(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
作業者端末表示手段と、作業者端末制御手段と、作業者端末記憶手段と、作業者端末通信手段と、作業者端末用メールプログラムと、を備えて前記作業者端末用メールプログラムにてメールを送受信可能であるとともに作業者が携帯可能な作業者端末装置の前記作業者端末制御手段を、
前記作業者端末通信手段を介して受信したメールに含まれている設定情報を取込む、設定情報取込み手段、
取込んだ設定情報に基づいた帳票画面であって前記設定情報に基づいた入力待ち部を有するとともに前記作業者端末用メールプログラムが表示するメール画面とは異なる専用の画面である帳票画面を前記作業者端末表示手段に表示する、帳票画面表示手段、
前記作業者端末表示手段に表示した前記帳票画面における前記入力待ち部への作業者からの入力を受け付ける、入力受け付け手段、
前記帳票画面における前記入力待ち部への作業者からの入力である入力状態を前記入力待ち部に対応させて前記作業者端末記憶手段に記憶し、記憶した前記入力状態と前記メールに含まれていた設定情報とを、前記作業者端末用メールプログラムにて作成されるメールドキュメントとは異なるファイルとして、所定形式の入力済帳票作成用データに変換する、データ変換手段、
前記作業者端末用メールプログラムを起動するとともに、変換した所定形式の前記入力済帳票作成用データを前記作業者端末通信手段を介して所定の送信先へ送信するための入力済帳票作成用メールを作成し、かつ、変換した所定形式の前記入力済帳票作成用データを前記入力済帳票作成用メールに添付ファイルとして添付する、データ受け渡し手段、
として機能させるための作業者端末用プログラムであるとともに、
さらに、前記作業者端末制御手段を、
前記設定情報取込み手段にて取込んだ設定情報であるとともに前記帳票画面における前記入力待ち部とは異なる表示部に表示される情報である設定情報、を編集するための設定情報編集画面であって前記作業者端末用メールプログラムが表示する前記メール画面及び前記帳票画面表示手段が表示する前記帳票画面の双方とは異なる専用の画面である設定情報編集画面を前記作業者端末表示手段に表示する、設定情報編集画面表示手段、
前記作業者端末表示手段に表示した前記設定情報編集画面への作業者からの編集入力を受け付ける、編集受け付け手段、
前記編集受け付け手段にて受け付けた前記編集入力に基づいて前記設定情報を更新する設定情報更新手段、
前記設定情報更新手段にて更新した前記設定情報に基づいた前記帳票画面であって前記メール画面及び前記設定情報編集画面の双方とは異なる前記帳票画面を前記作業者端末表示手段に表示する、前記帳票画面表示手段、
として機能させるための作業者端末用プログラムである、
帳票作成支援プログラム。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本実施形態の帳票作成支援方法は、作業者が例えば工事現場で使用する作業者端末装置1と、管理者が例えばオフィスで使用する帳票作成端末装置100とによって実現される(
図1参照)。
【0018】
●[作業者端末装置1と帳票作成端末装置100の構成等(
図1)]
作業者端末装置1は、作業者が携帯可能な端末装置であり、例えばスマートフォンである。作業者端末装置1は、CPUを含んで構成される作業者端末制御手段と、文字列や画像を表示可能な作業者端末表示手段2と、各種情報を記憶可能な作業者端末記憶手段と、作業者端末制御手段のインターネットへのアクセスを可能にする作業者端末通信手段と、を備えている。
【0019】
作業者端末装置1には、本発明の帳票作成支援プログラムを構成する作業者端末用プログラムがインストールされている。作業者端末装置1には、メールを送受信するための作業者端末用メールプログラムがインストールされている。作業者端末制御手段は、作業者端末用メールプログラムによって、作業者端末通信手段を介してメールを送受信可能である。作業者端末用メールプログラムは、メール共有機能を含んだ構成となっている。メール共有機能とは、作業者端末制御手段が、作業者端末用メールプログラムを介して他のプログラムを起動でき、その起動したプログラムによって受信したメールの情報を読み込むことができる機能である。作業者端末用メールプログラムは、例えばドコモメール(NTTドコモ製)である。ドコモメール(NTTドコモ製)は、オペレーションシステムとしてAndroid(登録商標)を搭載したスマートフォンにて利用可能である。
