(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6013066
(24)【登録日】2016年9月30日
(45)【発行日】2016年10月25日
(54)【発明の名称】厨房台のシンクの水切り板
(51)【国際特許分類】
A47J 47/20 20060101AFI20161011BHJP
【FI】
A47J47/20 E
【請求項の数】5
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2012-165783(P2012-165783)
(22)【出願日】2012年7月26日
(65)【公開番号】特開2014-23684(P2014-23684A)
(43)【公開日】2014年2月6日
【審査請求日】2015年5月7日
(73)【特許権者】
【識別番号】592017286
【氏名又は名称】株式会社トーヨーキッチンスタイル
(74)【代理人】
【識別番号】100131048
【弁理士】
【氏名又は名称】張川 隆司
(74)【代理人】
【識別番号】100095751
【弁理士】
【氏名又は名称】菅原 正倫
(72)【発明者】
【氏名】清本 英嗣
(72)【発明者】
【氏名】波多野 和広
【審査官】
仲村 靖
(56)【参考文献】
【文献】
特開2005−312816(JP,A)
【文献】
登録実用新案第3055830(JP,U)
【文献】
特許第2599249(JP,B2)
【文献】
特開平02−159226(JP,A)
【文献】
韓国公開特許第10−2012−0007105(KR,A)
【文献】
特開2008−188199(JP,A)
【文献】
実開平05−063448(JP,U)
【文献】
実開昭62−023653(JP,U)
【文献】
英国特許出願公開第02266226(GB,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47J 47/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
厨房台のシンクの開口縁部にスライド可能かつ取外し可能にセットされ、上面に置かれる食材や食器その他に付着した水分をシンクに滴下させる水切り板であって、
金属板の外縁が下側へ折り曲げられた形態の、水平板部と側板部とを備えた扁平箱状をなし、その水平板部の全面に厚さ方向に貫通する多数の小孔が密集して小孔群が形成されるとともに、その上面部の多数の小孔が前記側板部まで連続的に回り込むように側板部にも小孔群が厚さ方向に貫通して形成され、全体がメッシュ状の形状をなし、
前記側板部は、前記側板部の下端から高さ方向における所定の範囲内に前記小孔を有しない金属板の板部分を有し、
前記水切り板は、前記折り曲げられた部分に前記小孔を有することを特徴とする厨房台のシンクの水切り板。
【請求項2】
前記水切り板の水平板部は4辺が4つの円弧状のコーナー部を介して接続された矩形状をなし、前記側板部はその矩形状の水平板部の外周縁から下側に曲げられた形態を有して、4辺が4つの円弧状のコーナー部で環状に接続され、その側板部の4つのコーナー部には各コーナー部の板厚を内外から挟むようにそれぞれ摺動パッドが装着され、それらの摺動パッドが前記シンクの開口縁部をスライドする請求項1に記載の水切り板。
【請求項3】
前記水切り板の小孔群は、多数の小孔がごく接近した孔ピッチで直線的に並ぶ列がごく近接した列ピッチで多数形成され、その小孔の隣り合う列同士において孔ピッチが半ピッチずらされて千鳥状の小孔群となり、その小孔群が前記側板部まで回り込んで連続的に形成されている請求項1又は2に記載の水切り板。
【請求項4】
前記水平板部及び前記側板部の小孔の1個当たりの面積は、水平板部の面積を100としたとき0.001〜0.005とされている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の水切り板。
【請求項5】
