニットをいう。一方、無線リモートユニットグループ130と有線リモートユニットグループ132とを区分するために無線リモートユニットグループ130に連結された光線路を第2光線路と定義し、第2光線路に転送する光信号を第2無線光信号と定義する。一方、有線リモートユニットグループ132に連結された線路を第2光線路と定義し、第2光線路に転送する有線信号を第2有線信号と定義する。
【0031】
図2は、本実施形態に従う光線路共有装置を概略的に示すブロック構成図である。
【0032】
本実施形態に従う光線路共有装置120は、集中化装置210及び分散装置220を含む。本実施形態では、光線路共有装置120が集中化装置210及び分散装置220のみを含むことと記載しているが、これは本発明の一実施形態の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明の一実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の一実施形態の本質的な特性から逸脱しない範囲で光線路共有装置120に含まれる構成要素に対して多様に修正及び変形して適用可能である。
【0033】
集中化装置210は、無線ドナーユニットグループ110から入力される多チャンネルの光信号または有線ドナーユニットグループ112から入力される多チャンネルの有線信号をサミングしたサミング信号を生成するか、光信号または有線信号を波長変換した波長変換信号を生成する。集中化装置210は、サミング信号及び波長変換信号を波長単位で多重化し、共有光線路により連結された分散装置220にサミング信号及び波長変換信号を分配する。
【0034】
このような集中化装置210の動作過程についてより具体的に説明する。本実施形態に従う集中化装置210は、無線ドナーユニットグループ110から入力される多チャンネルの光信号または有線ドナーユニットグループ112から入力される多チャンネルの有線信号をサミングしたサミング信号を生成する。集中化装置210は、無線ドナーユニットグループ110、有線ドナーユニットグループ112から入力される光信号または有線信号を異なる波長に変換した波長変換信号を出力する。集中化装置210は、サミング信号及び波長変換信号を波長単位で多重化し、共有光線路により相互連結された分散装置220でサミング信号及び波長変換信号が分配されるようにする。この際、集中化装置210がサミング信号及び波長変換信号を分配するための動作を説明すると、集中化装置210は備えられた光ディバイダーを用いてN個の共有光線路にサミング信号及び波長変換信号が分配されるようにする。ここで、集中化装置210が遂行する信号処理過程での各信号についてより具体的に説明すると、無線ドナーユニットグループ110から入力される光信号である第1無線光信号をサミングした第1無線サミング信号を生成するか、または有線ドナーユニットグループ112から入力される有線信号である第1有線信号をサミングした第1有線サミング信号を生成する。
【0035】
集中化装置210が多重化を遂行する過程について説明すると、集中化装置210は高密度波長分割多重化部520で光信号を高密度波長に多重化した第2サミング信号を生成する。集中化装置210は、第2サミング信号と光信号を低密度波長に多重化した第2'サミング信号を生成する。集中化装置210は、第2'サミング信号が共有光線路に分配されるようにする。ここで、高密度波長とは波長間隔の狭い波長をいい、低密度波長とは波長間隔の広い波長をいう。また、集中化装置210が波長変換を遂行する過程について説明すると、集中化装置210は第1無線光信号または第1有線信号の波長を異なる波長に変換した波長変換信号を出力する。この際、集中化装置210は無線ドナーユニットグループ110から第1無線光信号を受信し、有線ドナーユニットグループ112から第1有線信号を受信する。以後、集中化装置210は第1無線光信号または第1有線信号を波長変換した波長変換信号である第3無線光信号を出力し、第3無線光信号を波長分割多重化のためのモジュールに転送する。また、集中化装置210が転送率によってサミング信号を生成する動作について説明すると、集中化装置210は低転送率で受信される第1無線光信号を受信し、第1無線光信号を異なる波長に変換して出力する。集中化装置210は、第1無線光信号をサミングした第1無線サミング信号を生成した後、第1無線サミング信号を異なる波長に変換する。集中化装置210は、第1無線サミング信号を高転送率で出力する。一方、集中化装置210は低転送率で受信される第1有線信号を受信し、第1有線信号を異なる波長に変換して出力する。集中化装置210は、第1有線信号をサミングした第1無線サミング信号を生成した後、第1無線サミング信号を異なる波長に変換し、第1無線サミング信号を高転送率で出力する。
【0036】
一方、本実施形態に従う集中化装置210は波長変換のみを遂行する装置で具現できるが、このような場合、集中化装置210は無線ドナーユニットグループ110から入力される多チャンネルの光信号または有線ドナーユニットグループ112から入力される有線信号を異なる波長に変換した波長変換信号を出力する。集中化装置210は、波長変換信号を波長単位で多重化する。集中化装置210は、共有光線路により相互連結された分散装置220に波長変換信号が分配されるように制御して、分散装置をして波長変換信号を用いた信号処理が遂行されるようにする。また、集中化装置210はサミング信号を用いる装置で具現できる。集中化装置210がサミング信号を用いる装置で具現された場合、集中化装置210は無線ドナーユニットグループ110から入力される多チャンネルの光信号または有線ドナーユニットグループ112から入力される有線信号の転送速度に対応する転送率を決定する。集中化装置210は、決定された転送率に基づいて光信号または有線信号をサミングしたサミング信号を生成し、サミング信号を波長単位で分離したり、分離された波長単位のサミング信号を多重化したりする。集中化装置210は、共有光線路により相互連結された分散装置220にサミング信号が分配されるように制御して、分散装置220をしてサミング信号を用いた信号処理が遂行されるようにする。
【0037】
分散装置220は、集中化装置210から分配されたサミング信号または波長変換信号を波長単位で逆多重化した光信号または有線信号を生成する。分散装置220は、光信号または有線信号を予め設定された各々の線路を経由して無線リモートユニットグループ130または有線リモートユニットグループ132に転送する。ここで、分散装置220は複数個の装置である第1分散装置222、第2分散装置224、及び第N分散装置226を含んだグループ概念である。このような第1分散装置222、第2分散装置224、及び第N分散装置226は、全て同一な概念であるので、以下では第1分散装置222、第2分散装置224、及び第N分散装置226を全て含んだ概念で分散装置220として説明する。