【0020】
帳票作成端末装置100は、例えばパソコンである。帳票作成端末装置100は、CPUを含んで構成される帳票作成端末制御手段と、文字列や画像を表示可能な帳票作成端末表示手段102と、帳票作成端末制御手段のインターネットへのアクセスを可能にする帳票作成端末通信手段と、を備えている。
【0021】
帳票作成端末装置100には、本発明の帳票作成支援プログラムを構成する帳票作成端末用プログラムがインストールされている。帳票作成端末制御手段は、帳票作成端末用プログラムによって、CSV形式のファイルの読み込みと、CSV形式のファイルの書き出しとを行うことができる。また、帳票作成端末制御手段は、帳票作成端末用プログラムによって、Excel(登録商標)等の表計算ソフトにてCSV形式のファイルの読み込んで、他の形式のファイルとして書き出すことができる。
【0022】
帳票作成端末装置100には、メールを送受信するための帳票作成端末用メールプログラムがインストールされている。帳票作成端末制御手段は、帳票作成端末用メールプログラムによって、帳票作成端末通信手段を介してメールを送受信可能である。
【0023】
●[帳票作成支援方法(
図2〜
図11)]
つぎに、
本実施形態の帳票作成支援方法を
図2乃至11によって説明する。なお、本実施形態では、
図11の(b)に示す入力済帳票142を作成する例を示す。以下、
図2のフローチャートの流れを説明する。
【0024】
まず、(オフィスの)管理者が、
図2のステップS5の前段階において、帳票作成端末装置100にて帳票作成端末用メールプログラムを起動してメール作成画面を開く操作を行う。これに応じて、帳票作成端末制御手段が帳票作成端末用メールプログラムを起動して、
図3に示すメール作成画面110を帳票作成端末表示手段102に表示する。
【0025】
つぎに、管理者がこのメール作成画面110に、例えば
図3に示す設定情報Jを作成する。設定情報Jは、後で詳しく説明する
図6の(b)の帳票画面60を生成するための情報であり、例えば、帳票画面60における帳票作成用データの入力項目の情報116等を含んでいる。また、設定情報Jは、後述する入力済帳票作成用メールの提出先アドレスの情報114等を含んでいる。管理者は、帳票作成支援プログラムの規定に基づいて設定情報Jの各設定データをメールに記述する。
【0026】
管理者が、メール作成画面110にて設定情報Jを含むメールを作成した後、作成したメールを作業者用端末装置1に送信操作する。これに応じて、
図2のステップS5にて、帳票作成端末制御手段がメール作成画面110に作成されたメールを作業者端末装置1に送信する。その後、管理者は帳票作成端末用メールプログラムを終了操作する。
【0027】
つづいて、(現場の)作業者が、作業者端末装置1にて作業者端末用メールプログラムを起動してメールを受信する操作を行う。これに応じて、
図2のステップS10にて作業者端末制御手段が、作業者端末用メールプログラムを起動し、帳票作成端末装置100から送られたメールを受信する。作業者が、この受信したメールを開く操作をすることで、作業者端末制御手段が
図4の(a)に示す受信メール画面10を作業者端末表示手段2に表示する。
図4の(a)に示すように、作業者端末制御手段が受信するメールは、管理者がメール作成画面110(
図3参照)で作成した設定情報Jを含んでいる。
【0028】
つぎに、受信メール画面10の表示状態において、作業者が、例えば
図4の(a)に示す共有ボタン12を選択する。これに応じて、作業者端末制御手段が
図4の(b)に示すプログラム選択画面14を作業者端末表示手段2に表示する。作業者端末制御手段は、プログラム選択画面14に、メール共有機能にて利用可能な各プログラム(作業者端末用プログラムを含む)のアイコンを表示する。
【0029】
つぎに、作業者が、プログラム選択画面14における作業者端末用プログラムのアイコン16(
図4(b)参照)を選択する。これに応じて、
図2のステップS15にて、作業者端末制御手段が、メール共有機能から作業者端末用プログラムを起動する。そして
図2のステップS20に進む。
図2のステップS20にて、作業者端末制御手段は、作業者端末用メールプログラムで受信した設定情報Jを含んだ
図4の(c)に示す設定情報確認画面20を作業者端末表示手段2に表示する。
【0030】
つぎに、作業者が、設定情報確認画面20の適用ボタン22を選択する。これに応じて、