前記水切り板の小孔の直径が2〜5mmであり、孔ピッチが4〜7mmとされている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の水切り板。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、厨房台のシンクに用いられ、上面に置かれる食材や食器その他に付着した水分をシンクに滴下させる水切り板に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、厨房台のシンクで用いられる水切り板は、例えば特許文献1に示すようにステンレス等の金属板を貫通する複数の水切り孔(小孔)を備えたものである。しかしながら、この水切り板では、小孔が位置する部分では水切りした水分がシンク側へ滴下するが、各小孔の間の板部分に水切りした水分が溜まり、シンク側へ滴下しにくいため、かなりの時間を経て蒸発にまかせるほかなく、水切り機能が低い欠点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実公昭63−26127号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の課題は、水切り機能を高めるとともに、付着した水分を蒸発させるための通気性に優れた、厨房台のシンクの水切り板を提供することにある。
【0005】
上記課題を解決するために、本発明は、
厨房台のシンクの開口縁部にスライド可能かつ取外し可能にセットされ、上面に置かれる食材や食器その他に付着した水分をシンクに滴下させる水切り板であって、
金属板の外縁が下側へ折り曲げられた形態の、水平板部と側板部とを備えた扁平箱状をなし、その水平板部の全面に厚さ方向に貫通する多数の小孔が密集して小孔群が形成されるとともに、その上面部の多数の小孔が前記側板部まで連続的に回り込むように側板部にも小孔群が厚さ方向に貫通して形成され、全体がメッシュ状の形状をな
し、側板部は、側板部の下端から高さ方向における所定の範囲内に小孔を有しない金属板の板部分を有し、水切り板は、折り曲げられた部分に小孔を有することを特徴とする。
【0006】
このように、水切り板を構成する水平板部の全面に多数の小孔が密集してなる小孔群を形成し、また水平板部の外縁を下側へ折り曲げられた形態の側板部にも同様に水平板部から連続的に回り込むように小孔群を形成することで、水切り板全体に対して小孔の形成されていない板部分が占める割合を大幅に低減することができる。これにより、水平板部上に置かれた食材や食器その他の水分が多数の小孔の密集したところから下方に容易に滴下し、滞留しにくくなり水切り性能が高められるとともに、上下の通孔性(通気性)が向上し、小孔群に付着した水分が蒸発するのも早い。しかも、側板部にまで小孔群が回り込んで形成されるため横方向の通孔性も高まり、水切り板に付着した水分の蒸発を一層促進する。さらに、小孔が密集してメッシュ状に形成されるところから、水切り板の重量が軽くなり、水切り板をシンクの開口にセットしたり取り外したりするのが楽になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】本発明の一実施例である水切り板を厨房台のシンクにセットした状態を示す斜視図。
【
図15A】本発明の一実施形態である水切り板を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の厨房台のシンクの水切り板の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、水切り板1は、例えば厨房家具の一つである厨房台100に適用される。厨房台100は、収納ユニット101、シンク102、作業スペース104、及び加熱機器103(ガスコンロ等)を備え、シンク102には水栓105が付設されている。
【0009】
シンク102には、水切り板1をシンク102の幅方向へスライド可能かつ取外し可能にセットする段差状のガイド縁部102a(開口縁部)が形成され、そのガイド縁部102aに水切り板1をセットした状態で、水切り板1の上面(後述する水平板部2の上面部)は、厨房台100の上面と略面一となる。
【0010】
上記した厨房台100に適用される本実施形態の水切り板1は、
図2及び
