(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
1つまたは複数のセンサパラメータの前記セットが、1つまたは複数の動きセンサ、衛星測位システム受信機、および/またはワイヤレスローカルエリアネットワークトランシーバに関するセンサパラメータを備える、請求項1に記載の方法。
前記UEがビークルからセンサデータを受信することができるか否かを決定すること、ここにおいて、前記設定することは、前記ビークルから前記センサデータを受信することができる前記UEに基づいて、前記UE上に存在する動きセンサを無効化することと、慣性ナビゲーション測位技法を実施するために前記ビークルから受信された前記センサデータを使用することと、を備える、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
1つまたは複数のセンサパラメータの前記セットを前記設定することが、前記UEに、前記UE上に存在する前記動きセンサを無効化することと、前記ビークルから受信された前記センサデータを使用することと、を行わせる、請求項8に記載の方法。
前記UEが歩行者モードにあるか否かを決定すること、ここにおいて、前記設定することは、前記歩行者モードにある前記UEに基づいて、利用可能なローカルワイヤレスネットワークを走査する頻度を低減することを備える、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
1つまたは複数のセンサパラメータの前記セットを前記設定することが、前記UEに、利用可能なローカルワイヤレスネットワークを走査する前記頻度を低減することを行わせる、請求項11に記載の方法。
前記UEの加速度が加速度しきい値を下回るかどうかを決定すること、ここにおいて、前記設定することは、前記加速度しきい値を下回る前記加速度に基づいて、加速度計以外の前記UE上に存在する動きセンサを無効化することを備える、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
1つまたは複数のセンサパラメータの前記セットを前記設定することが、前記UEに、前記加速度計以外の前記UE上に存在する前記動きセンサを無効化することを行わせる、請求項13に記載の方法。
1つまたは複数のセンサパラメータの前記セットが、1つまたは複数の動きセンサ、衛星測位システム受信機、および/またはワイヤレスローカルエリアネットワークトランシーバに関するセンサパラメータを備える、請求項15に記載の装置。
1つまたは複数のセンサパラメータの前記セットを設定するように構成された前記論理が、前記UEに、前記UE上に存在する前記動きセンサを無効化することと、前記ビークルから受信された前記センサデータを使用することとを行わせる、請求項20に記載の装置。
1つまたは複数のセンサパラメータの前記セットを設定するように構成された前記論理が、前記UEに、利用可能なローカルワイヤレスネットワークを走査する前記頻度を低減することを行わせる、請求項23に記載の装置。
1つまたは複数のセンサパラメータの前記セットを設定するように構成された前記論理が、前記UEに、前記加速度計以外の前記UE上に存在する前記動きセンサを無効化することを行わせる、請求項25に記載の装置。
【発明を実施するための形態】
【0016】
[0024]以下の説明および関連する図面で様々な態様が開示される。本発明の範囲から逸脱することなく、代替態様が考案され得る。さらに、本開示の関連する詳細を不明瞭にしないように、本開示のよく知られている要素については詳細に説明されないか、または省略される。
【0017】
[0025]「例示的」および/または「例」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用される。本明細書で「例示的」および/または「例」として説明されるいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。同様に、「本開示の態様」という用語は、本開示のすべての態様が、説明される特徴、利点、または動作モードを含むことを必要としない。
【0018】
[0026]本明細書でユーザ機器(UE)と呼ばれるクライアントデバイスは、モバイルまたは固定(stationary)であり得、無線アクセスネットワーク(RAN)と通信し得る。本明細書で使用する「UE」という用語は、互換的に、「アクセス端末」または「AT」、「ワイヤレスデバイス」、「加入者デバイス」、「加入者端末」、「加入者局」、「ユーザ端末」またはUT、「モバイル端末」、「モバイル局」およびそれらの変形形態と呼ばれることがある。
【0019】
[0027]本明細書で使用する用語は、特定の実施形態について説明するためのものにすぎず、本発明の実施形態を限定することを意図されたものではない。本明細書で使用する単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が別段に明確に示すのでなければ、複数形をも含むことを意図される。さらに、本明細書で使用する「備える(comprises)」、「備える(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含む(including)」という用語は、述べられた特徴、整数(integers)、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を明示するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそれらのグループの存在または追加を排除しないことを理解されよう。
【0020】
[0028]さらに、多くの態様について、たとえば、コンピューティングデバイスの要素によって実施されるべき一連のアクションに関して説明する。本明細書で説明する様々なアクションは、特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、あるいは両方の組合せによって実施され得ることを認識されよう。さらに、本明細書で説明するこれらの一連のアクションは、実行時に、本明細書で説明する機能を実施することを関連するプロセッサに行わせるであろう、コンピュータ命令の対応するセットを記憶した任意の形態のコンピュータ可読記憶媒体内で全体として実施されるべきものと見なされ得る。したがって、本開示の様々な態様は、すべてが特許請求された主題の範囲内に入ることが企図されているいくつかの異なる形態で実施され得る。さらに、本明細書で説明する態様の各々について、任意のそのような態様の対応する形式について、本明細書では、たとえば、説明するアクションを実施する「ように構成された論理」として説明することがある。
【0021】
[0029]本開示の一態様によれば、
図1は、ワイヤレス測位能力を有するUE108のための例示的な動作環境100を示す。実施形態は、ワイヤレスアクセスポイントによってもたらされる処理遅延に適応するように調整されたラウンドトリップ時間(RTT)測定値に基づいてそれの位置を決定し得るUE108を対象とする。処理遅延は、異なるアクセスポイントの間で変動し得、また、時間とともに変化し得る。動きセンサからの情報を使用することによって、UE108は、ワイヤレスアクセスポイントによってもたらされる処理遅延の効果を較正して除外し(calibrate out)得る。
【0022】
[0030]動作環境100は、1つまたは複数の異なるタイプのワイヤレス通信システムおよび/またはワイヤレス測位システムを含み得る。
図1に示す実施形態では、衛星測位システム(SPS)102は、UE108のための位置情報の独立ソースとして使用され得る。UE108は、SPS衛星からジオロケーション情報を導出するための信号を受信するように特に設計された1つまたは複数の専用SPS受信機を含み得る。
【0023】
[0031]動作環境100はまた、ワイヤレスボイスおよび/またはデータ通信のために使用され、UE108のための独立位置情報の別のソースとして使用され得る1つまたは複数のワイドエリアネットワークワイヤレスアクセスポイント(WAN−WAPs)104を含み得る。WAN−WAP104は、知られているロケーションにあるセルラ基地局を含み得るワイドエリアワイヤレスネットワーク(WWAN)、および/または、たとえば、WiMAX(登録商標)(たとえば、802.16)などの他のワイドエリアワイヤレスシステムの一部であり得る。WWANは、簡単のために、
図1に示されていない他の知られているネットワーク構成要素を含み得る。一般に、WWAN内のWAN−WAP104a〜104cの各々は、固定位置から動作し、大都市エリアおよび/または地方エリアにわたるネットワークカバレージを提供し得る。
【0024】
[0032]動作環境100は、さらに、ワイヤレスボイスおよび/またはデータ通信、ならびに位置データの別の独立ソースのために使用され得る1つまたは複数のローカルエリアネットワークワイヤレスアクセスポイント(LAN−WAP)106を含み得る。LAN−WAPは、建物中で動作し、WWANよりも狭い地理的領域にわたって通信を実施し得る、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)の一部であり得る。そのようなLAN−WAP106は、たとえば、Wi−Fi(登録商標)ネットワーク(802.11x)、セルラピコネットおよび/またはフェムトセル、Bluetooth(登録商標)ネットワークなどの一部であり得る。
【0025】
[0033]UE108は、SPS衛星102、WAN−WAP104、および/またはLAN−WAP106のうちのいずれか1つまたは複数から位置情報を導出し得る。前述のシステムの各々が、異なる技法を使用して、UE108の位置の独立した推定を与えることができる。いくつかの実施形態では、UE108は、位置データの精度を改善するために、異なるタイプのアクセスポイントの各々から導出された解(solutions)を組み合わせ得る。SPS102を使用して位置を導出するとき、UE108は、SPS衛星102によって送信される複数の信号から、従来の技法を使用して、位置を抽出する、SPSとともに使用するために特に設計された受信機を利用し得る。
【0026】
[0034]衛星測位システム(SPS)は、一般に、送信機から受信した信号に少なくとも部分的に基づいて地球上または地球上空のエンティティのロケーションをそれらのエンティティが決定できるように配置された送信機のシステムを含む。そのような送信機は、一般に、設定された数のチップの反復擬似ランダム雑音(PN:pseudo-random noise)コードでマークされた信号を送信し、地上制御局、ユーザ機器および/またはスペースビークル上に配置され得る。特定の例では、そのような送信機は地球周回軌道衛星ビークル(SV)上に配置され得る。たとえば、全地球測位システム(GPS)、Galileo、GlonassまたはCompassなどの全地球航法衛星システム(GNSS)のコンスタレーション(constellation)中のSVは、(たとえば、GPSの場合のように各衛星について異なるPNコードを使用して、またはGlonassの場合のように異なる周波数上の同じコードを使用して)コンスタレーション中の他のSVによって送信されたPNコードとは区別可能なPNコードでマーキングされた信号を送信し得る。いくつかの態様によれば、本明細書で提示する技法は、SPSのための全地球システム(たとえば、GNSS)に限定されない。たとえば、本明細書で提供する技法は、たとえば、日本の準天頂衛星システム(QZSS:Quasi-Zenith Satellite System)、インドのインド地域航法衛星システム(IRNSS:Indian Regional Navigational Satellite System)、中国のBeidouなどの様々な地域システム、ならびに/あるいは1つまたは複数の全地球および/または地域航法衛星システムに関連付けられ得るか、または場合によってはそれらのシステムとともに使用することが可能であり得る様々なオーグメンテーションシステム(たとえば、衛星ベースオーグメンテーションシステム(SBAS))に適用され得るか、または場合によってはそれらのシステムにおいて使用することが可能であり得る。限定ではなく例として、SBASは、たとえば、ワイドエリアオーグメンテーションシステム(WAAS:Wide Area Augmentation System)、欧州静止ナビゲーションオーバーレイサービス(EGNOS:European Geostationary Navigation Overlay Service)、多機能衛星オーグメンテーションシステム(MSAS:Multi-functional Satellite Augmentation System)、GPS支援ジオオーグメンテッドナビゲーションまたはGPSおよびジオオーグメンテッドナビゲーションシステム(GAGAN:GPS Aided Geo Augmented NavigationまたはGPS and Geo Augmented Navigation system)など、完全性情報、差分補正などを与える(1つまたは複数の)オーグメンテーションシステムを含み得る。したがって、本明細書で使用するSPSは、1つまたは複数の全地球および/または地域航法衛星システムならびに/あるいはオーグメンテーションシステムの任意の組合せを含み得、SPS信号は、SPS信号、SPSのようなもの(SPS-like)の信号、および/またはそのような1つまたは複数のSPSに関連付けられた他の信号を含み得る。