図2のステップS25にて、作業者端末制御手段は、受信した設定情報Jを作業者端末装置1に取込んで作業者端末記憶手段に記憶する。また、作業者端末制御手段は、
図4(d)に示す設定情報編集画面30を作業者端末表示手段2に表示する。
【0031】
図4(d)に示す設定情報編集画面30は、
図2のステップS10にて受信した設定情報Jの内容を編集するための画面であり、所定の編集項目32に関する入力欄34を有する。各々の入力欄34に対する入力を通じて、作業者は設定情報Jの内容を編集もしくは追加できる。なお、複数の編集項目32のうち、これらに対応する情報が受信した設定情報Jに予め含まれている編集項目32の入力欄34には、作業者端末制御手段が、当該対応する情報を設定情報Jに基づいて表示する。複数の編集項目32のうち、これらに対応する情報が設定情報Jに含まれていない編集項目32の入力欄34は、作業者端末制御手段がブランク状態で表示する。
【0032】
つぎに、作業者が、
図4(d)に示す設定情報編集画面30の各入力欄34の内容を必要に応じて変更する。もしくは、ブランク状態の入力欄34に必要な情報を書き込む。これに応じて、
図2のステップS30にて、作業者端末制御手段が、作業者からの編集入力を受け付けて設定情報Jの内容を書き換えたり、追加したりする。
【0033】
つぎに、作業者が、
図4(d)に示す設定情報編集画面30の適用ボタン36を選択する。これに応じて、
図2のステップS35にて、作業者端末制御手段が、
図2のステップS30での編集入力に基づいて設定情報Jを更新し、作業者端末記憶手段に記憶する。作業者端末制御手段は、例えば設定情報JをCSV形式のファイルとして作業者端末記憶手段に記憶する。この後、作業者が、作業者端末装置1の戻りボタン4(
図1参照)を操作すると、作業者端末制御手段は作業者端末用プログラムを終了する。そして、作業者端末制御手段は、
図4の(a)に示す受信メール画面10を表示する。この後、作業者は適宜の方法によって作業者端末用メールプログラムを終了操作する。
【0034】
つづいて、作業者が、作業者端末装置1のホーム画面(図示省略)から作業者端末用プログラムを起動する操作を行う(
図2におけるステップS40の前段階の「起動」に相当)。これに応じて、
図2のステップS40にて、作業者端末制御手段が
図5に示す起動画面40を作業者端末表示手段2に表示する。作業者端末制御手段は、起動画面40の一部に、作業者が
図6の(b)に示す帳票画面60を起動するための起動ボタン42を表示する。
【0035】
つぎに、作業者が、
図5に示す起動画面40における起動ボタン42を選択する。これに応じて、
図2のステップS45にて、作業者端末制御手段が、
図6(a)に示す設定情報選択画面50を作業者端末表示手段2に表示する。作業者端末制御手段は、設定情報選択画面50に、作業者端末記憶手段に現在記憶されている各設定情報ファイル52を羅列して表示する。
【0036】
つぎに、作業者が、所望する設定情報ファイル52を選択して、
図6(a)に示す適用ボタン54を選択する。これに応じて、
図2のステップS50にて、作業者端末制御手段が、選択された設定情報ファイル52の設定情報に基づく帳票画面情報を生成する。そして、
図2のステップS55にて、作業者端末制御手段は
図6(b)に示す帳票画面60を作業者端末表示手段2に表示する。なお、
図6(b)に示す帳票画面60の例は、
図3に示す内容の設定情報Jを含んだ設定情報ファイル52を選択した際に作成された帳票画面の例を示している。
【0037】
図6(b)の帳票画面60は、例えば、第1文字列部62、プルダウン式選択ボタン64、チェック式選択ボックス65、択一式選択ボタン66、段階式選択ボタン68、第2文字列部69で構成される入力待ち部61を有する。また、帳票画面60は、第1文字列部62の文字を編集する指示を可能とする第1文字列編集ボタンH1および、第2文字列部69の文字を編集する指示を可能とする第2文字列編集ボタンH2を有する。また、帳票画面60は、各入力待ち部61への入力状態を入力前の状態にリセットするリセットボタンCを有する。また、帳票画面60は、各入力待ち部61への入力状態と設定情報Jとを入力済帳票作成データに変換する指示を可能とする変換ボタンTを有する。なお、上述のように、各入力待ち部61,各ボタンH1,H2,Cは設定情報Jに基づいて生成される。
【0038】
作業者は、帳票画面60の各入力待ち部61に対して帳票作成用データを入力できる。これに応じて、