図3に示すように、金属板として例えばステンレス板の外縁が下側へ折り曲げられた形態の、水平板部2と側板部3とを備えた扁平箱状をなしている。水平板部2の全面には、その厚さ方向に貫通する多数の小孔4a(水切り孔)が密集した小孔群4が形成されるとともに、水平板部2の多数の小孔4aが側板部3まで連続的に回り込むように側板部3にも小孔群4が厚さ方向に貫通して形成されている。
【0011】
水平板部2は、
図4及び
図5に示すように、4辺が4つの円弧状のコーナー部5を介して接続された矩形状をなしている。水平板部2は、長手方向(長辺部)の長さ寸法Lがシンク102の前後方向幅に略等しく設定され、短手方向(短辺部)の長さ寸法Wがシンク102の左右方向幅の例えば1/3程度となるように設定されている。
【0012】
側板部3は、
図6及び
図7に示すように、矩形状の水平板部2の外周縁から下側に曲げられた形態を有するとともに、その4辺が4つの円弧状のコーナー部5で環状に接続された矩形状の形態を有している。また、側板部3の4つのコーナー部5には、
図8、
図9等に示すように、各コーナー部5の板厚を内外から挟むようにそれぞれ摺動パッド6が装着されている。
【0013】
図11に示すように、摺動パッド6は、低摩擦係数の摺動材料となる樹脂(例えばポリプロピレン、ポリアセタール、あるいはポリアミド等)で形成されるとともに、摺動パッド6をコーナー部5に取り付けるための取付凹部6aと、取付状態でコーナー部5近傍の水平板部2の裏面に当接する裏面当接部6bと、水切り板1をシンク102にセットした状態で側板部3の下端とガイド縁部102aとの間に隙間Sが生じるようにガイド縁部102aと当接する当接摺動部6cと、を備えている。なお、摺動パッド6は、取付凹部6aが接着剤を介して水切り板1のコーナー部5に嵌め込まれた状態で固定されるか、接着剤を介さずに嵌め込みで固定される。
【0014】
次に、水切り板1の小孔群4について説明する。小孔群4は、
図14に示すように、多数の小孔4aがごく接近した孔ピッチPkで直線的に並ぶ列Rtがごく近接した列ピッチPrで多数形成されている。そして、その小孔4aの隣り合う列Rt同士において孔ピッチPkが半ピッチ(=Pk/2)ずらされて千鳥状の小孔群4となり、その小孔群4が側板部3まで回り込んで連続的に形成されている。
【0015】
ここで、小孔群4(小孔4a)における具体的な設定寸法の一例を示す。小孔4aの直径Rは3mmに設定されている。これに対して、水切り板1を構成する水平板部2は、長辺部の長さ寸法Lが504mmに設定され、短辺部の長さ寸法Wが450mmに設定されている。これにより、水切り板1に形成された小孔4aの1個当たりの面積は、水平板部2の面積を100としたとき約0.003に設定される。孔ピッチPkは5mmに設定されている。また、形成位置のずれがない一列飛ばしとなる各列Rt,Rt間の寸法(列ピッチPr×2の長さ寸法に相当する)は8.6mmに設定され、これに伴って列ピッチPrは4.3mmに設定されている。ただし、小孔群4(小孔4a)に関わる設定寸法はこの値に限定するものではなく、水平板部2の面積に対する小孔4aの1個当たりの面積比は例えば0.001〜0.005の範囲内、小孔4aの直径Rは例えば2〜5mmの範囲内、孔ピッチPkは例えば4〜7mmの範囲内が望ましく、これにより水切り機能が高い水切り板の小孔群を構成することが可能である。ここで、水平板部2の面積に対する小孔群の総和の開孔率(小孔群の面積総和/水平板部2の面積)は、約0.33とされ、この開孔率は、0.23〜0.45が、水切り板の剛性強度並びに水切り板にパンチング加工するパンチの限界等から望ましい。
【0016】