【0038】
本実施形態に従う分散装置220は、共有光線路により相互連結された集中化装置210から入力されたサミング信号及び波長変換信号のうち、いずれか1つの信号を波長単位で逆多重化を遂行する。分散装置220は、サミング信号を分解した光信号または有線信号を無線リモートユニットグループ130または有線リモートユニットグループ132に転送したり、波長変換信号を異なる波長に変換した光信号を無線リモートユニットグループ130または有線リモートユニットグループ132に転送したりする。この際、分散装置220が入力されたサミング信号及び波長変換信号のうち、いずれか1つの信号を波長単位で逆多重化するための動作について説明すると、分散装置220は備えられた光スイッチを用いてN個の共有光線路からサミング信号及び波長変換信号のうち、いずれか1つの信号を受信するようにスイッチングする。
【0039】
分散装置220は、集中化装置210から受信されたサミング信号である第2'サミング信号を分解した光信号である第2無線光信号を無線リモートユニットグループ130に転送する。一方、分散装置220は集中化装置210から受信されたサミング信号である第2'サミング信号を分解した有線信号である第2有線信号を有線リモートユニットグループ132に転送する。また、分散装置220が逆多重化を遂行する過程について説明すると、分散装置220は共有光線路から分配された第2'サミング信号のうち、低密度光信号を波長単位で逆多重化した第3サミング信号を生成し、第3サミング信号のうち、高密度光信号を波長単位で逆多重化した第4無線サミング信号を生成する。
【0040】
分散装置220が波長変換を遂行する過程について説明すると、分散装置220は受信された波長変換信号の波長を異なる波長に変換して第2無線光信号または第2有線信号に出力する。この際、分散装置220は波長分解多重化部から第4無線光信号を波長分割多重化するモジュールから受信し、第4無線光信号を波長変換して第2無線光信号を出力する。分散装置220は、無線リモートユニットグループ130に第2無線光信号を転送する。一方、分散装置220は波長分解多重化部から第4有線光信号を波長分割多重化するモジュールから受信し、第4有線光信号を波長変換して第2有線信号を出力し、有線リモートユニットグループ132に第2有線信号を転送する。
【0041】
以下、分散装置220が転送率によってサミング信号を分解する動作について説明する。分散装置220は高転送率で受信される第4無線サミング信号を受信し、第4無線サミング信号を異なる波長に変換して出力する。分散装置220は、第4無線サミング信号を分解した第2無線光信号を生成し、第2無線光信号を異なる波長に変換して低転送率で出力する。一方、分散装置220は高転送率で受信される第4有線サミング信号を受信する。分散装置220は、第4有線サミング信号を異なる波長に変換して出力し、第4有線サミング信号を分解した第4有線信号'を生成し、第4有線信号'を異なる波長に変換して低転送率で出力する。
【0042】
一方、本実施形態に従う分散装置220は波長変換のみを遂行する装置で具現される場合、分散装置220は共有光線路により相互連結された集中化装置210から入力された波長変換信号を波長単位で逆多重化を遂行する。分散装置220は、波長変換信号を異なる波長に変換した光信号をリモートユニットグループに転送する。また、本実施形態に従う分散装置220がサミング信号を用いる装置のみで具現された場合、分散装置220は共有光線路により相互連結された集中化装置210からサミング信号を受信し、サミング信号を波長単位で逆多重化を遂行する。分散装置220はサミング信号を光信号に分解し、分解された光信号を転送率によって予め設定された光線路を経由して無線リモートユニットグループ130または有線リモートユニットグループ132に転送する。
【0043】
図3は、本実施形態に従う集中化装置を概略的に示すブロック構成図である。
【0044】
本実施形態に従う集中化装置210は、第1波長変換部310、第1無線転送率変換部320、第1波長分割多重化部330、第1電気−光変換部340、第1有線転送率変換部350、及び第1有線通信処理部360を含む。本実施形態では、集中化装置210が第1波長変換部310、第1無線転送率変換部320、第1波長分割多重化部330、第1電気−光変換部340、第1有線転送率変換部350、及び第1有線通信処理部360のみを含むことと記載しているが、これは本発明の一実施形態の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明の一実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の一実施形態の本質的な特性から逸脱しない範囲で集中化装置210に含まれる構成要素に対して多様に修正及び変形して適用可能である。
【0045】
即ち、本実施形態に従う集中化装置210が波長変換のみを遂行する装置で具現される場合、第1波長変換部310と第1波長分割多重化部330のみを含む形態に具現可能である。集中化装置210がサミング信号を生成する装置で具現される場合、第1無線転送率変換部320と第1波長分割多重化部330のみを含む形態に具現可能である。集中化装置210がサミング信号及び波長変換を全て遂行する装置で具現される場合、第1波長変換部310、第1無線転送率変換部320、及び第1波長分割多重化部330を全て含む形態に具現可能である。
【0046】
第1波長変換部310は、無線ドナーユニットグループ110から入力される多チャンネルの光信号を異なる波長に変換した波長変換信号を出力する。第1波長変換部310は、無線ドナーユニットグループ110から入力される多チャンネルの光信号である第1無線光信号を受信した後、第1無線光信号を波長変換した波長変換信号である第3無線光信号を出力する。第1波長変換部310は、第3無線光信号を第1波長分割多重化部330に転送する。
【0047】