図2のステップS60にて、作業者端末制御手段は、作業者からの入力を受け付ける。また、作業者端末制御手段は、入力された入力状態を各入力待ち部61と対応させて逐次作業者端末記憶手段に記憶する。以下、入力待ち部1に対する作業者の帳票作成用データの入力操作と、これに応じた作業者端末装置1の動作を説明する。
【0039】
作業者が、
図6(b)の帳票画面60の第1文字列編集ボタンH1を選択すると、作業者端末制御手段は、
図7(a)に示す文字列編集画面70を作業者端末表示手段2に表示する。この文字列編集画面70において、作業者がキーボード部72の所望する文字を選択すると、作業者端末制御手段が記入欄74に対応する文字を表示する。作業者が文字列編集画面70の適用ボタン76を選択すると、作業者端末制御手段が文字列編集画面70を終了する。そして、作業者端末制御手段は、
図6(b)の帳票画面60の第1文字列部62の内容を、作業者が文字列編集画面70にて選択した文字列に変更した状態(
図8参照)で、帳票画面60を表示する。作業者端末制御手段は、帳票画面60の第1文字列部62に対する作業者の入力状態を、作業者端末記憶手段に記憶する。
【0040】
作業者が、
図6(b)の帳票画面60のプルダウン式選択ボタン64を選択すると、作業者端末制御手段は、
図7(b)に示すプルダウン式選択画面80を作業者端末表示手段2に表示する。作業者が、プルダウン式選択画面80にて所望する項目を選択すると、作業者端末制御手段は、対応する項目に例えばボタンマークを表示する。プルダウン表示した項目の中からいずれかの項目が選択されると、作業者端末制御手段はプルダウン式選択画面80を終了する。そして、作業者端末制御手段は、帳票画面60のプルダウン式選択ボタン64の表示内容を、作業者がプルダウン式選択画面80にて選択した項目に変更した状態(
図8参照)で、帳票画面60を表示する。作業者端末制御手段は、帳票画面60のプルダウン式選択ボタン64に対する作業者からの入力状態を、作業者端末記憶手段に記憶する。
【0041】
作業者が、
図6(b)の帳票画面60のチェック式選択ボックス65における所望する項目を選択すると、作業者端末制御手段は、
図8に示すようにして、チェック式選択ボックス65における対応する項目に例えばチェックマークを表示する。作業者端末制御手段は、帳票画面60のチェック式選択ボックス65に対する作業者からの入力状態を、作業者端末記憶手段に記憶する。なお、チェック式選択ボックス65においては、複数の項目にチェックマークをつけることができる。例えば
図6(b)の帳票画面60におけるチェック式選択ボックス65は3個のボックスが表示されているが、この3個のボックスのすべてにチェックマークをつけることもできる。
【0042】
作業者が、
図6(b)の帳票画面60の択一式選択ボタン66における所望する項目を選択すると、作業者端末制御手段は、
図8に示すようにして、択一式選択ボタン66における対応する項目に例えばボタンマークを表示する。作業者端末制御手段は、帳票画面60のチェック式選択ボックス65に対する作業者からの入力状態を、作業者端末記憶手段に記憶する。なお、択一選択式ボタン66においては、いずれか1つの項目にしかボタンマークをつけることができない。
【0043】
作業者が、
図6(b)の帳票画面60の段階式選択ボタン68における所望する項目を選択すると、作業者端末制御手段は、
図8に示すようにして、段階式選択ボタン68にて対応する項目が選択された状態を表示する。作業者端末制御手段は、帳票画面60の段階式選択ボタン68への作業者からの入力状態を、作業者端末記憶手段に記憶する。なお、段階式選択ボタン68においては、いずれか1つの項目しか選択することができない。
【0044】
作業者は、
図6(b)の帳票画面60の第2文字列編集ボタンH2を選択することで、第2文字列部69への入力もしくは編集が可能である。第2文字列編集ボタンH2は、上述の第1文字列編集ボタンH1と同様の機能を奏するため、ここでは重複した説明を省略する。作業者端末制御手段は、帳票画面60の第2文字列部69に、作業者の操作に応じた適宜の文字列を表示する(
図8参照)。作業者端末制御手段は、帳票画面60の第2文字列部69に対する作業者の入力状態を、作業者端末記憶手段に記憶する。
【0045】
以上のようにして、作業者は、帳票画面60の各入力待ち部61に帳票作成用データを入力する。そして、作業者端末制御手段は、