小孔群4に関わるその他の設定寸法の一例としては、水平板部2の長辺部の長さ寸法Lに対する孔ピッチPkの寸法比率A(A=孔ピッチPk/長さ寸法L)が挙げられる。寸法比率Aは、約0.01とされ、この寸法比率Aは、0.007〜0.015位が望ましい。また、水平板部2の長辺部の長さ寸法Lに対する小孔4aの直径Rの寸法比率B(B=直径R/長さ寸法L)は、約0.006とされ、この寸法比率Bは、0.004〜0.008程度が望ましい。また、水平板部2の長辺部の長さ寸法Lに対する各小孔4a,4a間の間隔寸法xの寸法比率C(C=間隔寸法x/長さ寸法L)は、約0.004とされ、この寸法比率Cは、0.003〜0.005位が望ましい。また、水平板部2の短辺部の長さ寸法Wに対する列ピッチPrの寸法比率D(D=列ピッチPr/長さ寸法W)は、約0.01とされ、この寸法比率Dは、0.008〜0.012位が望ましい。さらに、水平板部2における100mm四方の単位面積あたりに形成される小孔4aの数は、約470個とされ、この単位面積あたりの小孔4aの数は、大よそ380〜580個位が望ましい。
【0017】
なお、側板部3に形成される小孔4aは、
図12及び
図13に示すように、側板部3の下端から所定の高さ寸法(
図12に示す水平板部2の短辺部では高さ寸法H1、
図13に示す水平板部2の長辺部では高さ寸法H2)を除く領域に、水平板部2から連続して分布している。この例では、側板部3の下端から上端までの全高さ寸法Hが12.5mm、高さ寸法H1が5.5mm、高さ寸法H2が4.1mmに設定されており、側板部3の少なくとも半分を超える領域に小孔群4が存在する。
図12の側板部3の小孔群4は、
図14の小孔列Rt,Rt,・・・の端部(約孔2個分)が側板部3まで回り込んだものであり、
図13の側板部3の小孔群4は、
図14の小孔列Rt,Rt,・・・の約2列分が側板部3まで回り込んだもので、孔ピッチや孔列間隔は、水平板部2から側板部3まで連続している。このため水切り板1の全体が孔間の板部分を認識させないメッシュ状の形態となる。なお、
図14において、摺動パッド6の円弧状の外縁と水平板部2の隣り合う2辺とは、段差が生じないように実質上面一に連続し、摺動パッド6の円弧状の外縁が4つのコーナー部の外縁を構成する。
【0018】
また、上記したように側板部3の下端から各高さ寸法H1,H2の範囲内では小孔4aを形成しないこと、言い換えれば各高さ寸法H1,H2間は全て金属板の板部分により形成することで、側板部3を水平板部2に対する補強フランジ部として機能させることができる。このため、水切り板1の折り曲げに対する強度を向上することができる。仮に多数の小孔を形成したパンチングメタルを矩形に切断し曲げ加工して、水切り板を製作するとすれば、水切り板の側板部の下端部に小孔を中間で切断したノコギリ形状の部分が生じて、取り扱いに危険が生じるため、製品としての採用は困難であるが、上記の構成によれば、このようなノコギリ形状の端部が生じないので、水切り板を使用する際の安全性を確保することができる。
【0019】
そして、以上説明した水切り板1を
図1に示した厨房台100で使用する場合、シンク102のガイド縁部102aに水切り板1をセットする。このとき、水切り板1は、摺動パッド6がガイド縁部102aをスムーズにスライドすることで、シンク102に対して作業し易い位置に容易に移動できる。この状態で、調理用に水洗いした野菜等の食材又は洗い終った茶碗や皿等の食器その他を水切り板1の水平板部2上に載置すると、食材や食器その他に付着している水分は、水平板部2の小孔群4を通ってその下方のシンク102に滴下する。これにより、水平板部2上に載置した食材や食器その他の水分を好適に取り除くことができる。また、側板部3まで及ぶ小孔群4が水切り板1の全体の通気性をよくし、水分が付着した小孔群4から水分が蒸発しやすく(乾燥しやすく)、清潔感も高まる。
【0020】
すなわち、水平板部2の全面に多数密集されて小孔群4が形成されるので、水切り板1全体に対して開孔率を大幅に増大できる(逆に言えば、非孔部分を減少させる)。よって、食材や食器その他の水分が密集した小孔群4を通ってシンク102へ容易に滴下し、非孔部分に溜まりにくいから水切り性能が高まる。
【0021】
また、側板部3についても水平板部2から連続的に回り込むように小孔群4が形成されているので、水切り板1に対して横方向の通気性を高めることができ、水平板部2の小孔群4に付着する水分を、側板部3の小孔群4を通る気流の流れによって早く蒸発させることができる。
【0022】