第1無線転送率変換部320は、無線ドナーユニットグループ110から入力される多チャンネルの光信号の転送速度に対応する転送率を決定し、転送率に基づいて光信号をサミングしたサミング信号を生成する。ここで、第1無線転送率変換部320が遂行する信号処理過程についてより具体的に説明すると、第1無線転送率変換部320は無線ドナーユニットグループ110から入力される光信号である第1無線光信号をサミングした第1無線サミング信号を生成する。また、第1無線転送率変換部320は低転送率で受信される第1無線光信号を受信し、第1無線光信号を異なる波長に変換して出力する。第1無線転送率変換部320は、第1無線光信号をサミングした第1無線サミング信号を生成した後、第1無線サミング信号を異なる波長に変換し、第1無線サミング信号を高転送率で出力する。
【0048】
第1波長分割多重化部330は1つの光線路で多数の通信チャンネルを使用する多重化を遂行する。波長分割多重化方式は1つの光線路で互いに異なる波長を有する信号を転送する方式であって、受信側では転送された信号を各々の波長に従う信号に分離する。
【0049】
本実施形態に従う第1波長分割多重化部330が波長変換信号及びサミング信号を処理する過程について説明する。第1波長分割多重化部330は、第1無線転送率変換部320から受信したサミング信号及び第1波長変換部310から受信した波長変換信号を波長単位で多重化する。第1波長分割多重化部330は、共有光線路により相互連結された分散装置220にサミング信号及び波長変換信号を分配する。第1波長分割多重化部330が波長変換信号を処理する過程について説明する。第1波長分割多重化部330は、第1波長変換部310から受信された波長変換信号を波長単位で多重化する。第1波長分割多重化部330は、共有光線路により相互連結された分散装置220に波長変換信号が分配されるように制御する。第1波長分割多重化部330がサミング信号を処理する過程について説明する。第1波長分割多重化部330は、第1無線転送率変換部320から受信されたサミング信号を波長単位で分離したり、分離された波長単位のサミング信号を多重化したりする。第1波長分割多重化部330は、共有光線路により相互連結された分散装置220にサミング信号が分配されるように制御して、分散装置220をしてサミング信号を用いた信号処理が遂行されるようにする。
【0050】
第1電気−光変換部340は、有線ドナーユニットグループ112から入力される有線信号を異なる波長に変換した波長変換信号を出力する。第1電気−光変換部340は、有線ドナーユニットグループ112から入力される有線信号である第1有線信号を受信した後、第1有線信号を波長変換した波長変換信号である第3有線光信号を出力する。第1電気−光変換部340は、第3有線光信号を第1波長分割多重化部330に転送する。即ち、第1電気−光変換部340は第1有線通信処理部360から受信された第1有線信号'の波長を異なる波長に変換して光信号に変換した第3有線光信号が出力されるようにする。
【0051】
第1有線転送率変換部350は、第1有線通信処理部360から入力される有線信号の転送速度に対応する転送率を決定し、転送率に基づいて光信号をサミングしたサミング信号を生成する。ここで、第1有線転送率変換部350が遂行する信号処理過程についてより具体的に説明する。第1有線転送率変換部350は、第1有線通信処理部360から有線ドナーユニットグループ112により入力される第1有線信号をスタンダード信号に処理した第1有線信号'をサミングした第1有線サミング信号を生成する。また、第1有線転送率変換部350は低転送率で受信される第1有線信号'を受信し、第1有線信号'を異なる波長に変換して出力する。第1有線転送率変換部350は、第1有線信号'をサミングした第1有線サミング信号を生成した後、第1有線サミング信号を異なる波長に変換し、第1有線サミング信号を高転送率で出力する。第1有線通信処理部360は、有線ドナーユニットグループ112に含まれた複数の装置から各々受信された第1有線信号をスタンダード信号として処理した第1有線信号'を生成する。1有線通信処理部360は、生成された第1有線信号'を第1電気−光変換部340及び第1有線転送率変換部350に転送する。
【0052】
図4は、本実施形態に従う分散装置を概略的に示すブロック構成図である。
【0053】
本実施形態に従う分散装置220は、第2波長分割多重化部410、第2波長変換部420、第2無線転送率変換部430、第2電気−光変換部440、第2有線転送率変換部450、及び第2有線通信処理部460を含む。本実施形態では、分散装置220が第2波長分割多重化部410、第2波長変換部420、第2無線転送率変換部430、第2電気−光変換部440、第2有線転送率変換部450、及び第2有線通信処理部460のみを含むことと記載しているが、これは本発明の一実施形態の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明の一実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の一実施形態の本質的な特性から逸脱しない範囲で分散装置220に含まれる構成要素に対して多様に修正及び変形して適用可能である。
【0054】
即ち、本実施形態に従う分散装置220が波長変換のみを遂行する装置で具現される場合、第2波長変換部420と第2波長分割多重化部410のみを含む形態に具現可能であり、分散装置220がサミング信号を生成する装置で具現される場合、第2無線転送率変換部430と第2波長分割多重化部410のみを含む形態に具現可能であり、分散装置220がサミング信号及び波長変換を全て遂行する装置で具現される場合、第2無線転送率変換部430、第2波長変換部420、及び第2波長分割多重化部410を全て含む形態に具現可能である。
【0055】
第2波長分割多重化部410は、共有光線路により相互連結された集中化装置210からサミング信号を受信し、サミング信号を波長単位で逆多重化する。また、第2波長分割多重化部410は共有光線路により相互連結された集中化装置210から入力された波長変換信号を波長単位で逆多重化する。一方、第2波長分割多重化部410は共有光線路により相互連結された集中化装置210から入力されたサミング信号及び波長変換信号を全て受信することができる。第2波長分割多重化部410は、共有光線路により相互連結された集中化装置210から入力されたサミング信号及び波長変換信号を波長単位で逆多重化する。この際、第2波長分割多重化部410は備えられた光スイッチを用いてN個の共有光線路からサミング信号及び波長変換信号を受信するようにスイッチングする。
【0056】
また、第2波長分割多重化部410は第2低密度波長分割多重化部610と第2高密度波長分割多重化部620を含む。このような第2低密度波長分割多重化部610は、共有光線路から分配された第2'サミング信号のうち、低密度光信号を波長単位で逆多重化した第3サミング信号を生成する。また、第2高密度波長分割多重化部620は第3サミング信号のうち、高密度光信号を波長単位で逆多重化した第4無線サミング信号を生成する。