図2のステップS60にて各入力待ち部61への入力を受け付けて、その入力状態を作業者端末記憶手段に記憶する。こうして、帳票画面60は、帳票作成用データが入力された状態(
図8参照)となる。この後、作業者が、帳票画面60の変換ボタンTを選択する。これに応じて、
図2のステップS65にて、作業者端末制御手段は、作業者端末記憶手段に記憶した入力状態と設定情報JとをCSV形式の入力済帳票作成用データに変換し、ステップS70にすすむ。
【0046】
図2のステップS70にて、作業者端末制御手段は、入力済帳票作成用データを作業者端末用メールプログラムに受け渡す。受け渡しの具体的な動作としては、
図2のステップS75にて、作業者端末制御手段は、作業者端末用メールプログラムを起動して、当該ステップS75にて、
図9に示す入力済帳票作成用メール90を作成し、当該入力済帳票作成用メール90に、CSV形式に変換した入力済帳票作成用データを添付ファイル96として添付する。作業者端末制御手段は、
図9に示す入力済帳票作成用メール90を作業者端末表示手段2に表示し、入力済帳票作成用メール90の宛先92には、設定情報Jに基づいたメール送信先を設定し、入力済帳票作成用メール90の件名94には、設定情報Jに基づいた件名の文字列を設定する。なお、この入力済帳票作成用メールのメール送信先は、帳票作成端末装置100に設定される。
【0047】
この後、作業者が、入力済帳票作成用メールの送信操作を行う。これに応じて、
図2のステップS80にて、作業者端末制御手段は入力済帳票作成用メールを帳票作成端末装置100に送信する。入力済帳票作成用メールを送信した後、作業者は、作成端末装置用プログラムおよび作成端末装置用メールプログラムを終了操作する。
【0048】
つづいて、(オフィスの)管理者が、帳票作成端末装置100にて、帳票作成端末用メールプログラムを起動して(
図2のステップS85の前段階の「起動」の操作)入力済帳票作成用メールを受信する操作を行う。これに応じて、帳票作成端末制御手段が帳票作成端末用メールプログラムを起動し、
図2のステップS85にて作業者端末装置1から送信された入力済帳票作成用メールを受信し、
図10に示すメール受信画面120を帳票作成端末表示手段102に表示する。受信したメールにはCSV形式の入力済帳票作成用データが添付ファイル122として含まれている。
【0049】
つぎに、管理者が、入力済帳票作成用データを帳票作成端末装置100に保存する操作を行う。これに応じて、ステップS90にて、帳票作成端末制御手段が入力済帳票作成用データを帳票作成端末装置100における適宜の保存場所(ディレクトリやフォルダ)に保存する。この後、管理者は、帳票作成端末用メールプログラムを終了する操作を行う。
【0050】
つづいて、管理者が、帳票作成端末用プログラムを起動し、入力済帳票作成用データを開く操作を行う。これに応じて、
図2のステップS95にて、帳票作成端末制御手段が入力済帳票作成用データを保存場所から読み出して、入力済帳票作成用データの情報を帳票作成端末表示手段102に表示する。この場合、CSV形式の入力済帳票作成用データを、表計算ソフトにて読み込んで表示する。帳票作成端末制御手段は、
図11(a)のデータ画面130に示すように、入力済帳票作成用データの情報を、カンマで区切られた文字列ごとに各セル132に表示する。
【0051】
つぎに、管理者は、帳票作成端末用帳票支援プログラムが有するリンク機能を利用して、入力済帳票作成用データから帳票を作成する操作を行う。リンク機能とは、例えばExcel(登録商標)等の表計算ソフトにて利用可能な公知の機能であり、所定のセル132の内容が別シートの所定箇所に引用されるようにリンクを設定できる機能である。管理者のリンク機能を利用した操作に応じて、
図2のステップS100にて、帳票作成端末制御手段は、入力済帳票データに基づく帳票である
図11(b)に示す入力済帳票142を作成する。そして、帳票作成端末制御手段は、入力済帳票142を含んだ入力済帳票画面140を帳票作成端末表示手段102に表示する。入力済帳票142は、入力済帳票データを反映している。例えば、入力済帳票作成画面140の第1文字列144および第2文字列146は、
図11(a)に示すデータ画面130の第1文字列134および第2文字列136にそれぞれ対応している。
【0052】
図11(b)の入力済帳票142は、入力済帳票作成用データを構成する設定情報Jおよび帳票画面60の各入力待ち部61に対する作業者に入力された入力状態を反映している。例えば、入力済帳票作成画面140における項目文字列148は、