【0027】
[0035]さらに、開示する方法および装置は、擬似衛星(pseudolites)、または衛星と擬似衛星の組合せを利用する測位決定システムで使用され得る。擬似衛星は、GPS時間と同期され得る、PNコード、またはLバンド(または他の周波数)キャリア信号上で変調される(GPSまたはCDMAセルラ信号と同様の)他のレンジングコードをブロードキャストする地上ベースの送信機である。そのような各送信機には、リモート受信機による識別を可能にするために一意のPNコードが割り当てられ得る。擬似衛星は、トンネルの中、鉱山の内、建物の中、ビルの谷間または他の囲まれたエリア内など、周回軌道衛星からのGPS信号が利用できないことがある状況において有用である。擬似衛星の別の実装形態は無線ビーコンとして知られている。本明細書で使用する「衛星」という用語は、擬似衛星、擬似衛星の均等物、および場合によっては他のものを含むことを意図される。本明細書で使用する「SPS信号」という用語は、擬似衛星または擬似衛星の均等物からのSPSのようなものの信号を含むことを意図される。
【0028】
[0036]WWANから位置を導出するとき、各WAN−WAP104a〜104cは、デジタルセルラネットワーク内の基地局の形態をとり得、UE108は、位置を導出するために基地局信号を活用することができるセルラトランシーバとプロセッサとを含み得る。そのようなセルラネットワークは、限定はしないが、GSM(登録商標)、CMDA、2G、3G、4G、LTEなどによる規格を含み得る。デジタルセルラネットワークが、
図1に示されていないことがある追加の基地局または他のリソースを含み得ることを理解されたい。WAN−WAP104は、実際には移動可能であるか、または場合によっては再配置されることが可能であり得るが、説明のために、それらが本質的に固定位置に構成されると仮定する。
【0029】
[0037]UE108は、たとえば、アドバンストフォワードリンク三辺測量(AFLT)などの知られている到着時間(TOA:time-of-arrival)技法を使用して位置決定を実施し得る。他の実施形態では、各WAN−WAP104a〜104cは、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMAX)ワイヤレスネットワーキング基地局を備え得る。この場合、UE108は、WAN−WAP104によって提供される信号からTOA技法を使用してそれの位置を決定し得る。UE108は、スタンドアロンモードで、または、以下でより詳細に説明するように、TOA技法を使用して測位サーバ110とネットワーク112との支援を使用して位置を決定し得る。さらに、様々な実施形態は、UE108に、様々なタイプがあり得るWAN−WAP104を使用して位置情報を決定させ得る。たとえば、いくつかのWAN−WAP104は、セルラ基地局であり得、他のWAN−WAP104は、WiMAX基地局であり得る。そのような動作環境では、UE108は、それぞれの異なるタイプのWAN−WAP104からの信号を活用し、さらに、導出された位置解を組み合わせて、精度を改善することが可能であり得る。
【0030】
[0038]WLANを使用して位置を導出するとき、UE108は、測位サーバ110とネットワーク112との支援を受けて、到達時刻技法を利用し得る。測位サーバ110は、ネットワーク112を通じてUE108と通信し得る。ネットワーク112は、LAN−WAP106を組み込むワイヤードおよびワイヤレスネットワークの組合せを含み得る。一実施形態では、各LAN−WAP106a〜106eは、たとえば、必ずしも固定位置に設定されるとは限らない、かつロケーションを変更することができる、Wi−Fiワイヤレスアクセスポイントであり得る。各LAN−WAP106a〜106eの位置は、共通座標系において測位サーバ110中に記憶され得る。一実施形態では、UE108の位置は、UE108に、各LAN−WAP106a〜106eから信号を受信させることによって決定され得る。各信号は、(たとえば、MACアドレスなど)受信信号に含まれ得る何らかの形態の識別情報に基づいてそれの発信側の(originating)LAN−WAPに関連付けられ得る。UE108は、次いで、信号強度に基づいて受信信号をソートし、ソートされた受信信号の各々に関連する時間遅延を導出し得る。UE108は、次いで、時間遅延とLAN−WAPの各々の識別情報とを含むことができるメッセージを形成し、測位サーバ110にネットワーク112を介してメッセージを送り得る。受信メッセージに基づいて、測位サーバは、次いで、関係するLAN−WAP106の記憶されたロケーションを使用して、UE108の位置を決定し得る。測位サーバ110は、局所座標系におけるUE108の位置へのポインタを含むロケーション構成指示(LCI)メッセージを生成し、それをUE108に提供し得る。LCIメッセージはまた、UE108のロケーションに関する他の関心があるポイントを含み得る。UE108の位置を計算するとき、測位サーバは、ワイヤレスネットワーク内の要素によってもたらされ得る様々な遅延を考慮に入れ得る。
【0031】
[0039]本明細書で説明する位置決定技法は、ワイドエリアワイヤレスネットワーク(WWAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)などの様々なワイヤレス通信ネットワークのために使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は互換的に使用され得る。WWANは、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)ネットワーク、WiMAX(IEEE802.16)などであり得る。CDMAネットワークは、cdma2000、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))などの1つまたは複数の無線アクセス技術(RAT)を実装し得る。cdma2000は、IS−95標準、IS−2000標準、およびIS−856標準を含む。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM:Global System for Mobile Communications)、デジタルアドバンストモバイルフォンシステム(D−AMPS:Digital Advanced Mobile Phone System)、または何らかの他のRATを実装し得る。GSMおよびW−CDMAは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP:3rd Generation Partnership Project)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(「3GPP2」:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。3GPPおよび3GPP2の文書は公開されている。WLANは、IEEE802.11xネットワークであり得、WPANは、Bluetoothネットワーク、IEEE802.15xネットワーク、または何らかの他のタイプのネットワークであり得る。本技法はまた、WWAN、WLAN、および/またはWPANの任意の組合せのために使用され得る。
【0032】
[0040]
図2は、例示的なUE200の様々な構成要素を示すブロック図である。簡単のために、
図2のボックス図に示す様々な特徴および機能は、共通バスを使用して互いに接続されており、これは、これらの様々な特徴および機能が互いに動作可能に結合されることを表すことを意味する。実際のポータブルワイヤレスデバイスを動作可能に結合し、構成するために、他の接続、機構、特徴、機能などが必要に応じて提供され、適応され得ることを、当業者は認識されよう。さらに、
図2の例に示す特徴または機能のうちの1つまたは複数は、さらに再分割され(be further subdivided)得、あるいは
図2に示す特徴または機能のうちの2つ以上が組み合わされ得ることも認識されたい。
【0033】
[0041]UE200は、1つまたは複数のアンテナ202に接続され得る1つまたは複数のワイドエリアネットワーク(WAN)トランシーバ204を含み得る。WANトランシーバ204は、WAN−WAP104と通信すること、および/またはWAN−WAP104との間の信号を検出すること、および/またはネットワーク内の他のワイヤレスデバイスと直接通信することを行うための適切なデバイス、ハードウェア、および/またはソフトウェアを備える。一態様では、WANトランシーバ204は、ワイヤレス基地局のCDMAネットワークと通信するのに好適なCDMA通信システムを備え得るが、他の態様では、ワイヤレス通信システムは、たとえば、TDMAまたはGSMなど別のタイプのセルラテレフォニーネットワークを備え得る。加えて、任意の他のタイプのワイドエリアワイヤレスネットワーキング技術、たとえば、WiMAX(802.16)などが使用され得る。UE200はまた、1つまたは複数のアンテナ202に接続され得る1つまたは複数のローカルエリアネットワーク(LAN)トランシーバ206を含み得る。LANトランシーバ206は、LAN−WAP106と通信すること、および/またはLAN−WAP106との間の信号を検出すること、および/またはネットワーク内の他のワイヤレスデバイスと直接通信することを行うための適切なデバイス、ハードウェア、および/またはソフトウェアを備える。一態様では、LANトランシーバ206は、1つまたは複数のワイヤレスアクセスポイントと通信するのに適切なWi−Fi(802.11x)通信システムを備え得るが、別の態様では、LANトランシーバ206は、別のタイプのローカルエリアネットワーク、パーソナルエリアネットワーク(たとえば、Bluetooth)を備える。加えて、任意の他のタイプのワイヤレスネットワーキング技術、たとえば、Ultra Wide Band、ZigBee(登録商標)、ワイヤレスUSBなどが使用され得る。
【0034】