【0057】
第2波長変換部420は、第2波長分割多重化部410から受信された波長変換信号の波長を異なる波長に変換して第2無線光信号に出力する。第2波長変換部420は、第2波長分割多重化部410から受信された波長変換信号である第4無線光信号を第2波長分割多重化部410から受信する。第2波長変換部420は、第4無線光信号を波長変換して第2無線光信号を出力し、無線リモートユニットグループ130に第2無線光信号を転送する。この際、第2波長変換部420は波長変換信号を異なる波長に変換した光信号を無線リモートユニットグループ130に転送する。
【0058】
第2無線転送率変換部430は、第2波長分割多重化部410から受信されたサミング信号を光信号に分解する。第2無線転送率変換部430は、分解された光信号を転送率によって予め設定された光線路を経由して無線リモートユニットグループ130に転送する。この際、第2無線転送率変換部430は集中化装置210から受信されたサミング信号である第2'サミング信号を分解した光信号である第2無線光信号を無線リモートユニットグループ130に転送する。また、第2無線転送率変換部430は第2波長分割多重化部410から高転送率で受信される第4無線サミング信号を受信する。第2無線転送率変換部430は、第4無線サミング信号を異なる波長に変換して出力する。第2無線転送率変換部430は、第4無線サミング信号を分解した第2無線光信号を生成し、第2無線光信号を異なる波長に変換して低転送率で出力する。
【0059】
第2電気−光変換部440は、第2波長分割多重化部410から受信された波長変換信号の波長を異なる波長に変換して第2有線信号に出力する。第2電気−光変換部440は、第2波長分割多重化部410から受信された波長変換信号である第4有線光信号を第2波長分割多重化部410から受信する。第2電気−光変換部440は、第4有線光信号を波長変換して第4有線信号'を出力する。第2電気−光変換部440は、第2有線通信処理部460に第4有線信号'を転送する。この際、第2電気−光変換部440は波長変換信号を異なる波長に変換した有線信号を第2有線通信処理部460に転送する。
【0060】
第2有線転送率変換部450は、第2波長分割多重化部410から受信されたサミング信号を有線信号に分解する。第2有線転送率変換部450は、分解された有線信号を転送率によって予め設定された光線路を経由して第2有線通信処理部460に転送する。この際、第2有線転送率変換部450は集中化装置210から受信されたサミング信号である第2'サミング信号を分解した有線信号である第4有線信号'を第2有線通信処理部460に転送する。また、第2有線転送率変換部450は第2波長分割多重化部410から高転送率で受信される第4有線サミング信号を受信する。第2有線転送率変換部450は、第4有線サミング信号を異なる波長に変換して出力し、第4有線サミング信号を分解した第4有線信号'を生成する。第2有線転送率変換部450は、第4有線信号'を異なる波長に変換して低転送率で出力する。第2有線通信処理部460は、第2電気−光変換部440及び第2有線転送率変換部450から受信された第4有線信号'を有線リモートユニットグループ132に適用可能な第2有線信号に変換して出力する。
【0061】
図5は、本実施形態に従う第1波長分割多重化部を示すブロック構成図である。
【0062】
第1波長分割多重化部330は、1つの光線路で多数の通信チャンネルを使用する多重化を遂行する。このような波長分割多重化方式は1つの光線路で互いに異なる波長を有する信号を転送する方式であって、受信側では転送された信号を各々の波長に従う信号に分離する。また、第1波長分割多重化部330は第1高密度波長分割多重化(Dense Wavelength Division Multiplexing)部520と第1低密度波長分割多重化(Coarse Wavelength Division Multiplexing)部510とを含む。
【0063】
本実施形態に従う第1波長分割多重化部330が波長変換信号及びサミング信号を処理する過程について説明する。第1波長分割多重化部330は、第1無線転送率変換部320から受信したサミング信号及び第1波長変換部310を通じて受信した波長変換信号を波長単位で多重化する。第1波長分割多重化部330は、共有光線路により相互連結された分散装置220にサミング信号及び波長変換信号を分配する。第1波長分割多重化部330が波長変換信号を処理する過程について説明する。第1波長分割多重化部330は、第1波長変換部310から受信された波長変換信号を波長単位で多重化し、共有光線路により相互連結された分散装置220に波長変換信号が分配されるように制御する。第1波長分割多重化部330がサミング信号を処理する過程について説明する。第1波長分割多重化部330は、第1無線転送率変換部320から受信されたサミング信号を波長単位で分離したり、分離された波長単位のサミング信号を多重化したりする。第1波長分割多重化部330は、共有光線路により相互連結された分散装置220にサミング信号が分配されるように制御して、分散装置220をしてサミング信号を用いた信号処理が遂行されるようにする。
【0064】
第1高密度波長分割多重化部520が各種ネットワークを介しての大容量波長分割多重化(Wavelength-Division Multiplexing:WDM)時、光通信を遂行するためにはチャンネル数が多く、チャンネル間隔も約10GHzまたはその以下に極めて狭くなった形態の波長分割多重化光通信が必要となる。この際、高密度波長分割多重化(Dense-WDM:DWDM)または光周波数分割多重化(Optical Frequency-Division Multiplexing:OFDM)を遂行するモジュールを第1高密度波長分割多重化部520ということができる。即ち、集中化装置210で互いに異なる波長の光を同時に検出する時に発生するチャンネル間の周波数の差と同一なサイズのビット周波数(Beat Frequency)成分を制御信号として用いて、光通信システム光源間の光周波数間隔を一定に維持させる。この際、転送速度がビット周波数に比べて十分に小さい場合、光チャンネル間の間隔を10GHz以下まで最小化することができる。したがって、チャンネル間隔が極めて狭い波長分割多重化されたシステム用光源の構成が容易になる。また、両方向光通信の場合、送受信波長が互いに微細に異なることがあるので、レイリー散乱(Rayleigh Scattering)により発生する送受信チャンネル間漏話(Crosstalk)現象を減らすことができる。