また、上記した水切り板1の水平板部2及び側板部3に形成された多数の小孔a(小孔群4)は、水切り板1の水切り機能を高める効果に加え、金属板の板部分を大幅に削減することで、水切り板1全体としての重量を低減して水切り板1の軽量化を図る効果も奏す。これにより、シンク102のガイド縁部102aにセットされた水切り板1をスライド移動させたり、あるいは持ち上げたりする際の作業性が向上する。
【0023】
なお、この実施形態では、水切り板を防錆性能の高いステンレス製とすることで、錆等が発生せず水切り板を長期間に亘って衛生的に保つことができるが、ステンレス以外の金属板を採用し、必要な防錆処理をしてもよい。
【0024】
上記実施形態の構成から本発明の効果を奏し得る請求項以外の技術的思想(1)〜(6)について以下に記載する。なお、ここでは、本発明の水切り板の小孔に関わる設定寸法を数値限定することで、本発明の技術的思想を記載する。そして、この本発明の技術的思想を把握し易くするため、
図15Aの本実施形態の水切り板1と
図15Bの従来の水切り板11とを視覚的な比較参考図で示す。従来の水切り板11は、水切り板1と比較し易いように、水平板部12及び側板部13が形成された形態で、かつその長さ寸法が水切り板1と同一に設定されたものを示す。また、水切り板11においては、水平板部12にのみ水切り孔14が形成され、その直径は6mmに設定され、孔ピッチ及び列ピッチは共に14mmとなる。
【0025】
(1)前記水平板部に形成される前記小孔群の面積総和は、水平板部の面積を1としたとき0.23〜0.45とされていることを特徴とする水切り板。なお、従来の水切り板11において、水平板部12に形成される水切り孔14の面積総和は、水平板部12の面積を1としたとき約0.14程度とされている。
【0026】
(2)前記孔ピッチは、前記水平板部における孔ピッチ方向の長さ寸法を1としたとき0.008〜0.012とされていることを特徴とする水切り板。なお、従来の水切り板11において、孔ピッチは、水平板部12における孔ピッチ方向の長さ寸法を1としたとき約0.028程度とされている。
【0027】
(3)前記小孔の直径は、前記水平板部における孔ピッチ方向の長さ寸法を1としたとき0.004〜0.008とされていることを特徴とする水切り板。なお、従来の水切り板11において、水切り孔14の直径は、水平板部12における孔ピッチ方向の長さ寸法を1としたとき約0.01程度とされている。
【0028】
(4)前記孔ピッチの方向において隣接する2つの小孔の間隔寸法は、前記水平板部における孔ピッチ方向の長さ寸法を1としたとき0.003〜0.005とされていることを特徴とする水切り板。なお、従来の水切り板11において、孔ピッチの方向において隣接する2つの水切り孔14,14の間隔寸法は、水平板部12における孔ピッチ方向の長さ寸法を1としたとき約0.016程度とされている。
【0029】
(5)前記列ピッチは、前記水平板部における列ピッチ方向の長さ寸法を1としたとき0.008〜0.012とされていることを特徴とする水切り板。なお、従来の水切り板11において、列ピッチは、水平板部12における列ピッチ方向の長さ寸法を1としたとき約0.03程度とされている。
【0030】
(6)前記水平板部における100mm四方の単位面積あたりに形成される前記小孔の数は、380〜580個とされていることを特徴とする水切り板。なお、従来の水切り板11において、水平板部12における100mm四方の単位面積あたりに形成される水切り孔14の数は、約50個程度とされている。
【0031】
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらはあくまで例示に過ぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば小孔の形状は円形に限らず、楕円形、四角形その他の多角形、また円形と角形との混合等、互いに異なる形状の孔の組み合わせでもよい。さらには、例えば同じ円形でも直径の異なる大小を組み合わせること(角形でも同様)も可能である。
【符号の説明】
【0032】
1 水切り板
2 水平板部
3 側板部
4 小孔群
4a 小孔
5 コーナー部
6 摺動パッド
100 厨房台
102 シンク
102a ガイド縁部(開口縁部)