[0042]本明細書で使用する「ワイヤレスアクセスポイント」(WAP)という略語は、LAN−WAP106および/またはWAN−WAP104を指すために使用され得る。詳細には、以下で提示する説明では、「WAP」という用語が使用される場合、実施形態は、複数のLAN−WAP106、複数のWAN−WAP104、またはその2つの任意の組合せからの信号を利用することができるUE200を含み得ることを理解されたい。UE200によって利用される特定のタイプのWAPは、動作の環境に依存し得る。さらに、UE200は、正確な位置解を得るために、様々なタイプのWAPの中から動的に選択し得る。他の実施形態では、様々なネットワーク要素は、ピアツーピア方式で動作し得、それにより、たとえば、UE200は、WAPと置き換えられ得、またその逆も同様である。他のピアツーピア実施形態は、1つまたは複数のWAPの代わりに働く別のUE(図示せず)を含み得る。
【0035】
[0043]SPS受信機208はまた、UE200中に含まれ得る。SPS受信機208は、衛星信号を受信するための1つまたは複数のアンテナ202に接続され得る。SPS受信機208は、SPS信号を受信し処理するための、任意の好適なハードウェアおよび/またはソフトウェアを備え得る。SPS受信機208は、他のシステムから適宜に情報および動作を要求し、任意の好適なSPSアルゴリズムによって取得された測定値を使用してUE200の位置を決定するために必要な計算を実施する。
【0036】
[0044]動きセンサ212は、WANトランシーバ204と、LANトランシーバ206と、SPS受信機208とによって受信された信号から導出される動きデータとは無関係である動き情報および/または方位情報を提供するために、プロセッサ210に結合され得る。
【0037】
[0045]例として、動きセンサ212は、加速度計(たとえば、マイクロ電気機械システム(MEMSデバイス))、ジャイロスコープ、地磁気センサ(たとえば、コンパス)、高度計(たとえば、気圧高度計)、および/または任意の他のタイプの移動検出センサを利用し得る。さらに、動きセンサ212は、複数の異なるタイプのデバイスを含み、動き情報を提供するために、それらの出力を合成し得る。たとえば、動きセンサ212は、2Dおよび/または3D座標系における位置を計算する能力を提供するために、多軸加速度計と方位センサとの組合せを使用し得る。
【0038】
[0046]プロセッサ210は、WANトランシーバ204と、LANトランシーバ206と、SPS受信機208と、動きセンサ212とに接続され得る。プロセッサ210は、処理機能ならびに他の計算および制御機能を提供する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、および/または、デジタル信号プロセッサを含み得る。プロセッサ210はまた、データを記憶するためのメモリ214と、UE200内でプログラムされた機能を実行するためのソフトウェア命令とを含み得る。メモリ214はプロセッサ210に搭載され(たとえば、同じICパッケージ内にあり)得、および/または、メモリは、プロセッサにとって外部メモリであり、データバスを介して機能的に結合され得る。本開示の態様に関連する機能的詳細について、以下でより詳細に説明する。
【0039】
[0047]いくつかのソフトウェアモジュールとデータテーブルとが、メモリ214中に常駐し、通信と位置決定機能との両方を管理するために、プロセッサ210によって利用され得る。
図2に示すように、メモリ214は、ワイヤレスベース測位モジュール216と、アプリケーションモジュール218と、測位モジュール228とを含み、および/または場合によっては受け得る。
図2に示すメモリ内容の編成は、例にすぎず、したがって、モジュールおよび/またはデータ構造の機能は、UE200の実装形態に応じて様々な方法で組合せ、分離、および/または構造化が行われ得ることを諒解されたい。
【0040】
[0048]アプリケーションモジュール218は、ワイヤレスベース測位モジュール216から位置情報を要求する、UE200のプロセッサ210上で実行されるプロセスであり得る。アプリケーションは、一般に、ソフトウェアアーキテクチャの上位レイヤ内で実行され、アプリケーションには、Indoor Navigation、Buddy Locator、Shopping and Coupons、Asset Tracking、およびlocation Aware Service Discoverがあり得る。ワイヤレスベース測位モジュール216は、複数のWAPと交換される信号から測定される時間情報から導出される情報を使用してUE200の位置を導出し得る。時間ベース技法を使用して位置を正確に決定するために、各WAPの処理時間によってもたらされる時間遅延の妥当な推定が、信号から取得された時間測定値を較正/調整するために使用され得る。本明細書で使用するこれらの時間遅延を、「処理遅延」と呼ぶ。
【0041】
[0049]WAPの処理遅延をさらに改善するための較正は、動きセンサ212によって取得された情報を使用して実施され得る。一実施形態では、動きセンサ212は、プロセッサ210に位置および/または方向データを直接提供し得、位置および/または方向データは、位置/動きデータモジュール226中のメモリ214に記憶され得る。他の実施形態では、動きセンサ212は、較正を実施するために情報を導出するためにプロセッサ210によってさらに処理される必要があるデータを提供し得る。たとえば、動きセンサ212は、ワイヤレスベース測位モジュール216中で処理遅延を調整するための位置データを導出するために測位モジュール228を使用して処理され得る加速度および/または方向データ(単軸または多軸)を提供し得る。
【0042】
[0050]較正の後に、位置は、次いで、それの上述の要求に応答してアプリケーションモジュール218に出力され得る。さらに、ワイヤレスベース測位モジュール216は、動作パラメータを交換するためにパラメータデータベース224を利用し得る。そのようなパラメータは、WAPごとの決定された処理遅延、共通座標フレームにおけるWAP位置、ネットワークに関連する様々なパラメータ、初期処理遅延推定などを含み得る。
【0043】
[0051]他の実施形態では、追加情報は、たとえば、SPS測定値からなど、動きセンサ212のほかに他のソースから決定され得る補助位置および/または動きデータを随意に含み得る。補助位置データは、断続的(intermittent)および/またはノイズが多いこと(noisy)があるが、UE200が動作している環境に依存するWAPの処理遅延を推定するための独立した情報の別のソースとして有用であり得る。
【0044】
[0052]たとえば、いくつかの実施形態では、SPS受信機208から導出されたデータは、(位置/動きデータモジュール226から直接のか、または測位モジュール228によって導出された)動きセンサ212によって供給された位置データを補い得る。他の実施形態では、位置データは、非RTT技法(たとえば、CDMAネットワーク内のAFLT)を使用して追加のネットワークを通じて決定されたデータと組み合わされ得る。いくつかの実装形態では、動きセンサ212および/またはSPS受信機208は、プロセッサ210によるさらなる処理なしに補助位置/動きデータ226の全部または一部を提供し得る。いくつかの実施形態では、補助位置/動きデータ226は、プロセッサ210に動きセンサ212および/またはSPS受信機208によって直接提供され得る。
【0045】
[0053]
図2に示すモジュールは、メモリ214中に含まれているものとして例に示しているが、いくつかの実装形態では、そのようなプロシージャは、他の機構または追加の機構を使用して与えられるか、または場合によっては動作可能に構成され得ることを認識されたい。たとえば、ワイヤレスベース測位モジュール216および/またはアプリケーションモジュール218の全部または一部はファームウェア中に提供され得る。さらに、この例では、ワイヤレスベース測位モジュール216とアプリケーションモジュール218とは、別個の特徴であるものとして示されているが、たとえば、そのようなプロシージャは、1つのプロシージャとして、あるいは他のプロシージャと一緒に組み合わされ得るか、または場合によっては複数のサブプロシージャにさらに分割され得ることを認識されたい。
【0046】
[0054]プロセッサ210は、少なくとも本明細書で提供される技法を実施するのに好適な任意の形態の論理を含み得る。たとえば、プロセッサ210は、メモリ214中の命令に基づいて、UE200の他の部分において使用するために、動きデータを活用する1つまたは複数のルーチンを選択的に開始するように動作可能に構成可能であり得る。
【0047】
[0055]UE200は、UE200とのユーザ対話を可能にするマイクロフォン/スピーカ252、キーパッド254、およびディスプレイ256など、任意の好適なインターフェースシステムを提供するユーザインターフェース250を含み得る。マイクロフォン/スピーカ252は、WANトランシーバ204および/またはLANトランシーバ206を使用して、音声通信サービスを提供する。キーパッド254は、ユーザ入力のための任意の好適なボタンを備える。ディスプレイ256は、たとえば、バックライト付きのLCDディスプレイのような任意の好適なディスプレイを備え、追加のユーザ入力モードのために、タッチスクリーンディスプレイをさらに含み得る。
【0048】
[0056]本明細書で使用されるUE108および/またはUE200は、1つまたは複数のワイヤレス通信デバイスまたはネットワークから送信されたワイヤレス信号を捕捉することと、ワイヤレス信号を1つまたは複数のワイヤレス通信デバイスまたはネットワークに送信することとを行うように構成可能である任意のポータブルまたは移動可能なデバイスまたは機械であり得る。
図1および
図2に示すように、UE108および/またはUE200は、そのようなポータブルワイヤレスデバイスを表す。したがって、限定ではなく例として、UE108は、無線デバイス、セルラ電話デバイス、コンピューティングデバイス、パーソナル通信システム(PCS)デバイス、あるいは他の同様の移動可能なワイヤレス通信機能搭載デバイス、機器、または機械を含み得る。また、「ユーザ機器」という用語は、衛星信号受信、支援データ受信、および/または位置に関係する処理が当該デバイスで発生するかパーソナルナビゲーションデバイス(PND)で発生するかにかかわらず、短距離ワイヤレス、赤外線、ワイヤライン接続、または他の接続などによってPNDと通信するデバイスを含むことを意図される。また、「ユーザ機器」は、衛星信号受信、支援データ受信、および/または位置に関係する処理が当該デバイスで発生するか、サーバで発生するか、またはネットワークに関連する別のデバイスで発生するかにかかわらず、インターネット、Wi−Fi、または他のネットワークなどを介してサーバとの通信が可能である、ワイヤレスデバイス、コンピュータ、ラップトップなどを含む、すべてのデバイスを含むことを意図される。上記の任意の動作可能な組合せも「ユーザ機器」と見なされる。
【0049】
[0057]本明細書で使用する「ワイヤレスデバイス」、「モバイル局」、「モバイルデバイス」、「ユーザ機器」などという用語は、ネットワークを介して情報を転送し、さらに、位置決定および/またはナビゲーション機能を有し得る任意のタイプのワイヤレス通信デバイスを指すことがある。ワイヤレスデバイスは、ネットワークおよび/またはSPS信号を受信し、処理することが可能な任意のセルラモバイル端末、パーソナル通信システム(PCS)デバイス、パーソナルナビゲーションデバイス、ラップトップ、携帯情報端末、または任意の他の好適なデバイスであり得る。
【0050】
[0058]
図3は、機能を実施するように構成された論理を含む通信デバイス300を示す。通信デバイス300は、限定はしないが、UE108、UE200、SPS衛星102、WAN−WAP104、LAN−WAP106、測位サーバ110、ネットワーク112の任意の構成要素などを含む上述の通信デバイスのいずれかに対応することができる。したがって、通信デバイス300は、