図3に示す設定情報Jにおける項目情報118と対応している。また、入力済帳票作成画面140における第1文字列144および第2文字列146は、
図8の帳票画面60における第1文字列部62およびプルダウン式選択ボタン64の表示内容とそれぞれ対応している。
【0053】
図11(b)の入力済帳票142を作成した後、管理者は、入力済帳票作成画面140の入力済帳票142を適宜の保存場所に保存する操作を行う。これに応じて、
図2のステップS105にて、帳票作成端末制御手段が入力済帳票142を該当する保存場所に保存する。この後、管理者が、帳票作成端末用プログラムを終了する操作を行う。以上のようにして、帳票作成端末装置100にて入力済帳票142が作成される。
【0054】
本発明の「作業者端末制御手段を、作業者端末通信手段を介して受信したメールに含まれている設定情報を取込む、設定情報取込み手段、として機能させる帳票作成支援プログラム(作業者端末用プログラム)」は、
図2のステップS20〜S25にて実現されている。
【0055】
また、本発明の「作業者端末制御手段を、取込んだ設定情報に基づいた帳票画面であって設定情報に基づいた入力待ち部を有する帳票画面を作業者端末表示手段に表示する、帳票画面表示手段、として機能させる帳票作成支援プログラム(作業者端末用プログラム)」は、
図2のステップS50〜S55にて実現されている。
【0056】
また、本発明の「作業者端末制御手段を、作業者端末表示手段に表示した帳票画面における入力待ち部への作業者からの入力を受け付ける、入力受け付け手段、として機能させる帳票作成支援プログラム(作業者端末用プログラム)」は、
図2のステップS60にて実現されている。
【0057】
また、本発明の「作業者端末制御手段を、帳票画面における入力待ち部への作業者からの入力である入力状態を入力待ち部に対応させて作業者端末記憶手段に記憶し、記憶した入力状態とメールに含まれていた設定情報とを所定形式の入力済帳票作成用データに変換する、データ変換手段、として機能させる帳票作成支援プログラム(作業者端末用プログラム)」は、
図2のステップS60〜S65にて実現されている。
【0058】
また、本発明の「作業者端末制御手段を、変換した所定形式の入力済帳票作成用データを、作業者端末通信手段を介してメールにて所定の送信先へ送信するための作業者端末用メールプログラムに受け渡す、データ受け渡し手段、として機能させる帳票作成支援プログラム(作業者端末用プログラム)」は、
図2のステップS70〜S75にて実現されている。
【0059】
また、本発明の「作業者端末制御手段を、データ受け渡し手段にて受け渡された入力済帳票作成用データを含む入力済帳票作成用メールを、作業者端末用メールプログラムを用いて作業者端末通信手段を介して所定の送信先に送信する、入力済帳票作成用メール送信手段、として機能させる帳票作成支援プログラム(作業者端末用プログラム)」は、
図2のステップS80にて実現されている。
【0060】
また、本発明の「帳票作成端末制御手段を、帳票作成端末通信手段を介して作業者端末装置から受信した入力済帳票作成用メールに含まれている入力済帳票作成用データの設定情報に基づいた帳票であって入力済帳票作成用データの入力状態に基づいた帳票である入力済帳票を作成する、入力済帳票作成手段、として機能させる帳票作成支援プログラム(帳票作成端末用プログラム)」は、
図2のステップS100にて実現されている。
【0061】
また、本発明の「作業者端末制御手段を、設定情報取込み手段にて取込んだ設定情報を編集するための設定情報編集画面を作業者端末表示手段に表示する、設定情報編集画面表示手段、として機能させる帳票作成支援プログラム(作業者端末用プログラム)」は、
図2のステップS25にて実現されている。
【0062】
また、本発明の「作業者端末制御手段を、作業者端末表示手段に表示した設定情報編集画面への作業者からの編集入力を受け付ける、編集受け付け手段、として機能させる帳票作成支援プログラム(作業者端末用プログラム)」は、
図2のステップS30にて実現されている。
【0063】
また、本発明の「作業者端末制御手段を、編集受け付け手段にて受け付けた編集入力に基づいて設定情報を更新する設定情報更新手段、として機能させる帳票作成支援プログラム(作業者端末用プログラム)」は、
図2のステップS35にて実現されている。
【0064】
また