【0065】
本実施形態に従う第1高密度波長分割多重化部520は、第1無線サミング信号、第1有線サミング信号を高密度光信号波長単位で多重化した第2サミング信号を生成する。ここで、高密度光信号とは、波長間隔の狭い光信号をいう。即ち、第1高密度波長分割多重化部520は、第1無線サミング信号、第1有線サミング信号を波長間隔の狭い光信号である高密度光信号波長単位で多重化した第2サミング信号を生成するものである。
【0066】
第1低密度波長分割多重化部510は、波長間隔が大きいため、Uncooled DFBレーザーと広帯域光フィルタを用いることができ、低い電力消耗、小さなサイズで具現できる。また、第1低密度波長分割多重化部510は1つの光ケーブルに複数個の光信号を各々波長分割多重化方式により多重化して転送する。例えば、第1低密度波長分割多重化部510は低密度波長分割多重化方式により光ファイバーが有する全波長間隔(例えば、1270nmから1610nmまでの18チャンネルのうちの16チャンネル)を用いることができる。また、第1低密度波長分割多重化部510は、マックス/デマックス(MUX/DeMUX)と、これを連結する光ケーブルを含む。この際、マックスとデマックスとの間で光信号を送信または受信する必要がある場合には、OADM(Optical Add/Drop Multiplexer)が設置できる。
【0067】
本実施形態に従う第1低密度波長分割多重化部510は、第1高密度波長分割多重化部520から受信された第2サミング信号のうち、低密度光信号を波長単位で多重化した第2'サミング信号を生成する。第1低密度波長分割多重化部510は、第2'サミング信号が共有光線路に分配されるようにする。即ち、第1低密度波長分割多重化部510は第2'サミング信号が第1−1共有光線路及び第1−N共有光線路で連結された分散装置220に分配されるようにする。ここで、低密度光信号とは、波長間隔の広い光信号をいう。即ち、第1低密度波長分割多重化部510は第2サミング信号のうち、低密度光信号を波長単位で多重化した第2'サミング信号を生成し、第2'サミング信号が共有光線路に分配されるようにする。
【0068】
図6は、本実施形態に従う第2波長分割多重化部を示すブロック構成図である。
【0069】
第2波長分割多重化部410は、第2低密度波長分割多重化部610と第2高密度波長分割多重化部620とを含む。このような第2低密度波長分割多重化部610は、共有光線路から分配された第2'サミング信号のうち、光スイッチにより選択された第3’サミング信号を低密度波長単位で逆多重化し、第2高密度波長分割多重化部に伝達される第3サミング信号を生成する。また、第2高密度波長分割多重化部620は第3サミング信号のうち、高密度光信号を波長単位で逆多重化した第4無線光信号、第4有線光信号、第4無線サミング信号、第4有線サミング信号を生成する。
【0070】
図7は、本実施形態に従う波長変換部を概略的に示すブロック構成図である。
【0071】
図7の(A)は集中化装置210の第1波長変換部310を概略的に示すブロック構成図であって、第1光受信モジュール710、第1クロック再生部720、及び第1光送信モジュール730を含む。勿論、これは本発明の一実施形態の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明の一実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の一実施形態の本質的な特性から逸脱しない範囲で第1波長変換部310に含まれる構成要素に対して多様に修正及び変形して適用可能である。ここで、第1光受信モジュール710は無線ドナーユニットグループ110から第1無線光信号を受信する。第1クロック再生部720は、第1光受信モジュール710を通じて受信された第1無線光信号を波長変換した波長変換信号である第3無線光信号を出力する。第1光送信モジュール730は、第1クロック再生部720から受信された第3無線光信号を第1波長分割多重化部330に転送する。
【0072】
図7の(B)は分散装置220の第2波長変換部420を概略的に示すブロック構成図であって、第2光受信モジュール740、第2クロック再生部750、及び第2光送信モジュール760を含む。勿論、これは本発明の一実施形態の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明の一実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の一実施形態の本質的な特性から逸脱しない範囲で第2波長変換部420に含まれる構成要素に対して多様に修正及び変形して適用可能である。ここで、第2光受信モジュール740は第2波長分割多重化部から第4無線光信号を受信する。第2クロック再生部750は、第2光受信モジュール740から受信された第4無線光信号を波長変換して第2無線光信号を出力する。第2光送信モジュール760は、第2クロック再生部750から受信された第2無線光信号を無線リモートユニットグループ130に転送する。
【0073】
図8は、本実施形態に従う電気−光変換部を概略的に示すブロック構成図である。
【0074】
図8の(A)は集中化装置210の第1電気−光変換部340を概略的に示すブロック構成図であって、第1有線信号受信モジュール810、第1有線クロック再生部820、及び第1有線光送信モジュール830を含む。勿論、これは本発明の一実施形態の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明の一実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の一実施形態の本質的な特性から逸脱しない範囲で第1電気−光変換部340に含まれる構成要素に対して多様に修正及び変形して適用可能である。ここで、第1有線信号受信モジュール810は有線ドナーユニットグループ112から第1有線信号を受信する。第1有線クロック再生部820は、第1有線信号受信モジュール810から受信された第1有線信号を波長変換した波長変換信号である第3有線光信号を出力する。第1有線光送信モジュール830は、第1有線クロック再生部820から受信された第3有線光信号を第1波長分割多重化部330に転送する。
【0075】