図1のワイヤレス通信システム100を介して1つまたは複数の他のエンティティと通信する(またはそれらとの通信を容易にする)ように構成された任意の電子デバイスに対応することができる。
【0051】
[0059]
図3を参照すると、通信デバイス300は、情報を受信および/または送信するように構成された論理305を含む。一例では、通信デバイス300がワイヤレス通信デバイス(たとえば、UE108、UE200)に対応する場合、情報を受信および/または送信するように構成された論理305は、ワイヤレストランシーバおよび関連するハードウェア(たとえば、RFアンテナ、モデム、変調器および/または復調器など)などのワイヤレス通信インターフェース(たとえば、Bluetooth、WiFi(登録商標)、2G、CDMA、W−CDMA、3G、4G、LTEなど)を含むことができる。別の例では、情報を受信および/または送信するように構成された論理305は、ワイヤード通信インターフェース(たとえば、シリアル接続、USBまたはファイアワイヤ接続、インターネットにそれを通してアクセスされ得るイーサネット(登録商標)接続など)に対応することができる。したがって、通信デバイス300が、何らかのタイプのネットワークベースのサーバ(たとえば、測位サーバ110)に対応する場合、情報を受信および/または送信するように構成された論理305は、一例では、イーサネットプロトコルによってネットワークベースのサーバを他の通信エンティティに接続するイーサネットカードに対応することができる。さらなる一例では、情報を受信および/または送信するように構成された論理305は、通信デバイス300がそれのローカル環境をそれによって監視することができる知覚または測定ハードウェア(たとえば、加速度計、温度センサ、光センサ、ローカルRF信号を監視するためのアンテナなど)を含むことができる。情報を受信および/または送信するように構成された論理305はまた、実行されたとき、情報を受信および/または送信するように構成された論理305の関連するハードウェアがそれの(1つまたは複数の)受信および/または送信機能を実施できるようにする、ソフトウェアを含むことができる。ただし、情報を受信および/または送信するように構成された論理305は、ソフトウェアのみに対応せず、情報を受信および/または送信するように構成された論理305は、それの機能を達成するために少なくとも部分的にハードウェアに依拠する。
【0052】
[0060]
図3を参照すると、通信デバイス300は、情報を処理するように構成された論理310をさらに含む。一例では、情報を処理するように構成された論理310は、少なくともプロセッサを含むことができる。情報を処理するように構成された論理310によって実施され得るタイプの処理の例示的な実装形態は、限定はしないが、決定を行うこと、接続を確立すること、異なる情報オプション間で選択を行うこと、データに関係する評価を行うこと、測定演算を実施するために通信デバイス300に結合されたセンサと対話すること、情報をあるフォーマットから別のフォーマットに(たとえば、.wmvから.aviへなど、異なるプロトコル間で)変換することなどを含む。別の例として、情報を処理するように構成された論理310は、複数のセンサ構成のうちの所与のセンサ構成がUEの電力消費を最小化するかどうかを決定するように構成された論理と、ここにおいて、センサ構成が、UEによって制御可能な1つまたは複数のセンサパラメータのセットに関する値のセットを備え、決定することに基づいて所与のセンサ構成に1つまたは複数のセンサパラメータのセットを設定するように構成された論理とを含むことができる。情報を処理するように構成された論理310中に含まれるプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明する機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せに対応することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、計算デバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。情報を処理するように構成された論理310はまた、実行されたとき、情報を処理するように構成された論理310の関連するハードウェアがそれの(1つまたは複数の)処理機能を実施できるようにする、ソフトウェアを含むことができる。ただし、情報を処理するように構成された論理310は、ソフトウェアのみに対応せず、情報を処理するように構成された論理310は、それの機能を達成するために少なくとも部分的にハードウェアに依拠する。
【0053】
[0061]
図3を参照すると、通信デバイス300は、情報を記憶するように構成された論理315をさらに含む。一例では、情報を記憶するように構成された論理315は、少なくとも非一時的メモリおよび関連するハードウェア(たとえば、メモリコントローラなど)を含むことができる。たとえば、情報を記憶するように構成された論理315中に含まれる非一時的メモリは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、消去可能プログラマブルROM(EPROM:erasable programmable ROM)、EEPROM(登録商標)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体に対応することができる。情報を記憶するように構成された論理315はまた、実行されたとき、情報を記憶するように構成された論理315の関連するハードウェアがそれの(1つまたは複数の)記憶機能を実施できるようにする、ソフトウェアを含むことができる。ただし、情報を記憶するように構成された論理315は、ソフトウェアのみに対応せず、情報を記憶するように構成された論理315は、それの機能を達成するために少なくとも部分的にハードウェアに依拠する。
【0054】
[0062]
図3を参照すると、通信デバイス300は、随意に、情報を提示するように構成された論理320をさらに含む。一例では、情報を提示するように構成された論理320は、少なくとも出力デバイスおよび関連するハードウェアを含むことができる。たとえば、出力デバイスは、ビデオ出力デバイス(たとえば、ディスプレイスクリーン、USB、HDMI(登録商標)など、ビデオ情報を搬送することができるポートなど)、オーディオ出力デバイス(たとえば、スピーカ、マイクロフォンジャック、USB、HDMIなど、オーディオ情報を搬送することができるポートなど)、振動デバイス、および/あるいは情報がそれによって出力のためにフォーマットされるか、または通信デバイス300のユーザもしくはオペレータによって実際に出力され得る、任意の他のデバイスを含むことができる。たとえば、通信デバイス300が、
図2に示されているようなUE200に対応する場合、情報を提示するように構成された論理320は、UE200のスピーカ252とディスプレイ256とを含むことができる。さらなる一例では、情報を提示するように構成された論理320は、ローカルユーザを有しないネットワーク通信デバイス(たとえば、ネットワークスイッチまたはルータ、リモートサーバなど)など、いくつかの通信デバイスでは省略されることがある。情報を提示するように構成された論理320はまた、実行されたとき、情報を提示するように構成された論理320の関連するハードウェアがそれの(1つまたは複数の)提示機能を実施できるようにする、ソフトウェアを含むことができる。ただし、情報を提示するように構成された論理320は、ソフトウェアのみに対応せず、情報を提示するように構成された論理320は、それの機能を達成するために少なくとも部分的にハードウェアに依拠する。
【0055】
[0063]
図3を参照すると、通信デバイス300は、随意に、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理325をさらに含む。一例では、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理325は、少なくともユーザ入力デバイスおよび関連するハードウェアを含むことができる。たとえば、ユーザ入力デバイスは、ボタン、タッチスクリーンディスプレイ、キーボード、カメラ、オーディオ入力デバイス(たとえば、マイクロフォン、またはマイクロフォンジャックなど、オーディオ情報を搬送することができるポートなど)、および/または情報がそれによって通信デバイス300のユーザもしくはオペレータから受信され得る任意の他のデバイスを含むことができる。たとえば、通信デバイス300が、
図2に示されているようなUE200に対応する場合、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理325は、マイクロフォン252、キーパッド254、ディスプレイ256などを含むことができる。さらなる一例では、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理325は、ローカルユーザを有しないネットワーク通信デバイス(たとえば、ネットワークスイッチまたはルータ、リモートサーバなど)など、いくつかの通信デバイスでは省略されることがある。ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理325はまた、実行されたとき、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理325の関連するハードウェアがそれの(1つまたは複数の)入力受信機能を実施できるようにする、ソフトウェアを含むことができる。ただし、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理325は、ソフトウェアのみに対応せず、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理325は、それの機能を達成するために少なくとも部分的にハードウェアに依拠する。
【0056】
[0064]
図3を参照すると、305〜325の構成された論理は、
図3では別個のまたは異なるブロックとして示されているが、それぞれの構成された論理がそれの機能をそれによって実施する、ハードウェアおよび/またはソフトウェアは、部分的に重複することがあることを諒解されよう。たとえば、305〜325の構成された論理の機能を可能にするために使用される任意のソフトウェアは、情報を記憶するように構成された論理315に関連する非一時的メモリに記憶され得、それにより、305〜325の構成された論理はそれぞれ、情報を記憶するように構成された論理315によって記憶されたソフトウェアの動作に部分的に基づいてそれらの機能(すなわち、この場合はソフトウェア実行)を実施する。同様に、構成された論理のうちの1つに直接関連するハードウェアは時々、他の構成された論理によって借りられること、または使用されることができる。たとえば、情報を処理するように構成された論理310のプロセッサはデータを、情報を受信および/または送信するように構成された論理305によって送信される前に、適切なフォーマットにフォーマットすることができ、それにより、情報を受信および/または送信するように構成された論理305は、情報を処理するように構成された論理310に関連するハードウェア(すなわち、プロセッサ)の動作に部分的に基づいてそれの機能(すなわち、この場合はデータの送信)を実施する。
【0057】