、「作業者端末制御手段にて、作業者端末通信手段を介して受信したメールに含まれている設定情報を取込む、設定情報取込みステッ
プ」は、
図2のステップS25にて実現されている。
【0065】
また
、「作業者端末制御手段にて、取込んだ設定情報に基づいた帳票画面であって設定情報に基づいた入力待ち部を有する帳票画面を作業者端末表示手段に表示する、帳票画面表示ステッ
プ」は、
図2のステップS50〜S55にて実現されている。
【0066】
また
、「作業者端末制御手段にて、作業者端末表示手段に表示した帳票画面における入力待ち部への作業者からの入力を受け付ける、入力受け付けステッ
プ」は、
図2のステップS60にて実現されている。
【0067】
また
、「作業者端末制御手段にて、帳票画面における入力待ち部への作業者からの入力である入力状態を入力待ち部に対応させて作業者端末記憶手段に記憶し、記憶した入力状態とメールに含まれていた設定情報とを所定形式の入力済帳票作成用データに変換する、データ変換ステッ
プ」は、
図2のステップS60〜S65にて実現されている。
【0068】
また
、「作業者端末制御手段にて、変換した所定形式の入力済帳票作成用データを、作業者端末通信手段を介してメールにて所定の送信先へ送信するための作業者端末用メールプログラムに受け渡す、データ受け渡しステッ
プ」は、
図2のステップS70〜S75にて実現されている。
【0069】
また
、「作業者端末制御手段にて、受け渡された入力済帳票作成用データを含む入力済帳票作成用メールを、作業者端末用メールプログラムを用いて作業者端末通信手段を介して所定の送信先に送信する、入力済帳票作成用メール送信ステッ
プ」は、
図2のステップS80にて実現されている。
【0070】
また
、「帳票作成端末制御手段にて、帳票作成端末通信手段を介して作業者端末装置から受信した入力済帳票作成用メールに含まれている入力済帳票作成用データの設定情報に基づいた帳票であって入力済帳票作成用データの入力状態に基づいた帳票である入力済帳票を作成する、入力済帳票作成ステッ
プ」は、
図2のステップS100にて実現されている。
【0071】
以上のように、本発明の帳票作成支援プログラム(作業者端末用プログラム)では、作業者端末装置1において、メールで受信した設定情報Jから帳票画面60が作成され、この帳票画面60への作業者からの入力状態が作業者端末記憶手段に記憶される。そのため、管理者は、書類の帳票を渡すことなく、設定情報Jを含むメールを作業者宛てに送信するだけでよいので、帳票を手間無く作業者に渡すことが可能である。また作業者は、現場で書類の帳票を広げることなく、例えばスマートフォン等の作業者端末装置1の帳票画面60に点検結果を入力するだけでよいので、現場での帳票への記入をより手間無く行うことができる。
【0072】
また、本発明の帳票作成支援プログラム(作業者端末用プログラム)では、作業者端末装置1において、作業者端末用メールプログラムを用いて入力済帳票作成用データを所定の送信先に送信できる。そのため、作業者は、管理者に入力済帳票作成用データをメールで送ることができるので、入力済帳票を手間なく管理者に渡すことができる。また、帳票作成支援プログラム(帳票作成端末用プログラム)では、帳票作成端末装置100において、作業者端末装置1から受信した入力済帳票作成用データに基づいた入力済帳票142が自動的に作成される。そのため、管理者は帳票作成用データをデジタル化する作業を不要とされる。
【0073】
また、本発明の帳票作成支援プログラム(作業者端末用プログラム)では、作業者端末装置1において、帳票画面60の基となる設定情報Jが編集可能である。そのため、作業者は、作業者端末装置1の帳票画面60の内容を現場で適宜変更でき、便利である。
【0074】
本実施形態の帳票作成支援方法では、管理者から作業者への帳票の受け渡し、作業者による現場での帳票への入力、作業者による入力済帳票データの管理者への受け渡し、管理者による入力済帳票のデジタル化、を手間無く容易に行うことができるので、非常に便利である。
【0075】
以上は本発明を実施するための最良の形態を図面に関連して説明したが、この実施の形態は本発明の趣旨から逸脱しない範囲で容易に変更できるものである
。帳票作成支援プログラムおよび帳票作成支援方法においては、設定情報Jの内容を変更することで、様々な形式の入力済帳票を作成することができる。例えば、
図12に示すような表を含んだ入力済帳票150を作成することもできる。
【0076】