図8の(B)は分散装置220の第2電気−光変換部440を概略的に示すブロック構成図であって、第2有線光受信モジュール840、第2有線クロック再生部850、及び第2有線信号送信モジュール860を含む。勿論、これは本発明の一実施形態の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明の一実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の一実施形態の本質的な特性から逸脱しない範囲で第2電気−光変換部440に含まれる構成要素に対して多様に修正及び変形して適用可能である。ここで、第2有線光受信モジュール840は第2波長分割多重化部から第4有線光信号'を受信する。第2有線クロック再生部850は、第2有線光受信モジュール840から受信された第4有線光信号'を波長変換して第2有線信号を出力する。第2有線信号送信モジュール860は、第2有線クロック再生部850から受信された第2有線信号を有線リモートユニットグループ132に転送したり、第2有線クロック再生部850から受信された第2有線信号を有線リモートユニットグループ132に転送したりする。
【0076】
図9は、本実施形態に従う無線転送率変換部を概略的に示すブロック構成図である。
【0077】
図9の(A)は集中化装置210の第1無線転送率変換部320を概略的に示すブロック構成図であって、第1低転送率光モジュール910、第1低転送率クロック再生部920、第1高転送率光モジュール930、第1高転送率クロック再生部940、及びサミング信号生成部950を含む。勿論、これは本発明の一実施形態の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明の一実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の一実施形態の本質的な特性から逸脱しない範囲で第1無線転送率変換部320に含まれる構成要素に対して多様に修正及び変形して適用可能である。ここで、第1低転送率光モジュール910は無線ドナーユニットグループ110から低転送率で受信される第1無線光信号を受信し、第1低転送率クロック再生部920は第1無線光信号を異なる波長に変換して出力し、サミング信号生成部950は第1無線光信号をサミングした第1無線サミング信号を生成する。第1高転送率クロック再生部940は第1無線サミング信号を異なる波長に変換し、第1高転送率光モジュール930は第1無線サミング信号を高転送率で出力する。ここで、第1高転送率光モジュール930がM個の場合、第1低転送率光モジュール910はMの整数倍であるN個でありうる。
【0078】
一方、図9の(B)は分散装置220の第2無線転送率変換部430を概略的に示すブロック構成図であって、第2高転送率光モジュール960、第2高転送率クロック再生部970、第2低転送率光モジュール980、第2低転送率クロック再生部990、及びサミング信号分解部992を含む。勿論、これは本発明の一実施形態の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明の一実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の一実施形態の本質的な特性から逸脱しない範囲で第2無線転送率変換部430に含まれる構成要素に対して多様に修正及び変形して適用可能である。第2低転送率光モジュール980は、第2波長分割多重化部410から低転送率の第4無線サミング信号を受信する。ここで、第2高転送率光モジュール960は高転送率で受信される第4無線サミング信号を受信し、第2高転送率クロック再生部970は第4無線サミング信号を異なる波長に変換して出力する。サミング信号分解部992は、第4無線サミング信号を分解した第2無線光信号を生成する。第2低転送率クロック再生部990は、第2無線光信号を異なる波長に変換する。第2高転送率光モジュール960は、第2無線光信号を低転送率で出力する。ここで、第2高転送率光モジュール960がM個の場合、第2低転送率光モジュール980はMの整数倍であるN個でありうる。
【0079】
図10は、本実施形態に従う有線転送率変換部を概略的に示すブロック構成図である。
【0080】
図10の(A)は集中化装置210の第1有線転送率変換部350を概略的に示すブロック構成図であって、第1有線低転送率モジュール1010、第1有線低転送率クロック再生部1020、第1有線高転送率光モジュール1030、第1有線高転送率クロック再生部1040、及び有線サミング信号生成部1050を含む。勿論、これは本発明の一実施形態の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明の一実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の一実施形態の本質的な特性から逸脱しない範囲で第1有線転送率変換部350に含まれる構成要素に対して多様に修正及び変形して適用可能である。ここで、第1有線低転送率モジュール1010は有線ドナーユニットグループ112から低転送率で受信される第1有線信号'(第1有線信号)を受信し、第1有線低転送率クロック再生部1020は第1有線信号'(第1有線信号)を異なる波長に変換して出力する。有線サミング信号生成部1050は、第1有線信号'(第1有線信号)をサミングした第1有線サミング信号を生成する。第1有線高転送率クロック再生部1040は、第1有線サミング信号を異なる波長に変換する。第1有線高転送率光モジュール1030は、第1有線サミング信号を高転送率で出力する。ここで、第1有線高転送率光モジュール1030がM個の場合、第1有線低転送率モジュール1010はMの整数倍であるN個でありうる。
【0081】
一方、図10の(B)は分散装置220の第2有線転送率変換部450を概略的に示すブロック構成図であって、第2有線高転送率光モジュール1060、第2有線高転送率クロック再生部1070、第2有線低転送率有線モジュール1080、第2有線低転送率クロック再生部1090、及び有線サミング信号分解部1092を含む。勿論、これは本発明の一実施形態の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明の一実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の一実施形態の本質的な特性から逸脱しない範囲で第2有線転送率変換部450に含まれる構成要素に対して多様に修正及び変形して適用可能である。第2有線低転送率有線モジュール1080は、第2波長分割多重化部410から低転送率の第4有線サミング信号を受信する。ここで、第2有線高転送率光モジュール1060は高転送率で受信される第4有線サミング信号を受信する。第2有線高転送率クロック再生部1070は、第4有線サミング信号を異なる波長に変換して出力する。有線サミング信号分解部1092は、第4有線サミング信号を分解した第4有線信号'を生成する。第2有線低転送率クロック再生部1090は、第4有線信号'を異なる波長に変換する。第2有線高転送率光モジュール1060は、第4有線信号'を低転送率で出力する。ここで、第2有線高転送率光モジュール1060がM個の場合、第2有線低転送率有線モジュール1080はMの整数倍であるN個でありうる。