[0065]概して、明示的に別段に記載されていない限り、本開示全体にわたって使用する「ように構成された論理」という句は、少なくとも部分的にハードウェアを用いて実装される態様を起動する(invoke)ように意図されるものであり、ハードウェアから独立しているソフトウェア専用実装形態にマッピングするように意図されるものではない。また、様々なブロックにおける構成された論理または「ように構成された論理」は、特定の論理ゲートまたは要素に限定されず、概して、(ハードウェアまたはハードウェアとソフトウェアの組合せのいずれかを介して)本明細書で説明する機能を実施する能力を指すことを諒解されよう。したがって、様々なブロックに示されているように構成された論理または「ように構成された論理」は、「論理」という単語を共有するにもかかわらず、必ずしも論理ゲートまたは論理要素として実装されるとは限らない。様々なブロック中の論理間の他の対話または協働が、以下でより詳細に説明する態様の検討から当業者に明らかになろう。
【0058】
[0066](たとえば、前のロケーションフィックスからナビゲートするために動きセンサを使用する)センサ支援ナビゲーション技法は、測位パフォーマンスにおける著しい改善を提供するが、電力消費の増加が犠牲になる。動きセンサ212などのデバイス動きセンサを動作させることと、SPS受信機208などのGNSS受信機を用いてGNSS信号を収集および追跡することと、これらの複数のソースから高データレート情報を処理することとを行う際に電力が使用される。したがって、センサ支援ナビゲーション技法を使用するときに、正味の電力消費を低減する必要がある。
【0059】
[0067]電力消費は、システムと環境とに関する以前に観測された情報を使用することによってナビゲーション精度を保証しながら最小化され得る。電力消費に関して最小コストを達成しながら所望のナビゲーション精度を達成することは、(1つまたは複数の)GNSS受信機、(1つまたは複数の)UE動きセンサ、および/または(1つまたは複数の)ビークルセンサの測定デューティサイクルの最適な選択を通して可能になる。
【0060】
[0068]GNSS受信機、UE動きセンサ、およびビークルセンサはそれぞれ関連する電力コストを有する。電力コストは、関連するデューティサイクルに応じてセンサのタイプごとに変化する。たとえば、GNSS受信機は、1/60Hz、1Hzなどで動作することができる。したがって、ユーザによって望まれるおよび/またはアプリケーションによって必要とされるナビゲーション精度を仮定すれば、コスト関数は、電力消費を最小化する特定のセンサ構成(たとえば、(1つまたは複数の)UE動きセンサ、(1つまたは複数の)GNSS受信機、および/または(1つまたは複数の)ビークルセンサのためのデューティサイクルの特定のセット)を識別することができる。たとえば、ユーザが歩行者であり、UEが完全に静止しており、水平推定位置誤差(HEPE:horizontal estimated position error)が所望の精度をすでに下回っている場合、GNSS受信機は、1/60Hzで動作することができ、ユーザが完全に静止したままであることを保証するためにUE動きセンサが低電力で使用され得る。
【0061】
[0069]
図4は、ナビゲーション精度を保証しながら電力消費を最小化するための例示的なシステム400を示す。
図4中の様々な例示的なブロックは、ソフトウェアオブジェクト、ハードウェア回路、ハードウェアとソフトウェアとの組合せ、あるいは1つまたは複数のプロセッサによって実行されるソフトウェアを表し得る。システム400は、UE108またはUE200などのUEにおいて実施され得る。
【0062】
[0070]システムモデリング関数410は、どんな将来測定値をもたらすかを決定するために、フィックス出力関数460によって生成された前のロケーションフィックス情報ならびに推定プロセス450からのデータを使用する予測システムモデルを提供する。電力消費関数420は、測定値を生成するために測定値生成関数440によってどれくらいの電力が使用されることになるのかについての予測モデルを提供する。システムシミュレーションおよび電力節約アルゴリズム430は、システムモデリング関数410によって提供されるシステムモデルと電力消費関数420によって提供される電力消費量モデルとを使用して、次にどんな測定値を生成すべきかを決定する。
【0063】
[0071]以下は、電力節約アルゴリズム430についての最適化問題理論である。(f_power(C,E)として表される)所与のセンサ構成および環境によって使用される電力は、(M=f_system_model(C,E)として表される)センサ構成および環境のモデルと、(P=f_system_sim(P0,M,E)として表される)システムパフォーマンスシミュレーションと、(f_quality(P)パスとして表される)ナビゲーション品質/精度を保証する共分散(covariance)に対する上限とを条件として、最小化されるべきである。
【0064】
[0072]以下は、電力節約アルゴリズム430によって使用される様々な変数の定義である。
【0065】
[0073]si={M1_i,M2_i,...MP_i}:センサ構成選定。各センサは、モードの順位リストを有する。このリストは、
図4中の推定プロセス450に提供された情報の量によって順序付けられる。Mk_iは、常に、Mk+1_iよりも多くの情報、または、少なくともMk+1_iと同じ量の情報を提供すべきである。
【0066】
[0074]C=<s1,s2,...sN>:センサ構成。これは、電力節約アルゴリズム430の制御下にあるパラメータの完全なリストである。
【0067】
[0075]ei={D1_j,D2_j,...DQ_i}:環境条件セット。各環境変数が可能な状態のセットを有する。
【0068】
[0076]E=<e1,e2,...eM>:環境パラメータ。これは、動的であるが、電力節約アルゴリズム430の制御下にないパラメータの完全なリストである。
【0069】
[0077]f_power(C,E):所与のセンサ構成および環境についての電力使用量を推定する関数。
【0070】
[0078]f_system_model(C,E):所与のセンサ構成および環境のために使用されることになる伝搬および測定モデルを与える関数。
【0071】
[0079]M:システムが、測定モデルおよび伝搬モデルを含む共分散をシミュレートすることを可能にするモデルパラメータ。
【0072】
[0080]P0:推定器の初期共分散。
【0073】
[0081]f_system_sim(P0,M,E):システム提示の推定モデルおよび環境モデルをシミュレートし、予想される共分散の測度(a measure)を戻す。
【0074】
[0082]P:定常状態の共分散行列。
【0075】
[0083]f_quality(P):共分散に基づいてナビゲーション精度を決定する関数。
【0076】
[0084]alpha:超えてはならないスカラ値。
【0077】
[0085]
図5は、
図4の電力節約アルゴリズム430を示す例示的なフローチャートである。電力節約アルゴリズム430は、UE108またはUE200などのUEによって実装または実施され得る。
【0078】
[0086]510において、電力節約アルゴリズム430は、テストされていないすべてのセンサ構成のリストを作成する。520において、リストに2つ以上のセンサ構成が依然としてある場合、次いで、530において、電力節約アルゴリズム430は、センサ構成Cを選ぶ。電力節約アルゴリズム430は、
図7に関して以下で説明するように、ランダムにまたはインテリジェントにセンサ構成Cを選び得る。電力節約アルゴリズム430は、センサ構成Cにセンサのデューティサイクルを設定する。
【0079】
[0087]540において、電力節約アルゴリズム430は、システムモデリング関数410によって生成されたシステムモデルを評価する。550において、電力節約アルゴリズム430は、推定プロセス450のシミュレーションを実行する。推定プロセス450のシミュレーションは、推定プロセス450によって生成されることになるナビゲーションの精度を決定しようと試みる任意のタイプの分析を指す。システムモデルを評価することと、所与のセンサ構成に関するシステムをシミュレートすることとにある程度の時間量を要することに留意されたい。
【0080】
[0088]560において、電力節約アルゴリズム430は、センサ構成Cを使用するときにナビゲーション精度が保証されるか否かを決定する。センサ構成Cによってナビゲーション精度が保証される場合、570において、電力節約アルゴリズム430は、残りの構成のコストを決定するために電力消費関数420に照会し、センサ構成Cよりもコストがかかるすべてのセンサ構成を除去する。しかしながら、ナビゲーション精度が保証されない場合、580において、電力節約アルゴリズム430は、残りの構成のコストを決定するために電力消費関数420に照会し、センサ構成CとCよりも良好でないことがあるすべてのセンサ構成とを除去する。次いで、フローは520に戻って、2つ以上のセンサ構成が依然としてリスト上にある限り、ブロック520〜580を繰り返す。
【0081】
[0089]他のセンサ構成よりも小さい共分散行列をもたらさないことがあるセンサ構成があることに留意されたい。すなわち、いくつかの構成は、他の構成に等しくなるか、それよりも悪くなることが保証される。さらに、他のセンサ構成よりも多くの電力を消費するセンサ構成がある。さらに、上記のように、システムモデルを評価することと、所与のセンサ構成に関するシステムをシミュレートすることとにある程度の時間量を要する。電力節約アルゴリズム430は、特定の環境に基づいてリアルタイムで評価され得るか、あるいは、環境条件は、前もってシミュレートされ、リアルタイムでテーブル内でルックアップされるか、またはその両方であり得る。
【0082】
[0090]センサ構成を表すために使用され得る様々なデータ構造がある。たとえば、有向アサイクリックグラフは下位(inferiority)を示すことができる。
図6は、様々なクロスハッチングが所与のセンサ構成のコストを示す例示的な有向アサイクリックグラフ600を示す。グラフ600中の各ノードは、3つのセンサパラメータs1、s2、およびs3を有する特定のセンサ構成Cを表す。たとえば、センサパラメータs1〜s3は、UEの加速度計、GNSS受信機、およびWLANトランシーバのためのデューティサイクルであり得る。siの値(すなわち、0、1、または2)は、そのセンサパラメータのための電力設定、したがって電力コストを示す。したがって、センサ構成C=<2 2 1>は、センサパラメータs1の電力設定が「2」であり、センサパラメータs2の電力設定が「2」であり、センサパラメータs3の電力設定が「1」であることを示す。諒解されるように、3つより多いかまたはそれより少ないセンサパラメータおよび/あるいは3つより多いかまたはそれより少ない電力設定があり得る。
【0083】
[0091]グラフ600上のエッジは、宛先ノードの共分散がソースノードの共分散より小さくなり得ないことを意味する。それの推移的な関係は、1つの頂点から別の頂点への経路がある場合、宛先とソースとに同じものが適用されることを意味する。
【0084】
[0092]センサ構成をテストすることの結果は、最適解としての他のセンサ構成の除去である。
図7は、様々なクロスハッチングが下位であるセンサ構成を示す例示的な有向アサイクリックグラフ700を示す。
図6の場合のように、グラフ700中の各ノードは、3つのセンサパラメータs1、s2、およびs3を有する特定のセンサ構成Cを表し、ここで、siの値(すなわち、0、1、または2)は、そのセンサパラメータのための電力設定、したがって電力コストを示す。
【0085】
[0093]
図5の530を参照すると、電力節約アルゴリズム430は、テストすべきセンサ構成Cを選ぶ。選定されたセンサ構成Cのパフォーマンスに応じて、テストされる必要のない他のセンサ構成があり得る。たとえば、センサ構成<2 1 1>がナビゲーション基準を満たすと分かった場合、同じ行またはそれよりも上の行中のセンサ構成は、すべて少なくとも同程度のコストがかかるので、テストされるべきでない。センサ構成<2 1 1>がナビゲーション基準を満たさないと分かった場合、右斜めのクロスハッチング(たとえば、<2 1 0>、<2 0 1>、<1 1 1>など)を用いた構成は、下位であることが知られているので、テストされるべきではない。左斜めのクロスハッチングによって示されるセンサ構成(たとえば、<1 2 0>、<0 2 1>、<1 0 2>、など)は、<2 1 1>センサ構成よりもコストが低く、下位でないので、最小解であるか否かは依然として未知である。