また
、帳票作成支援プログラムおよび帳票作成支援方法においては、設定情報Jの設定データの内容を変更することによって、帳票画面60に上述以外の様々な入力待ち部61を設けることができる。以下にその例を記す。帳票画面60においては、作業者端末制御手段が公知のGPS機能によって作業者端末装置1の現在の位置情報を取得するように機能する入力待ち部61を設けることができる。作業者端末制御手段は、作業者の操作に応じて位置情報を取得すると、取得した位置情報を受け付けて該位置情報を作業者からの入力状態として作業者端末記憶手段に記憶する。
【0077】
帳票画面60においては、作業者端末制御手段が、カメラ(図示省略)を通じて写真撮影を行うように機能する入力待ち部61を設けることができる。作業者端末制御手段は、作業者の操作に応じて写真撮影を行うと、その画像情報を受け付けて該画像情報を作業者からの入力状態として作業者端末記憶手段に記憶する。
【0078】
帳票画面60においては、作業者端末制御手段が、マイク(図示省略)を通じて作業者端末装置1の外部の音声を録音するように機能する入力待ち部61を設けることができる。作業者端末制御手段は、作業者の操作に応じて作業者端末装置1の外部の音声を録音すると、その録音情報を受け付けて該録音情報を作業者からの入力状態として作業者端末記憶手段に記憶する。
【0079】
帳票画面60においては、作業者端末制御手段が、カメラ(図示省略)を通じて動画を撮影するように機能する入力待ち部61を設けることができる。作業者端末制御手段は、作業者の操作に応じて動画を撮影すると、その動画情報を受け付けて該動画情報を作業者からの入力状態として作業者端末記憶手段に記憶する。
【0080】
帳票画面60においては、作業者端末制御手段が、カメラ(図示省略)を通じてバーコードを読取るように機能する入力待ち部61を設けることができる。作業者端末制御手段は、作業者の操作に応じてバーコードを読取ると、その読取ったバーコード情報を受け付けて該バーコード情報を作業者からの入力状態として作業者端末記憶手段に記憶する。
【0081】
帳票画面60においては、作業者端末制御手段が、作業者端末通信手段を通じて無線ICタグを読取るように機能する入力待ち部61を設けることができる。作業者端末制御手段は、作業者の操作に応じて作業者端末通信手段を介して無線ICタグからタグ情報を受信すると、その受信したタグ情報を受け付けて該タグ情報を作業者からの入力状態として作業者端末記憶手段に記憶する。
【0082】
帳票画面60においては、作業者端末制御手段が、作業者端末装置1に内蔵された、あるいは作業者端末装置1に外部から接続された電界強度測定装置(図示省略)を通じて電界強度を測定するように機能する入力待ち部61を設けることができる。作業者端末制御手段は、作業者の操作に応じて電界強度を測定すると、その測定したデータを受け付けて該測定データを作業者からの入力状態として作業者端末記憶手段に記憶する。
【0083】
帳票画面60においては、作業者端末制御手段が、作業者端末装置1の内部で設定されている時刻を読み出すように機能する入力待ち部61を設けることができる。作業者端末制御手段は、作業者の操作に応じて作業者端末装置1の時刻を読取ると、その読取った時刻を受け付けて該時刻を作業者からの入力状態として作業者端末記憶手段に記憶する。
【0084】
帳票画面60においては、作業者端末制御手段が、作業者端末表示手段2に対する作業者等(例えば、作業者自身や現場監督など)の手書きのサインを受け付けるように機能する入力待ち部61を設けることができる。作業者端末制御手段は、作業者等が入力したサインを受け付けると、その受け付けたサインを入力状態として作業者端末記憶手段に記憶する。
【0085】
帳票画面60においては、作業者端末制御手段が、作業者端末表示手段2に表形式の入力画面を表示し、かつ、その入力画面に対する作業者からの入力を受け付けるように機能する入力待ち部61を設けることができる。作業者端末制御手段は、表形式の入力画面に対する作業者からの入力を受け付けると、その入力を入力状態として作業者端末記憶手段に記憶する。
【0086】
帳票画面60においては、作業者端末制御手段が、例えば第1文字列部62や第2文字列部69の文字列を装飾(デコレーション)可能に機能する入力待ち部61を設けることができる。作業者端末制御手段は、作業者に入力される文字列の装飾情報を受け付けると、その装飾情報を入力状態として作業者端末記憶手段に記憶する。