【0082】
図11は、本実施形態に従う無線光線路共有方法を説明するためのフローチャートである。
【0083】
集中化装置210は、無線ドナーユニットグループ110から入力される多チャンネルの光信号をサミングしたサミング信号を生成する(S1110)。ステップS1110で、集中化装置210は無線ドナーユニットグループ110から入力される光信号である第1無線光信号をサミングした第1無線サミング信号を生成する。また、ステップS1110で、集中化装置210は低転送率で受信される第1無線光信号を受信し、第1無線光信号を異なる波長に変換して出力する。集中化装置210は、第1無線光信号をサミングした第1無線サミング信号を生成した後、第1無線サミング信号を異なる波長に変換する。集中化装置210は、第1無線サミング信号を高転送率で出力する。
【0084】
集中化装置210は、無線ドナーユニットグループ110から入力される光信号を異なる波長に変換した無線波長変換信号を出力する(S1120)。ステップS1120で、集中化装置210は、第1無線光信号の波長を異なる波長に変換した無線波長変換信号を出力する。この際、集中化装置210は無線ドナーユニットグループ110から第1無線光信号を受信する。集中化装置210は、第1無線光信号を波長変換した無線波長変換信号である第3無線光信号を出力し、第3無線光信号を波長分割多重化のためのモジュールに転送する。
【0085】
集中化装置210はサミング信号及び無線波長変換信号を波長単位で多重化し、共有光線路により相互連結された分散装置220にサミング信号及び無線波長変換信号が分配されるようにする(S1130)。ステップS1130で、集中化装置210は備えられた光スイッチを用いてN個の共有光線路にサミング信号及び無線波長変換信号が分配されるようにスイッチングする。また、ステップS1130で集中化装置210は第1無線サミング信号のうち、高密度光信号を波長単位で多重化した第2サミング信号を生成する。集中化装置210は、第2サミング信号のうち、低密度光信号を波長単位で多重化した第2'サミング信号を生成し、第2'サミング信号が共有光線路に分配されるようにする。ここで、高密度光信号とは波長間隔の狭い光信号をいい、低密度光信号とは波長間隔の広い光信号をいう。
【0086】
分散装置220は、集中化装置210から共有光線路により相互連結された集中化装置210から受信されたサミング信号及び無線波長変換信号を波長単位で逆多重化する(S1140)。ステップS1140で、分散装置220は複数個の分散装置である第1分散装置222、第2分散装置224、及び第N分散装置226を含んだグループ概念である。また、ステップS1140で、分散装置220は共有光線路から分配された第2'サミング信号のうち、低密度光信号を波長単位で逆多重化した第3サミング信号を生成する。分散装置220は、第3サミング信号のうち、高密度光信号を波長単位で逆多重化した第4無線サミング信号を生成する。
【0087】
分散装置220は、サミング信号を分解した光信号を無線リモートユニットグループ130に転送する(S1150)。ステップS1150で、分散装置220は集中化装置210から受信されたサミング信号である第2'サミング信号を分解した光信号である第2無線光信号を無線リモートユニットグループ130に転送する。また、ステップS1150で、分散装置220は高転送率で受信される第4無線サミング信号を受信し、第4無線サミング信号を異なる波長に変換して出力する。分散装置220は、第4無線サミング信号を分解した第2無線光信号を生成し、第2無線光信号を異なる波長に変換して低転送率で出力する。
【0088】
分散装置220は、無線波長変換信号を異なる波長に変換した光信号を無線リモートユニットグループ130に転送する(S1160)。また、ステップS1160で分散装置220は無線波長変換信号の波長を異なる波長に変換して第2無線光信号に出力する。この際、分散装置220は波長分解多重化部から第4無線光信号を受信する。分散装置220は、第4無線光信号を波長変換して第2無線光信号を出力する。分散装置220は、無線リモートユニットグループ130に第2無線光信号を転送する。
【0089】
図11では、ステップS1110からステップS1160を順次に実行することと記載しているが、これは本実施形態の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本実施形態の本質的な特性から逸脱しない範囲で図11に記載された順序を変更して実行するか、ステップS1110からステップS1160のうちの1つ以上のステップを並列的に実行することで、多様に修正及び変形して適用可能であるので、図11は時系列的な順序に限定されるものではない。
【0090】
前述したように、図11に記載された本実施形態に従う光線路共有方法は、プログラムで具現され、コンピュータにより読取できる記録媒体に記録できる。本実施形態に従う光線路共有方法を具現するためのプログラムが記録され、コンピュータにより読取できる記録媒体は、コンピュータシステムにより読取できるデータが格納される全ての種類の記録装置を含む。このようなコンピュータにより読取できる記録媒体の例には、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ格納装置などがあり、またキャリアウェーブ(例えば、インターネットを通じての転送)の形態に具現されるものも含む。また、コンピュータにより読取できる記録媒体は、ネットワークにより連結されたコンピュータシステムに分散されて、分散方式によりコンピュータにより読取できるコードが格納され実行されることもできる。また、本実施形態を具現するための機能的な(Functional)プログラム、コード、及びコードセグメントなどは本実施形態が属する技術分野のプログラマーにより容易に推論できる。
【0091】
図12は、本実施形態に従う有線光線路共有方法を説明するためのフローチャートである。
【0092】