【0086】
[0094]以下は、例示的な適用例である。位置推定に関係するパラメータのリストを以下の表1に示す。制御可能なセンサパラメータは、
図4中の電力節約アルゴリズム430によって決定されたパラメータである。制御不能なセンサパラメータは、
図4中の推定プロセス450の現在の状態と共分散とともに、電力節約アルゴリズム430への入力である。カルマンフィルタでは、推定プロセス450の状態は、現在の位置と、関係するパラメータとを表す平均(mean)および共分散であり得る。表1では、左側の制御可能なパラメータ値は、個別のセンサパラメータごとに、ナビゲーションパフォーマンスに関してそれら右側のパラメータ値よりも悪いか、またはそれと同じくらいである。
【表1】
【0087】
[0095]以下の開示は、ナビゲーション精度を保証しながら電力消費を最小化するためにシステム400がどのように使用され得るかについての様々な例を提供する。
【0088】
[0096]測位システム中でビークルセンサとUEとが一緒に使用されるときに電力を節約する様々な方法がある。以下の最適化の各々では、UE108またはUE200などのUEは、ジャイロスコープ、加速度計、および/またはオドメータなどの動きセンサを装備したビークル中で、ナビゲーションアプリケーションを実行しているなど、UEの位置に依拠する機能を実施していることがある。ビークルは、一般に、内蔵ナビゲーションシステムを有しない場合でも、少なくとも1つのジャイロスコープと加速度計とを有する。UEは、Bluetoothなどの短距離通信システムを介してビークルと通信することができる。
【0089】
[0097]第1の最適化として、UEは、センサ支援ナビゲーションを実施するか、またはセンサ支援ナビゲーション技法を用いてGNSSナビゲーションを増強する(augment)ためにビークル搭載ジャイロスコープとオドメトリシステムとからのデータを使用することができる。UEがビークルからテレマティックスデータを受信することができるとき、システム400は、UEに、UE自体の動きセンサからのデータを使用する代わりに、このデータを使用してセンサ支援ナビゲーション機能を実施するように命令することができる。明細書で使用する「テレマティックス」という用語は、ビークルから供給されるすべてのデータを指す。システム400は、UEに、それ自体の動きセンサをオフにするように命令することができ、それにより、それの動きセンサの機能と電力要件とをビークルの動きセンサにオフロードすること(offloading)によってUEのための電力を節約することができる。さらに、UEからビークルへの短距離通信システムは他の理由のためにしばしばアクティブになるので、ビークルセンサデータを取得することは追加の電力コストをもたらし得ない。
【0090】
[0098]第2の最適化として、ビークル搭載動きセンサとオドメトリシステムとがうまく較正され、センサ支援ナビゲーションがうまく実施していると、UEは、大量の電力を必要とするGNSSモードで動作する必要がなくなり得る。したがって、システム400は、UEに、ほとんどパフォーマンスを犠牲にすることなしにGNSS受信機の頻度またはデューティサイクルを低減するように命令することができる。デバイス電力節約の目的でのGNSSデューティサイクルの低減は、位置誤差が位置誤差しきい値を下回ると可能になる。システム400は、処理された測定入力(たとえば、ビークルセンサ、デバイスセンサ、GNSSなど)の精度と、不確実性伝搬モデルと、プロセス雑音モデルとに基づいて、ある時間における位置誤差を推定することができる。したがって、ある期間において、推定位置誤差が位置誤差しきい値と比較され、その結果が、GNSSデューティサイクルを増加または低減させるフィードバックとして使用され得る。たとえば、現在のGNSSデューティサイクルが10秒であり、推定位置誤差が5メートル以上に増大する場合、システム400は、5秒ごとにGNSSデューティサイクルを増加させ得る。推定位置誤差が再び5メートル以下に低減すると、GNSSデューティサイクルは10秒ごとに1回に戻り得る。
【0091】
[0099]第3の最適化として、システム400は、UEに、移動が行われていないことをビークルオドメトリシステムが示すときにそれのナビゲーション機能の大部分をオフにするように命令することができる。これは、GNSSデューティサイクルを低減することと、(ビークルが移動していないとき方位は一定にとどまるので)ジャイロスコープからのデータの処理を低減することとを含むことができる。この場合、システム400は、可能な限り低いGNSSデューティサイクルを使用し、動きセンサを無効化することができる。システム400は、ビークルからセンサデータを受信し続けることができるが、その結果、いつナビゲーションを再開し、GNSSデューティサイクルを増加させるべきかを知っている。UEは、ナビゲーションを迅速に再開する必要があり得、1回ドロップするとGNSS信号を再取得するのに時間がかかるので、システム400は、GNSS受信機をオフにするべきでない。
【0092】
[00100]ユーザが歩いている時など、UEが別のエンティティから動きセンサデータを受信することができないときに電力を節約することも可能である。以下の最適化の各々では、UEが歩行者モードにある間に、UEは、ナビゲーションアプリケーションを実行するなど、UEの位置に依拠する機能を実施し得る。UEは、それのGNSS導出速度が歩行中または走行中の人間の速度に相応すると決定することと、ユーザが歩いていることを内蔵の歩数計が検出することとによって、それが歩行者モードにあることを検出することができる。
【0093】
[00101]第1の最適化として、システム400は、UEに、歩行者モードにあるときに、WiFiホットスポットなどの新しいローカルワイヤレスネットワークの走査の頻度を低減するように命令することができる。ユーザが、歩行者として新しいネットワークに達するまでおそらくより長い時間期間がかかるであろうから、この最適化は依然として新しいローカルワイヤレスネットワークの効率的な検出を提供する。UEは、ナビゲーションのために、またはインターネットアクセスのためにローカルワイヤレスネットワークを使用していることがある。
【0094】
[00102]第2の最適化として、システム400は、それが受信しているGNSS信号が低品質である(たとえば、信号が大きく減衰している)と決定し、UEが歩行者モードにあると決定する場合、それはGNSSデューティサイクルを低減することができる。この場合、ユーザが歩行しており、したがって、あまり遠くに移動することができないので、HEPEの増大が制限されることに留意されたい。この最適化の理由は、GNSS信号が悪い場合、UEが、それらを受信し処理しようと試みる電力を浪費する必要がないということである。
【0095】
[00103]ビークル搭載動きセンサまたは歩行者モードにあるUEに依存しない測位機能を実施するときに電力を節約する他の最適化がある。たとえば、「完全静止」または「固定」の動き状態は、UEが安定表面上で静止しており、それの加速度が0に近いことを示し得る。すなわち、UEは、それの加速度がしきい値を下回るとき、「固定」であるか「完全静止」状態であると見なされ得、ここで、しきい値は0に近い。これは、一般に、UEが移動していないとき、すなわち、それの速度が0であるときに起こるが、磁気浮上列車などの非常に滑らかに移動しているビークルでも起こり得る。したがって、0に近い加速度だけを使用して動きの欠如を示すことはできない。しかしながら、GNSS導出速度などの他の指示と組み合わせて、その推論がなされ得る。
【0096】
[00104]第1の最適化として、UEが完全静止または固定状態にあるとき、システム400は、測位処理と(加速度計以外の)動きセンサとの大部分をオフにし、単に低デューティサイクルGNSS動作を実施することができる。この場合、低デューティサイクルGNSSは、GNSS信号品質とは無関係に関与され得る。利用可能であるとき、固定UE仮定を検証するためにGNSS導出速度が使用され得る。
【0097】
[00105]GNSS測定値と外部位置導入(EPI:external position injection)測定値とが利用可能であり、十分に有効であるとき、システム400は、動的モードでナビゲーション状態を更新することができる。これらの測定値がある時間量の間に利用不可能になると、一定速度伝搬モデルの信頼性の低下が増す。(たとえば、オドメータまたは歩数計から)速度推定値が利用可能である場合でも、速度方向は知られ得ず、したがって、解は、最後の速度方向に有意義に伝搬され得ない。位置不確実性は、更新間隔にわたる速度測定値(たとえば、ランダムランプモデル)に基づいて線形的に増加する。しかしながら、加速度があるとき、2次不確実性の増加が、複数の更新間隔にわたる異なる傾斜をもつ区分的線形速度不確実性の追加によって近似され得る。
【0098】
[00106]第2の最適化として、センサ支援ナビゲーション技法を実施するとき、より低いレートで共分散を伝搬することによって計算、したがって電力が低減され得る。すなわち、UEの移動が一定であることが知られている場合、不確実性測定値を頻繁に更新する必要がない。たとえば、UEが固定速度で移動していることが知られている場合、不確実性を決定するモデルを頻繁に更新する必要がない(すなわち、システム400はより長い更新間隔を使用することができる)。
【0099】
[00107]ナビゲーション解を決定するために、高優先度の常時オン固定タイマーが使用され得る。固定タイマーが時間切れになると、
図4中のフィックス出力460によってナビゲーション解(「フィックス」)を供給する必要がある。この時点で、通常は、センサデータを取得する際のレイテンシおよび/または更新のレイテンシのために、GNSS測定値(GNSS measurements)、EPI、またはDoTなど、すべての情報が利用可能であるとは限らない。したがって、フィックス出力460は、固定タイマーが時間切れになったときに利用可能である潜在的に不完全な情報に基づいて利用可能な最良の解を供給するが、すべての可能な情報が利用可能になったときにしか計算されない確定解も維持する。予想される情報が非常に遅れるか、または決して利用可能にならないことがあるので、確定解がタイムアウトの後に決定されることがある。
【0100】
[00108]第3の最適化として、非同期の測定値を処理するときに、情報は順序が乱れて利用可能になるので中間カルマンフィルタ(KF)状態と共分散とを再計算する代わりに、それらを記憶することによって(フィルタパフォーマンスを維持しながら)計算、したがって電力が節約され得る。すなわち、前の測定値を破棄する代わりに、システム400は、最近の計算をバッファすることができる。新しい測定値が受信されると、それは前の計算を再計算して訂正するのではなく、後続の計算を行うために使用され得る。
【0101】
[00109]
図8は、ロケーションサービスを提供しながらUE電力消費を管理するための前に説明した例を示す例示的なフローチャートである。
図8に示すフローは、システム400を組み込んだUE108またはUE200などのUEによって実施され得る。810において、UEは、それがビークルに接続されているか否かを決定する。この決定の一部として、UEは、それがビークルからテレマティックスデータを受信することができるか否かを決定し得る。UEは、ユーザがUE上のナビゲーションアプリケーションまたはUEの位置を使用する何らかの他のアプリケーションを起動するのに応答してこの決定を行い得る。
【0102】
[00110]UEが、ビークルに接続され、そのビークルからセンサデータを受信することができると決定するのに応答して、815において、UEは、それの(1つまたは複数の)加速度計および(1つまたは複数の)ジャイロスコープなど、それの動きセンサを無効化する。820において、UEは、ビークルから、加速度計データ、ジャイロスコープデータ、および/またはオドメータデータなどのテレマティックスデータを受信する。
図8は、UEが、ビークルセンサデータを受信する前にそれの動きセンサを無効化することを示すが、UEは、実質的に同時に、または
図8に示す順序の逆に、それの動きセンサを無効化し、ビークルセンサデータを受信し得る。
【0103】
[00111]825において、UEは、ビークル搭載センサからのGNSSタイミング信号と動きセンサデータとを使用してそれの位置を決定し始める。UEは、慣性ナビゲーション技法を用いてGNSS位置を増強するか、あるいは慣性ナビゲーション技法のみを使用するか、またはGNSS信号が利用可能でないか十分に正確でない場合は、慣性ナビゲーション技法を主に使用し得る。
【0104】
[00112]830において、UEは、慣性ナビゲーションが十分に正確であるか否かを決定する。UEは、たとえば、慣性ナビゲーション位置推定を実際のGNSS位置決定と比較することによって慣性ナビゲーションの精度を決定し得る。代替的に、UEは、慣性ナビゲーション推定に関連する不確実性ファクタがしきい値を下回ると決定し得る。慣性ナビゲーションが十分に正確であるとUEが決定する場合、835において、UEは、それのGNSSデューティサイクルを低減することができる。たとえば、UEは、慣性ナビゲーションを使用して10秒間正確にナビゲートすることができる場合、それを行い、10秒ごとにGNSSを使用してそれの位置を更新することができる。840において、UEは、ビークル搭載オドメトリシステムからの慣性ナビゲーションデータを用いて増強された、低減されたデューティサイクルGNSS信号を使用してそれの位置を決定する。
【0105】
[00113]810において、UEが、それがビークルに接続されていないと決定する場合、850において、UEは、それが歩行者モードにあるか否かを決定することができる。UEは、それのGNSS導出速度が歩行中または走行中の人間の速度に相応すると決定することと、ユーザが歩いていることを内蔵の歩数計が検出することとによって、それが歩行者モードにあるか否かを決定し得る。
【0106】
[00114]855において、UEが歩行者モードにあるとUEが決定する場合、UEは、利用可能なローカルワイヤレスネットワークの走査レートを低減する。新しい走査レートは、UEの速度に基づき得る。たとえば、UEが走行中の人間の速度で近似的に移動している場合、走行中の人間は歩行中の人間が移動するより高速にローカルワイヤレスネットワークのカバレージエリアを通り抜けるので、UEは、歩行中の人間の速度で近似的に移動しているよりも高い頻度で、利用可能なローカルワイヤレスネットワークを走査することができる。
【0107】
[00115]860において、UEは、GNSSタイミング信号とそれ自体の動きセンサからのデータとを使用してそれの位置を決定し始める。UEは、慣性ナビゲーション技法を用いて決定されたGNSS位置を増強し得る。
【0108】
[00116]865において、UEは、受信されたGNSS信号が大きく減衰している(すなわち、低品質)か否かを決定する。これは、GNSS信号が都市環境において屋内ロケーションなどでブロックされる場合などに生じ得る。GNSS信号が大きく減衰している場合、UEは、これらの低品質GNSS信号を処理しようと試みる電力を浪費する必要がないので、870において、UEは、GNSSデューティサイクルを最小値に低減することができる。GNSS信号が測位決定のために使用するのに十分に正確でないので、875において、UEは、慣性ナビゲーションのみを使用してそれの位置を決定することができる。
【0109】
[00117]しかしながら、865において、GNSS信号が十分な品質にあるとUEが決定する場合、フローは、860に戻り、UEは、GNSS信号を使用してそれの位置を決定し続けることができる。UEは、それが低品質GNSS信号を受信し始めるか、または歩行者モードを出るまで860〜865のループを実施し続け得る。
【0110】
[00118]850において、UEが歩行者モードにないとUEが決定する場合、880において、UEは、それが完全静止状態にあるか否か、すなわち、それの加速度が0に近いしきい値を下回るか否かを決定することができる。そうでない場合、
図8のフローが再開する。しかしながら、そうである場合、885において、UEは、加速度計以外のそれの動きセンサを無効化することができ、890において、GNSSデューティサイクルを低減することができる。885と890とは、連続的に行われるものとして
図8に示しているが、実質的に同時に、または
図8に示すのと逆の順序で行われ得る。
【0111】
[00119]
図9は、ロケーションサービスを提供しながらUEの電力消費を管理するための例示的なフローを示す。
図9に示すフローは、
図4のシステム400を組み込んだUE108またはUE200などのUEによって実施され得る。
【0112】
[00120]910において、UEは、複数のセンサ構成のリストを生成する。複数のセンサ構成は、
図5の510に関して説明したように、テストされていないセンサ構成であり得る。センサ構成は、UEによって制御可能な1つまたは複数のセンサパラメータのセットに関する値のセットであり得る。1つまたは複数のセンサパラメータのセットは、UEの電力消費に影響を及ぼすセンサパラメータを含み得る。複数のセンサ構成の各々は、1つまたは複数のセンサパラメータのセットを含み得る。複数のセンサ構成のうちの各センサ構成は、1つまたは複数のセンサパラメータの値の異なるセットを含み得る。
【0113】
[00121]1つまたは複数のセンサパラメータのセットは、1つまたは複数の動きセンサ、衛星測位システム受信機、および/またはワイヤレスローカルエリアネットワークトランシーバに関するセンサパラメータを含み得る。1つまたは複数の動きセンサは、加速度計および/またはジャイロスコープを含み得る。
【0114】
[00122]920において、UEは、
図5の520に関して説明したように、2つ以上のセンサ構成が複数のセンサ構成のリスト上に残っているか否かを決定する。2つ以上のセンサ構成がリスト上に残っている場合、フローは930に進む。残っていない場合、フローは終了する。
【0115】
[00123]930において、UEは、複数のセンサ構成のうちの所与のセンサ構成がUEの電力消費を最小化するか否かを決定する。決定は、ロケーションサービスの精度が所与のセンサ構成のしきい値を上回るか否かを決定することを含み得る。ロケーションサービスの精度がしきい値を上回る場合、UEは、所与のセンサ構成よりも多くの電力を消費する複数のセンサ構成のうちのすべてのセンサ構成を除去する。しかしながら、ロケーションサービスの精度がしきい値を上回らない場合、UEは、所与のセンサ構成と、所与のセンサ構成よりも良い測位精度を提供することができない、複数のセンサ構成のうちのすべてのセンサ構成とを除去する。
【0116】
[00124]複数のセンサ構成のうちの所与のセンサ構成が、UEの電力消費を最小化しない場合、フローは920に戻る。そうでない場合、940において、UEは、所与のセンサ構成に1つまたは複数のセンサパラメータのセットを設定する。
【0117】
[00125]
図9に示すフローはまた、UEがビークルからセンサデータを受信することができるか否かを決定することを随意に含み得る(図示せず)。その場合、940における設定することは、
図8の815〜840に関して上記で説明したように、UEがビークルからセンサデータを受信することができる場合、UE上に存在する動きセンサを無効化することと、慣性ナビゲーション測位技法を実施するためにビークルから受信されたセンサデータを使用することとを含み得る。所与のセンサ構成はこれらのアクションを定義し得る。詳細には、所与のセンサ構成に1つまたは複数のセンサパラメータを設定することは、UEに、UE上に存在する動きセンサを無効化することと、ビークルから受信されたセンサデータを使用することとを行わせ得る。ビークルから受信されたセンサデータは、加速度計データ、ジャイロスコープデータ、および/またはオドメータデータを含み得る。
【0118】
[00126]
図9に示すフローはまた、UEが歩行者モードにあるか否かを決定することを随意に含み得る(図示せず)。その場合、940における設定することは、
図8の855〜875に関して上記で説明したように、UEが歩行者モードにある場合、利用可能なローカルワイヤレスネットワークを走査する頻度を低減することを含み得る。所与のセンサ構成はこれらのアクションを定義し得る。詳細には、所与のセンサ構成に1つまたは複数のセンサパラメータを設定することは、UEに、利用可能なローカルワイヤレスネットワークを走査する頻度を低減することを行わせ得る。
【0119】
[00127]
図9に示すフローはまた、UEの加速度が加速度しきい値を下回るか否かを決定することを随意に含み得る(図示せず)。その場合、940における設定することは、
図8の885〜890に関して上記で説明したように、加速度が加速度しきい値を下回る場合、加速度計以外のUE上に存在する動きセンサを無効化することを含み得る。所与のセンサ構成はこれらのアクションを定義し得る。詳細には、所与のセンサ構成に1つまたは複数のセンサパラメータを設定することは、UEに、加速度計以外のUE上に存在する動きセンサを無効化することを行わせ得る。
【0120】
[00128]図示のように、本開示の様々な態様は、パフォーマンスを損なうことなしに電力を節約することを対象とする。そのために、様々な態様は、それらが値を提供しない限り、動きセンサデータまたはGNSS測定値を使用しない。たとえば、UEが、GNSS測定値のみまたはセンサ支援ナビゲーションのみを使用して十分な精度でそれの位置を決定している場合、それぞれ、慣性ナビゲーション技法またはGNSS測位を用いて増強する必要がない。同様に、GNSSおよび/またはセンサ支援測位が十分に悪い場合(たとえば、大きく減衰したGNSS信号)、それを改善しようと試みる電力を浪費する必要がない。それを単に無効化した方が良い。
【0121】
[00129]情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は諒解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
【0122】
[00130]さらに、本明細書で開示する態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、概してそれらの機能に関して上記で説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲から逸脱すると解釈されるべきではない。
【0123】
[00131]本明細書で開示する態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。また、プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)として実現され得る。
【0124】
[00132]本明細書で開示する態様に関して説明した方法、シーケンスおよび/またはアルゴリズムは、ハードウェアで直接実装されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実装されるか、またはそれらの2つの組合せで実装され得る。ソフトウェアモジュールは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替として、記憶媒体は、プロセッサと一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはIoTデバイス中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体はユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