集中化装置210は、有線ドナーユニットグループ112から入力される有線信号をサミングした有線サミング信号を生成する(S1210)。ステップS1210で、集中化装置210は有線ドナーユニットグループ112から入力される有線信号である第1有線信号をサミングした第1有線サミング信号を生成する。また、ステップS1210で、集中化装置210は低転送率で受信される第1有線信号を受信し、第1有線信号を異なる波長に変換して出力する。集中化装置210は、第1有線信号をサミングした第1有線サミング信号を生成した後、第1有線サミング信号を異なる波長に変換する。集中化装置210は、第1有線サミング信号を高転送率で出力する。
【0093】
集中化装置210は、サミング信号及び有線波長変換信号を波長単位で多重化し、共有光線路により相互連結された分散装置220にサミング信号及び有線波長変換信号が分配されるようにする(S1230)。ステップS1230で、集中化装置210は備えられた光ディバイダーを用いてN個の共有光線路にサミング信号及び波長変換信号が分配されるようにする。また、ステップS1230で集中化装置210は高密度波長分割多重化部520で光信号を高密度波長に多重化した第2サミング信号を生成する。集中化装置210は、第2サミング信号と光信号を低密度波長に多重化した第2'サミング信号を生成し、第2'サミング信号が共有光線路に分配されるようにする。ここで、高密度波長とは波長間隔の狭い波長をいい、低密度波長とは波長間隔の広い波長をいう。
【0094】
分散装置220は、集中化装置210から共有光線路により相互連結された集中化装置210から受信されたサミング信号及び有線波長変換信号のうち、いずれか1つの信号を波長単位で逆多重化する(S1240)。ステップS1240で、分散装置220は複数個の分散装置である第1分散装置222、第2分散装置224、及び第N分散装置226を含んだグループ概念である。また、ステップS1240で、分散装置220は共有光線路から分配された第2'サミング信号のうち、低密度光信号を波長単位で逆多重化した第3サミング信号を生成する。分散装置220は、第3サミング信号のうち、高密度光信号を波長単位で逆多重化した第4有線サミング信号を生成する。
【0095】
分散装置220は、サミング信号を分解した有線信号を有線リモートユニットグループ132に転送する(S1250)。ステップS1250で、分散装置220は集中化装置210から受信されたサミング信号である第2'サミング信号を分解した光信号である第2有線信号を有線リモートユニットグループ132に転送する。また、ステップS1250で、分散装置220は高転送率で受信される第4有線サミング信号を受信し、第4有線サミング信号を異なる波長に変換して出力する。分散装置220は、第4有線サミング信号を分解した第2有線信号を生成し、第2有線信号を異なる波長に変換して低転送率で出力する。
【0096】
分散装置220は、有線波長変換信号を異なる波長に変換した有線信号を有線リモートユニットグループ132に転送する(S1260)。ステップS1260で、分散装置220は受信された波長変換信号の波長を異なる波長に変換して第2有線信号に出力する。この際、分散装置220は波長分解多重化部から第4有線信号を波長分割多重化するモジュールから受信し、第4有線信号を波長変換して第2有線信号を出力する。分散装置220は、有線リモートユニットグループ132に第2有線信号を転送する。
【0097】
図12では、ステップS1210からステップS1260を順次に実行することと記載しているが、これは本実施形態の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本実施形態の本質的な特性から逸脱しない範囲で図12に記載された順序を変更して実行するか、ステップS1210からステップS1260のうちの1つ以上のステップを並列的に実行することで、多様に修正及び変形して適用可能であるので、図12は時系列的な順序に限定されるものではない。
【0098】
前述したように、図12に記載された本実施形態に従う光線路共有方法はプログラムで具現され、コンピュータにより読取できる記録媒体に記録できる。本実施形態に従う光線路共有方法を具現するためのプログラムが記録され、コンピュータにより読取できる記録媒体は、コンピュータシステムにより読取できるデータが格納される全ての種類の記録装置を含む。このようなコンピュータにより読取できる記録媒体の例には、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ格納装置などがあり、またキャリアウェーブ(例えば、インターネットを通じての転送)の形態に具現されるものも含む。また、コンピュータにより読取できる記録媒体はネットワークにより連結されたコンピュータシステムに分散されて、分散方式でコンピュータにより読取できるコードが格納され実行されることもできる。また、本実施形態を具現するための機能的な(Functional)プログラム、コード、及びコードセグメントなどは、本実施形態が属する技術分野のプログラマーにより容易に推論できる。
【0099】
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で多様な修正及び変形が可能である。したがって、本発明に開示された実施形態は本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであり、このような実施形態により本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は請求範囲により解釈されなければならず、それと同等な範囲内にある全ての技術思想は本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
【0100】
本特許出願は、2011年09月26日付で韓国に出願した特許出願番号第10−2011−0096867号、2012年07月25日付で韓国に出願した特許出願番号第10−2012−0081043号に対し、米国特許法119(a)条(35U.S.C§119(a))により優先権を主張すれば、その全ての内容は参考文献として本特許出願に併合される。併せて、本特許出願は、米国以外の国家に対しても上記と同一な理由により優先権を主張すれば、その全ての内容は参考文献として本特許出願に併合される。
【符号の説明】
【0101】
110 無線ドナーユニットグループ
112 有線ドナーユニットグループ
120 光線路共有装置
130 無線リモートユニットグループ
132 有線リモートユニットグループ
210 集中化装置
220 分散装置
図1
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