【0125】
[00133]1つまたは複数の例示的な態様では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備え得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD(disc)、レーザディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、DVD(disc)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、および/またはレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0126】
[00134]上記の開示は本開示の例示的な態様を示しているが、添付の特許請求の範囲によって規定される本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書において様々な変更および修正が行われ得ることに留意されたい。本明細書で説明した本開示の態様による方法クレームの機能、ステップおよび/またはアクションは、特定の順序で実施されなくてもよい。さらに、本開示の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] ロケーションサービスを提供しながらユーザ機器(UE)の電力消費を管理するための方法であって、
複数のセンサ構成のうちの所与のセンサ構成が前記UEの電力消費を最小化するかどうかを決定することと、ここにおいて、センサ構成が、前記UEによって制御可能な1つまたは複数のセンサパラメータのセットに関する値のセットを備える、
前記決定することに基づいて、前記所与のセンサ構成に1つまたは複数のセンサパラメータの前記セットを設定することと
を備える、方法。
[C2] 前記決定することが、
前記ロケーションサービスの精度が前記所与のセンサ構成に関するしきい値を上回るか否かを決定することと、
前記ロケーションサービスの前記精度が前記しきい値を上回るとき、前記所与のセンサ構成よりも多くの電力を消費する、前記複数のセンサ構成のうちのすべてのセンサ構成を除去することと、
前記ロケーションサービスの前記精度が前記しきい値を上回らないとき、前記所与のセンサ構成と、前記所与のセンサ構成よりも良い測位精度を提供することができない、前記複数のセンサ構成のうちのすべてのセンサ構成とを除去することと
を備える、C1に記載の方法。
[C3] 前記複数のセンサ構成のリストを生成すること、ここにおいて、前記複数のセンサ構成が、テストされていないセンサ構成を備える、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C4] 2つ以上のセンサ構成が前記複数のセンサ構成の前記リスト上に残っているか否かを決定することと、
2つ以上のセンサ構成が前記複数のセンサ構成の前記リスト上に残っているとき、前記複数のセンサ構成のうちの前記所与のセンサ構成が前記UEの電力消費を最小化するかどうかを前記決定することを実施することと
をさらに備える、C3に記載の方法。
[C5] 前記複数のセンサ構成の各々が1つまたは複数のセンサパラメータの前記セットを備える、C1に記載の方法。
[C6] 1つまたは複数のセンサパラメータの前記セットが、前記UEの電力消費に影響を及ぼすセンサパラメータを備える、C1に記載の方法。
[C7] 前記複数のセンサ構成のうちの各センサ構成が、前記1つまたは複数のセンサパラメータの値の異なるセットを備える、C1に記載の方法。
[C8] 1つまたは複数のセンサパラメータの前記セットが、1つまたは複数の動きセンサ、衛星測位システム受信機、および/またはワイヤレスローカルエリアネットワークトランシーバに関するセンサパラメータを備える、C1に記載の方法。
[C9] 前記UEがビークルからセンサデータを受信することができるか否かを決定すること、ここにおいて、前記設定することは、前記UEが前記ビークルからセンサデータを受信することができるとき、前記UE上に存在する動きセンサを無効化することと、慣性ナビゲーション測位技法を実施するために前記ビークルから受信されたセンサデータを使用することと、を備える、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C10] 前記ビークルから受信された前記センサデータが、加速度計データ、ジャイロスコープデータ、および/またはオドメータデータを備える、C9に記載の方法。
[C11] 前記所与のセンサ構成に前記1つまたは複数のセンサパラメータを前記設定することが、前記UEに、前記UE上に存在する前記動きセンサを無効化することと、前記ビークルから受信された前記センサデータを使用することと、を行わせる、C9に記載の方法。
[C12] 前記UEが歩行者モードにあるか否かを決定すること、ここにおいて、前記設定することは、前記UEが前記歩行者モードにあるとき、利用可能なローカルワイヤレスネットワークを走査する頻度を低減することを備える、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C13] 前記所与のセンサ構成に前記1つまたは複数のセンサパラメータを前記設定することが、前記UEに、利用可能なローカルワイヤレスネットワークを走査する前記頻度を低減することを行わせる、C12に記載の方法。
[C14] 前記UEの加速度が加速度しきい値を下回るか否かを決定すること、ここにおいて、前記設定することは、前記加速度が前記加速度しきい値を下回るとき、加速度計以外の前記UE上に存在する動きセンサを無効化することを備える、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C15] 前記所与のセンサ構成に前記1つまたは複数のセンサパラメータを前記設定することが、前記UEに、前記加速度計以外の前記UE上に存在する前記動きセンサを無効化することを行わせる、C14に記載の方法。
[C16] ロケーションサービスを提供しながらユーザ機器(UE)の電力消費を管理するための装置であって、
複数のセンサ構成のうちの所与のセンサ構成が前記UEの電力消費を最小化するかどうかを決定するように構成された論理と、ここにおいて、センサ構成が、前記UEによって制御可能な1つまたは複数のセンサパラメータのセットに関する値のセットを備える、
前記決定することに基づいて、前記所与のセンサ構成に1つまたは複数のセンサパラメータの前記セットを設定するように構成された論理と
を備える、装置。
[C17] 決定するように構成された前記論理が、
前記ロケーションサービスの精度が前記所与のセンサ構成に関するしきい値を上回るか否かを決定するように構成された論理と、
前記ロケーションサービスの前記精度が前記しきい値を上回るとき、前記所与のセンサ構成よりも多くの電力を消費する、前記複数のセンサ構成のうちのすべてのセンサ構成を除去するように構成された論理と、
前記ロケーションサービスの前記精度が前記しきい値を上回らないとき、前記所与のセンサ構成と、前記所与のセンサ構成よりも良い測位精度を提供することができない、前記複数のセンサ構成のすべてのセンサ構成とを除去するように構成された論理と
を備える、C16に記載の装置。
[C18] 前記複数のセンサ構成のリストを生成するように構成された論理、ここにおいて、前記複数のセンサ構成が、テストされていないセンサ構成を備える、
をさらに備える、C16に記載の装置。
[C19] 2つ以上のセンサ構成が前記複数のセンサ構成の前記リスト上に残っているか否かを決定するように構成された論理と、
2つ以上のセンサ構成が前記複数のセンサ構成の前記リスト上に残っているとき、前記複数のセンサ構成のうちの前記所与のセンサ構成が前記UEの電力消費を最小化するかどうかを決定するように構成された論理と
をさらに備える、C18に記載の装置。
[C20] 前記複数のセンサ構成の各々が1つまたは複数のセンサパラメータの前記セットを備える、C16に記載の装置。
[C21] 1つまたは複数のセンサパラメータの前記セットが、1つまたは複数の動きセンサ、衛星測位システム受信機、および/またはワイヤレスローカルエリアネットワークトランシーバに関するセンサパラメータを備える、C16に記載の装置。
[C22] 前記UEがビークルからセンサデータを受信することができるか否かを決定するように構成された論理、
ここにおいて、設定するように構成された前記論理は、前記UEが前記ビークルからセンサデータを受信することができるとき、前記UE上に存在する動きセンサを無効化するように構成され、慣性ナビゲーション測位技法を実施するために前記ビークルから受信されたセンサデータを使用する論理を備える、
をさらに備える、C16に記載の装置。
[C23] 前記ビークルから受信された前記センサデータが、加速度計データ、ジャイロスコープデータ、および/またはオドメータデータを備える、C22に記載の装置。
[C24] 前記所与のセンサ構成に前記1つまたは複数のセンサパラメータを設定するように構成された前記論理が、前記UEに、前記UE上に存在する前記動きセンサを無効化することと、前記ビークルから受信された前記センサデータを使用することとを行わせる、C22に記載の装置。
[C25] 前記UEが歩行者モードにあるか否かを決定するように構成された論理、
ここにおいて、設定するように構成された前記論理は、前記UEが前記歩行者モードにあるとき、利用可能なローカルワイヤレスネットワークを走査する頻度を低減するように構成された論理を備える、
をさらに備える、C16に記載の装置。
[C26] 前記所与のセンサ構成に前記1つまたは複数のセンサパラメータを設定するように構成された前記論理が、前記UEに、利用可能なローカルワイヤレスネットワークを走査する前記頻度を低減することを行わせる、C25に記載の装置。
[C27] 前記UEの加速度が加速度しきい値を下回るか否かを決定するように構成された論理、
ここにおいて、設定するように構成された前記論理は、前記加速度が前記加速度しきい値を下回るとき、加速度計以外の前記UE上に存在する動きセンサを無効化するように構成された論理を備える、
をさらに備える、C16に記載の装置。
[C28] 前記所与のセンサ構成に前記1つまたは複数のセンサパラメータを設定するように構成された前記論理が、前記UEに、前記加速度計以外の前記UE上に存在する前記動きセンサを無効化することを行わせる、C27に記載の装置。
[C29] ロケーションサービスを提供しながらユーザ機器(UE)の電力消費を管理するための装置であって、
複数のセンサ構成のうちの所与のセンサ構成が前記UEの電力消費を最小化するかどうかを決定するための手段と、ここにおいて、センサ構成が、前記UEによって制御可能な1つまたは複数のセンサパラメータのセットに関する値のセットを備える、
前記決定することに基づいて、前記所与のセンサ構成に1つまたは複数のセンサパラメータの前記セットを設定するための手段と
を備える、装置。
[C30] ロケーションサービスを提供しながらユーザ機器(UE)の電力消費を管理するための非一時的コンピュータ可読媒体であって、
複数のセンサ構成のうちの所与のセンサ構成が前記UEの電力消費を最小化するかどうかを決定するための少なくとも1つの命令と、ここにおいて、センサ構成が、前記UEによって制御可能な1つまたは複数のセンサパラメータのセットに関する値のセットを備える、
前記決定することに基づいて、前記所与のセンサ構成に1つまたは複数のセンサパラメータの前記セットを設定するための少なくとも1つの命令と
を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。